JPH09304501A - 携帯無線機の測位システム - Google Patents
携帯無線機の測位システムInfo
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- JPH09304501A JPH09304501A JP8123709A JP12370996A JPH09304501A JP H09304501 A JPH09304501 A JP H09304501A JP 8123709 A JP8123709 A JP 8123709A JP 12370996 A JP12370996 A JP 12370996A JP H09304501 A JPH09304501 A JP H09304501A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コスト、重量、容積が小さく、携帯、移動に
有利な携帯無線機が利用可能である携帯無線機の測位シ
ステムを得る。 【解決手段】 携帯無線機2と無線通信すると同時に受
信波の到来角を測る複数の基地局1を備えると共に、粗
測位手段6による出力に基づき基地局が測定する識別信
号の受信感度に基づいて選ばれた一部の基地局にのみ携
帯無線機2からの受信波の到来角を測定させ、これらの
到来角に基づき携帯無線機の位置を求める精測位計算手
段13を備えることにより、携帯無線機にGPS受信機
を搭載しGPSで測位を行う場合に比べて、携帯無線機
が安価で軽くコンパクトになり既存の移動無線機がその
まま使え、携帯無線機が衛星への見通しがないところに
いる場合でも測位できる。また、単に複数の基地局の到
来角から測位を行う場合と比べても、電波の占有周波数
帯域が少なくて済む。
有利な携帯無線機が利用可能である携帯無線機の測位シ
ステムを得る。 【解決手段】 携帯無線機2と無線通信すると同時に受
信波の到来角を測る複数の基地局1を備えると共に、粗
測位手段6による出力に基づき基地局が測定する識別信
号の受信感度に基づいて選ばれた一部の基地局にのみ携
帯無線機2からの受信波の到来角を測定させ、これらの
到来角に基づき携帯無線機の位置を求める精測位計算手
段13を備えることにより、携帯無線機にGPS受信機
を搭載しGPSで測位を行う場合に比べて、携帯無線機
が安価で軽くコンパクトになり既存の移動無線機がその
まま使え、携帯無線機が衛星への見通しがないところに
いる場合でも測位できる。また、単に複数の基地局の到
来角から測位を行う場合と比べても、電波の占有周波数
帯域が少なくて済む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、セルラ移動体通
信を用いて行方不明者等の捜索を行うシステムに適用し
て好適な携帯無線機の測位システムに関する。
信を用いて行方不明者等の捜索を行うシステムに適用し
て好適な携帯無線機の測位システムに関する。
【0002】
【従来の技術】社会の高齢化現象が進行するにつれ痴呆
老人の徘徊などが問題になってきており、徘徊老人を短
時間で簡単に捜索するシステムが望まれている。また、
地震などの災害時に家屋や土砂の下敷きになった行方不
明者の捜索、迷子等の捜索も同様である。このような行
方不明者の捜索を行うシステムを、ここではレスキュー
システムと呼ぶことにする。
老人の徘徊などが問題になってきており、徘徊老人を短
時間で簡単に捜索するシステムが望まれている。また、
地震などの災害時に家屋や土砂の下敷きになった行方不
明者の捜索、迷子等の捜索も同様である。このような行
方不明者の捜索を行うシステムを、ここではレスキュー
システムと呼ぶことにする。
【0003】レスキューシステムとしては、単に、複数
の基地局で行方不明者が所持する携帯発信機からの電波
の到来方向を測角し、三角測量の原理で携帯発信機の位
置を測位する方法が考えられている。しかし、この従来
例では、行方不明者の捜索領域が比較的広い場合、携帯
発信機の位置が不明であるから全ての基地局に測角させ
る必要があり、特定の携帯発信機だけを測角するため
に、複数の携帯発信機を区別するための手段が必要であ
る。例えば周波数で区別する場合は、周波数帯域は単純
に携帯発信機の個数分用意する必要から、限られた周波
数資源の有効利用という観点から実際には実現が難し
い。時間、コードで携帯発信機を区別する場合も同様で
ある。
の基地局で行方不明者が所持する携帯発信機からの電波
の到来方向を測角し、三角測量の原理で携帯発信機の位
置を測位する方法が考えられている。しかし、この従来
例では、行方不明者の捜索領域が比較的広い場合、携帯
発信機の位置が不明であるから全ての基地局に測角させ
る必要があり、特定の携帯発信機だけを測角するため
に、複数の携帯発信機を区別するための手段が必要であ
る。例えば周波数で区別する場合は、周波数帯域は単純
に携帯発信機の個数分用意する必要から、限られた周波
数資源の有効利用という観点から実際には実現が難し
い。時間、コードで携帯発信機を区別する場合も同様で
ある。
【0004】一方、PHS(パーソナルハンディシステ
ム)等に代表される携帯電話のように、基地局を複数設
け、最寄りの基地局と移動体に搭載された端末と通信を
行うセルラ移動体通信システムが普及してきた。従来の
技術として、各携帯無線機自身でGPS(Global Posit
ioningSystem)等の既存の測位システムを利用し測位を
行い、測位結果を移動体通信手段を通じて捜索者の固定
端末や他の携帯無線機に伝送する方法が考えられてい
る。
ム)等に代表される携帯電話のように、基地局を複数設
け、最寄りの基地局と移動体に搭載された端末と通信を
行うセルラ移動体通信システムが普及してきた。従来の
技術として、各携帯無線機自身でGPS(Global Posit
ioningSystem)等の既存の測位システムを利用し測位を
行い、測位結果を移動体通信手段を通じて捜索者の固定
端末や他の携帯無線機に伝送する方法が考えられてい
る。
【0005】上記従来のレスキューシステムについて、
図14ないし図16を参照して説明する。図14は従来
のレスキューシステムを示す全体構成図である。図14
において、2は行方不明者が携帯している携帯無線機、
3A〜3Dはそれぞれ自局の通信サービスエリア(セ
ル)8a〜8d内で携帯無線機2との間で電波を送受信
する固定基地局(以下、単に基地局と称す)、4は通信
線a〜dを経由して基地局3(3A〜3Dを総称する)
に接続された交換機、5は固定端末、6は通信線に接続
された粗測位手段、7は記憶手段、9は携帯無線機2か
ら基地局3へのアップリンク波、10は基地局3から携
帯無線機2へのダウンリンク波、11はGPS衛星、1
2はGPS衛星11の送信波である。
図14ないし図16を参照して説明する。図14は従来
のレスキューシステムを示す全体構成図である。図14
において、2は行方不明者が携帯している携帯無線機、
3A〜3Dはそれぞれ自局の通信サービスエリア(セ
ル)8a〜8d内で携帯無線機2との間で電波を送受信
する固定基地局(以下、単に基地局と称す)、4は通信
線a〜dを経由して基地局3(3A〜3Dを総称する)
に接続された交換機、5は固定端末、6は通信線に接続
された粗測位手段、7は記憶手段、9は携帯無線機2か
ら基地局3へのアップリンク波、10は基地局3から携
帯無線機2へのダウンリンク波、11はGPS衛星、1
2はGPS衛星11の送信波である。
【0006】ここで、従来のレスキューシステムにおけ
る携帯無線機2の内部構成例としては図15に示す構成
を備えている。図15において、2aは通信用アンテ
ナ、2bは送受信切り替えスイッチまたはデュプレクサ
でなる送受信切替器、2cは受信機、2dはスピーカや
ディスプレー等の出力装置、2eはマイク、ダイヤル、
キーボード等の入力装置、2fは送信信号切り替えスイ
ッチ、2gは送信機、2hはID信号発生手段、2iは
精測位コマンドデコーダ、2jはGPS用アンテナ、2
kはGPS受信機、2lはGPS測位計算機、2mは位
置信号である。
る携帯無線機2の内部構成例としては図15に示す構成
を備えている。図15において、2aは通信用アンテ
ナ、2bは送受信切り替えスイッチまたはデュプレクサ
でなる送受信切替器、2cは受信機、2dはスピーカや
ディスプレー等の出力装置、2eはマイク、ダイヤル、
キーボード等の入力装置、2fは送信信号切り替えスイ
ッチ、2gは送信機、2hはID信号発生手段、2iは
精測位コマンドデコーダ、2jはGPS用アンテナ、2
kはGPS受信機、2lはGPS測位計算機、2mは位
置信号である。
【0007】また、従来のレスキューシステムにおける
基地局3の内部構成例として図16に示す構成を備えて
いる。図16において、3aは通信用アンテナ、3bは
送受信切り替えスイッチまたはデュプレクサでなる送受
信切替器、3cは受信機、3dは受信機、3eは通信線
a〜dから伝送されてくる信号を送信信号に変換した
り、受信信号を通信線a〜dで伝送させるモデムであ
る。
基地局3の内部構成例として図16に示す構成を備えて
いる。図16において、3aは通信用アンテナ、3bは
送受信切り替えスイッチまたはデュプレクサでなる送受
信切替器、3cは受信機、3dは受信機、3eは通信線
a〜dから伝送されてくる信号を送信信号に変換した
り、受信信号を通信線a〜dで伝送させるモデムであ
る。
【0008】以下、上記構成に係る従来のレスキューシ
ステムの動作について説明する。固定端末5は、交換機
4−通信線a〜d−基地局3を経由して携帯無線機2と
通信する。基地局3と携帯無線機2との間は無線電波で
通信を行う。携帯無線機2は、基地局3−通信線a〜d
−交換機4−通信線a〜d−基地局3を経由して別の携
帯無線機との通信を行う場合もある。
ステムの動作について説明する。固定端末5は、交換機
4−通信線a〜d−基地局3を経由して携帯無線機2と
通信する。基地局3と携帯無線機2との間は無線電波で
通信を行う。携帯無線機2は、基地局3−通信線a〜d
−交換機4−通信線a〜d−基地局3を経由して別の携
帯無線機との通信を行う場合もある。
【0009】携帯無線機2は、通常のセルラ移動体通信
と同様に、図示しないスイッチがONになった際に、送
信信号切り替えスイッチ2fがID信号発生手段2hと
送信機2gを接続させ、この携帯無線機2固有のID信
号をID信号発生手段2hで発生し、アンテナ2aから
送信する。粗測位手段6は、この電波の受信強度を各基
地局3A、3B、3C、3Dに測定させることなどによ
り、携帯無線機2の最寄りの基地局を関知する。すなわ
ち、携帯無線機2が存在するエリアを検知し(粗測
位)、その粗測位情報を記憶手段7に格納する。通常、
固定端末5から携帯無線機2に通話する際には、交換機
4は、記憶手段7の記憶する携帯無線機2の粗測位情報
を参照して、携帯無線機2の最寄りの基地局3を選択し
固定端末5と接続する。
と同様に、図示しないスイッチがONになった際に、送
信信号切り替えスイッチ2fがID信号発生手段2hと
送信機2gを接続させ、この携帯無線機2固有のID信
号をID信号発生手段2hで発生し、アンテナ2aから
送信する。粗測位手段6は、この電波の受信強度を各基
地局3A、3B、3C、3Dに測定させることなどによ
り、携帯無線機2の最寄りの基地局を関知する。すなわ
ち、携帯無線機2が存在するエリアを検知し(粗測
位)、その粗測位情報を記憶手段7に格納する。通常、
固定端末5から携帯無線機2に通話する際には、交換機
4は、記憶手段7の記憶する携帯無線機2の粗測位情報
を参照して、携帯無線機2の最寄りの基地局3を選択し
固定端末5と接続する。
【0010】また、行方不明者の捜索時(レスキューモ
ード)には、捜索者が操作する固定端末5などから精測
位コマンドを携帯無線機2に伝送する。携帯無線機2中
の精測位コマンドデコーダ2iが精測位コマンドを受信
すると、GPS受信機2k及びGPS測位計算機2lを
作動させ、複数のGPS衛星11から送信されてくる電
波12の伝搬時間を基に携帯無線機2の位置を測定させ
る。さらに、送信信号切り替えスイッチ2fをGPS測
位計算機2lに接続し、位置信号2mを送信する。基地
局3は受信したこの位置信号をもとの固定端末5に送
り、捜索者は携帯無線機2の位置を知ることができる。
ード)には、捜索者が操作する固定端末5などから精測
位コマンドを携帯無線機2に伝送する。携帯無線機2中
の精測位コマンドデコーダ2iが精測位コマンドを受信
すると、GPS受信機2k及びGPS測位計算機2lを
作動させ、複数のGPS衛星11から送信されてくる電
波12の伝搬時間を基に携帯無線機2の位置を測定させ
る。さらに、送信信号切り替えスイッチ2fをGPS測
位計算機2lに接続し、位置信号2mを送信する。基地
局3は受信したこの位置信号をもとの固定端末5に送
り、捜索者は携帯無線機2の位置を知ることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のGPS衛星11を利用したレスキューシステムで
は、測位精度はGPS衛星11を利用して携帯無線機2
を測位するため、携帯無線機2には、GPS用アンテナ
2j、GPS受信機2k、GPS測位計算機2lを備え
る必要がある。従って、携帯無線機2のコスト、重量、
容積増大を招き、移動が難しく経済的にも不利になる。
現在の技術では、老人や遭難者などの行方不明者にこの
ような高価で、重く、かさばる端末を常時携帯させるこ
とは、実際にはかなり困難である。
来のGPS衛星11を利用したレスキューシステムで
は、測位精度はGPS衛星11を利用して携帯無線機2
を測位するため、携帯無線機2には、GPS用アンテナ
2j、GPS受信機2k、GPS測位計算機2lを備え
る必要がある。従って、携帯無線機2のコスト、重量、
容積増大を招き、移動が難しく経済的にも不利になる。
現在の技術では、老人や遭難者などの行方不明者にこの
ような高価で、重く、かさばる端末を常時携帯させるこ
とは、実際にはかなり困難である。
【0012】また、携帯無線機2のGPS用アンテナ2
jは、少なくとも3〜4個のGPS衛星が同時に直接見
通せる位置にある必要があるので、携帯無線機2、すな
わち行方不明者が屋内、地下、トンネル、市街地のビル
の谷間にいる場合や、地震などで家屋、土砂の下敷きに
なっている場合には捜索できなくなる。
jは、少なくとも3〜4個のGPS衛星が同時に直接見
通せる位置にある必要があるので、携帯無線機2、すな
わち行方不明者が屋内、地下、トンネル、市街地のビル
の谷間にいる場合や、地震などで家屋、土砂の下敷きに
なっている場合には捜索できなくなる。
【0013】以上のように、従来のレスキューシステム
では、携帯無線機2のコスト、重量、容積が増大し、端
末の携帯、移動に不便で、高価であるという問題があっ
た。また、行方不明者が屋内、地下、トンネル、市街地
のビルの谷間にいる場合や、地震などで家屋、土砂の下
敷きになっている場合には機能しないとの問題があっ
た。
では、携帯無線機2のコスト、重量、容積が増大し、端
末の携帯、移動に不便で、高価であるという問題があっ
た。また、行方不明者が屋内、地下、トンネル、市街地
のビルの谷間にいる場合や、地震などで家屋、土砂の下
敷きになっている場合には機能しないとの問題があっ
た。
【0014】この発明は、上述した従来例に係る問題点
を解消するためになされたもので、安価で軽くコンパク
トであり、携帯、移動に負担とならない携帯無線機で済
み、行方不明者が屋内、地下、トンネル、市街地のビル
の谷間にいる場合や、地震などで家屋、土砂の下敷きに
なっている場合にも捜索できる携帯無線機の測位システ
ムを得ることを目的とする。
を解消するためになされたもので、安価で軽くコンパク
トであり、携帯、移動に負担とならない携帯無線機で済
み、行方不明者が屋内、地下、トンネル、市街地のビル
の谷間にいる場合や、地震などで家屋、土砂の下敷きに
なっている場合にも捜索できる携帯無線機の測位システ
ムを得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係る携帯無線機の測位システムは、携帯
無線機と、互いに隔離して配置されていて上記携帯無線
機と通信する無線機及び上記携帯無線機からの送信波の
到来角を測る測角信号処理手段とを有する複数の基地局
と、上記複数の基地局に通信線を介して接続されていて
上記携帯無線機に最も近接した基地局を感知し記憶する
粗測位処理手段と、上記複数の基地局に通信線を介して
接続されていて上記粗測位処理手段の出力に基づいて上
記携帯無線機の最寄りの基地局を選択して固定端末と接
続させる交換機とを備えた携帯無線機の測位システムに
おいて、上記粗測位処理手段の出力に基づいて選択され
た携帯無線機近傍の基地局にのみ上記携帯無線機からの
送信波の到来角を測定させ、その測定結果に基づき上記
携帯無線機の位置を求める精測位処理手段を備えたこと
を特徴とするものである。
に、この発明に係る携帯無線機の測位システムは、携帯
無線機と、互いに隔離して配置されていて上記携帯無線
機と通信する無線機及び上記携帯無線機からの送信波の
到来角を測る測角信号処理手段とを有する複数の基地局
と、上記複数の基地局に通信線を介して接続されていて
上記携帯無線機に最も近接した基地局を感知し記憶する
粗測位処理手段と、上記複数の基地局に通信線を介して
接続されていて上記粗測位処理手段の出力に基づいて上
記携帯無線機の最寄りの基地局を選択して固定端末と接
続させる交換機とを備えた携帯無線機の測位システムに
おいて、上記粗測位処理手段の出力に基づいて選択され
た携帯無線機近傍の基地局にのみ上記携帯無線機からの
送信波の到来角を測定させ、その測定結果に基づき上記
携帯無線機の位置を求める精測位処理手段を備えたこと
を特徴とするものである。
【0016】また、上記複数の基地局は、複数の素子ア
ンテナと、この複数の素子アンテナにそれぞれ接続され
て受信処理を行う複数の受信機と、この複数の受信機の
出力信号に基づいて空間スムージング法を用いたMUS
IC測角法または最尤推定測角法に従ってマルチパス波
の直接波の測角を行う測角信号処理手段を備えたことを
特徴とするものである。
ンテナと、この複数の素子アンテナにそれぞれ接続され
て受信処理を行う複数の受信機と、この複数の受信機の
出力信号に基づいて空間スムージング法を用いたMUS
IC測角法または最尤推定測角法に従ってマルチパス波
の直接波の測角を行う測角信号処理手段を備えたことを
特徴とするものである。
【0017】また、他の発明に係る携帯無線機の測位シ
ステムは、携帯無線機と、互いに隔離して配置されてい
て上記携帯無線機と通信する無線機を有する複数の基地
局と、上記複数の基地局に通信線を介して接続されてい
て上記携帯無線機に最も近接した基地局を感知し記憶す
る粗測位処理手段と、上記複数の基地局に通信線を介し
て接続されていて上記粗測位処理手段の出力に基づいて
上記携帯無線機の最寄りの基地局を選択して固定端末と
接続させる交換機とを備えた携帯無線機の測位システム
において、上記携帯無線機からの送信波の到来角を測る
測角処理手段及び上記基地局と通信する無線機とを有
し、上記粗測位処理手段の出力に基づいて選択された基
地局近傍に移動し、該基地局近傍の互いに離れた2カ所
以上の地点で上記携帯無線機からの送信波の到来角を測
定し、その測定結果に基づき上記携帯無線機の位置を求
める移動捜索局とを備えたことを特徴とするものであ
る。
ステムは、携帯無線機と、互いに隔離して配置されてい
て上記携帯無線機と通信する無線機を有する複数の基地
局と、上記複数の基地局に通信線を介して接続されてい
て上記携帯無線機に最も近接した基地局を感知し記憶す
る粗測位処理手段と、上記複数の基地局に通信線を介し
て接続されていて上記粗測位処理手段の出力に基づいて
上記携帯無線機の最寄りの基地局を選択して固定端末と
接続させる交換機とを備えた携帯無線機の測位システム
において、上記携帯無線機からの送信波の到来角を測る
測角処理手段及び上記基地局と通信する無線機とを有
し、上記粗測位処理手段の出力に基づいて選択された基
地局近傍に移動し、該基地局近傍の互いに離れた2カ所
以上の地点で上記携帯無線機からの送信波の到来角を測
定し、その測定結果に基づき上記携帯無線機の位置を求
める移動捜索局とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0018】また、上記移動捜索局は、複数の基地局が
送信する電波の到来角の測定に基づいて移動捜索局の位
置を求めることを特徴とするものである。
送信する電波の到来角の測定に基づいて移動捜索局の位
置を求めることを特徴とするものである。
【0019】また、上記携帯無線機は、上記基地局から
の精測位コマンド指令の受信に基づいて音波を発生する
音波発生手段を備えたことを特徴とするものである。
の精測位コマンド指令の受信に基づいて音波を発生する
音波発生手段を備えたことを特徴とするものである。
【0020】また、上記携帯無線機は、衣類、靴、時
計、または装飾品に内蔵したことを特徴とするものであ
る。
計、または装飾品に内蔵したことを特徴とするものであ
る。
【0021】また、さらに他の発明に係る携帯無線機の
測位システムは、携帯無線機と、互いに隔離して配置さ
れていて上記携帯無線機と通信する無線機を有する複数
の基地局と、上記複数の基地局に通信線を介して接続さ
れていて上記携帯無線機に最も近接した基地局を感知し
記憶する粗測位処理手段と、上記複数の基地局に通信線
を介して接続されていて上記粗測位処理手段の出力に基
づいて上記携帯無線機の最寄りの基地局を選択する交換
機とを備えた携帯無線機の測位システムにおいて、上記
基地局と通信する無線機と、捜索すべき携帯無線機固有
のID信号を格納する捜索者ID信号メモリと、捜索す
べき携帯無線機への電話番号をダイヤルした時に、上記
基地局と携帯無線機との間で通信制御信号が送信され、
該通信制御信号に上記捜索者ID信号メモリに格納され
たID信号が含まれているか否かの判定に基づいて当該
基地局の通信エリア内に捜索すべき携帯無線機が存在す
るか否かを判定する制御手段とを有する移動捜索局を備
えたことを特徴とするものである。
測位システムは、携帯無線機と、互いに隔離して配置さ
れていて上記携帯無線機と通信する無線機を有する複数
の基地局と、上記複数の基地局に通信線を介して接続さ
れていて上記携帯無線機に最も近接した基地局を感知し
記憶する粗測位処理手段と、上記複数の基地局に通信線
を介して接続されていて上記粗測位処理手段の出力に基
づいて上記携帯無線機の最寄りの基地局を選択する交換
機とを備えた携帯無線機の測位システムにおいて、上記
基地局と通信する無線機と、捜索すべき携帯無線機固有
のID信号を格納する捜索者ID信号メモリと、捜索す
べき携帯無線機への電話番号をダイヤルした時に、上記
基地局と携帯無線機との間で通信制御信号が送信され、
該通信制御信号に上記捜索者ID信号メモリに格納され
たID信号が含まれているか否かの判定に基づいて当該
基地局の通信エリア内に捜索すべき携帯無線機が存在す
るか否かを判定する制御手段とを有する移動捜索局を備
えたことを特徴とするものである。
【0022】また、上記基地局と上記交換機及び上記携
帯無線機は、パーソナルハンディシステムを構成すると
共に、上記移動捜索局は、パーソナルハンディシステム
のいずれかの基地局と通信する際に参照する自局のID
信号を記憶する自局ID信号メモリをさらに有し、上記
制御手段は、上記自局IDメモリを参照して上記基地局
を介して上記捜索すべき無線携帯機と通信し、上記捜索
者ID信号メモリを参照して上記基地局と上記携帯無線
機との間の通信波を傍受することを特徴とするものであ
る。
帯無線機は、パーソナルハンディシステムを構成すると
共に、上記移動捜索局は、パーソナルハンディシステム
のいずれかの基地局と通信する際に参照する自局のID
信号を記憶する自局ID信号メモリをさらに有し、上記
制御手段は、上記自局IDメモリを参照して上記基地局
を介して上記捜索すべき無線携帯機と通信し、上記捜索
者ID信号メモリを参照して上記基地局と上記携帯無線
機との間の通信波を傍受することを特徴とするものであ
る。
【0023】また、上記移動捜索局は、上記基地局から
捜索すべき携帯無線機への通信制御信号を解読する制御
信号解読手段と、捜索すべき携帯無線機の送信波の到来
角を測る測角処理手段と、この測角処理手段により測角
された到来方位を表示する方位表示手段とをさらに有
し、上記制御手段は、上記制御信号解読手段により解読
される捜索すべき携帯無線機の送信波の周波数及び送信
タイミングに同期して捜索すべき携帯無線機の送信波の
到来角のみを上記測角処理手段により測角させることを
特徴とするものである。
捜索すべき携帯無線機への通信制御信号を解読する制御
信号解読手段と、捜索すべき携帯無線機の送信波の到来
角を測る測角処理手段と、この測角処理手段により測角
された到来方位を表示する方位表示手段とをさらに有
し、上記制御手段は、上記制御信号解読手段により解読
される捜索すべき携帯無線機の送信波の周波数及び送信
タイミングに同期して捜索すべき携帯無線機の送信波の
到来角のみを上記測角処理手段により測角させることを
特徴とするものである。
【0024】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態を図に基づ
いて説明する。図1は実施の形態1に係る携帯無線機の
測位システムを示す全体構成図である。図1において、
図14に示す従来例と同一部分は同一符号を付してその
説明は省略する。新たな符号として、1A〜1Dを総称
する1は互いに隔離して配置される方探機能を持った基
地局、13は携帯無線機2が最も近接した基地局にのみ
に対し携帯無線機2からの受信波の到来角を測定させ該
到来角に基づき携帯無線機2の位置を求める精測位計算
手段である。
いて説明する。図1は実施の形態1に係る携帯無線機の
測位システムを示す全体構成図である。図1において、
図14に示す従来例と同一部分は同一符号を付してその
説明は省略する。新たな符号として、1A〜1Dを総称
する1は互いに隔離して配置される方探機能を持った基
地局、13は携帯無線機2が最も近接した基地局にのみ
に対し携帯無線機2からの受信波の到来角を測定させ該
到来角に基づき携帯無線機2の位置を求める精測位計算
手段である。
【0025】ここで、この実施の形態1で用いることが
できる携帯無線機2の構成としては、図2に示す構成を
備えている。すなわち、この実施の形態1で用いること
ができる携帯無線機2としては、図15に示す従来例の
構成のうち、GPS用アンテナ2j、GPS受信機2
k、GPS測位計算機2lを備えてなく、GPS測位機
能を除いた構成として、基地局1との通信のための通信
用アンテナ2a、送受信切り替えスイッチまたはデュプ
レクサでなる送受信切替器2b、受信機2c、スピーカ
やディスプレー等の出力装置2d、マイク、ダイヤル、
キーボード等の入力装置2e、送信信号切り替えスイッ
チ2f、送信機2g、ID信号発生手段2h、精測位コ
マンドデコーダ2iを備えている。
できる携帯無線機2の構成としては、図2に示す構成を
備えている。すなわち、この実施の形態1で用いること
ができる携帯無線機2としては、図15に示す従来例の
構成のうち、GPS用アンテナ2j、GPS受信機2
k、GPS測位計算機2lを備えてなく、GPS測位機
能を除いた構成として、基地局1との通信のための通信
用アンテナ2a、送受信切り替えスイッチまたはデュプ
レクサでなる送受信切替器2b、受信機2c、スピーカ
やディスプレー等の出力装置2d、マイク、ダイヤル、
キーボード等の入力装置2e、送信信号切り替えスイッ
チ2f、送信機2g、ID信号発生手段2h、精測位コ
マンドデコーダ2iを備えている。
【0026】また、この実施の形態1に係る基地局1の
内部構成としては図3に示す構成を備えている。すなわ
ち、この実施の形態1で用いられる基地局1としては、
図16に示す従来例の構成の通信用アンテナとして、ア
レー状に並べられた素子アンテナ1a1,1a2,・・
・,1amが備えられ、また、受信機として、各素子ア
ンテナに接続され通信波の周波数帯域に対応した受信機
1d1,1d2,・・・,1dmが備えられる。さら
に、図16に示す従来例の構成の他に、各受信機の出力
x1,x2,・・・,xmを合成して合成受信信号yを
出力する合成器1fと、各受信機の出力x1,x2,・
・・,xmに基づいて携帯無線機2からの送信波の到来
角を測り電波到来角θを出力する測角処理手段1gとを
備えており、合成器1f及び測角処理手段1gの出力は
モデム1eに出力される。なお、1bと1cは、図16
に示す従来例と同様な送受信切り替えスイッチまたはデ
ュプレクサでなる送受信切替器と送信機である。
内部構成としては図3に示す構成を備えている。すなわ
ち、この実施の形態1で用いられる基地局1としては、
図16に示す従来例の構成の通信用アンテナとして、ア
レー状に並べられた素子アンテナ1a1,1a2,・・
・,1amが備えられ、また、受信機として、各素子ア
ンテナに接続され通信波の周波数帯域に対応した受信機
1d1,1d2,・・・,1dmが備えられる。さら
に、図16に示す従来例の構成の他に、各受信機の出力
x1,x2,・・・,xmを合成して合成受信信号yを
出力する合成器1fと、各受信機の出力x1,x2,・
・・,xmに基づいて携帯無線機2からの送信波の到来
角を測り電波到来角θを出力する測角処理手段1gとを
備えており、合成器1f及び測角処理手段1gの出力は
モデム1eに出力される。なお、1bと1cは、図16
に示す従来例と同様な送受信切り替えスイッチまたはデ
ュプレクサでなる送受信切替器と送信機である。
【0027】次に、上述した構成を備える実施の形態1
に係る動作について説明する。まず、基地局1の動作を
説明する。各素子アンテナ1a1,1a2,・・・,1
amで捉えられ受信機1d1,1d2,・・・,1dm
で増幅検波された受信信号x1,x2,・・・,xm
は、合成器1fで合成され合成受信信号yとなってモデ
ム1eを経て通信回線a〜dを介し交換機4側に送られ
る。これと平行して、測角処理手段1gは受信信号x
1,x2,・・・,xmを入力し、携帯無線機2から到
来する通信電波9の到来角θを算出する。
に係る動作について説明する。まず、基地局1の動作を
説明する。各素子アンテナ1a1,1a2,・・・,1
amで捉えられ受信機1d1,1d2,・・・,1dm
で増幅検波された受信信号x1,x2,・・・,xm
は、合成器1fで合成され合成受信信号yとなってモデ
ム1eを経て通信回線a〜dを介し交換機4側に送られ
る。これと平行して、測角処理手段1gは受信信号x
1,x2,・・・,xmを入力し、携帯無線機2から到
来する通信電波9の到来角θを算出する。
【0028】上記測角処理手段1gが用いる測角方法と
して、通信対象である携帯無線機2が(同一周波数帯
に)1個のみ存在する場合はモノパルス等を用いること
ができる。携帯無線機2が複数個存在する場合であって
も、例えば公知文献:Schmidt,“Multiple Emitter Loc
ation and Signal Parameter Estimation"、IEEE Tran
s., AP-34,3,pp.276-30(1986)に記載されるMUSIC
アルゴリズム等を用いれば、同周波数帯に混信する(m
−1)波の電波を分離して測角できるから、各携帯無線
機それぞれ独立に方位θを推定することができる。ま
た、ビル街や屋内のマルチパス環境に設置される場合で
も、例えば公知文献:Shan,Wax,Kailath, “On Spatial
Smoothing for Direction-of-Arrival Estimation of
Coherent Signals", IEEE Trans., ASSP-33, 4, pp.806
-811(1985)に記載される空間スムージング前処理を用い
たMUSICアルゴリズム等を用いれば、マルチパス環
境下でも方位θを推定することができる。さらに、公知
文献:Ziskind, Wax, “Maximum Likelihood Location
of Multiple Sources by Alternating Projection"、IE
EE Trans., ASSP-36, 10, pp.1553-1560, (Oct. 1986)
に記載される最尤推定測角アルゴリズム等を用いて
も、マルチパス環境下でも方位θを推定することができ
る。
して、通信対象である携帯無線機2が(同一周波数帯
に)1個のみ存在する場合はモノパルス等を用いること
ができる。携帯無線機2が複数個存在する場合であって
も、例えば公知文献:Schmidt,“Multiple Emitter Loc
ation and Signal Parameter Estimation"、IEEE Tran
s., AP-34,3,pp.276-30(1986)に記載されるMUSIC
アルゴリズム等を用いれば、同周波数帯に混信する(m
−1)波の電波を分離して測角できるから、各携帯無線
機それぞれ独立に方位θを推定することができる。ま
た、ビル街や屋内のマルチパス環境に設置される場合で
も、例えば公知文献:Shan,Wax,Kailath, “On Spatial
Smoothing for Direction-of-Arrival Estimation of
Coherent Signals", IEEE Trans., ASSP-33, 4, pp.806
-811(1985)に記載される空間スムージング前処理を用い
たMUSICアルゴリズム等を用いれば、マルチパス環
境下でも方位θを推定することができる。さらに、公知
文献:Ziskind, Wax, “Maximum Likelihood Location
of Multiple Sources by Alternating Projection"、IE
EE Trans., ASSP-36, 10, pp.1553-1560, (Oct. 1986)
に記載される最尤推定測角アルゴリズム等を用いて
も、マルチパス環境下でも方位θを推定することができ
る。
【0029】次に、図1に示す全体構成の動作を説明す
る。通常、固定端末5から携帯無線機2に通話する際に
は、従来例と同様に、交換機4は、記憶手段7に記憶さ
れている携帯無線機2の粗測位情報を参照し、携帯無線
機2の最寄りの基地局、例えば基地局1cを選択し固定
端末5と接続する。すなわち、携帯無線機2は、送信信
号切り替えスイッチ2fによりID信号発生手段2hと
送信機2gを接続させ、この携帯無線機2固有のID信
号をID信号発生手段2hで発生してアンテナ2aから
送信しており、粗測位手段6は、この電波の受信強度を
各基地局1A、1B、1C、1Dに測定させることなど
により、携帯無線機2の最寄りの基地局を関知して携帯
無線機2が存在するエリアを検知(粗測位)し、その粗
測位情報を記憶手段7に格納している。交換機4は、記
憶手段7に記憶されている携帯無線機2の粗測位情報を
参照し、携帯無線機2の最寄りの基地局1を選択し固定
端末5と接続する。
る。通常、固定端末5から携帯無線機2に通話する際に
は、従来例と同様に、交換機4は、記憶手段7に記憶さ
れている携帯無線機2の粗測位情報を参照し、携帯無線
機2の最寄りの基地局、例えば基地局1cを選択し固定
端末5と接続する。すなわち、携帯無線機2は、送信信
号切り替えスイッチ2fによりID信号発生手段2hと
送信機2gを接続させ、この携帯無線機2固有のID信
号をID信号発生手段2hで発生してアンテナ2aから
送信しており、粗測位手段6は、この電波の受信強度を
各基地局1A、1B、1C、1Dに測定させることなど
により、携帯無線機2の最寄りの基地局を関知して携帯
無線機2が存在するエリアを検知(粗測位)し、その粗
測位情報を記憶手段7に格納している。交換機4は、記
憶手段7に記憶されている携帯無線機2の粗測位情報を
参照し、携帯無線機2の最寄りの基地局1を選択し固定
端末5と接続する。
【0030】行方不明者の捜索時(レスキューモード)
には、捜索者が操作する固定端末5などから精測位コマ
ンドを携帯無線機2に伝送する。ここまでは、従来例と
同様である。携帯無線機2中の精測位コマンドデコーダ
2iが精測位コマンドを受信すると、送信信号切り替え
スイッチ2fがID信号発生手段2hと送信機2gを接
続させ、この携帯無線機2固有のID信号をID信号発
生手段2hで発生し、アンテナ2aから送信する。
には、捜索者が操作する固定端末5などから精測位コマ
ンドを携帯無線機2に伝送する。ここまでは、従来例と
同様である。携帯無線機2中の精測位コマンドデコーダ
2iが精測位コマンドを受信すると、送信信号切り替え
スイッチ2fがID信号発生手段2hと送信機2gを接
続させ、この携帯無線機2固有のID信号をID信号発
生手段2hで発生し、アンテナ2aから送信する。
【0031】このとき、携帯無線機2近傍の基地局1
A、1Cに、携帯無線機2からのアップリンク波9の到
来方向θを測角させる。測角させる基地局の選択は、上
述したように、粗測位位置の記憶手段7を参照すること
によって決まる。各基地局1で算出された到来角θは、
交換機4を経由して精測位計算手段13へ送られ、精測
位計算手段13は、到来角θと基地局位置をもとに三角
測量の原理から携帯無線機2の位置を推定する。携帯無
線機2の位置は、最終的には交換機4を経て固定端末5
へ送られ、捜索者は行方不明者の位置を知ることができ
る。他の動作は図14に示す従来例と同様であるから説
明を省略する。
A、1Cに、携帯無線機2からのアップリンク波9の到
来方向θを測角させる。測角させる基地局の選択は、上
述したように、粗測位位置の記憶手段7を参照すること
によって決まる。各基地局1で算出された到来角θは、
交換機4を経由して精測位計算手段13へ送られ、精測
位計算手段13は、到来角θと基地局位置をもとに三角
測量の原理から携帯無線機2の位置を推定する。携帯無
線機2の位置は、最終的には交換機4を経て固定端末5
へ送られ、捜索者は行方不明者の位置を知ることができ
る。他の動作は図14に示す従来例と同様であるから説
明を省略する。
【0032】上記実施の形態1では、携帯無線機2の位
置が複数の基地局1の通信サービスエリア8(8a〜8
dの総称)に含まれず、そのため測角できる基地局が1
個しかなく三角測量による測位ができない場合もある。
通信サービスエリア8のサイズが比較的に狭い場合は、
携帯無線機2の位置が完全に測位できなくとも、測角で
きた基地局1を起点とする方位線上と分かれば実用上十
分であることが少なくない。特に、地図情報、行方不明
者の位置履歴等を組み合わせれば、行方不明者の捜索は
容易にできる。また、基地局1側から指令して、測角す
る瞬間だけ携帯無線機2の送信電力を増大させれば、こ
のような問題は回避できる。
置が複数の基地局1の通信サービスエリア8(8a〜8
dの総称)に含まれず、そのため測角できる基地局が1
個しかなく三角測量による測位ができない場合もある。
通信サービスエリア8のサイズが比較的に狭い場合は、
携帯無線機2の位置が完全に測位できなくとも、測角で
きた基地局1を起点とする方位線上と分かれば実用上十
分であることが少なくない。特に、地図情報、行方不明
者の位置履歴等を組み合わせれば、行方不明者の捜索は
容易にできる。また、基地局1側から指令して、測角す
る瞬間だけ携帯無線機2の送信電力を増大させれば、こ
のような問題は回避できる。
【0033】また、上記実施の形態1では、携帯無線機
2がID信号発生手段2hを持ち、携帯無線機2中の精
測位コマンドデコーダ31が精測位コマンドを受信する
ときID信号発生手段2hが発生したID信号を送信し
たが、同一周波数帯、近傍エリアに他の携帯無線機が存
在しない場合もしくはしないように制御される場合は、
単に送信機のスイッチを入れ、単なるノイズ等を送信し
ても構わない。
2がID信号発生手段2hを持ち、携帯無線機2中の精
測位コマンドデコーダ31が精測位コマンドを受信する
ときID信号発生手段2hが発生したID信号を送信し
たが、同一周波数帯、近傍エリアに他の携帯無線機が存
在しない場合もしくはしないように制御される場合は、
単に送信機のスイッチを入れ、単なるノイズ等を送信し
ても構わない。
【0034】また、上記実施の形態1では、基地局1は
測角を行うタイミングを特に限定しなかったが、捜索者
が操作する固定端末5などから精測位コマンドが送られ
てきた場合のみ、基地局1は測角処理を実行するように
しても構わない。また、上記実施の形態1では、全ての
受信機1d1,1d2,・・・,1dmの合成受信信号
yを通信の受信信号として交換機4側に送る場合を説明
したが、一部の受信機の合成出力もしくは測角用と別の
受信機の出力を通信の受信信号として用いても構わな
い。
測角を行うタイミングを特に限定しなかったが、捜索者
が操作する固定端末5などから精測位コマンドが送られ
てきた場合のみ、基地局1は測角処理を実行するように
しても構わない。また、上記実施の形態1では、全ての
受信機1d1,1d2,・・・,1dmの合成受信信号
yを通信の受信信号として交換機4側に送る場合を説明
したが、一部の受信機の合成出力もしくは測角用と別の
受信機の出力を通信の受信信号として用いても構わな
い。
【0035】また、上記実施の形態1では、測角処理の
みに供する一部の受信機は、通信波の周波数帯域より狭
い周波数帯域に対応したものであっても構わない。これ
らの周波数帯域が狭い受信機は一般に安価で比較的構造
が単純で済むから、基地局1の製造コスト、重量、サイ
ズを削減できる。また、基地局1の内部構成では、デュ
プレクサ等の送受信切替器1bを設け、素子アンテナ1
a1は送信・受信共用としているが、送信専用に別のア
ンテナを設けて、送受切り離しても構わない。携帯無線
機2の素子アンテナも送受別に設けても構わない。
みに供する一部の受信機は、通信波の周波数帯域より狭
い周波数帯域に対応したものであっても構わない。これ
らの周波数帯域が狭い受信機は一般に安価で比較的構造
が単純で済むから、基地局1の製造コスト、重量、サイ
ズを削減できる。また、基地局1の内部構成では、デュ
プレクサ等の送受信切替器1bを設け、素子アンテナ1
a1は送信・受信共用としているが、送信専用に別のア
ンテナを設けて、送受切り離しても構わない。携帯無線
機2の素子アンテナも送受別に設けても構わない。
【0036】また、上記実施の形態1では、各基地局1
に測角処理手段3gを持たせたが、各受信機1d1,1
d2,・・・,1dmの受信信号x1,x2,・・・,
xmをすべて精測位計算手段13側に送り、測角処理を
共通化しても構わない。また、上記実施の形態1では、
捜索者が固定端末5から精測位コマンドを発信したが、
別の携帯無線機から発信しても構わない。さらに、行方
不明者が携帯する携帯無線機2にも精測位コマンドの発
信スイッチを設け、正常な意識の行方不明者自身が精測
位コマンドを発信して救助を求められるよう構成するこ
ともできる。
に測角処理手段3gを持たせたが、各受信機1d1,1
d2,・・・,1dmの受信信号x1,x2,・・・,
xmをすべて精測位計算手段13側に送り、測角処理を
共通化しても構わない。また、上記実施の形態1では、
捜索者が固定端末5から精測位コマンドを発信したが、
別の携帯無線機から発信しても構わない。さらに、行方
不明者が携帯する携帯無線機2にも精測位コマンドの発
信スイッチを設け、正常な意識の行方不明者自身が精測
位コマンドを発信して救助を求められるよう構成するこ
ともできる。
【0037】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、通常は携帯無線機2と通信ができ、非常時には携帯
無線機2を携帯した行方不明者の位置を知ることができ
る。この際、携帯無線機2の測位は基地局1が測定する
到来角の情報で行うため、携帯無線機2にGPS受信機
等が不要となる。従って、携帯無線機2の構造がより簡
単になる。特に、携帯無線機2は、図2に示したよう
に、現在普及している市販のPHS等の移動電話がその
まま使用できるため、安価に生産でき、実現性が高い。
また、携帯無線機2とGPS衛星の間に障害物があり見
通しが得られない場合でも、携帯無線機2の測位が可能
となる。さらに、単に複数の基地局の到来角から測位を
行う場合と比べても、電波の占有周波数帯域が少なくて
済む。
ば、通常は携帯無線機2と通信ができ、非常時には携帯
無線機2を携帯した行方不明者の位置を知ることができ
る。この際、携帯無線機2の測位は基地局1が測定する
到来角の情報で行うため、携帯無線機2にGPS受信機
等が不要となる。従って、携帯無線機2の構造がより簡
単になる。特に、携帯無線機2は、図2に示したよう
に、現在普及している市販のPHS等の移動電話がその
まま使用できるため、安価に生産でき、実現性が高い。
また、携帯無線機2とGPS衛星の間に障害物があり見
通しが得られない場合でも、携帯無線機2の測位が可能
となる。さらに、単に複数の基地局の到来角から測位を
行う場合と比べても、電波の占有周波数帯域が少なくて
済む。
【0038】また、複数の基地局1が空間スムージング
法に基づいたMUSIC測角法または最尤推定測角法に
従って測角するので、行方不明者が市街地や、屋内のマ
ルチパス環境にいる場合でも測位ができる。
法に基づいたMUSIC測角法または最尤推定測角法に
従って測角するので、行方不明者が市街地や、屋内のマ
ルチパス環境にいる場合でも測位ができる。
【0039】実施の形態2.次に、図4は実施の形態2
に係る全体構成図である。図4において、41は図14
に示す従来例と同様な基地局3(3A〜3Dの総称)の
他に備えられる移動可能な方探機能を備えた移動捜索局
であり、42は該移動捜索局41から基地局3へのアッ
プリンク波、43は基地局3から移動捜索局41へのダ
ウンリンク波である。また、44は粗測位手段6の他に
粗測位処理手段として備えられた粗測位情報検索手段
で、上記移動捜索局41による捜索すべき携帯無線機2
へのダイヤル時に付加される検索信号を基地局3及び交
換機4を介して受け、捜索すべき携帯無線機2が属する
通信サービスエリア8の番号、すなわち捜索すべき携帯
無線機2が属する通信サービスエリア8の基地局3を選
択して移動捜索局41に送信する。これら以外は実施の
形態1と同様であり、その説明を省略する。なお、携帯
無線機2の内部構成としては、図2に示す実施の形態1
と同様な構成を備える。
に係る全体構成図である。図4において、41は図14
に示す従来例と同様な基地局3(3A〜3Dの総称)の
他に備えられる移動可能な方探機能を備えた移動捜索局
であり、42は該移動捜索局41から基地局3へのアッ
プリンク波、43は基地局3から移動捜索局41へのダ
ウンリンク波である。また、44は粗測位手段6の他に
粗測位処理手段として備えられた粗測位情報検索手段
で、上記移動捜索局41による捜索すべき携帯無線機2
へのダイヤル時に付加される検索信号を基地局3及び交
換機4を介して受け、捜索すべき携帯無線機2が属する
通信サービスエリア8の番号、すなわち捜索すべき携帯
無線機2が属する通信サービスエリア8の基地局3を選
択して移動捜索局41に送信する。これら以外は実施の
形態1と同様であり、その説明を省略する。なお、携帯
無線機2の内部構成としては、図2に示す実施の形態1
と同様な構成を備える。
【0040】この実施の形態2において、上記移動捜索
局41は、図5に示す内部構成を備えている。図5に示
すように、移動捜索局41は、実施の形態1に係る基地
局1と同様に、通信用アンテナとして、アレー状に並べ
られた素子アンテナ41a1,41a2,・・・,41
am、送受信切り替えスイッチまたはデュプレクサでな
る送受信切替器41b、送信機41c、受信機として、
各素子アンテナに接続され通信波の周波数帯域に対応し
た受信機4d1,4d2,・・・,4dm、測角処理手
段41gを備えると共に、マイク・ダイヤル等の入力装
置41h、移動指示手段41i、GPS用アンテナ41
j、GPS受信機41k、GPS測位計算機41l、I
NS(Inertial Navigation System)測位手段41m、
表示手段41nを備えている。
局41は、図5に示す内部構成を備えている。図5に示
すように、移動捜索局41は、実施の形態1に係る基地
局1と同様に、通信用アンテナとして、アレー状に並べ
られた素子アンテナ41a1,41a2,・・・,41
am、送受信切り替えスイッチまたはデュプレクサでな
る送受信切替器41b、送信機41c、受信機として、
各素子アンテナに接続され通信波の周波数帯域に対応し
た受信機4d1,4d2,・・・,4dm、測角処理手
段41gを備えると共に、マイク・ダイヤル等の入力装
置41h、移動指示手段41i、GPS用アンテナ41
j、GPS受信機41k、GPS測位計算機41l、I
NS(Inertial Navigation System)測位手段41m、
表示手段41nを備えている。
【0041】以下、上記構成を備える実施の形態2に係
る動作について説明する。ここでは、捜索者が移動捜索
局41を携帯(または同乗)する場合を説明する。移動
捜索局41の入力装置41hから例えば捜索の特別な番
号を先頭に付加して行方不明者の持つ携帯無線機2の番
号をダイヤルする。この信号は、送信機41cを経て素
子アンテナ41a1からアップリンク波42として基地
局3へ送信され、通信線a〜d及び交換機3を経て粗測
位情報検索手段44に送られる。粗測位情報検索手段4
4は、送られてきた携帯無線機の番号に対応する携帯無
線機2の概略位置、すなわち携帯無線機2が属する通信
サービスエリア8の番号を、移動捜索局41に最も近い
基地局3cを経てダウンリンク波43として移動捜索局
41へ送信する。移動捜索局41で受信された携帯無線
機2のエリア番号は移動指示手段41iに表示される。
捜索者はこれを見て、携帯無線機2の存在する通信サー
ビスエリア8cへ移動する。
る動作について説明する。ここでは、捜索者が移動捜索
局41を携帯(または同乗)する場合を説明する。移動
捜索局41の入力装置41hから例えば捜索の特別な番
号を先頭に付加して行方不明者の持つ携帯無線機2の番
号をダイヤルする。この信号は、送信機41cを経て素
子アンテナ41a1からアップリンク波42として基地
局3へ送信され、通信線a〜d及び交換機3を経て粗測
位情報検索手段44に送られる。粗測位情報検索手段4
4は、送られてきた携帯無線機の番号に対応する携帯無
線機2の概略位置、すなわち携帯無線機2が属する通信
サービスエリア8の番号を、移動捜索局41に最も近い
基地局3cを経てダウンリンク波43として移動捜索局
41へ送信する。移動捜索局41で受信された携帯無線
機2のエリア番号は移動指示手段41iに表示される。
捜索者はこれを見て、携帯無線機2の存在する通信サー
ビスエリア8cへ移動する。
【0042】この後、移動捜索局41の入力装置41h
から精測位コマンドを携帯無線機2に送信する。携帯無
線機2では、精測位コマンドデコーダ2iが精測位コマ
ンドを受信すると、送信信号切り替えスイッチ2fがI
D信号発生手段2hと送信機2gを接続させ、この携帯
無線機特有のID信号をID信号発生手段2hで発生
し、アンテナ2aからダウンリンク波9として送信す
る。移動捜索局41は、上記ダウンリンク波9の到来方
向θを実施の形態1と同様に測角し、この結果をGPS
測位計算機41lやINS測位手段41mが出力する移
動捜索局41の位置と合わせて表示装置41nに表示す
る。
から精測位コマンドを携帯無線機2に送信する。携帯無
線機2では、精測位コマンドデコーダ2iが精測位コマ
ンドを受信すると、送信信号切り替えスイッチ2fがI
D信号発生手段2hと送信機2gを接続させ、この携帯
無線機特有のID信号をID信号発生手段2hで発生
し、アンテナ2aからダウンリンク波9として送信す
る。移動捜索局41は、上記ダウンリンク波9の到来方
向θを実施の形態1と同様に測角し、この結果をGPS
測位計算機41lやINS測位手段41mが出力する移
動捜索局41の位置と合わせて表示装置41nに表示す
る。
【0043】さらに、捜索者すなわち移動捜索局41
は、移動指示手段41iに表示される通信サービスエリ
ア8c内の別の場所へ移動し、再び上記のように携帯無
線機2からのダウンリンク波9の到来方向θを測角し、
移動捜索局41の位置と合わせて表示装置41nに表示
する。前回の測定結果と合わせれば三角測量の原理によ
り携帯無線機2すなわち行方不明者の位置を知ることが
できる。
は、移動指示手段41iに表示される通信サービスエリ
ア8c内の別の場所へ移動し、再び上記のように携帯無
線機2からのダウンリンク波9の到来方向θを測角し、
移動捜索局41の位置と合わせて表示装置41nに表示
する。前回の測定結果と合わせれば三角測量の原理によ
り携帯無線機2すなわち行方不明者の位置を知ることが
できる。
【0044】なお、上記実施の形態2では、上記捜索者
が移動捜索局41を携帯(または同乗)する場合を説明
したが、捜索者は固定端末5などから移動捜索局41を
遠隔操作しても構わない。ただし、この場合には、精測
位コマンドは基地局側から携帯無線機2に送信し、測角
処理手段41gが出力する測角結果、GPS測位計算機
41lやINS測位手段41mが出力する移動捜索局の
位置は送信機41cを経てアップリンク波42として基
地局3側へ送信させる。
が移動捜索局41を携帯(または同乗)する場合を説明
したが、捜索者は固定端末5などから移動捜索局41を
遠隔操作しても構わない。ただし、この場合には、精測
位コマンドは基地局側から携帯無線機2に送信し、測角
処理手段41gが出力する測角結果、GPS測位計算機
41lやINS測位手段41mが出力する移動捜索局の
位置は送信機41cを経てアップリンク波42として基
地局3側へ送信させる。
【0045】また、INS測位手段41mは、GPS衛
星11への見通しが利かない場所へ移動捜索局41が移
動する場合にGPS測位系を補完するものであり、GP
S衛星11への見通しが十分ある場合にはなくても良
い。また、GPS測位系をはずし、INS測位手段41
mのみを用いても構わない。また、INS測位手段41
mや、GPS測位系にかわりロラン航法システムを用い
ても測位精度が満足されれば構わない。
星11への見通しが利かない場所へ移動捜索局41が移
動する場合にGPS測位系を補完するものであり、GP
S衛星11への見通しが十分ある場合にはなくても良
い。また、GPS測位系をはずし、INS測位手段41
mのみを用いても構わない。また、INS測位手段41
mや、GPS測位系にかわりロラン航法システムを用い
ても測位精度が満足されれば構わない。
【0046】また、上記実施の形態2では、INS測位
手段やGPS測位系を用いて移動捜索局の位置を測定し
たが、これらを用いず基地局3から送信されてくるダウ
ンリンク波43の到来方向も測角し、この測角結果と基
地局位置から移動捜索局の位置を測定するように構成し
ても構わない。
手段やGPS測位系を用いて移動捜索局の位置を測定し
たが、これらを用いず基地局3から送信されてくるダウ
ンリンク波43の到来方向も測角し、この測角結果と基
地局位置から移動捜索局の位置を測定するように構成し
ても構わない。
【0047】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、実施の形態1で示した効果に加えて、携帯無線機2
からのアップリンク波が受信できる基地局が1局しかな
い場合であっても、携帯無線機の測位ができる。また、
移動捜索局の測角を繰り返していくに従って、移動捜索
局を携帯無線機に近接させていくことや、マルチパスの
影響を受けない場所への移動が可能となるので、より高
い精度で測角ができ、ひいては行方不明者の測位が高精
度に行える。
ば、実施の形態1で示した効果に加えて、携帯無線機2
からのアップリンク波が受信できる基地局が1局しかな
い場合であっても、携帯無線機の測位ができる。また、
移動捜索局の測角を繰り返していくに従って、移動捜索
局を携帯無線機に近接させていくことや、マルチパスの
影響を受けない場所への移動が可能となるので、より高
い精度で測角ができ、ひいては行方不明者の測位が高精
度に行える。
【0048】実施の形態3.次に、図6と図7は実施の
形態3に係る携帯無線機2の内部構成図と該携帯無線機
2を衣類に内蔵した場合の模式図である。実施の形態3
は、実施の形態1及び2と比較して携帯無線機2の構成
のみが特殊である。この実施の形態3に係る携帯無線機
の構成としては、アンテナ2a及び給電線2aaと、送
受信切替器2b、受信機2c、送信機2g、ID信号発
生手段2h、精測位コマンドデコーダ2iを有する端末
本体72と、薄型電池73とを衣類71などに一体化ま
たは内蔵している。そして、精測位コマンドデコーダ2
iが精測位コマンドを受信するとき、ID信号をID信
号発生手段2hで発生し、アンテナ2aから放射波64
を放射送信するようになされている。
形態3に係る携帯無線機2の内部構成図と該携帯無線機
2を衣類に内蔵した場合の模式図である。実施の形態3
は、実施の形態1及び2と比較して携帯無線機2の構成
のみが特殊である。この実施の形態3に係る携帯無線機
の構成としては、アンテナ2a及び給電線2aaと、送
受信切替器2b、受信機2c、送信機2g、ID信号発
生手段2h、精測位コマンドデコーダ2iを有する端末
本体72と、薄型電池73とを衣類71などに一体化ま
たは内蔵している。そして、精測位コマンドデコーダ2
iが精測位コマンドを受信するとき、ID信号をID信
号発生手段2hで発生し、アンテナ2aから放射波64
を放射送信するようになされている。
【0049】なお、図7の衣類71を除く構成要素は防
水されているか、衣類の洗濯時に一部ないし全部を着脱
できるよう構成する。なお、上記実施の形態では、携帯
無線機を衣類に装着したものであるが、靴、時計、アク
セサリーなど常に身につけるものに装着するものでも構
わない。
水されているか、衣類の洗濯時に一部ないし全部を着脱
できるよう構成する。なお、上記実施の形態では、携帯
無線機を衣類に装着したものであるが、靴、時計、アク
セサリーなど常に身につけるものに装着するものでも構
わない。
【0050】このように、この実施の形態3によれば、
実施の形態1及び2で示した効果に加えて、行方不明者
とくに徘徊老人が携帯無線機を携帯する確率を高めるこ
とができて、行方不明者が携帯無線機を携帯しないため
捜索ができなくなる確率を低減する効果がある。
実施の形態1及び2で示した効果に加えて、行方不明者
とくに徘徊老人が携帯無線機を携帯する確率を高めるこ
とができて、行方不明者が携帯無線機を携帯しないため
捜索ができなくなる確率を低減する効果がある。
【0051】実施の形態4.次に、この発明の実施の形
態4を図8を参照して説明する。実施の形態4は、携帯
無線機2の構成が特殊である。すなわち、実施の形態4
に係る携帯無線機2の構成としては、図2に示す構成の
他に、発振器2o、発振器2oからの音声帯域の信号を
音波2rとして出力する音響スピーカ2qを備えてお
り、精測位コマンドデコーダ2iが精測位コマンドを受
信するとき、発振器2oを作動させ、スピーカ2qから
音波2rを放射する。したがって、この実施の形態4に
よれば、捜索者は音波2rの到来方向、強度を手がかり
に行方不明者を捜索できる。なお、上記実施の形態で
は、音声帯域の信号を用いたが、代わりに無線と異なる
周波数帯の電波(ビーコン波)、超音波、赤外線などを
用いても構わない。
態4を図8を参照して説明する。実施の形態4は、携帯
無線機2の構成が特殊である。すなわち、実施の形態4
に係る携帯無線機2の構成としては、図2に示す構成の
他に、発振器2o、発振器2oからの音声帯域の信号を
音波2rとして出力する音響スピーカ2qを備えてお
り、精測位コマンドデコーダ2iが精測位コマンドを受
信するとき、発振器2oを作動させ、スピーカ2qから
音波2rを放射する。したがって、この実施の形態4に
よれば、捜索者は音波2rの到来方向、強度を手がかり
に行方不明者を捜索できる。なお、上記実施の形態で
は、音声帯域の信号を用いたが、代わりに無線と異なる
周波数帯の電波(ビーコン波)、超音波、赤外線などを
用いても構わない。
【0052】実施の形態5.次に、この発明の実施の形
態5を図9ないし図13を参照して説明する。実施の形
態5は、すでに稼働しているパーソナルハンディフォン
システム(PHS)を利用した捜索システムである。図
9は実施の形態5の全体構成図を示し、17は粗測位情
報記憶手段、41は捜索者が操作する移動捜索局、10
1はPHS基地局、102は捜索すべき行方不明者のP
HS携帯無線機である。
態5を図9ないし図13を参照して説明する。実施の形
態5は、すでに稼働しているパーソナルハンディフォン
システム(PHS)を利用した捜索システムである。図
9は実施の形態5の全体構成図を示し、17は粗測位情
報記憶手段、41は捜索者が操作する移動捜索局、10
1はPHS基地局、102は捜索すべき行方不明者のP
HS携帯無線機である。
【0053】ここで、上記PHS携帯無線機102の内
部構成としては、図2に示す携帯無線機2と同様な、ア
ンテナ2a、送受信切替器2b、受信機2c、出力装置
2d、入力装置2e、送信機2gの他に、TDMA/T
DD処理部105、音声処理手段106、マイクロプロ
セッサ(MPU)107、ID信号メモリ109を備え
ている。
部構成としては、図2に示す携帯無線機2と同様な、ア
ンテナ2a、送受信切替器2b、受信機2c、出力装置
2d、入力装置2e、送信機2gの他に、TDMA/T
DD処理部105、音声処理手段106、マイクロプロ
セッサ(MPU)107、ID信号メモリ109を備え
ている。
【0054】この実施の形態5の説明に先立ち、PHS
の通信動作を説明する。現在稼働中のPHSはTDMA
(時分割多元接続)/TDD(時分割デュプレクス)の
通信アクセス/伝送方式を用いたディジタル通信システ
ムである。この方式は、例えば図13に示すように、チ
ャネル分割、送受分割をタイムスロットの割り当てで行
うものである。一つの携帯無線機が使用する通信データ
はこれらのタイムスロットの一つを使用する。携帯無線
機202のTDMA/TDD処理部105は上記通信方
式に従い送受信信号と制御データまたは通信データとを
変換し、音声処理手段106は通信データと音声信号と
の変換を行い、これらの制御をMPU107が司る。
の通信動作を説明する。現在稼働中のPHSはTDMA
(時分割多元接続)/TDD(時分割デュプレクス)の
通信アクセス/伝送方式を用いたディジタル通信システ
ムである。この方式は、例えば図13に示すように、チ
ャネル分割、送受分割をタイムスロットの割り当てで行
うものである。一つの携帯無線機が使用する通信データ
はこれらのタイムスロットの一つを使用する。携帯無線
機202のTDMA/TDD処理部105は上記通信方
式に従い送受信信号と制御データまたは通信データとを
変換し、音声処理手段106は通信データと音声信号と
の変換を行い、これらの制御をMPU107が司る。
【0055】粗測位情報記憶手段7には、各携帯無線機
102が現在位置している基地局エリアを示す情報がそ
れぞれ蓄えられている。固定端末5から携帯無線機10
2に電話する場合、固定端末5のダイヤルした番号から
交換機4は粗測位情報記憶手段17を参照し、携帯無線
機102の最寄りの基地局101cを選び、これに接続
する。さらに、この選択された基地局101cは、制御
チャネルでキャリア周波数、タイムスロット番号等通信
設定ためのパラメータを携帯無線機102に伝送するこ
とによって、携帯無線機102との無線回線を確保す
る。この手続きの後、固定端末5は携帯無線機102と
通話できる。携帯無線機102から固定端末5に電話す
る場合、携帯無線機102から基地局に接続要求を出す
以外は、上記手順に準じて回線接続がなされる。
102が現在位置している基地局エリアを示す情報がそ
れぞれ蓄えられている。固定端末5から携帯無線機10
2に電話する場合、固定端末5のダイヤルした番号から
交換機4は粗測位情報記憶手段17を参照し、携帯無線
機102の最寄りの基地局101cを選び、これに接続
する。さらに、この選択された基地局101cは、制御
チャネルでキャリア周波数、タイムスロット番号等通信
設定ためのパラメータを携帯無線機102に伝送するこ
とによって、携帯無線機102との無線回線を確保す
る。この手続きの後、固定端末5は携帯無線機102と
通話できる。携帯無線機102から固定端末5に電話す
る場合、携帯無線機102から基地局に接続要求を出す
以外は、上記手順に準じて回線接続がなされる。
【0056】次に、この実施の形態5を説明する。捜索
者が操作する移動捜索局(捜索者携帯無線機)41を除
けば、通常のPHSの構成と同一である。移動捜索局4
1の内部構成を図11に示す。移動捜索局41は大きく
分けてPHS端末部分と方探部分から構成される。41
a0はPHS通信用アンテナ、41a1,41a2,・
・・,41amは方探用素子アンテナ、41d0と41
qはPHS通信用受信機と送信機、41pはPHS通信
用送受信切替器、41d1,41d2,・・・,41d
mは方探用受信機、109aはその移動捜索局固有のI
D信号メモリを記憶する第1のID信号メモリ、109
bは行方不明者の携帯無線機固有のID信号メモリを記
憶する第2のID信号メモリ、110は入力手段、11
4は表示手段、130は受信機41d1,41d2,・
・・,41dmの受信周波数を制御する周波数制御手
段、132は受信機41d1,41d2,・・・,41
dmの出力信号をサンプリングするサンプラ、131は
サンプラ132のサンプリングするタイミングを制御す
るタイミング制御手段、133は測角処理手段3gの算
出する電波到来角θを指示する方位表示手段である。
者が操作する移動捜索局(捜索者携帯無線機)41を除
けば、通常のPHSの構成と同一である。移動捜索局4
1の内部構成を図11に示す。移動捜索局41は大きく
分けてPHS端末部分と方探部分から構成される。41
a0はPHS通信用アンテナ、41a1,41a2,・
・・,41amは方探用素子アンテナ、41d0と41
qはPHS通信用受信機と送信機、41pはPHS通信
用送受信切替器、41d1,41d2,・・・,41d
mは方探用受信機、109aはその移動捜索局固有のI
D信号メモリを記憶する第1のID信号メモリ、109
bは行方不明者の携帯無線機固有のID信号メモリを記
憶する第2のID信号メモリ、110は入力手段、11
4は表示手段、130は受信機41d1,41d2,・
・・,41dmの受信周波数を制御する周波数制御手
段、132は受信機41d1,41d2,・・・,41
dmの出力信号をサンプリングするサンプラ、131は
サンプラ132のサンプリングするタイミングを制御す
るタイミング制御手段、133は測角処理手段3gの算
出する電波到来角θを指示する方位表示手段である。
【0057】移動捜索局41の動作を図12に示すフロ
ーチャートによって説明する。まず、ステップ135で
行方不明者の携帯無線機固有のID信号をID信号メモ
リ2に格納する。ステップ136で捜索者は入力装置1
10で行方不明者の携帯無線機102の電話番号をダイ
ヤルする(第1のID信号メモリ109aの内容は、移
動捜索局がPHSの携帯無線機の一つとして基地局と無
線通信を行うこのときに参照される)。このとき、移動
捜索局41が現在存在する基地局エリア8cに行方不明
者の携帯無線機102が同時に存在するならば、基地局
101cと携帯無線機102との間で無線通信が開始さ
れ、基地局101cは携帯無線機102に制御信号を送
信する。この制御信号には制御相手先の携帯無線機のI
D信号が添付されている。
ーチャートによって説明する。まず、ステップ135で
行方不明者の携帯無線機固有のID信号をID信号メモ
リ2に格納する。ステップ136で捜索者は入力装置1
10で行方不明者の携帯無線機102の電話番号をダイ
ヤルする(第1のID信号メモリ109aの内容は、移
動捜索局がPHSの携帯無線機の一つとして基地局と無
線通信を行うこのときに参照される)。このとき、移動
捜索局41が現在存在する基地局エリア8cに行方不明
者の携帯無線機102が同時に存在するならば、基地局
101cと携帯無線機102との間で無線通信が開始さ
れ、基地局101cは携帯無線機102に制御信号を送
信する。この制御信号には制御相手先の携帯無線機のI
D信号が添付されている。
【0058】このとき、移動捜索局41は、ステップ1
37で、アンテナ41a0で基地局101cからの送信
波を捉え、MPU107は上記制御信号の相手先のID
信号と第2のID信号メモリ109bの内容とを逐一照
合する。もし、照合できない、すなわち行方不明者の携
帯無線機への制御信号が送信されていない場合は、ステ
ップ138へ進み、行方不明者が当基地局エリアに存在
しないことを表示手段114に表示し、これを受けた捜
索者はステップ139で移動捜索局41を他の基地局エ
リアへ移動した後、再びステップ136へ戻る。
37で、アンテナ41a0で基地局101cからの送信
波を捉え、MPU107は上記制御信号の相手先のID
信号と第2のID信号メモリ109bの内容とを逐一照
合する。もし、照合できない、すなわち行方不明者の携
帯無線機への制御信号が送信されていない場合は、ステ
ップ138へ進み、行方不明者が当基地局エリアに存在
しないことを表示手段114に表示し、これを受けた捜
索者はステップ139で移動捜索局41を他の基地局エ
リアへ移動した後、再びステップ136へ戻る。
【0059】一方、ステップ137で、上記制御信号の
制御相手先の携帯無線機のID信号と第2のID信号メ
モリ109bの内容とが一致する場合、すなわち行方不
明者の携帯無線機への制御信号が送信されている場合
は、行方不明者が同じ基地局エリアに存在することを表
示手段114に表示するとともに、ステップ140に進
む。ステップ140では、ID信号メモリ2の内容と一
致する制御信号を解読し、基地局から行方不明者の携帯
無線機に割り当てたPHS通信波のキャリア周波数、タ
イムスロットの番号を知る。これを受けて、ステップ1
41で周波数制御手段130は設定周波数を上記キャリ
ア周波数に設定し、ステップ142でタイミング制御手
段131はサンプリングタイミングを上記タイムスロッ
トに設定する。
制御相手先の携帯無線機のID信号と第2のID信号メ
モリ109bの内容とが一致する場合、すなわち行方不
明者の携帯無線機への制御信号が送信されている場合
は、行方不明者が同じ基地局エリアに存在することを表
示手段114に表示するとともに、ステップ140に進
む。ステップ140では、ID信号メモリ2の内容と一
致する制御信号を解読し、基地局から行方不明者の携帯
無線機に割り当てたPHS通信波のキャリア周波数、タ
イムスロットの番号を知る。これを受けて、ステップ1
41で周波数制御手段130は設定周波数を上記キャリ
ア周波数に設定し、ステップ142でタイミング制御手
段131はサンプリングタイミングを上記タイムスロッ
トに設定する。
【0060】この後、ステップ143で測角信号処理を
実施する。このとき、受信機41d1〜41dmは周波
数制御手段130により受信周波数を基地局101と行
方不明者の携帯無線機201との通信波の周波数に同調
するよう制御され、タイミング制御手段131はサンプ
ラのサンプリングタイミングを、図13に示されるよう
に、行方不明者の携帯無線機201の送信波が使用する
タイムスロットの期間だけ動作するよう制御される。従
って、測角処理手段3gが処理する信号は行方不明者の
携帯無線機102の送信波のみを処理することになるの
で、ステップ144で方位表示手段133が表示する到
来角θは、移動捜索局41からみた行方不明者の携帯無
線機102の送信波9の到来方位となる。これを受けた
捜索者は、ステップ145で移動捜索局41を方位表示
手段133が表示する到来角θの方向へ移動し、行方不
明者を発見するまでステップ143〜145を繰り返
す。
実施する。このとき、受信機41d1〜41dmは周波
数制御手段130により受信周波数を基地局101と行
方不明者の携帯無線機201との通信波の周波数に同調
するよう制御され、タイミング制御手段131はサンプ
ラのサンプリングタイミングを、図13に示されるよう
に、行方不明者の携帯無線機201の送信波が使用する
タイムスロットの期間だけ動作するよう制御される。従
って、測角処理手段3gが処理する信号は行方不明者の
携帯無線機102の送信波のみを処理することになるの
で、ステップ144で方位表示手段133が表示する到
来角θは、移動捜索局41からみた行方不明者の携帯無
線機102の送信波9の到来方位となる。これを受けた
捜索者は、ステップ145で移動捜索局41を方位表示
手段133が表示する到来角θの方向へ移動し、行方不
明者を発見するまでステップ143〜145を繰り返
す。
【0061】本実施の形態5によると、捜索者は、通常
のPHSを全く改造なく利用することによって、移動捜
索局が位置する基地局エリアにおける行方不明者の有
無、および行方不明者の詳細な位置がわかる。このと
き、行方不明者の携帯する携帯無線機は、通常のPHS
端末をなんら変更することなく使用できるため、軽量、
コンパクト、低コストである。また、移動捜索局41も
(測角処理が不要ならば)通常のPHS端末のソフトを
改造するだけで済むから、実現が容易である。PHS基
地局側が有する基地局位置情報を全く必要としないこと
も利点である。
のPHSを全く改造なく利用することによって、移動捜
索局が位置する基地局エリアにおける行方不明者の有
無、および行方不明者の詳細な位置がわかる。このと
き、行方不明者の携帯する携帯無線機は、通常のPHS
端末をなんら変更することなく使用できるため、軽量、
コンパクト、低コストである。また、移動捜索局41も
(測角処理が不要ならば)通常のPHS端末のソフトを
改造するだけで済むから、実現が容易である。PHS基
地局側が有する基地局位置情報を全く必要としないこと
も利点である。
【0062】なお、上記実施の形態5では、ステップ1
37で、基地局101cから携帯無線機への制御信号か
ら当基地局エリアにおける行方不明者の有無を検出した
が、携帯無線機から基地局への制御信号で検出するよう
構成しても構わない。また、基地局の通常の通信と、行
方不明者の有無の検出のための制御信号の傍受とに同一
のPHS機器(アンテナ41a0、デュプレクサ等の送
受信切替器2b、送信機2g、受信機41d0、TDM
A/TDD処理部105、MPU107)を共有した
が、別々に専用に用意しても問題ない。また、アンテナ
41a0、受信機41d0は、方探で使用するアンテ
ナ、受信機のいずれかと共有するよう構成しても構わな
い。
37で、基地局101cから携帯無線機への制御信号か
ら当基地局エリアにおける行方不明者の有無を検出した
が、携帯無線機から基地局への制御信号で検出するよう
構成しても構わない。また、基地局の通常の通信と、行
方不明者の有無の検出のための制御信号の傍受とに同一
のPHS機器(アンテナ41a0、デュプレクサ等の送
受信切替器2b、送信機2g、受信機41d0、TDM
A/TDD処理部105、MPU107)を共有した
が、別々に専用に用意しても問題ない。また、アンテナ
41a0、受信機41d0は、方探で使用するアンテ
ナ、受信機のいずれかと共有するよう構成しても構わな
い。
【0063】また、上記実施の形態5では、行方不明者
の携帯する携帯無線機は、通常のPHS端末をなんら変
更することなく使用したが、通常のPHSの通信回線等
を用いて捜索者から行方不明者の携帯無線機にコマンド
を送り、サンプラ132がサンプリングする時刻(図1
3)のみ、行方不明者の携帯無線機の送信電力を上昇さ
せるように構成すると、測角処理手段に到来角θの推定
誤差が小さくなることと、携帯無線機電池の効率があが
ることで好ましい。また、上記実施の形態5では、移動
捜索局41は携帯無線機102から送信される電波の到
来角だけでなく、電界強度も測定して、電界強度の減衰
特性から移動捜索局からの距離を推定し、位置推定の高
精度化、捜索時間の短縮を図ることもできる。
の携帯する携帯無線機は、通常のPHS端末をなんら変
更することなく使用したが、通常のPHSの通信回線等
を用いて捜索者から行方不明者の携帯無線機にコマンド
を送り、サンプラ132がサンプリングする時刻(図1
3)のみ、行方不明者の携帯無線機の送信電力を上昇さ
せるように構成すると、測角処理手段に到来角θの推定
誤差が小さくなることと、携帯無線機電池の効率があが
ることで好ましい。また、上記実施の形態5では、移動
捜索局41は携帯無線機102から送信される電波の到
来角だけでなく、電界強度も測定して、電界強度の減衰
特性から移動捜索局からの距離を推定し、位置推定の高
精度化、捜索時間の短縮を図ることもできる。
【0064】さらに、行方不明者位置推定が基地局エリ
ア程度で済む場合であれば、移動捜索局41の方探用素
子アンテナ41a1,41a2,・・・,41am、方
探用受信機41d1,41d2,・・・,41dm、サ
ンプラ132、測角処理手段3g、周波数制御手段13
0、タイミング制御手段131、方位表示手段133を
省いて、行方不明者の存在を表示するだけの構成でも構
わない。
ア程度で済む場合であれば、移動捜索局41の方探用素
子アンテナ41a1,41a2,・・・,41am、方
探用受信機41d1,41d2,・・・,41dm、サ
ンプラ132、測角処理手段3g、周波数制御手段13
0、タイミング制御手段131、方位表示手段133を
省いて、行方不明者の存在を表示するだけの構成でも構
わない。
【0065】また、上記実施の形態5では、捜索の開始
を移動捜索局から始めたが、同時に行方不明者の移動端
末としての携帯無線機102にもスイッチを備え、行方
不明者から捜索開始を指示できるようにしても構わな
い。また、行方不明者の携帯無線機の電源は、常時ON
にしておくか、受信機能だけをONにしておき捜索者端
末からの遠隔操作で全機能ONにする必要があるが、行
方不明者の携帯無線機にPHS無線機に加え、より消費
電力が少ないポケットベル受信機を付加し、ポケットベ
ル回線を通じてPHS端末の電源を遠隔操作できるよう
構成し、行方不明者の携帯無線機の電池の消耗を防ぐよ
うにしてもかまわない。
を移動捜索局から始めたが、同時に行方不明者の移動端
末としての携帯無線機102にもスイッチを備え、行方
不明者から捜索開始を指示できるようにしても構わな
い。また、行方不明者の携帯無線機の電源は、常時ON
にしておくか、受信機能だけをONにしておき捜索者端
末からの遠隔操作で全機能ONにする必要があるが、行
方不明者の携帯無線機にPHS無線機に加え、より消費
電力が少ないポケットベル受信機を付加し、ポケットベ
ル回線を通じてPHS端末の電源を遠隔操作できるよう
構成し、行方不明者の携帯無線機の電池の消耗を防ぐよ
うにしてもかまわない。
【0066】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る携帯無線
機の測位システムによれば、携帯無線機と、互いに隔離
して配置されていて上記携帯無線機と通信する無線機及
び上記携帯無線機からの送信波の到来角を測る測角信号
処理手段とを有する複数の基地局と、上記複数の基地局
に通信線を介して接続されていて上記携帯無線機に最も
近接した基地局を感知し記憶する粗測位処理手段と、上
記複数の基地局に通信線を介して接続されていて上記粗
測位処理手段の出力に基づいて上記携帯無線機の最寄り
の基地局を選択して固定端末と接続させる交換機とを備
えた携帯無線機の測位システムにおいて、上記粗測位処
理手段の出力に基づいて選択された携帯無線機近傍の基
地局にのみ上記携帯無線機からの送信波の到来角を測定
させ、その測定結果に基づき上記携帯無線機の位置を求
める精測位処理手段を備えたので、GPSなどで測位を
行う場合に比べて、携帯無線機が安価で軽くコンパクト
になり、既存の移動無線機がそのまま使え、携帯無線機
が衛星への見通しがないところにいる場合でも測位で
き、単に複数の基地局の到来角から測位を行う場合と比
べても電波の占有周波数帯域が少なくて済むという効果
がある。
機の測位システムによれば、携帯無線機と、互いに隔離
して配置されていて上記携帯無線機と通信する無線機及
び上記携帯無線機からの送信波の到来角を測る測角信号
処理手段とを有する複数の基地局と、上記複数の基地局
に通信線を介して接続されていて上記携帯無線機に最も
近接した基地局を感知し記憶する粗測位処理手段と、上
記複数の基地局に通信線を介して接続されていて上記粗
測位処理手段の出力に基づいて上記携帯無線機の最寄り
の基地局を選択して固定端末と接続させる交換機とを備
えた携帯無線機の測位システムにおいて、上記粗測位処
理手段の出力に基づいて選択された携帯無線機近傍の基
地局にのみ上記携帯無線機からの送信波の到来角を測定
させ、その測定結果に基づき上記携帯無線機の位置を求
める精測位処理手段を備えたので、GPSなどで測位を
行う場合に比べて、携帯無線機が安価で軽くコンパクト
になり、既存の移動無線機がそのまま使え、携帯無線機
が衛星への見通しがないところにいる場合でも測位で
き、単に複数の基地局の到来角から測位を行う場合と比
べても電波の占有周波数帯域が少なくて済むという効果
がある。
【0067】また、上記複数の基地局は、複数の素子ア
ンテナと、この複数の素子アンテナにそれぞれ接続され
て受信処理を行う複数の受信機と、この複数の受信機の
出力信号に基づいて空間スムージング法を用いたMUS
IC測角法または最尤推定測角法に従ってマルチパス波
の直接波の測角を行う測角信号処理手段を備えたので、
上記複数の基地局が空間スムージング法を用いたMUS
IC測角法または最尤推定測角法に従って測角でき、行
方不明者が市街地や屋内のマルチパス環境にいる場合で
も測位ができる。
ンテナと、この複数の素子アンテナにそれぞれ接続され
て受信処理を行う複数の受信機と、この複数の受信機の
出力信号に基づいて空間スムージング法を用いたMUS
IC測角法または最尤推定測角法に従ってマルチパス波
の直接波の測角を行う測角信号処理手段を備えたので、
上記複数の基地局が空間スムージング法を用いたMUS
IC測角法または最尤推定測角法に従って測角でき、行
方不明者が市街地や屋内のマルチパス環境にいる場合で
も測位ができる。
【0068】また、他の発明に係る携帯無線機の測位シ
ステムによれば、携帯無線機と、互いに隔離して配置さ
れていて上記携帯無線機と通信する無線機を有する複数
の基地局と、上記複数の基地局に通信線を介して接続さ
れていて上記携帯無線機に最も近接した基地局を感知し
記憶する粗測位処理手段と、上記複数の基地局に通信線
を介して接続されていて上記粗測位処理手段の出力に基
づいて上記携帯無線機の最寄りの基地局を選択して固定
端末と接続させる交換機とを備えた携帯無線機の測位シ
ステムにおいて、上記携帯無線機からの送信波の到来角
を測る測角処理手段及び上記基地局と通信する無線機と
を有し、上記粗測位処理手段の出力に基づいて選択され
た基地局近傍に移動し、該基地局近傍の互いに離れた2
カ所以上の地点で上記携帯無線機からの送信波の到来角
を測定し、その測定結果に基づき上記携帯無線機の位置
を求める移動捜索局とを備えたので、携帯無線機に近づ
いて測角でき、マルチパス波の影響を避けることができ
るので、より精度よく測位できる。
ステムによれば、携帯無線機と、互いに隔離して配置さ
れていて上記携帯無線機と通信する無線機を有する複数
の基地局と、上記複数の基地局に通信線を介して接続さ
れていて上記携帯無線機に最も近接した基地局を感知し
記憶する粗測位処理手段と、上記複数の基地局に通信線
を介して接続されていて上記粗測位処理手段の出力に基
づいて上記携帯無線機の最寄りの基地局を選択して固定
端末と接続させる交換機とを備えた携帯無線機の測位シ
ステムにおいて、上記携帯無線機からの送信波の到来角
を測る測角処理手段及び上記基地局と通信する無線機と
を有し、上記粗測位処理手段の出力に基づいて選択され
た基地局近傍に移動し、該基地局近傍の互いに離れた2
カ所以上の地点で上記携帯無線機からの送信波の到来角
を測定し、その測定結果に基づき上記携帯無線機の位置
を求める移動捜索局とを備えたので、携帯無線機に近づ
いて測角でき、マルチパス波の影響を避けることができ
るので、より精度よく測位できる。
【0069】また、上記移動捜索局は、複数の基地局が
送信する電波の到来角の測定に基づいて移動捜索局の位
置を求めるので、移動測角局の位置を測定するために特
別な測定装置を備える必要がない。また、移動測角局の
位置測定に特別な測定装置を備える場合にもその精度を
向上させることができる。
送信する電波の到来角の測定に基づいて移動捜索局の位
置を求めるので、移動測角局の位置を測定するために特
別な測定装置を備える必要がない。また、移動測角局の
位置測定に特別な測定装置を備える場合にもその精度を
向上させることができる。
【0070】また、上記携帯無線機は、上記基地局から
の精測位コマンド指令の受信に基づいて音波を発生する
音波発生手段を備えたので、その音波をもとに上記携帯
無線機の位置を求めることができ、マルチパス波などが
存在する場合でも端末の測位ができる。
の精測位コマンド指令の受信に基づいて音波を発生する
音波発生手段を備えたので、その音波をもとに上記携帯
無線機の位置を求めることができ、マルチパス波などが
存在する場合でも端末の測位ができる。
【0071】また、上記携帯無線機を、衣類、靴、時
計、または装飾品に内蔵することにより、行方不明者が
端末から離れてしまい捜索ができなくなることを防止す
ることができる。
計、または装飾品に内蔵することにより、行方不明者が
端末から離れてしまい捜索ができなくなることを防止す
ることができる。
【0072】また、さらに他の発明に係る携帯無線機の
測位システムによれば、携帯無線機と、互いに隔離して
配置されていて上記携帯無線機と通信する無線機を有す
る複数の基地局と、上記複数の基地局に通信線を介して
接続されていて上記携帯無線機に最も近接した基地局を
感知し記憶する粗測位処理手段と、上記複数の基地局に
通信線を介して接続されていて上記粗測位処理手段の出
力に基づいて上記携帯無線機の最寄りの基地局を選択す
る交換機とを備えた携帯無線機の測位システムにおい
て、上記基地局と通信する無線機と、捜索すべき携帯無
線機固有のID信号を格納する捜索者ID信号メモリ
と、捜索すべき携帯無線機への電話番号をダイヤルした
時に、上記基地局と携帯無線機との間で通信制御信号が
送信され、該通信制御信号に上記捜索者ID信号メモリ
に格納されたID信号が含まれているか否かの判定に基
づいて当該基地局の通信エリア内に捜索すべき携帯無線
機が存在するか否かを判定する制御手段とを有する移動
捜索局を備えたので、携帯無線機が近傍に存在するか否
かを知ることができて、無駄な捜索を避けることができ
る。
測位システムによれば、携帯無線機と、互いに隔離して
配置されていて上記携帯無線機と通信する無線機を有す
る複数の基地局と、上記複数の基地局に通信線を介して
接続されていて上記携帯無線機に最も近接した基地局を
感知し記憶する粗測位処理手段と、上記複数の基地局に
通信線を介して接続されていて上記粗測位処理手段の出
力に基づいて上記携帯無線機の最寄りの基地局を選択す
る交換機とを備えた携帯無線機の測位システムにおい
て、上記基地局と通信する無線機と、捜索すべき携帯無
線機固有のID信号を格納する捜索者ID信号メモリ
と、捜索すべき携帯無線機への電話番号をダイヤルした
時に、上記基地局と携帯無線機との間で通信制御信号が
送信され、該通信制御信号に上記捜索者ID信号メモリ
に格納されたID信号が含まれているか否かの判定に基
づいて当該基地局の通信エリア内に捜索すべき携帯無線
機が存在するか否かを判定する制御手段とを有する移動
捜索局を備えたので、携帯無線機が近傍に存在するか否
かを知ることができて、無駄な捜索を避けることができ
る。
【0073】また、上記基地局と上記交換機及び上記携
帯無線機は、パーソナルハンディシステムを構成すると
共に、上記移動捜索局は、パーソナルハンディシステム
のいずれかの基地局と通信する際に参照する自局のID
信号を記憶する自局ID信号メモリをさらに有し、上記
制御手段は、上記自局IDメモリを参照して上記基地局
を介して上記捜索すべき無線携帯機と通信し、上記捜索
者ID信号メモリを参照して上記基地局と上記携帯無線
機との間の通信波を傍受するようにしたので、PHSの
改造なしに、携帯無線機が近傍に存在するか否かを知る
ことができ、捜索局に傍受用受信機を用いずとも、携帯
無線機が近傍に存在するか否かを知ることができて、無
駄な捜索を避けることができる。
帯無線機は、パーソナルハンディシステムを構成すると
共に、上記移動捜索局は、パーソナルハンディシステム
のいずれかの基地局と通信する際に参照する自局のID
信号を記憶する自局ID信号メモリをさらに有し、上記
制御手段は、上記自局IDメモリを参照して上記基地局
を介して上記捜索すべき無線携帯機と通信し、上記捜索
者ID信号メモリを参照して上記基地局と上記携帯無線
機との間の通信波を傍受するようにしたので、PHSの
改造なしに、携帯無線機が近傍に存在するか否かを知る
ことができ、捜索局に傍受用受信機を用いずとも、携帯
無線機が近傍に存在するか否かを知ることができて、無
駄な捜索を避けることができる。
【0074】また、上記移動捜索局は、上記基地局から
捜索すべき携帯無線機への通信制御信号を解読する制御
信号解読手段と、捜索すべき携帯無線機の送信波の到来
角を測る測角処理手段と、この測角処理手段により測角
された到来方位を表示する方位表示手段とをさらに有
し、上記制御手段は、上記制御信号解読手段により解読
される捜索すべき携帯無線機の送信波の周波数及び送信
タイミングに同期して捜索すべき携帯無線機の送信波の
到来角のみを上記測角処理手段により測角させるので、
捜索局に傍受用受信機を用いずとも、他の複数の携帯無
線機が近傍にいても捜索局からの方向がわかり、さらに
容易に携帯無線機を捜索することができる。
捜索すべき携帯無線機への通信制御信号を解読する制御
信号解読手段と、捜索すべき携帯無線機の送信波の到来
角を測る測角処理手段と、この測角処理手段により測角
された到来方位を表示する方位表示手段とをさらに有
し、上記制御手段は、上記制御信号解読手段により解読
される捜索すべき携帯無線機の送信波の周波数及び送信
タイミングに同期して捜索すべき携帯無線機の送信波の
到来角のみを上記測角処理手段により測角させるので、
捜索局に傍受用受信機を用いずとも、他の複数の携帯無
線機が近傍にいても捜索局からの方向がわかり、さらに
容易に携帯無線機を捜索することができる。
【図1】 この発明の実施の形態1に係る携帯無線機の
測位システムを示す全体構成図である。
測位システムを示す全体構成図である。
【図2】 実施の形態1に係る図1の携帯無線機2の内
部構成図である。
部構成図である。
【図3】 実施の形態1に係る図1の基地局1の内部構
成図である。
成図である。
【図4】 この発明の実施の形態2に係る携帯無線機の
測位システムを示す全体構成図である。
測位システムを示す全体構成図である。
【図5】 実施の形態2に係る図4の移動捜索局41の
内部構成図である。
内部構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態3に係る携帯無線機2
の内部構成図である。
の内部構成図である。
【図7】 実施の形態3に係る携帯無線機2を衣類に内
蔵した場合の模式図である。
蔵した場合の模式図である。
【図8】 この発明の実施の形態4に係る携帯無線機2
の内部構成図である。
の内部構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態5に係る携帯無線機の
測位システムを示す全体構成図である。
測位システムを示す全体構成図である。
【図10】 実施の形態5に係るPHS携帯無線機10
2の内部構成図である。
2の内部構成図である。
【図11】 実施の形態5に係る移動捜索局41の内部
構成図である。
構成図である。
【図12】 実施の形態5に係る移動捜索局41の動作
手順を説明するフローチャートである。
手順を説明するフローチャートである。
【図13】 実施の形態5に係るPHSの通信タイミン
グおよびサンプラ132の動作タイミングを説明する図
である。
グおよびサンプラ132の動作タイミングを説明する図
である。
【図14】 GPSを用いた従来例に係る携帯無線機の
測位システムを示す全体構成図である。
測位システムを示す全体構成図である。
【図15】 図14の携帯無線機2の内部構成図であ
る。
る。
【図16】 図14の基地局3の内部構成図である。
1、3 基地局、2 携帯無線機、4 交換機、5 固
定端末、6 粗測位手段、7 記憶手段、8 通信サー
ビスエリア(セル)、13 精測位計算手段、17 粗
測位情報記憶手段、41 移動捜索局、44 粗測位情
報検索手段、71 衣類、101 PHS基地局、10
2 PHS携帯無線機、109 ID信号メモリ。
定端末、6 粗測位手段、7 記憶手段、8 通信サー
ビスエリア(セル)、13 精測位計算手段、17 粗
測位情報記憶手段、41 移動捜索局、44 粗測位情
報検索手段、71 衣類、101 PHS基地局、10
2 PHS携帯無線機、109 ID信号メモリ。
Claims (9)
- 【請求項1】 携帯無線機と、互いに隔離して配置され
ていて上記携帯無線機と通信する無線機及び上記携帯無
線機からの送信波の到来角を測る測角信号処理手段とを
有する複数の基地局と、上記複数の基地局に通信線を介
して接続されていて上記携帯無線機に最も近接した基地
局を感知し記憶する粗測位処理手段と、上記複数の基地
局に通信線を介して接続されていて上記粗測位処理手段
の出力に基づいて上記携帯無線機の最寄りの基地局を選
択して固定端末と接続させる交換機とを備えた携帯無線
機の測位システムにおいて、上記粗測位処理手段の出力
に基づいて選択された携帯無線機近傍の基地局にのみ上
記携帯無線機からの送信波の到来角を測定させ、その測
定結果に基づき上記携帯無線機の位置を求める精測位処
理手段を備えたことを特徴とする携帯無線機の測位シス
テム。 - 【請求項2】 上記複数の基地局は、複数の素子アンテ
ナと、この複数の素子アンテナにそれぞれ接続されて受
信処理を行う複数の受信機と、この複数の受信機の出力
信号に基づいて空間スムージング法を用いたMUSIC
測角法または最尤推定測角法に従ってマルチパス波の直
接波の測角を行う測角信号処理手段を備えたことを特徴
とする請求項1記載の携帯無線機の測位システム。 - 【請求項3】 携帯無線機と、互いに隔離して配置され
ていて上記携帯無線機と通信する無線機を有する複数の
基地局と、上記複数の基地局に通信線を介して接続され
ていて上記携帯無線機に最も近接した基地局を感知し記
憶する粗測位処理手段と、上記複数の基地局に通信線を
介して接続されていて上記粗測位処理手段の出力に基づ
いて上記携帯無線機の最寄りの基地局を選択して固定端
末と接続させる交換機とを備えた携帯無線機の測位シス
テムにおいて、上記携帯無線機からの送信波の到来角を
測る測角処理手段及び上記基地局と通信する無線機とを
有し、上記粗測位処理手段の出力に基づいて選択された
基地局近傍に移動し、該基地局近傍の互いに離れた2カ
所以上の地点で上記携帯無線機からの送信波の到来角を
測定し、その測定結果に基づき上記携帯無線機の位置を
求める移動捜索局とを備えたことを特徴とする携帯無線
機の測位システム。 - 【請求項4】 上記移動捜索局は、複数の基地局が送信
する電波の到来角の測定に基づいて移動捜索局の位置を
求めることを特徴とする請求項3記載の携帯無線機の測
位システム。 - 【請求項5】 上記携帯無線機は、上記基地局からの精
測位コマンド指令の受信に基づいて音波を発生する音波
発生手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし4の
いずれかに記載の携帯無線機の測位システム。 - 【請求項6】 上記携帯無線機は、衣類、靴、時計、ま
たは装飾品に内蔵したことを特徴とする請求項1ないし
5のいずれかに記載の携帯無線機の測位システム。 - 【請求項7】 携帯無線機と、互いに隔離して配置され
ていて上記携帯無線機と通信する無線機を有する複数の
基地局と、上記複数の基地局に通信線を介して接続され
ていて上記携帯無線機に最も近接した基地局を感知し記
憶する粗測位処理手段と、上記複数の基地局に通信線を
介して接続されていて上記粗測位処理手段の出力に基づ
いて上記携帯無線機の最寄りの基地局を選択する交換機
とを備えた携帯無線機の測位システムにおいて、上記基
地局と通信する無線機と、捜索すべき携帯無線機固有の
ID信号を格納する捜索者ID信号メモリと、捜索すべ
き携帯無線機への電話番号をダイヤルした時に、上記基
地局と携帯無線機との間で通信制御信号が送信され、該
通信制御信号に上記捜索者ID信号メモリに格納された
ID信号が含まれているか否かの判定に基づいて当該基
地局の通信エリア内に捜索すべき携帯無線機が存在する
か否かを判定する制御手段とを有する移動捜索局を備え
たことを特徴とする携帯無線機の測位システム。 - 【請求項8】 上記基地局と上記交換機及び上記携帯無
線機は、パーソナルハンディシステムを構成すると共
に、上記移動捜索局は、パーソナルハンディシステムの
いずれかの基地局と通信する際に参照する自局のID信
号を記憶する自局ID信号メモリをさらに有し、上記制
御手段は、上記自局IDメモリを参照して上記基地局を
介して上記捜索すべき無線携帯機と通信し、上記捜索者
ID信号メモリを参照して上記基地局と上記携帯無線機
との間の通信波を傍受することを特徴とする請求項7記
載の携帯無線機の測位システム。 - 【請求項9】 上記移動捜索局は、上記基地局から捜索
すべき携帯無線機への通信制御信号を解読する制御信号
解読手段と、捜索すべき携帯無線機の送信波の到来角を
測る測角処理手段と、この測角処理手段により測角され
た到来方位を表示する方位表示手段とをさらに有し、上
記制御手段は、上記制御信号解読手段により解読される
捜索すべき携帯無線機の送信波の周波数及び送信タイミ
ングに同期して捜索すべき携帯無線機の送信波の到来角
のみを上記測角処理手段により測角させることを特徴と
する請求項7または8記載の携帯無線機の測位システ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8123709A JPH09304501A (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 携帯無線機の測位システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8123709A JPH09304501A (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 携帯無線機の測位システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09304501A true JPH09304501A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14867420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8123709A Abandoned JPH09304501A (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 携帯無線機の測位システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09304501A (ja) |
Cited By (11)
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|---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-05-17 JP JP8123709A patent/JPH09304501A/ja not_active Abandoned
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