JPH09306407A - 走査電子顕微鏡 - Google Patents
走査電子顕微鏡Info
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- JPH09306407A JPH09306407A JP8124345A JP12434596A JPH09306407A JP H09306407 A JPH09306407 A JP H09306407A JP 8124345 A JP8124345 A JP 8124345A JP 12434596 A JP12434596 A JP 12434596A JP H09306407 A JPH09306407 A JP H09306407A
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- Japan
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- scanning
- electron microscope
- electron beam
- automatic focus
- focus control
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Abstract
(57)【要約】
【課題】電子レンズの自動焦点制御が短時間に精度の良
く行え快適な操作環境が得られる走査電子顕微鏡を提供
する。 【解決手段】発振器22,走査カウンタ23,変換テー
ブル24,D/A変換器25,26で構成する偏向信号
発生手段21を備え、低分解能走査による自動焦点制御
を行った後に高分解能走査により再度自動焦点制御を行
う。
く行え快適な操作環境が得られる走査電子顕微鏡を提供
する。 【解決手段】発振器22,走査カウンタ23,変換テー
ブル24,D/A変換器25,26で構成する偏向信号
発生手段21を備え、低分解能走査による自動焦点制御
を行った後に高分解能走査により再度自動焦点制御を行
う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は走査電子顕微鏡に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】電子顕微鏡は試料の微細な構造を観察す
るための有効なツールとして多くの研究開発分野で用い
られている。図2に従来の一般的な走査電子顕微鏡の構
成を示し、動作を簡単に説明する。電子銃1から放出さ
れた電子線2を電子レンズ3で細く絞り、さらに、偏向
器4と偏向器5とで二次元の走査偏向を行い試料6に照
射させる。試料6に電子線2が照射されると試料6の形
状や材質に従った二次電子等の二次粒子8が発生する。
二次粒子8を二次粒子検出器9で検出増幅した後、A/
D変換器13でディジタル値の画像データに変換し、画
像メモリ14に記憶する。画像メモリ14に記憶した画
像データはD/A変換器15で映像信号に変換し、ディ
スプレイ16に走査電子顕微鏡像として表示する。画像
メモリ制御回路17は電子線2の走査に同期した画像メ
モリ14へ書き込みと映像信号に同期した画像メモリ1
4の読み出しを行うように画像メモリ14のアドレスバ
ス,データバス,制御信号を制御する。走査偏向信号発
生回路27は、偏向アンプ11,12に与える二次元偏
向走査信号である鋸歯状波の発生と画像メモリ14の書
き込みアドレスを画像メモリ制御回路17に与える。
るための有効なツールとして多くの研究開発分野で用い
られている。図2に従来の一般的な走査電子顕微鏡の構
成を示し、動作を簡単に説明する。電子銃1から放出さ
れた電子線2を電子レンズ3で細く絞り、さらに、偏向
器4と偏向器5とで二次元の走査偏向を行い試料6に照
射させる。試料6に電子線2が照射されると試料6の形
状や材質に従った二次電子等の二次粒子8が発生する。
二次粒子8を二次粒子検出器9で検出増幅した後、A/
D変換器13でディジタル値の画像データに変換し、画
像メモリ14に記憶する。画像メモリ14に記憶した画
像データはD/A変換器15で映像信号に変換し、ディ
スプレイ16に走査電子顕微鏡像として表示する。画像
メモリ制御回路17は電子線2の走査に同期した画像メ
モリ14へ書き込みと映像信号に同期した画像メモリ1
4の読み出しを行うように画像メモリ14のアドレスバ
ス,データバス,制御信号を制御する。走査偏向信号発
生回路27は、偏向アンプ11,12に与える二次元偏
向走査信号である鋸歯状波の発生と画像メモリ14の書
き込みアドレスを画像メモリ制御回路17に与える。
【0003】このような走査電子顕微鏡で、電子レンズ
3の焦点条件を自動的に最適値に設定する自動焦点(オ
ートフォーカス)制御は、電子レンズ3の条件を変化さ
せた複数枚のフレームの走査を行い、得られる二次粒子
の検出信号を焦点評価値検出回路19で評価し、最適値
を電子レンズの条件に設定するものであった。例として
特開平5−190132 号公報「走査型電子顕微鏡の自動焦点
合わせ方法」がある。
3の焦点条件を自動的に最適値に設定する自動焦点(オ
ートフォーカス)制御は、電子レンズ3の条件を変化さ
せた複数枚のフレームの走査を行い、得られる二次粒子
の検出信号を焦点評価値検出回路19で評価し、最適値
を電子レンズの条件に設定するものであった。例として
特開平5−190132 号公報「走査型電子顕微鏡の自動焦点
合わせ方法」がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の走査電子顕微鏡
で、走査偏向信号発生回路27は、四角形の平面の走査
を行う偏向信号を発生するもので、複数枚のフレームの
走査電子顕微鏡像を取り込む自動焦点制御が終了するま
でに数十秒の時間を要する問題があった。また、処理時
間を短縮するために面の走査を行わないで、円走査,8
の字走査,渦巻走査等の走査を行う方法があるが、特殊
な走査をするための信号発生回路が必要であったり、電
子線の走査位置のみの試料の状態に依存するために最適
な焦点検出ができない問題があった。
で、走査偏向信号発生回路27は、四角形の平面の走査
を行う偏向信号を発生するもので、複数枚のフレームの
走査電子顕微鏡像を取り込む自動焦点制御が終了するま
でに数十秒の時間を要する問題があった。また、処理時
間を短縮するために面の走査を行わないで、円走査,8
の字走査,渦巻走査等の走査を行う方法があるが、特殊
な走査をするための信号発生回路が必要であったり、電
子線の走査位置のみの試料の状態に依存するために最適
な焦点検出ができない問題があった。
【0005】本発明の目的は、電子レンズの焦点の最適
条件を検出する自動焦点制御を短時間に精度良く行える
電子線の走査信号発生手段と自動焦点制御方法により、
快適な操作環境が得られる走査電子顕微鏡を提供するこ
とにある。
条件を検出する自動焦点制御を短時間に精度良く行える
電子線の走査信号発生手段と自動焦点制御方法により、
快適な操作環境が得られる走査電子顕微鏡を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、発振器と、走査カウンタと、変換テーブ
ルと、D/Aコンバータとで構成する偏向信号発生手段
を備え、少量の画像データを得るための低分解能走査と
多量の画像データを得るための高分解能走査の複数の電
子線の走査モードを有し、低分解能走査により自動焦点
制御を行った後に高分解能走査により再度自動焦点制御
を行う。さらに、二次粒子が効率良く検出できる走査速
度となるように発振器が任意の発振周波数で発振する。
さらに、走査カウンタが走査モードと走査範囲に応じて
計数範囲を設定できる。さらに、変換テーブルが書き換
え可能で、電子線の走査モードに応じた変換データを設
定する。
め、本発明は、発振器と、走査カウンタと、変換テーブ
ルと、D/Aコンバータとで構成する偏向信号発生手段
を備え、少量の画像データを得るための低分解能走査と
多量の画像データを得るための高分解能走査の複数の電
子線の走査モードを有し、低分解能走査により自動焦点
制御を行った後に高分解能走査により再度自動焦点制御
を行う。さらに、二次粒子が効率良く検出できる走査速
度となるように発振器が任意の発振周波数で発振する。
さらに、走査カウンタが走査モードと走査範囲に応じて
計数範囲を設定できる。さらに、変換テーブルが書き換
え可能で、電子線の走査モードに応じた変換データを設
定する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例である走査
電子顕微鏡のブロック図である。電子銃1から放出され
た電子線2を電子レンズ3で細く絞る。電子レンズ3
は、コイルに電流を流すことよって発生した磁界のレン
ズ作用を用いており、電子レンズ制御回路10は、電子
レンズ3のレンズ作用が制御CPU20の指示する焦点
距離になるようにコイルの電流を制御する。偏向器4,
5は、電子レンズ3で細く絞った電子線2をX方向とY
方向の二次元で走査偏向する。偏向器4,5もコイルに
電流を流すことよって発生した磁界により電子線2の偏
向を行い、偏向アンプ11,12は、偏向器4,5のコ
イルに流す電流を制御する。試料6に電子線2が照射さ
れると試料6の形状や材質によって二次電子等の二次粒
子8が発生する。この二次粒子8を二次粒子検出器9で
検出増幅した後、A/D変換器13でディジタル値の画
像データに変換し、画像メモリ14に記憶する。画像メ
モリ14から読み出した画像データはD/A変換器15
で映像信号に変換し、ディスプレイ16に走査電子顕微
鏡像を表示する。画像メモリ14は、記憶する画像デー
タの最大サイズを1,024画素×1,024画素、階調
を8ビットとすると1M(1,048,576)バイトのサイズ
のメモリで構成する。画像メモリ制御回路17は、偏向
信号発生手段21が発生する電子線2の走査信号に同期
したアドレスへの書き込みと映像同期信号発生回路18
が発生する映像信号に同期したアドレスの読み出しを行
うように画像メモリ14のアドレスバス,データバス,
制御信号を制御する。偏向信号発生手段21は、発振器
22,走査カウンタ23,変換テーブル24、および、
D/A変換器25,26で構成し、電子線の走査偏向信
号を発生し、偏向アンプ11,12に与える。焦点評価
値検出回路19は、得られた画像データから焦点の状態
の評価値を検出する。
電子顕微鏡のブロック図である。電子銃1から放出され
た電子線2を電子レンズ3で細く絞る。電子レンズ3
は、コイルに電流を流すことよって発生した磁界のレン
ズ作用を用いており、電子レンズ制御回路10は、電子
レンズ3のレンズ作用が制御CPU20の指示する焦点
距離になるようにコイルの電流を制御する。偏向器4,
5は、電子レンズ3で細く絞った電子線2をX方向とY
方向の二次元で走査偏向する。偏向器4,5もコイルに
電流を流すことよって発生した磁界により電子線2の偏
向を行い、偏向アンプ11,12は、偏向器4,5のコ
イルに流す電流を制御する。試料6に電子線2が照射さ
れると試料6の形状や材質によって二次電子等の二次粒
子8が発生する。この二次粒子8を二次粒子検出器9で
検出増幅した後、A/D変換器13でディジタル値の画
像データに変換し、画像メモリ14に記憶する。画像メ
モリ14から読み出した画像データはD/A変換器15
で映像信号に変換し、ディスプレイ16に走査電子顕微
鏡像を表示する。画像メモリ14は、記憶する画像デー
タの最大サイズを1,024画素×1,024画素、階調
を8ビットとすると1M(1,048,576)バイトのサイズ
のメモリで構成する。画像メモリ制御回路17は、偏向
信号発生手段21が発生する電子線2の走査信号に同期
したアドレスへの書き込みと映像同期信号発生回路18
が発生する映像信号に同期したアドレスの読み出しを行
うように画像メモリ14のアドレスバス,データバス,
制御信号を制御する。偏向信号発生手段21は、発振器
22,走査カウンタ23,変換テーブル24、および、
D/A変換器25,26で構成し、電子線の走査偏向信
号を発生し、偏向アンプ11,12に与える。焦点評価
値検出回路19は、得られた画像データから焦点の状態
の評価値を検出する。
【0008】図3に偏向信号発生手段21の構成例を示
す。発振器22は、基本発振器30で発生したパルスを
分周器31で制御CPU20が指定する分周比で分周し
たパルスを出力する。分周比を設定することによって任
意の走査速度が実現できる。基本周波数を20MHz,
X方向の画素数を1,024 画素,分周比を1,電子線
の帰線期間を256画素分の12.8μ 秒とした場合、
1ラインの走査時間は(1,024+256)÷20MH
zで得られる64μ秒となり、NTSCと呼ばれる映像
信号の水平周期にほぼ等しい走査速度となる。また、分
周比を313,帰線期間を256画素分とした場合、1
ラインの走査時間は(1,024+256)×313÷2
0MHzで得られる20m秒となり、商用電源の50H
zの周期にほぼ等しい走査速度が得られる。このように
分周比を設定することによって走査速度を変化させるこ
とができる。走査カウンタ23は、2組のカウンタ3
2,33と比較器34,35で構成する。カウンタ33
は水平画素数1024画素の画像データと帰線期間を得
るために2048まで計数することができる11ビット
出力のカウンタで、カウンタ32は垂直画素数1024
画素を得るために1024まで計数することができる10ビ
ット出力のカウンタである。カウンタ37,36の計数
範囲を比較器35,34のレジスタに設定し、カウンタ
33,32のリセットを解除すると発振器22が出力す
るパルスの計数を開始する。カウンタ33の出力が設定
した計数範囲の値になると比較器35はカウンタ33を
リセットするとともにカウンタ32をカウントアップさ
せる。カウンタ32が設定した計数範囲の値になると比
較器34はカウンタ32,33をリセットし、次のフレ
ームの走査を開始する。変換テーブル24は、2組のメ
モリ36,37で構成し、カウンタ32,33の出力を
変換してA/D変換器25,26に与える。メモリ37
は、入力が11ビットで出力が10ビットの2048×
10ビットのサイズで、メモリ36は、入力が10ビッ
トで出力が10ビットの1024×10ビットのサイズ
である。変換テーブル24の変換データは、アドレスバ
ス,データバス,制御信号をカウンタ23側から制御C
PU20側に切り替えて制御CPU20が書き込む。D
/A変換器25,26は、変換テーブル24のディジタ
ルの出力をアナログの信号に変換し、偏向アンプ11,
12に偏向信号として与える。
す。発振器22は、基本発振器30で発生したパルスを
分周器31で制御CPU20が指定する分周比で分周し
たパルスを出力する。分周比を設定することによって任
意の走査速度が実現できる。基本周波数を20MHz,
X方向の画素数を1,024 画素,分周比を1,電子線
の帰線期間を256画素分の12.8μ 秒とした場合、
1ラインの走査時間は(1,024+256)÷20MH
zで得られる64μ秒となり、NTSCと呼ばれる映像
信号の水平周期にほぼ等しい走査速度となる。また、分
周比を313,帰線期間を256画素分とした場合、1
ラインの走査時間は(1,024+256)×313÷2
0MHzで得られる20m秒となり、商用電源の50H
zの周期にほぼ等しい走査速度が得られる。このように
分周比を設定することによって走査速度を変化させるこ
とができる。走査カウンタ23は、2組のカウンタ3
2,33と比較器34,35で構成する。カウンタ33
は水平画素数1024画素の画像データと帰線期間を得
るために2048まで計数することができる11ビット
出力のカウンタで、カウンタ32は垂直画素数1024
画素を得るために1024まで計数することができる10ビ
ット出力のカウンタである。カウンタ37,36の計数
範囲を比較器35,34のレジスタに設定し、カウンタ
33,32のリセットを解除すると発振器22が出力す
るパルスの計数を開始する。カウンタ33の出力が設定
した計数範囲の値になると比較器35はカウンタ33を
リセットするとともにカウンタ32をカウントアップさ
せる。カウンタ32が設定した計数範囲の値になると比
較器34はカウンタ32,33をリセットし、次のフレ
ームの走査を開始する。変換テーブル24は、2組のメ
モリ36,37で構成し、カウンタ32,33の出力を
変換してA/D変換器25,26に与える。メモリ37
は、入力が11ビットで出力が10ビットの2048×
10ビットのサイズで、メモリ36は、入力が10ビッ
トで出力が10ビットの1024×10ビットのサイズ
である。変換テーブル24の変換データは、アドレスバ
ス,データバス,制御信号をカウンタ23側から制御C
PU20側に切り替えて制御CPU20が書き込む。D
/A変換器25,26は、変換テーブル24のディジタ
ルの出力をアナログの信号に変換し、偏向アンプ11,
12に偏向信号として与える。
【0009】図4に焦点評価値検出回路19の構成例を
示す。ここでは画像データの微分値の絶対値の総和が最
大となる場合を最適な焦点が得られたと判断している。
A/D変換器13で得た画像データから先に得て遅延レ
ジスタ40によって遅延させた画像データを減算器41
で減算して微分値を求める。次に、絶対値回路42で微
分値が負の場合に2の補数を求めて絶対値にする。さら
に、加算器43とレジスタ44によって総和を求める。
このように求めた評価値を制御CPU20が読み取る。
遅延レジスタ40の遅延を1ライン走査分以上とし、Y
軸方向の微分値を求めたり、減算器41を空間微分を求
める空間フィルタとすることもできる。以上のような構
成による自動焦点制御について以下に説明する。
示す。ここでは画像データの微分値の絶対値の総和が最
大となる場合を最適な焦点が得られたと判断している。
A/D変換器13で得た画像データから先に得て遅延レ
ジスタ40によって遅延させた画像データを減算器41
で減算して微分値を求める。次に、絶対値回路42で微
分値が負の場合に2の補数を求めて絶対値にする。さら
に、加算器43とレジスタ44によって総和を求める。
このように求めた評価値を制御CPU20が読み取る。
遅延レジスタ40の遅延を1ライン走査分以上とし、Y
軸方向の微分値を求めたり、減算器41を空間微分を求
める空間フィルタとすることもできる。以上のような構
成による自動焦点制御について以下に説明する。
【0010】第1の自動焦点制御の例は、まず、変換テ
ーブル24のメモリ36,37に図5(a),(b)に示
すような入力Xi,Yiに対して出力Xo,Yoがそれ
ぞれN,M倍大きくなるような変換データを設定し、走
査カウンタ23のカウンタ34,35の計数範囲を10
24画素×1024画素のそれぞれ1/N,1/Mとな
るように設定すると電子線の走査は、図5(c)のよう
に間引いた低分解能の全面走査となる。発振器19の周
波数が同じであれば1フレームの走査を行う時間は1/
(N×M)に短くなる。この低分解能走査により電子レ
ンズ3の励磁条件を変化させた複数枚のフレームの走査
を行い、焦点評価値検出回路19によって焦点の評価値
を検出し、電子レンズ3の励磁条件の最適値を求める。
次に、変換テーブル24のメモリ36,37に図6
(a),(b)に示すような高分解能の全面走査を行うた
めの変換データを設定する。そして、電子レンズ3の励
磁条件を低分解能走査で得た最適値の近くで変化させた
複数枚のフレームの走査を行い、焦点評価値検出回路1
9によって焦点の評価値を検出し、電子レンズ3の励磁
条件の最適値を求める。このような方法により短時間で
精度の良い自動焦点制御ができる。ここでは、2段階の
制御について説明したが、多段階の細かい制御を行うこ
ともできる。
ーブル24のメモリ36,37に図5(a),(b)に示
すような入力Xi,Yiに対して出力Xo,Yoがそれ
ぞれN,M倍大きくなるような変換データを設定し、走
査カウンタ23のカウンタ34,35の計数範囲を10
24画素×1024画素のそれぞれ1/N,1/Mとな
るように設定すると電子線の走査は、図5(c)のよう
に間引いた低分解能の全面走査となる。発振器19の周
波数が同じであれば1フレームの走査を行う時間は1/
(N×M)に短くなる。この低分解能走査により電子レ
ンズ3の励磁条件を変化させた複数枚のフレームの走査
を行い、焦点評価値検出回路19によって焦点の評価値
を検出し、電子レンズ3の励磁条件の最適値を求める。
次に、変換テーブル24のメモリ36,37に図6
(a),(b)に示すような高分解能の全面走査を行うた
めの変換データを設定する。そして、電子レンズ3の励
磁条件を低分解能走査で得た最適値の近くで変化させた
複数枚のフレームの走査を行い、焦点評価値検出回路1
9によって焦点の評価値を検出し、電子レンズ3の励磁
条件の最適値を求める。このような方法により短時間で
精度の良い自動焦点制御ができる。ここでは、2段階の
制御について説明したが、多段階の細かい制御を行うこ
ともできる。
【0011】高速度の走査を行うと試料の単位面積当り
の電子線の照射量が少なくなり、二次粒子検出信号の雑
音の影響が大きくなる。高品質の画像データを得ようと
すると低速度の走査を行う必要がある。第2の自動焦点
制御の例は、まず、高速度の走査により電子レンズ3の
励磁条件を変化させた複数枚のフレームの走査を行い、
焦点評価値検出回路19によって焦点の評価値を検出
し、電子レンズ3の励磁条件の最適値を求める。次に、
低速度の走査を行い電子レンズ3の励磁条件を高速度の
走査で得られた最適値の近傍で変化させた複数枚のフレ
ームの走査を行い、焦点評価値検出回路19によって焦
点の評価値を検出し、電子レンズ3の励磁条件の最適値
を求める。このような方法により短時間で精度の良い自
動焦点制御ができる。走査速度の制御は、偏向信号発生
手段21の発振器22の分周器31の分周比の設定を制
御CPU20が行うことで容易に実現できる。また、焦
点評価値検出回路19に効率的な信号が入力できる走査
速度の最適値を評価値から求めることもできる。
の電子線の照射量が少なくなり、二次粒子検出信号の雑
音の影響が大きくなる。高品質の画像データを得ようと
すると低速度の走査を行う必要がある。第2の自動焦点
制御の例は、まず、高速度の走査により電子レンズ3の
励磁条件を変化させた複数枚のフレームの走査を行い、
焦点評価値検出回路19によって焦点の評価値を検出
し、電子レンズ3の励磁条件の最適値を求める。次に、
低速度の走査を行い電子レンズ3の励磁条件を高速度の
走査で得られた最適値の近傍で変化させた複数枚のフレ
ームの走査を行い、焦点評価値検出回路19によって焦
点の評価値を検出し、電子レンズ3の励磁条件の最適値
を求める。このような方法により短時間で精度の良い自
動焦点制御ができる。走査速度の制御は、偏向信号発生
手段21の発振器22の分周器31の分周比の設定を制
御CPU20が行うことで容易に実現できる。また、焦
点評価値検出回路19に効率的な信号が入力できる走査
速度の最適値を評価値から求めることもできる。
【0012】観察する試料6に高低差がある場合に自動
焦点制御を行うと焦点の観察したい部分の焦点が合わな
い問題がある。第3の自動焦点制御の例は、観察したい
部分の最適焦点が得られる例である。ある程度の画像が
得られた時点で、図7に示すようにディスプレイ16に
表示した画像上で太線で示したように操作者が範囲50
を指定する。そして、その範囲50のみに電子線の走査
を行い自動焦点制御を行うようにすれば良い。これは、
図8に示すように変換テーブル24のメモリ36,37
の変換データをA,Bから始まる指定範囲のみを走査す
るように設定し、走査カウンタ23のカウンタ34,3
5の計数範囲を有効な走査期間C,Dに帰線期間を加え
た範囲とすることで実現できる。走査範囲X方向の長さ
が1/N,Y方向の長さが1/Mとすると1フレームの
画像を取り込む走査時間は、帰線期間を除くと1/(N
×M)となる。このような方法により自動焦点制御を短
時間にすることと観察したい部分の精度の良い焦点合わ
せが可能となる。
焦点制御を行うと焦点の観察したい部分の焦点が合わな
い問題がある。第3の自動焦点制御の例は、観察したい
部分の最適焦点が得られる例である。ある程度の画像が
得られた時点で、図7に示すようにディスプレイ16に
表示した画像上で太線で示したように操作者が範囲50
を指定する。そして、その範囲50のみに電子線の走査
を行い自動焦点制御を行うようにすれば良い。これは、
図8に示すように変換テーブル24のメモリ36,37
の変換データをA,Bから始まる指定範囲のみを走査す
るように設定し、走査カウンタ23のカウンタ34,3
5の計数範囲を有効な走査期間C,Dに帰線期間を加え
た範囲とすることで実現できる。走査範囲X方向の長さ
が1/N,Y方向の長さが1/Mとすると1フレームの
画像を取り込む走査時間は、帰線期間を除くと1/(N
×M)となる。このような方法により自動焦点制御を短
時間にすることと観察したい部分の精度の良い焦点合わ
せが可能となる。
【0013】第4の自動焦点制御の例は、面の走査のみ
ならず任意な線走査を行う方法である。図9に示すよう
に走査カウンタ23のカウンタ33の出力を変換テーブ
ル24のメモリ37,36の両方に入力し、変換テーブ
ル24のメモリ37,36の変換データを図10
(a),(b)に示すような値を設定する。すると電子線
の走査は図10(c)に示すようなX方向の直径が1/
N,Y方向の直径が1/Mの円を描く。このような走査
によって自動焦点制御を行うこともできる。変換テーブ
ル24の変換データによって8の字走査や渦巻き走査を
容易に実現できる。変換テーブル24はサイズを大きく
し、予めいくつかの走査モードの変換データを書き込ん
でアドレスを制御することで走査モードを選択すること
もできる。また、走査カウンタ23のカウンタ33,3
2の両方の出力を変換テーブル24のメモリ37,36
の両方に入力し、変換テーブル24のメモリ37,36
のサイズを対応する大きさにすると1ラインの走査のみ
ならず複雑な面走査を実現することもできる。
ならず任意な線走査を行う方法である。図9に示すよう
に走査カウンタ23のカウンタ33の出力を変換テーブ
ル24のメモリ37,36の両方に入力し、変換テーブ
ル24のメモリ37,36の変換データを図10
(a),(b)に示すような値を設定する。すると電子線
の走査は図10(c)に示すようなX方向の直径が1/
N,Y方向の直径が1/Mの円を描く。このような走査
によって自動焦点制御を行うこともできる。変換テーブ
ル24の変換データによって8の字走査や渦巻き走査を
容易に実現できる。変換テーブル24はサイズを大きく
し、予めいくつかの走査モードの変換データを書き込ん
でアドレスを制御することで走査モードを選択すること
もできる。また、走査カウンタ23のカウンタ33,3
2の両方の出力を変換テーブル24のメモリ37,36
の両方に入力し、変換テーブル24のメモリ37,36
のサイズを対応する大きさにすると1ラインの走査のみ
ならず複雑な面走査を実現することもできる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、電子レンズの自動焦点
制御が短時間に精度良く行え快適な操作環境が得られる
走査電子顕微鏡を提供できる。
制御が短時間に精度良く行え快適な操作環境が得られる
走査電子顕微鏡を提供できる。
【図1】本発明の実施例の走査電子顕微鏡のブロック
図。
図。
【図2】従来の走査電子顕微鏡のブロック図。
【図3】偏向信号発生手段のブロック図。
【図4】焦点評価値検出手段のブロック図。
【図5】低分解能走査の変換テーブルと電子線の走査を
示す説明図。
示す説明図。
【図6】高分解能走査の変換テーブルと電子線の走査を
示す説明図。
示す説明図。
【図7】走査の範囲指定を示す説明図。
【図8】指定範囲走査の変換テーブルと電子線の走査を
示す説明図。
示す説明図。
【図9】円走査の偏向信号発生手段の構成例を示すブロ
ック図。
ック図。
【図10】円走査の変換テーブルと電子線の走査を示す
説明図。
説明図。
1…電子銃、2…電子線、3…電子レンズ、4,5…偏
向器、6…試料、7…試料台、8…二次粒子、9…二次
粒子検出器、10…レンズ制御回路、11,12…偏向
アンプ、13…A/D変換器、14…画像メモリ、15
…D/A変換器、16…ディスプレイ、17…画像メモ
リ制御回路、18…映像同期信号発生回路、19…焦点
評価値検出回路、20…制御CPU、21…偏向信号発
生手段、22…発振器、23…走査カウンタ、24…変
換テーブル、25,26…D/A変換器。
向器、6…試料、7…試料台、8…二次粒子、9…二次
粒子検出器、10…レンズ制御回路、11,12…偏向
アンプ、13…A/D変換器、14…画像メモリ、15
…D/A変換器、16…ディスプレイ、17…画像メモ
リ制御回路、18…映像同期信号発生回路、19…焦点
評価値検出回路、20…制御CPU、21…偏向信号発
生手段、22…発振器、23…走査カウンタ、24…変
換テーブル、25,26…D/A変換器。
Claims (8)
- 【請求項1】電子線を放出する電子銃と、前記電子線を
細く絞る電子レンズと、前記電子線を試料上に二次元走
査させる偏向器と、前記試料から発生する二次粒子を検
出する二次粒子検出器と、検出信号をディジタルの画像
データに変換するA/D変換器と、前記画像データを記
憶する画像メモリと、前記画像メモリから読み出した前
記画像データを映像信号に変換するD/A変換器と、画
像を表示するディスプレイとで構成される走査電子顕微
鏡において、発振器と、走査カウンタと、変換テーブル
と、前記D/A変換器とで構成する偏向信号発生手段を
備えることを特徴とする走査電子顕微鏡。 - 【請求項2】請求項1において、少量の画像データを得
るための低分解能走査と多量の画像データを得るための
高分解能走査の複数の電子線の走査モードを有し、前記
偏向信号発生手段の変換テーブルの変換データによって
低分解能と高分解能の走査信号を選択して偏向器に与え
る走査電子顕微鏡。 - 【請求項3】請求項2において、低分解能走査により自
動焦点制御を行った後に高分解能走査により再度自動焦
点制御を行う走査電子顕微鏡。 - 【請求項4】請求項1において、前記偏向信号発生手段
の前記変換テーブルが書き換え可能で、前記電子線の走
査モードに応じて任意の変換データを書き換える走査電
子顕微鏡。 - 【請求項5】請求項1において、前記偏向信号発生手段
の発振器の発振周波数が設定可能で前記電子線の走査速
度を任意の速度に設定できる走査電子顕微鏡。 - 【請求項6】請求項5において、高速度の走査により自
動焦点制御を行った後に低速度の走査により再度自動焦
点制御を行う走査電子顕微鏡。 - 【請求項7】請求項1において、前記偏向信号発生手段
の走査カウンタの計数範囲が設定可能で電子線の走査範
囲を任意の範囲に設定できる走査電子顕微鏡。 - 【請求項8】請求項7において、任意の範囲のみに前記
電子線の走査を行い自動焦点制御する走査電子顕微鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8124345A JPH09306407A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 走査電子顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8124345A JPH09306407A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 走査電子顕微鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09306407A true JPH09306407A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14883073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8124345A Pending JPH09306407A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 走査電子顕微鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09306407A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001236915A (ja) * | 1999-09-03 | 2001-08-31 | Applied Materials Inc | 集束方法およびシステム |
| JP2004006219A (ja) * | 2002-04-11 | 2004-01-08 | Keyence Corp | 電子顕微鏡、電子顕微鏡の操作方法、電子顕微鏡操作プログラムおよびコンピュータで読み取り可能な記録媒体 |
| WO2004105077A1 (ja) * | 1999-02-24 | 2004-12-02 | Katsuto Goto | 高密度記録走査顕微鏡 |
| KR100846635B1 (ko) * | 2007-03-26 | 2008-07-16 | 삼성전자주식회사 | 주사 전자 현미경의 초점 조절 방법 |
| JP2009064746A (ja) * | 2007-09-10 | 2009-03-26 | Topcon Corp | 荷電粒子ビーム装置の撮像方法、コンピュータプログラム、記録媒体 |
| JP2009070686A (ja) * | 2007-09-13 | 2009-04-02 | Hitachi High-Technologies Corp | 検査装置 |
| JP2010092632A (ja) * | 2008-10-06 | 2010-04-22 | Hitachi High-Technologies Corp | 荷電粒子線の調整方法、及び荷電粒子線装置 |
| JP2012018812A (ja) * | 2010-07-08 | 2012-01-26 | Keyence Corp | 拡大観察装置及び拡大観察方法、拡大観察用プログラム並びにコンピュータで読み取り可能な記録媒体 |
-
1996
- 1996-05-20 JP JP8124345A patent/JPH09306407A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004105077A1 (ja) * | 1999-02-24 | 2004-12-02 | Katsuto Goto | 高密度記録走査顕微鏡 |
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| JP2012018812A (ja) * | 2010-07-08 | 2012-01-26 | Keyence Corp | 拡大観察装置及び拡大観察方法、拡大観察用プログラム並びにコンピュータで読み取り可能な記録媒体 |
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