JPH09305206A - 水力発電所の制御装置 - Google Patents

水力発電所の制御装置

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JPH09305206A
JPH09305206A JP14786896A JP14786896A JPH09305206A JP H09305206 A JPH09305206 A JP H09305206A JP 14786896 A JP14786896 A JP 14786896A JP 14786896 A JP14786896 A JP 14786896A JP H09305206 A JPH09305206 A JP H09305206A
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control
sequence controller
control device
sequence
power plant
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JP14786896A
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Hiroaki Murata
広明 村田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性を維持し、ハードを簡素化する。 【解決手段】 発電所の機器を制御する複数のシーケン
スコントローラ1、21、31と、各信号を入出力する
複数のアナログ・デジタル入出力装置3、23、33
と、励磁制御装置7等と、調速機制御装置8等とテレコ
ン装置6とデータの伝送するテレコンインターフェイス
5とがLANネットワークシステム10を構築する。複
数のシーケンスコントローラの制御機能には、シーケン
スコントローラが故障したとき、他の正常のシーケンス
コントローラが代行してバックアツプするプログラムを
設けて、いずれが故障してもLANネットワークを介し
て他の残りのシーケンスコントローラで運転継続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御装置間のデー
タ接続をネットワークを介して行う水力発電所の制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、複数の水車発電機を有する水
力発電所に適用する従来のシーケンスコントローラを用
いた制御システムの構成図である。
【0003】図において、従来の制御システムは1号,
2号,共通と号機毎に分離されたシステムで構成し、各
号機毎に自動制御を行うシーケンスコントローラ1と、
現場機器や制御監視の対象用品と信号の入出力を行うア
ナログ・デジタル入出力装置3と、二次調整装置4と、
テレコンインターフェイス5とが、システムバス2によ
って接続されて自動制御装置が構成されている。また、
自動制御装置はハードワイヤで接続される励磁制御装置
7、調速機制御装置8、監視制御装置9と接続して水車
発電機の運転を行う。
【0004】また、水車発電機とは別に、送電線用遮断
機の開閉や発電所共通の制御を行う共通制御装置も前記
同様のシステム構成である。
【0005】図13は、図12に示す従来のシーケンス
コントローラのシステム構成時の各機能のプログラム構
成を示したもので、1号,2号,共通の機能別に分割し
たシーケンスコントローラ1,21はシーケンス制御と
して水車発電機の始動・停止を行い、シーケンスモニタ
ではシーケンスの渋滞を監視している。また、共通シー
ケンスコントローラ31には、シーケンス制御として遮
断器や断路器の入り切りを行い、シーケンスモニタはシ
ーケンスの渋滞を監視している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図12およ
び図13に示す水力発電所の制御装置では、1号機,2
号機,共通に対応してそれぞれ制御装置が設けられてお
り、制御装置が故障すれば、その号機の主機が停止せざ
るを得なく、信頼性に欠ける面があった。すなわち、各
号機の主機は主に1号シーケンスコントローラ1によっ
て制御されており、例えば、1号シーケンスコントロー
ラ1が故障すれば、トリップして1号機の主機が停止し
て継続して運転することができなかった。これを解決す
るには、1号シーケンスコントローラ1等を二重化とす
る必要があるが、設備が大型化し、複雑となるという問
題があった。
【0007】そこで、本発明は制御装置が故障しても主
機を停止させることなく継続することができ、信頼性の
ある水力発電所の制御装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の主機からなる発電所の機器を制御する複数のシーケン
スコントローラと、現場機器や制御監視機器との間の各
信号の入出力を行う複数のアナログ・デジタル入出力装
置と、発電機電圧を制御する励磁制御装置と、発電機出
力や水車速度を制御する調速機制御装置と、励磁制御装
置と調速機制御装置とを制御する二次調整装置とをネッ
トワークで接続することにより各機器間をデータ送受信
可能とするLANネットワークシステムを構築すると共
に、複数のシーケンスコントローラのそれぞれの制御機
能には、いずれかのシーケンスコントローラが故障した
とき、他の正常のシーケンスコントローラが故障したシ
ーケンスコントローラの制御機能を代行してバックアツ
プするプログラムを設けて、いずれのシーケンスコント
ローラが故障してもLANネットワークを介して他の残
りのシーケンスコントローラで運転継続するようにした
ものである。この手段によれば、いずれかのシーケンス
コントローラが故障してもLANネットワークを介して
残りの正常なシーケンスコントローラに設けて代行する
制御機能がバックアップし、この結果、発電所の運転を
停止することなく継続することができる。従って、主機
に対してシーケンスコントローラをそれぞれハードで二
重化するのに比べソフトで対応しているのでハードが簡
素化され、信頼性が低下するおそれもなく水力発電所の
制御装置の健全性を保つことができる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の水力発
電所の制御装置において、複数のアナログ・デジタル入
出力装置のそれぞれに、いずれかのアナログ・デジタル
入出力装置が故障したとき他の残りのアナログ・デジタ
ル入出力装置が代行してバックアップする入出力処理機
能を設け、いずれのアナログ・デジタル入出力装置が故
障しても他の残りのアナログ・デジタル入出力装置によ
って運転を継続するようにしたものである。この手段に
よれば、いずれかのアナログ・デジタル入出力装置が故
障してもLANネットワークを介して残りの正常なアナ
ログ・デジタル入出力装置が代行してバックアップし、
発電所の運転を停止することなく継続することができ
る。従って、アナログ・デジタル入出力装置をそれぞれ
ハードで二重化するのに比べて簡素化され水力発電所の
制御装置の健全性も充分に確保できる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1記載の水力発
電所の制御装置において、複数の主機に対応させて複数
のシーケンスコントローラを設け、各シーケンスコント
ローラには、各主機に関連する機器を制御する制御機能
に加え、各主機の二次調整装置の制御機能を含むように
したものである。この手段によれば、シーケンスコント
ローラ内に二次調整装置の制御機能を含むようにしたの
で、二次調整装置を設ける必要がなく、簡素化が図ら
れ、しかも、二次調整装置に相当するものが故障して
も、バックアップされ、運転を停止しなくてもよく、水
力発電所の制御装置の健全性を損なうことがなく実施で
きる。
【0011】請求項4の発明は、複数の主機からなる発
電所の機器を制御する1機のシーケンスコントローラ
と、現場機器や制御監視機器と各信号を入出力するアナ
ログ・デジタル入出力装置と、発電機電圧を制御する励
磁制御装置と、発電機出力や水車速度を制御する調速機
制御装置と、励磁制御装置と調速機制御装置とを制御す
る二次調整装置と、テレコン装置とデータの伝送する1
機のテレコンインターフェイスとをネットワーク接続す
ることにより各機器間をデータ送受信可能とするLAN
ネットワークシステムを構築すると共に、1機のシーケ
ンスコントローラが故障したとき代行してバックアップ
する制御機能をテレコンインターフェイスに設けて、シ
ーケンスコントローラが故障してもテレコンインターフ
ェイスによって運転継続するようにしたものである。こ
の手段によれば、シーケンスコントローラが故障しても
テレコンインターフェイスにより代行してバックアップ
がされるのでシーケンスコントローラを1機としてスペ
ース等を大幅に減少させることができ水力発電所の制御
装置の健全性が保たれる。
【0012】請求項5の発明は、請求項4記載の水力発
電所の制御装置において、シーケンスコントローラに
は、二次調整装置の制御機能を付加し、テレコンインタ
ーフェイスには、各二次調整装置の制御機能を付加する
ようにしたものである。この手段によれば、シーケンス
コントローラに二次調整装置の制御機能を含めたので二
次調整装置が不要となり、水力発電所の制御装置全体の
簡素化が図られ、シーケンスコントローラが故障しても
テレコンインターフェイスでバックアップするので健全
性が損なわれるおそれがない。
【0013】請求項6の発明は、発電所の機器を制御す
るシーケンスコントローラと、現場機器や制御監視機器
と各信号を入出力するアナログ・デジタル入出力装置
と、発電機電圧を制御する励磁制御装置と、発電機出力
や水車速度を制御する調速機制御装置と、励磁制御装置
と調速機制御装置とを制御する二次調整装置と、テレコ
ン装置とデータの伝送するテレコンインターフェイスと
をネットワーク接続することにより各機器間をデータ送
信可能とするLANネットワークシステムを構築する複
数の発電所を広域ネットワークによって接続し、いずれ
かの発電所に備える制御機能が故障しても、他の正常な
は発電所に備える制御機能によってバックアップして故
障した発電所を継続して制御可能とするようにしたもの
である。この手段によれば、複数の発電所を広域ネット
ワークによって接続し、いずれかの発電所が故障しても
他の正常な発電所の制御機能がバックアップするので、
一重化された制御機能を有する発電所でも二重化された
と同様の信頼性を維持することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0015】図1は、本発明の第1実施の形態を示す水
力発電所の制御装置の系統図であって、従来の発電所内
を号機単位に分割したシステムに対して、発電所の全て
の機能をLANにより直接接続したシステム構成とし、
さらに、1台のシーケンスコントローラには、複数の号
機のプログラムをメモリしておき、他号機のシーケンス
コントローラが故障したとき健全なシーケンスコントロ
ーラによって代行して処理するようにした点に特徴を有
する。
【0016】図において、1号機を制御する1号シーケ
ンスコントローラ1と、2号機を制御する2号シーケン
スコントローラ21と、共通の制御を行う共通シーケン
スコントローラ31とがLAN接続用品であるトランシ
ーバ11とトランシーバケーブル12によってLANネ
ットワーク10に接続している。さらに、1号アナログ
・デジタル入出力装置3と、2号アナログ・デジタル入
出力装置23と、共通アナログ・デジタル入出力装置3
3と、1号二次調整装置4と、2号二次調整装置24
と、1号励磁制御装置7と、2号励磁制御装置27と、
1号調速機制御装置8と、2号調速機制御装置28と、
発電所全体を監視制御する総合監視制御装置40と、発
電所全体を遠方から制御する時にテレコン装置6からの
信号を1号シーケンスコントローラ1,2号シーケンス
コントローラ21,共通シーケンスコントローラ31の
それぞれに伝送する機能を有するテレコンインターフェ
イス5の全ての装置が、トランシーバ11と、トランシ
ーバケーブル12で、LANネットワーク10に接続し
ている。
【0017】1号シーケンスコントローラ1と2号シー
ケンスコントローラ21と共通シーケンスコントローラ
31は、図2に示すようにプログラムを有しており、1
号シーケンスコントローラ1には、1号シーケンス制
御、1号シーケンスモニタ、2号シーケンス制御、2号
シーケンスモニタ、共通シーケンス制御、共通シーケン
スモニタ等1号機のプログラムの他に、他の号機である
2号機や共通のプログラムを記憶している。同様に、2
号,共通についても、自号機のプログラムの他に他号機
のプログラムをメモリに記憶している。
【0018】LANネットワーク10と各装置は、具体
的に図3に示すように、LANネットワーク10に対し
て、シーケンスコントローラー1とアナログ・デジタル
入出力装置3と励磁制御装置7と調速機制御装置8と二
次調整装置4(図3で省略)とが、トランシーバ11と
トランシーバケーブル12により接続する。
【0019】各装置には、LANネットワーク10との
通信制御やオペレーションシステム22とのインターフ
ェイスおよび伝送エラー検出処理を行う通信制御装置5
0を有し、各装置の制御を実行しているプログラムから
成るアプリケーション部51と信号の取り合いを行う。
【0020】各装置のアプリケーション部51の機能と
しては、図4に示すように、シーケンスコントローラに
ついては、自号機および他号機の水車発電機の起動から
停止までの一連のシーケンス制御とシーケンスモニタの
演算処理を行い、アナログ・デジタル入出力は自号機や
他号機とアナログ信号・デジタル信号の取り合いを行
い、二次調整は水車発電機単位に自動無効電力調整や水
位差応動調整等自号機の水車発電機に対して二次的な制
御を行う。
【0021】テレコンインターフェイスは、遠方の制御
所からテレコン装置6を介して発電所を制御する制御や
数値信号等の下り・上り情報の編集と、シーケンスコン
トローラ1に対してデータの送受信を行う。励磁制御
は、発電機電圧を制御すると共に、励磁制御関係の機器
とのアナログ・デジタル入出力を行う。調速機制御は発
電機出力や水車速度を制御すると共に調速機制御関係の
機器とアナログ・デジタル入出力を行う。監視制御は発
電所において発電機単位の運転を行う時に操作・監視を
行う。
【0022】また、LANネットワーク10のデータ
は、図5に示すデータ伝送フォーマットで構成され、図
中、40aは総合監視制御信号、1aは1号シーケンス
コントローラ信号、1bは共通シーケンスコントローラ
信号、1cは2号シーケンスコントローラ信号、3aは
1号アナログ・デジタル入出力信号、3bは共通アナロ
グ・デジタル入出力信号、3cは2号アナログ・デジタ
ル入出力信号、4aは1号二次調整制御信号、4cは2
号二次調整制御信号、5aはテレコンインターフェイス
信号、7aは1号励磁制御信号、7cは2号励磁制御信
号、8aは1号調速機制御信号、8cは2号調速機制御
信号をそれぞれ示し、上段に示すように1号のシーケン
スコントローラ1の故障信号(1号86SC)は、1号
シーケンスコントローラ信号1aの予め定めていた1レ
ジスタの中の1ビットに、正常で“0”,故障で“1”
のいずれかで格納している。
【0023】次に、第1実施の形態の作用を説明する。
【0024】まず、1号,2号,共通の各機能のシーケ
ンスコントローラ1,21,31が正常なとき、図6に
示すプログラムの処理がされ、各号機のシーケンスコン
トローラ1,21,31が図示矢印部分の予め割り付け
られた固有の制御プログラムのみが実行される。すなわ
ち、1号は1号シーケンス制御,1号シーケンスモニ
タ、2号は2号シーケンス制御、2号シーケンスモニ
タ、共通は共通シーケンス制御,共通シーケンスモニタ
の処理のみ行う。
【0025】次に、何れかのシーケンスコントローラ
1,21,31が故障した場合に、他のシーケンスコン
トローラで、かた代わり制御を行わせるために図7に示
すように、マトリックス状に予め設けている。
【0026】例えば、1号・2号・共通の各号機が正常
時から、1号シーケンスコントローラが故障したとき2
号シーケンスコントローラが1号をかた代わりして2号
シーケンスコントローラ(自機)を制御するようにし、
かた代わり制御を行う役割順を定義し、この切換え機能
を各シーケンスコントローラの制御プログラムに加え
て、各シーケンスコントローラ1,21,31のメモリ
に記憶させる。
【0027】1号シーケンスコントローラ1の単独故障
と、1号シーケンスコントローラに続き2号シーケンス
コントローラが故障した場合について、図8を参照して
説明すると、1号シーケンスコントローラが故障した場
合は、かた代わり制御を行う役割順に従って2号シーケ
ンスコントローラにて、1号を制御するプログラムが実
行される(図示a1)。また、同様に1号シーケンスコ
ントローラ1に続き、2号シーケンスコントローラ21
が故障した場合は、共通シーケンスコントローラ31に
て1号,2号を制御するプログラムが実行される(図示
a2,a3)。
【0028】これによって、1号シーケンスコントロー
ラ1が故障したとき、図9に示すルートで、1号シーケ
ンスコントローラ1の故障信号(1号86SC)が、L
ANネットワーク10を経由し2号シーケンスコントロ
ーラ21と共通シーケンスコントローラ31に対して、
1号シーケンスコントローラが故障したことが伝送され
る。この場合に図10に示す予め定められた処理がさ
れ、シーケンスコントローラがいずれも正常時には、予
め号機毎に定めていたシーケンスコントローラにより、
1号・2号・共通のそれぞれ号機の制御が行われる。1
号シーケンスコントローラが何らかの原因で故障した場
合は、第7図にて定めたかた代わり制御に従って2号シ
ーケンスコントローラにより1号の制御が行われる。ま
た、1号に引き続いて2号シーケンスコントローラが何
らかの原因で故障した場合は、図7にて定めたかた代わ
り制御に従って共通シーケンスコントローラで1号・2
号の制御が行われる。
【0029】1号シーケンスコントローラ1が故障した
場合は、1号シーケンスコントローラ1の故障信号(1
号86SC)が“0”から“1”になり、図5にて説明
の伝送フォーマットによって、LANネットワーク10
を経て、2号シーケンスコントローラ21と、共通シー
ケンスコントローラ31に伝送される。
【0030】1号シーケンスコントローラ1の故障信号
(1号86SC)を受信した2号シーケンスコントロー
ラ21と共通シーケンスコントローラ31では、優先マ
トリックスに従って何れかが1号の制御をかた代わりす
るかを決定する。このとき、図7に示す優先順で、2号
シーケンスコントローラ21が優先とし、2号シーケン
スコントローラ21が1号シーケンスコントローラ1に
代わって、1号アナログ・デジタル入出力装置3からの
1号アナログ・デジタル入出力信号3aと、1号二次調
整装置4からの1号二次調整制御信号4aと、1号励磁
制御装置7からの1号励磁制御信号7aと、1号調速機
制御装置8からの1号調速機制御信号8aとを、LAN
ネットワーク10を経由して入力し、図8の如く自分の
号機シーケンスである2号のシーケンス制御や2号シー
ケンスモニタを行いながら、1号のシーケンス制御と1
号シーケンスモニタを実行し、処理結果を再びLANネ
ットワーク10を経由して、1号アナログ・デジタル入
出力装置3と、1号二次調整装置4と、1号励磁制御装
置7と、1号調速機制御装置8に制御信号を伝送し1号
機の制御を実施する。
【0031】また、1号シーケンスコントローラ1に引
き続いて2号シーケンスコントローラ21も故障した場
合は、1号シーケンスコントローラ1の故障信号(1号
86SC)と図示していない2号シーケンスコントロー
ラ21の故障信号が、図5にて説明の伝送フォーマツト
によって、LANネットワーク10を経て共通シーケン
スコントローラ31に伝送される。
【0032】1号シーケンスコントローラ1の故障信号
(1号86SC)と2号シーケンスコントローラ21の
故障信号を受信した共通シーケンスコントローラ31で
は、共通シーケンスコントローラ31が1号シーケンス
コントローラ1と2号シーケンスコントローラ21に代
わって、1号アナログ・デジタル入出力装置3からの1
号アナログ・デジタル入出力信号3aと、1号二次調整
装置4からの1号二次調整制御信号4aと、1号励磁制
御装置7からの1号励磁制御信号7aと、1号調速機制
御装置8からの1号調速機制御信号8aと、2号アナロ
グ・デジタル入出力装置23からの2号アナログ・デジ
タル入出力信号3cと、2号二次調整装置24からの2
号二次調整制御信号4cと、2号励磁制御装置27から
の2号励磁制御信号7cと、2号調速機制御装置28か
らの2号調速機制御信号8cとを、LANネットワーク
10を経由して入力する。そして、図8の如く自分の号
機のシーケンスである共通のシーケンス制御や共通シー
ケンスモニタを行いながら、1号のシーケンス制御と1
号シーケンスモニタおよび2号シーケンス制御と2号シ
ーケンスモニタを実行し、処理結果を再びLANネット
ワーク10を経由して、1号アナログ・デジタル入出力
装置3と、1号二次調整装置4と、1号励磁制御装置7
と、1号調速機制御装置8と、2号アナログ・デジタル
入出力装置23と、2号二次調整装置24と、2号励磁
制御装置27と、2号調速機制御装置28に制御信号を
伝送し、1号機と2号機の制御を実施する。
【0033】このように本発明の第1実施の形態によれ
ば、号機が異なるシーケンスコントローラの故障信号を
伝送可能とし、通常は、各号機毎に割り当てたシーケン
スコントローラによって制御させ、各号機のシーケンス
コントローラは互いの故障信号を監視しておき、他号機
のシーケンスコントローラが故障した場合には、予め決
めておいた手順に従って制御の切り換えを実行し、別の
正常なシーケンスコントローラによって制御を継続する
ことができる。
【0034】図11は、本発明の第2実施の形態を示す
系統図である。
【0035】第2実施の形態は、LANネットワーク構
成としたシステムの中で、アナログ・デジタル入出力機
能を2重化する点に特徴を有する。
【0036】1号アナログ・デジタル入出力装置3Aの
内部には、1号機入出力基板3A1と共通非常用入出力
基板3A2を2号アナログ・デジタル入出力装置3Cの
内部には、2号機入出力基板3C1と1号機非常用入出
力基板3C2を共通アナログ・デジタル入出力装置3B
の内部には、共通入出力基板3B1と2号機非常用入出
力基板3B2を収納する。
【0037】信号の取り合い先である1号機入出力項目
部41からは、1号機入出力信号A1と1号機入出力信
号A1と同じ項目数の1号機非常用入出力信号A2が1
号機アナログ・デジタル入出力装置3Aと2号アナログ
・デジタル入出力装置23にハードワイヤーで接続して
いる。また、同様に2号機入出力項目部42からは、2
号機入出力信号C1と2号機入出力信号C1と同じ項目
数の2号機非常用入出力信号C2が2号アナログ・デジ
タル入出力装置3Cと共通アナログ・デジタル入出力装
置3Bに接続し、共通入出力項目部43からは、共通入
出力信号B1と共通入出力信号B1と同じ項目数の共通
非常用入出力信号B2が、共通アナログ・デジタル入出
力装置3Bと1号機アナログ・デジタル入出力装置3A
にそれぞれハードワイヤーで接続している。
【0038】それぞれのアナログ・デジタル入出力装置
3A,3C,3Bは、他号機のアナログ・デジタル入出
力装置が異常時に制御で使用する入出力を切換える1号
2号切換スイッチD1と2号共通切換スイッチD2と共
通1号切換スイッチD3を内蔵している。
【0039】次に、第2実施の形態の作用を1号アナロ
グ・デジタル入出力装置3Aが故障した場合について説
明する。
【0040】まず、1号水車発電機が正常な運転を行う
とき、1号機入出力項目部41は1号機入出力信号A1
を1号機アナログ・デジタル入出力装置3Aの1号機入
出力基板3A1とによって入出力を行う。また、同様に
1号機入出力項目部41から1号機非常用入出力信号A
2と、2号アナログ・デジタル入出力33Cの1号機非
常用入出力基板3C2との間で入出力させる。
【0041】ここで、1号アナログ・デジタル入出力装
置3Aは、自分の装置を常に監視しておき、自分の装置
に異常が発生した場合は2号アナログ・デジタル入出力
装置3CにLANネットワーク10を経由して1号アナ
ログ・デジタル入出力装置3Aが異常であることを伝送
する。この結果、1号2号切換スイッチD1を開くよう
にしてLANネットワークに伝送するアナログ・デジタ
ル入出力信号を切換え、2号アナログ・デジタル入出力
33Cの1号2号切換スイッチD1を閉じて、1号の入
出力信号のかた代わりを行う。これによって、1号機を
停止することなく運転を継続する。
【0042】このように第2実施の形態によれば、ある
アナログ・デジタル入出力装置が故障した場合にも、他
機能のアナログ・デジタル入出力装置でアナログ・デジ
タル入出力をかた代わりすることにより、制御不能に至
らずに運転が継続できる。
【0043】なお、図11に示す第2実施の形態におい
て、1号機非常用入出力信号A2と2号機非常用入出力
信号C2と共通非常用入出力信号B2を必要最小限のも
のにすることもできる。すなわち、1号機非常用入出力
信号A2と2号機非常用入出力信号C2と共通非常用入
出力信号B2のそれぞれを1号機入出力信号A1と2号
機入出力信号C1と共通入出力信号B1のそれぞれの項
目と同じ数にしないで、水車発電機が運転継続を行うの
に必要な項目のみを選択して入出力させるようにしても
よい。
【0044】この構成では、1号機非常用入出力信号A
2を水車発電機が運転継続を行うのに必要な項目のみを
選択して入出力させることによって、1号機アナログ・
デジタル入出力装置3Aが異常時には、1号2号切換ス
イッチD1によってLANネットワークに伝送するアナ
ログ・デジタル入出力信号を切換え、2号アナログ・デ
ジタル入出力装置3Cで、1号の入出力のかた代わりを
行い1号機を停止することなく現状維持運転を継続す
る。こうすれば、第2実施の形態の効果に加え、アナロ
グ・デジタル入出力項目が少なくなることからケーブル
本数をより少なくできる。
【0045】また、第3実施の形態として図1に示す第
1実施の形態で、1号二次調整装置4,2号二次調整装
置24の制御機能を1号シーケンスコントローラ1,2
号シーケンスコントローラ21の制御プログラムに含め
てシーケンスコントローラのメモリに記憶させ、二次調
整装置を省略したシステム構成とすることもできる。こ
うすれば、1号機のシーケンスコントローラ1の故障時
に、LANネットワーク10を経由して1号機の故障信
号が健全な他シーケンスコントローラに伝送され、他シ
ーケンスコントローラから1号機のシーケンス制御とシ
ーケンスモニタと二次調整制御のかた代わりを行うこと
によって1号機の運転を継続する。これによって、シー
ケンスコントローラに二次調整機能を含めることによ
り、制御装置を簡素化できる。
【0046】なお、第3実施の形態において、シーケン
スモニタの機能を自号機のシーケンスコントローラの制
御プログラムのみに含め、自号機のシーケンスコントロ
ーラ故障時に、他号機のシーケンスコントローラから故
障号機のシーケンスモニタを行なわないとするシステム
構成としてもよい。こうすれば、シーケンスモニタ機能
は、1号シーケンスコントローラ1のみで実行させ、1
号シーケンスコントローラ1故障時は、他シーケンスコ
ントローラから1号機のシーケンスモニター以外の制御
をかた代わりして1号機の運転を継続することができ
る。これによって、シーケンスモニタをかた代わり制御
をする必要が無くなることから、シーケンスコントロー
ラのメモリ容量を少なくすることができる。
【0047】また、第3実施の形態において、二次調整
機能も自号機のシーケンスコントローラの制御プログラ
ムのみに含め、自号機のシーケンスコントローラ故障時
に、他号機のシーケンスコントローラからは故障号機の
二次調整制御とシーケンスモニタとを行なわないとする
システム構成としてもよい。こうすれば、1号機の二次
調整機能も1号機のシーケンスコントローラのみで実行
させ、1号機のシーケンスコントローラ故障時に他のシ
ーケンスコントローラから1号機のシーケンス制御のみ
をかた代わりして1号機の運転を継続することができ
る。これによって、二次調整機能をかた代わり制御する
必要が無くなることから、シーケンスコントローラのメ
モリ容量をより少なくできる。
【0048】なお、第1実施の形態のように、LANネ
ットワークの構成で発電所内の制御装置を接続するシス
テムにおいて、シーケンスコントローラを1号・2号・
共通と分類しないで1つの発電所にシーケンスコントロ
ーラを2つ以上備え、各々のシーケンスコントローラに
は発電所全ての制御が一括して行えるよう制御プログラ
ムをメモリに記憶させておく。また、お互いにLANネ
ットワークから伝送される故障信号を監視するシステム
構成としてもよい。この構成では、通常は2つのシーケ
ンスコントローラで、各々予め定めた複数号機の制御を
行なわせておき、1つのシーケンスコントローラが故障
したら健全なシーケンスコントローラで、かた代わり制
御を行うことによって、故障したシーケンスコントロー
ラの制御機能を停止することなく運転を継続でき、従来
の発電所に有する水車発電機の号機と同じ数のシーケン
スコントローラで制御に対して、シーケンスコントロー
ラが発電所に有する水車発電機の号機の数以下ですみ、
制御装置を簡素化することができる。
【0049】なお、第4実施の形態としてシーケンスコ
ントローラを1号,2号,共通と分類しないで、1個の
シーケンスコントローラにより発電所の全ての制御を実
施させる構成とし、同様の制御機能をテレコンインター
フェイスにも持たせたシステム構成としてもよい。こう
すれば、通常は1つのシーケンスコントローラで発電所
の全ての制御を行なわせておき、シーケンスコントロー
ラが故障したならば、テレコンインターフェイスでかた
代わり制御を行なうことによって、故障したシーケンス
コントローラの制御機能を停止することなく運転を継続
することができる。これによって、テレコンインターフ
ェイスでかた代わり制御することで、発電所で必要なシ
ーケンスコントローラが1個だけですみ、制御装置がよ
り簡素化できる。
【0050】また、第5実施の形態としてテレコンイン
ターフェイスには、各号機のシーケンスモニタを除外し
たシーケンス制御と二次調整機能のみをプログラムのメ
モリに記憶させたシステム構成としてもよい。この構成
によれば、1つのシーケンスコントローラで発電所の制
御を一括して行なわせておき、シーケンスコントローラ
が故障したらテレコンインタフェイスで、シーケンスモ
ニタ制御以外をかた代わり制御することによって、故障
したシーケンスコントローラの制御機能を停止すること
なく現状維持運転を継続することができる。従って、シ
ーケンスモニタ制御をかた代わり制御する必要が無くな
ることから.テレコンインターフェイスのメモリ容量が
少なくできる。
【0051】なお、第5実施の形態において、テレコン
インターフェイスには、各号機の二次調整機能も除外し
たシーケンス制御のみをプログラムのメモリに記憶させ
たシステム構成としてもよい。こうすれば、通常は1つ
のシーケンスコントローラで発電所の制御を一括して行
なわせておき、シーケンスコントローラが故障したらテ
レコンインタフェイスで、シーケンス制御のみをかた代
わり制御することによって、故障したシーケンスコント
ローラの制御機能を停止することなく現状維持運転を継
続する。従って、二次調整機能もかた代わり制御する必
要が無くなることから、テレコンインターフェイスのメ
モリ容量がより少なくできる。
【0052】なお、第5実施の形態で、テレコンインタ
ーフェイスには、各号機シーケンス制御機能からアラー
ム(軽故障)処理や、表示処理等を水車発電機の起動・
停止や負荷の増減など水車発電機が運転できるプログラ
ムのみをメモリに記憶させたシステム構成としてもよ
い。こうすれば、通常は1つのシーケンスコントローラ
で発電所の制御を一括して行なわせておき、シーケンス
コントローラが故障したらテレコンインタフェイスで、
水車発電機の起動・停止や負荷の増減など水車発電機が
運転継続を行うのに最小限必要な制御のみをかた代わり
することによって、故障したシーケンスコントローラの
制御機能を停止することなく運転を継続することができ
る。シーケンス制御で最小限必要な制御のみをかた代わ
りことから、テレコンインターフェイスのメモリ容量が
ますます少なくできる。
【0053】なお、第6実施の形態として、LANネッ
トワークで制御システムを構成する発電所と、LANネ
ットワークで同様な制御システムを構成する他の発電所
や制御所とWAN(広域ネットワーク)でネットワーク
化するシステム構成としてもよい。こうすれば、自発電
所の制御システムが全て故障した場合は、自発電所のシ
ーケンスコントローラの故障信号をLANネットワーク
とWANネットワークによって、他発電所のLANネッ
トワークに接続する制御システムに伝送し、自発電所の
故障した制御システムのかた代わり制御を、他の発電所
や制御所からLANネットワークやWANネットワーク
を経由して行うことによって、故障した制御機能を停止
することなく運転を継続することができる。従って、L
ANネットワーク接続する制御装置のみのかた代わり制
御をするのに比べ、他発電所からのかた代わり制御が可
能となり、制御の信頼性が向上する。
【0054】なお、第6実施の形態において、LANネ
ットワークで制御システムを構成する発電所で、1つの
制御装置で発電所の全ての制御を実施させ、また同様な
制御システムの他発電所とWANでネットワーク化する
システム構成としてもよい。こうすれば、1つの制御装
置で発電所の全ての制御を行なわせておき、制御装置が
故障したら、LANネットワークとWANネットワーク
を経由して他発電所の同様な制御システム構成の制御装
置からかた代わり制御を行うことによって、故障したシ
ーケンスコントローラの発電所の運転を継続する。従っ
て、一つの発電所で1個の制御装置でかた代わり制御が
できることから制御装置の簡素化ができる。
【0055】また、第6実施の形態において、1台しか
水車発電機を持っていない発電所を複数箇所WANでネ
ットワーク化するシステム構成してもよい。こうすれ
ば、水車発電機が1台しかない発電所の制御システムが
故障したら、LANネットワークとWANネットワーク
を経由して、水車発電機が1台しかない他発電所の制御
システム構成の制御装置からかた代わり制御を行うこと
によって、故障したシーケンスコントローラの発電所の
運転を継続することができる。従って、従来一重化の制
御装置の発電所も多重化したシステムと同様の制御とな
ることから、制御装置の信頼性が向上する。
【0056】このように本発明では、システムがLAN
ネットワークで構成されることにより、従来システムと
比べケーブル本数が少なくなると共に、制御装置を現場
機器に分散して設置することが可能となる。従って、従
来の配電盤室に設置されていた自動制御盤に制御装置を
収納しなくてもよく、配電盤室が小さくできる。また、
ある機能のシーケンスコントローラが故障しても他機能
のシーケンスコントローラによるかた代わり制御によ
り、該当する水車発電機の運転が継続でき系統の安定電
力供給に寄与することができる。
【0057】さらに、アナログ・デジタル入出力装置の
多重化により入出力信号の信頼性が向上し、これによ
り、水車発電機を停止することなく運転が継続できるの
で、系統の電力供給に益々寄与することができる。この
結果、制御装置においては、発電機単位のシーケンスコ
ントローラの二重化構成は、必要としなくなり、発電機
単位の制御装置も簡素化を図ることができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、複数のシーケンスコントローラのそれぞれの制御
機能には、いずれかのシーケンスコントローラが故障し
たとき、他の正常のシーケンスコントローラが故障した
シーケンスコントローラの制御機能を代行してバックア
ツプするプログラムを設けるようにしたので、いずれか
のシーケンスコントローラが故障してもLANネットワ
ークを介して残りの正常なシーケンスコントローラによ
り代行する制御機能がバックアップし、発電所の運転を
停止することなく継続することができる。従って、主機
に対してシーケンスコントローラをそれぞれハードで二
重化するのに比べソフトで対応しているのでハードが簡
素化され、信頼性が低下するおそれもなく水力発電所の
制御装置の健全性を保つことができる。
【0059】請求項2の発明によれば、複数のアナログ
・デジタル入出力装置のそれぞれに、いずれかのアナロ
グ・デジタル入出力装置が故障したとき他の残りのアナ
ログ・デジタル入出力装置が代行してバックアップする
入出力処理機能を設けるので、いずれかのアナログ・デ
ジタル入出力装置が故障してもLANネットワークを介
して残りの正常なアナログ・デジタル入出力装置が代行
してバックアップし、発電所の運転を停止することなく
継続することができる。従って、アナログ・デジタル入
出力装置をそれぞれハードで二重化するのに比べて簡素
化され水力発電所の制御装置の健全性も充分に確保でき
る。
【0060】請求項3の発明によれば、各シーケンスコ
ントローラには、各主機に関連する機器を制御する制御
機能に加え、各主機の二次調整装置の制御機能を含むよ
うにしたので、二次調整装置を設ける必要がなく、簡素
化が図られ、しかも、二次調整装置に相当するものが故
障しても、バックアップされ、運転を停止しなくてもよ
く、水力発電所の制御装置の健全性を損なうことがなく
実施できる。
【0061】請求項4の発明によれば、1機のシーケン
スコントローラが故障したとき代行してバックアップす
る制御機能をテレコンインターフェイスに設けるので、
シーケンスコントローラが故障してもテレコンインター
フェイスによって運転継続ができ、シーケンスコントロ
ーラを1機としてスペース等を大幅に減少させることが
でき、その上水力発電所の制御装置の健全性が保たれ
る。
【0062】請求項5の発明によれば、シーケンスコン
トローラには、二次調整装置の制御機能を付加し、テレ
コンインターフェイスには、各二次調整装置の制御機能
を付加するので、二次調整装置が不要となり、水力発電
所の制御装置全体の簡素化が図られ、シーケンスコント
ローラが故障してもテレコンインターフェイスでバック
アップするので健全性が損なわれるおそれがない。
【0063】請求項6の発明によれば、LANネットワ
ークシステムを構築する複数の発電所を広域ネットワー
クによって接続し、いずれかの発電所に備える制御機能
が故障しても、他の正常なは発電所に備える制御機能に
よってバックアップして故障した発電所を継続して制御
可能とするので、一重化された制御機能を有する発電所
でも二重化されたと同様の信頼性を維持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示す系統図である。
【図2】図1に備えるシーケンスコントローラのプログ
ラム構成の一例を示す図である。
【図3】本発明のLANネットワークと各装置間を接続
した一例を示す図である。
【図4】各装置におけるアプリケーション部の説明図で
ある。
【図5】LANネットワークのデータ伝送フォーマット
を示す説明図である。
【図6】シーケンスコントローラが正常時のときのプロ
グラムの処理の状態を示す図である。
【図7】シーケンスコントローラのかた代わり制御につ
いてマトリックスで示す図である。
【図8】1号シーケンスコントローラが故障したときの
2号,共通シーケンスコントローラのプログラムの処理
状態を示す図である。
【図9】1号シーケンスコントローラの故障のときの故
障信号の伝送ルートを示す図である。
【図10】LANネットワークに接続する装置間で各号
機の制御に必要な装置をマトリックス化した説明図であ
る。
【図11】本発明の第2実施の形態を示すアナログ・デ
ジタル入出力装置を多重化したシステムの一例を示す図
である。
【図12】従来のシーケンスコントローラのシステム構
成図である。
【図13】従来のシーケンスコントローラのプログラム
構成の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 1号シーケンスコントローラ 3 1号アナログ・デジタル入出力装置 4 1号二次調整装置 5 テレコンインターフェイス 6 テレコン装置 7 1号励磁制御装置 8 1号調速機制御装置 9 監視制御装置 10 LANネットワーク 11 トランシーバ 12 トランシーバケーブル 21 2号シーケンスコントローラ 22 オペレーションシステム 23 2号アナログ・デジタル入出力装置 24 2号二次調整装置 27 2号励磁制御装置 28 2号調速機制御装置 31 共通シーケンスコントローラ 33 共通アナログ・デジタル入出力装置 40 総合監視制御装置 50 通信制御装置 51 アプリケーション部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の主機からなる発電所の機器を制御
    する複数のシーケンスコントローラと、現場機器や制御
    監視機器との間の各信号の入出力を行う複数のアナログ
    ・デジタル入出力装置と、発電機電圧を制御する励磁制
    御装置と、発電機出力や水車速度を制御する調速機制御
    装置と、前記励磁制御装置と前記調速機制御装置とを制
    御する二次調整装置とをネットワークで接続することに
    より各機器間をデータ送受信可能とするLANネットワ
    ークシステムを構築すると共に、前記複数のシーケンス
    コントローラのそれぞれの制御機能には、いずれかのシ
    ーケンスコントローラが故障したとき、他の正常のシー
    ケンスコントローラが故障したシーケンスコントローラ
    の制御機能を代行してバックアツプするプログラムを設
    けて、いずれのシーケンスコントローラが故障しても前
    記LANネットワークを介して他の残りのシーケンスコ
    ントローラで運転継続することを特徴とする水力発電所
    の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のアナログ・デジタル入出力装
    置のそれぞれに、いずれかのアナログ・デジタル入出力
    装置が故障したとき他の残りのアナログ・デジタル入出
    力装置が代行してバックアップする入出力処理機能を設
    け、いずれのアナログ・デジタル入出力装置が故障して
    も他の残りのアナログ・デジタル入出力装置によって運
    転を継続することを特徴とする請求項1記載の水力発電
    所の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の主機に対応させて前記複数の
    シーケンスコントローラを設け、各シーケンスコントロ
    ーラには、各主機に関連する機器を制御する制御機能に
    加え、前記各主機の二次調整装置の制御機能を含むよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の水力発電所の制
    御装置。
  4. 【請求項4】 複数の主機からなる発電所の機器を制御
    する1機のシーケンスコントローラと、現場機器や制御
    監視機器と各信号を入出力するアナログ・デジタル入出
    力装置と、発電機電圧を制御する励磁制御装置と、発電
    機出力や水車速度を制御する調速機制御装置と、前記励
    磁制御装置と前記調速機制御装置とを制御する二次調整
    装置と、テレコン装置とデータの伝送する1機のテレコ
    ンインターフェイスとをネットワーク接続することによ
    り各機器間をデータ送受信可能とするLANネットワー
    クシステムを構築すると共に、前記1機のシーケンスコ
    ントローラが故障したとき代行してバックアップする制
    御機能を前記テレコンインターフェイスに設けて、前記
    シーケンスコントローラが故障しても前記テレコンイン
    ターフェイスによって運転継続することを特徴とする水
    力発電所の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記シーケンスコントローラには、二次
    調整装置の制御機能を付加し、前記テレコンインターフ
    ェイスには、前記各二次調整装置の制御機能を付加する
    ことを特徴とする請求項4記載の水力発電所の制御装
    置。
  6. 【請求項6】 発電所の機器を制御するシーケンスコン
    トローラと、現場機器や制御監視機器と各信号を入出力
    するアナログ・デジタル入出力装置と、発電機電圧を制
    御する励磁制御装置と、発電機出力や水車速度を制御す
    る調速機制御装置と、前記励磁制御装置と前記調速機制
    御装置とを制御する二次調整装置と、テレコン装置とデ
    ータの伝送するテレコンインターフェイスとをネットワ
    ーク接続することにより各機器間をデータ送信可能とす
    るLANネットワークシステムを構築する複数の発電所
    を広域ネットワークによって接続し、いずれかの発電所
    に備える制御機能が故障しても、他の正常な発電所に備
    える制御機能によってバックアップして故障した発電所
    を継続して制御可能とすることを特徴とする水力発電所
    の制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006352936A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Universal Shipbuilding Corp 発電プラント制御システム
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