JPH09308363A - コンバインのグレンタンク - Google Patents
コンバインのグレンタンクInfo
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- JPH09308363A JPH09308363A JP12681696A JP12681696A JPH09308363A JP H09308363 A JPH09308363 A JP H09308363A JP 12681696 A JP12681696 A JP 12681696A JP 12681696 A JP12681696 A JP 12681696A JP H09308363 A JPH09308363 A JP H09308363A
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- grain tank
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Abstract
(57)【要約】
【課題】湿田の圃場においてコンバインが後進を開始す
ると、走行装置の駆動反力で前側、即ち、刈取装置側が
下方に下がって下部が圃場面に当接して破損する可能性
があるが、これを防止する装置を提供する。 【解決手段】 グレンタンク6内への穀粒の排出方向を
前後方向に変更する穀粒排出方向変更手段7と、圃場が
湿田か否かを選択する乾湿田判定手段8を設け、該乾湿
田判定手段8の湿田状態の検出に関連して、穀粒排出方
向変更手段7を後方排出側に制御する制御手段100を
設けたことを特徴とするコンバインのグレンタンクの構
成とする。
ると、走行装置の駆動反力で前側、即ち、刈取装置側が
下方に下がって下部が圃場面に当接して破損する可能性
があるが、これを防止する装置を提供する。 【解決手段】 グレンタンク6内への穀粒の排出方向を
前後方向に変更する穀粒排出方向変更手段7と、圃場が
湿田か否かを選択する乾湿田判定手段8を設け、該乾湿
田判定手段8の湿田状態の検出に関連して、穀粒排出方
向変更手段7を後方排出側に制御する制御手段100を
設けたことを特徴とするコンバインのグレンタンクの構
成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンバインに設
けているグレンタンクに関するものである。
けているグレンタンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンバインのグレンタンクは、特
開平7―39240号公報に示されているように、グレ
ンタンク内に穀粒を投入する方向を変更する穀粒投入方
向調節手段を設け、該穀粒投入方向調節手段にて穀粒を
グレンタンク全体に万遍なく投入する構成である。
開平7―39240号公報に示されているように、グレ
ンタンク内に穀粒を投入する方向を変更する穀粒投入方
向調節手段を設け、該穀粒投入方向調節手段にて穀粒を
グレンタンク全体に万遍なく投入する構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のようなコンバイ
ンのグレンタンクでは、圃場の乾湿田状態に関係なく穀
粒をグレンタンク内に投入するので、機体の傾斜方向、
特に機体の前後傾斜に影響を与える。例えば、コンバイ
ンを後進させようとすると、走行装置の駆動反力で機体
は前傾斜の状態となり、最悪の場合刈取装置の下部が圃
場面に当接して破損することがある。このような状態を
助長させる一条件として、グレンタンク内の穀粒の貯溜
位置が大きく関係してくる。即ち、グレンタンクの前部
にも穀粒があると、その重量分が駆動反力に加算され
て、より機体が前傾斜となってしまう。
ンのグレンタンクでは、圃場の乾湿田状態に関係なく穀
粒をグレンタンク内に投入するので、機体の傾斜方向、
特に機体の前後傾斜に影響を与える。例えば、コンバイ
ンを後進させようとすると、走行装置の駆動反力で機体
は前傾斜の状態となり、最悪の場合刈取装置の下部が圃
場面に当接して破損することがある。このような状態を
助長させる一条件として、グレンタンク内の穀粒の貯溜
位置が大きく関係してくる。即ち、グレンタンクの前部
にも穀粒があると、その重量分が駆動反力に加算され
て、より機体が前傾斜となってしまう。
【0004】本発明の課題は、前述のような不具合を防
止するコンバインのグレンタンクを提供することであ
る。
止するコンバインのグレンタンクを提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は次の
構成によって達成される。すなわち、特許請求の範囲に
記載した構成のコンバインにおいて、グレンタンク6内
への穀粒の排出方向を変更する穀粒排出方向変更手段7
と、圃場が湿田か否かを選択する乾湿田判定手段8を設
け、該乾湿田判定手段8の湿田状態の検出に関連して、
穀粒排出方向変更手段7を制御する制御手段100を設
けたことを特徴とするコンバインのグレンタンクであ
る。
構成によって達成される。すなわち、特許請求の範囲に
記載した構成のコンバインにおいて、グレンタンク6内
への穀粒の排出方向を変更する穀粒排出方向変更手段7
と、圃場が湿田か否かを選択する乾湿田判定手段8を設
け、該乾湿田判定手段8の湿田状態の検出に関連して、
穀粒排出方向変更手段7を制御する制御手段100を設
けたことを特徴とするコンバインのグレンタンクであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1〜図4には、本発明を具現化したコ
ンバインのグレンタンクが示されている。走行装置1を
有する車台2の前方には植立穀稈を刈り取る刈取装置3
を設け、車台2上には前記刈取装置3で刈り取った穀稈
をフィードチェン4にて挾持搬送しながら脱穀選別する
脱穀装置5と、該脱穀装置5にて脱穀選別した穀粒を一
時貯溜するグレンタンク6とを設けている。さらに、グ
レンタンク6内への穀粒の排出方向を変更する穀粒排出
方向変更手段7と、圃場の状態が湿田か乾田であるかを
選択する乾湿田判定手段8を設けている。
いて説明する。図1〜図4には、本発明を具現化したコ
ンバインのグレンタンクが示されている。走行装置1を
有する車台2の前方には植立穀稈を刈り取る刈取装置3
を設け、車台2上には前記刈取装置3で刈り取った穀稈
をフィードチェン4にて挾持搬送しながら脱穀選別する
脱穀装置5と、該脱穀装置5にて脱穀選別した穀粒を一
時貯溜するグレンタンク6とを設けている。さらに、グ
レンタンク6内への穀粒の排出方向を変更する穀粒排出
方向変更手段7と、圃場の状態が湿田か乾田であるかを
選択する乾湿田判定手段8を設けている。
【0007】本実施例において、乾湿田判定手段8は、
操作部9に設置している入り切り式の湿田スイッチで、
オペレータが圃場が湿田であると判断すると、オペレー
タ自身が湿田スイッチを入状態とする構成である。ま
た、自動で圃場が湿田か否かを検出してもよい。例え
ば、傾斜センサにより機体の傾斜状態を検出して湿田状
態を判断してもよいし、超音波センサで圃場面との距離
を測定して、機体の沈下量を検出して湿田状態を判断し
てもよい。要するに、湿田状態を検出できる手段であれ
ば何でもよい。
操作部9に設置している入り切り式の湿田スイッチで、
オペレータが圃場が湿田であると判断すると、オペレー
タ自身が湿田スイッチを入状態とする構成である。ま
た、自動で圃場が湿田か否かを検出してもよい。例え
ば、傾斜センサにより機体の傾斜状態を検出して湿田状
態を判断してもよいし、超音波センサで圃場面との距離
を測定して、機体の沈下量を検出して湿田状態を判断し
てもよい。要するに、湿田状態を検出できる手段であれ
ば何でもよい。
【0008】穀粒排出方向変更手段7は、図2に示して
いるように、グレンタンク6への穀粒投入口10に案内
板11を設け、該案内板11の位置をモータ12で変更
し、グレンタンク6内への穀粒の排出方向を前後方向に
変更する構成である。このようなコンバインを走行させ
て作業を開始すると、植立穀稈は刈取装置3で刈り取ら
れて後方へ搬送され、その後、フィードチェン4の始端
部に引き継がれて挾持搬送されながら脱穀装置5にて脱
穀選別される。該脱穀装置5にて脱穀選別された穀粒
は、一番揚穀筒15を通過して穀粒投入口10からグレ
ンタンク6内へと排出される。
いるように、グレンタンク6への穀粒投入口10に案内
板11を設け、該案内板11の位置をモータ12で変更
し、グレンタンク6内への穀粒の排出方向を前後方向に
変更する構成である。このようなコンバインを走行させ
て作業を開始すると、植立穀稈は刈取装置3で刈り取ら
れて後方へ搬送され、その後、フィードチェン4の始端
部に引き継がれて挾持搬送されながら脱穀装置5にて脱
穀選別される。該脱穀装置5にて脱穀選別された穀粒
は、一番揚穀筒15を通過して穀粒投入口10からグレ
ンタンク6内へと排出される。
【0009】前述のような作業を行なう際、乾湿田判定
手段8が湿田状態を検出する、即ち、湿田モード時は、
制御手段100にてモータ12を駆動し、穀粒がグレン
タンク6内の後部から貯溜するように、案内板11の位
置を変更する。図3のグレンタンク6の平面図と、図4
の右側面図には、穀粒の排出状態を示していて、図示の
ごとく圃場が湿田の時は、グレンタンク6の後部から穀
粒を貯溜していく。
手段8が湿田状態を検出する、即ち、湿田モード時は、
制御手段100にてモータ12を駆動し、穀粒がグレン
タンク6内の後部から貯溜するように、案内板11の位
置を変更する。図3のグレンタンク6の平面図と、図4
の右側面図には、穀粒の排出状態を示していて、図示の
ごとく圃場が湿田の時は、グレンタンク6の後部から穀
粒を貯溜していく。
【0010】この電気的構成が図5に示してある。図5
について説明する。制御手段100の入力側には乾湿田
判定手段8が接続していて、その出力側には案内板11
の位置を変更するモータ12が接続している構成であ
る。圃場が湿田状態でコンバインが後進を開始すると、
走行装置1の駆動反力で機体は前傾斜となる。この時、
コンバイン特有の現象として、車台2よりもさらに刈取
装置3が前方に突出しているので、該刈取装置3の下部
が圃場面に当接して、破損する可能性がある。
について説明する。制御手段100の入力側には乾湿田
判定手段8が接続していて、その出力側には案内板11
の位置を変更するモータ12が接続している構成であ
る。圃場が湿田状態でコンバインが後進を開始すると、
走行装置1の駆動反力で機体は前傾斜となる。この時、
コンバイン特有の現象として、車台2よりもさらに刈取
装置3が前方に突出しているので、該刈取装置3の下部
が圃場面に当接して、破損する可能性がある。
【0011】そこで、前述のごとくグレンタンク6内へ
の穀粒排出位置を該グレンタンク6内後部から貯溜を開
始することにより、貯溜した穀粒の重量分後バランスと
なるので、コンバインの前傾斜をその分抑止でき破損も
防止できる。次に、図6について説明する。制御手段1
00の入力側には乾湿田判定手段8と、コンバインの前
後の傾斜を検出する前後傾斜センサー13と、コンバイ
ンの後進状態を検出する後進状態検出手段14と、ピッ
チングシリンダのストロークセンサ21aが接続してい
て、その出力側は案内板11のモータ12と、ピッチン
グシリンダ21が接続している構成である。
の穀粒排出位置を該グレンタンク6内後部から貯溜を開
始することにより、貯溜した穀粒の重量分後バランスと
なるので、コンバインの前傾斜をその分抑止でき破損も
防止できる。次に、図6について説明する。制御手段1
00の入力側には乾湿田判定手段8と、コンバインの前
後の傾斜を検出する前後傾斜センサー13と、コンバイ
ンの後進状態を検出する後進状態検出手段14と、ピッ
チングシリンダのストロークセンサ21aが接続してい
て、その出力側は案内板11のモータ12と、ピッチン
グシリンダ21が接続している構成である。
【0012】前記乾湿田判定手段8が湿田モードになっ
ているコンバインで、コンバインが後進開始したことを
後進検出手段14が検出すると、前後傾斜センサー13
がコンバインの前後傾斜検出を開始する。この時、前傾
斜状態が一定値以上となると、車台2の前方に設けられ
ている刈取装置3の下部が圃場面に当接し、該刈取装置
3が破損する可能性がある。
ているコンバインで、コンバインが後進開始したことを
後進検出手段14が検出すると、前後傾斜センサー13
がコンバインの前後傾斜検出を開始する。この時、前傾
斜状態が一定値以上となると、車台2の前方に設けられ
ている刈取装置3の下部が圃場面に当接し、該刈取装置
3が破損する可能性がある。
【0013】そこで、このように前傾斜が一定値以上と
なると、モータ12にて案内板11の位置を変更し、グ
レンタンク6内後部から穀粒を貯溜するようにする。後
進状態(刈取作業は実行していない)でも、脱穀装置5
は駆動していて、残っている脱穀物を選別してグレンタ
ンク6内へと送っているので、穀粒はグレンタンク6内
へと投入されていく。これにより、投入される穀粒の重
量分だけは後バランスとなるので、一定量の前傾斜を防
止できる。
なると、モータ12にて案内板11の位置を変更し、グ
レンタンク6内後部から穀粒を貯溜するようにする。後
進状態(刈取作業は実行していない)でも、脱穀装置5
は駆動していて、残っている脱穀物を選別してグレンタ
ンク6内へと送っているので、穀粒はグレンタンク6内
へと投入されていく。これにより、投入される穀粒の重
量分だけは後バランスとなるので、一定量の前傾斜を防
止できる。
【0014】また、前述のように機体が前後方向に傾斜
すると、その傾斜を修正するピッチング機能を有するコ
ンバインについて説明する。図7にピッチング機構が示
してある。図7について説明する。コンバインの車台2
を走行させる走行装置1は、クローラ16,転輪17,
転輪17を支持する転輪支持フレーム18から構成され
ている。転輪支持フレーム18には、アーム19,20
が固着されている。アーム19は車台2に対して回動支
点21を中心に回動可能に支持されている。また、アー
ム20はアーム22に固着されていて、該アーム22は
車台2に対して支点23にて回動自在に支持されてい
る。ピッチングシリンダ21は、車台2に枢支されてい
て、伸縮アーム24の端部がアーム25に枢支されてい
る。該アーム25にはアーム26が固定されていて、支
点23を中心に回動可能となっている。さらに、アーム
26の支点23の反対側の端部は、支点27を中心に回
動可能となっている。
すると、その傾斜を修正するピッチング機能を有するコ
ンバインについて説明する。図7にピッチング機構が示
してある。図7について説明する。コンバインの車台2
を走行させる走行装置1は、クローラ16,転輪17,
転輪17を支持する転輪支持フレーム18から構成され
ている。転輪支持フレーム18には、アーム19,20
が固着されている。アーム19は車台2に対して回動支
点21を中心に回動可能に支持されている。また、アー
ム20はアーム22に固着されていて、該アーム22は
車台2に対して支点23にて回動自在に支持されてい
る。ピッチングシリンダ21は、車台2に枢支されてい
て、伸縮アーム24の端部がアーム25に枢支されてい
る。該アーム25にはアーム26が固定されていて、支
点23を中心に回動可能となっている。さらに、アーム
26の支点23の反対側の端部は、支点27を中心に回
動可能となっている。
【0015】前述のような構成でピッチングシリンダ2
1を作動させて伸縮アーム24を短くすると、アーム2
5と26は支点23を中心に反時計回りに回動する。す
ると、車台2は支点23を中心に反時計回りに回転す
る。これに伴って、車台2の前部は下降を開始する。つ
まり、車台2の後部は上昇する。次に、伸縮アーム24
を長くすると、アーム25と26は支点23を中心に時
計回りに回動する。すると、車台2は支点23を中心に
時計回りに回転する。これに伴って、車台2の前部は上
昇を開始する。つまり、車台2の後部は下降する。 こ
のようなピッチング機構により、コンバインの前後方向
の水平を維持するが、前後傾斜センサ13の検出結果に
関連してピッチング機構を作動させる。つまり、圃場が
湿田状態でコンバインが前進すると、走行装置1の駆動
反力で機体の後側が下がってしまう。そこで、ピッチン
グシリンダ21の伸縮アーム24を短くして、車台2を
反時計回りに回転させて車台2の前部を下降させる。こ
れにより、車台2の水平状態を維持するのである。ま
た、コンバインが後進すると、走行装置1の駆動反力で
機体の前側が下がってしまうので、ピッチングシリンダ
21の伸縮アーム24を長くして、車台2を時計回りに
回転させて車台2の後部を下降させて、水平状態を維持
する。走行装置1の走行に関係なく、機体が傾斜すれば
常に機体を水平に維持するようにする。
1を作動させて伸縮アーム24を短くすると、アーム2
5と26は支点23を中心に反時計回りに回動する。す
ると、車台2は支点23を中心に反時計回りに回転す
る。これに伴って、車台2の前部は下降を開始する。つ
まり、車台2の後部は上昇する。次に、伸縮アーム24
を長くすると、アーム25と26は支点23を中心に時
計回りに回動する。すると、車台2は支点23を中心に
時計回りに回転する。これに伴って、車台2の前部は上
昇を開始する。つまり、車台2の後部は下降する。 こ
のようなピッチング機構により、コンバインの前後方向
の水平を維持するが、前後傾斜センサ13の検出結果に
関連してピッチング機構を作動させる。つまり、圃場が
湿田状態でコンバインが前進すると、走行装置1の駆動
反力で機体の後側が下がってしまう。そこで、ピッチン
グシリンダ21の伸縮アーム24を短くして、車台2を
反時計回りに回転させて車台2の前部を下降させる。こ
れにより、車台2の水平状態を維持するのである。ま
た、コンバインが後進すると、走行装置1の駆動反力で
機体の前側が下がってしまうので、ピッチングシリンダ
21の伸縮アーム24を長くして、車台2を時計回りに
回転させて車台2の後部を下降させて、水平状態を維持
する。走行装置1の走行に関係なく、機体が傾斜すれば
常に機体を水平に維持するようにする。
【0016】そこで、図6のブロック図にて示している
ように、乾湿田判定手段8が湿田モードで、走行装置1
が後進であることを後進検出手段14が検出し、ピッチ
ングシリンダのストロークセンサ21aが伸縮アーム2
4の一定値以上の長さを検出(後進状態では、ピッチン
グシリンダ21の伸縮アーム24を長くするが、該伸縮
アーム24が長ければ長いほど、走行装置1の前部の沈
下量は大きいので、かなりの湿田状態である)すると、
案内板11のモータ12を駆動して、穀粒がグレンタン
ク6内の後部に貯溜するように位置変更する。本構成で
はピッチングシリンダ21の伸縮アーム24の実際の動
きの検出結果に関連して案内板11の位置変更を行なう
構成であるが、ピッチング機構のないコンバインについ
ては、前後傾斜センサ13の検出結果に関連して、案内
板11の位置変更を行なってもよい。
ように、乾湿田判定手段8が湿田モードで、走行装置1
が後進であることを後進検出手段14が検出し、ピッチ
ングシリンダのストロークセンサ21aが伸縮アーム2
4の一定値以上の長さを検出(後進状態では、ピッチン
グシリンダ21の伸縮アーム24を長くするが、該伸縮
アーム24が長ければ長いほど、走行装置1の前部の沈
下量は大きいので、かなりの湿田状態である)すると、
案内板11のモータ12を駆動して、穀粒がグレンタン
ク6内の後部に貯溜するように位置変更する。本構成で
はピッチングシリンダ21の伸縮アーム24の実際の動
きの検出結果に関連して案内板11の位置変更を行なう
構成であるが、ピッチング機構のないコンバインについ
ては、前後傾斜センサ13の検出結果に関連して、案内
板11の位置変更を行なってもよい。
【0017】前記後進検出手段14の種々の実施例につ
いて説明する。トランスミッションケース28に回転セ
ンサ(図示せず)を設置しておいて、回転センサが逆転
を検出する構成、駆動スプロケット軸29の逆転を直接
検出する構成、操作部9の走行変速レバーが後進位置に
移動したことを検出する構成、油圧無段変速装置(HS
T)を搭載しているコンバインでは、該HSTの定量油
圧モータが逆転したことを検出する構成等、後進を検出
できる構成であれば何でもよい。
いて説明する。トランスミッションケース28に回転セ
ンサ(図示せず)を設置しておいて、回転センサが逆転
を検出する構成、駆動スプロケット軸29の逆転を直接
検出する構成、操作部9の走行変速レバーが後進位置に
移動したことを検出する構成、油圧無段変速装置(HS
T)を搭載しているコンバインでは、該HSTの定量油
圧モータが逆転したことを検出する構成等、後進を検出
できる構成であれば何でもよい。
【0018】これにより、後進時において走行装置1の
駆動反力による前側傾斜の量を、穀粒がグレンタンク6
内の後部に貯溜される重量分後傾斜となって少なくでき
る。次に、走行装置1を前進させて刈取作業を再開する
場合、案内板11の位置は、前述の穀粒をグレンタンク
6内の後部に貯溜できる位置の状態を維持しておく。こ
れは、コンバインが次の転回時に後進する時も、前側傾
斜が予測されるからである。ところが、グレンタンク6
内の後部に穀粒を投入し続けると、後バランスとなりす
ぎて車台2は後傾斜となってしまう。この後傾斜を修正
するために、前述のピッチング機構により車台2を反時
計回りに回転させて、該車台2の水平状態を維持する。
この時のピッチングシリンダ21のピッチングシリンダ
のストロークセンサ21aが、一定値以上伸縮アーム2
4が短くなったことを検出すると、走行装置1はかなり
の量後側に沈下している証拠なので、穀粒をグレンタン
ク6内の後部に投入することを中止して、グレンタンク
6内の前部に投入しなけらばならない。
駆動反力による前側傾斜の量を、穀粒がグレンタンク6
内の後部に貯溜される重量分後傾斜となって少なくでき
る。次に、走行装置1を前進させて刈取作業を再開する
場合、案内板11の位置は、前述の穀粒をグレンタンク
6内の後部に貯溜できる位置の状態を維持しておく。こ
れは、コンバインが次の転回時に後進する時も、前側傾
斜が予測されるからである。ところが、グレンタンク6
内の後部に穀粒を投入し続けると、後バランスとなりす
ぎて車台2は後傾斜となってしまう。この後傾斜を修正
するために、前述のピッチング機構により車台2を反時
計回りに回転させて、該車台2の水平状態を維持する。
この時のピッチングシリンダ21のピッチングシリンダ
のストロークセンサ21aが、一定値以上伸縮アーム2
4が短くなったことを検出すると、走行装置1はかなり
の量後側に沈下している証拠なので、穀粒をグレンタン
ク6内の後部に投入することを中止して、グレンタンク
6内の前部に投入しなけらばならない。
【0019】そこで、制御手段100により案内板11
のモータ12を駆動して、案内板11の位置を変更して
穀粒をグレンタンク6内の前部に排出するようにする。
これにより、前進時における機体の以上な後傾斜を防止
できる。次に、図8について説明する。グレンタンク6
内に穀粒がないとき、コンバインの前後バランスはクロ
ーラ16の接地長Lの中心位置L/2に対して、前方と
なっている。これは、刈取装置3が車台2の前方に突出
しているからで、その分モーメントが大きくなっている
からである。従って、刈取作業開始時期においては、穀
粒はグレンタンク6内の後部から貯溜する必要がある。
そこで、案内板11のモータ12を駆動して、穀粒がグ
レンタンク6内後部に貯溜できるように、案内板11の
位置を変更する。これにより、コンバイン特有の前方バ
ランスが修正されていく。
のモータ12を駆動して、案内板11の位置を変更して
穀粒をグレンタンク6内の前部に排出するようにする。
これにより、前進時における機体の以上な後傾斜を防止
できる。次に、図8について説明する。グレンタンク6
内に穀粒がないとき、コンバインの前後バランスはクロ
ーラ16の接地長Lの中心位置L/2に対して、前方と
なっている。これは、刈取装置3が車台2の前方に突出
しているからで、その分モーメントが大きくなっている
からである。従って、刈取作業開始時期においては、穀
粒はグレンタンク6内の後部から貯溜する必要がある。
そこで、案内板11のモータ12を駆動して、穀粒がグ
レンタンク6内後部に貯溜できるように、案内板11の
位置を変更する。これにより、コンバイン特有の前方バ
ランスが修正されていく。
【0020】ところが、グレンタンク6内の後部に穀粒
を貯溜し続けると、こんどは前後バランスは接地長Lの
中心位置L/2に対して後方となる。そこで、この前後
バランスが略後方となる時点のグレンタンク6内の穀粒
の位置を計測しておいて、その位置に籾の量を検出する
籾センサ30を設置しておく。該籾センサ30が穀粒を
検出すると、穀粒はグレンタンク6内の前方に投入する
ようにする。この電気的構成が図9に示してある。
を貯溜し続けると、こんどは前後バランスは接地長Lの
中心位置L/2に対して後方となる。そこで、この前後
バランスが略後方となる時点のグレンタンク6内の穀粒
の位置を計測しておいて、その位置に籾の量を検出する
籾センサ30を設置しておく。該籾センサ30が穀粒を
検出すると、穀粒はグレンタンク6内の前方に投入する
ようにする。この電気的構成が図9に示してある。
【0021】制御手段100の入力側には籾センサ3
0,31が接続していて、その出力側には案内板11の
位置を変更するモータ12が接続している。籾センサ3
1が穀粒を検出しない時は、グレンタンク6内には穀粒
はない状態である。従って、籾センサ31,30が共に
穀粒を検出しない時は、刈取作業開始時期なので穀粒は
グレンタンク6内の後部に投入するように、案内板11
をモータ12にて位置変更する。その後、穀粒が貯溜さ
れてきて籾センサ30が穀粒を検出すると、前述の理由
から穀粒をグレンタンク6内の前部に投入するように、
案内板11をモータ12にて位置変更する。これによ
り、グレンタンク6内に投入される穀粒の量により、前
後バランスが修正可能となる。
0,31が接続していて、その出力側には案内板11の
位置を変更するモータ12が接続している。籾センサ3
1が穀粒を検出しない時は、グレンタンク6内には穀粒
はない状態である。従って、籾センサ31,30が共に
穀粒を検出しない時は、刈取作業開始時期なので穀粒は
グレンタンク6内の後部に投入するように、案内板11
をモータ12にて位置変更する。その後、穀粒が貯溜さ
れてきて籾センサ30が穀粒を検出すると、前述の理由
から穀粒をグレンタンク6内の前部に投入するように、
案内板11をモータ12にて位置変更する。これによ
り、グレンタンク6内に投入される穀粒の量により、前
後バランスが修正可能となる。
【0022】前記籾センサ30の位置を上下方向に移動
可能とすることにより、前後バランスの変更時期をオペ
レータが任意に設定できる。また、籾センサ30を複数
個設置しておいて、前後バランスの変更時期を特定した
籾センサの穀粒の検出に基づて行なってもよい。
可能とすることにより、前後バランスの変更時期をオペ
レータが任意に設定できる。また、籾センサ30を複数
個設置しておいて、前後バランスの変更時期を特定した
籾センサの穀粒の検出に基づて行なってもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明は上述のごとく、乾湿田判定手段
8が湿田状態を検出する、即ち、湿田モード時は、穀粒
がグレンタンク6内の後部から貯溜を開始するように構
成したので、貯溜した穀粒の重量分だけ後バランスとな
るので、後進時においてはコンバインの前傾斜をその分
抑止でき刈取装置3の破損を防止できる。
8が湿田状態を検出する、即ち、湿田モード時は、穀粒
がグレンタンク6内の後部から貯溜を開始するように構
成したので、貯溜した穀粒の重量分だけ後バランスとな
るので、後進時においてはコンバインの前傾斜をその分
抑止でき刈取装置3の破損を防止できる。
【図1】コンバインの左側面図
【図2】斜視図
【図3】グレンタンクの平面図
【図4】グレンタンクの右側面図
【図5】ブロック図
【図6】ブロック図
【図7】左側面図
【図8】コンバインの右側面図
【図9】ブロック図
L…接地長、1…走行装置、2…車台、3…刈取装置、
4…フィードチェン、5…脱穀装置、6…グレンタン
ク、7…穀粒排出方向変更手段、8…乾湿田判定手段、
9…操作部、10…穀粒投入口、11…案内板、12…
モータ、13…前後傾斜センサ、14…後進検出手段、
15…一番揚穀筒、16…クローラ、17…転輪、18
…転輪支持フレーム、19…アーム、20…アーム、2
1…ピッチングシリンダ、21a…ピッチングシリンダ
のストロークセンサ、22…アーム、23…支点、24
…伸縮アーム、25…アーム、26…アーム、27…支
点、28…トランスミッションケース、29…駆動スプ
ロケット軸、30…籾センサ、31…籾センサ、100
…制御手段。
4…フィードチェン、5…脱穀装置、6…グレンタン
ク、7…穀粒排出方向変更手段、8…乾湿田判定手段、
9…操作部、10…穀粒投入口、11…案内板、12…
モータ、13…前後傾斜センサ、14…後進検出手段、
15…一番揚穀筒、16…クローラ、17…転輪、18
…転輪支持フレーム、19…アーム、20…アーム、2
1…ピッチングシリンダ、21a…ピッチングシリンダ
のストロークセンサ、22…アーム、23…支点、24
…伸縮アーム、25…アーム、26…アーム、27…支
点、28…トランスミッションケース、29…駆動スプ
ロケット軸、30…籾センサ、31…籾センサ、100
…制御手段。
Claims (1)
- 【請求項1】 走行装置1を有する車台2の前方には植
立穀稈を刈り取る刈取装置3を設け、車台2上には前記
刈取装置3で刈り取った穀稈を脱穀選別する脱穀装置5
と、該脱穀装置5にて脱穀選別した穀粒を一時貯溜する
グレンタンク6を設けたコンバインであって、グレンタ
ンク6内への穀粒の排出方向を前後方向に変更する穀粒
排出方向変更手段7と、圃場が湿田か否かを選択する乾
湿田判定手段8を設け、該乾湿田判定手段8の湿田状態
の検出に関連して、穀粒排出方向変更手段7を後方排出
側に制御する制御手段100を設けたことを特徴とする
コンバインのグレンタンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12681696A JPH09308363A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | コンバインのグレンタンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12681696A JPH09308363A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | コンバインのグレンタンク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09308363A true JPH09308363A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14944672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12681696A Pending JPH09308363A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | コンバインのグレンタンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09308363A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113170651A (zh) * | 2021-05-25 | 2021-07-27 | 潍柴雷沃重工股份有限公司 | 一种粮仓、粮仓籽粒均布的控制方法及收获机 |
-
1996
- 1996-05-22 JP JP12681696A patent/JPH09308363A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113170651A (zh) * | 2021-05-25 | 2021-07-27 | 潍柴雷沃重工股份有限公司 | 一种粮仓、粮仓籽粒均布的控制方法及收获机 |
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