JPH09310045A - 水性塗料用硬化性樹脂組成物 - Google Patents
水性塗料用硬化性樹脂組成物Info
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- JPH09310045A JPH09310045A JP12840696A JP12840696A JPH09310045A JP H09310045 A JPH09310045 A JP H09310045A JP 12840696 A JP12840696 A JP 12840696A JP 12840696 A JP12840696 A JP 12840696A JP H09310045 A JPH09310045 A JP H09310045A
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- polymer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 とりわけ、塗装作業性や、硬化性などにも優
れるし、しかも、とりわけ、汚染性ならびに耐候性など
にも優れる硬化物を与えるという、特に、塗料用として
有用なる、水性塗料用硬化性樹脂組成物を提供すること
にある。 【解決手段】 酸基および/または3級アミノ基含有水
性樹脂と、エポキシ基・加水分解性シリル基併有化合物
と、ポリエポキシ化合物とを含有するという特定の構成
をとることによって、叙上の効果が最大限に発現される
ということを見出すに及んで、本発明を完成させるに到
った。
れるし、しかも、とりわけ、汚染性ならびに耐候性など
にも優れる硬化物を与えるという、特に、塗料用として
有用なる、水性塗料用硬化性樹脂組成物を提供すること
にある。 【解決手段】 酸基および/または3級アミノ基含有水
性樹脂と、エポキシ基・加水分解性シリル基併有化合物
と、ポリエポキシ化合物とを含有するという特定の構成
をとることによって、叙上の効果が最大限に発現される
ということを見出すに及んで、本発明を完成させるに到
った。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規にして有用な
る水性塗料用樹脂組成物に関する。さらに詳細には、本
発明は、酸基および/または3級アミノ基含有水性樹脂
と、エポキシ基・加水分解性シリル基併有化合物と、ポ
リエポキシ化合物とを必須成分として含有する、とりわ
け、塗装作業性や硬化性などにも優れるし、しかも、と
りわけ、汚染性ならびに耐候性などにも優れた硬化物を
与えるという、特に、塗料用として有用なる、水性塗料
用硬化性樹脂組成物に関する。
る水性塗料用樹脂組成物に関する。さらに詳細には、本
発明は、酸基および/または3級アミノ基含有水性樹脂
と、エポキシ基・加水分解性シリル基併有化合物と、ポ
リエポキシ化合物とを必須成分として含有する、とりわ
け、塗装作業性や硬化性などにも優れるし、しかも、と
りわけ、汚染性ならびに耐候性などにも優れた硬化物を
与えるという、特に、塗料用として有用なる、水性塗料
用硬化性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の地球的規模の環境保護や、作業環
境の改善などの要求に基づいて、従来型の有機溶剤を含
有する塗料から、大気中への有機溶剤の揮散量の少ない
塗料への置換ないしは変換が必要となって来ている。
境の改善などの要求に基づいて、従来型の有機溶剤を含
有する塗料から、大気中への有機溶剤の揮散量の少ない
塗料への置換ないしは変換が必要となって来ている。
【0003】加えて、省エネルギーの観点から、常温で
以て架橋するタイプの塗料用樹脂の登場も亦、望まれて
いる。さらに、メンテナンスの手間が軽減化されるよう
な、より一層、高度の耐候性と、より一層、高度の耐雨
垂れ汚染性とを有する、斬新にして、極めて実用性の高
い塗料用樹脂の登場も、望まれて来ている。
以て架橋するタイプの塗料用樹脂の登場も亦、望まれて
いる。さらに、メンテナンスの手間が軽減化されるよう
な、より一層、高度の耐候性と、より一層、高度の耐雨
垂れ汚染性とを有する、斬新にして、極めて実用性の高
い塗料用樹脂の登場も、望まれて来ている。
【0004】これまでにも、1級アミノ基または2級ア
ミノ基を有するアミノアルキル(メタ)アクリレート
と、エチレン系不飽和単量体とから構成される共重合体
と、エポキシ基含有シラン・カップリング剤とから構成
される形の水性エマルション組成物が提案されてはいる
けれども(特開昭61−28543号公報)、こうした
形の組成物から得られる硬化塗膜は、とりわけ、汚染性
ならびに耐候性などに劣るという問題があった。
ミノ基を有するアミノアルキル(メタ)アクリレート
と、エチレン系不飽和単量体とから構成される共重合体
と、エポキシ基含有シラン・カップリング剤とから構成
される形の水性エマルション組成物が提案されてはいる
けれども(特開昭61−28543号公報)、こうした
形の組成物から得られる硬化塗膜は、とりわけ、汚染性
ならびに耐候性などに劣るという問題があった。
【0005】さらに、本発明者らは、3級アミノ基含有
水性樹脂と、エポキシ基・加水分解性シリル基併有化合
物とを必須の構成成分とする水性塗料用硬化性樹脂組成
物についての提案をしているが(特願平6−19043
0号公報)、斯かる形の組成物から得られる硬化塗膜
は、耐雨垂れ汚染性こそ、比較的、良好であるというも
のの、要求される高度の水準までには達し得ていないと
いうものであった。
水性樹脂と、エポキシ基・加水分解性シリル基併有化合
物とを必須の構成成分とする水性塗料用硬化性樹脂組成
物についての提案をしているが(特願平6−19043
0号公報)、斯かる形の組成物から得られる硬化塗膜
は、耐雨垂れ汚染性こそ、比較的、良好であるというも
のの、要求される高度の水準までには達し得ていないと
いうものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、本発明者ら
は、上述したような従来型技術における種々の問題点を
解決すべく、併せて、上述したような塗料業界の諸要求
に応えるべく、鋭意、研究を開始した。
は、上述したような従来型技術における種々の問題点を
解決すべく、併せて、上述したような塗料業界の諸要求
に応えるべく、鋭意、研究を開始した。
【0007】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、塗装作業性や、硬化性などにも優れることは、勿
論のこと、とりわけ、耐雨垂れ汚染性をはじめ、耐候
性、耐溶剤性、耐薬品性ならびに耐水性などにも優れた
硬化物を与え得るという、従来の有機溶剤型の塗料に比
して、有機溶剤の含有量が少ないか、あるいは全く含ま
ない、極めて実用性の高い、斬新なる水性塗料用硬化性
樹脂組成物を提供することにある。
題は、塗装作業性や、硬化性などにも優れることは、勿
論のこと、とりわけ、耐雨垂れ汚染性をはじめ、耐候
性、耐溶剤性、耐薬品性ならびに耐水性などにも優れた
硬化物を与え得るという、従来の有機溶剤型の塗料に比
して、有機溶剤の含有量が少ないか、あるいは全く含ま
ない、極めて実用性の高い、斬新なる水性塗料用硬化性
樹脂組成物を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
上述したような発明が解決しようとする課題に照準を合
わせて、鋭意、検討を重ねた結果、酸基および/または
3級アミノ基含有水性樹脂と、エポキシ基・加水分解性
シリル基併有化合物と、ポリエポキシ化合物とを必須の
皮膜形成成分とし含有することから成る組成物が、
上述したような発明が解決しようとする課題に照準を合
わせて、鋭意、検討を重ねた結果、酸基および/または
3級アミノ基含有水性樹脂と、エポキシ基・加水分解性
シリル基併有化合物と、ポリエポキシ化合物とを必須の
皮膜形成成分とし含有することから成る組成物が、
【0009】有機溶剤の含有量も少ないし、塗装作業性
や、硬化性などにも優れているし、とりわけ、耐雨垂れ
汚染性などにも極めて優れているという、極めて、実用
性の高い硬化塗膜を与えることを見出すに及んで、ここ
に、本発明を完成させるに到った。
や、硬化性などにも優れているし、とりわけ、耐雨垂れ
汚染性などにも極めて優れているという、極めて、実用
性の高い硬化塗膜を与えることを見出すに及んで、ここ
に、本発明を完成させるに到った。
【0010】ところで、このような形の、本発明に係る
水性塗料用硬化性樹脂組成物、すなわち、ベース樹脂成
分としての、酸基および/または3級アミノ基含有水性
樹脂に対し、硬化剤成分として、それぞれ、エポキシ基
・加水分解性シリル基併有化合物を、ポリエポキシ化合
物と併用するということによって、予想外の効果が得ら
れた。
水性塗料用硬化性樹脂組成物、すなわち、ベース樹脂成
分としての、酸基および/または3級アミノ基含有水性
樹脂に対し、硬化剤成分として、それぞれ、エポキシ基
・加水分解性シリル基併有化合物を、ポリエポキシ化合
物と併用するということによって、予想外の効果が得ら
れた。
【0011】つまり、斯かるエポキシ基・加水分解性シ
リル基併有化合物の使用を、一切、欠如するという場合
に比して、とりわけ、耐候性、耐薬品性ならびに硬化性
などが向上化するというようになるし、一方、ポリエポ
キシ化合物の使用を、一切、欠如するという場合に比し
て、とりわけ、耐雨垂れ汚染性などが向上化するように
なるということである。
リル基併有化合物の使用を、一切、欠如するという場合
に比して、とりわけ、耐候性、耐薬品性ならびに硬化性
などが向上化するというようになるし、一方、ポリエポ
キシ化合物の使用を、一切、欠如するという場合に比し
て、とりわけ、耐雨垂れ汚染性などが向上化するように
なるということである。
【0012】すなわち、本発明は、基本的には、酸基お
よび/または3級アミノ基含有水性樹脂(A)に、エポ
キシ基および加水分解性シリル基を併せ有する化合物
(B)と、ポリエポキシ化合物(C)とから構成される
という、特定の水性塗料用硬化性樹脂組成物に関するも
のであって、
よび/または3級アミノ基含有水性樹脂(A)に、エポ
キシ基および加水分解性シリル基を併せ有する化合物
(B)と、ポリエポキシ化合物(C)とから構成される
という、特定の水性塗料用硬化性樹脂組成物に関するも
のであって、
【0013】とりわけ、塗装作業性や、硬化性などにも
優れるし、とりわけ、耐雨垂れ汚染性などにも優れると
いう硬化物を与えることの出来る、従来の有機溶剤型に
比して、遥かに、有機溶剤の含有量が少ないか、あるい
は全く含まないという、極めて実用性の高い、斬新なる
水性塗料用硬化性樹脂組成物を提供しようとするもので
ある。
優れるし、とりわけ、耐雨垂れ汚染性などにも優れると
いう硬化物を与えることの出来る、従来の有機溶剤型に
比して、遥かに、有機溶剤の含有量が少ないか、あるい
は全く含まないという、極めて実用性の高い、斬新なる
水性塗料用硬化性樹脂組成物を提供しようとするもので
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】このように、本発明は、必須の構
成成分として、それぞれ、酸基および/または3級アミ
ノ基含有水性樹脂(A)と、エポキシ基および加水分解
性シリル基を併せ有する化合物(B)と、ポリエポキシ
化合物(C)とを含有することから成る、水性塗料用硬
化性樹脂組成物を請求するというものであるし、
成成分として、それぞれ、酸基および/または3級アミ
ノ基含有水性樹脂(A)と、エポキシ基および加水分解
性シリル基を併せ有する化合物(B)と、ポリエポキシ
化合物(C)とを含有することから成る、水性塗料用硬
化性樹脂組成物を請求するというものであるし、
【0015】あるいは必須の構成成分として、それぞ
れ、酸基および/または3級アミノ基含有水性樹脂
(A)と、エポキシ基および加水分解性シリル基を併せ
有する化合物(B)と、ポリエポキシ化合物(C)と、
上記した化合物(B)を除く、加水分解性シリル基およ
び/またはシラノール基を有する化合物(D)とを含有
することから成る、水性塗料用硬化性樹脂組成物をも請
求するというものであるし、
れ、酸基および/または3級アミノ基含有水性樹脂
(A)と、エポキシ基および加水分解性シリル基を併せ
有する化合物(B)と、ポリエポキシ化合物(C)と、
上記した化合物(B)を除く、加水分解性シリル基およ
び/またはシラノール基を有する化合物(D)とを含有
することから成る、水性塗料用硬化性樹脂組成物をも請
求するというものであるし、
【0016】さらに、前記した酸基および/または3級
アミノ基含有水性樹脂(A)として、ビニル系単量体を
水性媒体中で乳化重合して得られるエマルジョン重合体
(A−1)を含有するという形の、水性塗料用硬化性樹
脂組成物をも請求するというものであるし、
アミノ基含有水性樹脂(A)として、ビニル系単量体を
水性媒体中で乳化重合して得られるエマルジョン重合体
(A−1)を含有するという形の、水性塗料用硬化性樹
脂組成物をも請求するというものであるし、
【0017】さらに亦、前記した酸基および/または3
級アミノ基含有水性樹脂(A)として、その酸基および
/または3級アミノ基含有ビニル系重合体(I)に、こ
の酸基または3級アミノ基の少なくとも10%を中和せ
しめるように、中和剤を添加したのち、水に分散化なし
は溶解して得られる水性化物(A−2)を含有するとい
う形の、水性塗料用硬化性樹脂組成物をも請求するとい
うものであるし、
級アミノ基含有水性樹脂(A)として、その酸基および
/または3級アミノ基含有ビニル系重合体(I)に、こ
の酸基または3級アミノ基の少なくとも10%を中和せ
しめるように、中和剤を添加したのち、水に分散化なし
は溶解して得られる水性化物(A−2)を含有するとい
う形の、水性塗料用硬化性樹脂組成物をも請求するとい
うものであるし、
【0018】さらには、前記した酸基および/または3
級アミノ基含有水性樹脂(A)として、その酸基および
/または3級アミノ基含有ビニル系重合体(I)に、こ
の酸基または3級アミノ基の少なくとも10%を中和せ
しめるように、中和剤を添加したのち、水に分散化なし
は溶解して得られる水性化物(A−2)と、ビニル系単
量体を水性媒体中で乳化重合して得られるエマルジョン
重合体(A−3)とからなる混合物を含有するという形
の、水性塗料用硬化性樹脂組成物をも請求するというも
のであるし、
級アミノ基含有水性樹脂(A)として、その酸基および
/または3級アミノ基含有ビニル系重合体(I)に、こ
の酸基または3級アミノ基の少なくとも10%を中和せ
しめるように、中和剤を添加したのち、水に分散化なし
は溶解して得られる水性化物(A−2)と、ビニル系単
量体を水性媒体中で乳化重合して得られるエマルジョン
重合体(A−3)とからなる混合物を含有するという形
の、水性塗料用硬化性樹脂組成物をも請求するというも
のであるし、
【0019】また、前記した酸基および/または3級ア
ミノ基含有水性樹脂(A)として、特に、水酸基含有ビ
ニル系単量体を必須成分として使用して調製される形の
エマルジョン重合体(A−1)を用いるという、特定の
組成物をも請求するというものであるし、
ミノ基含有水性樹脂(A)として、特に、水酸基含有ビ
ニル系単量体を必須成分として使用して調製される形の
エマルジョン重合体(A−1)を用いるという、特定の
組成物をも請求するというものであるし、
【0020】さらに、前記した酸基および/または3級
アミノ基含有水性樹脂(A)として、特に、水酸基含有
ビニル系単量体を必須成分として使用して調製される形
の、酸基および/または3級アミノ基含有ビニル系重合
体(I)に、その酸基または3級アミノ基の少なくとも
10%を中和せしめるように、中和剤を添加したのち、
水に分散化ないしは溶解して得られるという形の水性化
物(A−2)を用いるという、特定の組成物をも請求す
るというものであるし、
アミノ基含有水性樹脂(A)として、特に、水酸基含有
ビニル系単量体を必須成分として使用して調製される形
の、酸基および/または3級アミノ基含有ビニル系重合
体(I)に、その酸基または3級アミノ基の少なくとも
10%を中和せしめるように、中和剤を添加したのち、
水に分散化ないしは溶解して得られるという形の水性化
物(A−2)を用いるという、特定の組成物をも請求す
るというものであるし、
【0021】さらにまた、前記した酸基および/または
3級アミノ基含有水性樹脂(A)を調製する際に、特
に、水酸基含有ビニル系単量体を必須成分として使用し
て調製される形のエマルジョン重合体(A−3)を含有
するという、特定の組成物をも請求するというものであ
るし、
3級アミノ基含有水性樹脂(A)を調製する際に、特
に、水酸基含有ビニル系単量体を必須成分として使用し
て調製される形のエマルジョン重合体(A−3)を含有
するという、特定の組成物をも請求するというものであ
るし、
【0022】さらには、前記した酸基および/または3
級アミノ基含有水性樹脂(A)として、特に、シクロア
ルキル基含有ビニル系単量体を必須成分として使用して
調製される形のエマルジョン重合体(A−1)を用いる
という、特定の組成物をも請求するというものである
し、
級アミノ基含有水性樹脂(A)として、特に、シクロア
ルキル基含有ビニル系単量体を必須成分として使用して
調製される形のエマルジョン重合体(A−1)を用いる
という、特定の組成物をも請求するというものである
し、
【0023】さらには亦、前記した酸基および/または
3級アミノ基含有水性樹脂(A)として、特に、シクロ
アルキル基含有ビニル系単量体を必須成分として使用し
て調製される形の、酸基および/または3級アミノ基含
有ビニル系重合体(I)に、その酸基または3級アミノ
基の少なくとも10%を中和せしめるように、中和剤を
添加したのちに、水に分散化なしは溶解して得られる形
の水性化物(A−2)を用いるという、特定の組成物を
も請求するというものであるし、
3級アミノ基含有水性樹脂(A)として、特に、シクロ
アルキル基含有ビニル系単量体を必須成分として使用し
て調製される形の、酸基および/または3級アミノ基含
有ビニル系重合体(I)に、その酸基または3級アミノ
基の少なくとも10%を中和せしめるように、中和剤を
添加したのちに、水に分散化なしは溶解して得られる形
の水性化物(A−2)を用いるという、特定の組成物を
も請求するというものであるし、
【0024】あるいは前記した酸基および/または3級
アミノ基含有水性樹脂(A)を調製する際に、特に、シ
クロアルキル基含有ビニル系単量体を必須成分として使
用して調製されるという形のエマルジョン重合体(A−
3)を含有するという、特定の組成物をも請求するとい
うものであるし、
アミノ基含有水性樹脂(A)を調製する際に、特に、シ
クロアルキル基含有ビニル系単量体を必須成分として使
用して調製されるという形のエマルジョン重合体(A−
3)を含有するという、特定の組成物をも請求するとい
うものであるし、
【0025】あるいは亦、前記した酸基および/または
3級アミノ基含有水性樹脂(A)として、特に、アクリ
ル系重合体と、フルオロオレフィン系重合体との併用に
なるという形の水性樹脂を用いるという、特定の組成物
をも請求するというものであるし、
3級アミノ基含有水性樹脂(A)として、特に、アクリ
ル系重合体と、フルオロオレフィン系重合体との併用に
なるという形の水性樹脂を用いるという、特定の組成物
をも請求するというものであるし、
【0026】さらに、前記した酸基および/または3級
アミノ基含有水性樹脂(A)として、特に、アクリル系
重合体またはフルオロオレフィン系重合体の併用になる
という形の水性樹脂を用いるという、特定の組成物をも
請求するというものであるし、
アミノ基含有水性樹脂(A)として、特に、アクリル系
重合体またはフルオロオレフィン系重合体の併用になる
という形の水性樹脂を用いるという、特定の組成物をも
請求するというものであるし、
【0027】また、前記したエマルジョン重合体(A−
3)として、特に、酸基および/または3級アミノ基を
有するという形のものを用いるという、特定の組成物を
も請求するというものであるし、
3)として、特に、酸基および/または3級アミノ基を
有するという形のものを用いるという、特定の組成物を
も請求するというものであるし、
【0028】あるいは前記したエマルジョン重合体(A
−1)として、特に、ソープフリー重合反応で以て得ら
れるという形の重合体を用いるという、特定の組成物を
も請求するというものであるし、
−1)として、特に、ソープフリー重合反応で以て得ら
れるという形の重合体を用いるという、特定の組成物を
も請求するというものであるし、
【0029】さらには亦、前記したエマルジョン重合体
(A−3)として、特に、ソープフリー重合反応で以て
得られるという形の重合体を用いるという、特定の組成
物をも請求するというものである。
(A−3)として、特に、ソープフリー重合反応で以て
得られるという形の重合体を用いるという、特定の組成
物をも請求するというものである。
【0030】ここにおいて、まず、本発明に係わる水性
塗料用硬化性樹脂組成物を構成している、それぞれの成
分、就中、それぞれの必須構成成分についての説明をす
ることにする。
塗料用硬化性樹脂組成物を構成している、それぞれの成
分、就中、それぞれの必須構成成分についての説明をす
ることにする。
【0031】まず、本発明の水性塗料用硬化性樹脂組成
物の一必須構成成分、つまり、ベース樹脂成分として
は、酸基および/または3級アミノ基含有水性樹脂
(A)が使用されるが、斯かる樹脂として特に代表的な
もののみを例示するにとどめれば、アクリル系重合体、
芳香族ビニル系重合体、ビニルエステル系重合体または
フルオロオレフィン系重合体などのような、種々のビニ
ル系重合体、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂またはポ
リウレタン樹脂などであるが、これらのうちでも、特に
望ましいものとしては、各種のビニル系重合体である。
物の一必須構成成分、つまり、ベース樹脂成分として
は、酸基および/または3級アミノ基含有水性樹脂
(A)が使用されるが、斯かる樹脂として特に代表的な
もののみを例示するにとどめれば、アクリル系重合体、
芳香族ビニル系重合体、ビニルエステル系重合体または
フルオロオレフィン系重合体などのような、種々のビニ
ル系重合体、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂またはポ
リウレタン樹脂などであるが、これらのうちでも、特に
望ましいものとしては、各種のビニル系重合体である。
【0032】こうした、本発明に係る水性塗料用硬化性
樹脂組成物を構成している、いわゆるベース樹脂成分た
る、前記した水性樹脂(A)の調製方法についての説明
をすることにする。
樹脂組成物を構成している、いわゆるベース樹脂成分た
る、前記した水性樹脂(A)の調製方法についての説明
をすることにする。
【0033】まず、酸基および/または3級アミノ基を
有するエマルジョン重合体(A−1)についての説明を
することにするが、斯かるエマルジョン重合体(A−
1)として特に代表的なもののみを例示するにとどめれ
ば、アクリル系、フルオロオレフィン系、芳香族ビニル
系またはビニルエステル系などのような、種々のビニル
系エマルジョン重合体などである。
有するエマルジョン重合体(A−1)についての説明を
することにするが、斯かるエマルジョン重合体(A−
1)として特に代表的なもののみを例示するにとどめれ
ば、アクリル系、フルオロオレフィン系、芳香族ビニル
系またはビニルエステル系などのような、種々のビニル
系エマルジョン重合体などである。
【0034】そして、これらの各種のビニル系重合体の
うちでも特に好ましいものとしては、アクリル系および
フルオロオレフィン系のエマルジョン重合体などが挙げ
られる。
うちでも特に好ましいものとしては、アクリル系および
フルオロオレフィン系のエマルジョン重合体などが挙げ
られる。
【0035】また、酸基および/または3級アミノ基を
有するエマルジョン重合体(A−1)としては、たとえ
ば、3級アミノ基含有エマルジョン重合体(A−1−
1)、酸基および3級アミノ基併有エマルジョン重合体
(A−1−2)ならびに酸基含有エマルジョン重合体
(A−1−3)などが挙げられる。
有するエマルジョン重合体(A−1)としては、たとえ
ば、3級アミノ基含有エマルジョン重合体(A−1−
1)、酸基および3級アミノ基併有エマルジョン重合体
(A−1−2)ならびに酸基含有エマルジョン重合体
(A−1−3)などが挙げられる。
【0036】ここにおいて、それぞれ、 3級アミノ
基含有エマルジョン重合体(A−1−1)は、3級アミ
ノ基含有ビニル系単量体〔以下、(a−1)と略記す
る。〕と、この(a−1)と共重合可能なる其の他の単
量体〔以下、これを(a−2)と略記する。〕とからな
る単量体類を用いて、
基含有エマルジョン重合体(A−1−1)は、3級アミ
ノ基含有ビニル系単量体〔以下、(a−1)と略記す
る。〕と、この(a−1)と共重合可能なる其の他の単
量体〔以下、これを(a−2)と略記する。〕とからな
る単量体類を用いて、
【0037】 酸基および3級アミノ基含有エマルジ
ョン重合体(A−1−2)は、3級アミノ基含有ビニル
系単量体(a−1)と、酸基含有ビニル系単量体〔以
下、(a−3)と略記する。〕と、これら(a−1)お
よび(a−3)と共重合可能なる其の他のビニル系単量
体(a−2)とからなる単量体類を用いて、
ョン重合体(A−1−2)は、3級アミノ基含有ビニル
系単量体(a−1)と、酸基含有ビニル系単量体〔以
下、(a−3)と略記する。〕と、これら(a−1)お
よび(a−3)と共重合可能なる其の他のビニル系単量
体(a−2)とからなる単量体類を用いて、
【0038】 酸基含有エマルジョン重合体(A−1
−3)は、酸基含有ビニル系単量体(a−3)と、この
(a−3)と共重合可能なる其の他のビニル系単量体
(a−2)とからなる単量体類を用いて、各別に、公知
慣用の種々の乳化重合方法で以て調製することが出来
る。
−3)は、酸基含有ビニル系単量体(a−3)と、この
(a−3)と共重合可能なる其の他のビニル系単量体
(a−2)とからなる単量体類を用いて、各別に、公知
慣用の種々の乳化重合方法で以て調製することが出来
る。
【0039】これらの、それぞれ、エマルジョン重合体
(A−1−1)、(A−1−2)および(A−1−3)
の調製方法について、より一層、具体的に説明をするこ
とにする。
(A−1−1)、(A−1−2)および(A−1−3)
の調製方法について、より一層、具体的に説明をするこ
とにする。
【0040】1. まず、 3級アミノ基含有エマル
ジョン重合体(A−1−1)の調製方法について説明を
することにするが、当該エマルジョン重合体(A−1−
1)を調製するに当たって用いられるビニル系単量体と
して、まず、3級アミノ基含有ビニル系単量体(a−
1)として代表的なもののみを例示するにとどめれば、
2−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、2−
ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレ−ト、3−ジメ
チルアミノプロピル(メタ)アクリレートもしくは3−
ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N−
〔2−(メタ)アクリロイルオキシエチル〕ピペリジ
ン、N−〔2−(メタ)アクリロイルオキシエチル〕ピ
ロリジンもしくはN−〔2−(メタ)アクリロイルオキ
シエチル〕モルホリンの如き、各種の(メタ)アクリル
酸エステル系単量体類;
ジョン重合体(A−1−1)の調製方法について説明を
することにするが、当該エマルジョン重合体(A−1−
1)を調製するに当たって用いられるビニル系単量体と
して、まず、3級アミノ基含有ビニル系単量体(a−
1)として代表的なもののみを例示するにとどめれば、
2−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、2−
ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレ−ト、3−ジメ
チルアミノプロピル(メタ)アクリレートもしくは3−
ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N−
〔2−(メタ)アクリロイルオキシエチル〕ピペリジ
ン、N−〔2−(メタ)アクリロイルオキシエチル〕ピ
ロリジンもしくはN−〔2−(メタ)アクリロイルオキ
シエチル〕モルホリンの如き、各種の(メタ)アクリル
酸エステル系単量体類;
【0041】4−(N,N−ジメチルアミノ)スチレ
ン、4−(N,N−ジエチルアミノ)スチレンもしくは
4−ビニルピリジンの如き、各種の芳香族系単量体類な
どであるし、さらには、2−ジメチルアミノエチルビニ
ルエーテル、2−ジエチルアミノエチルビニルエーテ
ル、4−ジメチルアミノブチルビニルエーテル、4−ジ
エチルアミノブチルビニルエーテルもしくは6−ジメチ
ルアミニヘキシルビニルエーテルの如き、各種の3級ア
ミノ含有ビニルエーテル類などである。
ン、4−(N,N−ジエチルアミノ)スチレンもしくは
4−ビニルピリジンの如き、各種の芳香族系単量体類な
どであるし、さらには、2−ジメチルアミノエチルビニ
ルエーテル、2−ジエチルアミノエチルビニルエーテ
ル、4−ジメチルアミノブチルビニルエーテル、4−ジ
エチルアミノブチルビニルエーテルもしくは6−ジメチ
ルアミニヘキシルビニルエーテルの如き、各種の3級ア
ミノ含有ビニルエーテル類などである。
【0042】一方、上記した3級アミノ基含有ビニル系
単量体(a−1)と共重合可能なる其の他のビニル系単
量体(a−2)として特に代表的なもののみを挙げるに
とどめれば、アルキル(メタ)アクリレート類、クロト
ン酸アルキル類、不飽和二塩基酸ジアルキル類、モノカ
ルボン酸ビニルエステル類もしくは芳香族ビニル系単量
体類の如き非官能性の単量体類;
単量体(a−1)と共重合可能なる其の他のビニル系単
量体(a−2)として特に代表的なもののみを挙げるに
とどめれば、アルキル(メタ)アクリレート類、クロト
ン酸アルキル類、不飽和二塩基酸ジアルキル類、モノカ
ルボン酸ビニルエステル類もしくは芳香族ビニル系単量
体類の如き非官能性の単量体類;
【0043】またはポリシロキサン結合を有する単量体
の如き、非官能性の珪素原子を有する単量体類;フッ素
原子を含有するフルオロオレフィン系単量体;ポリエー
テル鎖を有する単量体類;あるいはアミド基、シアノ
基、水酸基、エポキシ基もしくは加水分解性のシリル基
の如き、各種の官能基を有する単量体類;さらには、一
分子当たり2個以上の重合性二重結合を有する、いわゆ
る、多官能のビニル系単量体類などである。
の如き、非官能性の珪素原子を有する単量体類;フッ素
原子を含有するフルオロオレフィン系単量体;ポリエー
テル鎖を有する単量体類;あるいはアミド基、シアノ
基、水酸基、エポキシ基もしくは加水分解性のシリル基
の如き、各種の官能基を有する単量体類;さらには、一
分子当たり2個以上の重合性二重結合を有する、いわゆ
る、多官能のビニル系単量体類などである。
【0044】かかる単量体類のうち、非官能性の単量体
類として特に代表的なもののみを例示するにとどめれ
ば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アク
リレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、iso
−プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)
アクリレート、iso−ブチル(メタ)アクリレート、
tert−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘ
キシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリ
レート、シクロペンチル(メタ)アクリレート、シクロ
ヘキシル(メタ)アクリレートもしくはベンジル(メ
タ)アクリレートの如き、各種の(メタ)アクリル酸エ
ステル類;
類として特に代表的なもののみを例示するにとどめれ
ば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アク
リレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、iso
−プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)
アクリレート、iso−ブチル(メタ)アクリレート、
tert−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘ
キシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリ
レート、シクロペンチル(メタ)アクリレート、シクロ
ヘキシル(メタ)アクリレートもしくはベンジル(メ
タ)アクリレートの如き、各種の(メタ)アクリル酸エ
ステル類;
【0045】またはクロトン酸メチル、クロトン酸エチ
ルもしくはクロトン酸n−ブチルの如き、各種のクロト
ン酸エステル類;あるいはジメチルマレート、ジメチル
フマレート、ジブチルフマレートもしくはジメチルイタ
コネートの如き、各種の不飽和二塩基酸ジアルキルエス
テル類;さらには、酢酸ビニル、シクロヘキサンカルボ
ン酸ビニル、安息香酸ビニル、p−tert−ブチル安
息香酸ビニルもしくは「ベオバ」(オランダ国シエル社
製の、分岐状モノカルボン酸のビニルエステルの商品
名)の如き、各種のモノカルボン酸のビニルエステル
類;
ルもしくはクロトン酸n−ブチルの如き、各種のクロト
ン酸エステル類;あるいはジメチルマレート、ジメチル
フマレート、ジブチルフマレートもしくはジメチルイタ
コネートの如き、各種の不飽和二塩基酸ジアルキルエス
テル類;さらには、酢酸ビニル、シクロヘキサンカルボ
ン酸ビニル、安息香酸ビニル、p−tert−ブチル安
息香酸ビニルもしくは「ベオバ」(オランダ国シエル社
製の、分岐状モノカルボン酸のビニルエステルの商品
名)の如き、各種のモノカルボン酸のビニルエステル
類;
【0046】あるいは亦、メチルビニルエーテル、エチ
ルビニルエーテル、n−プロピルビニルエーテル、n−
ブチルビニルエーテル、iso−ブチルビニルエーテ
ル、2−エチルヘキシルビニルエーテル、シクロペンチ
ルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテルの如
き、各種のアルキルエーテル類ないしはシクロアルキル
ビニルエーテル類などであるし、さらには亦、スチレ
ン、α−メチルスチレン、p−tert−ブチルスチレ
ンもしくはビニルトルエンの如き、各種の芳香族ビニル
系単量体類などである。
ルビニルエーテル、n−プロピルビニルエーテル、n−
ブチルビニルエーテル、iso−ブチルビニルエーテ
ル、2−エチルヘキシルビニルエーテル、シクロペンチ
ルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテルの如
き、各種のアルキルエーテル類ないしはシクロアルキル
ビニルエーテル類などであるし、さらには亦、スチレ
ン、α−メチルスチレン、p−tert−ブチルスチレ
ンもしくはビニルトルエンの如き、各種の芳香族ビニル
系単量体類などである。
【0047】ポリシロキサン結合を有する単量体のよう
な、いわゆる非官能性の珪素原子を有する単量体類とし
て特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、
な、いわゆる非官能性の珪素原子を有する単量体類とし
て特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、
【0048】
【化1】CH2 =CHCOO(CH2 )3 [Si(CH
3 )2 O]n Si(CH3 )3
3 )2 O]n Si(CH3 )3
【0049】
【化2】CH2 =C(CH3 )COOC6 H4 [Si
(CH3 )2 O]n Si(CH3 ) 3
(CH3 )2 O]n Si(CH3 ) 3
【0050】
【化3】CH2 =C(CH3 )COO(CH2 )3 [S
i(CH3 )2 O]n Si(CH 3 )3
i(CH3 )2 O]n Si(CH 3 )3
【0051】
【化4】CH2 =C(CH3 )COO(CH2 )3 [S
i(CH3 )(C6 H5 )O]nSi(CH3 )3
i(CH3 )(C6 H5 )O]nSi(CH3 )3
【0052】
【化5】CH2 =C(CH3 )COO(CH2 )3 [S
i(C6 H5 )2 O]n Si(CH3 )3
i(C6 H5 )2 O]n Si(CH3 )3
【0053】(ただし、各式中のnは、0あるいは1〜
130なる整数であるものとする。)
130なる整数であるものとする。)
【0054】のような一般式で示される、各種の単量体
などである。
などである。
【0055】前記したようなフルオロオレフィン系単量
体として特に代表的なもののみを例示するにとどめれ
ば、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、トリフルオロエ
チレン、テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロ
ピレンまたはクロロトリフルオロエチレンの如き、各種
のフルオロオレフィン類などである。
体として特に代表的なもののみを例示するにとどめれ
ば、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、トリフルオロエ
チレン、テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロ
ピレンまたはクロロトリフルオロエチレンの如き、各種
のフルオロオレフィン類などである。
【0056】前記したようなポリエーテル鎖を有する単
量体類として特に代表的なもののみを例示するにとどめ
れば、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、ポリテトラメチレングリコールモノ(メタ)アクリ
レート、モノアルコキシポリエチレングリコール(メ
タ)アクリレートまたはモノアルコキシポリプロピレン
グリコール(メタ)アクリレートなどである。
量体類として特に代表的なもののみを例示するにとどめ
れば、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、ポリテトラメチレングリコールモノ(メタ)アクリ
レート、モノアルコキシポリエチレングリコール(メ
タ)アクリレートまたはモノアルコキシポリプロピレン
グリコール(メタ)アクリレートなどである。
【0057】前記したような、官能基を有する単量体類
のうち、まず、アミド基を有する単量体として特に代表
的なもののみを例示するにとどめれば、(メタ)アクリ
ルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、
N−アルコキシメチル(メタ)アクリルアミド、ジアセ
トン(メタ)アクリルアミドまたはN−メチロール(メ
タ)アクリルアミドの如き、各種のカルボン酸アミド基
含有ビニル系単量体などである。
のうち、まず、アミド基を有する単量体として特に代表
的なもののみを例示するにとどめれば、(メタ)アクリ
ルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、
N−アルコキシメチル(メタ)アクリルアミド、ジアセ
トン(メタ)アクリルアミドまたはN−メチロール(メ
タ)アクリルアミドの如き、各種のカルボン酸アミド基
含有ビニル系単量体などである。
【0058】官能基を有する単量体類のうち、水酸基を
有する単量体として特に代表的なもののみを例示するに
とどめれば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2
−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートもしくは4−
ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートの如き、各種の
ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート類;
有する単量体として特に代表的なもののみを例示するに
とどめれば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2
−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートもしくは4−
ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートの如き、各種の
ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート類;
【0059】2−ヒドロキシエチルビニルエーテル、4
−ヒドロキシブチルビニルエーテルもしくは6−ヒドロ
キシヘキシルビニルエーテルの如き、水酸基を含有する
ビニルエーテル類;または2−ヒドロキシエトキシアリ
ルエーテルもしくは4−ヒドロキシブトキシアリルエー
テルの如き水酸基を含有するアリルエーテル類;あるい
は前掲したような各種の水酸基含有単量体類と、ε−カ
プロラクトンとの付加物などである。
−ヒドロキシブチルビニルエーテルもしくは6−ヒドロ
キシヘキシルビニルエーテルの如き、水酸基を含有する
ビニルエーテル類;または2−ヒドロキシエトキシアリ
ルエーテルもしくは4−ヒドロキシブトキシアリルエー
テルの如き水酸基を含有するアリルエーテル類;あるい
は前掲したような各種の水酸基含有単量体類と、ε−カ
プロラクトンとの付加物などである。
【0060】官能基を有する単量体類のうち、シアノ基
を有する単量体として特に代表的なもののみを例示する
にとどめれば、アクリロニトリル、メタアクリロニトリ
ルもしくはクロトノニトリルなどである。
を有する単量体として特に代表的なもののみを例示する
にとどめれば、アクリロニトリル、メタアクリロニトリ
ルもしくはクロトノニトリルなどである。
【0061】官能基を有する単量体類のうち、エポキシ
基を有する単量体として特に代表的なもののみを例示す
れば、グリシジル(メタ)アクリレート、(β−メチ
ル)グリシジル(メタ)アクリレート、3,4−エポキ
シシクロヘキシル(メタ)アクリレート、アリルグリシ
ジルエーテル、3,4−エポキシビニルシクロヘキサ
ン、ジ(β−メチル)グリシジルマレートまたはジ(β
−メチル)グリシジルフマレートの如きものが挙げられ
る。
基を有する単量体として特に代表的なもののみを例示す
れば、グリシジル(メタ)アクリレート、(β−メチ
ル)グリシジル(メタ)アクリレート、3,4−エポキ
シシクロヘキシル(メタ)アクリレート、アリルグリシ
ジルエーテル、3,4−エポキシビニルシクロヘキサ
ン、ジ(β−メチル)グリシジルマレートまたはジ(β
−メチル)グリシジルフマレートの如きものが挙げられ
る。
【0062】官能基を有する単量体類のうち、加水分解
性シリル基を有する単量体中に含有される加水分解性シ
リル基とは、たとえば、アルコキシ基、置換アルコキシ
基、フェノキシ基、ハロゲン原子、イソプロペニルオキ
シ基、アシロキシ基またはイミノオキシ基などが結合し
た珪素原子を含む原子団であって、容易に加水分解され
て、シラノール基を生成するというような、公知慣用の
種々の化合物を指称するものである。
性シリル基を有する単量体中に含有される加水分解性シ
リル基とは、たとえば、アルコキシ基、置換アルコキシ
基、フェノキシ基、ハロゲン原子、イソプロペニルオキ
シ基、アシロキシ基またはイミノオキシ基などが結合し
た珪素原子を含む原子団であって、容易に加水分解され
て、シラノール基を生成するというような、公知慣用の
種々の化合物を指称するものである。
【0063】そして、かかる加水分解性シリル基は、ポ
リシロキサン骨格を構成するというものであって、前掲
したような各種の基が結合した珪素原子であってもよい
し、たとえば、次のような一般式[I]で以て示される
ようなアルコキシシリル基、フェノキシシリル基、ハロ
シリル基、イソプロペニルオキシシリル基、チオアルコ
キシシリル基、アシロキシシリル基、アミノキシシリル
基またはイミノオキシシリル基などであってもよい。
リシロキサン骨格を構成するというものであって、前掲
したような各種の基が結合した珪素原子であってもよい
し、たとえば、次のような一般式[I]で以て示される
ようなアルコキシシリル基、フェノキシシリル基、ハロ
シリル基、イソプロペニルオキシシリル基、チオアルコ
キシシリル基、アシロキシシリル基、アミノキシシリル
基またはイミノオキシシリル基などであってもよい。
【0064】
【化6】
【0065】(ただし、式中のR1 は炭素数1〜10な
るアルキル基、アリール基およびアラルキル基よりなる
群から選ばれる1価の炭化水素基を、X1 はハロゲン原
子、アルコキシ基、アシロキシ基、アミノキシ基、フェ
ノキシ基、チオアルコキシ基、イソプロペニルオキシ
基、イミノキシ基およびアミノ基よりなる群から選ばれ
る1価の有機基を表わすものとし、また、aは0あるい
は1または2なる整数であるものとする。)
るアルキル基、アリール基およびアラルキル基よりなる
群から選ばれる1価の炭化水素基を、X1 はハロゲン原
子、アルコキシ基、アシロキシ基、アミノキシ基、フェ
ノキシ基、チオアルコキシ基、イソプロペニルオキシ
基、イミノキシ基およびアミノ基よりなる群から選ばれ
る1価の有機基を表わすものとし、また、aは0あるい
は1または2なる整数であるものとする。)
【0066】かかる加水分解性シリル基を有するビニル
系単量体として特に代表的なもののみを例示すれば、γ
−(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、
γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジメトキ
シシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジ
エトキシシラン、γ−(メタ)アクリロイルオキシプロ
ピルトリイソプロペニルオキシシラン、ビニルトリメト
キシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニル(トリ
ス−β−メトキシエトキシ)シラン、ビニルトリアセト
キシシランまたはビニルトリクロルシランなどである。
系単量体として特に代表的なもののみを例示すれば、γ
−(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、
γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジメトキ
シシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジ
エトキシシラン、γ−(メタ)アクリロイルオキシプロ
ピルトリイソプロペニルオキシシラン、ビニルトリメト
キシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニル(トリ
ス−β−メトキシエトキシ)シラン、ビニルトリアセト
キシシランまたはビニルトリクロルシランなどである。
【0067】さらに、官能基を有する単量体類として、
前掲したような化合物のほかにも、トリメチルシリル
(メタ)アクリレートもしくはtert−ブチルジメチ
ルシリル(メタ)アクリレートの如き、各種の、カルボ
キシル基含有単量体類のシリルエステル類;1−エトキ
シエチル(メタ)アクリレートもしくは1−イソブトキ
シエチル(メタ)アクリレートの如き、各種のカルボキ
シル基含有単量体類と、α,β−不飽和エーテル化合物
とを反応せしめて得られる形の、各種のアセタールエス
テル基を有する単量体類;
前掲したような化合物のほかにも、トリメチルシリル
(メタ)アクリレートもしくはtert−ブチルジメチ
ルシリル(メタ)アクリレートの如き、各種の、カルボ
キシル基含有単量体類のシリルエステル類;1−エトキ
シエチル(メタ)アクリレートもしくは1−イソブトキ
シエチル(メタ)アクリレートの如き、各種のカルボキ
シル基含有単量体類と、α,β−不飽和エーテル化合物
とを反応せしめて得られる形の、各種のアセタールエス
テル基を有する単量体類;
【0068】2−トリメチルシロキシエチル(メタ)ア
クリレートもしくは2−ジメチル−tert−ブチルシ
リルオキシエチル(メタ)アクリレートの如き、各種
の、水酸基を有する単量体類のシリルエーテル類;2−
アジリジニルエチル(メタ)アクリレートの如き、各種
のアジリジニル基含有単量体類;2−イソシアナートエ
チル(メタ)アクリレートもしくは(メタ)アクリロイ
ルイソシアナートの如き、各種の、イソシアナート基を
有する単量体類;
クリレートもしくは2−ジメチル−tert−ブチルシ
リルオキシエチル(メタ)アクリレートの如き、各種
の、水酸基を有する単量体類のシリルエーテル類;2−
アジリジニルエチル(メタ)アクリレートの如き、各種
のアジリジニル基含有単量体類;2−イソシアナートエ
チル(メタ)アクリレートもしくは(メタ)アクリロイ
ルイソシアナートの如き、各種の、イソシアナート基を
有する単量体類;
【0069】前掲したような種々のイソシアナート基含
有単量体類を、各種のブロック剤と反応せしめることに
よって調製される形のブロック化イソシアナート基含有
単量体類;または2−イソプロペニル−1,3−オキサ
ゾリンもしくは2−ビニル−1,3−オキサゾリンなど
のオキサゾリン基含有単量体の如き、各種の官能基を有
する形の化合物などである。
有単量体類を、各種のブロック剤と反応せしめることに
よって調製される形のブロック化イソシアナート基含有
単量体類;または2−イソプロペニル−1,3−オキサ
ゾリンもしくは2−ビニル−1,3−オキサゾリンなど
のオキサゾリン基含有単量体の如き、各種の官能基を有
する形の化合物などである。
【0070】前記した、多官能のビニル系単量体類とし
て特に代表的なるもののみを例示するにとどめるなら
ば、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,
6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペ
ンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロ
ールプロパントリ(メタ)アクリレート、ポリエチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレング
リコールジ(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アク
リレートまたはジアリルフタレート、ジビニルベンゼン
などである。
て特に代表的なるもののみを例示するにとどめるなら
ば、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,
6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペ
ンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロ
ールプロパントリ(メタ)アクリレート、ポリエチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレング
リコールジ(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アク
リレートまたはジアリルフタレート、ジビニルベンゼン
などである。
【0071】当該3級アミノ基含有エマルジョン重合体
(A−1−1)を調製する際に用いる3級アミノ基含有
ビニル系単量体の使用量としては、エマルジョン重合体
(A−1−1)の固形分の1,000グラム当たりに導
入される3級アミノ基の量に換算して、約0.03〜約
2.5モルなる範囲内が適切であるし、好ましくは、
0.05〜1.5モルなる範囲内が適切であるし、最も
好ましくは、0.05〜0.5モルなる範囲内に相当す
る量が適切である。
(A−1−1)を調製する際に用いる3級アミノ基含有
ビニル系単量体の使用量としては、エマルジョン重合体
(A−1−1)の固形分の1,000グラム当たりに導
入される3級アミノ基の量に換算して、約0.03〜約
2.5モルなる範囲内が適切であるし、好ましくは、
0.05〜1.5モルなる範囲内が適切であるし、最も
好ましくは、0.05〜0.5モルなる範囲内に相当す
る量が適切である。
【0072】3級アミノ基含有単量体の使用量が、約
2.5モルに相当する量を超えて余りにも多くなると、
当該エマルジョン(A−1−1)を含有する、本発明に
係る水性塗料用硬化性樹脂組成物から得られる硬化塗膜
の、とりわけ、耐薬品性などが悪くなるので、好ましく
ない。
2.5モルに相当する量を超えて余りにも多くなると、
当該エマルジョン(A−1−1)を含有する、本発明に
係る水性塗料用硬化性樹脂組成物から得られる硬化塗膜
の、とりわけ、耐薬品性などが悪くなるので、好ましく
ない。
【0073】前掲したような3級アミノ基含有ビニル系
単量体類を必須の単量体成分とする単量体類を、水性媒
体中で、乳化重合せしめるということによって、此のエ
マルジョン重合体(A−1−1)を調製するに当たって
は、公知慣用の種々の乳化重合法を適用することができ
る。
単量体類を必須の単量体成分とする単量体類を、水性媒
体中で、乳化重合せしめるということによって、此のエ
マルジョン重合体(A−1−1)を調製するに当たって
は、公知慣用の種々の乳化重合法を適用することができ
る。
【0074】つまり、アニオン性乳化剤または非イオン
性乳化剤のような、公知慣用の種々の、非反応性の乳化
剤;あるいは公知慣用の種々の反応性乳化剤や、分散安
定剤などを使用して、公知慣用の種々の方法によって、
重合反応を行なうというようにすればよい。
性乳化剤のような、公知慣用の種々の、非反応性の乳化
剤;あるいは公知慣用の種々の反応性乳化剤や、分散安
定剤などを使用して、公知慣用の種々の方法によって、
重合反応を行なうというようにすればよい。
【0075】その際に使用されるアニオン性乳化剤とし
て特に代表的なもののみを例示すれば、アルキル(ベン
ゼン)スルホン酸塩、アルキルサルフェート塩またはポ
リオキシエチレンアルキルフェノールサルフェート酸塩
のような化合物などであり、これらは単独使用でも、2
種以上の併用でもよいことは、勿論である。
て特に代表的なもののみを例示すれば、アルキル(ベン
ゼン)スルホン酸塩、アルキルサルフェート塩またはポ
リオキシエチレンアルキルフェノールサルフェート酸塩
のような化合物などであり、これらは単独使用でも、2
種以上の併用でもよいことは、勿論である。
【0076】ここにおいて言う、上記した塩とは、アル
カリ金属の水酸化物による塩、あるいはアンモニアまた
はトリエチルアミンなどのような種々の揮発性塩基によ
る塩を指称するものである。
カリ金属の水酸化物による塩、あるいはアンモニアまた
はトリエチルアミンなどのような種々の揮発性塩基によ
る塩を指称するものである。
【0077】非イオン性乳化剤として特に代表的なもの
のみを例示すれば、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルまた
はポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロック
共重合体;あるいは此等の誘導体などであり、これらは
単独使用でも、2種以上の併用でもよいことは、勿論で
ある。
のみを例示すれば、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルまた
はポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロック
共重合体;あるいは此等の誘導体などであり、これらは
単独使用でも、2種以上の併用でもよいことは、勿論で
ある。
【0078】さらに、上記した反応性乳化剤のうちの、
イオン性反応性乳化剤として特に代表的なもののみを例
示すれば、スルホン酸塩基、硫酸塩基または燐酸塩基の
ような、各種の、いわゆる塩構造を含有するビニル系単
量体類などである。
イオン性反応性乳化剤として特に代表的なもののみを例
示すれば、スルホン酸塩基、硫酸塩基または燐酸塩基の
ような、各種の、いわゆる塩構造を含有するビニル系単
量体類などである。
【0079】これらのうち、スルホン酸塩基を有するビ
ニル系単量体として特に代表的なもののみを例示するに
とどめれば、ビニルスルホン酸、アリルスルホン酸、2
−メチルアリルスルホン酸、4−ビニルベンゼンスルホ
ン酸、2−(メタ)アクリロイルオキシエタンスルホン
酸、3−(メタ)アクリロイルオキシプロパンスルホン
酸もしくは2−アクリルアミド−2−メチルプロパンス
ルホン酸の如き、各種のスルホン酸基含有ビニル系単量
体類を、各種の塩基性化合物により中和することにより
得られるものがある。
ニル系単量体として特に代表的なもののみを例示するに
とどめれば、ビニルスルホン酸、アリルスルホン酸、2
−メチルアリルスルホン酸、4−ビニルベンゼンスルホ
ン酸、2−(メタ)アクリロイルオキシエタンスルホン
酸、3−(メタ)アクリロイルオキシプロパンスルホン
酸もしくは2−アクリルアミド−2−メチルプロパンス
ルホン酸の如き、各種のスルホン酸基含有ビニル系単量
体類を、各種の塩基性化合物により中和することにより
得られるものがある。
【0080】その際に使用される塩基性化合物として特
に代表的なもののみを例示すれば、水酸化リチウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウムもしくはアンモニウム
ハイドロキサイドの如き無機の塩基性化合物;メチルア
ミン、エチルアミン、n−ブチルアミン、ジメチルアミ
ン、ジエチルアミン、トリメチルアミン、トリエチルア
ミン、トリ−n−ブチルアミン、ジエタノールアミン、
2−ジメチルアミノエチルアルコール、テトラメチルア
ンモニウムハイドロキサイドもしくはテトラ−n−ブチ
ルアンモニウムハイドロキサイドの如き各種の有機の塩
基性化合物が挙げられる。
に代表的なもののみを例示すれば、水酸化リチウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウムもしくはアンモニウム
ハイドロキサイドの如き無機の塩基性化合物;メチルア
ミン、エチルアミン、n−ブチルアミン、ジメチルアミ
ン、ジエチルアミン、トリメチルアミン、トリエチルア
ミン、トリ−n−ブチルアミン、ジエタノールアミン、
2−ジメチルアミノエチルアルコール、テトラメチルア
ンモニウムハイドロキサイドもしくはテトラ−n−ブチ
ルアンモニウムハイドロキサイドの如き各種の有機の塩
基性化合物が挙げられる。
【0081】前掲したイオン性反応生乳化剤のうち、燐
酸塩基を含有するビニル系単量体として特に代表的なも
ののみを例示すれば、モノ{2−(メタ)アクリロイル
オキシエチル}アシッドホスフェートの如き、燐酸基含
有ビニル系単量体類を、前掲したような、各種の塩基性
化合物により中和することにより得られるものが挙げら
れる。
酸塩基を含有するビニル系単量体として特に代表的なも
ののみを例示すれば、モノ{2−(メタ)アクリロイル
オキシエチル}アシッドホスフェートの如き、燐酸基含
有ビニル系単量体類を、前掲したような、各種の塩基性
化合物により中和することにより得られるものが挙げら
れる。
【0082】前掲したイオン性反応生乳化剤のうち、硫
酸塩基を含有するビニル系単量体として特に代表的なも
ののみを例示すれば、アリルアルコールの硫酸エステル
の如き硫酸エステル基を含有するビニル系単量体類を、
前掲したような、各種の塩基性化合物により中和するこ
とにより得られるものが挙げられる。
酸塩基を含有するビニル系単量体として特に代表的なも
ののみを例示すれば、アリルアルコールの硫酸エステル
の如き硫酸エステル基を含有するビニル系単量体類を、
前掲したような、各種の塩基性化合物により中和するこ
とにより得られるものが挙げられる。
【0083】このような、中和された酸基含有単量体の
市販品として特に代表的なもののみを例示するにとどめ
れば、中和されたスルホン酸基含有単量体としての、そ
れぞれ、「ラテムル S−180もしくはS−180
A」[花王(株)製品]、「エレミノール JS−2も
しくはRS−30」[三洋化成工業(株)製品]などで
あるし、
市販品として特に代表的なもののみを例示するにとどめ
れば、中和されたスルホン酸基含有単量体としての、そ
れぞれ、「ラテムル S−180もしくはS−180
A」[花王(株)製品]、「エレミノール JS−2も
しくはRS−30」[三洋化成工業(株)製品]などで
あるし、
【0084】中和された硫酸基含有単量体としての、そ
れぞれ、「アクアロン HS−10」[第一工業製薬
(株)製品]、「アデカリアソープ SE−10N」
[旭電化工業(株)製品]などであるし、そして、燐酸
基を有する単量体としての、「ニューフロンティア A
−229E」[第一工業製薬(株)製品]などである。
れぞれ、「アクアロン HS−10」[第一工業製薬
(株)製品]、「アデカリアソープ SE−10N」
[旭電化工業(株)製品]などであるし、そして、燐酸
基を有する単量体としての、「ニューフロンティア A
−229E」[第一工業製薬(株)製品]などである。
【0085】また、反応性乳化剤のうちイオン性の反応
性乳化剤としては、前掲したような各種のポリエーテル
鎖を有する単量体類が使用される。
性乳化剤としては、前掲したような各種のポリエーテル
鎖を有する単量体類が使用される。
【0086】さらに、分散安定剤としては、たとえば、
ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、
澱粉、マレイン化ポリブタジエン、マレイン化アルキッ
ド樹脂、ポリアクリル酸(塩)、ポリアクリルアミド、
水溶性あるいは水分散性アクリル樹脂などの合成あるい
は天然の水溶性あるいは水分散性の高分子物質が挙げら
れ、これらの1種または2種以上の混合物を使用するこ
とができる。
ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、
澱粉、マレイン化ポリブタジエン、マレイン化アルキッ
ド樹脂、ポリアクリル酸(塩)、ポリアクリルアミド、
水溶性あるいは水分散性アクリル樹脂などの合成あるい
は天然の水溶性あるいは水分散性の高分子物質が挙げら
れ、これらの1種または2種以上の混合物を使用するこ
とができる。
【0087】前記したような各種の乳化剤あるいは分散
安定剤を使用して乳化重合法によりエマルジョン重合体
(A−1−1)を調製するに当たり、前記乳化剤の使用
量としては、エマルジョン重合体(A−1−1)中の固
形分に対して、10重量%以下、好ましくは、6重量%
以下が、本発明の組成物から得られる硬化塗膜の耐水性
の観点から好ましい。
安定剤を使用して乳化重合法によりエマルジョン重合体
(A−1−1)を調製するに当たり、前記乳化剤の使用
量としては、エマルジョン重合体(A−1−1)中の固
形分に対して、10重量%以下、好ましくは、6重量%
以下が、本発明の組成物から得られる硬化塗膜の耐水性
の観点から好ましい。
【0088】また、前記乳化剤の使用量を極めて少なく
して重合するか、あるいは、全く使用せずに重合せしめ
る方法、いわゆるソープフリー重合法を適用すると、本
発明の組成物から得られる硬化塗膜の耐水性を更に向上
させることができる。
して重合するか、あるいは、全く使用せずに重合せしめ
る方法、いわゆるソープフリー重合法を適用すると、本
発明の組成物から得られる硬化塗膜の耐水性を更に向上
させることができる。
【0089】ソープフリー重合法としては、前記した
ような反応性乳化剤を乳化剤種として主に用い重合する
方法、前記安定剤のうち水溶性あるいは水分散性アク
リル樹脂の存在下に重合する方法、反応性乳化剤と水
溶性あるいは水分散性アクリル樹脂を併用して重合する
方法、などがある。これらのうち、もしくはの方法
が特に好ましい。
ような反応性乳化剤を乳化剤種として主に用い重合する
方法、前記安定剤のうち水溶性あるいは水分散性アク
リル樹脂の存在下に重合する方法、反応性乳化剤と水
溶性あるいは水分散性アクリル樹脂を併用して重合する
方法、などがある。これらのうち、もしくはの方法
が特に好ましい。
【0090】ソープフリー重合の際に用いられる前記反
応性乳化剤の使用量としては、エマルジョン重合体(A
−1−1)中の固形分に対して、2重量%以下、好まし
くは、1重量%以下である。また、前記分散安定剤の使
用量としては、エマルジョン重合体(A−1−1)中の
固形分に対して、5〜70重量%好ましくは、10〜5
0重量%であり、少なすぎると重合安定性が悪くなり、
多すぎると、樹脂粘度が著しく高くなり、塗装作業性が
悪くなる。
応性乳化剤の使用量としては、エマルジョン重合体(A
−1−1)中の固形分に対して、2重量%以下、好まし
くは、1重量%以下である。また、前記分散安定剤の使
用量としては、エマルジョン重合体(A−1−1)中の
固形分に対して、5〜70重量%好ましくは、10〜5
0重量%であり、少なすぎると重合安定性が悪くなり、
多すぎると、樹脂粘度が著しく高くなり、塗装作業性が
悪くなる。
【0091】分散安定剤として使用される水溶性あるい
は水分散性アクリル樹脂としては、3級アミノ基含有ア
クリル樹脂を酸性化合物で部分的に、あるいは、完全に
中和し水溶化あるいは水分散化したカチオン型水溶性ア
クリル樹脂もしくはカルボキシル基含有アクリル樹脂を
塩基性化合物で部分的に、あるいは、完全に中和し水溶
化あるいは水分散化したアニオン型水溶性あるいは水分
散性アクリル樹脂を使用することができる。そして、こ
れらのうち耐水性、付着性の観点からは特に後者のアニ
オン型水溶性あるいは水分散性アクリル樹脂を使用する
ことが特に好ましい。
は水分散性アクリル樹脂としては、3級アミノ基含有ア
クリル樹脂を酸性化合物で部分的に、あるいは、完全に
中和し水溶化あるいは水分散化したカチオン型水溶性ア
クリル樹脂もしくはカルボキシル基含有アクリル樹脂を
塩基性化合物で部分的に、あるいは、完全に中和し水溶
化あるいは水分散化したアニオン型水溶性あるいは水分
散性アクリル樹脂を使用することができる。そして、こ
れらのうち耐水性、付着性の観点からは特に後者のアニ
オン型水溶性あるいは水分散性アクリル樹脂を使用する
ことが特に好ましい。
【0092】前記した分散安定剤として使用されるアニ
オン型水溶性あるいは水分散性アクリル樹脂としては、
エマルジョン重合体(A−1−1)を調製する際に使用
される官能基を含有する単量体に含まれる当該官能基と
反応する官能基を有する樹脂であるか、あるいはエマル
ジョン重合体(A−1−1)の調製時にグラフト重合が
可能なラジカル重合性不飽和二重結合を有する樹脂であ
ることが、一層好ましい。
オン型水溶性あるいは水分散性アクリル樹脂としては、
エマルジョン重合体(A−1−1)を調製する際に使用
される官能基を含有する単量体に含まれる当該官能基と
反応する官能基を有する樹脂であるか、あるいはエマル
ジョン重合体(A−1−1)の調製時にグラフト重合が
可能なラジカル重合性不飽和二重結合を有する樹脂であ
ることが、一層好ましい。
【0093】エマルジョン重合体(A−1−1)を調製
する際の水性媒体としては、特に限定されるものではな
いが、水のみを使用してもよいし、或いは、水と水溶性
溶剤の混合溶液として使用してもよい。ここで用いる水
溶性溶剤としては、たとえば、メチルアルコール、エチ
ルアルコール、イソプロピルアルコール、エチルカルビ
トール、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブなどのア
ルコール類、N−メチルピロリドンなどの極性溶剤が挙
げられ、これらの1種または2種以上の混合物が使用で
きる。水と水溶性溶剤の混合物を使用する場合の水溶性
溶剤の使用量は、重合時の安定性の点から任意に選択す
ることができるが、得られる重合体水性分散液の引火の
危険性、安全衛生性などの面から水溶性溶剤の使用量は
極力少なくすることが好ましい。これらの理由から、な
かでも水単独で使用することが好ましい。
する際の水性媒体としては、特に限定されるものではな
いが、水のみを使用してもよいし、或いは、水と水溶性
溶剤の混合溶液として使用してもよい。ここで用いる水
溶性溶剤としては、たとえば、メチルアルコール、エチ
ルアルコール、イソプロピルアルコール、エチルカルビ
トール、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブなどのア
ルコール類、N−メチルピロリドンなどの極性溶剤が挙
げられ、これらの1種または2種以上の混合物が使用で
きる。水と水溶性溶剤の混合物を使用する場合の水溶性
溶剤の使用量は、重合時の安定性の点から任意に選択す
ることができるが、得られる重合体水性分散液の引火の
危険性、安全衛生性などの面から水溶性溶剤の使用量は
極力少なくすることが好ましい。これらの理由から、な
かでも水単独で使用することが好ましい。
【0094】エマルジョン重合体(A−1−1)を調製
する際の重合方法としては、(i)水、ビニル系単量
体、重合開始剤、および乳化剤及び/または分散安定剤
を一括混合して重合する方法、(ii)ビニル系単量体
を滴下するモノマー滴下法、あるいは、(iii)水、
ビニル系単量体および乳化剤を予め混合したものを滴下
するいわゆるプレエマルジョン法、などの各種の方法を
適用することができる。
する際の重合方法としては、(i)水、ビニル系単量
体、重合開始剤、および乳化剤及び/または分散安定剤
を一括混合して重合する方法、(ii)ビニル系単量体
を滴下するモノマー滴下法、あるいは、(iii)水、
ビニル系単量体および乳化剤を予め混合したものを滴下
するいわゆるプレエマルジョン法、などの各種の方法を
適用することができる。
【0095】かかる方法のうちでも、特に、モノマー滴
下法、またはプレエマルジョン法で製造することが、重
合時の安定性の面からも望ましい。
下法、またはプレエマルジョン法で製造することが、重
合時の安定性の面からも望ましい。
【0096】また、重合の際、親水性溶剤、疎水性溶剤
を加えること及び公知の添加剤を加えることも可能であ
るが、それらの使用量は、それらを含む本発明の水性塗
料用樹脂を塗装して得られる硬化塗膜の性能に悪影響を
及ぼさない範囲に抑えることが好ましい。
を加えること及び公知の添加剤を加えることも可能であ
るが、それらの使用量は、それらを含む本発明の水性塗
料用樹脂を塗装して得られる硬化塗膜の性能に悪影響を
及ぼさない範囲に抑えることが好ましい。
【0097】エマルジョン重合体(A−1−1)の調製
に際して重合開始剤としては、ラジカル重合開始剤が用
いられ、そとして特に代表的なもののみを例示すれば、
過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウムもしくは過酸化水
素などの如き無機過酸化物類;tert−ブチルパーオ
キシ−2−エチルヘキサノエート、ベンゾイルパーオキ
サイドもしくはクメンハイドロパーオキサイドの如き有
機過酸化物類;さらには、4,4’−アゾビス(4−シ
アノペンタン酸)もしくは2,2’−アゾビス(2−ア
ミジノプロパン)二塩酸塩などのアゾ系開始剤が挙げら
れる。
に際して重合開始剤としては、ラジカル重合開始剤が用
いられ、そとして特に代表的なもののみを例示すれば、
過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウムもしくは過酸化水
素などの如き無機過酸化物類;tert−ブチルパーオ
キシ−2−エチルヘキサノエート、ベンゾイルパーオキ
サイドもしくはクメンハイドロパーオキサイドの如き有
機過酸化物類;さらには、4,4’−アゾビス(4−シ
アノペンタン酸)もしくは2,2’−アゾビス(2−ア
ミジノプロパン)二塩酸塩などのアゾ系開始剤が挙げら
れる。
【0098】重合開始剤として前記した過酸化物を使用
する場合、過酸化物のみを用いてラジカル重合してもよ
いし、また、かかる過酸化物と酸性亜硫酸ナトリウムも
しくはチオ硫酸ナトリウムのような還元剤とを併用した
レドックス重合開始剤系によっても重合することができ
る。
する場合、過酸化物のみを用いてラジカル重合してもよ
いし、また、かかる過酸化物と酸性亜硫酸ナトリウムも
しくはチオ硫酸ナトリウムのような還元剤とを併用した
レドックス重合開始剤系によっても重合することができ
る。
【0099】また、分子量調整剤としてラウリルメルカ
プタン、オクチルメルカプタン、ドデシルメルカプタ
ン、2−メルカプトエタノール、チオグリコール酸オク
チル、3−メルカプトプロピオン酸またはα−メチルス
チレン・ダイマーの如き、各種の連鎖移動剤をも用いる
ことが出来る。
プタン、オクチルメルカプタン、ドデシルメルカプタ
ン、2−メルカプトエタノール、チオグリコール酸オク
チル、3−メルカプトプロピオン酸またはα−メチルス
チレン・ダイマーの如き、各種の連鎖移動剤をも用いる
ことが出来る。
【0100】エマルジョン重合体(A−1−1)を調製
する際の重合温度は、使用する単量体の種類や、重合開
始剤の種類などによって異なるけれども、水性媒体中
で、重合するというような場合には、通常、約30〜約
90℃なる範囲内の温度範囲が適切である。
する際の重合温度は、使用する単量体の種類や、重合開
始剤の種類などによって異なるけれども、水性媒体中
で、重合するというような場合には、通常、約30〜約
90℃なる範囲内の温度範囲が適切である。
【0101】当該エマルジョン重合体(A−1−1)を
調製するに当たり、重合体(A−1−1)中に含まれる
3級アミノ基は、酸によって中和されていても、中和さ
れていなくてもよいが、当該重合体(A−1−1)を調
製する際に、安定性が悪くて、ブロックが発生したり、
保存安定性または使用時の安定性に劣る場合には、3級
アミノ基の少なくとも一部分を酸で以て中和せしめるこ
とによって、こうした安定性を向上かさせるということ
ができる。
調製するに当たり、重合体(A−1−1)中に含まれる
3級アミノ基は、酸によって中和されていても、中和さ
れていなくてもよいが、当該重合体(A−1−1)を調
製する際に、安定性が悪くて、ブロックが発生したり、
保存安定性または使用時の安定性に劣る場合には、3級
アミノ基の少なくとも一部分を酸で以て中和せしめるこ
とによって、こうした安定性を向上かさせるということ
ができる。
【0102】このような、少なくとも一部分が中和され
た形の3級アミノ基含有重合体(A−1−1)を調製す
るには、3級アミノ基含有ビニル系単量体を、予め、酸
性化合物で以て中和せしめたのちに、重合するという方
法であるとか、重合中に、酸性化合物を添加して、3級
アミノ基を中和せしめるという方法であるとか、あるい
は当該重合体(A−1−1)を調製したのちに、酸性化
合物を添加して中和せしめるという方法などのような種
々の方法を適用することができる。
た形の3級アミノ基含有重合体(A−1−1)を調製す
るには、3級アミノ基含有ビニル系単量体を、予め、酸
性化合物で以て中和せしめたのちに、重合するという方
法であるとか、重合中に、酸性化合物を添加して、3級
アミノ基を中和せしめるという方法であるとか、あるい
は当該重合体(A−1−1)を調製したのちに、酸性化
合物を添加して中和せしめるという方法などのような種
々の方法を適用することができる。
【0103】上記した酸性化合物として特に代表的なも
ののみを例示するにとどめれば、蟻酸、酢酸、プロピオ
ン酸、酪酸、2−メチル酪酸、イソ吉草酸、トリメチル
酢酸、グリコール酸もしくは乳酸などで以て代表される
ような、炭素数が1〜10なる、各種のカルボン酸類;
ののみを例示するにとどめれば、蟻酸、酢酸、プロピオ
ン酸、酪酸、2−メチル酪酸、イソ吉草酸、トリメチル
酢酸、グリコール酸もしくは乳酸などで以て代表される
ような、炭素数が1〜10なる、各種のカルボン酸類;
【0104】燐酸モノメチルエステル、燐酸ジメチルエ
ステル、燐酸モノ−iso−プロピルエステル、燐酸ジ
−iso−プロピルエステル、燐酸モノ−2−エチルヘ
キシルエステルもしくは燐酸ジ−2−エチルヘキシルエ
ステルの如き、燐酸の各種のモノ−ないしはジアルキル
エステル類;
ステル、燐酸モノ−iso−プロピルエステル、燐酸ジ
−iso−プロピルエステル、燐酸モノ−2−エチルヘ
キシルエステルもしくは燐酸ジ−2−エチルヘキシルエ
ステルの如き、燐酸の各種のモノ−ないしはジアルキル
エステル類;
【0105】メタンスルホン酸、プロパンスルホン酸、
ベンゼンスルホン酸もしくはドデシルベンゼンスルホン
酸の如き、各種の有機スルホン酸類;または塩酸、硫
酸、硝酸もしくは燐酸などによって代表されるような、
種々の無機酸などであるが、これらのうちでも、カルボ
ン酸類の使用が、特に望ましい。
ベンゼンスルホン酸もしくはドデシルベンゼンスルホン
酸の如き、各種の有機スルホン酸類;または塩酸、硫
酸、硝酸もしくは燐酸などによって代表されるような、
種々の無機酸などであるが、これらのうちでも、カルボ
ン酸類の使用が、特に望ましい。
【0106】そして、かかる酸性化合物を添加して、安
定性を向上化せしめるというような場合には、その使用
量としては、前記した重合体(A−1−1)中に含まれ
る3級アミノ基の当量数に対する、当該酸性化合物の当
量数の比率、
定性を向上化せしめるというような場合には、その使用
量としては、前記した重合体(A−1−1)中に含まれ
る3級アミノ基の当量数に対する、当該酸性化合物の当
量数の比率、
【0107】つまり、当該酸性化合物/重合体(A−1
−1)中に含まれる3級アミノ基なる当量比が、概ね、
0.1以上となるような量が適切ではあるが、塗膜諸性
能を損なわないような範囲内の量として、好ましくは、
概ね、0.1〜3なる範囲内が適切であるし、最も好ま
しくは、0.1〜2なる範囲内が適切である。
−1)中に含まれる3級アミノ基なる当量比が、概ね、
0.1以上となるような量が適切ではあるが、塗膜諸性
能を損なわないような範囲内の量として、好ましくは、
概ね、0.1〜3なる範囲内が適切であるし、最も好ま
しくは、0.1〜2なる範囲内が適切である。
【0108】2. 次いで、 酸基および3級アミノ
基含有エマルジョン重合体(A−1−2)の調製方法に
ついての説明をすることにするが、当該重合体(A−1
−2)を調製するには、酸基含有ビニル系単量体と、3
級アミノ基含有ビニル系単量体と、此等と共重合可能な
る其の他のビニル系単量体とを共重合せしめるというよ
うな方法によるのが簡便である。
基含有エマルジョン重合体(A−1−2)の調製方法に
ついての説明をすることにするが、当該重合体(A−1
−2)を調製するには、酸基含有ビニル系単量体と、3
級アミノ基含有ビニル系単量体と、此等と共重合可能な
る其の他のビニル系単量体とを共重合せしめるというよ
うな方法によるのが簡便である。
【0109】上記したような方法によって、酸基および
3級アミノ基含有エマルジョン重合体(A−1−2)を
調製するに当たって用いられる酸基含有ビニル系単量体
(a−3)として特に代表的なもののみを例示するにと
どめれば、前掲したようなスルホン酸基、硫酸基または
燐酸基を有する単量体類などに加えて、各種のカルボキ
シル基含有単量体類などである。
3級アミノ基含有エマルジョン重合体(A−1−2)を
調製するに当たって用いられる酸基含有ビニル系単量体
(a−3)として特に代表的なもののみを例示するにと
どめれば、前掲したようなスルホン酸基、硫酸基または
燐酸基を有する単量体類などに加えて、各種のカルボキ
シル基含有単量体類などである。
【0110】かかるカルボキシル基含有単量体として特
に代表的なもののみを例示するにとどめれば、(メタ)
アクリル酸もしくはクロトン酸の如き、各種の不飽和一
塩基酸類;マレイン酸、フマル酸、イタコン酸もしくは
シトラコン酸の如き、各種の不飽和二塩基酸類;前掲し
たような、マレイン酸、フマル酸もしくはイタコン酸の
如き各種の不飽和二塩基酸類と、炭素数が1〜10なる
アルキルアルコール類とのハーフ・エステル類;
に代表的なもののみを例示するにとどめれば、(メタ)
アクリル酸もしくはクロトン酸の如き、各種の不飽和一
塩基酸類;マレイン酸、フマル酸、イタコン酸もしくは
シトラコン酸の如き、各種の不飽和二塩基酸類;前掲し
たような、マレイン酸、フマル酸もしくはイタコン酸の
如き各種の不飽和二塩基酸類と、炭素数が1〜10なる
アルキルアルコール類とのハーフ・エステル類;
【0111】4−ビニル安息香酸もしくは桂皮酸の如
き、各種のカルボキシル基含有芳香族系化合物;コハク
酸モノ−2−(メタ)アクリロイルオキシエチルエステ
ルもしくはフタル酸モノ−2−(メタ)アクリロイルオ
キシエチルエステエルの如き、前掲したような各種の水
酸基含有単量体類と、飽和の二塩基酸無水物類との付加
反応生成物などであるし、さらには、マロン酸、コハク
酸、アジピン酸もしくはセバシン酸の如き、各種の多価
カルボン酸のモノビニルエステル類などである。
き、各種のカルボキシル基含有芳香族系化合物;コハク
酸モノ−2−(メタ)アクリロイルオキシエチルエステ
ルもしくはフタル酸モノ−2−(メタ)アクリロイルオ
キシエチルエステエルの如き、前掲したような各種の水
酸基含有単量体類と、飽和の二塩基酸無水物類との付加
反応生成物などであるし、さらには、マロン酸、コハク
酸、アジピン酸もしくはセバシン酸の如き、各種の多価
カルボン酸のモノビニルエステル類などである。
【0112】そして、上述した各種の酸基含有単量体の
うちでも、特に、カルボキシル基含有単量体の使用が望
ましい。
うちでも、特に、カルボキシル基含有単量体の使用が望
ましい。
【0113】当該エマルジョン重合体(A−1−2)を
調製する際に、3級アミノ基含有ビニル系単量体として
は、上掲したような3級アミノ基含有ビニル系単量体
(a−1)を使用するというようにすればよいし、ま
た、それぞれ、酸基含有単量体および3級アミノ基含有
ビニル系単量体と共重合性のある其の他の単量体として
は、前掲したような単量体類(a−2)のうちから、適
宜、選択して使用するというようにすればよい。
調製する際に、3級アミノ基含有ビニル系単量体として
は、上掲したような3級アミノ基含有ビニル系単量体
(a−1)を使用するというようにすればよいし、ま
た、それぞれ、酸基含有単量体および3級アミノ基含有
ビニル系単量体と共重合性のある其の他の単量体として
は、前掲したような単量体類(a−2)のうちから、適
宜、選択して使用するというようにすればよい。
【0114】当該酸基および3級アミノ基含有エマルジ
ョン重合体(A−1−2)を調製する際に用いるべき、
此の3級アミノ基含有ビニル系単量体の使用量として
は、当該エマルジョン重合体(A−1−2)の固形分の
1,000グラム当たりに導入される3級アミノ基の量
に換算して、約0.03〜約2.5モルなる範囲内が適
切であるし、好ましくは、0.05〜1.5モルなる範
囲内が適切であるし、最も好ましくは、0.05〜0.
5モルなる範囲に相当する量が適切である。
ョン重合体(A−1−2)を調製する際に用いるべき、
此の3級アミノ基含有ビニル系単量体の使用量として
は、当該エマルジョン重合体(A−1−2)の固形分の
1,000グラム当たりに導入される3級アミノ基の量
に換算して、約0.03〜約2.5モルなる範囲内が適
切であるし、好ましくは、0.05〜1.5モルなる範
囲内が適切であるし、最も好ましくは、0.05〜0.
5モルなる範囲に相当する量が適切である。
【0115】3級アミノ基含有単量体の使用量が、約
2.5モルに相当する量を超えて余りにも多くなると、
最終の上塗り塗膜の、とりわけ、耐薬品性などが悪くな
るので好ましくない。
2.5モルに相当する量を超えて余りにも多くなると、
最終の上塗り塗膜の、とりわけ、耐薬品性などが悪くな
るので好ましくない。
【0116】一方、酸基含有ビニル系単量体(a−3)
の使用量としては、当該エマルジョン重合体(A−1−
2)の固形分の1,000グラム当たりに導入される酸
基の量に換算して、約0.05〜約3モル程度が、好ま
しくは、0.01〜2.0モル程度が適切であるし、最
も好ましくは、0.1〜0.7モルなる範囲内に相当す
る量が適切である。
の使用量としては、当該エマルジョン重合体(A−1−
2)の固形分の1,000グラム当たりに導入される酸
基の量に換算して、約0.05〜約3モル程度が、好ま
しくは、0.01〜2.0モル程度が適切であるし、最
も好ましくは、0.1〜0.7モルなる範囲内に相当す
る量が適切である。
【0117】以上に掲げて来たような種々の単量体類か
ら、当該エマルジョン重合体(A−1−2)を調製する
には、前記したような、公知慣用の種々のエマルジョン
重合方法を適用することによって調製するというように
すればよい。
ら、当該エマルジョン重合体(A−1−2)を調製する
には、前記したような、公知慣用の種々のエマルジョン
重合方法を適用することによって調製するというように
すればよい。
【0118】当該エマルジョン重合体(A−1−2)を
調製するに当たり、此のエマルジョン重合体(A−1−
2)中に含まれる酸基または3級アミノ基は、中和剤に
よって中和されていても、中和されていなくてもよい
が、
調製するに当たり、此のエマルジョン重合体(A−1−
2)中に含まれる酸基または3級アミノ基は、中和剤に
よって中和されていても、中和されていなくてもよい
が、
【0119】当該重合体(A−1−2)を調製する際
に、安定性が悪くて、ブロックが発生したり、保存安定
性または使用時の安定性などに劣るというような場合に
は、中和剤によって、3級アミノ基および/または酸基
の少なくとも一部分を、中和剤で以て中和せしめるとい
うことによって、これらの安定性を向上化させることが
できる。
に、安定性が悪くて、ブロックが発生したり、保存安定
性または使用時の安定性などに劣るというような場合に
は、中和剤によって、3級アミノ基および/または酸基
の少なくとも一部分を、中和剤で以て中和せしめるとい
うことによって、これらの安定性を向上化させることが
できる。
【0120】このような、少なくとも一部分が中和され
た形の、酸基および3級アミノ基を有する重合体(A−
1−2)を調製するには、3級アミノ基含有ビニル系単
量体を、予め、酸性化合物で以て中和せしめたのちに重
合するという方法であるとか、重合中に、酸性化合物を
添加して、3級アミノ基を中和せしめるという方法であ
るとか、
た形の、酸基および3級アミノ基を有する重合体(A−
1−2)を調製するには、3級アミノ基含有ビニル系単
量体を、予め、酸性化合物で以て中和せしめたのちに重
合するという方法であるとか、重合中に、酸性化合物を
添加して、3級アミノ基を中和せしめるという方法であ
るとか、
【0121】あるいは当該重合体(A−1−2)を調製
したのちに、酸性化合物を添加して中和する方法などで
あるとか、酸基含有ビニル系単量体を、予め、塩基性化
合物で以て中和せしめたのちに、共重合するという方法
であるとか、重合中に、塩基性化合物を添加して、酸基
を中和せしめるという方法であるとか、あるいは当該重
合体(A−1−2)を調製したのちに、塩基性化合物を
添加して、中和せしめるという方法などのような種々の
方法を適用することができる。
したのちに、酸性化合物を添加して中和する方法などで
あるとか、酸基含有ビニル系単量体を、予め、塩基性化
合物で以て中和せしめたのちに、共重合するという方法
であるとか、重合中に、塩基性化合物を添加して、酸基
を中和せしめるという方法であるとか、あるいは当該重
合体(A−1−2)を調製したのちに、塩基性化合物を
添加して、中和せしめるという方法などのような種々の
方法を適用することができる。
【0122】上記した酸性化合物としては、前記した重
合体(A−1−1)を中和する際に使用されるものとし
て、すでに、記述したような各種の化合物を用いること
が出来るが、これらのうちでも、カルボン酸類の使用
が、特に好ましい。
合体(A−1−1)を中和する際に使用されるものとし
て、すでに、記述したような各種の化合物を用いること
が出来るが、これらのうちでも、カルボン酸類の使用
が、特に好ましい。
【0123】そして、かかる酸性化合物を添加して、安
定性を向上化せしめるというような場合には、その使用
量としては、当該重合体(A−1−2)中に含まれる3
級アミノ基の当量数に対する、当該酸性化合物の当量数
の比率、
定性を向上化せしめるというような場合には、その使用
量としては、当該重合体(A−1−2)中に含まれる3
級アミノ基の当量数に対する、当該酸性化合物の当量数
の比率、
【0124】つまり、当該酸性化合物/重合体(A−1
−2)中に含まれる3級アミノ基なる当量比が、概ね、
0.1以上となるような量が適切ではあるが、塗膜性能
を損なわない範囲の量として、好ましくは、概ね、0.
1〜3なる範囲内が適切であるし、最も好ましくは、
0.1〜2なる範囲内が適切である。
−2)中に含まれる3級アミノ基なる当量比が、概ね、
0.1以上となるような量が適切ではあるが、塗膜性能
を損なわない範囲の量として、好ましくは、概ね、0.
1〜3なる範囲内が適切であるし、最も好ましくは、
0.1〜2なる範囲内が適切である。
【0125】そして、酸基を中和するのに使用される塩
基性化合物としては、イオン性の反応性乳化剤である、
中和された酸基含有単量体を調製する際に使用されるも
のとして、すでに、記述したような化合物が使用され
る。
基性化合物としては、イオン性の反応性乳化剤である、
中和された酸基含有単量体を調製する際に使用されるも
のとして、すでに、記述したような化合物が使用され
る。
【0126】そして、エマルジョン皮膜の、とりわけ、
耐水性などを、より一層、向上化させたいというような
場合には、これらの塩基性化合物のうち、常温あるいは
加熱によって揮散するという、たとえば、アンモニアま
たはメチルアミン、ジメチルアミンもしくはトリメチル
アミンなどの、いわゆる低沸点アミン類などを使用する
ことが望ましい。
耐水性などを、より一層、向上化させたいというような
場合には、これらの塩基性化合物のうち、常温あるいは
加熱によって揮散するという、たとえば、アンモニアま
たはメチルアミン、ジメチルアミンもしくはトリメチル
アミンなどの、いわゆる低沸点アミン類などを使用する
ことが望ましい。
【0127】そして、かかる塩基性化合物によって、当
該重合体(A−1−2)に含まれる酸基を中和せしめる
というような場合には、その添加量としては、当該重合
体(A−1−2)中に含まれる酸基の当量数に対する、
此の塩基性化合物の当量数の比率、
該重合体(A−1−2)に含まれる酸基を中和せしめる
というような場合には、その添加量としては、当該重合
体(A−1−2)中に含まれる酸基の当量数に対する、
此の塩基性化合物の当量数の比率、
【0128】つまり、当該塩基性化合物/重合体(A−
1−2)中に含まれる酸基なる当量比が、概ね、0.1
以上となるような量が適切ではあるが、塗膜諸性能を損
なわないような範囲内の量として、好ましくは、概ね、
0.1〜3なる範囲内が適切であるし、最も好ましく
は、0.1〜2なる範囲内が適切である。
1−2)中に含まれる酸基なる当量比が、概ね、0.1
以上となるような量が適切ではあるが、塗膜諸性能を損
なわないような範囲内の量として、好ましくは、概ね、
0.1〜3なる範囲内が適切であるし、最も好ましく
は、0.1〜2なる範囲内が適切である。
【0129】3. 引き続いて、 酸基含有エマルジ
ョン重合体(A−1−3)の調製方法についての説明を
することにする。
ョン重合体(A−1−3)の調製方法についての説明を
することにする。
【0130】上記した酸基を有するビニル系エマルジョ
ン重合体(A−1−3)は、公知慣用の種々の方法で以
て、容易に、調製することができるけれども、酸基含有
単量体を、これと共重合可能なる其の他のビニル系単量
体とを共重合せしめるというような方法によるが、簡便
である。
ン重合体(A−1−3)は、公知慣用の種々の方法で以
て、容易に、調製することができるけれども、酸基含有
単量体を、これと共重合可能なる其の他のビニル系単量
体とを共重合せしめるというような方法によるが、簡便
である。
【0131】上記のような方法によって、此の酸基含有
ビニル系エマルジョン重合体(A−1−3)を調製する
に当たって用いられる酸基含有単量体としては、前述し
たような酸基含有単量体(a−3)を使用するというよ
うにすればよいし、また、此の酸基含有単量体(a−
3)と共重合可能なる其の他のビニル系単量体として
は、すでに、記述したような(a−2)のうちから、適
宜、選択して使用するというようにすればよい。
ビニル系エマルジョン重合体(A−1−3)を調製する
に当たって用いられる酸基含有単量体としては、前述し
たような酸基含有単量体(a−3)を使用するというよ
うにすればよいし、また、此の酸基含有単量体(a−
3)と共重合可能なる其の他のビニル系単量体として
は、すでに、記述したような(a−2)のうちから、適
宜、選択して使用するというようにすればよい。
【0132】当該酸基含有エマルジョン重合体(A−1
−3)を調製する際に用いるべき、酸基含有ビニル系単
量体(a−3)の使用量としては、此のエマルジョン重
合体(A−1−3)の固形分の1,000グラム当たり
に導入される酸基の量に換算して、0.05〜3モル程
度が、好ましくは、0.01〜2.0モル程度が適切で
あるし、最も好ましくは、0.1〜0.7モルなる範囲
内に相当する量が適切である。
−3)を調製する際に用いるべき、酸基含有ビニル系単
量体(a−3)の使用量としては、此のエマルジョン重
合体(A−1−3)の固形分の1,000グラム当たり
に導入される酸基の量に換算して、0.05〜3モル程
度が、好ましくは、0.01〜2.0モル程度が適切で
あるし、最も好ましくは、0.1〜0.7モルなる範囲
内に相当する量が適切である。
【0133】以上に掲げて来たような種々の単量体類か
ら、当該エマルジョン重合体(A−1−3)を調製する
には、前記したような公知慣用の種々のエマルジョン重
合方法を適用することによって、調製するというように
すればよい。
ら、当該エマルジョン重合体(A−1−3)を調製する
には、前記したような公知慣用の種々のエマルジョン重
合方法を適用することによって、調製するというように
すればよい。
【0134】当該エマルジョン重合体(A−1−3)を
調製するに当たり、此のエマルジョン重合体(A−1−
3)に含まれる酸基は、塩基性化合物によって中和され
ていても、中和されていなくてもよいけれども、当該重
合体(A−1−3)を調製する際に、安定性が悪くて、
ブロックが発生したり、保存安定性または使用時の安定
性に劣るというような場合には、塩基性化合物によっ
て、酸基の少なくとも一部を中和せしめるということに
よって、これらの安定性などを向上化させることができ
る。
調製するに当たり、此のエマルジョン重合体(A−1−
3)に含まれる酸基は、塩基性化合物によって中和され
ていても、中和されていなくてもよいけれども、当該重
合体(A−1−3)を調製する際に、安定性が悪くて、
ブロックが発生したり、保存安定性または使用時の安定
性に劣るというような場合には、塩基性化合物によっ
て、酸基の少なくとも一部を中和せしめるということに
よって、これらの安定性などを向上化させることができ
る。
【0135】このような、少なくとも一部分が中和され
た形の、当該酸基含有重合体(A−1−3)を調製する
には、酸基含有ビニル系単量体を、予め、塩基性化合物
で中和せしめてから、共重合するという方法であると
か、重合中に、塩基性化合物を添加して、酸基を中和す
るという方法であるとか、あるいは当該重合体(A−1
−3)を調製したのちに、塩基性化合物を添加して、中
和するという方法などの種々の方法を適用することがで
きる。その際には、上記した塩基性化合物としては、す
でに、記述したようなものを用いるということが出来
る。
た形の、当該酸基含有重合体(A−1−3)を調製する
には、酸基含有ビニル系単量体を、予め、塩基性化合物
で中和せしめてから、共重合するという方法であると
か、重合中に、塩基性化合物を添加して、酸基を中和す
るという方法であるとか、あるいは当該重合体(A−1
−3)を調製したのちに、塩基性化合物を添加して、中
和するという方法などの種々の方法を適用することがで
きる。その際には、上記した塩基性化合物としては、す
でに、記述したようなものを用いるということが出来
る。
【0136】そして、こうした塩基性化合物によって、
当該重合体(A−1−3)に含まれる酸基を中和すると
いうような場合には、その添加量としては、此の重合体
(A−1−3)中に含まれる酸基の当量数に対する、当
該塩基性化合物の当量数の比率、
当該重合体(A−1−3)に含まれる酸基を中和すると
いうような場合には、その添加量としては、此の重合体
(A−1−3)中に含まれる酸基の当量数に対する、当
該塩基性化合物の当量数の比率、
【0137】つまり、当該塩基性化合物/重合体(A−
1−3)中に含まれる酸基なる当量比が、概ね、0.1
以上となるような量が適切ではあるが、塗膜諸性能を損
なわないような範囲内の量として、好ましくは、概ね、
0.1〜3なる範囲内が適切であるし、最も好ましく
は、0.1〜2なる範囲内が適切である。
1−3)中に含まれる酸基なる当量比が、概ね、0.1
以上となるような量が適切ではあるが、塗膜諸性能を損
なわないような範囲内の量として、好ましくは、概ね、
0.1〜3なる範囲内が適切であるし、最も好ましく
は、0.1〜2なる範囲内が適切である。
【0138】このようにして調製されるエマルジョン重
合体(A−1)中に官能基を含有するという単量体類の
うち、水酸基含有単量体を、共重成分の一つとして使用
するということによって、此の水酸基を導入するとき
は、当該エマルジョン重合体(A−1)を含むという、
本発明に係る水性塗料用硬化性樹脂組成物を用いて得ら
れる上塗り用水性塗料の、とりわけ、硬化性などを、よ
り一層、向上化させるということができるし、より優れ
た耐溶剤性と、より高い硬度とを有すると共に、より優
れた外観をも有するという、極めて実用性の高い硬化塗
膜を得ることができる。
合体(A−1)中に官能基を含有するという単量体類の
うち、水酸基含有単量体を、共重成分の一つとして使用
するということによって、此の水酸基を導入するとき
は、当該エマルジョン重合体(A−1)を含むという、
本発明に係る水性塗料用硬化性樹脂組成物を用いて得ら
れる上塗り用水性塗料の、とりわけ、硬化性などを、よ
り一層、向上化させるということができるし、より優れ
た耐溶剤性と、より高い硬度とを有すると共に、より優
れた外観をも有するという、極めて実用性の高い硬化塗
膜を得ることができる。
【0139】上記した水酸基含有単量体を共重合せしめ
るという場合の、その共重合量としては、エマルジョン
重合体(A−1)の固形分の1,000グラム当たりに
導入される水酸基の量に換算して、0.04〜2モル程
度、好ましくは、0.08〜1.2モル程度に相当する
量が適切である。
るという場合の、その共重合量としては、エマルジョン
重合体(A−1)の固形分の1,000グラム当たりに
導入される水酸基の量に換算して、0.04〜2モル程
度、好ましくは、0.08〜1.2モル程度に相当する
量が適切である。
【0140】前述したような、各種の非官能性の単量体
のうち、たとえば、シクロヘキシル(メタ)アクリレー
トの如き、各種のシクロアルキル基含有単量体を共重合
成分として使用することによって、此の重合体(A−
1)中に、シクロアルキル基を導入せしめた場合には、
当該重合体(A−1)を含むという、本発明に係る水性
塗料用硬化性樹脂組成物を用いて得られる塗膜の、とり
わけ、耐候性ならびに耐水性などを、より一層、向上化
させるということができるし、
のうち、たとえば、シクロヘキシル(メタ)アクリレー
トの如き、各種のシクロアルキル基含有単量体を共重合
成分として使用することによって、此の重合体(A−
1)中に、シクロアルキル基を導入せしめた場合には、
当該重合体(A−1)を含むという、本発明に係る水性
塗料用硬化性樹脂組成物を用いて得られる塗膜の、とり
わけ、耐候性ならびに耐水性などを、より一層、向上化
させるということができるし、
【0141】さらに、後述するような、それぞれ、ポリ
エポキシ化合物(C)と、シラン化合物(D)とを組み
合わせるということによって、より優れた塗膜外観と、
より優れた耐雨垂れ汚染性とを有する塗膜を得るという
ことができる。
エポキシ化合物(C)と、シラン化合物(D)とを組み
合わせるということによって、より優れた塗膜外観と、
より優れた耐雨垂れ汚染性とを有する塗膜を得るという
ことができる。
【0142】当該エマルジョン重合体(A−1)中に、
此のシクロアルキル基を導入するという場合の、該シク
ロアルキル基含有単量体の使用量としては、エマルジョ
ン重合体(A)の固形分の1,000グラム当たりに導
入されるシクロアルキル基の量に換算して、0.5〜5
モル程度に相当する量が、好ましくは、1.0〜4.2
モル程度に相当する量が適切である。
此のシクロアルキル基を導入するという場合の、該シク
ロアルキル基含有単量体の使用量としては、エマルジョ
ン重合体(A)の固形分の1,000グラム当たりに導
入されるシクロアルキル基の量に換算して、0.5〜5
モル程度に相当する量が、好ましくは、1.0〜4.2
モル程度に相当する量が適切である。
【0143】本発明において使用される当該重合体(A
−1)は、粒子内が架橋していないものであってもよい
し、架橋されているものであってもよいが、内部架橋す
ることによって、硬化塗膜の、とりわけ、耐水性や耐候
性などを、より一層、向上化させるということができ
る。
−1)は、粒子内が架橋していないものであってもよい
し、架橋されているものであってもよいが、内部架橋す
ることによって、硬化塗膜の、とりわけ、耐水性や耐候
性などを、より一層、向上化させるということができ
る。
【0144】当該重合体(A−1)の粒子内を架橋せし
めるには、加水分解性シリル基を有する単量体類を併用
したり、それぞれが相互に反応し得るというような官能
基を有する、2種以上の単量体を併用したり、さらに
は、多官能の単量体類をM併用したりするというように
すればよい。
めるには、加水分解性シリル基を有する単量体類を併用
したり、それぞれが相互に反応し得るというような官能
基を有する、2種以上の単量体を併用したり、さらに
は、多官能の単量体類をM併用したりするというように
すればよい。
【0145】粒子内を架橋する処方の一例として、加水
分解性シリル基含有単量体を使用して、当該重合体(A
−1)の粒子内を架橋するには、エマルジョン重合体
(A−1)の固形分の1,000グラム当たりに導入さ
れる加水分解性シリル基の量に換算して、1〜400ミ
リモル程度に相当する量の、好ましくは、2〜20ミリ
モル程度に相当する量の加水分解性シリル基含有単量体
類を共重合せしめるというようにすればよい。
分解性シリル基含有単量体を使用して、当該重合体(A
−1)の粒子内を架橋するには、エマルジョン重合体
(A−1)の固形分の1,000グラム当たりに導入さ
れる加水分解性シリル基の量に換算して、1〜400ミ
リモル程度に相当する量の、好ましくは、2〜20ミリ
モル程度に相当する量の加水分解性シリル基含有単量体
類を共重合せしめるというようにすればよい。
【0146】さらに、このようにして調製される、当該
エマルジョン重合体(A−1)の数平均分子量として
は、概ね、5,000以上が、好ましくは、30,00
0以上が、最も好ましくは、50,000以上が適切で
ある。
エマルジョン重合体(A−1)の数平均分子量として
は、概ね、5,000以上が、好ましくは、30,00
0以上が、最も好ましくは、50,000以上が適切で
ある。
【0147】また、当該重合体(A−1)の固型分濃度
は、前述したような理由より、約20〜約70重量%な
る範囲内が、就中、20〜60重量%なる範囲内が適切
である。
は、前述したような理由より、約20〜約70重量%な
る範囲内が、就中、20〜60重量%なる範囲内が適切
である。
【0148】すなわち、固型分濃度を約70重量%以下
とすることによって、重合中の系の粘度の異状なる上昇
が抑制できるし、単量体の重合時における発熱の除熱
も、容易であるし、しかも、安定に、エマルジョン重合
体(A)を製造し易くなる。また、固型分濃度を60重
量%以下とすると、当該重合体(A)の粘度が、各種用
途において、実用上、要求される範囲で以て得られると
いうために、望ましいということである。
とすることによって、重合中の系の粘度の異状なる上昇
が抑制できるし、単量体の重合時における発熱の除熱
も、容易であるし、しかも、安定に、エマルジョン重合
体(A)を製造し易くなる。また、固型分濃度を60重
量%以下とすると、当該重合体(A)の粘度が、各種用
途において、実用上、要求される範囲で以て得られると
いうために、望ましいということである。
【0149】一方、生産性の面からも、此の固型分濃度
を、約20重量%以上とすることが望ましい。
を、約20重量%以上とすることが望ましい。
【0150】また、当該重合体(A−1)の粒子径は、
特に、制限されるものではないが、数平均粒子径が約3
0〜約1,000ナノ・メーター(nm)であること
が、エマルジョン皮膜の造膜性などの面からも、望まし
いとうっことである。
特に、制限されるものではないが、数平均粒子径が約3
0〜約1,000ナノ・メーター(nm)であること
が、エマルジョン皮膜の造膜性などの面からも、望まし
いとうっことである。
【0151】このようにして調製される、エマルジョン
重合体(A−1)の数平均分子量としては、概ね、5,
000以上が、好ましくは、30,000以上が、最も
好ましくは、50,000以上が適切である。
重合体(A−1)の数平均分子量としては、概ね、5,
000以上が、好ましくは、30,000以上が、最も
好ましくは、50,000以上が適切である。
【0152】次いで、カルボキシル基および/または3
級アミノ基含有ビニル系重合体(I)に、前述したよう
な官能基の少なくとも10%を中和せしめるように、中
和剤を添加したのちに、水に分散化ないしは溶解せしめ
て得られる水性化物(A−2)の調製法についての説明
をすることにする。
級アミノ基含有ビニル系重合体(I)に、前述したよう
な官能基の少なくとも10%を中和せしめるように、中
和剤を添加したのちに、水に分散化ないしは溶解せしめ
て得られる水性化物(A−2)の調製法についての説明
をすることにする。
【0153】まず、カルボキシル基および/または3級
アミノ基含有ビニル系重合体(I)が使用されるが、斯
かるビニル系重合体として特に代表的なもののみを例示
するにとどめれば、アクリル系、芳香族ビニル系、ビニ
ルエステル系またはフルオロオレフィン系などのよう
な、種々の重合体などである。
アミノ基含有ビニル系重合体(I)が使用されるが、斯
かるビニル系重合体として特に代表的なもののみを例示
するにとどめれば、アクリル系、芳香族ビニル系、ビニ
ルエステル系またはフルオロオレフィン系などのよう
な、種々の重合体などである。
【0154】そして、これらの各種のビニル系重合体の
うちでも特に好ましいものとしては、アクリル系重合体
およびフルオロオレフィン系重合体が挙げられる。
うちでも特に好ましいものとしては、アクリル系重合体
およびフルオロオレフィン系重合体が挙げられる。
【0155】こうしたビニル系重合体(I)の具体的な
もののみを例示するにとどめれば、 3級アミノ基含有ビニル系重合体(I−1)、
カルボキシル基・3級アミノ基併有ビニル系重合体(I
−2)、あるいは カルボキシル基含有ビニル系重合
体(I−3)などである。
もののみを例示するにとどめれば、 3級アミノ基含有ビニル系重合体(I−1)、
カルボキシル基・3級アミノ基併有ビニル系重合体(I
−2)、あるいは カルボキシル基含有ビニル系重合
体(I−3)などである。
【0156】そして、かかるビニル系重合体(I)から
調製される水性化物(A−2)の具体的なもののみを例
示するにとどめれば、(ア) 前記ビニル系重合体(I
−1)に中和剤としての酸性化合物を添加して得られる
という形の水性化物(A−2−1)、(イ) 前記ビニ
ル系重合体(I−2)に、中和剤としての酸性化合物を
添加して得られるという形の水性化物(A−2−2)、
(ウ) 前記ビニル系重合体(I−2)に、中和剤とし
ての塩基性化合物を添加して得られるという形の水性化
物(A−2−3)、さらには、(エ) 前記ビニル系重
合体(I−3)に、中和剤としての塩基性化合物を添加
して得られるという形の水性化物(A−2−4)などで
ある。
調製される水性化物(A−2)の具体的なもののみを例
示するにとどめれば、(ア) 前記ビニル系重合体(I
−1)に中和剤としての酸性化合物を添加して得られる
という形の水性化物(A−2−1)、(イ) 前記ビニ
ル系重合体(I−2)に、中和剤としての酸性化合物を
添加して得られるという形の水性化物(A−2−2)、
(ウ) 前記ビニル系重合体(I−2)に、中和剤とし
ての塩基性化合物を添加して得られるという形の水性化
物(A−2−3)、さらには、(エ) 前記ビニル系重
合体(I−3)に、中和剤としての塩基性化合物を添加
して得られるという形の水性化物(A−2−4)などで
ある。
【0157】4. まず、前記した3級アミノ基含有ビ
ニル系重合体(I−1)を、酸性化合物で以て、部分中
和ないしは完全に中和せしめたのちに、水に分散化ない
しは溶解せしめて得られるという形の水性化物(A−2
−1)について説明をすることにする。
ニル系重合体(I−1)を、酸性化合物で以て、部分中
和ないしは完全に中和せしめたのちに、水に分散化ない
しは溶解せしめて得られるという形の水性化物(A−2
−1)について説明をすることにする。
【0158】上記した3級アミノ基含有ビニル系重合体
(I−1)は、公知慣用の種々の方法で以て、容易に、
調製するということが出来るが、たとえば、 3級ア
ミノ基含有ビニル系単量体を、これと共重合可能なる其
の他のビニル系単量体とを共重合せしめるとか、
(I−1)は、公知慣用の種々の方法で以て、容易に、
調製するということが出来るが、たとえば、 3級ア
ミノ基含有ビニル系単量体を、これと共重合可能なる其
の他のビニル系単量体とを共重合せしめるとか、
【0159】 特開昭59−56243号公報に記述
されているように、酸無水基含有ビニル系重合体に、3
級アミノ基と1級アミノ基とを併有する化合物を付加反
応せしめたのちに、脱水イミド化処理せしめるとか、
されているように、酸無水基含有ビニル系重合体に、3
級アミノ基と1級アミノ基とを併有する化合物を付加反
応せしめたのちに、脱水イミド化処理せしめるとか、
【0160】といった、種々の方法を適用することが出
来る。そして、これらのうちでも、特に、上記したな
る方法によるのが、最も簡便であるという処から、就
中、此の方法を推奨しようとするものである。
来る。そして、これらのうちでも、特に、上記したな
る方法によるのが、最も簡便であるという処から、就
中、此の方法を推奨しようとするものである。
【0161】上記したの方法によって、3級アミノ基
含有ビニル系重合体(I−1)を調製するに当たって用
いられる、3級アミノ基含有ビニル系単量体としては、
すでに、1.項で以て説明したような単量体(a−1)
を使用するというようにすればよい。
含有ビニル系重合体(I−1)を調製するに当たって用
いられる、3級アミノ基含有ビニル系単量体としては、
すでに、1.項で以て説明したような単量体(a−1)
を使用するというようにすればよい。
【0162】この3級アミノ基含有ビニル系単量体(a
−1)と共重合可能なる其の他のビニル系単量体も亦、
前掲したような単量体(a−2)のうちから、適宜、選
択して使用するというようにすればよい。
−1)と共重合可能なる其の他のビニル系単量体も亦、
前掲したような単量体(a−2)のうちから、適宜、選
択して使用するというようにすればよい。
【0163】各種のビニル系重合体のうち、フルオロオ
レフィン系重合体を調製するには、フルオロオレフィン
および3級アミノ基含有単量体を、必須成分として使用
し、必要に応じて、これらと共重合可能なる其の他の単
量体類をも併用するというようにすればよい。
レフィン系重合体を調製するには、フルオロオレフィン
および3級アミノ基含有単量体を、必須成分として使用
し、必要に応じて、これらと共重合可能なる其の他の単
量体類をも併用するというようにすればよい。
【0164】その際に使用されるフルオロオレフィンと
して特に代表的なもののみを例示すれば、フッ化ビニ
ル、フッ化ビニリデン、トリフルオロエチレン、テトラ
フルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレンもしくは
クロロトリフルオロエチレンの如き、各種のフルオロオ
レフィン類などである。
して特に代表的なもののみを例示すれば、フッ化ビニ
ル、フッ化ビニリデン、トリフルオロエチレン、テトラ
フルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレンもしくは
クロロトリフルオロエチレンの如き、各種のフルオロオ
レフィン類などである。
【0165】以上に掲げられたような、種々の単量体類
から、ビニル系重合体(I−1)を調製するには、公知
慣用の種々の重合方法のうちの、いずれをも適用し得る
が、就中、溶液ラジカル重合法によるのが、最も簡便で
ある処から、特に推奨されるものである。
から、ビニル系重合体(I−1)を調製するには、公知
慣用の種々の重合方法のうちの、いずれをも適用し得る
が、就中、溶液ラジカル重合法によるのが、最も簡便で
ある処から、特に推奨されるものである。
【0166】その際に用いられる溶剤類として特に代表
的なもののみを例示するにとどめれば、トルエン、キシ
レン、シクロヘキサン、n−ヘキサンもしくはオクタン
の如き、各種の炭化水素系;メタノール、エタノール、
iso−プロパノール、n−ブタノール、iso−ブタ
ノール、sec−ブタノール、エチレングリコールモノ
メチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテ
ル、エチレングリコールモノイソプロピルエーテルもし
くはエチレングリコールモノブチルエーテルの如き、各
種のアルコール系;
的なもののみを例示するにとどめれば、トルエン、キシ
レン、シクロヘキサン、n−ヘキサンもしくはオクタン
の如き、各種の炭化水素系;メタノール、エタノール、
iso−プロパノール、n−ブタノール、iso−ブタ
ノール、sec−ブタノール、エチレングリコールモノ
メチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテ
ル、エチレングリコールモノイソプロピルエーテルもし
くはエチレングリコールモノブチルエーテルの如き、各
種のアルコール系;
【0167】酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸−n−ブチ
ルもしくは酢酸アミルの如き、各種のエステル系;また
はアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケ
トン、シクロヘキサノンの如き、各種のケトン系などが
あり、これらは単独使用でも、あるいは2種以上の併用
でもよいことは、勿論であるし、さらに、水を併用して
もよいことも、勿論である。
ルもしくは酢酸アミルの如き、各種のエステル系;また
はアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケ
トン、シクロヘキサノンの如き、各種のケトン系などが
あり、これらは単独使用でも、あるいは2種以上の併用
でもよいことは、勿論であるし、さらに、水を併用して
もよいことも、勿論である。
【0168】かかる溶剤類と、さらに、アゾ系または過
酸化物系の如き、公知慣用の種々のラジカル重合開始剤
とを用いて、常法により、重合反応を行なえばよく、そ
の際に、さらに必要に応じて、前掲したような分子量調
節剤をも用いるということが出来る。
酸化物系の如き、公知慣用の種々のラジカル重合開始剤
とを用いて、常法により、重合反応を行なえばよく、そ
の際に、さらに必要に応じて、前掲したような分子量調
節剤をも用いるということが出来る。
【0169】このようにして調製される、3級アミノ基
含有ビニル系重合体(I−1)の固形分の1,000グ
ラム当たりに導入されるべき、3級アミノ基の量として
は、約0.03〜約2.5モルなる範囲内が適切である
し、好ましくは、0.05〜1.5モルなる範囲内が適
切であるし、最も好ましくは、0.05〜0.5モルな
る範囲内が適切である。また、当該重合体(I)の数平
均分子量としては、概ね、500〜100,000程度
が、好ましくは、1,000〜30,000なる範囲内
が適切である。
含有ビニル系重合体(I−1)の固形分の1,000グ
ラム当たりに導入されるべき、3級アミノ基の量として
は、約0.03〜約2.5モルなる範囲内が適切である
し、好ましくは、0.05〜1.5モルなる範囲内が適
切であるし、最も好ましくは、0.05〜0.5モルな
る範囲内が適切である。また、当該重合体(I)の数平
均分子量としては、概ね、500〜100,000程度
が、好ましくは、1,000〜30,000なる範囲内
が適切である。
【0170】また、エマルジョン重合体(A−1−1)
と同様の理由により、此の3級アミノ基含有ビニル系重
合体(I−1)に、たとえば、前掲したような、共重合
可能なる其の他の単量体の一つとして、水酸基含有単量
体を使用するということによって、水酸基を導入せしめ
ることも、勿論、可能である。
と同様の理由により、此の3級アミノ基含有ビニル系重
合体(I−1)に、たとえば、前掲したような、共重合
可能なる其の他の単量体の一つとして、水酸基含有単量
体を使用するということによって、水酸基を導入せしめ
ることも、勿論、可能である。
【0171】此の3級アミノ基含有ビニル系重合体(I
−1)に対して、水酸基を導入せしめる場合における、
該水酸基の導入量としては、当該重合体(I−1)の固
形分の1,000グラム当たり、0.04〜2モル程度
が、好ましくは、0.08〜1.2モル程度が適切であ
る。
−1)に対して、水酸基を導入せしめる場合における、
該水酸基の導入量としては、当該重合体(I−1)の固
形分の1,000グラム当たり、0.04〜2モル程度
が、好ましくは、0.08〜1.2モル程度が適切であ
る。
【0172】また、さらに、エマルジョン重合体(A−
1−1)と同様の理由により、3級アミノ基含有ビニル
系重合体(I−1)に、前掲したような、各種の、非官
能性の単量体のうち、たとえば、シクロヘキシル(メ
タ)アクリレートの如き、各種のシクロアルキル基含有
単量体を、共重合成分として使用することによって、此
のシクロアルキル基を導入すせしめることも、勿論、可
能である。
1−1)と同様の理由により、3級アミノ基含有ビニル
系重合体(I−1)に、前掲したような、各種の、非官
能性の単量体のうち、たとえば、シクロヘキシル(メ
タ)アクリレートの如き、各種のシクロアルキル基含有
単量体を、共重合成分として使用することによって、此
のシクロアルキル基を導入すせしめることも、勿論、可
能である。
【0173】此の3級アミノ基含有ビニル系重合体(I
−1)に対して、斯かるシクロアルキル基を導入せしめ
る場合における、該シクロアルキル基の導入量として
は、当該重合体(I−1)の固形分の1,000グラム
当たりに導入されるシクロアルキル基の量に換算して、
0.5〜5モル程度が、好ましくは、1.0〜4.2モ
ル程度が適切である。
−1)に対して、斯かるシクロアルキル基を導入せしめ
る場合における、該シクロアルキル基の導入量として
は、当該重合体(I−1)の固形分の1,000グラム
当たりに導入されるシクロアルキル基の量に換算して、
0.5〜5モル程度が、好ましくは、1.0〜4.2モ
ル程度が適切である。
【0174】かくして調製される当該3級アミノ基含有
ビニル系重合体(I−1)に、中和剤として、酸性化合
物を加えて、当該重合体中の3級アミノ基を、部分的
に、あるいは完全に中和せしめるということによって、
水分散性ないしは水溶性を有する重合体が調製されると
いうことである。
ビニル系重合体(I−1)に、中和剤として、酸性化合
物を加えて、当該重合体中の3級アミノ基を、部分的
に、あるいは完全に中和せしめるということによって、
水分散性ないしは水溶性を有する重合体が調製されると
いうことである。
【0175】その際に使用される、上記した酸性化合物
としては、前掲したようなものがあるが、これらのうち
でも、カルボン酸類の使用が、特に望ましい。
としては、前掲したようなものがあるが、これらのうち
でも、カルボン酸類の使用が、特に望ましい。
【0176】そして、かかる酸性化合物の添加量として
は、少なくとも、当該ビニル系重合体(I−1)に対し
て、水分散性を付与せしめるということができるような
量であり、此のビニル系重合体(I−1)中に含まれる
3級アミノ基の当量数に対する、当該酸性化合物の当量
数の比率、
は、少なくとも、当該ビニル系重合体(I−1)に対し
て、水分散性を付与せしめるということができるような
量であり、此のビニル系重合体(I−1)中に含まれる
3級アミノ基の当量数に対する、当該酸性化合物の当量
数の比率、
【0177】つまり、当該酸性化合物中の酸基/ビニル
系重合体(I−1)中の3級アミノ基なる当量比が、概
ね、0.1以上となるような量が適切ではあるが、塗膜
諸性能を損なわないような範囲の量として、好ましく
は、0.1〜3なる範囲内が適切であるし、最も好まし
くは、0.1〜2なる範囲内が適切である。
系重合体(I−1)中の3級アミノ基なる当量比が、概
ね、0.1以上となるような量が適切ではあるが、塗膜
諸性能を損なわないような範囲の量として、好ましく
は、0.1〜3なる範囲内が適切であるし、最も好まし
くは、0.1〜2なる範囲内が適切である。
【0178】このようにして調製されるビニル系重合体
(I−1)の中和物から、前記した水性化物(A−2−
1)を調製するには、公知慣用の種々の方法を適用する
ということが出来、たとえば、該中和物に対して、単
に、水を添加せしめるか、あるいは該中和物を、水に対
して加えるということによって、水中に分散化ないしは
溶解せしめるかして、此の水性化物(A−2−1)を製
造するということが出来る。
(I−1)の中和物から、前記した水性化物(A−2−
1)を調製するには、公知慣用の種々の方法を適用する
ということが出来、たとえば、該中和物に対して、単
に、水を添加せしめるか、あるいは該中和物を、水に対
して加えるということによって、水中に分散化ないしは
溶解せしめるかして、此の水性化物(A−2−1)を製
造するということが出来る。
【0179】そして、さらに必要に応じて、ビニル系重
合体(I−1)を調製する際に使用した有機溶剤を、加
熱および/または減圧によって、部分的に、あるいは完
全に除去せしめるということによって、有機溶剤の含有
率が低いか、あるいは有機溶剤を、全く含有しないとい
う形の水性化物(A−2−1)を調製することが出来
る。
合体(I−1)を調製する際に使用した有機溶剤を、加
熱および/または減圧によって、部分的に、あるいは完
全に除去せしめるということによって、有機溶剤の含有
率が低いか、あるいは有機溶剤を、全く含有しないとい
う形の水性化物(A−2−1)を調製することが出来
る。
【0180】5. 次いで、前記した酸基および3級ア
ミノ基を併有するビニル系重合体(I−2)に、酸性化
合物を、該酸性化合物中の酸基/該ビニル系重合体中の
3級アミノ基なる当量比が、約0.1以上となるような
比率で以て添加したのちに、水に分散化ないしは溶解せ
しめて得られる水性化物(A−2−2)についての説明
をすることにする。
ミノ基を併有するビニル系重合体(I−2)に、酸性化
合物を、該酸性化合物中の酸基/該ビニル系重合体中の
3級アミノ基なる当量比が、約0.1以上となるような
比率で以て添加したのちに、水に分散化ないしは溶解せ
しめて得られる水性化物(A−2−2)についての説明
をすることにする。
【0181】まず、此のカルボキシル基および3級アミ
ノ基を併有するビニル系重合体(I−2)は、公知慣用
の種々の方法で以て調製するということが出来、たとえ
ば、 3級アミノ基含有ビニル系単量体と、酸基含有ビニ
ル系単量体とを、必須成分とする単量体混合物を重合反
応せしめるとか、
ノ基を併有するビニル系重合体(I−2)は、公知慣用
の種々の方法で以て調製するということが出来、たとえ
ば、 3級アミノ基含有ビニル系単量体と、酸基含有ビニ
ル系単量体とを、必須成分とする単量体混合物を重合反
応せしめるとか、
【0182】 特開昭59−56243号公報に開示
されているようにして、カルボン酸無水基含有ビニル系
重合体に、3級アミノ基と活性水素含有基とを併有する
化合物を反応せしめるとか、
されているようにして、カルボン酸無水基含有ビニル系
重合体に、3級アミノ基と活性水素含有基とを併有する
化合物を反応せしめるとか、
【0183】 水酸基と3級アミノ基とを併有するビ
ニル系重合体に対して、ジカルボン酸無水物を反応せし
めるとか、
ニル系重合体に対して、ジカルボン酸無水物を反応せし
めるとか、
【0184】あるいは トリアルキルシリルエステル
基、ヘミアセタールエステル基またはtert−ブチル
エステル基の如き、それぞれ、酸、熱あるいは水などの
作用で以て、容易に、遊離の酸基を発生するというよう
な、ブロックされた酸基を有するビニル系単量体と、3
級アミノ基含有ビニル系単量体とを必須成分とする単量
体混合物を重合反応せしめるということによって、3級
アミノ基とブロックされた酸基とを併有するビニル系重
合体を調製し、
基、ヘミアセタールエステル基またはtert−ブチル
エステル基の如き、それぞれ、酸、熱あるいは水などの
作用で以て、容易に、遊離の酸基を発生するというよう
な、ブロックされた酸基を有するビニル系単量体と、3
級アミノ基含有ビニル系単量体とを必須成分とする単量
体混合物を重合反応せしめるということによって、3級
アミノ基とブロックされた酸基とを併有するビニル系重
合体を調製し、
【0185】次いで、ブロックされた酸基を、遊離の酸
基に変換せしめる、などいったような方法を適用すると
いうことが出来る。これらのうちでも、上記したの方
法によるのが、最も簡便であるという処から、特に、此
の方法が推奨され得よう。
基に変換せしめる、などいったような方法を適用すると
いうことが出来る。これらのうちでも、上記したの方
法によるのが、最も簡便であるという処から、特に、此
の方法が推奨され得よう。
【0186】上記したの方法によって、酸基・3級ア
ミノ基併有ビニル系重合体(I−2)を調製するに当た
って用いられる、3級アミノ基含有ビニル系単量体とし
ては、勿論ながら、前掲したような、各種の3級アミノ
基含有ビニル系単量体(a−1)を使用するということ
が出来る。
ミノ基併有ビニル系重合体(I−2)を調製するに当た
って用いられる、3級アミノ基含有ビニル系単量体とし
ては、勿論ながら、前掲したような、各種の3級アミノ
基含有ビニル系単量体(a−1)を使用するということ
が出来る。
【0187】また、当該ビニル系重合体(I−2)を調
製する際に用いられる、酸基含有ビニル系単量体としも
亦、前掲したような酸基含有ビニル系単量体(a−3)
を用いるということができる。そして、これらのうちで
も、カルボキシル基含有単量体類の使用が、特に望まし
い。
製する際に用いられる、酸基含有ビニル系単量体としも
亦、前掲したような酸基含有ビニル系単量体(a−3)
を用いるということができる。そして、これらのうちで
も、カルボキシル基含有単量体類の使用が、特に望まし
い。
【0188】さらに、当該ビニル系重合体(I−2)を
調製する際に用いられる、その他の共重合性ビニル系単
量体としても亦、前掲したような単量体(a−2)のう
ちから、適宜、選択して使用するということが出来る。
調製する際に用いられる、その他の共重合性ビニル系単
量体としても亦、前掲したような単量体(a−2)のう
ちから、適宜、選択して使用するということが出来る。
【0189】そして、ビニル系重合体(I−2)のうち
の、フルオロオレフィン系重合体を調製するには、前掲
したような3級アミノ基含有ビニル系重合体(I−1)
を調製する際に使用されるものとして、すでに、例示し
て来たようなフルオロオレフィンを、必須の単量体成分
として、使用するというようにすればよい。
の、フルオロオレフィン系重合体を調製するには、前掲
したような3級アミノ基含有ビニル系重合体(I−1)
を調製する際に使用されるものとして、すでに、例示し
て来たようなフルオロオレフィンを、必須の単量体成分
として、使用するというようにすればよい。
【0190】以上に掲げられた各種の単量体類から、当
該ビニル系重合体(I−2)を調製するには、たとえ
ば、前記ビニル系重合体(I−1)と同様の方法、なら
びに溶剤および開始剤などを採用し適用することが出来
る。
該ビニル系重合体(I−2)を調製するには、たとえ
ば、前記ビニル系重合体(I−1)と同様の方法、なら
びに溶剤および開始剤などを採用し適用することが出来
る。
【0191】このようにして調製される当該ビニル系重
合体(I−2)の固形分の1,000グラム当たりに導
入される3級アミノ基量としては、約0.03〜約2.
5モルなる範囲内が適切であるし、好ましくは、0.0
5〜1.5モルなる範囲内が適切であるし、さらに好ま
しくは、0.05〜0.5モルなる範囲内が適切であ
る。
合体(I−2)の固形分の1,000グラム当たりに導
入される3級アミノ基量としては、約0.03〜約2.
5モルなる範囲内が適切であるし、好ましくは、0.0
5〜1.5モルなる範囲内が適切であるし、さらに好ま
しくは、0.05〜0.5モルなる範囲内が適切であ
る。
【0192】また、酸基量としては、約0.07〜約
5.0モルなる範囲内が適切であるし、好ましくは、
0.07〜2.0モルなる範囲内が適切であるし、最も
好ましくは、0.1〜0.7なる範囲内が適切である。
さらに、当該ビニル系重合体(I−2)の数平均分子量
としては、概ね、500〜100,000なる範囲内
が、好ましくは、1,000〜30,000なる範囲内
が適切である。
5.0モルなる範囲内が適切であるし、好ましくは、
0.07〜2.0モルなる範囲内が適切であるし、最も
好ましくは、0.1〜0.7なる範囲内が適切である。
さらに、当該ビニル系重合体(I−2)の数平均分子量
としては、概ね、500〜100,000なる範囲内
が、好ましくは、1,000〜30,000なる範囲内
が適切である。
【0193】かくして調製される当該3級アミノ基・酸
基併有ビニル系重合体(I−2)に、中和剤としての酸
性化合物を添加して、当該重合体(I−2)中の3級ア
ミノ基を、部分的に、あるいは完全に中和せしめること
によって、水分散性ないしは水溶性を有する重合体が調
製されるということである。
基併有ビニル系重合体(I−2)に、中和剤としての酸
性化合物を添加して、当該重合体(I−2)中の3級ア
ミノ基を、部分的に、あるいは完全に中和せしめること
によって、水分散性ないしは水溶性を有する重合体が調
製されるということである。
【0194】その際に使用される酸性化合物としては、
前述した水性化合物(A−2−1)を調製するに際して
使用されるような、前掲の種々の化合物を使用すること
が出来るが、これらのうちでも、特に、カルボン酸の使
用が望ましい。
前述した水性化合物(A−2−1)を調製するに際して
使用されるような、前掲の種々の化合物を使用すること
が出来るが、これらのうちでも、特に、カルボン酸の使
用が望ましい。
【0195】そして、此の酸性化合物の添加量として
は、該酸性化合物中の酸基/ビニル系重合体(I−2)
中の3級アミノ基なる当量比が、約0.1以上となる範
囲内が適切であるし、好ましくは、0.1〜3なる範囲
内が適切であるし、最も好ましくは、0.1〜2なる範
囲なる範囲内が適切である。
は、該酸性化合物中の酸基/ビニル系重合体(I−2)
中の3級アミノ基なる当量比が、約0.1以上となる範
囲内が適切であるし、好ましくは、0.1〜3なる範囲
内が適切であるし、最も好ましくは、0.1〜2なる範
囲なる範囲内が適切である。
【0196】このようにして調製されるビニル系重合体
(I−2)の中和物から、前記した水性化物(A−2−
2)を調製するには、たとえば、前述した如きビニル系
重合体(I−1)の中和物から水性化物(A−2−1)
を調製する場合と同様の方法に従えばよい。
(I−2)の中和物から、前記した水性化物(A−2−
2)を調製するには、たとえば、前述した如きビニル系
重合体(I−1)の中和物から水性化物(A−2−1)
を調製する場合と同様の方法に従えばよい。
【0197】6. 次いで、前記した3級アミノ基・酸
基併有ビニル系重合体(I−2)に、塩基性化合物を、
該塩基性化合物中の塩基性基/ビニル系重合体(I−
2)中の酸基なる当量数の比で示される当量比が0.1
以上となるような比率で以て添加したのちに、水に分散
化または溶解せしめて得られる水性化物(A−2−3)
について説明をすることにする。
基併有ビニル系重合体(I−2)に、塩基性化合物を、
該塩基性化合物中の塩基性基/ビニル系重合体(I−
2)中の酸基なる当量数の比で示される当量比が0.1
以上となるような比率で以て添加したのちに、水に分散
化または溶解せしめて得られる水性化物(A−2−3)
について説明をすることにする。
【0198】まず、当該3級アミノ基・酸基併有ビニル
系重合体(I−2)は、前述した水性化物(A−2−
2)の製法の処で、すでに、説明をしたような方法によ
って調製することが出来る。
系重合体(I−2)は、前述した水性化物(A−2−
2)の製法の処で、すでに、説明をしたような方法によ
って調製することが出来る。
【0199】かくして調製される、当該3級アミノ基・
酸基併有ビニル系重合体(I−2)に、中和剤としての
塩基性化合物を加えて、当該重合体(I−2)中の酸基
を、部分的に、あるいは完全に中和せしめることによっ
て、水分散性ないしは水溶性を有する重合体が調製され
る。
酸基併有ビニル系重合体(I−2)に、中和剤としての
塩基性化合物を加えて、当該重合体(I−2)中の酸基
を、部分的に、あるいは完全に中和せしめることによっ
て、水分散性ないしは水溶性を有する重合体が調製され
る。
【0200】その際に使用される此の塩基性化合物とし
て特に代表的なもののみを例示すれば、前掲のエマルジ
ョン重合体(A−1)を調製する際に使用できるものと
して例示したものが挙げられる。そして、かかる各種の
塩基性化合物の中では、アンモニアおよび各種の有機ア
ミン類の使用が特に好ましい。
て特に代表的なもののみを例示すれば、前掲のエマルジ
ョン重合体(A−1)を調製する際に使用できるものと
して例示したものが挙げられる。そして、かかる各種の
塩基性化合物の中では、アンモニアおよび各種の有機ア
ミン類の使用が特に好ましい。
【0201】そして、かかる塩基性化合物の添加量とし
ては、該塩基性化合物/ビニル系重合体(I−2)中の
酸基なる当量比が0.1以上となるような量が適切であ
るし、好ましくは、0.1〜3なる範囲内が適切である
し、最も好ましくは、0.1〜2なる範囲内が適切であ
る。
ては、該塩基性化合物/ビニル系重合体(I−2)中の
酸基なる当量比が0.1以上となるような量が適切であ
るし、好ましくは、0.1〜3なる範囲内が適切である
し、最も好ましくは、0.1〜2なる範囲内が適切であ
る。
【0202】このようにして得られる、ビニル系重合体
(I−2)と、塩基性化合物との混合物から、当該水性
化物(A−2−3)を調製するには、たとえば、前述し
た通りのビニル系重合体(I)の中和物から、水性化物
(A−2−1)の製法の処で、すでに、説明をしたよう
な方法によって調製することが出来る。
(I−2)と、塩基性化合物との混合物から、当該水性
化物(A−2−3)を調製するには、たとえば、前述し
た通りのビニル系重合体(I)の中和物から、水性化物
(A−2−1)の製法の処で、すでに、説明をしたよう
な方法によって調製することが出来る。
【0203】7. 次いで、前記した酸基含有ビニル系
重合体(I−3)を、塩基性化合物で以て部分中和ない
しは完全に中和せしめたのちに、水に分散化または溶解
せしめて得られる水性化物(A−2−4)について説明
をすることにする。
重合体(I−3)を、塩基性化合物で以て部分中和ない
しは完全に中和せしめたのちに、水に分散化または溶解
せしめて得られる水性化物(A−2−4)について説明
をすることにする。
【0204】前記した酸基含有ビニル系重合体(I−
3)は、公知慣用の種々の方法で以て調製することが出
来る。
3)は、公知慣用の種々の方法で以て調製することが出
来る。
【0205】すなわち、たとえば、 酸基含有ビニル
系単量体と、他の共重合性のビニル系単量体とを共重合
せしめるとか、
系単量体と、他の共重合性のビニル系単量体とを共重合
せしめるとか、
【0206】 水酸基含有ビニル系重合体に、ジカル
ボン酸無水物を反応せしめるとか、
ボン酸無水物を反応せしめるとか、
【0207】 前掲の如き、ブロックされた酸基含有
ビニル系単量体を、他の共重合性ビニル系単量体と共重
合せしめたのちに、此のブロックされた酸基を、遊離の
酸基に変換せしめるとか、などのような種々の方法を適
用することが出来る。
ビニル系単量体を、他の共重合性ビニル系単量体と共重
合せしめたのちに、此のブロックされた酸基を、遊離の
酸基に変換せしめるとか、などのような種々の方法を適
用することが出来る。
【0208】これらのうちでも、特に、上記したの方
法によるのが、最も簡便であるという処から、此の方法
が推奨され得よう。
法によるのが、最も簡便であるという処から、此の方法
が推奨され得よう。
【0209】上記したの方法によって、当該酸基含有
ビニル系重合体(I−3)を調製するに当たって用いら
れる酸基含有ビニル系単量体としては、勿論、前述した
3級アミノ基・酸基併有ビニル系重合体(I−2)を調
製するに際して用いられるような、前掲の如き、各種の
酸基含有ビニル系単量体を、そのまま、使用することが
出来る。
ビニル系重合体(I−3)を調製するに当たって用いら
れる酸基含有ビニル系単量体としては、勿論、前述した
3級アミノ基・酸基併有ビニル系重合体(I−2)を調
製するに際して用いられるような、前掲の如き、各種の
酸基含有ビニル系単量体を、そのまま、使用することが
出来る。
【0210】かかる酸基含有ビニル系単量体のうちで
も、特に、カルボキシル基含有単量体の使用が望まし
い。
も、特に、カルボキシル基含有単量体の使用が望まし
い。
【0211】さらに、当該ビニル系重合体(I−3)を
調製する際に用いられる、その他の共重合性ビニル系単
量体としては、勿論、ビニル系重合体(I−1)を調製
するに際して用いられるというような、前掲したよう
な、各種のビニル系単量体を使用することが出来る。
調製する際に用いられる、その他の共重合性ビニル系単
量体としては、勿論、ビニル系重合体(I−1)を調製
するに際して用いられるというような、前掲したよう
な、各種のビニル系単量体を使用することが出来る。
【0212】そして、ビニル系重合体(I−3)のうち
のフルオロオレフィン系重合体を調製するには、前掲し
たような3級アミノ基含有ビニル系重合体(I−1)を
調製する際に使用されるものとして、すでに、例示して
来たようなフルオロオレフィンを、必須の単量体成分と
して使用するというようにすればよい。
のフルオロオレフィン系重合体を調製するには、前掲し
たような3級アミノ基含有ビニル系重合体(I−1)を
調製する際に使用されるものとして、すでに、例示して
来たようなフルオロオレフィンを、必須の単量体成分と
して使用するというようにすればよい。
【0213】以上に掲げられたような各種の単量体類か
ら、当該ビニル系重合体(I−3)を調製するには、た
とえば、前述したビニル系重合体(I−1)と同様の方
法、ならびに溶剤ならびに開始剤などを、そのまま、採
用し適用することも出来るし、使用することも出来る。
ら、当該ビニル系重合体(I−3)を調製するには、た
とえば、前述したビニル系重合体(I−1)と同様の方
法、ならびに溶剤ならびに開始剤などを、そのまま、採
用し適用することも出来るし、使用することも出来る。
【0214】このようにして調製される当該ビニル系重
合体(I−3)の固形分1,000グラム当たりに導入
されるべき酸基の量としては、約0.07〜約5.0モ
ルなる範囲内が適切であるし、好ましくは、0.3〜
2.0モルなる範囲内が適切であるし、また、当該ビニ
ル系重合体(I−3)の数平均分子量としては、概ね、
500〜100,000なる範囲内が、好ましくは、
1,000〜30,000なる範囲内が適切である。
合体(I−3)の固形分1,000グラム当たりに導入
されるべき酸基の量としては、約0.07〜約5.0モ
ルなる範囲内が適切であるし、好ましくは、0.3〜
2.0モルなる範囲内が適切であるし、また、当該ビニ
ル系重合体(I−3)の数平均分子量としては、概ね、
500〜100,000なる範囲内が、好ましくは、
1,000〜30,000なる範囲内が適切である。
【0215】かくして調製される当該酸基含有ビニル系
重合体(I−3)に、塩基性化合物を加えて、当該重合
体(I−3)中の酸基を、部分的に、あるいは完全に中
和せしめることによって、水分散性ないしは水溶性を有
する重合体が調製されるということである。
重合体(I−3)に、塩基性化合物を加えて、当該重合
体(I−3)中の酸基を、部分的に、あるいは完全に中
和せしめることによって、水分散性ないしは水溶性を有
する重合体が調製されるということである。
【0216】その際に使用される、此の塩基性化合物と
しては、勿論、前述した水性化物(A−2−3)を調製
するに際して使用されるような、前掲したような、各種
の化合物を使用するということが出来るが、それらのう
ちでも、アンモニアまたは各種の有機アミン類の使用
が、特に望ましい。
しては、勿論、前述した水性化物(A−2−3)を調製
するに際して使用されるような、前掲したような、各種
の化合物を使用するということが出来るが、それらのう
ちでも、アンモニアまたは各種の有機アミン類の使用
が、特に望ましい。
【0217】斯かる塩基性化合物の添加量としては、当
該塩基性化合物中の塩基性基/ビニル系重合体(I−
3)中の酸基なる当量比が、約0.1以上となるような
量が適切であるし、好ましくは、0.1〜3なる範囲内
が適切であるし、最も好ましくは、0.1〜2なる範囲
内が適切である。
該塩基性化合物中の塩基性基/ビニル系重合体(I−
3)中の酸基なる当量比が、約0.1以上となるような
量が適切であるし、好ましくは、0.1〜3なる範囲内
が適切であるし、最も好ましくは、0.1〜2なる範囲
内が適切である。
【0218】このようにして得られるビニル系重合体
(I−3)と、塩基性化合物との混合物から、当該水性
化物(A−2−4)を調製するには、たとえば、前述し
たビニル系重合体(I−1)の中和物から、水性化物
(A−2−1)を調製するという場合と同様な方法に従
って、行なうというようにすればよい。
(I−3)と、塩基性化合物との混合物から、当該水性
化物(A−2−4)を調製するには、たとえば、前述し
たビニル系重合体(I−1)の中和物から、水性化物
(A−2−1)を調製するという場合と同様な方法に従
って、行なうというようにすればよい。
【0219】こうしたビニル系重合体(I)に、エマル
ジョン重合体(A−1)におけると同様の理由により、
前掲したような水酸基含有単量体を使用するということ
によって、水酸基を導入せしめるということも、勿論、
可能である。
ジョン重合体(A−1)におけると同様の理由により、
前掲したような水酸基含有単量体を使用するということ
によって、水酸基を導入せしめるということも、勿論、
可能である。
【0220】此のビニル系重合体(I)に対して、水酸
基を導入せしめるというような場合における、該水酸基
の導入量としては、当該重合体(I)の固形分1,00
0グラム当たり、0.04〜2モル程度が、好ましく
は、0.08〜1.2モル程度が適切である。
基を導入せしめるというような場合における、該水酸基
の導入量としては、当該重合体(I)の固形分1,00
0グラム当たり、0.04〜2モル程度が、好ましく
は、0.08〜1.2モル程度が適切である。
【0221】また、さらに、こうしたビニル系重合体
(I)に、エマルジョン重合体(A−1)におけると同
様の理由により、前掲したような、各種の、非官能性の
単量体のうち、たとえば、シクロヘキシルメタクリレー
トの如き、各種のシクロアルキル基含有単量体を、共重
合成分として使用するということによって、シクロアル
キル基を導入することも、勿論、可能である。
(I)に、エマルジョン重合体(A−1)におけると同
様の理由により、前掲したような、各種の、非官能性の
単量体のうち、たとえば、シクロヘキシルメタクリレー
トの如き、各種のシクロアルキル基含有単量体を、共重
合成分として使用するということによって、シクロアル
キル基を導入することも、勿論、可能である。
【0222】此のビニル系重合体(I)に対して、シク
ロアルキル基を導入せしめる場合における、該シクロア
ルキル基の導入量としては、当該重合体(I)の固形分
の1,000グラム当たりに導入されるべきシクロアル
キル基の量に換算して、0.5〜5モル程度、好ましく
は、1.0〜4.2モル程度が適切である。
ロアルキル基を導入せしめる場合における、該シクロア
ルキル基の導入量としては、当該重合体(I)の固形分
の1,000グラム当たりに導入されるべきシクロアル
キル基の量に換算して、0.5〜5モル程度、好ましく
は、1.0〜4.2モル程度が適切である。
【0223】次いで、水性樹脂(A)成分の一つとして
使用される、それぞれ、水性化物(A−2)と、ビニル
系単量体を、水性媒体中で、乳化重合せしめることによ
って得られるエマルジョン重合体(A−3)との混合物
についての説明をすることにする。
使用される、それぞれ、水性化物(A−2)と、ビニル
系単量体を、水性媒体中で、乳化重合せしめることによ
って得られるエマルジョン重合体(A−3)との混合物
についての説明をすることにする。
【0224】上記エマルジョン重合体(A−3)として
は、酸基および/または3級アミノ基を有するという形
のエマルジョン重合体であってもよいし、また、酸基お
よび3級アミノ基なる、いずれの官能基をも含有しない
という形のエマルジョン重合体であってもよい。そし
て、当該重合体(A−3)が、前者の酸基および/また
は3級アミノ基を有するエマルジョン重合体であるとい
うような場合には、当該(A−3)として、前述したよ
うな、それぞれ、酸基および/または3級アミノ基を有
するエマルジョン重合体類(A−1−1)、(A−1−
2)または(A−1−3)を、そのまま、使用するとい
うことが出来る。
は、酸基および/または3級アミノ基を有するという形
のエマルジョン重合体であってもよいし、また、酸基お
よび3級アミノ基なる、いずれの官能基をも含有しない
という形のエマルジョン重合体であってもよい。そし
て、当該重合体(A−3)が、前者の酸基および/また
は3級アミノ基を有するエマルジョン重合体であるとい
うような場合には、当該(A−3)として、前述したよ
うな、それぞれ、酸基および/または3級アミノ基を有
するエマルジョン重合体類(A−1−1)、(A−1−
2)または(A−1−3)を、そのまま、使用するとい
うことが出来る。
【0225】エマルジョン重合体(A−3)が、酸基お
よび/または3級アミノ基のいずれをも含有しないもの
であるというような場合には、かかるエマルジョン重合
体(A−3)は、ビニル系単量体成分として、前掲した
ようなビニル系単量体(a−2)のうちから、適宜、選
択して、前記したような、公知慣用の種々の乳化重合方
法で以て重合反応せしめるということによって、調製す
ることができる。
よび/または3級アミノ基のいずれをも含有しないもの
であるというような場合には、かかるエマルジョン重合
体(A−3)は、ビニル系単量体成分として、前掲した
ようなビニル系単量体(a−2)のうちから、適宜、選
択して、前記したような、公知慣用の種々の乳化重合方
法で以て重合反応せしめるということによって、調製す
ることができる。
【0226】エマルジョン重合体(A−3)と、水性化
物(A−2)との混合物を、水性樹脂(A)成分として
用いるということによって調製される、本発明の水性塗
料用硬化性樹脂組成物は、此の水性化物(A−2)のみ
を、水性樹脂(A)成分として用いることによって調製
される、本発明の樹脂組成物に比して、非ニュートニア
ン流体としての特徴が、顕著に現れるという処となり、
たとえば、基材垂直面に、前記の両塗料を塗装した場合
には、前者樹脂組成物は、後者樹脂組成物に比べて、垂
れにくくなり、したがって、前者樹脂組成物で以て塗装
した場合に得られる塗膜の外観は、より一層、優れたも
のとなるということである。
物(A−2)との混合物を、水性樹脂(A)成分として
用いるということによって調製される、本発明の水性塗
料用硬化性樹脂組成物は、此の水性化物(A−2)のみ
を、水性樹脂(A)成分として用いることによって調製
される、本発明の樹脂組成物に比して、非ニュートニア
ン流体としての特徴が、顕著に現れるという処となり、
たとえば、基材垂直面に、前記の両塗料を塗装した場合
には、前者樹脂組成物は、後者樹脂組成物に比べて、垂
れにくくなり、したがって、前者樹脂組成物で以て塗装
した場合に得られる塗膜の外観は、より一層、優れたも
のとなるということである。
【0227】一方、エマルジョン重合体(A−3)と、
水性化物(A−2)との混合物を、水性樹脂(A)成分
として使用するということによって調製される、本発明
の水性塗料用硬化性樹脂組成物は、エマルジョン重合体
(A−1)のみを、(A)成分として使用して調製され
る樹脂組成物に比べて、とりわけ、造膜性ならびに顔料
分散性などに優れるという処から、前者樹脂組成物で以
て塗装した場合に得られる塗膜の、とりわけ、外観など
が、さらには、その他の性能が、より一層、優れたもの
となる。
水性化物(A−2)との混合物を、水性樹脂(A)成分
として使用するということによって調製される、本発明
の水性塗料用硬化性樹脂組成物は、エマルジョン重合体
(A−1)のみを、(A)成分として使用して調製され
る樹脂組成物に比べて、とりわけ、造膜性ならびに顔料
分散性などに優れるという処から、前者樹脂組成物で以
て塗装した場合に得られる塗膜の、とりわけ、外観など
が、さらには、その他の性能が、より一層、優れたもの
となる。
【0228】このようにして、水性化物(A−2)と、
エマルジョン重合体(A−3)との混合物から、水性樹
脂(A)成分を調製する際の、それぞれ、水性化物(A
−2)と、エマルジョン重合体(A−3)との使用比率
としては、水性化物(A−2)の樹脂固形分/エマルジ
ョン重合体(A−3)の樹脂固形分からなる比率として
は、約2/約98〜約98/約2なる範囲内が、好まし
くは、5/95から95/5なる範囲内が、より好まし
く、15/85〜85/15なる範囲内が適切である。
エマルジョン重合体(A−3)との混合物から、水性樹
脂(A)成分を調製する際の、それぞれ、水性化物(A
−2)と、エマルジョン重合体(A−3)との使用比率
としては、水性化物(A−2)の樹脂固形分/エマルジ
ョン重合体(A−3)の樹脂固形分からなる比率として
は、約2/約98〜約98/約2なる範囲内が、好まし
くは、5/95から95/5なる範囲内が、より好まし
く、15/85〜85/15なる範囲内が適切である。
【0229】次いで、前記した、一分子中に、それぞ
れ、エポキシ基と加水分解性シリル基とを併有する化合
物(B)として特に代表的なもののみを例示するにおど
めれば、これらの両種の反応性基を併有するビニル系重
合体や、エポキシ基を有するシランカップリング剤、あ
るいは此等の両種の反応性基を併有するシリコーン樹脂
などである。
れ、エポキシ基と加水分解性シリル基とを併有する化合
物(B)として特に代表的なもののみを例示するにおど
めれば、これらの両種の反応性基を併有するビニル系重
合体や、エポキシ基を有するシランカップリング剤、あ
るいは此等の両種の反応性基を併有するシリコーン樹脂
などである。
【0230】ここにおいて、斯かる加水分解性シリル基
としては、前述したようなエマルジョン重合体(A−
1)を調製する際に使用できるものとして、すでに、加
水分解性シリル基含有ビニル系単量体に関して説明をし
て来た処による。
としては、前述したようなエマルジョン重合体(A−
1)を調製する際に使用できるものとして、すでに、加
水分解性シリル基含有ビニル系単量体に関して説明をし
て来た処による。
【0231】これらの、上記したような、特定の両反応
性基を併有するビニル系重合体を調製するには、公知慣
用の種々の方法が、いずれも適用できるけれども、就
中、推奨し得る方法としては、
性基を併有するビニル系重合体を調製するには、公知慣
用の種々の方法が、いずれも適用できるけれども、就
中、推奨し得る方法としては、
【0232】(i) 前記したエマルジョン重合体(A
−1)を調製する際に使用される共重合性の単量体とし
て既掲したような、各種の加水分解性シリル基含有ビニ
ル系単量体類と、各種のエポキシ基含有ビニル系単量体
類とを、溶液ラジカル共重合せしめるという方法である
とか、
−1)を調製する際に使用される共重合性の単量体とし
て既掲したような、各種の加水分解性シリル基含有ビニ
ル系単量体類と、各種のエポキシ基含有ビニル系単量体
類とを、溶液ラジカル共重合せしめるという方法である
とか、
【0233】(ii) 前記したような、加水分解性シ
リル基含有ビニル系単量体類と、各種のエポキシ基含有
ビニル系単量体類と、これらと共重合可能なる其の他の
ビニル系単量体とを、溶液ラジカル共重合せしめるとい
う方法であるとか、
リル基含有ビニル系単量体類と、各種のエポキシ基含有
ビニル系単量体類と、これらと共重合可能なる其の他の
ビニル系単量体とを、溶液ラジカル共重合せしめるとい
う方法であるとか、
【0234】(iii) γ−メルカプトプロピルトリ
メトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシ
シラン、γ−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラ
ンまたはγ−メルカプトプロピルトリイソプロペニルオ
キシシランの如き、加水分解性シリル基含有の各種の連
鎖移動剤の存在下に、前掲したような、各種のエポキシ
基含有ビニル系単量体類を必須の単量体成分とする単量
体混合物を、溶液ラジカル(共)重合せしめるという方
法であるとか、
メトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシ
シラン、γ−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラ
ンまたはγ−メルカプトプロピルトリイソプロペニルオ
キシシランの如き、加水分解性シリル基含有の各種の連
鎖移動剤の存在下に、前掲したような、各種のエポキシ
基含有ビニル系単量体類を必須の単量体成分とする単量
体混合物を、溶液ラジカル(共)重合せしめるという方
法であるとか、
【0235】あるいは(iv) 上記した(i)または
(ii)なる方法と、前記した(iii)なる方法とを
組み合わせた形の方法であるとか、などといった種々の
方法が挙げられる。
(ii)なる方法と、前記した(iii)なる方法とを
組み合わせた形の方法であるとか、などといった種々の
方法が挙げられる。
【0236】また、前記したエポキシ基含有シランカッ
プリング剤として特に代表的なもののみを例示するにと
どめれば、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ
−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−
グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、β−
(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
シシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エ
チルトリエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシク
ロヘキシル)エチルメチルジエトキシシランもしくはγ
−グリシドキシプロピルトリイソプロぺニルオキシシラ
ンの如き、各種のエポキシシラン化合物;
プリング剤として特に代表的なもののみを例示するにと
どめれば、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ
−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−
グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、β−
(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
シシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エ
チルトリエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシク
ロヘキシル)エチルメチルジエトキシシランもしくはγ
−グリシドキシプロピルトリイソプロぺニルオキシシラ
ンの如き、各種のエポキシシラン化合物;
【0237】γ−イソシアネ−トプロピルトリイソプロ
ぺニルオキシシランもしくはγ−イソシアネ−トプロピ
ルトリメトキシシランの如き、各種のイソシアネートシ
ラン化合物と、グリシド−ルとの付加物;またはγ−ア
ミノプロピルトリメトキシシランの如き、各種のアミノ
シラン化合物と、ジエポキシ化合物との付加物;あるい
は前掲したような各種のエポキシシラン化合物を部分加
水分解縮合せしめて得られる形の、一分子中に2個以上
のエポキシ基と加水分解性シリル基とを併有する化合物
などである。
ぺニルオキシシランもしくはγ−イソシアネ−トプロピ
ルトリメトキシシランの如き、各種のイソシアネートシ
ラン化合物と、グリシド−ルとの付加物;またはγ−ア
ミノプロピルトリメトキシシランの如き、各種のアミノ
シラン化合物と、ジエポキシ化合物との付加物;あるい
は前掲したような各種のエポキシシラン化合物を部分加
水分解縮合せしめて得られる形の、一分子中に2個以上
のエポキシ基と加水分解性シリル基とを併有する化合物
などである。
【0238】さらには、エポキシ基と加水分解性シリル
基とを併有するシリコーン樹脂として特に代表的なもの
のみを例示するにとどめれば、環状のテトラシロキサン
であって、次のような式[II]で以て示されるような
化合物なども用いることができる。
基とを併有するシリコーン樹脂として特に代表的なもの
のみを例示するにとどめれば、環状のテトラシロキサン
であって、次のような式[II]で以て示されるような
化合物なども用いることができる。
【0239】
【化7】
【0240】(ただし、Glyは、3−グリシドキシプ
ロピル基を表わすものとする。)
ロピル基を表わすものとする。)
【0241】次いで、本発明における一必須成分であ
る、前記したポリエポキシ化合物(C)についての説明
をすることにするが、ここにおいていう、ポリエポキシ
化合物とは、一分子当たり、少なくとも2個のエポキシ
基を有し、しかも、加水分解性シリル基を含有しないと
いう化合物を指称するものである。
る、前記したポリエポキシ化合物(C)についての説明
をすることにするが、ここにおいていう、ポリエポキシ
化合物とは、一分子当たり、少なくとも2個のエポキシ
基を有し、しかも、加水分解性シリル基を含有しないと
いう化合物を指称するものである。
【0242】此のエポキシ化合物として特に代表的なも
ののみを例示するにとどめれば、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、ヘキサンジオ−ル、ネオペンチルグ
リコール、トリメチロールプロパン、トリメチロールエ
タン、グリセリン、ペンタエリスリトール、ソルビトー
ルまたは水添ビスフェノールAの如き、脂肪族系ないし
は脂環族系ポリオールのポリグリシジルエーテル類;
ののみを例示するにとどめれば、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、ヘキサンジオ−ル、ネオペンチルグ
リコール、トリメチロールプロパン、トリメチロールエ
タン、グリセリン、ペンタエリスリトール、ソルビトー
ルまたは水添ビスフェノールAの如き、脂肪族系ないし
は脂環族系ポリオールのポリグリシジルエーテル類;
【0243】ビスフェノールA、ビスフェノールSもし
くはビスフェノールFまたはノボラック樹脂の如き、芳
香族ポリオールの各種のポリグリシジルエーテル類;上
掲したような芳香族系ポリオール類に、エチレンオキシ
ドまたはプロピレンオキシドの如き、各種のモノエポキ
シ化合物を付加せしめるというようにして得られる形
の、芳香族系ジオール類の各種のジグリシジルエーテル
類;
くはビスフェノールFまたはノボラック樹脂の如き、芳
香族ポリオールの各種のポリグリシジルエーテル類;上
掲したような芳香族系ポリオール類に、エチレンオキシ
ドまたはプロピレンオキシドの如き、各種のモノエポキ
シ化合物を付加せしめるというようにして得られる形
の、芳香族系ジオール類の各種のジグリシジルエーテル
類;
【0244】ポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコールまたはポリテトラメチレングリコールの如
き、ポリエーテルポリオールの各種のポリグリシジルエ
ーテル類;トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌ
レ−トの各種のポリグリシジルエーテル類;アジピン
酸、ブタンテトラカルボン酸、プロパントリカルボン
酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸またはトリ
メリット酸の如き、脂肪族ないしは芳香族ポリカルボン
酸の各種のポリグリシジルエステル類;4−ヒドロキシ
安息香酸または4−ヒドロキシエトキシ安息香酸の如
き、ヒドロキシ酸の各種のグリシジルエステル・エーテ
ル類;
グリコールまたはポリテトラメチレングリコールの如
き、ポリエーテルポリオールの各種のポリグリシジルエ
ーテル類;トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌ
レ−トの各種のポリグリシジルエーテル類;アジピン
酸、ブタンテトラカルボン酸、プロパントリカルボン
酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸またはトリ
メリット酸の如き、脂肪族ないしは芳香族ポリカルボン
酸の各種のポリグリシジルエステル類;4−ヒドロキシ
安息香酸または4−ヒドロキシエトキシ安息香酸の如
き、ヒドロキシ酸の各種のグリシジルエステル・エーテ
ル類;
【0245】ブタジエン、ヘキサジエン、オクタジエ
ン、ドデカジエン、シクロオクタジエン、α−ピネンま
たはビニルシクロヘキセンの如き、各種の、炭化水素系
ジエンのビスエポキシド類;ビス(3,4ーエポキシシ
クロヘキシルメチル)アジペートまたは3,4−エポキ
シシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキ
シルカルボキシレートの如き、各種の脂環族ポリエポキ
シ化合物;ポリブタジエンまたはポリイソプレンの如
き、ジエンポリマーの各種のエポキシ化物;
ン、ドデカジエン、シクロオクタジエン、α−ピネンま
たはビニルシクロヘキセンの如き、各種の、炭化水素系
ジエンのビスエポキシド類;ビス(3,4ーエポキシシ
クロヘキシルメチル)アジペートまたは3,4−エポキ
シシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキ
シルカルボキシレートの如き、各種の脂環族ポリエポキ
シ化合物;ポリブタジエンまたはポリイソプレンの如
き、ジエンポリマーの各種のエポキシ化物;
【0246】あるいはグリシジル(メタ)アクリレー
ト、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル(メタ)ア
クリレート、ビニルシクロヘキセンオキシドまたはグリ
シジルビニルエーテルの如き、各種のエポキシ基含有ビ
ニル単量体の単独重合体あるいは上掲したような種々の
エポキシ基含有ビニル単量体を、これらと共重合可能な
る、それぞれ、(メタ)アクリル系、ビニルエステル
系、ビニルエーテル系、芳香族ビニル系またはフルオロ
オレフィン系ビニル単量体類などと共重合せしめるとい
うことによって得られるという形の、種々の、エポキシ
基含有アクリル系共重合体、ビニルエステル系共重合体
またはフルオロオレフィン系共重合体の如き、各種のエ
ポキシ基含有ビニル系共重合体類などである。
ト、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル(メタ)ア
クリレート、ビニルシクロヘキセンオキシドまたはグリ
シジルビニルエーテルの如き、各種のエポキシ基含有ビ
ニル単量体の単独重合体あるいは上掲したような種々の
エポキシ基含有ビニル単量体を、これらと共重合可能な
る、それぞれ、(メタ)アクリル系、ビニルエステル
系、ビニルエーテル系、芳香族ビニル系またはフルオロ
オレフィン系ビニル単量体類などと共重合せしめるとい
うことによって得られるという形の、種々の、エポキシ
基含有アクリル系共重合体、ビニルエステル系共重合体
またはフルオロオレフィン系共重合体の如き、各種のエ
ポキシ基含有ビニル系共重合体類などである。
【0247】これらのうちでも、とりわけ、耐雨垂れ汚
染性などの面から、特に望ましいものとしては、脂肪族
系ポリオールの各種のポリグリシジルエーテル類または
ポリエーテルポリオールの各種のポリグリシジルエーテ
ル類などである。
染性などの面から、特に望ましいものとしては、脂肪族
系ポリオールの各種のポリグリシジルエーテル類または
ポリエーテルポリオールの各種のポリグリシジルエーテ
ル類などである。
【0248】ここにおいて、前述した酸基および/また
は3級アミノ基含有水性樹脂(A)と、エポキシ基・加
水分解性シリル基併有化合物(B)と、ポリエポキシ化
合物(C)とを、必須の樹脂成分として含有するという
形の、本発明の水性塗料用硬化性樹脂組成物を調製する
には、酸基および/または3級アミノ基含有水性樹脂
(A)中に含まれる、3級アミノ基と酸基との合計モル
数/化合物(B)および化合物(C)中に含まれるエポ
キシ基の合計モル数なる比率が、約0.1〜約5の範囲
内となるような比率で以て、
は3級アミノ基含有水性樹脂(A)と、エポキシ基・加
水分解性シリル基併有化合物(B)と、ポリエポキシ化
合物(C)とを、必須の樹脂成分として含有するという
形の、本発明の水性塗料用硬化性樹脂組成物を調製する
には、酸基および/または3級アミノ基含有水性樹脂
(A)中に含まれる、3級アミノ基と酸基との合計モル
数/化合物(B)および化合物(C)中に含まれるエポ
キシ基の合計モル数なる比率が、約0.1〜約5の範囲
内となるような比率で以て、
【0249】好ましくは、0.3〜3.0の範囲内とな
るような比率で以て、最も好ましくは、0.5〜2.0
の範囲内となるような比率で以て、それぞれの、(A)
成分、(B)成分および(C)成分を混合せしめるとい
うようにし、しかも、化合物(B)中に含まれるエポキ
シ基/化合物(C)中のエポキシ基なるモル比率が、約
2/約98〜約98/約2の範囲内となるように、好ま
しくは、10/90〜90/10の範囲内となるよう
に、最も好ましくは、20/80〜80/20の範囲内
となるように、(B)成分と、(C)成分との使用比率
を設定するというようにすればよい。
るような比率で以て、最も好ましくは、0.5〜2.0
の範囲内となるような比率で以て、それぞれの、(A)
成分、(B)成分および(C)成分を混合せしめるとい
うようにし、しかも、化合物(B)中に含まれるエポキ
シ基/化合物(C)中のエポキシ基なるモル比率が、約
2/約98〜約98/約2の範囲内となるように、好ま
しくは、10/90〜90/10の範囲内となるよう
に、最も好ましくは、20/80〜80/20の範囲内
となるように、(B)成分と、(C)成分との使用比率
を設定するというようにすればよい。
【0250】また、前述した(A)成分と、(B)成分
と、(C)成分とからなる組成物に、さらに、此のエポ
キシ基・加水分解性シリル基併有化合物(B)を除く、
加水分解性シリル基および/またはシラノール基を有す
る化合物(D)を添加するということによって、とりわ
け、耐候性、耐食性、耐水性、耐雨垂れ汚染性ならびに
硬度などのような諸性能の面で以て、さらに一層、優れ
るという硬化塗膜を得ることができる。
と、(C)成分とからなる組成物に、さらに、此のエポ
キシ基・加水分解性シリル基併有化合物(B)を除く、
加水分解性シリル基および/またはシラノール基を有す
る化合物(D)を添加するということによって、とりわ
け、耐候性、耐食性、耐水性、耐雨垂れ汚染性ならびに
硬度などのような諸性能の面で以て、さらに一層、優れ
るという硬化塗膜を得ることができる。
【0251】斯かる加水分解性シリル基および/または
シラノール基を有する化合物(D)として特に代表的な
もののみを挙げるにとどめれば、メチルシリケート、エ
チルシリケート、イソプロピルシリケートもしくはn−
ブチルシリケートの如き、各種のシリケート化合物;前
掲したような各種シリケート化合物を部分加水分解縮合
せしめるということによって得られるという形のシリケ
ートオリゴマー類;
シラノール基を有する化合物(D)として特に代表的な
もののみを挙げるにとどめれば、メチルシリケート、エ
チルシリケート、イソプロピルシリケートもしくはn−
ブチルシリケートの如き、各種のシリケート化合物;前
掲したような各種シリケート化合物を部分加水分解縮合
せしめるということによって得られるという形のシリケ
ートオリゴマー類;
【0252】メチルトリメトキシシラン、フェニルトリ
メトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、フェニル
トリエトキシシランもしくはイソブチルトリメトキシシ
ランの如き、各種の3官能性シラン化合物;
メトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、フェニル
トリエトキシシランもしくはイソブチルトリメトキシシ
ランの如き、各種の3官能性シラン化合物;
【0253】またはジメチルジメトキシシラン、ジメチ
ルジエトキシシラン、ジエチルジメトキシシラン、ジエ
チルジエトキシシランもしくはジフェニルジメトキシシ
ランの如き、各種の2官能性シラン化合物;
ルジエトキシシラン、ジエチルジメトキシシラン、ジエ
チルジエトキシシランもしくはジフェニルジメトキシシ
ランの如き、各種の2官能性シラン化合物;
【0254】あるいはメチルトリクロルシラン、フェニ
ルトリクロルシラン、エチルトリクロルシラン、ジメチ
ルジクロルシランもしくはジフェニルジクロルシランの
如き、各種のハロシラン類;あるいは上記したような種
々の2官能性ないしは3官能性のシラン化合物を、ほぼ
完全に、加水分解せしめるということによって得られる
という形、いわゆる低分子量のシラノール化合物;
ルトリクロルシラン、エチルトリクロルシラン、ジメチ
ルジクロルシランもしくはジフェニルジクロルシランの
如き、各種のハロシラン類;あるいは上記したような種
々の2官能性ないしは3官能性のシラン化合物を、ほぼ
完全に、加水分解せしめるということによって得られる
という形、いわゆる低分子量のシラノール化合物;
【0255】さらには、上記シラノール化合物を、さら
に、脱水縮合せしめるということによって得られる形
の、シラノール基を有する、線状ないしは環状のポリシ
ロキサン類;上掲したような、各種の2官能性シラン化
合物、3官能性のシラン化合物およびシリケート化合物
からなる群より選ばれる、少なくとも1種の化合物を部
分加水分解縮合せしめるということによって得られる形
の、アルコキシシリル基を有する、線状、分岐状ないし
は環状のポリシロキサン化合物などである。
に、脱水縮合せしめるということによって得られる形
の、シラノール基を有する、線状ないしは環状のポリシ
ロキサン類;上掲したような、各種の2官能性シラン化
合物、3官能性のシラン化合物およびシリケート化合物
からなる群より選ばれる、少なくとも1種の化合物を部
分加水分解縮合せしめるということによって得られる形
の、アルコキシシリル基を有する、線状、分岐状ないし
は環状のポリシロキサン化合物などである。
【0256】(A)成分、(B)成分および(C)成分
と、さらに、(D)成分とを含有するという形の、本発
明に係る水性塗料用硬化性樹脂組成物を調製するには、
前述したような比率で、これらの(A)、(B)および
(C)なる三者成分を混合せしめるということによって
得られるという形の組成物に、さらに、化合物(D)
を、(A)成分の樹脂固形分の合計100重量部に対し
て、約0.5〜約200重量部の範囲内となるように、
好ましくは、1〜100重量部の範囲となるように、配
合せしめるというようにすればよい。
と、さらに、(D)成分とを含有するという形の、本発
明に係る水性塗料用硬化性樹脂組成物を調製するには、
前述したような比率で、これらの(A)、(B)および
(C)なる三者成分を混合せしめるということによって
得られるという形の組成物に、さらに、化合物(D)
を、(A)成分の樹脂固形分の合計100重量部に対し
て、約0.5〜約200重量部の範囲内となるように、
好ましくは、1〜100重量部の範囲となるように、配
合せしめるというようにすればよい。
【0257】さらに、本発明に係る水性塗料用硬化性樹
脂組成物には、必要に応じて、硬化触媒(E)を添加せ
しめるということが出来るが、こうした硬化触媒(E)
を添加せしめるということによって、より一層の硬化性
を向上化せしめることができ、したがって、より優れた
耐汚染性、耐溶剤性ならびに硬度などを有するという形
の、極めて実用性の高い硬化塗膜を得ることができる。
脂組成物には、必要に応じて、硬化触媒(E)を添加せ
しめるということが出来るが、こうした硬化触媒(E)
を添加せしめるということによって、より一層の硬化性
を向上化せしめることができ、したがって、より優れた
耐汚染性、耐溶剤性ならびに硬度などを有するという形
の、極めて実用性の高い硬化塗膜を得ることができる。
【0258】斯かる触媒(E)として特に代表的なもの
のみを例示するにとどめれば、水酸化リチウム、水酸化
ナトリウム、水酸カリウムもしくはナトリウム・メチラ
ートの如き、各種の塩基性化合物類;
のみを例示するにとどめれば、水酸化リチウム、水酸化
ナトリウム、水酸カリウムもしくはナトリウム・メチラ
ートの如き、各種の塩基性化合物類;
【0259】テトライソプロピルチタネート、テトラ−
n−ブチルチタネート、オクチル酸錫、オクチル酸鉛、
オクチル酸コバルト、オクチル酸亜鉛、オクチル酸カル
シウム、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸コバルト、ジ−n
−ブチル錫ジアセテート、ジ−n−ブチル錫ジオクトエ
ート、ジ−n−ブチル錫ジラウレートもしくはジ−n−
ブチル錫マレエートの如き、各種の含金属化合物類;
n−ブチルチタネート、オクチル酸錫、オクチル酸鉛、
オクチル酸コバルト、オクチル酸亜鉛、オクチル酸カル
シウム、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸コバルト、ジ−n
−ブチル錫ジアセテート、ジ−n−ブチル錫ジオクトエ
ート、ジ−n−ブチル錫ジラウレートもしくはジ−n−
ブチル錫マレエートの如き、各種の含金属化合物類;
【0260】またはp−トルエンスルホン酸、トリクロ
ル酢酸、燐酸、モノアルキル燐酸、ジアルキル燐酸、モ
ノアルキル亜燐酸もしくはジアルキル亜燐酸の如き、各
種の酸性化合物などである。
ル酢酸、燐酸、モノアルキル燐酸、ジアルキル燐酸、モ
ノアルキル亜燐酸もしくはジアルキル亜燐酸の如き、各
種の酸性化合物などである。
【0261】さらに、必要に応じて、本発明の組成物に
は、各種の添加剤として、たとえば、イソプロピルアル
コール、sec−ブタノール、n−ブタノール、2−エ
チルヘキサノール、2−プロポキシエタノール、2−n
−ブトキシエタノール、2−n−プロポキシプロパノー
ル、3−n−プロポキシプロパノール、2−n−ブトキ
シプロパノール、3−n−ブトキシプロパノール、
は、各種の添加剤として、たとえば、イソプロピルアル
コール、sec−ブタノール、n−ブタノール、2−エ
チルヘキサノール、2−プロポキシエタノール、2−n
−ブトキシエタノール、2−n−プロポキシプロパノー
ル、3−n−プロポキシプロパノール、2−n−ブトキ
シプロパノール、3−n−ブトキシプロパノール、
【0262】2−n−ブトキシエチルアセテート、ジエ
チレングリコールモノブチルエーテル、N−メチルピロ
リドン、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジ
オールモノブチレート、フタル酸ジブチルエステルまた
はフタル酸ブチルベンジルエスエルなどのような、種々
の造膜助剤などをはじめ、
チレングリコールモノブチルエーテル、N−メチルピロ
リドン、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジ
オールモノブチレート、フタル酸ジブチルエステルまた
はフタル酸ブチルベンジルエスエルなどのような、種々
の造膜助剤などをはじめ、
【0263】充填剤、有機顔料、無機顔料、アルミニウ
ムなどの金属顔料、pH調整剤、レベリング剤、増粘
剤、撥水剤、消泡剤、可塑剤、酸化防止剤、紫外線吸収
剤、ハジキ防止剤、皮張り防止剤(皮バリ防止剤)また
は分散剤などのような、公知慣用の種々の、いわゆる添
加剤類を、適宜、添加して使用するということができ
る。
ムなどの金属顔料、pH調整剤、レベリング剤、増粘
剤、撥水剤、消泡剤、可塑剤、酸化防止剤、紫外線吸収
剤、ハジキ防止剤、皮張り防止剤(皮バリ防止剤)また
は分散剤などのような、公知慣用の種々の、いわゆる添
加剤類を、適宜、添加して使用するということができ
る。
【0264】以上のようにして得られる、本発明に係る
水性塗料用硬化性樹脂組成物は、使用直前に、エポキシ
基・加水分解性シリル基併有化合物(B)成分およびポ
リエポキシ化合物(C)成分を、その他の成分に混合せ
しめるという形の、いわゆる二液型で以て使用すること
ができるものである。
水性塗料用硬化性樹脂組成物は、使用直前に、エポキシ
基・加水分解性シリル基併有化合物(B)成分およびポ
リエポキシ化合物(C)成分を、その他の成分に混合せ
しめるという形の、いわゆる二液型で以て使用すること
ができるものである。
【0265】そして、このようにして混合されてから、
1日以内に、好ましくは、12時間以内に塗布するとい
うようにすることが望ましい。1日以上を経過するとい
うことになると、室温での硬化性が、著しく低下するよ
うになって来るということである。
1日以内に、好ましくは、12時間以内に塗布するとい
うようにすることが望ましい。1日以上を経過するとい
うことになると、室温での硬化性が、著しく低下するよ
うになって来るということである。
【0266】本発明に係る水性塗料用硬化性樹脂組成物
を用いて、塗装することができる基材としては、公知慣
用の種々のものが、いずれの基材も該当するが、それら
のうちでも特に代表的なもののみを例示するにとどめれ
ば、鉄、ニッケル、アルミニウム、銅または鉛、あるい
は其の他の各種金属類や、これらの各種金属の合金類;
上記したような各種の金属類であって、メッキや、化成
処理などが施された、各種の表面処理金属類;コンクリ
ートまたはスレート、あるいは其の他の各種のアルカリ
性無機質硬化体;
を用いて、塗装することができる基材としては、公知慣
用の種々のものが、いずれの基材も該当するが、それら
のうちでも特に代表的なもののみを例示するにとどめれ
ば、鉄、ニッケル、アルミニウム、銅または鉛、あるい
は其の他の各種金属類や、これらの各種金属の合金類;
上記したような各種の金属類であって、メッキや、化成
処理などが施された、各種の表面処理金属類;コンクリ
ートまたはスレート、あるいは其の他の各種のアルカリ
性無機質硬化体;
【0267】ポリスチレン、ポリメチルメタクリレー
ト、ABS樹脂、ポリフェニレンオキサイド、ポリウレ
タン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレ
ン、ポリブチレンテレフタレートまたはポリエチレンテ
レフタレート、あるいは其の他の各種の熱可塑性樹脂;
不飽和ポリエステル成形品、フェノール樹脂成形品また
は架橋ポリウレタン成形品、あるいは其の他の熱硬化性
樹脂成形品;さらには、タイルの如き、各種の粘土の焼
成物などをはじめ、ガラス、紙または木質系基材などで
ある。
ト、ABS樹脂、ポリフェニレンオキサイド、ポリウレ
タン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレ
ン、ポリブチレンテレフタレートまたはポリエチレンテ
レフタレート、あるいは其の他の各種の熱可塑性樹脂;
不飽和ポリエステル成形品、フェノール樹脂成形品また
は架橋ポリウレタン成形品、あるいは其の他の熱硬化性
樹脂成形品;さらには、タイルの如き、各種の粘土の焼
成物などをはじめ、ガラス、紙または木質系基材などで
ある。
【0268】また、前掲したような各種の基材であっ
て、被覆が施されており、しかも、その被覆部分の劣化
が進んだような部類の基材であっても、本発明に係る水
性塗料用硬化性樹脂組成物にあっては、使用するという
ことができる。
て、被覆が施されており、しかも、その被覆部分の劣化
が進んだような部類の基材であっても、本発明に係る水
性塗料用硬化性樹脂組成物にあっては、使用するという
ことができる。
【0269】こうした各種の基材は、それぞれ、板状、
球状、フィルム状ないしはシート状の諸素材類または諸
製品類:あるいは大型の構築物または複雑なる形状の組
立物などであり、さらには、各種の成形物などのよう
な、種々の用途に応じて、各種の形で以て使用される部
類のものであり、特に、制限はない。
球状、フィルム状ないしはシート状の諸素材類または諸
製品類:あるいは大型の構築物または複雑なる形状の組
立物などであり、さらには、各種の成形物などのよう
な、種々の用途に応じて、各種の形で以て使用される部
類のものであり、特に、制限はない。
【0270】上述したような各種の基材上に、本発明に
係る水性塗料用硬化性樹脂組成物を、直接、塗装して硬
化せしめるということによって、硬化塗膜を得ることが
できるが、その際には、当該樹脂組成物を、各種の基材
上に、直接、塗装するというようにしてもよいし、予
め、各種の基材上に、下塗り塗料を塗装したのちに、当
該樹脂組成物を塗装するというようにしてもよいし、当
該樹脂組成物を、下塗り塗料として使用してもよいし、
さらには、当該樹脂組成物を、下塗りとして使用して塗
装したのちに、当該樹脂組成物を塗装せしめるというよ
うにしてもよい。
係る水性塗料用硬化性樹脂組成物を、直接、塗装して硬
化せしめるということによって、硬化塗膜を得ることが
できるが、その際には、当該樹脂組成物を、各種の基材
上に、直接、塗装するというようにしてもよいし、予
め、各種の基材上に、下塗り塗料を塗装したのちに、当
該樹脂組成物を塗装するというようにしてもよいし、当
該樹脂組成物を、下塗り塗料として使用してもよいし、
さらには、当該樹脂組成物を、下塗りとして使用して塗
装したのちに、当該樹脂組成物を塗装せしめるというよ
うにしてもよい。
【0271】本発明の水性塗料用硬化性樹脂組成物を塗
装するには、前掲したような種々の基材上に、刷毛塗
り、ローラー塗装、スプレー塗装、浸漬塗装、フローコ
ーター塗装またはロールコーター塗装などのような、公
知慣用の種々の塗装手段ないしは塗装方法によって塗装
するというようにすればよい。
装するには、前掲したような種々の基材上に、刷毛塗
り、ローラー塗装、スプレー塗装、浸漬塗装、フローコ
ーター塗装またはロールコーター塗装などのような、公
知慣用の種々の塗装手段ないしは塗装方法によって塗装
するというようにすればよい。
【0272】そして、当該樹脂組成物で以て被覆された
基材を、常温に、1〜10日間程度、放置したり、約4
0〜約250℃なる温度範囲で以て、1〜60分間程
度、加熱したり、するということによって、とりわけ、
耐雨垂れ汚染性、耐候性、耐溶剤性、耐薬品性ならびに
耐水性などに優れた硬化塗膜を得るということができ
る。
基材を、常温に、1〜10日間程度、放置したり、約4
0〜約250℃なる温度範囲で以て、1〜60分間程
度、加熱したり、するということによって、とりわけ、
耐雨垂れ汚染性、耐候性、耐溶剤性、耐薬品性ならびに
耐水性などに優れた硬化塗膜を得るということができ
る。
【0273】以上のようにして、本発明に係る水性塗料
用硬化性樹脂組成物は、とりわけ、耐候性ならびに耐雨
垂れ汚染性などの諸性能に優れる硬化塗膜を提供する処
となるが、かかる樹脂組成物の用途の、より一層、具体
的なるものとしては、自動車、自動二輪車、電車、自転
車、船舶または飛行機あるいは其の他の輸送関連機器類
と、それらの部品;
用硬化性樹脂組成物は、とりわけ、耐候性ならびに耐雨
垂れ汚染性などの諸性能に優れる硬化塗膜を提供する処
となるが、かかる樹脂組成物の用途の、より一層、具体
的なるものとしては、自動車、自動二輪車、電車、自転
車、船舶または飛行機あるいは其の他の輸送関連機器類
と、それらの部品;
【0274】各種の瓦、金属製の屋根材、窓枠、ドアま
たは内外壁材の如き、各種の建材類;道路、道路標識、
ガートレール、橋梁、タンク、煙突またはビルディング
の如き、各種の屋外構築物などのような、耐候性ならび
に耐雨垂れ汚染性などの要求されるような用途などがあ
るし、
たは内外壁材の如き、各種の建材類;道路、道路標識、
ガートレール、橋梁、タンク、煙突またはビルディング
の如き、各種の屋外構築物などのような、耐候性ならび
に耐雨垂れ汚染性などの要求されるような用途などがあ
るし、
【0275】また、その他の用途としては、主として、
テレビ、ラジオ、冷蔵庫、洗濯機、クーラー、クーラー
室外機またはコンピュータ、あるいは其の他の家電製品
類と、それらの部品などがあり、本発明の水性塗料用硬
化性樹脂組成物は、こうした、種々の用途に、有効に、
利用することができるというものである。
テレビ、ラジオ、冷蔵庫、洗濯機、クーラー、クーラー
室外機またはコンピュータ、あるいは其の他の家電製品
類と、それらの部品などがあり、本発明の水性塗料用硬
化性樹脂組成物は、こうした、種々の用途に、有効に、
利用することができるというものである。
【0276】
【実施例】次に、本発明を、それぞれ、参考例、実施例
および比較例により、一層、具体的に説明することにす
るが、本発明は、決して、これらの例示例のみに限定さ
れるというものではない。なお、以下において、部およ
び%は、特に断りの無い限り、すべて、重量基準である
ものとする。
および比較例により、一層、具体的に説明することにす
るが、本発明は、決して、これらの例示例のみに限定さ
れるというものではない。なお、以下において、部およ
び%は、特に断りの無い限り、すべて、重量基準である
ものとする。
【0277】参考例1〔3級アミノ基含有エマルジョン
重合体(A−1−1)の調製例〕 攪拌機、温度計、コンデンサー、滴下漏斗および窒素ガ
ス導入口を備えた反応容器に、脱イオン水の1,500
部を入れ、乳化剤として、「エマルゲン 950」[花
王(株)製の、ポリオキシエチレンノニルフェニルエー
テルの商品名]の40部を添加し、攪拌下に、窒素を吹
き込みながら、80℃にまで昇温して、乳化剤を溶解し
た。
重合体(A−1−1)の調製例〕 攪拌機、温度計、コンデンサー、滴下漏斗および窒素ガ
ス導入口を備えた反応容器に、脱イオン水の1,500
部を入れ、乳化剤として、「エマルゲン 950」[花
王(株)製の、ポリオキシエチレンノニルフェニルエー
テルの商品名]の40部を添加し、攪拌下に、窒素を吹
き込みながら、80℃にまで昇温して、乳化剤を溶解し
た。
【0278】次いで、過硫酸アンモニウム(APS)の
5部を添加し、続いて、メチルメタクリレート(MM
A)の500部、n−ブチルアクリレート(BA)の4
70部および2−ジメチルアミノエチルメタクリレート
(DM)の30部と、n−ドデシルメルカプタン(L−
SH)の1.0部とからなる単量体混合物を、3時間か
けて滴下して、重合せしめた。
5部を添加し、続いて、メチルメタクリレート(MM
A)の500部、n−ブチルアクリレート(BA)の4
70部および2−ジメチルアミノエチルメタクリレート
(DM)の30部と、n−ドデシルメルカプタン(L−
SH)の1.0部とからなる単量体混合物を、3時間か
けて滴下して、重合せしめた。
【0279】滴下終了後も、同温度において、2時間の
あいだ撹拌を続行せしめた。しかるのち、内容物を冷却
してから、アンモニア水で以て、pHが8を超えるよう
に調整することによって、固形分濃度が40.0%とな
るように、脱イオン水で以て調整して、100メッシュ
金網で以て濾過した。
あいだ撹拌を続行せしめた。しかるのち、内容物を冷却
してから、アンモニア水で以て、pHが8を超えるよう
に調整することによって、固形分濃度が40.0%とな
るように、脱イオン水で以て調整して、100メッシュ
金網で以て濾過した。
【0280】かくして得られたエマルジョン重合体は、
固形分濃度が40.0%で、pHが8.1で、25℃
で、BM型粘度計によって測定した粘度(以下も同様)
が80cpsであり、100メッシュ金網不通過の凝集
物は、0.1%以下(対、水分散液比)であった。
固形分濃度が40.0%で、pHが8.1で、25℃
で、BM型粘度計によって測定した粘度(以下も同様)
が80cpsであり、100メッシュ金網不通過の凝集
物は、0.1%以下(対、水分散液比)であった。
【0281】また、このエマルジョン重合体は、その固
形分1,000グラム中には、0.191モルの3級ア
ミノ基が含まれている。以下、このエマルジョン重合体
を、EM−1と略記する。
形分1,000グラム中には、0.191モルの3級ア
ミノ基が含まれている。以下、このエマルジョン重合体
を、EM−1と略記する。
【0282】参考例2〔酸基・アミノ基併有エマルジョ
ン重合体(A−1−2)の調製例〕 参考例1と同様の反応容器に、脱イオン水の1,500
部を入れ、乳化剤として、「エマルゲン 950」の4
0部を添加し、撹拌下に、窒素を吹き込みながら、80
℃にまで昇温して、乳化剤を溶解した。
ン重合体(A−1−2)の調製例〕 参考例1と同様の反応容器に、脱イオン水の1,500
部を入れ、乳化剤として、「エマルゲン 950」の4
0部を添加し、撹拌下に、窒素を吹き込みながら、80
℃にまで昇温して、乳化剤を溶解した。
【0283】次いで、APSの5部を添加し、続いて、
シクロヘキシルメタクリレート(CHMA)の450
部、2−エチルヘキシルメタクリレート(2EHMA)
の370部、2−エチルヘキシルアクリレート(2EH
A)の100部、2−ヒドロキシエチルアクリレート
(HEMA)の50部、メタクリル酸(MAA)の10
部およびDMの20部と、L−SHの1.0部とからな
る単量体混合物を、3時間かけて滴下し、重合せしめ
た。
シクロヘキシルメタクリレート(CHMA)の450
部、2−エチルヘキシルメタクリレート(2EHMA)
の370部、2−エチルヘキシルアクリレート(2EH
A)の100部、2−ヒドロキシエチルアクリレート
(HEMA)の50部、メタクリル酸(MAA)の10
部およびDMの20部と、L−SHの1.0部とからな
る単量体混合物を、3時間かけて滴下し、重合せしめ
た。
【0284】滴下終了後も、同温度において、2時間の
あいだ撹拌を続行せしめた。しかるのち、内容物を冷却
してから、アンモニア水で以て、pHを8.5にし、固
形分濃度が、40.0%となるように、脱イオン水で調
整して、100メッシュ金網で以て濾過した。
あいだ撹拌を続行せしめた。しかるのち、内容物を冷却
してから、アンモニア水で以て、pHを8.5にし、固
形分濃度が、40.0%となるように、脱イオン水で調
整して、100メッシュ金網で以て濾過した。
【0285】かくして得られたエマルジョン重合体は、
固形分濃度が40.0%で、pHが8.3で、粘度が1
80cpsであり、100メッシュ金網不通過の凝集物
は、0.1%以下(対、水分散液比)であった。
固形分濃度が40.0%で、pHが8.3で、粘度が1
80cpsであり、100メッシュ金網不通過の凝集物
は、0.1%以下(対、水分散液比)であった。
【0286】このエマルジョン重合体は、その固形分
1,000グラム中には、0.127モルの3級アミノ
基と、0.116モルのカルボキシル基とが含まれてい
る。以下、このエマルジョン重合体を、EM−2と略記
する。
1,000グラム中には、0.127モルの3級アミノ
基と、0.116モルのカルボキシル基とが含まれてい
る。以下、このエマルジョン重合体を、EM−2と略記
する。
【0287】参考例3〔酸基含有エマルジョン重合体
(A−1−3)の調製例〕 参考例1と同様の反応容器に、脱イオン水の1,500
部を入れ、乳化剤として、「エマルゲン 950」の4
0部を添加し、撹拌下に、窒素を吹き込みながら、80
℃にまで昇温して、乳化剤を溶解した。
(A−1−3)の調製例〕 参考例1と同様の反応容器に、脱イオン水の1,500
部を入れ、乳化剤として、「エマルゲン 950」の4
0部を添加し、撹拌下に、窒素を吹き込みながら、80
℃にまで昇温して、乳化剤を溶解した。
【0288】次いで、APSの5部を添加し、続いて、
CHMAの430部、2EHAMの370部、2EHA
の100部、HEMAの50部およびMAAの30部
と、L−SHの1.0部とからなる単量体混合物を、3
時間かけて滴下し、重合せしめた。
CHMAの430部、2EHAMの370部、2EHA
の100部、HEMAの50部およびMAAの30部
と、L−SHの1.0部とからなる単量体混合物を、3
時間かけて滴下し、重合せしめた。
【0289】滴下終了後も、同温度において、2時間の
あいだ撹拌を続行せしめた。しかるのち、内容物を冷却
してから、アンモニア水で、pHを8.5にし、固形分
濃度が40.0%となるように、脱イオン水で調整し
て、100メッシュ金網で以て濾過した。
あいだ撹拌を続行せしめた。しかるのち、内容物を冷却
してから、アンモニア水で、pHを8.5にし、固形分
濃度が40.0%となるように、脱イオン水で調整し
て、100メッシュ金網で以て濾過した。
【0290】ここに得られたエマルジョン重合体は、そ
の固形分濃度が40.0%で、pHが8.3で、粘度が
380cpsであり、100メッシュ金網不通過の凝集
物は、0.1%以下(対、水分散液比)であった。
の固形分濃度が40.0%で、pHが8.3で、粘度が
380cpsであり、100メッシュ金網不通過の凝集
物は、0.1%以下(対、水分散液比)であった。
【0291】このエマルジョン重合体は、その固形分
1,000グラム中には、0.349モルのカルボキシ
ル基が含まれている。以下、このエマルジョン重合体
を、EM−3と略記する。
1,000グラム中には、0.349モルのカルボキシ
ル基が含まれている。以下、このエマルジョン重合体
を、EM−3と略記する。
【0292】参考例4〔分散安定剤(アニオン型水溶性
アクリル樹脂)用樹脂の調製例と、それを用いた酸基・
アミノ基併有エマルジョン重合体(A−1−2)の調製
例〕
アクリル樹脂)用樹脂の調製例と、それを用いた酸基・
アミノ基併有エマルジョン重合体(A−1−2)の調製
例〕
【0293】参考例1と同様の反応容器に、脱イオン水
の3,000部を入れ、乳化剤として、「レベノールW
Z」[花王(株)製の、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテルスルホン酸ナトリウムの商品名;固形分
25%]の20部(固形分換算で以て、5部)を添加
し、撹拌下に、窒素を吹き込みながら、80℃にまで昇
温して、乳化剤を溶解した。
の3,000部を入れ、乳化剤として、「レベノールW
Z」[花王(株)製の、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテルスルホン酸ナトリウムの商品名;固形分
25%]の20部(固形分換算で以て、5部)を添加
し、撹拌下に、窒素を吹き込みながら、80℃にまで昇
温して、乳化剤を溶解した。
【0294】次いで、APSの5部を添加し、続いて、
MMAの308部、BAの660部、MAAの30部お
よびモノ2−メタクリロキシエチルマレエートの2部
と、L−SHの1.0部とからなる単量体混合物を、3
時間かけて滴下して、重合せしめた。
MMAの308部、BAの660部、MAAの30部お
よびモノ2−メタクリロキシエチルマレエートの2部
と、L−SHの1.0部とからなる単量体混合物を、3
時間かけて滴下して、重合せしめた。
【0295】滴下終了後も、同温度において、1時間の
あいだ撹拌した。しかるのち、内容物を冷却してから、
固形分濃度が20.0%となるように、脱イオン水で調
整して、100メッシュ金網で濾過した。
あいだ撹拌した。しかるのち、内容物を冷却してから、
固形分濃度が20.0%となるように、脱イオン水で調
整して、100メッシュ金網で濾過した。
【0296】かくして得られたエマルジョン重合体は、
固形分濃度が20.0%で、pHが3.7で、かつ、粘
度が10cpsであり、100メッシュ金網不通過の凝
集物は、0.1%以下(対、水分散液比)であった。
固形分濃度が20.0%で、pHが3.7で、かつ、粘
度が10cpsであり、100メッシュ金網不通過の凝
集物は、0.1%以下(対、水分散液比)であった。
【0297】引き続き、参考例1と同様の反応容器に、
脱イオン水の400部と、この分散剤用樹脂の1,00
0部(固形分で以て、200部)を入れ、28%アンモ
ニア水の12部と、脱イオン水の160部との混合物
を、1時間かけて添加したのちのpHを6に調整し、続
いて、80℃にまで昇温した。
脱イオン水の400部と、この分散剤用樹脂の1,00
0部(固形分で以て、200部)を入れ、28%アンモ
ニア水の12部と、脱イオン水の160部との混合物
を、1時間かけて添加したのちのpHを6に調整し、続
いて、80℃にまで昇温した。
【0298】攪拌下に、APSの0.4部を添加し、続
いて、スチレン(ST)の80部、CHMAの281.
5部、2EHMAの320部、2EHAの80部および
DMの37.5部と、L−SHの1.0部とからなる単
量体混合物を、3時間かけて滴下し、重合せしめた。
滴下終了後も、同温度において、1時間のあいだ撹拌を
続行せしめた。
いて、スチレン(ST)の80部、CHMAの281.
5部、2EHMAの320部、2EHAの80部および
DMの37.5部と、L−SHの1.0部とからなる単
量体混合物を、3時間かけて滴下し、重合せしめた。
滴下終了後も、同温度において、1時間のあいだ撹拌を
続行せしめた。
【0299】しかるのち、内容物を冷却してから、固形
分濃度が40.0%となるように調整した。かくして得
られたエマルジョン重合体は、pHが6.0で、かつ、
粘度が30cpsであり、100メッシュ金網不通過の
凝集物は4%(対、水分散液比)であった。
分濃度が40.0%となるように調整した。かくして得
られたエマルジョン重合体は、pHが6.0で、かつ、
粘度が30cpsであり、100メッシュ金網不通過の
凝集物は4%(対、水分散液比)であった。
【0300】此の3級アミノ基含有エマルジョン重合体
の固形分1,000グラム中には、0.239モルの3
級アミノ基と、0.358モルのカルボキシル基とが含
まれている。以下、このエマルジョン重合体を、EM−
4と略記する。
の固形分1,000グラム中には、0.239モルの3
級アミノ基と、0.358モルのカルボキシル基とが含
まれている。以下、このエマルジョン重合体を、EM−
4と略記する。
【0301】参考例5〔酸基・アミノ基含有エマルジョ
ン重合体(A−1−2)の調製例〕 参考例1と同様の反応容器に、脱イオン水の1,400
部を入れ、乳化剤として、「アクアロン HS−10」
の2部と、25%アンモニア水の3部とを添加し、撹拌
下に、窒素を吹き込みながら、80℃にまで昇温して、
乳化剤を溶解した。
ン重合体(A−1−2)の調製例〕 参考例1と同様の反応容器に、脱イオン水の1,400
部を入れ、乳化剤として、「アクアロン HS−10」
の2部と、25%アンモニア水の3部とを添加し、撹拌
下に、窒素を吹き込みながら、80℃にまで昇温して、
乳化剤を溶解した。
【0302】次いで、APSの1.0部を添加し、続い
て、n−ブチルメタクリレート(BMA)の100部、
BAの65部、MAAの30部およびグリシジルメタク
リレート(GMA)の5部と、L−SHの1.0部と
を、1時間で滴下した。
て、n−ブチルメタクリレート(BMA)の100部、
BAの65部、MAAの30部およびグリシジルメタク
リレート(GMA)の5部と、L−SHの1.0部と
を、1時間で滴下した。
【0303】さらに、1時間のあいだ、同温度において
反応を続行せしめたのちに、25%アンモニア水の3部
と、APSの2部とを添加し、さらに、MMAの400
部、BMAの120部、BAの100部、エチルアクリ
レート(EA)の150部およびDMの30部と、L−
SHの1.0部と、25%アンモニアの水2部とからな
る単量体混合物を、3時間かけて滴下して、重合せしめ
た。
反応を続行せしめたのちに、25%アンモニア水の3部
と、APSの2部とを添加し、さらに、MMAの400
部、BMAの120部、BAの100部、エチルアクリ
レート(EA)の150部およびDMの30部と、L−
SHの1.0部と、25%アンモニアの水2部とからな
る単量体混合物を、3時間かけて滴下して、重合せしめ
た。
【0304】滴下終了後も、同温度において、2時間の
あいだ撹拌を続行せしめた。しかるのち、内容物を冷却
してから、固形分濃度が40.0%となるように、脱イ
オン水で調整して、100メッシュ金網で以て濾過し
た。
あいだ撹拌を続行せしめた。しかるのち、内容物を冷却
してから、固形分濃度が40.0%となるように、脱イ
オン水で調整して、100メッシュ金網で以て濾過し
た。
【0305】ここに得られたエマルジョン重合体は、固
形分濃度が40.0%で、pHが6.9で、かつ、粘度
が90cpsであり、100メッシュ金網不通過の凝集
物は、0.1%以下(対、水分散液比)であった。
形分濃度が40.0%で、pHが6.9で、かつ、粘度
が90cpsであり、100メッシュ金網不通過の凝集
物は、0.1%以下(対、水分散液比)であった。
【0306】このエマルジョン重合体は、その固形分
1,000グラム中には、それぞれ、0.191モルの
3級アミノ基と、0.349モルのカルボキシル基とが
含まれているということが、仕込み量からの計算値とし
て求められた。以下、このエマルジョン重合体を、EM
−5と略記する。
1,000グラム中には、それぞれ、0.191モルの
3級アミノ基と、0.349モルのカルボキシル基とが
含まれているということが、仕込み量からの計算値とし
て求められた。以下、このエマルジョン重合体を、EM
−5と略記する。
【0307】参考例6〔酸基・アミノ基含有フルオロオ
レフィン系エマルジョン重合体(A−1−2)の調製
例〕
レフィン系エマルジョン重合体(A−1−2)の調製
例〕
【0308】攪拌装置、窒素導入管、温度計および温度
調節装置を備えた、2リットルのステンレス製耐圧反応
容器(オートクレーブ)の系内を、窒素ガスで、充分に
置換して、イオン交換水の800部と、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウムの20部と、ポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテル20部と、pH緩衝剤として
のボラックスの10部とを加えて、溶解せしめた。
調節装置を備えた、2リットルのステンレス製耐圧反応
容器(オートクレーブ)の系内を、窒素ガスで、充分に
置換して、イオン交換水の800部と、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウムの20部と、ポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテル20部と、pH緩衝剤として
のボラックスの10部とを加えて、溶解せしめた。
【0309】引き続いて、ネオデカン酸ビニルの400
部、クロトン酸の15部およびジメチルアミノエチルメ
タクリレートの15部と、液化捕集したクロロトリフル
オロエチレンの500部とを仕込んでから、エチレンガ
スを、15kg/cm2 となるまで、圧入せしめた。
部、クロトン酸の15部およびジメチルアミノエチルメ
タクリレートの15部と、液化捕集したクロロトリフル
オロエチレンの500部とを仕込んでから、エチレンガ
スを、15kg/cm2 となるまで、圧入せしめた。
【0310】此のオートクレーブの内温を、65℃にな
るまで昇温した。このときの、反応時の系内圧力が、ほ
ぼ、30kg/cm2 となるように、さらに、エチレン
ガスを調節せしめた。
るまで昇温した。このときの、反応時の系内圧力が、ほ
ぼ、30kg/cm2 となるように、さらに、エチレン
ガスを調節せしめた。
【0311】次いで、同温度で、0.05%塩化第2鉄
水溶液の2部を添加し、さらに、過硫酸カリウムの5部
を、100部のイオン交換水に溶解した触媒水溶液と、
スルホキシル酸ホルムアルデヒド・ナトリウムの5部
を、100部のイオン交換水に溶解した還元剤水溶液と
を、反応温度を65℃と為し、反応容器中に、3時間に
亘って、圧入せしめた。
水溶液の2部を添加し、さらに、過硫酸カリウムの5部
を、100部のイオン交換水に溶解した触媒水溶液と、
スルホキシル酸ホルムアルデヒド・ナトリウムの5部
を、100部のイオン交換水に溶解した還元剤水溶液と
を、反応温度を65℃と為し、反応容器中に、3時間に
亘って、圧入せしめた。
【0312】かかる触媒水溶液の添加ののちも、同温度
に、10時間のあいだ保持して、重合反応を進行せしめ
た。こうした反応中に、単量体の消費に伴って、系中の
圧力が下降して行くが、その都度、エチレンの導入によ
って、反応系の圧力を、30kg/cm2 となるように
保持した。
に、10時間のあいだ保持して、重合反応を進行せしめ
た。こうした反応中に、単量体の消費に伴って、系中の
圧力が下降して行くが、その都度、エチレンの導入によ
って、反応系の圧力を、30kg/cm2 となるように
保持した。
【0313】反応終了後は、室温にまで冷却してから、
14%アンモニア水を、pHが、ほぼ7.5になるまで
添加し、さらに、「ノプコ 8034L」[サン・ノプ
コ(株)製の、シリコン系消泡剤の商品名]の5%水分
散液の1.0部を添加せしめて、よく攪拌をした。次い
で、未反応のガスを、系中より、徐々に取り出してか
ら、系内の圧力を、常圧にまで戻した。
14%アンモニア水を、pHが、ほぼ7.5になるまで
添加し、さらに、「ノプコ 8034L」[サン・ノプ
コ(株)製の、シリコン系消泡剤の商品名]の5%水分
散液の1.0部を添加せしめて、よく攪拌をした。次い
で、未反応のガスを、系中より、徐々に取り出してか
ら、系内の圧力を、常圧にまで戻した。
【0314】しかるのち、減圧下において、分散体中に
溶解している、未反応のガスを留去せしめた。かくして
得られた水性分散体は、不揮発分が48.5%で、pH
が7.2で、最低造膜温度が30℃で、かつ、平均粒子
径が0.08マイクロ・メーター(μm)なる、白色
の、いわゆるエマルジョン重合体であった。以下、これ
をEMー6と略記する。
溶解している、未反応のガスを留去せしめた。かくして
得られた水性分散体は、不揮発分が48.5%で、pH
が7.2で、最低造膜温度が30℃で、かつ、平均粒子
径が0.08マイクロ・メーター(μm)なる、白色
の、いわゆるエマルジョン重合体であった。以下、これ
をEMー6と略記する。
【0315】当該エマルジョン重合体(EM−6)は、
元素分析、イオンクロマト分析、赤外吸収スペクトルな
らびに熱分解ガス・クロマトグラフィー(GC)による
組成分析によって、エチレンが7.2%で、フルオロオ
レフィンが48.5%で、ビニルエステル単量体が4
1.2%で、酸基含有単量体が1.5%で、かつ、3級
アミノ基含有単量体が1.6%であるというような組成
のものであった。
元素分析、イオンクロマト分析、赤外吸収スペクトルな
らびに熱分解ガス・クロマトグラフィー(GC)による
組成分析によって、エチレンが7.2%で、フルオロオ
レフィンが48.5%で、ビニルエステル単量体が4
1.2%で、酸基含有単量体が1.5%で、かつ、3級
アミノ基含有単量体が1.6%であるというような組成
のものであった。
【0316】参考例7〔3級アミノ基含有ビニル系重合
体(I)の調製例と、それから得られる水性化物の調製
例〕
体(I)の調製例と、それから得られる水性化物の調製
例〕
【0317】攪拌機、温度計、コンデンサーおよび窒素
ガス導入口を備えた反応容器に、エチレングリコールモ
ノイソプロピルエーテルの660部を仕込んで、窒素雰
囲気中で、80℃にまで昇温した。
ガス導入口を備えた反応容器に、エチレングリコールモ
ノイソプロピルエーテルの660部を仕込んで、窒素雰
囲気中で、80℃にまで昇温した。
【0318】次いで、STの100部、MMAの250
部、BMAの480部、EAの70部およびDMの10
0部と、アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)の8
部およびtert−ブチルパ−オキシオクトエート(T
BPO)の5部とからなる混合物を、4時間に亘って滴
下した。
部、BMAの480部、EAの70部およびDMの10
0部と、アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)の8
部およびtert−ブチルパ−オキシオクトエート(T
BPO)の5部とからなる混合物を、4時間に亘って滴
下した。
【0319】滴下終了後も、同温度に、10時間のあい
だ保持するということによって、不揮発分が60%で、
かつ、数平均分子量が9,500なる、目的とする、3
級アミノ基含有ビニル系重合体(I)の溶液を得た。
だ保持するということによって、不揮発分が60%で、
かつ、数平均分子量が9,500なる、目的とする、3
級アミノ基含有ビニル系重合体(I)の溶液を得た。
【0320】それに続いて、室温で、此の重合体(I)
の溶液の100部に、蟻酸の88%水溶液の1.0部を
添加して、攪拌を続行せしめた。この際の中和率は50
%であった。次いで、49部の水を加えて、均一になる
まで攪拌を続行せしめることによって、不揮発分が40
%なる、目的とする水性化物を得た。以下、これを水性
化物(WB−1)と略記する。
の溶液の100部に、蟻酸の88%水溶液の1.0部を
添加して、攪拌を続行せしめた。この際の中和率は50
%であった。次いで、49部の水を加えて、均一になる
まで攪拌を続行せしめることによって、不揮発分が40
%なる、目的とする水性化物を得た。以下、これを水性
化物(WB−1)と略記する。
【0321】参考例8〔3級アミノ基・酸基併有ビニル
系重合体(II)の調製例と、それから得られる水性化
物の調製例〕
系重合体(II)の調製例と、それから得られる水性化
物の調製例〕
【0322】それぞれ、使用すべき単量体類としては、
STの100部、MMAの250部、BMAの440
部、EAの150部、DMの40部およびアクリル酸
(AA)の20部からなる混合物を用いるというように
変更すると同時に、使用すべきラジカル重合開始剤とし
ては、TBPOの10部を用いるというように変更した
以外は、参考例1と同様にして、不揮発分が60%で、
かつ、数平均分子量が8,000なる、目的とする、3
級アミノ基・酸基併有ビニル系重合体(II)の溶液を
得た。
STの100部、MMAの250部、BMAの440
部、EAの150部、DMの40部およびアクリル酸
(AA)の20部からなる混合物を用いるというように
変更すると同時に、使用すべきラジカル重合開始剤とし
ては、TBPOの10部を用いるというように変更した
以外は、参考例1と同様にして、不揮発分が60%で、
かつ、数平均分子量が8,000なる、目的とする、3
級アミノ基・酸基併有ビニル系重合体(II)の溶液を
得た。
【0323】それに続いて、室温で、此の重合体(I
I)の100部に、蟻酸の88%水溶液の0.8部を添
加して、攪拌を続行せしめたのちに、49.2部の水を
加えて、均一になるまで、攪拌を続行せしめるというこ
とによって、不揮発分が40%なる、目的とする水性化
物を得た。以下、これを水性化物(WB−2)と略記す
る。
I)の100部に、蟻酸の88%水溶液の0.8部を添
加して、攪拌を続行せしめたのちに、49.2部の水を
加えて、均一になるまで、攪拌を続行せしめるというこ
とによって、不揮発分が40%なる、目的とする水性化
物を得た。以下、これを水性化物(WB−2)と略記す
る。
【0324】参考例9〔3級アミノ基・酸基併有ビニル
系重合体(II)の調製例と、それから得られる水性化
物の調製例〕
系重合体(II)の調製例と、それから得られる水性化
物の調製例〕
【0325】それぞれ、使用すべき単量体類としては、
STの100部、MMAの250部、BMAの440
部、EAの150部、DMの40部およびAAの20部
からなる混合物を用いるというように変更すると同時
に、使用すべきラジカル重合開始剤としては、TBPO
の10部を用いるというように変更した以外は、参考例
1と同様にして、不揮発分が60%で、かつ、数平均分
子量が8,000なる、目的とする、3級アミノ基およ
び酸基を併有するビニル系重合体(II)の溶液を得
た。
STの100部、MMAの250部、BMAの440
部、EAの150部、DMの40部およびAAの20部
からなる混合物を用いるというように変更すると同時
に、使用すべきラジカル重合開始剤としては、TBPO
の10部を用いるというように変更した以外は、参考例
1と同様にして、不揮発分が60%で、かつ、数平均分
子量が8,000なる、目的とする、3級アミノ基およ
び酸基を併有するビニル系重合体(II)の溶液を得
た。
【0326】それに続いて、室温で、此の重合体(I
I)の100部に、トリエチルアミンの1.68部を添
加して、攪拌を続行せしめたのちに、48.3部の水を
加えて、均一になるまで、攪拌を続行せしめるというこ
とによって、不揮発分が40%なる、目的とする水性化
物を得た。以下、これを水性化物(WB−3)と略記す
る。
I)の100部に、トリエチルアミンの1.68部を添
加して、攪拌を続行せしめたのちに、48.3部の水を
加えて、均一になるまで、攪拌を続行せしめるというこ
とによって、不揮発分が40%なる、目的とする水性化
物を得た。以下、これを水性化物(WB−3)と略記す
る。
【0327】参考例10〔酸基含有ビニル系重合体(I
II)の調製例と、それから得られる水性化物の調製
例〕
II)の調製例と、それから得られる水性化物の調製
例〕
【0328】それぞれ、使用すべき重合用溶剤として
は、エチレングリコールモノイソプロピルエーテルの6
66部を用いるというように変更し、使用すべき単量体
類としては、STの150部、BMAの500部、EA
の150部、2−ヒドロキシエチルアクリレート(HE
A)の100部およびAAの100部からなる混合物を
用いるというように変更し、併せて、使用すべきラジカ
ル重合開始剤としては、TBPOの10部を用いるとい
うように変更した以外は、参考例1と同様にして、不揮
発分が60%で、かつ、数平均分子量が8,000な
る、目的とする、酸基含有ビニル系重合体(III)の
溶液を得た。
は、エチレングリコールモノイソプロピルエーテルの6
66部を用いるというように変更し、使用すべき単量体
類としては、STの150部、BMAの500部、EA
の150部、2−ヒドロキシエチルアクリレート(HE
A)の100部およびAAの100部からなる混合物を
用いるというように変更し、併せて、使用すべきラジカ
ル重合開始剤としては、TBPOの10部を用いるとい
うように変更した以外は、参考例1と同様にして、不揮
発分が60%で、かつ、数平均分子量が8,000な
る、目的とする、酸基含有ビニル系重合体(III)の
溶液を得た。
【0329】それに引き続いて、此の重合体(III)
の100部に、N,N−ジメチルオクチルアミンの1.
8部と、トリエチルアミンの2.2部とを添加して、攪
拌を続行せしめたのちに、96部の水を加えて、均一な
る分散体となるまで、攪拌を続行せしめるということに
よって、不揮発分が30%なる、目的とする水性化物を
得た。以下、これを水性化物(WB−4)と略記する。
の100部に、N,N−ジメチルオクチルアミンの1.
8部と、トリエチルアミンの2.2部とを添加して、攪
拌を続行せしめたのちに、96部の水を加えて、均一な
る分散体となるまで、攪拌を続行せしめるということに
よって、不揮発分が30%なる、目的とする水性化物を
得た。以下、これを水性化物(WB−4)と略記する。
【0330】参考例11(加水分解性シリルおよび/ま
たはシラノール基含有化合物の調製例)
たはシラノール基含有化合物の調製例)
【0331】参考例1と同様の反応装置に、メチルトリ
エトキシシランの1,335部およびフェニルトリエト
キシシランの60部と、n−ブタノールの825部とを
加えて、80℃にまで昇温した。
エトキシシランの1,335部およびフェニルトリエト
キシシランの60部と、n−ブタノールの825部とを
加えて、80℃にまで昇温した。
【0332】同温度で、「AP−3」[大八化学(株)
製の、燐酸イソプロヒルエステルの商品名]の4.83
部と、水540部とを加え、4時間のあいだ攪拌して、
加水分解と縮合反応とを進行せしめた。しかるのち、5
0℃にまで温度を下げ、減圧下に、水と、n−ブタノー
ルと、反応により生じたエタノールとを除去せしめると
いうことによって、不揮発分が53%なる加水分解縮合
物を得た。
製の、燐酸イソプロヒルエステルの商品名]の4.83
部と、水540部とを加え、4時間のあいだ攪拌して、
加水分解と縮合反応とを進行せしめた。しかるのち、5
0℃にまで温度を下げ、減圧下に、水と、n−ブタノー
ルと、反応により生じたエタノールとを除去せしめると
いうことによって、不揮発分が53%なる加水分解縮合
物を得た。
【0333】さらに、n−ブタノールを加え、不揮発分
が49.7%で、25℃におけるガードナー粘度(以下
も同様)がA4 2−A3 なる加水分解縮合物を得た。この
ものは、仕込み時のエトキシシリル基の25モル%に相
当する量のシラノール基を含むという形のものであっ
た。以下、この化合物をシリコン D−1と略記する。
が49.7%で、25℃におけるガードナー粘度(以下
も同様)がA4 2−A3 なる加水分解縮合物を得た。この
ものは、仕込み時のエトキシシリル基の25モル%に相
当する量のシラノール基を含むという形のものであっ
た。以下、この化合物をシリコン D−1と略記する。
【0334】参考例12(エマルジョン用顔料ペースト
の調製例) 「タイペーク CR−93」[石原産業(株)製の、酸
化チタンの商品名]の200.8部、「オロタン SG
−1」(アメリカ国ローム・アンド・ハース社製の、顔
料分散剤の商品名)の5.9部、トリポリリン酸ナトリ
ウム塩の10%水溶液の3.9部、「ノイゲンEA−1
20」[第一工業製薬(株)製の、ポリオキシエチレン
ノニルフェニルエーテル系乳化剤の商品名]の1.8
部、エチレングリコールの14.5部、「ベストサイド
FX」[大日本インキ(株)製の、防腐剤の商品名]の
0.8部および「SNデフォーマー121」[サンノプ
コ(株)製の、消泡剤の商品名]の0.6部と、水の5
9.1部と、28%アンモニア水の0.4部とを混合
し、室温で、充分に攪拌した。以下、かくして得られた
溶液を、顔料ペーストと略記する。
の調製例) 「タイペーク CR−93」[石原産業(株)製の、酸
化チタンの商品名]の200.8部、「オロタン SG
−1」(アメリカ国ローム・アンド・ハース社製の、顔
料分散剤の商品名)の5.9部、トリポリリン酸ナトリ
ウム塩の10%水溶液の3.9部、「ノイゲンEA−1
20」[第一工業製薬(株)製の、ポリオキシエチレン
ノニルフェニルエーテル系乳化剤の商品名]の1.8
部、エチレングリコールの14.5部、「ベストサイド
FX」[大日本インキ(株)製の、防腐剤の商品名]の
0.8部および「SNデフォーマー121」[サンノプ
コ(株)製の、消泡剤の商品名]の0.6部と、水の5
9.1部と、28%アンモニア水の0.4部とを混合
し、室温で、充分に攪拌した。以下、かくして得られた
溶液を、顔料ペーストと略記する。
【0335】実施例1〜18ならびに比較例1〜4 第1表に示すような配合比率で以て、各種の上塗り用水
性塗料を調製した。なお、塗装時には、それぞれの樹脂
組成物を、スプレー粘度となるように、水で希釈せしめ
て用いるということにした。
性塗料を調製した。なお、塗装時には、それぞれの樹脂
組成物を、スプレー粘度となるように、水で希釈せしめ
て用いるということにした。
【0336】
【表1】
【0337】《第1表の脚注》 「TT−935」………「プライマル TT−935」
(ローム・アンド・ハース社製の、カルボン酸基含有エ
マルジョンの商品名)の略記であるが、該カルボン酸基
含有エマルジョンを、トリエチルアミンで、pHが8.
2となるように中和せしめ、水を加えて、不揮発分が1
0%となるように調整せしめた形のものを使用した。
(ローム・アンド・ハース社製の、カルボン酸基含有エ
マルジョンの商品名)の略記であるが、該カルボン酸基
含有エマルジョンを、トリエチルアミンで、pHが8.
2となるように中和せしめ、水を加えて、不揮発分が1
0%となるように調整せしめた形のものを使用した。
【0338】「テキサノール」………「TEXANOL
Ester−Alcohol」(アメリカ国イースト
マン社製の、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタ
ンジオールモノイソブチレートの商品名)の略記
Ester−Alcohol」(アメリカ国イースト
マン社製の、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタ
ンジオールモノイソブチレートの商品名)の略記
【0339】「γ−GPTMS」……γ−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシランの略記
プロピルトリメトキシシランの略記
【0340】「Ex−612」………「デナコール E
x−612」[ナガセ産業(株)製の、ソルビトールの
ポリグリシジルエーテルの商品名;エポキシ当量=17
0]の略記
x−612」[ナガセ産業(株)製の、ソルビトールの
ポリグリシジルエーテルの商品名;エポキシ当量=17
0]の略記
【0341】「DBTDL」…………ジブチル錫ジラウ
レートの略記
レートの略記
【0342】
【表2】
【0343】《第1表の脚注》 TSL……………………「TSL8178」[東芝シリ
コ−ン(株)製の、シリコン化合物の商品名]と、「T
SL8122」(同上)との2/1(モル比)なる形の
混合物の略記
コ−ン(株)製の、シリコン化合物の商品名]と、「T
SL8122」(同上)との2/1(モル比)なる形の
混合物の略記
【0344】
【表3】
【0345】《第1表の脚注》 「Ex−821」………「デナコール Ex−821」
[ナガセ産業(株)製の、ポリエチレングリコールのグ
リシジルエーテルの商品名;エポキシエポキシ当量=1
95]
[ナガセ産業(株)製の、ポリエチレングリコールのグ
リシジルエーテルの商品名;エポキシエポキシ当量=1
95]
【0346】
【表4】
【0347】《第1表の脚注》 MAC−2101………「MAC−2101」[日本ユ
ニカー(株)製の、エポキシ基と、アルコキシ基と、ポ
リアルキレンオキサイド鎖とを有するシリコン化合物の
商品名]の略記
ニカー(株)製の、エポキシ基と、アルコキシ基と、ポ
リアルキレンオキサイド鎖とを有するシリコン化合物の
商品名]の略記
【0348】
【表5】
【0349】
【表6】
【0350】次いで、各実施例ならびに比較例で得られ
た、それぞれの上塗り用水性塗料を、常法により、所定
の基材上に、各別に、塗装せしめ、所定の乾燥条件で以
て、乾燥せしめるということによって、塗膜を得た。
た、それぞれの上塗り用水性塗料を、常法により、所定
の基材上に、各別に、塗装せしめ、所定の乾燥条件で以
て、乾燥せしめるということによって、塗膜を得た。
【0351】こうした、乾燥後の、それぞれの塗膜につ
いての諸性能の評価判定試験の項目としては、それぞ
れ、耐水試験後の2次密着性;耐酸性;耐アルカリ性;
ならびに耐溶剤性をはじめ、
いての諸性能の評価判定試験の項目としては、それぞ
れ、耐水試験後の2次密着性;耐酸性;耐アルカリ性;
ならびに耐溶剤性をはじめ、
【0352】さらには、2年間に及ぶ屋外曝露を行なっ
たのちの、それぞれ、耐候性;ならびに3ヵ月間の屋外
曝露を行なったのちの汚染性を挙げている。それらの結
果は、まとめて、同表に示す。
たのちの、それぞれ、耐候性;ならびに3ヵ月間の屋外
曝露を行なったのちの汚染性を挙げている。それらの結
果は、まとめて、同表に示す。
【0353】
【表7】
【0354】《第2表の脚注》 基材「1」…………スレート板
【0355】乾燥条件「1」……60℃で30分間強制
乾燥
乾燥
【0356】耐溶剤性……………メチルエチルケトンを
用いて、1.5キログラムの荷重下に、ラビング・テス
トを行なったのちの塗膜を、目視により評価判定した。
用いて、1.5キログラムの荷重下に、ラビング・テス
トを行なったのちの塗膜を、目視により評価判定した。
【0357】光沢保持率…………宮崎市郊外で、1年間
に亘る屋外曝露試験を行なったのちの塗膜についての、
曝露前に対する曝露後の光沢保持率(%)で以て表示し
ている。
に亘る屋外曝露試験を行なったのちの塗膜についての、
曝露前に対する曝露後の光沢保持率(%)で以て表示し
ている。
【0358】汚染性………………3ヶ月間に亘る屋外曝
露試験を行なったのちの塗膜の汚染の度合いを、△L値
で以て表示している。
露試験を行なったのちの塗膜の汚染の度合いを、△L値
で以て表示している。
【0359】 ◎…△L値が0以上5未満の場合 ○…△L値が5以上10未満の場合 △…△L値が10以上20未満であって、しかも、容易
に、汚れを拭き取ることが出来る場合
に、汚れを拭き取ることが出来る場合
【0360】
【表8】
【0361】《第2表の脚注》 乾燥条件「2」……室温において、1週間の放置乾燥
【0362】
【表9】
【0363】《第2表の脚注》 基材「2」…………未処理軟鋼板
【0364】
【表10】
【0365】《第2表の脚注》 基材「3」…………ポリカーボネート板
【0366】
【表11】
【0367】
【表12】
【0368】
【発明の効果】以上に詳述して来た処からも明らかなよ
うに、本発明に係わる水性塗料用硬化性樹脂組成物は、
とりわけ、耐候性、耐雨垂れ汚染性ならびに其の他の塗
膜諸性能に優れているというものであり、したがって、
極めて実用性の高いものであると言い得よう。
うに、本発明に係わる水性塗料用硬化性樹脂組成物は、
とりわけ、耐候性、耐雨垂れ汚染性ならびに其の他の塗
膜諸性能に優れているというものであり、したがって、
極めて実用性の高いものであると言い得よう。
Claims (16)
- 【請求項1】 酸基および/または3級アミノ基含有水
性樹脂(A)と、エポキシ基および加水分解性シリル基
を併せ有する化合物(B)と、ポリエポキシ化合物
(C)とを含有することを特徴とする、水性塗料用硬化
性樹脂組成物。 - 【請求項2】 酸基および/または3級アミノ基含有水
性樹脂(A)と、エポキシ基および加水分解性シリル基
を併せ有する化合物(B)と、ポリエポキシ化合物
(C)と、上記化合物(B)を除く、加水分解性シリル
基および/またはシラノール基を有する化合物(D)と
を含有することを特徴とする、水性塗料用硬化性樹脂組
成物。 - 【請求項3】 前記した、酸基および/または3級アミ
ノ基含有水性樹脂(A)が、ビニル系単量体を、水性媒
体中で乳化重合して得られるエマルジョン重合体(A−
1)である、請求項1〜2記載の組成物。 - 【請求項4】 前記した、酸基および/または3級アミ
ノ基含有水性樹脂(A)が、その酸基および/または3
級アミノ基含有ビニル系重合体(I)に、この酸基また
は3級アミノ基の少なくとも約10%を中和せしめるよ
うに、中和剤を添加したのち、水に分散なしは溶解して
得られる水性化物(A−2)である、請求項1〜2に記
載の組成物。 - 【請求項5】 前記した、酸基および/または3級アミ
ノ基含有水性樹脂(A)が、その酸基および/または3
級アミノ基含有ビニル系重合体(I)に、この酸基また
は3級アミノ基の少なくとも約10%を中和せしめるよ
うに、中和剤を添加したのち、水に分散なしは溶解して
得られる水性化物(A−2)と、ビニル系単量体を、水
性媒体中で以て乳化重合して得られるエマルジョン重合
体(A−3)とからなる混合物である、請求項1〜2に
記載の組成物。 - 【請求項6】 前記した、酸基および/または3級アミ
ノ基含有水性樹脂(A)が、アクリル系重合体である、
請求項1〜2に記載の組成物。 - 【請求項7】 前記した、酸基および/または3級アミ
ノ基含有水性樹脂(A)が、フルオロオレフィン系重合
体である、請求項1〜2に記載の組成物。 - 【請求項8】 前記した、酸基および/または3級アミ
ノ基含有ビニル系重合体(I)が水酸基含有ビニル系単
量体を必須成分として使用して調製されるものである、
請求項4または5に記載の水性塗料用硬化性樹脂組成
物。 - 【請求項9】 前記した、酸基および/または3級アミ
ノ基含有ビニル系重合体(I)が、シクロアルキル基含
有ビニル系単量体を必須成分として使用して調製される
ものである、請求項4または5に記載の組成物。 - 【請求項10】 前記したエマルジョン重合体(A−
1)が、水酸基含有ビニル系単量体を必須成分として使
用して調製されるものである、請求項3に記載の組成
物。 - 【請求項11】 前記したエマルジョン重合体(A−
1)が、シクロアルキル基含有ビニル系単量体を必須成
分として使用して調製されるものである、請求項3に記
載の組成物。 - 【請求項12】 前記したエマルジョン重合体(A−
1)が、ソープフリー重合で得られるものである、請求
項3に記載の組成物。 - 【請求項13】 前記したエマルジョン重合体(A−
3)が、水酸基含有ビニル系単量体を必須成分として使
用して調製されるものである、請求項5に記載の組成
物。 - 【請求項14】 前記したエマルジョン重合体(A−
3)が、酸基および/または3級アミノ基を有するもの
である、請求項5に記載の組成物。 - 【請求項15】 前記したエマルジョン重合体(A−
3)が、シクロアルキル基含有ビニル系単量体を必須成
分として使用して調製されるものである、請求項5に記
載の組成物。 - 【請求項16】 前記したエマルジョン重合体(A−
3)が、ソープフリー重合で得られるものである、請求
項5に記載の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12840696A JPH09310045A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | 水性塗料用硬化性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12840696A JPH09310045A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | 水性塗料用硬化性樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09310045A true JPH09310045A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14984005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12840696A Pending JPH09310045A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | 水性塗料用硬化性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09310045A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004098796A1 (en) * | 2003-05-02 | 2004-11-18 | Lacks Enterprises, Inc. | Acrylic resin coating composition for metal surface |
| JP2011116980A (ja) * | 2009-12-07 | 2011-06-16 | Rohm & Haas Co | 架橋性ラテックス |
| JP2013100522A (ja) * | 2006-09-29 | 2013-05-23 | Sika Technology Ag | 水性2成分または多成分エポキシ樹脂プライマー組成物 |
| JP2015227541A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | アイカ工業株式会社 | 外壁タイル剥落防止構造及び外壁タイル剥落防止工法及びこれらに使用する脂環式ポリアミン |
| JP2016011529A (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-21 | アイカ工業株式会社 | 外壁タイル剥落防止構造及び外壁タイル剥落防止工法及びこれらに使用する脂環式ポリアミン |
| JP2016030974A (ja) * | 2014-07-30 | 2016-03-07 | アイカ工業株式会社 | 外壁タイル剥落防止構造及び外壁タイル剥落防止工法及びこれらに使用する脂環式ポリアミン |
| JP2021155597A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | 中国塗料株式会社 | 塗料組成物 |
| WO2024024586A1 (ja) * | 2022-07-26 | 2024-02-01 | 中国塗料株式会社 | 塗料組成物 |
-
1996
- 1996-05-23 JP JP12840696A patent/JPH09310045A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2021155597A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | 中国塗料株式会社 | 塗料組成物 |
| WO2024024586A1 (ja) * | 2022-07-26 | 2024-02-01 | 中国塗料株式会社 | 塗料組成物 |
| JP2024016660A (ja) * | 2022-07-26 | 2024-02-07 | 中国塗料株式会社 | 塗料組成物 |
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