JPH09305117A - ディレードタック型粘着シート - Google Patents
ディレードタック型粘着シートInfo
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- JPH09305117A JPH09305117A JP11854596A JP11854596A JPH09305117A JP H09305117 A JPH09305117 A JP H09305117A JP 11854596 A JP11854596 A JP 11854596A JP 11854596 A JP11854596 A JP 11854596A JP H09305117 A JPH09305117 A JP H09305117A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】印字面に耐久性、耐水性があるインクジェット
記録用ディレードタック型粘着シートを提供する。 【解決手段】基材上の少なくとも片面にインク受容層を
設けたインクジェット記録シートにおいて、インク受容
層を設けた面と同一面に、固体可塑剤、粘着剤、粘着付
与剤からなるディレードタック型粘着層を設ける。構成
としては、基材上にインク受容層、ディレードタック層
の順に積層した場合でも、上記成分を単層で構成した場
合でも目的を達成することができる。積層した場合は、
ディレードタック層に無機顔料を含有させた構成である
ことが好ましい。また、無機顔料がコロイダルシリカで
あると、接着力、インク吸収性の両面からみて好適であ
る。
記録用ディレードタック型粘着シートを提供する。 【解決手段】基材上の少なくとも片面にインク受容層を
設けたインクジェット記録シートにおいて、インク受容
層を設けた面と同一面に、固体可塑剤、粘着剤、粘着付
与剤からなるディレードタック型粘着層を設ける。構成
としては、基材上にインク受容層、ディレードタック層
の順に積層した場合でも、上記成分を単層で構成した場
合でも目的を達成することができる。積層した場合は、
ディレードタック層に無機顔料を含有させた構成である
ことが好ましい。また、無機顔料がコロイダルシリカで
あると、接着力、インク吸収性の両面からみて好適であ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙やフィルム等の
基材の同一面に、インクジェット記録適性とディレード
タック特性を合わせもたせたディレードタック型粘着シ
ートに関するものである。本発明のディレードタック型
粘着シートは、タック面に印字後ヒーターや熱風バーナ
ー等の熱源に短時間曝すだけで粘着性が発現し、その後
商品の包材である缶、瓶、箱類等にタックラベルとして
貼り付けることが可能となる。また、剥離紙を必要とし
ないため不要な塵が出ない利点を有した粘着シートに関
するものである。
基材の同一面に、インクジェット記録適性とディレード
タック特性を合わせもたせたディレードタック型粘着シ
ートに関するものである。本発明のディレードタック型
粘着シートは、タック面に印字後ヒーターや熱風バーナ
ー等の熱源に短時間曝すだけで粘着性が発現し、その後
商品の包材である缶、瓶、箱類等にタックラベルとして
貼り付けることが可能となる。また、剥離紙を必要とし
ないため不要な塵が出ない利点を有した粘着シートに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、インク受容層を塗布した紙、
フィルム等の基材へ、文字、記号、図柄等を印字した後
物品へ貼付する場合、基材の裏面に永久タック加工を施
し、剥離紙を仮着させた粘着シート、あるいはディレー
ドタック型粘着材を塗布したディレードタック型粘着シ
ートが使われている。ディレードタック型粘着シート
は、常温では非粘着性であるが加熱することにより粘着
性が発現し、その後加熱を施さなくても暫らくの間粘着
性を維持するといった特徴がある。
フィルム等の基材へ、文字、記号、図柄等を印字した後
物品へ貼付する場合、基材の裏面に永久タック加工を施
し、剥離紙を仮着させた粘着シート、あるいはディレー
ドタック型粘着材を塗布したディレードタック型粘着シ
ートが使われている。ディレードタック型粘着シート
は、常温では非粘着性であるが加熱することにより粘着
性が発現し、その後加熱を施さなくても暫らくの間粘着
性を維持するといった特徴がある。
【0003】インクジェット記録用ディレードタック型
粘着シートとして、基材の片面にディレードタック層を
設け、その反対面にインクジェット適性を付与したシー
トが、実公平6−50221号公報に報告されている。
しかし、印字面は常に表面に露出することにより、耐久
性や耐水性に問題を生じていた。このようなシートに印
字後、別の透明フィルムを接着し印字面を保護すること
も可能であるが、作業工程が煩雑になり好ましくない。
粘着シートとして、基材の片面にディレードタック層を
設け、その反対面にインクジェット適性を付与したシー
トが、実公平6−50221号公報に報告されている。
しかし、印字面は常に表面に露出することにより、耐久
性や耐水性に問題を生じていた。このようなシートに印
字後、別の透明フィルムを接着し印字面を保護すること
も可能であるが、作業工程が煩雑になり好ましくない。
【0004】常温で粘着性を有する粘着シートにインク
ジェット適性を持たせた粘着ラベルが、特開平8−30
198号公報に報告されている。しかし、この構成で
は、インクジェット・プリンターで印字する際、印字面
に粘着性があるため取り扱いが煩雑になる。また、上記
シートを保存する際に剥離紙を仮着する必要があり、工
場現場ライン等で物品、商品等にラベルとして自動貼付
する際に作業性、生産性に劣り、かつ剥離紙を必要とす
る分だけコストが高くなり、さらには使用後の剥離紙の
廃棄等の問題が発生する。
ジェット適性を持たせた粘着ラベルが、特開平8−30
198号公報に報告されている。しかし、この構成で
は、インクジェット・プリンターで印字する際、印字面
に粘着性があるため取り扱いが煩雑になる。また、上記
シートを保存する際に剥離紙を仮着する必要があり、工
場現場ライン等で物品、商品等にラベルとして自動貼付
する際に作業性、生産性に劣り、かつ剥離紙を必要とす
る分だけコストが高くなり、さらには使用後の剥離紙の
廃棄等の問題が発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、作業工程が
煩雑になることなく、印字面を外気や湿気等から保護す
ることにより、印字面の品質を長期に渡って保持するこ
とができ、常温では非粘着性であるが加熱することによ
り粘着性を発現するインクジェット適性を有するディレ
ードタック型粘着シートを提供する。
煩雑になることなく、印字面を外気や湿気等から保護す
ることにより、印字面の品質を長期に渡って保持するこ
とができ、常温では非粘着性であるが加熱することによ
り粘着性を発現するインクジェット適性を有するディレ
ードタック型粘着シートを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、基材上
の少なくとも片面にインク受容層を設け、更にインク受
容層を設けた面と同一面に、固体可塑剤、粘着剤、粘着
付与剤を含むディレードタック層を設けることで解決さ
れた。
の少なくとも片面にインク受容層を設け、更にインク受
容層を設けた面と同一面に、固体可塑剤、粘着剤、粘着
付与剤を含むディレードタック層を設けることで解決さ
れた。
【0007】また、本発明のディレードタック型粘着シ
ートは、基材上にインク受容層、ディレードタック層の
順に積層した構成であることが好ましい。
ートは、基材上にインク受容層、ディレードタック層の
順に積層した構成であることが好ましい。
【0008】更には、ディレードタック層に無機顔料を
含有させた構成であることが好ましい。
含有させた構成であることが好ましい。
【0009】また、ディレードタック層に含有させる無
機顔料はコロイダルシリカであることが好ましい。
機顔料はコロイダルシリカであることが好ましい。
【0010】また、ディレードタック層に含有させる顔
料と粘着剤の混合比が、粘着材100固形重量部に対
し、顔料20〜200固形重量部の範囲にあることが好
ましい。
料と粘着剤の混合比が、粘着材100固形重量部に対
し、顔料20〜200固形重量部の範囲にあることが好
ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係わる基材としては、透
明な材料でも不透明な材料でもどちらを採用しても構わ
ない。基材としてポリエチレンテレフタレートの透明な
シートを用いた場合は、通常の印字像の逆像を印字後、
不透明な被着体に貼付することにより、印字面を保護す
ることが可能である。基材として紙等の不透明なシート
を用いた場合は、通常の印字像を印字後、透明な被着体
に貼付することにより、印字面を保護することが可能で
ある。また、不透明な基材において、ディレードタック
層を設けてない他方の面に、インクジェット記録適性を
もたせる、という構成も採用される。すなわち、基材の
両面に印字後、透明な被着体に貼付することで、被着体
のどちら側からでも印字面を識別可能となる。このよう
な用途として、例えば、ガラス容器のラベル等が挙げら
れる。
明な材料でも不透明な材料でもどちらを採用しても構わ
ない。基材としてポリエチレンテレフタレートの透明な
シートを用いた場合は、通常の印字像の逆像を印字後、
不透明な被着体に貼付することにより、印字面を保護す
ることが可能である。基材として紙等の不透明なシート
を用いた場合は、通常の印字像を印字後、透明な被着体
に貼付することにより、印字面を保護することが可能で
ある。また、不透明な基材において、ディレードタック
層を設けてない他方の面に、インクジェット記録適性を
もたせる、という構成も採用される。すなわち、基材の
両面に印字後、透明な被着体に貼付することで、被着体
のどちら側からでも印字面を識別可能となる。このよう
な用途として、例えば、ガラス容器のラベル等が挙げら
れる。
【0012】本発明に係わるインク受容層の構成成分と
しては、シリカ、コロイダルシリカ、表面処理カチオン
性コロイダルシリカ、アルミナゾル、カチオン性アルミ
ニウム酸化物またはその水和物、擬ベーマイト、珪酸ア
ルミニウム、珪酸マグネシウム、炭酸マグネシウム等の
無機顔料が挙げられる。
しては、シリカ、コロイダルシリカ、表面処理カチオン
性コロイダルシリカ、アルミナゾル、カチオン性アルミ
ニウム酸化物またはその水和物、擬ベーマイト、珪酸ア
ルミニウム、珪酸マグネシウム、炭酸マグネシウム等の
無機顔料が挙げられる。
【0013】本発明に係わるインク受容層の構成成分に
は、上記成分の他に、通常用いられる水性高分子バイン
ダー、例えば、ポリビニルアルコール、シリル変性ポリ
ビニルアルコール、酢酸ビニル、酸化澱粉、エーテル化
澱粉、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロース等のセルロース誘導体、カゼイン、ゼラチ
ン、大豆蛋白等;無水マレイン酸樹脂、スチレン−ブタ
ジエン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共
重合体等の共役ジエン系共重合体水性バインダー;アク
リル酸エステル及びメタクリル酸エステルの重合体また
は共重合体、アクリル酸及びメタクリル酸の重合体また
は共重合体等のアクリル系重合体水性バインダー;エチ
レン酢酸ビニル共重合体等のビニル系重合体水性バイン
ダー;或いはこれらの各種重合体のカルボキシル基等の
官能基含有単量体による官能基変性重合体水性バインダ
ー;メラミン樹脂、尿素樹脂等の熱硬化合成樹脂系等の
水性バインダー;ポリメチルメタクリレート、ポリウレ
タン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体、ポリビニルブチラール、アルキッド樹
脂等の合成樹脂系バインダーを挙げることができ、少な
くとも1種以上で使用することができる。また、インク
ジェット用インクに含まれている染料を定着する目的と
して、カチオン性樹脂を併用することもできる。
は、上記成分の他に、通常用いられる水性高分子バイン
ダー、例えば、ポリビニルアルコール、シリル変性ポリ
ビニルアルコール、酢酸ビニル、酸化澱粉、エーテル化
澱粉、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロース等のセルロース誘導体、カゼイン、ゼラチ
ン、大豆蛋白等;無水マレイン酸樹脂、スチレン−ブタ
ジエン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共
重合体等の共役ジエン系共重合体水性バインダー;アク
リル酸エステル及びメタクリル酸エステルの重合体また
は共重合体、アクリル酸及びメタクリル酸の重合体また
は共重合体等のアクリル系重合体水性バインダー;エチ
レン酢酸ビニル共重合体等のビニル系重合体水性バイン
ダー;或いはこれらの各種重合体のカルボキシル基等の
官能基含有単量体による官能基変性重合体水性バインダ
ー;メラミン樹脂、尿素樹脂等の熱硬化合成樹脂系等の
水性バインダー;ポリメチルメタクリレート、ポリウレ
タン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体、ポリビニルブチラール、アルキッド樹
脂等の合成樹脂系バインダーを挙げることができ、少な
くとも1種以上で使用することができる。また、インク
ジェット用インクに含まれている染料を定着する目的と
して、カチオン性樹脂を併用することもできる。
【0014】本発明に係わるインク受容層の水性高分子
バインダーの混合比率は無機顔料100固形重量部に対
し、5〜50重量部の範囲が好ましい。この範囲未満の
混合比率の場合、インク受容層表面がひび割れやすく、
光沢が低下するほか、ドット再現性が悪化し、鮮鋭度の
高い画像が得られなくなるため好ましくない。また、こ
の範囲を越えると、インク吸収性が低下するため好まし
くない。
バインダーの混合比率は無機顔料100固形重量部に対
し、5〜50重量部の範囲が好ましい。この範囲未満の
混合比率の場合、インク受容層表面がひび割れやすく、
光沢が低下するほか、ドット再現性が悪化し、鮮鋭度の
高い画像が得られなくなるため好ましくない。また、こ
の範囲を越えると、インク吸収性が低下するため好まし
くない。
【0015】また、本発明において、透明な基材上にイ
ンク受容層を形成する場合には、透明性および/または
光沢性を高めるために、上記無機顔料−水性バインダー
という組成の替わりに有機系高分子を用いることも可能
である。例えば、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリ
ドン−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコールを主
体とする樹脂組成物、ビニルアルコールとオレフィンと
の共重合体、スチレンと無水マレイン酸との共重合体、
ポリエチレンオキサイドとイソシアネートとの架橋物、
カルボキシメチルセルロースとポリエチレンオキサイド
との混合物、ポリビニルアルコールにメタクリルアミド
をグラフト化したポリマー、カルボキシル基を有するア
クリル系ポリマー、ポリビニルアセタール系ポリマー、
架橋性アクリル系ポリマー等が挙げられる。
ンク受容層を形成する場合には、透明性および/または
光沢性を高めるために、上記無機顔料−水性バインダー
という組成の替わりに有機系高分子を用いることも可能
である。例えば、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリ
ドン−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコールを主
体とする樹脂組成物、ビニルアルコールとオレフィンと
の共重合体、スチレンと無水マレイン酸との共重合体、
ポリエチレンオキサイドとイソシアネートとの架橋物、
カルボキシメチルセルロースとポリエチレンオキサイド
との混合物、ポリビニルアルコールにメタクリルアミド
をグラフト化したポリマー、カルボキシル基を有するア
クリル系ポリマー、ポリビニルアセタール系ポリマー、
架橋性アクリル系ポリマー等が挙げられる。
【0016】本発明に係わるインク受容層には、上記成
分以外に必要に応じて顔料、硬膜剤、防腐剤、染料、紫
外線吸収剤、酸化防止剤、pH調整剤、消泡剤等の各種
添加剤を添加することができる。
分以外に必要に応じて顔料、硬膜剤、防腐剤、染料、紫
外線吸収剤、酸化防止剤、pH調整剤、消泡剤等の各種
添加剤を添加することができる。
【0017】本発明においてディレードタック層で用い
られる固体可塑剤としては、フタル酸ジフェニル、フタ
ル酸ジヘキシル、フタル酸ジシクロヘキシル、フタル酸
ジヒドロアビエチル、イソフタル酸ジメチル、安息香酸
スクロース、二安息香酸エチレングリコール、三安息香
酸グリセリド、四安息香酸ペンタエリトリット、八酢酸
スクロース、クエン酸トリシクロヘキシル等、カテコー
ルジパルミテート、カテコールジステアレート、カテコ
ールジベンゾエート、ステアリン酸ステアリル、ベヘニ
ル酸モノグリセライド、ステアリン酸モノグリセライド
等の融点が約40〜130℃の範囲の各種エステル系化
合物が挙げられるが、これらは湿式もしくは乾式の粉砕
法により微粒化され水分散液として用いられる。また、
上記固体可塑剤の替わりに、ジメチルフタレート、ジエ
チルフタレート、ジブチルフタレート、ジブチルマレエ
ート等の液体可塑剤でもマイクロカプセル化して見掛け
上固体とすれば、本発明に係わる固体可塑剤として使用
することも可能である。
られる固体可塑剤としては、フタル酸ジフェニル、フタ
ル酸ジヘキシル、フタル酸ジシクロヘキシル、フタル酸
ジヒドロアビエチル、イソフタル酸ジメチル、安息香酸
スクロース、二安息香酸エチレングリコール、三安息香
酸グリセリド、四安息香酸ペンタエリトリット、八酢酸
スクロース、クエン酸トリシクロヘキシル等、カテコー
ルジパルミテート、カテコールジステアレート、カテコ
ールジベンゾエート、ステアリン酸ステアリル、ベヘニ
ル酸モノグリセライド、ステアリン酸モノグリセライド
等の融点が約40〜130℃の範囲の各種エステル系化
合物が挙げられるが、これらは湿式もしくは乾式の粉砕
法により微粒化され水分散液として用いられる。また、
上記固体可塑剤の替わりに、ジメチルフタレート、ジエ
チルフタレート、ジブチルフタレート、ジブチルマレエ
ート等の液体可塑剤でもマイクロカプセル化して見掛け
上固体とすれば、本発明に係わる固体可塑剤として使用
することも可能である。
【0018】本発明においてディレードタック層で用い
られる粘着剤としては、ガラス転移点温度(Tg)が20℃
以下、好ましくは0℃以下の熱可塑性樹脂エマルジョン
が用いられ、例えばアクリル酸エステル共重合体、スチ
レン−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−ブタジ
エン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、酢酸ビ
ニル−アクリル酸エステル共重合体、エチレン−塩化ビ
ニル共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合
体、エチレン−アクリル酸共重合体、ポリブタジエン、
ポリウレタン等の樹脂が挙げられる。これらは単独また
は複数を組み合わせて用いられる。
られる粘着剤としては、ガラス転移点温度(Tg)が20℃
以下、好ましくは0℃以下の熱可塑性樹脂エマルジョン
が用いられ、例えばアクリル酸エステル共重合体、スチ
レン−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−ブタジ
エン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、酢酸ビ
ニル−アクリル酸エステル共重合体、エチレン−塩化ビ
ニル共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合
体、エチレン−アクリル酸共重合体、ポリブタジエン、
ポリウレタン等の樹脂が挙げられる。これらは単独また
は複数を組み合わせて用いられる。
【0019】本発明においてディレードタック層で用い
られる粘着付与剤としては、例えばテルペン樹脂、脂肪
族系石油樹脂、芳香族系石油樹脂、クマロン−インデン
樹脂、スチレン系樹脂、フェノール樹脂、テルペン−フ
ェノール樹脂、ロジン誘導体(ロジン、重合ロジン、水
添ロジンおよびそれらのグリセリン、ペンタエリスリト
ール等とのエステル、樹脂酸ダイマー等)が挙げられ
る。
られる粘着付与剤としては、例えばテルペン樹脂、脂肪
族系石油樹脂、芳香族系石油樹脂、クマロン−インデン
樹脂、スチレン系樹脂、フェノール樹脂、テルペン−フ
ェノール樹脂、ロジン誘導体(ロジン、重合ロジン、水
添ロジンおよびそれらのグリセリン、ペンタエリスリト
ール等とのエステル、樹脂酸ダイマー等)が挙げられ
る。
【0020】本発明に係わるディレードタック層には、
更にインク受容層に用いられるインク吸収性の良好な無
機顔料を併用しても良い。無機顔料としては、粒子径の
小さい粒子、例えばコロイダルシリカが好ましい。平均
粒子径が1μmオーダーの比較的粒子径の大きいシリカ
等の顔料を用いると、ディレードタック層から顔料が突
き出した状態になり、熱活性化時の接着性を阻害する。
更にインク受容層に用いられるインク吸収性の良好な無
機顔料を併用しても良い。無機顔料としては、粒子径の
小さい粒子、例えばコロイダルシリカが好ましい。平均
粒子径が1μmオーダーの比較的粒子径の大きいシリカ
等の顔料を用いると、ディレードタック層から顔料が突
き出した状態になり、熱活性化時の接着性を阻害する。
【0021】本発明のディレードタック型粘着シートに
おけるディレードタック層の粘着付与剤の混合比率は粘
着剤100固形重量部に対し、50〜250重量部の範
囲が好ましい。この範囲未満の混合比率の場合、粘着力
に極めて乏しく、この範囲を越えると組成物が堅くなり
すぎて粘着力に乏しい結果となる。また、固体可塑剤の
混合比率は粘着剤100固形重量部に対し、50〜50
0重量部の範囲が好ましい。この範囲未満の混合比率の
場合、ブロッキングが極めて起き易くなり、この範囲を
越えると粘着力の低下やチョーキングが生じ易くなる。
おけるディレードタック層の粘着付与剤の混合比率は粘
着剤100固形重量部に対し、50〜250重量部の範
囲が好ましい。この範囲未満の混合比率の場合、粘着力
に極めて乏しく、この範囲を越えると組成物が堅くなり
すぎて粘着力に乏しい結果となる。また、固体可塑剤の
混合比率は粘着剤100固形重量部に対し、50〜50
0重量部の範囲が好ましい。この範囲未満の混合比率の
場合、ブロッキングが極めて起き易くなり、この範囲を
越えると粘着力の低下やチョーキングが生じ易くなる。
【0022】本発明において、ディレードタック層にイ
ンク吸収性の良好な顔料を含有させた構成にした場合の
顔料の混合比率は、粘着剤100固形重量部に対し、2
0〜200重量部の範囲が好ましい。さらには、30〜
160重量部の範囲が好ましい。さらには、40〜14
0の範囲が好ましい。この範囲未満の混合比率の場合、
インクジェット画像ににじみが発生し易くなり、この範
囲を越えると粘着力の低下が生じる。
ンク吸収性の良好な顔料を含有させた構成にした場合の
顔料の混合比率は、粘着剤100固形重量部に対し、2
0〜200重量部の範囲が好ましい。さらには、30〜
160重量部の範囲が好ましい。さらには、40〜14
0の範囲が好ましい。この範囲未満の混合比率の場合、
インクジェット画像ににじみが発生し易くなり、この範
囲を越えると粘着力の低下が生じる。
【0023】本発明のディレードタック型粘着シートの
層構成は、積層であっても単層であっても良い。積層と
する場合は、基材上にインク受容層、ディレードタック
層の順に塗工を行う。逆の層構成では、ディレードタッ
ク層が表面に存在しないため、活性化しても粘着性が発
現しない。インク受容層の塗布量は基材の種類および塗
液の組成により異なるが、乾燥塗布量で通常0.5〜5
0g/m2の範囲で塗工される。ディレードタック層の
塗布量は粘着組成物や粘着の対象となる包材の材質によ
り異なるが、乾燥塗布量で通常1〜30g/m2、好ま
しくは5〜25g/m2の範囲で塗工される。単層とす
る場合は、予めディレードタック層塗液とインク受容層
塗液を混合しておき、乾燥塗布量で1〜50g/m2の
範囲で塗工される。
層構成は、積層であっても単層であっても良い。積層と
する場合は、基材上にインク受容層、ディレードタック
層の順に塗工を行う。逆の層構成では、ディレードタッ
ク層が表面に存在しないため、活性化しても粘着性が発
現しない。インク受容層の塗布量は基材の種類および塗
液の組成により異なるが、乾燥塗布量で通常0.5〜5
0g/m2の範囲で塗工される。ディレードタック層の
塗布量は粘着組成物や粘着の対象となる包材の材質によ
り異なるが、乾燥塗布量で通常1〜30g/m2、好ま
しくは5〜25g/m2の範囲で塗工される。単層とす
る場合は、予めディレードタック層塗液とインク受容層
塗液を混合しておき、乾燥塗布量で1〜50g/m2の
範囲で塗工される。
【0024】塗布後の乾燥温度は50℃以下、好ましく
は40℃以下に設定される。それ以上の乾燥温度の場合
では、ディレードタック層が活性化し粘着性を発現する
ため、好ましくない。
は40℃以下に設定される。それ以上の乾燥温度の場合
では、ディレードタック層が活性化し粘着性を発現する
ため、好ましくない。
【0025】本発明のディレードタック型粘着シート
は、ヒーター、熱風バーナー、熱スタンプ等で短時間加
熱することにより活性化され、粘着性を発現する。活性
化時間は1〜30秒の範囲であることが好ましい。活性
化は、固体可塑剤の融点より5〜10℃低い温度で行わ
れる。
は、ヒーター、熱風バーナー、熱スタンプ等で短時間加
熱することにより活性化され、粘着性を発現する。活性
化時間は1〜30秒の範囲であることが好ましい。活性
化は、固体可塑剤の融点より5〜10℃低い温度で行わ
れる。
【0026】
【実施例】次に本発明を実施例を挙げて説明するが、本
発明の内容は実施例に限定されるものではない。なお、
実施例に記載の%および部数は固形重量部数を示す。
発明の内容は実施例に限定されるものではない。なお、
実施例に記載の%および部数は固形重量部数を示す。
【0027】インク受容層の製造例1 インクを吸収する媒体としてコロイダルシリカ(商品
名:スノーテックス−20、平均粒子径約0.01μ
m、日産化学社製)100部、接着剤として水溶性高分
子(商品名:PVA117、クラレ社製)10部を均一
に混合して、インク受容層塗液を調製した。LBKPか
らなる坪量85g/m2の原紙に、上記配合の塗液を乾
燥塗布量が25g/m2になるように塗布、乾燥し、イ
ンクジェット記録シートを作製した。
名:スノーテックス−20、平均粒子径約0.01μ
m、日産化学社製)100部、接着剤として水溶性高分
子(商品名:PVA117、クラレ社製)10部を均一
に混合して、インク受容層塗液を調製した。LBKPか
らなる坪量85g/m2の原紙に、上記配合の塗液を乾
燥塗布量が25g/m2になるように塗布、乾燥し、イ
ンクジェット記録シートを作製した。
【0028】インク受容層の製造例2 インク受容層の製造例1において、インクを吸収する記
録媒体としてシリカ(商品名:ニップシルE220A、
平均粒子径約1.0μm、日本シリカ工業社製)を用い
たこと以外は全く同様にしてインクジェット記録シート
を作製した。
録媒体としてシリカ(商品名:ニップシルE220A、
平均粒子径約1.0μm、日本シリカ工業社製)を用い
たこと以外は全く同様にしてインクジェット記録シート
を作製した。
【0029】インク受容層の製造例3 インク受容層の製造例1において、基材として約100
μm厚のポリエチレンテレフタレートフィルムを用いた
こと以外は全く同様にしてインクジェット記録シートを
作製した。
μm厚のポリエチレンテレフタレートフィルムを用いた
こと以外は全く同様にしてインクジェット記録シートを
作製した。
【0030】実施例1 固体可塑剤としてジシクロヘキシルフタレート(中京油
脂社製)200部、粘着剤としてエチレン・酢ビ共重合
体(商品名:スミカフレックス−751、住友化学工業
社製)150部、粘着付与剤としてロジン系樹脂(商品
名:SE−E−720、荒川化学社製)100部、イン
クを吸収する媒体としてコロイダルシリカ(商品名:ス
ノーテックス−20、平均粒子径約0.01μm、日産
化学社製)150部を均一に混合して、ディレードタッ
ク層塗液を調製した。LBKPからなる坪量85g/m
2の原紙に、上記配合の塗液を乾燥塗工量が20g/m2
になるように塗布し、40℃で乾燥することにより、イ
ンク受容層を有するディレードタック型粘着シートを作
製した。
脂社製)200部、粘着剤としてエチレン・酢ビ共重合
体(商品名:スミカフレックス−751、住友化学工業
社製)150部、粘着付与剤としてロジン系樹脂(商品
名:SE−E−720、荒川化学社製)100部、イン
クを吸収する媒体としてコロイダルシリカ(商品名:ス
ノーテックス−20、平均粒子径約0.01μm、日産
化学社製)150部を均一に混合して、ディレードタッ
ク層塗液を調製した。LBKPからなる坪量85g/m
2の原紙に、上記配合の塗液を乾燥塗工量が20g/m2
になるように塗布し、40℃で乾燥することにより、イ
ンク受容層を有するディレードタック型粘着シートを作
製した。
【0031】実施例2 固体可塑剤としてジシクロヘキシルフタレート(中京油
脂社製)200部、粘着剤としてエチレン・酢ビ共重合
体(商品名:スミカフレックス−751、住友化学工業
社製)150部、粘着付与剤としてロジン系樹脂(商品
名:SE−E−720、荒川化学社製)100部を均一
に混合して、ディレードタック層塗液を調製した。イン
ク受容層の製造例1に示すインクジェット記録シートの
インク受容層上に、上記配合の塗液を乾燥塗工量が6g
/m2になるように積層塗布し、40℃で乾燥すること
により、インク受容層を有するディレードタック型粘着
シートを作製した。
脂社製)200部、粘着剤としてエチレン・酢ビ共重合
体(商品名:スミカフレックス−751、住友化学工業
社製)150部、粘着付与剤としてロジン系樹脂(商品
名:SE−E−720、荒川化学社製)100部を均一
に混合して、ディレードタック層塗液を調製した。イン
ク受容層の製造例1に示すインクジェット記録シートの
インク受容層上に、上記配合の塗液を乾燥塗工量が6g
/m2になるように積層塗布し、40℃で乾燥すること
により、インク受容層を有するディレードタック型粘着
シートを作製した。
【0032】実施例3 固体可塑剤としてジシクロヘキシルフタレート(中京油
脂社製)200部、粘着剤としてエチレン・酢ビ共重合
体(商品名:スミカフレックス−751、住友化学工業
社製)150部、粘着付与剤としてロジン系樹脂(商品
名:SE−E−720、荒川化学社製)100部、イン
クを吸収する媒体としてコロイダルシリカ(商品名:ス
ノーテックス−20、平均粒子径約0.01μm、日産
化学社製)150部を均一に混合して、ディレードタッ
ク層塗液を調製した。インク受容層の製造例1に示すイ
ンクジェット記録シートのインク受容層上に、上記配合
の塗液を乾燥塗工量が10g/m2になるように塗布
し、40℃で乾燥することにより、インク受容層を有す
るディレードタック型粘着シートを作製した。
脂社製)200部、粘着剤としてエチレン・酢ビ共重合
体(商品名:スミカフレックス−751、住友化学工業
社製)150部、粘着付与剤としてロジン系樹脂(商品
名:SE−E−720、荒川化学社製)100部、イン
クを吸収する媒体としてコロイダルシリカ(商品名:ス
ノーテックス−20、平均粒子径約0.01μm、日産
化学社製)150部を均一に混合して、ディレードタッ
ク層塗液を調製した。インク受容層の製造例1に示すイ
ンクジェット記録シートのインク受容層上に、上記配合
の塗液を乾燥塗工量が10g/m2になるように塗布
し、40℃で乾燥することにより、インク受容層を有す
るディレードタック型粘着シートを作製した。
【0033】実施例4 実施例3で用いたインク受容層の製造例1に示すインク
ジェット記録シートの替わりに、インク受容層の製造例
2に示すインクジェット記録シートを用いたこと以外
は、実施例3と全く同様にしてインク受容層を有するデ
ィレードタック型粘着シートを作製した。
ジェット記録シートの替わりに、インク受容層の製造例
2に示すインクジェット記録シートを用いたこと以外
は、実施例3と全く同様にしてインク受容層を有するデ
ィレードタック型粘着シートを作製した。
【0034】実施例5 実施例3で用いたインク受容層の製造例1に示すインク
ジェット記録シートの替わりに、インク受容層の製造例
3に示すインクジェット記録シートを用いたこと以外
は、実施例3と全く同様にしてインク受容層を有するデ
ィレードタック型粘着シートを作製した。
ジェット記録シートの替わりに、インク受容層の製造例
3に示すインクジェット記録シートを用いたこと以外
は、実施例3と全く同様にしてインク受容層を有するデ
ィレードタック型粘着シートを作製した。
【0035】実施例6 実施例4で用いたインクを吸収する媒体であるコロイダ
ルシリカ150部の替わりにシリカ(商品名:ニップシ
ルE220A、平均粒子径約1.0μm、日本シリカ工
業社製)100部を用い、ディレードタック層塗液を塗
布したこと以外は、実施例4と全く同様にしてインク受
容層を有するディレードタック型粘着シートを作製し
た。
ルシリカ150部の替わりにシリカ(商品名:ニップシ
ルE220A、平均粒子径約1.0μm、日本シリカ工
業社製)100部を用い、ディレードタック層塗液を塗
布したこと以外は、実施例4と全く同様にしてインク受
容層を有するディレードタック型粘着シートを作製し
た。
【0036】実施例7 実施例5で用いたインクを吸収する媒体であるコロイダ
ルシリカ150部の替わりにシリカ(商品名:ニップシ
ルE220A、平均粒子径約1.0μm、日本シリカ工
業社製)100部を用い、ディレードタック層塗液を塗
布したこと以外は、実施例5と全く同様にしてインク受
容層を有するディレードタック型粘着シートを作製し
た。
ルシリカ150部の替わりにシリカ(商品名:ニップシ
ルE220A、平均粒子径約1.0μm、日本シリカ工
業社製)100部を用い、ディレードタック層塗液を塗
布したこと以外は、実施例5と全く同様にしてインク受
容層を有するディレードタック型粘着シートを作製し
た。
【0037】実施例8 実施例3で用いたコロイダルシリカを30部にしたこと
以外は、実施例3と全く同様にしてインク受容層を有す
るディレードタック型粘着シートを作製した。
以外は、実施例3と全く同様にしてインク受容層を有す
るディレードタック型粘着シートを作製した。
【0038】実施例9実施例3で用いたコロイダルシリ
カを300部にしたこと以外は、実施例3と全く同様に
してインク受容層を有するディレードタック型粘着シー
トを作製した。
カを300部にしたこと以外は、実施例3と全く同様に
してインク受容層を有するディレードタック型粘着シー
トを作製した。
【0039】比較例1 実施例2において、インク受容層の製造例1に示すイン
クジェット記録シートのかわりにLBKPからなる坪量
85g/m2の原紙を用いたこと以外は全く同様にして
ディレードタック型粘着シートを作製した。
クジェット記録シートのかわりにLBKPからなる坪量
85g/m2の原紙を用いたこと以外は全く同様にして
ディレードタック型粘着シートを作製した。
【0040】実施例および比較例で得られたディレード
タック型粘着シートは80℃雰囲気内で30秒間加熱す
ることにより粘着性を発現させた後速やかにステンレス
鋼板に貼り付け180度剥離力を測定し以下の基準で評
価した。 ○…800g/25mm以上 △…300g/25mm以上800g未満/25mm ×…300g/25mm未満
タック型粘着シートは80℃雰囲気内で30秒間加熱す
ることにより粘着性を発現させた後速やかにステンレス
鋼板に貼り付け180度剥離力を測定し以下の基準で評
価した。 ○…800g/25mm以上 △…300g/25mm以上800g未満/25mm ×…300g/25mm未満
【0041】印字面の評価は、インクジェットプリンタ
ー(BJC−600J;キャノン販売株式会社製)で印
字後5分後に画像部を指でこすり、インクの吸収性につ
いて以下の基準で評価した。 ○ … 良好 △ … 実用限界内 × … 劣る
ー(BJC−600J;キャノン販売株式会社製)で印
字後5分後に画像部を指でこすり、インクの吸収性につ
いて以下の基準で評価した。 ○ … 良好 △ … 実用限界内 × … 劣る
【0042】
【表1】
【0043】実施例1はインク受容層とディレートタッ
ク層を単層で形成した構成である。実施例2は基材上
に、インク受容層、ディレートタック層の順に積層した
構成である。いずれの場合においても、接着力、インク
吸収性の2つの性能を兼ね備えたディレードタック型粘
着シートを作製することができた。実施例3〜5は基材
上に、インク受容層、ディレードタック層の順に積層し
た構成において、ディレードタック層にさらにコロイダ
ルシリカを含有させた構成になっている。実施例3〜5
の形態では、インク吸収性の向上がみられ、さらに好ま
しくなった。実施例6、7では、インク受容層、ディレ
ードタック層の順に積層した構成において、ディレード
タック層にシリカを含有させた構成になっている。この
構成では、接着力がやや低下するものの、インク吸収性
の向上がみられた。シリカの平均粒子径は1.0μmと
コロイダルシリカの0.01μmと比べ大きいため、デ
ィレードタック層から顔料が突き出した状態になり、熱
活性化時の被着体との接着性を阻害するものと考えられ
る。実施例8、9は基材上に、インク受容層、ディレー
ドタック層の順に積層した構成において、ディレードタ
ック層中のコロイダルシリカの含有量を、粘着剤100
固形重量部に対し、それぞれ20、200固形重量部と
した構成になっている。コロイダルシリカの含有量が実
施例8に示す値よりも少ないと、インクのにじみが発生
し好ましくない。また、コロイダルシリカの含有量が実
施例9よりも多いと、活性化したときの接着力が低下す
る。
ク層を単層で形成した構成である。実施例2は基材上
に、インク受容層、ディレートタック層の順に積層した
構成である。いずれの場合においても、接着力、インク
吸収性の2つの性能を兼ね備えたディレードタック型粘
着シートを作製することができた。実施例3〜5は基材
上に、インク受容層、ディレードタック層の順に積層し
た構成において、ディレードタック層にさらにコロイダ
ルシリカを含有させた構成になっている。実施例3〜5
の形態では、インク吸収性の向上がみられ、さらに好ま
しくなった。実施例6、7では、インク受容層、ディレ
ードタック層の順に積層した構成において、ディレード
タック層にシリカを含有させた構成になっている。この
構成では、接着力がやや低下するものの、インク吸収性
の向上がみられた。シリカの平均粒子径は1.0μmと
コロイダルシリカの0.01μmと比べ大きいため、デ
ィレードタック層から顔料が突き出した状態になり、熱
活性化時の被着体との接着性を阻害するものと考えられ
る。実施例8、9は基材上に、インク受容層、ディレー
ドタック層の順に積層した構成において、ディレードタ
ック層中のコロイダルシリカの含有量を、粘着剤100
固形重量部に対し、それぞれ20、200固形重量部と
した構成になっている。コロイダルシリカの含有量が実
施例8に示す値よりも少ないと、インクのにじみが発生
し好ましくない。また、コロイダルシリカの含有量が実
施例9よりも多いと、活性化したときの接着力が低下す
る。
【0044】比較例1は、基材上にディレードタック層
のみを設けた構成となっている。この構成では、熱活性
化時の接着力は十分あるものの、インク吸収性はほとん
どみられなかった。
のみを設けた構成となっている。この構成では、熱活性
化時の接着力は十分あるものの、インク吸収性はほとん
どみられなかった。
【0045】
【発明の効果】実施例からも明らかなように、基材上の
インク受容層を設けた面にサーモタック特性をもたせる
ことにより、粘着面に印字可能なディレードタック型粘
着シートが得られるようになった。構成としては、基材
上にインク受容層、ディレードタック層の順に積層した
場合でも、上記成分を単層で構成した場合でも目的を達
成することができる。本発明のディレードタック型粘着
シートは、耐久性、耐水性の要求されるラベル、テープ
として利用可能である。
インク受容層を設けた面にサーモタック特性をもたせる
ことにより、粘着面に印字可能なディレードタック型粘
着シートが得られるようになった。構成としては、基材
上にインク受容層、ディレードタック層の順に積層した
場合でも、上記成分を単層で構成した場合でも目的を達
成することができる。本発明のディレードタック型粘着
シートは、耐久性、耐水性の要求されるラベル、テープ
として利用可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高上 裕二 東京都千代田区丸の内3丁目4番2号三菱 製紙株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 基材上の少なくとも片面にインク受容層
を設け、更にインク受容層を設けた面と同一面に、固体
可塑剤、粘着剤、粘着付与剤からなるディレードタック
層を設けたことを特徴とするディレードタック型粘着シ
ート。 - 【請求項2】 基材上にインク受容層、ディレードタッ
ク層の順に積層したことを特徴とする請求項1記載のデ
ィレードタック型粘着シート。 - 【請求項3】 ディレードタック層に無機顔料を含有さ
せたことを特徴とする請求項2記載のディレードタック
型粘着シート。 - 【請求項4】 無機顔料がコロイダルシリカであること
を特徴とする請求項3記載のディレードタック型粘着シ
ート。 - 【請求項5】 ディレードタック層に含有させる顔料と
粘着剤の混合比が、粘着剤100固形重量部に対し、顔
料20〜200固形重量部の範囲にあることを特徴とす
る請求項3記載のディレードタック型粘着シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11854596A JPH09305117A (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | ディレードタック型粘着シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11854596A JPH09305117A (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | ディレードタック型粘着シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09305117A true JPH09305117A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14739249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11854596A Pending JPH09305117A (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | ディレードタック型粘着シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09305117A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007171239A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Fuji Seal International Inc | 感熱ラベルおよびラベル付き容器 |
-
1996
- 1996-05-14 JP JP11854596A patent/JPH09305117A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007171239A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Fuji Seal International Inc | 感熱ラベルおよびラベル付き容器 |
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