JPH09306174A - ダイナミックsram - Google Patents

ダイナミックsram

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JPH09306174A
JPH09306174A JP8121223A JP12122396A JPH09306174A JP H09306174 A JPH09306174 A JP H09306174A JP 8121223 A JP8121223 A JP 8121223A JP 12122396 A JP12122396 A JP 12122396A JP H09306174 A JPH09306174 A JP H09306174A
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JP
Japan
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charging
capacitor
voltage
circuit
flip
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JP8121223A
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Inventor
Hiroshi Goto
寛 後藤
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】少ない電源消費電流で高速動作できるSRAM
を提供する。 【解決手段】情報記憶用フリップフロップおよび記憶内
容が保持されるようにこのフリップフロップへ回路電圧
Vdd〜Vssを与える第1キャパシタ部を含むメモリ
セルCEL11と;このメモリセルが接続されるビット
線BL1/BL1*へ選択的に接続され前記回路電圧に
充電される第2キャパシタ部CL1+CL2と;第1の
タイミングで第2キャパシタ部CL1+CL2を前記回
路電圧に間欠充電する第1間欠充電手段Q11+Q12
+RE0と;第2のタイミングで第2キャパシタ部CL
1+CL2に充電された電圧を利用してビット線BL1
/BL1*を間欠充電する第2間欠充電手段Q13+Q
14+RE1と;第3のタイミングでビット線BL1/
BL1*の充電電圧を利用して前記第1キャパシタ部を
間欠充電する第3間欠充電手段Q3+Q4+DW10と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記憶情報の維持
にリフレッシュ動作を伴う記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在主流の半導体記憶装置は、記憶内容
の維持にリフレッシュが必要なダイナミックメモリ(以
下DRAMという)と、記憶内容の維持にリフレッシュ
を必要としないスタティックメモリ(以下SRAMとい
う)とに大別できる。
【0003】DRAMは、極小容量のメモリセルキャパ
シタを充電する形でその記憶内容を保持している。この
メモリセルキャパシタに充電・蓄積された電荷(記憶内
容)は、そのまま放置すると、メモリチップ内部のリー
ク電流により短時間の内に消失してしまう。この記憶内
容消失を防止するために、DRAMでは、外部からメモ
リアクセス(リード/ライト)がない期間において、比
較的短い周期(通常10ms以内)でもって、個々のメ
モリセルから記憶内容を一旦読み出し、読み出した内容
を同じメモリセルに書き戻すようにしている。この短周
期で反復される記憶内容の読み取り/書き戻し動作を、
DRAMのリフレッシュ動作という。
【0004】DRAMにおけるリフレッシュ動作は、全
メモリセルキャパシタの合計容量に対する反復充放電な
ので、このリフレッシュ動作に伴う電源電流消費量が大
きい。
【0005】一方、SRAMは、常時給電状態にあるフ
リップフロップの動作状態(一対の交差接続トランジス
タのうち、一方がオンかオフかの状態)によって、その
記憶内容を保持している。SRAMでは、DRAMのよ
うなリフレッシュ動作(記憶内容の読み取り/書き戻し
動作)は不要であり、フリップフロップの回路動作状態
を維持するに必要な最低限の電源電流(殆どリーク電流
レベルまで抑えることが可能)しか消費しない。
【0006】しかしながら、上記「殆ど電源電流を消費
しない」というSRAMの特徴を得るには、フリップフ
ロップのドレイン負荷回路の直流抵抗値は、極めて大き
い必要がある。たとえば、電源電圧+3Vで動作するS
RAMの1セル当たりの消費電流を1nA(ナノアンペ
ア)以下に抑えるには、ドレイン負荷抵抗は3000M
Ω以上にしなければならない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】通常、SRAMの高抵
抗負荷抵抗(1対のフリップフロップ負荷抵抗)は、低
不純物濃度のポリシリコンで形成される。ところが、こ
のポリシリコン高抵抗は温度依存性が高いため、高温下
では、抵抗値が小さくなることにより電源消費電流が増
大する。逆に、低温下では、1対のフリップフロップ負
荷抵抗の値が必ずしもバランスせずに大きくなるため、
フリップフロップ回路動作状態のバランスが崩れ、記憶
内容にエラーが発生しやすくなる。これを防ぐには、フ
リップフロップ負荷抵抗値を低めにとってフリップフロ
ップ回路電流をある程度定常的に流しておいて、多少負
荷抵抗バランスが崩れてもフリップフロップのオン・オ
フ状態が変化しないようにしておく必要がある。
【0008】結局、高抵抗負荷抵抗を用いたSRAMで
は、低消費電流と低エラー発生率とはトレードオフの関
係になる。
【0009】この発明の目的は、通常のSRAM並に少
ない電源消費電流で高速動作でき、それでいてエラーが
生じにくいニュータイプのSRAMを提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明のSRAMでは、複数対のビット線(B
Ln/BLn*)と複数のワード線(WLn)の交差位
置に複数のメモリセル(CELmn)が配置されたマト
リクス構造を持つ記憶装置(図1)において、個々の前
記メモリセル(たとえばCEL11)を構成するもので
あって、互いに逆の論理レベルを持つ記憶内容を出力す
る1対の出力ノード(AR1/AR2)を持つフリップ
フロップ回路(Q1+Q2)と;前記ワード線(WL
1)の信号レベルに応じて選択的に導通することによ
り、1対の前記ビット線(BL1/BL1*)へ、前記
フリップフロップ回路(Q1+Q2)の1対の出力ノー
ド(AR1/AR2)を、それぞれ接続するビット線接
続手段(Q3+Q4)と;前記メモリセル(CEL1
1)の記憶内容が保持されるように、前記フリップフロ
ップ回路(Q1+Q2)へ所定値以上(たとえば1V以
上)の回路動作電圧(Vdd〜Vss)を与える第1キ
ャパシタ部(C1+C2)と;前記ビット線(BL1/
BL1*)に選択的に接続され、前記回路動作電圧(V
dd〜Vss)に対応した電圧に充電される第2キャパ
シタ部(CL1+CL2)と;第1のタイミング(図1
3のt01)で、前記第2キャパシタ部(CL1+CL
2)を前記回路動作電圧(Vdd〜Vss)に対応した
電圧に間欠充電する第1間欠充電手段(Q11+Q1
2;DR10からのVRE0)と;前記第1のタイミン
グ(図13のt01)とは異なる第2のタイミング(図
13のt03)で、前記第2キャパシタ部(CL1+C
L2)に充電された電圧を利用して前記ビット線(BL
1/BL1*)を間欠充電する第2間欠充電手段(Q1
3+Q14;DR10からのVRE1)と;前記第1の
タイミング(図13のt01)とは異なる第3のタイミ
ング(図13のt03)で、前記第2間欠充電手段によ
り充電された前記ビット線(BL1/BL1*)の充電
電圧を利用して、前記第1キャパシタ部(C1+C2)
を間欠充電する第3間欠充電手段(Q3+Q4;DW1
0)と;を備えている。
【0011】また、上記目的を達成するため、第2の発
明のSRAMでは、複数対のビット線(BLn/BLn
*)と複数のワード線(WLn)の交差位置に複数のメ
モリセル(CELmn)が配置されたマトリクス構造を
持つ記憶装置(図1または図8)において、個々の前記
メモリセル(たとえばCEL11)を構成するものであ
って、互いに逆の論理レベルを持つ記憶内容を出力する
1対の出力ノード(AR1/AR2)を持つフリップフ
ロップ回路(Q1+Q2)と;前記ワード線(WL1)
の信号レベルに応じて選択的に導通することにより、1
対の前記ビット線(BL1/BL1*)へ、前記フリッ
プフロップ回路(Q1+Q2)の1対の出力ノード(A
R1/AR2)を、それぞれ接続するビット線接続手段
(Q3+Q4)と;前記メモリセル(CEL11)の記
憶内容が保持されるように、前記フリップフロップ回路
(Q1+Q2)へ所定値以上(たとえば1V以上)の回
路動作電圧(Vdd〜Vss)を与えるキャパシタ部
(C1+C2)と;第1のタイミング(図13のt0
1)で、前記ビット線(BL1/BL1*)を前記回路
動作電圧(Vdd〜Vss)に対応した電圧に間欠充電
するビット線間欠充電手段(図1のQ13/Q14+D
R10からのVRE1;または図8のQ11/Q12+
R11/R12+r11/r12+DR10からのVR
E0)と;第2のタイミング(図1構成なら図13のt
03;図8構成なら図13のt01)で、充電された前
記ビット線(BL1/BL1*)の充電電圧を利用し
て、前記キャパシタ部(C1+C2)を間欠充電するキ
ャパシタ部間欠充電手段(Q3+Q4;DW10)と;
を備えている。
【0012】なお、第2の発明のSRAMでは、前記ビ
ット線間欠充電手段(Q11/Q12+R11/R12
+r11/r12+DR10)が、前記ビット線(BL
1/BL1*)を間欠充電する際にこのビット線(BL
1/BL1*)へ流入する電流を抑える抵抗回路(R1
1+R12および/またはr11+r12)を含むこと
ができる。
【0013】さらに、上記目的を達成するため、第3の
発明のSRAMでは、複数対のビット線(BLn/BL
n*)と複数のワード線(WLn)の交差位置に複数の
メモリセル(CELmn)が配置されたマトリクス構造
を持つ記憶装置(図1)において、個々の前記メモリセ
ル(たとえばCEL11)を構成するものであって、互
いに逆の論理レベルを持つ記憶内容を出力する1対の出
力ノード(AR1/AR2)を持つフリップフロップ回
路(Q1+Q2)と;前記ワード線(WL1)の信号レ
ベルに応じて選択的に導通することにより、1対の前記
ビット線(BL1/BL1*)へ、前記フリップフロッ
プ回路(Q1+Q2)の1対の出力ノード(AR1/A
R2)を、それぞれ接続するビット線接続手段(Q3+
Q4)と;前記メモリセル(CEL11)の記憶内容が
保持されるように、前記フリップフロップ回路(Q1+
Q2)へ所定値以上(たとえば1V以上)の回路動作電
圧(Vdd〜Vss)を与える第1キャパシタ部(C1
+C2)と;前記回路動作電圧(Vdd〜Vss)が前
記所定値以上に維持されるように、第1のタイミング
(図15または図17のt03、図16のt05、図1
8のt01)で導通して、前記第1キャパシタ部(C1
+C2)を間欠充電する第1スイッチ手段(Q5+Q
6)と;前記第1スイッチ手段(Q5+Q6)に選択的
に接続され、所定の電圧(Vdd)に充電される第2キ
ャパシタ部(CLs)と;第2のタイミング(図15ま
たは図17のt01、図16のt03、図18のt0
3)で導通して、前記第2キャパシタ部(CLs)を前
記所定の電圧に間欠充電する第2スイッチ手段(Q10
1;DR10からのVRE0X)と;前記第2のタイミ
ング(図15または図17のt01、図16のt03、
図18のt03)とは異なる第3のタイミング(図15
または図17のt03、図16のt05、図18のt0
1)で導通して、前記第2キャパシタ部(CLs)に充
電された電圧(VRE1)でもって前記第1スイッチ手
段(Q5+Q6)導通させる第3スイッチ手段(Q10
2;DR10からのVRE1X)と;を備えている。
【0014】さらに、上記目的を達成するため、第4の
発明のSRAMでは、情報を記憶するフリップフロップ
(図2または図10のQ1+Q2)および記憶内容が保
持されるようにこのフリップフロップ(Q1+Q2)へ
回路動作電圧(Vdd〜Vss)を与える第1キャパシ
タ部(C1+C2)を含むメモリセル(CELmn)
と;複数の前記メモリセル(CELmn)が接続される
信号線(図1、図2のBL1/BL1*;または図9、
図10のRE1)へ選択的に接続されるものであって、
前記回路動作電圧(Vdd〜Vss)に充電される第2
キャパシタ部(図1のCL1+CL2;または図9のC
Ls)と;第1のタイミング(図13のt01;または
図15のt01)で前記第2キャパシタ部(CL1+C
L2;またはCLs)を前記回路動作電圧(Vdd〜V
ss)に対応した電圧に間欠充電する第1間欠充電手段
(図1のQ11+Q12+RE0;または図9のQ10
1+RE0X)と;第2のタイミング(図13のt0
3;または図15のt03)で、第2キャパシタ部(C
L1+CL2;またはCLs)に充電された電圧を利用
して前記信号線(図1、図2のBL1/BL1*;また
は図9、図10のRE1)を間欠充電する第2間欠充電
手段(図1のQ13+Q14+RE1;または図9のQ
102+RE1X)と;第3のタイミング(図13のt
03;または図15のt01;または図16のt05)
で、前記信号線(図1、図2のBL1/BL1*;また
は図9、図10のRE1)の充電電圧を利用(図2では
BL1/BL1*の電圧を直接利用;図10ではRE1
の電圧を間接利用)して前記第1キャパシタ部(C1+
C2)を間欠充電する第3間欠充電手段(図1、図2の
Q3+Q4+DW10;または図9、図10のQ5+Q
6)と;を備えている。
【0015】要約すれば、上記目的を達成するために、
この発明では、SRAMのメモリセル(たとえば図2の
CEL11)を構成するフリップフロップ(Q1、Q
2)の負荷回路に、電源回路(Vdd)に繋がる高負荷
抵抗に代わって、電源電圧(Vdd)に対応した電圧に
充電される1対のキャパシタ(C1、C2)を用いてい
る。
【0016】この1対キャパシタ(C1、C2)は、フ
リップフロップ(Q1、Q2)の回路動作状態(情報記
憶状態)を維持する回路電位を保持するもので、メモリ
セルの記憶情報を直接保持するものではない。しかし、
リーク電流などにより1対キャパシタ(C1、C2)に
蓄積された電荷が放電されフリップフロップ(Q1、Q
2)のドレイン電圧がある程度以下になると、このフリ
ップフロップ(Q1、Q2)の回路動作状態が維持でき
なくなり、このフリップフロップで構成されるメモリセ
ル(CEL11など)の記憶内容が消失してしまう。
【0017】このメモリセルの記憶内容消失を防ぐため
に、この発明では、負荷回路を構成する1対キャパシタ
(C1、C2;非情報保持媒体)をある周期(たとえば
図13のTW)で充電する手段(たとえばQ3、Q4、
DW10)を設けている。この充電手段(Q3、Q4、
DW10)による1対キャパシタ(C1、C2)の周期
的な充電動作はDRAMにおけるリフレッシュ動作に似
ているので、この明細書では、本願発明のSRAMをダ
イナミックSRAMと呼ぶことにした。
【0018】ただし、通常のDRAMのリフレッシュが
「対応するビット線毎にプリチャージしてから現状のメ
モリセル記憶内容を読み出し、読み出した内容を書き戻
す」動作であるのに対し、この発明のダイナミックSR
AMのリフレッシュは、「現状の記憶内容を読み出すわ
けではなく、単にフリップフロップ回路状態維持のため
の負荷キャパシタに対する間欠充電」動作である(見方
を変えると、この発明の1対キャパシタC1、C2は、
SRAMフリップフロップの高負荷抵抗に代わる負荷回
路用スイッチドキャパシタであるとも言える)。この点
が、通常のDRAMと本質的に異なっている。
【0019】したがって、この発明のリフレッシュは複
数メモリセルに対して適当なタイミング(メモリアクセ
スのない期間)で短時間一括実行が可能であり、それゆ
えこの発明のリフレッシュはメモリの読み書き動作速度
を下げる要因にはならず、通常のSRAM並の高速性が
得られる。
【0020】また、フリップフロップの回路状態(オン
・オフ状態)が維持できる限り、負荷回路キャパシタ
(C1、C2)の充電電圧はある程度任意の範囲にあっ
て良い。このため、リフレッシュ直後の負荷回路キャパ
シタ(C1、C2)の充電電圧を十分大きくとっておけ
ば、セルキャパシタに情報記憶する通常のDRAMほど
頻繁にリフレッシュ(充放電)しなくてもエラーは発生
しない。そこで、同規模のDRAMよりリフレッシュ周
期を長くとることができ、リフレッシュに伴う消費電流
を低減できる。
【0021】ここで、上記「リフレッシュ直後の負荷回
路キャパシタ(C1、C2)の充電電圧を十分大きくと
っておく」という回路状態は、負荷回路キャパシタ(C
1、C2)の充電回路(図1他のビット線BLnまたは
図9のリフレッシュ線REm)を常時プリチャージ状態
に保持しなくても実現できる。この発明では、負荷回路
キャパシタ(C1、C2)を充電するための回路(図1
他のビット線BLnまたは図9のリフレッシュ線RE
m)を所定のタイミングで間欠的に充電することによ
り、この回路状態を実現している。この間欠充電によ
り、負荷回路キャパシタ(C1、C2)の充電回路(図
1他のビット線BLnまたは図9のリフレッシュ線RE
m)を反復充電する電流の時間積分値が(間欠充電しな
い場合よりも)少なくなり、この発明のダイナミックS
RAMの消費電力を効果的に低減できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施の形態に係るダイナミックSRAMを説明す
る。なお、重複説明を避けるために、複数の図面に渡り
機能上共通あるいは類似する部分には共通あるいは類似
の参照符号が用いられている。
【0023】図1は、この発明の一実施の形態に係るダ
イナミックSRAMの概略構成を説明するためのブロッ
ク図である。ここでは、分かり易くするために、多数の
メモリセルCELmnのうち、16個のセルCEL11
〜CEL44とその一部の周辺回路ブロックのみを図示
している。
【0024】図1において、第1〜第4カラムのビット
線対BL1/BL1*〜BL4/BL4*は、それぞ
れ、センスアンプSA1〜SA4に接続される(ビット
線の参照符号に付けたアステリスク*は、*なしの場合
と逆の論理レベルを持つことを指している)。
【0025】第1カラムのビット線対BL1/BL1*
にはセルCEL11〜CEL41が接続され、第2カラ
ムのビット線対BL2/BL2*にはセルCEL12〜
CEL42が接続され、第3カラムのビット線対BL3
/BL3*にはセルCEL13〜CEL43が接続さ
れ、第4カラムのビット線対BL4/BL4*にはセル
CEL14〜CEL44が接続される。
【0026】セルCEL11〜CEL14には第1ワー
ド線WL1が接続され、セルCEL21〜CEL24に
は第2ワード線WL2が接続され、セルCEL31〜C
EL34には第3ワード線WL3が接続され、セルCE
L41〜CEL44には第4ワード線WL4が接続され
る。
【0027】ワード線W1〜W4はワード線デコーダD
W10に接続され、センスアンプSA1〜SA4はビッ
ト線デコーダDB10に接続されている。
【0028】さらに、第1カラムのビット線対BL1/
BL1*は、それぞれ第1カラムリフレッシュトランジ
スタ対Q13/Q14を介してキャパシタ対CL1/C
L2に接続される。このキャパシタ対CL1/CL2
は、それぞれ第1カラムリフレッシュトランジスタ対Q
11/Q12を介して電源線Vddに接続される。
【0029】同様に、ビット線対BL2/BL2*〜B
L4/BL4*は、それぞれ、リフレッシュトランジス
タ対Q23/Q24〜Q43/Q44を介してキャパシ
タ対CL1/CL2に接続され、これらのキャパシタ対
CL1/CL2はそれぞれリフレッシュトランジスタ対
Q21/Q22〜Q41/Q42を介して電源線Vdd
に接続される。
【0030】リフレッシュトランジスタ対Q13/Q1
4〜Q43/Q44のゲートはリフレッシュ線RE1に
接続され、リフレッシュトランジスタ対Q11/Q12
〜Q41/Q42のゲートはリフレッシュ線RE0に接
続される。また、リフレッシュ線RE0,RE1は、リ
フレッシュパルス(後述するVRE0,VRE1など)
を発生するリフレッシュデコーダDR10に接続され
る。
【0031】キャパシタ対CL1/CL2は、リフレッ
シュ線RE0のパルス(VRE0)によりオン・オフす
るトランジスタ対Q11/Q12〜Q41/Q42を介
して、電源線Vddの電圧により、間欠充電される。そ
して、各ビット線対(BL1/BL1*〜BLn/BL
n*)は、リフレッシュ線RE1のパルス(VRE1)
によりオン・オフするトランジスタ対Q13/Q14〜
Q43/Q44を介して、キャパシタ対CL1/CL2
の充電電圧により、間欠充電される。
【0032】ここで、キャパシタ対CL1/CL2それ
ぞれの静電容量としては、1pF〜10pF程度が選択
される。このキャパシタ対CL1/CL2と各ビット線
対(BL1/BL1*など)自体の容量との和が、その
ビット線対(BL1/BL1*)にぶら下がるメモリセ
ル群(CEL11〜CEL41など)内部のキャパシタ
C1,C2の合計値(1セル当たり10fF以下)に対
して十分に大きければ、これらメモリセル群の内部キャ
パシタC1,C2のリフレッシュに伴うビット線対(B
L1/BL1*)の電圧変動を、抑え込むことができ
る。
【0033】なお、各リフレッシュトランジスタ対(Q
11/Q12〜Q41/Q42)と電源線Vddとの接
続点には、それぞれ、100fF(0.1pF)〜10
pF程度の電圧変動吸収キャパシタCssが接続されて
いる。これらのキャパシタCssの総容量と電源線Vd
d自体の容量との合計容量により、キャパシタ対CL1
/CL2の間欠充電(リフレッシュ線RE0のパルス駆
動による)に伴う電源線Vddの電圧変動を抑え込んで
いる。
【0034】図2は、図1の各セルの内部構成例(1セ
ル4トランジスタ)を、セルCEL11について示して
いる(他のセルの構成も同様)。
【0035】すなわち、NchトランジスタQ1および
Q2のソース(軽ドープドレインLDD構造)は、グラ
ンド線Vssに接続される。トランジスタQ1のポリシ
リコンゲートは、配線L1を介してトランジスタQ2の
ドレイン(軽ドープドレインLDD構造)に接続され
る。同様に、トランジスタQ2のポリシリコンゲート
は、配線L2を介してトランジスタQ1のドレイン(軽
ドープドレインLDD構造)に接続される。このように
ゲートが交差接続(クロスカップル)されたフリップフ
ロップ回路(Q1+Q2)が、セルCEL11の情報記
憶部(SRAMのセル構造)を構成する。
【0036】このフリップフロップ回路(Q1+Q2)
は、論理レベルが互いに反対の記憶内容を出力する1対
の出力ノードを持つ。一方の出力ノードは、配線領域
(拡散層)AR1を介して、Nch(またはPch)ト
ランジスタQ3のソース(またはドレイン)に接続され
る。トランジスタQ3のドレイン(またはソース)は、
ビット線対BL1/BL1*の一方BL1に接続され
る。
【0037】同様に、フリップフロップ回路(Q1+Q
2)の他方の出力ノードは、配線領域(拡散層)AR2
を介して、Nch(またはPch)トランジスタQ4の
ソース(またはドレイン)に接続される。トランジスタ
Q4のドレイン(またはソース)は、ビット線対(金属
配線層)BL1/BL1*の他方BL1*に接続され
る。トランジスタQ3およびQ4のポリシリコンゲート
は、ワード線(ポリシリコン層)WL1に接続される。
【0038】配線領域AR1(トランジスタQ1のドレ
イン出力)とグランド線Vssとの間にはドレインキャ
パシタC1が設けられ、配線領域AR2(トランジスタ
Q2のドレイン出力)とグランド線Vssとの間にはド
レインキャパシタC2が設けられている。
【0039】キャパシタC1またはC2は、トランジス
タQ3およびQ4がワード線WL1上のリフレッシュパ
ルスで導通した一瞬に、ビット線BL1/BL1*の電
圧(キャパシタ対CL1/CL2の充電電圧に対応)に
より充電される。たとえば、トランジスタQ1がオフ、
トランジスタQ2がオンの場合、ビット線電圧が+3V
であれば、リフレッシュパルスのハイレベル期間とその
反復周期に応じて、キャパシタC1は、たとえば+1〜
+2.5V程度に充電される。また、トランジスタQ2
がオフ、トランジスタQ1がオンの場合は、リフレッシ
ュパルスのハイレベル期間とその反復周期に応じて、キ
ャパシタC2が、たとえば+1〜+2.5V程度に充電
される。
【0040】上記トランジスタQ1およびQ2のオン・
オフ状態(SRAMセルCEL11の記憶内容)は、キ
ャパシタC1およびC2双方が放電し切ってしまうと、
失われる。この記憶内容消失を防ぐために、キャパシタ
C1およびC2が、リフレッシュパルスで間欠的に導通
するトランジスタQ3およびQ4を介して、ビット線電
圧により、適宜充電されるようになっている。(トラン
ジスタスイッチにより断続的に充電されるという回路動
作から見れば、キャパシタC1およびC2は、スイッチ
ドキャパシタと考えることもできる。) さらに、電源線Vddとグランド線Vssとの間には、
キャパシタC1およびC2の合計容量(たとえば10f
F程度)よりも十分に大きな電源電圧変動吸収キャパシ
タCss(たとえば100fF〜10pF程度)が接続
されている。この相対的大容量キャパシタCssは常時
電源電圧Vddで充電されているので、相対的小容量キ
ャパシタC1およびC2がリフレッシュ充電された一瞬
にセルCEL11の電源電圧が大きく落ち込むことはな
くなる。
【0041】図3は、図2のトランジスタQ1〜Q4が
全てP基板またはPウェル上のNchMOSトランジス
タで構成される場合の集積回路構造を、デフォルメして
例示する平面図である。
【0042】たとえばP基板のセル形成領域(3〜4μ
mx4〜5μm程度の面積)にN型不純物(リンなど)
が熱拡散されて、トランジスタQ1〜Q4のドレインお
よびソース領域(この領域は、局所的に予めP型不純物
のボロンなどが少量イオン注入されており、軽ドープド
レインLDD領域となる)が形成される。このドレイン
/ソースLDD領域の形成と同時並行して、トランジス
タQ1〜Q4の各電極を図2の配線のように結線する接
続配線領域(拡散層)AR1およびAR2と、電源線
(拡散層)Vdd(図示せず)とが、形成される。
【0043】上記拡散層形成後、図示しない酸化シリコ
ン層を介して、トランジスタQ1〜Q4のゲート領域お
よびワード線WL1が、1工程のポリシリコン層で形成
される。
【0044】上記ポリシリコン層形成後、図示しない酸
化シリコン層を介して、グランド線Vssの金属配線1
が形成される。このVss金属配線パターンは、その一
部が、酸化シリコン層を介して、接続配線領域AR1お
よびAR2とVdd拡散層とに、平行している。する
と、酸化シリコン層を誘電体とするキャパシタC1が領
域AR1とVss金属配線との間に形成され、酸化シリ
コン層を誘電体とするキャパシタC2が領域AR2とV
ss金属配線との間に形成される。
【0045】なお、図示しないが、図1のキャパシタ対
CL1,CL2は、図3のキャパシタC1,C2と同様
な構造で作ることができる。
【0046】上記金属配線層1の形成後、図示しない酸
化シリコン層を介して、ワード線WL1に直交するビッ
ト線対BLn/BLn*が、金属配線2により形成され
る。なお、図中四角に×のマークは、コンタクトホール
を示している。
【0047】図3の構成では、ポリシリコンは1種類
(比較的低抵抗のポリシリコン層)でよいので、2種の
ポリシリコンを用いた従来のSRAM(1種は低抵抗配
線用、もう1種は高抵抗のフリップフロップ負荷抵抗
用)よりも製造コストが低くなる。また、温度変化の大
きいポリシリコン高抵抗を使わないので、フリップフロ
ップメモリセルの記憶状態の温度安定性にも優れたもの
が得られる。
【0048】図4は、図2のトランジスタQ1,Q2が
P基板またはPウェル上のNchMOSトランジスタで
構成され、トランジスタQ3,Q4がNウェル中のPc
hMOSトランジスタで構成される場合の集積回路構造
を、デフォルメして例示する平面図である。
【0049】図4は、図3のNchトランジスタQ3,
Q4を、Nウェルに収めたPchトランジスタQ3,Q
4に置き換えたもので、その他の構造は、図3と同様と
なっている。
【0050】なお、図3または図4の実施形態におい
て、キャパシタC1,C2(およびキャパシタCL1,
CL2)は、酸化シリコンを誘電体とする平行平板キャ
パシタ構造をとっている。しかしながら、必要な容量が
得られかつリーク電流が実用上問題ないくらいに小さく
できるならば、これらのキャパシタは、強誘電体を用い
たものでも、あるいはPN接合容量を利用したものでも
よい。
【0051】また、キャパシタC1,C2およびキャパ
シタCL1,CL2は、トレンチ構造あるいは多重フィ
ン構造でもよい。
【0052】図5は、この発明の第2の実施の形態に係
るダイナミックSRAMの概略構成を説明するためのブ
ロック図である。図5の構成は、センスアンプ群SAn
とビット線デコーダDB10の配置を変更した点を除
き、図1の構成と同じである。
【0053】図6は、この発明の第3の実施の形態に係
るダイナミックSRAMの概略構成を説明するためのブ
ロック図である。
【0054】図6の構成は、各リフレッシュトランジス
タ対(Q11/Q12〜Q41/Q42)のゲートに印
加するリフレッシュパルス(リフレッシュ線RE01〜
RE04上のパルスVRE01〜VRE04;図14参
照)の発生タイミングがそれぞれずれており、また各リ
フレッシュトランジスタ対(Q13/Q14〜Q43/
Q44)のゲートに印加するリフレッシュパルス(リフ
レッシュ線RE10〜RE40上のパルスVRE10〜
VRE40;図14参照)の発生タイミングがそれぞれ
ずれている点を除き、図1の構成と同じである。これら
のリフレッシュパルスは、リフレッシュデコーダDR1
0により生成される。
【0055】図7は、この発明の第4の実施の形態に係
るダイナミックSRAMの概略構成を説明するためのブ
ロック図である。図7の構成は、センスアンプ群SAn
とビット線デコーダDB10の配置を変更した点を除
き、図6の構成と同じである。
【0056】図8は、この発明の第5の実施の形態に係
るダイナミックSRAMの概略構成を示す。ここでは、
キャパシタ対CL1/CL2の機能を対応するビット線
BLn/BLn*の寄生容量に代行させ、これらのビッ
ト線寄生容量に対する充電電流の大きさを、抵抗素子r
11/r12〜r41/r42で適宜抑えている(後述
する抵抗素子R11/R12〜R41/R42があると
きは、抵抗素子r11/r12〜r41/r42は省略
できる)。
【0057】キャパシタ対CL1/CL2の機能を持た
せたビット線寄生容量に対する間欠充電は、リフレッシ
ュパルスRE0によりオン・オフ制御されるトランジス
タ対Q11/Q12〜Q41/Q42と抵抗素子R11
/R12〜R41/R42とを介して、電源線Vddの
電源電圧変動吸収キャパシタCssの充電電圧により行
われる。
【0058】キャパシタ対CL1/CL2の機能を持た
せたビット線寄生容量に対する間欠充電電流の大きさ
は、抵抗素子R11/R12〜R41/R42および/
または抵抗素子r11/r12〜r41/r42の値
(実質ゼロオームの場合も含めて考える)により、任意
にコントロールできる。
【0059】図8の構成では、上記間欠充電電流を抑え
るために抵抗素子R11/R12〜R41/R42およ
び/または抵抗素子r11/r12〜r41/r42の
値を大きくとると、この抵抗素子とビット線寄生容量と
の時定数が大きくなる。すると、ビット線寄生容量をチ
ャージアップするのに(図1などの実施形態と較べて)
時間がかかるようになる。したがって、図8の実施形態
は、ダイナミックSRAMセル内部のドレインキャパシ
タC1,C2のリフレッシュ時間を多目に取れる用途に
向いている。(ダイナミックSRAMセル内部のドレイ
ンキャパシタC1,C2を比較的頻繁にリフレッシュし
たい場合は、図1等の構成が適している。) 図9は、この発明の第6の実施の形態に係るダイナミッ
クSRAMの概略構成を示す。図9において、第1〜第
4カラムのビット線対BL1/BL1*〜BL4/BL
4*は、それぞれ、センスアンプSA1〜SA4に接続
される(ビット線の参照符号に付けたアステリスク*
は、*なしの場合と逆の論理レベルを持つことを指して
いる)。
【0060】第1カラムのビット線対BL1/BL1*
にはセルCEL11〜CEL41が接続され、第2カラ
ムのビット線対BL2/BL2*にはセルCEL12〜
CEL42が接続され、第3カラムのビット線対BL3
/BL3*にはセルCEL13〜CEL43が接続さ
れ、第4カラムのビット線対BL4/BL4*にはセル
CEL14〜CEL44が接続される。
【0061】セルCEL11〜CEL14には第1ワー
ド線WL1および第1リフレッシュ線RE1が接続さ
れ、セルCEL21〜CEL24には第2ワード線WL
2および第2リフレッシュ線RE2が接続され、セルC
EL31〜CEL34には第3ワード線WL3および第
3リフレッシュ線RE3が接続され、セルCEL41〜
CEL44には第4ワード線WL4および第4リフレッ
シュ線RE4が接続される。
【0062】ワード線W1〜W4はワード線デコーダD
W10に接続され、センスアンプSA1〜SA4はビッ
ト線デコーダDB10に接続されている。
【0063】また、リフレッシュ線RE1〜RE4は、
リフレッシュパルス線RE1Xの駆動パルス(後述する
VRE1X)によりオン・オフ制御されるトランジスタ
Q102〜Q402を介して、それぞれ対応するリフレ
ッシュ線キャパシタCLsに接続される。これらのキャ
パシタCLsは、リフレッシュパルス線RE0Xの駆動
パルス(後述するVRE0X)によりオン・オフ制御さ
れるトランジスタQ101〜Q401を介して、電源線
Vddに接続される。
【0064】リフレッシュパルス線RE0XおよびRE
1Xの駆動パルス(VRE0X,VRE1X)は、リフ
レッシュデコーダDR10から出力される。
【0065】図10は、図9の各セルの内部構成例(1
セル6トランジスタ)を、セルCEL11について示し
ている(他のセルの構成も同様)。
【0066】すなわち、NchトランジスタQ1および
Q2のソース(軽ドープドレインLDD構造)は、グラ
ンド線Vssに接続される。トランジスタQ1のポリシ
リコンゲートは、配線L1を介してトランジスタQ2の
ドレイン(軽ドープドレインLDD構造)に接続され
る。同様に、トランジスタQ2のポリシリコンゲート
は、配線L2を介してトランジスタQ1のドレイン(軽
ドープドレインLDD構造)に接続される。このように
ゲートが交差接続(クロスカップル)されたフリップフ
ロップ回路(Q1+Q2)が、セルCEL11の情報記
憶部(SRAMのセル構造)を構成する。
【0067】このフリップフロップ回路(Q1+Q2)
は、論理レベルが互いに反対の記憶内容を出力する1対
の出力ノードを持つ。一方の出力ノードは、配線領域
(拡散層)AR1を介して、Nch(またはPch)ト
ランジスタQ3のソース(またはドレイン)に接続され
る。トランジスタQ3のドレイン(またはソース)は、
ビット線対BL1/BL1*の一方BL1に接続され
る。
【0068】同様に、フリップフロップ回路(Q1+Q
2)の他方の出力ノードは、配線領域(拡散層)AR2
を介して、Nch(またはPch)トランジスタQ4の
ソース(またはドレイン)に接続される。トランジスタ
Q4のドレイン(またはソース)は、ビット線対(金属
配線層)BL1/BL1*の他方BL1*に接続され
る。トランジスタQ3およびQ4のポリシリコンゲート
は、ワード線(ポリシリコン層)WL1に接続される。
【0069】フリップフロップ回路(Q1+Q2)の一
方出力ノードは、配線領域AR1を介して、Nchトラ
ンジスタQ5のソース(またはドレイン)に接続され
る。トランジスタQ5のドレイン(またはソース)は、
電源線Vdd(+1.5〜+5V程度)に接続される。
【0070】同様に、フリップフロップ回路(Q1+Q
2)の他方出力ノードは、配線領域AR2を介して、N
chトランジスタQ6のソース(またはドレイン)に接
続される。トランジスタQ6のドレイン(またはソー
ス)は、電源線Vddに接続される。トランジスタQ5
およびQ6のポリシリコンゲートは、リフレッシュ線
(ポリシリコン層)RE1に接続される。
【0071】配線領域AR1(トランジスタQ1のドレ
イン出力)とグランド線Vssとの間にはドレインキャ
パシタC1が設けられ、配線領域AR2(トランジスタ
Q2のドレイン出力)とグランド線Vssとの間にはド
レインキャパシタC2が設けられている。
【0072】キャパシタC1またはC2は、トランジス
タQ5およびQ6がリフレッシュ線RE1上のリフレッ
シュパルスで導通した一瞬に電源線Vddの電圧により
充電される。たとえば、トランジスタQ1がオフ、トラ
ンジスタQ2がオンの場合、電源線Vdd電圧が+3V
であれば、リフレッシュパルスのハイレベル期間とその
反復周期に応じて、キャパシタC1は、たとえば+1〜
+2.5V程度に充電される。また、トランジスタQ2
がオフ、トランジスタQ1がオンの場合は、リフレッシ
ュパルスのハイレベル期間とその反復周期に応じて、キ
ャパシタC2が、たとえば+1〜+2.5V程度に充電
される。
【0073】上記トランジスタQ1およびQ2のオン・
オフ状態(SRAMセルCEL11の記憶内容)は、キ
ャパシタC1およびC2双方が放電し切ってしまうと、
失われる。この記憶内容消失を防ぐために、キャパシタ
C1およびC2が、リフレッシュパルスで間欠的に導通
するトランジスタQ5およびQ6を介して、電源電圧V
ddにより、適宜充電されるようになっている。(トラ
ンジスタスイッチにより断続的に充電されるという回路
動作から見れば、キャパシタC1およびC2は、スイッ
チドキャパシタと考えることもできる。) さらに、電源線Vddとグランド線Vssとの間には、
キャパシタC1およびC2の合計容量(たとえば10f
F程度)よりも十分に大きな電源電圧変動吸収キャパシ
タCss(たとえば100fF〜10pF程度)が接続
されている。この相対的大容量キャパシタCssは常時
電源電圧Vddで充電されているので、相対的小容量キ
ャパシタC1およびC2がリフレッシュ充電された一瞬
にセルCEL11の電源電圧が大きく落ち込むことはな
くなる。
【0074】図11は、図10のトランジスタQ1〜Q
6が全てP基板またはPウェル上のNchMOSトラン
ジスタで構成される場合の集積回路構造を、デフォルメ
して例示する平面図である。
【0075】たとえばP基板のセル形成領域(3〜4μ
mx4〜5μm程度の面積)にN型不純物(リンなど)
が熱拡散されて、トランジスタQ1〜Q6のドレインお
よびソース領域(この領域は、局所的に予めP型不純物
のボロンなどが少量イオン注入されており、軽ドープド
レインLDD領域となる)が形成される。このドレイン
/ソースLDD領域の形成と同時並行して、トランジス
タQ1〜Q6の各電極を図2の配線のように結線する接
続配線領域(拡散層)AR1およびAR2と、電源線
(拡散層)Vddとが、形成される。
【0076】上記拡散層形成後、図示しない酸化シリコ
ン層を介して、トランジスタQ1〜Q6のゲート領域、
ワード線WL1、およびリフレッシュ線RE1が、1工
程のポリシリコン層で形成される。
【0077】上記ポリシリコン層形成後、図示しない酸
化シリコン層を介して、グランド線Vssの金属配線1
が形成される。このVss金属配線パターンは、その一
部が、酸化シリコン層を介して、接続配線領域AR1お
よびAR2とVdd拡散層とに、平行している。する
と、酸化シリコン層を誘電体とするキャパシタC1が領
域AR1とVss金属配線との間に形成され、酸化シリ
コン層を誘電体とするキャパシタC2が領域AR2とV
ss金属配線との間に形成され、酸化シリコン層を誘電
体とするキャパシタCssが領域AR1とVdd拡散層
との間に形成される。この場合、キャパシタCssは相
対的に大面積となるので、キャパシタCssの容量を、
キャパシタC1およびC2の合計容量よりも大きくとる
ことが可能となる。
【0078】なお、図示しないが、図9のキャパシタC
Lsは、図11のキャパシタC1またはC2と同様な構
造で作ることができる。
【0079】上記金属配線層1の形成後、図示しない酸
化シリコン層を介して、ワード線WL1に直交するビッ
ト線対BLn/BLn*が、金属配線2により形成され
る。なお、図中四角に×のマークは、コンタクトホール
を示している。
【0080】図11の構成では、ポリシリコンは1種類
(比較的低抵抗のポリシリコン層)でよいので、2種の
ポリシリコンを用いた従来のSRAM(1種は低抵抗配
線用、もう1種は高抵抗のフリップフロップ負荷抵抗
用)よりも製造コストが低くなる。また、温度変化の大
きいポリシリコン高抵抗を使わないので、フリップフロ
ップメモリセルの記憶状態の温度安定性にも優れたもの
が得られる。
【0081】図12は、図10のトランジスタQ1,Q
2,Q5,Q6がP基板またはPウェル中のNchMO
Sトランジスタで構成され、トランジスタQ3,Q4が
Nウェル中のPchMOSトランジスタで構成される場
合の集積回路構造を、デフォルメして例示する平面図で
ある。
【0082】図12は、図11のNchトランジスタQ
3,Q4を、Nウェルに収めたPchトランジスタQ
3,Q4に置き換えたもので、その他の構造は、図11
と同様となっている。
【0083】なお、図11または図12の実施形態にお
いて、キャパシタC1,C2およびCssは、全て酸化
シリコンを誘電体とする平行平板キャパシタ構造をとっ
ている。しかしながら、必要な容量が得られかつリーク
電流が実用上問題ないくらいに小さくできるならば、こ
れらのキャパシタは、強誘電体を用いたものでも、ある
いはPN接合容量を利用したものでもよい。
【0084】また、キャパシタC1,C2およびキャパ
シタCL1,CL2は、トレンチ構造あるいは多重フィ
ン構造でもよい。
【0085】図13は、図1または図5のメモリセルマ
トリクスの全セル内のキャパシタC1およびC2を一括
(同時)リフレッシュ(間欠充電)する場合に、リフレ
ッシュ線駆動電圧(リフレッシュパルス)VRE0およ
びVRE1をどのようにして発生させたらよいかを説明
するタイミングチャート図である。
【0086】まず、ワード線(WLm、たとえばWL
1)がアクティブになる前に、リフレッシュ線RE0の
駆動電圧(パルス)VRE0が発生する(時刻t0
1)。この駆動電圧VRE0の発生期間中(時刻t01
〜t02)にリフレッシュトランジスタ対Q11/Q1
2〜Q41/Q42がオンし、ビット線キャパシタ対C
L1/CL2が電源電圧Vdd(キャパシタCssの充
電電圧)により充電される。(このときトランジスタQ
13/Q14〜Q43/Q44はオフ。)続いて、たと
えばワード線WL1にワード線駆動電圧(パルス)VW
Lが印加され(時刻t03)、セルCEL11にデータ
にデータが書き込まれる(あるいはデータが読み出され
る)ときに、これと並行して、リフレッシュ線RE1に
リフレッシュ線駆動電圧(パルス)VRE1が印加され
る(時刻t03)。すると、トランジスタQ13/Q1
4〜Q43/Q44が同時に導通するとともに、セルC
EL11のビット線選択トランジスタQ3/Q4が導通
する(時刻t03〜t04)。(このときトランジスタ
Q11/Q12〜Q41/Q42はオフ。) その時点でのセル記憶内容がトランジスタQ1オフ・ト
ランジスタQ2オンであれば、キャパシタC1がビット
線キャパシタCL1の充電電位(ほぼVdd)側に充電
(リフレッシュ)され、トランジスタQ1オフ・トラン
ジスタQ2オンという回路状態(第1の情報記憶状態)
が保証される。
【0087】その時点でのセル記憶内容がトランジスタ
Q2オフ・トランジスタQ1オンであれば、キャパシタ
C2がビット線キャパシタCL2の充電電位(ほぼVd
d)側に充電(リフレッシュ)され、トランジスタQ2
オフ・トランジスタQ1オンという回路状態(第2の情
報記憶状態)が保証される。
【0088】上記データ読み書きに伴うキャパシタC
1,C2のリフレッシュ後、再びワード線WL1にワー
ド線駆動電圧VWLが印加されると(時刻t07)、セ
ルCEL11にデータが書き込まれる(あるいはデータ
が読み出される)。
【0089】上記データの読み書きが反復され、ビット
線キャパシタ対CL1/CL2の充電電圧が前記第1、
第2情報記憶状態を保証できないレベル近くまで落ちて
くる時期に、リフレッシュ線RE0の駆動電圧パルスV
RE0が再び発生する(時刻t11〜t12)。こうし
てビット線キャパシタ対CL1/CL2が再充電された
あと、リフレッシュ線RE1にリフレッシュ線駆動電圧
VRE1のパルスが印加されると(時刻t13〜t1
4)、トランジスタQ13/Q14〜Q43/Q44お
よびトランジスタQ3/Q4が同時に導通し、メモリセ
ル内のキャパシタC1,C2が再びリフレッシュされ
る。
【0090】このように、メモリアクセス(VWL発生
時)の合間をぬってビット線キャパシタ対CL1/CL
2を間欠充電する(t01〜t02;t11〜t12)
とともに、ビット線キャパシタ対CL1/CL2の間欠
充電の合間をぬってセル内キャパシタC1,C2のリフ
レッシュを行う(t03〜t04;t13〜t14)こ
とにより、SRAMの読書速度にダメージを与えること
なく、SRAMセルの記憶状態(フリップフロップの回
路状態)がダイナミックに維持されるようになる。
【0091】上記例(図13)では、ワード線駆動パル
ス(VWL)とリフレッシュパルス(VRE0,VRE
1)が位相ずれの同期関係にあるが、図2のキャパシタ
C1,C2のリフレッシュはこれ以外のタイミングでも
可能である。すなわち、セルの記憶内容を維持できる限
りにおいて、リフレッシュパルス(VRE0,VRE
1)の周期をワード線駆動パルス(VWL)の周期(T
W)の複数倍にとり、リフレッシュ回数を相対的に減ら
してもよい。キャパシタC1,C2のリフレッシュ回数
を減らせば、その分セルの電源消費電流が少なくなる
(セル1つ当たりの電源電流減少分は僅かでも、セルが
数十メガバイト分以上集まると、電源電流減少分は馬鹿
にならない量になる)。
【0092】なお、図13のリフレッシュ駆動電圧VR
E0の波形は、トランジスタQ11〜Q42がエンハン
スメント型の場合で示してある。もしトランジスタQ1
1〜Q42をデプレッション型で構成するときは、メモ
リアクセスおよびリフレッシュのない期間にトランジス
タQ11〜Q42がオフするように、リフレッシュ駆動
電圧VRE0の電位レベルを平行シフト(Nchトラン
ジスタなら負電位側へシフト)させる必要がある。
【0093】図14は、図6または図7のメモリセルマ
トリクスの全セル(4トランジスタ構成)内のキャパシ
タC1,C2を一括(同時)リフレッシュ(間欠充電)
する場合に、リフレッシュ線駆動電圧(リフレッシュパ
ルス)VRE01〜VRE04およびVRE10〜VR
E40をどのようにして発生させたらよいかの他例を説
明するタイミングチャート図である。
【0094】図13の例では、複数のワード線単位で複
数セルを同時にリフレッシュしているが、図14の例で
は、ワード線(たとえばWL1)毎にリフレッシュのタ
イミングを1パルスづつずらしている。
【0095】たとえば、図6のメモリセルCEL11が
アクセスされる直前(時刻ts1以前)に、リフレッシ
ュパルスVRE01によりトランジスタ対Q11/Q1
2がオンし、キャパシタ対CL1/CL2が電源Vdd
で充電される。そのあと、リフレッシュパルスVRE1
0によりトランジスタ対Q13/Q14がオンして、ビ
ット線対BL1/BL1*がキャパシタ対CL1/CL
2の充電電圧によりプリチャージされる(時刻ts1〜
ts2)。このビット線プリチャージと同時並行してワ
ード線駆動パルスVWL1がメモリセルCEL11に与
えられると(時刻ts1〜ts2)、メモリセルCEL
11に対してデータの読み書きがなされるとともに、メ
モリセルCEL11内部のキャパシタC1,C2(図2
参照)に対するリフレッシュが、トランジスタ対Q1/
Q2(図2)のフリップフロップ回路動作によって行わ
れる。
【0096】また、図6のメモリセルCEL12がアク
セスされる直前(時刻ts2以前)に、リフレッシュパ
ルスVRE02によりトランジスタ対Q21/Q22が
オンし、キャパシタ対CL1/CL2が電源Vddで充
電される。そのあと、リフレッシュパルスVRE20に
よりトランジスタ対Q23/Q24がオンして、ビット
線対BL2/BL2*がキャパシタ対CL1/CL2の
充電電圧によりプリチャージされる(時刻ts2〜ts
3)。このビット線プリチャージと同時並行してワード
線駆動パルスVWL1がメモリセルCEL12に与えら
れると(時刻ts2〜ts3)、メモリセルCEL12
に対してデータの読み書きがなされるとともに、メモリ
セルCEL12内部のキャパシタC1,C2(図2)に
対するリフレッシュが、トランジスタ対Q1/Q2(図
2)のフリップフロップ回路動作によって行われる。
【0097】同様に、図6のメモリセルCEL13また
はCEL14がアクセスされる直前(時刻ts3または
ts4以前)に、リフレッシュパルスVRE03または
VRE04によりトランジスタ対Q31/Q32または
Q41/Q42がオンし、キャパシタ対CL1/CL2
が電源Vddで充電される。そのあと、リフレッシュパ
ルスVRE30またはVRE40によりトランジスタ対
Q33/Q34またはQ43/Q44がオンして、ビッ
ト線対BL3/BL3*またはBL4/BL4*がキャ
パシタ対CL1/CL2の充電電圧によりプリチャージ
される(時刻ts3〜ts4または時刻ts4〜ts
5)。このビット線プリチャージと同時並行してワード
線駆動パルスVWL1がメモリセルCEL13,CEL
14に与えられると(時刻ts3〜ts4または時刻t
s4〜ts5)、メモリセルCEL13またはCEL1
4に対してデータの読み書きがなされるとともに、メモ
リセルCEL13またはCEL14の内部のキャパシタ
C1,C2(図2)に対するリフレッシュが、トランジ
スタ対Q1/Q2(図2)のフリップフロップ回路動作
によって行われる。
【0098】なお、図14の時刻ts1は、ワード線W
L1についてみれば、図13のt03に対応している。
【0099】図14の方法では、メモリ全体から見れ
ば、一時期に同時に行われるリフレッシュ数が図13の
場合より少なくなるので、リフレッシュに伴うセル電流
のピーク値を大幅に低減させることができる。すなわ
ち、リフレッシュタイミングがワード線毎にずれている
ので、リフレッシュに伴う電源電圧変動(あるいはグラ
ンド線の電位変動)の大きさを、より小さくできる。
【0100】図15は、メモリセルマトリクスの全セル
(6トランジスタ構成)内のキャパシタC1,C2を一
括(同時)リフレッシュ(間欠充電)する場合の動作の
一例を説明するタイミングチャートである。
【0101】図15(図10の6トランジスタセル動
作)は、最初のメモリセルアクセス(時刻t01〜t0
4)までは図13(図2の4トランジスタセル動作)の
場合に似ているが、その内容は異なる。以下、たとえば
ワード線WL1上のメモリセル(CEL11〜CEL1
4)に対する読み書きを説明する。
【0102】まず、リフレッシュデコーダDR10は、
リフレッシュ線RE0Xに駆動電圧パルスVRE0Xを
出力する(時刻t01〜t02)。これによりトランジ
スタQ101がオンし、キャパシタCLsが電源Vdd
により充電される。
【0103】続いて、リフレッシュデコーダDR10
は、リフレッシュ線RE1Xに駆動電圧パルスVRE1
Xを出力する(時刻t03〜t04)。すると、トラン
ジスタQ102がオン(トランジスタQ101はオフ)
し、リフレッシュ線RE1がキャパシタCLsの充電電
圧によりハイレベルとなる。これにより、図10のセル
内トランジスタ対Q5/Q6がオンし、セル内キャパシ
タC1,C2が電源Vddに充電されたキャパシタCs
sの充電電圧により充電される。こうしてキャパシタC
1,C2が充電されることにより、トランジスタ対Q5
/Q6がオフした後も(つまり電源Vddからセル内フ
リップフロップへの電流供給がカットされた後も)、セ
ルの記憶状態(フリップフロップトランジスタ対Q1/
Q2のオン・オフ回路状態)が維持される。
【0104】これと並行して、ワード線デコーダDW1
0からワード線WL1へワード線駆動電圧パルスVWL
1が出力され、ワード線WL1上のメモリセル(CEL
11〜CEL14)が対応するビット線対(BL1/B
L1*〜BL4/BL4*)に接続される(時刻t03
〜t04)。
【0105】これにより、ワード線WL1上のメモリセ
ル(CEL11〜CEL14)の記憶内容がセンスアン
プ(SA1〜SA4)により読み取られ、あるいはこれ
らのメモリセル(CEL11〜CEL14)にビット線
対(BL1/BL1*〜BL4/BL4*)上の情報が
書き込まれる。
【0106】こうして、最初のメモリアクセス(時刻t
01〜t04)によりリフレッシュ線RE1がある電圧
レベルまでプリチャージされたあとは、メモリアクセス
の合間(対応メモリセルの読み書き直前)にリフレッシ
ュ線駆動電圧パルスVRE0X,VRE1Xがリフレッ
シュデコーダDR10から出力され(時刻t05〜t0
6)、その間にメモリセル内のキャパシタ対C1/C2
がキャパシタCssの充電電圧により間欠充電される。
こうしてセル内キャパシタ対C1/C2が充電された後
に(時刻t07)、メモリセル(たとえばCEL11)
の読み書きが実行される。
【0107】このような間欠充電(時刻t05〜t0
6)はワード線WL1上の各メモリセル(CEL11〜
CEL14)に対する読み書きが終了するまで反復され
る。
【0108】図16は、メモリセルマトリクスの全セル
(6トランジスタ構成)内のキャパシタC1,C2を一
括(同時)リフレッシュ(間欠充電)する場合の動作の
他例を説明するタイミングチャートである。
【0109】図16の例では、図15におけるリフレッ
シュ線駆動電圧パルスVRE0XおよびVRE1Xの発
生タイミングをずらせている(図15の時刻t05〜t
06が図16の時刻t03〜t06に対応)。これによ
り、同時にプリチャージされるリフレッシュ線容量(C
Lsも含む)が減り、この同時プリチャージに伴う電源
Vddの電圧変動が少なくなる。
【0110】図17は、図15のリフレッシュ線駆動電
圧パルスVRE0XおよびVRE1Xの発生タイミング
の変形例を示し、図18は、図16のリフレッシュ線駆
動電圧パルスVRE0XおよびVRE1Xの発生タイミ
ングの変形例を示している。
【0111】図17および図18いずれの場合も、上記
同時プリチャージに伴う電源Vddの電圧変動を低減で
きる。
【0112】
【発明の効果】この発明では、SRAMのメモリセル
(図2のCEL11)を構成するフリップフロップ(Q
1、Q2)の負荷回路に、高負荷抵抗の代わりに、電源
電圧(Vdd)に対応したビット線電圧に充電される1
対のキャパシタ(C1、C2)を用いている。このキャ
パシタは、たとえばシリコン酸化膜を誘電体とし、半導
体拡散層あるいは金属配線層を電極として、フリップフ
ロップ回路周辺に形成することができる。このようなキ
ャパシタの温度係数は、ポリシリコン高抵抗の温度係数
より1桁は少なくできる。したがって、温度変化に対し
て消費電流増やエラー発生の起きにくいメモリが得られ
る。
【0113】また、記憶情報読取時にビット線プリチャ
ージが必要な通常のDRAMと異なり、この発明ではそ
のようなビット線プリチャージを必要とせず、また負荷
回路キャパシタ(C1、C2)から種々な記憶内容を読
み取りそれらを書き戻すわけでもない。このため、メモ
リアクセスのない一瞬(たとえば図15のt05〜t0
6)を利用して、共通ビット線(たとえばBL1/BL
1*)上の全セルの負荷回路キャパシタ(多数のキャパ
シタ対C1+C2)に対する一括リフレッシュ(C1、
C2の同時充電)が可能となる。したがって、この発明
では、リフレッシュがあることにより情報の読書動作
(メモリアクセス)が遅くなることはない。
【0114】また、フリップフロップの回路状態(オン
・オフ状態)が維持できる限り、負荷回路キャパシタ
(C1、C2)の充電電圧はある程度任意の範囲にあっ
て良い。このため、リフレッシュ直後の負荷回路キャパ
シタ(C1、C2)の充電電圧を十分大きくとっておけ
ば、セルキャパシタに情報記憶する通常のDRAMほど
頻繁にリフレッシュ(充放電)しなくてもエラーは発生
しない。そこで、同規模のDRAMよりリフレッシュ周
期を長くとることができ、リフレッシュに伴う消費電流
の低減(セル当たりの消費電流を1ナノアンペア以下に
できる)を図れる。
【0115】上記「リフレッシュ直後の負荷回路キャパ
シタ(C1、C2)の充電電圧を十分大きくとってお
く」という回路状態は、負荷回路キャパシタ(C1、C
2)の充電回路(図1他のビット線BLnまたは図9の
リフレッシュ線REm)を常時充電状態(プリチャージ
状態)に保持しなくても実現できる。この発明では、負
荷回路キャパシタ(C1、C2)の充電回路(図1他の
ビット線BLnまたは図9のリフレッシュ線REm)を
間欠的に充電することにより、この回路状態を実現して
いる。この間欠充電により、負荷回路キャパシタ(C
1、C2)の充電回路(図1他のビット線BLnまたは
図9のリフレッシュ線REm)を反復充電する電流の時
間積分値が(間欠充電しない場合よりも)少なくなり、
この発明のダイナミックSRAMの消費電力をさらに低
減できる。
【0116】さらに、個別の工程が必要な高抵抗ポリシ
リコン層(フリップフロップの負荷抵抗)の形成が不要
となったことから、メモリセル製造におけるポリシリコ
ン形成工程は、MOSトランジスタのゲートポリシリコ
ン形成の1工程だけで済む。このため、この発明のダイ
ナミックSRAMの集積回路は、少ないマスク数で生産
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係るダイナミックS
RAMの概略構成を説明するためのブロック図。
【図2】図1の各セルの内部構成を例示する回路図。
【図3】図2のトランジスタQ1〜Q4が全てP基板ま
たはPウェル上のNchMOSトランジスタで構成され
る場合の集積回路構造を、デフォルメして例示する平面
図。
【図4】図2のトランジスタQ1,Q2がP基板または
Pウェル中のNchMOSトランジスタで構成され、ト
ランジスタQ3,Q4がNウェル中のPchMOSトラ
ンジスタで構成される場合の集積回路構造を、デフォル
メして例示する平面図。
【図5】この発明の第2の実施の形態に係るダイナミッ
クSRAMの概略構成を説明するためのブロック図。
【図6】この発明の第3の実施の形態に係るダイナミッ
クSRAMの概略構成を説明するためのブロック図。
【図7】この発明の第4の実施の形態に係るダイナミッ
クSRAMの概略構成を説明するためのブロック図。
【図8】この発明の第5の実施の形態に係るダイナミッ
クSRAMの概略構成を説明するためのブロック図。
【図9】この発明の第6の実施の形態に係るダイナミッ
クSRAMの概略構成を説明するためのブロック図。
【図10】図9の各セルの内部構成を例示する回路図。
【図11】図10のトランジスタQ1〜Q6が全てP基
板またはPウェル上のNchMOSトランジスタで構成
される場合の集積回路構造を、デフォルメして例示する
平面図。
【図12】図10のトランジスタQ1,Q2,Q5,Q
6がP基板またはPウェル中のNchMOSトランジス
タで構成され、トランジスタQ3,Q4がNウェル中の
PchMOSトランジスタで構成される場合の集積回路
構造を、デフォルメして例示する平面図。
【図13】メモリセルマトリクスの全セル(4トランジ
スタ構成)内のキャパシタC1,C2を一括(同時)リ
フレッシュ(間欠充電)する場合の動作の一例を説明す
るタイミングチャート図。
【図14】メモリセルマトリクスの全セル(4トランジ
スタ構成)内のキャパシタC1,C2を一括(同時)リ
フレッシュ(間欠充電)する場合の動作の他例を説明す
るタイミングチャート図。
【図15】メモリセルマトリクスの全セル(6トランジ
スタ構成)内のキャパシタC1,C2を一括(同時)リ
フレッシュ(間欠充電)する場合の動作の一例を説明す
るタイミングチャート図。
【図16】メモリセルマトリクスの全セル(6トランジ
スタ構成)内のキャパシタC1,C2を一括(同時)リ
フレッシュ(間欠充電)する場合の動作の他例を説明す
るタイミングチャート図。
【図17】メモリセルマトリクスの全セル(6トランジ
スタ構成)内のキャパシタC1,C2を一括(同時)リ
フレッシュ(間欠充電)する場合の動作のさらに他例を
説明するタイミングチャート図。
【図18】メモリセルマトリクスの全セル(6トランジ
スタ構成)内のキャパシタC1,C2を一括(同時)リ
フレッシュ(間欠充電)する場合の動作のさらに他例を
説明するタイミングチャート図。
【符号の説明】
CELmn…メモリセル; DW10…ワード線デコーダ; DB10…ビット線デコーダ; DR10…リフレッシュデコーダ; SAn…センスアンプ; WLm…ワード線; RE0,RE1…リフレッシュ線; RE0X,RE1X…リフレッシュパルス線; BLn/BLn*…ビット線対; Q1,Q2…Nchフリップフロップトランジスタ対
(フリップフロップ回路/情報記憶部); Q3,Q4…Nch(またはPch)トランジスタ(ビ
ット線接続手段); C1,C2…ドレインキャパシタ(第1キャパシタ
部); CL1,CL2…ビット線キャパシタ(第2キャパシタ
部);CLs…リフレッシュ線キャパシタ(第2キャパ
シタ部); Q11/Q12〜Q41/Q42…Nchトランジスタ
(CL1,CL2の間欠充電用/図8ではC1,C2の
リフレッシュ充電用); Q13/Q14〜Q43/Q44…Nchトランジスタ
(C1,C2のリフレッシュ充電用); Q101〜Q401…Nchトランジスタ(CLsの間
欠充電用); Q102〜Q402…Nchトランジスタ(図9のリフ
レッシュ線REm充電用); R11〜R42…電流制限抵抗; r11〜r42…電流制限抵抗; Css…電源電圧変動吸収キャパシタ; Vss…グランド線; Vdd…電源線; AR1,AR2…接続配線領域(拡散層); VWL…ワード線駆動電圧(パルス); VRE0,VRE1,VRE0X,VRE1X,VRE
01/VRE10〜VRE04/VRE40…リフレッ
シュ線駆動電圧(パルス)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数対のビット線と複数のワード線の交差
    位置に複数のメモリセルが配置されたマトリクス構造を
    持つ記憶装置において、 個々の前記メモリセルを構成するものであって、互いに
    逆の論理レベルを持つ記憶内容を出力する1対の出力ノ
    ードを持つフリップフロップ回路と;前記ワード線の信
    号レベルに応じて選択的に導通することにより、1対の
    前記ビット線へ、前記フリップフロップ回路の1対の出
    力ノードを、それぞれ接続するビット線接続手段と;前
    記メモリセルの記憶内容が保持されるように、前記フリ
    ップフロップ回路へ所定値以上の回路動作電圧を与える
    第1キャパシタ部と;前記ビット線に選択的に接続さ
    れ、前記回路動作電圧に対応した電圧に充電される第2
    キャパシタ部と;第1のタイミングで、前記第2キャパ
    シタ部を前記回路動作電圧に対応した電圧に間欠充電す
    る第1間欠充電手段と;前記第1のタイミングとは異な
    る第2のタイミングで、前記第2キャパシタ部に充電さ
    れた電圧を利用して前記ビット線を間欠充電する第2間
    欠充電手段と;前記第1のタイミングとは異なる第3の
    タイミングで、前記第2間欠充電手段により充電された
    前記ビット線の充電電圧を利用して、前記第1キャパシ
    タ部を間欠充電する第3間欠充電手段と;を備えたこと
    を特徴とするダイナミックSRAM。
  2. 【請求項2】複数対のビット線と複数のワード線の交差
    位置に複数のメモリセルが配置されたマトリクス構造を
    持つ記憶装置において、 個々の前記メモリセルを構成するものであって、互いに
    逆の論理レベルを持つ記憶内容を出力する1対の出力ノ
    ードを持つフリップフロップ回路と;前記ワード線の信
    号レベルに応じて選択的に導通することにより、1対の
    前記ビット線へ、前記フリップフロップ回路の1対の出
    力ノードを、それぞれ接続するビット線接続手段と;前
    記メモリセルの記憶内容が保持されるように、前記フリ
    ップフロップ回路へ所定値以上の回路動作電圧を与える
    キャパシタ部と;第1のタイミングで、前記ビット線を
    前記回路動作電圧に対応した電圧に間欠充電するビット
    線間欠充電手段と;第2のタイミングで、充電された前
    記ビット線の充電電圧を利用して、前記キャパシタ部を
    間欠充電するキャパシタ部間欠充電手段と;を備えたこ
    とを特徴とするダイナミックSRAM。
  3. 【請求項3】前記ビット線間欠充電手段を間欠充電する
    際にこのビット線へ流入する電流を抑える抵抗回路を含
    むことを特徴とする請求項2に記載のダイナミックSR
    AM。
  4. 【請求項4】複数対のビット線と複数のワード線の交差
    位置に複数のメモリセルが配置されたマトリクス構造を
    持つ記憶装置において、 個々の前記メモリセルを構成するものであって、互いに
    逆の論理レベルを持つ記憶内容を出力する1対の出力ノ
    ードを持つフリップフロップ回路と;前記ワード線の信
    号レベルに応じて選択的に導通することにより、1対の
    前記ビット線へ、前記フリップフロップ回路の1対の出
    力ノードを、それぞれ接続するビット線接続手段と;前
    記メモリセルの記憶内容が保持されるように、前記フリ
    ップフロップ回路へ所定値以上の回路動作電圧を与える
    第1キャパシタ部と;前記回路動作電圧が前記所定値以
    上に維持されるように、第1のタイミングで導通して、
    前記第1キャパシタ部を間欠充電する第1スイッチ手段
    と;前記第1スイッチ手段に選択的に接続され、所定の
    電圧に充電される第2キャパシタ部と;第2のタイミン
    グで導通して、前記第2キャパシタ部を前記所定の電圧
    に間欠充電する第2スイッチ手段と;前記第2のタイミ
    ングとは異なる第3のタイミングで導通して、前記第2
    キャパシタ部に充電された電圧でもって前記第1スイッ
    チ手段導通させる第3スイッチ手段と;を備えたことを
    特徴とするダイナミックSRAM。
  5. 【請求項5】情報を記憶するフリップフロップおよび記
    憶内容が保持されるようにこのフリップフロップへ回路
    動作電圧を与える第1キャパシタ部を含むメモリセル
    と;複数の前記メモリセルが接続される信号線へ選択的
    に接続されるものであって、前記回路動作電圧に充電さ
    れる第2キャパシタ部と;第1のタイミングで前記第2
    キャパシタ部を前記回路動作電圧に対応した電圧に間欠
    充電する第1間欠充電手段と;第2のタイミングで、第
    2キャパシタ部に充電された電圧を利用して前記信号線
    を間欠充電する第2間欠充電手段と;第3のタイミング
    で、前記信号線の充電電圧を利用して前記第1キャパシ
    タ部を間欠充電する第3間欠充電手段と;を備えたこと
    を特徴とするダイナミックSRAM。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030020857A (ko) * 2001-09-04 2003-03-10 엔이씨 일렉트로닉스 코포레이션 쉐도우 ram을 구비한 반도체 메모리 장치
JP2008181635A (ja) * 2006-12-26 2008-08-07 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体メモリ装置及び半導体装置
CN102376348A (zh) * 2010-08-20 2012-03-14 中国科学院微电子研究所 一种低功耗的动态随机存储器

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KR20030020857A (ko) * 2001-09-04 2003-03-10 엔이씨 일렉트로닉스 코포레이션 쉐도우 ram을 구비한 반도체 메모리 장치
JP2008181635A (ja) * 2006-12-26 2008-08-07 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体メモリ装置及び半導体装置
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