JPH093037A - フェニルスルホン誘導体及びその製造方法 - Google Patents
フェニルスルホン誘導体及びその製造方法Info
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- JPH093037A JPH093037A JP15597695A JP15597695A JPH093037A JP H093037 A JPH093037 A JP H093037A JP 15597695 A JP15597695 A JP 15597695A JP 15597695 A JP15597695 A JP 15597695A JP H093037 A JPH093037 A JP H093037A
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Abstract
基;Aはエチレン鎖又はエテニレン鎖;W1 及びZ1 は
H、低級アルコキシ基、アラルキルオキシ基又はOHを
示す〕で表わされるフェニルスルホン誘導体、その薬学
的に許容される塩、その製法及び該誘導体を有効成分と
する抗腫瘍剤。
Description
ン誘導体又はその薬学的に許容される塩に関する。本発
明化合物は優れた発癌抑制作用を有し、抗腫瘍剤として
有用である。
は、例えばSynthesis(1975)453−4
55に記載のフェニル(メトキシ置換フェニル)ビニル
スルホンが知られている。しかし、これらの文献中に
は、その化合物が抗腫瘍作用を有することについては何
等記載がない。
ン及びプロモーションの二段階からなり、このプロモー
ションの段階に作用する発癌物質が発癌プロモーターと
いわれている。当該発癌プロモーション過程の機構は現
在なお不明な点が多く、種々の発癌プロモーション作用
機構に基づく抗腫瘍剤の開発が行われているが、未だ十
分満足すべき抗腫瘍剤は見出されていないのが現状であ
る。
は、発癌抑制、特に発癌プロモーション過程を抑制し、
抗腫瘍剤として有用な化合物を提供することにある。
れらの課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、下記一
般式(1)で表わされる新規なフェニルスルホン誘導体
が優れた発癌抑制作用を有し、医薬、特に抗腫瘍剤とし
て有用であることを見出し本発明を完成した。
又はアラルキルオキシ基を示し、Aはエチレン鎖又はエ
テニレン鎖を示し、W1 及びZ1 は同一又は相異なって
水素原子、水酸基、低級アルコキシ基又はアラルキルオ
キシ基を示す。〕で表わされるフェニルスルホン誘導体
又はその薬学的に許容される塩及びその製造方法を提供
するものである。
れるフェニルスルホン誘導体又はその薬学的に許容され
る塩を有効成分とする抗腫瘍剤を提供するものである。
Z1 で定義される各基及びその他の本明細書に記載の各
基はより具体的にはそれぞれ次の通りである。
シ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−
ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシ、tert
−ブトキシ、n−ペンチルオキシ、イソペンチルオキ
シ、n−ヘキシルオキシ基等の炭素数1〜6の直鎖又は
分枝鎖状のアルコキシ基が例示できる。アラルキルオキ
シ基としては、例えばベンジルオキシ、フェネチルオキ
シ、フェニルプロピルオキシ基等の炭素数1〜6のアル
コキシ基にフェニル基が置換したものが例示できる。
ルスルホン誘導体の塩としては、薬学的に許容される塩
基性化合物を作用させた塩基塩が挙げられる。上記塩基
塩としては、一般式(1)の化合物のうち酸性基、特に
フェノール性水酸基との塩基、例えばナトリウム、カリ
ウム、マグネシウム、カルシウム等のアルカリ金属又は
アルカリ土類金属との塩;アンモニア、メチルアミン、
ジメチルアミン、ピペリジン、シクロヘキシルアミン、
トリエチルアミン等のアミン類との有機塩が例示でき
る。
いて、R1 が水酸基であり、Aがエテニレン鎖であり、
W1 及びZ1 が水酸基であるのが好ましい。更に好まし
い化合物は、R1 が水酸基であり、Aがエテニレン鎖で
あり、Z1 が水酸基でベンゼン環の4位に置換し、W1
が水酸基でベンゼン環の3位に置換する化合物である。
に基づく異性体、不斉炭素原子に基づく異性体等が存在
するが、本発明にはこれらの各異性体及びその混合物が
含まれる。また、この化合物(1)は、水和物などの溶
媒和物として存在することもあり、本発明にはこれらの
溶媒和物も含まれる。
ェニルスルホン誘導体は、例えば下記反応工程式に従っ
て製造することができる。
ルキルオキシ基を示し、R3 は水酸基又は低級アルコキ
シ基を示し、W2 及びZ2 は同一又は相異なって水素原
子、低級アルコキシ基又はアラルキルオキシ基を示し、
W3 及びZ3 は同一又は相異なって水素原子、水酸基又
は低級アルコキシ基を示す。〕
物に一般式(3)で表わされるベンズアルデヒド誘導体
を反応させることにより化合物(1−a)が得られる。
また化合物(1−a)は、水素化反応に付すことにより
化合物(1−b)に導くことができる。一方、化合物
(1−a)又は化合物(1−b)がアラルキルオキシ基
を有する場合(R2 、W2 及びZ2 のうち少なくとも1
個がアラルキルオキシ基である場合)には、脱アラルキ
ルオキシ化することにより、化合物(1−c)又は化合
物(1−d)〔当該アラルキルオキシ基が水酸基に変換
された化合物〕を得ることができる。また、化合物(1
−c)も、水素化反応に付すことにより化合物(1−
d)に導くことができる。
(2)は、例えば、J.Chem.Soc.,630〜
633(1945)及びJ.Org.Chem.,3
1,3671〜3682(1966)に記載の方法及び
後記参考例1〜3に準じて合成される。
(1−a)を得る反応は、例えば、J.Chem.So
c.Perkin I.,1646〜1651(197
8)に記載の方法に準じて、適当な溶媒中、塩基性条件
又は酸性条件で行われる。
ば特に制限はなく、例えばメタノール、エタノール、1
−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、
2−ブタノール等のアルコール類;ジクロロメタン、ク
ロロホルム等のハロゲン化炭化水素類;ジエチルエーテ
ル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン等のエーテル類;ベンゼン、トルエン、キシレ
ン等の芳香族炭化水素類;アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン等のアルキルケトン類;
N,N−ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、ジメ
チルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒等が例示で
きる。
アミン、ジイソプロピルアミン、ピペラジン、ピペリジ
ン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、DBU等
の第三級アミン類等の有機塩基性化合物;及び炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩、炭酸水
素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸
水素塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカ
リ金属水酸化物、水素化ナトリウム、水素化カリウム等
の水素化アルカリ金属等の無機塩基性化合物が例示でき
る。また、酸性化合物としては、例えばシュウ酸、ギ
酸、酢酸、p−トルエンスルホン酸等の有機酸及び塩
酸、硫酸、リン酸、臭化水素酸等の無機酸が例示でき
る。
ラブチルアンモニウムブロマイド、テトラブチルアンモ
ニウムクロライド、トリメチルベンジルアンモニウムク
ロライド、セチルジメチルベンジルアンモニウムクロラ
イド等の第四級アンモニウム塩等を触媒として加えるこ
ともできる。
してベンズアルデヒド誘導体(3)を好ましくは1〜5
モル当量、より好ましくは1.1〜2モル当量用いら
れ、触媒は反応試薬の組合わせにより適宜選択すること
ができ、好ましくは0.01〜0.7モル当量、より好
ましくは0.1〜0.5モル当量用いられる。また、触
媒は必要としないこともある。反応温度は通常0℃〜溶
媒の沸点程度であり、好ましくは5〜80℃である。反
応時間は通常1〜120時間であり、好ましくは12〜
36時間である。
は化合物(1−b)から化合物(1−d)を得る反応
は、通常の脱ベンジル化反応に従って行われる。脱ベン
ジル化の一例としては、適当な溶媒中N,N−ジメチル
アニリン及び塩化アルミニウムを反応させる方法が挙げ
られる。
ば特に制限はなく、例えばジクロロメタン、クロロホル
ム等のハロゲン化炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイ
ソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン
等のエーテル類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル
等の酢酸エステル類;ベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族炭化水素類;N,N−ジメチルホルムアミド、
アセトニトリル、ジメチルスルホキシド等の非プロトン
性極性溶媒等が例示できる。
物(1−b)1モルに対してN,N−ジメチルアニリン
を0.1〜2モル当量、好ましくは0.2〜1モル当
量、塩化アルミニウムを1〜12モル当量、好ましくは
3〜10モル当量使用するのが良い。
り、好ましくは−10〜30℃である。反応時間は通常
0.5〜12時間であり、好ましくは1〜5時間であ
る。
c)は、それ自身抗腫瘍活性を有しているが、中間原料
として単離し、又は単離せずに化合物(1−b)又は化
合物(1−d)を得る反応に用いることができる。
水素化反応は、例えば不活性溶媒中触媒の存在下に水素
を反応させることにより行われる。
ば特に制限はなく、例えばメタノール、テトラヒドロフ
ラン、酢酸エチル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジ
オキサン、酢酸等を単独で又は混合して使用できる。触
媒としては、例えばパラジウム炭素、白金等が使用でき
る。反応の割合は、化合物(1−a)又は化合物(1−
c)1gに対して触媒0.01〜2g、好ましくは0.
1〜0.5g使用するのが良い。反応温度は通常0〜1
00℃程度であり、好ましくは10〜50℃である。反
応時間は通常0.5〜12時間であり、好ましくは1〜
4時間である。
(1−a)、(1−b)、(1−c)及び(1−d)
は、通常の分離精製手段、例えばカラムクロマトグラフ
ィー、再結晶、減圧蒸留等により単離精製可能である。
また、これらの化合物を薬学的に許容される塩に変換す
る手段は、常法により行われる。
ように発癌プロモーター抑制作用、すなわち優れた発癌
抑制作用を有し、抗腫瘍剤として有用である。
ては、予防又は治療の目的に応じて各種の投与形態を採
用可能であり、該形態としては、例えば丸剤、錠剤、散
剤、カプセル剤、顆粒剤等の経口剤;注射剤、坐剤、軟
膏剤、貼付剤、エアゾール剤、点眼剤、点鼻剤等の非経
口剤のいずれでも良く、これらの投与形態は、各々当業
者に公知慣用の製造方法により製造できる。
明化合物に賦形剤、必要に応じて結合剤、崩壊剤、滑沢
剤、着色剤、矯味・矯臭剤等を加えた後、常法により錠
剤、被覆錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤等を製造する
ことができる。そのような添加剤としては、当該分野で
一般的に使用されるもので良く、例えば、賦形剤として
は乳糖、白糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖、デンプン、
炭酸カルシウム、カオリン、微結晶セルロース、珪酸等
を;結合剤としては、水、エタノール、プロパノール、
単シロップ、ブドウ糖液、デンプン液、ゼラチン溶液、
カルボキシルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルスターチ、メチルセルロ
ース、エチルセルロース、シェラック、リン酸カルシウ
ム、ポリビニルピロリドン等を;崩壊剤としては、乾燥
デンプン、アルギン酸ナトリウム、カンテン末、炭酸水
素ナトリウム、炭酸カルシウム、ラウリル硫酸ナトリウ
ム、ステアリン酸モノグリセリド、乳糖等を;滑沢剤と
しては、精製タルク、ステアリン酸塩、ホウ砂、ポリエ
チレングリコール等を;着色剤としては、酸化チタン、
酸化鉄等を;矯味・矯臭剤としては、白糖、橙皮、クエ
ン酸、酒石酸等を例示できる。
明化合物に矯味・矯臭剤、緩衝剤、安定化剤等を加えて
常法により、内服液剤、シロップ剤、エリキシル剤等を
製造することができる。この場合矯味・矯臭剤としては
上記に挙げられたもので良く、緩衝剤としてはクエン酸
ナトリウム等が;安定化剤としてはトラガント、アラビ
アゴム、ゼラチン等が挙げられる。
にpH調節剤、緩衝剤、安定化剤、等張化剤、局所麻酔剤
等を添加し、常法により皮下、筋肉内、静脈用注射剤を
製造することができる。この場合のpH調節剤及び緩衝剤
としてはクエン酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、リン酸
ナトリウム等が;安定化剤としてはピロ亜硫酸ナトリウ
ム、EDTA、チオグリコール酸、チオ乳酸等が;等張
化剤としては塩化ナトリウム、ブドウ糖等が;局所麻酔
剤としては塩酸プロカイン、塩酸リドカイン等が挙げら
れる。
当業界においての公知の製剤用担体、例えばポリエチレ
ングリコール、ラノリン、カカオ脂、脂肪酸トリグリセ
ライド等を、更に必要に応じてツイーン(登録商標)の
ような界面活性剤等を加えた後、常法により製造するこ
とができる。
に通常使用される基剤、安定化剤、湿潤剤、保存剤等が
必要に応じて配合され、常法により混合、製剤化され
る。基剤としては、流動パラフィン、白色ワセリン、サ
ラシミツロウ、オクチルドデシルアルコール、パラフィ
ン等が挙げられる。保存剤としては、パラオキシ安息香
酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息
香酸プロピル等が挙げられる。
に前記軟膏、クリーム、ゲル、ペースト等を常法により
塗布すれば良い。支持体としては、綿、スフ、化学繊維
からなる織布、不織布や軟質塩化ビニル、ポリエチレ
ン、ポリウレタン等のフィルムあるいは発泡体シートが
適当である。
本発明化合物の量は、これを適用するべき患者の症状に
より或いはその剤型等により一定でないが、一般に投与
単位形態当り経口剤では1〜1000mg、注射剤では
0.1〜500mg、坐剤では5〜1000mgとするのが
好ましい。また、上記投与形態を有する薬剤の1日当た
りの投与量は、患者の症状、体重、性別等によって一概
に決定できないが、通常成人1日当たり0.1〜500
0mg、好ましくは1〜1000mgとすれば良く、これを
1回又は2〜4回に分けて投与するのが好ましい。
を更に詳細に説明するが、本発明はこれにより限定され
るものではない。
亜鉛末20g(0.3モル)を水50mlに懸濁し、0℃
に冷却した後、メタンスルホニルクロリド15.4mlを
滴下し、同温で30分間攪拌した。更に、濃塩酸50ml
を加えた後0℃で5分間攪拌した後、反応液を濾過し濾
液を得た。得られた濾液に1,4−ベンゾキノン15g
(0.14モル)を加え、室温で2時間攪拌した。反応
終了後、反応液を濾過し、得られた残渣を熱クロロホル
ムで洗浄した後、メタノール−クロロホルム混液で再結
晶し、2,5−ジヒドロキシフェニルメチルスルホンを
20g(収率76%)得た。
89〜7.12(m,3H),3.20(s,3H) IR(KBr):3300、1520、1445、12
70、1140cm-1
成:参考例1で得られた2,5−ジヒドロキシフェニル
メチルスルホン1.88gと炭酸カリウム4.15g及
びベンジルブロマイド2.8mlをアセトン50ml中4時
間加熱還流した。冷後水を加えて結晶化させた後、残渣
を濾取し、水洗後、得られた残渣をメタノールで再結晶
し、2,5−ジベンジルオキシフェニルメチルスルホン
を2.95g(収率80%)得た。
H),5.12(s,2H),3.24(s,3H)
考例1で得られた2,5−ジヒドロキシフェニルメチル
スルホン1.88gとヨウ化メチル1.5mlを炭酸カリ
ウム4.15g存在下、アセトン50ml中で4時間加熱
還流した。冷後不溶物を濾過し、濾液を濃縮した後、得
られた残渣をジエチルエーテルと水で振り分け、有機層
を分取し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を留去し
た後、得られた残渣を水−エタノール混液で再結晶し、
2,5−ジメトキシフェニルメチルスルホンを1.08
g(収率50%)得た。
7.12(m,2H),3.96(s,3H),3.8
2(s,3H),3.22(s,3H)
ンジルオキシフェニル)ビニルスルホン(化合物1)の
合成:参考例2で得られた2,5−ジベンジルオキシフ
ェニルメチルスルホン0.37g、2,3−ジベンジル
オキシベンズアルデヒド0.36g及びテトラブチルア
ンモニウムブロマイド0.06gを40%水酸化ナトリ
ウム水溶液20mlとジクロロメタン15mlの混液に溶解
し、室温で2日間攪拌した。反応終了後、ジクロロメタ
ンを加え、有機層を分取した後水洗し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後溶媒を留去し、得られた残渣をトルエン
−メタノール混液で再結晶し、標記化合物(化合物1)
を0.43g(収率64%)得た。
(d,1H,J=3.1Hz),6.75〜7.50
(m,26H),5.12(s,2H),5.10
(s,2H),5.07(s,2H),4.98(s,
2H)
〜12を合成した。2′,5′−ジベンジロキシフェニ
ル(3,4−ジベンジロキシフェニル)ビニルスルホン
(化合物2)
5(m,26H),5.11(s,2H),5.06
(s,2H),5.01(s,2H),4.96(s,
2H)
(2,4−ジベンジロキシフェニル)ビニルスルホン
(化合物3) 収率;23% 融点;133〜135℃1 H−NMR(CDCl3):δ 7.67(d,1H,J=15.6Hz),7.62
(d,1H,J=3.1Hz),6.40〜7.40
(m,26H),4.99(s,4H),4.95
(s,2H),4.91(s,2H)
−ベンジロキシ−3−メトキシフェニル)ビニルスルホ
ン(化合物4) 収率;40% 融点;91〜93℃1 H−NMR(CDCl3):δ 7.83(d,1H,J=15.7Hz),7.67
(d,1H,J=3.1Hz),6.74〜7.50
(m,20H),7.20(d,1H,J=15.7H
z),5.10(s,2H),5.07(s,2H),
4.95(s,2H),3.88(s,3H)
−ベンジロキシ−3−メトキシフェニル)ビニルスルホ
ン(化合物5) 収率;32% 融点;142〜143℃1 H−NMR(CDCl3):δ 7.63(d,1H,J=3Hz),6.60〜7.4
7(m,21H),6.82(d,1H,J=15.4
Hz),5.11(s,2H),5.07(s,2
H),5.01(s,2H),3.70(s,3H)
(2,3−ジメトキシフェニル)ビニルスルホン(化合
物6) 収率;77% 融点;151〜153℃1 H−NMR(CDCl3):δ 7.76(d,1H,J=15.7Hz),7.64
(d,1H,J=3.1Hz),6.68〜7.45
(m,15H),7.21(d,1H,J=15.7H
z),5.11(s,2H),5.01(s,2H),
3.79(s,3H),3.66(s,3H)
(2,4−ジメトキシフェニル)ビニルスルホン(化合
物7) 収率;22% 融点;165〜167℃1 H−NMR(CDCl3):δ 7.65(d,1H,J=3.1Hz),7.58
(d,1H,J=15.4Hz),6.28〜7.48
(m,15H),7.18(d,1H,J=15.4H
z),5.09(s,2H),5.00(s,2H),
3.76(s,3H),3.60(s,3H)
(3,4−ジメトキシフェニル)ビニルスルホン(化合
物8) 収率;51% 融点;179〜180℃1 H−NMR(CDCl3):δ 7.64(d,1H,J=3.0Hz),6.65〜
7.50(m,16H),6.84(d,1H,J=1
5.4Hz),5.08(s,2H),5.02(s,
2H),3.83(s,3H),3.69(s,3H)
−ベンジロキシフェニル)ビニルスルホン(化合物9) 収率;30% 融点;178〜179℃1 H−NMR(CDCl3):δ 7.63(d,1H,J=3.0Hz),6.77〜
7.44(m,8H),5.07(s,2H),5.0
2(s,4H)
−ジメトキシフェニル)ビニルスルホン(化合物10) 収率;49% 融点;138〜139℃1 H−NMR(CDCl3):δ 7.94(d,1H,J=15.6Hz),7.56
(d,1H,J=3Hz),7.25(d,1H,J=
15.6Hz),6.90〜7.14(m,5H),
3.91(s,3H),3.88(s,3H),3.8
7(s,3H),3.83(s,3H)
−ジメトキシフェニル)ビニルスルホン(化合物11) 収率;15% 融点;169〜170℃1 H−NMR(CDCl3):δ 7.56(d,1H,J=15.4Hz),7.49
(d,1H,J=3.0Hz),6.76〜7.3
(m,6H),3.86(s,6H),3.84(s,
3H),3.77(s,3H)
−ジベンジロキシフェニル)ビニルスルホン(化合物1
2) 収率;18% 融点;189〜191℃1 H−NMR(CDCl3):δ 7.47(d,1H,J=15.4Hz),7.47
(d,1H,J=3.1Hz),6.80〜7.42
(m,16H),5.14(s,2H),5.11
(s,2H),3.81(s,3H),3.76(s,
3H)
−ジベンジロキシフェニル)ビニルスルホン(化合物1
3) 収率;22% 融点;103〜105℃1 H−NMR(CDCl3):δ 7.85(d,1H,J=15.6Hz),7.47
(d,1H,J=3.0Hz),6.80〜7.43
(m,16H),7.19(d,1H,J=15.6H
z),5.08(s,2H),4.97(s,2H),
3.76(s,3H),3.71(s,3H)
キシフェニル)ビニルスルホン(化合物14)の合成:
実施例1で得られた2′,5′−ジベンジルオキシフェ
ニル(2,3−ジベンジルオキシフェニル)ビニルスル
ホン(化合物1)1.05g及びN,N−ジメチルアニ
リン1.1mlを無水ジクロロメタン40mlに溶解し、氷
冷下塩化アルミニウム1.6gを加え、アルゴン気流下
0℃で3時間攪拌した。反応終了後、反応液を冷5%塩
酸水溶液に注ぎ、酢酸エチルで抽出した後水洗し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を留去し、得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、標記
化合物(化合物14)を0.24g(収率51%)得
た。
(d,1H,J=15.5Hz),7.16(d,1
H,J=2.9Hz),7.00(dd,1H,J=
7.7Hz),6.89(dd,1H,J1=8.8H
z,J2=2.9Hz),6.84(d,1H,J=
6.6Hz),6.80(d,1H,J=8.8H
z),6.64(t,1H,J=7.8Hz),3.4
(bs,1H)
キシフェニル)ビニルスルホン(化合物15)の合成:
実施例3と同様な方法で、2′,5′−ジベンジルオキ
シフェニル(2,3−ジベンジルオキシフェニル)ビニ
ルスルホンの代わりに、実施例2で得られた2′,5′
−ジベンジルオキシフェニル(3,4−ジベンジルオキ
シフェニル)ビニルスルホン(化合物2)を使用して反
応を行い、標記化合物(化合物15)を0.19g(収
率41%)得た。
5.5Hz),7.15(d,1H,J=3Hz),
7.05(d,1H,J=15.5Hz),6.7〜
7.05(m,5H),3.4(bs,1H)
キシフェニル)エチルスルホン(化合物16)の合成:
実施例1で得られた2′,5′−ジベンジルオキシフェ
ニル(2,3−ジベンジルオキシフェニル)ビニルスル
ホン(化合物1)0.67gを酢酸エチル40mlに溶解
し、5%パラジウム炭素100mgを加え、水素気流下室
温で2時間攪拌した。反応終了後、不溶物を濾去し、溶
媒を留去した後、得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製し、標記化合物(化合物16)を
0.15g(収率48%)得た。
3.51(m,2H),2.79(m,2H)
17〜21を合成した。2′,5′−ジヒドロキシフェ
ニル(3,4−ジヒドロキシフェニル)エチルスルホン
(化合物17) 収率;94% 融点;197〜198℃1 H−NMR(DMSO−d6):δ 10.21(bs,1H),9.35(bs,1H),
8.75(bs,2H),6.3〜7.2(m,6
H),3.60(m,2H),3.53(m,2H),
4−ジヒドロキシフェニル)エチルスルホン(化合物1
8) 収率;83% 融点;213〜217℃1 H−NMR(DMSO−d6):δ 10.12(bs,1H),9.33(bs,2H),
9.05(bs,1H),6.0〜7.1(m,6
H),3.52(m,2H),2.73(m,2H)
ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)エチルスルホン
(化合物19) 収率;63% 融点;138〜139℃1 H−NMR(DMSO−d6):δ 10.14(bs,1H),9.32(bs,1H),
8.62(bs,1H),6.6〜7.2(m,6
H),3.76(s,3H),3.59(m,2H),
2.76(m,2H)
3−ジメトキシフェニル)エチルスルホン(化合物2
0) 収率;77% 融点;102〜105℃1 H−NMR(DMSO−d6):δ 10.20(bs,1H),9.31(bs,1H),
6.7〜7.2(m,6H),3.77(s,3H),
3.62(s,3H),3.49(m,2H),2.7
5(m,2H)
4−ジメトキシフェニル)エチルスルホン(化合物2
1) 収率;90% 融点;159〜160℃1 H−NMR(CDCl3):δ 8.35(bs,1H),6.54〜7.1(m,6
H),3.76(s,6H),3.35(m,2H),
2.76(m,2H)
を測定した。発癌プロモーション過程の機構は現在なお
不明な点が多いが、この過程において、細胞のリン脂質
代謝の亢進が認められており、この亢進が作用機序の要
因の一つと考えられている。そして発癌プロモーターの
代表的なものとして知られている12−O−テトラデカ
ノイルホルボール−13−アセテート(TPA)による
リン脂質代謝亢進を抑制する化合物の多くがインビボに
おける発癌プロモーションを抑制し、腫瘍の発生率を低
下させることが明確になっている。従って、抗プロモー
ター作用の指標としてTPAによる細胞のリン脂質代謝
亢進を抑制する効力を測定する方法を用いることができ
る。
HeLa細胞で、10%仔牛血清を含むイーグルMEM
液2ml中で培養し、直径35mmの培養容器の全面に単層
に生えたものを実験に供した。被検定化合物をジメチル
スルホキシドに溶解し、培養液中に加えた。対照にはジ
メチルスルホキシドのみを同量添加した。1時間後に発
癌プロモーターTPA(50nM)及び放射性無機リン酸
32Pi(4μCi/ディッシュ)を加え、更に4時間培
養を続けた。その後細胞のリン脂質を抽出し、その中へ
取り込まれた32Piの放射活性を測定した。抑制率は次
式により算出した。結果を表1に示す。
による培養細胞リン脂質への放射性リン取り込み亢進を
抑制することから発癌プロモーター抑制作用を有するこ
とがわかる。なお、これらの実験においては、各化合物
投与群とも死亡例は認められず、また、外観上にも変化
は認められなかった。
は発癌抑制活性を有し、抗腫瘍剤として極めて有用であ
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 〔式中、R1 は水酸基、低級アルコキシ基又はアラルキ
ルオキシ基を示し、Aはエチレン鎖又はエテニレン鎖を
示し、W1 及びZ1 は同一又は相異なって水素原子、水
酸基、低級アルコキシ基又はアラルキルオキシ基を示
す。〕で表わされるフェニルスルホン誘導体又はその薬
学的に許容される塩。 - 【請求項2】 R1 、W1 及びZ1 のアラルキルオキシ
基がベンジルオキシ基である請求項1記載の化合物。 - 【請求項3】 Aがエテニレン鎖である請求項1記載の
化合物。 - 【請求項4】 R1 、W1 及びZ1 が水酸基である請求
項3記載の化合物。 - 【請求項5】 Aがエチレン鎖である請求項1記載の化
合物。 - 【請求項6】 一般式(2) 【化2】 〔式中、R2 は低級アルコキシ基又はアラルキルオキシ
基を示す。〕で表わされる化合物に一般式(3) 【化3】 〔式中、W2 及びZ2 は同一又は相異なって水素原子、
低級アルコキシ基又はアラルキルオキシ基を示す。〕で
表わされるベンズアルデヒド誘導体を反応させることを
特徴とする、一般式(1−a) 【化4】 〔式中、R2 、W2 及びZ2 は前記に同じ。〕で表わさ
れるフェニルスルホン誘導体の製造方法。 - 【請求項7】 請求項1に記載のフェニルスルホン誘導
体又はその薬学的に許容される塩を有効成分とする抗腫
瘍剤。
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|---|---|---|---|
| JP15597695A JP3660395B2 (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | フェニルスルホン誘導体及びその製造方法 |
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|---|---|
| JPH093037A true JPH093037A (ja) | 1997-01-07 |
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Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000077169A3 (en) * | 1999-06-16 | 2001-07-05 | Univ Temple | (z)-styryl acetoxyphenyl sulfides as cyclooxygenase inhibitors |
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-
1995
- 1995-06-22 JP JP15597695A patent/JP3660395B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| EP2359819A1 (en) * | 2000-04-14 | 2011-08-24 | Temple University - Of The Commonwealth System of Higher Education | Substituted styryl benzylsulfones for treating proliferative disorders |
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