JPH09309897A - コレステロール低下剤およびアテローム硬化症抑制剤を製造するためのステロイドグリコシドの使用 - Google Patents
コレステロール低下剤およびアテローム硬化症抑制剤を製造するためのステロイドグリコシドの使用Info
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07J—STEROIDS
- C07J71/00—Steroids in which the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton is condensed with a heterocyclic ring
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07J—STEROIDS
- C07J71/00—Steroids in which the cyclopenta(a)hydrophenanthrene skeleton is condensed with a heterocyclic ring
- C07J71/0005—Oxygen-containing hetero ring
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
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- A61K31/58—Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids containing heterocyclic rings, e.g. danazol, stanozolol, pancuronium or digitogenin
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P3/00—Drugs for disorders of the metabolism
- A61P3/06—Antihyperlipidemics
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
- A61P9/10—Drugs for disorders of the cardiovascular system for treating ischaemic or atherosclerotic diseases, e.g. antianginal drugs, coronary vasodilators, drugs for myocardial infarction, retinopathy, cerebrovascula insufficiency, renal arteriosclerosis
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コレステロール低下剤およびアテローム硬化
症抑制剤の提供。 【解決手段】 コレステロール低下剤およびアテローム
硬化症抑制剤を製造するための、ある種のスピロスタニ
ルグリコシドの使用。 化合物例:(3β,5α,12β,25R)−3−(β
−D−ガラクトシル)オキシ−12−ヒドロキシスピロ
スタン。
症抑制剤の提供。 【解決手段】 コレステロール低下剤およびアテローム
硬化症抑制剤を製造するための、ある種のスピロスタニ
ルグリコシドの使用。 化合物例:(3β,5α,12β,25R)−3−(β
−D−ガラクトシル)オキシ−12−ヒドロキシスピロ
スタン。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステロイドグリコ
シドを哺乳類において特にコレステロール低下剤および
アテローム硬化症抑制剤製造のために使用する方法に関
する。
シドを哺乳類において特にコレステロール低下剤および
アテローム硬化症抑制剤製造のために使用する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】コレステロール低下活性を有する公知物
質の多くは、例えばポリスチレンの合成架橋ポリマー誘
導体である。例えば、架橋した、水不溶性の、胆汁酸結
合性のポリスチレンをベースとする樹脂(例えば、Chol
estyramine物質)は、口にするとじゃりじゃりするの
で、あまり快くない。さらに、これらの樹脂ビーズは、
典型的にはin vivoでの薬効が低い。すなわち、
これらの物質のコレステロール低下剤として有効な用量
は大量となり、典型的には1日の処方物質が18〜24
gとなる。コレステロール低下活性を有する他の公知ポ
リマーには、欧州特許公開No.0212145に記載
された天然物質のキトサンおよびキトサン誘導体があ
る。しかし、これらの物質のコレステロール低下剤とし
て有効な用量もやはり高い。
質の多くは、例えばポリスチレンの合成架橋ポリマー誘
導体である。例えば、架橋した、水不溶性の、胆汁酸結
合性のポリスチレンをベースとする樹脂(例えば、Chol
estyramine物質)は、口にするとじゃりじゃりするの
で、あまり快くない。さらに、これらの樹脂ビーズは、
典型的にはin vivoでの薬効が低い。すなわち、
これらの物質のコレステロール低下剤として有効な用量
は大量となり、典型的には1日の処方物質が18〜24
gとなる。コレステロール低下活性を有する他の公知ポ
リマーには、欧州特許公開No.0212145に記載
された天然物質のキトサンおよびキトサン誘導体があ
る。しかし、これらの物質のコレステロール低下剤とし
て有効な用量もやはり高い。
【0003】他の公知の高コレステロール血症抑制剤と
しては、「アルファルファ サポニン」などの植物抽出
物がある。しかし、これらの植物抽出物は組成が変動
し、有用でない化学物質をかなりの量で含む。組成が変
わるために、基準用量の設定および存在する不純物の予
知が困難である。すなわち、そのような抽出物は、ヒト
への使用にはあまり適さない。さらに、これらの抽出物
の精製はコスト高である。合成による別の純粋な「サポ
ゲニン由来」の化合物、例えばスピロスタン、スピロス
テンまたはステロール由来の化合物から合成される物質
は、重量ベースでムラサキウマゴヤシ抽出物よりも効率
的にコレステロール吸収を抑制するので、適度の用量で
投与することができる。これらの物質の化学組成物は公
知であり、高純度で合成できるので、ヒトを含む温血動
物の使用に適する。
しては、「アルファルファ サポニン」などの植物抽出
物がある。しかし、これらの植物抽出物は組成が変動
し、有用でない化学物質をかなりの量で含む。組成が変
わるために、基準用量の設定および存在する不純物の予
知が困難である。すなわち、そのような抽出物は、ヒト
への使用にはあまり適さない。さらに、これらの抽出物
の精製はコスト高である。合成による別の純粋な「サポ
ゲニン由来」の化合物、例えばスピロスタン、スピロス
テンまたはステロール由来の化合物から合成される物質
は、重量ベースでムラサキウマゴヤシ抽出物よりも効率
的にコレステロール吸収を抑制するので、適度の用量で
投与することができる。これらの物質の化学組成物は公
知であり、高純度で合成できるので、ヒトを含む温血動
物の使用に適する。
【0004】しかし、純粋なサポゲニンは、大量に投与
するのでなければ、コレステロール吸収をあまり抑制し
ない。サポゲニンが所望の効果を発揮するのは、他種の
ものと配合した場合のみである。そのようなサポゲニン
化合物の例としては、チゴゲニンおよびジオスゲニンの
化合物、特にそれらのグリコシドが挙げられる。P. K.
Kintia, lu. K. Vasilenko, G. M. Gorianu, V. A. Bo
beiko, I.V. Suetina,N. E. Mashchenko, Kim. Pharm.
Zh., 1981, 15(9), 55 は、3−O−(β−D−ガラク
トピラノシル)ヘコゲニンおよびそのコレステロール低
下剤としての用途を開示している。米国特許No.4,
602,003および4,602,005は、ある種の
ステロイドグリコシド、特に3−O−(β−D−グルコ
ピラノシル)チゴゲニンおよび3−O−(β−D−セロ
ビオシル)チゴゲニンならびにそれらの高コレステロー
ル血症抑制のための用途を開示している。3−O−(β
−D−セロビオシル)チゴゲニンのコレステロール低下
活性は、例えばコレスチルアミンと比較すると、優れて
いる。
するのでなければ、コレステロール吸収をあまり抑制し
ない。サポゲニンが所望の効果を発揮するのは、他種の
ものと配合した場合のみである。そのようなサポゲニン
化合物の例としては、チゴゲニンおよびジオスゲニンの
化合物、特にそれらのグリコシドが挙げられる。P. K.
Kintia, lu. K. Vasilenko, G. M. Gorianu, V. A. Bo
beiko, I.V. Suetina,N. E. Mashchenko, Kim. Pharm.
Zh., 1981, 15(9), 55 は、3−O−(β−D−ガラク
トピラノシル)ヘコゲニンおよびそのコレステロール低
下剤としての用途を開示している。米国特許No.4,
602,003および4,602,005は、ある種の
ステロイドグリコシド、特に3−O−(β−D−グルコ
ピラノシル)チゴゲニンおよび3−O−(β−D−セロ
ビオシル)チゴゲニンならびにそれらの高コレステロー
ル血症抑制のための用途を開示している。3−O−(β
−D−セロビオシル)チゴゲニンのコレステロール低下
活性は、例えばコレスチルアミンと比較すると、優れて
いる。
【0005】さらに、下記に記載する他のステロイドグ
リコシドが公開されているが、これらの文献は、コレス
テロール低下活性に関して言及していない。“ Structu
ralFeatures of the Antioxidant and Fungicidal Acti
vity of Steroid Glycosides ”,Dimoglo, A. S.; Chob
an, I. N.; Bersuker, I. B.; Kintya, P. K.; Balasho
va, N. N.; Bioorg.Khim, 11(3), 408-413, 1985は、
ロッコゲニン β−D−ガラクトピラノシドおよびチゴ
ゲニン β−D−ラクトシドを開示している。“Prepar
ation and Properties of Some New Steroid β-D-Glu
copyranosides,β-D-Glucopyranosiduronic Acids, and
Derivatives” , Schneider J. J.;Carb. Research, 1
7, 199-207, 1971 は、チゴゲニン β−D−グルコピ
ランウラノシドを開示している。“Sterol Glycoside w
ith Activity as Prostaglandin Synthetase Inhibito
r”, Pegel, K. H.; Walker, H.; 米国特許4,26
0,603(1981年4月7日)は、ヘコゲニン β
−D−グルコピラノシドを開示している。“Hemolytic
Properties of Synthetic Glycosides”,Segal, R.;Sh
ud, F.; Milo- Goldzweig, I.; J. Pharm. Sci., 67(1
1) 1589-1592, 1978は、チゴゲニン β−D−マルトシ
ド、チゴゲニン β−L−フコピラノシド、スミラゲニ
ン β−マルトシドおよびチゴゲニン α−L−ラムノ
シドを開示している。“Steroid Glycosides from the
Roots of Capsicum Annuum II: The Structure of the
Capsicosides”, Gutsu, E. V.; Kintya, P. K.; Lazur
evskii,G. V.; Khim. Prir. Soedin., (2), 242-246,1
987は、チゴゲニン α−D−アラバノピラノシドおよ
びチゴゲニン β−D−ガラクトピラノシドを開示して
いる。“Molluscicidal Saponins from Cornus Florida
L. ”, Hostettmann, K.;Hostettmann-Kaldas, M.; Na
kanishi, K.; Helv. Chim. Acta, 61, 1990-1995,1978
は、スミラゲニン β−D−ガラクトピラノシドを開示
している。“Steroidal Saponins from Several Specie
s of Liliiflorae Plants ”, Yang, C.;Li, K.; Ding,
Y.; Yunnan Zhiwu Yanjiu Zengkan, Suppl. 3, 13-23,
1990は、(25S)−ヘコゲニンセロビオシドを開示
している。“Determination of theAbsolute Configura
tion of a Secondary Hydroxy Group in a Chiral Seco
ndary Alcohol Using Glycosidation shifts in Carbon
13-NMR Spectroscopy ”,Seo, S.; Tomita, Y.; Tori,
K.; Yoshimura, Y.; J. Am. Chem. Soc., 100(11), 33
31-3339, 1978 は、スミラゲニン β−グルコシドおよ
びスミラゲニン α−グルコシドを開示している。“St
eroid Glycosides from Asparagus Officinalis ”,La
zurevskii, G. V.; Goryanu, G. M.; Kintya, P. K.; D
okl. Akad. Nauk. SSSR, 231(6), 1479-81, 1976は、サ
ルササポゲニン β−グルコシドを開示している。
リコシドが公開されているが、これらの文献は、コレス
テロール低下活性に関して言及していない。“ Structu
ralFeatures of the Antioxidant and Fungicidal Acti
vity of Steroid Glycosides ”,Dimoglo, A. S.; Chob
an, I. N.; Bersuker, I. B.; Kintya, P. K.; Balasho
va, N. N.; Bioorg.Khim, 11(3), 408-413, 1985は、
ロッコゲニン β−D−ガラクトピラノシドおよびチゴ
ゲニン β−D−ラクトシドを開示している。“Prepar
ation and Properties of Some New Steroid β-D-Glu
copyranosides,β-D-Glucopyranosiduronic Acids, and
Derivatives” , Schneider J. J.;Carb. Research, 1
7, 199-207, 1971 は、チゴゲニン β−D−グルコピ
ランウラノシドを開示している。“Sterol Glycoside w
ith Activity as Prostaglandin Synthetase Inhibito
r”, Pegel, K. H.; Walker, H.; 米国特許4,26
0,603(1981年4月7日)は、ヘコゲニン β
−D−グルコピラノシドを開示している。“Hemolytic
Properties of Synthetic Glycosides”,Segal, R.;Sh
ud, F.; Milo- Goldzweig, I.; J. Pharm. Sci., 67(1
1) 1589-1592, 1978は、チゴゲニン β−D−マルトシ
ド、チゴゲニン β−L−フコピラノシド、スミラゲニ
ン β−マルトシドおよびチゴゲニン α−L−ラムノ
シドを開示している。“Steroid Glycosides from the
Roots of Capsicum Annuum II: The Structure of the
Capsicosides”, Gutsu, E. V.; Kintya, P. K.; Lazur
evskii,G. V.; Khim. Prir. Soedin., (2), 242-246,1
987は、チゴゲニン α−D−アラバノピラノシドおよ
びチゴゲニン β−D−ガラクトピラノシドを開示して
いる。“Molluscicidal Saponins from Cornus Florida
L. ”, Hostettmann, K.;Hostettmann-Kaldas, M.; Na
kanishi, K.; Helv. Chim. Acta, 61, 1990-1995,1978
は、スミラゲニン β−D−ガラクトピラノシドを開示
している。“Steroidal Saponins from Several Specie
s of Liliiflorae Plants ”, Yang, C.;Li, K.; Ding,
Y.; Yunnan Zhiwu Yanjiu Zengkan, Suppl. 3, 13-23,
1990は、(25S)−ヘコゲニンセロビオシドを開示
している。“Determination of theAbsolute Configura
tion of a Secondary Hydroxy Group in a Chiral Seco
ndary Alcohol Using Glycosidation shifts in Carbon
13-NMR Spectroscopy ”,Seo, S.; Tomita, Y.; Tori,
K.; Yoshimura, Y.; J. Am. Chem. Soc., 100(11), 33
31-3339, 1978 は、スミラゲニン β−グルコシドおよ
びスミラゲニン α−グルコシドを開示している。“St
eroid Glycosides from Asparagus Officinalis ”,La
zurevskii, G. V.; Goryanu, G. M.; Kintya, P. K.; D
okl. Akad. Nauk. SSSR, 231(6), 1479-81, 1976は、サ
ルササポゲニン β−グルコシドを開示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したコレステロー
ル低下化合物は、その分野でかなり貢献しているが、改
善されたコレステロール低下薬剤を求める研究はこの分
野で引き続き行われている。
ル低下化合物は、その分野でかなり貢献しているが、改
善されたコレステロール低下薬剤を求める研究はこの分
野で引き続き行われている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、コレステロー
ル低下剤およびアテローム硬化症抑制剤製造のためのス
テロイドグリコシド、特にスピロスタニルグリコシドの
使用に関する。本発明のスピロスタニルグリコシド化合
物は下記式Iを有する。
ル低下剤およびアテローム硬化症抑制剤製造のためのス
テロイドグリコシド、特にスピロスタニルグリコシドの
使用に関する。本発明のスピロスタニルグリコシド化合
物は下記式Iを有する。
【0008】
【化8】
【0009】上記式Iにおいて、Q1 およびQ2 はそれ
ぞれ独立にカルボニル、メチレン、M1 またはM2 であ
り;Q3 はM3 、M4 、
ぞれ独立にカルボニル、メチレン、M1 またはM2 であ
り;Q3 はM3 、M4 、
【0010】
【化9】
【0011】または
【0012】
【化10】
【0013】であり;R1 はβ−D−グルコピラノシ
ル、β−D−グルコピラヌロノシル、β−D−2−アセ
タミド−2−デオキシ−グルコピラノシル、β−D−ガ
ラクトピラノシル、β−D−フコピラノシル、β−L−
フコピラノシル、β−D−キシロピラノシル、β−L−
キシロピラノシル、α−D−アラバノピラノシル、α−
L−アラバノピラノシル、α−D−セロビオシル、β−
D−セロビオシル、β−D−ラクトシル、β−D−マル
トシル、β−D−ゲンチオビオシル、3−O−β−D−
ガラクトピラノシル−α−D−アラバノピラノシルまた
はβ−マルトトリオシルであり;M1 は
ル、β−D−グルコピラヌロノシル、β−D−2−アセ
タミド−2−デオキシ−グルコピラノシル、β−D−ガ
ラクトピラノシル、β−D−フコピラノシル、β−L−
フコピラノシル、β−D−キシロピラノシル、β−L−
キシロピラノシル、α−D−アラバノピラノシル、α−
L−アラバノピラノシル、α−D−セロビオシル、β−
D−セロビオシル、β−D−ラクトシル、β−D−マル
トシル、β−D−ゲンチオビオシル、3−O−β−D−
ガラクトピラノシル−α−D−アラバノピラノシルまた
はβ−マルトトリオシルであり;M1 は
【0014】
【化11】
【0015】であり;M2 は
【0016】
【化12】
【0017】であり;M3 は
【0018】
【化13】
【0019】であり;M4 は
【0020】
【化14】
【0021】であるが、ただし、(3β,5α,25
R)−3−〔(α−D−セロビオシル)オキシ〕スピロ
スタン、(3β,5α,25R)−3−〔(β−D−グ
ルコピラノシル)オキシ〕スピロスタン、(3β,5
α,25R)−3−〔(β−D−セロビオシル)オキ
シ〕スピロスタンまたは(3β,5α,25R)−3−
〔(β−D−ガラクトピラノシル)オキシ〕スピロスタ
ン−12−オンは除く。
R)−3−〔(α−D−セロビオシル)オキシ〕スピロ
スタン、(3β,5α,25R)−3−〔(β−D−グ
ルコピラノシル)オキシ〕スピロスタン、(3β,5
α,25R)−3−〔(β−D−セロビオシル)オキ
シ〕スピロスタンまたは(3β,5α,25R)−3−
〔(β−D−ガラクトピラノシル)オキシ〕スピロスタ
ン−12−オンは除く。
【0022】式Iの好ましい化合物の第一群は、Q1 お
よびQ2 がメチレンであり;C25が(R)であり;Q3
がM1 である化合物である。この群の中で特に好ましい
のは、C5 水素がαであり、R1 がβ−D−グルコピラ
ヌロノシル、β−D−マルトシル、β−D−ラクトシ
ル、β−D−ゲンチオビオシルまたはβ−D−ガラクト
ピラノシルである化合物である。この群の中で特に好ま
しい別の化合物は、C5水素がβであり、R1 がβ−D
−セロビオシルである化合物である。
よびQ2 がメチレンであり;C25が(R)であり;Q3
がM1 である化合物である。この群の中で特に好ましい
のは、C5 水素がαであり、R1 がβ−D−グルコピラ
ヌロノシル、β−D−マルトシル、β−D−ラクトシ
ル、β−D−ゲンチオビオシルまたはβ−D−ガラクト
ピラノシルである化合物である。この群の中で特に好ま
しい別の化合物は、C5水素がβであり、R1 がβ−D
−セロビオシルである化合物である。
【0023】式Iの好ましい化合物の第二群は、Q1 が
カルボニル、M1 またはM2 であり;Q2 がメチレンで
あり;Q3 がM3 であり;C25が(R)であり;C5 水
素がαである化合物である。この第二群の中で特に好ま
しいのは、Q1 がカルボニルであり、R1 がβ−D−セ
ロビオシル、α−D−セロビオシル、β−D−グルコピ
ラノシル、β−D−ガラクトピラノシル、β−D−ラク
トシル、β−D−マルトシルまたはβ−D−マルトトリ
オシルである化合物である。この第二群の中で特に好ま
しいのは、Q1 がM1 であり、R1 がβ−D−セロビオ
シルである化合物である。この第二群の中で特に好まし
い別の化合物は、Q1 がM2 であり、R1 がβ−D−セ
ロビオシルである化合物である。
カルボニル、M1 またはM2 であり;Q2 がメチレンで
あり;Q3 がM3 であり;C25が(R)であり;C5 水
素がαである化合物である。この第二群の中で特に好ま
しいのは、Q1 がカルボニルであり、R1 がβ−D−セ
ロビオシル、α−D−セロビオシル、β−D−グルコピ
ラノシル、β−D−ガラクトピラノシル、β−D−ラク
トシル、β−D−マルトシルまたはβ−D−マルトトリ
オシルである化合物である。この第二群の中で特に好ま
しいのは、Q1 がM1 であり、R1 がβ−D−セロビオ
シルである化合物である。この第二群の中で特に好まし
い別の化合物は、Q1 がM2 であり、R1 がβ−D−セ
ロビオシルである化合物である。
【0024】式Iの好ましい化合物の第三群は、Q1 が
メチレンであり;Q2 がカルボニル、M1 またはM2 で
あり;Q3 がM3 であり;C25が(R)であり;C5 水
素がαである化合物である。この第三群の中で特に好ま
しいのは、Q2 がカルボニルであり、R1 がβ−D−セ
ロビオシルまたはβ−D−ラクトシルである化合物であ
る。この第三群の中で特に好ましい別の化合物は、Q2
がM1 であり、R1 がβ−D−セロビオシルまたはβ−
D−ガラクトピラノシルである化合物である。
メチレンであり;Q2 がカルボニル、M1 またはM2 で
あり;Q3 がM3 であり;C25が(R)であり;C5 水
素がαである化合物である。この第三群の中で特に好ま
しいのは、Q2 がカルボニルであり、R1 がβ−D−セ
ロビオシルまたはβ−D−ラクトシルである化合物であ
る。この第三群の中で特に好ましい別の化合物は、Q2
がM1 であり、R1 がβ−D−セロビオシルまたはβ−
D−ガラクトピラノシルである化合物である。
【0025】式Iの好ましい化合物の第四群は、Q1 お
よびQ2 がそれぞれカルボニル、M1 またはM2 であ
り;Q3 がM3 であり;C5 水素がαであり;C25が
(R)である化合物である。この第四群の中で特に好ま
しいのは、Q1 がカルボニルであり、Q2 がM1 であ
り、R1 がβ−D−セロビオシルまたはβ−D−ラクト
シルである化合物である。この群の中で特に好ましい別
の化合物は、Q1 がM1 であり、Q2 がカルボニルであ
り、R1 がβ−D−セロビオシルである化合物である。
この群の中で特に好ましい別の化合物は、Q1 がM2 で
あり、Q2 がカルボニルであり、R1 がβ−D−セロビ
オシルである化合物である。
よびQ2 がそれぞれカルボニル、M1 またはM2 であ
り;Q3 がM3 であり;C5 水素がαであり;C25が
(R)である化合物である。この第四群の中で特に好ま
しいのは、Q1 がカルボニルであり、Q2 がM1 であ
り、R1 がβ−D−セロビオシルまたはβ−D−ラクト
シルである化合物である。この群の中で特に好ましい別
の化合物は、Q1 がM1 であり、Q2 がカルボニルであ
り、R1 がβ−D−セロビオシルである化合物である。
この群の中で特に好ましい別の化合物は、Q1 がM2 で
あり、Q2 がカルボニルであり、R1 がβ−D−セロビ
オシルである化合物である。
【0026】本明細書では、式Iの化合物を、各々式I
に示す絶対立体化学を有する単一のエナンチオマーとし
て定義する。
に示す絶対立体化学を有する単一のエナンチオマーとし
て定義する。
【0027】他の特徴および利点は、本発明を記載する
明細書および請求の範囲から明らかである。
明細書および請求の範囲から明らかである。
【0028】
【0029】
【化15】
【0030】
【化16】
【0031】
【化17】
【0032】
【化18】
【0033】反応図式Iによれば、Q1 、Q2 およびQ
3 が上記で定義した通りである式Iの所望の化合物は、
式III の適切なα−過アセチル化化合物または式IVのβ
−過アセチル化化合物(Q1 およびQ2 は上記で定義し
た通りであり、Xは結合またはアルキレン−O−のいず
れかである。)を脱アセチル化することにより合成する
ことができる。
3 が上記で定義した通りである式Iの所望の化合物は、
式III の適切なα−過アセチル化化合物または式IVのβ
−過アセチル化化合物(Q1 およびQ2 は上記で定義し
た通りであり、Xは結合またはアルキレン−O−のいず
れかである。)を脱アセチル化することにより合成する
ことができる。
【0034】典型的には、脱アセチル化は、式III また
は式IVの化合物を、メタノール、テトラヒドロフラン、
n−プロパノールまたはそれらの混合物などの溶媒中、
約40℃〜約100℃(典型的には還流温度)の昇温下
および0.5psi〜約50psi(典型的には大気
圧)の圧力下で、約0.25〜約2時間、ナトリウムメ
トキシドまたはシアン化カリウムなどの求核塩基と結合
させることにより行われる。さらに、糖がグルコピラヌ
ロノシルである式Iの化合物の場合、得られる脱アセチ
ル化化合物は、例えば水酸化ナトリウムにさらすことに
よりさらに加水分解する。また別法として、適切であれ
ば、Q1 またはQ2 のいずれかががカルボニルであるそ
れらの化合物は、カップリングの前に還元を行い、対応
するアルコールを生成するよう還元することができる
(反応図式IVおよびそれに伴う本文の記載)。同様に別
法として、適切であれば、Q1 またはQ2 のいずれかが
ヒドロキシであるそれらの化合物は、カップリングの前
に酸化を行い、対応するカルボニルを生成するよう酸化
することができる。
は式IVの化合物を、メタノール、テトラヒドロフラン、
n−プロパノールまたはそれらの混合物などの溶媒中、
約40℃〜約100℃(典型的には還流温度)の昇温下
および0.5psi〜約50psi(典型的には大気
圧)の圧力下で、約0.25〜約2時間、ナトリウムメ
トキシドまたはシアン化カリウムなどの求核塩基と結合
させることにより行われる。さらに、糖がグルコピラヌ
ロノシルである式Iの化合物の場合、得られる脱アセチ
ル化化合物は、例えば水酸化ナトリウムにさらすことに
よりさらに加水分解する。また別法として、適切であれ
ば、Q1 またはQ2 のいずれかががカルボニルであるそ
れらの化合物は、カップリングの前に還元を行い、対応
するアルコールを生成するよう還元することができる
(反応図式IVおよびそれに伴う本文の記載)。同様に別
法として、適切であれば、Q1 またはQ2 のいずれかが
ヒドロキシであるそれらの化合物は、カップリングの前
に酸化を行い、対応するカルボニルを生成するよう酸化
することができる。
【0035】所望の式III の化合物(Q1 およびQ2 は
上記で定義した通りである)は、適切な式IVの化合物
(Q1 およびQ2 は上記で定義した通りである)をアノ
マー化することにより合成できる。立体化学用語のαお
よびβは、糖の結合炭素の立体配置に関する。
上記で定義した通りである)は、適切な式IVの化合物
(Q1 およびQ2 は上記で定義した通りである)をアノ
マー化することにより合成できる。立体化学用語のαお
よびβは、糖の結合炭素の立体配置に関する。
【0036】アノマー化は、典型的には、塩化メチレン
などの無水非プロトン性溶媒中、20℃〜約40℃(典
型的には室温)の温度で、少なくとも24時間(典型的
には数日間)、臭化水素酸などの鉱酸で処理することに
より行われる。しかし、アラバノピラノシル誘導体の場
合は、α−アノマーが以下に記載する糖類−ステロイド
カップリングから直接得られ、β−アノマーが上記工程
により直接得られる(すなわち、命名は逆になる)。
などの無水非プロトン性溶媒中、20℃〜約40℃(典
型的には室温)の温度で、少なくとも24時間(典型的
には数日間)、臭化水素酸などの鉱酸で処理することに
より行われる。しかし、アラバノピラノシル誘導体の場
合は、α−アノマーが以下に記載する糖類−ステロイド
カップリングから直接得られ、β−アノマーが上記工程
により直接得られる(すなわち、命名は逆になる)。
【0037】反応図式IIによれば、所望の式IVの化合物
(Q1 およびQ2 は上記で定義した通りである。)は、
適切なアセチル化糖ハロゲン化物(例えば、臭化物)と
ステロイドとをカップリングすることにより合成でき
る。特に、糖がβ−D−マルトシル、β−D−ゲンチオ
ビオシルまたはβ−D−2−アセタミド−2−デオキシ
−グルコピラノシル以外である式IVの化合物の場合は、
適切な式Vの化合物(Q1 およびQ2 は上記で定義した
通りであり、Xは結合またはアルキレン−O−であ
る。)および過アセチル化糖ハロゲン化物をフッ化亜鉛
を促進剤としてカップリングさせ、糖がβ−D−マルト
シル、β−D−ゲンチオビオシルまたはβ−D−2−ア
セタミド−2−デオキシ−グルコピラノシルである式IV
の化合物の場合は、適切な式VIの化合物(例えば、式V
の化合物のトリメチルシリルエーテル(Q1 およびQ2
は上記で定義した通りであり、Xは結合またはアルキレ
ン−O−である。))および過アセチル化糖ハロゲン化
物を臭化水銀およびシアン化水銀を促進剤としてカップ
リングさせる。
(Q1 およびQ2 は上記で定義した通りである。)は、
適切なアセチル化糖ハロゲン化物(例えば、臭化物)と
ステロイドとをカップリングすることにより合成でき
る。特に、糖がβ−D−マルトシル、β−D−ゲンチオ
ビオシルまたはβ−D−2−アセタミド−2−デオキシ
−グルコピラノシル以外である式IVの化合物の場合は、
適切な式Vの化合物(Q1 およびQ2 は上記で定義した
通りであり、Xは結合またはアルキレン−O−であ
る。)および過アセチル化糖ハロゲン化物をフッ化亜鉛
を促進剤としてカップリングさせ、糖がβ−D−マルト
シル、β−D−ゲンチオビオシルまたはβ−D−2−ア
セタミド−2−デオキシ−グルコピラノシルである式IV
の化合物の場合は、適切な式VIの化合物(例えば、式V
の化合物のトリメチルシリルエーテル(Q1 およびQ2
は上記で定義した通りであり、Xは結合またはアルキレ
ン−O−である。))および過アセチル化糖ハロゲン化
物を臭化水銀およびシアン化水銀を促進剤としてカップ
リングさせる。
【0038】一般に、フッ化亜鉛を促進剤とする式Vの
化合物と過アセチル化糖臭化物とのカップリングは、非
プロトン性の無水不活性溶媒(例えば、アセトニトリ
ル)中、約20℃〜約100℃の温度で、約0.5〜約
12時間行う。典型的には、約0.5〜約4当量(式V
の化合物に対して)のフッ化亜鉛を使用し、約0.5〜
約3当量のアセチル化糖臭化物を使用する。好ましく
は、酸触媒によりカップリングを行い、反応中に生じる
ハロゲン化水素酸を酸触媒として使用するのが特に好ま
しい。所望の化合物は、0.5〜50psiの圧力下で
合成されるが、典型的には、大気圧を使用する。好まし
い単離法では、瀘過した粗反応混合物(例えば、生成物
のアセトニトリル溶液)に約25〜75%の水および残
りのアルコール(例えば、メタノール)を添加すること
によりグリコシドを沈澱させる。水性メタノール/アセ
トニトリルから生成物を沈澱させる方法は、抽出による
単離よりも必要処理が少なく、純度の高い物質が得られ
る。
化合物と過アセチル化糖臭化物とのカップリングは、非
プロトン性の無水不活性溶媒(例えば、アセトニトリ
ル)中、約20℃〜約100℃の温度で、約0.5〜約
12時間行う。典型的には、約0.5〜約4当量(式V
の化合物に対して)のフッ化亜鉛を使用し、約0.5〜
約3当量のアセチル化糖臭化物を使用する。好ましく
は、酸触媒によりカップリングを行い、反応中に生じる
ハロゲン化水素酸を酸触媒として使用するのが特に好ま
しい。所望の化合物は、0.5〜50psiの圧力下で
合成されるが、典型的には、大気圧を使用する。好まし
い単離法では、瀘過した粗反応混合物(例えば、生成物
のアセトニトリル溶液)に約25〜75%の水および残
りのアルコール(例えば、メタノール)を添加すること
によりグリコシドを沈澱させる。水性メタノール/アセ
トニトリルから生成物を沈澱させる方法は、抽出による
単離よりも必要処理が少なく、純度の高い物質が得られ
る。
【0039】一般に、臭化水銀およびシアン化水銀を促
進剤とする式VIの化合物とアセチル化糖臭化物とのカッ
プリングは、塩化メチレンなどの非プロトン性の無水溶
媒中、約20℃〜約100℃の温度で、約0.5〜約6
時間行う。典型的には、約0.5〜約4当量(式VIの化
合物に対して)の臭化水銀およびシアン化水銀を使用
し、約0.5〜約3当量の過アセチル化糖臭化物(例え
ば、β−D−マルトシル、β−D−ゲンチオビオシルま
たはβ−D−2−アセタミド−2−デオキシ−グルコピ
ラノシル)を使用する。所望の化合物は、0.5〜50
psiの圧力下で合成されるが、典型的には、大気圧を
使用する。単離は、上記でフッ化亜鉛を促進剤とする式
Vの化合物のカップリングの場合に記載した方法と同様
にして行うのが好ましい。
進剤とする式VIの化合物とアセチル化糖臭化物とのカッ
プリングは、塩化メチレンなどの非プロトン性の無水溶
媒中、約20℃〜約100℃の温度で、約0.5〜約6
時間行う。典型的には、約0.5〜約4当量(式VIの化
合物に対して)の臭化水銀およびシアン化水銀を使用
し、約0.5〜約3当量の過アセチル化糖臭化物(例え
ば、β−D−マルトシル、β−D−ゲンチオビオシルま
たはβ−D−2−アセタミド−2−デオキシ−グルコピ
ラノシル)を使用する。所望の化合物は、0.5〜50
psiの圧力下で合成されるが、典型的には、大気圧を
使用する。単離は、上記でフッ化亜鉛を促進剤とする式
Vの化合物のカップリングの場合に記載した方法と同様
にして行うのが好ましい。
【0040】所望の式VIの化合物(Q1 およびQ2 は上
記で定義した通りであり、Xは結合またはアルキレン−
O−である。)は、適切な式Vの化合物(Q1 およびQ
2 は上記で定義した通りであり、Xは結合またはアルキ
レン−O−である。)をシリル化することにより合成で
きる。
記で定義した通りであり、Xは結合またはアルキレン−
O−である。)は、適切な式Vの化合物(Q1 およびQ
2 は上記で定義した通りであり、Xは結合またはアルキ
レン−O−である。)をシリル化することにより合成で
きる。
【0041】一般には、式Vの化合物、トリエチルアミ
ンなどの塩基および活性化トリアルキルシリル化合物
(例えば、スルホン酸トリメチルシリルトリフルオロメ
タンまたは塩化トリメチルシリル)を、塩化メチレンな
どの非プロトン性無水溶媒中、約10℃以下の温度で、
約0.5時間〜約2時間反応させる。
ンなどの塩基および活性化トリアルキルシリル化合物
(例えば、スルホン酸トリメチルシリルトリフルオロメ
タンまたは塩化トリメチルシリル)を、塩化メチレンな
どの非プロトン性無水溶媒中、約10℃以下の温度で、
約0.5時間〜約2時間反応させる。
【0042】反応図式III によれば、所望の式Vの化合
物(Q1 およびQ2 は上記で定義した通りであり、Xは
アルキレン−O−である。)は、適切な式VII の化合物
(Q1 およびQ2 は上記で定義した通りである。)を還
元することにより合成される。
物(Q1 およびQ2 は上記で定義した通りであり、Xは
アルキレン−O−である。)は、適切な式VII の化合物
(Q1 およびQ2 は上記で定義した通りである。)を還
元することにより合成される。
【0043】一般に、還元は、式VII の化合物を、テト
ラヒドロフランなどの無水溶媒中、約10℃以下の温度
で、約0.5時間〜約3時間、水素化リチウムアルミニ
ウムと反応させることにより行う。
ラヒドロフランなどの無水溶媒中、約10℃以下の温度
で、約0.5時間〜約3時間、水素化リチウムアルミニ
ウムと反応させることにより行う。
【0044】所望の式VII の化合物(Q1 およびQ2 は
上記で定義した通りである。)は、適切な式VIIIの化合
物(Q1 およびQ2 は上記で定義した通りである。)を
酢酸ロジウム二量体の存在下でジアゾ酢酸エチルとカッ
プリングすることにより合成できる。すなわち、式VIII
の化合物およびジアゾ酢酸エチルは、塩化メチレンなど
の非プロトン性溶媒中、酢酸ロジウム二量体の存在下、
室温で、約0.5時間〜約3時間反応させる。
上記で定義した通りである。)は、適切な式VIIIの化合
物(Q1 およびQ2 は上記で定義した通りである。)を
酢酸ロジウム二量体の存在下でジアゾ酢酸エチルとカッ
プリングすることにより合成できる。すなわち、式VIII
の化合物およびジアゾ酢酸エチルは、塩化メチレンなど
の非プロトン性溶媒中、酢酸ロジウム二量体の存在下、
室温で、約0.5時間〜約3時間反応させる。
【0045】上記反応図式における出発物質(例えば、
ジアゾ酢酸エチル、過アセチル化糖ハロゲン化物)は、
容易に入手でき、あるいは、当業者であれば、有機合成
の常法により容易に合成できる。
ジアゾ酢酸エチル、過アセチル化糖ハロゲン化物)は、
容易に入手でき、あるいは、当業者であれば、有機合成
の常法により容易に合成できる。
【0046】さらに、上記ステロイドの合成の参考とし
て、下記に種々の式VIIIの化合物の合成を記載する。表
1に、式VIIIのステロイド化合物(Q1 はメチレンであ
り、Q2 ならびにC5 水素およびC25炭素の立体化学は
下記で定義する通りである。)の合成に関する参考文献
を記載する。
て、下記に種々の式VIIIの化合物の合成を記載する。表
1に、式VIIIのステロイド化合物(Q1 はメチレンであ
り、Q2 ならびにC5 水素およびC25炭素の立体化学は
下記で定義する通りである。)の合成に関する参考文献
を記載する。
【0047】
【表1】
【0048】表1で記載した上記式VIIIの化合物から、
出発物質として使用される種々のステロイド(すなわ
ち、別のC3 立体化学ならびにC11およびC12の酸素化
および異なるエピマー)を合成するための参考文献に関
して下記に記載する。一般に、異なる酸素化ステロイド
の合成は、C3 、C5 およびC25の立体化学に無関係で
ある。すなわち、Q1 およびQ2 が各々メチレンである
か、Q1 がメチレンでQ2 がカルボニルである場合にC
3 、C5 およびC25の適切な立体化学が得られると、そ
れらの化合物からQ1 およびQ2 が種々に酸素化された
化合物が合成される。
出発物質として使用される種々のステロイド(すなわ
ち、別のC3 立体化学ならびにC11およびC12の酸素化
および異なるエピマー)を合成するための参考文献に関
して下記に記載する。一般に、異なる酸素化ステロイド
の合成は、C3 、C5 およびC25の立体化学に無関係で
ある。すなわち、Q1 およびQ2 が各々メチレンである
か、Q1 がメチレンでQ2 がカルボニルである場合にC
3 、C5 およびC25の適切な立体化学が得られると、そ
れらの化合物からQ1 およびQ2 が種々に酸素化された
化合物が合成される。
【0049】ここに記載する合成法のいくつかは、遠隔
官能基(すなわち、Q1 、Q2 およびQ3 )の保護を必
要とする。これらの保護基の必要性は、遠隔官能基の性
質および合成法の条件に応じて変わる。この必要性は、
当業者であれば容易に決定される。保護基およびそれら
の使用に関する一般的記載については、T. W. Greene,
Protective Groups in Organic Synthesis, John Wile
y & Sons, New York,1981を参照。
官能基(すなわち、Q1 、Q2 およびQ3 )の保護を必
要とする。これらの保護基の必要性は、遠隔官能基の性
質および合成法の条件に応じて変わる。この必要性は、
当業者であれば容易に決定される。保護基およびそれら
の使用に関する一般的記載については、T. W. Greene,
Protective Groups in Organic Synthesis, John Wile
y & Sons, New York,1981を参照。
【0050】式VIIIの化合物(Q1 はメチレンであり、
Q2 はメチレンまたはカルボニルであり、C3 水酸基は
βである。)は、下記の二つの方法により対応する式VI
IIの化合物(C3 水酸基はαである。)に変換すること
ができる。これらの合成法は、C25の立体化学とは無関
係に使用できる。
Q2 はメチレンまたはカルボニルであり、C3 水酸基は
βである。)は、下記の二つの方法により対応する式VI
IIの化合物(C3 水酸基はαである。)に変換すること
ができる。これらの合成法は、C25の立体化学とは無関
係に使用できる。
【0051】Q2 がカルボニルである場合、そのカルボ
ニルは、ステロイドを、Engel andRakhit, Can. J. Che
m, 40, 2153, 1962の方法に従って、エチレングリコー
ルおよび酸触媒と反応させることにより、ケタール(例
えば、エチレンケタール)として保護される。C5 水素
がαである場合、C3 水酸基は、塩化メチレン中、室温
で、クロロクロム酸ピリジニウム(PCC)を使用して
ケトンに酸化される。次いで、そのC3 ケトンは、Gond
os and Orr, J. Chem. Soc. Chem. Commun. 21, 1239,
1982に従って、テトラヒドロフラン中、低温で、K−se
lectride還元剤などの立体的に妨害された還元剤により
還元されてC3 −α−アルコールになる。適切であるな
らば、Q2 保護基を、アセトンなどの適当な溶媒中で塩
酸などの酸により脱離する。
ニルは、ステロイドを、Engel andRakhit, Can. J. Che
m, 40, 2153, 1962の方法に従って、エチレングリコー
ルおよび酸触媒と反応させることにより、ケタール(例
えば、エチレンケタール)として保護される。C5 水素
がαである場合、C3 水酸基は、塩化メチレン中、室温
で、クロロクロム酸ピリジニウム(PCC)を使用して
ケトンに酸化される。次いで、そのC3 ケトンは、Gond
os and Orr, J. Chem. Soc. Chem. Commun. 21, 1239,
1982に従って、テトラヒドロフラン中、低温で、K−se
lectride還元剤などの立体的に妨害された還元剤により
還元されてC3 −α−アルコールになる。適切であるな
らば、Q2 保護基を、アセトンなどの適当な溶媒中で塩
酸などの酸により脱離する。
【0052】C5 水素がβである化合物の場合は、C5
水素がαである場合に使用した方法と同じ方法を使用す
るが、C3 ケトンの還元は、エタノール中で水素化ホウ
素ナトリウムを使用して行い、C3 −α−アルコールを
得る。
水素がαである場合に使用した方法と同じ方法を使用す
るが、C3 ケトンの還元は、エタノール中で水素化ホウ
素ナトリウムを使用して行い、C3 −α−アルコールを
得る。
【0053】反応図式IVは、Q1 がメチレンであり、Q
2 がカルボニルである式VIIIの化合物からQ1 およびQ
2 が上記で定義した通りである式VIIIの化合物を得るた
めの反応経路を示す。
2 がカルボニルである式VIIIの化合物からQ1 およびQ
2 が上記で定義した通りである式VIIIの化合物を得るた
めの反応経路を示す。
【0054】一般に、これらの化合物の製造法は、L.
F. Fieser and M. Fieser, Steroids, Reinhold Pub. C
orp., New York, 1959 およびそこでの参考文献に見る
ことができるが、下記の記載(反応図式IVの説明記載)
が特に参照される。
F. Fieser and M. Fieser, Steroids, Reinhold Pub. C
orp., New York, 1959 およびそこでの参考文献に見る
ことができるが、下記の記載(反応図式IVの説明記載)
が特に参照される。
【0055】反応図式IVの方法1に従って簡単に述べる
と、出発物質は、J. Chem. Soc., 1956, 4344 に記載の
方法に従ってアセチル化および臭素化が行われる。次い
で、この中間体が、 Helv. Act. Chim., 1953, 36, 124
1 に記載の方法と同様の方法で、水素化リチウムアルミ
ニウムにより還元され、酸化銀により処理される。その
結果得られるβ−11,12−エポキシドは、J. Chem.
Soc., 1956, 4330 に記載の方法により、トリクロロ酢
酸で開環され、けん化され、亜鉛および酢酸で還元され
て、方法1に示す物質になる。
と、出発物質は、J. Chem. Soc., 1956, 4344 に記載の
方法に従ってアセチル化および臭素化が行われる。次い
で、この中間体が、 Helv. Act. Chim., 1953, 36, 124
1 に記載の方法と同様の方法で、水素化リチウムアルミ
ニウムにより還元され、酸化銀により処理される。その
結果得られるβ−11,12−エポキシドは、J. Chem.
Soc., 1956, 4330 に記載の方法により、トリクロロ酢
酸で開環され、けん化され、亜鉛および酢酸で還元され
て、方法1に示す物質になる。
【0056】方法2では、出発物質が、J. Chem. Soc.,
1956, 430に記載の方法により選択的にアセチル化され
る。得られた物質は、Org. Syn., 1976, 55, 84 に記載
の方法により、三酸化クロムおよびピリジンで酸化され
る。その結果得られる物質は、Synthesis, 1973, 790に
記載の方法により、水、メタノールおよびTHF中、シ
アン化カリウムでけん化されて方法2に示す物質にな
る。
1956, 430に記載の方法により選択的にアセチル化され
る。得られた物質は、Org. Syn., 1976, 55, 84 に記載
の方法により、三酸化クロムおよびピリジンで酸化され
る。その結果得られる物質は、Synthesis, 1973, 790に
記載の方法により、水、メタノールおよびTHF中、シ
アン化カリウムでけん化されて方法2に示す物質にな
る。
【0057】方法3では、出発物質が、 J. Am. Chem.
Soc., 1954, 76, 4013に記載の方法と同様の方法で、対
応するトルエンスルホニルヒドラゾンに変換され、次い
で、ナトリウムメトキシドにより処理される。得られる
11−エン物質は、Tetrahedron Letters, 1976, 1973
に記載の方法に従って、四酸化オスミウムおよびN−メ
チルモルホリン−N−オキシドにより酸化されて方法3
に示す物質になる。
Soc., 1954, 76, 4013に記載の方法と同様の方法で、対
応するトルエンスルホニルヒドラゾンに変換され、次い
で、ナトリウムメトキシドにより処理される。得られる
11−エン物質は、Tetrahedron Letters, 1976, 1973
に記載の方法に従って、四酸化オスミウムおよびN−メ
チルモルホリン−N−オキシドにより酸化されて方法3
に示す物質になる。
【0058】方法4では、出発物質が、米国特許No.
3,178,418に記載の方法によりモノ臭素化され
る。この中間体をJ. Chem. Soc., 1956, 4330 に記載の
方法により加水分解すると、方法4に示す物質になる。
3,178,418に記載の方法によりモノ臭素化され
る。この中間体をJ. Chem. Soc., 1956, 4330 に記載の
方法により加水分解すると、方法4に示す物質になる。
【0059】方法5および6では、出発物質が、J. Am.
Chem. Soc., 1954, 76, 4013 に記載の方法により、水
素化リチウムアルミニウムで還元される。方法5および
6に示す二つの物質は、クロマトグラフィーにより分離
される。
Chem. Soc., 1954, 76, 4013 に記載の方法により、水
素化リチウムアルミニウムで還元される。方法5および
6に示す二つの物質は、クロマトグラフィーにより分離
される。
【0060】方法7では、出発物質が、J. Am. Chem. S
oc., 1951, 73, 1777 に記載の方法により、水素化リチ
ウムアルミニウムで還元されて、方法7に示す物質にな
る。
oc., 1951, 73, 1777 に記載の方法により、水素化リチ
ウムアルミニウムで還元されて、方法7に示す物質にな
る。
【0061】方法8では、出発物質が、J. Am. Chem. S
oc., 1953, 75, 1282 に記載の方法により、リチウムお
よびアンモニアで還元されて、方法8に示す物質にな
る。
oc., 1953, 75, 1282 に記載の方法により、リチウムお
よびアンモニアで還元されて、方法8に示す物質にな
る。
【0062】方法9では、出発物質が、J. Am. Chem. S
oc., 1955, 77, 1632 に記載の方法によりアセチル化さ
れて酢酸エステルの混合物となり、この混合物から3,
11−二酢酸エステルが単離される。次いで、保護され
ていない12−アルコールが、Org. Syn., 1976, 55, 8
4 に記載の方法により、三酸化クロムおよびピリジンで
酸化される。酢酸エステルのけん化により、方法9に示
す物質が得られる。
oc., 1955, 77, 1632 に記載の方法によりアセチル化さ
れて酢酸エステルの混合物となり、この混合物から3,
11−二酢酸エステルが単離される。次いで、保護され
ていない12−アルコールが、Org. Syn., 1976, 55, 8
4 に記載の方法により、三酸化クロムおよびピリジンで
酸化される。酢酸エステルのけん化により、方法9に示
す物質が得られる。
【0063】方法10では、出発物質が、J. Chem. So
c., 1956, 4330 に記載の方法によりジアセチル化され
る。その二酢酸エステルは、J. Chem. Soc., 1956, 433
4 に記載の方法により、カルシウムおよびアンモニアで
還元されて、方法10に示す物質になる。
c., 1956, 4330 に記載の方法によりジアセチル化され
る。その二酢酸エステルは、J. Chem. Soc., 1956, 433
4 に記載の方法により、カルシウムおよびアンモニアで
還元されて、方法10に示す物質になる。
【0064】方法11では、出発物質が、J. Am. Chem.
Soc., 1953, 75, 1282 に記載の方法により、リチウム
およびアンモニアで還元されて、方法11に示す物質に
なる。
Soc., 1953, 75, 1282 に記載の方法により、リチウム
およびアンモニアで還元されて、方法11に示す物質に
なる。
【0065】方法12では、出発物質が、J. Am. Chem.
Soc., 1951, 73, 1777 に記載の方法により、水素化リ
チウムアルミニウムで還元されて、方法12に示す物質
になる。
Soc., 1951, 73, 1777 に記載の方法により、水素化リ
チウムアルミニウムで還元されて、方法12に示す物質
になる。
【0066】方法13では、出発物質が、J. Am. Chem.
Soc., 1972, 94, 6190 に記載の方法により、t−ブチ
ルジメチルクロロシランおよびイミダゾールで選択的に
3−アルコールが保護される。生成物は、Org. Syn., 1
976, 55, 84 に記載の方法により、三酸化クロムおよび
ピリジンで酸化される。次いで、その3−アルコール
は、J. Am. Chem. Soc., 1972, 94, 6190 に記載の方法
により、アセトニトリル中、フッ化水素酸で脱シリル化
されて、方法13に示す物質になる。
Soc., 1972, 94, 6190 に記載の方法により、t−ブチ
ルジメチルクロロシランおよびイミダゾールで選択的に
3−アルコールが保護される。生成物は、Org. Syn., 1
976, 55, 84 に記載の方法により、三酸化クロムおよび
ピリジンで酸化される。次いで、その3−アルコール
は、J. Am. Chem. Soc., 1972, 94, 6190 に記載の方法
により、アセトニトリル中、フッ化水素酸で脱シリル化
されて、方法13に示す物質になる。
【0067】方法14では、出発物質が、J. Am. Chem.
Soc., 1972, 94, 6190 に記載の方法により、t−ブチ
ルジメチルクロロシランおよびイミダゾールで選択的に
3−アルコールが保護される。得られる中間体は、J. A
m. Chem. Soc., 1951, 73, 1777 に記載の方法により、
水素化リチウムアルミニウムで還元される。その結果得
られる中間体は、Tetrahedron Letters, 1981, 22, 345
5 に記載の方法により、トリメチルシリルトリフレート
および2,6−ルチジンで、選択的に12−アルコール
がアセチル化され、11−アルコールがシリル化され、
次いで、水素化リチウムアルミニウムおよび塩化アンモ
ニウム水溶液で12−アルコールが脱アセチル化され
る。12−アルコールは、Org. Syn., 1976, 55, 84 に
記載の方法により、塩化メチレン中、三酸化クロムおよ
びピリジンで酸化され、次いで、J.Am. Chem. Soc., 19
72, 94, 6190 に記載の方法により、アセトニトリル
中、フッ化水素酸で脱シリル化されて、方法14に示す
物質になる。
Soc., 1972, 94, 6190 に記載の方法により、t−ブチ
ルジメチルクロロシランおよびイミダゾールで選択的に
3−アルコールが保護される。得られる中間体は、J. A
m. Chem. Soc., 1951, 73, 1777 に記載の方法により、
水素化リチウムアルミニウムで還元される。その結果得
られる中間体は、Tetrahedron Letters, 1981, 22, 345
5 に記載の方法により、トリメチルシリルトリフレート
および2,6−ルチジンで、選択的に12−アルコール
がアセチル化され、11−アルコールがシリル化され、
次いで、水素化リチウムアルミニウムおよび塩化アンモ
ニウム水溶液で12−アルコールが脱アセチル化され
る。12−アルコールは、Org. Syn., 1976, 55, 84 に
記載の方法により、塩化メチレン中、三酸化クロムおよ
びピリジンで酸化され、次いで、J.Am. Chem. Soc., 19
72, 94, 6190 に記載の方法により、アセトニトリル
中、フッ化水素酸で脱シリル化されて、方法14に示す
物質になる。
【0068】このようにしてに得られた、不斉炭素原子
を有する式Iの化合物は、物理化学的性質の相違に基づ
いて、自体公知の方法、例えばクロマトグラフィーおよ
び/または分別結晶により、ジアステレオマーに分離す
ることができる。
を有する式Iの化合物は、物理化学的性質の相違に基づ
いて、自体公知の方法、例えばクロマトグラフィーおよ
び/または分別結晶により、ジアステレオマーに分離す
ることができる。
【0069】糖がβ−D−グルコピラヌロノシルである
本発明の化合物は酸性であり、塩基と塩を形成する。そ
のような塩基の塩は全て本発明の範囲内であり、それら
は常法により合成できる。例えば、適切な水性、非水性
または部分的に水性な媒体中で、酸物質と塩基物質と
を、通常は化学量論比で接触させることにより簡単に合
成できる。塩は適宜、瀘過するか、非溶媒沈澱後に瀘過
するか、溶媒蒸発により、あるいは、水溶液の場合は凍
結乾燥により回収される。
本発明の化合物は酸性であり、塩基と塩を形成する。そ
のような塩基の塩は全て本発明の範囲内であり、それら
は常法により合成できる。例えば、適切な水性、非水性
または部分的に水性な媒体中で、酸物質と塩基物質と
を、通常は化学量論比で接触させることにより簡単に合
成できる。塩は適宜、瀘過するか、非溶媒沈澱後に瀘過
するか、溶媒蒸発により、あるいは、水溶液の場合は凍
結乾燥により回収される。
【0070】さらに、本発明化合物の多くは、水和物と
して単離してもよい。
して単離してもよい。
【0071】
【発明の効果】本発明化合物はコレステロールの吸収を
阻害する効力があり、従って、本発明の全化合物は、哺
乳類、特にヒトにおいて、高コレステロール血症抑制剤
としての治療用途に適用される。高コレステロール血症
は、全身性の心臓血管障害、大脳血管障害または抹消血
管障害の進行と密接に関連するので、これらの化合物
は、アテローム硬化症、特に動脈硬化の進行を二次的に
防ぐものである。
阻害する効力があり、従って、本発明の全化合物は、哺
乳類、特にヒトにおいて、高コレステロール血症抑制剤
としての治療用途に適用される。高コレステロール血症
は、全身性の心臓血管障害、大脳血管障害または抹消血
管障害の進行と密接に関連するので、これらの化合物
は、アテローム硬化症、特に動脈硬化の進行を二次的に
防ぐものである。
【0072】これらの化合物の高コレステロール血症抑
制活性は、標準方法に基づく方法により示すことができ
る。例えば、コレステロールの腸吸収抑制におけるこれ
らの化合物のin vivo活性は、Melchoir and Har
well (J. Lipid Res., 1985,26, 306-315) の方法によ
り測定することができる。
制活性は、標準方法に基づく方法により示すことができ
る。例えば、コレステロールの腸吸収抑制におけるこれ
らの化合物のin vivo活性は、Melchoir and Har
well (J. Lipid Res., 1985,26, 306-315) の方法によ
り測定することができる。
【0073】活性は、ゴールデンシリアンハムスターに
おいて、コレステロール吸収を低下させるコレステロー
ル低下剤の量をコントロールと比較することにより求め
ることができる。雄のゴールデンシリアンハムスター
に、コレステロールを含まない餌(コントロールの動
物)または1%のコレステロールおよび0.5%のコリ
ン酸を含む餌を4日間与えた。次の日、18時間絶食さ
せた後、0.25%のメチルセルロース、0.6%のト
ゥイーン80および10%のエタノールを含む水1.5
ml(コントロールの動物)または、さらに所望の濃度
のテスト化合物を含むものを経口ボーラス投与する。ボ
ーラス投与後直ちに、1%の〔 3H〕コレステロール
(2.0μCi/動物;210dpm/nmol)およ
び0.5%のコリン酸を含むハムスター用液体餌をさら
に1.5ml、経口ボーラス投与し、さらに24時間絶
食させる。この2回目の絶食の終わりに動物を屠殺し、
肝臓を切除してけん化し、一部分を過酸化水素の添加に
より脱色して、放射能の評価を行う。肝臓の全放射能
は、測定した肝臓の重量に基づいて計算する。コレステ
ロール吸収度は、ボーラス投与の24時間後に肝臓に存
在する放射能を、経口ボーラスとして投与された全放射
能の割合(%)として表す。
おいて、コレステロール吸収を低下させるコレステロー
ル低下剤の量をコントロールと比較することにより求め
ることができる。雄のゴールデンシリアンハムスター
に、コレステロールを含まない餌(コントロールの動
物)または1%のコレステロールおよび0.5%のコリ
ン酸を含む餌を4日間与えた。次の日、18時間絶食さ
せた後、0.25%のメチルセルロース、0.6%のト
ゥイーン80および10%のエタノールを含む水1.5
ml(コントロールの動物)または、さらに所望の濃度
のテスト化合物を含むものを経口ボーラス投与する。ボ
ーラス投与後直ちに、1%の〔 3H〕コレステロール
(2.0μCi/動物;210dpm/nmol)およ
び0.5%のコリン酸を含むハムスター用液体餌をさら
に1.5ml、経口ボーラス投与し、さらに24時間絶
食させる。この2回目の絶食の終わりに動物を屠殺し、
肝臓を切除してけん化し、一部分を過酸化水素の添加に
より脱色して、放射能の評価を行う。肝臓の全放射能
は、測定した肝臓の重量に基づいて計算する。コレステ
ロール吸収度は、ボーラス投与の24時間後に肝臓に存
在する放射能を、経口ボーラスとして投与された全放射
能の割合(%)として表す。
【0074】化合物のアテローム硬化症抑制効果は、ウ
サギ大動脈において脂質の付着を低下させる物質の量に
よって求めることができる。雄のニュージーランド白ウ
サギに、0.4%のコレステロールおよび5%のピーナ
ツ油を含む餌を1週間与える(一日に1回給餌)。1週
間後、所望の濃度のテスト化合物をウサギに毎日投与す
る。8.5週間後、薬剤による処理を中止し、コレステ
ロールを含む餌をさらに2週間動物に与えた後、コレス
テロールを含まない餌に切り換えて5週間与える。動物
を屠殺し、大動脈を胸郭弓から腸骨の側枝まで取り出
す。大動脈の外膜を洗浄し、縦に切り開いた後、Holman
ら (Lab. Invet. 1958, 7, 42-27) の記載に従って、ス
ダンIVで染色する。染色された表面積の割合(%)を O
ptimas Image Analyzing System (Image Processing Sy
stems)を使用するデンシトメトリーにより定量する。コ
ントロールのウサギと比較した薬剤処理群の染色表面積
の割合の減少により、脂質の付着低下が示される。
サギ大動脈において脂質の付着を低下させる物質の量に
よって求めることができる。雄のニュージーランド白ウ
サギに、0.4%のコレステロールおよび5%のピーナ
ツ油を含む餌を1週間与える(一日に1回給餌)。1週
間後、所望の濃度のテスト化合物をウサギに毎日投与す
る。8.5週間後、薬剤による処理を中止し、コレステ
ロールを含む餌をさらに2週間動物に与えた後、コレス
テロールを含まない餌に切り換えて5週間与える。動物
を屠殺し、大動脈を胸郭弓から腸骨の側枝まで取り出
す。大動脈の外膜を洗浄し、縦に切り開いた後、Holman
ら (Lab. Invet. 1958, 7, 42-27) の記載に従って、ス
ダンIVで染色する。染色された表面積の割合(%)を O
ptimas Image Analyzing System (Image Processing Sy
stems)を使用するデンシトメトリーにより定量する。コ
ントロールのウサギと比較した薬剤処理群の染色表面積
の割合の減少により、脂質の付着低下が示される。
【0075】本発明化合物の投与は、化合物を腸の内腔
に運ぶどんな方法でもよい。これらの方法としては、経
口投与、十二指腸内投与などがある。
に運ぶどんな方法でもよい。これらの方法としては、経
口投与、十二指腸内投与などがある。
【0076】投与されるステロイドグリコシドの量は、
もちろん、治療を受ける患者、病状、投与法および処方
医師の判断に依存する。しかし、効果的な用量は、0.
71〜200mg/kg/日、好ましくは2〜50mg
/kg/日、最も好ましくは2〜7mg/kg/日であ
る。平均70kgのヒトの場合、この用量は、0.05
〜14g/日、好ましくは0.14〜3.5g/日、最
も好ましくは0.14〜0.5g/日となる。
もちろん、治療を受ける患者、病状、投与法および処方
医師の判断に依存する。しかし、効果的な用量は、0.
71〜200mg/kg/日、好ましくは2〜50mg
/kg/日、最も好ましくは2〜7mg/kg/日であ
る。平均70kgのヒトの場合、この用量は、0.05
〜14g/日、好ましくは0.14〜3.5g/日、最
も好ましくは0.14〜0.5g/日となる。
【0077】経口投与が好ましく、この場合、薬剤組成
物は、溶液、懸濁物、錠剤、ピル、カプセル、粉末、徐
放性組成物などの形状にすることができる。
物は、溶液、懸濁物、錠剤、ピル、カプセル、粉末、徐
放性組成物などの形状にすることができる。
【0078】薬剤組成物は、目的の投与法に応じて、固
体、半固体または液体の投与形態(例えば、錠剤、ピ
ル、カプセル、粉末、液体、懸濁物など)で、好ましく
は正味用量の単独投与に適する単位投与形態にすること
ができる。薬剤組成物は、通常の薬剤担体または賦形剤
および活性成分としての本発明化合物を含む。さらに、
他の薬物または薬剤、担体、アジュバントなどを含むこ
ともできる。
体、半固体または液体の投与形態(例えば、錠剤、ピ
ル、カプセル、粉末、液体、懸濁物など)で、好ましく
は正味用量の単独投与に適する単位投与形態にすること
ができる。薬剤組成物は、通常の薬剤担体または賦形剤
および活性成分としての本発明化合物を含む。さらに、
他の薬物または薬剤、担体、アジュバントなどを含むこ
ともできる。
【0079】本発明に係る薬剤組成物は、0.1%〜9
5%の化合物、好ましくは1%〜70%の化合物を含む
ことができる。いずれにせよ、投与すべき組成物は、本
発明の化合物を、治療を受ける患者の徴候、すなわち、
高コレステロール血症またはアテローム硬化症を軽減す
るのに有効な量で含む。
5%の化合物、好ましくは1%〜70%の化合物を含む
ことができる。いずれにせよ、投与すべき組成物は、本
発明の化合物を、治療を受ける患者の徴候、すなわち、
高コレステロール血症またはアテローム硬化症を軽減す
るのに有効な量で含む。
【0080】固体の薬剤組成物の場合、通常の無毒性固
体担体しては、例えば、薬剤的純度のマンニトール、乳
糖、澱粉、ステアリン酸マグネシウム、サッカリンナト
リウム、タルク、セルロース、グルコース、ショ糖、炭
酸マグネシウムなどが挙げられる。
体担体しては、例えば、薬剤的純度のマンニトール、乳
糖、澱粉、ステアリン酸マグネシウム、サッカリンナト
リウム、タルク、セルロース、グルコース、ショ糖、炭
酸マグネシウムなどが挙げられる。
【0081】薬剤的に投与可能な液体の組成物は、本発
明の化合物を溶解または分散または他の方法で調製し、
所望により、担体(例えば、水、生理的食塩水、デキス
トロース水溶液、グリセロール、エタノールなど)中で
薬剤アジュバントと混合して溶液または懸濁物を形成す
ることにより作ることができる。
明の化合物を溶解または分散または他の方法で調製し、
所望により、担体(例えば、水、生理的食塩水、デキス
トロース水溶液、グリセロール、エタノールなど)中で
薬剤アジュバントと混合して溶液または懸濁物を形成す
ることにより作ることができる。
【0082】特定の量の活性成分を有する種々の薬剤組
成物の製造法は公知であり、あるいは、当業者であれば
明らかである。例えば、Remington's Pharmaceutical S
ciences., Mack Publishing Company, Easter, Pa., 15
th Edition (1975) を参照。
成物の製造法は公知であり、あるいは、当業者であれば
明らかである。例えば、Remington's Pharmaceutical S
ciences., Mack Publishing Company, Easter, Pa., 15
th Edition (1975) を参照。
【0083】
実施例1 (3β,5α,12β,25R)−3−(β−D−ガラ
クトシル)オキシ〕−12−ヒドロキシスピロスタンケトンの還元 (3β,5α,25R)−3−〔(β−D−ガラクトシ
ル)オキシ〕−スピロスタン−12−オン(1.33
g,2.24ミリモル;実施例3に記載の方法に従って
(3β,5α,25R)−3−〔(テトラアセチル−β
−D−ガラクトシル)オキシ〕−スピロスタン−12−
オン(製造例B2)の脱アセチル化により製造)、エタ
ノール(130ml)およびクロロホルム(260m
l)の溶液(室温)に、水素化ホウ素ナトリウム(0.
51g,13.4ミリモル)およびエタノール(50m
l)の溶液を添加した。4時間攪拌した後、メタノール
(200ml)を添加し、再び攪拌を2時間続けた。反
応混合物を真空濃縮して3.38gの粗生成物を得た。
メタノール(80ml)および水(8ml)の混合物か
ら再結晶を行い、冷メタノール(20ml)で洗浄して
乾燥すると、1.33g(定量的収量)の標記化合物が
得られた。MS:595(M+H);融点:>200
℃;高分解能FAB MS(m/e):計算値(C33H
55O9 として):595.3846;実験値:595.
3861 実施例2 (3β,5α,12β,25R)−3−〔(β−D−セ
ロビオシル)オキシ〕−12−ヒドロキシスピロスタン 標記化合物は、実施例1の方法と同様にして適切な出発
物質から合成した。
クトシル)オキシ〕−12−ヒドロキシスピロスタンケトンの還元 (3β,5α,25R)−3−〔(β−D−ガラクトシ
ル)オキシ〕−スピロスタン−12−オン(1.33
g,2.24ミリモル;実施例3に記載の方法に従って
(3β,5α,25R)−3−〔(テトラアセチル−β
−D−ガラクトシル)オキシ〕−スピロスタン−12−
オン(製造例B2)の脱アセチル化により製造)、エタ
ノール(130ml)およびクロロホルム(260m
l)の溶液(室温)に、水素化ホウ素ナトリウム(0.
51g,13.4ミリモル)およびエタノール(50m
l)の溶液を添加した。4時間攪拌した後、メタノール
(200ml)を添加し、再び攪拌を2時間続けた。反
応混合物を真空濃縮して3.38gの粗生成物を得た。
メタノール(80ml)および水(8ml)の混合物か
ら再結晶を行い、冷メタノール(20ml)で洗浄して
乾燥すると、1.33g(定量的収量)の標記化合物が
得られた。MS:595(M+H);融点:>200
℃;高分解能FAB MS(m/e):計算値(C33H
55O9 として):595.3846;実験値:595.
3861 実施例2 (3β,5α,12β,25R)−3−〔(β−D−セ
ロビオシル)オキシ〕−12−ヒドロキシスピロスタン 標記化合物は、実施例1の方法と同様にして適切な出発
物質から合成した。
【0084】融点:>200℃;MS:757(M+
H),779(M+Na);FAB HRMS(m/
e):計算値(C39H64O14Naとして):779.4
194;実験値:779.4250 実施例3 (3β,5α,25R)−3−〔(β−D−セロビオシ
ル)オキシ〕スピロスタン−11−オン脱アセチル化 (3β,5α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−セロビオシル)オキシ〕スピロスタン−11−オ
ン(6.57g,6.26ミリモル)、ナトリウムメト
キシド(68mg,1.25ミリモル)、メタノール
(35ml)およびテトラヒドロフラン(75ml)の
混合物を1時間加熱還流した後、室温で12時間攪拌し
た。30分以内に白色沈澱が生じた。最終懸濁物を真空
濃縮すると、6.0gの粗生成物が得られた。この物質
をフラッシュクロマトグラフィー(溶離液:クロロホル
ム、次いで8:2のクロロホルム:メタノール)により
精製すると、2.71g(57%収率)の標記化合物が
得られた。
H),779(M+Na);FAB HRMS(m/
e):計算値(C39H64O14Naとして):779.4
194;実験値:779.4250 実施例3 (3β,5α,25R)−3−〔(β−D−セロビオシ
ル)オキシ〕スピロスタン−11−オン脱アセチル化 (3β,5α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−セロビオシル)オキシ〕スピロスタン−11−オ
ン(6.57g,6.26ミリモル)、ナトリウムメト
キシド(68mg,1.25ミリモル)、メタノール
(35ml)およびテトラヒドロフラン(75ml)の
混合物を1時間加熱還流した後、室温で12時間攪拌し
た。30分以内に白色沈澱が生じた。最終懸濁物を真空
濃縮すると、6.0gの粗生成物が得られた。この物質
をフラッシュクロマトグラフィー(溶離液:クロロホル
ム、次いで8:2のクロロホルム:メタノール)により
精製すると、2.71g(57%収率)の標記化合物が
得られた。
【0085】1HNMR(DMSO−d6 )δ:5.2
2(d,J=5Hz,1H),5.00(m,3H),
4.64(s,1H),4.58(t,J=5Hz,1
H),4.54(t,J=6Hz,1H),4.34
(q,J=8Hz,1H),4.27(d,J=8H
z,1H),4.23(d,J=8Hz,1H),3.
68−2.94(m,15H),2.34(m,2
H),2.08−0.81(m,23H),0.92
(s,3H),0.86(d,J=7Hz,3H),
0.72(d,J=6Hz,3H),0.59(s,3
H);DEPT13CNMR(DMSO−d6 )δ:21
0.4(s),108.8(s),103.6(d),
100.6(d),81.1(d),80.6(d),
77.2(d),76.9(d),76.5(d),7
5.5(d),75.1(d),73.7(d),7
3.6(d),70.5(d),66.4(t),6
3.5(d),61.5(t),60.9(t),5
0.5(d),57.1(t),54.7(d),4
4.3(s),44.1(d),41.7(d),3
6.8(d),35.6(t),35.2(s),3
4.0(t),32.6(t),31.3(s),3
0.2(d),29.2(t),28.9(t),2
8.2(t),17.5(q),17.3(q),1
4.8(q),12.3(q);IR(KBr);34
07(s),1700(m)cm-1:高分解能FABM
S(m/e):計算値(C39H62O14Naとして):7
77.4037;実験値:777.4108;元素分
析:計算値(C39H62O14・2H2 Oとして):C,5
9.22;H,8.41;実験値:C,59.48;
H,8.48;融点:>300℃ 上記の標記化合物の一水和物結晶形は次のようにして合
成した。
2(d,J=5Hz,1H),5.00(m,3H),
4.64(s,1H),4.58(t,J=5Hz,1
H),4.54(t,J=6Hz,1H),4.34
(q,J=8Hz,1H),4.27(d,J=8H
z,1H),4.23(d,J=8Hz,1H),3.
68−2.94(m,15H),2.34(m,2
H),2.08−0.81(m,23H),0.92
(s,3H),0.86(d,J=7Hz,3H),
0.72(d,J=6Hz,3H),0.59(s,3
H);DEPT13CNMR(DMSO−d6 )δ:21
0.4(s),108.8(s),103.6(d),
100.6(d),81.1(d),80.6(d),
77.2(d),76.9(d),76.5(d),7
5.5(d),75.1(d),73.7(d),7
3.6(d),70.5(d),66.4(t),6
3.5(d),61.5(t),60.9(t),5
0.5(d),57.1(t),54.7(d),4
4.3(s),44.1(d),41.7(d),3
6.8(d),35.6(t),35.2(s),3
4.0(t),32.6(t),31.3(s),3
0.2(d),29.2(t),28.9(t),2
8.2(t),17.5(q),17.3(q),1
4.8(q),12.3(q);IR(KBr);34
07(s),1700(m)cm-1:高分解能FABM
S(m/e):計算値(C39H62O14Naとして):7
77.4037;実験値:777.4108;元素分
析:計算値(C39H62O14・2H2 Oとして):C,5
9.22;H,8.41;実験値:C,59.48;
H,8.48;融点:>300℃ 上記の標記化合物の一水和物結晶形は次のようにして合
成した。
【0086】上記方法に従って合成した20gの粗生成
物、600mlのn−プロパノールおよび400mlの
水の混合物を攪拌し、加熱還流した。得られた溶液に
2.0gのケイソウ土を入れた。なおも還流しながら、
不溶物を瀘別した。瀘液を全体積が600mlになるま
で大気圧で蒸留して室温に冷却した。得られた懸濁物を
1時間粒状にして、生成物を瀘取した。上記再結晶によ
り得られた、未乾燥の再結晶化ケーキを500mlのメ
タノールに懸濁した。この懸濁物を16時間加熱還流
し、室温に冷却して48時間粒状にし、瀘過により単離
した。真空乾燥すると、実施例3の標記化合物の一水和
物結晶が16.1g(81%収率)得られた。
物、600mlのn−プロパノールおよび400mlの
水の混合物を攪拌し、加熱還流した。得られた溶液に
2.0gのケイソウ土を入れた。なおも還流しながら、
不溶物を瀘別した。瀘液を全体積が600mlになるま
で大気圧で蒸留して室温に冷却した。得られた懸濁物を
1時間粒状にして、生成物を瀘取した。上記再結晶によ
り得られた、未乾燥の再結晶化ケーキを500mlのメ
タノールに懸濁した。この懸濁物を16時間加熱還流
し、室温に冷却して48時間粒状にし、瀘過により単離
した。真空乾燥すると、実施例3の標記化合物の一水和
物結晶が16.1g(81%収率)得られた。
【0087】実施例4〜43 下記化合物を、上記方法と同様にして、適切な出発物質
から合成した。
から合成した。
【0088】
【化19】
【0089】
【化20】
【0090】
【化21】
【0091】
【化22】
【0092】
【化23】
【0093】
【化24】
【0094】実施例44 (3β,5α,11β,25R)−3−〔(β−D−セ
ロビオシル)オキシ〕−11−ヒドロキシスピロスタン
−12−オン脱アセチル化 Synthesis, 1973, 790に記載の方法に基づいて、(3
β,5α,11β,25R)−3−〔(ヘプタアセチル
−β−D−セロビオシル)オキシ〕スピロスタン−11
−オール−12−オン(240mg,0.225ミリモ
ル)をメタノール(20ml)およびテトラヒドロフラ
ン(10ml)に溶解した。この溶液に、シアン化カリ
ウム(146mg,2.25ミリモル)の水(0.1m
l)およびメタノール(5ml)における溶液を添加し
た。得られた混合物を80℃に4時間加熱した。冷却
後、混合物を濃縮乾固してフラッシュクロマトグラフィ
ー(溶離液は9:1のクロロホルム:メタノール)によ
り精製すると、標記化合物が得られた。融点:245〜
247℃;MS(m/e):771(P+1),793
(P+Na);元素分析:計算値(C39H62O15・3H
2 Oとして):C,56.70;H,8.31;実験
値:C,56.97;H,7.80 製造例A1 (3β,5α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−α
−D−セロビオシル)オキシ〕スピロスタン−11−オ
ンアノマー化 臭化水素酸(30%酢酸溶液1.2ml)を(3β,5
α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β−D−セロ
ビオシル)オキシ〕スピロスタン−11−オン(2.0
g)の塩化メチレン(35ml)溶液(室温)に添加
し、得られた混合物を室温で94時間攪拌した。飽和重
炭酸ナトリウム水溶液(20ml)をゆっくり添加する
ことにより反応を停止した。有機層を分離し、硫酸マグ
ネシウムで脱水して真空乾燥すると、1.637gの黒
色固体が得られた。フラッシュクロマトグラフィー(溶
離液は1:1のヘキサン:酢酸エチル)を繰り返すこと
により精製すると、651mg(33%収率)の標記化
合物が得られた。
ロビオシル)オキシ〕−11−ヒドロキシスピロスタン
−12−オン脱アセチル化 Synthesis, 1973, 790に記載の方法に基づいて、(3
β,5α,11β,25R)−3−〔(ヘプタアセチル
−β−D−セロビオシル)オキシ〕スピロスタン−11
−オール−12−オン(240mg,0.225ミリモ
ル)をメタノール(20ml)およびテトラヒドロフラ
ン(10ml)に溶解した。この溶液に、シアン化カリ
ウム(146mg,2.25ミリモル)の水(0.1m
l)およびメタノール(5ml)における溶液を添加し
た。得られた混合物を80℃に4時間加熱した。冷却
後、混合物を濃縮乾固してフラッシュクロマトグラフィ
ー(溶離液は9:1のクロロホルム:メタノール)によ
り精製すると、標記化合物が得られた。融点:245〜
247℃;MS(m/e):771(P+1),793
(P+Na);元素分析:計算値(C39H62O15・3H
2 Oとして):C,56.70;H,8.31;実験
値:C,56.97;H,7.80 製造例A1 (3β,5α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−α
−D−セロビオシル)オキシ〕スピロスタン−11−オ
ンアノマー化 臭化水素酸(30%酢酸溶液1.2ml)を(3β,5
α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β−D−セロ
ビオシル)オキシ〕スピロスタン−11−オン(2.0
g)の塩化メチレン(35ml)溶液(室温)に添加
し、得られた混合物を室温で94時間攪拌した。飽和重
炭酸ナトリウム水溶液(20ml)をゆっくり添加する
ことにより反応を停止した。有機層を分離し、硫酸マグ
ネシウムで脱水して真空乾燥すると、1.637gの黒
色固体が得られた。フラッシュクロマトグラフィー(溶
離液は1:1のヘキサン:酢酸エチル)を繰り返すこと
により精製すると、651mg(33%収率)の標記化
合物が得られた。
【0095】1HNMR(CDCl3 )δ:5.41
(t,J=10Hz,1H),5.09(複合,3
H),4.91(t,J=8Hz,1H),4.69
(dd,J=4および10Hz,1H),4.49(複
合,3H),4.36(dd,J=4および13Hz,
1H),3.99(m,3H),3.67(m,2
H),3.40(m,3H),2.45(m,1H),
2.22(s,2H),2.11(s,3H),2.0
7(s,3H),2.03(s,6H),2.00
(s,3H),1.99(s,3H),1.97(s,
3H),2.00〜0.80(m,22H),1.02
(s,3H),0.92(d,J=7Hz,3H),
0.77(d,J=7Hz,3H),0.69(s,3
H);DEPT13CNMR(CDCl3 )δ:210.
0(s),170.5(s),170.3(s),17
0.2(s),169.6(s),169.3(s),
169.1(s),109.2(s),100.9
(d),94.3(d),80.6(d),78.0
(d),77.0(d),73.1(d),71.9
(d),71.8(d),71.2(d),69.6
(d),68.1(d),67.8(d),66.9
(t),64.4(d),62.0(t),61.5
(t),60.7(d),57.6(t),55.7
(d),45.0(d),44.3(s),41.8
(d),36.9(d),35.5(t),35.4
(t),35.1(s),32.7(t),31.3
(t),31.2(t),30.2(d),28.7
(t),28.0(t),27.4(t),20.9
(q),20.7(q),20.6(q),20.5
(q),17.1(q),17.0(q),14.2
(q),12.1(q);IR(KBr);1751
(s),1706(m)cm-1:MS(m/e):10
49(M+H),1071(M+Na);元素分析:計
算値(C53H76O21・H2 Oとして):C,59.6
5;H,7.37;実験値:C,59.66;H,7.
00;融点:248〜249℃ 製造例B1 (3β,5α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−セロビオシル)オキシ〕スピロスタン−11- オ
ンフッ化亜鉛を触媒とする遊離スピロスタンのカップリン
グ (3β,5α,25R)−3−ヒドロキシスピロスタン
−11−オン(3.0g,6.97ミリモル)および無
水フッ化亜鉛(2.88g,27.9ミリモル)の無水
アセトニトリル(175ml)における懸濁物を、75
mlのアセトニトリルを留去することにより脱水した。
その懸濁物を冷却して臭化ヘプタアセチル−β−D−セ
ロビオシル(9.75g,13.9ミリモル)を添加
し、得られた懸濁物を65℃に3時間加熱した。室温に
冷却後、塩化メチレン(150ml)を添加し、懸濁物
を10分間攪拌して瀘過した。瀘液を真空濃縮すると、
10gの粗生成物が得られた。この物質を8:2のクロ
ロホルム:メタノールに溶解し、シリカゲルに予備吸着
させ、フラッシュクロマトグラフィー(溶離液:1:1
の酢酸エチル:ヘキサン、次いで純粋な酢酸エチル)に
より精製すると、6.81g(93%収率)の標記物質
が得られた。
(t,J=10Hz,1H),5.09(複合,3
H),4.91(t,J=8Hz,1H),4.69
(dd,J=4および10Hz,1H),4.49(複
合,3H),4.36(dd,J=4および13Hz,
1H),3.99(m,3H),3.67(m,2
H),3.40(m,3H),2.45(m,1H),
2.22(s,2H),2.11(s,3H),2.0
7(s,3H),2.03(s,6H),2.00
(s,3H),1.99(s,3H),1.97(s,
3H),2.00〜0.80(m,22H),1.02
(s,3H),0.92(d,J=7Hz,3H),
0.77(d,J=7Hz,3H),0.69(s,3
H);DEPT13CNMR(CDCl3 )δ:210.
0(s),170.5(s),170.3(s),17
0.2(s),169.6(s),169.3(s),
169.1(s),109.2(s),100.9
(d),94.3(d),80.6(d),78.0
(d),77.0(d),73.1(d),71.9
(d),71.8(d),71.2(d),69.6
(d),68.1(d),67.8(d),66.9
(t),64.4(d),62.0(t),61.5
(t),60.7(d),57.6(t),55.7
(d),45.0(d),44.3(s),41.8
(d),36.9(d),35.5(t),35.4
(t),35.1(s),32.7(t),31.3
(t),31.2(t),30.2(d),28.7
(t),28.0(t),27.4(t),20.9
(q),20.7(q),20.6(q),20.5
(q),17.1(q),17.0(q),14.2
(q),12.1(q);IR(KBr);1751
(s),1706(m)cm-1:MS(m/e):10
49(M+H),1071(M+Na);元素分析:計
算値(C53H76O21・H2 Oとして):C,59.6
5;H,7.37;実験値:C,59.66;H,7.
00;融点:248〜249℃ 製造例B1 (3β,5α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−セロビオシル)オキシ〕スピロスタン−11- オ
ンフッ化亜鉛を触媒とする遊離スピロスタンのカップリン
グ (3β,5α,25R)−3−ヒドロキシスピロスタン
−11−オン(3.0g,6.97ミリモル)および無
水フッ化亜鉛(2.88g,27.9ミリモル)の無水
アセトニトリル(175ml)における懸濁物を、75
mlのアセトニトリルを留去することにより脱水した。
その懸濁物を冷却して臭化ヘプタアセチル−β−D−セ
ロビオシル(9.75g,13.9ミリモル)を添加
し、得られた懸濁物を65℃に3時間加熱した。室温に
冷却後、塩化メチレン(150ml)を添加し、懸濁物
を10分間攪拌して瀘過した。瀘液を真空濃縮すると、
10gの粗生成物が得られた。この物質を8:2のクロ
ロホルム:メタノールに溶解し、シリカゲルに予備吸着
させ、フラッシュクロマトグラフィー(溶離液:1:1
の酢酸エチル:ヘキサン、次いで純粋な酢酸エチル)に
より精製すると、6.81g(93%収率)の標記物質
が得られた。
【0096】1HNMR(CDCl3 )δ:5.11
(複合,2H),5.04(t,J=9Hz,1H),
4.90(t,J=9Hz,1H),4.83(t,J
=8Hz,1H),4.49(複合,4H),4.34
(dd,J=4.5および12.5Hz,1H),4.
04(t,J=13Hz,1H),4.03(t,J=
11Hz,1H),3.72(t,J=9.5Hz,1
H),3.65(m,1H),3.56(m,1H),
3.45(m,1H),2.47(m,1H),2.2
2(s,2H),2.08(s,3H),2.06
(s,3H),2.00(s,6H),1.99(s,
6H),1.96(s,3H),2.00〜1.00
(m,22H),0.98(s,3H),0.92
(d,J=7Hz,3H),0.77(d,J=7H
z,3H),0.68(s,3H);DEPT13CNM
R(CDCl3 )δ:209.9(s),170.5
(s),170.3(s),170.2(s),16
9.9(s),169.8(s),169.5(s),
169.3(s),169.0(s),109.2
(s),100.8(d),99.4(d),90.0
(s),80.6(d),79.4(d),76.6
(d),75.3(s),72.9(d),72.6
(d),72.5(d),71.9(d),71.8
(d),71.6(d),67.8(s),66.9
(t),64.4(d),62.1(t),61.5
(t),60.8(s),60.7(d),57.6
(t),55.7(d),44.8(d),44.3
(s),41.8(d),36.9(d),35.6
(t),35.2(s),34.1(t),32.7
(t),31.3(t),31.2(t),30.2
(d),29.0(t),28.7(t),28.0
(t),20.9(q),20.7(q),20.6
(q),20.5(q),20.5(q),17.1
(q),17.0(q),14.2(q),12.0
(q);IR(KBr);1756(s),1706
(m)cm-1:MS(m/e):1049(M+H);
元素分析:計算値(C53H76O21・H2 Oとして):
C,59.65;H,7.37;実験値:C,59.8
6;H,7.25;融点:210〜212℃ 同様に、上記の一般方法を使用して、適切な出発物質か
ら下記化合物(製造例B2〜B39)を製造した。
(複合,2H),5.04(t,J=9Hz,1H),
4.90(t,J=9Hz,1H),4.83(t,J
=8Hz,1H),4.49(複合,4H),4.34
(dd,J=4.5および12.5Hz,1H),4.
04(t,J=13Hz,1H),4.03(t,J=
11Hz,1H),3.72(t,J=9.5Hz,1
H),3.65(m,1H),3.56(m,1H),
3.45(m,1H),2.47(m,1H),2.2
2(s,2H),2.08(s,3H),2.06
(s,3H),2.00(s,6H),1.99(s,
6H),1.96(s,3H),2.00〜1.00
(m,22H),0.98(s,3H),0.92
(d,J=7Hz,3H),0.77(d,J=7H
z,3H),0.68(s,3H);DEPT13CNM
R(CDCl3 )δ:209.9(s),170.5
(s),170.3(s),170.2(s),16
9.9(s),169.8(s),169.5(s),
169.3(s),169.0(s),109.2
(s),100.8(d),99.4(d),90.0
(s),80.6(d),79.4(d),76.6
(d),75.3(s),72.9(d),72.6
(d),72.5(d),71.9(d),71.8
(d),71.6(d),67.8(s),66.9
(t),64.4(d),62.1(t),61.5
(t),60.8(s),60.7(d),57.6
(t),55.7(d),44.8(d),44.3
(s),41.8(d),36.9(d),35.6
(t),35.2(s),34.1(t),32.7
(t),31.3(t),31.2(t),30.2
(d),29.0(t),28.7(t),28.0
(t),20.9(q),20.7(q),20.6
(q),20.5(q),20.5(q),17.1
(q),17.0(q),14.2(q),12.0
(q);IR(KBr);1756(s),1706
(m)cm-1:MS(m/e):1049(M+H);
元素分析:計算値(C53H76O21・H2 Oとして):
C,59.65;H,7.37;実験値:C,59.8
6;H,7.25;融点:210〜212℃ 同様に、上記の一般方法を使用して、適切な出発物質か
ら下記化合物(製造例B2〜B39)を製造した。
【0097】製造例B2 (3β,5α,25R)−3−〔(テトラアセチル−β
−D−ガラクトシル)オキシ〕スピロスタン−12- オ
ン 製造例B3 (3α,5α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−セロビオシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B4 (3β,5β,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−セロビオシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B5 (3β,5α,25R)−3−〔(トリアセチル−β−
D−グルクロノシル)オキシ〕スピロスタン メチルエ
ステル 製造例B6 (3β,5α,25R)−3−〔(テトラアセチル−β
−D−グルコピラノシル)オキシ〕スピロスタン−12
- オン 製造例B7 (3β,5α,25R)−3−〔(テトラアセチル−β
−D−ガラクトピラノシル)オキシ〕スピロスタン−1
1- オン 製造例B8 (3β,5α,25S)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−セロビオシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B9 (3β,5α,25R)−3−(〔(ヘプタアセチル−
β−D−セロビオシル)オキシ〕エトキシ)スピロスタ
ン 製造例B10 (3β,5α,25R)−3−(〔(テトラアセチル−
β−D−ガラクトピラノシル)オキシ〕エトキシ)スピ
ロスタン 製造例B11 (3β,5α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−ラクトシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B12 (3β,5α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−ラクトシル)オキシ〕スピロスタン−12−オン 製造例B13 (3β,5α,25R)−3−〔(トリアセチル−α−
L−アラバノピラノシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B14 (3β,5α,25R)−3−〔(トリアセチル−α−
D−アラバノピラノシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B15 (3β,5α,25R)−3−〔(トリアセチル−β−
L−キシロピラノシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B16 (3β,5α,25R)−3−〔(トリアセチル−β−
L−フコピラノシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B17 (3β,5α,25R)−3−〔(トリアセチル−β−
D−キシロピラノシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B18 (3β,5α,25R)−3−〔(トリアセチル−β−
D−フコピラノシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B19 (3β,5α,25R)−3−〔(テトラアセチル−β
−D−ガラクトピラノシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B20 (3β,5α,25R)−3−〔(ヘキサアセチル−3
−O−β−D−ガラクトピラノシル−α−D−アラバノ
ピラノシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B21 (3β,5α,25S)−3−〔(テトラアセチル−β
−D−ガラクトピラノシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B22 (3β,5α,12β,25R)−3−〔(ヘプタアセ
チル−β−D−セロビオシル)オキシ〕−12−ヒドロ
キシスピロスタン−11−オン 製造例B23 (3β,5α,11α,25R)−3−〔(ヘプタアセ
チル−β−D−セロビオシル)オキシ〕−11−ヒドロ
キシスピロスタン 製造例B24 (3β,5α,11β,25R)−3−〔(ヘプタアセ
チル−β−D−セロビオシル)オキシ〕−11−ヒドロ
キシスピロスタン 製造例B25 (3β,5α,25R)−3−〔(テトラアセチル−β
−D−グルコピラノシル)オキシ〕スピロスタン−11
−オン 製造例B26 (3β,5α,11β,12β,25R)−3−〔(ヘ
プタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ〕−1
1,12−ジ(ヒドロキシ)スピロスタン 製造例B27 (3β,5α,11α,12β,25R)−3−〔(ヘ
プタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ〕−1
1,12−ジ(ヒドロキシ)スピロスタン 製造例B28 (3β,5α,12α,25R)−3−〔(ヘプタアセ
チル−β−D−セロビオシル)オキシ〕−12−ヒドロ
キシスピロスタン 製造例B29 (3β,5α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−ラクトシル)オキシ〕スピロスタン−11−オン 製造例B30 (3β,5α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−セロビオシル)オキシ〕スピロスタン−12−オ
ン 製造例B31 (3β,5α,11α,12α,25R)−3−〔(ヘ
プタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ〕−1
1,12−ジヒドロキシスピロスタン 製造例B32 (3β,5α,11α,25R)−3−〔(ヘプタアセ
チル−β−D−セロビオシル)オキシ〕−11−ヒドロ
キシスピロスタン−12−オン 製造例B33 (3β,5α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−セロビオシル)オキシ〕スピロスタン−11,1
2−ジオン 製造例B34 (3β,5α,11β,12α,25R)−3−〔(ヘ
プタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ〕−1
1,12−ジ(ヒドロキシ)スピロスタン 製造例B35 (3β,5α,12α,25R)−3−〔(β−D−セ
ロビオシル)オキシ〕−12−ヒドロキシスピロスタン
−11−オン 製造例B36 (3β,5α,12β,25R)−3−〔(ヘプタアセ
チル−β−D−ラクトシル)オキシ〕−12−ヒドロキ
シスピロスタン−11−オン 製造例B37 (3β,5α,25R)−3−〔(ドデカアセチル−β
−D−マルトトリオシル)オキシ〕スピロスタン−11
−オン 製造例B38 (3β,5α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−マルトシル)オキシ〕スピロスタン−11−オン 製造例B39 (3β,5α,11β,25R)−3−〔(ヘプタアセ
チル−β−D−セロビオシル)オキシ〕−11−ヒドロ
キシスピロスタン−12−オン 製造例C1 (3β,5α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−ラクトシル)オキシ〕スピロスタン臭化水銀/シアン化水銀を触媒とするシリル化スピロス
タンのカップリング 粉末の4A分子ふるい(1g)をトリメチルシリルチゴ
ゲニン(1.17g,2.4ミリモル)およびアセトブ
ロモラクトース(3.36g,4.8ミリモル)のCH
2 Cl2 (15ml)およびCH3 CN(5ml)にお
ける溶液に室温で添加した。15分攪拌した後、Hg
(CN)2 (2.4g,9.6ミリモル)およびHgB
r2 (3.4g,9.6ミリモル)を添加し、混合物を
室温で3時間攪拌した。混合物を酢酸エチル(50m
l)で希釈し、瀘過した。瀘液を1NのHCl(3×3
0ml)およびブライン(1×30ml)で洗浄し、脱
水(Na2 SO4 )・瀘過・真空濃縮した。生成物をフ
ラッシュクロマトグラフィー(10→20%のEtOA
c/CH2 Cl2 )により精製すると、400mgの物
質が無色固体として得られた。MS:489(M+H)
+ 1 HNMR(250MHz,CDCl3 )δ:5.35
(d,1H,J=1.0Hz),5.2(dd,1H,
J=4.5,4.5Hz),5.15(dd,1H,J
=6.0,5.0Hz),4.95(dd,1H,J=
4.5,1.0Hz),4.85(dd,1H,J=
5.0,4.5Hz),4.55(d,1H,J=6.
0Hz),4.4(m,3H),4.1(m,3H),
3.85(t,1H,J=3.0Hz),3.8(t,
1H,J=4.5Hz),3.5(m,3H),3.3
5(t,1H,J=5.0Hz),2.15(s,3
H),2.12(s,3H),2.07(s,12
H),2.0(s,3H),2.0〜0.5(m,27
H),0.98(d,3H,J=4.0Hz),0.8
2(s,3H),0.8(d,3H,J=4.0H
z),0.73(s,3H) 同様に、上記の一般方法を使用して、適切な出発物質か
ら下記化合物(製造例C2〜C4)を製造した。
−D−ガラクトシル)オキシ〕スピロスタン−12- オ
ン 製造例B3 (3α,5α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−セロビオシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B4 (3β,5β,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−セロビオシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B5 (3β,5α,25R)−3−〔(トリアセチル−β−
D−グルクロノシル)オキシ〕スピロスタン メチルエ
ステル 製造例B6 (3β,5α,25R)−3−〔(テトラアセチル−β
−D−グルコピラノシル)オキシ〕スピロスタン−12
- オン 製造例B7 (3β,5α,25R)−3−〔(テトラアセチル−β
−D−ガラクトピラノシル)オキシ〕スピロスタン−1
1- オン 製造例B8 (3β,5α,25S)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−セロビオシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B9 (3β,5α,25R)−3−(〔(ヘプタアセチル−
β−D−セロビオシル)オキシ〕エトキシ)スピロスタ
ン 製造例B10 (3β,5α,25R)−3−(〔(テトラアセチル−
β−D−ガラクトピラノシル)オキシ〕エトキシ)スピ
ロスタン 製造例B11 (3β,5α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−ラクトシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B12 (3β,5α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−ラクトシル)オキシ〕スピロスタン−12−オン 製造例B13 (3β,5α,25R)−3−〔(トリアセチル−α−
L−アラバノピラノシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B14 (3β,5α,25R)−3−〔(トリアセチル−α−
D−アラバノピラノシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B15 (3β,5α,25R)−3−〔(トリアセチル−β−
L−キシロピラノシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B16 (3β,5α,25R)−3−〔(トリアセチル−β−
L−フコピラノシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B17 (3β,5α,25R)−3−〔(トリアセチル−β−
D−キシロピラノシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B18 (3β,5α,25R)−3−〔(トリアセチル−β−
D−フコピラノシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B19 (3β,5α,25R)−3−〔(テトラアセチル−β
−D−ガラクトピラノシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B20 (3β,5α,25R)−3−〔(ヘキサアセチル−3
−O−β−D−ガラクトピラノシル−α−D−アラバノ
ピラノシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B21 (3β,5α,25S)−3−〔(テトラアセチル−β
−D−ガラクトピラノシル)オキシ〕スピロスタン 製造例B22 (3β,5α,12β,25R)−3−〔(ヘプタアセ
チル−β−D−セロビオシル)オキシ〕−12−ヒドロ
キシスピロスタン−11−オン 製造例B23 (3β,5α,11α,25R)−3−〔(ヘプタアセ
チル−β−D−セロビオシル)オキシ〕−11−ヒドロ
キシスピロスタン 製造例B24 (3β,5α,11β,25R)−3−〔(ヘプタアセ
チル−β−D−セロビオシル)オキシ〕−11−ヒドロ
キシスピロスタン 製造例B25 (3β,5α,25R)−3−〔(テトラアセチル−β
−D−グルコピラノシル)オキシ〕スピロスタン−11
−オン 製造例B26 (3β,5α,11β,12β,25R)−3−〔(ヘ
プタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ〕−1
1,12−ジ(ヒドロキシ)スピロスタン 製造例B27 (3β,5α,11α,12β,25R)−3−〔(ヘ
プタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ〕−1
1,12−ジ(ヒドロキシ)スピロスタン 製造例B28 (3β,5α,12α,25R)−3−〔(ヘプタアセ
チル−β−D−セロビオシル)オキシ〕−12−ヒドロ
キシスピロスタン 製造例B29 (3β,5α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−ラクトシル)オキシ〕スピロスタン−11−オン 製造例B30 (3β,5α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−セロビオシル)オキシ〕スピロスタン−12−オ
ン 製造例B31 (3β,5α,11α,12α,25R)−3−〔(ヘ
プタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ〕−1
1,12−ジヒドロキシスピロスタン 製造例B32 (3β,5α,11α,25R)−3−〔(ヘプタアセ
チル−β−D−セロビオシル)オキシ〕−11−ヒドロ
キシスピロスタン−12−オン 製造例B33 (3β,5α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−セロビオシル)オキシ〕スピロスタン−11,1
2−ジオン 製造例B34 (3β,5α,11β,12α,25R)−3−〔(ヘ
プタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ〕−1
1,12−ジ(ヒドロキシ)スピロスタン 製造例B35 (3β,5α,12α,25R)−3−〔(β−D−セ
ロビオシル)オキシ〕−12−ヒドロキシスピロスタン
−11−オン 製造例B36 (3β,5α,12β,25R)−3−〔(ヘプタアセ
チル−β−D−ラクトシル)オキシ〕−12−ヒドロキ
シスピロスタン−11−オン 製造例B37 (3β,5α,25R)−3−〔(ドデカアセチル−β
−D−マルトトリオシル)オキシ〕スピロスタン−11
−オン 製造例B38 (3β,5α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−マルトシル)オキシ〕スピロスタン−11−オン 製造例B39 (3β,5α,11β,25R)−3−〔(ヘプタアセ
チル−β−D−セロビオシル)オキシ〕−11−ヒドロ
キシスピロスタン−12−オン 製造例C1 (3β,5α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−ラクトシル)オキシ〕スピロスタン臭化水銀/シアン化水銀を触媒とするシリル化スピロス
タンのカップリング 粉末の4A分子ふるい(1g)をトリメチルシリルチゴ
ゲニン(1.17g,2.4ミリモル)およびアセトブ
ロモラクトース(3.36g,4.8ミリモル)のCH
2 Cl2 (15ml)およびCH3 CN(5ml)にお
ける溶液に室温で添加した。15分攪拌した後、Hg
(CN)2 (2.4g,9.6ミリモル)およびHgB
r2 (3.4g,9.6ミリモル)を添加し、混合物を
室温で3時間攪拌した。混合物を酢酸エチル(50m
l)で希釈し、瀘過した。瀘液を1NのHCl(3×3
0ml)およびブライン(1×30ml)で洗浄し、脱
水(Na2 SO4 )・瀘過・真空濃縮した。生成物をフ
ラッシュクロマトグラフィー(10→20%のEtOA
c/CH2 Cl2 )により精製すると、400mgの物
質が無色固体として得られた。MS:489(M+H)
+ 1 HNMR(250MHz,CDCl3 )δ:5.35
(d,1H,J=1.0Hz),5.2(dd,1H,
J=4.5,4.5Hz),5.15(dd,1H,J
=6.0,5.0Hz),4.95(dd,1H,J=
4.5,1.0Hz),4.85(dd,1H,J=
5.0,4.5Hz),4.55(d,1H,J=6.
0Hz),4.4(m,3H),4.1(m,3H),
3.85(t,1H,J=3.0Hz),3.8(t,
1H,J=4.5Hz),3.5(m,3H),3.3
5(t,1H,J=5.0Hz),2.15(s,3
H),2.12(s,3H),2.07(s,12
H),2.0(s,3H),2.0〜0.5(m,27
H),0.98(d,3H,J=4.0Hz),0.8
2(s,3H),0.8(d,3H,J=4.0H
z),0.73(s,3H) 同様に、上記の一般方法を使用して、適切な出発物質か
ら下記化合物(製造例C2〜C4)を製造した。
【0098】製造例C2 (3β,5α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−マルトシル)オキシ〕スピロスタン 製造例C3 (3β,5α,25R)−3−〔(トリアセチル−β−
D−2−アセタミド−2−デオキシグルコピラノシル)
オキシ〕スピロスタン 製造例C4 (3β,5α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−ゲンチオビオシル)オキシ〕スピロスタン 製造例D1 (3β,5α,25R)−3−トリメチルシリルオキシ
スピロスタンスピロスタンのシリル化 トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(4m
l,22.1ミリモル)をチゴゲニン(6g,14.4
ミリモル)およびトリエチルアミン(6ml,45ミリ
モル)のCH2 Cl2 (50ml)溶液に0℃で滴下し
た。1時間後、混合物をエーテル(100ml)で希釈
して飽和NaHCO3 水溶液(2×50ml)およびブ
ライン(1×50ml)で洗浄し、脱水(Na2 S
O4 )・瀘過・真空濃縮した。メタノールを添加すると
沈澱が生じ、それを瀘過してメタノールで洗浄すると、
6.2gの物質が無色の固体として得られた。
−D−マルトシル)オキシ〕スピロスタン 製造例C3 (3β,5α,25R)−3−〔(トリアセチル−β−
D−2−アセタミド−2−デオキシグルコピラノシル)
オキシ〕スピロスタン 製造例C4 (3β,5α,25R)−3−〔(ヘプタアセチル−β
−D−ゲンチオビオシル)オキシ〕スピロスタン 製造例D1 (3β,5α,25R)−3−トリメチルシリルオキシ
スピロスタンスピロスタンのシリル化 トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(4m
l,22.1ミリモル)をチゴゲニン(6g,14.4
ミリモル)およびトリエチルアミン(6ml,45ミリ
モル)のCH2 Cl2 (50ml)溶液に0℃で滴下し
た。1時間後、混合物をエーテル(100ml)で希釈
して飽和NaHCO3 水溶液(2×50ml)およびブ
ライン(1×50ml)で洗浄し、脱水(Na2 S
O4 )・瀘過・真空濃縮した。メタノールを添加すると
沈澱が生じ、それを瀘過してメタノールで洗浄すると、
6.2gの物質が無色の固体として得られた。
【0099】融点:197〜198℃;MS:489
(M+H)+ ; 1HNMR(250MHz,CDC
l3 )δ:4.35(q,1H,J=3.0Hz),
3.5(m,2H),3.4(t,1H,J=5.5H
z),2.0〜0.5(m,27H),1.0(d,3
H,J=4.0Hz),0.85(s,3H),0.8
(d,3H,J=4.0Hz),0.75(s,3
H),0.1(s,9H) 製造例E1 (3β,5α,25R)−3−(2−ヒドロキシエトキ
シ)スピロスタンLAH還元 水素化リチウムアルミニウム(0.285g,7.5ミ
リモル)をチゴゲニン−O−酢酸 エチルエステル
(2.5g,4.98ミリモル)のTHF(50ml)
溶液に0℃で添加した。1時間後、H2 O(0.285
ml)、15%NaOH(0.285ml)およびH2
O(0.85ml)を順次添加することにより反応を停
止した。混合物をエーテル(25ml)で希釈し、Mg
SO4 で脱水して瀘過・真空濃縮すると、2.1gの物
質が無色の固体として得られた。融点:207〜208
℃;MS:461(M+H)+ 1 HNMR(250MHz,CDCl3 )δ:4.4
(q,1H,J=3.0Hz),3.7(m,2H),
3.6(m,2H),3.5(m,1H),3.4
(t,1H,J=5.5Hz),3.3(m,1H),
2.0〜0.5(m,28H),1.0(d,3H,J
=4.0Hz),0.85(s,3H),0.8(d,
3H,J=4.0Hz),0.75(s,3H) 製造例F1 ((3β,5α,25R)−スピロスタン−3−イル)
−O−酢酸 エチルエステル〔Rh(OAc) 2 〕 2 を触媒とするカップリング 30mlのCH2 Cl2 に溶解したジアゾ酢酸エチル
(5.5ml,0.048モル)を、1時間かけて、チ
ゴゲニン(10g,0.024モル)および酢酸ロジウ
ム二量体(250mg)のCH2 Cl2 (250ml)
溶液に室温で滴下した。添加中に気体が発生し、添加が
完了すると、混合物をさらに1時間攪拌した。混合物を
ヘキサン(100ml)で希釈し、シリカゲルのプラグ
により瀘過した。瀘液を真空濃縮し、残渣にメタノール
を添加すると沈澱が生じ、それを瀘過してメタノールで
洗浄し、乾燥すると、6.0gの物質が無色の固体とし
て得られた。融点:119〜120℃;MS:503
(M+H)+ 1 HNMR(250MHz,CDCl3 )δ:4.35
(q,1H,J=3.0Hz),4.2(m,2H),
4.1(s,2H),3.4(m,3H),2.0〜
0.5(m,30H),0.95(d,3H,J=4.
0Hz),0.8(s,3H),0.75(d,3H,
J=4.0Hz),0.72(s,3H)製造例G1 (3β,5α,11β,12α,25R)−スピロスタ
ン−3,11,12−トリオール (3β,5α,11α,25R)−11,23−ジブロ
モ−3−アセトキシスピロスタン−12−オン:標記化
合物を、J. Chem. Soc., 1956, 4344 に記載の方法に従
って、(3β,5α,25R)−3−アセトキシスピロ
スタン−12−オンから合成した。
(M+H)+ ; 1HNMR(250MHz,CDC
l3 )δ:4.35(q,1H,J=3.0Hz),
3.5(m,2H),3.4(t,1H,J=5.5H
z),2.0〜0.5(m,27H),1.0(d,3
H,J=4.0Hz),0.85(s,3H),0.8
(d,3H,J=4.0Hz),0.75(s,3
H),0.1(s,9H) 製造例E1 (3β,5α,25R)−3−(2−ヒドロキシエトキ
シ)スピロスタンLAH還元 水素化リチウムアルミニウム(0.285g,7.5ミ
リモル)をチゴゲニン−O−酢酸 エチルエステル
(2.5g,4.98ミリモル)のTHF(50ml)
溶液に0℃で添加した。1時間後、H2 O(0.285
ml)、15%NaOH(0.285ml)およびH2
O(0.85ml)を順次添加することにより反応を停
止した。混合物をエーテル(25ml)で希釈し、Mg
SO4 で脱水して瀘過・真空濃縮すると、2.1gの物
質が無色の固体として得られた。融点:207〜208
℃;MS:461(M+H)+ 1 HNMR(250MHz,CDCl3 )δ:4.4
(q,1H,J=3.0Hz),3.7(m,2H),
3.6(m,2H),3.5(m,1H),3.4
(t,1H,J=5.5Hz),3.3(m,1H),
2.0〜0.5(m,28H),1.0(d,3H,J
=4.0Hz),0.85(s,3H),0.8(d,
3H,J=4.0Hz),0.75(s,3H) 製造例F1 ((3β,5α,25R)−スピロスタン−3−イル)
−O−酢酸 エチルエステル〔Rh(OAc) 2 〕 2 を触媒とするカップリング 30mlのCH2 Cl2 に溶解したジアゾ酢酸エチル
(5.5ml,0.048モル)を、1時間かけて、チ
ゴゲニン(10g,0.024モル)および酢酸ロジウ
ム二量体(250mg)のCH2 Cl2 (250ml)
溶液に室温で滴下した。添加中に気体が発生し、添加が
完了すると、混合物をさらに1時間攪拌した。混合物を
ヘキサン(100ml)で希釈し、シリカゲルのプラグ
により瀘過した。瀘液を真空濃縮し、残渣にメタノール
を添加すると沈澱が生じ、それを瀘過してメタノールで
洗浄し、乾燥すると、6.0gの物質が無色の固体とし
て得られた。融点:119〜120℃;MS:503
(M+H)+ 1 HNMR(250MHz,CDCl3 )δ:4.35
(q,1H,J=3.0Hz),4.2(m,2H),
4.1(s,2H),3.4(m,3H),2.0〜
0.5(m,30H),0.95(d,3H,J=4.
0Hz),0.8(s,3H),0.75(d,3H,
J=4.0Hz),0.72(s,3H)製造例G1 (3β,5α,11β,12α,25R)−スピロスタ
ン−3,11,12−トリオール (3β,5α,11α,25R)−11,23−ジブロ
モ−3−アセトキシスピロスタン−12−オン:標記化
合物を、J. Chem. Soc., 1956, 4344 に記載の方法に従
って、(3β,5α,25R)−3−アセトキシスピロ
スタン−12−オンから合成した。
【0100】(3β,5α,11α,12β,25R)
−11,23−ジブロモスピロスタン−3,12−ジオ
ール:(3β,5α,11α,25R)−11,23−
ジブロモ−3−アセトキシスピロスタン−12−オン
(20.00g,トルエンとともに共沸脱水)をTHF
(600ml)に溶解し、−78℃に冷却した。水素化
リチウムアルミニウム(1.0MのTHF溶液96.0
ml)をゆっくり添加し、得られた混合物を−78℃で
2時間、0℃で0.5時間攪拌した。その混合物を、カ
ニューレを使用して、攪拌中の3Mの塩化アンモニウム
水溶液(200ml)に注意しながら移した。有機層を
分離し、固体残渣のTHF洗液と合わせて濃縮すると、
標記化合物が得られた。
−11,23−ジブロモスピロスタン−3,12−ジオ
ール:(3β,5α,11α,25R)−11,23−
ジブロモ−3−アセトキシスピロスタン−12−オン
(20.00g,トルエンとともに共沸脱水)をTHF
(600ml)に溶解し、−78℃に冷却した。水素化
リチウムアルミニウム(1.0MのTHF溶液96.0
ml)をゆっくり添加し、得られた混合物を−78℃で
2時間、0℃で0.5時間攪拌した。その混合物を、カ
ニューレを使用して、攪拌中の3Mの塩化アンモニウム
水溶液(200ml)に注意しながら移した。有機層を
分離し、固体残渣のTHF洗液と合わせて濃縮すると、
標記化合物が得られた。
【0101】(3β,5α,11β,12β,25R)
−23−ブロモ−11,12−エポキシスピロスタン−
3−オール:下記の方法は、Helv. Act. Chim., 1953,
36, 1241に記載の方法の変形である。(3β,5α,1
1α,12β,25R)−11,23−ジブロモスピロ
スタン−3,12−ジオール(18.08g)をピリジ
ン(500ml)に室温で溶解し、酸化銀(70.0
g)で処理した。得られた混合物を暗所で71時間攪拌
した。混合物を瀘過し、固体をエーテル、次いでクロロ
ホルムで洗浄した。これらの洗液を瀘液と合わせ、濃縮
した。得られた固体をフラッシュクロマトグラフィー
(1:1のヘキサン:酢酸エチル)で精製すると、標記
化合物と(3β,5α,25R)−23−ブロモスピロ
スタン−3−オール−12−オンとの1:1混合物が1
2.2g得られた。さらにクロマトグラフィー(7:3
のヘキサン:酢酸エチル)にかけると、純粋な標記化合
物が得られる。
−23−ブロモ−11,12−エポキシスピロスタン−
3−オール:下記の方法は、Helv. Act. Chim., 1953,
36, 1241に記載の方法の変形である。(3β,5α,1
1α,12β,25R)−11,23−ジブロモスピロ
スタン−3,12−ジオール(18.08g)をピリジ
ン(500ml)に室温で溶解し、酸化銀(70.0
g)で処理した。得られた混合物を暗所で71時間攪拌
した。混合物を瀘過し、固体をエーテル、次いでクロロ
ホルムで洗浄した。これらの洗液を瀘液と合わせ、濃縮
した。得られた固体をフラッシュクロマトグラフィー
(1:1のヘキサン:酢酸エチル)で精製すると、標記
化合物と(3β,5α,25R)−23−ブロモスピロ
スタン−3−オール−12−オンとの1:1混合物が1
2.2g得られた。さらにクロマトグラフィー(7:3
のヘキサン:酢酸エチル)にかけると、純粋な標記化合
物が得られる。
【0102】(3β,5α,11β,12α,25R)
−23−ブロモ−12−(トリクロロアセトキシ)スピ
ロスタン−3,11−ジオール:J. Chem. Soc., 1956,
4330に記載の方法を使用して、(3β,5α,11
β,12β,25R)−23−ブロモ−11,12−エ
ポキシスピロスタン−3−オールを、トルエン中、室温
で3日間、トリクロロ酢酸により処理すると、標記化合
物が得られた。
−23−ブロモ−12−(トリクロロアセトキシ)スピ
ロスタン−3,11−ジオール:J. Chem. Soc., 1956,
4330に記載の方法を使用して、(3β,5α,11
β,12β,25R)−23−ブロモ−11,12−エ
ポキシスピロスタン−3−オールを、トルエン中、室温
で3日間、トリクロロ酢酸により処理すると、標記化合
物が得られた。
【0103】(3β,5α,11β,12α,25R)
−23−ブロモ−スピロスタン−3,11,12−トリ
オール: J. Chem. Soc., 1956, 4330に記載の方法を使
用して、(3β,5α,11β,12α,25R)−2
3−ブロモ−12−(トリクロロアセトキシ)スピロス
タン−3,11−ジオールを、水およびエタノール中で
水酸化ナトリウムによりけん化すると、標記化合物が得
られた。
−23−ブロモ−スピロスタン−3,11,12−トリ
オール: J. Chem. Soc., 1956, 4330に記載の方法を使
用して、(3β,5α,11β,12α,25R)−2
3−ブロモ−12−(トリクロロアセトキシ)スピロス
タン−3,11−ジオールを、水およびエタノール中で
水酸化ナトリウムによりけん化すると、標記化合物が得
られた。
【0104】(3β,5α,11β,12α,25R)
−スピロスタン−3,11,12−トリオール:J. Che
m. Soc., 1956, 4330 に記載の方法を使用して、(3
β,5α,11β,12α,25R)−23−ブロモ−
12−(トリクロロアセトキシ)スピロスタン−3,1
1−ジオールを亜鉛および酢酸により還元すると、標記
化合物が得られた。
−スピロスタン−3,11,12−トリオール:J. Che
m. Soc., 1956, 4330 に記載の方法を使用して、(3
β,5α,11β,12α,25R)−23−ブロモ−
12−(トリクロロアセトキシ)スピロスタン−3,1
1−ジオールを亜鉛および酢酸により還元すると、標記
化合物が得られた。
【0105】製造例G2 (3β,5α,12α,25R)スピロスタン−3,1
2−ジオール−11−オン (3β,5α,11β,12α,25R)−3,12−
ジ(アセトキシ)スピロスタン−11−オール:J. Che
m. Soc., 1956, 4330 に記載の方法を使用して、(3
β,5α,11β,12α,25R)スピロスタン−
3,11,12−トリオール(製造例G1)を無水酢酸
およびピリジンにより選択的にアセチル化すると、標記
化合物が得られた。
2−ジオール−11−オン (3β,5α,11β,12α,25R)−3,12−
ジ(アセトキシ)スピロスタン−11−オール:J. Che
m. Soc., 1956, 4330 に記載の方法を使用して、(3
β,5α,11β,12α,25R)スピロスタン−
3,11,12−トリオール(製造例G1)を無水酢酸
およびピリジンにより選択的にアセチル化すると、標記
化合物が得られた。
【0106】(3β,5α,12α,25R)−3,1
2−ジ(アセトキシ)スピロスタン−11−オン:Org.
Syn., 1976, 55, 84 に記載の方法を使用して、(3
β,5α,11β,12α,25R)−3,12−ジ
(アセトキシ)スピロスタン−11−オールを塩化メチ
レン中、三酸化クロムおよびピリジンにより酸化する
と、標記化合物が得られた。
2−ジ(アセトキシ)スピロスタン−11−オン:Org.
Syn., 1976, 55, 84 に記載の方法を使用して、(3
β,5α,11β,12α,25R)−3,12−ジ
(アセトキシ)スピロスタン−11−オールを塩化メチ
レン中、三酸化クロムおよびピリジンにより酸化する
と、標記化合物が得られた。
【0107】(3β,5α,12α,25R)−スピロ
スタン−3,12−ジオール−11−オン:Syn., 197
3, 790 に記載の方法を使用して、(3β,5α,12
α,25R)−3,12−ジ(アセトキシ)スピロスタ
ン−11−オンを、水、メタノールおよびTHF中でシ
アン化カリウムによりけん化すると、標記化合物が得ら
れた。
スタン−3,12−ジオール−11−オン:Syn., 197
3, 790 に記載の方法を使用して、(3β,5α,12
α,25R)−3,12−ジ(アセトキシ)スピロスタ
ン−11−オンを、水、メタノールおよびTHF中でシ
アン化カリウムによりけん化すると、標記化合物が得ら
れた。
【0108】製造例G3 (3β,5α,11β,25R)スピロスタン−3,1
1−ジオール (3β,5α,11β,25R)スピロスタン−3,1
1−ジオール:(3β,5α,25R)スピロスタン−
3−オール−11−オン(Aldrich Chemical Company,
Milwaukee, WI または Steraloids Inc., Wilton, N.
H. または製造例G13参照)を、J. Am. Chem. Soc.,
1951, 73, 1777 に記載の方法に従って、THF中、室
温で水素化リチウムアルミニウムにより還元して、標記
化合物に変換した。
1−ジオール (3β,5α,11β,25R)スピロスタン−3,1
1−ジオール:(3β,5α,25R)スピロスタン−
3−オール−11−オン(Aldrich Chemical Company,
Milwaukee, WI または Steraloids Inc., Wilton, N.
H. または製造例G13参照)を、J. Am. Chem. Soc.,
1951, 73, 1777 に記載の方法に従って、THF中、室
温で水素化リチウムアルミニウムにより還元して、標記
化合物に変換した。
【0109】製造例G4 (3β,5α,11α,25R)スピロスタン−3,1
1−ジオール (3β,5α,11α,25R)スピロスタン−3,1
1−ジオール:(3β,5α,25R)スピロスタン−
3−オール−11−オン(Aldrich Chemical Company,
Milwaukee, WI または Steraloids Inc., Wilton, N.
H. または製造例G13参照)を、J. Am. Chem. Soc.,
1953, 75, 1282 に記載の方法に従ってリチウムおよび
アンモニアにより還元して、標記化合物に変換した。
1−ジオール (3β,5α,11α,25R)スピロスタン−3,1
1−ジオール:(3β,5α,25R)スピロスタン−
3−オール−11−オン(Aldrich Chemical Company,
Milwaukee, WI または Steraloids Inc., Wilton, N.
H. または製造例G13参照)を、J. Am. Chem. Soc.,
1953, 75, 1282 に記載の方法に従ってリチウムおよび
アンモニアにより還元して、標記化合物に変換した。
【0110】製造例G5 (3β,5α,11β,12β,25R)スピロスタン
−3,11,12−トリオール (3β,5α,11β,12β,25R)スピロスタン
−3,11,12−トリオール:(3β,5α,12
β,25R)−3,12−ジ(アセトキシ)スピロスタ
ン−11−オン(Steraloids Inc. 製または製造例G1
3参照)を、J. Am.Chem. Soc., 1951, 73, 1777 に記
載の方法に従って、THF中、室温で水素化リチウムア
ルミニウムにより還元して、標記化合物に変換した。
−3,11,12−トリオール (3β,5α,11β,12β,25R)スピロスタン
−3,11,12−トリオール:(3β,5α,12
β,25R)−3,12−ジ(アセトキシ)スピロスタ
ン−11−オン(Steraloids Inc. 製または製造例G1
3参照)を、J. Am.Chem. Soc., 1951, 73, 1777 に記
載の方法に従って、THF中、室温で水素化リチウムア
ルミニウムにより還元して、標記化合物に変換した。
【0111】製造例G6 (3β,5α,11α,12β,25R)スピロスタン
−3,11,12−トリオール (3β,5α,12β,25R)スピロスタン−3,1
2−ジオール−11−オン:(3β,5α,12β,2
5R)−3,12−ジ(アセトキシ)スピロスタン−1
1−オン(Steraloids Inc. 製または製造例G13参
照)を、水、メタノールおよびTHF中で炭酸カリウム
によりけん化すると、標記化合物が得られた。
−3,11,12−トリオール (3β,5α,12β,25R)スピロスタン−3,1
2−ジオール−11−オン:(3β,5α,12β,2
5R)−3,12−ジ(アセトキシ)スピロスタン−1
1−オン(Steraloids Inc. 製または製造例G13参
照)を、水、メタノールおよびTHF中で炭酸カリウム
によりけん化すると、標記化合物が得られた。
【0112】(3β,5α,11α,12β,25R)
スピロスタン−3,11,12−トリオール:(3β,
5α,12β,25R)スピロスタン−3,12−ジオ
ール−11−オンを、 J. Am. Chem. Soc., 1953, 75,
1282 に記載の方法に従ってリチウムおよびアンモニア
により還元して、標記化合物に変換した。
スピロスタン−3,11,12−トリオール:(3β,
5α,12β,25R)スピロスタン−3,12−ジオ
ール−11−オンを、 J. Am. Chem. Soc., 1953, 75,
1282 に記載の方法に従ってリチウムおよびアンモニア
により還元して、標記化合物に変換した。
【0113】製造例G7 (3β,5α,12α,25R)スピロスタン−3,1
2−ジオール (3β,5α,12α,25R)スピロスタン−3,1
2−ジオール:J. Am. Chem. Soc., 1954, 76, 4013 に
記載の方法を使用して、(3β,5α,25R)スピロ
スタン−3−オール−12−オンをエーテル中、水素化
リチウムアルミニウムにより還元するとC−12アルコ
ールの混合物が得られ、それから標記化合物を単離し
た。
2−ジオール (3β,5α,12α,25R)スピロスタン−3,1
2−ジオール:J. Am. Chem. Soc., 1954, 76, 4013 に
記載の方法を使用して、(3β,5α,25R)スピロ
スタン−3−オール−12−オンをエーテル中、水素化
リチウムアルミニウムにより還元するとC−12アルコ
ールの混合物が得られ、それから標記化合物を単離し
た。
【0114】製造例G8 (3β,5α,25R)スピロスタン−3−オール−1
1,12−ジオン (3β,5α,12β,25R)−3−(t−ブチルジ
メチルシリルオキシ)スピロスタン−12−オール−1
1−オン:J. Am. Chem. Soc., 1972, 94, 6190に記載
の方法を使用して、(3β,5α,12β,25R)ス
ピロスタン−3,12−ジオール−11−オン(製造例
G6を参照)を、DMF中、t−ブチルジメチルクロロ
シランおよびイミダゾールでシリル化すると、標記化合
物が得られた。
1,12−ジオン (3β,5α,12β,25R)−3−(t−ブチルジ
メチルシリルオキシ)スピロスタン−12−オール−1
1−オン:J. Am. Chem. Soc., 1972, 94, 6190に記載
の方法を使用して、(3β,5α,12β,25R)ス
ピロスタン−3,12−ジオール−11−オン(製造例
G6を参照)を、DMF中、t−ブチルジメチルクロロ
シランおよびイミダゾールでシリル化すると、標記化合
物が得られた。
【0115】(3β,5α,25R)−3−(t−ブチ
ルジメチルシリルオキシ)スピロスタン−11,12−
ジオン:Org. Syn., 1976,55, 84に記載の方法を使用し
て、(3β,5α,12β,25R)−3−(t−ブチ
ルジメチルシリルオキシ)スピロスタン−12−オール
−11−オンを塩化メチレン中、三酸化クロムおよびピ
リジンで酸化すると、標記化合物が得られた。
ルジメチルシリルオキシ)スピロスタン−11,12−
ジオン:Org. Syn., 1976,55, 84に記載の方法を使用し
て、(3β,5α,12β,25R)−3−(t−ブチ
ルジメチルシリルオキシ)スピロスタン−12−オール
−11−オンを塩化メチレン中、三酸化クロムおよびピ
リジンで酸化すると、標記化合物が得られた。
【0116】(3β,5α,25R)スピロスタン−3
−オール−11,12−ジオン:J. Am. Chem. Soc., 1
972, 94, 6190 に記載の方法を使用して、(3β,5
α,25R)−3−(t−ブチルジメチルシリルオキ
シ)スピロスタン−11,12−ジオンをアセトニトリ
ル中、フッ化水素酸で脱シリル化すると、標記化合物が
得られた。
−オール−11,12−ジオン:J. Am. Chem. Soc., 1
972, 94, 6190 に記載の方法を使用して、(3β,5
α,25R)−3−(t−ブチルジメチルシリルオキ
シ)スピロスタン−11,12−ジオンをアセトニトリ
ル中、フッ化水素酸で脱シリル化すると、標記化合物が
得られた。
【0117】製造例G9 (3β,5α,11β,25R)−スピロスタン−3,
11−ジオール−12−オン (3β,5α,11β,12β,25R)−3−(t−
ブチルジメチルシリルオキシ)スピロスタン−11,1
2−ジオール:(3β,5α,12β,25R)−3−
(t−ブチルジメチルシリルオキシ)スピロスタン−1
2−オール−11−オン(製造例G8参照)を、J. Am.
Chem. Soc., 1951, 73, 1777 に記載の方法に従って、
THF中、室温で水素化リチウムアルミニウムにより還
元して、標記化合物に変換した。
11−ジオール−12−オン (3β,5α,11β,12β,25R)−3−(t−
ブチルジメチルシリルオキシ)スピロスタン−11,1
2−ジオール:(3β,5α,12β,25R)−3−
(t−ブチルジメチルシリルオキシ)スピロスタン−1
2−オール−11−オン(製造例G8参照)を、J. Am.
Chem. Soc., 1951, 73, 1777 に記載の方法に従って、
THF中、室温で水素化リチウムアルミニウムにより還
元して、標記化合物に変換した。
【0118】(3β,5α,11β,12β,25R)
−3−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−12−ア
セトキシスピロスタン−11−オール:(3β,5α,
11β,12β,25R)−3−(t−ブチルジメチル
シリルオキシ)スピロスタン−11,12−ジオール
を、塩化メチレン中、無水酢酸、ピリジンおよびジメチ
ルアミノピリジンで選択的にアセチル化して、標記化合
物を得た。
−3−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−12−ア
セトキシスピロスタン−11−オール:(3β,5α,
11β,12β,25R)−3−(t−ブチルジメチル
シリルオキシ)スピロスタン−11,12−ジオール
を、塩化メチレン中、無水酢酸、ピリジンおよびジメチ
ルアミノピリジンで選択的にアセチル化して、標記化合
物を得た。
【0119】(3β,5α,11β,12β,25R)
−3−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−11−
(トリメチルシリルオキシ)−12−アセトキシスピロ
スタン:(3β,5α,11β,12β,25R)−3
−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−12−アセト
キシスピロスタン−11−オールを、Tetrahedron Lett
ers, 1981, 22, 3455 に記載した方法に従って、塩化メ
チレン中、トリメチルシリルトリフレートおよび2,6
−ルチジンによりシリル化した。
−3−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−11−
(トリメチルシリルオキシ)−12−アセトキシスピロ
スタン:(3β,5α,11β,12β,25R)−3
−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−12−アセト
キシスピロスタン−11−オールを、Tetrahedron Lett
ers, 1981, 22, 3455 に記載した方法に従って、塩化メ
チレン中、トリメチルシリルトリフレートおよび2,6
−ルチジンによりシリル化した。
【0120】(3β,5α,11β,12β,25R)
−3−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−11−
(トリメチルシリルオキシ)スピロスタン−12−オー
ル:(3β,5α,11β,12β,25R)−3−
(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−11−(トリメ
チルシリルオキシ)−12−アセトキシスピロスタン
を、THF中で水素化リチウムアルミニウムにより処理
し、次いで塩化アンモニウム水溶液を注意しながら添加
することにより脱アセチル化した。得られた標記化合物
は、シリカゲル上で11位のシリル基が12位に移動す
るので、未精製のまま使用しなければならなかった。
−3−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−11−
(トリメチルシリルオキシ)スピロスタン−12−オー
ル:(3β,5α,11β,12β,25R)−3−
(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−11−(トリメ
チルシリルオキシ)−12−アセトキシスピロスタン
を、THF中で水素化リチウムアルミニウムにより処理
し、次いで塩化アンモニウム水溶液を注意しながら添加
することにより脱アセチル化した。得られた標記化合物
は、シリカゲル上で11位のシリル基が12位に移動す
るので、未精製のまま使用しなければならなかった。
【0121】(3β,5α,11β,25R)−3−
(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−11−(トリメ
チルシリルオキシ)スピロスタン−12−オン:(3
β,5α,11β,12β,25R)−3−(t−ブチ
ルジメチルシリルオキシ)−11−(トリメチルシリル
オキシ)スピロスタン−12−オールを、Org. Syn., 1
976,55, 84 に記載の方法に従って、塩化メチレン中、
三酸化クロムおよびピリジンで酸化して、標記化合物を
得た。(3β,5α,11β,25R)−スピロスタン
−3,11−ジオール−12−オン:(3β,5α,1
1β,25R)−3−(t−ブチルジメチルシリルオキ
シ)−11−(トリメチルシリルオキシ)スピロスタン
−12−オンを、J. Am. Chem. Soc., 1972, 94, 6190
に記載の方法に従って、アセトニトリル中、フッ化水素
酸で脱シリル化することにより標記化合物を合成した。
標記化合物は、塩基にさらすと(3β,5α,12β,
25R)−スピロスタン−3,12−ジオール−11−
オンに転位するので、注意して取り扱わなければならな
い。
(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−11−(トリメ
チルシリルオキシ)スピロスタン−12−オン:(3
β,5α,11β,12β,25R)−3−(t−ブチ
ルジメチルシリルオキシ)−11−(トリメチルシリル
オキシ)スピロスタン−12−オールを、Org. Syn., 1
976,55, 84 に記載の方法に従って、塩化メチレン中、
三酸化クロムおよびピリジンで酸化して、標記化合物を
得た。(3β,5α,11β,25R)−スピロスタン
−3,11−ジオール−12−オン:(3β,5α,1
1β,25R)−3−(t−ブチルジメチルシリルオキ
シ)−11−(トリメチルシリルオキシ)スピロスタン
−12−オンを、J. Am. Chem. Soc., 1972, 94, 6190
に記載の方法に従って、アセトニトリル中、フッ化水素
酸で脱シリル化することにより標記化合物を合成した。
標記化合物は、塩基にさらすと(3β,5α,12β,
25R)−スピロスタン−3,12−ジオール−11−
オンに転位するので、注意して取り扱わなければならな
い。
【0122】製造例G10 (3β,5α,11α,25R)−スピロスタン−3,
11−ジオール−12−オン (3β,5α,11α,12β,25R)−3,11−
ジ(アセトキシ)スピロスタン−12−オール:(3
β,5α,11α,12β,25R)−スピロスタン−
3,11,12−トリオール(製造例G6参照)を、J.
Am. Chem. Soc., 1955, 77, 1632 に記載の方法に従っ
てアセチル化すると酢酸塩の混合物が得られ、それから
標記化合物を単離することができた。
11−ジオール−12−オン (3β,5α,11α,12β,25R)−3,11−
ジ(アセトキシ)スピロスタン−12−オール:(3
β,5α,11α,12β,25R)−スピロスタン−
3,11,12−トリオール(製造例G6参照)を、J.
Am. Chem. Soc., 1955, 77, 1632 に記載の方法に従っ
てアセチル化すると酢酸塩の混合物が得られ、それから
標記化合物を単離することができた。
【0123】(3β,5α,11α,25R)−3,1
1−ジ(アセトキシ)スピロスタン−12−オン:(3
β,5α,11α,12β,25R)−3,11−ジ
(アセトキシ)スピロスタン−12−オールを、Org. S
yn., 1976, 55, 84 に記載の方法に従って、塩化メチレ
ン中、三酸化クロムおよびピリジンで酸化すると、標記
化合物が得られた。
1−ジ(アセトキシ)スピロスタン−12−オン:(3
β,5α,11α,12β,25R)−3,11−ジ
(アセトキシ)スピロスタン−12−オールを、Org. S
yn., 1976, 55, 84 に記載の方法に従って、塩化メチレ
ン中、三酸化クロムおよびピリジンで酸化すると、標記
化合物が得られた。
【0124】(3β,5α,11α,25R)−3,1
1−ジオール−12−オン:(3β,5α,11α,2
5R)−3,11−ジ(アセトキシ)スピロスタン−1
2−オンをメタノールおよびTHF中、ナトリウムメト
キシドでけん化すると、標記化合物が得られた。
1−ジオール−12−オン:(3β,5α,11α,2
5R)−3,11−ジ(アセトキシ)スピロスタン−1
2−オンをメタノールおよびTHF中、ナトリウムメト
キシドでけん化すると、標記化合物が得られた。
【0125】製造例G11 (3β,5α,11α,12α,25R)スピロスタン
−3,11,12−トリオール (3β,5α,25R)スピロスタン−3−オール−1
2−トシルヒドラゾン:(3β,5α,25R)スピロ
スタン−3−オール−12−オン(8.00g)を氷酢
酸(200ml)に溶解し、50℃に温めた。パラトル
エンスルホニルヒドラジド(6.928g)を添加し、
溶液を50℃で30分間攪拌した。室温でさらに2時間
攪拌した後、水(200ml)を添加した。得られた固
体を集めて水(100ml)で洗浄し、脱水、還流アセ
トン(300ml)による摩砕、熱瀘過および乾燥を行
うと、3.903gの標記化合物が得られた。
−3,11,12−トリオール (3β,5α,25R)スピロスタン−3−オール−1
2−トシルヒドラゾン:(3β,5α,25R)スピロ
スタン−3−オール−12−オン(8.00g)を氷酢
酸(200ml)に溶解し、50℃に温めた。パラトル
エンスルホニルヒドラジド(6.928g)を添加し、
溶液を50℃で30分間攪拌した。室温でさらに2時間
攪拌した後、水(200ml)を添加した。得られた固
体を集めて水(100ml)で洗浄し、脱水、還流アセ
トン(300ml)による摩砕、熱瀘過および乾燥を行
うと、3.903gの標記化合物が得られた。
【0126】(3β,5α,25R)スピロスト−11
−エン−3−オール:(3β,5α,25R)スピロス
タン−3−オール−12−トシルヒドラゾン(9.10
0g)およびナトリウムメトキシド(8.379g)の
DMF(200ml)における混合物を150℃に35
分間加熱した後、室温に冷却した。次いで、その混合物
を氷水(1200ml)に注入し、得られた懸濁物を瀘
過した。固体を集めて水(100ml)で洗浄し、風乾
して塩化メチレン(700ml)に溶解した。この溶液
を水(2×200ml)で洗浄し、MgSO4 で脱水し
て濃縮すると、白色固体が得られた。フラッシュクロマ
トグラフィーにかけると、2.384gの標記化合物
(融点:179〜181℃;文献値:188〜192
℃:J. Am. Chem. Soc., 1954, 76, 4013 )が単離され
た。
−エン−3−オール:(3β,5α,25R)スピロス
タン−3−オール−12−トシルヒドラゾン(9.10
0g)およびナトリウムメトキシド(8.379g)の
DMF(200ml)における混合物を150℃に35
分間加熱した後、室温に冷却した。次いで、その混合物
を氷水(1200ml)に注入し、得られた懸濁物を瀘
過した。固体を集めて水(100ml)で洗浄し、風乾
して塩化メチレン(700ml)に溶解した。この溶液
を水(2×200ml)で洗浄し、MgSO4 で脱水し
て濃縮すると、白色固体が得られた。フラッシュクロマ
トグラフィーにかけると、2.384gの標記化合物
(融点:179〜181℃;文献値:188〜192
℃:J. Am. Chem. Soc., 1954, 76, 4013 )が単離され
た。
【0127】(3β,5α,11α,12α,25R)
スピロスタン−3,11,12−トリオール:(3β,
5α,25R)スピロスト−11−エン−3−オール
を、Tetrahedron Letters, 1976, 1973 に記載の方法に
従って、水、t−ブタノールおよびアセトン中、四酸化
オスミウムおよびN−メチルモルホリン−N−オキシド
により酸化して、標記化合物を得た。
スピロスタン−3,11,12−トリオール:(3β,
5α,25R)スピロスト−11−エン−3−オール
を、Tetrahedron Letters, 1976, 1973 に記載の方法に
従って、水、t−ブタノールおよびアセトン中、四酸化
オスミウムおよびN−メチルモルホリン−N−オキシド
により酸化して、標記化合物を得た。
【0128】製造例G12 (3β,5α,12β,25R)スピロスタン−3,1
2−ジオール−11−オン (3β,5α,11β,25R)−11−ブロモスピロ
スタン−3−オール−12−オン:ガラスの内張りをし
た反応器に50ガロンのメタノールを充填し、次いで、
液面下に塩化水素ガスを吹き込んで7.7kg(5.0
当量)を充填した。この操作が完了したら、反応器に、
18.8kg(42.2モル)の(3β,5α,25
R)スピロスタン−3−オール−12−オン、50ガロ
ンのメタノールおよび10ガロンの塩化メチレンを充填
した。この混合物を10℃に冷却し、内部温度を約10
℃に維持しながら、8.4kgの臭素(52.7モル、
1.25当量)/10ガロンの塩化メチレンの溶液を2
時間かけて添加した。添加が完了したら、反応物を室温
に温め、2時間攪拌した。このとき、TLCは反応が完
了していることを示した。
2−ジオール−11−オン (3β,5α,11β,25R)−11−ブロモスピロ
スタン−3−オール−12−オン:ガラスの内張りをし
た反応器に50ガロンのメタノールを充填し、次いで、
液面下に塩化水素ガスを吹き込んで7.7kg(5.0
当量)を充填した。この操作が完了したら、反応器に、
18.8kg(42.2モル)の(3β,5α,25
R)スピロスタン−3−オール−12−オン、50ガロ
ンのメタノールおよび10ガロンの塩化メチレンを充填
した。この混合物を10℃に冷却し、内部温度を約10
℃に維持しながら、8.4kgの臭素(52.7モル、
1.25当量)/10ガロンの塩化メチレンの溶液を2
時間かけて添加した。添加が完了したら、反応物を室温
に温め、2時間攪拌した。このとき、TLCは反応が完
了していることを示した。
【0129】反応物を50ガロンの水で希釈し、10分
攪拌した。層を分離した後、水層を30ガロンの塩化メ
チレンで2回抽出した。3個の有機抽出物を一緒にして
30ガロンの水で2回、30ガロンの飽和ブラインで1
回洗浄し、次いで、7.0kgの硫酸マグネシウムを使
用して脱水した。脱水剤を30インチのLappにより
瀘別した後、3ガロンの塩化メチレンで2回洗浄した。
瀘液および洗液を一緒にして大気圧下で蒸留し、全体積
を7ガロンにした。10ガロンのメタノールを2回加
え、蒸留を続けた。最終体積が10ガロン未満になった
ら、混合物を室温に冷却した。得られた懸濁物を2時間
粒状にし、30インチのLappで瀘過し、瀘過ケーキ
を3ガロンのメタノールで2回洗浄した。瀘過ケーキを
45〜50℃で真空脱水すると、12.6kg(58.
6%収率)の標記化合物が得られた。
攪拌した。層を分離した後、水層を30ガロンの塩化メ
チレンで2回抽出した。3個の有機抽出物を一緒にして
30ガロンの水で2回、30ガロンの飽和ブラインで1
回洗浄し、次いで、7.0kgの硫酸マグネシウムを使
用して脱水した。脱水剤を30インチのLappにより
瀘別した後、3ガロンの塩化メチレンで2回洗浄した。
瀘液および洗液を一緒にして大気圧下で蒸留し、全体積
を7ガロンにした。10ガロンのメタノールを2回加
え、蒸留を続けた。最終体積が10ガロン未満になった
ら、混合物を室温に冷却した。得られた懸濁物を2時間
粒状にし、30インチのLappで瀘過し、瀘過ケーキ
を3ガロンのメタノールで2回洗浄した。瀘過ケーキを
45〜50℃で真空脱水すると、12.6kg(58.
6%収率)の標記化合物が得られた。
【0130】(3β,5α,12β,25R)スピロス
タン−3,12−ジオール−11−オン:ガラスの内張
りをした反応器に12.4kgの(3β,5α,11
β,25R)−11−ブロモスピロスタン−3−オール
−12−オン(24.34モル)、33ガロンのt−ブ
タノール、33ガロンの水および7.5kg(189モ
ル、7.75当量)の水酸化ナトリウムペレットを充填
した。反応物を1.5時間加熱還流し、還流温度で4.
5時間保持し(内部温度は83℃)た後、室温に冷却し
た。このとき、TLCは反応が完了していることを示し
た。
タン−3,12−ジオール−11−オン:ガラスの内張
りをした反応器に12.4kgの(3β,5α,11
β,25R)−11−ブロモスピロスタン−3−オール
−12−オン(24.34モル)、33ガロンのt−ブ
タノール、33ガロンの水および7.5kg(189モ
ル、7.75当量)の水酸化ナトリウムペレットを充填
した。反応物を1.5時間加熱還流し、還流温度で4.
5時間保持し(内部温度は83℃)た後、室温に冷却し
た。このとき、TLCは反応が完了していることを示し
た。
【0131】反応物を蒸留してt−ブタノールを除去し
た。これは、真空蒸留および大気圧蒸留の両方で行っ
た。濃縮中に32.5ガロンの水を2回加えた。t−ブ
タノールが除去されたら、水性懸濁物を室温に冷却し、
2時間粒状にした。懸濁物を30インチのLappで瀘
過し、3ガロンの水で2回洗浄し、瀘過ケーキを60℃
で風乾した。こうして、11.1kgの標記化合物が得
られた。
た。これは、真空蒸留および大気圧蒸留の両方で行っ
た。濃縮中に32.5ガロンの水を2回加えた。t−ブ
タノールが除去されたら、水性懸濁物を室温に冷却し、
2時間粒状にした。懸濁物を30インチのLappで瀘
過し、3ガロンの水で2回洗浄し、瀘過ケーキを60℃
で風乾した。こうして、11.1kgの標記化合物が得
られた。
【0132】製造例G13 (3β,5α,25R)スピロスタン−3−オール−1
1−オン (3β,5α,12β,25R)−3,12−ジアセト
キシスピロスタン−11−オン:ガラスの内張りをした
反応器に26ガロンのピリジン、26ガロンの無水酢酸
および11.0kgの(3β,5α,12β,25R)
スピロスタン−3,12−ジオール−11−オン(製造
例G12)を充填した。この混合物を2時間還流し(内
部温度は128℃)、室温に冷却した。反応物を真空蒸
留して全体積を15ガロンにした(蒸留中の内部温度は
約45℃)。懸濁物を25ガロンの酢酸で希釈し、さら
に真空蒸留して全体積を15ガロンにした(終点での内
部温度は約80℃)。混合物を87ガロンの水で希釈し
て室温に冷却した。5時間粒状にした後、30インチの
Lappで瀘過して3ガロンの水で2回洗浄することに
より標記化合物を単離した。瀘過ケーキを60℃、真空
下で乾燥すると12.2kg(93.3%)が得られ
た。
1−オン (3β,5α,12β,25R)−3,12−ジアセト
キシスピロスタン−11−オン:ガラスの内張りをした
反応器に26ガロンのピリジン、26ガロンの無水酢酸
および11.0kgの(3β,5α,12β,25R)
スピロスタン−3,12−ジオール−11−オン(製造
例G12)を充填した。この混合物を2時間還流し(内
部温度は128℃)、室温に冷却した。反応物を真空蒸
留して全体積を15ガロンにした(蒸留中の内部温度は
約45℃)。懸濁物を25ガロンの酢酸で希釈し、さら
に真空蒸留して全体積を15ガロンにした(終点での内
部温度は約80℃)。混合物を87ガロンの水で希釈し
て室温に冷却した。5時間粒状にした後、30インチの
Lappで瀘過して3ガロンの水で2回洗浄することに
より標記化合物を単離した。瀘過ケーキを60℃、真空
下で乾燥すると12.2kg(93.3%)が得られ
た。
【0133】(3β,5α,25R)スピロスタン−3
−オール−11−オン:ステンレス製の反応器を、内部
コイルに液体窒素を通すことにより−80℃に冷却し
た。反応器にアンモニアを添加して、54.5kg(8
0l,3,200モル,170当量)を充填した。
−オール−11−オン:ステンレス製の反応器を、内部
コイルに液体窒素を通すことにより−80℃に冷却し
た。反応器にアンモニアを添加して、54.5kg(8
0l,3,200モル,170当量)を充填した。
【0134】アンモニアの充填を開始すると同時に、ガ
ラスの内張りをした反応器に10.0kgの(3β,5
α,12β,25R)−3,12−ジアセトキシスピロ
スタン−11−オン(18.84モル)および40ガロ
ンのTHFを充填した。この溶液を大気圧下で蒸留し、
全体積を26ガロンにした。
ラスの内張りをした反応器に10.0kgの(3β,5
α,12β,25R)−3,12−ジアセトキシスピロ
スタン−11−オン(18.84モル)および40ガロ
ンのTHFを充填した。この溶液を大気圧下で蒸留し、
全体積を26ガロンにした。
【0135】アンモニアの充填が完了したら、内部温度
を−50℃に保持しながら、2.8kgのカルシウム屑
(69.0グラム原子、3.7当量)を30分かけて添
加した。この添加が完了したら、(3β,5α,12
β,25R)−3,12−ジアセトキシスピロスタン−
11−オンのTHF溶液を20分かけて添加し(添加終
了時の内部温度は−35℃)、次いで、1.0ガロンの
THFですすいだ。反応混合物を−35℃〜−40℃で
30分攪拌した。反応物を−35℃〜−40℃にしなが
ら、3.33lのブロモベンゼン(4.98kg,3
1.7モル,1.68当量)、次いで3.33lの水を
添加した。
を−50℃に保持しながら、2.8kgのカルシウム屑
(69.0グラム原子、3.7当量)を30分かけて添
加した。この添加が完了したら、(3β,5α,12
β,25R)−3,12−ジアセトキシスピロスタン−
11−オンのTHF溶液を20分かけて添加し(添加終
了時の内部温度は−35℃)、次いで、1.0ガロンの
THFですすいだ。反応混合物を−35℃〜−40℃で
30分攪拌した。反応物を−35℃〜−40℃にしなが
ら、3.33lのブロモベンゼン(4.98kg,3
1.7モル,1.68当量)、次いで3.33lの水を
添加した。
【0136】この添加の後、反応器からのアンモニアの
蒸留を開始した。この蒸留の際は、水スクラバーに接続
した。アンモニアが全て除去されたら、反応物(このと
きの温度は24℃)をガラスの内張りをした反応器に移
し、4ガロンのTHFですすいだ。溶液および洗液を一
緒にして真空蒸留し、濃い油状物とした。これに35ガ
ロンのメタノールおよび3.3kg(59モル)の水酸
化カリウムペレットを添加した。この混合物を1時間加
熱還流して、冷却した後、10lの酢酸および44ガロ
ンの水を充填した。この懸濁物をさらに室温に冷却し、
1時間粒状にした。30インチのLappで瀘過した
後、5ガロンの水/メタノール(3:1)で洗浄する
と、標記化合物が単離された。55℃で真空乾燥する
と、7.05kg(86.9%)が得られた。
蒸留を開始した。この蒸留の際は、水スクラバーに接続
した。アンモニアが全て除去されたら、反応物(このと
きの温度は24℃)をガラスの内張りをした反応器に移
し、4ガロンのTHFですすいだ。溶液および洗液を一
緒にして真空蒸留し、濃い油状物とした。これに35ガ
ロンのメタノールおよび3.3kg(59モル)の水酸
化カリウムペレットを添加した。この混合物を1時間加
熱還流して、冷却した後、10lの酢酸および44ガロ
ンの水を充填した。この懸濁物をさらに室温に冷却し、
1時間粒状にした。30インチのLappで瀘過した
後、5ガロンの水/メタノール(3:1)で洗浄する
と、標記化合物が単離された。55℃で真空乾燥する
と、7.05kg(86.9%)が得られた。
【0137】製造例G:物理的データ 製造例Gに記載した全ての(3β,5α,25R)スピ
ロスタン−3−オールに対して満足すべきMSおよびI
Rデータが得られた(表2参照)。種々のジオールおよ
びトリオール物質が、プロトンNMRにより区別できた
(表3参照)。
ロスタン−3−オールに対して満足すべきMSおよびI
Rデータが得られた(表2参照)。種々のジオールおよ
びトリオール物質が、プロトンNMRにより区別できた
(表3参照)。
【0138】
【表2】
【0139】1:IRデータは、この化合物がCHCl
3 中でエノールケトン形に容易に互変異することを示唆
する。
3 中でエノールケトン形に容易に互変異することを示唆
する。
【0140】
【表3】
【0141】2:試料は全てCDCl3 中で測定した
が、11β−オール−12−オンはDMSO−d6 中で
測定した。H16、H3 、H26eqおよびH26axのピークも
>2ppmで認められた。これらは、CDCl3 中で
は、それぞれ4.37(ddd,J=9.9および7H
z,1H),3.56(六重線,J=4Hz,1H),
3.45(ddd,J=10.6および2Hz,1
H),3.35(t,J=11Hz,1H)で認められ
た。
が、11β−オール−12−オンはDMSO−d6 中で
測定した。H16、H3 、H26eqおよびH26axのピークも
>2ppmで認められた。これらは、CDCl3 中で
は、それぞれ4.37(ddd,J=9.9および7H
z,1H),3.56(六重線,J=4Hz,1H),
3.45(ddd,J=10.6および2Hz,1
H),3.35(t,J=11Hz,1H)で認められ
た。
【0142】なお、理解されるように、本発明は、本明
細書に記載して示す特定の態様に限定されるものではな
く、請求の範囲で定義する精神および新規概念から逸脱
するものでなければ、種々の変更および改良を行うこと
ができる。
細書に記載して示す特定の態様に限定されるものではな
く、請求の範囲で定義する精神および新規概念から逸脱
するものでなければ、種々の変更および改良を行うこと
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ピーター・アンドリユー・マツカーシー アメリカ合衆国、コネテイカツト・06379、 ポーカチユツク、ノース・アンギラ・ロー ド・235
Claims (29)
- 【請求項1】 コレステロール低下剤およびアテローム
硬化症抑制剤を製造するための、下記式Iのスピロスタ
ニルグリコシド: 【化1】 [式中、Q1 およびQ2 はそれぞれ独立にカルボニル、
メチレン、M1 またはM2 であり;Q3 はM3 、M4 、 【化2】 または 【化3】 であり;R1 はβ−D−グルコピラノシル、β−D−グ
ルコピラヌロノシル、β−D−2−アセタミド−2−デ
オキシ−グルコピラノシル、β−D−ガラクトピラノシ
ル、β−D−フコピラノシル、β−L−フコピラノシ
ル、β−D−キシロピラノシル、β−L−キシロピラノ
シル、α−D−アラバノピラノシル、α−L−アラバノ
ピラノシル、α−D−セロビオシル、β−D−セロビオ
シル、β−D−ラクトシル、β−D−マルトシル、β−
D−ゲンチオビオシル、3−O−β−D−ガラクトピラ
ノシル−α−D−アラバノピラノシルまたはβ−D−マ
ルトトリオシルであり;M1 は 【化4】 であり;M2 は 【化5】 であり;M3 は 【化6】 であり;M4 は 【化7】 であるが、ただし、(3β,5α,25R)−3−
〔(α−D−セロビオシル)オキシ〕スピロスタン、
(3β,5α,25R)−3−〔(β−D−グルコピラ
ノシル)オキシ〕スピロスタン、(3β,5α,25
R)−3−〔(β−D−セロビオシル)オキシ〕スピロ
スタンまたは(3β,5α,25R)−3−〔(β−D
−ガラクトピラノシル)オキシ〕スピロスタン−12−
オンは除く]の使用。 - 【請求項2】 Q1 およびQ2 がそれぞれメチレンであ
り;C25が(R)であり;Q3 がM3 であることを特徴
とする請求項1に記載の使用。 - 【請求項3】 C5 水素がβであり、R1 がβ−D−セ
ロビオシルであることを特徴とする請求項2に記載の使
用。 - 【請求項4】 C5 水素がαであり、R1 がβ−D−グ
ルコピラヌロノシルであることを特徴とする請求項2に
記載の使用。 - 【請求項5】 C5 水素がαであり、R1 がβ−D−マ
ルトシルであることを特徴とする請求項2に記載の使
用。 - 【請求項6】 C5 水素がαであり、R1 がβ−D−ラ
クトシルであることを特徴とする請求項2に記載の使
用。 - 【請求項7】 C5 水素がαであり、R1 がβ−D−ゲ
ンチオビオシルであることを特徴とする請求項2に記載
の使用。 - 【請求項8】 C5 水素がαであり、R1 がβ−D−ガ
ラクトピラノシルであることを特徴とする請求項2に記
載の使用。 - 【請求項9】 Q1 がカルボニル、M1 またはM2 であ
り;Q2 がメチレンであり;Q3 がM3 であり;C25が
(R)であり;C5 水素がαであることを特徴とする請
求項1に記載の使用。 - 【請求項10】 Q1 がカルボニルであり、R1 がβ−
D−セロビオシルであることを特徴とする請求項9に記
載の使用。 - 【請求項11】 Q1 がカルボニルであり、R1 がβ−
D−ガラクトピラノシルであることを特徴とする請求項
9に記載の使用。 - 【請求項12】 Q1 がカルボニルであり、R1 がα−
D−セロビオシルであることを特徴とする請求項9に記
載の使用。 - 【請求項13】 Q1 がカルボニルであり、R1 がβ−
D−グルコピラノシルであることを特徴とする請求項9
に記載の使用。 - 【請求項14】 Q1 がカルボニルであり、R1 がβ−
D−マルトシルであることを特徴とする請求項9に記載
の使用。 - 【請求項15】 Q1 がカルボニルであり、R1 がβ−
D−マルトトリオシルであることを特徴とする請求項9
に記載の使用。 - 【請求項16】 Q1 がカルボニルであり、R1 がβ−
D−ラクトシルであることを特徴とする請求項9に記載
の使用。 - 【請求項17】 Q1 がM1 であり、R1 がβ−D−セ
ロビオシルであることを特徴とする請求項9に記載の使
用。 - 【請求項18】 Q1 がM2 であり、R1 がβ−D−セ
ロビオシルであることを特徴とする請求項9に記載の使
用。 - 【請求項19】 Q1 がメチレンであり;Q2 がカルボ
ニル、M1 またはM2 であり;Q3 がM3 であり;C25
が(R)であり;C5 水素がαであることを特徴とする
請求項1に記載の使用。 - 【請求項20】 Q2 がカルボニルであり、R1 がβ−
D−セロビオシルであることを特徴とする請求項19に
記載の使用。 - 【請求項21】 Q2 がカルボニルであり、R1 がβ−
D−ラクトシルであることを特徴とする請求項19に記
載の使用。 - 【請求項22】 Q2 がM1 であり、R1 がβ−D−セ
ロビオシルであることを特徴とする請求項19に記載の
使用。 - 【請求項23】 Q2 がM1 であり、R1 がβ−D−ガ
ラクトピラノシルであることを特徴とする請求項19に
記載の使用。 - 【請求項24】 Q1 およびQ2 がそれぞれカルボニ
ル、M1 またはM2 であり;Q3 がM3 であり;C25が
(R)であり;C5 水素がαであることを特徴とする請
求項1に記載の使用。 - 【請求項25】 Q1 およびQ2 がそれぞれカルボニル
であり、R1 がβ−D−セロビオシルであることを特徴
とする請求項24に記載の使用。 - 【請求項26】 Q1 がカルボニルであり、Q2 がM1
であり、R1 がβ−D−セロビオシルであることを特徴
とする請求項24に記載の使用。 - 【請求項27】 Q1 がカルボニルであり、Q2 がM1
であり、R1 がβ−D−ラクトシルであることを特徴と
する請求項24に記載の使用。 - 【請求項28】 Q1 がM1 であり、Q2 がカルボニル
であり、R1 がβ−D−セロビオシルであることを特徴
とする請求項24に記載の使用。 - 【請求項29】 Q1 がM2 であり、Q2 がカルボニル
であり、R1 がβ−D−セロビオシルであることを特徴
とする請求項24に記載の使用。
Applications Claiming Priority (2)
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