JPH10104232A - ヒトプラスミノーゲンの定量方法及び測定キット - Google Patents
ヒトプラスミノーゲンの定量方法及び測定キットInfo
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- JPH10104232A JPH10104232A JP25892496A JP25892496A JPH10104232A JP H10104232 A JPH10104232 A JP H10104232A JP 25892496 A JP25892496 A JP 25892496A JP 25892496 A JP25892496 A JP 25892496A JP H10104232 A JPH10104232 A JP H10104232A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 非特異的反応による凝集がなく、希釈しなく
ても広範囲において正確な測定が可能な、高感度で迅速
なヒトプラスミノーゲンの定量方法、及び、このヒトプ
ラスミノーゲンの定量法を実施するための測定キットを
提供する。 【解決手段】 試料中のヒトプラスミノーゲンを定量す
るにあたり、上記試料と、抗ヒトプラスミノーゲン抗体
を感作した不溶性担体とを溶液中で混合して抗原抗体反
応による凝集反応を生じさせ、上記凝集反応に基づく吸
光度変化量を測定して検量線と照合することよりなるヒ
トプラスミノーゲンの定量方法であって、上記不溶性担
体は、ラテックス粒子であり、上記溶液中の上記不溶性
担体の濃度は、0.02〜2重量%であり、上記溶液中
に、平均分子量3000〜100万のポリエチレングリ
コール、及び、平均分子量3000〜100万のポリビ
ニルピロリドンのうち少なくとも1種0.1〜5重量%
が含有され、上記凝集反応は、恒温において、5秒〜1
5分間行うものであり、上記吸光度変化量は、凝集反応
に伴う吸光度の増加量であるヒトプラスミノーゲンの定
量方法。
ても広範囲において正確な測定が可能な、高感度で迅速
なヒトプラスミノーゲンの定量方法、及び、このヒトプ
ラスミノーゲンの定量法を実施するための測定キットを
提供する。 【解決手段】 試料中のヒトプラスミノーゲンを定量す
るにあたり、上記試料と、抗ヒトプラスミノーゲン抗体
を感作した不溶性担体とを溶液中で混合して抗原抗体反
応による凝集反応を生じさせ、上記凝集反応に基づく吸
光度変化量を測定して検量線と照合することよりなるヒ
トプラスミノーゲンの定量方法であって、上記不溶性担
体は、ラテックス粒子であり、上記溶液中の上記不溶性
担体の濃度は、0.02〜2重量%であり、上記溶液中
に、平均分子量3000〜100万のポリエチレングリ
コール、及び、平均分子量3000〜100万のポリビ
ニルピロリドンのうち少なくとも1種0.1〜5重量%
が含有され、上記凝集反応は、恒温において、5秒〜1
5分間行うものであり、上記吸光度変化量は、凝集反応
に伴う吸光度の増加量であるヒトプラスミノーゲンの定
量方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試料中のヒトプラ
スミノーゲンの高感度で迅速な定量方法、及び、このヒ
トプラスミノーゲンの定量方法を実施するための測定キ
ットに関する。
スミノーゲンの高感度で迅速な定量方法、及び、このヒ
トプラスミノーゲンの定量方法を実施するための測定キ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】血液中に存在するヒトプラスミノーゲン
(以下「ヒトPLG」ともいう。)は、分子量約930
00の一本鎖の糖タンパクであり、血液凝固の制御に関
与する酵素であるプラスミンの前駆体である。このヒト
PLGは、血栓や血液凝固の主体であるフィブリンと特
に親和性が高いため、このフィブリンと結合することに
より分解を促進し、結果として血栓等の溶解を促進す
る。
(以下「ヒトPLG」ともいう。)は、分子量約930
00の一本鎖の糖タンパクであり、血液凝固の制御に関
与する酵素であるプラスミンの前駆体である。このヒト
PLGは、血栓や血液凝固の主体であるフィブリンと特
に親和性が高いため、このフィブリンと結合することに
より分解を促進し、結果として血栓等の溶解を促進す
る。
【0003】このため、ヒトPLGは、血液中に血栓等
が存在する場合には、消費され減少する。従って、ヒト
PLGを定量することは、血栓症や全身的に血栓が多発
する疾患である播種性血管内凝固症候群(DIC)の診
断等に有用である。
が存在する場合には、消費され減少する。従って、ヒト
PLGを定量することは、血栓症や全身的に血栓が多発
する疾患である播種性血管内凝固症候群(DIC)の診
断等に有用である。
【0004】ヒトPLGは、臨床的にはその抗原量を測
定すること及び酵素としての活性値を測定することが有
用である。抗原量を測定する方法としては各種免疫的測
定方法があり、酵素としての活性値を測定する方法とし
ては、「検査と技術」(22(5)、(1994))の
245頁に記載されているように、この酵素の合成基質
を用いてその消費量を測定する方法がある。
定すること及び酵素としての活性値を測定することが有
用である。抗原量を測定する方法としては各種免疫的測
定方法があり、酵素としての活性値を測定する方法とし
ては、「検査と技術」(22(5)、(1994))の
245頁に記載されているように、この酵素の合成基質
を用いてその消費量を測定する方法がある。
【0005】これらのうち、免疫的測定方法としては、
近年、反応系の微量化、感度の向上、反応時間の短縮等
を目的として、ラテックス凝集による免疫的測定方法が
開発されている。このようなラテックス凝集による免疫
的測定方法において用いられるラテックス凝集免疫試薬
としては様々なものが上市されている。
近年、反応系の微量化、感度の向上、反応時間の短縮等
を目的として、ラテックス凝集による免疫的測定方法が
開発されている。このようなラテックス凝集による免疫
的測定方法において用いられるラテックス凝集免疫試薬
としては様々なものが上市されている。
【0006】しかしながら、従来のラテックス凝集免疫
試薬は、非特異的反応による凝集がよく見られ、EIA
法等に比べると、特に低濃度域では正確に測定できない
等の問題があった。
試薬は、非特異的反応による凝集がよく見られ、EIA
法等に比べると、特に低濃度域では正確に測定できない
等の問題があった。
【0007】また、一般に、免疫的測定方法は抗原抗体
反応を利用するため、その至適な測定範囲は狭く、従来
のラテックス凝集免疫試薬の測定範囲は、0.05〜1
mg/dl程度であった。しかしながら、ヒトPLGの
正常値は年齢、性差によって大きく異なり、広範囲な正
常値分布を有する。このため、従来のラテックス凝集免
疫試薬を用いて検査を行うに際しては、「医学と薬学」
(29(2)、(1993))の411〜417頁に記
載されているように、煩雑な希釈操作が必要とされ、不
便であった。
反応を利用するため、その至適な測定範囲は狭く、従来
のラテックス凝集免疫試薬の測定範囲は、0.05〜1
mg/dl程度であった。しかしながら、ヒトPLGの
正常値は年齢、性差によって大きく異なり、広範囲な正
常値分布を有する。このため、従来のラテックス凝集免
疫試薬を用いて検査を行うに際しては、「医学と薬学」
(29(2)、(1993))の411〜417頁に記
載されているように、煩雑な希釈操作が必要とされ、不
便であった。
【0008】2〜41mg/dlの範囲で測定が可能な
ラテックス凝集免疫試薬も開発されているが、このもの
も、広い測定範囲を達成するために検体を希釈している
ため、操作が煩雑であり、誤操作や、測定精度を下げる
原因となっていた。
ラテックス凝集免疫試薬も開発されているが、このもの
も、広い測定範囲を達成するために検体を希釈している
ため、操作が煩雑であり、誤操作や、測定精度を下げる
原因となっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
に鑑み、非特異的反応による凝集がなく、希釈しなくて
も広範囲において正確な測定が可能な、高感度で迅速な
ヒトPLGの定量方法、及び、このヒトPLGの定量法
を実施するための測定キットを提供することを目的とす
る。
に鑑み、非特異的反応による凝集がなく、希釈しなくて
も広範囲において正確な測定が可能な、高感度で迅速な
ヒトPLGの定量方法、及び、このヒトPLGの定量法
を実施するための測定キットを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、試料中のヒト
プラスミノーゲンを定量するにあたり、上記試料と、抗
ヒトプラスミノーゲン抗体を感作した不溶性担体とを溶
液中で混合して抗原抗体反応による凝集反応を生じさ
せ、上記凝集反応に基づく吸光度変化量を測定して検量
線と照合することよりなるヒトプラスミノーゲンの定量
方法であって、上記不溶性担体は、ラテックス粒子であ
り、上記溶液中の上記不溶性担体の濃度は、0.02〜
2重量%であり、上記溶液中に、平均分子量3000〜
100万のポリエチレングリコール、及び、平均分子量
3000〜100万のポリビニルピロリドンのうち少な
くとも1種0.1〜5重量%が含有され、上記凝集反応
は、恒温において、5秒〜15分間行うものであり、上
記吸光度変化量は、凝集反応に伴う吸光度の増加量であ
るヒトプラスミノーゲンの定量方法である。以下に本発
明を詳述する。
プラスミノーゲンを定量するにあたり、上記試料と、抗
ヒトプラスミノーゲン抗体を感作した不溶性担体とを溶
液中で混合して抗原抗体反応による凝集反応を生じさ
せ、上記凝集反応に基づく吸光度変化量を測定して検量
線と照合することよりなるヒトプラスミノーゲンの定量
方法であって、上記不溶性担体は、ラテックス粒子であ
り、上記溶液中の上記不溶性担体の濃度は、0.02〜
2重量%であり、上記溶液中に、平均分子量3000〜
100万のポリエチレングリコール、及び、平均分子量
3000〜100万のポリビニルピロリドンのうち少な
くとも1種0.1〜5重量%が含有され、上記凝集反応
は、恒温において、5秒〜15分間行うものであり、上
記吸光度変化量は、凝集反応に伴う吸光度の増加量であ
るヒトプラスミノーゲンの定量方法である。以下に本発
明を詳述する。
【0011】本発明においては、試料中のヒトPLGを
定量するにあたり、まず、試料と、抗ヒトPLG抗体を
感作した不溶性担体とを溶液中で混合して抗原抗体反応
による凝集反応を生じさせる。
定量するにあたり、まず、試料と、抗ヒトPLG抗体を
感作した不溶性担体とを溶液中で混合して抗原抗体反応
による凝集反応を生じさせる。
【0012】上記試料としては特に限定されず、例え
ば、血清、血漿等が挙げられる。また、本発明のヒトP
LGの定量方法は、これら以外の各種の生体試料、非生
体試料に適用することも可能である。
ば、血清、血漿等が挙げられる。また、本発明のヒトP
LGの定量方法は、これら以外の各種の生体試料、非生
体試料に適用することも可能である。
【0013】本発明においては、上記不溶性担体とし
て、粒径が比較的一定であり、また、工業的に一定の品
質、性能のものを大量生産することができるラテックス
粒子が用いられる。上記ラテックス粒子としては特に限
定されず、例えば、スチレン、塩化ビニル、アクリロニ
トリル、酢酸ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル
酸エステル等のビニル系モノマーの単一重合体や共重合
体;スチレン−ブタジエン共重合体、メチルメタクリレ
ート−ブタジエン共重合体等のブタジエン系共重合体等
の微粒子等が挙げられる。これらのうち、抗体の吸着性
に優れており、かつ、生物学的活性を長期間安定に保持
できる等の理由から、ポリスチレン系のラテックス粒子
が好適に用いられる。
て、粒径が比較的一定であり、また、工業的に一定の品
質、性能のものを大量生産することができるラテックス
粒子が用いられる。上記ラテックス粒子としては特に限
定されず、例えば、スチレン、塩化ビニル、アクリロニ
トリル、酢酸ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル
酸エステル等のビニル系モノマーの単一重合体や共重合
体;スチレン−ブタジエン共重合体、メチルメタクリレ
ート−ブタジエン共重合体等のブタジエン系共重合体等
の微粒子等が挙げられる。これらのうち、抗体の吸着性
に優れており、かつ、生物学的活性を長期間安定に保持
できる等の理由から、ポリスチレン系のラテックス粒子
が好適に用いられる。
【0014】上記ラテックス粒子の粒径は、0.02〜
0.5μmが好ましい。小さすぎると、凍結乾燥を行っ
たときに分散が困難となり、大きすぎると、自己凝集が
進み、分散性が低下する。より好ましくは、0.05〜
0.2μmである。
0.5μmが好ましい。小さすぎると、凍結乾燥を行っ
たときに分散が困難となり、大きすぎると、自己凝集が
進み、分散性が低下する。より好ましくは、0.05〜
0.2μmである。
【0015】上記不溶性担体は、抗ヒトPLG抗体が感
作されたものである。上記抗ヒトPLG抗体としては特
に限定されず、ポリクローナル抗体、モノクローナル抗
体のいずれも使用することができる。上記ポリクローナ
ル抗体としては、ヒト、ウサギ、ヤギ等の由来の動物
種、グロブリン画分、アフィニティ精製画分等の純度、
Fab′、F(ab)2等の処理方法等は制限されるも
のではない。上記不溶性担体への上記抗ヒトPLG抗体
の感作は、物理的又は化学的に吸着させる方法等により
行うことができる。
作されたものである。上記抗ヒトPLG抗体としては特
に限定されず、ポリクローナル抗体、モノクローナル抗
体のいずれも使用することができる。上記ポリクローナ
ル抗体としては、ヒト、ウサギ、ヤギ等の由来の動物
種、グロブリン画分、アフィニティ精製画分等の純度、
Fab′、F(ab)2等の処理方法等は制限されるも
のではない。上記不溶性担体への上記抗ヒトPLG抗体
の感作は、物理的又は化学的に吸着させる方法等により
行うことができる。
【0016】本発明においては、上記試料と上記不溶性
担体とを溶液中で混合する。上記溶液としては特に限定
されず、例えば、リン酸緩衝液、グリシン緩衝液、トリ
ス塩酸緩衝液、グッド緩衝液等が挙げられる。
担体とを溶液中で混合する。上記溶液としては特に限定
されず、例えば、リン酸緩衝液、グリシン緩衝液、トリ
ス塩酸緩衝液、グッド緩衝液等が挙げられる。
【0017】本発明においては、上記溶液中の上記不溶
性担体の濃度は、0.02〜2重量%である。低すぎる
と、凝集塊の形成が不充分であり、必要な感度が得られ
ず、高すぎると、バックグラウンドとしての吸光度が高
すぎ、正確な定量を行うことができないので、上記範囲
に限定される。好ましくは、0.03〜0.3重量%で
ある。
性担体の濃度は、0.02〜2重量%である。低すぎる
と、凝集塊の形成が不充分であり、必要な感度が得られ
ず、高すぎると、バックグラウンドとしての吸光度が高
すぎ、正確な定量を行うことができないので、上記範囲
に限定される。好ましくは、0.03〜0.3重量%で
ある。
【0018】本発明においては、上記溶液中に、ポリエ
チレングリコール及びポリビニルピロリドンのうち少な
くとも1種が含有される。これらのものが上記溶液中に
含有されることにより、感度の向上及び反応の促進を図
ることができる。
チレングリコール及びポリビニルピロリドンのうち少な
くとも1種が含有される。これらのものが上記溶液中に
含有されることにより、感度の向上及び反応の促進を図
ることができる。
【0019】上記ポリエチレングリコール及び上記ポリ
ビニルピロリドンの平均分子量は、それぞれ、3000
〜100万である。小さすぎると、感度の向上又は反応
促進の効果が不充分であり、大きすぎると、上記溶液へ
の溶解度が著しく低くなり、溶解性の点で問題が生じる
ので、上記範囲に限定される。好ましくは、ポリエチレ
ングリコールについては、4000〜3万、ポリビニル
ピロリドンについては、1万〜10万である。
ビニルピロリドンの平均分子量は、それぞれ、3000
〜100万である。小さすぎると、感度の向上又は反応
促進の効果が不充分であり、大きすぎると、上記溶液へ
の溶解度が著しく低くなり、溶解性の点で問題が生じる
ので、上記範囲に限定される。好ましくは、ポリエチレ
ングリコールについては、4000〜3万、ポリビニル
ピロリドンについては、1万〜10万である。
【0020】上記溶液中の上記ポリエチレングリコール
及びポリビニルピロリドンのうち少なくとも1種の濃度
は、0.1〜5重量%である。低すぎると、感度が低
く、低濃度域での正確な測定ができず、高すぎると、非
特異的反応による凝集が生じ、正確な測定ができないの
で、上記範囲に限定される。好ましくは、ポリエチレン
グリコールについては、1〜4重量%、ポリビニルピロ
リドンについては、0.2〜3重量%である。
及びポリビニルピロリドンのうち少なくとも1種の濃度
は、0.1〜5重量%である。低すぎると、感度が低
く、低濃度域での正確な測定ができず、高すぎると、非
特異的反応による凝集が生じ、正確な測定ができないの
で、上記範囲に限定される。好ましくは、ポリエチレン
グリコールについては、1〜4重量%、ポリビニルピロ
リドンについては、0.2〜3重量%である。
【0021】上記ポリエチレングリコール及び上記ポリ
ビニルピロリドンは、それぞれ、適宜な媒体に分散及び
溶解させて使用することが好ましい。この場合におい
て、上記不溶性担体と、上記ポリエチレングリコール及
びポリビニルピロリドンのうち少なくとも1種とを同一
の媒体に分散及び溶解させることにより1液型のラテッ
クス試薬として使用してもよく、また、それぞれ、別個
の媒体に分散及び溶解させることによりラテックス試薬
と溶液状試薬との2液型試薬として使用してもよい。
ビニルピロリドンは、それぞれ、適宜な媒体に分散及び
溶解させて使用することが好ましい。この場合におい
て、上記不溶性担体と、上記ポリエチレングリコール及
びポリビニルピロリドンのうち少なくとも1種とを同一
の媒体に分散及び溶解させることにより1液型のラテッ
クス試薬として使用してもよく、また、それぞれ、別個
の媒体に分散及び溶解させることによりラテックス試薬
と溶液状試薬との2液型試薬として使用してもよい。
【0022】上記媒体としては特に限定されず、例え
ば、リン酸緩衝液、グリシン緩衝液、トリス塩酸緩衝
液、グッド緩衝液等が挙げられる。上記媒体のpHは、
5.5〜8.5が好ましい。より好ましくは、6.5〜
8.0である。
ば、リン酸緩衝液、グリシン緩衝液、トリス塩酸緩衝
液、グッド緩衝液等が挙げられる。上記媒体のpHは、
5.5〜8.5が好ましい。より好ましくは、6.5〜
8.0である。
【0023】上記1液型のラテックス試薬中には、更
に、牛血清アルブミン、ショ糖、塩濃度調整のために塩
化ナトリウム等を適宜溶解させてもよい。また、上記ラ
テックス試薬と溶液状試薬との2液型試薬として使用す
る場合にも、それぞれに牛血清アルブミン、ショ糖、塩
濃度調整のために塩化ナトリウム等を適宜溶解させても
よい。
に、牛血清アルブミン、ショ糖、塩濃度調整のために塩
化ナトリウム等を適宜溶解させてもよい。また、上記ラ
テックス試薬と溶液状試薬との2液型試薬として使用す
る場合にも、それぞれに牛血清アルブミン、ショ糖、塩
濃度調整のために塩化ナトリウム等を適宜溶解させても
よい。
【0024】本発明においては、上記抗原抗体反応によ
る凝集反応は、恒温において行われる。好ましくは、2
5〜37℃である。また、上記凝集反応は、5秒〜15
分間行う。短すぎると、正確な測定ができず、長すぎる
と、非特異的反応による凝集が生じ、正確な測定ができ
ないので、上記範囲に限定される。
る凝集反応は、恒温において行われる。好ましくは、2
5〜37℃である。また、上記凝集反応は、5秒〜15
分間行う。短すぎると、正確な測定ができず、長すぎる
と、非特異的反応による凝集が生じ、正確な測定ができ
ないので、上記範囲に限定される。
【0025】本発明においては、次に、上記凝集反応に
基づく吸光度変化量を測定して検量線と照合することに
より、ヒトPLGを定量する。上記吸光度変化量は、凝
集反応に伴う吸光度の増加量である。
基づく吸光度変化量を測定して検量線と照合することに
より、ヒトPLGを定量する。上記吸光度変化量は、凝
集反応に伴う吸光度の増加量である。
【0026】上記吸光度変化量の測定の際の測定波長
は、通常、500〜1000nm、好ましくは、500
〜800nm、より好ましくは、550〜650nmの
範囲から適切な波長が選択される。上記吸光度変化量の
測定に用いられる測定装置としては、経時的に上記溶液
の吸光度を測定することできるものであれば特に限定さ
れず、例えば、汎用の生化学自動分析装置等が挙げられ
る。上記測定波長、検体量、試薬量等は、上記測定装置
に合わせて適宜選択することができる。
は、通常、500〜1000nm、好ましくは、500
〜800nm、より好ましくは、550〜650nmの
範囲から適切な波長が選択される。上記吸光度変化量の
測定に用いられる測定装置としては、経時的に上記溶液
の吸光度を測定することできるものであれば特に限定さ
れず、例えば、汎用の生化学自動分析装置等が挙げられ
る。上記測定波長、検体量、試薬量等は、上記測定装置
に合わせて適宜選択することができる。
【0027】上記検量線と照合する具体的な方法として
は、例えば、ヒトPLG標準血清及びその希釈系列等の
ヒトPLG既知量の試料について、吸光度変化量の測定
を行い、その測定値とヒトPLG量とから検量線を作成
しておき、ヒトPLG未知量の試料について同一条件で
測定した吸光度変化量の測定値から上記検量線において
対応するヒトPLG量を求めることにより実施すること
ができる。
は、例えば、ヒトPLG標準血清及びその希釈系列等の
ヒトPLG既知量の試料について、吸光度変化量の測定
を行い、その測定値とヒトPLG量とから検量線を作成
しておき、ヒトPLG未知量の試料について同一条件で
測定した吸光度変化量の測定値から上記検量線において
対応するヒトPLG量を求めることにより実施すること
ができる。
【0028】本発明2は、抗ヒトPLG抗体を感作した
ラテックス粒子と、平均分子量3000〜100万のポ
リエチレングリコール、及び、平均分子量3000〜1
00万のポリビニルピロリドンのうち少なくとも1種を
含有する検体希釈用液とからなる本発明1のヒトPLG
の定量方法を実施するための測定キットである。
ラテックス粒子と、平均分子量3000〜100万のポ
リエチレングリコール、及び、平均分子量3000〜1
00万のポリビニルピロリドンのうち少なくとも1種を
含有する検体希釈用液とからなる本発明1のヒトPLG
の定量方法を実施するための測定キットである。
【0029】本発明2の測定キットを用いてヒトPLG
を定量する具体的な方法としては、例えば、吸光度変化
量の測定に汎用の生化学自動分析装置を使用するのであ
れば、本発明2の測定キットを所定の位置にセットし、
測定すべき試料及びヒトPLG既知量の試料をセット
し、適宜吸光度測定のための条件をセットすることによ
り実施することができる。また、吸光度変化量の測定に
吸光度計を使用するのであれば、本発明2の測定キッ
ト、測定すべき試料及びヒトPLG既知量の試料を混
合、攪拌し、一定の時間経過後、その吸光度を測定する
ことにより実施することができる。好ましくは、汎用の
生化学自動分析装置を用いる方法である。このような生
化学自動分析装置としては特に限定されず、例えば、7
150型自動分析装置(日立製作所製)、MIRA(C
OBAS社製)等が挙げられる。
を定量する具体的な方法としては、例えば、吸光度変化
量の測定に汎用の生化学自動分析装置を使用するのであ
れば、本発明2の測定キットを所定の位置にセットし、
測定すべき試料及びヒトPLG既知量の試料をセット
し、適宜吸光度測定のための条件をセットすることによ
り実施することができる。また、吸光度変化量の測定に
吸光度計を使用するのであれば、本発明2の測定キッ
ト、測定すべき試料及びヒトPLG既知量の試料を混
合、攪拌し、一定の時間経過後、その吸光度を測定する
ことにより実施することができる。好ましくは、汎用の
生化学自動分析装置を用いる方法である。このような生
化学自動分析装置としては特に限定されず、例えば、7
150型自動分析装置(日立製作所製)、MIRA(C
OBAS社製)等が挙げられる。
【0030】本発明のヒトPLGの定量方法によれば、
抗ヒトPLG抗体を感作した不溶性担体と試料とを溶液
中で混合し、抗原抗体反応を契機としたラテックス凝集
反応を生ぜしめ、この溶液の吸光度変化量を測定し、予
め作成しておいた検量線を用いて、濃度未知の試料中の
ヒトPLG量を正確に測定することができる。また、本
発明のヒトPLGの定量方法を実施するための測定キッ
トを用いることにより、試料中のヒトPLG量を正確に
測定することができる。
抗ヒトPLG抗体を感作した不溶性担体と試料とを溶液
中で混合し、抗原抗体反応を契機としたラテックス凝集
反応を生ぜしめ、この溶液の吸光度変化量を測定し、予
め作成しておいた検量線を用いて、濃度未知の試料中の
ヒトPLG量を正確に測定することができる。また、本
発明のヒトPLGの定量方法を実施するための測定キッ
トを用いることにより、試料中のヒトPLG量を正確に
測定することができる。
【0031】
【実施例】以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0032】実施例1〜40、比較例1〜40 1)試薬及び材料 実施例1〜40及び比較例1〜40で使用した試薬及び
材料は以下の通りである。
材料は以下の通りである。
【0033】ラテックス 平均粒径0.304μmのポリスチレンラテックス(固
形分10%(W/V)、積水化学工業社製)を用いた。ラテックス希釈用緩衝液 50mMのNa2 HPO4 と、50mMのNaH2 PO
4 とを、pH7.50になるように混合したものを用い
た。抗ヒトPLG抗体 ヤギの抗血清からイムノグロブリン分画にまで精製した
ヤギ抗ヒトPLG抗体(1mg/ml)を用いた。
形分10%(W/V)、積水化学工業社製)を用いた。ラテックス希釈用緩衝液 50mMのNa2 HPO4 と、50mMのNaH2 PO
4 とを、pH7.50になるように混合したものを用い
た。抗ヒトPLG抗体 ヤギの抗血清からイムノグロブリン分画にまで精製した
ヤギ抗ヒトPLG抗体(1mg/ml)を用いた。
【0034】抗体希釈用緩衝液 ラテックス希釈用緩衝液を、抗体希釈用緩衝液として用
いた。ブロッキング用緩衝液 100mMのNa2 HPO4 と、100mMのNaH2
PO4 とを、pH7.40になるように混合し、ウシ血
清アルブミン(Bovine serum album
in、FractionV、Reagent Grad
e、MilesCorp.社製)を1%(W/V)にな
るように、また、NaN3 (試薬特級、ナカライテスク
社製)を0.1%(W/V)になるように添加したもの
を用いた。
いた。ブロッキング用緩衝液 100mMのNa2 HPO4 と、100mMのNaH2
PO4 とを、pH7.40になるように混合し、ウシ血
清アルブミン(Bovine serum album
in、FractionV、Reagent Grad
e、MilesCorp.社製)を1%(W/V)にな
るように、また、NaN3 (試薬特級、ナカライテスク
社製)を0.1%(W/V)になるように添加したもの
を用いた。
【0035】血漿検体 血栓既往症を有する患者及び健常人の血漿を用いた。ヒトPLG標準ヒト血清 ヒトプール血清から、アフィニティクロマトグラフィに
よりヒトPLGを除去し、それに対して精密に秤量した
精製抗原を加え、20mg/dlのヒトPLGを含有す
る血清を調製した。更に、生理食塩水にて約10、5、
2.5、1.25mg/dlにそれぞれ希釈して使用し
た。また、ヒトPLGを含まない、生理食塩水のみのも
のを0mg/dlとした。
よりヒトPLGを除去し、それに対して精密に秤量した
精製抗原を加え、20mg/dlのヒトPLGを含有す
る血清を調製した。更に、生理食塩水にて約10、5、
2.5、1.25mg/dlにそれぞれ希釈して使用し
た。また、ヒトPLGを含まない、生理食塩水のみのも
のを0mg/dlとした。
【0036】検体希釈用液(R1液) ブロッキング用緩衝液に、ポリエチレングリコール60
00(平均分子量7500、和光純薬工業社製)を3%
(W/V)になるように添加したものを用いた。SRID 市販のアガロースを用いてゲル基材を製し、精製ヒトP
LG(ADI社製)により検量線を製し、検体中のヒト
PLGの定量を行った。なお、抗体としてはヤギポリク
ローナル抗体を用いた。ヒトPLG測定用ラテックス凝集免疫試薬 市販のラテックス凝集免疫試薬(エルピアエースPL
G、ダイアヤトロン社製)を用いた。
00(平均分子量7500、和光純薬工業社製)を3%
(W/V)になるように添加したものを用いた。SRID 市販のアガロースを用いてゲル基材を製し、精製ヒトP
LG(ADI社製)により検量線を製し、検体中のヒト
PLGの定量を行った。なお、抗体としてはヤギポリク
ローナル抗体を用いた。ヒトPLG測定用ラテックス凝集免疫試薬 市販のラテックス凝集免疫試薬(エルピアエースPL
G、ダイアヤトロン社製)を用いた。
【0037】2)方法 (1)ラテックス試薬の調製 平均粒径0.304μmのポリスチレンラテックス(固
形分10%(W/V))1容に、ラテックス希釈用緩衝
液3容を添加希釈し、2.5%(W/V)ラテックス液
とした。抗ヒトPLG抗体は、タンパク濃度が5mg/
mlになるように抗体希釈用緩衝液で希釈し、感作抗体
液とした。2.5%(W/V)ラテックス液200μ1
を25℃のインキュベーター中でマグネチックスターラ
ーで攪拌しながら、抗体感作液800μlを素早く添加
し、25℃にて1時間攪拌した。その後、ブロッキング
用緩衝液を2.0ml添加し、25℃にて続けて2時間
攪拌した。その後、15℃、15000rpmにて15
分間遠心分離した。得られた沈殿にブロッキング用緩衝
液4.0mlを添加し、同様に遠心分離することによ
り、沈殿を洗浄した。洗浄操作は3回行った。この沈殿
にブロッキング用緩衝液を2.0ml添加し、よく攪拌
した後、超音波破砕機にて分散処理を行い、固形分0.
25%(W/V)のラテックス試薬とした。このように
して調製したラテックス試薬は4℃にて保存した。
形分10%(W/V))1容に、ラテックス希釈用緩衝
液3容を添加希釈し、2.5%(W/V)ラテックス液
とした。抗ヒトPLG抗体は、タンパク濃度が5mg/
mlになるように抗体希釈用緩衝液で希釈し、感作抗体
液とした。2.5%(W/V)ラテックス液200μ1
を25℃のインキュベーター中でマグネチックスターラ
ーで攪拌しながら、抗体感作液800μlを素早く添加
し、25℃にて1時間攪拌した。その後、ブロッキング
用緩衝液を2.0ml添加し、25℃にて続けて2時間
攪拌した。その後、15℃、15000rpmにて15
分間遠心分離した。得られた沈殿にブロッキング用緩衝
液4.0mlを添加し、同様に遠心分離することによ
り、沈殿を洗浄した。洗浄操作は3回行った。この沈殿
にブロッキング用緩衝液を2.0ml添加し、よく攪拌
した後、超音波破砕機にて分散処理を行い、固形分0.
25%(W/V)のラテックス試薬とした。このように
して調製したラテックス試薬は4℃にて保存した。
【0038】(2)ラテックス試薬によるヒトPLG量
の測定 ラテックス試薬によるヒトPLG量の測定は、生化学用
自動分析装置7150形(日立製作所製)を用いて行っ
た。上記(1)で得られた固形分0.25%(W/V)
のラテックス試薬をそのままR2液(固形分0.25%
(W/V))とした。測定条件は以下の通りである。
の測定 ラテックス試薬によるヒトPLG量の測定は、生化学用
自動分析装置7150形(日立製作所製)を用いて行っ
た。上記(1)で得られた固形分0.25%(W/V)
のラテックス試薬をそのままR2液(固形分0.25%
(W/V))とした。測定条件は以下の通りである。
【0039】 検体容量 3μl 検体希釈液(R1液) 300μl 試薬(R2液) 100μl 測定波長 570nm 測定温度 37℃
【0040】試薬(R2液)を添加してから約80秒後
の吸光度と約320秒後の吸光度の差(ΔOD570)
を測定し、この吸光度の差を10000倍したものを吸
光度変化量とした。検体の代わりに既知濃度の血液項目
用標準血清で同様の測定を行って、予め検量線を作成し
ておき、上記検体の吸光度変化量を上記検量線に外挿し
て、検体中のヒトPLG量を算出した。
の吸光度と約320秒後の吸光度の差(ΔOD570)
を測定し、この吸光度の差を10000倍したものを吸
光度変化量とした。検体の代わりに既知濃度の血液項目
用標準血清で同様の測定を行って、予め検量線を作成し
ておき、上記検体の吸光度変化量を上記検量線に外挿し
て、検体中のヒトPLG量を算出した。
【0041】(3)SRID法によるヒトPLG量の測
定 上記(2)で測定したすべての検体について、SRID
方法を用いて、検体中のヒトPLG量を測定した。
定 上記(2)で測定したすべての検体について、SRID
方法を用いて、検体中のヒトPLG量を測定した。
【0042】(4)市販のラテックス凝集免疫試薬によ
るヒトPLG量の測定 上記(2)で測定したすべての検体について、市販のラ
テックス凝集免疫試薬(エルピアエースPLG、ダイア
ヤトロン社製)を用いて、検体中のヒトPLG量を測定
した。測定方法は、キット添付の操作法に従い、専用機
であるエルピア100を用いて行った。
るヒトPLG量の測定 上記(2)で測定したすべての検体について、市販のラ
テックス凝集免疫試薬(エルピアエースPLG、ダイア
ヤトロン社製)を用いて、検体中のヒトPLG量を測定
した。測定方法は、キット添付の操作法に従い、専用機
であるエルピア100を用いて行った。
【0043】3)試験と結果 (1)実施例1〜40 血栓症既往症を有する患者及び健常人の血清を検体とし
て、上記2)の(2)ラテックス試薬によるヒトPLG
量の測定に従って、検体中のヒトPLG量を測定した。
また、上記2)の(3)SRID法によるヒトPLG量
の測定に従って、検体中のヒトPLG量を測定した。こ
れらの測定結果を、表1に示した。また、表1に示した
ラテックス試薬によるヒトPLG量とSRID法による
ヒトPLG量との相関を図1に示した。
て、上記2)の(2)ラテックス試薬によるヒトPLG
量の測定に従って、検体中のヒトPLG量を測定した。
また、上記2)の(3)SRID法によるヒトPLG量
の測定に従って、検体中のヒトPLG量を測定した。こ
れらの測定結果を、表1に示した。また、表1に示した
ラテックス試薬によるヒトPLG量とSRID法による
ヒトPLG量との相関を図1に示した。
【0044】(2)比較例1〜40 血栓症既往症を有する患者及び健常人の血清を検体とし
て、上記2)の(4)市販のラテックス凝集免疫試薬に
よるヒトPLG量の測定に従って、検体中のヒトPLG
量を測定した。これらの測定結果を、表2に示した。ま
た、表2に示した市販のラテックス凝集免疫試薬による
ヒトPLG量と表1に示したSRID法によるヒトPL
G量との相関を図2に示した。
て、上記2)の(4)市販のラテックス凝集免疫試薬に
よるヒトPLG量の測定に従って、検体中のヒトPLG
量を測定した。これらの測定結果を、表2に示した。ま
た、表2に示した市販のラテックス凝集免疫試薬による
ヒトPLG量と表1に示したSRID法によるヒトPL
G量との相関を図2に示した。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】表1及び表2、並びに、図1及び図2から
明らかなように、本発明のヒトPLGの定量方法によっ
て測定されたヒトPLG量は、SRID法によるヒトP
LG量と、低濃度域においても高濃度域においてもよく
一致したが、市販のラテックス凝集免疫試薬によるヒト
PLG量は、SRID法によるヒトPLG量と、低濃度
域及び高濃度域において、必ずしも一致しなかった。以
上の結果から、本発明のヒトPLGの定量方法は、従来
のラテックス凝集免疫試薬よりも高感度で、かつ、SR
ID法よりも迅速、簡便な優れた定量法であることが確
認された。
明らかなように、本発明のヒトPLGの定量方法によっ
て測定されたヒトPLG量は、SRID法によるヒトP
LG量と、低濃度域においても高濃度域においてもよく
一致したが、市販のラテックス凝集免疫試薬によるヒト
PLG量は、SRID法によるヒトPLG量と、低濃度
域及び高濃度域において、必ずしも一致しなかった。以
上の結果から、本発明のヒトPLGの定量方法は、従来
のラテックス凝集免疫試薬よりも高感度で、かつ、SR
ID法よりも迅速、簡便な優れた定量法であることが確
認された。
【0048】
【発明の効果】本発明のヒトPLGの定量方法は、上述
の構成からなるので、従来のラテックス凝集免疫試薬で
見られたような検体中の共存物質による非特異的反応を
抑制し、かつ低濃度域でもSRID法と同様の検出感度
を示す。また、このヒトPLGの定量方法を実施するた
めの測定キットを用いることにより、迅速かつ簡便にヒ
ト血清中のヒトPLGを正確に定量することが可能とな
り、疾患の発見、病態の把握、治療方法の決定等に有効
に利用することができる。
の構成からなるので、従来のラテックス凝集免疫試薬で
見られたような検体中の共存物質による非特異的反応を
抑制し、かつ低濃度域でもSRID法と同様の検出感度
を示す。また、このヒトPLGの定量方法を実施するた
めの測定キットを用いることにより、迅速かつ簡便にヒ
ト血清中のヒトPLGを正確に定量することが可能とな
り、疾患の発見、病態の把握、治療方法の決定等に有効
に利用することができる。
【図1】実施例1〜40において使用された検体中の、
ラテックス試薬によるヒトPLG量と、SRID法によ
るヒトPLG量との相関を示す図である。縦軸は、SR
ID法によるヒトPLG量を表し、横軸は、ラテックス
試薬によるヒトPLG量を表す。
ラテックス試薬によるヒトPLG量と、SRID法によ
るヒトPLG量との相関を示す図である。縦軸は、SR
ID法によるヒトPLG量を表し、横軸は、ラテックス
試薬によるヒトPLG量を表す。
【図2】比較例1〜40において使用された検体中の、
市販のラテックス凝集免疫試薬によるヒトPLG量とS
RID法によるヒトPLG量との相関を示す図である。
縦軸は、市販のラテックス凝集免疫試薬によるヒトPL
G量を表し、横軸は、SRID法によるヒトPLG量を
表す。
市販のラテックス凝集免疫試薬によるヒトPLG量とS
RID法によるヒトPLG量との相関を示す図である。
縦軸は、市販のラテックス凝集免疫試薬によるヒトPL
G量を表し、横軸は、SRID法によるヒトPLG量を
表す。
Claims (2)
- 【請求項1】 試料中のヒトプラスミノーゲンを定量す
るにあたり、前記試料と、抗ヒトプラスミノーゲン抗体
を感作した不溶性担体とを溶液中で混合して抗原抗体反
応による凝集反応を生じさせ、前記凝集反応に基づく吸
光度変化量を測定して検量線と照合することよりなるヒ
トプラスミノーゲンの定量方法であって、前記不溶性担
体は、ラテックス粒子であり、前記溶液中の前記不溶性
担体の濃度は、0.02〜2重量%であり、前記溶液中
に、平均分子量3000〜100万のポリエチレングリ
コール、及び、平均分子量3000〜100万のポリビ
ニルピロリドンのうち少なくとも1種0.1〜5重量%
が含有され、前記凝集反応は、恒温において、5秒〜1
5分間行うものであり、前記吸光度変化量は、凝集反応
に伴う吸光度の増加量であることを特徴とするヒトプラ
スミノーゲンの定量方法。 - 【請求項2】 抗ヒトプラスミノーゲン抗体を感作した
ラテックス粒子と、平均分子量3000〜100万のポ
リエチレングリコール、及び、平均分子量3000〜1
00万のポリビニルピロリドンのうち少なくとも1種を
含有する検体希釈用液とからなることを特徴とする請求
項1記載のヒトプラスミノーゲンの定量方法を実施する
ための測定キット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25892496A JPH10104232A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | ヒトプラスミノーゲンの定量方法及び測定キット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25892496A JPH10104232A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | ヒトプラスミノーゲンの定量方法及び測定キット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10104232A true JPH10104232A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17326938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25892496A Pending JPH10104232A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | ヒトプラスミノーゲンの定量方法及び測定キット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10104232A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106405101A (zh) * | 2016-08-30 | 2017-02-15 | 山东博科生物产业有限公司 | 一种纤维蛋白溶酶原检测试剂盒 |
| CN108333363A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-07-27 | 济南昊霖生物技术有限公司 | 一种纤维蛋白溶酶原免疫比浊法检测试剂盒 |
| CN109030831A (zh) * | 2018-07-06 | 2018-12-18 | 山东博科生物产业有限公司 | 一种纤维蛋白溶酶原免疫比浊法检测试剂盒 |
| CN110763841A (zh) * | 2019-11-07 | 2020-02-07 | 浙江爱康生物科技有限公司 | 一种纤维蛋白溶酶原测定试剂盒及其制备方法 |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP25892496A patent/JPH10104232A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106405101A (zh) * | 2016-08-30 | 2017-02-15 | 山东博科生物产业有限公司 | 一种纤维蛋白溶酶原检测试剂盒 |
| CN108333363A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-07-27 | 济南昊霖生物技术有限公司 | 一种纤维蛋白溶酶原免疫比浊法检测试剂盒 |
| CN109030831A (zh) * | 2018-07-06 | 2018-12-18 | 山东博科生物产业有限公司 | 一种纤维蛋白溶酶原免疫比浊法检测试剂盒 |
| CN110763841A (zh) * | 2019-11-07 | 2020-02-07 | 浙江爱康生物科技有限公司 | 一种纤维蛋白溶酶原测定试剂盒及其制备方法 |
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