JPH09309826A - 糸球体疾患の予防および治療剤 - Google Patents

糸球体疾患の予防および治療剤

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JPH09309826A
JPH09309826A JP16508296A JP16508296A JPH09309826A JP H09309826 A JPH09309826 A JP H09309826A JP 16508296 A JP16508296 A JP 16508296A JP 16508296 A JP16508296 A JP 16508296A JP H09309826 A JPH09309826 A JP H09309826A
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JP
Japan
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group
imidazole
acid
compound
formula
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Pending
Application number
JP16508296A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Harada
弘 原田
Hiroshi Kusama
▲寛▼ 草間
Yoshiisa Nonaka
義功 野中
Koji Kamata
晃爾 鎌田
Yukihiko Hotei
之彦 布袋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kissei Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kissei Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メサンギウム細胞の増殖抑制作用および細胞
外基質の産生亢進抑制作用を有し、糸球体疾患の予防及
び治療剤として有用な医薬品組成物を提供する。 【解決手段】 【化1】 〔A,Bは一方が 【化2】 (R1はH,ハロゲン,水酸基,アルキル,アルコキシ
等、R2,R3はH,ハロゲン,アルキル,アルコキシ
等、R4,R5はH,アルキル)、他方がカルバモイ
ル〕で表わされるイミダゾール誘導体またはそれらの薬
理学的に許容される塩を有効成分として含有することを
特徴とする糸球体疾患の予防及び治療剤。例えば、糸球
体腎炎、糖尿病性腎炎、糸球体硬化症等の予防および治
療に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は糸球体疾患の予防お
よび治療剤として有用な医薬品組成物に関するものであ
る。
【0002】さらに詳しく述べれば、本発明は、メサン
ギウム細胞の増殖抑制作用および細胞外基質の産生亢進
抑制作用を有し、一般式
【0003】
【化3】
【0004】〔式中のAおよびBは、どちらか一方が一
般式
【0005】
【化4】
【0006】(式中のR1は水素原子、ハロゲン原子、
水酸基、低級アルキル基、低級アルコキシ基、シクロア
ルキルアルコキシ基、アラルキルオキシ基、低級アシル
基、モノまたはジ低級アルキル置換アミノ基または低級
アルコキシカルボニル基であり、R2およびR3は同じ
でも異なっていてもよく、それぞれ水素原子、ハロゲン
原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、シクロアル
キルアルコキシ基またはアラルキルオキシ基であり、R
4およびR5は同じでも異なっていてもよく、それぞれ
水素原子または炭素数1〜3のアルキル基である)で表
される基であり、他方がカルバモイル基である〕で表さ
れるイミダゾール誘導体またはそれらの薬理学的に許容
される塩を有効成分として含有することを特徴とする糸
球体疾患の予防および治療剤に関するものである。
【0007】当該糸球体疾患としては、メサンギウム細
胞の増殖および/または細胞外基質の産生亢進が関わっ
て発生するメサンギウム領域の拡大がその発症原因の一
つとして関与している各種糸球体疾患、例えば、糸球体
腎炎、糖尿病性腎症、糸球体硬化症などを挙げることが
できる。
【0008】
【従来の技術】糸球体の基本構築のひとつであるメサン
ギウム領域は、メサンギウム細胞とメサンギウム基質に
より構成されている。このメンサギウム領域は、糸球体
係蹄構造を維持する支持組織、糸球体機能の生理的調節
等の様々な機能を担っている。
【0009】糸球体腎炎、糖尿病性腎症をはじめ種々の
糸球体疾患において、メサンギウム細胞の増殖と細胞外
基質の増生が認められており、例えば、糸球体腎炎の発
症や進展にはメサンギウム細胞の増殖が最も重要な役割
を演じており、糸球体硬化はメサンギウム細胞の増殖お
よび細胞外基質の蓄積が大きく関与するものと考えられ
ている。
【0010】現在、このような疾患には、抗血小板剤、
抗凝固剤、抗線溶剤、副腎皮質ステロイド剤等が使用さ
れているが、効果上必ずしも満足できるものではない。
それ故、当該糸球体疾患に対して優れた効果を示す新規
な薬剤の開発が大いに切望されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、メサ
ンギウム細胞の増殖および細胞外基質の産生亢進を抑制
する新規な糸球体疾患の予防および治療剤を提供するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは,メサンギ
ウム細胞の増殖および細胞外基質の産生亢進に対して抑
制効果を示す化合物を見いだすべ鋭意研究した結果、前
記一般式(I)で表されるある種のイミダゾール誘導体
がメサンギウム細胞の増殖および細胞外基質の産生亢進
を顕著に抑制する作用を有することを見出し、糸球体疾
患の予防および治療剤として極めて有用であるという知
見を得、本発明を成すに至った。
【0013】すなわち、本発明は、一般式
【0014】
【化5】
【0015】〔式中のAおよびBは、どちらか一方が一
般式
【0016】
【化6】
【0017】(式中のR1は水素原子、ハロゲン原子、
水酸基、低級アルキル基、低級アルコキシ基、シクロア
ルキルアルコキシ基、アラルキルオキシ基、低級アシル
基、モノまたはジ低級アルキル置換アミノ基または低級
アルコキシカルボニル基であり、R2およびR3は同じ
でも異なっていてもよく、それぞれ水素原子、ハロゲン
原子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、シクロアル
キルアルコキシ基またはアラルキルオキシ基であり、R
4およびR5は同じでも異なっていてもよく、それぞれ
水素原子または炭素数1〜3のアルキル基である)で表
される基であり、他方がカルバモイル基である〕で表さ
れるイミダゾール誘導体またはそれらの薬理学的に許容
される塩を有効成分として含有する糸球体疾患の予防お
よび治療剤に関するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】前記一般式(I)で表される化合
物において、低級アルキル基とは、メチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチ
ル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチ
ル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、tert−ペ
ンチル基、ヘキシル基等の炭素数1〜6の直鎖状または
枝分かれ状のアルキル基をいい、低級アルコキシ基と
は、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロ
ポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基、sec−ブト
キシ基、tert−ブトキシ基、ペンチルオキシ基、イ
ソペンチルオキシ基、ネオペンチルオキシ基、tert
−ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基等の炭素数1〜
6の直鎖状または枝分かれ状のアルコキシ基をいう。ア
ラルキル基とは、フェニル基、ナフチル基等の芳香族炭
化水素基で置換された前記低級アルキル基をいい、シク
ロアルキル基とは3〜7員環の環状アルキル基をいい、
シクロアルキルアルコキシ基とは前記シクロアルキル基
で置換された低級アルコキシ基をいう。また、ハロゲン
原子とはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子
をいい、低級アシル基とは、アセチル基、プロピオニル
基、ブチリル基等の直鎖状または枝分かれ状のアルキル
基を有する炭素数2〜7のアルキルカルボニル基をい
う。
【0019】前記一般式(I)で表される化合物は、例
えば、以下のようにして製造することができる。すなわ
ち、一般式
【0020】
【化7】
【0021】(式中のR1、R2、R3、R4およびR
5は前記と同じ意味をもつ)で表されるケイ皮酸誘導体
またはその酸ハライド、活性エステル等の反応性官能的
誘導体と、一般式
【0022】
【化8】
【0023】(式中のPおよびQは、どちらか一方がア
ミノ基であり、他方がカルバモイル基である)で表され
るアミノイミダゾール誘導体とを、不活性溶媒中、塩基
の存在下、脱水剤または縮合剤の存在下または非存在下
に反応させることにより製造することができる。
【0024】前記製造方法において原料物質として用い
られる前記一般式(II)および(III)で表される
化合物は、市販品として購入するか、文献記載の公知の
方法またはそれと類似の方法により製造することができ
る。
【0025】例えば、前記一般式(II)の化合物は、
一般式
【0026】
【化9】
【0027】(式中のR1、R2、R3およびR4は前
記と同じ意味をもつ)で表されるカルボニル化合物と、
一般式
【0028】
【化10】
【0029】(式中のR5は前記と同じ意味をもつ)で
表されるマロン酸誘導体とを、不活性溶媒中、塩基の存
在下に反応させるか、前記一般式(IV)で表されるカ
ルボニル化合物と、一般式
【0030】
【化11】
【0031】(式中のR6およびR7は同じでも異なっ
ていてもよく、それぞれ低級アルキル基であり、R5は
前記と同じ意味をもつ)で表されるリン化合物とを、不
活性溶媒中、塩基の存在下に反応させた後、エステルを
加水分解することにより製造することができる。
【0032】前記一般式(I)で表されるイミダゾール
誘導体は、常法により、その薬理学的に許容される塩と
することができる。このような塩としては、塩酸、臭化
水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸等の鉱酸と
の酸付加塩、ギ酸、酢酸、メタンスルホン酸、ベンゼン
スルホン酸、p−トルエンスルホン酸、プロピオン酸、
クエン酸、コハク酸、酒石酸、フマル酸、酪酸、シュウ
酸、マロン酸、マレイン酸、乳酸、リンゴ酸、炭酸、グ
ルタミン酸、アスパラギン酸等の有機酸との酸付加塩お
よびナトリウム塩、カリウム塩等の無機塩基との塩を挙
げることができる。
【0033】上記方法で製造される前記一般式(I)で
表されるイミダゾール誘導体およびそれらの薬理学的に
許容される塩は、必要に応じ、慣用の分離手段である分
別再結晶法、カラムクロマトグラフィーを用いた精製方
法、溶媒抽出法等により容易に単離精製することができ
る。
【0034】また、前記一般式(I)で表される化合物
には、水和物やエタノール等の医薬品として許容される
溶媒との溶媒和物も含まれる。
【0035】前記一般式(I)で表される化合物は、不
飽和結合を有するため2つの幾何異性体が存在するが、
本発明においてはシス体(Z体)の化合物またはトラン
ス体(E体)の化合物のいずれの化合物を使用してもよ
い。
【0036】前記一般式(I)で表される化合物のう
ち、不斉炭素原子を有する化合物にはR配置およびS配
置の2つの光学異性体が存在するが、本発明においては
いずれの光学異性体を使用してもよく、それらの光学異
性体の混合物であっても構わない。
【0037】前記一般式(I)で表されるイミダゾール
誘導体は、メサンギウム細胞を用いたin vitro
のメサンギウム細胞増殖抑制作用確認試験において、メ
サンギウム細胞の増殖を阻害する顕著な活性を示した。
【0038】また、前記一般式(I)で表されるイミダ
ゾール誘導体は、メサンギウム細胞を用いたin vi
troの細胞外基質産生亢進抑制作用確認試験におい
て、細胞外基質の産生を阻害する顕著な活性を示した。
【0039】このように、前記一般式(I)で表される
イミダゾール誘導体は、メサンギウム細胞において優れ
た増殖抑制効果および細胞外基質の産生抑制効果を有す
るものであり、糸球体疾患の予防および治療剤として非
常に有用な化合物である。従って、前記一般式(I)で
表されるイミダゾール誘導体またはそれらの薬理学的に
許容される塩を有効成分として用いることにより、糸球
体疾患の予防および治療剤として有用な医薬品組成物を
製造することができる。
【0040】前記一般式(I)で表される化合物は安全
性の高い化合物であり、例えば、マウスを用いた急性毒
性試験において、(E)−5(4)−(3,4,5−ト
リメトキシシンナモイルアミノ)イミダゾール−4
(5)−カルボキサミド塩酸塩は2000mg/kgの
単回投与においても死亡例は認められず、特に異常も観
察されなかった。
【0041】本発明の医薬品組成物を実際の治療に用い
る場合、用法に応じ種々の剤型のものが使用される。こ
のような剤型としては例えば、散剤、顆粒剤、細粒剤、
ドライシロップ剤、錠剤、カプセル剤あるいは注射剤な
どを挙げることができる。
【0042】これらの医薬品組成物は、その剤型に応じ
調剤学上使用される手法により適当な賦形剤、崩壊剤、
結合剤、滑沢剤、希釈剤、緩衝剤、等張化剤、防腐剤、
湿潤剤、乳化剤、分散剤、安定化剤、溶解補助剤などの
医薬品添加物と適宜混合または希釈・溶解し、常法に従
い調剤することにより製造することができる。
【0043】例えば、散剤は前記一般式(I)で表され
るイミダゾール誘導体またはそれらの薬理学的に許容さ
れる塩に、必要に応じ、適当な賦形剤、滑沢剤等を加え
よく混和して散剤とする。
【0044】錠剤は、前記一般式(I)で表されるイミ
ダゾール誘導体またはそれらの薬理学的に許容される塩
に、必要に応じ、適当な賦形剤、崩壊剤、結合剤、滑沢
剤等を加え常法に従い打錠して錠剤とする。錠剤はまた
必要に応じ、コーティングを施し、フィルムコート錠、
糖衣錠、腸溶性皮錠等にすることができる。
【0045】カプセル剤は、例えば、前記一般式(I)
で表されるイミダゾール誘導体またはそれらの薬理学的
に許容される塩に、必要に応じ、適当な賦形剤、滑沢剤
等を加えよく混和した後、適当なカプセルに充填してカ
プセル剤とする。また、常法により顆粒あるいは細粒と
した後充填してもよい。
【0046】本発明の医薬品組成物を実際の治療に用い
る場合、その有効成分である前記一般式(I)で表され
るイミダゾール誘導体またはそれらの薬理学的に許容さ
れる塩の投与量は患者の体重、年齢、性別、疾患の程度
等により適宜決定されるが経口投与の場合成人1日当た
り概ね0.1〜1000mgの範囲で、非経口投与の場
合は、成人1日当たり概ね0.01〜300mgの範囲
で、一回または数回に分けて適宜投与することができ
る。
【0047】また、有効成分である前記一般式(I)で
表されるイミダゾール誘導体またはそれらの薬理学的に
許容される塩の投与量は、治療する疾患の種類、患者の
症状および治療効果の相違により、適宜増減することが
できる。
【0048】
【実施例】本発明の内容を以下の参考例、実施例および
処方例でさらに詳細に説明するが、本発明はその内容に
限定されるものではない。
【0049】参考例1 (E)−3−エトキシケイ皮酸 (E)−3−ヒドロキシケイ皮酸(500mg)のN,
N−ジメチルホルムアミド溶液(6ml)に炭酸カリウ
ム(1.16g)とヨウ化エチル(1.31g)を加
え、60℃で3時間加熱した。反応液に水を加え酢酸エ
チルで抽出した。有機層を1規定塩酸、1規定水酸化ナ
トリウム水溶液、水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。減圧下溶媒を留去し結晶を得た。結晶をエタ
ノール(6ml)に溶解し2規定水酸化ナトリウム水溶
液(3ml)を加え、室温で17時間撹拌した。減圧下
に溶媒を留去し、残渣を水に溶かし水層をエーテルで洗
浄した。水層を2規定塩酸を用いて酸性にし、析出物を
ろ取した。析出物を水で洗浄後、減圧乾燥し、(E)−
3−エトキシケイ皮酸(375mg)を得た。
【0050】
【0051】参考例2 (E)−3,4,5−トリメトキシケイ皮酸クロリド (E)−3,4,5−トリメトキシケイ皮酸(10.0
g)及び塩化チオニル(6.1ml)のトルエン(10
0ml)溶液にN,N−ジメチルホルムアミド(0.1
ml)を加え、80℃で3時間加熱撹拌した。反応液を
減圧濃縮し、残渣にヘキサンを加えた。不溶物を濾取
し、減圧下に乾燥して、(E)−3,4,5−トリメト
キシケイ皮酸クロリド(10.3g)を得た。
【0052】
【0053】参考例3 参考例2と同様の方法で以下の化合物を合成した。 (E)−3−クロロケイ皮酸クロリド
【0054】
【0055】(E)−3,5−ジメトキシケイ皮酸クロ
リド
【0056】
【0057】(E)−3−エトキシケイ皮酸クロリド
【0058】
【0059】(E)−4−メトキシケイ皮酸クロリド
【0060】
【0061】(E)−3−メトキシケイ皮酸クロリド
【0062】
【0063】(E)−2−メトキシケイ皮酸クロリド
【0064】
【0065】実施例1 (E)−5(4)−(3,4,5−トリメトキシシンナ
モイルアミノ)イミダゾール−4(5)−カルボキサミ
ド(化合物1) (E)−3,4,5−トリメトキシケイ皮酸クロリド
(400mg)及び5(4)−アミノイミダゾール−4
(5)−カルボキサミド(510mg)にピリジン(1
0ml)を加え125℃で4時間加熱した。反応液を減
圧濃縮し、残渣に水を加え不溶物を濾取し、水およびエ
ーテルで洗浄後減圧下に乾燥して、(E)−5(4)−
(3,4,5−トリメトキシシンナモイルアミノ)イミ
ダゾール−4(5)−カルボキサミド(480mg)を
得た。
【0066】
【0067】実施例2 実施例1と同様の方法で以下の化合物を合成した。 (E)−5(4)−(3,4−ジメトキシシンナモイル
アミノ)イミダゾール−4(5)−カルボキサミド(化
合物2)
【0068】
【0069】(E)−5(4)−(4−エトキシ−3−
メトキシシンナモイルアミノ)イミダゾール−4(5)
−カルボキサミド(化合物3)
【0070】
【0071】(E)−5(4)−(3−クロロシンナモ
イルアミノ)イミダゾール−4(5)−カルボキサミド
(化合物4)
【0072】
【0073】(E)−5(4)−(3,5−ジメトキシ
シンナモイルアミノ)イミダゾール−4(5)−カルボ
キサミド(化合物5)
【0074】
【0075】(E)−5(4)−(3−エトキシシンナ
モイルアミノ)イミダゾール−4(5)−カルボキサミ
ド(化合物6)
【0076】
【0077】(E)−5(4)−(4−メトキシシンナ
モイルアミノ)イミダゾール−4(5)−カルボキサミ
ド(化合物7)
【0078】
【0079】(E)−5(4)−(3−メトキシシンナ
モイルアミノ)イミダゾール−4(5)−カルボキサミ
ド(化合物8)
【0080】
【0081】(E)−5(4)−(2−メトキシシンナ
モイルアミノ)イミダゾール−4(5)−カルボキサミ
ド(化合物9)
【0082】
【0083】実施例3 (E)−5(4)−(3,4,5−トリメトキシシンナ
モイルアミノ)イミダゾール−4(5)−カルボキサミ
ド塩酸塩(化合物10) (E)−5(4)−(3,4,5−トリメトキシシンナ
モイルアミノ)イミダゾール−4(5)−カルボキサミ
ド(470mg)のメタノール(10ml)とエタノー
ル(5ml)の混合液に1規定塩酸(4.2ml)を加
え室温で18時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、残渣
をエーテルで洗浄後減圧下に乾燥して、(E)−5
(4)−(3,4,5−トリメトキシシンナモイルアミ
ノ)イミダゾール−4(5)−カルボキサミド塩酸塩
(470mg)を得た。
【0084】
【0085】実施例4 実施例3と同様の方法で以下の化合物を合成した。 (E)−5(4)−(3,4−ジメトキシシンナモイル
アミノ)イミダゾール−4(5)−カルボキサミド塩酸
塩(化合物11)
【0086】
【0087】(E)−5(4)−(4−エトキシ−3−
メトキシシンナモイルアミノ)イミダゾール−4(5)
−カルボキサミド塩酸塩(化合物12)
【0088】
【0089】(E)−5(4)−(3,5−ジメトキシ
シンナモイルアミノ)イミダゾール−4(5)−カルボ
キサミド塩酸塩(化合物13)
【0090】
【0091】(E)−5(4)−(3−エトキシシンナ
モイルアミノ)イミダゾール−4(5)−カルボキサミ
ド塩酸塩(化合物14)
【0092】
【0093】(E)−5(4)−(4−メトキシシンナ
モイルアミノ)イミダゾール−4(5)−カルボキサミ
ド塩酸塩(化合物15)
【0094】
【0095】(E)−5(4)−(3−メトキシシンナ
モイルアミノ)イミダゾール−4(5)−カルボキサミ
ド塩酸塩(化合物16)
【0096】
【0097】(E)−5(4)−(2−メトキシシンナ
モイルアミノ)イミダゾール−4(5)−カルボキサミ
ド塩酸塩(化合物17)
【0098】
【0099】参考例4 3−(3,4−ジメトキシフェニル)−2−メチル−2
−プロペン酸 3,4−ジメトキシベンズアルデヒド(3.3g)とメ
チルマロン酸(4.7g)にピペリジン(3.9ml)
とピリジン(25ml)を加え、100℃で14時間加
熱した。減圧下に濃縮し、残渣を氷冷下に塩酸溶液に注
いだ。析出結晶を濾取し、水洗後、減圧下65℃で乾燥
し、3−(3,4−ジメトキシフェニル)−2−メチル
−2−プロペン酸(3.05g)を得た。
【0100】
【0101】参考例5 参考例4と同様の方法で以下の化合物を合成した。 2−メチル−3−(3,4,5−トリメトキシフェニ
ル)−2−プロペン酸
【0102】
【0103】参考例6 3−(3,4−ジメトキシフェニル)−2−メチル−2
−プロペノイルクロリド 3−(3,4−ジメトキシフェニル)−2−メチル−2
−プロペン酸(2.0g)にトルエン(15ml)、塩
化チオニル(1.3ml)及びN,N−ジメチルホルム
アミド(1滴)を加え、80℃で70分間加熱した。反
応液を減圧下に濃縮後トルエンを加え、再び減圧下に濃
縮し、3−(3,4−ジメトキシフェニル)−2−メチ
ル−2−プロペノイルクロリド(2.21g)を得た。
【0104】
【0105】実施例5 (E)−5(4)−〔3−(3,4−ジメトキシフェニ
ル)−2−メチル−2−プロペノイルアミノ〕イミダゾ
ール−4(5)−カルボキサミド(化合物18) 3−(3,4−ジメトキシフェニル)−2−メチル−2
−プロペノイルクロリド(500mg)と5(4)−ア
ミノイミダゾール−4(5)−カルボキサミド塩酸塩
(340mg)にピリジン(5ml)を加え125℃で
2時間加熱した。反応液を減圧下に濃縮後、水を加え析
出物を濾取し、水及びエーテルで洗浄後、減圧下40℃
で乾燥し、(E)−5(4)−〔3−(3,4−ジメト
キシフェニル)−2−メチル−2−プロペノイルアミ
ノ〕イミダゾール−4(5)−カルボキサミド(610
mg)を得た。
【0106】
【0107】実施例6 (E)−5(4)−〔3−(3,4−ジメトキシフェニ
ル)−2−メチル−2−プロペノイルアミノ〕イミダゾ
ール−4(5)−カルボキサミド塩酸塩(化合物19) (E)−5(4)−〔3−(3,4−ジメトキシフェニ
ル)−2−メチル−2−プロペノイルアミノ〕イミダゾ
ール−4(5)−カルボキサミド(580mg)にメタ
ノール(5ml)と2規定塩酸(3.1ml)を加え、
2時間撹拌した。反応液を減圧下に濃縮し、(E)−5
(4)−〔3−(3,4−ジメトキシフェニル)−2−
メチル−2−プロペノイルアミノ〕イミダゾール−4
(5)−カルボキサミド塩酸塩(626mg)を得た。
【0108】
【0109】参考例7 3−(3,4−ジメトキシフェニル)−2−ブテン酸 60%水素化ナトリウム(500mg)にアルゴン気流
中、乾燥テトラヒドロフラン(10ml)を加えた。氷
冷下、ジエチルホスホノ酢酸エチル(2.6g)のテト
ラヒドロフラン(5ml)溶液及び3,4−ジメトキシ
アセトフェノン(2.0g)のテトラヒドロフラン(5
ml)溶液を順次加え、50℃で3時間加熱した。反応
液を氷冷後、塩化アンモニウム水溶液を加え濃縮した。
残渣に水を加え塩化メチレンで抽出、水洗後、無水硫酸
マグネシウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣にメタ
ノール(30ml)と2規定水酸化ナトリウム水溶液
(16.5ml)を加え、室温で18時間撹拌した。減
圧下に濃縮し、残渣に水を加え、水層をエーテルで洗浄
した後、水層を濃塩酸で酸性にし、酢酸エチルで抽出し
た。酢酸エチル層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、減圧下に濃縮し、3−(3,4−ジメトキシフェ
ニル)−2−ブテン酸(1.1g)を得た。
【0110】
【0111】参考例8 参考例7と同様の方法で以下の化合物を合成した。 3−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−2−ブテ
ン酸
【0112】
【0113】参考例9 3−(3,4−ジメトキシフェニル)−2−ブテノイル
クロリド 3−(3,4−ジメトキシフェニル)−2−ブテン酸
(1.07g)にトルエン(10ml)、塩化チオニル
(0.7ml)及びN,N−ジメチルホルムアミド(1
滴)を加え、80℃で100分間加熱した。反応液を減
圧下に濃縮後トルエンを加え、再び減圧下に濃縮して、
3−(3,4−ジメトキシフェニル)−2−ブテノイル
クロリド(1.27g)を得た。
【0114】
【0115】参考例10 参考例9と同様の方法で以下の化合物を合成した。 3−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−2−ブテ
ノイルクロリド
【0116】
【0117】2−メチル−3−(3,4,5−トリメト
キシフェニル)−2−プロペノイルクロリド
【0118】
【0119】実施例7 (E)−5(4)−〔3−(3,4−ジメトキシフェニ
ル)−2−ブテノイルアミノ〕イミダゾール−4(5)
−カルボキサミド(化合物20) 3−(3,4−ジメトキシフェニル)−2−ブテノイル
クロリド(500mg)と5(4)−アミノイミダゾー
ル−4(5)−カルボキサミド塩酸塩(340mg)に
ピリジン(5ml)を加え125℃で5時間加熱した。
反応液を減圧下に濃縮後、水を加え析出物を濾取し、水
及びエーテルで洗浄後、減圧下40゜Cで乾燥し、
(E)−5(4)−〔3−(3,4−ジメトキシフェニ
ル)−2−ブテノイルアミノ〕イミダゾール−4(5)
−カルボキサミド(480mg)を得た。
【0120】
【0121】]実施例8 実施例7と同様の方法で以下の化合物を合成した。 (E)−5(4)−〔3−(3,4,5−トリメトキシ
フェニル)−2−ブテノイルアミノ〕イミダゾール−4
(5)−カルボキサミド(化合物21)
【0122】
【0123】(E)−5(4)−〔2−メチル−3−
(3,4,5−トリメトキシフェニル)−2−プロペノ
イルアミノ〕イミダゾール−4(5)−カルボキサミド
(化合物22)
【0124】
【0125】実施例9 (E)−5(4)−〔3−(3,4−ジメトキシフェニ
ル)−2−ブテノイルアミノ〕イミダゾール−4(5)
−カルボキサミド塩酸塩(化合物23) (E)−5(4)−〔3−(3,4−ジメトキシフェニ
ル)−2−ブテノイルアミノ〕イミダゾール−4(5)
−カルボキサミド(460mg)にメタノール(10m
l)と2規定塩酸(3.1ml)を加え、3時間撹拌し
た。反応液を減圧下に濃縮し、(E)−5(4)−〔3
−(3,4−ジメトキシフェニル)−2−ブテノイルア
ミノ〕イミダゾール−4(5)−カルボキサミド塩酸塩
(520mg)を得た。
【0126】
【0127】実施例10 実施例9と同様の方法で以下の化合物を合成した。 (E)−5(4)−〔3−(3,4,5−トリメトキシ
フェニル)−2−ブテノイルアミノ〕イミダゾール−4
(5)−カルボキサミド塩酸塩(化合物24)
【0128】
【0129】(E)−5(4)−〔2−メチル−3−
(3,4,5−トリメトキシフェニル)−2−プロペノ
イルアミノ〕イミダゾール−4(5)−カルボキサミド
塩酸塩(化合物25)
【0130】
【0131】実施例11 培養腎糸球体メサンギウム細胞増殖抑制作用確認試験 培養ラット腎糸球体メサンギウム細胞を15%牛胎児血
清含有PRMI1640培地に懸濁し、96穴の多穴培
養皿に2万細胞毎平方センチメートルの細胞密度で植え
込み、培養皿上に単層を形成する細胞密度となるまで培
養した後、培養液を0.5%牛胎児血清含有PRMI1
640培地に交換し、さらに2日間培養することで細胞
の成長を休止期に止めた。
【0132】続いて2nMの血小板由来増殖因子BB二
量体(PDGF−BB)及び被験化合物を含む0.5%
牛胎児血清含有PRMI1640培地に交換して、0.
25μCi/wellの3H−Thymidineを添
加し、その後の24時間にDNA分画に取り込まれた3
H−Thymidineの放射能を測定した。なお、被
験化合物を含まない対照群と、無刺激群(PDGF−B
Bおよび被験化合物を共に含まないPRMI1640培
地を加えた群)との放射能の取り込み量の差を100%
の刺激値とし、これを50%まで抑制する被験化合物の
添加濃度を測定値から計算により求め、IC50値(μ
M)とした。
【0133】以下の表1に各種被験化合物のIC50値
を示す。
【0134】
【表1】
【0135】実施例12 培養腎糸球体メサンギウム細胞での細胞外基質産生亢進
抑制作用確認試験 1)細胞培養及び刺激条件 培養ヒト腎糸球体メサンギウム細胞(clonetic
s社)を5%牛胎児血清含有変法MCDB−131培地
(clonetics社)に懸濁し、96穴の多穴培養
皿に18000細胞毎平方センチメートルの細胞密度に
植え込み、培養皿上に単層を形成する細胞密度直前まで
培養した。その後培養液を無血清の変法MCDB−13
1培地に交換し、1日間培養した。続いて10ng/m
lのヒトTGF−β1(フナコシ)、8μg/mlL−
アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩n水和物
(和光純薬)及び被験化合物を含有するダルベッコ変法
イーグル培地に交換し、1日間培養した。
【0136】2)細胞外基質産生量の測定 TGF−β1で1日間刺激した細胞培養上清を分離し、
上清中のプロコラーゲンタイプI C−ペプチドをプロ
コラーゲンタイプI C−ペプチド測定キット(タカ
ラ)を用いて酵素免疫測定法により定量し、細胞外基質
産生の指標とした。被験化合物を含まない対照群と無刺
激群(TGF−β1および被験化合物を共に含まない培
地を加えた群)とのプロコラーゲンタイプI C−ペプ
チド産生量の差を100%の刺激値とし、これを50%
まで抑制する被験化合物の添加濃度を測定値から計算に
より求め、IC50値(μM)とした。
【0137】以下の表2に被験化合物のIC50値を示
す。
【0138】
【表2】
【0139】実施例12 急性毒性試験 雄性7週齢ICR系マウスを1群5匹とし、4時間絶食
後、0.5%カルボキシメチルセルロースナトリウムに
懸濁した(E)−5(4)−(3,4,5−トリメトキ
シシンナモイルアミノ)イミダゾール−4(5)−カル
ボキサミド塩酸塩を100、300、1000、200
0mg/kg経口投与し、死亡例の有無を検討したとこ
ろ、2000mg/kg投与群においても死亡例は認め
られず、特に顕著な異常も発生しなかった。
【0140】処方例1 細粒 主薬 100mg 乳糖 600mg トウモロコシ澱粉 265mg ヒドロキシプロピルセルロース 30mg ステアリン酸カルシウム 5mg (合計1000mg)
【0141】処方例2
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 布袋 之彦 長野県南安曇郡穂高町大字有明2105−387 コーポ山地205号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 〔式中のAおよびBは、どちらか一方が一般式 【化2】 (式中のR1は水素原子、ハロゲン原子、水酸基、低級
    アルキル基、低級アルコキシ基、シクロアルキルアルコ
    キシ基、アラルキルオキシ基、低級アシル基、モノまた
    はジ低級アルキル置換アミノ基または低級アルコキシカ
    ルボニル基であり、R2およびR3は同じでも異なって
    いてもよく、それぞれ水素原子、ハロゲン原子、低級ア
    ルキル基、低級アルコキシ基、シクロアルキルアルコキ
    シ基またはアラルキルオキシ基であり、R4およびR5
    は同じでも異なっていてもよく、それぞれ水素原子また
    は炭素数1〜3のアルキル基である)で表される基であ
    り、他方がカルバモイル基である〕で表されるイミダゾ
    ール誘導体またはそれらの薬理学的に許容される塩を有
    効成分として含有することを特徴とする糸球体疾患の予
    防および治療剤。
JP16508296A 1996-05-22 1996-05-22 糸球体疾患の予防および治療剤 Pending JPH09309826A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004502663A (ja) * 2000-07-03 2004-01-29 シュペーデル・ファルマ・アーゲー (r)−2−アルキル−3−フェニルプロピオン酸の調製

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JP2004502663A (ja) * 2000-07-03 2004-01-29 シュペーデル・ファルマ・アーゲー (r)−2−アルキル−3−フェニルプロピオン酸の調製

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