JPH09304388A - ヒトイムノグロブリンeの定量法および測定キット - Google Patents
ヒトイムノグロブリンeの定量法および測定キットInfo
- Publication number
- JPH09304388A JPH09304388A JP12492096A JP12492096A JPH09304388A JP H09304388 A JPH09304388 A JP H09304388A JP 12492096 A JP12492096 A JP 12492096A JP 12492096 A JP12492096 A JP 12492096A JP H09304388 A JPH09304388 A JP H09304388A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ige
- reaction
- antibody
- human immunoglobulin
- sample
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】非特異的反応による凝集がなく、低濃度域でも
正確な測定が可能な、高感度で迅速なヒトイムノグロブ
リンE(IgE)の定量法を提供する。 【解決手段】抗IgE抗体を感作した不溶性担体と試料
を混合し、抗原−抗体凝集反応による反応液の吸光度変
化量を測定し、検量線を用いて未知試料のIgEを定量
するに当り、不溶性担体としてラテックス粒子を用い、
該担体上に感作された抗IgE抗体を凝集反応液中の濃
度が2〜40μg/mlになるように用い、抗IgE抗
体感作不溶性担体を凝集反応液中の濃度が0.01〜
0.08重量%になるように用い、平均分子量3千〜百
万のポリエチレングリコールを凝集反応液中の濃度が
0.1〜5重量%になるように加え、不溶性担体と試料
との反応を5秒〜15分間恒温で行い、ラテックス凝集
反応の進行に伴う吸光度の増加を測定するIgEの定量
法である。
正確な測定が可能な、高感度で迅速なヒトイムノグロブ
リンE(IgE)の定量法を提供する。 【解決手段】抗IgE抗体を感作した不溶性担体と試料
を混合し、抗原−抗体凝集反応による反応液の吸光度変
化量を測定し、検量線を用いて未知試料のIgEを定量
するに当り、不溶性担体としてラテックス粒子を用い、
該担体上に感作された抗IgE抗体を凝集反応液中の濃
度が2〜40μg/mlになるように用い、抗IgE抗
体感作不溶性担体を凝集反応液中の濃度が0.01〜
0.08重量%になるように用い、平均分子量3千〜百
万のポリエチレングリコールを凝集反応液中の濃度が
0.1〜5重量%になるように加え、不溶性担体と試料
との反応を5秒〜15分間恒温で行い、ラテックス凝集
反応の進行に伴う吸光度の増加を測定するIgEの定量
法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は試料中のヒトイムノ
グロブリンE(以下IgEと略記する)の高感度で迅速
な定量法、特にラテックス凝集比濁法を利用する定量法
に関し、また、該IgE定量法を利用したIgE測定用
の免疫学的キットに関する。
グロブリンE(以下IgEと略記する)の高感度で迅速
な定量法、特にラテックス凝集比濁法を利用する定量法
に関し、また、該IgE定量法を利用したIgE測定用
の免疫学的キットに関する。
【0002】
【従来の技術】IgEはIshizakaらによってブタクサ花
粉アレルギー患者の血液中に微量に存在する免疫グロブ
リンとして発見された。その後まもなくJohansson らは
IgE型骨髄腫を見いだし、その存在を確認した。その
後、これは1968年にWHOによりIgEと命名され
た。
粉アレルギー患者の血液中に微量に存在する免疫グロブ
リンとして発見された。その後まもなくJohansson らは
IgE型骨髄腫を見いだし、その存在を確認した。その
後、これは1968年にWHOによりIgEと命名され
た。
【0003】IgEは分子量約196,000、沈降係
数7.9Sを有し、糖鎖を10%含む糖タンパクであっ
て、IgEのH鎖とL鎖の各2個より形成されている。
IgEは血清、鼻汁、喀痰、腸液などの体液中に存在
し、アレルギー状態になると全身的あるいは局所的に増
加する。このことからIgEの定量はアトピー性疾患や
寄生虫感染症の診断や経過観察、治療効果の判定などに
有用である。
数7.9Sを有し、糖鎖を10%含む糖タンパクであっ
て、IgEのH鎖とL鎖の各2個より形成されている。
IgEは血清、鼻汁、喀痰、腸液などの体液中に存在
し、アレルギー状態になると全身的あるいは局所的に増
加する。このことからIgEの定量はアトピー性疾患や
寄生虫感染症の診断や経過観察、治療効果の判定などに
有用である。
【0004】IgEは他の免疫グロブリンと比較して血
中濃度が極めて低いため、従来、その測定にはラジオイ
ムノアッセイ(RIA)法やエンザイムイムノアッセイ
(EIA)法が用いられてきた。しかしながら、前者は
放射性物質を使用するため大掛かりな設備や厳重な管理
を必要とし、また、後者は迅速性や簡便性に欠ける嫌い
があることが指摘されている(谷川智ら、臨床検査機器
・試薬、第12巻第4号(1989)別冊、9007〜
910頁)。
中濃度が極めて低いため、従来、その測定にはラジオイ
ムノアッセイ(RIA)法やエンザイムイムノアッセイ
(EIA)法が用いられてきた。しかしながら、前者は
放射性物質を使用するため大掛かりな設備や厳重な管理
を必要とし、また、後者は迅速性や簡便性に欠ける嫌い
があることが指摘されている(谷川智ら、臨床検査機器
・試薬、第12巻第4号(1989)別冊、9007〜
910頁)。
【0005】また、最近では反応系の微量化、感度の向
上、反応時間の短縮を目的として、ラテックス凝集によ
る免疫測定法が開発されている。ラテックス凝集による
免疫測定法については、様々なラテックス凝集免疫試薬
が市販されているが、これらはしばしば非特異的反応に
よる凝集を起こし、RIA法に比べると、特に低濃度域
では正確な測定ができないなどの問題を有する。
上、反応時間の短縮を目的として、ラテックス凝集によ
る免疫測定法が開発されている。ラテックス凝集による
免疫測定法については、様々なラテックス凝集免疫試薬
が市販されているが、これらはしばしば非特異的反応に
よる凝集を起こし、RIA法に比べると、特に低濃度域
では正確な測定ができないなどの問題を有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のラテックス凝集
免疫試薬の測定範囲は30〜1,000ng/ml程度
であった。しかしながら、IgEの正常値は年齢、性差
によって大きく異なるため、広範な正常値分布をカバー
できる試薬が求められている。特に低濃度域について
は、5ng/ml程度までのIgEの検出感度が要求さ
れるようになり、10〜2000ng/mlの範囲で測
定が可能なラテックス凝集免疫試薬が開発されている
が、これらの試薬は高感度を達成するようにしたため特
異性が低下する傾向があるといわれている。特に、この
試薬では非特異的反応による凝集が生じ易く、低濃度域
での正確な定量が困難になっている。
免疫試薬の測定範囲は30〜1,000ng/ml程度
であった。しかしながら、IgEの正常値は年齢、性差
によって大きく異なるため、広範な正常値分布をカバー
できる試薬が求められている。特に低濃度域について
は、5ng/ml程度までのIgEの検出感度が要求さ
れるようになり、10〜2000ng/mlの範囲で測
定が可能なラテックス凝集免疫試薬が開発されている
が、これらの試薬は高感度を達成するようにしたため特
異性が低下する傾向があるといわれている。特に、この
試薬では非特異的反応による凝集が生じ易く、低濃度域
での正確な定量が困難になっている。
【0007】本発明の目的は、上記のごとき実情に鑑
み、非特異的反応による凝集がなく、低濃度域でも正確
な測定が可能な、高感度で迅速なIgEの定量法および
該IgEの定量法を利用した免疫学的測定キットを提供
することにある。
み、非特異的反応による凝集がなく、低濃度域でも正確
な測定が可能な、高感度で迅速なIgEの定量法および
該IgEの定量法を利用した免疫学的測定キットを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるヒトイムノ
グロブリンEの定量法は、抗ヒトイムノグロブリンE抗
体を感作した不溶性担体と試料を混合し、抗原−抗体反
応による凝集反応を生ぜしめ、該反応液の吸光度変化量
を測定し、予め濃度既知のヒトイムノグロブリンEを試
料として測定し、得られた検量線を用いて、濃度未知の
試料中のヒトイムノグロブリンEを定量するに当り、
(1) 不溶性担体としてラテックス粒子を用い、(2) 不溶
性担体上に感作された抗ヒトイムノグロブリンE抗体
を、凝集反応を生ぜしめる反応液中の濃度が2〜40μ
g/mlになるように使用し、(3) 抗ヒトイムノグロブ
リンE抗体を感作した不溶性担体を、凝集反応を生ぜし
める反応液中の濃度が0.01〜0.08重量%になる
ように使用し、(4) 平均分子量3,000〜1,00
0,000のポリエチレングリコールを、凝集反応を生
ぜしめる反応液中の濃度が0.1〜5重量%になるよう
に添加し、(5) 不溶性担体と試料との反応を5秒〜15
分間、恒温で行い、(6) 凝集反応の進行に伴う吸光度の
増加を測定することを特徴とするものである。
グロブリンEの定量法は、抗ヒトイムノグロブリンE抗
体を感作した不溶性担体と試料を混合し、抗原−抗体反
応による凝集反応を生ぜしめ、該反応液の吸光度変化量
を測定し、予め濃度既知のヒトイムノグロブリンEを試
料として測定し、得られた検量線を用いて、濃度未知の
試料中のヒトイムノグロブリンEを定量するに当り、
(1) 不溶性担体としてラテックス粒子を用い、(2) 不溶
性担体上に感作された抗ヒトイムノグロブリンE抗体
を、凝集反応を生ぜしめる反応液中の濃度が2〜40μ
g/mlになるように使用し、(3) 抗ヒトイムノグロブ
リンE抗体を感作した不溶性担体を、凝集反応を生ぜし
める反応液中の濃度が0.01〜0.08重量%になる
ように使用し、(4) 平均分子量3,000〜1,00
0,000のポリエチレングリコールを、凝集反応を生
ぜしめる反応液中の濃度が0.1〜5重量%になるよう
に添加し、(5) 不溶性担体と試料との反応を5秒〜15
分間、恒温で行い、(6) 凝集反応の進行に伴う吸光度の
増加を測定することを特徴とするものである。
【0009】また、本発明によるヒトイムノグロブリン
Eの測定キットは、上記のヒトイムノグロブリンEの定
量法を利用して、ヒトイムノグロブリンEを定量するキ
ットであって、(1) 抗ヒトイムノグロブリンE抗体を感
作したラテックス粒子と、(2) 平均分子量3,000〜
1,000,000のポリエチレングリコールを含む検
体希釈用希釈液とからなるものである。
Eの測定キットは、上記のヒトイムノグロブリンEの定
量法を利用して、ヒトイムノグロブリンEを定量するキ
ットであって、(1) 抗ヒトイムノグロブリンE抗体を感
作したラテックス粒子と、(2) 平均分子量3,000〜
1,000,000のポリエチレングリコールを含む検
体希釈用希釈液とからなるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成要件について
詳述する。
詳述する。
【0011】試料としては、血清、血漿などがある。
【0012】不溶性担体としては、ラテックス粒子を用
いる。粒子としては、粒径が比較的一定であり、一定の
品質、性能を有し、工業的に大量生産できる有機系微粒
子が好ましい。例えば、スチレン、塩化ビニル、アクリ
ロニトリル、酢酸ビニル、アクリル酸エステル、メタク
リル酸エステルなどのビニル系モノマーの単一重合体お
よび/または共重合体、スチレン−ブタジエン共重合
体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体などの
ブタジエン系共重合体などの微粒子が挙げられる。抗体
の吸着性に優れており、かつ生物学的活性を長期間安定
に保持できるなどの理由から、特にポリスチレン系のラ
テックス粒子が好ましい。不溶性担体への抗IgE抗体
の感作は、担体に抗体を物理的または化学的に吸着させ
る方法にて行う。不溶性担体としての粒子の粒径は、
0.05〜1μmであるのが好ましいが、特に好ましく
は、0.1〜0.4μmである。該粒径が0.05μm
未満であると、凍結乾燥を行ったときに粒子の分散が困
難になる。また、該粒径が1μmを超えると、自己凝集
が進み、分散性が低下する。
いる。粒子としては、粒径が比較的一定であり、一定の
品質、性能を有し、工業的に大量生産できる有機系微粒
子が好ましい。例えば、スチレン、塩化ビニル、アクリ
ロニトリル、酢酸ビニル、アクリル酸エステル、メタク
リル酸エステルなどのビニル系モノマーの単一重合体お
よび/または共重合体、スチレン−ブタジエン共重合
体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体などの
ブタジエン系共重合体などの微粒子が挙げられる。抗体
の吸着性に優れており、かつ生物学的活性を長期間安定
に保持できるなどの理由から、特にポリスチレン系のラ
テックス粒子が好ましい。不溶性担体への抗IgE抗体
の感作は、担体に抗体を物理的または化学的に吸着させ
る方法にて行う。不溶性担体としての粒子の粒径は、
0.05〜1μmであるのが好ましいが、特に好ましく
は、0.1〜0.4μmである。該粒径が0.05μm
未満であると、凍結乾燥を行ったときに粒子の分散が困
難になる。また、該粒径が1μmを超えると、自己凝集
が進み、分散性が低下する。
【0013】抗IgE抗体は、ポリクローナル抗体、モ
ノクローナル抗体のいずれでもよい。ポリクローナル抗
体の場合、由来の動物種(ヒト、ウサギ、ヤギなど)や
純度(グロブリン画分またはアフィニティ精製画分な
ど)は特に限定されず、また抗体の構造も限定されず、
免疫グロブリン分子自体のほか、Fab' やF(ab)
2 のような断片であってもよい。
ノクローナル抗体のいずれでもよい。ポリクローナル抗
体の場合、由来の動物種(ヒト、ウサギ、ヤギなど)や
純度(グロブリン画分またはアフィニティ精製画分な
ど)は特に限定されず、また抗体の構造も限定されず、
免疫グロブリン分子自体のほか、Fab' やF(ab)
2 のような断片であってもよい。
【0014】不溶性担体上に感作された抗IgE抗体
は、凝集反応を生ぜしめる反応液中の濃度が2〜40μ
g/mlになるように使用する。該抗体の濃度が2μg
/ml未満であると、感度が低く低濃度域での正確な測
定ができない。また、該抗体の濃度が40μg/mlを
超えると、非特異的反応による凝集が生じ、正確な測定
ができない。
は、凝集反応を生ぜしめる反応液中の濃度が2〜40μ
g/mlになるように使用する。該抗体の濃度が2μg
/ml未満であると、感度が低く低濃度域での正確な測
定ができない。また、該抗体の濃度が40μg/mlを
超えると、非特異的反応による凝集が生じ、正確な測定
ができない。
【0015】抗IgE抗体を感作した不溶性担体は、凝
集反応を生ぜしめる反応液中の濃度が0.01〜0.0
8重量%になるように使用する。該濃度が0.01重量
%未満であると、凝集塊の形成が不十分で、必要な感度
が得られない。また、該濃度が0.08重量%を超える
と、バックグラウンドとしての吸光度が高すぎ、正確な
定量が行えない。
集反応を生ぜしめる反応液中の濃度が0.01〜0.0
8重量%になるように使用する。該濃度が0.01重量
%未満であると、凝集塊の形成が不十分で、必要な感度
が得られない。また、該濃度が0.08重量%を超える
と、バックグラウンドとしての吸光度が高すぎ、正確な
定量が行えない。
【0016】反応液中に添加するポリエチレングリコー
ルとしては、感度向上または反応促進を目的として、
3,000〜1,000,000の平均分子量を有する
ものを用いる。ポリエチレングリコールの平均分子量が
3,000未満であると、感度向上または反応促進の効
果が不十分であり、また、ポリエチレングリコールの平
均分子量が1,000,000を超えると、媒体へのポ
リエチレングリコールの溶解度が著しく低くなり、溶解
性の点で問題が生じる。平均分子量3,000〜1,0
00,000のポリエチレングリコールは、凝集反応を
生ぜしめる反応液中の濃度が0.1〜5重量%になるよ
うに添加して使用する。該ポリエチレングリコール濃度
が0.1重量%未満であると、感度が低く、低濃度域で
の正確な測定ができない。また、該ポリエチレングリコ
ール濃度が5重量%を超えると、非特異的反応による凝
集が生じ、正確な測定ができない。
ルとしては、感度向上または反応促進を目的として、
3,000〜1,000,000の平均分子量を有する
ものを用いる。ポリエチレングリコールの平均分子量が
3,000未満であると、感度向上または反応促進の効
果が不十分であり、また、ポリエチレングリコールの平
均分子量が1,000,000を超えると、媒体へのポ
リエチレングリコールの溶解度が著しく低くなり、溶解
性の点で問題が生じる。平均分子量3,000〜1,0
00,000のポリエチレングリコールは、凝集反応を
生ぜしめる反応液中の濃度が0.1〜5重量%になるよ
うに添加して使用する。該ポリエチレングリコール濃度
が0.1重量%未満であると、感度が低く、低濃度域で
の正確な測定ができない。また、該ポリエチレングリコ
ール濃度が5重量%を超えると、非特異的反応による凝
集が生じ、正確な測定ができない。
【0017】平均分子量3,000〜1,000,00
0のポリエチレングリコールは、適当な水性媒体に分散
および溶解して使用するのが好ましい。この場合、前記
の抗体を感作した不溶性担体とポリエチレングリコール
は、同一の媒体に分散または溶解して1液のラテックス
試薬としてもよいし、また、両者を別個に水性媒体に分
散または溶解させて不溶性担体のラテックス試薬とポリ
エチレングリコールの溶液状の試薬(検体希釈用希釈
液)との2液型試薬として使用してもよい。好ましくは
2液型試薬を用いる。
0のポリエチレングリコールは、適当な水性媒体に分散
および溶解して使用するのが好ましい。この場合、前記
の抗体を感作した不溶性担体とポリエチレングリコール
は、同一の媒体に分散または溶解して1液のラテックス
試薬としてもよいし、また、両者を別個に水性媒体に分
散または溶解させて不溶性担体のラテックス試薬とポリ
エチレングリコールの溶液状の試薬(検体希釈用希釈
液)との2液型試薬として使用してもよい。好ましくは
2液型試薬を用いる。
【0018】ここで、水性媒体としては、リン酸緩衝
液、グリシン緩衝液、トリス塩酸緩衝液、グッド緩衝液
などが好ましい。水性媒体のpHは、好ましくは5.5
〜8.5、特に好ましくは6.5〜8.0である。
液、グリシン緩衝液、トリス塩酸緩衝液、グッド緩衝液
などが好ましい。水性媒体のpHは、好ましくは5.5
〜8.5、特に好ましくは6.5〜8.0である。
【0019】上記1液のラテックス試薬中には、さら
に、牛血清アルブミン、ショ糖、塩濃度調整用の塩化ナ
トリウムなどを適宜溶解させてもよい。また、ラテック
ス試薬と溶液状の試薬との2液型試薬にも、それぞれに
牛血清アルブミン、ショ糖、塩濃度調整用の塩化ナトリ
ウムなどを適宜溶解させてもよい。
に、牛血清アルブミン、ショ糖、塩濃度調整用の塩化ナ
トリウムなどを適宜溶解させてもよい。また、ラテック
ス試薬と溶液状の試薬との2液型試薬にも、それぞれに
牛血清アルブミン、ショ糖、塩濃度調整用の塩化ナトリ
ウムなどを適宜溶解させてもよい。
【0020】不溶性担体と試料との反応は、抗原−抗体
反応およびそれに伴なうラテックス凝集反応であり、5
秒〜15分間、恒温で行う。反応時間が5秒未満である
と、正確な測定ができない。また、反応時間が15分を
超えると、非特異的反応による凝集が生じ、正確な測定
ができない。該反応は、特に25℃〜37℃で行うのが
好ましい。
反応およびそれに伴なうラテックス凝集反応であり、5
秒〜15分間、恒温で行う。反応時間が5秒未満である
と、正確な測定ができない。また、反応時間が15分を
超えると、非特異的反応による凝集が生じ、正確な測定
ができない。該反応は、特に25℃〜37℃で行うのが
好ましい。
【0021】吸光度測定について、好ましくは、ラテッ
クス凝集反応の進行に伴う吸光度の増加を測定する。吸
光度測定は、通常500〜1000nm、好ましくは5
00〜800nm、特に好ましくは550〜650nm
の範囲内で適切な波長を選択して測定される。
クス凝集反応の進行に伴う吸光度の増加を測定する。吸
光度測定は、通常500〜1000nm、好ましくは5
00〜800nm、特に好ましくは550〜650nm
の範囲内で適切な波長を選択して測定される。
【0022】測定に使用する機器は、経時的に反応液の
吸光度を測定しうるものであればよいが、汎用の生化学
自動分析装置が好ましい。上記の測定波長、検体量、試
薬量などは、装置に合わせて適宜選択できる。
吸光度を測定しうるものであればよいが、汎用の生化学
自動分析装置が好ましい。上記の測定波長、検体量、試
薬量などは、装置に合わせて適宜選択できる。
【0023】IgEの定量は、IgE既知量の試料(例
えば、IgE標準血清とその希釈系列)について、前記
の測定を行い、その測定値とIgE量とから検量線を作
成しておき、IgE未知量の試料について同一条件で測
定した測定値から該検量線において対応するIgE量を
求めることによって行うことができる。
えば、IgE標準血清とその希釈系列)について、前記
の測定を行い、その測定値とIgE量とから検量線を作
成しておき、IgE未知量の試料について同一条件で測
定した測定値から該検量線において対応するIgE量を
求めることによって行うことができる。
【0024】
【作用】上記のように、本発明によれば、抗IgE抗体
を感作した不溶性担体と試料を混合し、抗原−抗体反応
およびこれに伴なうラテックス凝集反応を生ぜしめ、該
反応液の吸光度変化量を測定し、予め作成した検量線を
用いて、濃度未知の試料中のIgE量を正確に測定する
ことができる。また、該IgEの定量法を利用して濃度
未知の試料中のIgE量を正確に測定するIgE測定用
免疫学的キットを提供することができる。
を感作した不溶性担体と試料を混合し、抗原−抗体反応
およびこれに伴なうラテックス凝集反応を生ぜしめ、該
反応液の吸光度変化量を測定し、予め作成した検量線を
用いて、濃度未知の試料中のIgE量を正確に測定する
ことができる。また、該IgEの定量法を利用して濃度
未知の試料中のIgE量を正確に測定するIgE測定用
免疫学的キットを提供することができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0026】実施例1〜40、比較例1〜40 1)試薬および材料 IgEの定量に用いる試薬および材料は以下の通りであ
る。
る。
【0027】ラテックス:平均粒径0.304μmのポ
リスチレンラテックス(固形分10%(W/V)、積水
化学社製)を用いた。
リスチレンラテックス(固形分10%(W/V)、積水
化学社製)を用いた。
【0028】ラテックス希釈用緩衝液:50mMのNa
2 HPO4 と50mMのNaH2 PO4 をpH7.50
になるように混合し、この混合液をラテックス希釈用緩
衝液として用いた。
2 HPO4 と50mMのNaH2 PO4 をpH7.50
になるように混合し、この混合液をラテックス希釈用緩
衝液として用いた。
【0029】抗IgE抗体:ヤギの抗血清からイムノグ
ロブリン分画にまで精製したヤギ抗IgE抗体(7.7
mg/ml、DAKO社製)を用いた。
ロブリン分画にまで精製したヤギ抗IgE抗体(7.7
mg/ml、DAKO社製)を用いた。
【0030】抗体希釈用緩衝液:上記ラテックス希釈用
緩衝液を抗体希釈用緩衝液としても用いた。
緩衝液を抗体希釈用緩衝液としても用いた。
【0031】ブロッキング用緩衝液:100mMのNa
2 HPO4 と100mMのNaH2PO4 をpH7.4
0になるように混合し、この混合液にウシ血清アルブミ
ン(Bovine serum albumin Fraction V 、Reagent Grad
e 、Miles Corp. 社製)を1%(W/V)になるよう
に、またNaN3 (試薬特級、ナカライテスク社製)を
0.1%(W/V)になるように添加したものを、ブロ
ッキング用緩衝液として用いた。
2 HPO4 と100mMのNaH2PO4 をpH7.4
0になるように混合し、この混合液にウシ血清アルブミ
ン(Bovine serum albumin Fraction V 、Reagent Grad
e 、Miles Corp. 社製)を1%(W/V)になるよう
に、またNaN3 (試薬特級、ナカライテスク社製)を
0.1%(W/V)になるように添加したものを、ブロ
ッキング用緩衝液として用いた。
【0032】血清検体:アレルギー疾患を有する患者お
よび健常人の血清を用いた。
よび健常人の血清を用いた。
【0033】IgE陽性ヒト血清:ヒトプール血清から
調製されたIgE陽性ヒト血清(WHO準拠、2,00
0I.U./ml、協和メデックス社製)を用い、生理
食塩水にて2,000、100、100、10、5ng
/mlにそれぞれ希釈して使用した。また、IgE陽性
ヒト血清を含まない、生理食塩水のみのものを0ng/
mlとして用いた。
調製されたIgE陽性ヒト血清(WHO準拠、2,00
0I.U./ml、協和メデックス社製)を用い、生理
食塩水にて2,000、100、100、10、5ng
/mlにそれぞれ希釈して使用した。また、IgE陽性
ヒト血清を含まない、生理食塩水のみのものを0ng/
mlとして用いた。
【0034】検体希釈用希釈液(R1液):ブロッキン
グ用緩衝液に、ポリエチレングリコール6000(平均
分子量7,500、和光純薬社製)を3%(W/V)に
なるように添加したものを検体希釈用希釈液(R1液)
として用いた。
グ用緩衝液に、ポリエチレングリコール6000(平均
分子量7,500、和光純薬社製)を3%(W/V)に
なるように添加したものを検体希釈用希釈液(R1液)
として用いた。
【0035】IgE測定用ラジオイムノアッセイキッ
ト:市販のラジオイムノアッセイキット(シオノリアI
gE、塩野義製薬社製)を用いた。
ト:市販のラジオイムノアッセイキット(シオノリアI
gE、塩野義製薬社製)を用いた。
【0036】IgE測定用ラテックス凝集免疫試薬:市
販のラテックス凝集免疫試薬(エルピアエースIgE、
ダイアヤトロン社製)を用いた。
販のラテックス凝集免疫試薬(エルピアエースIgE、
ダイアヤトロン社製)を用いた。
【0037】(1) ラテックス試薬の調製 平均粒径0.304μmのポリスチレンラテックス(固
形分10%(W/V)1容に、ラテックス希釈用緩衝液
で3容を添加し、2.5%ラテックス液を得た。抗Ig
E抗体は、タンパク濃度が66.7μg/mlになるよ
うに抗体希釈用緩衝液で希釈し、抗体液とした。上記
2.5%(W/V)ラテックス液200μlを25℃の
インキュベーター中でマグネチックスターラーで攪拌し
ながら、ここへ上記抗体液800μlを素早く添加し、
25℃にて1時間攪拌した。その後、ブロッキング用緩
衝液を2.0ml添加し、25℃にて続けて2時間攪拌
した。次にこの混合液を15℃、15,000rpmに
て15分間遠心分離した。得られた沈澱にブロッキング
用緩衝液4.0mlを添加し、上記と同様に遠心分離を
することにより、沈澱を洗浄した。洗浄操作は3回行っ
た。この沈澱にブロッキング用緩衝液を2.0ml添加
し、よく攪拌した後、超音波破砕機にて分散処理を行
い、固形分0.25%(W/V)のラテックス試薬を得
た。このようにして調製したラテックス試薬を4℃にて
保存した。
形分10%(W/V)1容に、ラテックス希釈用緩衝液
で3容を添加し、2.5%ラテックス液を得た。抗Ig
E抗体は、タンパク濃度が66.7μg/mlになるよ
うに抗体希釈用緩衝液で希釈し、抗体液とした。上記
2.5%(W/V)ラテックス液200μlを25℃の
インキュベーター中でマグネチックスターラーで攪拌し
ながら、ここへ上記抗体液800μlを素早く添加し、
25℃にて1時間攪拌した。その後、ブロッキング用緩
衝液を2.0ml添加し、25℃にて続けて2時間攪拌
した。次にこの混合液を15℃、15,000rpmに
て15分間遠心分離した。得られた沈澱にブロッキング
用緩衝液4.0mlを添加し、上記と同様に遠心分離を
することにより、沈澱を洗浄した。洗浄操作は3回行っ
た。この沈澱にブロッキング用緩衝液を2.0ml添加
し、よく攪拌した後、超音波破砕機にて分散処理を行
い、固形分0.25%(W/V)のラテックス試薬を得
た。このようにして調製したラテックス試薬を4℃にて
保存した。
【0038】(2) ラテックス試薬によるIgE量の測定 ラテックス試薬によるIgE量の測定は、生化学用自動
分析装置7150形(日立製作所社製)を用いて行っ
た。上記操作(1) で得られた固形分0.25%(W/
V)のラテックス試薬をそのままR2液(固形分0.2
5%(W/V))とした。測定条件は以下の通りであ
る。
分析装置7150形(日立製作所社製)を用いて行っ
た。上記操作(1) で得られた固形分0.25%(W/
V)のラテックス試薬をそのままR2液(固形分0.2
5%(W/V))とした。測定条件は以下の通りであ
る。
【0039】 検体容量 20μl 検体希釈用希釈液(R1液) 210μl ラテックス試薬(R2液) 30μl 測定波長 570nm 測定温度 37℃ 試薬(R2液)を添加してから約80秒後の吸光度と約
320秒後の吸光度の差(ΔOD570)を測定し、こ
の吸光度の差を10,000倍したものを吸光度変化量
とした。
320秒後の吸光度の差(ΔOD570)を測定し、こ
の吸光度の差を10,000倍したものを吸光度変化量
とした。
【0040】検体の代わりに既知濃度のIgE陽性ヒト
血清を用いて上記と同様の測定を行って、予め検量線を
作成しておき、上清検体の吸光度変化量を上記検量線に
外挿して、検体中のIgE量を算出した。
血清を用いて上記と同様の測定を行って、予め検量線を
作成しておき、上清検体の吸光度変化量を上記検量線に
外挿して、検体中のIgE量を算出した。
【0041】(3) ラジオイムノアッセイ法によるIgE
量の測定 上記操作(2) で測定したすべての検体について、市販の
ラジオイムノアッセイキット(シオノリアIgE、塩野
義製薬社製)を用いて、検体中のIgE量を測定した。
測定方法は、キット添付の操作法に従って行った。
量の測定 上記操作(2) で測定したすべての検体について、市販の
ラジオイムノアッセイキット(シオノリアIgE、塩野
義製薬社製)を用いて、検体中のIgE量を測定した。
測定方法は、キット添付の操作法に従って行った。
【0042】(4) 市販のラテックス凝集免疫試薬による
IgE量の測定 上記操作(2) で測定したすべての検体について、市販の
ラテックス凝集免疫試薬(エルピアエースIgE、ダイ
アヤトロン社製)を用いて、検体中のIgE量を測定し
た。測定方法は、キット添付の操作法に従い、生化学用
自動分析装置7150形(日立製作所社製)を用いて行
った。
IgE量の測定 上記操作(2) で測定したすべての検体について、市販の
ラテックス凝集免疫試薬(エルピアエースIgE、ダイ
アヤトロン社製)を用いて、検体中のIgE量を測定し
た。測定方法は、キット添付の操作法に従い、生化学用
自動分析装置7150形(日立製作所社製)を用いて行
った。
【0043】3)試験と結果 (1) 実施例1〜40 アレルギー疾患を有する患者および健常人の血清を検体
として、上記2)の操作(2) 「ラテックス試薬によるI
gE量の測定」に従って、検体中のIgE量を測定し
た。また、上記2)の操作(3) 「ラジオイムノアッセイ
法によるIgE量の測定」に従って、検体中のIgE量
を測定した。これらの測定結果は、表1に示すとおりで
ある。また、表1に示したラテックス試薬によるIgE
量とラジオイムノアッセイ法によるIgE量との相関を
図1に示す。
として、上記2)の操作(2) 「ラテックス試薬によるI
gE量の測定」に従って、検体中のIgE量を測定し
た。また、上記2)の操作(3) 「ラジオイムノアッセイ
法によるIgE量の測定」に従って、検体中のIgE量
を測定した。これらの測定結果は、表1に示すとおりで
ある。また、表1に示したラテックス試薬によるIgE
量とラジオイムノアッセイ法によるIgE量との相関を
図1に示す。
【0044】(2) 比較例1〜40 上記のアレルギー疾患を有する患者および健常人の血清
を検体として、上記2)の操作(4) 「市販のラテックス
凝集免疫試薬によるIgE量の測定」に従って、検体中
のIgE量を測定した。これらの測定結果は、表2に示
すとおりである。また、表2に示した市販のラテックス
凝集免疫試薬によるIgE量と表1に示したラジオイム
ノアッセイ法によるIgE量との相関を図2に示す。
を検体として、上記2)の操作(4) 「市販のラテックス
凝集免疫試薬によるIgE量の測定」に従って、検体中
のIgE量を測定した。これらの測定結果は、表2に示
すとおりである。また、表2に示した市販のラテックス
凝集免疫試薬によるIgE量と表1に示したラジオイム
ノアッセイ法によるIgE量との相関を図2に示す。
【0045】表1および表2、図1および図2から明ら
かなように、本発明のラテックス試薬によって測定され
たIgE量は、ラジオイムノアッセイ法によるIgE量
と、低濃度域においてもよく一致したが、市販のラテッ
クス凝集免疫試薬によるIgE量は、ラジオイムノアッ
セイ法によるIgE量と、低濃度域および高濃度域にお
いて、必ずしも一致しなかった。
かなように、本発明のラテックス試薬によって測定され
たIgE量は、ラジオイムノアッセイ法によるIgE量
と、低濃度域においてもよく一致したが、市販のラテッ
クス凝集免疫試薬によるIgE量は、ラジオイムノアッ
セイ法によるIgE量と、低濃度域および高濃度域にお
いて、必ずしも一致しなかった。
【0046】以上の結果から、本発明によるIgE定量
法は、従来のラテックス凝集免疫試薬よりも高感度で、
しかもラジオイムノアッセイ法よりも迅速、簡便な優れ
た定量法であることが確認された。
法は、従来のラテックス凝集免疫試薬よりも高感度で、
しかもラジオイムノアッセイ法よりも迅速、簡便な優れ
た定量法であることが確認された。
【0047】
【表1】
【表2】
【0048】
【発明の効果】本発明のIgEの定量法および該IgE
の定量法を利用した免疫学的キットの構成は上記の通り
であるので、従来のラテックス凝集免疫試薬で見られた
ような検体中の共存物質による非特異的反応を抑制し、
かつ低濃度域でもラジオイムノアッセイ法と同様の検出
感度を示すIgEの定量法を提供することができ、ま
た、該IgEの定量法を利用したIgE測定用免疫学的
キットを提供することができる。このキットは、迅速か
つ簡便にヒト検体中のIgEを正確に定量することが可
能であり、疾患の発見、病態の把握、治療方法の決定な
どに有用である。
の定量法を利用した免疫学的キットの構成は上記の通り
であるので、従来のラテックス凝集免疫試薬で見られた
ような検体中の共存物質による非特異的反応を抑制し、
かつ低濃度域でもラジオイムノアッセイ法と同様の検出
感度を示すIgEの定量法を提供することができ、ま
た、該IgEの定量法を利用したIgE測定用免疫学的
キットを提供することができる。このキットは、迅速か
つ簡便にヒト検体中のIgEを正確に定量することが可
能であり、疾患の発見、病態の把握、治療方法の決定な
どに有用である。
【図1】実施例1〜40に使用された検体中の、ラテッ
クス試薬によるIgE量とラジオイムノアッセイ法によ
るIgE量との相関を示す図である。
クス試薬によるIgE量とラジオイムノアッセイ法によ
るIgE量との相関を示す図である。
【図2】比較例1〜40に使用された検体中の、市販の
ラテックス試薬によるIgE量とラジオイムノアッセイ
法によるIgE量との相関を示す図である。
ラテックス試薬によるIgE量とラジオイムノアッセイ
法によるIgE量との相関を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 抗ヒトイムノグロブリンE抗体を感作し
た不溶性担体と試料を混合し、抗原−抗体反応による凝
集反応を生ぜしめ、該反応液の吸光度変化量を測定し、
予め濃度既知のヒトイムノグロブリンEを試料として測
定し、得られた検量線を用いて、濃度未知の試料中のヒ
トイムノグロブリンEを定量するに当り、 (1) 不溶性担体としてラテックス粒子を用い、 (2) 不溶性担体上に感作された抗ヒトイムノグロブリン
E抗体を、凝集反応を生ぜしめる反応液中の濃度が2〜
40μg/mlになるように使用し、 (3) 抗ヒトイムノグロブリンE抗体を感作した不溶性担
体を、凝集反応を生ぜしめる反応液中の濃度が0.01
〜0.08重量%になるように使用し、 (4) 平均分子量3,000〜1,000,000のポリ
エチレングリコールを、凝集反応を生ぜしめる反応液中
の濃度が0.1〜5重量%になるように添加し、 (5) 不溶性担体と試料との反応を5秒〜15分間、恒温
で行い、 (6) 凝集反応の進行に伴う吸光度の増加を測定すること
を特徴とするヒトイムノグロブリンEの定量法。 - 【請求項2】 請求項1記載のヒトイムノグロブリンE
の定量法を利用して、ヒトイムノグロブリンEを定量す
るキットであって、 (1) 抗ヒトイムノグロブリンE抗体を感作したラテック
ス粒子と、 (2) 平均分子量3,000〜1,000,000のポリ
エチレングリコールを含む検体希釈用希釈液とからなる
ヒトイムノグロブリンEの測定キット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12492096A JPH09304388A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | ヒトイムノグロブリンeの定量法および測定キット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12492096A JPH09304388A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | ヒトイムノグロブリンeの定量法および測定キット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09304388A true JPH09304388A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14897417
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12492096A Pending JPH09304388A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | ヒトイムノグロブリンeの定量法および測定キット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09304388A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006105910A (ja) * | 2004-10-08 | 2006-04-20 | Fujikura Kasei Co Ltd | 標的物質の測定方法および測定試薬 |
| CN111175512A (zh) * | 2018-11-09 | 2020-05-19 | 北京新华联协和药业有限责任公司 | 一种蒿属花粉特异性IgE抗体标准血清的制备和检验 |
| JP2022132100A (ja) * | 2021-02-26 | 2022-09-07 | キヤノン株式会社 | ラテックス凝集反応増感剤、ラテックス凝集試薬、及びそれを用いたラテックス凝集法による検体中の標的物質の測定方法 |
-
1996
- 1996-05-20 JP JP12492096A patent/JPH09304388A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006105910A (ja) * | 2004-10-08 | 2006-04-20 | Fujikura Kasei Co Ltd | 標的物質の測定方法および測定試薬 |
| CN111175512A (zh) * | 2018-11-09 | 2020-05-19 | 北京新华联协和药业有限责任公司 | 一种蒿属花粉特异性IgE抗体标准血清的制备和检验 |
| JP2022132100A (ja) * | 2021-02-26 | 2022-09-07 | キヤノン株式会社 | ラテックス凝集反応増感剤、ラテックス凝集試薬、及びそれを用いたラテックス凝集法による検体中の標的物質の測定方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20020106708A1 (en) | Assays reagents and kits for detecting or determining the concentration of analytes | |
| CA1146852A (en) | Reagent for latex agglutination | |
| JP3623657B2 (ja) | 非特異反応抑制剤、免疫測定試薬及び免疫測定方法 | |
| JPWO2001092885A1 (ja) | 免疫学的ラテックス比濁分析方法及びその試薬 | |
| JP4331073B2 (ja) | 抗原の測定方法及びそのための試薬 | |
| JP3899029B2 (ja) | 免疫学的分析方法 | |
| JP2024040442A (ja) | フェリチン測定試薬 | |
| JP2000221196A (ja) | 免疫測定方法 | |
| JP3513075B2 (ja) | 免疫測定法及びそのための試薬 | |
| JP4095888B2 (ja) | 免疫学的分析試薬及び免疫学的分析方法 | |
| JPH0712818A (ja) | 免疫学的検出方法 | |
| WO2010013525A1 (ja) | 複合体の測定方法およびそれに用いるキット | |
| JP3220546B2 (ja) | 免疫複合体存在下の抗原または抗体の測定方法 | |
| JPH1026622A (ja) | ヒトα−フェトプロテインの定量法および測定キット | |
| JPH10104233A (ja) | ヒトアンチトロンビンiiiの定量方法及び測定キット | |
| WO1989007765A1 (en) | Novel buffer and method for detecting rheumatoid factor | |
| JPH10104232A (ja) | ヒトプラスミノーゲンの定量方法及び測定キット | |
| JP2000146974A (ja) | 免疫測定法 | |
| US6927071B2 (en) | Method for reducing non-specific aggregation of latex microparticles in the presence of serum or plasma | |
| JPH09304386A (ja) | 免疫診断薬の製造方法および得られた免疫診断薬 | |
| JP2001091516A (ja) | ヒトα−フェトプロテインの定量法および測定キット | |
| JP4556605B2 (ja) | 標的物質の測定方法および測定試薬 | |
| JPH0448265A (ja) | 免疫測定法 | |
| JPH10221338A (ja) | 糞便中ヘモグロビン、トランスフェリン同時分別測定用試薬、キットおよび出血性消化管疾患のスクリーニング方法 | |
| JPH10282101A (ja) | 測定方法及び測定キット |