JPH09305302A - 空中像入出力装置及び方法 - Google Patents

空中像入出力装置及び方法

Info

Publication number
JPH09305302A
JPH09305302A JP8125461A JP12546196A JPH09305302A JP H09305302 A JPH09305302 A JP H09305302A JP 8125461 A JP8125461 A JP 8125461A JP 12546196 A JP12546196 A JP 12546196A JP H09305302 A JPH09305302 A JP H09305302A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aerial image
light
image
dimensional
output device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8125461A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3258562B2 (ja
Inventor
Seiichi Iwasa
誠一 岩佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP12546196A priority Critical patent/JP3258562B2/ja
Priority to US08/735,752 priority patent/US5977938A/en
Priority to DE69626102T priority patent/DE69626102T2/de
Priority to EP96308135A priority patent/EP0809175B1/en
Publication of JPH09305302A publication Critical patent/JPH09305302A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3258562B2 publication Critical patent/JP3258562B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/042Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by opto-electronic means
    • G06F3/0421Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by opto-electronic means by interrupting or reflecting a light beam, e.g. optical touch-screen
    • G06F3/0423Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by opto-electronic means by interrupting or reflecting a light beam, e.g. optical touch-screen using sweeping light beams, e.g. using rotating or vibrating mirror
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B30/00Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images
    • G02B30/50Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images the image being built up from image elements distributed over a three-dimensional [3D] volume, e.g. voxels
    • G02B30/56Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images the image being built up from image elements distributed over a three-dimensional [3D] volume, e.g. voxels by projecting aerial or floating images
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/042Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by opto-electronic means
    • G06F3/0421Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by opto-electronic means by interrupting or reflecting a light beam, e.g. optical touch-screen

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】入力機能と出力機能とが一体化された空中像を
鮮明に出現させて全く新しい情報入出力を行う。 【解決手段】表示源としての可視光発生部24から入力
キー26に対応した可視光を発生し、一対のパラボラミ
ラー20,22等を用いた空中像生成部10によって、
入力操作部26のミラージュである空中像14を出現さ
せる。空中像14に指を触れるとその反射光が光検出部
28で検出され、コントローラ16は可視光発生部24
の駆動タイミングから操作位置を判別して外部にスイッ
チ信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等の
情報処理装置の入出力操作に使用するキーやタッチパネ
ル等の画像を何もない空中に空中像として出現させ、こ
の空中像を指先等により操作して入力指示を行う空中像
入出力装置及び方法に関し、特に、入力操作に使用する
空中像を、実在するキースイッチ、二次元表示器、ライ
ン表示器等を使用して空中に出現させて操作する空中像
入出力装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音声、画像など情報をネットワー
クを介して自由にやりとりできるマルチメディアが華や
かに喧伝されている。しかしながら、マルチメディア時
代とはいっても、マン・マシン・インタフェースとして
使用される入出力デバイスは、旧来のものが使われてい
るのが実情である。
【0003】従来のマン・マシン・インタフェースに使
用される入出力装置としては、出力表示にはCRTディ
スプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイが
使用される。液晶ディスプレイは小型の携帯機器、プラ
ズマディスプレイは大型機器、CRTディスプレイは卓
上情報機器やテレビ等、それぞれの特徴を活かせる分野
で広く用いられている。
【0004】一方、入力装置には、キーボード、マウ
ス、タッチパネル等があり、これらもまた、それぞれの
特徴を活かせる分野で広く用いられている。更に入出力
機能を一体化した装置として、タッチパネルをCRTデ
ィスプレイの表面に配置したタッチパネルスイッチ装置
も広く使用されている。一般的なタッチパネルの構造
は、酸化スズ等の透明電極をX方向(行方向)およびY
方向(列方向)にそれぞれ複数配置し、指を触れた場所
のX座標およびY座標を検出することにより、指を触れ
た位置を特定する。指を触れたことを検出する方法に
は、XY電極間の静電容量の変化を検出する方法、XY
電極間の短絡による電流変化を検出する方法、XY両電
極に誘起される人体雑音を検出する方法等がある。
【0005】タッチパネルはCRTディスプレイ等の表
示装置の表面に配置され、特定の表示場所を指等で触れ
ることによって、人間の意思を前記情報処理装置へと伝
達する機能を持つ装置である。しかしながら、現状のタ
ッチパネルの分解能には限界があり、画面中を数十区分
かせいぜい数百区分できるに過ぎず、高い分解能を必要
とする画像情報を入力することは不可能である。
【0006】また、タッチパネルスイッチ装置は、別々
に製造されたタッチパネルと表示装置とを組み合わせて
一体化する構造であるため、表示面とタッチ面とは表示
器の表面を保護するガラス等の厚さ分だけ、即ち数ミリ
メートル程度は離れてしまうことになる。このため、画
像を見る角度によっては画像の位置と指を触れるべき位
置とがずれてしまう現象が生じる。これもタッチパネル
の分解能を制限する要因となっている。更に、表示装置
と入力装置という、それぞれが別々の構造を持つ2つの
独立したハードウェアを組み合わせているため、どうし
てもコストの上昇は避けられない。
【0007】このような従来の入出力装置に対し、入力
操作に使用する画像を空中に空中像として出現させ、空
中に出現された空中像画像に指を触れると、指の触れた
位置を検出することによってデータを入力するユニーク
な入力方法が提案されている(特開平6-348404号)。こ
の入力方法は、半透明板の一方の端の下面にCRT等の
表示画面を配置し、半透明板の他方の端に接して半透明
板とほぼ45度の角度で配置された2枚の再帰反射板と
によって、半透明板の上面の対称位置に表示画面の実像
を投影して空中像を出現させる。ここで再帰反射板と
は、入射光を入射角度にかかわらず入射方向へと反射す
る反射板である。
【0008】表示画面の投影により空中像が出現する空
間内に指等の物体を差し入れらると、その位置が物体位
置検出部で検出され、物体の検出位置と投影された表示
画面中の図形の位置情報に基づいて、入力指示のための
スイッチ信号を発生する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、空中像
を表示して入力操作を行う従来の入力方法にあっては、
表示画面に表示された画像から出る光は、半透明板でそ
の1/2が反射され、下側の再帰反射板によって反射さ
れて再び半透明板に入り、これを透過した更に1/2の
光が半透明板の上側の表示画面と対称の位置に結像す
る。一方、表示画面の画像から出て最初に半透明板を透
過した光は、上側の再帰反射板で1/2の光が反射さ
れ、半透明板でさらに1/2の光が反射され、最初に半
透明板で反射された光と同じ位置に結像する。
【0010】即ち、この入力方法では、再帰反射板の反
射率を100%としても、表示画面から出た光の半分し
か原理的に利用できないことになる。更に、特開平6-34
8404号は再帰反射板として3M社製のScotchlite 7610
、7615を記載する。この再帰反射板は、現状で入手で
きる最も効率の良い再帰反射板と考えられるが、車のヘ
ッドライトを反射する交通標識や看板用として開発され
たものである。このため光学的に精度の高い光学部材で
はなく、鮮明な光学像を空中に形成することが難しく、
また反射率も50%に満たない。
【0011】このため、従来の入力方法によって得られ
る空中像はかなりぼんやりしたものとなってしまい、ま
た明るさも表示画面の明るさの1/4以下となってしま
い、その空中像は暗く、不鮮明であることは避けられな
い。従って、情報処理装置等から出力される情報をCR
Tディスプレイや液晶ディスプレイ等と同等の分解能と
明るさで表示することはできない。
【0012】また空中像に対する指等の位置を検出して
入力指示を行う装置は別に作成され、空中像の表示装置
と組み合わせて使用されるものであり、これは従来のタ
ッチパネルスイッチ装置と基本的に同じであり、同様な
問題を生ずる。本発明は、このような従来の問題点に鑑
みてなされたもので、人に優しい真のマルチメディアを
実現するため、入力機能と出力機能とが一体化された空
中像を鮮明に出現させて全く新しい情報の空中像入出力
装置及び方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明の空中像入出力装置は、1又は複数の
入力操作部に対応した可視光を発生する可視光発生部、
可視光操作部から発生した可視光に基づいて空中に入力
操作部の光学的実像、所謂ミラージュである空中像を生
成する空中像生成部を備える。また、及び空中像に指を
触れる操作を反射光から検出する光検出部が設けられ
る。コントローラは、可視光発生部の駆動により入力操
作部に対応した可視光を選択的に出射して空中像を生成
させ、指等による空中像の操作を検出した際に、外部に
位置検出信号を出力させる。
【0014】例えば図1(A)、(B)のように、1又
は複数の入力操作部に対応した可視光を発生する可視光
発生部としての発光キー26、発光キー26から発生し
た可視光に基づいて空中に入力操作部のミラージュであ
る空中像14を生成する空中像生成部としての例えばパ
ラボラミラーユニット10を備える。また、及び空中像
14に指を触れる操作を反射光から検出する光検出部と
しての受光素子28が設けられる。
【0015】コントローラ16は、発光キー26の駆動
により入力操作部に対応した可視光を選択的に出射して
空中像14を生成させ、指等による空中像14の操作を
検出した際に、外部に位置検出信号をスイッチ信号とし
て出力させる。空中像生成部として機能するパラボラミ
ラーユニット10は、一対のパラボラミラー20,22
を使用し、相対する2つのパラボラミラー20,22の
ミラー面によって入力操作部の空中像14を開口12の
空間に生成させる。
【0016】また空中像生成部としては、一部を切り欠
いて開口した回転楕円面ミラーを使用することもでき、
回転楕円面ミラーの一方の焦点位置に可視光発生部を配
置して開口に入力操作部の空中像を生成させる。回転楕
円面ミラーは、楕円を長軸で回転して短軸方向の面で切
り欠いたミラー面でもよいし、楕円を長軸で回転して長
軸方向の面で切り欠いたミラー面でもよい。
【0017】回転楕円面ミラーは、開口を透明カバーで
覆って内部にホコリ等が入らないようにする。また回転
楕円面ミラーの開口を透明カバーで覆い、開口から内部
の可視光発生部が直接見えないように透明カバーの一部
を不透明にすることで、可視範囲を拡大できる。別の空
中像生成部として、パラボラミラーの焦点位置又はその
近傍に可視光発生部を配置し、パラボラミラーに所定距
離を離して凸レンズを配置し、凸レンズの焦点位置の空
間に入力操作部の空中像を生成させる。この場合、パラ
ボラミラーと凸レンズの間に平面ミラーを配置すること
で、光軸方向を任意の方向に偏向することができる。
【0018】また別の空中像生成部として、焦点位置又
はその近傍に可視光発生部を配置した第1凸レンズに対
し所定距離を離して第2凸レンズを配置し、第2凸レン
ズの焦点位置の空間に入力操作部の空中像を生成させ
る、第2凸レンズで平行光束に変換するため、第2凸レ
ンズとの距離を必要に応じて任意に決めることができ
る。
【0019】空中像の表示源となる可視光発生部は、例
えば図1(A)、(B)のように、発光素子を備えた1
又は複数の発光キー26とした場合、光検出部は発光キ
ー26と共に受光素子28を設けるだけの簡単な構成で
済む。空中像の操作位置は、空中像の操作による反射光
を受光素子28で受光して検出できる。空中像の表示源
となる発光キー26には、頭頂部に数字、記号等の表示
を備えた透明材料で作られたキートップを装着する。こ
れによって、文字、数字を持った発光キー26の空中像
が出現し、物理的には存在しないが視覚的に鮮明に認識
できる空中像の入力キーとして操作できる。
【0020】空中像14を用いた入出力に使用するコン
トローラ16は、可視光発生部の複数の発光素子を所定
のタイミングに従って順番に駆動走査する駆動走査回
路、駆動走査回路による複数の発光素子の各駆動タイミ
ングと光検出部の受光素子による光検出信号とに基づい
て空中像の操作に対応した発光素子の位置を判別して位
置検出信号を出力する判別回路を備える。
【0021】空中像の表示源となる可視光発生部として
は、複数の発光素子を縦横に配列した二次元画像発生器
を使用することもできる。二次元画像発生器の発光面の
近傍には、光検出部を構成する1又は複数の受光素子が
配置され、空中に二次元画像の操作による反射光を受光
する。コントローラは、文字、図形等の画像入力に応じ
た二次元画像発生器の発光素子の駆動走査により平面空
中像を空中像生成部に生成させる。更に詳細には、コン
トローラは、二次元画像発生器で発生する画像情報を記
憶した画像記憶回路、二次元画像発生器の複数の発光素
子を所定のタイミングに従って順番に駆動走査する駆動
走査回路、駆動走査回路による複数の発光素子の各駆動
タイミングと光検出部による光検出信号とに基づいて、
空中像の操作に対応した発光素子の位置を判別して位置
検出信号を出力する判別回路を備える。
【0022】コントローラの画像記憶回路は、画像情報
を布線接続により固定記憶した固定二次元マトリクス回
路でもよいし、画像情報を読み書き自在な画像メモリで
もよい。空中像の表示源となる別の可視光発生部として
は、複数の発光素子を一列に配置した一次元画像発生器
を使用する。この場合、空中像生成部は、一次元画像発
生器からの可視光を多面回転ミラー(ポリゴンミラー)
等の偏向部によってラインに直交する方向に偏向走査し
て二次元画像に変換し、この二次元画像を空中像光学系
に入射して空中像を生成させる。
【0023】一次元画像発生器には、その発光素子と同
列に複数の受光素子を配列した一次元受光器が光検出部
として設けられる。コントローラは、偏向部の偏向走査
に同期し、文字、図形等の画像入力に応じて一次元画像
発生器の複数の発光素子を選択的に発光させて平面空中
像を空中像生成部に生成させる。更に詳しくは、コント
ローラは、一次元画像発生器で発生する画像情報を記憶
した画像記憶回路、前記偏向部の偏向走査に同期し、画
像情報に応じて一次元画像発生器の複数の発光素子を選
択的に発光させる駆動走査回路、及び駆動走査回路によ
る複数の発光素子の各駆動タイミングと光検出部による
光検出信号とに基づいて、空中像の操作に対応した画像
位置を判別して位置検出信号を出力する判別回路を備え
る。
【0024】本発明の空中像入出力装置は、同時にイメ
ージ読取り装置として機能する。イメージ読取装置とし
て機能する場合には、平面空中像の生成位置に配置した
二次元イメージを光検出部がその反射光の検出により読
み取る。この場合、コントローラは、一次元画像発生器
の全ての発光素子を、所定の輝度で均一に発光駆動させ
ることにより、読取反射光を得るための読取走査光源を
生成する。
【0025】本発明の空中像入出力装置は、図1(C)
のように、立体の空中像を鮮明に出現させて入出力機能
を実現できる。立体空中像を出現させるため、空中像の
表示源となる可視光発生部として、複数の発光素子を一
列に配置した発光素子群162である一次元画像発生器
を使用する。空中像生成部は、一次元画像発生器からの
可視光を偏向部となる例えば多面回転ミラー170によ
ってラインに直交する方向に偏向走査し、空中像光学系
に入射して平面空中像を生成させる。更に、立体空中像
生成部により、空中像光学系で生成される平面空中像の
光軸方向の位置を、所定の範囲内で微小距離ずつステッ
プ移動させながら往復移動して立体空中像(ファントマ
像)218を生成させる。
【0026】この場合、コントローラは、一次元画像発
生器で発生する三次元画像情報を記憶した画像記憶回
路、多面回転ミラーの回転に同期し三次元画像情報から
変換した奥行き方向に分割された二次元画像情報に応じ
て一次元画像発生器の複数の発光素子をライン走査する
第1駆動走査回路、三次元画像から変換した奥行き方向
の二次元画像の平面空中像を奥行き方向に走査させる第
2駆動走査回路及び、第1及び第2駆動走査回路による
複数の発光素子の各駆動タイミング、奥行き方向の位
置、及び光検出部による光検出信号に基づいて立体空中
像の操作に対応した画像位置を判別して位置検出信号を
出力する判別回路を備える。
【0027】立体空中像218を出現させるための空中
像生成部としては、多面回転ミラー170による二次元
走査画像を入射し平行光束に変換する第1凸レンズ17
4に対し所定距離離れた位置に第2凸レンズ176を固
定配置し、第2凸レンズ176との合成による焦点距離
に平面空中像を結像させる第3凸レンズ177を、第2
凸レンズ176の手前に、光軸方向に移動自在に設け
る。そして、アクチュエータ212によって、第3凸レ
ンズ177を光軸方向の所定範囲内で微小距離ずつステ
ップ移動させながら往復移動させ、第2凸レンズ174
との合成による平面空中像を結像させる焦点距離を変化
させて立体空中像218を出現させる。
【0028】別の立体空中像生成部としては、多面回転
ミラーの反射点の手前を焦点位置として第1凸レンズを
配置し、多面回転ミラーからの二次元走査画像を入射し
て光路長に応じてわずかに絞り込まれる非平行光束に変
換する。第1凸レンズに対し所定位置に第2凸レンズを
固定配置し、その間に、光路長を変える方向に移動自在
に反射ミラーを配置する。アクチュエータは、反射ミラ
ーを所定の光路長を変化させる範囲内で微小距離ずつス
テップ移動させながら往復移動させることで立体空中像
を生成する。
【0029】本発明の空中像入出力装置に使用する凸レ
ンズとしては、中心から外側に向かう半径方向で光の屈
折角が異なるフレネルレンズが望ましい。更に、本発明
による空中像の色は、可視光発生部としての表示源の色
そのものであり、可視光発生部に使用する表示素子を赤
(R)、緑(G)、青(B)の3原色構成とすることに
より、容易にカラー空中像を出現させることができる。
【0030】また本発明は、入出力機能を備えた鮮明な
空中像を用いた入出力方法を提供する。この入出力方法
は 1又は複数の入力操作部に対応した可視光を発生する
可視光発生過程; 可視光発生過程で選択的に発生した可視光に基づいて
空中に入力操作部の空中像を生成する空中像生成過程
と; 空中像生成過程で空中に生成した空中像の操作を反射
光から検出して位置検出信号を出力させる光検出過程
と;を備える。
【0031】ここで、可視光発生過程は、二次元配列さ
れた複数の発光素子の順次走査により文字、図形等の二
次元画像の可視光を発光させ、空中像生成過程は、複数
の発光素子の順次走査による可視光を入射して二次元画
像の平面空中像を生成させる。また可視光発生過程は、
一次元に配列された複数の発光素子を二次元画像情報に
基づいて選択的に発光し、空中像生成過程は、前記選択
的に発光された可視光を入射してライン方向に直交する
方向に偏向走査して二次元画像に変換した後に平面空中
像を生成する。
【0032】更に、可視光発生過程は、一次元に配列さ
れた複数の発光素子を三次元画像を奥行き方向に分割し
た各二次元画像に基づいて選択的に発光し、空中像生成
過程は、選択的に発光された可視光をライン方向に直交
する方向に偏向走査して二次元画像に変換した後に平面
空中像を生成させると同時に、光軸方向(奥行き方向)
の所定の範囲で平面空中像の位置を微小距離ずつステッ
プ移動させながら往復移動させて立体空中像を生成させ
る。
【0033】このように本発明の入出力装置及び方法に
よれば、発光キー、二次元表示器、一次元表示器等の表
示駆動によって可視光を選択的に発生させ、また可視光
の走査によって文字、画像等を形成し、これらの表示源
を光学的な実像として直接空中に空中像(ミラージュ)
として出現させているため、CRTディスプレイや液晶
ディスプレイといった従来の表示装置を必要とせず、装
置構成が極めて簡単である。
【0034】また空中像を出現させるための光学系に、
パラボラミラーやレンズといった光学的に精度の高い要
素を使用しているため、明るく鮮明な空中像を得ること
ができ、本物の入力キーや入力操作用の表示パネルが空
中に実在するように見せることができる。。
【0035】空中像を使用した入力は、空中像に指等の
物体が触れる際の反射光が原理的に可視光発生部となる
表示源の近傍に焦点を結ぶことを利用し、表示源の近傍
に光検出部として受光素子を配置して反射光を検出する
だけで、複数の操作部位の発光タイミングに同期した反
射光の検出により、空中像の特定位置に触れたことを検
出できる。
【0036】このため空中像を使用した入出力機能を実
現するために必要なハードウェアは、表示源近傍に配置
された受光素子と、表示源の発光タイミングと受光素子
の受光信号から操作位置を判別する回路だけといっても
よく、極めて簡潔に構成できる。また空中に二次元画像
(平面画像)が表示されることから、二次元画像を更に
に奥行き方向に往復走査することで、比較的簡単に立体
空中像画像を表示することもできる。
【0037】
【発明の実施の形態】 <目 次> 1.実物を用いた空中像の入出力 2.二次元画像表示器を用いた平面空中像の入出力 3.一次元画像表示器を用いた平面空中像の入出力 4.立体空中像の入出力 1.実物を用いた空中像の入出力 図2は本発明の空中像を用いた入出力装置の第1実施形
態の説明図である。図2において第1実施形態の入出力
装置は、空中像生成部として機能するパラボラミラーユ
ニット10と、コントローラ16で構成される。パラボ
ラミラーユニット10は図3に分解して示すように、上
部に位置する第1パラボラミラー20と下部に位置する
第2パラボラミラー22で構成される。
【0038】上部に位置するパラボラミラー20は内側
にパラボラミラー面21を形成しており、その頭頂部に
空中像を生成するための開口12を設けている。下部に
位置する第2パラボラミラー22は内側にパラボラミラ
ー面23を形成し、パラボラミラー面23の底部に可視
光発光部および光検出部として機能する発光受光ユニッ
ト24を装着している。
【0039】図4は図3のパラボラミラー22に設けた
発光受光ユニット24を取り出している。発光受光ユニ
ット24は、矩形のプリント基板30上に4つの発光キ
ー26−1,26−2,26−3,26−4を設置して
いる。発光キー26−1〜26−4のそれぞれは、図5
のように、LED44に透明材料で作られたキャップ状
のキートップ36を装着している。
【0040】キートップ36は透明材料で作られ、下約
半分を塗装などにより不透明部40とし、上側を透明部
38としている。透明部38の頭頂部にはマーク42と
して、この実施形態にあっては例えば数字「1」が表示
されている。再び図4を参照するに、プリント基板30
はコーナの1つから一体に支持アーム32を延在してお
り、支持アーム32の先端にコントローラ側との接続の
ためのコネクタ部34を形成し、コネクタ部34からプ
リント基板30上の発光キー26−1〜26−4に内蔵
しているLED44に対する接続パターンが形成されて
いる。
【0041】4つの発光キー26−1〜26−4を備え
たプリント基板30の中央には、空中像に指などを触れ
た際の反射光を受光する光検出部として機能する受光素
子28が設けられている。この発光受光ユニット24
は、図3のように、プリント基板30上の発光キー26
−1〜26−4及び受光素子28が図3の第2パラボラ
ミラー22の内面底部に突出するように下側から装着さ
れている。またプリント基板30に設けたコネクタ部3
4に対しては、コントローラ16が信号線接続されてい
る。コントローラ16の上部にはLED表示器18が設
けられ、空中像により操作されたキーの番号を表示でき
るようにしている。
【0042】図2の使用状態でコントローラ16は、図
示しないパーソナルコンピュータ等の情報処理装置に接
続され、且つ電源供給を受けて動作しており、図3の第
2パラボラミラー22に内蔵した発光受光ユニット24
の4つの発光キー26−1〜26−4を順次発光駆動し
ている。パラボラミラーユニット10の開口12の部分
には、第2パラボラミラー12の底部に設置した発光受
光ユニット24の発光キー26−1〜26−4を表示源
とした空中像14が出現する。
【0043】この空中像14は、パラボラミラーユニッ
ト10の周囲の所定角度の範囲内で見ることができる。
空中像14は、コントローラ16により発光受光ユニッ
ト24を発光駆動していない状態であっても、周囲が十
分に明るければ開口12から入射した光による発光受光
ユニット24の空中像14が出現する。またコントロー
ラ16による動作状態にあっては、開口12に出現した
空中像14は、図4のように発光キー26−1〜26−
4に内蔵したLEDの発光駆動で、発光キー全体が明る
く輝いたキートップとして出現する。この発光受光ユニ
ット24を表示源とした空中像14は、パラボラミラー
ユニット10の光学系によってミラージュとして結像さ
れる実像である。
【0044】図6は図2のパラボラミラーユニット10
の断面図である。パラボラミラーユニット10の下部の
パラボラミラー22の内部の底に発光キー26−1〜2
6−4の先端が突出し、また受光素子28の先端が突出
している。発光受光ユニット24の発光キー26−1,
26−2からの光は、直線48−1,48−2で示すよ
うに、上部に位置する第1パラボラミラー20のパラボ
ラミラー面21に当たって平行光となって反射する。
【0045】この平行光は下部に位置するパラボラミラ
ー22のパラボラミラー面23で反射し、上部の開口1
2の発光受光ユニット24に相対した位置に結像し、発
光キー26−1,26−2に対応した空中像14−1,
14−2を出現させる。なお図示していない発光キー2
6−3,26−4についても、対応する空中像14−
3,14−4が出現する。
【0046】このように上部に位置する第1パラボラミ
ラー20の開口12に結像した空中像14−1,14−
2は、2点鎖線で示す可視範囲46−1,46−2に目
を置いたとき見ることができる。この可視範囲46−1
〜46−2は断面部分であり、実際にはこの領域を半回
転した立体状の可視範囲が形成されている。図7はパラ
ボラミラーユニット10の開口12に出現された空中像
14−1,14−2について、空中像14−1に指48
を触れてスイッチ操作を行った場合である。空中像14
−1に指48を触れると、空中像14−1の位置には内
部の発光受光ユニット24に設けている発光キー26−
1の発光駆動による光が結像していることから、この光
が指48の介在により反射し、破線で示す反射光50−
1,50−2として発光受光ユニット24からの光の経
路を逆に辿って発光受光ユニット24の位置に戻る。
【0047】この場合、指48からの反射光50−1,
50−2による発光受光ユニット24における反射光の
受光範囲は、発光受光ユニット24のほぼ全領域で生ず
る。発光受光ユニット24の中央には受光素子28が設
けられており、受光素子は指48からの反射光50−
1,50−2を受光して受光出力を生ずる。このため、
受光素子28の指48からの反射光による受光出力から
発光キー26−1に対応した空中像14−1の操作位置
を検出することができる。この場合、指48を空中像1
4−1,14−2のどの位置に置いても受光素子28は
反射光の受光出力を生じ、反射光そのものからは操作位
置を認識することはできない。そこで本発明にあって
は、4つの発光キー26−1〜26−4を一定周期で順
番に発光駆動しており、この発光駆動のタイミングと指
48による反射光の受光タイミングから4つの空中像1
4−1〜14−4の内のいずれが操作されたかを判別
し、対応するスイッチ信号を出力するようにしている。
【0048】また発光受光ユニット24に設けた4つの
発光キー26−1〜26−4の発光駆動の周期は、その
点滅周期を目で認識させないようにするため、30Hz
以上の周期で点滅させている。図8は図2のパラボラミ
ラーユニット10に対し設けられたコントローラ16の
回路ブロック図である。コントローラ16は、クロック
発生回路52、分周回路54、タイミング発生回路5
6、LED駆動回路58、光検出回路60、タイミング
判別回路62、ホールド回路64、数字表示回路66、
LED表示器18、音発生回路68及びスピーカ70で
構成される。
【0049】クロック発生回路52は外部接続したパー
ソナルコンピュータ等の情報処理装置からの入力を許容
するイネーブル信号E0 を受けて動作し、図9(A)の
クロックE1を出力する。クロックE1は、発光受光ユ
ニット24に設けた4つのLED44−1〜44−4の
発光周期を決めるもので、例えばHレベルとなるマーク
幅約1ms、Lレベルとなるスペース幅約0.4msを
もつ720Hzのクロック信号E1を発生する。
【0050】分周回路54は、クロック発生回路52か
らのクロック信号E1を図9(B)の1/2分周信号E
2と図9(C)の1/4分周信号E3に分周する。分周
回路54からの分周信号E2,E4はタイミング発生回
路56に供給され、LED駆動回路58に対する4つの
LED44−1〜44−4を発光駆動するための図9
(D)〜(G)のタイミング信号E4,E5,E6,E
7を生成する。
【0051】このタイミング信号E4〜E7の各周期は
図9(C)の1/4分周信号E3に対応した周期であ
り、クロック信号E4が720Hzであることから、そ
の1/4の180Hzの繰返し周波数をもつ。そして発
光周期Tsの間にタイミング信号E4,E5,E6,E
7をクロックE1に同期してLED駆動回路58に供給
することで、LED44−1,44−2,44−3,4
4−4を順番に発光駆動し、これを繰り返す。
【0052】具体的にはタイミング信号E4〜E7は、
クロックE1、1/2分周信号E2及び1/4分周信号
E3を次の論理を実現する論理回路を通すことで得られ
る。なお、ここで*は反転信号を意味する。 E4=E1・E2・E3 E5=*E1・E2・E3 E6=E1・*E2・E3 E7=*E1・*E2・E3 一方、タイミング発生回路56からのタイミング信号E
4〜E7は、同時にタイミング判別回路62に与えられ
ている。またタイミング判別回路62には光検出回路6
0からの光検出信号E8が入力される。光検出回路60
に対しては、例えばフォトトランジスタなどを用いた受
光素子28の受光信号が入力されており、図7のように
空中像14−1に指48を触れたときの反射光50−
1,50−2を検出して光検出信号E8を出力する。タ
イミング判別回路62は、タイミング発生信号E4〜E
7と光検出信号E8から判別信号E9〜E12のいずれ
か1つを出力する。
【0053】図9(H)〜(L)は、LED44−1の
発光駆動のタイミングで空中像に指を触れたときのタイ
ムチャートである。まず図9(H)の光検出信号E8
は、図9(D)のLED44−1を発光駆動するタイミ
ング信号E4に同期して立ち上がる。このため、図9
(H)の判別信号E9がタイミング信号E4と光検出信
号E8の論理積により立ち上がる。
【0054】ホールド回路64は、タイミング判別回路
62の判別信号E9〜E12のうち最初に立ち上がった
判別信号をホールドする。このため、それ以降タイミン
グ信号E5,E6,E7に同期して破線のように光検出
信号E8が立ち上がり、図9(J)(K)(L)のよう
に、破線のように判別信号E10,E11,E12が得
られても、これは無視される。
【0055】このためホールド回路64は、最初に立ち
上がった判別信号E9に対応したスイッチ信号S1を外
部に出力する。ホールド回路64はリトリガタイマで構
成されており、判別信号E9が0.5秒以内に再度立ち
上がるとリトリガ動作するが、0.5秒以上入力しない
と、図9(N)のホールドクリア信号を生じ、ホールド
を解除する。
【0056】ホールド回路64が図9(M)のように、
スイッチ信号S1のホールド出力を行うと同時に、この
スイッチS1のホールド信号は数字表示回路66に与え
られ、操作した空中像に対応するLED44−1の発光
キー、即ち図4の発光キー26−1のキートップに設け
ている数字「1」をLED表示器18に表示し、オペレ
ータに空中像の操作スイッチが確認できるようにしてい
る。
【0057】また空中像を指で触れてスイッチ操作を行
った場合、空中像は物理的には存在しない実態のないも
のであることから、空中像に指を触れることによる操作
感を得ることはできない。そこで図8のコントローラに
あっては、音発生回路68を設け、ホールド回路64よ
りスイッチ信号S1〜S4のいずれか1つが出力された
ときにスピーカ70により操作音を出力し、スイッチを
入れたという感覚的なフィードバックであるタクタイル
フィードバックを実現している。即ち、図8のコントロ
ーラにあっては、LED表示器18による視覚的なタク
タイルフィードバックとスピーカ70からの操作音によ
る聴覚的なタクタイルフィードバックを実現している。
【0058】図10は図2の第1実施形態の変形であ
り、この実施形態にあってはパラボラミラーユニット1
0に内蔵した発光受光ユニット24に1つの発光キー2
6を設けたことを特徴とする。発光キー26を1つ設け
た場合についても、同様にして発光キー26のLEDを
間欠的に発光駆動し、開口12にその空中像14を出現
させる。発光キー26の隣りには受光素子28が設置さ
れ、開口12に出現した空中像14を可視範囲46−
1,46−2から見て指でスイッチ操作することでその
反射光を受光し、スイッチ出力を外部に行う。
【0059】図11は図10のパラボラミラーユニット
10を対象としたコントローラの回路ブロック図であ
り、基本的には図8の複数のLEDを用いた場合と同じ
になる。相違点は発光キー26が1つであることからL
ED駆動回路58で駆動するLED44も1つであり、
タイミング発生回路56は図9(D)のタイミング信号
E4のみを出力し、またタイミング判別回路62も光検
出回路60からの光検出信号E8とタイミング信号E4
の論理積のみによる判別信号E9を出力する。
【0060】したがってホールド回路64もLED44
を備えた発光キー26の操作によるスイッチ信号S1の
みとなる。これ以外の点は図8のコントローラと同じで
ある。このようにパラボラミラーユニット10を用いた
第1実施形態にあっては、発光受光ユニット24に複数
の発光キーを設けてもよいし、単一の発光キーを設けて
もよく、パラボラミラーユニット10の開口12の部分
に空中像14として表示可能な数の発光キーを使用する
ことができる。
【0061】またパラボラミラーユニット10にあって
は、開口12を開いているが、開口12は必ず開いてい
る必要はなく、開口12にガラスやプラスチックなどの
透明材料で蓋をし、内部に対する塵埃や異物の侵入を防
ぐようにすることが望ましい。図12は本発明の入出力
装置の第2実施形態であり、入力操作部の空中像を生成
する空中像生成部として回転楕円面ミラーを用いたこと
を特徴とする。よく知られているように、楕円には第1
焦点及び第2焦点の2つの焦点が存在し、一方の焦点か
ら発した光は他方の焦点に集光する。このような楕円を
その長軸を軸に回転させた回転楕円体においても、その
性質は同じである。
【0062】楕円の一般式とその焦点位置は、長軸方向
の半径をa、短軸方向の半径をbとすると、楕円のX,
Y座標における一般式は (X2 /a2 )+(Y2 /b2 )=1 となる。このため楕円の焦点座標は X座標=±(a2 −b2 1/2 Y座標=0 と表わされる。例えばa=50mm、b=40mmの楕
円をY軸で切断した後、X軸を中心に回転させた図12
の第2実施形態で使用する回転楕円面ミラー76におい
ては、その焦点はX軸上で−30mm,+30mmの各
位置となる。
【0063】図12の回転楕円面ミラー76は、発光キ
ー26と受光素子28を備えた発光受光ユニット24を
第1焦点近傍に設置しており、これによって第2焦点近
傍に発光受光ユニット24の空中像14を出現させるこ
とができる。回転楕円ミラー76はケース72に収納さ
れており、ケース72の内部にはコントローラ74が組
み込まれている。この回転楕円ミラー76に収納された
発光受光ユニット24は、可視範囲46における目の方
向に対し反対方向に発光キー26及び受光素子28を向
ける点が重要である。
【0064】この理由は、発光キー26は実際には点光
源ではなく発光キー26からの光束の広がり角度は約2
0度程度しかなく、回転楕円面ミラー76の底面方向に
向けると、発光受光ユニット26からの空中像14を結
像するための光は有効に利用できない。そこで可視範囲
46からの目の位置に対し反対向きに発光キー26を向
けることで、発光キー26からの光束の広がりが狭くと
も、効率よく第2焦点近傍にその空中像14を出現させ
ることができる。
【0065】図13は図12の可視範囲46から見た空
中像14の様子である。このキートップとして結像され
た空中像14に指を触れると、その反射光が回転楕円ミ
ラー76の第1焦点近傍に設置した発光受光ユニット2
4の受光素子28で検出され、コントローラ74により
スイッチ信号が情報処理装置側に出力される。この図1
2,13の第2実施形態にあっても、回転楕円ミラー7
6の内部に対する埃や異物の侵入を防ぐため、開口にガ
ラスやプラスチックなどの透明板でカバーを設けること
が望ましい。またコントローラ74の回路は、図1のL
ED44を1つ設けた場合と同じになる。
【0066】図14は本発明の入出力装置の第3実施形
態であり、この実施形態は図12の第2実施形態におけ
る可視範囲46を拡大するようにしたことを特徴とす
る。図12の回転楕円面ミラー76を用いた実施形態に
おける空中像14の可視範囲を示す角度θは約40度程
度であり、十分広いとは言えない。この可視範囲46を
制限している要因は、可視範囲46の上側の境界を越え
ると発光キー26からの光を直接受けてしまうことによ
る。可視範囲46の上側の境界を超えて回転楕円ミラー
76を見ると、ミラー内部の発光キー26が直接見え、
実在する発光キー26の方に目の焦点が引きずられ、空
中像14を実像として見ることができなくなる。
【0067】そこで図14の第3実施形態にあっては、
回転楕円面ミラー76の開口の目に近い側を不透明なカ
バー78で覆い、発光キー26の直視を防いでいる。カ
バー78は図15に示すように、回転楕円面ミラー76
の開口の見る側のほぼ半分を覆っている。カバー78を
回転楕円面ミラー76の開口に設けることで、図14の
ように可視範囲46を示す角度θを、図12の場合の4
0度程度に比べほぼ倍の80度に拡大することができ
る。
【0068】図16は回転楕円面ミラーを用いた本発明
の第4実施形態であり、更に可視範囲を拡大することを
特徴とする。図16において、ケース80内に収納され
た縦回転楕円面ミラー82には、図12,図14の実施
形態が回転楕円面体を短軸方向で輪切りしているのに対
し、長軸に沿って縦割りした形状を有し、これを縦回転
楕円面ミラーと呼ぶ。
【0069】縦回転楕円面ミラー82に対し、発光受光
ユニット24は下部の第1焦点近傍に配置される。発光
受光ユニット24を収納した開口の手前側には、前カバ
ー84が設けられる。発光受光ユニット24に設けてい
る発光キーを発光駆動すると、縦回転楕円面ミラー82
の上部開口に位置する第2焦点近傍にその空中像14が
出現する。空中像14の可視範囲46は、前カバー84
により発光受光ユニット24を直視することがないた
め、角度θとして約120度にも亘る広い可視範囲46
を得ることができる。
【0070】図17は図16を可視範囲46から見た説
明図であり、上部の縦回転楕円面ミラー82の開口の第
2焦点近傍に鮮明な空中像14が出現し、ユニット80
の前面であれば、その位置をほとんど気にすることなく
空中像14を見ることができ、空中像14に指先などで
触れるスイッチ操作ができる。また図16から明らかな
ように、縦回転楕円面ミラー82の第1焦点近傍に設置
した発光受光ユニット24は、発光キーの向きを水平方
向ではなく、やや上向きとすることで、発光キーからの
光を効率よく第2焦点近傍に集光して鮮明な空中像14
を出現させることができる。
【0071】図18は本発明の入出力装置の第5実施形
態であり、この実施形態にあっては空中像を出現させる
光学系の配置にある程度の自由度をもたせることができ
るようにしたことを特徴とする。即ち、パラボラミラー
を用いた第1実施形態、回転楕円面ミラーを用いた第2
乃至第4実施形態にあっては、表示源となる発光受光ユ
ニットの位置と光学系による空中像の出現位置とは、使
用している光学系によって一義的に決まってしまい、両
者の間隔などを変えることは原理的にできない。
【0072】これに対し図18の実施形態にあっては、
発光受光ユニットとその空中像の位置を必要に応じて適
宜に変えることができる。図18の第5実施形態にあっ
ては、空中像を出現させるための光学系としてケース8
6内にパラボラミラー88と凸レンズ90を収納してい
る。パラボラミラー88の焦点位置には発光受光ユニッ
ト24が配置される。発光キー26からの光はパラボラ
ミラー88で反射され、平行光に変換される。パラボラ
ミラー88の開口側には距離Dを離して凸レンズ90が
配置されている。
【0073】凸レンズ90はパラボラミラー88で反射
された平行光を集光し、ケース86の開口92の付近に
発光受光ユニット24に設けている発光キー26の空中
像14を結像により出現させる。この場合の空中像14
の可視範囲は、光軸付近を除くその周囲の可視範囲46
−1,46−2を断面とする立体領域である。開口92
の近傍の凸レンズ90の焦点距離Fの焦点位置に出現し
た空中像14に指を触れると、その反射光が逆の経路を
通って発光受光ユニット24の受光素子28で受光さ
れ、スイッチ操作を検出してスイッチ信号を出力するこ
とができる。
【0074】この第5実施形態にあっては、凸レンズ9
0としてはレンズ有効口径の半分以下の焦点距離Fをも
つものが、可視範囲46−1,46−2を広げるために
望ましい。また凸レンズ90としては有効口径の大きい
ものが望ましく、このため光の屈折角が異なる円形の領
域を多数同心円上に配置した凸レンズと同じ集光機能を
もつフレネルレンズを使用する。
【0075】フレネルレンズはレンズの厚さが薄く、重
量も軽くなり、しかもコスト的に安価である。もちろ
ん、凸レンズ90としては、1枚のレンズに限らず、多
数のレンズを組み合わせることにより所望の焦点距離F
を得るようにしてもよいことは勿論である。この第5実
施形態にあっては、発光キー28からの光はパラボラミ
ラー88によって一旦平行光に変換されるため、パラボ
ラミラー88と凸レンズ90との距離Dは原理的にはど
れだけあってもよいことになる。実際にはパラボラミラ
ー88によって完全な平行光を作るのは難しいため、距
離Dにある程度の制限はあるものの、距離Dを例えば1
0cmから100cm程度まで変えたとしても、空中像
14を凸レンズ90の焦点距離Fの焦点位置に正しく結
像することができる。このように図8の第5実施形態に
あっては、パラボラミラー88と凸レンズ90との間の
距離Dに対し自由度が得られる。
【0076】図19は図18の変形例であり、パラボラ
ミラー88と凸レンズ90との間に平面ミラー94を例
えばパラボラミラー88からの光軸に対し45度傾けて
配置することで、両者の距離Dに加え配置方向を変える
ことができるようにしたことを特徴としている。平面ミ
ラー94の配置角度は例えば0〜80度の範囲で任意に
選ぶことができ、これによって光路を0〜160度の範
囲で変えることができる。
【0077】ここで図18,図19の空中像14の可視
範囲46−1,46−2の光軸中心付近での見えない領
域は、パラボラミラー88の前方に発光受光ユニット2
4を配置してパラボラミラー88からの平行光が妨げら
れることによる。したがって発光受光ユニット24とし
ては、可視範囲を妨げないように可能な限り小さくする
ことが望ましい。また開口92については、埃や異物の
侵入を防ぐためガラスやプラスチックなどの透明なカバ
ーを設けることが望ましい。
【0078】図20は本発明の入出力装置の第6実施形
態であり、図18の第5実施形態における光軸付近の不
可視領域をなくした光学系としたことを特徴とする。図
20の第6実施形態にあっては、ケース96内に第1凸
レンズ98を配置し、第1凸レンズ98から焦点距離F
1にある焦点位置に発光受光ユニット24を設置してい
る。発光受光ユニット24に設けている。
【0079】発光キー96からの光は、第1凸レンズ9
8により集光され、平行光に変換される。第1凸レンズ
98に対しては、所定距離Dを離して第2凸レンズ10
0が配置される。第2凸レンズ100はケース96の反
対側に位置しており、その焦点距離F2を開口102付
近とすることで第1凸レンズ98からの平行光を集光
し、焦点位置に発光キー26の空中像14を結像してい
る。
【0080】この場合、発光キー96からの光の光路に
光を妨げる部材が存在しないことから、空中像14の可
視領域46は光軸付近であっても有効であり、不可視領
域は存在しない。また、この第6実施形態にあっても、
第1凸レンズ98と第2凸レンズ100との間の距離D
に自由度があり、必要に応じて任意の設置距離にでき
る。また図19に示したと同様、間に平面ミラー96を
配置することで光路を所定方向に変えることができる。 2.二次元画像表示ユニットを用いた平面空中像の入出
力 図21は本発明の空中像を用いた入出力装置の第7実施
形態であり、この実施形態にあっては、空中像の表示源
となる可視光発生部として発光素子を縦横に二次元配列
した二次元表示ユニットを用いたことを特徴とする。
【0081】図21において、ケース96には、図20
の第6実施形態と同じ第1凸レンズ98と第2凸レンズ
100を備えたレンズ距離Dが自由に設定可能な光学系
が組み込まれている。第1凸レンズ98の焦点位置には
二次元画像発生器104が配置される。二次元画像発生
器104はコントローラ108に接続され、更に入出力
インタフェース110を介して外部のパーソナルコンピ
ュータ112の入出力デバイスとして接続されている。
【0082】図22は図21の二次元画像発生器104
を拡大して示している。二次元画像発生器104は基板
105上に、横方向となるX方向及び縦方向となるY方
向にそれぞれ16個のLEDを配置することで合計25
6個のLED120−1〜120−256を配列してい
る。更にLED120−1〜120−256を配列した
表示部の上側の中央隅には、空中像に指を触れた際の反
射光を受光するため、受光素子114が配置されてい
る。尚、受光素子は、上下左右等に複数設けてもよい。
【0083】この二次元画像発生器104は、予め準備
された縦横それぞれ16ドットの合計256ドットの画
像情報に基づいた表示駆動を行うことで、例えば図22
のように「A」を表示することができる。この場合、2
56個のLED120−1〜120−256は各LED
を順次発光させるダイナミック点灯としており、チラツ
キのない表示画像を得るためには毎秒60画面以上の繰
返しが必要となる。このため、256素子の画面表示の
ためのクロック周波数としては 256素子×60Hz=15.36kHz 以上の周波数が必要となる。
【0084】図23は図21のコントローラ108の回
路ブロック図である。図22の二次元画像発生器104
を発光駆動して空中像を出現させるコントローラは、画
像記憶回路122、クロックパルス発生回路124、X
方向走査回路126、Y方向走査回路128、X駆動回
路130、Y駆動回路132、光検出回路134及びタ
イミング判別回路136で構成される。
【0085】画像記憶回路122としては、例えば画像
情報を固定的に記憶保持した画像記憶マトリクス回路や
RAMなどの画像バッファメモリを使用することができ
る。画像入力マトリクス回路は電源にプルアップした縦
16本のXラインと、ドライバに入力接続する横16本
のYラインを格子状に布線し、各クロス点を図24の二
次元画像発生器104のLED120−1〜120−2
56に対応させ、表示素子に対応するクロス位置をダイ
オードにより接続することで、画像情報を固定的に記憶
する。
【0086】画像記憶回路122に画像バッファメモリ
を使用した場合には、図21に示したように、入出力イ
ンタフェース110を介して接続されたパーソナルコン
ピュータ112で作成した画像情報を転送して記憶す
る。クロックパルス発生回路124は、例えばX方向及
びY方向各々16個の256素子の場合、毎秒60画面
以上の繰返し表示を可能とするため、例えば15.36
kHz以上のクロックパルスを図24(A)のように発
生させる。クロックパルス発生回路124からのクロッ
クパルスは、X方向走査回路126に与えられる。
【0087】X方向走査回路126は、図24(A)の
クロックをX方向の16素子分に亘って計数するカウン
タを有し、このカウンタは図24(B)の16カウント
ごとにクリアされる。カウンタの0〜15の計数出力に
同期して、図24(C)のX方向走査信号X0 〜X15
が順次出力される。X方向走査信号X0 〜X15のX方
向走査周期Txに当たる出力が終了すると、Xカウント
クリア信号によりXカウンタがクリアされ、これを周期
Txごとに繰り返す。
【0088】Y方向走査回路128はX方向走査信号X
0 〜X15の周期Txを示す図24(B)のXカウント
クリア信号を入力して、同じく0〜15の16カウント
を行うYカウンタを備えており、周期Txごとに順次Y
方向走査信号Y0 ,Y1,・・・Y15を発生する。こ
のYカウンタはYカウンタの計数値が15に達したとき
にXカウントクリア信号によりクリアされ、これを繰り
返す。即ち、Y方向走査信号Y0 〜Y15の周期をTy
とすると、Ty=16×Txの関係にある。
【0089】X方向走査回路126からのX方向走査信
号X0 〜X15はX駆動回路130に与えられ、同時に
Y方向走査回路128からのY方向走査信号Y0 〜Y3
はY方向駆動回路132に与えられる。X駆動回路13
0とY駆動回路132は、例えば最初のX0 ラインにつ
いてはY方向走査信号Y0 を有効とした状態でX方向走
査信号X0 〜X15を順次有効として、図22に示した
二次元画像発生器104における一番上のXラインの1
6個のLED120−1〜120−16を発光駆動す
る。
【0090】このとき、同時に画像記憶回路122より
同じX方向ラインに対応する各ドットの画素信号がX駆
動回路130にクロックに同期して供給されており、X
方向走査電圧を画素信号に応じて可変させることでLE
Dの表示起動を変える。これをY方向走査信号Y0 〜Y
15について繰り返すことで、例えば図22のような1
画面分の画像118として「A」を表示することができ
る。
【0091】次に、図23のコントローラによる二次元
画像発生器104の画像表示によって、ケース96内の
光学系によって開口102の近傍に出現した空中平面画
像108を使用したスイッチ操作を説明する。いま二次
元画像発生器104に例えば図25のような斜め方向の
二次元画像を表示したとする。この表示画像は図26の
ような空中平面画像108を出現させる。平面空中像1
08は、図26における縦2つ横2つの合成4つのLE
Dを一組として斜め方向に15のスイッチ部140−1
〜140−15を形成している。
【0092】この平面空中像108として出現したスイ
ッチ部140−1〜140−15の内、例えば左上隅の
スイッチ部140−1を指48で触れると、指48によ
る反射光が図25の二次元画像発生器104の上隅に設
けている受光素子114で受光される。図23の光検出
回路134は、受光素子114による反射光の受光信号
を入力し、指48の操作により検出信号E15を出力す
る。光検出回路134からの検出信号E15はタイミン
グ判別回路136に与えられ、スイッチ部140−1に
対応した矩形配列の4つのLEDに対応したスイッチ信
号をオンとして出力する。
【0093】図27は図26の空中平面画像108の1
5個のスイッチ部140−1〜140−15に対応した
図26のLEDを示す番号であり、左上隅の位置(X0
,Y0 )を000としてX方向に増加させ、右端にき
たら1つY方向に移動して、最終的に右下隅の位置(X
15,Y15)で255としている。この図27の各素
子の番号は、図28(A)の発光位置信号D000〜D
255に対応している。
【0094】図28は、図26のように空中平面画像1
08のスイッチ部140−1を構成する4つの発光部の
内の上2つに指48を触れた場合の発光位置信号、光検
出信号E15及びスイッチ信号のタイムチャートであ
る。まず図28(A)の発光位置信号D0〜D255
は、図24(C)(D)のX方向走査信号X0 〜X15
及びY方向走査信号Y0 〜Y15による発光タイミング
であり、Y方向走査周期Tyにおいて発光位置信号D0
〜D255の発光駆動が繰り返される。このとき図26
のように、指48を図27の左上隅の番号000,00
1の2つに触れていたとすると、これに対応する発光位
置信号D0と次の発光位置信号D1により発光した光が
指48で反射し、図28(B)の光検出信号E15が2
つ続けて得られる。
【0095】タイミング判別回路136にあっては、図
28(A)の発光位置信号D0〜D28に対応して設け
たANDゲートで図28(B)の光検出信号E15との
論理積をとって、スイッチ信号S1〜S255を出力し
ている。このとき発光位置信号D0,D1と光検出信号
E15の論理積によって、対応するスイッチ信号S0,
S1が順次出力される。
【0096】それ以外のタイミングにあっては、指48
からの反射光による光検出信号E15が得られないこと
から、スイッチ信号S2〜S255の出力は行われな
い。このようにして図26の空中平面画像108の任意
の位置に指48を触れると、その位置に対応したスイッ
チ信号が出力される。ここで、図26のスイッチ部14
0−1と140−2の境界部分に指を触れると、それぞ
れのスイッチ部に対応する同じ数のスイッチ信号が出力
され、どちらに触れたか分からない。このような場合に
はパーソナルコンピュータ側で誤ったスイッチ入力と判
定し、二次元画像発生器104によるエラー表示駆動で
空中平面画像を利用して再入力を指示すればよい。
【0097】また指先48で触れた際にスイッチ部14
0−1の表示色を正常なスイッチ信号が得られたときに
変更させれば、正しくスイッチ操作が行われたか否か分
かり、誤って操作した場合には再操作を促すことができ
る。もちろん、図8に示した第1実施形態のコントロー
ラと同様、スピーカを使用して操作音を出すようにして
もよく、操作音を変えることでエラー操作をフィードバ
ックできる。
【0098】さらに図22の二次元画像発生器として
は、更に拡張して640×480のLEDとし、CRT
ディスプレイ並の分解能をもつ平面空中像を出現させて
もよい。 3.一次元画像発生器を用いた平面空中像の入出力 図29は本発明の第8実施形態であり、複数の発光素子
と受光素子を一次元に配列した発光受光ユニットを用い
て空中平面画像を出現させ、入出力を行うようにしたこ
とを特徴とする。
【0099】図29において、発光受光ユニット160
は基板165上に発光素子群162と受光素子群164
を各々一列に配列している。発光素子群162及び受光
素子164の素子数は例えば各々16素子を使用する。
ユニット基板165に配列された発光素子群162の各
素子は、光ファイバ166により発光受光アレイユニッ
ト168に接続されている。同時に受光素子群164の
各受光素子も、光ファイバ166によって発光受光アレ
イユニット168に接続されている。
【0100】図30は発光受光アレイユニット168の
発光受光側の発光受光面である。発光受光アレイユニッ
ト168の発光受光面には光ファイバ166の端部を横
一列に並べた発光部181−1〜181−16を備えた
発光アレイ180が配置されている。また発光アレイ1
80と並んで、同じく光ファイバ166の受光部182
−1〜182−16を横一列に並べた受光アレイ182
を配置している。
【0101】このような発光受光アレイユニット168
に対し、光ファイバ166を介して発光素子群162及
び受光素子群164を光学的に接続することで、空中平
面像生成部を構成する光学系に対する一次元画像の発光
と、空中平面像に指を触れた際の一次元受光信号の位置
検出を可能としている。再び図29を参照するに、発光
受光アレイユニット168に続いては、多面回転ミラー
として知られたポリゴンミラー170が設けられる。ポ
リゴンミラー170は、偏向部として機能し、モータ1
72により一定速度で回転される。ポリゴンミラー17
0は、その回転により発光受光アレイユニット168よ
り発光されたライン状の一次元画像を偏向走査し、フレ
ネル凸レンズ174に二次元画像として入射している。
【0102】フレネル凸レンズ174はポリゴンミラー
170の回転で偏向された二次元画像、詳細には一次元
画像の順次走査画像を平行光に変換し、所定距離を離し
て配置したフレネル凸レンズ176により集光し、その
焦点位置近傍に平面空中像178を出現させる。ここで
平面空中像178をポリゴンミラー170の回転による
一次元画像の偏向でチラツキを感じさせずに表示させる
ためには、1/60秒以下の時間で1画面分の走査表示
を行えばよい。このためポリゴンミラー170として例
えば図示のように、6面回転ミラーを使用する場合に必
要な回転数Nは N=60秒×[1/(1/60)秒×6面鏡]=600
rpm となる。このミラー回転数Nは発光受光アレイユニット
168におけるライン方向のドット数で決まる表示分解
能に関わらず一定である。またポリゴンミラー170の
回転数を低くしたい場合にはミラーの面数を増加させれ
ばよく、例えば8面回転ミラーを使えば450rpmで
よい。
【0103】図31は図29の第8実施形態で使用され
るコントローラの回路ブロック図である。コントローラ
は画像発生部184を備える。この画像発生部184に
あっては、4つの画像記憶回路186−1〜186−4
を設け、入力画像切替回路188により任意の記憶画像
を選択できるようにしている。画像記憶回路186−1
〜186−4としては、XY布線による画像マトリクス
回路を使用してもよいし、画像バッファメモリを使用し
てもよい。
【0104】画像発生部184に続いては制御回路19
2が設けられ、全体的な制御を行う。制御回路192に
対してはLED駆動回路194が設けられ、発光受光ユ
ニット160に設けた発光素子群の発光駆動を行う。ま
た制御回路192に対しては同期回路196が設けられ
ている。同期回路196に対しては、図29のポリゴン
ミラー170の近傍に配置したミラーセンサ175から
のミラー信号E16が入力し、同期回路196はポリゴ
ンミラー170の回転に同期して各ミラー面を示すミラ
ー面同期信号E17と、発光受光ユニット160に配置
している16個の発光素子群を駆動するための同期クロ
ックE18を、制御回路192に供給する。
【0105】また発光受光ユニット160に対しては、
その受光素子群からの受光信号を入力して平面空中像1
78に指を触れた際の位置を判別する光検出回路198
が設けられる。また光検出回路198は平面空中像17
8を操作した際のスイッチ操作感を出すため、LED表
示器200を表示駆動できるようにしている。インタフ
ェース回路190は外部のパーソナルコンピュータ等の
情報処理装置に接続され、画像発生部184に対する画
像入力の切替え及び光検出回路198からの光検出信号
に基づいたスイッチ信号の転送を行う。
【0106】次に図31のコントローラによる図29の
第8実施形態による平面空中像の表示動作を説明する。
インタフェース回路190を介して外部に設けているパ
ーソナルコンピュータからの入力を許可するイネーブル
信号が受信されると、画像発生部184の入力画像切換
回路188が動作し、指定された画像を記憶している画
像記憶回路186−1〜186−4のいずれかの二次元
画像を読み出して制御回路192に送る。
【0107】制御回路192に対する画像情報は、二次
元画像を例えばY方向(縦方向)で16ドット単位に読
み出して制御回路192に送る。制御回路192には、
ポリゴンミラー170に設けたミラーセンサ175よ
り、図32(A)に示すような6面回転ミラーであるポ
リゴンミラー170の1/6回転を示すミラー面同期信
号E16が入力している。
【0108】したがって、同期回路196はミラー面同
期信号E16に同期して1ライン分の発光駆動を行うた
めの図32(B)の同期信号E17を発生する。この同
期信号E17はミラー信号E16の立ち上がりに同期し
て発生され、次のミラー信号E16の立ち上がりに対
し、予め定めた一定時間Tsで終了する。同期信号E1
7が発生すると、これに伴って発光受光ユニット160
にライン配置している16個のLEDを駆動するための
図52(C)の同期クロックE16が発生する。
【0109】最初の同期クロックE18は、同期信号E
17の立ち上がりに対し所定の遅延時間Td遅延させて
いる。これはミラー信号E16が多面体ミラーの面境界
部分で発生することから、これに対し遅延時間Td送ら
せることで多面ミラーの角の部分に対する照射光の入射
を回避する。遅延時間Tdが経過すると、番号0〜16
に示すように、1画面分の画像につきY方向の16ライ
ン分の画素をライン単位に読み出して発光駆動するため
の同期クロックE18が発生する。
【0110】この同期クロックE18を受けて制御回路
192は、入力画像切換回路188で選択した適宜の画
像記憶回路の1画面分の画像情報をY軸方向のライン単
位に読み出してLED駆動回路194に並列的に供給
し、発光受光ユニット160に設けている16個のLE
Dをライン発光駆動させる。これを1画面分、Y方向の
16ライン繰り返すと、その間にポリゴンミラー170
は1/6回転し、回転に伴うミラー面の傾きによりフレ
ネル凸レンズ174に入射するライン画像が順次偏向走
査され、1/6回転時間の間に1画面分の二次元画像を
入射してフレネルレンズ176の焦点位置に平面空中像
178を出現させる。これをポリゴンミラー170が1
回転する間に6回繰り返す。
【0111】一方、図29のようなポリゴンミラー17
0の回転走査により出現した平面空中像178にスイッ
チ入力のために指を触れると、指を触れた位置の二次元
画像に対応するスイッチ信号が光検出回路198で検出
され、インタフェース回路190を介してパーソナルコ
ンピュータ側に送られる。光検出回路198は、制御回
路192より図32(C)の同期クロックE18を受け
て、二次元画像における現在の発光ラインの位置を認識
しており、同時に、指を触れることで得られた反射光に
よる発光受光ユニット160の受光素子群164の中の
16個並んだいずれかの受光素子からの受光信号から、
そのライン位置での受光素子の位置を判別し、二次元画
像の中の特定の画素の操作を示すスイッチ信号をインタ
フェース回路190を介してパーソナルコンピュータ側
に出力する。
【0112】図33は図29の第8実施形態の変形であ
り、この実施形態にあっては、発光受光ユニット160
と同じ側にフレネル凸レンズ174,176を配置して
平面空中像178を出現させるようにしたことを特徴と
する。このようにポリゴンミラー170で走査光を折り
返して平面空中像178を出現させることで、装置全体
としてコンパクトに構成することができる。
【0113】図34は本発明の第9実施形態であり、図
29の第8実施形態を利用してイメージの読取装置を実
現したことを特徴とする。図34の第9実施形態の構成
は図29の第8実施形態と同じであるが、フレネル凸レ
ンズ176の焦点位置となる平面空中像の結像位置を入
力走査面206としており、この入力走査面206の位
置に写真、図面、文章などの適宜の入力イメージ204
を配置できるようにしている。
【0114】図35は図34のイメージ読取りに使用す
るコントローラの回路ブロック図であり、基本的には図
31の第8実施形態のコントローラと同じであるが、読
み取ったイメージデータを格納する画像バッファメモリ
208を新たに設けている。図34の実施形態におい
て、入力走査面206に配置した入力イメージ204を
読み取るためには、図35のコントローラに設けている
画像発生部184の画像記憶回路186−1〜186−
4のいずれか1つ、例えば画像記憶回路186−1に読
み取り光源を実現するため、予め定めた一定軌道の発光
を行う均一な画像データを予め格納しておく。
【0115】このイメージ入力の照明に使用する画像記
憶回路186−1の均一発光画像データを使用して、制
御回路192は、発光受光ユニット160における発光
素子群をイメージセンサ175によるポリゴンミラー1
70の回転に同期してライン単位に発光駆動し、図34
の入力走査面206に読み取り用の発光ラインを走査す
る。
【0116】入力走査面206に対する読み取り用の発
光ラインの走査に伴い、入力イメージ204の内容に応
じた反射信号が発光受光ユニット160の受光素子群1
64にライン単位に入射し、これを光検出回路198で
受光し、波形成形した後に所定の階調レベルに正規化
し、バッファメモリ208に1ライン単位に読み取った
イメージデータを格納する。
【0117】イメージ読取り時におけるポリゴンミラー
170の回転速度は、平面空中像を表示する場合のよう
な高速回転は必要なく、ポリゴンミラー170の1/6
回転で1画面の読み込みができることから、入力イメー
ジ204が静止画像である場合には、かなりゆっくりし
た速度でポリゴンミラー170を回転すればよい。また
入力イメージ204として高速に変化する動画イメージ
例えばテレビ画像などを入力したい場合には、テレビ画
像の画面切替速度に同期し、例えば平面空中像を表示駆
動により出現される場合と同等の回転速度でポリゴンミ
ラー170を回転させれば、リアルタイムでテレビ画像
などの動画を読み取ることもできる。図36は図34の
イメージ読取りを行う第9実施形態の変形であり、この
実施形態にあっては入力走査面206の位置に撮像レン
ズユニット210で撮影した景色などの画像を結像し、
これを二次元イメージとして読み込むようにしたことを
特徴とする。この場合には発光受光ユニット160から
の光の反射を利用するわけではないので、発光駆動は停
止している。
【0118】また撮像レンズユニット210による入力
走査面206からの1画面を読み取る時間を例えば1/
60秒とすることで、テレビカメラと同等な動画イメー
ジの入力が実現できる。更に発光受光ユニット160の
受光素子群164を、RGBの3つ分を設け、光ファイ
バ160に入射する発光受光ユニット160のRGBの
各入射端部にRGBのカラーフィルタを配置することに
より、撮像レンズユニット210で結像した入力走査面
206のカラー画像を読み取ることもできる。 4.立体空中像の入出力 図37は本発明による入出力装置の第10実施形態であ
り、この実施形態にあっては、情報処理装置から出力さ
れた画像情報を立体像として空中に出現させ、この立体
像に触れた指などの物体の位置を検出して位置情報を情
報処理装置に入力するようにしたことを特徴とする。
【0119】図37の立体空中像を表示するための装置
構成は、図29に示した一次元配置の発光受光ユニット
160、ポリゴンミラー170及びフレネルレンズ17
4,176と基本的に同じであり、この装置構成に加
え、立体空中像と表示するため第2凸レンズ176の手
前に光軸方向に移動自在に第3凸レンズ177を設けて
いる。
【0120】第2凸レンズから結像面迄の距離は、第2
凸レンズ176及び第3凸レンズ177の合成焦点距離
により決まることから、2つのレンズ間の距離を変える
ことによって結像面の位置を変えることができる。即
ち、結像面は第3凸レンズ177を固定配置した第2凸
レンズ176から手前側に遠ざけた場合には第2凸レン
ズ176の表面に近付き、逆に第3凸レンズ177を第
2凸レンズ176に近付けた場合には結像面は第2凸レ
ンズ176の表面から遠ざかる。ここで立体空中像21
8として立体動画像を表示するためには、1/60秒の
時間内に1立体画面を表示走査する必要がある。
【0121】図38は図37の立体空中像218の立体
表示空間246における表示分解能の一例であり、立体
動画像を鮮明に表示するため、X方向(横方向)を51
2ドット、Y方向(縦方向)を同じく512ドット、更
にZ方向(奥行き方向)を256ドットとしている。こ
れは現行のテレビ画面における水平300ドット×垂直
350ドットを超える表示分解能であり、鮮明な立体空
中像250が表示できる。
【0122】この図38の表示分解能を実現するZ方向
(奥行き方向)の画面数が256枚の場合に必要な図3
7のポリゴンミラー170の回転数Nは、ポリゴンミラ
ー170として例えば32面回転ミラーを使用したとす
ると、 N=60×{1/[1/(60×254画面)]×32面鏡} =28800rpm となる。この場合、立体空中像の分解能は奥行き方向と
なるZ方向の画面数には比例するが、1平面画像の画素
数には依存しない。1つの平面画像の表示分解能は、表
示面となる発光素子の点滅周期Tに関係する。例えば図
38の512×512×256ドットの立体空中像25
0を表示する場合、図37の発光素子群162としてX
方向の512ドットに対応した512素子のライン表示
を可能とした場合、各素子の点滅周期Tは T=1/(60×256画面×512素子)=127n
秒 となる。実際にはテレビと同様、インタレースを行った
とすると、この点滅周期Tは倍の254n秒に伸びる。
点滅周期T=254n秒は現行のNTSC方式における
点滅周期である約200n秒より遅くてできる。
【0123】図37で立体空中像218を表示するため
に第3凸レンズ177を奥行き方向に60Hzで繰り返
し往復移動させるために、電磁アクチュエータ212に
支持部材214を介して第3凸レンズ177を支持して
いる。立体空中像218を表示するためには1/60秒
間に1立体空中像を表示する必要があるため、電磁アク
チュエータ212は数mmのストローク長と60Hzの
追従速度を必要とする。
【0124】電磁アクチュエータ212を数mmのスト
ロークで60Hzの追従速度とすることは、現状技術で
実現可能な値ではあるが、この移動速度を低減できれば
更に安定した動作が保証できる。図37の第3凸レンズ
177を電磁アクチュエータ212によって60Hzで
奥行き方向に移動した場合、第3凸レンズ177は1秒
間に60回往復する。即ち、第3凸レンズ177は前か
ら後ろに60回、後ろから前に60回移動していること
になる。
【0125】そこで前から後ろへの移動と後ろから前へ
の移動の両方のそれぞれについて1立体空中像を表示す
れば、1/60秒に1立体空中像を表示する場合であっ
ても移動速度を半分の30Hzにすることができる。3
0Hz程度の値であれば現状の電磁アクチュエータ21
2によっても容易に第3凸レンズ177の移動を実現で
きる。
【0126】この対物レンズの往路移動と復路移動のそ
れぞれについて1立体空中像の表示を行う場合、往路方
向と復路方向について立体空中像を形成するための平面
画像の走査順序を反転する必要がある。図39は往路移
動と復路移動における平面画像走査順序の反転の様子を
示している。図39(A)は第3凸レンズ177を前か
ら後ろに移動する場合であり、この場合には平面空中像
250−0,250−1,・・・250−nの順番とな
るように平面画像の表示走査を行う。
【0127】図39(B)は逆に第3凸レンズ177を
手前側に移動する復路移動の場合であり、この場合には
平面空中像250−n,・・・250−0となるように
平面画像を逆の順番n,・・・0の順序で表示走査す
る。図40は本発明の第10実施形態における立体空中
像を表示するための他の実施形態である。この実施形態
では、第1凸レンズ174とポリゴンミラー170との
間の距離Lを第1凸レンズ174の焦点距離Fより僅か
に大きくし、第1凸レンズ174を通過した光が平行光
ではなく若干絞られた非平行光となるようにしている。
【0128】更に、第1凸レンズ174に対し所定距離
を離して配置された第2凸レンズ176との間に、固定
ミラー255を設けている。固定ミラー255は頂角α
=約45度で外側に2つのミラー面256,262をも
ち、光軸に対し約45度の角度でミラー面256,26
2を配置している。固定ミラー255に相対する光軸に
直行する位置には、頂角β=90度で内側に2つのミラ
ー面258,260をもった可動ミラー257が対向配
置される。可動ミラー257は、支持部材268を介し
てピストン265とクランク266によるピストンクラ
ンク機構を介してモータ264に連結される。
【0129】可動ミラー257が固定ミラー255から
遠ざかると、全体の光路が長くなるため、立体空中像2
18を形成するための結像面は第2凸レンズ176の表
面に近付く。また可動ミラー257が固定ミラー255
に近付くと全体の光路が短くなるため、結像面は第2凸
レンズ176の表面から遠ざかる。即ち、可動ミラー2
57の移動によって平面空中像の奥行き方向の走査がで
き、これによって立体空中像218を出現させることが
できる。
【0130】この図40の実施形態にあっては、可動ミ
ラー257を使用しており、図37の第3凸レンズ17
7の移動に比べると一般にミラーの方が重量を軽くで
き、奥行き方向に駆動走査するための慣性負荷を軽減
し、使用するモータ264を小型にできる。また立体空
中像218の表示は1/60秒間に1立体空中像を表示
する必要があるため、モータ264の回転速度は360
0rpmが必要である。また図39のように、平面空中
像の往路と復路のそれぞれで1立体空中像を表示させる
場合には、モータ264の回転数は半分の1800rp
mとできる。
【0131】図41は図37及び図40の立体空中像2
18の表示制御に使用されるコントローラの回路ブロッ
ク図である。図41において、コントローラは画像メモ
リ220、アドレス走査回路222、書込切換回路22
6、奇数立体フィールドメモリ228、アドレス走査回
路230、偶数立体フィールドメモリ232、アドレス
走査回路234、走査方向切換スイッチ235、制御回
路236、読出切換回路238、駆動回路240、光検
出回路242、受光画像バッファメモリ244、操作位
置判定回路245及びインタフェース回路244で構成
される。
【0132】画像メモリ220には立体空中像を表示す
るための立体画像情報が格納される。この立体画像情報
は、例えば図38の立体空中像表示空間246に対応し
たX方向512ドット×Y方向512ドット×Z方向2
56ドットの三次元画像情報である。画像メモリ220
に格納された立体画像情報は、書込切換回路226を介
して奇数立体フィールドメモリ228と偶数立体フィー
ルドメモリ232のそれぞれに格納され、1立体空中像
の表示を1単位として読出切換回路238により交互に
読み出され、駆動回路240に供給されて発光受光ユニ
ット160のライン発光を行う。
【0133】奇数立体フィールドメモリ228及び偶数
立体フィールドメモリ232は、Xビット×Yワード×
Zスタックのメモリ構成をもち、図38の空中立体像の
各方向のドット数対応の画素数をもっている。まず立体
空中像の表示動作を説明する。制御回路236に対して
は、図37のポリゴンミラー170に対し設けているミ
ラーセンサ175からの面回転同期信号E16と、電磁
アクチュエータ212により往復移動される第3凸レン
ズ177に対し設けている立体位置センサ216からの
立体同期信号E20が入力されている。立体位置センサ
216は受光素子を直線配列したPSDなどが使用さ
れ、支持部材214に装着したLED218からの光を
受光して第3凸レンズ177の移動位置を検知できるよ
うにしている。
【0134】制御回路236はポリゴンミラー170に
設けたミラーセンサ175からの面同期信号E16に同
期して電磁アクチュエータ212の駆動を開始する。電
磁アクチュエータ212によって第3凸レンズ177が
例えば手前端部の走査開始位置に達すると、同期回路2
37が立体位置センサ216の検出信号に基づき、一定
の遅延時間後に立体同期信号E20を発生する。
【0135】制御回路236は立体同期信号E20を入
力すると奇数立体フィールドメモリ228のアドレス走
査回路230に対しスタックZ=0、ワードY=0のア
クセスアドレスを指示する。以下、メモリアクセスアド
レスを(スタック−ワード)=(0−0)と表わす。こ
のため奇数立体フィールドメモリ228からは、アクセ
スアドレス(0−0)で指定されたXビット分即ちX=
512ビット分のデータが並列的に読み出され、読出切
換回路238を介して駆動回路240に与えられ、発光
受光ユニット160に設けている512ドットの発光素
子群162を同時に、そのときの各ドットのデータに応
じて発光駆動する。続いて奇数立体フィールドメモリ2
28に対するアクセスアドレスを(0−1)(0−2)
・・・(0−511)として順次読み出すことにより、
次に面回転同期信号E16が得られるまでの間に1平面
画像分の画像データを読み出し、1つの平面空中像を形
成する。
【0136】続いてポリゴンミラー170の回転により
次の面同期信号E16が入力されると、制御回路236
は次のスタックアドレスZ1におけるワードアドレスY
=0〜511分のアクセスアドレス(1−0)(1−
1)・・・(1−511)によりX=512ドット単位
に画像情報を読み出し、同様にして2枚目の平面空中像
を形成する。以下同様にして、アクセスアドレス(25
5−0)(255−1)・・(255−511)までの
画像情報を読み出し、1つの立体空中像を完成させる。
【0137】第3凸レンズ177が奥行き方向の端部に
達すると、立体位置センサ216の検出信号に基づき、
同期回路237が一定の遅延時間後に立体同期信号E2
0を発生する。この立体同期信号E20を受けた制御回
路236は、次に偶数立体フィールドメモリ232をア
クセスする。このとき偶数立体フィールドメモリ232
のアドレス走査回路234に対し設けられた走査方向切
換スイッチ235を予めオン操作しておくことで、スタ
ックアドレスのアクセス順序が逆転されている。
【0138】このため偶数立体フィールドメモリ232
にあっては、まずアクセスアドレス(255−0)の画
像データが読み出され、以下順にアクセスアドレス(2
55−1)・・・(255−511)と読み出され、最
初の平面空中像が形成される。次に同期回路237より
面同期信号E16が得られると、制御回路236は偶数
立体フィールドメモリ232のアクセスアドレス(25
4−0)(254−2)・・・(254−511)のデ
ータを読み出して表示し、これをアクセスアドレス(0
−1)(0−2)・・・(0−511)まで繰り返し、
第3凸レンズ177の戻り移動によって次の1つの立体
空中像を完成させる。以下、このような奇数立体フィー
ルドメモリ228と偶数立体フィールドメモリ232の
アクセスによる往路と復路での各立体空中像の走査表示
を30Hzの駆動周波数で繰り返す。
【0139】一方、立体空中像218に対し入力操作な
どのために指を触れると、指を触れた立体画像の位置が
光検出回路242で検出される。光検出回路242に対
しては読出切換回路238より駆動回路240に対する
走査位置(Y,Z)が入力されており、発光受光ユニッ
ト160に設けている受光素子群182より立体空中像
218に指を触れたときの反射光の受光位置を示す受光
信号が得られる。したがって光検出回路242は、
(X,Y,Z)の三次元空間における反射光受光位置を
示す情報を出力する。
【0140】この実施形態にあっては、受光検出回路2
42からの検出信号を画像メモリ220と同じ三次元画
像情報を格納する受光用画像バッファメモリ224に格
納している。受光用画像バッファメモリ224に対して
は操作位置判定回路245が設けられ、1回の立体空中
像218の表示に同期して光検出回路242から読み込
まれた三次元画像情報の内の反射光の受光を示すドット
から操作位置を判定し、この位置判定情報をインタフェ
ース回路224を介して情報処理装置に転送する。
【0141】このような本発明の第10実施形態で表示
される立体空中像は、平面空中像の奥行き方向の走査で
形成していることから、通常は陰になって見えない部分
の輪郭が透けて見える画像いわゆるファントム像であ
る。このため医療用画像やCAD画像のようなファント
ム画像の表示が必要とされる分野での立体画像の表示に
適している。
【0142】特に医療用画像にあっては、CTスキャン
装置などによって心臓などの人体の臓器の三次元画像情
報は既に得られている状況にある。現在では立体画像を
表示する適切な装置がないため、やむを得ず多数の断面
写真として出力したりあるいはCRTなどの二次元表示
装置に投影図を表示し、疑似的な立体画像を利用してい
る。
【0143】これに対し本発明の第10実施形態にあっ
ては、人体臓器などの三次元画像情報に基づいて空中に
立体像を出現させることができ、しかも空中立体像に指
等の物体が触れた場合、その位置を高精度で検出し、位
置情報を情報処理装置に入力することができる。このた
め、例えば空中立体像として表示された心臓などを任意
の断面で模擬的に切断し、切断した2つの立体像を同時
に空中表示していくこともできる。
【0144】即ち、本発明の第10実施形態の立体空中
像の表示と位置検出の機能を利用することで、実際の臓
器のCT立体画像情報に基づいた外科手術などのシミュ
レーションを立体空中像を使用して行うことができ、医
療分野に対する貢献度は極めて高いものと言える。もち
ろん医療分野に限定されず、CAD画像のように立体画
像情報を扱う任意の分野につき、立体空中像の表示と指
等の物体を触れたときの位置検出に基づく処理を効果的
に適用することができる。
【0145】尚、図29,図33、図34、図36、図
37図40の実施形態では、一次元発光器からの光を偏
向走査する偏向部としてポリゴンミラーを使用している
が、これ以外に、揺動駆動されるガルバノミラー、回転
駆動されるホログラムディスク、変形ミラーデバイス
(DMD:Deformable Mirrer Device) 等を使用しても
偏向走査を行うことができる。
【0146】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、実在する入力キーや情報処理装置から出力された画
像情報を何もない空中に出現させ、出現した空中像に指
等の物体を触れることによる位置情報を高精度で検出し
て情報処理装置に入力することができ、鮮明な立体空中
像とその位置検出によって全く新しい情報の入出力機能
を提供することができる。
【0147】また空中像は平面像のみならず、立体像を
空中に出現させることかでき、更に静止空中像は勿論の
こと動画空中像として出現させることもでき、空中像に
よって出力と入力が一体化された全く新しい情報の入力
及び出力機能を提供できる。更に本発明の空中像の位置
検出の機能を利用することで、イメージ入力などへの応
用も簡単に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】パラボラミラーユニットを用いた本発明の第1
実施形態の説明図
【図3】図2のパラボラミラーユニットの分解図
【図4】図2の発光受光ユニットの説明図
【図5】図4の発光キーの分解図
【図6】図2の実施形態により出現する空中像の説明図
【図7】図2の空中像に指を触れたときの入力操作の説
明図
【図8】図2のコントローラの回路ブロック図
【図9】図8のコントローラの動作のタイムチャート
【図10】発光キーを1つとした図2の変形実施形態の
説明図
【図11】図10に使用するコントローラの回路ブロッ
ク図
【図12】回転楕円面ミラーを用いた本発明の第2実施
形態の断面図
【図13】図12を可視範囲から見た説明図
【図14】回転楕円面ミラーを用いた本発明の第3実施
形態の断面図
【図15】図14を可視範囲から見た説明図
【図16】縦回転楕円面ミラーを用いた本発明の第4実
施形態の断面図
【図17】図16を可視範囲から見た説明図
【図18】パラボラミラーと凸レンズを用いた本発明の
第5実施形態の断面図
【図19】図19の光路方向を偏向する実施形態の断面
【図20】一対の凸レンズを用いた本発明の第6実施形
態の断面図
【図21】二次元画像発生器を用いた本発明の第7実施
形態の説明図
【図22】図21の二次元画像発生器の説明図
【図23】図22に用いるコントローラの回路ブロック
【図24】図23のコントローラ動作のタイムチャート
【図25】図21の二次元画像発生器による表示画像の
説明図
【図26】図21の表示画像で出現する平面空中像とそ
のスイッチ部の説明図
【図27】図26の平面空中像に対応した発光位置の説
明図
【図28】図26の平面空中像に指を触れた時の位置検
出のタイムチャート
【図29】一次元画像発生器を用いた本発明の第8実施
形態の説明図
【図30】図29の発光受光ユニットの説明図
【図31】図29に用いるコントローラの回路ブロック
【図32】図29のコントローラによる平面空中像の表
示動作のタイムチャート
【図33】図29の変形実施形態の説明図
【図34】イメージ入力を行う本発明の第9実施形態の
説明図
【図35】図34に用いるコントローラの回路ブロック
【図36】図34の変形実施形態の説明図
【図37】立体空中像を出現させる本発明の第10実施
形態の説明図
【図38】図37による立体空中像の説明図
【図39】図37で奥行き方向の移動速度を半分にする
往路と復路の各々で空中立体像を表示させるための説明
【図40】立体空中像の表示に使用する他の実施形態の
説明図
【図41】図37の空中立体像を用いた入出力に使用す
るコントローラの回路ブロック図
【符号の説明】
10:パラボラミラーユニット 12:開口 14:空中像 16,108:コントローラ 18:数字表示器 20:第1パラボラミラー 21,23:パラボラミラー面 22:第2パラボラミラー 24:発光受光ユニット 26−1〜26−4:発光キー 28:受光素子 30:プリント基板 32:支持アーム 34:コネクタ部 36:キートップ 42:マーク 44:LED 46,46−1,46−2:可視範囲 48:指 52:クロック発生回路 54:分周回路 56:タイミング発生回路 58:LED駆動回路 60:光検出回路 62:タイミング判別回路 64:ホールド回路 66:数字表示回路 68:音発生回路 70:スピーカ 72,80:ケース 76:回転楕円面ミラー 78:カバー 82:縦回転楕円面ミラー 84:前カバー 88:パラボラミラー 90:凸レンズ 92,102:開口 94:平面ミラー 98:第1凸レンズ 100:第2凸レンズ 104:二次元画像発生器 110:入出力インタフェース 114,116:受光素子 120−1〜120−256:LED 122,186−1〜186−4:画像記憶回路 124:クロックパルス発生回路 126:X方向走査回路 128:Y方向走査回路 130:X駆動回路 132:Y駆動回路 134:光検出回路 136:タイミング回路 140−1〜140−15:スイッチ部 160:発光受光ユニット 162:発光素子群 164:受光素子群 166:光ファイバー 168:発光受光アレイユニット 170:ポリゴンミラー(多面回転ミラー) 172:モータ 174:第1フレネル凸レンズ 175:ミラーセンサ 176:第3フレネル凸レンズ 177:第3フレネル凸レンズ 178:平面空中像 180:発光アレイ 182:受光アレイ 184:画像発生部 188:画像切換回路 190:イタフェース回路 192,236:制御回路 194,240:LED駆動回路 196,237:同期回路 198,424:光検出回路 200:LED表示器 204:入力イメージ 206:入力走査面 208:画像バッファメモリ 210:撮像レンズユニット 212:電磁アクチュエータ 216:位置センサ 218,250:立体空中像 220:画像メモリ 222,230,234:アドレス走査回路 226:書込切換回路 228:奇数立体フィールドメモリ 232:偶数立体フィールドメモリ 236:制御回路 244:受光用画像バッファメモリ 245:操作位置判定回路 246:立体表示空間 250−1〜250−n:平面空中像
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年2月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明の空中像入出力装置は、1又は複数の
入力操作部に対応した可視光を発生する可視光発生部、
可視光発生部から発生した可視光に基づいて空中に入力
操作部の光学的実像、所謂ミラージュである空中像を生
成する空中像生成部を備える。また、及び空中像に指を
触れる操作を反射光から検出する光検出部が設けられ
る。コントローラは、可視光発生部の駆動により入力操
作部に対応した可視光を選択的に出射して空中像を生成
させ、指等による空中像の操作を検出した際に、外部に
位置検出信号を出力させる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】上部に位置する第1パラボラミラー20は
内側にパラボラミラー面21を形成しており、その頭頂
部に空中像を生成するための開口12を設けている。下
部に位置する第2パラボラミラー22は内側にパラボラ
ミラー面23を形成し、パラボラミラー面23の底部に
可視光発光部および光検出部として機能する発光受光ユ
ニット24を装着している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】分周回路54は、クロック発生回路52か
らのクロック信号E1を図9(B)の1/2分周信号E
2と図9(C)の1/4分周信号E3に分周する。分周
回路54からの分周信号E2,E3はタイミング発生回
路56に供給され、LED駆動回路58に対する4つの
LED44−1〜44−4を発光駆動するための図9
(D)〜(G)のタイミング信号E4,E5,E6,E
7を生成する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】このタイミング信号E4〜E7の各周期は
図9(C)の1/4分周信号E3に対応した周期であ
り、クロック信号E3が720Hzであることから、そ
の1/4の180Hzの繰返し周波数をもつ。そして発
光周期Tsの間にタイミング信号E4,E5,E6,E
7をクロックE1に同期してLED駆動回路58に供給
することで、LED44−1,44−2,44−3,4
4−4を順番に発光駆動し、これを繰り返す。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】具体的にはタイミング信号E4〜E7は、
クロックE1、1/2分周信号E2及び1/4分周信号
E3を次の論理を実現する論理回路を通すことで得られ
る。なお、ここで*は反転信号を意味する。 E4=E2・E3・E1 E5=*E2・E3・E1 E6=E2・*E3・E1 E7=*E2・*E3・E1 一方、タイミング発生回路56からのタイミング信号E
4〜E7は、同時にタイミング判別回路62に与えられ
ている。またタイミング判別回路62には光検出回路6
0からの光検出信号E8が入力される。光検出回路60
に対しては、例えばフォトトランジスタなどを用いた受
光素子28の受光信号が入力されており、図7のように
空中像14−1に指48を触れたときの反射光50−
1,50−2を検出して光検出信号E8を出力する。タ
イミング判別回路62は、タイミング発生信号E4〜E
7と光検出信号E8から判別信号E9〜E12のいずれ
か1つを出力する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】このためホールド回路64は、最初に立ち
上がった判別信号E9に対応したスイッチ信号S1を外
部に出力する。ホールド回路64はリトリガタイマで構
成されており、判別信号E9が0.5秒以内に再度立ち
上がるとトリガ動作するが、0.5秒以上入力しない
と、図9(N)のホールドクリア信号を生じ、ホールド
を解除する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】ホールド回路64が図9(M)のように、
スイッチ信号S1のホールド出力を行うと同時に、この
スイッチ信号S1のホールド信号は数字表示回路66に
与えられ、操作した空中像に対応するLED44−1の
発光キー、即ち図4の発光キー26−1のキートップに
設けている数字「1」をLED表示器18に表示し、オ
ペレータに空中像の操作スイッチが確認できるようにし
ている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】また空中像を指で触れてスイッチ操作を行
った場合、空中像は物理的には存在しない実体のないも
のであることから、空中像に指を触れることによる操作
感を得ることはできない。そこで図8のコントローラに
あっては、音発生回路68を設け、ホールド回路64よ
りスイッチ信号S1〜S4のいずれか1つが出力された
ときにスピーカ70により操作音を出力し、スイッチを
入れたという感覚的なフィードバックであるタクタイル
フィードバックを実現している。即ち、図8のコントロ
ーラにあっては、LED表示器18による視覚的なタク
タイルフィードバックとスピーカ70からの操作音によ
る聴覚的なタクタイルフィードバックを実現している。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正内容】
【0064】この理由は、発光キー26は実際には点光
源ではなく発光キー26からの光束の広がり角度は約2
0度程度しかなく、回転楕円面ミラー76の底面方向に
向けると、発光受光ユニット24からの空中像14を結
像するための光は有効に利用できない。そこで可視範囲
46からの目の位置に対し反対向きに発光キー26を向
けることで、発光キー26からの光束の広がりが狭くと
も、効率よく第2焦点近傍にその空中像14を出現させ
ることができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0070
【補正方法】変更
【補正内容】
【0070】図17は図16を可視範囲46から見た説
明図であり、上部の縦回転楕円面ミラー82の開口の第
2焦点近傍に鮮明な空中像14が出現し、ケース80の
前面であれば、その位置をほとんど気にすることなく空
中像14を見ることができ、空中像14に指先などで触
れるスイッチ操作ができる。また図16から明らかなよ
うに、縦回転楕円面ミラー82の第1焦点近傍に設置し
た発光受光ユニット24は、発光キーの向きを水平方向
ではなく、やや上向きとすることで、発光キーからの光
を効率よく第2焦点近傍に集光して鮮明な空中像14を
出現させることができる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0075
【補正方法】変更
【補正内容】
【0075】フレネルレンズはレンズの厚さが薄く、重
量も軽くなり、しかもコスト的に安価である。もちろ
ん、凸レンズ90としては、1枚のレンズに限らず、多
数のレンズを組み合わせることにより所望の焦点距離F
を得るようにしてもよいことは勿論である。この第5実
施形態にあっては、発光キー28からの光はパラボラミ
ラー88によって一旦平行光に変換されるため、パラボ
ラミラー88と凸レンズ90との距離Dは原理的にはど
れだけあってもよいことになる。実際にはパラボラミラ
ー88によって完全な平行光を作るのは難しいため、距
離Dにある程度の制限はあるものの、距離Dを例えば1
0cmから100cm程度まで変えたとしても、空中像
14を凸レンズ90の焦点距離Fの焦点位置に正しく結
像することができる。このように図18の第5実施形態
にあっては、パラボラミラー88と凸レンズ90との間
の距離Dに対し自由度が得られる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0080
【補正方法】変更
【補正内容】
【0080】この場合、発光キー26からの光の光路に
光を妨げる部材が存在しないことから、空中像14の可
視領域46は光軸付近であっても有効であり、不可視領
域は存在しない。また、この第6実施形態にあっても、
第1凸レンズ98と第2凸レンズ100との間の距離D
に自由度があり、必要に応じて任意の設置距離にでき
る。また図19に示したと同様、間に平面ミラー94
配置することで光路を所定方向に変えることができる。 2.二次元画像表示ユニットを用いた平面空中像の入出
力 図21は本発明の空中像を用いた入出力装置の第7実施
形態であり、この実施形態にあっては、空中像の表示源
となる可視光発生部として発光素子を縦横に二次元配列
した二次元表示ユニットを用いたことを特徴とする。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0099
【補正方法】変更
【補正内容】
【0099】図29において、発光受光ユニット160
は基板165上に発光素子群162と受光素子群164
を各々一列に配列している。発光素子群162及び受光
素子164の素子数は例えば各々16素子を使用す
る。ユニット基板165に配列された発光素子群162
の各素子は、光ファイバ166により発光受光アレイユ
ニット168に接続されている。同時に受光素子群16
4の各受光素子も、光ファイバ166によって発光受光
アレイユニット168に接続されている。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0100
【補正方法】変更
【補正内容】
【0100】図30は発光受光アレイユニット168の
発光受光側の発光受光面である。発光受光アレイユニッ
ト168の発光受光面には光ファイバ166の端部を横
一列に並べた発光部180−1〜180−16を備えた
発光アレイ180が配置されている。また発光アレイ1
80と並んで、同じく光ファイバ166の受光部182
−1〜182−16を横一列に並べた受光アレイ182
を配置している。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0108
【補正方法】変更
【補正内容】
【0108】したがって、同期回路196はミラー面同
期信号E16に同期して1ライン分の発光駆動を行うた
めの図32(B)の同期信号E17を発生する。この同
期信号E17はミラー信号E16の立ち上がりに同期し
て発生され、次のミラー信号E16の立ち上がりに対
し、予め定めた一定時間Tsで終了する。同期信号E1
7が発生すると、これに伴って発光受光ユニット160
にライン配置している16個のLEDを駆動するための
32(C)の同期クロックE16が発生する。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0116
【補正方法】変更
【補正内容】
【0116】入力走査面206に対する読み取り用の発
光ラインの走査に伴い、入力イメージ204の内容に応
じた反射信号が発光受光ユニット160の受光素子群1
64にライン単位に入射し、これを光検出回路198で
受光し、波形整形した後に所定の階調レベルに正規化
し、バッファメモリ208に1ライン単位に読み取った
イメージデータを格納する。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0122
【補正方法】変更
【補正内容】
【0122】この図38の表示分解能を実現するZ方向
(奥行き方向)の画面数が256枚の場合に必要な図3
7のポリゴンミラー170の回転数Nは、ポリゴンミラ
ー170として例えば32面回転ミラーを使用したとす
ると、 N=60×1/1/(60×254画面)×32面鏡) =28800rpm となる。この場合、立体空中像の分解能は奥行き方向と
なるZ方向の画面数には比例するが、1平面画像の画素
数には依存しない。1つの平面画像の表示分解能は、表
示面となる発光素子の点滅周期Tに関係する。例えば図
38の512×512×256ドットの立体空中像25
0を表示する場合、図37の発光素子群162としてX
方向の512ドットに対応した512素子のライン表示
を可能とした場合、各素子の点滅周期Tは T=1/(60×256画面×512素子)=127n
秒 となる。実際にはテレビと同様、インタレースを行った
とすると、この点滅周期Tは倍の254n秒に伸びる。
点滅周期T=254n秒は現行のNTSC方式における
点滅周期である約200n秒より遅くてできる。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0128
【補正方法】変更
【補正内容】
【0128】更に、第1凸レンズ174に対し所定距離
を離して配置された第2凸レンズ176との間に、固定
ミラー255を設けている。固定ミラー255は頂角α
=約45度で外側に2つのミラー面256,262をも
ち、光軸に対し約45度の角度でミラー面256,26
2を配置している。固定ミラー255に相対する光軸に
直交する位置には、頂角β=90度で内側に2つのミラ
ー面258,260をもった可動ミラー257が対向配
置される。可動ミラー257は、支持部材268を介し
てピストン265とクランク266によるピストンクラ
ンク機構を介してモータ264に連結される。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0131
【補正方法】変更
【補正内容】
【0131】図41は図37及び図40の立体空中像2
18の表示制御に使用されるコントローラの回路ブロッ
ク図である。図41において、コントローラは画像メモ
リ220、アドレス走査回路222、書込切換回路22
6、奇数立体フィールドメモリ228、アドレス走査回
路230、偶数立体フィールドメモリ232、アドレス
走査回路234、走査方向切換スイッチ235、制御回
路236、読出切換回路238、駆動回路240、光検
出回路242、受光画像バッファメモリ244、操作位
置判定回路245及びインタフェース回路224で構成
される。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0133
【補正方法】変更
【補正内容】
【0133】奇数立体フィールドメモリ228及び偶数
立体フィールドメモリ232は、Xビット×Yワード×
Zスタックのメモリ構成をもち、図38の空中立体像の
各方向のドット数対応の画素数をもっている。まず立体
空中像の表示動作を説明する。制御回路236に対して
は、図37のポリゴンミラー170に対し設けているミ
ラーセンサ175からの面回転同期信号E16と、電磁
アクチュエータ212により往復移動される第3凸レン
ズ177に対し設けている立体位置センサ216からの
立体同期信号E20が入力されている。立体位置センサ
216は受光素子を直線配列したPSDなどが使用さ
れ、支持部材214に装着したLED215からの光を
受光して第3凸レンズ177の移動位置を検知できるよ
うにしている。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0140
【補正方法】変更
【補正内容】
【0140】この実施形態にあっては、受光検出回路2
42からの検出信号を画像メモリ220と同じ三次元画
像情報を格納する受光用画像バッファメモリ244に格
納している。受光用画像バッファメモリ244に対して
は操作位置判定回路245が設けられ、1回の立体空中
像218の表示に同期して光検出回路242から読み込
まれた三次元画像情報の内の反射光の受光を示すドット
から操作位置を判定し、この位置判定情報をインタフェ
ース回路224を介して情報処理装置に転送する。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図19
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19】図18の光路方向を偏向する実施形態の断面

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1又は複数の入力操作部に対応した可視光
    を発生する可視光発生部と、 前記可視光発生部から発生した可視光に基づいて空中に
    前記入力操作部の空中像を生成する空中像生成部と、 前記空中像生成部で空中に生成した空中像の操作を反射
    光から検出する光検出部と、 前記可視光発生部の駆動により前記入力操作部に対応し
    た可視光を選択的に出射させ、前記空中像生成部に前記
    空中像を生成させ、前記光検出部による前記空中像の操
    作を検出した際に外部に位置検出信号を出力させるコン
    トローラと、を備えたことを特徴とする空中像入出力装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の空中像入出力装置に於い
    て、前記空中像生成部は、 空中像生成空間となる開口を頭頂部に有する内側をパラ
    ボラミラー面とした第1パラボラミラーと、 内側にパラボラミラー面を形成すると共に該パラボラミ
    ラー面の底部に前記可視光発生部を配置し、前記第1パ
    ラボラミラーに相対して配置される第2パラボラミラー
    と、を備え、相対する前記2つのパラボラミラー面によ
    って前記入力操作部の空中像を前記開口の空間に生成す
    ることを特徴とする空中像入出力装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の空中像入出力装置に於い
    て、前記空中像生成部は、一部を切り欠いて開口した回
    転楕円面ミラーを備え、該回転楕円面ミラーの一方の焦
    点位置に前記可視光発生部を配置して開口側の他の焦点
    位置に前記入力操作部の空中像を生成させることを特徴
    とする空中像入出力装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の空中像入出力装置に於い
    て、前記回転楕円面ミラーは、楕円を長軸で回転して短
    軸方向の面で切り欠いたミラー面を有することを特徴と
    する空中像入出力装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載の空中像入出力装置に於い
    て、前記回転楕円面ミラーは、楕円を長軸で回転して長
    軸方向の面で切り欠いたミラー面を有することを特徴と
    する空中像入出力装置。
  6. 【請求項6】請求項4又は5記載の空中像入出力装置に
    於いて、前記回転楕円面ミラーは、前記開口を透明カバ
    ーで覆ったことを特徴とする空中像入出力装置。
  7. 【請求項7】請求項4又は5記載の空中像入出力装置に
    於いて、前記回転楕円面ミラーは、前記開口を透明カバ
    ーで覆い、前記開口から内部の可視光発生部が直接見え
    ないように前記透明カバーの一部を不透明にしたことを
    特徴とする空中像入出力装置。
  8. 【請求項8】請求項1記載の空中像入出力装置に於い
    て、前記空中像生成部は、 内面をパラボラミラー面とし焦点位置に前記可視光発生
    部を配置したパラボラミラーと、 前記パラボラミラーの開口側に所定距離を離して配置さ
    れた凸レンズと、を備え、前記凸レンズの焦点位置の空
    間に前記入力操作部の空中像を生成させることを特徴と
    する空中像入出力装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の空中像入出力装置に於い
    て、前記空中像生成部は、前記パラボラミラーと凸レン
    ズの間に、光軸方向を任意の方向に偏向させる平面ミラ
    ーを配置したことを特徴とする空中像入出力装置。
  10. 【請求項10】請求項1記載の空中像入出力装置に於い
    て、前記空中像生成部は、 焦点位置又はその近傍に前記可視光発生部を配置した第
    1凸レンズと、 前記第1凸レンズに続いて所定距離を離して配置された
    第2凸レンズと、を備え、前記第2凸レンズの焦点位置
    の空間に前記入力操作部の空中像を生成させることを特
    徴とする空中像入出力装置。
  11. 【請求項11】請求項1記載の空中像入出力装置に於い
    て、 前記可視光発生部は、発光素子を備えた1又は複数の発
    光キーであり、前記空中像生成部により前記発光キーの
    空中像を生成させ、 前記光検出部は、前記発光ユニットに設けられ、前記空
    中像の操作による反射光を受光する受光素子であること
    を特徴とする空中像入出力装置。
  12. 【請求項12】請求項11記載の空中像入出力装置に於
    いて、前記発光キーは、頭頂部に数字、記号等の表示を
    備えた透明材料で作られたキートップを装着したことを
    特徴とする空中像入出力装置。
  13. 【請求項13】請求項11記載の空中像入出力装置に於
    いて、前記コントローラは、 前記可視光発生部の複数の発光キーを所定のタイミング
    に従って順番に駆動走査する駆動走査回路と、 前記駆動走査回路による複数の発光素子の各駆動タイミ
    ングと前記光検出部の受光素子による光検出信号とに基
    づいて、前記空中像の操作に対応した発光素子の位置を
    判別してスイッチ信号を出力する判別回路と、を備えた
    ことを特徴とする空中像入出力装置。
  14. 【請求項14】請求項1記載の空中像入出力装置に於い
    て、 前記可視光発生部は、複数の発光素子を縦横に配列した
    二次元画像発生器を備え、 前記光検出部は、前記二次元画像発生器の発光面の近傍
    に配置され、前記空中像の操作による反射光を受光する
    1又は複数の受光素子を備え、 前記コントローラは、文字、図形等の画像入力に応じた
    前記二次元画像発生器の発光素子の駆動走査により平面
    空中像を前記空中像生成部に生成させることを特徴とす
    る空中像入出力装置。
  15. 【請求項15】請求項14記載の空中像入出力装置に於
    いて、前記コントローラは、 前記二次元画像発生器で発生する画像情報を記憶した画
    像記憶回路と、 前記二次元画像発生器の複数の発光素子を所定のタイミ
    ングに従って順番に駆動走査する駆動走査回路と、 前記駆動走査回路による複数の発光素子の各駆動タイミ
    ングと前記光検出部による光検出信号とに基づいて、前
    記空中像の操作に対応した発光素子の位置を判別して位
    置検出信号を出力する判別回路と、を備えたことを特徴
    とする空中像入出力装置。
  16. 【請求項16】請求項15記載の空中像入出力装置に於
    いて、前記画像記憶回路は、画像情報をマトリクス配線
    のクロス接続の有無により固定記憶した固定二次元マト
    リクス回路または画像情報を読み書き自在な画像メモリ
    であることを特徴とする空中像入出力装置。
  17. 【請求項17】請求項1記載の空中像入出力装置に於い
    て、 前記可視光発生部は、複数の発光素子を一列に配置した
    一次元画像発生器を備え、 前記空中像生成部は、 前記一次元画像発生器からの可視光に直交する方向に偏
    向走査する偏向部と、 前記偏向部の偏向走査による二次元画像を入射して平面
    空中像を生成する空中像光学系と、を備え、 前記光検出器は、前記一次元画像発生器の発光素子と同
    列に複数の受光素子を配列した一次元受光器を備え、 前記コントローラは、前記偏向部の偏向走査に同期し、
    文字、図形等の画像入力に応じて前記一次元画像発生器
    を選択的に発光させて平面空中像を前記空中像生成部に
    生成させることを特徴とする空中像入出力装置。
  18. 【請求項18】請求項17記載の空中像入出力装置に於
    いて、前記コントローラは、 前記一次元画像発生器で発生する画像情報を記憶した画
    像記憶回路と、 前記偏向部の偏向走査に同期し、前記画像情報に応じて
    前記一次元画像発生器の複数の発光素子を選択的に発光
    させる駆動走査回路と、 前記駆動走査回路による複数の発光素子の各駆動タイミ
    ングと前記光検出部による光検出信号とに基づいて、前
    記空中像の操作に対応した画像位置を判別して位置検出
    信号を出力する判別回路と、を備えたことを特徴とする
    空中像入出力装置。
  19. 【請求項19】請求項17記載の空中像入出力装置に於
    いて、 前記光検出部は、前記平面空中像の生成位置に配置した
    二次元イメージを反射光の検出により読み取ることを特
    徴とする空中像入出力装置。
  20. 【請求項20】請求項19記載の空中像入出力装置に於
    いて、 前記コントローラは、前記光検出部により二次元イメー
    ジからの反射光を検出して読み取る際に、前記一次元画
    像発生器の全ての発光素子を、所定の輝度で均一に発光
    駆動させることを特徴とする空中像入出力装置。
  21. 【請求項21】請求項1記載の空中像入出力装置に於い
    て、 前記可視光発生部は、複数の発光素子を一列に配置した
    一次元画像発生器を備え、 前記空中像生成部は、 前記一次元画像発生器からの可視光をラインに直交する
    方向に偏向走査する偏向部と、 前記偏向部の偏向走査による二次元画像を入射して平面
    空中像を生成すると共に、該平面空中像の位置を光軸方
    向の所定の範囲で微小距離ずつステップ移動させながら
    往復移動させて立体空中像を生成させる立体空中像生成
    部と、を備え、 前記光検出器は、前記一次元画像発生器の発光素子と同
    列に複数の受光素子を配列した一次元受光器を備え、 前記コントローラは、前記偏向部の偏向走査に同期し、
    文字、図形等の三次元画像入力に応じて前記一次元発生
    器を選択的に発光させて立体空中像を前記空中像生成部
    に生成させることを特徴とする空中像入出力装置。
  22. 【請求項22】請求項21記載の空中像入出力装置に於
    いて、前記コントローラは、 前記一次元画像発生器で発生する三次元画像情報を記憶
    した画像記憶回路と、 前記偏向部の偏向走査に同期し、前記三次元画像情報か
    ら変換した奥行き方向に分割された二次元画像情報に応
    じて前記一次元画像発生器の複数の発光素子を選択的に
    発光させる第1駆動走査回路と、 前記三次元画像から変換した奥行き方向の二次元画像の
    各位置に応じて前記立体空中像生成部の走査により前記
    平面空中像を奥行き方向に走査する第2駆動走査回路
    と、 前記第1及び第2駆動走査回路による複数の発光素子の
    各駆動タイミング、奥行き方向の位置、及び前記光検出
    部による光検出信号に基づいて、前記立体空中像の操作
    に対応した画像位置を判別して位置検出信号を出力する
    判別回路と、を備えたことを特徴とする空中像入出力装
    置。
  23. 【請求項23】請求項21記載の空中像入出力装置に於
    いて、前記立体空中像生成部は、 前記偏向部による二次元走査画像を入射し平行光束に変
    換する第1凸レンズと、 前記第1凸レンズに対し所定距離離れた位置に固定配置
    された第2凸レンズと、 前記第2の凸レンズの手前に光軸方向に移動自在に設け
    られ、前記第2凸レンズとの合成による焦点距離に平面
    空中像を結像させる第3凸レンズと、 前記第3凸レンズを光軸方向の所定範囲内で微小距離ず
    つステップ移動させながら往復移動させ、前記第2凸レ
    ンズとの合成による前記平面空中像を結像させる焦点距
    離を変化させるアクチュエータと、を備えたことを特徴
    とする空中像入出力装置。
  24. 【請求項24】請求項22記載の空中像入出力装置に於
    いて、前記立体空中像生成部は、 前記偏向部の偏向点の手前を焦点位置として前記偏向部
    からの二次元走査画像を入射して光路長に応じてわずか
    に絞り込まれる非平行光束に変換する第1凸レンズと、 前記第1凸レンズに対し所定位置に固定配置された第2
    凸レンズと、 前記第1凸レンズと第2凸レンズの間に、光路長を変え
    る方向に移動自在に配置された反射ミラーと、 前記反射ミラーを所定の光路長を変化させる範囲内で微
    小距離ずつステップ移動させながら往復移動させるアク
    チュエータと、を備えたことを特徴とする空中像入出力
    装置。
  25. 【請求項25】請求項8、9、10、23又は24のい
    ずれかに記載の空中像入出力装置に於いて、前記凸レン
    ズは、中心から外側に向かう半径方向で光の屈折角が異
    なるフレネルレンズであることを特徴とする空中像入出
    力装置。
  26. 【請求項26】請求項1乃至25のいずれかに記載の空
    中像入出力装置に於いて、前記可視光発生部に使用する
    発光素子を赤、青、緑の3原色構成とし、カラー空中像
    を生成させることを特徴とする空中像入出力装置。
  27. 【請求項27】1又は複数の入力操作部に対応した可視
    光を発生する可視光発生過程と、 前記可視光発生部から選択的に発生した可視光に基づい
    て空中に前記入力操作部の空中像を生成する空中像生成
    過程と、 前記空中像生成過程で空中に生成した空中像の操作を反
    射光から検出して位置検出信号を出力させる光検出過程
    と、を備えたことを特徴とする空中像入出力方法。
  28. 【請求項28】請求項27記載の空中像入出力方法に於
    いて、 前記可視光発生過程は、二次元配列された複数の発光素
    子の順次走査により文字、図形等の二次元画像の可視光
    を発光させ、 前記空中像生成過程は、前記複数の発光素子の順次走査
    による可視光を入射して前記二次元画像の平面空中像を
    生成させることを特徴とする空中像入出力方法。
  29. 【請求項29】請求項27記載の空中像入出力方法に於
    いて、 前記可視光発生過程は、一次元に配列された複数の発光
    素子を二次元画像情報に基づいて選択的に発光し、 前記空中像生成過程は、前記選択的に発光された可視光
    を入射してライン方向に直交する方向に偏向走査して二
    次元画像に変換した後に平面空中像を生成することを特
    徴とする空中像入出力方法。
  30. 【請求項30】請求項27記載の空中像入出力方法に於
    いて、 前記可視光発生過程は、一次元に配列された複数の発光
    素子を三次元画像を奥行き方向に分割した各二次元画像
    に基づいて選択的に発光し、 前記空中像生成過程は、前記選択的に発光された可視光
    をライン方向に直交する方向に偏向走査して二次元画像
    に変換した後に平面空中像を生成させると同時に、光軸
    方向の所定の範囲で前記平面空中像の位置を微小距離ず
    つステップ移動させながら往復移動させて立体空中像を
    生成させることを特徴とする空中像入出力方法。
JP12546196A 1996-05-21 1996-05-21 空中像入出力装置及び方法 Expired - Fee Related JP3258562B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12546196A JP3258562B2 (ja) 1996-05-21 1996-05-21 空中像入出力装置及び方法
US08/735,752 US5977938A (en) 1996-05-21 1996-10-23 Apparatus and method for inputting and outputting by using aerial image
DE69626102T DE69626102T2 (de) 1996-05-21 1996-11-11 Vorrichtung und Verfahren zur Ein-/Ausgabe unter Verwendung einer Abbildung im Weltraum
EP96308135A EP0809175B1 (en) 1996-05-21 1996-11-11 Apparatus and method for inputting and outputting by using an aerial image

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12546196A JP3258562B2 (ja) 1996-05-21 1996-05-21 空中像入出力装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09305302A true JPH09305302A (ja) 1997-11-28
JP3258562B2 JP3258562B2 (ja) 2002-02-18

Family

ID=14910670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12546196A Expired - Fee Related JP3258562B2 (ja) 1996-05-21 1996-05-21 空中像入出力装置及び方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5977938A (ja)
EP (1) EP0809175B1 (ja)
JP (1) JP3258562B2 (ja)
DE (1) DE69626102T2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003107402A (ja) * 2001-07-26 2003-04-09 Seiko Epson Corp 立体表示装置及び投射型立体表示装置
JP2005115108A (ja) * 2003-10-09 2005-04-28 Sony Corp 表示装置および方法、並びに撮像装置および方法
WO2007046341A1 (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Pioneer Corporation 表示装置、液晶表示装置、位置検出システムおよび位置検出方法
US7233441B2 (en) 2001-10-11 2007-06-19 Seiko Epson Corporation Stereoscopic display
JP2009080441A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Kensuke Sakurai 凹面鏡の虚像を利用した光通信装置
JP2012221370A (ja) * 2011-04-12 2012-11-12 Sharp Corp 表示装置、操作入力方法、操作入力プログラム、及び記録媒体
JP2023007394A (ja) * 2021-06-28 2023-01-18 日立チャネルソリューションズ株式会社 情報処理システム
JP2024072377A (ja) * 2022-11-16 2024-05-28 株式会社東海理化電機製作所 検出装置

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3471201B2 (ja) * 1997-09-05 2003-12-02 株式会社東芝 撮像モジュール、および撮像装置
JPH11239237A (ja) * 1998-02-24 1999-08-31 Canon Inc 画像表示装置
US6977646B1 (en) * 2001-11-30 2005-12-20 3M Innovative Properties Co. Touch screen calibration system and method
US7038659B2 (en) * 2002-04-06 2006-05-02 Janusz Wiktor Rajkowski Symbol encoding apparatus and method
US7362313B2 (en) * 2003-01-17 2008-04-22 3M Innovative Properties Company Touch simulation system and method
FR2883386B1 (fr) * 2005-03-18 2008-01-25 Jerome Boujon Forme, par exemple du type tetraedre de lumiere provenant d'un dispositif optique
TWM281181U (en) * 2005-07-07 2005-11-21 Shy-Pin Cuo Optical display device with light source
US20070188898A1 (en) * 2006-01-19 2007-08-16 University Of South Florida Real Image Optical System
TWI328789B (en) * 2006-03-23 2010-08-11 Au Optronics Corp Method of driving lyquid crystal display
US8210694B1 (en) * 2007-07-03 2012-07-03 University Of South Florida Pair of concave mirrors for projecting non-inverted real images
US9886192B2 (en) * 2013-03-29 2018-02-06 Rakuten, Inc. Terminal device, control method for terminal device, program, and information storage medium
US20210383403A1 (en) * 2014-01-15 2021-12-09 Federal Law Enforcement Development Services, Inc. UV, SOUND POINT, iA OPERATING SYSTEM
JP6133449B2 (ja) * 2014-01-23 2017-05-24 フィリップス ライティング ホールディング ビー ヴィ 照明器具
CN105121948B (zh) * 2014-01-23 2016-11-02 飞利浦灯具控股公司 灯具
JP6337640B2 (ja) * 2014-06-20 2018-06-06 船井電機株式会社 画像表示装置
US20160357025A1 (en) * 2015-06-04 2016-12-08 Valeo North America, Inc. Automotive lighting device that projects a virtual 3d image or light, while providing a function
JP2019144793A (ja) * 2018-02-20 2019-08-29 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及びプログラム
KR20240016566A (ko) * 2022-07-29 2024-02-06 한국전자통신연구원 홀로그램 영상 재생 장치 및 방법
JP2025001182A (ja) * 2023-06-20 2025-01-08 アルプスアルパイン株式会社 表示装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3647284A (en) * 1970-11-30 1972-03-07 Virgil B Elings Optical display device
US4484179A (en) * 1980-04-16 1984-11-20 At&T Bell Laboratories Touch position sensitive surface
FR2554261B1 (fr) * 1983-10-28 1987-04-30 Thomson Csf Dispositif sensitif d'affichage comportant un ecran a balayage
US5231388A (en) * 1991-12-17 1993-07-27 Texas Instruments Incorporated Color display system using spatial light modulators
JPH06348404A (ja) * 1993-06-03 1994-12-22 Bitsugu Haato:Kk データの入力方法及び装置
US5479187A (en) * 1994-02-23 1995-12-26 Chunghwa Picture Tubes, Ltd. Vertically scanned narrow light beam source for LCD display
GB9413214D0 (en) * 1994-07-01 1994-08-24 Central Research Lab Ltd Apparatus and method for providing information to a control system or computer

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003107402A (ja) * 2001-07-26 2003-04-09 Seiko Epson Corp 立体表示装置及び投射型立体表示装置
US7233441B2 (en) 2001-10-11 2007-06-19 Seiko Epson Corporation Stereoscopic display
JP2005115108A (ja) * 2003-10-09 2005-04-28 Sony Corp 表示装置および方法、並びに撮像装置および方法
WO2007046341A1 (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Pioneer Corporation 表示装置、液晶表示装置、位置検出システムおよび位置検出方法
JP4550118B2 (ja) * 2005-10-17 2010-09-22 パイオニア株式会社 表示装置、液晶表示装置、位置検出システムおよび位置検出方法
JP2009080441A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Kensuke Sakurai 凹面鏡の虚像を利用した光通信装置
JP2012221370A (ja) * 2011-04-12 2012-11-12 Sharp Corp 表示装置、操作入力方法、操作入力プログラム、及び記録媒体
JP2023007394A (ja) * 2021-06-28 2023-01-18 日立チャネルソリューションズ株式会社 情報処理システム
JP2024072377A (ja) * 2022-11-16 2024-05-28 株式会社東海理化電機製作所 検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3258562B2 (ja) 2002-02-18
EP0809175B1 (en) 2003-02-05
EP0809175A1 (en) 1997-11-26
US5977938A (en) 1999-11-02
DE69626102T2 (de) 2003-06-18
DE69626102D1 (de) 2003-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3258562B2 (ja) 空中像入出力装置及び方法
CN109564495B (zh) 显示装置、存储介质、显示方法及控制装置
JP6078884B2 (ja) カメラ式マルチタッチ相互作用システム及び方法
JP2791225B2 (ja) 3次元表示装置用ポインタ
JP4996681B2 (ja) 画像表示装置
JP4768143B2 (ja) 情報入出力装置、情報入出力制御方法およびプログラム
US5349379A (en) Autostereoscopic display illumination system allowing viewing zones to follow the observer's head
KR20040070224A (ko) 입체 디스플레이 장치 및 시스템
US20180348960A1 (en) Input device
WO2018003861A1 (ja) 表示装置および制御装置
KR20010014970A (ko) 물체 검출용 광학유닛 및 이를 이용한 위치좌표 입력장치
JP4054847B2 (ja) 光デジタイザ
JP2020056806A (ja) 制御装置
EP0055366A2 (en) System for remotely displaying and sensing information using shadow parallax
JPH05127809A (ja) 三次元空間座標入力装置
CN109856808A (zh) 悬浮显示装置
JP2022129473A (ja) 空中映像表示装置
US20030223043A1 (en) High resolution 3 dimensional image generator
JP6663736B2 (ja) 非接触表示入力装置及び方法
JP5987395B2 (ja) 表示装置
JP3224856B2 (ja) 立体映像装置
JP4335468B2 (ja) 情報入出力システム、情報制御方法、プログラムおよび記録媒体
JP3998116B2 (ja) 座標検出装置
JP4560224B2 (ja) 情報入力装置、情報入出力システム、プログラム及び記憶媒体
JP2003186616A (ja) 情報入力装置、情報入出力システム、位置座標出力方法、プログラム及び記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20011106

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071207

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081207

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091207

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091207

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111207

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111207

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121207

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121207

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131207

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees