JPH0930402A - 真空倍力装置 - Google Patents
真空倍力装置Info
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- JPH0930402A JPH0930402A JP7206631A JP20663195A JPH0930402A JP H0930402 A JPH0930402 A JP H0930402A JP 7206631 A JP7206631 A JP 7206631A JP 20663195 A JP20663195 A JP 20663195A JP H0930402 A JPH0930402 A JP H0930402A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】操作者の意思を遅延無く検出して、この検出に
基づいて大気弁要素を移動するソレノイドへの通電タイ
ミング等を適正化すると共に、装置全体がコンパクトに
まとめられる真空倍力装置を提供する。 【解決手段】入力ロッドをピストンとして密閉されたシ
リンダ室を備えるシリンダと、シリンダ内外を連通し該
ピストンの該シリンダに対するストローク速度に応じて
シリンダ室内の流体を室外に排出可能に形成されたオリ
フィスを備えた作動ピストンにより、入力ロッドの移動
速度を検出する真空倍力装置である。
基づいて大気弁要素を移動するソレノイドへの通電タイ
ミング等を適正化すると共に、装置全体がコンパクトに
まとめられる真空倍力装置を提供する。 【解決手段】入力ロッドをピストンとして密閉されたシ
リンダ室を備えるシリンダと、シリンダ内外を連通し該
ピストンの該シリンダに対するストローク速度に応じて
シリンダ室内の流体を室外に排出可能に形成されたオリ
フィスを備えた作動ピストンにより、入力ロッドの移動
速度を検出する真空倍力装置である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は真空倍力装置に関
し、特に車両のブレーキブースタに適用される真空倍力
装置に関し、さらに詳細には「アクティブブースタ」に
関する。
し、特に車両のブレーキブースタに適用される真空倍力
装置に関し、さらに詳細には「アクティブブースタ」に
関する。
【0002】
【従来の技術及び従来技術の問題点】従来、車両におい
て、制動時の操作力を低減するためのブレーキブースタ
として、真空倍力装置(負圧式倍力装置ともいう)が採
用されている。
て、制動時の操作力を低減するためのブレーキブースタ
として、真空倍力装置(負圧式倍力装置ともいう)が採
用されている。
【0003】この真空倍力装置は、エンジンの吸入負圧
又はバキュームポンプの負圧を倍力源とし、この負圧と
大気圧との差圧を利用して車両の運転者の制動ペダル踏
力以上の力を油圧を介してブレーキ装置に加えるもので
あり、ブレーキブースタとして最も一般的なシステムで
ある。
又はバキュームポンプの負圧を倍力源とし、この負圧と
大気圧との差圧を利用して車両の運転者の制動ペダル踏
力以上の力を油圧を介してブレーキ装置に加えるもので
あり、ブレーキブースタとして最も一般的なシステムで
ある。
【0004】図5は、例えば独特許公開DE4011165A1号
公報に提案されたような、従来の真空倍力装置の断面図
である。
公報に提案されたような、従来の真空倍力装置の断面図
である。
【0005】図5を参照して、上記独特許公開DE401116
5A1号公報に記載された真空倍力装置は、車両の運転者
の制動ペダル操作速度を、パワーピストン100に支持さ
れている可動壁101の移動により検出するストロークセ
ンサ102を備えている。ストロークセンサ102は、可動壁
101に向かって延伸されているロッド状検出部104を備
え、可動壁101とロッド状検出部104とが当接又は離間す
ることにより、可動壁101の移動又は移動速度を検出す
る。
5A1号公報に記載された真空倍力装置は、車両の運転者
の制動ペダル操作速度を、パワーピストン100に支持さ
れている可動壁101の移動により検出するストロークセ
ンサ102を備えている。ストロークセンサ102は、可動壁
101に向かって延伸されているロッド状検出部104を備
え、可動壁101とロッド状検出部104とが当接又は離間す
ることにより、可動壁101の移動又は移動速度を検出す
る。
【0006】しかしながら、パワーピストン100は、入
力ロッド103の出力側への移動に伴いハウジング102内に
導入される大気の圧力によって出力側に移動されるため
に、入力ロッド103の移動とパワーピストン100の移動と
の間には遅延が存在する。よって、ストロークセンサ10
2による入力ロッド103の移動検出には遅延が含まれる。
また、可動壁101がロッド状検出部104に当接する際、可
動壁101はロッド状検出部104に衝撃を与える。
力ロッド103の出力側への移動に伴いハウジング102内に
導入される大気の圧力によって出力側に移動されるため
に、入力ロッド103の移動とパワーピストン100の移動と
の間には遅延が存在する。よって、ストロークセンサ10
2による入力ロッド103の移動検出には遅延が含まれる。
また、可動壁101がロッド状検出部104に当接する際、可
動壁101はロッド状検出部104に衝撃を与える。
【0007】加えて、ストロークセンサ102のロッド状
検出部104はハウジング102を貫通してパワーピストン10
0の可動壁101に対向しているため、ストロークセンサ10
2とハウジング102間のシールが必要になり、装置全体が
肥大化すると共にコスト高となるという問題がある。
検出部104はハウジング102を貫通してパワーピストン10
0の可動壁101に対向しているため、ストロークセンサ10
2とハウジング102間のシールが必要になり、装置全体が
肥大化すると共にコスト高となるという問題がある。
【0008】大気弁を開くためのソレノイドを備えた真
空倍力装置、いわゆる「アクティブブースタ」と呼ばれ
る装置が、例えば、SAE950761に報告されている。
空倍力装置、いわゆる「アクティブブースタ」と呼ばれ
る装置が、例えば、SAE950761に報告されている。
【0009】この真空倍力装置においては、運転手の操
作する制動ペダルに直結している入力ロッドの移動する
方向を、大気弁の構成要素であり、入力ロッドの出力側
への移動又はソレノイドの出力する電磁力によって吸引
されるコントロールバルブの移動によって、検出する手
段を備えている。
作する制動ペダルに直結している入力ロッドの移動する
方向を、大気弁の構成要素であり、入力ロッドの出力側
への移動又はソレノイドの出力する電磁力によって吸引
されるコントロールバルブの移動によって、検出する手
段を備えている。
【0010】しかしながら、上記真空倍力装置において
も、入力ロッドの移動検出をコントロールバルブの移動
から検出しているために、やはり入力ロッドの移動検出
には遅延が含まれる。
も、入力ロッドの移動検出をコントロールバルブの移動
から検出しているために、やはり入力ロッドの移動検出
には遅延が含まれる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点に鑑みてなされものであって、操作者の意思を遅
延無く検出して、この検出に基づいて大気弁要素を移動
するソレノイドへの通電タイミング等を適正化すると共
に、装置全体がコンパクトにまとめられる真空倍力装置
を提供することを目的とする。
問題点に鑑みてなされものであって、操作者の意思を遅
延無く検出して、この検出に基づいて大気弁要素を移動
するソレノイドへの通電タイミング等を適正化すると共
に、装置全体がコンパクトにまとめられる真空倍力装置
を提供することを目的とする。
【0012】
(発明の概要)まず本発明を概要する。本発明の真空倍
力装置は、(b)前記入力ロッドが貫通して該入力ロッド
のフランジ部をピストンとして密閉されたシリンダ室を
備えるシリンダと、該シリンダ内外を連通し該ピストン
の該シリンダに対するストローク速度に応じて該シリン
ダ室内の流体を室外に排出可能に形成されるオリフィス
と、を備え、前記パワーピストンの入力側内部に配され
た作動ピストンと、(c)前記作動ピストンの軸方向相対
移動の有無を検出する第1の検出部と、を有し、(d)前
記ソレノイド駆動回路は、前記第1のセンサから出力さ
れる切換信号を入力として、少なくとも該第1のセンサ
の出力信号に応じてソレノイドを励磁するものであり、
(e)前記入力ロッドの真空倍力装置の出力側への移動速
度が所定値以上の場合、前記入力ロッドが前記出力側に
移動することにより、前記作動ピストンは前記シリンダ
室内の流体の圧力を介して該出力側に付勢されて、該出
力側に移動すると共に、前記第1の検出部は前記作動ピ
ストンの相対的移動を検出し、(f)該移動速度が所定値
未満の場合、前記入力ロッドの前記出力側への移動に伴
い前記シリンダ室内の流体は前記オリフィスを介して該
シリンダ室外に排出されて、前記入力ロッドのフランジ
部からなる前記ピストンは該シリンダ室の底面に向かっ
てストロークすることにより、前記作動ピストンと前記
パワーピストンとの間の初期状態が維持されることを特
徴とする。
力装置は、(b)前記入力ロッドが貫通して該入力ロッド
のフランジ部をピストンとして密閉されたシリンダ室を
備えるシリンダと、該シリンダ内外を連通し該ピストン
の該シリンダに対するストローク速度に応じて該シリン
ダ室内の流体を室外に排出可能に形成されるオリフィス
と、を備え、前記パワーピストンの入力側内部に配され
た作動ピストンと、(c)前記作動ピストンの軸方向相対
移動の有無を検出する第1の検出部と、を有し、(d)前
記ソレノイド駆動回路は、前記第1のセンサから出力さ
れる切換信号を入力として、少なくとも該第1のセンサ
の出力信号に応じてソレノイドを励磁するものであり、
(e)前記入力ロッドの真空倍力装置の出力側への移動速
度が所定値以上の場合、前記入力ロッドが前記出力側に
移動することにより、前記作動ピストンは前記シリンダ
室内の流体の圧力を介して該出力側に付勢されて、該出
力側に移動すると共に、前記第1の検出部は前記作動ピ
ストンの相対的移動を検出し、(f)該移動速度が所定値
未満の場合、前記入力ロッドの前記出力側への移動に伴
い前記シリンダ室内の流体は前記オリフィスを介して該
シリンダ室外に排出されて、前記入力ロッドのフランジ
部からなる前記ピストンは該シリンダ室の底面に向かっ
てストロークすることにより、前記作動ピストンと前記
パワーピストンとの間の初期状態が維持されることを特
徴とする。
【0013】本発明の真空倍力装置は、一般的構造とし
て、(a)ハウジング内を移動可能に設置され該ハウジン
グ内を定圧室と変圧室とに区画する可動壁と、該可動壁
に連結されるパワーピストンと、該パワーピストン内に
摺動可能に嵌合された伝達部材と、該伝達部材に連結さ
れブレーキ操作によって軸方向に移動可能な入力ロッド
と、前記伝達部材と係合して前記伝達部材の移動によっ
て軸方向に移動可能なバルブプランジャ部材と、前記バ
ルブプランジャ部材と係合する第1状態と非係合となる
第2状態とを採ることにより選択的に前記変圧室を前記
定圧室又は大気に連通させるコントロールバルブと、電
力源に接続され電力の供給を受けて前記バルブプランジ
ャ部材を作動させるソレノイドと、前記ソレノイドを駆
動するソレノイド駆動回路とを有する。
て、(a)ハウジング内を移動可能に設置され該ハウジン
グ内を定圧室と変圧室とに区画する可動壁と、該可動壁
に連結されるパワーピストンと、該パワーピストン内に
摺動可能に嵌合された伝達部材と、該伝達部材に連結さ
れブレーキ操作によって軸方向に移動可能な入力ロッド
と、前記伝達部材と係合して前記伝達部材の移動によっ
て軸方向に移動可能なバルブプランジャ部材と、前記バ
ルブプランジャ部材と係合する第1状態と非係合となる
第2状態とを採ることにより選択的に前記変圧室を前記
定圧室又は大気に連通させるコントロールバルブと、電
力源に接続され電力の供給を受けて前記バルブプランジ
ャ部材を作動させるソレノイドと、前記ソレノイドを駆
動するソレノイド駆動回路とを有する。
【0014】
【作用】上記一般的構成のもと、本発明によれば、例え
ば本発明の真空倍力装置を車両のブレーキブースタに適
用する場合、運転者が制動ペダルを急激に踏み込んで、
入力ロッドが真空倍力装置の出力側に急激に移動した
際、入力ロッドのフランジ部をピストンとし、シリンダ
室内外を連通するオリフィスを備えたシリンダにおい
て、ピストンの移動速度が所定値(限界値)以上である
ことにより、小径のオリフィスを通じてシリンダ内の流
体(大気)は十分に排出されない。このため、シリンダ
室内の流体は略剛体の如く作用して、シリンダ(及びシ
リンダ室とオリフィス)が形成された作動ピストンは、
入力ロッドと略一体に移動する。従って、一例として作
動ピストンに対向し、初期状態で作動ピストンに接触す
るように配設されている第1の検出部の第1のセンサと
作動ピストンとは離間する。離間を検出した際、第1検
出部は離信号を出力する。第1の検出部の出力を直接又
は間接に入力とするソレノイド駆動回路は、例えば第1
の検出部の離信号に応じてソレノイドを励磁する。
ば本発明の真空倍力装置を車両のブレーキブースタに適
用する場合、運転者が制動ペダルを急激に踏み込んで、
入力ロッドが真空倍力装置の出力側に急激に移動した
際、入力ロッドのフランジ部をピストンとし、シリンダ
室内外を連通するオリフィスを備えたシリンダにおい
て、ピストンの移動速度が所定値(限界値)以上である
ことにより、小径のオリフィスを通じてシリンダ内の流
体(大気)は十分に排出されない。このため、シリンダ
室内の流体は略剛体の如く作用して、シリンダ(及びシ
リンダ室とオリフィス)が形成された作動ピストンは、
入力ロッドと略一体に移動する。従って、一例として作
動ピストンに対向し、初期状態で作動ピストンに接触す
るように配設されている第1の検出部の第1のセンサと
作動ピストンとは離間する。離間を検出した際、第1検
出部は離信号を出力する。第1の検出部の出力を直接又
は間接に入力とするソレノイド駆動回路は、例えば第1
の検出部の離信号に応じてソレノイドを励磁する。
【0015】一方、運転者が制動ペダルを通常の速度で
踏み込んだ場合は、入力ロッドは比較的遅い速度で出力
側に移動する。ピストンの移動速度が所定値(限界値)
未満であることにより、小孔径のオリフィスを通じてシ
リンダ内の流体(大気)は十分に排出される。このた
め、入力ロッドのフランジ部からなるピストンはシリン
ダの底面に近づき、シリンダ室の体積は減少する。この
ように作動ピストンと入力ロッドとは互いにストローク
するため、作動ピストンと第1の検出部とは接触状態を
維持し、第1の検出部はソレノイド制御回路に直接又は
間接に接信号を出力する。
踏み込んだ場合は、入力ロッドは比較的遅い速度で出力
側に移動する。ピストンの移動速度が所定値(限界値)
未満であることにより、小孔径のオリフィスを通じてシ
リンダ内の流体(大気)は十分に排出される。このた
め、入力ロッドのフランジ部からなるピストンはシリン
ダの底面に近づき、シリンダ室の体積は減少する。この
ように作動ピストンと入力ロッドとは互いにストローク
するため、作動ピストンと第1の検出部とは接触状態を
維持し、第1の検出部はソレノイド制御回路に直接又は
間接に接信号を出力する。
【0016】なお、作動ピストンと第1の検出部とが接
触状態を維持するか、又は離間するかを決める入力ロッ
ドの移動速度即ち所定値は、オリフィスの貫通孔の孔
径、孔軸長等より定まるオリフィスの通気抵抗によって
定めることができる。
触状態を維持するか、又は離間するかを決める入力ロッ
ドの移動速度即ち所定値は、オリフィスの貫通孔の孔
径、孔軸長等より定まるオリフィスの通気抵抗によって
定めることができる。
【0017】なお、上記作用において第1の検出部を、
マイクロスイッチ状の構成として説明したが、本発明の
第1の検出部はこの態様に限定されず、第1の検出部に
光学的、電磁気的センサを適用してもよい。
マイクロスイッチ状の構成として説明したが、本発明の
第1の検出部はこの態様に限定されず、第1の検出部に
光学的、電磁気的センサを適用してもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】また、好ましくは本発明の実施の
形態は、以下のように構成される。
形態は、以下のように構成される。
【0019】即ち、本発明の第1の実施の形態は、上記
一般的構造をとる。
一般的構造をとる。
【0020】本発明の第2の実施の形態は、(g)前記第
1の検出部は、前記作動ピストンと離・接する第1のセ
ンサを備え、前記離・接に応じて切換信号を出力するこ
とを特徴とする。
1の検出部は、前記作動ピストンと離・接する第1のセ
ンサを備え、前記離・接に応じて切換信号を出力するこ
とを特徴とする。
【0021】本発明の第3の実施の形態は、(h)前記作
動ピストンは、略フランジ状であって、内周部の入力側
に前記入力ロッドのフランジ部からなるピストン径に対
応する径大の開口部と、出力側に該入力ロッド径に対応
する径小の開口部を備え、(i)前記オリフィスは、前記
シリンダの側壁から該作動ピストンの半径外方向に貫通
して形成され、(j)前記フランジ部入力側端面は、前記
第1の検出部の第1のセンサに接触又は離間可能とさ
れ、初期状態で該第1のセンサに接触し、(k)前記フラ
ンジ部出力側端面と、該端面に対向してかつ前記パワー
ピストンに支持される要素との間に、前記作動ピストン
を前記第1のセンサ側に付勢するように圧縮介装された
付勢部材を有することを特徴とする。
動ピストンは、略フランジ状であって、内周部の入力側
に前記入力ロッドのフランジ部からなるピストン径に対
応する径大の開口部と、出力側に該入力ロッド径に対応
する径小の開口部を備え、(i)前記オリフィスは、前記
シリンダの側壁から該作動ピストンの半径外方向に貫通
して形成され、(j)前記フランジ部入力側端面は、前記
第1の検出部の第1のセンサに接触又は離間可能とさ
れ、初期状態で該第1のセンサに接触し、(k)前記フラ
ンジ部出力側端面と、該端面に対向してかつ前記パワー
ピストンに支持される要素との間に、前記作動ピストン
を前記第1のセンサ側に付勢するように圧縮介装された
付勢部材を有することを特徴とする。
【0022】本発明の第4の実施の形態は、(l)前記入
力ロッドの前記ハウジングに対する軸方向相対移動を検
出する第2の検出部を備え、(m)前記ソレノイド駆動回
路を含み、前記第1、第2の検出部から夫々出力される
信号を入力とし、前記第1、第2の検出部の出力信号に
応じて前記ソレノイド駆動回路を活性化又は非活性化す
る制御回路を有することを特徴とする。
力ロッドの前記ハウジングに対する軸方向相対移動を検
出する第2の検出部を備え、(m)前記ソレノイド駆動回
路を含み、前記第1、第2の検出部から夫々出力される
信号を入力とし、前記第1、第2の検出部の出力信号に
応じて前記ソレノイド駆動回路を活性化又は非活性化す
る制御回路を有することを特徴とする。
【0023】本発明の第5の実施の形態は、(n)前記第
2の検出部は、前記入力ロッドに連動可能で、取り付け
位置から入力側に前記ハウジングに向かって延伸されて
前記入力ロッドの移動に応じて、前記真空倍力装置の外
壁を成しているハウジングに接触又は離間する第2のセ
ンサを備え、該第2のセンサは初期状態で該ハンジング
に接触していることを特徴とする。
2の検出部は、前記入力ロッドに連動可能で、取り付け
位置から入力側に前記ハウジングに向かって延伸されて
前記入力ロッドの移動に応じて、前記真空倍力装置の外
壁を成しているハウジングに接触又は離間する第2のセ
ンサを備え、該第2のセンサは初期状態で該ハンジング
に接触していることを特徴とする。
【0024】本発明の第6の実施の形態は、(o)前記第
1、第2の検出部が夫々離信号を出力してから、該第2
の検出部が接信号を出力するまで、前記制御回路は前記
ソレノイド駆動回路を活性化し、(p)前記ソレノイド駆
動回路が活性化された後、該第2の検出部が接信号を出
力する際、前記制御回路は前記ソレノイド駆動回路を非
活性化することを特徴とする。
1、第2の検出部が夫々離信号を出力してから、該第2
の検出部が接信号を出力するまで、前記制御回路は前記
ソレノイド駆動回路を活性化し、(p)前記ソレノイド駆
動回路が活性化された後、該第2の検出部が接信号を出
力する際、前記制御回路は前記ソレノイド駆動回路を非
活性化することを特徴とする。
【0025】本発明の第7の実施の形態は、(q)前記制
御回路は、前記第1の検出部から出力される信号を制御
信号として入力とし、前記第1の検出部の離・接出力信
号に応じ接点を閉・開する第1のスイッチと、(r)前記
第2の検出部から出力される信号を制御信号として入力
とし、前記第2の検出部の接・離出力信号に応じ開・閉
する第2のスイッチと、(s)前記第1、第2のスイッチ
の夫々の接点の閉・開に応じ作動する電気的作動部材
と、を備え、(t)前記第1のスイッチ又は前記電気的作
動部材が閉じ、かつ前記第2のスイッチが閉じている際
に、前記制御回路は前記ソレノイド駆動回路を活性化
し、前記ソレノイド駆動回路は前記ソレノイドを励磁す
ることを特徴とする。
御回路は、前記第1の検出部から出力される信号を制御
信号として入力とし、前記第1の検出部の離・接出力信
号に応じ接点を閉・開する第1のスイッチと、(r)前記
第2の検出部から出力される信号を制御信号として入力
とし、前記第2の検出部の接・離出力信号に応じ開・閉
する第2のスイッチと、(s)前記第1、第2のスイッチ
の夫々の接点の閉・開に応じ作動する電気的作動部材
と、を備え、(t)前記第1のスイッチ又は前記電気的作
動部材が閉じ、かつ前記第2のスイッチが閉じている際
に、前記制御回路は前記ソレノイド駆動回路を活性化
し、前記ソレノイド駆動回路は前記ソレノイドを励磁す
ることを特徴とする。
【0026】本発明の第2の実施形態によれば、作動ピ
ストンと離接する第1のセンサによって作動ピストンの
位置を検出する。
ストンと離接する第1のセンサによって作動ピストンの
位置を検出する。
【0027】本発明の第3の実施形態によれば、作動ピ
ストンは付勢部材により入力側に付勢されており、上記
入力ロッドの移動速度に係る所定値は、付勢部材の付勢
力によっても調整される。
ストンは付勢部材により入力側に付勢されており、上記
入力ロッドの移動速度に係る所定値は、付勢部材の付勢
力によっても調整される。
【0028】本発明の第4の実施形態によれば、第1、
第2の検出部の検出信号に基づきソレノイドを制御す
る。
第2の検出部の検出信号に基づきソレノイドを制御す
る。
【0029】本発明の第5の実施形態によれば、第2の
検出部は入力ロッドの移動に連動し、非作動状態では接
信号を、入力ロッドの出力側への移動の際に第2のセン
サがハウジングと離間して離信号を、入力ロッドの入力
側への移動の際に第2のセンサがハウジングと当接して
接信号を出力する。
検出部は入力ロッドの移動に連動し、非作動状態では接
信号を、入力ロッドの出力側への移動の際に第2のセン
サがハウジングと離間して離信号を、入力ロッドの入力
側への移動の際に第2のセンサがハウジングと当接して
接信号を出力する。
【0030】本発明の第6の実施形態によれば、第1の
センサが例えば作動ピストンと離間し、かつ第2のセン
サが例えばハウジングと離間することにより、第1、2
の検出部が夫々離信号を出力してから、第2のセンサが
例えばハウジングと接触することにより第2の検出部が
接信号を出力するまで、前記制御回路は前記ソレノイド
駆動回路を活性化し、第2のセンサが例えばハウジング
と接触することにより第2の検出部が接信号を出力する
際、前記制御回路は前記ソレノイド駆動回路を非活性化
する。
センサが例えば作動ピストンと離間し、かつ第2のセン
サが例えばハウジングと離間することにより、第1、2
の検出部が夫々離信号を出力してから、第2のセンサが
例えばハウジングと接触することにより第2の検出部が
接信号を出力するまで、前記制御回路は前記ソレノイド
駆動回路を活性化し、第2のセンサが例えばハウジング
と接触することにより第2の検出部が接信号を出力する
際、前記制御回路は前記ソレノイド駆動回路を非活性化
する。
【0031】本発明の第7の実施形態は、制御回路の1
形態であり、例えば電気的作動部材としては電磁リレー
が適用され、1例として上記第6の実施形態のように作
用する。
形態であり、例えば電気的作動部材としては電磁リレー
が適用され、1例として上記第6の実施形態のように作
用する。
【0032】なお、本発明を実施例に制限するものでは
ないが、本発明の第7の実施形態における第1のスイッ
チは、実施例においてパニックスイッチ(S/W)41a
に相当し、同様に第2のスイッチはリリーススイッチ
(S/W)42aに相当する。
ないが、本発明の第7の実施形態における第1のスイッ
チは、実施例においてパニックスイッチ(S/W)41a
に相当し、同様に第2のスイッチはリリーススイッチ
(S/W)42aに相当する。
【0033】
【実施例】図面を参照して、本発明の実施例を以下に説
明する。なお、以下の実施例において特に理り書きがな
い限り、前方及び先端とは真空倍力装置の出力側の方向
を、後方及び後端は真空倍力装置の入力側の方向を夫々
指し、入出力軸とは真空倍力装置の入出力軸を意味す
る。更に、中心軸は入出力軸に平行であり、径方向(半
径方向)とは真空倍力装置の入出力軸方向に直交する軸
方向である。
明する。なお、以下の実施例において特に理り書きがな
い限り、前方及び先端とは真空倍力装置の出力側の方向
を、後方及び後端は真空倍力装置の入力側の方向を夫々
指し、入出力軸とは真空倍力装置の入出力軸を意味す
る。更に、中心軸は入出力軸に平行であり、径方向(半
径方向)とは真空倍力装置の入出力軸方向に直交する軸
方向である。
【0034】図1は、本発明の一実施例に係る真空倍力
装置の入出力軸方向に沿った断面図及び制御回路の概略
構成を示すブロック図である。図2は、本発明の一実施
例に係り、図1の真空倍力装置の要部拡大図である。
装置の入出力軸方向に沿った断面図及び制御回路の概略
構成を示すブロック図である。図2は、本発明の一実施
例に係り、図1の真空倍力装置の要部拡大図である。
【0035】図1及び図2を参照して、本実施例の真空
倍力装置は車両のブレーキブースタに適用され、真空倍
力装置の入力側に大気に通じる突出部が形成され、出力
側に不図示のエンジンのインテークマニホルドに通じる
インレット2aを有する略コーン状のハウジング2を備
え、ハウジング2の突出部端面には運転者の操作する不
図示の制動ペダルに接続する入力ロッド11と共に略入出
力軸方向に進行可能な蛇ばら状の管体が接続されてい
る。ハウジング2内及び蛇ばら状の管体内には流体通路
を備える2重筒状のパワーピストン10が挿入され、入力
側から出力側に順に、入出力軸に直交する面に互いに対
向して、いずれも略ダイヤフラム形状のリヤ可動壁5、
固定壁3、及びフロント可動壁4が納められている。
倍力装置は車両のブレーキブースタに適用され、真空倍
力装置の入力側に大気に通じる突出部が形成され、出力
側に不図示のエンジンのインテークマニホルドに通じる
インレット2aを有する略コーン状のハウジング2を備
え、ハウジング2の突出部端面には運転者の操作する不
図示の制動ペダルに接続する入力ロッド11と共に略入出
力軸方向に進行可能な蛇ばら状の管体が接続されてい
る。ハウジング2内及び蛇ばら状の管体内には流体通路
を備える2重筒状のパワーピストン10が挿入され、入力
側から出力側に順に、入出力軸に直交する面に互いに対
向して、いずれも略ダイヤフラム形状のリヤ可動壁5、
固定壁3、及びフロント可動壁4が納められている。
【0036】ハウジング2の後壁とリヤ可動壁5とはリ
ヤ変圧室9を画成し、リヤ可動壁5、固定壁3及びハウ
ジング2の側壁は、リヤ定圧室8を画成し、固定壁3と
フロント可動壁4とはフロント変圧室7を画成し、フロ
ント可動壁4とハウジング2の側壁及び前壁とはフロン
ト定圧室6を画成する。
ヤ変圧室9を画成し、リヤ可動壁5、固定壁3及びハウ
ジング2の側壁は、リヤ定圧室8を画成し、固定壁3と
フロント可動壁4とはフロント変圧室7を画成し、フロ
ント可動壁4とハウジング2の側壁及び前壁とはフロン
ト定圧室6を画成する。
【0037】リヤ可動壁5の外周部は、リヤ変圧室9及
びリヤ定圧室8の気密を保持するようにハウジング2に
より支持され、リヤ変圧室9への大気の流入とリヤ定圧
室8の負圧により、リヤ可動壁5は略入出力軸に沿って
出力側に移動される。この移動によって、パワーピスト
ン10は略入出力軸に沿って移動(ストローク)される。
びリヤ定圧室8の気密を保持するようにハウジング2に
より支持され、リヤ変圧室9への大気の流入とリヤ定圧
室8の負圧により、リヤ可動壁5は略入出力軸に沿って
出力側に移動される。この移動によって、パワーピスト
ン10は略入出力軸に沿って移動(ストローク)される。
【0038】フロント可動壁4の外周部は、フロント変
圧室7及びフロント定圧室6の気密を保持するようにハ
ウジング2により支持され、フロント変圧室7への大気
の流入とフロント定圧室6の負圧により、フロント可動
壁4は略入出力軸に沿って出力側に移動される。この移
動によって、パワーピストン10は略入出力軸に沿って移
動(ストローク)される。
圧室7及びフロント定圧室6の気密を保持するようにハ
ウジング2により支持され、フロント変圧室7への大気
の流入とフロント定圧室6の負圧により、フロント可動
壁4は略入出力軸に沿って出力側に移動される。この移
動によって、パワーピストン10は略入出力軸に沿って移
動(ストローク)される。
【0039】リヤ変圧室9とフロント変圧室7とから構
成される変圧室の組は、互いに常時導通すると共に、第
1バルブプランジャ12とコントロールバルブ25の出力側
端部に固着された弁座20との当接・離間により、選択的
に大気と連通し又大気から遮断される。リヤ定圧室8と
フロント定圧室6とから構成される定圧室の組は互いに
常時連通している。
成される変圧室の組は、互いに常時導通すると共に、第
1バルブプランジャ12とコントロールバルブ25の出力側
端部に固着された弁座20との当接・離間により、選択的
に大気と連通し又大気から遮断される。リヤ定圧室8と
フロント定圧室6とから構成される定圧室の組は互いに
常時連通している。
【0040】変圧室9、7と定圧室8、6とは、第2バ
ルブプランジャ18の入力側端部18aと弁座20との当接・
離間、及びパワーピストン10の内面に入力側に向かって
突出形成された入力側端面10aと弁座20との当接・離間
により、選択的に連通又は不通とされる。
ルブプランジャ18の入力側端部18aと弁座20との当接・
離間、及びパワーピストン10の内面に入力側に向かって
突出形成された入力側端面10aと弁座20との当接・離間
により、選択的に連通又は不通とされる。
【0041】リヤ定圧室8及びフロント定圧室6は、イ
ンレット2aを介して負圧源である不図示のエンジンの
インテークマニホルドと連通し、常に負圧を示してい
る。
ンレット2aを介して負圧源である不図示のエンジンの
インテークマニホルドと連通し、常に負圧を示してい
る。
【0042】ハウジング2内には、ハウジング2の突出
部端部から入出力軸に沿って延在し、出力側が径大で、
略筒状のパワーピストン10が配置されている。略筒状の
パワーピストン10内には、入力ロッド11が挿入されてい
る。
部端部から入出力軸に沿って延在し、出力側が径大で、
略筒状のパワーピストン10が配置されている。略筒状の
パワーピストン10内には、入力ロッド11が挿入されてい
る。
【0043】リヤ可動壁5、及びフロント可動壁4の内
周端部は、各変圧室9、7及び各定圧室8、6の気密を
保持するように、パワーピストン10の外周部において、
真空倍力装置1の入力側から出力側へ向かって順に支持
されている。
周端部は、各変圧室9、7及び各定圧室8、6の気密を
保持するように、パワーピストン10の外周部において、
真空倍力装置1の入力側から出力側へ向かって順に支持
されている。
【0044】さらに、固定壁3の内周端部は、リヤ定圧
室8及びフロント変圧室7の気密を保持するようにパワ
ーピストン10の外周部に当接している。
室8及びフロント変圧室7の気密を保持するようにパワ
ーピストン10の外周部に当接している。
【0045】パワーピストン10は、固定壁3の内周端部
に当接・摺動しながら、真空倍力装置1の略入出力軸方
向にストロークする。
に当接・摺動しながら、真空倍力装置1の略入出力軸方
向にストロークする。
【0046】真空倍力装置の入力端には入力ロッド11が
配設され、入力ロッド11の後端部はハウジング2外に突
出して不図示の制動ペダルに接続すると共に、前方部は
ハウジング2の突出部の入力側端面から、パワーピスト
ン10内に挿入され、パワーピストン10の中心軸に沿って
延在している。
配設され、入力ロッド11の後端部はハウジング2外に突
出して不図示の制動ペダルに接続すると共に、前方部は
ハウジング2の突出部の入力側端面から、パワーピスト
ン10内に挿入され、パワーピストン10の中心軸に沿って
延在している。
【0047】ハウジング2の突出部には、入力側端面に
開口部が形成され略入出力軸方向に沿って伸縮可能な蛇
ばら状の管体が取り付けられている。
開口部が形成され略入出力軸方向に沿って伸縮可能な蛇
ばら状の管体が取り付けられている。
【0048】パワーピストン10の入力側開口部近傍にお
いて、入力ロッド11外周とパワーピストン10内周との隙
間に、パワーピストン10の内周面に取り付けられて、第
1の検出部31が配設されている。第1の検出部31はマイ
クロスイッチである。
いて、入力ロッド11外周とパワーピストン10内周との隙
間に、パワーピストン10の内周面に取り付けられて、第
1の検出部31が配設されている。第1の検出部31はマイ
クロスイッチである。
【0049】第1の検出部31は、押しボタン式の第1の
センサ31aを備え、第1のセンサ31aが入力側に押し込
まれることにより接信号を出力し、圧縮状態から開放さ
れることにより離信号を出力する。即ち、第1のセンサ
31aと作動ピストン23とが接触した状態で接信号を出力
し、離間した状態で離信号を出力する。初期状態におい
て、第1の検出部31は接信号を出力している。
センサ31aを備え、第1のセンサ31aが入力側に押し込
まれることにより接信号を出力し、圧縮状態から開放さ
れることにより離信号を出力する。即ち、第1のセンサ
31aと作動ピストン23とが接触した状態で接信号を出力
し、離間した状態で離信号を出力する。初期状態におい
て、第1の検出部31は接信号を出力している。
【0050】第1の検出部31の出力側先方には、作動ピ
ストン23が入力ロッド11と同軸に配設されている。作動
ピストン23は、略フランジ状であり中心部に貫通孔を備
えている。この貫通孔は入力側に入力ロッド11のフラン
ジ部11aからなるピストンのピストン径に対応する径大
の開口部と、出力側に入力ロッド11径に対応する径小の
開口部を備えている。
ストン23が入力ロッド11と同軸に配設されている。作動
ピストン23は、略フランジ状であり中心部に貫通孔を備
えている。この貫通孔は入力側に入力ロッド11のフラン
ジ部11aからなるピストンのピストン径に対応する径大
の開口部と、出力側に入力ロッド11径に対応する径小の
開口部を備えている。
【0051】作動ピストン23内周部には、入力ロッド11
が貫通すると共に、該入力ロッド11のフランジ部11aを
ピストンとして密閉されたシリンダ室23aが形成されて
いる。
が貫通すると共に、該入力ロッド11のフランジ部11aを
ピストンとして密閉されたシリンダ室23aが形成されて
いる。
【0052】シリンダ室23aを画成するシリンダ側壁
(作動ピストン外周部)には、シリンダ室23a内と外
(即ち大気)とを連通するオリフィス23bが形成されて
いる。
(作動ピストン外周部)には、シリンダ室23a内と外
(即ち大気)とを連通するオリフィス23bが形成されて
いる。
【0053】作動ピストンの出力側先方には、入力ロッ
ド11と略同軸に全体として略筒状のコントロールバルブ
25が配設されている。
ド11と略同軸に全体として略筒状のコントロールバルブ
25が配設されている。
【0054】コントロールバルブ25は、略環状の第1部
材と略筒状の第2部材とからなる。第1部材は弁座20と
これをバックアップする環状プレートとの二部材(加硫
接着されている)によって構成され、第2部材のボス部
に収容されている。第2部材の外周面はパワーピストン
10の内周面に気密的に固定されている。
材と略筒状の第2部材とからなる。第1部材は弁座20と
これをバックアップする環状プレートとの二部材(加硫
接着されている)によって構成され、第2部材のボス部
に収容されている。第2部材の外周面はパワーピストン
10の内周面に気密的に固定されている。
【0055】弁座20は、内周側から外周側に順に、第1
バルブプランジャ12の入力側端面12a、第2バルブプラ
ンジャ18の入力側端面18a、パワーピストン10の内面に
入力側に向かって突出形成された入力側端面10aに対向
しており、夫々と当接又は離間可能である。
バルブプランジャ12の入力側端面12a、第2バルブプラ
ンジャ18の入力側端面18a、パワーピストン10の内面に
入力側に向かって突出形成された入力側端面10aに対向
しており、夫々と当接又は離間可能である。
【0056】弁座20は、入力ロッド11又は第2バルブプ
ランジャの移動に伴って、入出力軸に沿って移動可能で
ある。
ランジャの移動に伴って、入出力軸に沿って移動可能で
ある。
【0057】無作動状態において、弁座20は、パワーピ
ストン10の内面に入力側に向かって突出形成された入力
側端面10a及び第2バルブプランジャ18の入力側端面18
aと離間し、第1バルブプランジャ12の入力側端面12a
と接触(当接)している。
ストン10の内面に入力側に向かって突出形成された入力
側端面10a及び第2バルブプランジャ18の入力側端面18
aと離間し、第1バルブプランジャ12の入力側端面12a
と接触(当接)している。
【0058】作動ピストン23の出力側端面外周部とコン
トロールバルブ25の入力側端面外周部との間には、第1
のリターンスプリング32が圧縮介装され、コントロール
バルブ25を支点として作動ピストン23を入力側に付勢す
ると共に、コントロールバルブ25の第2部材をパワーピ
ストン10内周面の段部に押し付けている。
トロールバルブ25の入力側端面外周部との間には、第1
のリターンスプリング32が圧縮介装され、コントロール
バルブ25を支点として作動ピストン23を入力側に付勢す
ると共に、コントロールバルブ25の第2部材をパワーピ
ストン10内周面の段部に押し付けている。
【0059】作動ピストン23の出力側端面先方には、入
力ロッド10に同軸に係止されて、略環状のリテーナ24が
配設されている。
力ロッド10に同軸に係止されて、略環状のリテーナ24が
配設されている。
【0060】リテーナ24と、コントロールバルブ25の第
2部材入力側端面内周部との間には、第2のリターンス
プリング33が圧縮介装されている。第2のリターンスプ
リング33は、コントロールバルブ25を支点として、入力
ロッド11を入力側に付勢すると共に、コントロールバル
ブ25の第2部材をパワーピストン10内周面の段部に押し
付けている。
2部材入力側端面内周部との間には、第2のリターンス
プリング33が圧縮介装されている。第2のリターンスプ
リング33は、コントロールバルブ25を支点として、入力
ロッド11を入力側に付勢すると共に、コントロールバル
ブ25の第2部材をパワーピストン10内周面の段部に押し
付けている。
【0061】コントロールバルブ25の第2部材のボス部
において、コントロールバルブ25の第1部材と第2部材
の間に第3のリターンスプリング34が圧縮介装され、弁
座20を出力側に付勢している。
において、コントロールバルブ25の第1部材と第2部材
の間に第3のリターンスプリング34が圧縮介装され、弁
座20を出力側に付勢している。
【0062】入力ロッド11の出力側先方には、略入出力
軸に沿って、入力側に中空の略三角錐形の管状かつ出力
側に略円筒状の第1バルブブランジャ12が、入力ロッド
11に同軸に配設されている。
軸に沿って、入力側に中空の略三角錐形の管状かつ出力
側に略円筒状の第1バルブブランジャ12が、入力ロッド
11に同軸に配設されている。
【0063】第1バルブプランジャ12の略三角錐形の管
の頂角部分に、略球状の入力ロッド11先端部が嵌合して
いる。
の頂角部分に、略球状の入力ロッド11先端部が嵌合して
いる。
【0064】前述したように、無作動状態において、第
1バルブプランジャ12の入力側端面12aと弁座20とは当
接している。
1バルブプランジャ12の入力側端面12aと弁座20とは当
接している。
【0065】第1バルブプランジャ12の出力側には、伝
達ロッド13が接続している。
達ロッド13が接続している。
【0066】第1バルブプランジャ12の外周とパワーピ
ストン10内周との間に、第2バルブプランジャ18が配設
されている。伝達ロッド13の外周とパワーピストン10内
周との間には、第3バルブプランジャ19が配設されてい
る。第2、第3バルブプランジャ18、19は互いに接続さ
れており入出力軸に沿って一体に摺動する。伝達ロッド
13に同軸に第3バルブプランジャ19の出力側先方には、
パワーピストン10と一体の第3バルブプランジャ受け部
材16が設けられ、無作動状態において第3バルブプラン
ジャ19の出力側部分を第3バルブプランジャ受け部材16
の凹部に収容している。
ストン10内周との間に、第2バルブプランジャ18が配設
されている。伝達ロッド13の外周とパワーピストン10内
周との間には、第3バルブプランジャ19が配設されてい
る。第2、第3バルブプランジャ18、19は互いに接続さ
れており入出力軸に沿って一体に摺動する。伝達ロッド
13に同軸に第3バルブプランジャ19の出力側先方には、
パワーピストン10と一体の第3バルブプランジャ受け部
材16が設けられ、無作動状態において第3バルブプラン
ジャ19の出力側部分を第3バルブプランジャ受け部材16
の凹部に収容している。
【0067】第1バルブプランジャ12外周部の出力側を
向いた面と第2バルブプランジャ18内周部の入力側を向
いた面との間に第4のリターンスプリング35が圧縮介装
され、第2バルブプランジャ18(及び第3バルブプラン
ジャ19)を出力側に付勢している。
向いた面と第2バルブプランジャ18内周部の入力側を向
いた面との間に第4のリターンスプリング35が圧縮介装
され、第2バルブプランジャ18(及び第3バルブプラン
ジャ19)を出力側に付勢している。
【0068】前述したように無作動状態において、第2
バルブプランジャ18の入力側先端面18aと弁座20とは離
間している。
バルブプランジャ18の入力側先端面18aと弁座20とは離
間している。
【0069】伝達ロッド13外周とパワーピストン10内周
との間には、ソレノイド17が略入出力軸に沿って延在し
て配設され、ソレノイド17と可動コアを覆うケースに取
り付けられている。入力ロッド11の入出力軸に沿った移
動に応じてソレノイド装置も移動する。
との間には、ソレノイド17が略入出力軸に沿って延在し
て配設され、ソレノイド17と可動コアを覆うケースに取
り付けられている。入力ロッド11の入出力軸に沿った移
動に応じてソレノイド装置も移動する。
【0070】ソレノイド17はハウジング2外に設置され
たソレノイド駆動回路44に電気的に接続している。
たソレノイド駆動回路44に電気的に接続している。
【0071】ソレノイド17は励磁されることにより、電
磁力を発生し、第3バルブプランジャ19を入力側に吸引
して、第2、第3バルブプランジャ18、19を入力側に移
動させる。
磁力を発生し、第3バルブプランジャ19を入力側に吸引
して、第2、第3バルブプランジャ18、19を入力側に移
動させる。
【0072】ソレノイド17の外周とパワーピストン10内
周との間には、略入出力軸に平行に延在して、かつソレ
ノイド17や可動コアを覆うケースに取り付けられて、第
2の検出部50(リリースセンサ)が配設されている。第
2の検出部50は、入力ロッド11のハウジング2に対する
軸方向の位置検出手段である。
周との間には、略入出力軸に平行に延在して、かつソレ
ノイド17や可動コアを覆うケースに取り付けられて、第
2の検出部50(リリースセンサ)が配設されている。第
2の検出部50は、入力ロッド11のハウジング2に対する
軸方向の位置検出手段である。
【0073】第2の検出部50は、略入出力軸に平行に可
動(スライド可能)な略棒状の第2のセンサ50aを備
え、第2のセンサ50aは略入出力軸に平行にハウジング
2内壁に沿って入力側に伸び、ハウジング2の出力側を
向いた検出面50bに対向している。初期状態において、
第2のセンサ50aは検出面50bに接している。
動(スライド可能)な略棒状の第2のセンサ50aを備
え、第2のセンサ50aは略入出力軸に平行にハウジング
2内壁に沿って入力側に伸び、ハウジング2の出力側を
向いた検出面50bに対向している。初期状態において、
第2のセンサ50aは検出面50bに接している。
【0074】第2の検出部50は、第2のセンサ50aが出
力側に押し込まれた状態で接信号を出力し、自由な状態
で離信号を出力する。即ち、第2のセンサ50aと検出面
50bとが接触した状態で接信号を出力し、離間した状態
で離信号を出力する。よって、初期状態において接信号
を出力する。
力側に押し込まれた状態で接信号を出力し、自由な状態
で離信号を出力する。即ち、第2のセンサ50aと検出面
50bとが接触した状態で接信号を出力し、離間した状態
で離信号を出力する。よって、初期状態において接信号
を出力する。
【0075】伝達ロッド13出力側端部には略円板部が形
成され、この略円板部に対向してリアクションディスク
14が配置されている。この略円板部はリアクションディ
スク14の入力側端面内周部(中心部)に当接又は離間可
能にされ、入力ロッド11から出力される力をリアクショ
ンディスク14に、逆にリアクションディスク14から出力
される入力側に向けられた反力を入力ロッド11に、伝達
する。
成され、この略円板部に対向してリアクションディスク
14が配置されている。この略円板部はリアクションディ
スク14の入力側端面内周部(中心部)に当接又は離間可
能にされ、入力ロッド11から出力される力をリアクショ
ンディスク14に、逆にリアクションディスク14から出力
される入力側に向けられた反力を入力ロッド11に、伝達
する。
【0076】リアクションディスク14の入力側端面外周
部には、リアクションディスクリテーナを介してパワー
ピストン10の内周部出力側端面が当接している。この面
を介して、変圧室9、7と定圧室8、6との差圧による
パワーピストン10の推進力(倍力)は、リアクションデ
ィスク14に作用する。パワーピストン10の出力する倍力
は、入力ロッドの出力する力に比して十分大きいため、
パワーピストン10から押圧力を受ける際、伝達ロッド13
に当接可能なリアクションディスク14の内周部(中央
部)は、入力側に張り出し、リアクションディスク14
は、伝達ロッド13及び第1バルブプランジャ12を介して
入力ロッド11に反力を及ぼすことが可能である。
部には、リアクションディスクリテーナを介してパワー
ピストン10の内周部出力側端面が当接している。この面
を介して、変圧室9、7と定圧室8、6との差圧による
パワーピストン10の推進力(倍力)は、リアクションデ
ィスク14に作用する。パワーピストン10の出力する倍力
は、入力ロッドの出力する力に比して十分大きいため、
パワーピストン10から押圧力を受ける際、伝達ロッド13
に当接可能なリアクションディスク14の内周部(中央
部)は、入力側に張り出し、リアクションディスク14
は、伝達ロッド13及び第1バルブプランジャ12を介して
入力ロッド11に反力を及ぼすことが可能である。
【0077】出力ロッド15と同軸にパワーピストン10と
ハウジング2との間には、夫々リテーナを介して第5の
リターンスプリング28が圧縮介装されている。第5のリ
ターンスプリング28は、ハウジング2を支点としてパワ
ーピストン10を入力側に付勢している。
ハウジング2との間には、夫々リテーナを介して第5の
リターンスプリング28が圧縮介装されている。第5のリ
ターンスプリング28は、ハウジング2を支点としてパワ
ーピストン10を入力側に付勢している。
【0078】ハウジング2外において出力ロッド15の出
力側先方には、ABS(アンチロックブレーキシステ
ム)51が設置されている。ABS(アンチロックブレー
キシステム)51は、通常時は出力ロッド15の出力に応じ
て油圧を介し不図示のブレーキに作用し、車体の速度と
駆動輪との速度差が大きくなった際、一時的にブレーキ
力を減少させ、駆動輪のスリップを防止するシステムで
ある。
力側先方には、ABS(アンチロックブレーキシステ
ム)51が設置されている。ABS(アンチロックブレー
キシステム)51は、通常時は出力ロッド15の出力に応じ
て油圧を介し不図示のブレーキに作用し、車体の速度と
駆動輪との速度差が大きくなった際、一時的にブレーキ
力を減少させ、駆動輪のスリップを防止するシステムで
ある。
【0079】ハウジング2外に設けられた制御回路40
は、自己保持回路41、第2のスイッチ回路(リリースス
イッチ回路)42、ソレノイド駆動回路44、及び車速演算
回路43から構成される。
は、自己保持回路41、第2のスイッチ回路(リリースス
イッチ回路)42、ソレノイド駆動回路44、及び車速演算
回路43から構成される。
【0080】車速演算回路43は不図示の駆動輪又は駆動
軸等に設けられた車速検出手段の出力を入力し、車速を
演算すると共に、車速に応じて信号を出力する。ソレノ
イド駆動回路44は、車速演算回路の出力信号に応じて、
ソレノイド17を励磁(駆動)又は励磁しない。
軸等に設けられた車速検出手段の出力を入力し、車速を
演算すると共に、車速に応じて信号を出力する。ソレノ
イド駆動回路44は、車速演算回路の出力信号に応じて、
ソレノイド17を励磁(駆動)又は励磁しない。
【0081】自己保持回路41は、不図示のソレノイド駆
動回路44を活性化する回路(例えば、ソレノイド駆動回
路44の制御電源)の出力を入力すると共に第1の検出部
31から出力される信号を制御信号として入力し、ソレノ
イド駆動回路44の活性化に係る信号を出力する。
動回路44を活性化する回路(例えば、ソレノイド駆動回
路44の制御電源)の出力を入力すると共に第1の検出部
31から出力される信号を制御信号として入力し、ソレノ
イド駆動回路44の活性化に係る信号を出力する。
【0082】第2のスイッチ回路42は自己保持回路41の
出力を入力とすると共に、第2の検出部50から出力され
る信号を制御信号として入力し、ソレノイド駆動回路44
の活性化に係る信号を出力する。
出力を入力とすると共に、第2の検出部50から出力され
る信号を制御信号として入力し、ソレノイド駆動回路44
の活性化に係る信号を出力する。
【0083】ソレノイド駆動回路44は、第2のスイッチ
回路44の出力を入力とし、第2のスイッチ回路の出力信
号のレベルにより活性化又は非活性化される。ソレノイ
ド駆動回路44には負荷としてソレノイド17が電気的に接
続されている。
回路44の出力を入力とし、第2のスイッチ回路の出力信
号のレベルにより活性化又は非活性化される。ソレノイ
ド駆動回路44には負荷としてソレノイド17が電気的に接
続されている。
【0084】さらに、ソレノイド駆動回路44は車速演算
回路43の出力も入力としており、車速演算回路43が車速
が例えば約10km/h以下と演算した際、車速演算回路43は
ソレノイド駆動回路44を非活性化する信号を出力する。
なぜなら、低速においては強ブレーキを必要としないた
めである。ソレノイド駆動回路44は活性化された際、ソ
レノイドを励磁する。
回路43の出力も入力としており、車速演算回路43が車速
が例えば約10km/h以下と演算した際、車速演算回路43は
ソレノイド駆動回路44を非活性化する信号を出力する。
なぜなら、低速においては強ブレーキを必要としないた
めである。ソレノイド駆動回路44は活性化された際、ソ
レノイドを励磁する。
【0085】図4は、制御回路40の構成を説明する回路
図である。
図である。
【0086】図1〜図4を参照して、自己保持回路41と
第2のスイッチ回路42は、不図示のソレノイド駆動回路
44を活性化する手段の出力端(例えば、ソレノイド駆動
回路44の制御電源)とソレノイド駆動回路44の入力端と
の間に、順に直列に電気的に接続されている。
第2のスイッチ回路42は、不図示のソレノイド駆動回路
44を活性化する手段の出力端(例えば、ソレノイド駆動
回路44の制御電源)とソレノイド駆動回路44の入力端と
の間に、順に直列に電気的に接続されている。
【0087】第2のスイッチ回路42は第2のスイッチ
(以下「リリーススイッチ(S/W)」という)42aか
ら構成され、第2の検出部50の出力信号を制御信号とし
て、離信号の際接点を閉じ、接信号の際接点を開ける。
(以下「リリーススイッチ(S/W)」という)42aか
ら構成され、第2の検出部50の出力信号を制御信号とし
て、離信号の際接点を閉じ、接信号の際接点を開ける。
【0088】自己保持回路41は、並列に設けられた第1
のスイッチ(以下「パニックスイッチ(S/W)」とい
う)41aとリレー(リレースイッチ41bとリレー制御用
ソレノイド41cとからなる)とから構成されている。リ
レー制御用ソレノイド41cの一端はリリーススイッチ41
aとソレノイド駆動回路44との間の節点に電気的に接続
し、他端は接地されている。パニックスイッチ41aは、
第1の検出部31の出力信号を制御信号として、離信号の
際接点を閉じ、接信号の際接点を開ける。
のスイッチ(以下「パニックスイッチ(S/W)」とい
う)41aとリレー(リレースイッチ41bとリレー制御用
ソレノイド41cとからなる)とから構成されている。リ
レー制御用ソレノイド41cの一端はリリーススイッチ41
aとソレノイド駆動回路44との間の節点に電気的に接続
し、他端は接地されている。パニックスイッチ41aは、
第1の検出部31の出力信号を制御信号として、離信号の
際接点を閉じ、接信号の際接点を開ける。
【0089】図4に示すように、リレー制御用ソレノイ
ド41cは、パニックスイッチ41a及びリリーススイッチ
42aの接点が両方閉じた際に、励磁されてリレースイッ
チ41bの接点を閉じ、一旦接点が閉じられた後には、パ
ニックスイッチ41aの接点が開きかつリリーススイッチ
42aの接点が閉じられた状態の場合は、接点を閉じた状
態を保持し、リリーススイッチ42aの接点が開いた場合
には接点を開ける。
ド41cは、パニックスイッチ41a及びリリーススイッチ
42aの接点が両方閉じた際に、励磁されてリレースイッ
チ41bの接点を閉じ、一旦接点が閉じられた後には、パ
ニックスイッチ41aの接点が開きかつリリーススイッチ
42aの接点が閉じられた状態の場合は、接点を閉じた状
態を保持し、リリーススイッチ42aの接点が開いた場合
には接点を開ける。
【0090】好ましくは、制御回路40においてダイオー
ドや抵抗が配される。例えば、リレーにダイオードを接
続したり、リリーススイッチ41aに抵抗を接続する。
ドや抵抗が配される。例えば、リレーにダイオードを接
続したり、リリーススイッチ41aに抵抗を接続する。
【0091】本実施例の真空倍力装置の動作を、操作者
(車両の運転者)がパニックブレーキを踏んだ場合と、
通常のブレーキ踏み込みを行なった場合に分けて、図1
及び図4を参照して説明する。
(車両の運転者)がパニックブレーキを踏んだ場合と、
通常のブレーキ踏み込みを行なった場合に分けて、図1
及び図4を参照して説明する。
【0092】運転者が不図示の制動ペダルを急激に踏み
込んで、入力ロッド11が真空倍力装置の出力側に急激に
移動した際、入力ロッド11と第1バルブプランジャ12と
の出力側への移動に伴い、弁座20は第3のリターンスプ
リング34により出力側に付勢されることにより、弁座20
とパワーピストン10の内面に入力側に向かって突出形成
された入力側端面10aとは当接する。
込んで、入力ロッド11が真空倍力装置の出力側に急激に
移動した際、入力ロッド11と第1バルブプランジャ12と
の出力側への移動に伴い、弁座20は第3のリターンスプ
リング34により出力側に付勢されることにより、弁座20
とパワーピストン10の内面に入力側に向かって突出形成
された入力側端面10aとは当接する。
【0093】入力ロッド11のフランジ部11aをピストン
とし、シリンダ室23a内外を連通するオリフィス23bを
備えたシリンダにおいて、ピストンの移動速度が所定値
(限界値)以上であることにより、小径のオリフィス23
bを通じてシリンダ室23a内の流体(大気)は十分に排
出されない。
とし、シリンダ室23a内外を連通するオリフィス23bを
備えたシリンダにおいて、ピストンの移動速度が所定値
(限界値)以上であることにより、小径のオリフィス23
bを通じてシリンダ室23a内の流体(大気)は十分に排
出されない。
【0094】このため、シリンダ室23aの内圧は高ま
り、シリンダ室23a内の流体は略剛体の如く作用して、
シリンダ(及びシリンダ室23aとオリフィス23b)が形
成されている作動ピストン23は、入力ロッド11と略一体
に移動する。従って、作動ピストン23に対向し、初期状
態で作動ピストン23に接触するように配設されている第
1の検出部31の第1のセンサ31aと作動ピストン23とは
離間する。
り、シリンダ室23a内の流体は略剛体の如く作用して、
シリンダ(及びシリンダ室23aとオリフィス23b)が形
成されている作動ピストン23は、入力ロッド11と略一体
に移動する。従って、作動ピストン23に対向し、初期状
態で作動ピストン23に接触するように配設されている第
1の検出部31の第1のセンサ31aと作動ピストン23とは
離間する。
【0095】離間を検出した際、第1の検出部31は離信
号を出力する。第1の検出部31の出力する離信号によ
り、パニックスイッチ41aの接点は閉じられる。
号を出力する。第1の検出部31の出力する離信号によ
り、パニックスイッチ41aの接点は閉じられる。
【0096】初期状態(制動ペダルが踏まれる前の状
態)において、第2の検出部50は接信号を出力している
ことによりリリーススイッチ42aの接点は開いている
が、入力ロッド11の出力側への移動に伴い第2の検出部
50も出力側に所定距離移動することにより、第2のセン
サ50aと検出面50bとは離間して、第2の検出部50は離
信号を出力する。従って、リリーススイッチ42aの接点
は閉じられ、不図示のソレノイド駆動回路を活性化する
手段とソレノイド駆動回路44とは電気的に導通し、ソレ
ノイド駆動回路44は活性化される。
態)において、第2の検出部50は接信号を出力している
ことによりリリーススイッチ42aの接点は開いている
が、入力ロッド11の出力側への移動に伴い第2の検出部
50も出力側に所定距離移動することにより、第2のセン
サ50aと検出面50bとは離間して、第2の検出部50は離
信号を出力する。従って、リリーススイッチ42aの接点
は閉じられ、不図示のソレノイド駆動回路を活性化する
手段とソレノイド駆動回路44とは電気的に導通し、ソレ
ノイド駆動回路44は活性化される。
【0097】この導通により、リレー制御用ソレノイド
41cは不図示のソレノイド駆動回路を活性化する手段と
電気的に導通し励磁されることにより、スイッチ41bの
接点は閉じられる。
41cは不図示のソレノイド駆動回路を活性化する手段と
電気的に導通し励磁されることにより、スイッチ41bの
接点は閉じられる。
【0098】さらに、入力ロッド11が出力側に移動する
際、又は時間の経過により、シリンダ室23a内の流体は
オリフィス23bを介して、シリンダ室23a外に排出され
る。
際、又は時間の経過により、シリンダ室23a内の流体は
オリフィス23bを介して、シリンダ室23a外に排出され
る。
【0099】このため、シリンダ室23a底面と入力ロッ
ド11のフランジ部11aとは、互いに近づいていく。さら
に、作動ピストン23は第1のリターンスプリング32によ
って、入力側に常時付勢されているために、作動ピスト
ン23の入力側端面は第1の検出部31に接触しかつ押し込
む。よって、第1の検出部31は接信号を出力し、この接
信号に従いパニックスイッチ41aの接点は開く。しか
し、リリーススイッチ42aの接点が開かない限り、リレ
ー(41bと41cとからなる)の接点は開かず、ソレノイ
ド駆動回路44は活性化された状態を維持する。
ド11のフランジ部11aとは、互いに近づいていく。さら
に、作動ピストン23は第1のリターンスプリング32によ
って、入力側に常時付勢されているために、作動ピスト
ン23の入力側端面は第1の検出部31に接触しかつ押し込
む。よって、第1の検出部31は接信号を出力し、この接
信号に従いパニックスイッチ41aの接点は開く。しか
し、リリーススイッチ42aの接点が開かない限り、リレ
ー(41bと41cとからなる)の接点は開かず、ソレノイ
ド駆動回路44は活性化された状態を維持する。
【0100】活性化されたソレノイド駆動回路44はソレ
ノイド17を励磁し、ソレノイド17は第3バルブプランジ
ャ19を入力側に吸引し、第2、3バルブプランジャ18、
19は入力側に移動する。
ノイド17を励磁し、ソレノイド17は第3バルブプランジ
ャ19を入力側に吸引し、第2、3バルブプランジャ18、
19は入力側に移動する。
【0101】従って、第2バルブプランジャの入力側端
面18aは弁座20を入力側に押し込む。弁座20は入力側に
押し込まれ、かつ、第1バルブプランジャ12は入力ロッ
ド11により出力側に押し込まれていることにより、第1
バルブプランジャ12の入力側端面12aと弁座20とは離間
する。
面18aは弁座20を入力側に押し込む。弁座20は入力側に
押し込まれ、かつ、第1バルブプランジャ12は入力ロッ
ド11により出力側に押し込まれていることにより、第1
バルブプランジャ12の入力側端面12aと弁座20とは離間
する。
【0102】これによって変圧室9、7に大気が導入さ
れ、負圧に保持されている定圧室8、6との間に差圧が
発生する。この差圧を可動壁5、4は受けることによ
り、パワーピストン10は出力側に移動される。出力側に
移動したパワーピストン10はリアクションディスク14を
出力側に押し込んで変形させる。リアクションディスク
14はパワーピストン10の出力にほぼ応じた力を出力ロッ
ド15に伝達し、出力ロッド15は出力側に移動する。
れ、負圧に保持されている定圧室8、6との間に差圧が
発生する。この差圧を可動壁5、4は受けることによ
り、パワーピストン10は出力側に移動される。出力側に
移動したパワーピストン10はリアクションディスク14を
出力側に押し込んで変形させる。リアクションディスク
14はパワーピストン10の出力にほぼ応じた力を出力ロッ
ド15に伝達し、出力ロッド15は出力側に移動する。
【0103】出力ロッド15の出力側への移動によって、
ABS(アンチロックブレーキシステム)51は、油圧を
高めて車両の駆動輪に急ブレーキをかける。
ABS(アンチロックブレーキシステム)51は、油圧を
高めて車両の駆動輪に急ブレーキをかける。
【0104】パワーピストン10の出力する倍力が飽和し
た以降即ち死点以降は、真空倍力装置の出力を上げる力
は、入力ロッド11への操作力即ち運転者による不図示の
制動ペダル踏み力のみとなる。
た以降即ち死点以降は、真空倍力装置の出力を上げる力
は、入力ロッド11への操作力即ち運転者による不図示の
制動ペダル踏み力のみとなる。
【0105】続いて復行程を説明する。さらに、不図示
の制動ペダルから足を外すと、リアクションディスク14
の反力及び第2のリターンスプリング33による付勢力に
よって、入力ロッド11、第1バルブプランジャ12及びソ
レノイド装置、ひいては第2の検出手段50が入力側に移
動し、第2のセンサ50aは検出面50bに接触して、第2
の検出部50は接信号を出力する。第2の検出部50の出力
する接信号によって、リリーススイッチ42aの接点は開
かれ、ソレノイド駆動回路44は非活性化される。併せ
て、リレー制御用ソレノイド41cが励磁されなくなるこ
とにより、リレースイッチ41bの接点は開かれる。従っ
て、ソレノイド17の駆動は終了する。そして、変圧室
9、7内の高圧の大気は定圧室8、6、インレット2a
を介して排出される。こうして初期状態が復元される。
の制動ペダルから足を外すと、リアクションディスク14
の反力及び第2のリターンスプリング33による付勢力に
よって、入力ロッド11、第1バルブプランジャ12及びソ
レノイド装置、ひいては第2の検出手段50が入力側に移
動し、第2のセンサ50aは検出面50bに接触して、第2
の検出部50は接信号を出力する。第2の検出部50の出力
する接信号によって、リリーススイッチ42aの接点は開
かれ、ソレノイド駆動回路44は非活性化される。併せ
て、リレー制御用ソレノイド41cが励磁されなくなるこ
とにより、リレースイッチ41bの接点は開かれる。従っ
て、ソレノイド17の駆動は終了する。そして、変圧室
9、7内の高圧の大気は定圧室8、6、インレット2a
を介して排出される。こうして初期状態が復元される。
【0106】一方、運転者が不図示の制動ペダルを通常
の速度で踏み込んだ場合は、入力ロッド11は比較的遅い
速度で出力側に移動する。入力ロッド11のフランジ部11
aであるピストンの移動速度が所定値(限界値)未満で
あることにより、小径のオリフィス23bを通じてシリン
ダ室23a内の流体(大気)は十分に排出される。このた
め、入力ロッド11のフランジ部11aからなるピストンは
シリンダの底面に近づき、シリンダ室23aの体積は減少
する。
の速度で踏み込んだ場合は、入力ロッド11は比較的遅い
速度で出力側に移動する。入力ロッド11のフランジ部11
aであるピストンの移動速度が所定値(限界値)未満で
あることにより、小径のオリフィス23bを通じてシリン
ダ室23a内の流体(大気)は十分に排出される。このた
め、入力ロッド11のフランジ部11aからなるピストンは
シリンダの底面に近づき、シリンダ室23aの体積は減少
する。
【0107】このように作動ピストン23と入力ロッド11
とは互いにストロークするため、また第1のリターンス
プリング32により作動ピストン23は常時入力側に付勢さ
れているため、作動ピストン23と第1の検出部31の第1
のセンサ31aとは接触状態を維持し、第1の検出部31は
パニックスイッチ41aに接信号を出力し続ける。従っ
て、ソレノイド駆動回路44はソレノイド17を励磁せず、
第1バルブプランジャ12の入力側先端12aと弁座20とを
離間させるためには、付勢手段又はリアクションディス
ク14の出力する入力側に向いた反力に抗して入力ロッド
11を出力側へ移動することを必要とする。
とは互いにストロークするため、また第1のリターンス
プリング32により作動ピストン23は常時入力側に付勢さ
れているため、作動ピストン23と第1の検出部31の第1
のセンサ31aとは接触状態を維持し、第1の検出部31は
パニックスイッチ41aに接信号を出力し続ける。従っ
て、ソレノイド駆動回路44はソレノイド17を励磁せず、
第1バルブプランジャ12の入力側先端12aと弁座20とを
離間させるためには、付勢手段又はリアクションディス
ク14の出力する入力側に向いた反力に抗して入力ロッド
11を出力側へ移動することを必要とする。
【0108】制動ペダルが踏み続けられ、入力ロッド11
がさらに出力側に移動すると、パワーピストン10の入力
側端面10aと弁座20とは当接して、変圧室9、7と定圧
室8、6との連通は断たれる。そして、第4のリターン
スプリング35の付勢力等に抗して入力ロッド10により第
1バルブプランジャ12は出力側に移動され、第1バルブ
プランジャ12の入力側端面12aと弁座20とは離間して、
大気が変圧室9、7に導入される。
がさらに出力側に移動すると、パワーピストン10の入力
側端面10aと弁座20とは当接して、変圧室9、7と定圧
室8、6との連通は断たれる。そして、第4のリターン
スプリング35の付勢力等に抗して入力ロッド10により第
1バルブプランジャ12は出力側に移動され、第1バルブ
プランジャ12の入力側端面12aと弁座20とは離間して、
大気が変圧室9、7に導入される。
【0109】これによって変圧室9、7に大気が導入さ
れ、負圧に保持されている定圧室8、6との間に差圧が
発生する。この差圧を可動壁5、4は受けることによ
り、パワーピストン10は出力側に移動される。出力側に
移動したパワーピストン10はリアクションディスク14を
出力側に押し込んで変形させる。リアクションディスク
14はパワーピストン10の出力にほぼ応じた力を出力ロッ
ド15に伝達し、出力ロッド15は出力側に移動する。
れ、負圧に保持されている定圧室8、6との間に差圧が
発生する。この差圧を可動壁5、4は受けることによ
り、パワーピストン10は出力側に移動される。出力側に
移動したパワーピストン10はリアクションディスク14を
出力側に押し込んで変形させる。リアクションディスク
14はパワーピストン10の出力にほぼ応じた力を出力ロッ
ド15に伝達し、出力ロッド15は出力側に移動する。
【0110】出力ロッド15の出力側への移動によって、
ABS(アンチロックブレーキシステム)51は、油圧を
高めて車両の駆動輪に急ブレーキをかける。
ABS(アンチロックブレーキシステム)51は、油圧を
高めて車両の駆動輪に急ブレーキをかける。
【0111】この後、入力がほぼ一定に維持される場合
は、増加した出力に応じたリアクションディスク14の入
力側への流動がなされ、リアクションディスク14の出力
する反力によって伝達ロッド13を介して第1バルブプラ
ンジャ12が入力側に押し戻されて、第1バルブプランジ
ャ12の入力側端面12aと弁座20とがほぼ当接(ほぼ着
座)した状態に収束する。
は、増加した出力に応じたリアクションディスク14の入
力側への流動がなされ、リアクションディスク14の出力
する反力によって伝達ロッド13を介して第1バルブプラ
ンジャ12が入力側に押し戻されて、第1バルブプランジ
ャ12の入力側端面12aと弁座20とがほぼ当接(ほぼ着
座)した状態に収束する。
【0112】さらに、制動ペダルが踏み続けられると、
大気と変圧室9、7との圧力が一致するまで、パワーピ
ストン10の出力する倍力は上昇し、一致した時点で倍力
はこれ以上大きくならず「死点」に到達する。ここで、
制動ペダルへの踏み力を保持状態にすると、リアクショ
ンディスク14の入力側への出力(反力)が上昇し、第1
バルブプランジャ12及び入力ロッド11を入力側に押し戻
して第1バルブプランジャ12の入力側端面12aと弁座20
とは当接する。
大気と変圧室9、7との圧力が一致するまで、パワーピ
ストン10の出力する倍力は上昇し、一致した時点で倍力
はこれ以上大きくならず「死点」に到達する。ここで、
制動ペダルへの踏み力を保持状態にすると、リアクショ
ンディスク14の入力側への出力(反力)が上昇し、第1
バルブプランジャ12及び入力ロッド11を入力側に押し戻
して第1バルブプランジャ12の入力側端面12aと弁座20
とは当接する。
【0113】以下は、パニックブレーキを踏んだ際の復
行程と同一であるため、説明を省略する。
行程と同一であるため、説明を省略する。
【0114】以上、本発明を上記実施例に即して説明し
たが、本発明は上記態様にのみ限定されるものでなく、
本発明の原理に準ずる各種態様を含むものである。
たが、本発明は上記態様にのみ限定されるものでなく、
本発明の原理に準ずる各種態様を含むものである。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
操作者の意思が遅延無く検出され、この検出に基づいて
大気を導入する手段(大気弁可動弁体)を移動するソレ
ノイドへの通電タイミング等を適正化すると共に、装置
全体がコンパクトにまとめられる真空倍力装置が提供さ
れる。例えば、本発明の真空倍力装置を車両のブレーキ
ブースタに適用すれば、パニックブレーキの際の操作者
のブレーキ意思を遅延無く検出し、素早く強ブレーキが
かかり、車両の制動距離は短縮される。
操作者の意思が遅延無く検出され、この検出に基づいて
大気を導入する手段(大気弁可動弁体)を移動するソレ
ノイドへの通電タイミング等を適正化すると共に、装置
全体がコンパクトにまとめられる真空倍力装置が提供さ
れる。例えば、本発明の真空倍力装置を車両のブレーキ
ブースタに適用すれば、パニックブレーキの際の操作者
のブレーキ意思を遅延無く検出し、素早く強ブレーキが
かかり、車両の制動距離は短縮される。
【0116】特に、請求項2の構成によれば、他の要素
の装置内での移動を妨げることなく、検出対象である作
動ピストンが配置される。
の装置内での移動を妨げることなく、検出対象である作
動ピストンが配置される。
【0117】特に、請求項3の構成によれば、作動ピス
トンは付勢部材により入力側に付勢されており、上記入
力ロッドの移動速度に係る所定値は、付勢部材の付勢力
によっても調整されるという効果を奏する。
トンは付勢部材により入力側に付勢されており、上記入
力ロッドの移動速度に係る所定値は、付勢部材の付勢力
によっても調整されるという効果を奏する。
【0118】特に、請求項4の構成によれば、パワーピ
ストンの移動を検出する第2のセンサを設けることによ
り、第1及び第2のセンサから出力される信号に応じて
ソレノイドを励磁する期間、タイミングの一層の適正化
が実現される。
ストンの移動を検出する第2のセンサを設けることによ
り、第1及び第2のセンサから出力される信号に応じて
ソレノイドを励磁する期間、タイミングの一層の適正化
が実現される。
【0119】特に、請求項5の構成によれば、真空倍力
装置内の空間が高度に利用されると共に、パワーピスト
ンの移動を検出する第2のセンサに加わる衝撃も少なく
される。
装置内の空間が高度に利用されると共に、パワーピスト
ンの移動を検出する第2のセンサに加わる衝撃も少なく
される。
【0120】特に、請求項6の構成によれば、少なくと
も2つの検出部の検出出力に基づいてソレノイドが制御
されることにより、入力ロッドの位置、弁の開度等に正
確に応じた一層的確なソレノイド駆動制御がなされ、こ
のような真空倍力装置を車両のブレーキ装置に適用した
場合、運転者のブレーキ意思により即したブレーキアシ
スト動作が実行される。
も2つの検出部の検出出力に基づいてソレノイドが制御
されることにより、入力ロッドの位置、弁の開度等に正
確に応じた一層的確なソレノイド駆動制御がなされ、こ
のような真空倍力装置を車両のブレーキ装置に適用した
場合、運転者のブレーキ意思により即したブレーキアシ
スト動作が実行される。
【0121】請求項7の構成によれば、簡単な回路構成
により、ソレノイドの励磁期間、タイミングの適正化が
なされる。
により、ソレノイドの励磁期間、タイミングの適正化が
なされる。
【図1】本発明の一実施例に係る真空倍力装置の入出力
軸方向に沿った断面図及び制御回路の概略構成を示すブ
ロック図である。
軸方向に沿った断面図及び制御回路の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の一実施例に係り、図1の真空倍力装置
の要部拡大図である。
の要部拡大図である。
【図3】本発明の一実施例に係り、図1の真空倍力装置
の弁座付近の構成を説明する図である。
の弁座付近の構成を説明する図である。
【図4】本発明の一実施例に係り、図1の制御回路の構
成を説明する回路図である。
成を説明する回路図である。
【図5】従来の真空倍力装置の断面図である。
2 ハウジング 3 固定壁 4 フロント可動壁 5 リヤ可動壁 6 フロント定圧室 7 フロント変圧室 8 リヤ定圧室 9 リヤ変圧室 10 パワーピストン 10a 入力側端面(パワーピストンの内面に入力側に向
かって突出形成された入力側端面) 11 入力ロッド 12 第1バルブプランジャ 12a 入力側端面(第1バルブプランジャの入力側端
面) 13 伝達ロッド 14 リアクションディスク 15 出力ロッド 17 ソレノイド 18 第2バルブプランジャ 18a 入力側端面(第2バルブプランジャの入力側端
面) 19 第3バルブプランジャ 20 弁座 23 作動ピストン 23a シリンダ室 23b オリフィス 24 リテーナ 25 コントロールバルブ 28 第5のリターンスプリング 31 第1の検出部(入力ロッドセンサ) 31a 第1のセンサ(押しボタン) 32 第1のリターンスプリング 33 第2のリターンスプリング 34 第3のリターンスプリング 35 第4のリターンスプリング 50 第2の検出部(リリースセンサ) 50a 第2のセンサ 50b 検出面 40 制御回路 41 自己保持回路 41a パニックスイッチ(S/W)(第1のスイッチ) 41b スイッチ 41c リレー制御用ソレノイド 42 第2のスイッチ回路 42a リリーススイッチ(S/W)(第2のスイッチ) 43 車速演算回路 44 ソレノイド駆動回路
かって突出形成された入力側端面) 11 入力ロッド 12 第1バルブプランジャ 12a 入力側端面(第1バルブプランジャの入力側端
面) 13 伝達ロッド 14 リアクションディスク 15 出力ロッド 17 ソレノイド 18 第2バルブプランジャ 18a 入力側端面(第2バルブプランジャの入力側端
面) 19 第3バルブプランジャ 20 弁座 23 作動ピストン 23a シリンダ室 23b オリフィス 24 リテーナ 25 コントロールバルブ 28 第5のリターンスプリング 31 第1の検出部(入力ロッドセンサ) 31a 第1のセンサ(押しボタン) 32 第1のリターンスプリング 33 第2のリターンスプリング 34 第3のリターンスプリング 35 第4のリターンスプリング 50 第2の検出部(リリースセンサ) 50a 第2のセンサ 50b 検出面 40 制御回路 41 自己保持回路 41a パニックスイッチ(S/W)(第1のスイッチ) 41b スイッチ 41c リレー制御用ソレノイド 42 第2のスイッチ回路 42a リリーススイッチ(S/W)(第2のスイッチ) 43 車速演算回路 44 ソレノイド駆動回路
Claims (7)
- 【請求項1】(a)ハウジング内を移動可能に設置され該
ハウジング内を定圧室と変圧室とに区画する可動壁と、
該可動壁に連結されるパワーピストンと、該パワーピス
トン内に摺動可能に嵌合された伝達部材と、該伝達部材
に連結されブレーキ操作によって軸方向に移動可能な入
力ロッドと、前記伝達部材と係合して前記伝達部材の移
動によって軸方向に移動可能なバルブプランジャ部材
と、前記バルブプランジャ部材と係合する第1状態と非
係合となる第2状態とを採ることにより選択的に前記変
圧室を前記定圧室又は大気に連通させるコントロールバ
ルブと、電力源に接続され電力の供給を受けて前記バル
ブプランジャ部材を作動させるソレノイドと、前記ソレ
ノイドを駆動するソレノイド駆動回路とを有する真空倍
力装置であって、 (b)前記入力ロッドが貫通して該入力ロッドのフランジ
部をピストンとして密閉されたシリンダ室を備えるシリ
ンダと、該シリンダ内外を連通し該ピストンの該シリン
ダに対するストローク速度に応じて該シリンダ室内の流
体を室外に排出可能に形成されるオリフィスと、を備
え、前記パワーピストンの入力側内部に配された作動ピ
ストンと、 (c)前記作動ピストンの軸方向相対移動の有無を検出す
る第1の検出部と、を有し、 (d)前記ソレノイド駆動回路は、前記第1の検出部から
出力される切換信号を入力として、少なくとも該第1の
検出部の出力信号に応じてソレノイドを励磁するもので
あり、 (e)前記入力ロッドの真空倍力装置の出力側への移動速
度が所定値以上の場合、 前記入力ロッドが前記出力側
に移動することにより、前記作動ピストンは前記シリン
ダ室内の流体の圧力を介して該出力側に付勢されて、該
出力側に移動すると共に、前記第1の検出部は前記作動
ピストンの相対的移動を検出し、 (f)該移動速度が所定値未満の場合、 前記入力ロッドの前記出力側への移動に伴い前記シリン
ダ室内の流体は前記オリフィスを介して該シリンダ室外
に排出されて、前記入力ロッドのフランジ部からなる前
記ピストンは該シリンダ室の底面に向かってストローク
することにより、前記作動ピストンと前記パワーピスト
ンとの間の初期状態が維持されること、を特徴とする真
空倍力装置。 - 【請求項2】(g)前記第1の検出部は、前記作動ピスト
ンと離・接する第1のセンサを備え、前記離・接に応じ
て切換信号を出力することを特徴とする請求項1記載の
真空倍力装置。 - 【請求項3】(h)前記作動ピストンは、略フランジ状で
あって、内周部の入力側に前記入力ロッドのフランジ部
からなるピストン径に対応する径大の開口部と、出力側
に該入力ロッド径に対応する径小の開口部を備え、 (i)前記オリフィスは、前記シリンダの側壁から該作動
ピストンの半径外方向に貫通して形成され、 (j)前記フランジ部入力側端面は、前記第1の検出部の
第1のセンサに接触又は離間可能とされ、初期状態で該
第1のセンサに接触し、 (k)前記フランジ部出力側端面と、該端面に対向してか
つ前記パワーピストンに支持される要素との間に、前記
作動ピストンを前記第1のセンサ側に付勢するように圧
縮介装された付勢部材を有する、ことを特徴とする請求
項2記載の真空倍力装置。 - 【請求項4】(l)前記入力ロッドの前記ハウジングに対
する軸方向相対移動を検出する第2の検出部を備え、 (m)前記ソレノイド駆動回路を含み、前記第1、第2の
検出部から夫々出力される信号を入力とし、前記第1、
第2の検出部の出力信号に応じて前記ソレノイド駆動回
路を活性化又は非活性化する制御回路を有することを特
徴とする請求項1〜3のいずれか一に記載の真空倍力装
置。 - 【請求項5】(n)前記第2の検出部は、前記入力ロッド
に連動可能で、取り付け位置から入力側に前記ハウジン
グに向かって延伸されて前記入力ロッドの移動に応じ
て、前記真空倍力装置の外壁を成しているハウジングに
接触又は離間する第2のセンサを備え、該第2のセンサ
は初期状態で該ハウジングに接触していることを特徴と
する請求項4に記載の真空倍力装置。 - 【請求項6】(o)前記第1、第2の検出部が夫々離信号
を出力してから、該第2の検出部が接信号を出力するま
で、前記制御回路は前記ソレノイド駆動回路を活性化
し、 (p)前記ソレノイド駆動回路が活性化された後、該第2
の検出部が接信号を出力する際、前記制御回路は前記ソ
レノイド駆動回路を非活性化すること、を特徴とする請
求項4又は5に記載の真空倍力装置。 - 【請求項7】(q)前記制御回路は、 前記第1の検出部から出力される信号を制御信号として
入力とし、前記第1の検出部の離・接出力信号に応じ接
点を閉・開する第1のスイッチと、 (r)前記第2の検出部から出力される信号を制御信号と
して入力とし、前記第2の検出部の接・離出力信号に応
じ開・閉する第2のスイッチと、 (s)前記第1、第2のスイッチの夫々の接点の閉・開に
応じ作動する電気的作動部材と、を備え、 (t)前記第1のスイッチ又は前記電気的作動部材が閉
じ、かつ前記第2のスイッチが閉じている際に、前記制
御回路は前記ソレノイド駆動回路を活性化し、前記ソレ
ノイド駆動回路は前記ソレノイドを励磁すること、を特
徴とする請求項4〜6のいずれか一に記載の真空倍力装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7206631A JPH0930402A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 真空倍力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7206631A JPH0930402A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 真空倍力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0930402A true JPH0930402A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16526569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7206631A Withdrawn JPH0930402A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 真空倍力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0930402A (ja) |
-
1995
- 1995-07-20 JP JP7206631A patent/JPH0930402A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |