JPH09309428A - ポンプ装置およびブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

ポンプ装置およびブレーキ液圧制御装置

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JPH09309428A
JPH09309428A JP13006596A JP13006596A JPH09309428A JP H09309428 A JPH09309428 A JP H09309428A JP 13006596 A JP13006596 A JP 13006596A JP 13006596 A JP13006596 A JP 13006596A JP H09309428 A JPH09309428 A JP H09309428A
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JP
Japan
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circuit
pump
pump chamber
discharge
main
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JP13006596A
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Inventor
Hideaki Takahashi
秀明 高橋
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Hitachi Ltd
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Unisia Jecs Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2系統の回路に液圧供給可能な構造のポンプ
装置において、小型化を図り、それによりレイアウト自
由度ならびに車載性の向上を図り、さらに、モータなど
の駆動手段に対する負荷を軽減して、耐久性の向上なら
びに部品点数の削減を図ること。 【解決手段】 カム11により往復運動する第1・第2
プランジャ12a,13aのそれぞれに大径部12e,
13eおよび小径部12f,13fを形成し、各部にシ
ール部材15,16を設け、シール部材15,16間に
メインポンプ4を形成するとともに、シール部材16の
外側に過給ポンプ8を形成し、一方の過給ポンプ8の第
2吐出回路8aおよび他方の過給ポンプ8の第2吐出回
路8aを、他方のメインポンプ4の第1吸入吐出ポート
14bおよび一方のメインポンプ4の第1吸入吐出ポー
ト14bに接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、ポンプ装置およ
びこのポンプ装置を適用したブレーキ液圧制御装置に関
し、特に、アンチロックブレーキ制御ならびにトラクシ
ョンコントロール制御を行うことが可能な液圧制御回路
を備えたブレーキ液圧制御装置ならびにこのようなブレ
ーキ液圧制御装置に適用するのに好適なポンプ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】 従来、アンチロックブレーキ制御(以
下、ABS制御という)ならびにトラクションコントロ
ール制御(以下、TCS制御という)を行うブレーキ制
御装置として、例えば、特開平4−231256号公報
に記載のものが知られている。この従来技術は、マスタ
シリンダと各車輪のホイルシリンダとの間に2系統の油
圧制御回路が設けられ、各油圧制御回路に向けてそれぞ
れ吐出圧を供給する2台のメインポンプが並列に配置さ
れ、さらに、一方のメインポンプの吸引側に吐出圧を供
給する過給ポンプがメインポンプに直列に設けられてい
る。また、各油圧制御回路には、流入弁ならびに流出弁
が設けられ、両弁の作動に基づいてホイルシリンダにお
けるブレーキ液圧の減圧・保持・増圧を切り替えるよう
に構成されている。なお、前記メインポンプには、モー
タにより駆動される駆動軸で回転されるカムに接して往
復運動を行うプランジャポンプ構造のものが用いられ、
また、過給ポンプには前記駆動軸により回転されるギヤ
を有した構造のものが用いられている。
【0003】上述のような従来技術によれば、ABS制
御時ならびにTCS制御時には、各流入弁ならびに流出
弁を駆動させて、ホイルシリンダのブレーキ液圧の制御
を行って、車輪のスリップ率を所定の範囲内に納めて、
車輪のロックあるいはスリップを防止する。また、従来
技術では、過給ポンプの吐出側にはロード弁が設けられ
ており、ABS制御時にはこのロード弁が閉じられてい
る。したがって、ABS制御時には、メインポンプの吐
出圧のみが油圧制御回路に供給される。それに対して、
TCS制御時には、ロード弁が開弁されて過給ポンプの
吐出圧がメインポンプに供給されるため、メインポンプ
からの吐出油圧の上昇がABS制御時よりも短時間に行
われ、高い加圧応答性能を発揮するもので、特に、低温
時において有効である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上述
の従来技術にあっては、メインポンプと過給ポンプとが
いずれも同一のモータにより駆動される構造ではある
が、メインポンプがプランジャポンプ構造であるのに対
して、過給ポンプがギヤポンプ構造であるため、モータ
の一端側の駆動軸の外周にメインポンプが設けられてい
るのに対し、過給ポンプはモータを挟んで反対側の駆動
軸にギヤが取り付けられていた。このように、モータを
挟んでその両側にポンプが設けられている構造となるた
め、ポンプ装置が大型化するという問題があり、特に、
上記従来技術のようなABS・TCS制御装置に適用し
て車両の限られたスペースに搭載する場合に大きな問題
となる。加えて、従来技術では、過給ポンプによる過給
が不要な場合には、ロード弁を閉じて過給圧を供給しな
いようにしているが、この従来技術では、過給ポンプの
吐出側の回路にロード弁を設けた構造であるため、過給
ポンプはTCS制御を行わない過給不要時も常時油圧の
吐出を行っており、モータの負荷となりモータの耐久性
の低下を招いたり、あるいは、上述のような車載のもの
では燃費に悪影響を与えるという問題があった。さら
に、ロード弁を閉じている時に圧力を逃がすリリーフ弁
も必要となり、その分部品点数が増加するという問題が
あった。本発明は、上述の従来の問題点に着目してなさ
れたもので、2系統の回路に液圧供給可能な構造のポン
プ装置において、小型化を図り、それによりレイアウト
自由度ならびに車載性の向上を図り、さらに、モータな
どの駆動手段に対する負荷を軽減して、耐久性の向上な
らびに部品点数の削減を図ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上述の目的を達成する
ために、請求項1記載のポンプ装置では、駆動手段によ
り回転されるカムと、このカムの外周に接して往復運動
可能であるとともに、ケーシングに形成された収納穴内
に摺動自在に設けられた一対のプランジャと、各プラン
ジャに設けられた大径部および小径部と、これら大径部
および小径部の外周に設けられて前記収納穴の内周に接
して設けられたシール部材と、これらシール部材に挟ま
れた位置で前記プランジャと収納穴との間に形成された
第1のポンプ室と、前記シール部材のうちで前記カムか
ら遠い側のシール部材よりも外側位置で前記プランジャ
と収納穴との間に形成された第2のポンプ室と、前記第
1のポンプ室に連通されて第1のポンプ室の吸入方向へ
のみ作動液の流通を許す第1の吐出回路ならびに第1の
ポンプからの吐出方向へのみ作動液の流通を許す第1の
吸入回路と、前記第2のポンプ室に連通されて第2のポ
ンプ室の吸入方向へのみ作動液の流通を許す第2の吐出
回路ならびに第2のポンプ室からの吐出方向へのみ作動
液の流通を許す第2の吸入回路と、を備え、前記カム
を、一方のプランジャと他方のプランジャとを逆位相で
移動させるよう形成し、前記一方のプランジャで形成さ
れている第1・第2の一方のポンプ室を過給ポンプ室と
する一方、他方のポンプ室を主ポンプ室とし、また、他
方のプランジャで形成されている第1・第2の一方のポ
ンプ室を過給ポンプ室とする一方、他方のポンプ室を主
ポンプ室とし、一方のプランジャの過給ポンプ室に接続
されている吐出回路を、他方のプランジャで形成されて
いる主ポンプ室に連通されている吸入回路に接続させる
とともに、他方のプランジャで形成されている過給ポン
プ室の吐出回路を、一方のプランジャで形成されている
主ポンプ室に連通されている吸入回路に接続させ、前記
各過給ポンプ室に連通されている吸入回路あるいは吐出
回路に、回路を開閉するゲート弁を設けた。また、請求
項2記載のポンプ装置では、請求項1記載のポンプ装置
において、前記ゲート弁を、各過給ポンプ室に連通され
ている吸入回路に設けた。請求項3記載のポンプ装置で
は、請求項1または2記載のポンプ装置において前記プ
ランジャを複数対設けた。また、請求項4記載のブレー
キ液圧制御装置では、請求項1ないし3記載のポンプ装
置の主ポンプ室に連通されている吐出回路ならびに吸入
回路を、車載のブレーキ装置のマスタシリンダとホイル
シリンダとを結ぶ主回路の途中に設けられてホイルシリ
ンダの液圧を減圧・保持・増圧してブレーキ液圧を制御
可能に構成されている液圧制御回路に接続した。請求項
5記載のブレーキ液圧制御装置では、請求項4記載のブ
レーキ液圧制御装置において、前記液圧制御回路には、
前記主回路の途中に設けられて通常は主回路を開きブレ
ーキ液圧増圧制御時に閉じられる吐出側ゲート弁と、前
記主回路において前記吐出側ゲート弁よりもホイルシリ
ンダ側の位置に設けられて通常は主回路を開きブレーキ
液圧保持制御時に閉じられる流入弁と、この流入弁より
もホイルシリンダ側の主回路とリザーバとを結ぶ排出回
路に設けられて通常は閉じられブレーキ液圧減圧制御時
に開かれる流出弁と、前記吐出側ゲート弁を迂回してマ
スタシリンダからホイルシリンダ方向への流通のみを許
す第1バイパス回路と、前記流入弁を迂回してマスタシ
リンダからホイルシリンダ方向への流通のみを許す第1
バイパス回路と、を備え、前記メインポンプの吸入回路
が前記排出回路に接続され、前記メインポンプの吐出回
路が前記主回路の吐出側ゲート弁と流入弁との間に接続
した。
【0006】
【作用】 請求項1記載のポンプ装置では、カムが回転
すると、一対のプランジャが往復運動を行う。そして、
このプランジャの往復運動に伴って、主ポンプ室と過給
ポンプ室とは、同期して圧縮と拡張を繰り返す。この
時、各プランジャは、カムの形状に基づいて、逆位相で
往復運動を行う。
【0007】したがって、一方のプランジャ側に形成さ
れた主・過給両ポンプ室が圧縮行程を行っている時に
は、他方のプランジャ側に形成された主・過給両ポンプ
室が拡張行程を行うもので、ゲート弁が開いている状態
では、一方のプランジャ側の過給ポンプ室から吐出回路
に吐出された作動液が、他方のプランジャ側の主ポンプ
室に吸引された後圧縮されて吐出され、また逆に、他方
のプランジャ側の過給ポンプ室から吐出回路に吐出され
た作動液は、一方のプランジャ側の主ポンプ室に吸引さ
れた後圧縮されて吐出される。よって、各主ポンプ室の
吐出圧は、過給ポンプ室による過給作用の分だけ増加す
る。一方、ゲート弁を閉じている状態では、過給ポンプ
室から作動液が吐出されないか、あるいは過給ポンプ室
から作動液が吐出されてもその作動液は主ポンプ室に供
給されない。したがって、主ポンプ室のみの吐出容量と
なる。また、請求項2記載の発明では、ゲート弁を閉じ
て過給ポンプ室の吸入回路を遮断した状態では、カムが
回転しても過給ポンプ室へは作動液が吸引されず、した
がって、過給ポンプによる過給作用が成されないととも
に、過給ポンプ室による負荷は駆動手段にかからない。
請求項3記載の発明では、上述の作動が一対のプランジ
ャごとに並列に行われる。
【0008】請求項4記載の発明では、ゲート弁を閉じ
た状態では、ブレーキ液圧制御装置の液圧制御回路に主
ポンプ室の容量分の作動液が供給され、制動時の車輪ロ
ック防止制御(ABS制御)を行うのに好適である。そ
れに対してゲート弁を開いた状態では、ブレーキ液圧制
御装置の液圧制御回路に、過給ポンプ室による過給作用
を加えた作動液が供給されて高い加圧応答性が得られる
もので、加速時などの駆動輪スリップ防止制御(TCS
制御)を行うのに好適である。請求項5記載の発明で
は、車輪ロック防止制御(ABS制御)時には、ポンプ
装置のゲート弁を閉じて、主ポンプ室のみの吐出容量と
する。そして、減圧を行う場合には、吐出側ゲート弁を
閉じて主回路によるマスタシリンダとホイルシリンダと
の連通を絶ち、かつ、流出弁を開成してホイルシリンダ
内の液圧をリザーバに逃がす。この低下後、この低下し
たブレーキ液圧に保持する場合には、流出弁を閉弁状態
に戻すとともに、流入弁を閉成してホイルシリンダのブ
レーキ液圧を流出弁と流入弁との間に閉じ込める。その
後、ブレーキ液圧を増圧させる場合には、流出弁を閉弁
状態に保ったままで流入弁を開くと、主ポンプ室からの
吐出圧がホイルシリンダに供給されて増圧される。ま
た、駆動輪スリップ防止制御(TCS制御)時には、ポ
ンプ装置のゲート弁を開いて、ポンプ装置から過給ポン
プ室の過給分を加えた吐出圧で作動液を吐出させ、上述
の増圧・保持・減圧を行う。
【0009】
【発明の実施の形態】 以下に、本発明の実施の形態を
図面に基づいて説明する。本実施の形態は、請求項1〜
3記載の発明の実施の形態のポンプ装置を、自動車のA
BS制御とTCS制御を行うブレーキ液圧制御装置に適
用したもので、すなわち、請求項4および5記載の発明
の実施の形態である。なお、本実施の形態は四輪駆動車
に適用している。まず、全体の構成について図2により
説明する。図において、FLは左前輪のホイルシリン
ダ、RRは右後輪のホイルシリンダ、FRは右前輪のホ
イルシリンダ、RLは左後輪のホイルシリンダ、MCは
各ホイルシリンダFL〜RLに供給する液圧発生源とし
てのマスタシリンダである。このマスタシリンダMC
は、ブレーキペダルBPを踏み込むのに連動して、左前
輪および右後輪側のホイルシリンダFL,RRに接続さ
れた第1ブレーキ主回路1と、右前輪および左後輪側の
ホイルシリンダFR,RLに接続された第2ブレーキ主
回路2とのX配管された2系統のブレーキ液圧を発生す
るように構成されている。なお、前記マスタシリンダに
MCは、作動液を溜めておくリザーバタンクRTが接続
されている。
【0010】各ブレーキ主回路1,2の途中には、第1
ブレーキ液圧制御回路10および第2ブレーキ液圧制御
回路20が設けられている。なお、両ブレーキ液圧制御
回路10,20の構成は、同一であるので、以下に第1
ブレーキ液圧制御回路10の構成についてのみ説明する
とともに、両液圧制御回路10,20において同一の構
成には同じ符号を付けて、第2ブレーキ液圧制御回路2
0の構成の説明を省略する。この第1ブレーキ液圧制御
回路10において、前記第1ブレーキ主回路1は、分岐
点1aから右後輪のホイルシリンダRRに至る後輪分岐
回路1rと、左前輪のホイルシリンダFLに至る前輪分
岐回路1fとに分岐されている。
【0011】前記第1ブレーキ主回路1から分岐点1a
に至る途中には、吐出側ゲート弁3が設けられていると
ともに、この吐出側ゲート弁3を迂回するゲート弁バイ
パス回路1bが設けられている。なお、前記吐出側ゲー
ト弁3は、非作動時にスプリング力で第1ブレーキ主回
路1を連通状態とし、一方、作動時に第1ブレーキ主回
路1を遮断する、常閉の2ポート2ポジションの電磁切
替弁により構成されている。また、前記ゲート弁バイパ
ス回路1bは、途中に設けられている一方弁1cにより
上流側(マスタシリンダMC側)から下流側(分岐点1
a側)への流通のみが可能に構成されている。
【0012】また、この吐出側ゲート弁3と分岐点1a
との間に設けられた接続点1dにメインポンプ(メイン
ポンプ室)4から吐出作動液を供給する第1吐出回路4
aが接続されている。そして、この第1吐出回路4aの
途中には、逆流防止用の一方弁構造の吐出弁4bと、吐
出脈動を吸収するダンパ4cとが設けられ、また、この
第1吐出回路4aの途中と第1ブレーキ主回路1の吐出
側ゲート弁3よりも上流とを接続してリリーフ回路4d
が設けられている。なお、このリリーフ回路4dの途中
には、所定圧以上となると液圧を逃がすリリーフ弁4e
が設けられている。
【0013】前記各分岐回路1r,1fには、各ホイル
シリンダFL,RRのブレーキ液圧を減圧・保持・増圧
するための流入弁5および流出弁6が設けられている。
すなわち、前記流入弁5は、前記各分岐回路1r,1f
の途中に設けられ、非作動時にスプリング力によりそれ
ぞれ分岐回路1r,1fを連通状態とし、作動時に各分
岐回路1r,1fを遮断する常開の2ポート2ポジショ
ンの電磁切替弁により構成されている。また、前記流出
弁6は、前記各分岐回路1r,1fの流入弁5よりも下
流(ホイルシリンダFL,RR側)に設けられた分岐点
1e,1eから分岐されてリザーバ7に至る排出回路1
0aの途中に設けられて、非作動時に排出回路10aを
遮断し、作動時に排出回路10aを連通させる常閉の2
ポート2ポジションの電磁切替弁により構成されてい
る。なお、各分岐回路1r,1fには、流入弁5を迂回
して下流から上流への流通のみを許す一方弁1gを有し
た流入弁バイパス路1hが設けられている。また、前記
排出回路10aには、前記メインポンプ4の吸入側につ
ながる第1吸入回路4fが接続され、この第1吸入回路
4fの途中には、メインポンプ4がリザーバ7から作動
液を吸引するのを許す一方弁構造の吸入弁4hと、後述
する過給ポンプ8が作動液をメインポンプ4側に吐出す
るのを許す一方弁構造の吐出弁4gが設けられている。
【0014】さらに、前記第1吸入回路4fの吐出弁4
gと吸入弁4hとの間に設けられている分岐点4jに、
過給ポンプ(過給ポンプ室)8の吐出側に接続されてい
る第2吐出回路8aが接続されている。すなわち、前記
過給ポンプ8は、TCS制御時においてメインポンプ4
と直列に作動液を吐出してメインポンプ4の吐出圧の上
昇を早めるもので、前記過給ポンプ8の吸入側に接続さ
れている第2吸入回路8bは前記リザーバタンクRTに
接続されている。なお、前記メインポンプ4および過給
ポンプ8はそれぞれ1つのモータMにより駆動されるよ
うに構成されている。そして、前記第2吸入回路8bの
途中に吸入側ゲート弁9と、逆流防止用の吸入弁8cが
設けられている。前記吸入側ゲート弁9は、非作動時は
スプリングに力より第2吸入回路8bを遮断し、作動時
には第2吸入回路8bを連通させる、常閉の2ポート2
ポジションの電磁切替弁により構成されている。なお、
前記電磁弁構造の各弁3,5,5,6,6,9は、図外
のコントロールユニットにより作動を制御される。すな
わち、コントロールユニットには、図外車輪の回転速度
を検出する車輪速センサが接続されており、コントロー
ルユニットは、これら車輪速センサから入力される信号
に基づいてスリップ率を求めて、スリップ率が所定以上
になるとこのスリップ率を低下させるABS制御あるい
はTCS制御を行うが、この制御に関しては本願の主要
な構成ではないため説明を省略する。また、前記コント
ロールユニットは、前記ABS制御およびTCS制御時
にはモータMを駆動させて両ポンプ4,8を駆動させ
る。
【0015】次に、本実施の形態のポンプ装置の主要部
の構成の説明を行う前に、図2に示すブレーキ液圧制御
装置の全体的な作動を説明する。なお、この作動につい
ても第1・第2ブレーキ液圧制御回路10,20はそれ
ぞれ同様であるので、第1ブレーキ液圧制御回路10に
ついてのみ説明する。 a)通常のブレーキ操作時 通常は、各弁3,5,5,6,6,9は、図示の非作動
状態となっており、この状態でブレーキペダルBPを踏
むと、マスタシリンダMCで発生したブレーキ液圧が、
第1ブレーキ主回路1を吐出側ゲート弁3,分岐点1a
を経ながら伝達され、さらに、分岐点1aから途中で流
入弁5を経ながら各分岐回路1r,1fを通って各ホイ
ルシリンダFL,RRに伝達され、ブレーキペダルBP
の踏力に応じた車輪の制動が行われる。
【0016】b)ABS制御時 上述のブレーキ操作時に、車輪がロックしたり、あるい
はロックしそうな状態となった時には、コントロールユ
ニットは、スリップ率に基づいてその状態を検出して、
車輪のスリップ率を所定の範囲内に納めて車輪のロック
を防止するABS制御を行う。すなわち、このABS制
御は、車輪がロックしないようにブレーキ液圧を減圧・
保持・増圧するもので、まず、上述のブレーキ操作によ
り生じたブレーキ液圧により、左前輪・右後輪のいずれ
かあるいは両方のスリップ率が所定値以上となると、コ
ントロールユニットは、モータMの駆動を開始するとと
もに、そのロックしそうな車輪を制動するホイルシリン
ダFL,RRに接続されている分岐回路1r,1fの流
入弁5ならびに流出弁6に通電して、流入弁5を閉弁
し、流出弁6を開弁する。この流入弁5の閉弁の結果、
ホイルシリンダFL,RRへはマスタシリンダMC側か
ら増圧されることが無くなるとともに、ホイルシリンダ
FL,RRの作動液が流出弁6を介しながら排出回路1
0aを経てリザーバ7に排出されて減圧され、制動力が
弱まる。なお、リザーバ7に貯留された作動液は、メイ
ンポンプ4の駆動により第1吸入回路4fから吸引され
た後、第1吐出回路4aを経て第1ブレーキ主回路1に
還流される。そして、この制動力の低下の結果、車輪の
スリップ率が所定値未満に低下したら、コントロールユ
ニットは、流出弁6への通電を停止して流出弁6を閉弁
させてホイルシリンダFL,RRの液圧を保持させる。
さらに、この保持作動の結果、スリップ率が他の所定値
未満まで低下すると、コントロールユニットは、流入弁
5への通電をカットして開弁させ、この結果、高圧とな
っている第1ブレーキ主回路1の作動液が開弁されてい
る流入弁5を経てホイルシリンダFL,RRに供給され
て制動力が再増加される。以上の作動を繰り返すこと
で、ブレーキペダルBPを踏んでいる間、各車輪のスリ
ップ率を所定の範囲内に保持して、車輪のスリップを防
止させながら最大制動力が得られるABS制御が成され
る。また、以上のABS制御時には、吸入側ゲート弁9
には通電されず、閉弁状態を維持しているため、過給ポ
ンプ8はモータMにより駆動されていても作動液を吸引
できず、従って、モータMに対して負荷とはなっていな
い。
【0017】c)TCS制御時 急発進・急加速あるいはコーナリング時などのように、
非制動時において駆動輪のスリップ率が高くなったこと
を検出するとコントロールユニットがスリップ率を所定
の範囲内に納めるTCS制御を行う。この場合、コント
ロールユニットは、モータMの駆動を開始させるととも
に、両ゲート弁3,9に通電する。よって、吐出側ゲー
ト弁3が閉弁されて第1ブレーキ主回路1が接続点1d
よりも上流で遮断され、かつ、吸入側ゲート弁9が開弁
されて第2吸入回路8bが連通される。したがって、過
給ポンプ8がリザーバタンクRT内の作動液を吸引して
第2吐出回路8aに作動液を吐出し、メインポンプ4が
第2吐出回路8aの加圧された作動液を吸引して第1吐
出回路4aに作動液を吐出するもので、この場合、メイ
ンポンプ4の吐出圧の液圧上昇速度が速くなる。そし
て、第1吐出回路4aに吐出された作動液は、第1ブレ
ーキ主回路1を介してホイルシリンダFL,RRに供給
され、制動作動が成され、スリップ率が低下することに
なる。その後、上述のABS制御時と同様に、流入弁5
ならびに流出弁6の作動に基づき、両弁5,6に通電し
ない状態でもスリップ率が所定の範囲内に収まるように
なるまで、増圧・減圧を繰り返す。この時、メインポン
プ4の吐出圧は、過給ポンプ8による過給作用の分だ
け、ABS制御時に比べて高圧となり、その結果、増圧
時の応答性が高くなる。
【0018】次に、実施の形態のポンプ装置、すなわち
メインポンプ4ならびに過給ポンプ8の構造について説
明する。両ポンプ4,8は、図2では全体のシステムを
説明する都合上、2か所に別々に設けたように記載した
が、本実施の形態ではこれらは一体に設けられている。
この本実施の形態のポンプ装置を示すのが図1であっ
て、本実施の形態では図示のように、モータMにより駆
動されるカム11に接して、このカム11により軸方向
に往復運動を行う第1プランジャ12aを備えた第1ポ
ンプ部12、ならびに同様の第2プランジャ13aを備
えた第2ポンプ部13とを備えている。ちなみに、カム
11は円柱で形成され、カム11において、C0で示す
のが回転中心であり、C1で示すのがカム11の軸心で
ある。
【0019】各プランジャ12a,13aは、それぞ
れ、第1ボディ12b,13bならびに第2ボディ12
c,13cから構成されるポンプボディ12d,13d
に摺動自在に収納され、また、これらポンプボディ12
d,13dは、それぞれポンプケーシング14に穿設さ
れた収納穴14a,14aに嵌合されている。
【0020】そして、これら収納穴14aには、それぞ
れ、前記第1吐出回路4aおよび第1吸入回路4fに連
通されている第1吸入吐出ポート14bと、第2吸入回
路8bに接続されている第2吸入ポート14cと、第2
吐出回路8aに接続されている第2吐出ポート14dが
開口されている。前記各プランジャ12a,13aは、
両端部にそれぞれ大径部12e,13eと小径部12
f,13fとが形成され、各部12e,13e,12
f,13fの外周にそれぞれシール部材15,16が設
けられている。また、第1ボディ12b,13bにも、
それぞれ大径穴12g,13gと小径穴12h,13h
とが形成され、前記両シール15,16に挟まれて大径
穴12g,13gと大径部12e,13eとの間に形成
された空間がメインポンプ4であり、一方、小径部12
f,13fの端面と小径穴12h,13hとで形成され
た空間が過給ポンプ8である。そして、メインポンプ4
内には各プランジャ12a,13aをカム11側に付勢
するスプリング17が設けられ、また、小径部12f,
13fの端面に、前記吸入弁8cを構成するボールをバ
ルブ穴に着座させるスプリング18が着座されている。
そして、前記メインポンプ4は、第1ボディ12b,1
3bに穿設された穴を介して前記第1吸入吐出ポート1
4bに連通され、前記過給ポンプ8は、前記第1ボディ
12b,13bに穿設された穴を介して前記第2吐出ポ
ート14dに連通されているとともに、両ボディ12
b,12c間、ならびに13b,13c間に形成された
空間および第2ボディ12c,13cに穿設された穴を
介して前記第2吸入ポート14cに連通されている。そ
して、第1ポンプ部12の過給ポンプ8は、第2吐出回
路8aを介して第2ポンプ部13のメインポンプ4の第
1吸入吐出ポート14bに連通されている一方、第2ポ
ンプ部13の過給ポンプ8が第2吐出回路8aを介して
第1ポンプ部12のメインポンプ8の第1吸入吐出ポー
ト14bに連通されている。
【0021】次に、本実施の形態のポンプ装置の作動に
ついて説明する。
【0022】モータMを駆動させてカム11が回転する
と、第1・第2プランジャ12a,13aが往復運動を
開始する。そして、この往復運動に伴って、メインポン
プ4ならびに過給ポンプ8がそれぞれ圧縮・拡張を交互
に繰り返す。したがって、メインポンプ4では、第1吸
入回路4fならびに第2吐出回路8aに連通されている
第1吸入吐出ポート14bから作動液を吸引して、同じ
く第1吸入吐出ポート14bから吐出弁4bを経て第1
吐出回路4aに作動液を吐出する動作を行い、また、過
給ポンプ8では、吸入弁8cを介して第2吸入回路8b
から吸入した作動液を第2吐出回路8aへ吐出する作動
を行う。なお、図示のように吸入側ゲート弁9が閉弁さ
れている状態では、過給ポンプ8は作動液を吸入するこ
とができないため、第2吐出回路8aへの吐出も行うこ
とはなく、したがって、モータMの負荷とはならない。
【0023】ここで、第1ポンプ部12と第2ポンプ部
13とでは、各プランジャ12a,13aが同一のカム
11に接しており、このカム11は円柱を偏心させた構
造であるため、各プランジャ12a,13aの往復運動
の位相が180度異なっており、すなわち、第1プラン
ジャ12aが圧縮行程を行っている時には、第2プラン
ジャ13aが拡張行程を行い、また、前者の拡張行程で
は後者が圧縮行程を行うというように両者は対称的に作
動する。このため、吸入側ゲート弁9が開弁している状
態では、第1ポンプ部12ならびに第2ポンプ13の過
給ポンプ8,8がそれぞれ第2吐出回路8a,8aに吐
出を行い、第2ポンプ部13ならびに第1ポンプ部12
のメインポンプ4,4がそれぞれ第2吐出回路8a,8
aの加圧された作動液を吸引することになり、各メイン
ポンプ4,4はそれぞれ過給ポンプ8,8により過給さ
れる。したがって、この場合には、メインポンプ4の吐
出圧の上昇が短時間に行われる。
【0024】以上説明したように実施の形態のポンプ装
置にあっては、一対の第1プランジャ12a,13aの
それぞれに大径部12e,13eおよび小径部12f,
13fを設けて、それぞれのプランジャ12a,13a
と収納穴14a,14aとの間に、プランジャ12a,
13aの往復運動に伴って圧縮・拡張されるポンプ室を
2つづつ形成してそれをメインポンプ4と過給ポンプ8
とし、一方の過給ポンプ室8から作動液が吐出される第
2吐出回路8aを他方のメインポンプ4の第1吸入吐出
回路14bに接続するとともに、他方の過給ポンプ8に
接続された第2吐出回路8aを一方のメインポンプ4の
第1吸入吐出回路14bに接続し、プランジャ12a,
13aを往復運動させるカム11を、各プランジャ12
a,13aが逆位相で運動するように形成した構成とし
たため、2つの主ポンプ機能と2つの過給ポンプ機能を
1つのカム11の外側に設けることができ、構造をコン
パクトにすることができるもので、特に、1つのプラン
ジャ12a,13aに2つポンプ機能を持たせているた
め、1つのポンプ機能を有するプランジャを複数設ける
のに比べて、コンパクトにしながら大容量が得られると
いう効果が得られ、さらに車載およびレイアウトに有利
であるという効果が得られる。また、過給ポンプ8の吸
入側である第2吸入回路8bに吸入側ゲート弁9を設け
た構成としたため、吸入側ゲート弁9を閉じた状態で
は、カム11が回転して過給ポンプ8の圧縮・拡張が行
われても過給ポンプ8では作動液の吸引が行われない。
したがって、この過給ポンプ8はカム11を回転させる
モータMの負荷とならない。よって、モータMの耐久性
の向上を図ることができるとともに、モータMのエネル
ギ消費量の軽減を図ることができるという効果が得られ
る。また、実施の形態のブレーキ液圧制御装置では、上
述のような効果を備えたポンプ装置を用いた構成とした
ため、制動輪のロック防止制御ならびに駆動輪のスリッ
プ防止制御を行うことが可能なブレーキ液圧制御装置を
コンパクトに構成することができるという効果が得られ
る。
【0025】以上図面により実施の形態について説明し
たが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、
実施の形態では、四輪駆動車に適用した例を示したが、
前輪駆動車や後輪駆動車あるいは4輪よりも多い多輪駆
動車にも適用することができる。また、実施の形態では
第1ブレーキ主回路1を左前輪と右後輪のホイルシリン
ダFL,RRに向けて配管し、第2ブレーキ主回路2を
右前輪と左後輪のホイルシリンダFR,RLに向けて配
管したX配管構造のものを示したが、例えば、前者の主
回路1を前輪側、後者の主回路を後輪側というように配
管するようにしてもよい。また、実施の形態では、プラ
ンジャ12a,13aのカム11に近い側のポンプ室を
メインポンプ4、遠い側を過給ポンプ8としたが、メイ
ンポンプ室と過給ポンプ室とを入れ替えてもよいし、あ
るいはまた、実施の形態ではカム11に近い側に大径部
12e,13e、遠い側に小径部12f,13fを設け
るようにしたが、これも逆に配置してもよい。
【0026】
【発明の効果】 以上説明してきたように請求項1記載
のポンプ装置にあっては、一対のプランジャのそれぞれ
に大径部および小径部を設けて、それぞれのプランジャ
と収納室との間にポンプ室を2つづつ形成してそれを主
ポンプ室と過給ポンプ室とし、一方の過給ポンプ室の吐
出回路を他方の主ポンプ室の吸入回路に接続するととも
に、他方の過給ポンプ室の吐出回路を一方の主ポンプ室
の吸入回路に接続し、プランジャを往復運動させるカム
を、各プランジャが逆位相で運動するように形成した構
成としたため、主ポンプ機能と過給ポンプ機能を1つの
カムの外側に設けることができ、構造をコンパクトにす
ることができるもので、特に、1つのプランジャに2つ
ポンプ機能を持たせているため、1つのポンプ機能を有
するプランジャを複数設けるのに比べて、コンパクトに
しながら大容量が得られるという効果が得られ、さらに
この効果により車載およびレイアウトに有利であるとい
う効果が得られる。請求項2記載のポンプ装置にあって
は、ゲート弁を過給ポンプ室の吸入回路に設けた構成と
したため、ゲート弁を閉じた状態では、カムが回転して
過給ポンプ室の圧縮・拡張が行われても、過給ポンプ室
では作動液の吸引が行われない。したがって、この過給
ポンプ室の作動はカムを回転させる駆動手段の負荷とな
らない。したがって、駆動手段の耐久性の向上を図るこ
とができるとともに、駆動手段のエネルギ消費量の軽減
を図ることができるという効果が得られる。加えて、吐
出圧を逃がす構成が不要となって構成の簡略化が図れ
る。請求項3記載のポンプ装置にあっては、カムの周囲
にプランジャを複数対設けた構成としたため、コンパク
トな構造で大きな容量を得ることができる。
【0027】請求項4ならびに請求項5記載のブレーキ
液圧制御装置では、上述のポンプ装置を用いた構成とし
たため、制動輪のロック防止制御ならびに駆動輪のスリ
ップ防止制御を行うことが可能なブレーキ液圧制御装置
をコンパクトに構成することができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のブレーキ液圧制御装置を示す図で
ある。
【図2】実施の形態のポンプ装置を示す図である。
【符号の説明】
FL ホイルシリンダ RR ホイルシリンダ FR ホイルシリンダ RL ホイルシリンダ MC マスタシリンダ 1 第1ブレーキ主回路 2 第2ブレーキ主回路 3 吐出側ゲート弁 4 メインポンプ(メインポンプ室) 4a 第1吐出回路 4b 吐出弁 4c ダンパ 4d リリーフ回路 4f リリーフ弁 4f 第1吸入回路 4g 吐出弁 4h 吸入弁 5 流入弁 6 流出弁 7 リザーバ 8 過給ポンプ室 8a 第2吐出回路 8b 第2吸入回路 8c 吸入弁 9 吸入側ゲート弁 10 第1ブレーキ液圧制御回路 10a 排出回路 11 カム 12a 第1プランジャ 13a 第2プランジャ 12e 大径部 13e 大径部 12f 小径部 13f 小径部 15 シール部材 16 シール部材 20 第2ブレーキ液圧制御回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動手段により回転されるカムと、 このカムの外周に接して往復運動可能であるとともに、
    ケーシングに形成された収納穴内に摺動自在に設けられ
    た一対のプランジャと、 各プランジャに設けられた大径部および小径部と、 これら大径部および小径部の外周に設けられて前記収納
    穴の内周に接して設けられたシール部材と、 これらシール部材に挟まれた位置で前記プランジャと収
    納穴との間に形成された第1のポンプ室と、 前記シール部材のうちで前記カムから遠い側のシール部
    材よりも外側位置で前記プランジャと収納穴との間に形
    成された第2のポンプ室と、 前記第1のポンプ室に連通されて第1のポンプ室の吸入
    方向へのみ作動液の流通を許す第1の吐出回路ならびに
    第1のポンプからの吐出方向へのみ作動液の流通を許す
    第1の吸入回路と、 前記第2のポンプ室に連通されて第2のポンプ室の吸入
    方向へのみ作動液の流通を許す第2の吐出回路ならびに
    第2のポンプ室からの吐出方向へのみ作動液の流通を許
    す第2の吸入回路と、 を備え、 前記カムを、一方のプランジャと他方のプランジャとを
    逆位相で移動させるよう形成し、 前記一方のプランジャで形成されている第1・第2の一
    方のポンプ室を過給ポンプ室とする一方、他方のポンプ
    室を主ポンプ室とし、また、他方のプランジャで形成さ
    れている第1・第2の一方のポンプ室を過給ポンプ室と
    する一方、他方のポンプ室を主ポンプ室とし、 一方のプランジャの過給ポンプ室に接続されている吐出
    回路を、他方のプランジャで形成されている主ポンプ室
    に連通されている吸入回路に接続させるとともに、他方
    のプランジャで形成されている過給ポンプ室の吐出回路
    を、一方のプランジャで形成されている主ポンプ室に連
    通されている吸入回路に接続させ、 前記各過給ポンプ室に連通されている吸入回路あるいは
    吐出回路に、回路を開閉するゲート弁を設けたことを特
    徴とするポンプ装置。
  2. 【請求項2】 前記ゲート弁を、各過給ポンプ室に連通
    されている吸入回路に設けたことを特徴とする請求項1
    記載のポンプ装置。
  3. 【請求項3】 前記プランジャを複数対設けたことを特
    徴とする請求項1または2記載のポンプ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3記載のポンプ装置の主
    ポンプ室に連通されている吐出回路ならびに吸入回路
    を、車載のブレーキ装置のマスタシリンダとホイルシリ
    ンダとを結ぶ主回路の途中に設けられてホイルシリンダ
    の液圧を減圧・保持・増圧してブレーキ液圧を制御可能
    に構成されている液圧制御回路に接続したことを特徴と
    するブレーキ液圧制御装置。
  5. 【請求項5】 前記液圧制御回路には、前記主回路の途
    中に設けられて通常は主回路を開きブレーキ液圧増圧制
    御時に閉じられる吐出側ゲート弁と、前記主回路におい
    て前記吐出側ゲート弁よりもホイルシリンダ側の位置に
    設けられて通常は主回路を開きブレーキ液圧保持制御時
    に閉じられる流入弁と、この流入弁よりもホイルシリン
    ダ側の主回路とリザーバとを結ぶ排出回路に設けられて
    通常は閉じられブレーキ液圧減圧制御時に開かれる流出
    弁と、前記吐出側ゲート弁を迂回してマスタシリンダか
    らホイルシリンダ方向への流通のみを許す第1バイパス
    回路と、前記流入弁を迂回してマスタシリンダからホイ
    ルシリンダ方向への流通のみを許す第1バイパス回路
    と、を備え、 前記メインポンプの吸入回路が前記排出回路に接続さ
    れ、前記メインポンプの吐出回路が前記主回路の吐出側
    ゲート弁と流入弁との間に接続されていることを特徴と
    する請求項4記載のブレーキ液圧制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6641232B1 (en) 1998-03-26 2003-11-04 Robert Bosch Gmbh Piston pump for brake system with piston pump

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6641232B1 (en) 1998-03-26 2003-11-04 Robert Bosch Gmbh Piston pump for brake system with piston pump

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