JPH09309778A - 瓦素地の施釉システム - Google Patents
瓦素地の施釉システムInfo
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- JPH09309778A JPH09309778A JP15332596A JP15332596A JPH09309778A JP H09309778 A JPH09309778 A JP H09309778A JP 15332596 A JP15332596 A JP 15332596A JP 15332596 A JP15332596 A JP 15332596A JP H09309778 A JPH09309778 A JP H09309778A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 瓦素地の頭側の端面に残留する釉薬によって
生ずる弊害を解消することにある。 【解決手段】 施釉装置から一定の間隔を隔てて瓦素地
を傾斜させることのできる姿勢変位制御機構が搬送コン
ベアの傍らに設けられてなるものである。
生ずる弊害を解消することにある。 【解決手段】 施釉装置から一定の間隔を隔てて瓦素地
を傾斜させることのできる姿勢変位制御機構が搬送コン
ベアの傍らに設けられてなるものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、瓦素地の施釉シ
ステムに関する。この発明をさらに詳しく説明すると施
釉後の瓦素地の頭側の端面に残存しがちな釉薬の解消可
能な施釉システムに関する。とりわけ、平板瓦や軒瓦な
どの瓦のように比較的面積の広い頭側の端面を備えた瓦
素地用の施釉システムに関する。
ステムに関する。この発明をさらに詳しく説明すると施
釉後の瓦素地の頭側の端面に残存しがちな釉薬の解消可
能な施釉システムに関する。とりわけ、平板瓦や軒瓦な
どの瓦のように比較的面積の広い頭側の端面を備えた瓦
素地用の施釉システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の施釉システムは、たとえ
ば実公昭54ー1481号公報記載の考案により知られ
ている。この従来例は、搬送コンベアCに吊持された瓦
素地用のハンガーHに瓦素地Wがその頭側の端面Eを下
方にして鉛直方向に吊持されることにより、釉薬Fを塗
布するようにしている。
ば実公昭54ー1481号公報記載の考案により知られ
ている。この従来例は、搬送コンベアCに吊持された瓦
素地用のハンガーHに瓦素地Wがその頭側の端面Eを下
方にして鉛直方向に吊持されることにより、釉薬Fを塗
布するようにしている。
【0003】したがって、瓦素地Wの頭側の端面Eはほ
ぼ水平状態を呈している(図7、図8を参照)。このよ
うな状態で瓦素地Wに施釉が行われることにより、釉薬
Fは尻側から頭側にかけて流下することはいうまでもな
い。
ぼ水平状態を呈している(図7、図8を参照)。このよ
うな状態で瓦素地Wに施釉が行われることにより、釉薬
Fは尻側から頭側にかけて流下することはいうまでもな
い。
【0004】その結果、釉薬Fの余剰分は頭側の端面E
から自然落下するものの、釉薬Fの表面張力の作用によ
り、垂れ下がって該端面Eに付着した釉薬fは瓦素地W
の端面Eに残留することを回避できない。とりわけ、釉
薬Fの濃度が高い場合は、釉薬fが端面Eに著しく残留
することは明らかである。
から自然落下するものの、釉薬Fの表面張力の作用によ
り、垂れ下がって該端面Eに付着した釉薬fは瓦素地W
の端面Eに残留することを回避できない。とりわけ、釉
薬Fの濃度が高い場合は、釉薬fが端面Eに著しく残留
することは明らかである。
【0005】そのため、端面Eに釉薬fが残留されたま
ま、施釉工程から焼成工程に向けて瓦素地Wが搬送され
る結果、頭側の端面Eに残留した釉薬fはそのまま乾燥
され、頭側の端面Eに乾燥された釉薬fが凹凸状をなし
て残存し、瓦素地Wを焼成しても残存する釉薬fの凹凸
状は依然として解消できなかった(図7、図8を参
照)。
ま、施釉工程から焼成工程に向けて瓦素地Wが搬送され
る結果、頭側の端面Eに残留した釉薬fはそのまま乾燥
され、頭側の端面Eに乾燥された釉薬fが凹凸状をなし
て残存し、瓦素地Wを焼成しても残存する釉薬fの凹凸
状は依然として解消できなかった(図7、図8を参
照)。
【0006】このため、瓦素地Wの頭側の端面Eに前記
した釉薬fによる凹凸状のものが表れ、その凹凸状のも
が残存する瓦は美観上、違和感を与えるものであるにも
かかわらず屋根瓦として使用上容認せざるを得なかった
というのが産業界の実情であった。
した釉薬fによる凹凸状のものが表れ、その凹凸状のも
が残存する瓦は美観上、違和感を与えるものであるにも
かかわらず屋根瓦として使用上容認せざるを得なかった
というのが産業界の実情であった。
【0007】平板瓦や軒瓦などの瓦のように比較的面積
の広い頭側の端面を備えた形態の瓦については、とりわ
け、頭側の端面に釉薬fが残留しがちであった。
の広い頭側の端面を備えた形態の瓦については、とりわ
け、頭側の端面に釉薬fが残留しがちであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする問題点は、従来の瓦素地の施釉システムによる施
釉後の瓦素地の処理では、瓦素地の頭側の端面に釉薬が
残留するものの、その残留する釉薬を解消しないまま瓦
が生産されるので、頭側の端面に凹凸状のものが残存す
る結果、美観的に好ましくない瓦を生産せざるを得なか
った点である。
とする問題点は、従来の瓦素地の施釉システムによる施
釉後の瓦素地の処理では、瓦素地の頭側の端面に釉薬が
残留するものの、その残留する釉薬を解消しないまま瓦
が生産されるので、頭側の端面に凹凸状のものが残存す
る結果、美観的に好ましくない瓦を生産せざるを得なか
った点である。
【0009】この発明の目的は、施釉後の瓦素地の頭側
の端面に凹凸状に残留する釉薬を解消できる施釉システ
ムを提供することにある。
の端面に凹凸状に残留する釉薬を解消できる施釉システ
ムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用効果】この発明
の第1番目の施釉システムは、瓦素地用の把持ハンガー
が循環駆動自在な搬送コンベアに一定の間隔を隔てて回
動自在に設けられ、搬送コンベアの傍らに少なくとも瓦
素地用の施釉装置が設けられてなる瓦素地の施釉システ
ムにおいて、瓦素地用の施釉装置を基準として、該施釉
装置から一定の間隔を隔て、搬送コンベアの下流側の傍
らに瓦素地用の姿勢変位制御機構が設けられ、該姿勢変
位制御機構により制御される被案内体が把持ハンガーに
設けられてなることを特徴とするものである。
の第1番目の施釉システムは、瓦素地用の把持ハンガー
が循環駆動自在な搬送コンベアに一定の間隔を隔てて回
動自在に設けられ、搬送コンベアの傍らに少なくとも瓦
素地用の施釉装置が設けられてなる瓦素地の施釉システ
ムにおいて、瓦素地用の施釉装置を基準として、該施釉
装置から一定の間隔を隔て、搬送コンベアの下流側の傍
らに瓦素地用の姿勢変位制御機構が設けられ、該姿勢変
位制御機構により制御される被案内体が把持ハンガーに
設けられてなることを特徴とするものである。
【0011】まず、鉛直状態に吊持されている瓦素地用
の把持ハンガーに施釉前の瓦素地の頭側を下方に向け、
かつ瓦素地の表面側を搬送コンベアの下流側つまり搬送
コンベアの搬送方向に向けて吊持させる。続いて搬送コ
ンベアの循環駆動により瓦素地が施釉装置に到達した際
に液状の釉薬を瓦素地の表面側に塗布させる。
の把持ハンガーに施釉前の瓦素地の頭側を下方に向け、
かつ瓦素地の表面側を搬送コンベアの下流側つまり搬送
コンベアの搬送方向に向けて吊持させる。続いて搬送コ
ンベアの循環駆動により瓦素地が施釉装置に到達した際
に液状の釉薬を瓦素地の表面側に塗布させる。
【0012】その結果、釉薬は自然落下により徐々に尻
側から頭側にかけて流下し、大部分の余剰の釉薬は、瓦
素地が姿勢変位制御機構に到達するに先立って頭側から
落下する。
側から頭側にかけて流下し、大部分の余剰の釉薬は、瓦
素地が姿勢変位制御機構に到達するに先立って頭側から
落下する。
【0013】しかし、瓦を屋根に葺いた際に最も目立
ち、美観上重要な部分を占める頭側には依然として釉薬
の一部がその表面張力により残留している。
ち、美観上重要な部分を占める頭側には依然として釉薬
の一部がその表面張力により残留している。
【0014】そこで、搬送コンベアの循環駆動により、
瓦素地が姿勢変位制御機構の位置に到達した際に、姿勢
変位制御機構を介して把持ハンガーの被案内体を制御さ
せることにより、回動自在な把持ハンガーを瓦素地を保
持した状態で尻側が搬送コンベアの上流側に、頭側が下
流側に向けて傾倒するようにその姿勢を変位させる(以
下この傾斜状態を説明の便宜上、断りのない限り単に
「前傾」という)。
瓦素地が姿勢変位制御機構の位置に到達した際に、姿勢
変位制御機構を介して把持ハンガーの被案内体を制御さ
せることにより、回動自在な把持ハンガーを瓦素地を保
持した状態で尻側が搬送コンベアの上流側に、頭側が下
流側に向けて傾倒するようにその姿勢を変位させる(以
下この傾斜状態を説明の便宜上、断りのない限り単に
「前傾」という)。
【0015】よって、瓦素地は姿勢変位制御機構の制御
に基づき、把持ハンガーの回動に追従し、鉛直状態から
尻側が搬送コンベアの上流側に、頭側が下流側に向けて
傾斜される。
に基づき、把持ハンガーの回動に追従し、鉛直状態から
尻側が搬送コンベアの上流側に、頭側が下流側に向けて
傾斜される。
【0016】この結果、瓦素地の頭側の端面は瓦素地本
体の傾斜方向と反対に水平状態であった状態から搬送コ
ンベアの下流側が高く、上流側を低くした状態に変位
し、瓦素地の裏面と頭側の端面との境界の隅部(以下説
明の便宜のため断りのない限り単に「隅部」という)は
最も低い位置となる(図6を参照)。
体の傾斜方向と反対に水平状態であった状態から搬送コ
ンベアの下流側が高く、上流側を低くした状態に変位
し、瓦素地の裏面と頭側の端面との境界の隅部(以下説
明の便宜のため断りのない限り単に「隅部」という)は
最も低い位置となる(図6を参照)。
【0017】かくして、頭側の端面に表面張力により残
留した釉薬は、前記した隅部にその大部分が集中的に移
動する。
留した釉薬は、前記した隅部にその大部分が集中的に移
動する。
【0018】そして、釉薬が隅部に釉薬が集中し、水滴
状態の塊となるのでその大部分は自然落下する。
状態の塊となるのでその大部分は自然落下する。
【0019】以上の次第であるから、一部の釉薬が隅部
に残留してもその残留する釉薬は施釉工程に向けて搬送
される途上において少なくとも乾燥され、隅部に凝集さ
れることになるものの、その凝集物は目立つほどのもの
ではない。
に残留してもその残留する釉薬は施釉工程に向けて搬送
される途上において少なくとも乾燥され、隅部に凝集さ
れることになるものの、その凝集物は目立つほどのもの
ではない。
【0020】また、その凝集物の残存位置は隅部である
から、この瓦を屋根に葺いて使用しても従来の瓦の呈す
る状態と比較して目立つことがないので、格別、違和感
を生じないため、美観上すぐれた瓦を提供できる。
から、この瓦を屋根に葺いて使用しても従来の瓦の呈す
る状態と比較して目立つことがないので、格別、違和感
を生じないため、美観上すぐれた瓦を提供できる。
【0021】この発明の第2番目の施釉システムは、第
1番目の施釉システムにおいて、瓦素地用の姿勢変位制
御機構が搬送コンベアの上流側から下流側にかけて下方
に傾斜された上流側傾斜部と、上流側傾斜部に続いて水
平方向に設けられた水平部とを少なくとも備えた把持ハ
ンガー誘導用ガイドであることを特徴とするものであ
る。
1番目の施釉システムにおいて、瓦素地用の姿勢変位制
御機構が搬送コンベアの上流側から下流側にかけて下方
に傾斜された上流側傾斜部と、上流側傾斜部に続いて水
平方向に設けられた水平部とを少なくとも備えた把持ハ
ンガー誘導用ガイドであることを特徴とするものであ
る。
【0022】したがって、この発明は、第1番目の施釉
システムの発明が奏する作用効果のほかに、把持ハンガ
ーの被案内体が把持ハンガー誘導用ガイドの上流側傾斜
部に追従して徐々に傾斜するから、瓦素地の表面に塗布
された釉薬が飛散するような不都合がなく、頭側の端面
に残留している釉薬を頭側の隅部に確実に移動させるこ
とができる。
システムの発明が奏する作用効果のほかに、把持ハンガ
ーの被案内体が把持ハンガー誘導用ガイドの上流側傾斜
部に追従して徐々に傾斜するから、瓦素地の表面に塗布
された釉薬が飛散するような不都合がなく、頭側の端面
に残留している釉薬を頭側の隅部に確実に移動させるこ
とができる。
【0023】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して説明する。図1はこの発明の実施の形態を示す瓦
素地の施釉システムの概略側面図、図2はこの発明の実
施の形態を示す瓦素地の施釉システムの概略平面図、図
3は図1のAーA線断面図、図4は把持ハンガーの斜視
図、図5は瓦素地の姿勢変位制御機構の概略側面図、図
6は瓦素地の表面側に塗布された釉薬の流下状況を示す
説明図、図7は従来の瓦素地の施釉システムの要部を示
す概略側面図、図8は図7の正面図である。
照して説明する。図1はこの発明の実施の形態を示す瓦
素地の施釉システムの概略側面図、図2はこの発明の実
施の形態を示す瓦素地の施釉システムの概略平面図、図
3は図1のAーA線断面図、図4は把持ハンガーの斜視
図、図5は瓦素地の姿勢変位制御機構の概略側面図、図
6は瓦素地の表面側に塗布された釉薬の流下状況を示す
説明図、図7は従来の瓦素地の施釉システムの要部を示
す概略側面図、図8は図7の正面図である。
【0024】この実施の形態の瓦素地の施釉システムに
は、従来例と同様に循環駆動自在な搬送コンベア10が
配設されている(図1、図2を参照)。
は、従来例と同様に循環駆動自在な搬送コンベア10が
配設されている(図1、図2を参照)。
【0025】搬送コンベア10の一部には知られている
ように下方に向けて円弧状に湾曲された湾曲部18が設
けられている(図1を参照)。
ように下方に向けて円弧状に湾曲された湾曲部18が設
けられている(図1を参照)。
【0026】そして、搬送コンベア10には、詳細につ
いては追って説明するが、瓦素地Wを把持する把持ハン
ガー12が搬送コンベア10側を基点として回動自在に
多数吊持されている。
いては追って説明するが、瓦素地Wを把持する把持ハン
ガー12が搬送コンベア10側を基点として回動自在に
多数吊持されている。
【0027】前記した搬送コンベア10の湾曲部18の
傍らには、瓦素地Wに施釉を行うために施釉装置20が
設けられている。
傍らには、瓦素地Wに施釉を行うために施釉装置20が
設けられている。
【0028】また、この施釉装置20には進退自在なノ
ズル22が装着され、ノズル22は瓦素地Wの表面13
に釉薬Fを塗布する機能を備えている(図1を参照)。
ズル22が装着され、ノズル22は瓦素地Wの表面13
に釉薬Fを塗布する機能を備えている(図1を参照)。
【0029】施釉装置20を基準として搬送コンベア1
0の上流側の傍らに施釉前の瓦素地Wを把持ハンガー1
2に把持させる把持装置16が設けられている(図2を
参照)。
0の上流側の傍らに施釉前の瓦素地Wを把持ハンガー1
2に把持させる把持装置16が設けられている(図2を
参照)。
【0030】そして、施釉装置20を基準として、搬送
コンベア10の下流側に水平な搬送経路が形成され、さ
らに下流側に瓦素地Wを把持ハンガー12から取り外す
ための取外し装置38が設けられている(図2を参
照)。
コンベア10の下流側に水平な搬送経路が形成され、さ
らに下流側に瓦素地Wを把持ハンガー12から取り外す
ための取外し装置38が設けられている(図2を参
照)。
【0031】搬送コンベア10の施釉装置20寄りが湾
曲部18として構成されていることを先に説明したが、
湾曲部18の下流側の搬送コンベア10は図示のように
水平に設けられている(図1を参照)。
曲部18として構成されていることを先に説明したが、
湾曲部18の下流側の搬送コンベア10は図示のように
水平に設けられている(図1を参照)。
【0032】この搬送コンベア10の水平部分におい
て、施釉装置20側が第一搬送部24として構成され、
第一搬送部24に続いて搬送コンベア10の下流側が第
二搬送部26として構成されている(図1、図2を参
照)。
て、施釉装置20側が第一搬送部24として構成され、
第一搬送部24に続いて搬送コンベア10の下流側が第
二搬送部26として構成されている(図1、図2を参
照)。
【0033】詳細については、追って説明するが、第一
搬送部24は、瓦素地Wに塗布された余剰の釉薬の大部
分を自然落下させるための区域として設けられており、
第二搬送部26は瓦素地Wの頭側の端面14に残留して
いる釉薬を隅部に移動させる区域として設けられてい
る。
搬送部24は、瓦素地Wに塗布された余剰の釉薬の大部
分を自然落下させるための区域として設けられており、
第二搬送部26は瓦素地Wの頭側の端面14に残留して
いる釉薬を隅部に移動させる区域として設けられてい
る。
【0034】そして、瓦素地Wは表面13が搬送コンベ
ア10の下流側に、裏面15が上流側に向けられ、かつ
頭側が下方に向けられ、把持装置16によって把持ハン
ガー12に把持されるが、施釉された瓦素地Wは尻側を
搬送コンベア10の上流側に、頭側を下流側に向けて傾
斜させるために瓦素地用Wの姿勢変位制御機構29によ
って制御される把持ハンガー12が姿勢変位制御機構2
9に有機的に結合されている。
ア10の下流側に、裏面15が上流側に向けられ、かつ
頭側が下方に向けられ、把持装置16によって把持ハン
ガー12に把持されるが、施釉された瓦素地Wは尻側を
搬送コンベア10の上流側に、頭側を下流側に向けて傾
斜させるために瓦素地用Wの姿勢変位制御機構29によ
って制御される把持ハンガー12が姿勢変位制御機構2
9に有機的に結合されている。
【0035】そこで、姿勢変位制御機構29の具体的構
成について敷衍すると、姿勢変位制御機構29は、施釉
装置20を基準として搬送コンベア10の上流側から下
流側にかけて下方に傾斜された上流側傾斜部30と、上
流側傾斜部30に続いて水平方向に設けられた水平部3
2と、この水平部32に続いて下流側に上流側傾斜部3
0の傾斜方向と反対に、上流側から下流側にかけて上方
に傾斜された下流側傾斜部34を備えた把持ハンガー誘
導用ガイド28の一対が搬送コンベア10の傍らであっ
て幅方向の両側に設けられたものである。
成について敷衍すると、姿勢変位制御機構29は、施釉
装置20を基準として搬送コンベア10の上流側から下
流側にかけて下方に傾斜された上流側傾斜部30と、上
流側傾斜部30に続いて水平方向に設けられた水平部3
2と、この水平部32に続いて下流側に上流側傾斜部3
0の傾斜方向と反対に、上流側から下流側にかけて上方
に傾斜された下流側傾斜部34を備えた把持ハンガー誘
導用ガイド28の一対が搬送コンベア10の傍らであっ
て幅方向の両側に設けられたものである。
【0036】そして、詳細については追って説明する
が、一側にローラ状の一対の被案内体36を備えた把持
ハンガー12が設けられ、その被案内体36が前記した
把持ハンガー誘導用ガイド28の下面に支持されている
(図5を参照)。
が、一側にローラ状の一対の被案内体36を備えた把持
ハンガー12が設けられ、その被案内体36が前記した
把持ハンガー誘導用ガイド28の下面に支持されている
(図5を参照)。
【0037】したがって、把持ハンガー12は前記した
把持ハンガー誘導用ガイド28の上流側傾斜部30、水
平部32および下流側傾斜部34によってそれぞれ誘導
され、鉛直状態から徐々に前傾しつつ、搬送コンベア1
0を介して下流側に搬送され、引続きその前傾状態が水
平部32によって誘導され、次いで前傾状態の把持ハン
ガー12が下流側傾斜部34によって誘導され、次工程
の作業の便宜などのために鉛直状態に復元すするように
制御される。
把持ハンガー誘導用ガイド28の上流側傾斜部30、水
平部32および下流側傾斜部34によってそれぞれ誘導
され、鉛直状態から徐々に前傾しつつ、搬送コンベア1
0を介して下流側に搬送され、引続きその前傾状態が水
平部32によって誘導され、次いで前傾状態の把持ハン
ガー12が下流側傾斜部34によって誘導され、次工程
の作業の便宜などのために鉛直状態に復元すするように
制御される。
【0038】次に前記した把持ハンガー12の具体的構
成を図4を参照して説明すると、略「く」の字状の弓状
杆40が設けられ、弓状杆40の一端に搬送コンベア1
0に装着するための支持孔42が設けられ、弓状杆40
の他端に支承板44が鉛直方向に取り付けられている。
成を図4を参照して説明すると、略「く」の字状の弓状
杆40が設けられ、弓状杆40の一端に搬送コンベア1
0に装着するための支持孔42が設けられ、弓状杆40
の他端に支承板44が鉛直方向に取り付けられている。
【0039】弓状杆40の略中央部であって、直角方向
に設けられた支点軸46を介して二股部分を備えたL字
状杆48は倒立状態であって、かつ支点軸46を支点と
して回動自在に設けられている。
に設けられた支点軸46を介して二股部分を備えたL字
状杆48は倒立状態であって、かつ支点軸46を支点と
して回動自在に設けられている。
【0040】そして、このL字状杆48の前記した支承
板44側に弓状杆40と直角方向に押さえ板49が取り
付けられている。
板44側に弓状杆40と直角方向に押さえ板49が取り
付けられている。
【0041】また、弓状杆40に設けられた支承板44
は、L字状杆48の設けられた押さ板49の取り付け位
置を超えて長く設けられている。支承板44を前記した
ように長く設けることにより、瓦素地Wが第二搬送部2
6で前傾されるとき、瓦素地Wの自重で瓦素地Wが破損
しないように意図されている。
は、L字状杆48の設けられた押さ板49の取り付け位
置を超えて長く設けられている。支承板44を前記した
ように長く設けることにより、瓦素地Wが第二搬送部2
6で前傾されるとき、瓦素地Wの自重で瓦素地Wが破損
しないように意図されている。
【0042】さらに、L字状杆40の略中央部の両側に
弓状杆40と直角方向にガイド軸50が突設されてい
る。
弓状杆40と直角方向にガイド軸50が突設されてい
る。
【0043】このガイド軸50は、把持装置16による
瓦素地Wの把持ハンガー12への把持や取り外し装置3
8による把持ハンガー12からの瓦素地Wの取り外しの
際に機能するものである。
瓦素地Wの把持ハンガー12への把持や取り外し装置3
8による把持ハンガー12からの瓦素地Wの取り外しの
際に機能するものである。
【0044】また、弓状杆40の支持孔42側において
弓状杆40の両側に弓状杆40に対して直角方向に支軸
52が固定され、この支軸52の両側端に支軸52と直
角方向にレバー54がそれぞれが設けられている。
弓状杆40の両側に弓状杆40に対して直角方向に支軸
52が固定され、この支軸52の両側端に支軸52と直
角方向にレバー54がそれぞれが設けられている。
【0045】これらのレバー54は弓状杆40の支持孔
42側の後上方側に臨ませて設けられ、両レバー54の
他側端にローラ状の被案内体36が回転自在に設けられ
ていいる。
42側の後上方側に臨ませて設けられ、両レバー54の
他側端にローラ状の被案内体36が回転自在に設けられ
ていいる。
【0046】被案内体36は先に説明したとおり、把持
ハンガー誘導用ガイド28に支持されることにより制御
されるものである。把持ハンガー12が把持ハンガー誘
導用ガイド28によって円滑に誘導されるため、被案内
体36はローラのような転動自在なものが好ましい。
ハンガー誘導用ガイド28に支持されることにより制御
されるものである。把持ハンガー12が把持ハンガー誘
導用ガイド28によって円滑に誘導されるため、被案内
体36はローラのような転動自在なものが好ましい。
【0047】また、必要に応じて第一搬送部24および
第二搬送部26の下方に落下する余剰の釉薬を回収する
ために、釉薬回収コンベア56を配設することにより余
剰の釉薬を回収するようにしてもよい。さらに、瓦素地
Wの前傾後、瓦素地Wの頭側の端面にシリコンゴムなど
の弾性体を備えた仕上げ機構を設けることにより(図示
を省略)、瓦素地Wの成形時に瓦素地Wの頭側の端面に
バリが発生するようなことがあっても、該弾性体をその
端面に当接させ、釉薬とともにバリを頭側の端面に馴染
ませることにより、一層頭側の端面の好ましい仕上げを
行うことも意図されている。
第二搬送部26の下方に落下する余剰の釉薬を回収する
ために、釉薬回収コンベア56を配設することにより余
剰の釉薬を回収するようにしてもよい。さらに、瓦素地
Wの前傾後、瓦素地Wの頭側の端面にシリコンゴムなど
の弾性体を備えた仕上げ機構を設けることにより(図示
を省略)、瓦素地Wの成形時に瓦素地Wの頭側の端面に
バリが発生するようなことがあっても、該弾性体をその
端面に当接させ、釉薬とともにバリを頭側の端面に馴染
ませることにより、一層頭側の端面の好ましい仕上げを
行うことも意図されている。
【0048】この実施の形態に係る施釉システムは、瓦
素地Wに残留する釉薬fを確実に解消できる利点がある
ことのほかに、従来の既存の施釉システムを利用し、把
持ハンガー12に被案内体36を設け、搬送コンベア1
0の第二搬送部26に把持ハンガー誘導用ガイド28を
設けるという比較的簡単な改造により実施できる。した
がって、既存の従来の施釉システムをそのまま活用でき
る利点をも有する。
素地Wに残留する釉薬fを確実に解消できる利点がある
ことのほかに、従来の既存の施釉システムを利用し、把
持ハンガー12に被案内体36を設け、搬送コンベア1
0の第二搬送部26に把持ハンガー誘導用ガイド28を
設けるという比較的簡単な改造により実施できる。した
がって、既存の従来の施釉システムをそのまま活用でき
る利点をも有する。
【図1】この発明の実施の形態を示す瓦素地の施釉シス
テムの概略側面図である。
テムの概略側面図である。
【図2】この発明の実施の形態を示す瓦素地の施釉シス
テムの概略平面図である。
テムの概略平面図である。
【図3】図1のAーA線断面図である。
【図4】把持ハンガーの斜視図である。
【図5】瓦素地の姿勢変位制御機構の概略側面図であ
る。
る。
【図6】瓦素地の表面側に塗布された釉薬の流下状況を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図7】従来の瓦素地の施釉システムの要部を示す概略
側面図である。
側面図である。
【図8】図7の正面図である。
10 搬送コンベア 12 把持ハンガー 20 施釉装置 28 把持ハンガー誘導用ガイド 29 瓦素地用の姿勢変位制御機構 30 上流傾斜部 32 水平部 36 被案内体 W 瓦素地
Claims (2)
- 【請求項1】 瓦素地用の把持ハンガーが循環駆動自在
な搬送コンベアに一定の間隔を隔てて回動自在に設けら
れ、搬送コンベアの傍らに少なくとも瓦素地用の施釉装
置が設けられてなる瓦素地の施釉システムにおいて、 瓦素地用の施釉装置を基準として、該施釉装置から一定
の間隔を隔て、搬送コンベアの下流側の傍らに瓦素地用
の姿勢変位制御機構が設けられ、 該姿勢変位制御機構により制御される被案内体が把持ハ
ンガーに設けられてなることを特徴とする瓦素地の施釉
システム。 - 【請求項2】 瓦素地用の姿勢変位制御機構が搬送コン
ベアの上流側から下流側にかけて下方に傾斜された上流
側傾斜部と、上流側傾斜部に続いて水平方向に設けられ
た水平部とを少なくとも備えた把持ハンガー誘導用ガイ
ドであることを特徴とする請求項1記載の瓦素地の施釉
システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8153325A JP3049484B2 (ja) | 1996-05-25 | 1996-05-25 | 瓦素地の施釉システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8153325A JP3049484B2 (ja) | 1996-05-25 | 1996-05-25 | 瓦素地の施釉システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09309778A true JPH09309778A (ja) | 1997-12-02 |
| JP3049484B2 JP3049484B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=15560033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8153325A Expired - Fee Related JP3049484B2 (ja) | 1996-05-25 | 1996-05-25 | 瓦素地の施釉システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3049484B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008179497A (ja) * | 2007-01-24 | 2008-08-07 | Noyasu Seiga Kk | 屋根瓦の過剰釉薬除去装置 |
| CN120156002A (zh) * | 2025-05-20 | 2025-06-17 | 山西福鑫琉璃瓷有限公司 | 一种琉璃瓦生产设备及生产方法 |
-
1996
- 1996-05-25 JP JP8153325A patent/JP3049484B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008179497A (ja) * | 2007-01-24 | 2008-08-07 | Noyasu Seiga Kk | 屋根瓦の過剰釉薬除去装置 |
| CN120156002A (zh) * | 2025-05-20 | 2025-06-17 | 山西福鑫琉璃瓷有限公司 | 一种琉璃瓦生产设备及生产方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3049484B2 (ja) | 2000-06-05 |
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