JPH09309045A - 物流制御方法および装置 - Google Patents

物流制御方法および装置

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JPH09309045A
JPH09309045A JP8127206A JP12720696A JPH09309045A JP H09309045 A JPH09309045 A JP H09309045A JP 8127206 A JP8127206 A JP 8127206A JP 12720696 A JP12720696 A JP 12720696A JP H09309045 A JPH09309045 A JP H09309045A
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Application number
JP8127206A
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English (en)
Inventor
Masakazu Ishida
雅千 石田
Tomoya Naito
智也 内藤
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
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  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品の供給頻度がその種類毎に大きく異なる
場合においても、後工程での欠品を招来することなく、
各バッファに物品を投入できる方法および装置を提供す
ることを解決課題とする。 【解決手段】 本発明は、供給計画の全体を参照し、供
給頻度の高い物品から順に投入優先順位を予設定する工
程と、バッファにおいて物品の収容残数をそれぞれの種
類別にカウントする工程と、前記カウントした物品の収
容残数に基づいて所定の時間毎に投入対象となる物品を
抽出する工程と、前記抽出した物品の中から前記投入優
先順位に基づいて最も優先順位の高い物品を次に投入す
べき物品として選択する工程とを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種類の物品を
それぞれの種類別に予設定個数ずつパレット単位で貯蔵
するストレージと、所定の時間毎に物品投入手段によっ
て前記ストレージからパレット単位で投入される物品を
それぞれの種類別に予設定個数ずつ収容することのでき
るバッファとを具備し、予設定した供給計画に従って前
記バッファから該当する物品を1個ずつ後工程に供給す
るようにした物流ラインに適用する物流制御方法および
装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、互いに処理能力の異なる2つ
の工程を具備した物流ラインにおいては、両工程間の処
理能力の差を吸収するため、これら工程間に物品を一時
的に複数収容することのできるバッファを介在させる方
法が採られている。
【0003】たとえば、物品をパレット単位で取り扱う
ストレージと、物品を1つずつ取り扱う加工機械等の後
工程とを具備し、上記ストレージから後工程に物品を流
通させる物流ラインでは、これら両工程間に介在させた
バッファの作用により、ストレージからパレット単位で
投入される物品を1つずつ後工程に供給することができ
るようになる。
【0004】通常、この種のバッファを備えた物流ライ
ンでは、バッファに対して予め呼出要求残数というもの
を設定し、かつバッファにおける物品の収容残数を監視
しており、この物品の収容残数が上記呼出要求残数以下
になった場合にストレージの物品をバッファに投入補給
するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、昨今の物流
ラインにおいては、市場の多品種少量生産という要求に
対応すべく、複数種類の物品を同一の工程間に流通させ
ることが行われているため、上述したバッファを物品の
種類別に設け、これら種類別の各バッファに対してそれ
ぞれストレージの物品を投入する必要がある。
【0006】ここで、それぞれのバッファから後工程へ
物品を供給する頻度が、その種類に関わらず互いに同程
度である場合には、常に、先に呼出要求残数以下になっ
た物品を収容するバッファの方が、後から呼出要求残数
以下になった物品を収容するバッファよりも早く空にな
るため、上述したように、物品の収容残数が呼出要求残
数以下になった順に従ってバッファにストレージの物品
を投入していけば何等の問題も発生しない。
【0007】しかしながら、実際の物流ラインにあって
は、各バッファから後工程へ物品を供給する頻度が個々
の需要に大きく依存したものとなるため、該供給頻度が
物品の種類によって大きく異なる状況も発生する。
【0008】このように供給頻度が物品の種類によって
大きく異なる状況においては、先に呼出要求残数以下に
なった供給頻度の低い物品を収容するバッファよりも、
後から呼出要求残数以下になった供給頻度の高い物品を
収容するバッファの方が早く空になる事態が起こり得
る。
【0009】このため、従前の如く、物品の収容残数が
呼出要求残数以下になったバッファに対して順次ストレ
ージから物品を投入していった場合には、供給頻度の高
い物品を収容するバッファが空になる虞れがあり、後工
程で欠品となる事態を招来することになる。
【0010】本発明は、上記実情に鑑みて、物品の供給
頻度がその種類毎に大きく異なる場合においても、後工
程での欠品を招来することなく、各バッファに物品を投
入することのできる方法および装置を提供することを解
決課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数種類の物
品をそれぞれの種類別に予設定個数ずつパレット単位で
貯蔵するストレージと、所定の時間毎に物品投入手段に
よって前記ストレージからパレット単位で投入される物
品をそれぞれの種類別に予設定個数ずつ収容することの
できるバッファとを具備し、予設定した供給計画に従っ
て前記バッファから該当する物品を1個ずつ後工程に供
給するようにした物流ラインにおいて、前記供給計画の
全体を参照し、供給頻度の高い物品から順に投入優先順
位を予設定する工程と、前記バッファにおいて物品の収
容残数をそれぞれの種類別にカウントする工程と、前記
カウントした物品の収容残数に基づいて所定の時間毎に
投入対象となる物品を抽出する工程と、前記抽出した物
品の中から前記投入優先順位に基づいて最も優先順位の
高い物品を次に投入すべき物品として選択する工程とを
含んでいる。
【0012】また本発明は、複数種類の物品をそれぞれ
の種類別に予設定個数ずつパレット単位で貯蔵するスト
レージと、所定の時間毎に物品投入手段によって前記ス
トレージからパレット単位で投入される物品をそれぞれ
の種類別に予設定個数ずつ収容することのできるバッフ
ァと、予設定した供給計画に従って前記バッファから該
当する物品を1個ずつ後工程に供給する物品供給手段と
を具備した物流ラインにおいて、前記供給計画の全体を
参照し、供給頻度の高い物品から順に投入優先順位を予
設定する優先順位設定手段と、前記バッファにおいて物
品の収容残数をそれぞれの種類別にカウントする計数手
段と、所定の時間毎に前記計数手段のカウントした収容
残数と予設定した呼出要求残数とを比較し、前記収容残
数が前記呼出要求残数以下になった場合に該当する物品
の投入要求信号を発する要求信号発生手段と、前記投入
要求信号が発せられた物品の中から前記投入優先順位に
基づいて最も優先順位の高い物品を次に投入すべき物品
として選択する投入物品選択手段とを備えている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、一実施の形態を示す図面に
基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係
る物流制御装置の一実施形態を概念的に示したもので、
複数種類の物品をそれぞれの種類別に予設定個数ずつパ
レット単位で貯蔵するストレージと、所定の投入サイク
ル毎に物品投入手段によって上記ストレージからパレッ
ト単位で投入される物品をそれぞれの種類別に予設定個
数ずつ収容することのできるバッファと、予設定した供
給計画に従って上記バッファから該当する物品を1個ず
つ後工程に供給する物品供給手段とを具備した物流ライ
ンに適用する物流制御装置を例示している。
【0014】ここでまず、上述した供給計画とは、日単
位や月単位等々、所定の範囲毎に予設定するもので、物
流ラインの供給能力と物品個々の需要とに応じてそれぞ
れの供給数を算出し、さらにそれらを可及的に平準化し
て供給順序を定めたものである。たとえば、3種類の物
品X,Y,Zの需要が4:2:1の割合であり、物流ラ
インの供給能力が7である場合には、「X,Y,X,
Z,X,Y,X」のように供給計画が設定されることに
なる。
【0015】同図1において符号1で示す優先順位設定
手段は、図示していないホストコンピュータから供給計
画が与えられた場合に、この供給計画の全体を参照する
ことによって物品毎の供給頻度を集計し、それぞれの物
品に対して供給頻度の高いものから順に投入優先順位を
予設定するもの、たとえば、上述した3種類の物品X,
Y,Zの場合には、投入優先順位をX>Y>Zの順に予
設定するものであり、該予設定した投入優先順位を投入
物品選択手段2に加える。
【0016】投入優先順位が与えられた投入物品選択手
段2は、当該投入優先順位を内蔵メモリ(図示せず)に
記憶し、後述する要求信号発生手段3からの投入要求信
号を待つ。
【0017】一方、上記物流制御装置では、物流ライン
に設けたバッファにそれぞれ個別の計数手段4を配設し
ている。計数手段4は、個々のバッファにおいて物品の
収容残数を種類別にカウントするもので、それぞれのカ
ウント結果を要求信号発生手段3に加える。
【0018】計数手段4から物品それぞれのカウント結
果、つまりバッファ内における物品毎の収容残数が与え
られた要求信号発生手段3は、上述した投入サイクル毎
に、これら収容残数と予設定した呼出要求残数とを比較
し、収容残数が呼出要求残数以下になっている物品を抽
出した後、上記投入物品選択手段2に対して該当する物
品の投入要求信号を加える。
【0019】投入要求信号が与えられた投入物品選択手
段2は、上述した図示していないメモリに記憶した投入
優先順位を読み出すことにより、これら投入要求信号が
出された物品、つまり収容残数が呼出要求残数以下にな
っている物品の中から最も投入優先順位の高いものを次
に投入すべき物品として選択し、その物品選択信号を物
品投入手段に出力する。たとえば、上述した3種類の物
品X,Y,Zの場合において投入要求信号が出されてい
るものが物品Z,Xである時、上記物品投入選択手段
は、物品Xを次に投入すべき物品として選択する。な
お、上記投入物品選択手段2では、投入優先順位が同程
度、つまり供給頻度が同程度である場合、呼出要求残数
以下になった順番を考慮し、最も先に呼出要求残数以下
になったものを次に投入すべき物品として選択するよう
にしている。また、投入要求信号が出された物品が唯一
の場合、上記投入物品選択手段2は、直ちにこの物品を
次に投入すべき物品として選択する。
【0020】物品選択信号が与えられると、物品投入手
段が適宜作動し、この物品選択信号に該当する物品がス
トレージからバッファに投入されることになる。
【0021】以下、投入サイクル毎に上述した作用が繰
り返し行われることになる。
【0022】この結果、上記物流ラインでは、先に呼出
要求残数以下になった供給頻度の低い物品を収容するバ
ッファよりも、後から呼出要求残数以下になった供給頻
度の高い物品を収容するバッファの方が早く空になる程
度に供給頻度が大きく異なる状況においても、上述した
ように、常に予設定した投入優先順位に基づいてストレ
ージの物品がバッファに投入されることになるため、後
工程で欠品となる事態を防止することが可能となる。
【0023】図3は、図1に示した物流制御装置を適用
する物流ラインを概念的に示したもので、6種類(機種
A,機種B,機種C,機種D,機種E,機種F)のシリ
ンダブロックWをそれぞれの機種別に18個(6個×3
段)ずつパレット単位で貯蔵するストレージ10と、所
定の投入サイクル毎に上記ストレージ10からパレット
単位で投入されるシリンダブロックWをそれぞれの機種
別に36個(18個×2段)ずつ収容することのできる
6対の互いに並設配置したバッファ20とを具備し、予
設定した供給計画に従って上記6対のバッファ20から
該当するシリンダブロックWを図示していない加工機械
等の後工程に1個ずつ供給するためのシリンダブロック
供給ラインを例示している。
【0024】図3に示すように、このシリンダブロック
供給ラインには、ストレージ10からバッファ20に至
る間に物品投入手段30を配設し、かつバッファ20か
ら図示していない後工程に至る間に物品供給手段40を
配設している。
【0025】物品投入手段30は、バッファ20の投入
口に配置した投入ローダ32と、この投入ローダ32に
近接し、ストレージ10で取り扱うパレットPを同時に
3つ並列配置させることのできる大きさを有したパレッ
ト載置場34と、該パレット載置場34の各パレット載
置位置および上記ストレージ10の各パレット貯蔵位置
の間を連絡する無人搬送車(以下、単にAGV[ Automa
ted Guided Vehicle ]と称する)36とを備えたもの
で、上述した投入物品選択手段2から物品選択信号が加
えられた場合に、AGV制御部37からの指示信号に基
づいてAGV36が該当するシリンダブロックWを収納
したパレットPをストレージ10からパレット載置場3
4に移載させ、その後、ローダ制御部38からの指示信
号に基づいて投入ローダ32がパレット載置場34に載
置されたパレットPからシリンダブロックWを該当する
バッファ20に順次投入する作用を成す。なお、本実施
形態においては、AGV36として、AGV制御部37
の指示信号を受けてから5分間で該当するパレットPを
ストレージ10からパレット載置場34に移載させるこ
とのできる能力を有したものを適用するとともに、投入
ローダ32として、パレットPに収納した18個のシリ
ンダブロックWを8分間でバッファ20に投入すること
のできる能力を有したものを適用している。
【0026】物品供給手段40は、バッファ20の払出
口に配置した払出トラバーサ42と、この払出トラバー
サ42に近接し、バッファ20の並設方向に沿って延在
した後、90°屈曲して上述した図示していない後工程
に向けて延在する供給コンベア44とを備えたもので、
上述した図示していないホストコンピュータから供給計
画が与えられた場合に、トラバーサ制御部45からの指
示信号に基づいて払出トラバーサ42がバッファ20か
ら該当するシリンダブロックWを供給コンベア44上に
払い出し、その後、供給コンベア44の作動によってこ
のシリンダブロックWを上述した図示していない後工程
に供給する作用を成す。なお、本実施形態においては、
払出トラバーサ42として、0.5分間で該当する1個
のシリンダブロックWをバッファ20から供給コンベア
44上に払い出すことのできる能力を有したものを適用
している。
【0027】以下、図2に示すフローチャートを参照し
ながら、上述したシリンダブロック供給ラインにおける
物流制御方法についてより詳しく説明していく。なお、
このシリンダブロック供給ラインでは、各バッファ20
の呼出要求残数をそれぞれ1段の収容数と同じ18個に
予設定している。また、このシリンダブロック供給ライ
ンでは、投入ローダ32の動作サイクル、つまり8分間
を上述したシリンダブロックWの投入サイクルとして予
設定している。さらに便宜上、シリンダブロック供給ラ
インの初期状態では、各機種別のバッファ20にそれぞ
れ18個ずつシリンダブロックWが収容され、かつパレ
ット載置場34に機種FのシリンダブロックWを収納し
たパレットPが1つ載置され、またこのパレットPの移
載を終了したAGV36が、次のパレットPの投入に備
えて所定の停止位置で待機しているものとする。
【0028】このシリンダブロック供給ラインでは、図
示していないホストコンピュータにおいて、ライン供給
能力とシリンダブロックWの機種別の需要とに応じて所
定の範囲、たとえば1日の供給計画が設定されると、ま
ず、この供給計画が優先順位設定手段1に加えられる。
【0029】供給計画が与えられた優先順位設定手段1
では、この供給計画の全体を参照し(ステップ10
1)、該供給計画が新規、もしくは変更したものである
か否かを判断する(ステップ102)。そして、上記供
給計画が新規、もしくは変更したものである場合、優先
順位設定手段1は、シリンダブロックWの機種別にそれ
ぞれの供給頻度を集計し、該供給頻度の高いものから順
に投入優先順位を予設定する(ステップ103)。
【0030】ここで、たとえば供給計画に基づくシリン
ダブロック6機種の供給頻度がそれぞれ図4に示すよう
に集計された場合、上記優先順位設定手段1は、A>B
>C>D>E>Fの順で投入優先順位を予設定する。な
お、この投入優先順位は、供給計画が変更されるまで
間、継続して同一のものが適用される。
【0031】優先順位設定手段1によって予設定された
投入優先順位は、投入物品選択手段2に送出され、該物
品投入選択手段2の図示していない内蔵メモリに記憶さ
れる(ステップ103)。
【0032】投入優先順位が投入物品選択手段2のメモ
リ(図示せず)に記憶されると、シリンダブロック供給
ラインが供給待機状態となり、図示していないスイッチ
からの起動信号によってシリンダブロックWの後工程
(図示せず)への供給が開始される。
【0033】つまり、物品供給手段40においては、図
示していないホストコンピュータからトラバーサ制御部
45に供給計画が与えられ、該トラバーサ制御部45か
らの指示信号に基づいて払出トラバーサ42が適宜作動
することにより、上記供給計画の示す順番に従って、バ
ッファ20から該当するシリンダブロックWが順次供給
コンベア44上に払い出され、さらにこの払い出された
シリンダブロックWが供給コンベア44の作動によって
順次後工程(図示せず)に供給されることになる。
【0034】一方、物品投入手段30においては、ロー
ダ制御部38からの指示信号に基づいて投入ローダ32
が適宜作動することにより、パレット載置場34に載置
されたパレットPからシリンダブロックWが該当するバ
ッファ20に順次投入されることになる。
【0035】この間、上記物流制御装置においては、シ
リンダブロック供給ラインが起動すると同時に投入サイ
クルの開始となり(ステップ104)、直ちに要求信号
発生手段3が予設定した呼出要求残数と、各バッファ2
0の計数手段4から加えられたカウント結果、つまりシ
リンダブロックWの収容残数とを比較し(ステップ10
5)、呼出要求残数以下になっているシリンダブロック
Wの投入要求信号を投入物品選択手段2に送出する(ス
テップ106)。
【0036】具体的には、図5中において最上段の行に
示すように、現在投入ローダ32によってパレットPか
らシリンダブロックWが投入されている機種F以外のす
べてのバッファ20の収容残数が呼出要求残数以下(呼
出待機機種A,B,C,D,E)となっており、これら
シリンダブロックWの投入要求信号が投入物品選択手段
2に送出されることになる。
【0037】投入物品選択手段2では、メモリ(図示せ
ず)に記憶した投入優先順位を読み出すことにより、呼
出要求残数以下になっているシリンダブロックWの中か
ら最も投入優先順位の高い機種を選択し(ステップ10
7)、つまり機種A,B,C,D,Eの中から機種Aを
選択し、この機種Aを次に投入すべきシリンダブロック
Wとする物品選択信号を物品投入手段30に送出する
(ステップ108)。なお、物品選択信号を送出し終わ
ると、手順がステップ101にリターンされ、次の投入
サイクルの開始を待つことになる。
【0038】物品投入手段30に物品選択信号が加えら
れると、AGV制御部37からの指示信号に基づいてA
GV36が該当するシリンダブロックW、すなわち機種
AのシリンダブロックWを収納したパレットPをストレ
ージ10からパレット載置場34に移載する。なお、パ
レットPを移載した後のAGV36は、再び次のパレッ
トPの投入に備えて上述した所定の停止位置で待機する
ことになる。
【0039】シリンダブロックWの後工程(図示せず)
への供給開始から8分が経過すると、つまりパレット載
置場34のパレットPに収納された機種Fのシリンダブ
ロックWをすべてバッファ20に投入し終わると、投入
ローダ32が次のシリンダブロックWを投入できる状態
となり、該投入ローダ32がローダ制御部38からの指
示信号に基づいて適宜作動し、次にパレット載置場34
に載置されたパレットPから機種Aのシリンダブロック
Wが該当するバッファ20に順次投入されることにな
る。
【0040】また、これと同時に上記物流制御装置で
は、再び投入サイクルの開始となっており(ステップ1
04)、上述した手順を繰り返すことにより、投入物品
選択手段2から物品投入手段30に対して機種Aの次に
投入すべきシリンダブロックWの物品選択信号が送出さ
れる。
【0041】以降、上記シリンダブロック供給ラインで
は、上述した作用が繰り返し行われ、投入要求信号が出
されたシリンダブロックWの中から最も投入優先順位の
高い機種が順次バッファ20に投入されていくことにな
る。
【0042】図5乃至図7は、上述した実施形態のもの
と、従前のものとの比較結果を示したものであり、図5
は上述した作用を繰り返した場合において、投入サイク
ル毎の呼出待機機種、つまり収容残数が呼出要求残数以
下となっているシリンダブロックWの機種と、このとき
実際に選択した機種とを比較して示した図表、図6およ
び図7は、図5に示した物流制御方法による時間毎の各
バッファ20の収容残数をそれぞれ実施形態のものと従
前のものとで別個に表したグラフである。
【0043】図5からも明らかなように、実施形態のも
のと従前のものとでは、投入サイクルが2回目までの選
択機種に相違がない。
【0044】しかしながら、従前のものでは、投入サイ
クルが3回目(16分)の時点で供給頻度に関わらず先
に呼出要求残数以下となった機種Cを選択し、以降、4
回目(24分)の時点で機種D、5回目(32分)の時
点で機種Eを選択している。この結果、図7に示すよう
に、40分を過ぎた時点で機種AのシリンダブロックW
を収容するバッファ20が空となり、後工程(図示せ
ず)において欠品という事態を招来することになる。
【0045】これに対して上述した実施形態のもので
は、投入サイクルが3回目の時点で投入優先順位に基づ
き、機種Cよりも後から呼出要求残数以下となった機種
Aを選択しているため、40分を過ぎた時点、さらにそ
れ以降においてもすべてのバッファ20が空になること
がなく、後工程(図示せず)での欠品という事態を防止
することが可能となる。
【0046】しかも、図6から明らかなように、上述し
た実施の形態のものでは、すべての機種においてシリン
ダブロックWの収容残数が従前のものと比べて狭い幅で
推移していくことになるため、バッファ20の収容数を
減らすことによって設置スペースの縮小化や在庫管理の
低減を図ることができるようになる。
【0047】なお、上述した実施の形態では、6種類の
シリンダブロックを供給するラインに適用したものを例
示しているが、複数種類の物品であれば、その他のもの
を供給する物流ラインに適用した場合にも同様の作用効
果を期待することが可能である。また、物品投入手段と
して投入ローダとAGVとによるもの、物品供給手段と
して払出トラバーサと供給コンベアとによるものをそれ
ぞれ例示しているが、もちろんその他のものを適用する
ことも可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
常に予設定した投入優先順位に基づいて次に投入すべき
物品を選択しているため、物品の供給頻度がその種類毎
に大きく異なる場合においても、後工程での欠品を招来
することなく、各バッファに物品を投入することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物流制御装置の一実施形態を示し
たブロック図である。
【図2】図1に示した物流制御装置の処理手順を示した
フローチャートである。
【図3】図1に示した物流制御装置を適用する物流ライ
ンを概念的に示した平面図である。
【図4】図3に示した物流ラインにおける各物品の供給
頻度および投入優先順位の一例を示した図表である。
【図5】図3に示した物流ラインにおいて本発明の物流
制御方法と従前のものとの違いを比較して示した図表で
ある。
【図6】図5に示した本発明の物流制御方法に従って物
品を投入した場合における各物品の在庫量を示したグラ
フである。
【図7】図5に示した従前の物流制御方法に従って物品
を投入した場合における各物品の在庫量を示したグラフ
である。
【符号の説明】
1…優先順位設定手段 2…投入物品選択手段 3…要求信号発生手段 4…計数手段 10…ストレージ 20…バッファ 30…物品供給手段 32…投入ローダ 34…パレット載置場 36…AGV 37…AGV制御部 38…ローダ制御部 40…物品供給手段 42…払出トラバーサ 44…供給コンベア 45…トラバーサ制御部 P…パレット W…シリンダブロック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の物品をそれぞれの種類別に予
    設定個数ずつパレット単位で貯蔵するストレージと、所
    定の時間毎に物品投入手段によって前記ストレージから
    パレット単位で投入される物品をそれぞれの種類別に予
    設定個数ずつ収容することのできるバッファとを具備
    し、予設定した供給計画に従って前記バッファから該当
    する物品を1個ずつ後工程に供給するようにした物流ラ
    インにおいて、 前記供給計画の全体を参照し、供給頻度の高い物品から
    順に投入優先順位を予設定する工程と、 前記バッファにおいて物品の収容残数をそれぞれの種類
    別にカウントする工程と、 前記カウントした物品の収容残数に基づいて所定の時間
    毎に投入対象となる物品を抽出する工程と、 前記抽出した物品の中から前記投入優先順位に基づいて
    最も優先順位の高い物品を次に投入すべき物品として選
    択する工程とを含むことを特徴とする物流制御方法。
  2. 【請求項2】 複数種類の物品をそれぞれの種類別に予
    設定個数ずつパレット単位で貯蔵するストレージと、所
    定の時間毎に物品投入手段によって前記ストレージから
    パレット単位で投入される物品をそれぞれの種類別に予
    設定個数ずつ収容することのできるバッファと、予設定
    した供給計画に従って前記バッファから該当する物品を
    1個ずつ後工程に供給する物品供給手段とを具備した物
    流ラインにおいて、 前記供給計画の全体を参照し、供給頻度の高い物品から
    順に投入優先順位を予設定する優先順位設定手段と、 前記バッファにおいて物品の収容残数をそれぞれの種類
    別にカウントする計数手段と、 所定の時間毎に前記計数手段のカウントした収容残数と
    予設定した呼出要求残数とを比較し、前記収容残数が前
    記呼出要求残数以下になった場合に該当する物品の投入
    要求信号を発する要求信号発生手段と、 前記投入要求信号が発せられた物品の中から前記投入優
    先順位に基づいて最も優先順位の高い物品を次に投入す
    べき物品として選択する投入物品選択手段とを備えるこ
    とを特徴とする物流制御装置。
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