JPH09307329A - アンテナ及びその製造方法並びにアンテナを備えた電 子機器又は電子時計 - Google Patents
アンテナ及びその製造方法並びにアンテナを備えた電 子機器又は電子時計Info
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- JPH09307329A JPH09307329A JP11925596A JP11925596A JPH09307329A JP H09307329 A JPH09307329 A JP H09307329A JP 11925596 A JP11925596 A JP 11925596A JP 11925596 A JP11925596 A JP 11925596A JP H09307329 A JPH09307329 A JP H09307329A
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- H01Q7/00—Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop
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- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
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- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
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- H01Q1/38—Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith formed by a conductive layer on an insulating support
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 充分な長さを有し、薄い構造のアンテナと
し、腕時計等への組み込みを可能とする。 【解決手段】 時計ガラス5の下面にアンテナ20を形
成する。アンテナ20は時計ガラス5の下面に加飾印刷
し、この加飾印刷の上に導電性インク層を設け、導電性
インク層の上に金属メッキ層を設けて形成する。アンテ
ナ20が薄いため、腕時計内への組み込みが可能とな
る。
し、腕時計等への組み込みを可能とする。 【解決手段】 時計ガラス5の下面にアンテナ20を形
成する。アンテナ20は時計ガラス5の下面に加飾印刷
し、この加飾印刷の上に導電性インク層を設け、導電性
インク層の上に金属メッキ層を設けて形成する。アンテ
ナ20が薄いため、腕時計内への組み込みが可能とな
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナ及びその
製造方法並びにアンテナを備えた電子機器又は電子時計
に関する。
製造方法並びにアンテナを備えた電子機器又は電子時計
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子腕時計等の電子機器では、その高機
能化に伴って、テレビ、ラジオ、文字放送、FM多重放
送、ポケットベル、GPS(グローバル・ポジション・
システム)等の機能を備えることが考えられており、そ
の一部が実用化されている。又、腕時計本来の時刻表示
を正確に行うため、無線で送信されてくる時刻情報を受
信して時刻合わせを行う電波時計も実用化されている。
能化に伴って、テレビ、ラジオ、文字放送、FM多重放
送、ポケットベル、GPS(グローバル・ポジション・
システム)等の機能を備えることが考えられており、そ
の一部が実用化されている。又、腕時計本来の時刻表示
を正確に行うため、無線で送信されてくる時刻情報を受
信して時刻合わせを行う電波時計も実用化されている。
【0003】このような腕時計では送信される電波の受
信を行うためのアンテナが必要となっている。このため
従来においては、時計バンドの平面部を利用し、平面状
の時計バンド内にループアンテナを配置する構造か、あ
るいはコイル状に巻回されたアンテナ単体を時計ケース
の内部に配置する構造となっている。
信を行うためのアンテナが必要となっている。このため
従来においては、時計バンドの平面部を利用し、平面状
の時計バンド内にループアンテナを配置する構造か、あ
るいはコイル状に巻回されたアンテナ単体を時計ケース
の内部に配置する構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらアンテナ
を時計バンドの内部に配置する構造では、バンドの長さ
との関係でアンテナの長さを十分に確保できないと共
に、アンテナを時計ケース内部と電気的に接続するた
め、充分な防水構造とすることができない問題を有して
いる。一方、コイル状のアンテナ単体を時計ケースの内
部に配置する構造では、アンテナの巻数が多くなるのに
つれて形状が大きくなり、これにより腕時計が大型化し
たり、厚くなって取り扱いが難しくなるばかりでなく、
アンテナの大型化により時刻等の情報の表示面積が小さ
くなって、その読みとりが難しくなる問題を有してい
る。
を時計バンドの内部に配置する構造では、バンドの長さ
との関係でアンテナの長さを十分に確保できないと共
に、アンテナを時計ケース内部と電気的に接続するた
め、充分な防水構造とすることができない問題を有して
いる。一方、コイル状のアンテナ単体を時計ケースの内
部に配置する構造では、アンテナの巻数が多くなるのに
つれて形状が大きくなり、これにより腕時計が大型化し
たり、厚くなって取り扱いが難しくなるばかりでなく、
アンテナの大型化により時刻等の情報の表示面積が小さ
くなって、その読みとりが難しくなる問題を有してい
る。
【0005】本発明はこのような従来の問題点を考慮し
てなされてものであり、その長さを充分に確保でき、こ
れにより電子機器を薄く、しかも小型化できるアンテナ
及びその製造方法を提供することを目的とする。又、本
発明はこのアンテナを機器ケース内に組み込むことによ
って、その薄型化及び小型化ができる電子機器又は電子
時計を提供することを目的とする。
てなされてものであり、その長さを充分に確保でき、こ
れにより電子機器を薄く、しかも小型化できるアンテナ
及びその製造方法を提供することを目的とする。又、本
発明はこのアンテナを機器ケース内に組み込むことによ
って、その薄型化及び小型化ができる電子機器又は電子
時計を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のアンテナは、ガ
ラス基板と、このガラス基板に導電性インクを印刷する
ことにより形成された導電性インク層と、この導電性イ
ンク層上に施された金属メッキ層と、を備えていること
を特徴とする。
ラス基板と、このガラス基板に導電性インクを印刷する
ことにより形成された導電性インク層と、この導電性イ
ンク層上に施された金属メッキ層と、を備えていること
を特徴とする。
【0007】この構成では、導電性インク層上に形成さ
れた金属メッキ層が電波の受信部分となる。この金属メ
ッキ層をループ状等とすることで、その長さを充分に確
保できる。又、このアンテナは導電性インク層及び金属
メッキ層が印刷によって形成されるものであり、全体が
薄くなっている。
れた金属メッキ層が電波の受信部分となる。この金属メ
ッキ層をループ状等とすることで、その長さを充分に確
保できる。又、このアンテナは導電性インク層及び金属
メッキ層が印刷によって形成されるものであり、全体が
薄くなっている。
【0008】このアンテナにおいて、前記ガラス基板と
前記導電性インク層との間には不透明な絶縁性インクの
加飾印刷を施すことができる。
前記導電性インク層との間には不透明な絶縁性インクの
加飾印刷を施すことができる。
【0009】加飾印刷により、ガラス基板が不透明とな
り、ガラス基板に施された導電性インク層及び金属メッ
キ層が外部から見えなくなり、外観が向上する。
り、ガラス基板に施された導電性インク層及び金属メッ
キ層が外部から見えなくなり、外観が向上する。
【0010】本発明のアンテナの製造方法は、ガラス基
板に導電性インクを印刷して導電性インク層を形成する
工程と、この導電性インク層上に金属メッキを施して金
属メッキ層を形成する工程とを備えていることを特徴と
する。
板に導電性インクを印刷して導電性インク層を形成する
工程と、この導電性インク層上に金属メッキを施して金
属メッキ層を形成する工程とを備えていることを特徴と
する。
【0011】本発明の別のアンテナの製造方法は、ガラ
ス基板に対し不透明な絶縁性インクにより加飾印刷を施
す工程と、この加飾印刷形成部分に導電性インクを印刷
して導電性インク層を形成する工程と、この導電性層上
に金属メッキを施して金属メッキ層を形成する工程とを
備えていることを特徴とする。
ス基板に対し不透明な絶縁性インクにより加飾印刷を施
す工程と、この加飾印刷形成部分に導電性インクを印刷
して導電性インク層を形成する工程と、この導電性層上
に金属メッキを施して金属メッキ層を形成する工程とを
備えていることを特徴とする。
【0012】これらの方法においては、金属メッキ層を
化学メッキ又は電解メッキによって形成することがで
き、又、化学メッキ及び電解メッキと交互に行って形成
することができる。
化学メッキ又は電解メッキによって形成することがで
き、又、化学メッキ及び電解メッキと交互に行って形成
することができる。
【0013】これらの方法で形成された金属メッキ層が
電波を受信する機能を有し、これによりアンテナを製造
できる。又、加飾印刷を行うことでガラス基板を不透明
とすることができる。
電波を受信する機能を有し、これによりアンテナを製造
できる。又、加飾印刷を行うことでガラス基板を不透明
とすることができる。
【0014】本発明の電子機器は、機器ケースの開口部
に配置されたガラス基板と、このガラス基板に積層され
た導電性インク層及びこの導電性インク層上に積層され
た金属メッキ層からなるアンテナと、前記機器ケース内
に配置され、前記アンテナで受信した信号を処理する受
信処理手段と、を備えていることを特徴とする。
に配置されたガラス基板と、このガラス基板に積層され
た導電性インク層及びこの導電性インク層上に積層され
た金属メッキ層からなるアンテナと、前記機器ケース内
に配置され、前記アンテナで受信した信号を処理する受
信処理手段と、を備えていることを特徴とする。
【0015】この電子機器におけるアンテナはガラス基
板上に印刷等によって形成されるものであり、充分な長
さを有すると共に薄くなっている。このため電子機器全
体を薄くしかも小型とすることができる。
板上に印刷等によって形成されるものであり、充分な長
さを有すると共に薄くなっている。このため電子機器全
体を薄くしかも小型とすることができる。
【0016】この電子機器において、前記機器ケース内
の前記ガラス基板と対向する位置で且つ前記アンテナと
重ならない位置に、前記受信処理手段で処理された信号
を表示する表示部材を配置することができる。
の前記ガラス基板と対向する位置で且つ前記アンテナと
重ならない位置に、前記受信処理手段で処理された信号
を表示する表示部材を配置することができる。
【0017】表示部材は受信した信号を表示するため、
その視認が容易とする。この場合、アンテナ自体が薄い
ため、表示部材の面積や配置を制限することがなく、こ
れらを自由に設計できる。
その視認が容易とする。この場合、アンテナ自体が薄い
ため、表示部材の面積や配置を制限することがなく、こ
れらを自由に設計できる。
【0018】本発明の電子時計は、開口部を有する時計
ケースと、この時計ケースの前記開口部に配置された時
計ガラスと、この時計ガラスの下面周辺部分に形成され
た不透明な絶縁性インクからなる印刷層と、この印刷層
上に積層された導電性インク層及びこの導電性インク層
上に積層された金属メッキ層からなるアンテナと、前記
時計ケース内に配置され、前記アンテナで受信した信号
を処理する受信処理手段と、を備えていることを特徴と
する。
ケースと、この時計ケースの前記開口部に配置された時
計ガラスと、この時計ガラスの下面周辺部分に形成され
た不透明な絶縁性インクからなる印刷層と、この印刷層
上に積層された導電性インク層及びこの導電性インク層
上に積層された金属メッキ層からなるアンテナと、前記
時計ケース内に配置され、前記アンテナで受信した信号
を処理する受信処理手段と、を備えていることを特徴と
する。
【0019】この電子時計はアンテナが時計ガラスに積
層されて形成されるため、薄くなっており、これにより
時計ケースを薄くできる。印刷層は時計ガラスを不透明
とするため、時計ガラスに形成されたアンテナが外部か
ら見えなくなり、外観が向上する。
層されて形成されるため、薄くなっており、これにより
時計ケースを薄くできる。印刷層は時計ガラスを不透明
とするため、時計ガラスに形成されたアンテナが外部か
ら見えなくなり、外観が向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明を電子腕時
計に適用した実施形態を示す。これらの図において、1
は時計ケースであり、12時及び6時方向には時計バン
ドを取り付けるためのバンド取付部2が形成されてい
る。この時計ケース1の上下端部は開口されており、こ
れにより開口部3、4が形成されている。そして上部の
開口部3にはアクリルやポリカーボネート等の樹脂、或
いはガラス等からなる透明な時計ガラス5が嵌め込まれ
る一方、下部の開口部4には裏蓋6が被せられ、これに
より時計ケース1内が密閉されている。図2において、
7はこの裏蓋6と時計ケース1との間に設けられたシー
ルリングである。
計に適用した実施形態を示す。これらの図において、1
は時計ケースであり、12時及び6時方向には時計バン
ドを取り付けるためのバンド取付部2が形成されてい
る。この時計ケース1の上下端部は開口されており、こ
れにより開口部3、4が形成されている。そして上部の
開口部3にはアクリルやポリカーボネート等の樹脂、或
いはガラス等からなる透明な時計ガラス5が嵌め込まれ
る一方、下部の開口部4には裏蓋6が被せられ、これに
より時計ケース1内が密閉されている。図2において、
7はこの裏蓋6と時計ケース1との間に設けられたシー
ルリングである。
【0021】このような時計ケース1内には、時計機能
を行う時計モジュール8が組み込まれる。この時計モジ
ュール8はハウジング9と、ハウジング9に取り付けら
れた回路基板10とを備えており、回路基板10にはL
SI12が実装されている。LSI12は後述するアン
テナ20で受信した信号を処理する受信処理手段を有す
るものである。
を行う時計モジュール8が組み込まれる。この時計モジ
ュール8はハウジング9と、ハウジング9に取り付けら
れた回路基板10とを備えており、回路基板10にはL
SI12が実装されている。LSI12は後述するアン
テナ20で受信した信号を処理する受信処理手段を有す
るものである。
【0022】このような時計モジュール8の上方には液
晶表示部材11が配置されている。この液晶表示部材1
1はLSI12が処理した信号を表示する表示部材とな
るものであり、その電極がインターコネクタ13を介し
て回路基板10と電気的に接続されている。又、この液
晶表示部材11は時計ガラス5と対向するように時計ケ
ース1内に配置され、これにより表示する情報を時計ガ
ラス5を介して読み取ることができる
晶表示部材11が配置されている。この液晶表示部材1
1はLSI12が処理した信号を表示する表示部材とな
るものであり、その電極がインターコネクタ13を介し
て回路基板10と電気的に接続されている。又、この液
晶表示部材11は時計ガラス5と対向するように時計ケ
ース1内に配置され、これにより表示する情報を時計ガ
ラス5を介して読み取ることができる
【0023】以上のような構造の電子時計において、ア
ンテナ20は時計ガラス5の下面に設けられる。このア
ンテナ20は図1に示すように、時計ガラス5下面に、
その外周に沿ってループ状に形成されている。このよう
にループ状とすることで、アンテナはその長さを充分に
確保でき、信号の受信を確実に行うことができる。図1
において、21はこのアンテナ20の電極であり、この
電極21が回路基板10と電気的に接続される。かかる
接続は図2に示すように、アンテナ20の電極21と回
路基板10との間に導電性のコイルスプリング14を設
けることで行われる。これによりアンテナ20で受信し
た信号がLSI12に入力され、LSI12により所定
の処理が行われる。
ンテナ20は時計ガラス5の下面に設けられる。このア
ンテナ20は図1に示すように、時計ガラス5下面に、
その外周に沿ってループ状に形成されている。このよう
にループ状とすることで、アンテナはその長さを充分に
確保でき、信号の受信を確実に行うことができる。図1
において、21はこのアンテナ20の電極であり、この
電極21が回路基板10と電気的に接続される。かかる
接続は図2に示すように、アンテナ20の電極21と回
路基板10との間に導電性のコイルスプリング14を設
けることで行われる。これによりアンテナ20で受信し
た信号がLSI12に入力され、LSI12により所定
の処理が行われる。
【0024】このような電子時計では、アンテナがルー
プ状となって充分な長さを有しており、アンテナ20に
よって液晶表示部材11の表示面積が制限されることが
なく、液晶表示部材11をアンテナ20と重ならないよ
うに配置できる。この実施形態では、液晶表示部材11
はアンテナ20の内方側に配置されて、その表示を行う
が、このように配置することでその表示面積を大きくす
ることができ、表示した情報の読みとりが容易となって
いる。
プ状となって充分な長さを有しており、アンテナ20に
よって液晶表示部材11の表示面積が制限されることが
なく、液晶表示部材11をアンテナ20と重ならないよ
うに配置できる。この実施形態では、液晶表示部材11
はアンテナ20の内方側に配置されて、その表示を行う
が、このように配置することでその表示面積を大きくす
ることができ、表示した情報の読みとりが容易となって
いる。
【0025】図3はアンテナ20形成部分の断面を示
す。アンテナ20は時計ガラス5の下面に形成される
が、この時計ガラス5の下面には加飾印刷22が施され
る。この加飾印刷22は不透明な絶縁性インクを印刷す
ることで形成することができる。かかる加飾印刷22は
アンテナ20が時計ガラス5を通じて見えないように隠
蔽するものである。このため加飾印刷22はアンテナ2
0形成領域、すなわち図1において液晶表示部材11の
周囲から時計ガラス5の外周部分に達する領域に形成さ
れている。この加飾印刷22を施すことにより、アンテ
ナ20が外部から見えないため、外観が向上する。
す。アンテナ20は時計ガラス5の下面に形成される
が、この時計ガラス5の下面には加飾印刷22が施され
る。この加飾印刷22は不透明な絶縁性インクを印刷す
ることで形成することができる。かかる加飾印刷22は
アンテナ20が時計ガラス5を通じて見えないように隠
蔽するものである。このため加飾印刷22はアンテナ2
0形成領域、すなわち図1において液晶表示部材11の
周囲から時計ガラス5の外周部分に達する領域に形成さ
れている。この加飾印刷22を施すことにより、アンテ
ナ20が外部から見えないため、外観が向上する。
【0026】かかる加飾印刷22を施した後、加飾印刷
22形成領域に対して導電性インクを印刷し、導電性イ
ンク層23を積層する。導電性インクは粘結剤及び溶剤
の混合剤に導電性顔料を混練することで作製されるイン
クである。粘結剤としてはABS樹脂等のメタクリル酸
エステル系樹脂、エチルセルロース、フェノール樹脂等
が使用され、溶剤としてはアセトン、酢酸エチル、セロ
ソルブ誘導体、ケトン類、ベンゼン、トルエン、塩化エ
チレン等が使用される。又、導電性顔料としては、銀
粉、酸化銀、硝酸銀、銀の有機化合物あるいは銅粉が使
用される。この導電性インク層23は後述する金属メッ
キ層24が良好に時計ガラス5に被着するために形成さ
れるものであり、図1に示すアンテナ20と同形状とな
るように、加飾印刷22形成面に印刷される。なお、導
電性インクとしては、商品名「ドータイト」(藤倉化成
(社)製)等を選択することができる。
22形成領域に対して導電性インクを印刷し、導電性イ
ンク層23を積層する。導電性インクは粘結剤及び溶剤
の混合剤に導電性顔料を混練することで作製されるイン
クである。粘結剤としてはABS樹脂等のメタクリル酸
エステル系樹脂、エチルセルロース、フェノール樹脂等
が使用され、溶剤としてはアセトン、酢酸エチル、セロ
ソルブ誘導体、ケトン類、ベンゼン、トルエン、塩化エ
チレン等が使用される。又、導電性顔料としては、銀
粉、酸化銀、硝酸銀、銀の有機化合物あるいは銅粉が使
用される。この導電性インク層23は後述する金属メッ
キ層24が良好に時計ガラス5に被着するために形成さ
れるものであり、図1に示すアンテナ20と同形状とな
るように、加飾印刷22形成面に印刷される。なお、導
電性インクとしては、商品名「ドータイト」(藤倉化成
(社)製)等を選択することができる。
【0027】この導電性インク層23に対し、金属メッ
キ層24が積層される。金属メッキ層24は導電性イン
ク層23に対し、ニッケル、銅などの導電性金属を化学
メッキすることにより形成されるものである。メッキの
実際は、導電性インク層23をエッチングして粘結剤を
除去することで導電性インク層23の表面に凹凸を形成
し、この凹凸部分に白金等の触媒を介在させ、この状態
でニッケル、銅等の導電性金属の化学メッキを行うこと
でなされる。なお、エッチングにおいては加飾印刷22
がエッチング剤によって犯されることは好ましくなく、
このため加飾印刷に用いる絶縁性インクはエッチング剤
に対する耐久性を有したものが選択される。
キ層24が積層される。金属メッキ層24は導電性イン
ク層23に対し、ニッケル、銅などの導電性金属を化学
メッキすることにより形成されるものである。メッキの
実際は、導電性インク層23をエッチングして粘結剤を
除去することで導電性インク層23の表面に凹凸を形成
し、この凹凸部分に白金等の触媒を介在させ、この状態
でニッケル、銅等の導電性金属の化学メッキを行うこと
でなされる。なお、エッチングにおいては加飾印刷22
がエッチング剤によって犯されることは好ましくなく、
このため加飾印刷に用いる絶縁性インクはエッチング剤
に対する耐久性を有したものが選択される。
【0028】以上のようにして形成された導電性インク
層23及び金属メッキ層24は電波を受信するアンテナ
20として機能する。これらは図1に示すように、ルー
プ状に成形されており、その長さが長く、アンテナとし
ての長さを充分に確保できる。このため無線で送信され
る情報をアンテナ20が受信し、この時刻情報をLSI
12の受信処理手段が処理して時刻合わせを自動的に行
う機能を備えることができる。
層23及び金属メッキ層24は電波を受信するアンテナ
20として機能する。これらは図1に示すように、ルー
プ状に成形されており、その長さが長く、アンテナとし
ての長さを充分に確保できる。このため無線で送信され
る情報をアンテナ20が受信し、この時刻情報をLSI
12の受信処理手段が処理して時刻合わせを自動的に行
う機能を備えることができる。
【0029】又、アンテナ20は印刷やメッキによって
作製されるものであり、非常に薄くなっている。このた
め電子時計を薄くできると共に、小型、軽量とすること
ができ、取り扱い性が向上する。加えて、アンテナ20
が時計ガラス5の下面に位置しているため、充分な防水
性を付与できる。
作製されるものであり、非常に薄くなっている。このた
め電子時計を薄くできると共に、小型、軽量とすること
ができ、取り扱い性が向上する。加えて、アンテナ20
が時計ガラス5の下面に位置しているため、充分な防水
性を付与できる。
【0030】図4はアンテナ20の別の実施形態を示
し、図3と同一の部分は同一の符号で対応させてある。
この実施形態では、導電性インク層23と、導電性イン
ク層23状に形成した化学メッキ層24と、この化学メ
ッキ層24上に形成した電解メッキ層25とによってア
ンテナ20が形成されている。化学メッキ層23は上述
した実施形態と同様に、導電性インク層23に対して導
電性金属を化学メッキすることで形成されるものであ
る。電解メッキ層25はこの化学メッキ層24に対して
電解メッキを施すことにより形成される。
し、図3と同一の部分は同一の符号で対応させてある。
この実施形態では、導電性インク層23と、導電性イン
ク層23状に形成した化学メッキ層24と、この化学メ
ッキ層24上に形成した電解メッキ層25とによってア
ンテナ20が形成されている。化学メッキ層23は上述
した実施形態と同様に、導電性インク層23に対して導
電性金属を化学メッキすることで形成されるものであ
る。電解メッキ層25はこの化学メッキ層24に対して
電解メッキを施すことにより形成される。
【0031】電解メッキはニッケル、銅などの導電性金
属を用いることで行われ、これにより電解メッキ層25
が化学メッキ層24上に被着する。かかる電解メッキは
化学メッキに比べてメッキ層が厚く、その分、多くの量
の導電性金属を備えたアンテナ20とすることができ
る。これによりアンテナ20の感度が向上し、電波を良
好に受信することができる。
属を用いることで行われ、これにより電解メッキ層25
が化学メッキ層24上に被着する。かかる電解メッキは
化学メッキに比べてメッキ層が厚く、その分、多くの量
の導電性金属を備えたアンテナ20とすることができ
る。これによりアンテナ20の感度が向上し、電波を良
好に受信することができる。
【0032】図5はこのような以上の構造の電解メッキ
層25に対し、さらに別の電解メッキ層26を設けたも
のである。この電解メッキ層26は下層の電解メッキ層
25に対し、金などの導電性金属を電解メッキすること
で被着される。このように電解メッキによるメッキ層を
多層構造とすることで、アンテナとしての感度がさらに
向上し、確実な受信を行うことができる。特に電解メッ
キの導電性金属として金、白金、銀等の貴金属を使用し
た場合は、電気抵抗が小さくなるため、アンテナの感度
が向上するメリットがある。
層25に対し、さらに別の電解メッキ層26を設けたも
のである。この電解メッキ層26は下層の電解メッキ層
25に対し、金などの導電性金属を電解メッキすること
で被着される。このように電解メッキによるメッキ層を
多層構造とすることで、アンテナとしての感度がさらに
向上し、確実な受信を行うことができる。特に電解メッ
キの導電性金属として金、白金、銀等の貴金属を使用し
た場合は、電気抵抗が小さくなるため、アンテナの感度
が向上するメリットがある。
【0033】図6はアンテナ20のさらに別の実施形態
を示す。このアンテナ20は加飾印刷22上に印刷され
た導電性インク層23と、この導電性インク層23上に
被着したニッケル等の電解メッキ層25とによって形成
されている。すなわち、この実施形態では化学メッキを
行うことなく、直接に電解メッキを行うものである。
を示す。このアンテナ20は加飾印刷22上に印刷され
た導電性インク層23と、この導電性インク層23上に
被着したニッケル等の電解メッキ層25とによって形成
されている。すなわち、この実施形態では化学メッキを
行うことなく、直接に電解メッキを行うものである。
【0034】図7は図6の変形例を示し、下層の電解メ
ッキ層25上に、さらに電解メッキ層26が被着されて
いる。この上部の電解メッキ層26は金等の貴金属が使
用され、これによりアンテナ20としての電気抵抗が小
さくなり、その感度が向上している。
ッキ層25上に、さらに電解メッキ層26が被着されて
いる。この上部の電解メッキ層26は金等の貴金属が使
用され、これによりアンテナ20としての電気抵抗が小
さくなり、その感度が向上している。
【0035】図8〜図10はアンテナ20の別の構造を
それぞれ示す。図8のアンテナ20は時計ガラス等のガ
ラス基板5上の加飾印刷22に対し、金等の金属箔27
をループ状(図1参照)に被着させることで形成されて
いる。この被着は金属箔の裏面にホットメルト型接着剤
を塗布し、ホットスタンプ等を行うことで容易に行うこ
とができる。
それぞれ示す。図8のアンテナ20は時計ガラス等のガ
ラス基板5上の加飾印刷22に対し、金等の金属箔27
をループ状(図1参照)に被着させることで形成されて
いる。この被着は金属箔の裏面にホットメルト型接着剤
を塗布し、ホットスタンプ等を行うことで容易に行うこ
とができる。
【0036】図9のアンテナ20は時計ガラス等のガラ
ス基板5上の加飾印刷22に対し、金属の蒸着層28を
被着することで形成されている。金属としては金、ニッ
ケル、銅その他の導電性金属を使用することができる。
この金属の蒸着に際しては、マスク(図示省略)を使用
することで、図1に示すようなループ状とするものであ
る。
ス基板5上の加飾印刷22に対し、金属の蒸着層28を
被着することで形成されている。金属としては金、ニッ
ケル、銅その他の導電性金属を使用することができる。
この金属の蒸着に際しては、マスク(図示省略)を使用
することで、図1に示すようなループ状とするものであ
る。
【0037】図10のアンテナ20は、ガラス基板5上
の加飾印刷22に対し、粘着層29を介してフレキシブ
ル基板30を被着することで形成されている。フレキシ
ブル基板30はループ状、その他の形状のパターンが導
電性金属によって形成されており、このフレキシブル基
板30をガラス基板5に被着することで電波を受信する
アンテナとして機能する。
の加飾印刷22に対し、粘着層29を介してフレキシブ
ル基板30を被着することで形成されている。フレキシ
ブル基板30はループ状、その他の形状のパターンが導
電性金属によって形成されており、このフレキシブル基
板30をガラス基板5に被着することで電波を受信する
アンテナとして機能する。
【0038】以上の図8〜図10のアンテナはいずれも
印刷によるものではないが、どのアンテナも薄く、これ
により電子時計を薄く、軽量に、しかも小型とすること
ができる。
印刷によるものではないが、どのアンテナも薄く、これ
により電子時計を薄く、軽量に、しかも小型とすること
ができる。
【0039】本発明は以上の実施形態に限定されること
なく、種々変形が可能である。例えば、電子時計に限ら
ず、電子手帳、ラジオ、テレビ、FM多重放送受信機、
ページャー、GPS装置その他の電子機器に適用するこ
とができる。又、ガラス基板に加飾印刷を施すことな
く、導電性インク層を直接に設けても良い。
なく、種々変形が可能である。例えば、電子時計に限ら
ず、電子手帳、ラジオ、テレビ、FM多重放送受信機、
ページャー、GPS装置その他の電子機器に適用するこ
とができる。又、ガラス基板に加飾印刷を施すことな
く、導電性インク層を直接に設けても良い。
【0040】
【発明の効果】本発明のアンテナは、ガラス基板に印刷
された導電性インクと、この導電性インク上の施された
金属メッキ層とからなるため、薄くでき、しかもアンテ
ナとしての長さを確保できる。
された導電性インクと、この導電性インク上の施された
金属メッキ層とからなるため、薄くでき、しかもアンテ
ナとしての長さを確保できる。
【0041】本発明のアンテナの製造方法は、かかるア
ンテナを容易に、しかも確実に作製できる。
ンテナを容易に、しかも確実に作製できる。
【0042】本発明の電子機器又は電子時計は、薄いア
ンテナを内部に備えるため、全体が薄く、しかも小型で
あり、信号を確実に受信することができる。
ンテナを内部に備えるため、全体が薄く、しかも小型で
あり、信号を確実に受信することができる。
【図1】本発明を電子時計に適用した平面図である。
【図2】図1の部分縦断面図である。
【図3】実施形態のアンテナの断面図である。
【図4】別の実施形態のアンテナの断面図である。
【図5】図4の変形例のアンテナの断面図である。
【図6】さらに別の実施形態のアンテナの断面図であ
る。
る。
【図7】図6の変形例のアンテナの断面図である。
【図8】金属箔を使用したアンテナの断面図である。
【図9】金属蒸着によるアンテナの断面図である。
【図10】導電パターンによるアンテナの断面図であ
る。
る。
1 時計ケース 5 時計ガラス(ガラス基板) 20 アンテナ 22 加飾印刷 23 導電性インク層 24 25 26 金属メッキ層
Claims (9)
- 【請求項1】 ガラス基板と、 このガラス基板に導電性インクを印刷することにより形
成された導電性インク層と、 この導電性インク層上に施された金属メッキ層と、を備
えていることを特徴とするアンテナ。 - 【請求項2】 前記ガラス基板と前記導電性インク層と
の間には不透明な絶縁性インクの加飾印刷が施されてい
ることを特徴とする請求項1記載のアンテナ。 - 【請求項3】 ガラス基板に導電性インクを印刷して導
電性インク層を形成する工程と、 この導電性インク層上に金属メッキを施して金属メッキ
層を形成する工程と、を備えていることを特徴とするア
ンテナの製造方法。 - 【請求項4】 ガラス基板に対し不透明な絶縁性インク
により加飾印刷を施す工程と、 この加飾印刷形成部分に導電性インクを印刷して導電性
インク層を形成する工程と、 この導電性層上に金属メッキを施して金属メッキ層を形
成する工程と、を備えていることを特徴とするアンテナ
の製造方法。 - 【請求項5】 前記金属メッキ層を化学メッキ又は電解
メッキによって形成することを特徴とする請求項3又は
4記載のアンテナの製造方法。 - 【請求項6】 前記金属メッキ層を化学メッキ、電解メ
ッキを交互に行うことで形成することを特徴とする請求
項3又は4記載のアンテナの製造方法。 - 【請求項7】 機器ケースの開口部に配置されたガラス
基板と、 このガラス基板に積層された導電性インク層及びこの導
電性インク層上に積層された金属メッキ層からなるアン
テナと、 前記機器ケース内に配置され、前記アンテナで受信した
信号を処理する受信処理手段と、を備えていることを特
徴とするアンテナを備えた電子機器。 - 【請求項8】 前記機器ケース内の前記ガラス基板と対
向する位置で且つ前記アンテナと重ならない位置には、
前記受信処理手段で処理された信号を表示する表示部材
が配置されていることを特徴とする請求項7記載のアン
テナを備えた電子機器。 - 【請求項9】 開口部を有する時計ケースと、 この時計ケースの前記開口部に配置された時計ガラス
と、 この時計ガラスの下面周辺部分に形成された不透明な絶
縁性インクからなる印刷層と、 この印刷層上に積層された導電性インク層及びこの導電
性インク層上に積層された金属メッキ層からなるアンテ
ナと、 前記時計ケース内に配置され、前記アンテナで受信した
信号を処理する受信処理手段と、を備えていることを特
徴とするアンテナを備えた電子時計。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11925596A JPH09307329A (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | アンテナ及びその製造方法並びにアンテナを備えた電 子機器又は電子時計 |
| US08/854,334 US5768217A (en) | 1996-05-14 | 1997-05-12 | Antennas and their making methods and electronic devices or timepieces with the antennas |
| KR1019970018531A KR970077813A (ko) | 1996-05-14 | 1997-05-13 | 안테나 및 그 제조방법 및 안테나를 구비한 전자기기 또는 전자시계 |
| CN97113572A CN1091957C (zh) | 1996-05-14 | 1997-05-14 | 天线及其制造方法和利用该天线的电子设备 |
| HK98104897.9A HK1005680B (en) | 1996-05-14 | 1998-06-04 | Antennas and their making methods and electronic devices with the antennas |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11925596A JPH09307329A (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | アンテナ及びその製造方法並びにアンテナを備えた電 子機器又は電子時計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09307329A true JPH09307329A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14756807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11925596A Abandoned JPH09307329A (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | アンテナ及びその製造方法並びにアンテナを備えた電 子機器又は電子時計 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5768217A (ja) |
| JP (1) | JPH09307329A (ja) |
| KR (1) | KR970077813A (ja) |
| CN (1) | CN1091957C (ja) |
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