JPH09306779A - 積層セラミックコンデンサの製造方法 - Google Patents
積層セラミックコンデンサの製造方法Info
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- JPH09306779A JPH09306779A JP8121150A JP12115096A JPH09306779A JP H09306779 A JPH09306779 A JP H09306779A JP 8121150 A JP8121150 A JP 8121150A JP 12115096 A JP12115096 A JP 12115096A JP H09306779 A JPH09306779 A JP H09306779A
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- film
- ceramic green
- green sheet
- ceramic
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 積層セラミックコンデンサにおいて特に薄層
のセラミックグリーンシートを使用する場合、ショート
不良や絶縁不良をの発生を防止する。 【解決手段】 フィルム5の一方の面側にストライプ状
に形成した電極層6を乾燥させた上で、このフィルム5
をセラミックグリーンシート10に重ね、押型12の突
部11で電極層6をセラミックグリーンシート10上に
加熱加圧して矩形の電極13を転写する。
のセラミックグリーンシートを使用する場合、ショート
不良や絶縁不良をの発生を防止する。 【解決手段】 フィルム5の一方の面側にストライプ状
に形成した電極層6を乾燥させた上で、このフィルム5
をセラミックグリーンシート10に重ね、押型12の突
部11で電極層6をセラミックグリーンシート10上に
加熱加圧して矩形の電極13を転写する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種電子機器に用い
られる積層セラミックコンデンサの製造方法に関し、特
に薄層のセラミックグリーンシート上に内部電極を形成
する工程を有する積層セラミックコンデンサの製造方法
に関する。
られる積層セラミックコンデンサの製造方法に関し、特
に薄層のセラミックグリーンシート上に内部電極を形成
する工程を有する積層セラミックコンデンサの製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子回路装置の小形化にともない
高積層・高容量のセラミックコンデンサの利用が増加
し、内部構造欠陥を防止し、回路基板における実装密度
を高めた発明がなされている。
高積層・高容量のセラミックコンデンサの利用が増加
し、内部構造欠陥を防止し、回路基板における実装密度
を高めた発明がなされている。
【0003】以下に従来の積層セラミックコンデンサの
製造方法について、図面を参照しながら説明する。ま
ず、図7に示すように、セラミックグリーンシート1上
に内部電極2を所定の形状に形成する。この場合に、従
来、セラミックグリーンシート1上に内部電極2を形成
する方法としてはスクリーン印刷法が広く用いられてき
た。
製造方法について、図面を参照しながら説明する。ま
ず、図7に示すように、セラミックグリーンシート1上
に内部電極2を所定の形状に形成する。この場合に、従
来、セラミックグリーンシート1上に内部電極2を形成
する方法としてはスクリーン印刷法が広く用いられてき
た。
【0004】次に、図8に示すように、内部電極2が形
成されたセラミックグリーンシート1を、各層の内部電
極2が所定の位置関係となるように所定枚数積層する。
さらに、この積層体の上下に内部電極の形成されていな
い無効層3を積層して、積層体4を得る。
成されたセラミックグリーンシート1を、各層の内部電
極2が所定の位置関係となるように所定枚数積層する。
さらに、この積層体の上下に内部電極の形成されていな
い無効層3を積層して、積層体4を得る。
【0005】次に、積層体4を積層方向に加圧し、セラ
ミックグリーンシート1間の密着性を高め、その後、積
層体4を個々の積層セラミックコンデンサ単位の積層体
生チップに切断する。そして、生チップを焼成し、得ら
れた焼結体の端面に外部電極を固着し、積層セラミック
コンデンサを得る。
ミックグリーンシート1間の密着性を高め、その後、積
層体4を個々の積層セラミックコンデンサ単位の積層体
生チップに切断する。そして、生チップを焼成し、得ら
れた焼結体の端面に外部電極を固着し、積層セラミック
コンデンサを得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
スクリーン印刷法でセラミックグリーンシート1上に内
部電極2を形成しているが、この場合に、電極ペースト
2aを直接セラミックグリーンシート1上に形成するこ
とにより内部電極2を形成しているので、図9に示すよ
うに、セラミックグリーンシート1にピンホール1aや
不純物の混入があるとその部分に電極ペースト2aが侵
入してセラミックグリーンシート1を貫通することがあ
り、この場合にはショート不良を起こす原因となる。ま
た、ショート不良に至らない場合でも対向電極間の絶縁
距離が不十分なために耐圧不良となりやすかった。特
に、セラミックグリーンシート1の厚みが20μm以下
のように薄い場合はショート不良や絶縁不良が生じやす
いという問題があった。
スクリーン印刷法でセラミックグリーンシート1上に内
部電極2を形成しているが、この場合に、電極ペースト
2aを直接セラミックグリーンシート1上に形成するこ
とにより内部電極2を形成しているので、図9に示すよ
うに、セラミックグリーンシート1にピンホール1aや
不純物の混入があるとその部分に電極ペースト2aが侵
入してセラミックグリーンシート1を貫通することがあ
り、この場合にはショート不良を起こす原因となる。ま
た、ショート不良に至らない場合でも対向電極間の絶縁
距離が不十分なために耐圧不良となりやすかった。特
に、セラミックグリーンシート1の厚みが20μm以下
のように薄い場合はショート不良や絶縁不良が生じやす
いという問題があった。
【0007】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、ショート不良や耐圧不良の発生を防止することがで
きる積層セラミックコンデンサの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
で、ショート不良や耐圧不良の発生を防止することがで
きる積層セラミックコンデンサの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、フィルムの一方の面側に電極層を形成して
乾燥させる工程と、この後に電極層をセラミックグリー
ンシートに転写する工程とを備えたものである。
に本発明は、フィルムの一方の面側に電極層を形成して
乾燥させる工程と、この後に電極層をセラミックグリー
ンシートに転写する工程とを備えたものである。
【0009】この本発明によれば、ショート不良や耐圧
不良の発生を防止することができる。
不良の発生を防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、フィルムの一方の面側に電極層を形成して乾燥させ
る工程と、この後に電極層をセラミックグリーンシート
に転写する工程とを備えたもので、電極層を乾燥させて
からセラミックグリーンシートに転写するため、仮にセ
ラミックグリーンシートにピンホールや不純物の混入が
あってもその部分に電極を形成するペーストが侵入する
ことがなくなる。
は、フィルムの一方の面側に電極層を形成して乾燥させ
る工程と、この後に電極層をセラミックグリーンシート
に転写する工程とを備えたもので、電極層を乾燥させて
からセラミックグリーンシートに転写するため、仮にセ
ラミックグリーンシートにピンホールや不純物の混入が
あってもその部分に電極を形成するペーストが侵入する
ことがなくなる。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、フィル
ムの一方の面側にストライプ状の電極層を形成して乾燥
させる工程と、前記ストライプ状の電極層におけるフィ
ルムとは反対側の面とセラミックグリーンシートとが対
面するように配置し、ストライプ状の突部を備えた押型
を、その突部がストライプ状の電極層に対して直交する
ように配置し、ストライプ状の電極層が設けられている
フィルムを前記押型によりセラミックグリーンシートに
加熱加圧してストライプ状の電極層と押型の突部とが重
なる箇所を内部電極としてセラミックグリーンシートに
転写する工程と、電極層が転写されて内部電極が形成さ
れたセラミックグリーンシートを複数枚積層して積層体
を得る工程と、前記積層体を加圧した後に個々の積層セ
ラミックコンデンサ単位の積層体の生チップとなるよう
に切断する工程と、前記生チップを焼成する工程とを備
えたものであり、この製造方法によっても電極層を乾燥
させてからセラミックグリーンシートに転写するため、
仮にセラミックグリーンシートにピンホールや不純物の
混入があってもその部分に電極を形成するペーストが侵
入することがなくなる。
ムの一方の面側にストライプ状の電極層を形成して乾燥
させる工程と、前記ストライプ状の電極層におけるフィ
ルムとは反対側の面とセラミックグリーンシートとが対
面するように配置し、ストライプ状の突部を備えた押型
を、その突部がストライプ状の電極層に対して直交する
ように配置し、ストライプ状の電極層が設けられている
フィルムを前記押型によりセラミックグリーンシートに
加熱加圧してストライプ状の電極層と押型の突部とが重
なる箇所を内部電極としてセラミックグリーンシートに
転写する工程と、電極層が転写されて内部電極が形成さ
れたセラミックグリーンシートを複数枚積層して積層体
を得る工程と、前記積層体を加圧した後に個々の積層セ
ラミックコンデンサ単位の積層体の生チップとなるよう
に切断する工程と、前記生チップを焼成する工程とを備
えたものであり、この製造方法によっても電極層を乾燥
させてからセラミックグリーンシートに転写するため、
仮にセラミックグリーンシートにピンホールや不純物の
混入があってもその部分に電極を形成するペーストが侵
入することがなくなる。
【0012】本発明の請求項3に記載の発明は、フィル
ムの一方の面側にストライプ状の電極層を形成して乾燥
させる工程と、前記ストライプ状の電極層をフィルムと
ともにストライプ状の長手方向に対して一定間隔で打ち
抜く工程と、前記ストライプ状の電極層におけるフィル
ムとは反対側の面とセラミックグリーンシートとが対面
するように配置し、電極層が設けられているフィルムを
押型によりセラミックグリーンシートに加熱加圧して内
部電極をセラミックグリーンシートに転写する工程と、
内部電極が転写されたセラミックグリーンシートを複数
枚積層して積層体を得る工程と、前記積層体を加圧した
後に個々の積層セラミックコンデンサ単位の積層体の生
チップとなるように切断する工程と、前記生チップを焼
成する工程とを備えたものであり、この製造方法によっ
ても電極層を乾燥させてからセラミックグリーンシート
に転写するため、仮にセラミックグリーンシートにピン
ホールや不純物の混入があってもその部分に電極を形成
するペーストが侵入することがなくなる。
ムの一方の面側にストライプ状の電極層を形成して乾燥
させる工程と、前記ストライプ状の電極層をフィルムと
ともにストライプ状の長手方向に対して一定間隔で打ち
抜く工程と、前記ストライプ状の電極層におけるフィル
ムとは反対側の面とセラミックグリーンシートとが対面
するように配置し、電極層が設けられているフィルムを
押型によりセラミックグリーンシートに加熱加圧して内
部電極をセラミックグリーンシートに転写する工程と、
内部電極が転写されたセラミックグリーンシートを複数
枚積層して積層体を得る工程と、前記積層体を加圧した
後に個々の積層セラミックコンデンサ単位の積層体の生
チップとなるように切断する工程と、前記生チップを焼
成する工程とを備えたものであり、この製造方法によっ
ても電極層を乾燥させてからセラミックグリーンシート
に転写するため、仮にセラミックグリーンシートにピン
ホールや不純物の混入があってもその部分に電極を形成
するペーストが侵入することがなくなる。
【0013】本発明の請求項4に記載の発明は、フィル
ムの一方の面側を電極層が固着しないようにストライプ
状に処理する工程と、前記フィルムの処理面に前記スト
ライプ部分と直交するように電極層をストライプ状に形
成して前記フィルムに矩形状の電極層を固着させて乾燥
させる工程と、電極層におけるフィルムとは反対側の面
とセラミックグリーンシートとが対面するように配置
し、電極層が設けられているフィルムを押型によりセラ
ミックグリーンシートに加熱加圧して内部電極をセラミ
ックグリーンシートに転写する工程と、内部電極層が転
写されたセラミックグリーンシートを複数枚積層して積
層体を得る工程と、前記積層体を加圧した後に個々の積
層セラミックコンデンサ単位の積層体の生チップとなる
ように切断する工程と、前記生チップを焼成する工程と
を備えたものであり、この製造方法によっても電極を乾
燥させてからセラミックグリーンシートに転写するた
め、仮にセラミックグリーンシートにピンホールや不純
物の混入があってもその部分に電極を形成するペースト
が侵入することがなくなる。
ムの一方の面側を電極層が固着しないようにストライプ
状に処理する工程と、前記フィルムの処理面に前記スト
ライプ部分と直交するように電極層をストライプ状に形
成して前記フィルムに矩形状の電極層を固着させて乾燥
させる工程と、電極層におけるフィルムとは反対側の面
とセラミックグリーンシートとが対面するように配置
し、電極層が設けられているフィルムを押型によりセラ
ミックグリーンシートに加熱加圧して内部電極をセラミ
ックグリーンシートに転写する工程と、内部電極層が転
写されたセラミックグリーンシートを複数枚積層して積
層体を得る工程と、前記積層体を加圧した後に個々の積
層セラミックコンデンサ単位の積層体の生チップとなる
ように切断する工程と、前記生チップを焼成する工程と
を備えたものであり、この製造方法によっても電極を乾
燥させてからセラミックグリーンシートに転写するた
め、仮にセラミックグリーンシートにピンホールや不純
物の混入があってもその部分に電極を形成するペースト
が侵入することがなくなる。
【0014】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明する。まず、図1に示すように、ポリ
エチレンなどからなるフィルム5の一方の面側にストラ
イプ状の電極層6を形成し、これを乾燥させてストライ
プ電極層シート7を作製する。同様に、図2に示すよう
に、ポリエチレンなどのフィルム8上にセラミックグリ
ーンシート材料9を所定厚みとなるように形成してなる
セラミックグリーンシート10を作製する。ここで、電
極層6およびセラミックグリーンシート材料9をフィル
ム5,8上に形成する方法としては、例えばドクターブ
レード法やスクリーン印刷法、蒸着、スパッタリング等
のような公知の方法を用いれば良い。
参照しながら説明する。まず、図1に示すように、ポリ
エチレンなどからなるフィルム5の一方の面側にストラ
イプ状の電極層6を形成し、これを乾燥させてストライ
プ電極層シート7を作製する。同様に、図2に示すよう
に、ポリエチレンなどのフィルム8上にセラミックグリ
ーンシート材料9を所定厚みとなるように形成してなる
セラミックグリーンシート10を作製する。ここで、電
極層6およびセラミックグリーンシート材料9をフィル
ム5,8上に形成する方法としては、例えばドクターブ
レード法やスクリーン印刷法、蒸着、スパッタリング等
のような公知の方法を用いれば良い。
【0015】図3に示すように、上記のようにして得ら
れたストライプ電極層シート7とセラミックグリーンシ
ート10とを、電極層6におけるフィルム5とは反対側
の面(図1における電極層6の上方側の面:以下、電極
層6の自由表面と称す)がセラミックグリーンシート1
0におけるフィルム8とは反対側の面(図2におけるセ
ラミックグリーンシート10の上方側の面:以下、セラ
ミックグリーンシート10の自由表面と称す)に対面す
るように配置する。
れたストライプ電極層シート7とセラミックグリーンシ
ート10とを、電極層6におけるフィルム5とは反対側
の面(図1における電極層6の上方側の面:以下、電極
層6の自由表面と称す)がセラミックグリーンシート1
0におけるフィルム8とは反対側の面(図2におけるセ
ラミックグリーンシート10の上方側の面:以下、セラ
ミックグリーンシート10の自由表面と称す)に対面す
るように配置する。
【0016】次に、ストライプ状の突部11を備えた押
型12を、その突部11がストライプ状の電極層6に対
して直交するように配置し、この押型12によりフィル
ム5をセラミックグリーンシート10上に加熱加圧して
電極層6の所定部をセラミックグリーンシート10に転
写する。なお、押型12は内部にヒータを組み込んだ構
造となっている。
型12を、その突部11がストライプ状の電極層6に対
して直交するように配置し、この押型12によりフィル
ム5をセラミックグリーンシート10上に加熱加圧して
電極層6の所定部をセラミックグリーンシート10に転
写する。なお、押型12は内部にヒータを組み込んだ構
造となっている。
【0017】ストライプ状の電極層6は押型12の突部
11によって加熱加圧された所定部分だけが軟化してバ
インダーが溶解し、電極層6と押型12の突部11とが
重なり合った箇所に対応する矩形パターンの内部電極1
3がフィルム5からセラミックグリーンシート10に転
写されることになる。
11によって加熱加圧された所定部分だけが軟化してバ
インダーが溶解し、電極層6と押型12の突部11とが
重なり合った箇所に対応する矩形パターンの内部電極1
3がフィルム5からセラミックグリーンシート10に転
写されることになる。
【0018】このようにして内部電極13を転写したセ
ラミックグリーンシート10を、各層の内部電極13が
内部電極として所定の位置関係となるように所定枚数積
層する。さらに、この積層体の上下に内部電極13の形
成されていない無効層を積層する。
ラミックグリーンシート10を、各層の内部電極13が
内部電極として所定の位置関係となるように所定枚数積
層する。さらに、この積層体の上下に内部電極13の形
成されていない無効層を積層する。
【0019】次に、この未焼成の積層体を積層方向に加
圧し、個々の積層セラミックコンデンサ単位の積層体生
チップに切断する。この後、積層体生チップを焼成し、
得られた焼結体の端面に外部電極を付与して積層セラミ
ックコンデンサを完成させる。
圧し、個々の積層セラミックコンデンサ単位の積層体生
チップに切断する。この後、積層体生チップを焼成し、
得られた焼結体の端面に外部電極を付与して積層セラミ
ックコンデンサを完成させる。
【0020】以上のように本発明では、フィルム5の一
面側に電極層6を形成し、さらに電極層6を乾燥させた
後に、このフィルム5をセラミックグリーンシート10
に重ね、押型12の突部11で電極層6をセラミックグ
リーンシート10上に加熱加圧して転写しているので、
セラミックグリーンシート10のピンホールに電極ペー
ストが侵入することがなくなり、したがって従来のよう
にショート不良や耐圧不良が発生することを防止するこ
とができる。本発明は特に厚みが20μm以下の薄いセ
ラミックグリーンシート10に対して効果的である。
面側に電極層6を形成し、さらに電極層6を乾燥させた
後に、このフィルム5をセラミックグリーンシート10
に重ね、押型12の突部11で電極層6をセラミックグ
リーンシート10上に加熱加圧して転写しているので、
セラミックグリーンシート10のピンホールに電極ペー
ストが侵入することがなくなり、したがって従来のよう
にショート不良や耐圧不良が発生することを防止するこ
とができる。本発明は特に厚みが20μm以下の薄いセ
ラミックグリーンシート10に対して効果的である。
【0021】なお、図3においてストライプ状に形成さ
れた電極層6から内部電極13の矩形パターンをセラミ
ックグリーンシート10に転写する際に、ストライプ状
の電極層6に直交するように配列した突部11を備えた
押型12を用いてフィルム5をセラミックグリーンシー
ト10上に加熱加圧する方法を採用したが、以下の方法
によってストライプ状の電極層6から所定の内部電極1
3のパターンを転写しても良い。
れた電極層6から内部電極13の矩形パターンをセラミ
ックグリーンシート10に転写する際に、ストライプ状
の電極層6に直交するように配列した突部11を備えた
押型12を用いてフィルム5をセラミックグリーンシー
ト10上に加熱加圧する方法を採用したが、以下の方法
によってストライプ状の電極層6から所定の内部電極1
3のパターンを転写しても良い。
【0022】すなわち、図4に示すように、ストライプ
状に形成された内部電極となる電極層6を打ち抜き用治
具(図示せず)によりフィルム5とともにストライプ状
の長手方向に対して一定間隔で打ち抜き、所定の電極パ
ターンの電極層6のみをフィルム5上に残す。ここで、
図4における14はフィルム5とともにストライプ状の
電極層6が打ち抜かれた打抜部分である。
状に形成された内部電極となる電極層6を打ち抜き用治
具(図示せず)によりフィルム5とともにストライプ状
の長手方向に対して一定間隔で打ち抜き、所定の電極パ
ターンの電極層6のみをフィルム5上に残す。ここで、
図4における14はフィルム5とともにストライプ状の
電極層6が打ち抜かれた打抜部分である。
【0023】次に、図5に示すように、内部電極となる
電極層6の自由表面がセラミックグリーンシート10の
自由表面に対面するように配置し、押型13でフィルム
5をセラミックグリーンシート10上に加熱加圧して内
部電極となる電極層6をセラミックグリーンシート10
に転写する。この時、不要な電極層6の部分は既に打ち
抜かれて除去されているので、押型13は必ずしも図3
に示すような突部をもつ必要はなく、図5に示すような
平面状の押型13で良い。
電極層6の自由表面がセラミックグリーンシート10の
自由表面に対面するように配置し、押型13でフィルム
5をセラミックグリーンシート10上に加熱加圧して内
部電極となる電極層6をセラミックグリーンシート10
に転写する。この時、不要な電極層6の部分は既に打ち
抜かれて除去されているので、押型13は必ずしも図3
に示すような突部をもつ必要はなく、図5に示すような
平面状の押型13で良い。
【0024】上述の方法においても、フィルム5の一面
側に電極層6を形成し、さらに電極層6を乾燥させた後
に、フィルム5をセラミックグリーンシート10に重
ね、押型12で電極層6をセラミックグリーンシート1
0上に加熱加圧して転写しているので、セラミックグリ
ーンシート10のピンホールに電極ペーストが侵入する
ことがなくなり、したがって従来のようにショート不良
や耐圧不良が発生することを防止することができる。
側に電極層6を形成し、さらに電極層6を乾燥させた後
に、フィルム5をセラミックグリーンシート10に重
ね、押型12で電極層6をセラミックグリーンシート1
0上に加熱加圧して転写しているので、セラミックグリ
ーンシート10のピンホールに電極ペーストが侵入する
ことがなくなり、したがって従来のようにショート不良
や耐圧不良が発生することを防止することができる。
【0025】また、以上の例においてはストライプ状に
形成された電極層6から矩形のパターンをセラミックグ
リーンシート10に転写する方法を用いたが、図6に示
す以下の方法によってあらかじめフィルム5の一面に所
定形状の電極層6のパターンを形成して乾燥させ、この
電極層6をセラミックグリーンシート10に転写して内
部電極13を形成しても良い。
形成された電極層6から矩形のパターンをセラミックグ
リーンシート10に転写する方法を用いたが、図6に示
す以下の方法によってあらかじめフィルム5の一面に所
定形状の電極層6のパターンを形成して乾燥させ、この
電極層6をセラミックグリーンシート10に転写して内
部電極13を形成しても良い。
【0026】すなわち、図6に示すように、電極層6を
フィルム5に設ける前に、まずフィルム5の一方の面側
に例えばシリコン処理を行って内部電極となる電極層6
が固着しないように非固着処理部15をストライプ状に
形成する。
フィルム5に設ける前に、まずフィルム5の一方の面側
に例えばシリコン処理を行って内部電極となる電極層6
が固着しないように非固着処理部15をストライプ状に
形成する。
【0027】次に、このフィルム5の処理面にストライ
プ状の非固着処理部15とは直交するように内部電極と
しての電極層6をストライプ状に形成する。ここで、フ
ィルム5には予め例えばシリコン処理などがなされてお
り非固着処理部15が形成されているため、電極層6は
もとのストライプ状の部分から非固着処理部15が形成
されている箇所を除く部分だけがフィルム5に固着さ
れ、この結果、フィルム5上の電極層6の形状は図6に
示すような矩形になる。このストライプパターンの非固
着処理部15と電極層6のストライプパターンとを適宜
設計することで所定の電極層6の形成パターンがフィル
ム5上にできあがる。
プ状の非固着処理部15とは直交するように内部電極と
しての電極層6をストライプ状に形成する。ここで、フ
ィルム5には予め例えばシリコン処理などがなされてお
り非固着処理部15が形成されているため、電極層6は
もとのストライプ状の部分から非固着処理部15が形成
されている箇所を除く部分だけがフィルム5に固着さ
れ、この結果、フィルム5上の電極層6の形状は図6に
示すような矩形になる。このストライプパターンの非固
着処理部15と電極層6のストライプパターンとを適宜
設計することで所定の電極層6の形成パターンがフィル
ム5上にできあがる。
【0028】次に、図5に示した前述の例と同様に、電
極層6を乾燥させた後に、電極層6の自由表面がセラミ
ックグリーンシート10の自由表面に対面するように配
置し、押型13でフィルム5をセラミックグリーンシー
ト10上に加熱加圧して内部電極となる電極層6をセラ
ミックグリーンシート10に転写する。この時に、押型
13は必ずしも突部をもつ必要はなく、図5に示すよう
な平面状の押型13で良い。
極層6を乾燥させた後に、電極層6の自由表面がセラミ
ックグリーンシート10の自由表面に対面するように配
置し、押型13でフィルム5をセラミックグリーンシー
ト10上に加熱加圧して内部電極となる電極層6をセラ
ミックグリーンシート10に転写する。この時に、押型
13は必ずしも突部をもつ必要はなく、図5に示すよう
な平面状の押型13で良い。
【0029】この方法においても前述の例と同様な理由
で、セラミックグリーンシート10のピンホールに電極
ペーストが侵入してショート不良や耐圧不良が発生する
のを防止することができる。
で、セラミックグリーンシート10のピンホールに電極
ペーストが侵入してショート不良や耐圧不良が発生する
のを防止することができる。
【0030】なお、上記の実施の形態においては、内部
電極13を転写したセラミックグリーンシート10を積
層してなる積層体の上下に内部電極13の形成されてい
ない無効層を積層した場合を述べたが、このような無効
層を積層しなくてもよい。
電極13を転写したセラミックグリーンシート10を積
層してなる積層体の上下に内部電極13の形成されてい
ない無効層を積層した場合を述べたが、このような無効
層を積層しなくてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように本発明
によれば、従来のスクリーン印刷法のように電極ペース
トを直接セラミックグリーンシート上に形成せず、フィ
ルムの一面側に電極を形成し、乾燥させてからセラミッ
クグリーンシートに転写することにより、仮にセラミッ
クグリーンシートにピンホールや不純物の混入があって
もその部分に電極ペーストが侵入することがない。その
結果、特にグリーンシート厚が20μm以下のように薄
い場合でも、積層セラミックコンデンサのショート不良
や耐圧不良を防止することができる。
によれば、従来のスクリーン印刷法のように電極ペース
トを直接セラミックグリーンシート上に形成せず、フィ
ルムの一面側に電極を形成し、乾燥させてからセラミッ
クグリーンシートに転写することにより、仮にセラミッ
クグリーンシートにピンホールや不純物の混入があって
もその部分に電極ペーストが侵入することがない。その
結果、特にグリーンシート厚が20μm以下のように薄
い場合でも、積層セラミックコンデンサのショート不良
や耐圧不良を防止することができる。
【図1】本発明の一実施の形態による積層セラミックコ
ンデンサの製造方法において、フィルムの一面側にスト
ライプ状の電極層を形成した状態を示す斜視図
ンデンサの製造方法において、フィルムの一面側にスト
ライプ状の電極層を形成した状態を示す斜視図
【図2】同積層セラミックコンデンサの製造方法におい
て、フィルムの一面側に所定厚みのセラミックグリーン
シートを形成した状態を示す斜視図
て、フィルムの一面側に所定厚みのセラミックグリーン
シートを形成した状態を示す斜視図
【図3】同積層セラミックコンデンサの製造方法におい
て、ストライプ状の電極からセラミックグリーンシート
に所定の電極パターンを転写する工程を説明するための
斜視図
て、ストライプ状の電極からセラミックグリーンシート
に所定の電極パターンを転写する工程を説明するための
斜視図
【図4】本発明の他の実施の形態による積層セラミック
コンデンサの製造方法において、ストライプ状に形成さ
れた内部電極をフィルムとともに打ち抜く工程を説明す
るための平面図
コンデンサの製造方法において、ストライプ状に形成さ
れた内部電極をフィルムとともに打ち抜く工程を説明す
るための平面図
【図5】同積層セラミックコンデンサの製造方法におい
て、セラミックグリーンシートに所定の電極パターンを
転写する工程を説明するための側面図
て、セラミックグリーンシートに所定の電極パターンを
転写する工程を説明するための側面図
【図6】本発明のその他の実施の形態による積層セラミ
ックコンデンサの製造方法において、ストライプ状に非
固着処理をしたフィルムに、さらに内部電極をストライ
プ状に形成するプロセスを説明するための平面図
ックコンデンサの製造方法において、ストライプ状に非
固着処理をしたフィルムに、さらに内部電極をストライ
プ状に形成するプロセスを説明するための平面図
【図7】従来の積層セラミックコンデンサの製造方法に
おいて、セラミックグリーンシート上に内部電極を形成
した状態を示す側面図
おいて、セラミックグリーンシート上に内部電極を形成
した状態を示す側面図
【図8】従来の積層セラミックコンデンサの製造方法に
おいて、複数枚のセラミックグリーンシートを積層して
得られた積層体の側面図
おいて、複数枚のセラミックグリーンシートを積層して
得られた積層体の側面図
【図9】従来の積層セラミックコンデンサの製造方法に
おいて、電極形成状態を示す部分側面断面図
おいて、電極形成状態を示す部分側面断面図
5 フィルム 6 電極層 7 ストライプ電極シート 8 フィルム 9 セラミックグリーンシート材 10 セラミックグリーンシート 11 突部 12 押型 13 電極 14 打抜部分 15 非固着処理部
Claims (4)
- 【請求項1】 フィルムの一方の面側に電極層を形成し
て乾燥させる工程と、この後に電極層をセラミックグリ
ーンシートに転写する工程とを備えた積層セラミックコ
ンデンサの製造方法。 - 【請求項2】 フィルムの一方の面側にストライプ状の
電極層を形成して乾燥させる工程と、前記ストライプ状
の電極層におけるフィルムとは反対側の面とセラミック
グリーンシートとが対面するように配置し、ストライプ
状の突部を備えた押型を、その突部がストライプ状の電
極層に対して直交するように配置し、ストライプ状の電
極層が設けられているフィルムを前記押型によりセラミ
ックグリーンシートに加熱加圧してストライプ状の電極
層と押型の突部とが重なる箇所を内部電極としてセラミ
ックグリーンシートに転写する工程と、電極層が転写さ
れて内部電極が形成されたセラミックグリーンシートを
複数枚積層して積層体を得る工程と、前記積層体を加圧
した後に個々の積層セラミックコンデンサ単位の積層体
の生チップとなるように切断する工程と、前記生チップ
を焼成する工程とを備えた請求項1記載の積層セラミッ
クコンデンサの製造方法。 - 【請求項3】 フィルムの一方の面側にストライプ状の
電極層を形成して乾燥させる工程と、前記ストライプ状
の電極層をフィルムとともにストライプ状の長手方向に
対して一定間隔で打ち抜く工程と、前記ストライプ状の
電極層におけるフィルムとは反対側の面とセラミックグ
リーンシートとが対面するように配置し、電極層が設け
られているフィルムを押型によりセラミックグリーンシ
ートに加熱加圧して内部電極をセラミックグリーンシー
トに転写する工程と、内部電極が転写されたセラミック
グリーンシートを複数枚積層して積層体を得る工程と、
前記積層体を加圧した後に個々の積層セラミックコンデ
ンサ単位の積層体の生チップとなるように切断する工程
と、前記生チップを焼成する工程とを備えた請求項1記
載の積層セラミックコンデンサの製造方法。 - 【請求項4】 フィルムの一方の面側を電極層が固着し
ないようにストライプ状に処理する工程と、前記フィル
ムの処理面に前記ストライプ部分と直交するように電極
層をストライプ状に形成して前記フィルムに矩形状の電
極層を固着させて乾燥させる工程と、電極層におけるフ
ィルムとは反対側の面とセラミックグリーンシートとが
対面するように配置し、電極層が設けられているフィル
ムを押型によりセラミックグリーンシートに加熱加圧し
て内部電極をセラミックグリーンシートに転写する工程
と、内部電極層が転写されたセラミックグリーンシート
を複数枚積層して積層体を得る工程と、前記積層体を加
圧した後に個々の積層セラミックコンデンサ単位の積層
体の生チップとなるように切断する工程と、前記生チッ
プを焼成する工程とを備えた請求項1記載の積層セラミ
ックコンデンサの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8121150A JPH09306779A (ja) | 1996-05-16 | 1996-05-16 | 積層セラミックコンデンサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8121150A JPH09306779A (ja) | 1996-05-16 | 1996-05-16 | 積層セラミックコンデンサの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09306779A true JPH09306779A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14804094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8121150A Pending JPH09306779A (ja) | 1996-05-16 | 1996-05-16 | 積層セラミックコンデンサの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09306779A (ja) |
-
1996
- 1996-05-16 JP JP8121150A patent/JPH09306779A/ja active Pending
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