JPH09310666A - スタータ - Google Patents
スタータInfo
- Publication number
- JPH09310666A JPH09310666A JP8124786A JP12478696A JPH09310666A JP H09310666 A JPH09310666 A JP H09310666A JP 8124786 A JP8124786 A JP 8124786A JP 12478696 A JP12478696 A JP 12478696A JP H09310666 A JPH09310666 A JP H09310666A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- commutator
- starter
- external force
- plus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02N—STARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02N11/00—Starting of engines by means of electric motors
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R39/00—Rotary current collectors, distributors or interrupters
- H01R39/02—Details for dynamo electric machines
- H01R39/44—Devices for shifting brushes
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K23/00—DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors
- H02K23/66—Structural association with auxiliary electric devices influencing the characteristic of, or controlling, the machine, e.g. with impedances or switches
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バッテリやスタータを含むエンジン始動系全
体としてコストダウンが可能なスタータを提供するこ
と。 【解決手段】 プラスブラシ19およびマイナスブラシ
20は、モータフレーム5に保持され、整流子2cの摺
接面に当接している。始動電源に導通しているプラスブ
ラシ19は、整流子2cに当接しているON状態と、整
流子2c離れているOFF状態とに変位させる変位手段
7をもつ。変位手段7は、プラスブラシ19を移動可能
に保持しているスライドレール28aと、プラスブラシ
19をOFF状態に復帰させるリターンスプリング25
と、手動によりプラスブラシ19を整流子2cに押しつ
けてON状態にする押しボタン22とを有する。押しボ
タン22操作のプラスブラシ19をもってON/OFF
が可能であるので、大容量のメインスイッチなしに簡素
かつ安価に始動系を構成することができる。
体としてコストダウンが可能なスタータを提供するこ
と。 【解決手段】 プラスブラシ19およびマイナスブラシ
20は、モータフレーム5に保持され、整流子2cの摺
接面に当接している。始動電源に導通しているプラスブ
ラシ19は、整流子2cに当接しているON状態と、整
流子2c離れているOFF状態とに変位させる変位手段
7をもつ。変位手段7は、プラスブラシ19を移動可能
に保持しているスライドレール28aと、プラスブラシ
19をOFF状態に復帰させるリターンスプリング25
と、手動によりプラスブラシ19を整流子2cに押しつ
けてON状態にする押しボタン22とを有する。押しボ
タン22操作のプラスブラシ19をもってON/OFF
が可能であるので、大容量のメインスイッチなしに簡素
かつ安価に始動系を構成することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明のスタータは、モータ
の駆動力で内燃機関を始動するスタータの技術分野に属
し、とりわけ、汎用エンジンの始動用スタータとして好
適である。
の駆動力で内燃機関を始動するスタータの技術分野に属
し、とりわけ、汎用エンジンの始動用スタータとして好
適である。
【0002】
【従来の技術】実公昭56−10957号公報には、電
磁スイッチをもたないスタータが開示されている。この
ようなスタータは、小型発電機を駆動する汎用エンジン
などの始動用に従来から使用されている。汎用エンジン
では、エンジン自体が保護カバー無しの剥き出しの状態
で使用されることが多く、いきおいそのスタータや配線
もまた露出した状態で使用されることが多い。
磁スイッチをもたないスタータが開示されている。この
ようなスタータは、小型発電機を駆動する汎用エンジン
などの始動用に従来から使用されている。汎用エンジン
では、エンジン自体が保護カバー無しの剥き出しの状態
で使用されることが多く、いきおいそのスタータや配線
もまた露出した状態で使用されることが多い。
【0003】かような従来の汎用エンジンのスタータ
は、それ自身には電磁スイッチを装備していなくても、
乗用車のキースイッチ程度では電流容量が不足するの
で、外部に大容量のスイッチを装備していることがほと
んどである。たとえば、図13(a)に示すように、小
容量のキースイッチ301で電磁スイッチ300の大容
量のメインスイッチを閉じて、スタータSを駆動する場
合が多い。あるいは、図13(b)に示すように、大容
量スイッチ(開閉器)302を設けてスタータSを直接
駆動する場合もある。
は、それ自身には電磁スイッチを装備していなくても、
乗用車のキースイッチ程度では電流容量が不足するの
で、外部に大容量のスイッチを装備していることがほと
んどである。たとえば、図13(a)に示すように、小
容量のキースイッチ301で電磁スイッチ300の大容
量のメインスイッチを閉じて、スタータSを駆動する場
合が多い。あるいは、図13(b)に示すように、大容
量スイッチ(開閉器)302を設けてスタータSを直接
駆動する場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術による
スタータSは、スタータS自身には大容量のスイッチが
なく簡素で安価であっても、始動電源(バッテリB)を
含む始動用回路のどこかに電磁スイッチ300や大容量
スイッチ302などを必要としていた。それゆえ、バッ
テリBやスタータSを含むエンジン始動系全体として
は、あまりコストダウンになっていなかった。
スタータSは、スタータS自身には大容量のスイッチが
なく簡素で安価であっても、始動電源(バッテリB)を
含む始動用回路のどこかに電磁スイッチ300や大容量
スイッチ302などを必要としていた。それゆえ、バッ
テリBやスタータSを含むエンジン始動系全体として
は、あまりコストダウンになっていなかった。
【0005】そこで本発明は、より安価にエンジン始動
系を構成することができるスタータを提供することを解
決すべき課題とする。
系を構成することができるスタータを提供することを解
決すべき課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題を解決するために、発明者らは以下の手段を発明
した。 (第1手段)本発明の第1手段は、請求項1記載のスタ
ータである。本手段では、モータ回転子の整流子に当接
する複数のブラシが、モータフレームに対して保持され
ている。これらのブラシのうち少なくとも一つは、変位
手段の作用により、整流子と当接している状態と間隙を
もって離れている状態とのいずれかを選択的に取る。す
なわち、上記ブラシは、整流子に導通している状態と導
通していない状態とを、変位手段により選択的に取るこ
とができる。ここで、変位手段によって整流子に当接さ
せられたり整流子から引き離されたりするブラシを、他
のブラシと区別するため、スイッチ兼用ブラシと呼ぶこ
とにする。
記課題を解決するために、発明者らは以下の手段を発明
した。 (第1手段)本発明の第1手段は、請求項1記載のスタ
ータである。本手段では、モータ回転子の整流子に当接
する複数のブラシが、モータフレームに対して保持され
ている。これらのブラシのうち少なくとも一つは、変位
手段の作用により、整流子と当接している状態と間隙を
もって離れている状態とのいずれかを選択的に取る。す
なわち、上記ブラシは、整流子に導通している状態と導
通していない状態とを、変位手段により選択的に取るこ
とができる。ここで、変位手段によって整流子に当接さ
せられたり整流子から引き離されたりするブラシを、他
のブラシと区別するため、スイッチ兼用ブラシと呼ぶこ
とにする。
【0007】変位手段が、スイッチ兼用ブラシを整流子
に所定の押圧力をもって当接させ、スイッチ兼用ブラシ
が整流子に導通している状態では、始動用の回路は閉
じ、モータ回転子(アーマチュア)に電流が流れて回転
を始める。すなわち、スタータスイッチ兼用ブラシを介
し、始動電源からの電力が整流子からモータ回転子(ア
ーマチュア)に供給されるので、モータ回転子に磁気ト
ルクが生じ、モータ回転子は回転してエンジンを始動す
る軸出力を生じる。
に所定の押圧力をもって当接させ、スイッチ兼用ブラシ
が整流子に導通している状態では、始動用の回路は閉
じ、モータ回転子(アーマチュア)に電流が流れて回転
を始める。すなわち、スタータスイッチ兼用ブラシを介
し、始動電源からの電力が整流子からモータ回転子(ア
ーマチュア)に供給されるので、モータ回転子に磁気ト
ルクが生じ、モータ回転子は回転してエンジンを始動す
る軸出力を生じる。
【0008】逆に、変位手段が、スイッチ兼用ブラシを
整流子から引き離し、両者の間に所定の距離(間隙)が
開いていて両者の間に導通がない状態では、始動用の回
路がここで開いてしまい、モータ回転子に磁気トルクは
生じない。したがって、本手段によれば、変位手段およ
びスイッチ兼用ブラシが始動用の回路の開閉を行ってい
るので、電磁スイッチや大容量スイッチなどの高価な回
路要素は、スタータを含む始動用電気系統に必要ない。
すなわち、バッテリ等の始動電源に接続されているスタ
ータ単体でその起動と停止とを行えるので、始動用電気
系統を簡素に構成することができ、同系統全体のコスト
ダウンにもなる。また、電磁スイッチのコイル励磁用な
どの補助的な配線も必要としないので、汎用エンジンお
よびこれに付属する本手段のスタータを現場へ展開する
際、配線が単純で手間がかからないという利点もある。
さらに、構成が単純でコネクタなどが少ないから、始動
系統の信頼性が向上するという効果もある。
整流子から引き離し、両者の間に所定の距離(間隙)が
開いていて両者の間に導通がない状態では、始動用の回
路がここで開いてしまい、モータ回転子に磁気トルクは
生じない。したがって、本手段によれば、変位手段およ
びスイッチ兼用ブラシが始動用の回路の開閉を行ってい
るので、電磁スイッチや大容量スイッチなどの高価な回
路要素は、スタータを含む始動用電気系統に必要ない。
すなわち、バッテリ等の始動電源に接続されているスタ
ータ単体でその起動と停止とを行えるので、始動用電気
系統を簡素に構成することができ、同系統全体のコスト
ダウンにもなる。また、電磁スイッチのコイル励磁用な
どの補助的な配線も必要としないので、汎用エンジンお
よびこれに付属する本手段のスタータを現場へ展開する
際、配線が単純で手間がかからないという利点もある。
さらに、構成が単純でコネクタなどが少ないから、始動
系統の信頼性が向上するという効果もある。
【0009】以上のように、本手段によれば、より安価
にエンジン始動系を構成することができ、その信頼性も
向上するという効果がある。なお、スイッチ兼用ブラシ
は、電源のいずれの極に導通しているブラシでもかまわ
ない。すなわち、スイッチ兼用ブラシは、電気ケーブル
をもって電源の一極に導通していてもよいし、逆にアー
スとしての構造物のフレームを介して電源の他の極に導
通していてもよい。
にエンジン始動系を構成することができ、その信頼性も
向上するという効果がある。なお、スイッチ兼用ブラシ
は、電源のいずれの極に導通しているブラシでもかまわ
ない。すなわち、スイッチ兼用ブラシは、電気ケーブル
をもって電源の一極に導通していてもよいし、逆にアー
スとしての構造物のフレームを介して電源の他の極に導
通していてもよい。
【0010】(第2手段)本発明の第2手段は、請求項
2記載のスタータである。本手段では、上記変位手段
が、スライドレールとリターンスプリングと外力受容手
段とから構成されている。スライドレールは、モータフ
レームに固定され、スイッチ兼用ブラシを移動可能に保
持している。
2記載のスタータである。本手段では、上記変位手段
が、スライドレールとリターンスプリングと外力受容手
段とから構成されている。スライドレールは、モータフ
レームに固定され、スイッチ兼用ブラシを移動可能に保
持している。
【0011】それゆえ、外力が外力受容手段にかかる
と、スイッチ兼用ブラシは、外力受容手段を介して外力
に押され、リターンスプリングの力に逆らってスライド
レールに沿って変位し、整流子に当接する。すると、ス
イッチ兼用ブラシと整流子との間が導通し、スタータが
起動する。逆に外力がなくなると、スイッチ兼用ブラシ
は、リターンスプリングによりスライドレールに沿って
押し戻され、整流子から引き離される。すると、スイッ
チ兼用ブラシと整流子との間に間隔が生じて導通がなく
なり、スタータは停止する。
と、スイッチ兼用ブラシは、外力受容手段を介して外力
に押され、リターンスプリングの力に逆らってスライド
レールに沿って変位し、整流子に当接する。すると、ス
イッチ兼用ブラシと整流子との間が導通し、スタータが
起動する。逆に外力がなくなると、スイッチ兼用ブラシ
は、リターンスプリングによりスライドレールに沿って
押し戻され、整流子から引き離される。すると、スイッ
チ兼用ブラシと整流子との間に間隔が生じて導通がなく
なり、スタータは停止する。
【0012】したがって本手段によれば、前述の第1手
段の効果に加えて、変位手段が簡素な構成で実現できる
ので、信頼性がより高いスタータをいっそう安価に提供
することができるという効果がある。 (第3手段)本発明の第3手段は、請求項3記載のスタ
ータである。
段の効果に加えて、変位手段が簡素な構成で実現できる
ので、信頼性がより高いスタータをいっそう安価に提供
することができるという効果がある。 (第3手段)本発明の第3手段は、請求項3記載のスタ
ータである。
【0013】本手段では、上記変位手段が、スライドレ
ールとリターンスプリングと外力受容手段とに加えて、
さらにブラシ連動部材と押圧スプリングとを有してい
る。ブラシ連動部材は、その一部がスイッチ兼用ブラシ
に接合固定されていて、スイッチ兼用ブラシと一体に連
動する。整流子に向かってブラシ連動部材を押圧してい
る押圧スプリングの力は、外力受容手段に外力が作用し
ていない状態では、逆方向にブラシ連動部材を押圧して
いるリターンスプリングの力よりも弱い。
ールとリターンスプリングと外力受容手段とに加えて、
さらにブラシ連動部材と押圧スプリングとを有してい
る。ブラシ連動部材は、その一部がスイッチ兼用ブラシ
に接合固定されていて、スイッチ兼用ブラシと一体に連
動する。整流子に向かってブラシ連動部材を押圧してい
る押圧スプリングの力は、外力受容手段に外力が作用し
ていない状態では、逆方向にブラシ連動部材を押圧して
いるリターンスプリングの力よりも弱い。
【0014】それゆえ、外力が外力受容手段に作用して
いない状態では、リターンスプリングの押圧力が押圧ス
プリングの押圧力を凌駕し、ブラシ連動部材はリターン
スプリングに押し戻される。すると、ブラシ連動部材は
スイッチ兼用ブラシと連動しているので、スイッチ兼用
ブラシは整流子から離れて導通がなくなり、スタータは
停止する。
いない状態では、リターンスプリングの押圧力が押圧ス
プリングの押圧力を凌駕し、ブラシ連動部材はリターン
スプリングに押し戻される。すると、ブラシ連動部材は
スイッチ兼用ブラシと連動しているので、スイッチ兼用
ブラシは整流子から離れて導通がなくなり、スタータは
停止する。
【0015】逆に、所定の外力が外力受容手段に作用し
ている状態では、押圧スプリングの押圧力に外力が加算
されてリターンスプリングの押圧力に打ち勝ち、外力受
容手段は所定距離の変位をする。すると、一端が外力受
容手段に当接している押圧スプリングは、所定のバネ弾
性力によりブラシ連動部材を押圧付勢する。ブラシ連動
部材はスイッチ兼用ブラシと連動しているので、スイッ
チ兼用ブラシは整流子に押圧スプリングによる所定の押
圧力で当接し、導通が生じてスタータは駆動される。こ
こで、スイッチ兼用ブラシが整流子に当接する押圧力
は、外力が直接作用するのではなく、押圧スプリングの
バネ弾性力により生じるので、所定の大きさを越えるこ
とがない。
ている状態では、押圧スプリングの押圧力に外力が加算
されてリターンスプリングの押圧力に打ち勝ち、外力受
容手段は所定距離の変位をする。すると、一端が外力受
容手段に当接している押圧スプリングは、所定のバネ弾
性力によりブラシ連動部材を押圧付勢する。ブラシ連動
部材はスイッチ兼用ブラシと連動しているので、スイッ
チ兼用ブラシは整流子に押圧スプリングによる所定の押
圧力で当接し、導通が生じてスタータは駆動される。こ
こで、スイッチ兼用ブラシが整流子に当接する押圧力
は、外力が直接作用するのではなく、押圧スプリングの
バネ弾性力により生じるので、所定の大きさを越えるこ
とがない。
【0016】すなわち、本手段では、外力受容手段に必
要以上の大きな外力が加わった場合にも、スイッチ兼用
ブラシが整流子に当接する押圧力の大きさは、適正な範
囲を越えることがない。それゆえ、スイッチ兼用ブラシ
が異常に大きな外力で整流子に押圧され、摩擦トルクに
よりスタータの軸出力を減殺したり、スイッチ兼用ブラ
シと整流子との摺接面において不必要な摩滅や損耗が生
じたり、スイッチ兼用ブラシや変位手段の変形や破壊を
招いたりする危険がない。
要以上の大きな外力が加わった場合にも、スイッチ兼用
ブラシが整流子に当接する押圧力の大きさは、適正な範
囲を越えることがない。それゆえ、スイッチ兼用ブラシ
が異常に大きな外力で整流子に押圧され、摩擦トルクに
よりスタータの軸出力を減殺したり、スイッチ兼用ブラ
シと整流子との摺接面において不必要な摩滅や損耗が生
じたり、スイッチ兼用ブラシや変位手段の変形や破壊を
招いたりする危険がない。
【0017】したがって本手段によれば、前述の第2手
段の効果に加えて、スイッチ兼用ブラシの整流子への押
圧力が適正な範囲に制限されているので、過大な押圧力
による不都合がなくなり、スタータの信頼性の向上およ
び長寿命化の効果がある。また、変位手段に加わる外力
が人力である場合にも、整流子との摺接面でスイッチ兼
用ブラシに生じる振動が操作者に直接伝達されることが
なく、操作者に不快感を与えないという効果もある。
段の効果に加えて、スイッチ兼用ブラシの整流子への押
圧力が適正な範囲に制限されているので、過大な押圧力
による不都合がなくなり、スタータの信頼性の向上およ
び長寿命化の効果がある。また、変位手段に加わる外力
が人力である場合にも、整流子との摺接面でスイッチ兼
用ブラシに生じる振動が操作者に直接伝達されることが
なく、操作者に不快感を与えないという効果もある。
【0018】(第4手段)本発明の第4手段は、請求項
4記載のスタータである。本手段では、外力受容手段と
板バネとが変位手段の構成要素に挙げられているのみで
あり、スライドレール等を要する前述の第2手段と比較
しても、さらに簡素な構成の変位手段が提供されてい
る。
4記載のスタータである。本手段では、外力受容手段と
板バネとが変位手段の構成要素に挙げられているのみで
あり、スライドレール等を要する前述の第2手段と比較
しても、さらに簡素な構成の変位手段が提供されてい
る。
【0019】したがって本手段によれば、前述の第2手
段の効果に加えて、いっそう安価で信頼性が高いスター
タを提供することができるという効果がある。 (第5手段)本発明の第5手段は、請求項5記載のスタ
ータである。本手段では、外力受容手段は、押しボタ
ン、プッシュプル・ノブ、レバー、スティック、回しノ
ブ、ダイヤルおよびレリーズボタンのうちいずれかであ
るから、スタータの使用環境などに合わせて、最適の外
力受容手段を選択することができる。また、人力により
操作可能であるから、構成は簡素で価格も安価でありな
がら、高い信頼性が得られる。
段の効果に加えて、いっそう安価で信頼性が高いスター
タを提供することができるという効果がある。 (第5手段)本発明の第5手段は、請求項5記載のスタ
ータである。本手段では、外力受容手段は、押しボタ
ン、プッシュプル・ノブ、レバー、スティック、回しノ
ブ、ダイヤルおよびレリーズボタンのうちいずれかであ
るから、スタータの使用環境などに合わせて、最適の外
力受容手段を選択することができる。また、人力により
操作可能であるから、構成は簡素で価格も安価でありな
がら、高い信頼性が得られる。
【0020】したがって本手段によれば、前述の第2〜
4手段のうちいずれかの効果に加えて、さらに信頼性が
高いスタータをいっそう安価に提供することができると
いう効果がある。 (第6手段)本発明の第6手段は、請求項6記載のスタ
ータである。
4手段のうちいずれかの効果に加えて、さらに信頼性が
高いスタータをいっそう安価に提供することができると
いう効果がある。 (第6手段)本発明の第6手段は、請求項6記載のスタ
ータである。
【0021】本手段では、電磁コイルに通電されると、
磁気吸引力によって可動鉄心が吸引され、可動鉄心と連
動しているスイッチ兼用ブラシが整流子に押し当てられ
て、スイッチ兼用ブラシと整流子との間が導通しスター
タが駆動される。逆に、電磁コイルへの通電が遮断され
ると、リターンスプリングのバネ弾性力で可動鉄心が復
帰し、スイッチ兼用ブラシが整流子から引き離されて両
者の間の導通が失われて、スタータは停止する。
磁気吸引力によって可動鉄心が吸引され、可動鉄心と連
動しているスイッチ兼用ブラシが整流子に押し当てられ
て、スイッチ兼用ブラシと整流子との間が導通しスター
タが駆動される。逆に、電磁コイルへの通電が遮断され
ると、リターンスプリングのバネ弾性力で可動鉄心が復
帰し、スイッチ兼用ブラシが整流子から引き離されて両
者の間の導通が失われて、スタータは停止する。
【0022】したがって本手段によれば、前述の第1手
段の効果に加えて、次のような効果がある。すなわち、
本手段によれば、変位手段の構成は比較的簡素でありな
がら、メインスイッチを必要とせず、かつ、人力によら
ずにスタータの駆動と停止とができる。それゆえ、人が
近寄りにくい環境で使用される場合にも、キースイッチ
等により遠隔操作ができるという効果がある。
段の効果に加えて、次のような効果がある。すなわち、
本手段によれば、変位手段の構成は比較的簡素でありな
がら、メインスイッチを必要とせず、かつ、人力によら
ずにスタータの駆動と停止とができる。それゆえ、人が
近寄りにくい環境で使用される場合にも、キースイッチ
等により遠隔操作ができるという効果がある。
【0023】また、前述の第5手段と本手段とを共通し
た規格で設計しておけば、スイッチ操作を人力によって
行う型のスタータと、キースイッチ等で電気的にスイッ
チ操作を行う型のスタータとを、大半の部品を共通にし
て製造することができる。同様に、スイッチ操作の人力
型と電磁力型との規格が共通であれば、人力操作型のス
タータを製造したのち、変位手段を交換することによ
り、電磁力型のスタータに改造することが容易であると
いう効果もある。
た規格で設計しておけば、スイッチ操作を人力によって
行う型のスタータと、キースイッチ等で電気的にスイッ
チ操作を行う型のスタータとを、大半の部品を共通にし
て製造することができる。同様に、スイッチ操作の人力
型と電磁力型との規格が共通であれば、人力操作型のス
タータを製造したのち、変位手段を交換することによ
り、電磁力型のスタータに改造することが容易であると
いう効果もある。
【0024】
(実施例1の全体構成)本発明の実施例1としてのスタ
ータ1は、図1に示すように、スタータ1の主要な外形
および構造を形成しているモータフレーム345と、そ
の内部に回転自在に格納されれているモータ回転子(電
機子)2などから構成されている。モータ回転子2は、
モータフレーム345内に電機子軸(アーマチュア軸ま
たは出力軸とも)2aの両端で軸受けを介して回動可能
に軸支されており、軸長方向の一方に整流子2cを有す
る。
ータ1は、図1に示すように、スタータ1の主要な外形
および構造を形成しているモータフレーム345と、そ
の内部に回転自在に格納されれているモータ回転子(電
機子)2などから構成されている。モータ回転子2は、
モータフレーム345内に電機子軸(アーマチュア軸ま
たは出力軸とも)2aの両端で軸受けを介して回動可能
に軸支されており、軸長方向の一方に整流子2cを有す
る。
【0025】モータフレーム345は内部に複数のブラ
シ19,20を保持しており、ブラシ19は整流子2c
の摺接面に常に当接しており、ブラシ20は外部からの
操作で整流子2cの摺接面に当接可能になっている。ブ
ラシ20は、始動電源に接続する外部回路(図略)とバ
ッテリ端子12を介して接続され、ブラシ19は、接地
リベット13を介してモータフレーム345に導通さ
れ、始動電源に接続する接地側の外部回路(図略)と接
続される。
シ19,20を保持しており、ブラシ19は整流子2c
の摺接面に常に当接しており、ブラシ20は外部からの
操作で整流子2cの摺接面に当接可能になっている。ブ
ラシ20は、始動電源に接続する外部回路(図略)とバ
ッテリ端子12を介して接続され、ブラシ19は、接地
リベット13を介してモータフレーム345に導通さ
れ、始動電源に接続する接地側の外部回路(図略)と接
続される。
【0026】以下、より詳しく実施例1のスタータの全
体構成について説明する。その際、図中左方をもって前
方とし、左端は先端で右端は後端とする。モータフレー
ム345は、前方から順に、ハウジング4と継鉄(ヨー
ク)3とエンドフレーム5とからなり、モータフレーム
345の内部には、モータ回転子2等を収容している内
部空間が形成されている。ハウジング4は、中間部外周
に突出したマウント部4bを有し、マウント部4bによ
りスタータ1は始動すべきエンジンに取り付けられる。
継鉄(ヨーク)3は、パイプ状の軟磁性体からなる部材
で、内周に永久磁石よりなる界磁磁石17が固定されて
いる。スタータ1の後端部を形成しているエンドフレー
ム5は、キャスティング金属製からなり前方に開口して
いる椀形状の強度部材で、ハウジング4との間に継鉄3
を挟持固定している。
体構成について説明する。その際、図中左方をもって前
方とし、左端は先端で右端は後端とする。モータフレー
ム345は、前方から順に、ハウジング4と継鉄(ヨー
ク)3とエンドフレーム5とからなり、モータフレーム
345の内部には、モータ回転子2等を収容している内
部空間が形成されている。ハウジング4は、中間部外周
に突出したマウント部4bを有し、マウント部4bによ
りスタータ1は始動すべきエンジンに取り付けられる。
継鉄(ヨーク)3は、パイプ状の軟磁性体からなる部材
で、内周に永久磁石よりなる界磁磁石17が固定されて
いる。スタータ1の後端部を形成しているエンドフレー
ム5は、キャスティング金属製からなり前方に開口して
いる椀形状の強度部材で、ハウジング4との間に継鉄3
を挟持固定している。
【0027】モータフレーム345の前端部および後端
部では、軸受け15がハウジング4の前端部4aに、軸
受け16がエンドフレーム5の中央部に嵌着されてい
る。モータフレーム345は、前後の軸受け15,16
を介し、モータ回転子2の電機子軸2aの前後両端で、
モータ回転子2を回転自在に軸支している。モータ回転
子2のコイルと鉄心とがある電機子部分2dの前方に
は、後方から順に、一方向性クラッチ6、前半部はピニ
オンギヤ18aであるピニオン移動体18、およびリタ
ーンスプリング21とが、電機子軸2aと同心に配設さ
れている。電機子軸2aの外周面の一部にはヘリカルス
プライン2bが形成されており、ヘリカルスプライン2
bにクラッチ6の内周面が嵌合している。
部では、軸受け15がハウジング4の前端部4aに、軸
受け16がエンドフレーム5の中央部に嵌着されてい
る。モータフレーム345は、前後の軸受け15,16
を介し、モータ回転子2の電機子軸2aの前後両端で、
モータ回転子2を回転自在に軸支している。モータ回転
子2のコイルと鉄心とがある電機子部分2dの前方に
は、後方から順に、一方向性クラッチ6、前半部はピニ
オンギヤ18aであるピニオン移動体18、およびリタ
ーンスプリング21とが、電機子軸2aと同心に配設さ
れている。電機子軸2aの外周面の一部にはヘリカルス
プライン2bが形成されており、ヘリカルスプライン2
bにクラッチ6の内周面が嵌合している。
【0028】それゆえ、モータ回転子2が回転を始める
と、クラッチ6に推進力が作用し、ピニオンギヤ18a
はクラッチ6ごと前方へ飛び出してエンジン(図略)の
リングギヤ(図略)に噛み合い、エンジンを始動する。
逆に、モータ回転子2の回転トルクが無くなると、リタ
ーンスプリング21のバネ弾性力に押圧されて、ピニオ
ン移動体18およびクラッチ6は後退し、もとの位置に
戻る。
と、クラッチ6に推進力が作用し、ピニオンギヤ18a
はクラッチ6ごと前方へ飛び出してエンジン(図略)の
リングギヤ(図略)に噛み合い、エンジンを始動する。
逆に、モータ回転子2の回転トルクが無くなると、リタ
ーンスプリング21のバネ弾性力に押圧されて、ピニオ
ン移動体18およびクラッチ6は後退し、もとの位置に
戻る。
【0029】(実施例1のブラシの構成)エンドフレー
ム5には、図2に示すように、複数のブラシ19,20
が保持されており、スタータ1の駆動時には、プラスブ
ラシ19から整流子2cおよび電磁コイル(図略)を介
してマイナスブラシ20に電流が流れる。マイナスブラ
シ20は、エンドフレーム5に固定されているブラシ保
持部材11に保持されており、コード43および接地リ
ベット13を介してエンドフレーム5に導通している。
ム5には、図2に示すように、複数のブラシ19,20
が保持されており、スタータ1の駆動時には、プラスブ
ラシ19から整流子2cおよび電磁コイル(図略)を介
してマイナスブラシ20に電流が流れる。マイナスブラ
シ20は、エンドフレーム5に固定されているブラシ保
持部材11に保持されており、コード43および接地リ
ベット13を介してエンドフレーム5に導通している。
【0030】ブラシ保持部材40は、合成樹脂製の一体
成形部材で、ブラシ収容部40aと開口部40bと被ガ
イド部40cとからなる。ブラシ収容部40aは、整流
子2cに向けて内側に矩形の孔が開口している部分であ
り、この矩形孔の中にスプリング42が収容されてい
る。ブラシ収容部40aの矩形孔には、スプリング42
の上から断面矩形のマイナスブラシ20が挿置されてお
り、マイナスブラシ20は、スプリング42に付勢され
て整流子2cに当接している。段付き開口部40bは、
ブラシ保持部材40をエンドフレーム5に固定する部分
で、エンドフレーム5の下面に形成されている貫通孔で
あるブラシ取り付け孔52に嵌合し、固定される。段付
き部40bの外側(下側)には、下方に開口している段
付き開口が形成されており、段付き部40bに外側から
はめ込まれ固定されている蓋部材41によって閉止され
ている。被ガイド部40cは、ブラシ保持部材40の前
後に突出して形成されている角棒状の部材である。
成形部材で、ブラシ収容部40aと開口部40bと被ガ
イド部40cとからなる。ブラシ収容部40aは、整流
子2cに向けて内側に矩形の孔が開口している部分であ
り、この矩形孔の中にスプリング42が収容されてい
る。ブラシ収容部40aの矩形孔には、スプリング42
の上から断面矩形のマイナスブラシ20が挿置されてお
り、マイナスブラシ20は、スプリング42に付勢され
て整流子2cに当接している。段付き開口部40bは、
ブラシ保持部材40をエンドフレーム5に固定する部分
で、エンドフレーム5の下面に形成されている貫通孔で
あるブラシ取り付け孔52に嵌合し、固定される。段付
き部40bの外側(下側)には、下方に開口している段
付き開口が形成されており、段付き部40bに外側から
はめ込まれ固定されている蓋部材41によって閉止され
ている。被ガイド部40cは、ブラシ保持部材40の前
後に突出して形成されている角棒状の部材である。
【0031】ブラシ保持部材40は、エンドフレーム5
の下端の取り付け孔52に挿入されて固定されている
が、被ガイド部40cがエンドフレーム5の下面に対称
面に沿って形成されている嵌合溝5cと係合するので、
正確に固定される。一方、プラスブラシ19は、コード
34およびバッテリ端子12を介して外部回路に接続さ
れており、この外部回路を通じてバッテリ(図略)の正
極と導通している。バッテリ端子12の導電部分は、コ
ード34の一端が接続されている端子ボルト33と、端
子ボルト33に螺合しているナット32とからなる。端
子ボルト33は、エンドフレーム5の円盤部5dに形成
されている貫通孔に内側から挿置されており、先端をエ
ンドフレーム5の背面に突出した状態で、ナット32に
よりエンドフレーム5に固定されている。端子ボルト3
3およびナット32は、上記貫通孔に内側から挿置され
ている中空ボルト状の絶縁ワッシャ30と、絶縁ワッシ
ャ30に螺合している絶縁ボルト31とにより、エンド
フレーム5と絶縁されている。
の下端の取り付け孔52に挿入されて固定されている
が、被ガイド部40cがエンドフレーム5の下面に対称
面に沿って形成されている嵌合溝5cと係合するので、
正確に固定される。一方、プラスブラシ19は、コード
34およびバッテリ端子12を介して外部回路に接続さ
れており、この外部回路を通じてバッテリ(図略)の正
極と導通している。バッテリ端子12の導電部分は、コ
ード34の一端が接続されている端子ボルト33と、端
子ボルト33に螺合しているナット32とからなる。端
子ボルト33は、エンドフレーム5の円盤部5dに形成
されている貫通孔に内側から挿置されており、先端をエ
ンドフレーム5の背面に突出した状態で、ナット32に
よりエンドフレーム5に固定されている。端子ボルト3
3およびナット32は、上記貫通孔に内側から挿置され
ている中空ボルト状の絶縁ワッシャ30と、絶縁ワッシ
ャ30に螺合している絶縁ボルト31とにより、エンド
フレーム5と絶縁されている。
【0032】また、プラスブラシ19は、エンドフレー
ム5に取り付けられている手動の変位手段7によって保
持されており、変位手段7の操作によって整流子2cに
押圧されたり、整流子2cから引き離されたりするスイ
ッチ兼用ブラシである。すなわち、本実施例のスタータ
1は、プラスブラシ19を、整流子2cに所定の押圧力
をもって当接し整流子2cと導通している状態と、整流
子2cから所定の距離をとっていて整流子2cと導通し
ていない状態とに変位させる変位手段7を有する。
ム5に取り付けられている手動の変位手段7によって保
持されており、変位手段7の操作によって整流子2cに
押圧されたり、整流子2cから引き離されたりするスイ
ッチ兼用ブラシである。すなわち、本実施例のスタータ
1は、プラスブラシ19を、整流子2cに所定の押圧力
をもって当接し整流子2cと導通している状態と、整流
子2cから所定の距離をとっていて整流子2cと導通し
ていない状態とに変位させる変位手段7を有する。
【0033】(実施例1の変位手段の構成)変位手段7
は、図2および図4に示すように、スライドレールでプ
ラスブラシ19を変位可能に保持しているブラシ保持部
材28と、リターンスプリング25と、外力受容手段と
しての押しボタン22とを有する。変位手段7はまた、
ブラシ連動部材としての棒状部材27と、押圧スプリン
グ23とをも有しており、さらに絶縁性のワッシャ2
4,26とから構成されている。
は、図2および図4に示すように、スライドレールでプ
ラスブラシ19を変位可能に保持しているブラシ保持部
材28と、リターンスプリング25と、外力受容手段と
しての押しボタン22とを有する。変位手段7はまた、
ブラシ連動部材としての棒状部材27と、押圧スプリン
グ23とをも有しており、さらに絶縁性のワッシャ2
4,26とから構成されている。
【0034】これらの構成要素のうち、ブラシ保持部材
28および棒状部材27が絶縁性であれば、押しボタン
22やスプリング23,25およびワッシャ24,26
などは、必ずしも絶縁性の材料で形成されている必要は
ない。ブラシ保持部材28は、モータフレーム345の
エンドフレーム5に固定されている絶縁性の一体成形樹
脂部材である。ブラシ保持部材28は、図4および図5
に示すように、ブラシ収容部28a、円筒部28b、段
付き部28c、底部28d、被ガイド部28eからな
る。底部28dの中央には、図7に示すように、ブラシ
保持部材28の軸心に沿って貫通矩形孔28fが形成さ
れている。
28および棒状部材27が絶縁性であれば、押しボタン
22やスプリング23,25およびワッシャ24,26
などは、必ずしも絶縁性の材料で形成されている必要は
ない。ブラシ保持部材28は、モータフレーム345の
エンドフレーム5に固定されている絶縁性の一体成形樹
脂部材である。ブラシ保持部材28は、図4および図5
に示すように、ブラシ収容部28a、円筒部28b、段
付き部28c、底部28d、被ガイド部28eからな
る。底部28dの中央には、図7に示すように、ブラシ
保持部材28の軸心に沿って貫通矩形孔28fが形成さ
れている。
【0035】ブラシ保持部材28のうち、ブラシ収容部
(スライドレール)28aは、再び図1および図4に示
すように、整流子2cに向けて内側に水平断面が矩形の
孔280が開口している部分である。この有底矩形孔2
80の内周面をもって、プラスブラシ19を整流子2c
に対して所定の範囲で移動可能に保持するスライドレー
ルは形成されている。ブラシ収容部28aの有底矩形孔
280には、下方(整流子2c側)から断面矩形のプラ
スブラシ19が挿置されている。
(スライドレール)28aは、再び図1および図4に示
すように、整流子2cに向けて内側に水平断面が矩形の
孔280が開口している部分である。この有底矩形孔2
80の内周面をもって、プラスブラシ19を整流子2c
に対して所定の範囲で移動可能に保持するスライドレー
ルは形成されている。ブラシ収容部28aの有底矩形孔
280には、下方(整流子2c側)から断面矩形のプラ
スブラシ19が挿置されている。
【0036】底部28dは、ブラシ保持部材28をエン
ドフレーム5に固定する部分で、エンドフレーム5の上
部に形成されている貫通孔である取り付け孔51(図1
参照)に嵌合し、固定される。底部28dの外側(上
側)には、中空円筒状の円筒部28bが直立して形成さ
れており、円筒部28bの内周には上方に開口している
水平断面が円形の盲孔であるボタン孔28gが形成され
ている。
ドフレーム5に固定する部分で、エンドフレーム5の上
部に形成されている貫通孔である取り付け孔51(図1
参照)に嵌合し、固定される。底部28dの外側(上
側)には、中空円筒状の円筒部28bが直立して形成さ
れており、円筒部28bの内周には上方に開口している
水平断面が円形の盲孔であるボタン孔28gが形成され
ている。
【0037】ボタン孔28gには、図4に示すように、
リターンスプリング25、ワッシャ26、絶縁樹脂製の
ブラシ連動部材としての棒状部材27、押圧スプリング
23および押しボタン22が順に上方から挿入されてい
る。円筒部28bの上端には、ボタン孔28gの内周面
に段差が設けられている段付き部28cが形成されてお
り、段付き部28cは外側(上方)からワッシャ24が
はめ込まれ固定されている。ワッシャ24によって、押
しボタン22は上方への変位が制限され、変位手段7が
一つのアッシー(組立体)としてまとまっている。
リターンスプリング25、ワッシャ26、絶縁樹脂製の
ブラシ連動部材としての棒状部材27、押圧スプリング
23および押しボタン22が順に上方から挿入されてい
る。円筒部28bの上端には、ボタン孔28gの内周面
に段差が設けられている段付き部28cが形成されてお
り、段付き部28cは外側(上方)からワッシャ24が
はめ込まれ固定されている。ワッシャ24によって、押
しボタン22は上方への変位が制限され、変位手段7が
一つのアッシー(組立体)としてまとまっている。
【0038】被ガイド部28eは、ブラシ保持部材28
の前後に突出して形成されている角棒状の部材である。
変位手段7のエンドフレーム5への組付けの際に、被ガ
イド部28eがエンドフレーム5の上面に対称面に沿っ
て形成されている嵌合溝5bと係合するので、変位手段
7はエンドフレーム5に対し、正確な位置および方向で
固定される。
の前後に突出して形成されている角棒状の部材である。
変位手段7のエンドフレーム5への組付けの際に、被ガ
イド部28eがエンドフレーム5の上面に対称面に沿っ
て形成されている嵌合溝5bと係合するので、変位手段
7はエンドフレーム5に対し、正確な位置および方向で
固定される。
【0039】ここで、前述のリターンスプリング25、
ワッシャ26、絶縁樹脂製の棒状部材27、押圧スプリ
ング23および押しボタン22について説明する。リタ
ーンスプリング25は、ワッシャ26および棒状部材2
7を介し、ブラシ収容部28aの内周面(スライドレー
ル)に沿ってプラスブラシ19を整流子2cから引き離
す方向に付勢している。
ワッシャ26、絶縁樹脂製の棒状部材27、押圧スプリ
ング23および押しボタン22について説明する。リタ
ーンスプリング25は、ワッシャ26および棒状部材2
7を介し、ブラシ収容部28aの内周面(スライドレー
ル)に沿ってプラスブラシ19を整流子2cから引き離
す方向に付勢している。
【0040】ブラシ連動部材としての棒状部材27は、
側面形が逆T字状に形成されている下端の嵌合凸部27
aと、円盤状の上端のピストン部27bと、両者27
a,28bを連結している円筒体形状の連結棒部27c
とからなる絶縁性の一体部材である。一方、整流子2c
に背向するプラスブラシ19の上部には、両翼に開口す
る内部空間を形成している嵌合凹部19aと、嵌合凹部
19aの中央上部が上方に開口している開口部19bと
が形成されている。棒状部材27下端の嵌合凸部27a
は、プラスブラシ19の嵌合凸部27aの側方から挿入
され、嵌合凸部27aに嵌合しており、もって棒状部材
27はプラスブラシ19に接合されて連動している。
側面形が逆T字状に形成されている下端の嵌合凸部27
aと、円盤状の上端のピストン部27bと、両者27
a,28bを連結している円筒体形状の連結棒部27c
とからなる絶縁性の一体部材である。一方、整流子2c
に背向するプラスブラシ19の上部には、両翼に開口す
る内部空間を形成している嵌合凹部19aと、嵌合凹部
19aの中央上部が上方に開口している開口部19bと
が形成されている。棒状部材27下端の嵌合凸部27a
は、プラスブラシ19の嵌合凸部27aの側方から挿入
され、嵌合凸部27aに嵌合しており、もって棒状部材
27はプラスブラシ19に接合されて連動している。
【0041】押圧スプリング23は、上端を押しボタン
22の頭部の内側に当接しており、下端を棒状部材27
のピストン部27bの上端面に当接している。操作者の
指の力などの外力により、押しボタン22が押し下げら
れると、図3に示すように、押圧スプリング23は下端
で棒状部材27を押圧し、棒状部材27を介してプラス
ブラシ19を整流子2cに押圧付勢する。プラスブラシ
19にかかる整流子2cへの押圧力は、押圧スプリング
23のバネ弾性力を超えることはなく、所定の範囲の押
圧力でプラスブラシ19は整流子2cに押しつけられ
る。
22の頭部の内側に当接しており、下端を棒状部材27
のピストン部27bの上端面に当接している。操作者の
指の力などの外力により、押しボタン22が押し下げら
れると、図3に示すように、押圧スプリング23は下端
で棒状部材27を押圧し、棒状部材27を介してプラス
ブラシ19を整流子2cに押圧付勢する。プラスブラシ
19にかかる整流子2cへの押圧力は、押圧スプリング
23のバネ弾性力を超えることはなく、所定の範囲の押
圧力でプラスブラシ19は整流子2cに押しつけられ
る。
【0042】なぜならば、整流子2cからプラスブラシ
19にかかる反力が押圧スプリング23のバネ弾性力を
超えると、押圧スプリング23は圧縮される。すると、
棒状部材27およびプラスブラシ19は上方へ後退し、
プラスブラシ19と整流子2cとの間の押圧力は緩和さ
れる。なお、押しボタン22に外力が作用していない状
態では、押圧スプリング23の押圧力は、リターンスプ
リング25の押圧力よりも弱くなるように、押圧スプリ
ング23およびリターンスプリング25は選定されてい
る。逆であると、押しボタン22が押し下げられていな
い状態でも、押しボタン22の押圧力が強く、プラスブ
ラシ19が整流子2cに向かって突出してしまうからで
ある。
19にかかる反力が押圧スプリング23のバネ弾性力を
超えると、押圧スプリング23は圧縮される。すると、
棒状部材27およびプラスブラシ19は上方へ後退し、
プラスブラシ19と整流子2cとの間の押圧力は緩和さ
れる。なお、押しボタン22に外力が作用していない状
態では、押圧スプリング23の押圧力は、リターンスプ
リング25の押圧力よりも弱くなるように、押圧スプリ
ング23およびリターンスプリング25は選定されてい
る。逆であると、押しボタン22が押し下げられていな
い状態でも、押しボタン22の押圧力が強く、プラスブ
ラシ19が整流子2cに向かって突出してしまうからで
ある。
【0043】押しボタン22は、下方に開口している有
底円筒状の部材で、途中から段差をもって直径が異な
り、下端部の直径の方がやや大きい。押しボタン22
は、この下端部をブラシ保持部材28の円筒部28bの
内周面に摺接させて保持されており、ブラシ保持部材2
8を介してエンドフレーム5に保持されている。押しボ
タン22は、外力受容手段として、押し下げる方向に所
定の外力を受けると、押圧スプリング23の押圧力の範
囲で棒状部材27を下方に押圧付勢し、棒状部材27と
接合しており連動するプラスブラシ19を整流子2cに
押しつける。
底円筒状の部材で、途中から段差をもって直径が異な
り、下端部の直径の方がやや大きい。押しボタン22
は、この下端部をブラシ保持部材28の円筒部28bの
内周面に摺接させて保持されており、ブラシ保持部材2
8を介してエンドフレーム5に保持されている。押しボ
タン22は、外力受容手段として、押し下げる方向に所
定の外力を受けると、押圧スプリング23の押圧力の範
囲で棒状部材27を下方に押圧付勢し、棒状部材27と
接合しており連動するプラスブラシ19を整流子2cに
押しつける。
【0044】(実施例1の変位手段およびプラスブラシ
の主要寸法の関係)変位手段7およびプラスブラシ19
の組み立てに関する主要寸法とは、図2に示すL1と、
図4に示すL2,L3,L4との四つであり、いずれも
プラスブラシ19の変位方向に沿った寸法である。すな
わち、図2に示すように、L1はプラスブラシ19と整
流子2cとの乖離距離である。一方、図4に示すよう
に、L2は、棒状部材27の連結棒部27cのブラシ収
容部28aの下端面からの突出している部分の寸法であ
る。また、L3はプラスブラシ19の開口部19bの深
さ(嵌合凹部19aに至るまでの長さ)、L4はブラシ
収容部28aの有底矩形孔280の深さである。
の主要寸法の関係)変位手段7およびプラスブラシ19
の組み立てに関する主要寸法とは、図2に示すL1と、
図4に示すL2,L3,L4との四つであり、いずれも
プラスブラシ19の変位方向に沿った寸法である。すな
わち、図2に示すように、L1はプラスブラシ19と整
流子2cとの乖離距離である。一方、図4に示すよう
に、L2は、棒状部材27の連結棒部27cのブラシ収
容部28aの下端面からの突出している部分の寸法であ
る。また、L3はプラスブラシ19の開口部19bの深
さ(嵌合凹部19aに至るまでの長さ)、L4はブラシ
収容部28aの有底矩形孔280の深さである。
【0045】図4に示すように押しボタン22を一杯に
押し下げた状態で、突出寸法L2は開口部深さL3より
大きい。すなわち、押しボタン22を一杯に押し下げれ
ば、ブラシ保持部材28のブラシ収容部28aからプラ
スブラシ19が完全に出る。それゆえ、変位手段7を全
く分解することなくプラスブラシ19と棒状部材27と
の着脱ができるので、組み立て時のプラスブラシ19の
装着や、保守時のプラスブラシ19のブラシ交換は容易
である。
押し下げた状態で、突出寸法L2は開口部深さL3より
大きい。すなわち、押しボタン22を一杯に押し下げれ
ば、ブラシ保持部材28のブラシ収容部28aからプラ
スブラシ19が完全に出る。それゆえ、変位手段7を全
く分解することなくプラスブラシ19と棒状部材27と
の着脱ができるので、組み立て時のプラスブラシ19の
装着や、保守時のプラスブラシ19のブラシ交換は容易
である。
【0046】一方、ブラシ収容部深さL4(図4参照)
は、乖離距離L1(図2参照)よりも所定の長さだけ大
きい。したがって、スタータ1が組上がっている状態で
は、図3に示すように、プラスブラシ19が整流子2c
に当接するまでブラシ保持部材28のブラシ収容部28
aから突出しても、プラスブラシ19がブラシ収容部2
8aから脱落する恐れはない。なお、ブラシ収容部深さ
L4と乖離距離L1との差が十分に大きく取られていれ
ば、プラスブラシ19の摩滅限度が大きくとれて寿命が
増す。
は、乖離距離L1(図2参照)よりも所定の長さだけ大
きい。したがって、スタータ1が組上がっている状態で
は、図3に示すように、プラスブラシ19が整流子2c
に当接するまでブラシ保持部材28のブラシ収容部28
aから突出しても、プラスブラシ19がブラシ収容部2
8aから脱落する恐れはない。なお、ブラシ収容部深さ
L4と乖離距離L1との差が十分に大きく取られていれ
ば、プラスブラシ19の摩滅限度が大きくとれて寿命が
増す。
【0047】(実施例1の変位手段の組み立て手順)変
位手段7の組み立て手順では、図6に示すように、変位
手段7の軸心に沿って各部品24,22,25,27,
26,25,28が挿置され、組み立てられている。す
なわちまず、押しボタン22の内側に、下方から押圧ス
プリング23と棒状部材27とを順に挿入し、ワッシャ
26を押しボタン22の下端の段付き開口部に圧入して
固着する。これで、押しボタン22、押圧スプリング2
3、棒状部材27およびワッシャ26からなるサブアッ
シ(部分組み立て体)S1が構成される。
位手段7の組み立て手順では、図6に示すように、変位
手段7の軸心に沿って各部品24,22,25,27,
26,25,28が挿置され、組み立てられている。す
なわちまず、押しボタン22の内側に、下方から押圧ス
プリング23と棒状部材27とを順に挿入し、ワッシャ
26を押しボタン22の下端の段付き開口部に圧入して
固着する。これで、押しボタン22、押圧スプリング2
3、棒状部材27およびワッシャ26からなるサブアッ
シ(部分組み立て体)S1が構成される。
【0048】次に、ブラシ保持部材28の円筒部28b
内のボタン孔28gに、リターンスプリング25を挿入
し、その上からサブアッシS1を挿入する。ブラシ保持
部材28の底部28dの中央に設けられている貫通矩形
孔28fに、棒状部材27の嵌合凸部27aを通す際に
は、図7中に実線で示すように、直方体形状の嵌合凸部
27aの向きを貫通矩形孔28fの向きに合わせて通
す。嵌合凸部27aの寸法は、貫通矩形孔28fの寸法
よりもいくらか小さいので、嵌合凸部27aおよび連結
棒部27cの一部は、貫通矩形孔28fを通り抜けてブ
ラシ収容部28a内の有底矩形孔280に突出する。嵌
合凸部27aが貫通矩形孔28fを通り抜けた後で棒状
部材27を軸回りに90°だけ回転させ、図7中に破線
で示すように、嵌合凸部27aの長辺が電機子軸2aの
軸長方向(被ガイド部28eの長手方向と同じ)と平行
にしておく。この状態では、不用意に嵌合凸部27aが
貫通矩形孔28fを抜けてしまうことが防止されてい
る。
内のボタン孔28gに、リターンスプリング25を挿入
し、その上からサブアッシS1を挿入する。ブラシ保持
部材28の底部28dの中央に設けられている貫通矩形
孔28fに、棒状部材27の嵌合凸部27aを通す際に
は、図7中に実線で示すように、直方体形状の嵌合凸部
27aの向きを貫通矩形孔28fの向きに合わせて通
す。嵌合凸部27aの寸法は、貫通矩形孔28fの寸法
よりもいくらか小さいので、嵌合凸部27aおよび連結
棒部27cの一部は、貫通矩形孔28fを通り抜けてブ
ラシ収容部28a内の有底矩形孔280に突出する。嵌
合凸部27aが貫通矩形孔28fを通り抜けた後で棒状
部材27を軸回りに90°だけ回転させ、図7中に破線
で示すように、嵌合凸部27aの長辺が電機子軸2aの
軸長方向(被ガイド部28eの長手方向と同じ)と平行
にしておく。この状態では、不用意に嵌合凸部27aが
貫通矩形孔28fを抜けてしまうことが防止されてい
る。
【0049】こうして、ブラシ保持部材28のボタン孔
28gにリターンスプリング25およびサブアッシS1
を挿入したのち、ワッシャ26をブラシ保持部材28の
上端の段付き部28cを圧入して固定する。ワッシャ2
6の貫通孔からは、リターンスプリング25に押圧付勢
されて、押しボタン22の上半部が上方に突出してお
り、これで変位手段7の組み立ては完了する。
28gにリターンスプリング25およびサブアッシS1
を挿入したのち、ワッシャ26をブラシ保持部材28の
上端の段付き部28cを圧入して固定する。ワッシャ2
6の貫通孔からは、リターンスプリング25に押圧付勢
されて、押しボタン22の上半部が上方に突出してお
り、これで変位手段7の組み立ては完了する。
【0050】しかるのち、変位手段7にプラスブラシ1
9を組み込む。その際、再び図4に示すように、まず押
しボタン22を一杯に押して棒状部材27の嵌合凸部2
7aをブラシ収容部28aの下端面から突出させる。こ
の際、嵌合凸部27aは突出距離L2だけ突出し、前述
のように、プラスブラシ19の開口部19bの厚さL3
は突出距離L2よりも小さい。それゆえ、ブラシ収容部
28aの干渉を受けることなく、棒状部材27の嵌合凸
部27aは、プラスブラシ19の嵌合凹部19aに横手
(紙面に垂直方向)から挿入され、互いに嵌合する。両
者が適正に嵌合している状態で押しボタン22を押し下
げている外力をなくせば、嵌合している状態を保ったま
ま、プラスブラシ19は棒状部材27によりブラシ収容
部28a内に引き込まれ、変位可能に保持される。
9を組み込む。その際、再び図4に示すように、まず押
しボタン22を一杯に押して棒状部材27の嵌合凸部2
7aをブラシ収容部28aの下端面から突出させる。こ
の際、嵌合凸部27aは突出距離L2だけ突出し、前述
のように、プラスブラシ19の開口部19bの厚さL3
は突出距離L2よりも小さい。それゆえ、ブラシ収容部
28aの干渉を受けることなく、棒状部材27の嵌合凸
部27aは、プラスブラシ19の嵌合凹部19aに横手
(紙面に垂直方向)から挿入され、互いに嵌合する。両
者が適正に嵌合している状態で押しボタン22を押し下
げている外力をなくせば、嵌合している状態を保ったま
ま、プラスブラシ19は棒状部材27によりブラシ収容
部28a内に引き込まれ、変位可能に保持される。
【0051】以上で、プラスブラシ19を保持している
変位手段7の組み立てが完了した。この変位手段7およ
びプラスブラシ19からなる組み立て体を、サブアッシ
S2(図6参照)と呼ぶことにする。サブアッシS2
は、再び図2に示すように、ブラシ収容部28aおよび
底部28dが、上方からエンドフレーム5の上部の取り
付け孔51に挿入され、底部28dが取り付け孔51に
嵌合して固定されている。サブアッシS2の組付けの
際、エンドフレーム5の上面に対称面に沿って形成され
ている嵌合溝5bに、ブラシ保持部材28の被ガイド部
28eが嵌合するので、組付けの位置だけではなく方向
も正確に定められる。
変位手段7の組み立てが完了した。この変位手段7およ
びプラスブラシ19からなる組み立て体を、サブアッシ
S2(図6参照)と呼ぶことにする。サブアッシS2
は、再び図2に示すように、ブラシ収容部28aおよび
底部28dが、上方からエンドフレーム5の上部の取り
付け孔51に挿入され、底部28dが取り付け孔51に
嵌合して固定されている。サブアッシS2の組付けの
際、エンドフレーム5の上面に対称面に沿って形成され
ている嵌合溝5bに、ブラシ保持部材28の被ガイド部
28eが嵌合するので、組付けの位置だけではなく方向
も正確に定められる。
【0052】(実施例1の第1の作用効果)本実施例の
スタータ1は、以上のように構成されているので、以下
に述べる作用と効果を発揮する。第1に、本実施例のス
タータ1によれば、より安価にスタータ1を含む始動電
気系統を構成でき、スタータ1への配線とスタータ1の
取扱とが容易で、スタータ1を含む始動電気系統の信頼
性も高まるという効果がある。
スタータ1は、以上のように構成されているので、以下
に述べる作用と効果を発揮する。第1に、本実施例のス
タータ1によれば、より安価にスタータ1を含む始動電
気系統を構成でき、スタータ1への配線とスタータ1の
取扱とが容易で、スタータ1を含む始動電気系統の信頼
性も高まるという効果がある。
【0053】本実施例のスタータ1では、モータ回転子
2の整流子2cに当接するブラシには、プラスブラシ1
9およびマイナスブラシ20があり、それぞれブラシ保
持部材28,40を介してエンドフレーム5に保持され
ている。両ブラシ19,20のうち、プラスブラシ19
は、スイッチ兼用ブラシであって、変位手段7の作用に
より、整流子2cに導通している状態(ON状態)と導
通していない状態(OFF状態)とを選択的に取ること
ができる。
2の整流子2cに当接するブラシには、プラスブラシ1
9およびマイナスブラシ20があり、それぞれブラシ保
持部材28,40を介してエンドフレーム5に保持され
ている。両ブラシ19,20のうち、プラスブラシ19
は、スイッチ兼用ブラシであって、変位手段7の作用に
より、整流子2cに導通している状態(ON状態)と導
通していない状態(OFF状態)とを選択的に取ること
ができる。
【0054】変位手段7が、プラスブラシ19を整流子
2cに所定の押圧力をもって当接させ、プラスブラシ1
9が整流子2cに導通しているON状態では、始動用の
回路は閉じ、モータ回転子2に始動電流が流れて回転を
始める。すなわち、プラスブラシ19を介し、始動電源
B(図8参照)からの電力が整流子2cからモータ回転
子2に供給されるので、モータ回転子2に磁気トルクが
生じ、モータ回転子2は回転してエンジン(図略)を始
動する軸出力を生じる。
2cに所定の押圧力をもって当接させ、プラスブラシ1
9が整流子2cに導通しているON状態では、始動用の
回路は閉じ、モータ回転子2に始動電流が流れて回転を
始める。すなわち、プラスブラシ19を介し、始動電源
B(図8参照)からの電力が整流子2cからモータ回転
子2に供給されるので、モータ回転子2に磁気トルクが
生じ、モータ回転子2は回転してエンジン(図略)を始
動する軸出力を生じる。
【0055】逆に、変位手段7が、プラスブラシ19を
整流子2cから引き離し、両者の間に所定の乖離距離L
1があり、両者の間に導通がないOFF状態では、始動
用の回路がここで開いてしまい、モータ回転子2に磁気
トルクは生じない。すなわち、図8に示すように、本実
施例のスタータ1では、変位手段7およびプラスブラシ
19が始動用の回路の開閉を行っている。したがって、
従来技術と異なり、電磁スイッチや大容量スイッチなど
の高価な回路要素は、スタータ1を含む始動用電気系統
に必要とされない。
整流子2cから引き離し、両者の間に所定の乖離距離L
1があり、両者の間に導通がないOFF状態では、始動
用の回路がここで開いてしまい、モータ回転子2に磁気
トルクは生じない。すなわち、図8に示すように、本実
施例のスタータ1では、変位手段7およびプラスブラシ
19が始動用の回路の開閉を行っている。したがって、
従来技術と異なり、電磁スイッチや大容量スイッチなど
の高価な回路要素は、スタータ1を含む始動用電気系統
に必要とされない。
【0056】その結果、バッテリB等の始動電源に接続
されているスタータ単体1でその起動と停止とを行える
ので、始動用電気系統を簡素に構成することができ、同
系統全体のコストダウンになる。また、電磁スイッチの
コイル励磁用などの補助的な配線も必要とされないの
で、本実施例のスタータ1を汎用エンジンに付属させて
いる場合などに現場へ展開する際、配線が単純で手間が
かからないという利点もある。さらに、構成が単純でコ
ネクタなどが少ないから、始動系統の信頼性が向上する
という効果もある。
されているスタータ単体1でその起動と停止とを行える
ので、始動用電気系統を簡素に構成することができ、同
系統全体のコストダウンになる。また、電磁スイッチの
コイル励磁用などの補助的な配線も必要とされないの
で、本実施例のスタータ1を汎用エンジンに付属させて
いる場合などに現場へ展開する際、配線が単純で手間が
かからないという利点もある。さらに、構成が単純でコ
ネクタなどが少ないから、始動系統の信頼性が向上する
という効果もある。
【0057】以上のように、本手段によれば、より安価
にエンジン始動系を構成することができ、その信頼性も
向上するという効果がある。 (実施例1の第2の作用効果)第2に、変位手段7の構
成が簡素で製造容易でありながら、プラスブラシ19の
整流子2cへの押圧力を適正な範囲に保つことができる
ので、信頼性の向上と運用寿命の増大という効果が生じ
る。
にエンジン始動系を構成することができ、その信頼性も
向上するという効果がある。 (実施例1の第2の作用効果)第2に、変位手段7の構
成が簡素で製造容易でありながら、プラスブラシ19の
整流子2cへの押圧力を適正な範囲に保つことができる
ので、信頼性の向上と運用寿命の増大という効果が生じ
る。
【0058】まず、本実施例のスタータ1では、再び図
2に示すように、変位手段7が、スライドレールとして
のブラシ収容部28aと外力受容手段としての押しボタ
ン22とを構成要素に含んでいる。ブラシ収容部28a
をもつブラシ保持部材28は、モータフレーム345の
エンドフレーム5に固定され、プラスブラシ19を移動
可能に保持している。
2に示すように、変位手段7が、スライドレールとして
のブラシ収容部28aと外力受容手段としての押しボタ
ン22とを構成要素に含んでいる。ブラシ収容部28a
をもつブラシ保持部材28は、モータフレーム345の
エンドフレーム5に固定され、プラスブラシ19を移動
可能に保持している。
【0059】ここで、再び図3に示すように、操作者が
押すなどして押しボタン22が押し下げられると、プラ
スブラシ19は、リターンスプリング25の力に逆らっ
てブラシ収容部28aの内周面に沿って下降し、整流子
2cに当接する。すると、プラスブラシ19と整流子2
cとの間が導通し、整流子2cとマイナスブラシ20と
の間は定常的に導通しているから、プラスブラシ19と
整流子2cとの摺接面で始動回路が閉じ、スタータ1が
起動する。
押すなどして押しボタン22が押し下げられると、プラ
スブラシ19は、リターンスプリング25の力に逆らっ
てブラシ収容部28aの内周面に沿って下降し、整流子
2cに当接する。すると、プラスブラシ19と整流子2
cとの間が導通し、整流子2cとマイナスブラシ20と
の間は定常的に導通しているから、プラスブラシ19と
整流子2cとの摺接面で始動回路が閉じ、スタータ1が
起動する。
【0060】逆に、操作者が押しボタン22から手を離
すと、再び図2に示すように、プラスブラシ19は、リ
ターンスプリング25によりブラシ収容部28aの内周
面に沿って押し戻され、整流子2cから引き離される。
すると、プラスブラシ19と整流子2cとの間に間隔が
生じて導通がなくなり、スタータ1は停止する。次に、
本実施例のスタータ1では、変位手段7が、さらにブラ
シ連動部材としての棒状部材27と押圧スプリング23
とをも構成要素に含んでいる。棒状部材27は下端の嵌
合凸部27aで、プラスブラシ19の上部の嵌合凹部1
9aに嵌合しており、プラスブラシ19と一体に連動す
る。ここで、整流子2cに向かって棒状部材27を押圧
している押圧スプリング23の力は、再び図2に示すよ
うに押しボタン22が上がっている状態では、逆方向に
棒状部材27を押圧しているリターンスプリング25の
力よりも弱い。それゆえ、押しボタン22が上がってい
る状態では、リターンスプリング25の押圧力が押圧ス
プリング23の押圧力を凌駕しているので、棒状部材2
7はリターンスプリング25に押し戻されて上昇する。
すると、棒状部材27はプラスブラシ19と嵌合して連
動しているので、プラスブラシ19も上昇し、プラスブ
ラシ19が整流子2cから離れて導通がなくなるので、
スタータ1は停止する。
すと、再び図2に示すように、プラスブラシ19は、リ
ターンスプリング25によりブラシ収容部28aの内周
面に沿って押し戻され、整流子2cから引き離される。
すると、プラスブラシ19と整流子2cとの間に間隔が
生じて導通がなくなり、スタータ1は停止する。次に、
本実施例のスタータ1では、変位手段7が、さらにブラ
シ連動部材としての棒状部材27と押圧スプリング23
とをも構成要素に含んでいる。棒状部材27は下端の嵌
合凸部27aで、プラスブラシ19の上部の嵌合凹部1
9aに嵌合しており、プラスブラシ19と一体に連動す
る。ここで、整流子2cに向かって棒状部材27を押圧
している押圧スプリング23の力は、再び図2に示すよ
うに押しボタン22が上がっている状態では、逆方向に
棒状部材27を押圧しているリターンスプリング25の
力よりも弱い。それゆえ、押しボタン22が上がってい
る状態では、リターンスプリング25の押圧力が押圧ス
プリング23の押圧力を凌駕しているので、棒状部材2
7はリターンスプリング25に押し戻されて上昇する。
すると、棒状部材27はプラスブラシ19と嵌合して連
動しているので、プラスブラシ19も上昇し、プラスブ
ラシ19が整流子2cから離れて導通がなくなるので、
スタータ1は停止する。
【0061】逆に、再び図3に示すように押しボタン2
2が押し下げられている状態、すなわちON状態では、
押しボタン22には外力として操作者の押す力などがか
かっっている。このON状態では、押しボタン22にか
かる外力が、押圧スプリング23の押圧力に加算されて
リターンスプリング25の押圧力に打ち勝ち、押しボタ
ン22はブラシ保持部材28のボタン孔28g内を下降
している。すると、上端で押しボタン22に、下端で棒
状部材27に当接している押圧スプリング23は、所定
のバネ弾性力により棒状部材27を下方に押圧付勢す
る。棒状部材27はプラスブラシ19と連動しているの
で、プラスブラシ19は整流子2cに押圧スプリング2
3による所定の押圧力で当接し、導通が生じてスタータ
1は駆動される。ここで、プラスブラシ19が整流子2
cに当接する押圧力は、外力が直接作用するのではな
く、押圧スプリング23のバネ弾性力により生じるの
で、所定の大きさを越えることがない。
2が押し下げられている状態、すなわちON状態では、
押しボタン22には外力として操作者の押す力などがか
かっっている。このON状態では、押しボタン22にか
かる外力が、押圧スプリング23の押圧力に加算されて
リターンスプリング25の押圧力に打ち勝ち、押しボタ
ン22はブラシ保持部材28のボタン孔28g内を下降
している。すると、上端で押しボタン22に、下端で棒
状部材27に当接している押圧スプリング23は、所定
のバネ弾性力により棒状部材27を下方に押圧付勢す
る。棒状部材27はプラスブラシ19と連動しているの
で、プラスブラシ19は整流子2cに押圧スプリング2
3による所定の押圧力で当接し、導通が生じてスタータ
1は駆動される。ここで、プラスブラシ19が整流子2
cに当接する押圧力は、外力が直接作用するのではな
く、押圧スプリング23のバネ弾性力により生じるの
で、所定の大きさを越えることがない。
【0062】すなわち、本実施例のスタータ1では、押
しボタン22に必要以上の大きな外力が加わった場合に
も、プラスブラシ19が整流子2cに当接する押圧力の
大きさは適正な範囲を越えることがない。それゆえ、プ
ラスブラシ19が異常に大きな外力で整流子2cに押圧
され、摩擦トルクによりスタータ1の軸出力を減殺した
り、プラスブラシ19と整流子2cとの摺接面において
不必要な摩滅や損耗が生じたり、プラスブラシ19や変
位手段7の過大な変形や破壊を招いたりする危険がな
い。
しボタン22に必要以上の大きな外力が加わった場合に
も、プラスブラシ19が整流子2cに当接する押圧力の
大きさは適正な範囲を越えることがない。それゆえ、プ
ラスブラシ19が異常に大きな外力で整流子2cに押圧
され、摩擦トルクによりスタータ1の軸出力を減殺した
り、プラスブラシ19と整流子2cとの摺接面において
不必要な摩滅や損耗が生じたり、プラスブラシ19や変
位手段7の過大な変形や破壊を招いたりする危険がな
い。
【0063】したがって、本実施例のスタータ1によれ
ば、変位手段7が簡素な構成で高い信頼性が得られなが
ら、プラスブラシ19の整流子2cへの押圧力が適正な
範囲に制限されている。それゆえ、押しボタン22に過
大な押圧力がかかっても、過大な押圧力による不都合が
なくなり、スタータ1の信頼性が向上し、運用寿命も増
大するという効果がある。
ば、変位手段7が簡素な構成で高い信頼性が得られなが
ら、プラスブラシ19の整流子2cへの押圧力が適正な
範囲に制限されている。それゆえ、押しボタン22に過
大な押圧力がかかっても、過大な押圧力による不都合が
なくなり、スタータ1の信頼性が向上し、運用寿命も増
大するという効果がある。
【0064】また、整流子2cとの摺接面でプラスブラ
シ19に生じる振動が、押しボタン22を介して操作者
に伝達されることがなく、操作者に不快感を与えないと
いう効果もある。 (実施例1の変形態様1)前述の実施例1のスタータ1
の変位手段7の構成が大幅に簡素化されている変形態様
が可能である。すなわち、本変形態様では、図9に示す
ように、変位手段8およびエンドフレーム5’の構成と
両ブラシ19’,20’の電気極性とが実施例1と異な
り、その他の部分は実施例1と同様である。
シ19に生じる振動が、押しボタン22を介して操作者
に伝達されることがなく、操作者に不快感を与えないと
いう効果もある。 (実施例1の変形態様1)前述の実施例1のスタータ1
の変位手段7の構成が大幅に簡素化されている変形態様
が可能である。すなわち、本変形態様では、図9に示す
ように、変位手段8およびエンドフレーム5’の構成と
両ブラシ19’,20’の電気極性とが実施例1と異な
り、その他の部分は実施例1と同様である。
【0065】エンドフレーム5’は、実施例1と同様に
導電性の金属部材であり、(図中下端に)ブラシ保持部
材40を固定保持している。ブラシ保持部材40は、プ
ラスブラシ20’を、整流子2cの摺動面に対して垂直
に所定の範囲で移動可能に保持している。ブラシ保持部
材40の外側開口部には蓋部材41が固定されており、
ブラシ保持部材28の内部にはスプリング42が収納さ
れている。スプリング42は、組付け時に圧縮されて蓋
部材41との間にバネ弾性力を生じ、プラスブラシ2
0’を付勢して整流子2cに常時当接させている。プラ
スブラシ20は、実施例1と同様のコード43’および
端子ボルト(図略)を介して、始動電源の正極に導通し
ている。
導電性の金属部材であり、(図中下端に)ブラシ保持部
材40を固定保持している。ブラシ保持部材40は、プ
ラスブラシ20’を、整流子2cの摺動面に対して垂直
に所定の範囲で移動可能に保持している。ブラシ保持部
材40の外側開口部には蓋部材41が固定されており、
ブラシ保持部材28の内部にはスプリング42が収納さ
れている。スプリング42は、組付け時に圧縮されて蓋
部材41との間にバネ弾性力を生じ、プラスブラシ2
0’を付勢して整流子2cに常時当接させている。プラ
スブラシ20は、実施例1と同様のコード43’および
端子ボルト(図略)を介して、始動電源の正極に導通し
ている。
【0066】また、エンドフレーム5’は、プラスブラ
シ20と対向する位置(図中上部)に、変位手段8を介
してマイナスブラシ19’を整流子2cに対面して保持
している。変位手段8は、主として、エンドフレーム
5’の内部に一端部が固定されている板バネ83と、板
バネ83の他端部に接合されエンドフレーム5’の貫通
孔53から外部に突出している押しボタン81と、マイ
ナスブラシ19’を保持する接合部材82とから構成さ
れている。
シ20と対向する位置(図中上部)に、変位手段8を介
してマイナスブラシ19’を整流子2cに対面して保持
している。変位手段8は、主として、エンドフレーム
5’の内部に一端部が固定されている板バネ83と、板
バネ83の他端部に接合されエンドフレーム5’の貫通
孔53から外部に突出している押しボタン81と、マイ
ナスブラシ19’を保持する接合部材82とから構成さ
れている。
【0067】すなわち、板バネ83は、複数のネジ84
でエンドフレーム5’の内周面に突出しているマウント
部54に一端部を固定されている。板バネ83の他端部
は、エンドフレーム5’の貫通孔53をさえぎる位置に
延在しており、この他端部に押しボタン81とマイナス
ブラシ19’とを接合している接合部材82が保持され
ている。
でエンドフレーム5’の内周面に突出しているマウント
部54に一端部を固定されている。板バネ83の他端部
は、エンドフレーム5’の貫通孔53をさえぎる位置に
延在しており、この他端部に押しボタン81とマイナス
ブラシ19’とを接合している接合部材82が保持され
ている。
【0068】接合部材82は、押しボタン81の下端面
を板バネ83の上記他端部の一面に当接させて固定する
とともに、マイナスブラシ19’の整流子2cと背向す
る一端面を板バネ83の上記他端部の他の一面に当接さ
せて固定している。つまり、板バネ83の上記他端部と
押しボタン81とマイナスブラシ19’とは、接合部材
82によって互いに固定され、一体になっている。
を板バネ83の上記他端部の一面に当接させて固定する
とともに、マイナスブラシ19’の整流子2cと背向す
る一端面を板バネ83の上記他端部の他の一面に当接さ
せて固定している。つまり、板バネ83の上記他端部と
押しボタン81とマイナスブラシ19’とは、接合部材
82によって互いに固定され、一体になっている。
【0069】それゆえ、外力受容手段としての押しボタ
ン81に所定の外力が加わると、板バネ83のバネ弾性
力に逆らって、マイナスブラシ19’は整流子2cに押
しつける方向に付勢される。この際、押しボタン81が
貫通孔53をスムースに摺動できるように、押しボタン
81には適当な曲率で曲がった形状をしている。板バネ
83は曲げ変形が可能であり、スイッチ兼用ブラシであ
るマイナスブラシ19’を、整流子2cの摺接面に対し
て略鉛直方向に移動可能に保持しているので、押しボタ
ン81からの押圧力により、マイナスブラシ19’は整
流子2cに当接する。すると、始動電源(図略)から端
子ボルト(図略)、コード43’、プラスブラシ2
0’、整流子2c、マイナスブラシ19’、板バネ8
3、エンドフレーム5’を経てアースEへ通じる始動回
路が閉じて始動電流が流れ、スタータ1’が駆動され
る。
ン81に所定の外力が加わると、板バネ83のバネ弾性
力に逆らって、マイナスブラシ19’は整流子2cに押
しつける方向に付勢される。この際、押しボタン81が
貫通孔53をスムースに摺動できるように、押しボタン
81には適当な曲率で曲がった形状をしている。板バネ
83は曲げ変形が可能であり、スイッチ兼用ブラシであ
るマイナスブラシ19’を、整流子2cの摺接面に対し
て略鉛直方向に移動可能に保持しているので、押しボタ
ン81からの押圧力により、マイナスブラシ19’は整
流子2cに当接する。すると、始動電源(図略)から端
子ボルト(図略)、コード43’、プラスブラシ2
0’、整流子2c、マイナスブラシ19’、板バネ8
3、エンドフレーム5’を経てアースEへ通じる始動回
路が閉じて始動電流が流れ、スタータ1’が駆動され
る。
【0070】逆に、押しボタン81にかかっていた外力
が無くなると、板バネ83のバネ弾性による回復力によ
り、板バネ83が(図中に破線で示す位置に)伸びる。
すると、マイナスブラシ19’は整流子2cと離れて導
通がなくなり、スタータ1’は駆動力を失う。それゆ
え、実施例1と同様に、押しボタン81を操作者が押し
たり離したりすることにより、本変形態様のスタータ
1’を作動させたり停止させたりすることができる。
が無くなると、板バネ83のバネ弾性による回復力によ
り、板バネ83が(図中に破線で示す位置に)伸びる。
すると、マイナスブラシ19’は整流子2cと離れて導
通がなくなり、スタータ1’は駆動力を失う。それゆ
え、実施例1と同様に、押しボタン81を操作者が押し
たり離したりすることにより、本変形態様のスタータ
1’を作動させたり停止させたりすることができる。
【0071】本変形態様では、外力受容手段としての押
しボタン81と板バネ83とが変位手段8の主要構成で
あり、ブラシ保持部材28でスライドレールを形成して
いる前述の実施例1と比較して、変位手段8が極めて簡
素である。したがって、本変形態様によれば、実施例1
とほぼ同様の効果を達成しながら、実施例1に比べて
も、いっそう安価で信頼性が高いスタータを提供するこ
とができるという効果がある。
しボタン81と板バネ83とが変位手段8の主要構成で
あり、ブラシ保持部材28でスライドレールを形成して
いる前述の実施例1と比較して、変位手段8が極めて簡
素である。したがって、本変形態様によれば、実施例1
とほぼ同様の効果を達成しながら、実施例1に比べて
も、いっそう安価で信頼性が高いスタータを提供するこ
とができるという効果がある。
【0072】なお、押しボタン81はシリコンゴムから
なる柔軟なカバーシート85で覆われており、カバーシ
ート85は全周囲の封止部86でエンドフレーム5’の
外周面に接合封止されている。それゆえ、貫通孔53の
防塵性および防水性は十分に高く、また、漏電により操
作者が感電する危険も防止されている。 (実施例1の変形態様2)前述の実施例1のスタータ1
の変位手段7の構成が大幅に簡素化されており、操作者
が手を放してもスタータ1”が駆動したままに保たれ、
操作者の別の操作によりスタータ1”が停止する変形態
様も可能である。
なる柔軟なカバーシート85で覆われており、カバーシ
ート85は全周囲の封止部86でエンドフレーム5’の
外周面に接合封止されている。それゆえ、貫通孔53の
防塵性および防水性は十分に高く、また、漏電により操
作者が感電する危険も防止されている。 (実施例1の変形態様2)前述の実施例1のスタータ1
の変位手段7の構成が大幅に簡素化されており、操作者
が手を放してもスタータ1”が駆動したままに保たれ、
操作者の別の操作によりスタータ1”が停止する変形態
様も可能である。
【0073】本変形態様では、図10に示すように、変
位手段8’およびエンドフレーム5”の構成が前述の変
形態様1と異なり、その他の部分は変形態様1と同様で
ある。たとえば、エンドフレーム5”は、実施例1およ
び変形態様1と同様に導電性の金属部材であり、(図中
下端に)変形態様1と同一のブラシ保持部材40を固定
保持している。
位手段8’およびエンドフレーム5”の構成が前述の変
形態様1と異なり、その他の部分は変形態様1と同様で
ある。たとえば、エンドフレーム5”は、実施例1およ
び変形態様1と同様に導電性の金属部材であり、(図中
下端に)変形態様1と同一のブラシ保持部材40を固定
保持している。
【0074】エンドフレーム5”は、プラスブラシ20
と対向する位置(図中上部)に、変位手段8’を介して
マイナスブラシ19’を整流子2cに対面して保持して
いる。変位手段8’は、エンドフレーム5”の内部に両
端部が固定されている板バネ83’と、板バネ83’の
中央部に接合されエンドフレーム5”の貫通孔53’か
ら外部に突出しているプッシュプル・ノブ81’と、マ
イナスブラシ19’を保持する接合部材82’とから構
成されている。
と対向する位置(図中上部)に、変位手段8’を介して
マイナスブラシ19’を整流子2cに対面して保持して
いる。変位手段8’は、エンドフレーム5”の内部に両
端部が固定されている板バネ83’と、板バネ83’の
中央部に接合されエンドフレーム5”の貫通孔53’か
ら外部に突出しているプッシュプル・ノブ81’と、マ
イナスブラシ19’を保持する接合部材82’とから構
成されている。
【0075】すなわち、板バネ83’は、エンドフレー
ム5’の内周面に突出している左右一対のマウント部5
4に両端端部を複数のネジ84で固定されており、左右
から予備圧縮を受けて定常的に撓んだ状態(挫屈してい
る状態)にある。板バネ83’の中央部は、エンドフレ
ーム5”の貫通孔53’をさえぎる位置に延在してお
り、この中央部にプッシュプル・ノブ81’とマイナス
ブラシ19’とを接合している接合部材82が保持され
ている。
ム5’の内周面に突出している左右一対のマウント部5
4に両端端部を複数のネジ84で固定されており、左右
から予備圧縮を受けて定常的に撓んだ状態(挫屈してい
る状態)にある。板バネ83’の中央部は、エンドフレ
ーム5”の貫通孔53’をさえぎる位置に延在してお
り、この中央部にプッシュプル・ノブ81’とマイナス
ブラシ19’とを接合している接合部材82が保持され
ている。
【0076】ここで、プッシュプル・ノブ81’が板バ
ネ83’に当接している端面と、マイナスブラシ19’
が板バネ83’に当接している端面とは、適当な曲率の
一次局面で凸面を形成している。これは、プッシュプル
・ノブ81’によるスイッチング操作で板バネ83’が
反りの向きを変えた場合にも、板バネ83’の変形が阻
止されて板バネ83’に無理な曲げ応力がかかることを
防ぐためである。
ネ83’に当接している端面と、マイナスブラシ19’
が板バネ83’に当接している端面とは、適当な曲率の
一次局面で凸面を形成している。これは、プッシュプル
・ノブ81’によるスイッチング操作で板バネ83’が
反りの向きを変えた場合にも、板バネ83’の変形が阻
止されて板バネ83’に無理な曲げ応力がかかることを
防ぐためである。
【0077】接合部材82’は、プッシュプル・ノブ8
1’の下端面を板バネ83’の中央部の一面に当接させ
て固定するとともに、マイナスブラシ19’の整流子2
cと背向する一端面を板バネ83’の中央部の他の一面
に当接させて固定している。つまり、板バネ83’の中
央部とプッシュプル・ノブ81’とマイナスブラシ1
9’とは、接合部材82’によって互いに固定され、一
体になっている。
1’の下端面を板バネ83’の中央部の一面に当接させ
て固定するとともに、マイナスブラシ19’の整流子2
cと背向する一端面を板バネ83’の中央部の他の一面
に当接させて固定している。つまり、板バネ83’の中
央部とプッシュプル・ノブ81’とマイナスブラシ1
9’とは、接合部材82’によって互いに固定され、一
体になっている。
【0078】それゆえ、外力受容手段としてのプッシュ
プル・ノブ81’が押されて、所定の外力が軸心方向に
加わると、板バネ83’のバネ弾性力に逆らって、マイ
ナスブラシ19’は押し下げられる。すると、圧縮挫屈
していた板バネ83’の平衡点を越えて板バネ83’変
形が進み、板バネ83’の挫屈が反転して板バネ83’
は下へ凸の状態(図中破線)で挫屈する。板バネ83’
が下方へ挫屈方向を反転することにより、板バネ83’
は、マイナスブラシ19’は整流子2cに押しつける方
向に付勢する。板バネ83’は曲げ変形が可能であり、
スイッチ兼用ブラシであるマイナスブラシ19’を、整
流子2cの摺接面に対して略鉛直方向に移動可能に保持
している。
プル・ノブ81’が押されて、所定の外力が軸心方向に
加わると、板バネ83’のバネ弾性力に逆らって、マイ
ナスブラシ19’は押し下げられる。すると、圧縮挫屈
していた板バネ83’の平衡点を越えて板バネ83’変
形が進み、板バネ83’の挫屈が反転して板バネ83’
は下へ凸の状態(図中破線)で挫屈する。板バネ83’
が下方へ挫屈方向を反転することにより、板バネ83’
は、マイナスブラシ19’は整流子2cに押しつける方
向に付勢する。板バネ83’は曲げ変形が可能であり、
スイッチ兼用ブラシであるマイナスブラシ19’を、整
流子2cの摺接面に対して略鉛直方向に移動可能に保持
している。
【0079】それゆえ、プッシュプル・ノブ81’にか
かっていた外力が無くなっても、挫屈の方向が反転した
板バネ83’のバネ弾性力により、マイナスブラシ1
9’は整流子2cに当接し続ける。すると、始動電源
(図略)から端子ボルト(図略)、コード43’、プラ
スブラシ20’、整流子2c、マイナスブラシ19’、
板バネ83’、エンドフレーム5”を経てアースEへ通
じる始動回路が閉じ、スタータ1”が駆動される。
かっていた外力が無くなっても、挫屈の方向が反転した
板バネ83’のバネ弾性力により、マイナスブラシ1
9’は整流子2cに当接し続ける。すると、始動電源
(図略)から端子ボルト(図略)、コード43’、プラ
スブラシ20’、整流子2c、マイナスブラシ19’、
板バネ83’、エンドフレーム5”を経てアースEへ通
じる始動回路が閉じ、スタータ1”が駆動される。
【0080】逆に、プッシュプル・ノブ81’に逆方向
の外力(引っ張り)が所定の大きさでかかると、板バネ
83’の圧縮挫屈の方向が再び反転し、板バネ83がも
との位置(図中実線)に復帰する。すると、マイナスブ
ラシ19’は整流子2cと離れて導通がなくなり、スタ
ータ1”は駆動力を失う。それゆえ、実施例1および変
形態様と同様に、プッシュプル・ノブ81’を操作者が
押したり引いたりすることにより、本変形態様のスター
タ1’を作動させたり停止させたりすることができる。
また、プッシュプル・ノブ81’を押したままの状態で
放置して、スタータ1”(またはモータ)を駆動してい
る状態に保つことができる。
の外力(引っ張り)が所定の大きさでかかると、板バネ
83’の圧縮挫屈の方向が再び反転し、板バネ83がも
との位置(図中実線)に復帰する。すると、マイナスブ
ラシ19’は整流子2cと離れて導通がなくなり、スタ
ータ1”は駆動力を失う。それゆえ、実施例1および変
形態様と同様に、プッシュプル・ノブ81’を操作者が
押したり引いたりすることにより、本変形態様のスター
タ1’を作動させたり停止させたりすることができる。
また、プッシュプル・ノブ81’を押したままの状態で
放置して、スタータ1”(またはモータ)を駆動してい
る状態に保つことができる。
【0081】本変形態様では、外力受容手段としてのプ
ッシュプル・ノブ81’と板バネ83’とが変位手段
8’の主要な構成要素であり、ブラシ保持部材28でス
ライドレールを形成している前述の実施例1と比較し
て、変位手段8’が極めて簡素である。したがって、本
変形態様によれば、前述の変形態様1と同様に、実施例
1よりもいっそう安価で信頼性が高いスタータを提供す
ることができるという効果がある。
ッシュプル・ノブ81’と板バネ83’とが変位手段
8’の主要な構成要素であり、ブラシ保持部材28でス
ライドレールを形成している前述の実施例1と比較し
て、変位手段8’が極めて簡素である。したがって、本
変形態様によれば、前述の変形態様1と同様に、実施例
1よりもいっそう安価で信頼性が高いスタータを提供す
ることができるという効果がある。
【0082】なお、プッシュプル・ノブ81’とエンド
フレーム5’との摺動面の付近に、防塵防水用のシール
部材を設け、貫通孔53’の防塵性および防水性を向上
させている構成も可能である。また、板バネ83’の両
端部のネジ84を通す孔に遊びを与え、プッシュプル・
ノブ81’に代わって押しボタンとした構成のさらなる
変形態様も可能である。このさらなる変形態様では、押
しボタンが押されている間だけ、板バネ83’の中央部
が下に凸に曲げ変形し、マイナスブラシ19’が整流子
2cに当接してスタータが駆動される。そして、押しボ
タンが放置されると、板バネ83’が復帰してマイナス
ブラシ19’が整流子2cから離れ、スタータの駆動力
が失われる。以上の動作は、前述の実施例1および変形
態様1と同様である。
フレーム5’との摺動面の付近に、防塵防水用のシール
部材を設け、貫通孔53’の防塵性および防水性を向上
させている構成も可能である。また、板バネ83’の両
端部のネジ84を通す孔に遊びを与え、プッシュプル・
ノブ81’に代わって押しボタンとした構成のさらなる
変形態様も可能である。このさらなる変形態様では、押
しボタンが押されている間だけ、板バネ83’の中央部
が下に凸に曲げ変形し、マイナスブラシ19’が整流子
2cに当接してスタータが駆動される。そして、押しボ
タンが放置されると、板バネ83’が復帰してマイナス
ブラシ19’が整流子2cから離れ、スタータの駆動力
が失われる。以上の動作は、前述の実施例1および変形
態様1と同様である。
【0083】(実施例1のその他の変形態様)本実施例
または変形態様1,2のさらなる変形態様として、モー
タ回転子2のコイル辺の外周面に整流子が形成されてお
りいるスタータへの本発明の適用が可能である。同変形
態様では、上記整流子面に摺接するブラシのうち少なく
とも一つが、変位手段7,8,8’のうちいずれかで保
持されている。
または変形態様1,2のさらなる変形態様として、モー
タ回転子2のコイル辺の外周面に整流子が形成されてお
りいるスタータへの本発明の適用が可能である。同変形
態様では、上記整流子面に摺接するブラシのうち少なく
とも一つが、変位手段7,8,8’のうちいずれかで保
持されている。
【0084】〔実施例2〕 (実施例2の構成)本発明の実施例2としてのスタータ
1Aは、図11に示すように、モータ回転子2’の後端
面(図中右端面)にフェース型整流子2c’が形成され
ている。また、これに当接するブラシ19”,20”
は、エンドフレーム50にそれぞれ保持されている。
1Aは、図11に示すように、モータ回転子2’の後端
面(図中右端面)にフェース型整流子2c’が形成され
ている。また、これに当接するブラシ19”,20”
は、エンドフレーム50にそれぞれ保持されている。
【0085】すなわち、エンドフレーム50は樹脂から
なる絶縁性の一体成形部材であって、継鉄3の後端に接
合固定されており、中央部で軸受け16を介してモータ
回転子2’の後端部を回転自在に支持している。エンド
フレーム50の円盤部55の内側面側には、マイナスブ
ラシ保持部56およびプラスブラシ保持部57が形成さ
れており、それぞれマイナスブラシ20”およびプラス
ブラシ19”を出力軸2aの軸長方向に変位可能に保持
している。
なる絶縁性の一体成形部材であって、継鉄3の後端に接
合固定されており、中央部で軸受け16を介してモータ
回転子2’の後端部を回転自在に支持している。エンド
フレーム50の円盤部55の内側面側には、マイナスブ
ラシ保持部56およびプラスブラシ保持部57が形成さ
れており、それぞれマイナスブラシ20”およびプラス
ブラシ19”を出力軸2aの軸長方向に変位可能に保持
している。
【0086】マイナスブラシ20”は、マイナスブラシ
保持部56に保持され、マイナスブラシ保持部56を外
側から閉止している蓋部材41に一端を当接しているス
プリング42に付勢されて、フェース型整流子2c’に
常に当接している。一方、プラスブラシ19”は、プラ
スブラシ保持部57と、プラスブラシ保持部57の後背
面に形成されている円筒部58などとから構成されてい
る変位手段7’により、外部からの操作で変位可能に保
持されている。
保持部56に保持され、マイナスブラシ保持部56を外
側から閉止している蓋部材41に一端を当接しているス
プリング42に付勢されて、フェース型整流子2c’に
常に当接している。一方、プラスブラシ19”は、プラ
スブラシ保持部57と、プラスブラシ保持部57の後背
面に形成されている円筒部58などとから構成されてい
る変位手段7’により、外部からの操作で変位可能に保
持されている。
【0087】変位手段7’は、エンドフレーム50の一
部として一体に形成されているプラスブラシ保持部57
および円筒部58と、円筒部58に組つけられている押
しボタン22、押圧スプリング23、棒状部材27、ワ
ッシャ24,26およびリターンスプリング25から構
成されている。変位手段7’の構成および作用は、エン
ドフレーム50と一体にプラスブラシ保持部57および
円筒部58が成形されている点を除き、実施例1とほぼ
同様である。
部として一体に形成されているプラスブラシ保持部57
および円筒部58と、円筒部58に組つけられている押
しボタン22、押圧スプリング23、棒状部材27、ワ
ッシャ24,26およびリターンスプリング25から構
成されている。変位手段7’の構成および作用は、エン
ドフレーム50と一体にプラスブラシ保持部57および
円筒部58が成形されている点を除き、実施例1とほぼ
同様である。
【0088】すなわち、プラスブラシ19”はスイッチ
兼用ブラシであって、変位手段7’の押しボタン22が
押し込まれている間のみフェース型整流子2c’に当接
し、押しボタン22への外力が無くなるとフェース型整
流子2c’から離れる。本実施例のスタータ1Aのその
他の構成は、実施例1のスタータ1の構成と同様であ
る。
兼用ブラシであって、変位手段7’の押しボタン22が
押し込まれている間のみフェース型整流子2c’に当接
し、押しボタン22への外力が無くなるとフェース型整
流子2c’から離れる。本実施例のスタータ1Aのその
他の構成は、実施例1のスタータ1の構成と同様であ
る。
【0089】(実施例2の作用効果)本実施例のスター
タ1Aにおいても、実施例1の整流子2cを有するスタ
ータ1と同様の作用により、実施例1と同様に優れた効
果を発揮する。本実施例によればさらに、エンドフレー
ム50と一体にプラスブラシ保持部57および円筒部5
8が成形されているので、組み立てコストが低減され、
本発明のスタータをいっそう安価に提供できるようにな
るという効果がある。
タ1Aにおいても、実施例1の整流子2cを有するスタ
ータ1と同様の作用により、実施例1と同様に優れた効
果を発揮する。本実施例によればさらに、エンドフレー
ム50と一体にプラスブラシ保持部57および円筒部5
8が成形されているので、組み立てコストが低減され、
本発明のスタータをいっそう安価に提供できるようにな
るという効果がある。
【0090】(実施例2の各種変形態様)本実施例に対
しても、前述の実施例1に対するその変形態様1,2に
相当する変形態様を実施することができる。すなわち、
スイッチ兼用ブラシが、片持ち板バネ83(図9参照)
や両持ち板バネ83’(図 参照)に変位可能に支持さ
れている変形態様が可能である。
しても、前述の実施例1に対するその変形態様1,2に
相当する変形態様を実施することができる。すなわち、
スイッチ兼用ブラシが、片持ち板バネ83(図9参照)
や両持ち板バネ83’(図 参照)に変位可能に支持さ
れている変形態様が可能である。
【0091】また、本実施例の技術は、電機子の後端面
とは別に、モータ回転子2の一部に同軸に設けられた円
板面に整流子面が形成されているフェース整流子をもつ
スタータにも適用可能である。なお、以上のいずれの実
施例および変形態様においても、操作は手動で可能であ
るばかりでなく、足踏み操作など手動以外の人力操作あ
るいは機械力操作でも操作することができる。
とは別に、モータ回転子2の一部に同軸に設けられた円
板面に整流子面が形成されているフェース整流子をもつ
スタータにも適用可能である。なお、以上のいずれの実
施例および変形態様においても、操作は手動で可能であ
るばかりでなく、足踏み操作など手動以外の人力操作あ
るいは機械力操作でも操作することができる。
【0092】〔実施例3〕 (実施例3の構成)本発明の実施例3としてのスタータ
は、図1に示すように、前述の実施例1のスタータ1を
改修し、電磁コイル203によって吸引される可動鉄心
201の変位作用により、押しボタン22’の操作がで
きるようにしたものである。
は、図1に示すように、前述の実施例1のスタータ1を
改修し、電磁コイル203によって吸引される可動鉄心
201の変位作用により、押しボタン22’の操作がで
きるようにしたものである。
【0093】すなわち、本実施例においては、変位手段
7’のみが実施例1の変位手段7と異なっており、他の
構成は実施例1と同様である。変位手段7’は、可動鉄
心201と通電されると可動鉄心201を内側(図中下
方)に引き込む電磁コイル203とを主要構成要素とし
ているアクチュエータ71と、実施例1の変位手段7と
おおむね同一の中間変位手段72とからなる。アクチュ
エータ71の可動鉄心201は、下端部で中間変位手段
72の押しボタン22’と一体に接合されており、可動
鉄心201および押しボタン22’は互いに連動してい
る。
7’のみが実施例1の変位手段7と異なっており、他の
構成は実施例1と同様である。変位手段7’は、可動鉄
心201と通電されると可動鉄心201を内側(図中下
方)に引き込む電磁コイル203とを主要構成要素とし
ているアクチュエータ71と、実施例1の変位手段7と
おおむね同一の中間変位手段72とからなる。アクチュ
エータ71の可動鉄心201は、下端部で中間変位手段
72の押しボタン22’と一体に接合されており、可動
鉄心201および押しボタン22’は互いに連動してい
る。
【0094】中間変位手段72は、ブラシ保持部材2
8’、棒状部材27、リターンスプリング25、押圧ス
プリング23、押しボタン22’およびワッシャ23,
26からなる。中間変位手段72は、実施例1と同様に
ブラシ保持部材28’によりエンドフレーム50の上部
の取り付け孔51に嵌合して、エンドフレーム50に固
定されている。ブラシ保持部材28’がエンドフレーム
50と嵌合する部分の規格(寸法形状等)は、実施例1
のブラシ保持部材28と同一である。中間変位手段72
が実施例1の変位手段7と構成上異なる点は、押しボタ
ン22’の中央に貫通孔22aが開いていることと、ブ
ラシ保持部材28’の円筒部28bの外周面に雄ねじ1
0が形成されていることである。いずれの相違点も、ア
クチュエータ71の取り付けを可能にするためのもので
ある。
8’、棒状部材27、リターンスプリング25、押圧ス
プリング23、押しボタン22’およびワッシャ23,
26からなる。中間変位手段72は、実施例1と同様に
ブラシ保持部材28’によりエンドフレーム50の上部
の取り付け孔51に嵌合して、エンドフレーム50に固
定されている。ブラシ保持部材28’がエンドフレーム
50と嵌合する部分の規格(寸法形状等)は、実施例1
のブラシ保持部材28と同一である。中間変位手段72
が実施例1の変位手段7と構成上異なる点は、押しボタ
ン22’の中央に貫通孔22aが開いていることと、ブ
ラシ保持部材28’の円筒部28bの外周面に雄ねじ1
0が形成されていることである。いずれの相違点も、ア
クチュエータ71の取り付けを可能にするためのもので
ある。
【0095】いっぽうアクチュエータ71は、可動鉄心
201、フレーム202、電磁コイル203、巻き枠
(ボビン)204、カバー205、スリーブ206、プ
レート207から構成されている。フレーム202は、
軟磁性体から形成され、アクチュエータ71の磁気回路
の一部を構成する有底中空円筒部材であり、底部(図中
上部)には可動鉄心201の一端を通す貫通孔が形成さ
れている。フレーム202の内部空間には、内周面に沿
って巻き枠204に巻線されている中空円筒状の電磁コ
イル203が収容されて固定されている。軟磁性体から
なるリング状のプレート207は、巻き枠204の一端
に当接してフレーム202の内周面に固定されており、
フレーム202および可動鉄心201とで磁気回路を構
成する。
201、フレーム202、電磁コイル203、巻き枠
(ボビン)204、カバー205、スリーブ206、プ
レート207から構成されている。フレーム202は、
軟磁性体から形成され、アクチュエータ71の磁気回路
の一部を構成する有底中空円筒部材であり、底部(図中
上部)には可動鉄心201の一端を通す貫通孔が形成さ
れている。フレーム202の内部空間には、内周面に沿
って巻き枠204に巻線されている中空円筒状の電磁コ
イル203が収容されて固定されている。軟磁性体から
なるリング状のプレート207は、巻き枠204の一端
に当接してフレーム202の内周面に固定されており、
フレーム202および可動鉄心201とで磁気回路を構
成する。
【0096】さらに、巻き枠204の貫通孔の内周面に
は、摺動性のよい被磁性体材料(たとえばテフロン樹
脂)からなる円筒面の肉圧が薄いスリーブ206が接合
されている。スリーブ206の内周面の形成する円筒形
の空洞には、可動鉄心201がスリーブ206に沿って
図中上下方向に変位可能に保持されている。可動鉄心2
01の先端部(下端部)には突起201aがあり、突起
201aは押しボタン22’の頂面中央に開口している
貫通孔22aに挿入された上で潰されてかしめられてい
る。突起201aの貫通孔22aでのかしめにより、可
動鉄心201と押しボタン22’とは連結されている。
は、摺動性のよい被磁性体材料(たとえばテフロン樹
脂)からなる円筒面の肉圧が薄いスリーブ206が接合
されている。スリーブ206の内周面の形成する円筒形
の空洞には、可動鉄心201がスリーブ206に沿って
図中上下方向に変位可能に保持されている。可動鉄心2
01の先端部(下端部)には突起201aがあり、突起
201aは押しボタン22’の頂面中央に開口している
貫通孔22aに挿入された上で潰されてかしめられてい
る。突起201aの貫通孔22aでのかしめにより、可
動鉄心201と押しボタン22’とは連結されている。
【0097】カバー205は、フレーム202、スリー
ブ206、および可動鉄心201の底部(図中上端部)
を覆う樹脂であり、可動鉄心201付近への塵埃や水分
・油分の浸入を防止している。以上の構成を持つアクチ
ュエータ71は、フレーム202の下端部の内周面に形
成された雌ねじを、前述のブラシ保持部材28’の外周
面に形成されている雄ねじ10と螺合させることによ
り、ブラシ保持部材28に固定されている。
ブ206、および可動鉄心201の底部(図中上端部)
を覆う樹脂であり、可動鉄心201付近への塵埃や水分
・油分の浸入を防止している。以上の構成を持つアクチ
ュエータ71は、フレーム202の下端部の内周面に形
成された雌ねじを、前述のブラシ保持部材28’の外周
面に形成されている雄ねじ10と螺合させることによ
り、ブラシ保持部材28に固定されている。
【0098】(実施例3の作用効果)本実施例のスター
タ1Bでは、電磁コイル203に通電されると、磁気吸
引力によって可動鉄心201が吸引されて下降し、押し
ボタン22を押し下げ、押圧スプリング23の付勢力を
介して棒状部材27を押し下げる。すると、棒状部材2
7の先端部は実施例1と同様にプラスブラシ19と嵌合
しているので、可動鉄心201と連動してプラスブラシ
19が整流子2cに押し当てられる。
タ1Bでは、電磁コイル203に通電されると、磁気吸
引力によって可動鉄心201が吸引されて下降し、押し
ボタン22を押し下げ、押圧スプリング23の付勢力を
介して棒状部材27を押し下げる。すると、棒状部材2
7の先端部は実施例1と同様にプラスブラシ19と嵌合
しているので、可動鉄心201と連動してプラスブラシ
19が整流子2cに押し当てられる。
【0099】その際の摺動面19cに作用する押圧力
は、押圧スプリング23のバネ弾性力によって適正な範
囲に制限されている。それゆえ、可動鉄心201によっ
て過大な衝撃力が生じても、摺動面19cには伝達され
ず、摺動面19cは過大な操作力から保護されている。
アクチュエータ71の変位作用により、可動鉄心201
と連動してプラスブラシ19が整流子2cに押し当てら
れると、プラスブラシ19と整流子2cとの間が導通し
スタータが駆動される。
は、押圧スプリング23のバネ弾性力によって適正な範
囲に制限されている。それゆえ、可動鉄心201によっ
て過大な衝撃力が生じても、摺動面19cには伝達され
ず、摺動面19cは過大な操作力から保護されている。
アクチュエータ71の変位作用により、可動鉄心201
と連動してプラスブラシ19が整流子2cに押し当てら
れると、プラスブラシ19と整流子2cとの間が導通し
スタータが駆動される。
【0100】逆に、電磁コイル203への通電が遮断さ
れると、圧縮されていたリターンスプリング25のバネ
弾性力で、可動鉄心201は元の位置(図12参照)に
復帰する。同時に、プラスブラシ19は、棒状部材27
等を介して可動鉄心201に連動しているので、整流子
2cから引き離されて導通が失われ、スタータ1Bに駆
動力は作用しなくなる。
れると、圧縮されていたリターンスプリング25のバネ
弾性力で、可動鉄心201は元の位置(図12参照)に
復帰する。同時に、プラスブラシ19は、棒状部材27
等を介して可動鉄心201に連動しているので、整流子
2cから引き離されて導通が失われ、スタータ1Bに駆
動力は作用しなくなる。
【0101】したがって、本実施例のスタータ1Bによ
れば、前述の実施例1の効果に加えて、次のような効果
がある。すなわち、アクチュエータ71および中間変位
手段72からなる変位手段70の採用により、始動電流
に耐える大容量のメインスイッチを必要とせず、始動系
の構成が簡素になる。それゆえ、始動系全体のコストダ
ウンになるうえ、信頼性も向上している。
れば、前述の実施例1の効果に加えて、次のような効果
がある。すなわち、アクチュエータ71および中間変位
手段72からなる変位手段70の採用により、始動電流
に耐える大容量のメインスイッチを必要とせず、始動系
の構成が簡素になる。それゆえ、始動系全体のコストダ
ウンになるうえ、信頼性も向上している。
【0102】さらに、人力によらずにスタータ1Bの駆
動と停止とができる。それゆえ、操作者が近寄りにくい
環境で使用される場合にも、キースイッチ等により遠隔
操作ができ、安全であるまたは便利であるという効果が
ある。また、前述のようにブラシ保持部材28’の規格
が実施例1のブラシ保持部材28の規格と同一であり、
本実施例の変位手段70と実施例1の変位手段7との間
に互換性がある。それゆえ、実施例1のスイッチ操作を
人力によって行う型のスタータ1と、本実施例のキース
イッチ等で電気的にスイッチ操作を行う型のスタータ1
Bとを、大半の部品を共通にして製造することができ
る。同じ理由で、製造出荷時は人力型のスタータ1であ
っても、納入先でオプションとして変位手段7を変位手
段70に交換し、電磁力型のスタータ1Bに改造するこ
とが容易にできるようになるという効果もある。
動と停止とができる。それゆえ、操作者が近寄りにくい
環境で使用される場合にも、キースイッチ等により遠隔
操作ができ、安全であるまたは便利であるという効果が
ある。また、前述のようにブラシ保持部材28’の規格
が実施例1のブラシ保持部材28の規格と同一であり、
本実施例の変位手段70と実施例1の変位手段7との間
に互換性がある。それゆえ、実施例1のスイッチ操作を
人力によって行う型のスタータ1と、本実施例のキース
イッチ等で電気的にスイッチ操作を行う型のスタータ1
Bとを、大半の部品を共通にして製造することができ
る。同じ理由で、製造出荷時は人力型のスタータ1であ
っても、納入先でオプションとして変位手段7を変位手
段70に交換し、電磁力型のスタータ1Bに改造するこ
とが容易にできるようになるという効果もある。
【0103】(実施例3の各種変形態様)本実施例にお
いても、前述の各種整流子に対応して変位手段70の位
置とプラスブラシ19の形状とを変えることにより、各
種変形態様が可能である。
いても、前述の各種整流子に対応して変位手段70の位
置とプラスブラシ19の形状とを変えることにより、各
種変形態様が可能である。
【図1】 実施例1としてのスタータの構成を示す側端
面図
面図
【図2】 実施例1のスタータの要部の構成をOFF状
態で示す側断面図
態で示す側断面図
【図3】 実施例1のスタータの要部の作用をON状態
で示す側断面図
で示す側断面図
【図4】 実施例1の変位手段およびプラスブラシの構
成を示す側端面図
成を示す側端面図
【図5】 実施例1のブラシ保持部材の形状を示す側面
図
図
【図6】 実施例1の変位手段およびブラシの組立手順
を示す分解斜視図
を示す分解斜視図
【図7】 実施例1の棒状部材とブラシ保持部材とを示
す水平断面図
す水平断面図
【図8】 実施例1としてのスタータの効果を示す始動
系の回路図
系の回路図
【図9】 実施例1の変形態様1のスタータ要部の構成
を示す端面図
を示す端面図
【図10】実施例1の変形態様2のスタータ要部の構成
を示す端面図
を示す端面図
【図11】実施例2としてのスタータの構成を示す側端
面図
面図
【図12】実施例3のスタータ要部の構成を示す側断面
図
図
【図13】従来技術による始動系の2例を示す組図
(a)電磁スイッチを要する始動系の回路図 (b)大容量スイッチを要する始動系の回路図
(a)電磁スイッチを要する始動系の回路図 (b)大容量スイッチを要する始動系の回路図
1,1’,1”,1A:スタータ 2:モータ回転子(電機子、アーマチュア) 2a:
出力軸(電機子軸) 2b:ヘリカルスプライン 2c:整流子 2d:
電機子部分 3:継鉄(ヨーク) 4:ハウジング 4a:先端部 4b:マウント部 5,5’,5”:エンドフレーム(金属からなり導電
性) 5b,5c:嵌合溝 5d:円盤部 6:一方向性
クラッチ 7,7’,8,8’:変位手段 10:雄ねじ 12:バッテリ端子 13:接地リベット 15,
16:軸受け 17:界磁磁石 18:ピニオン移動体 18a:
ピニオンギヤ 19,19”:プラスブラシ(スイッチ兼用ブラシ) 19a:嵌合凹部(空間を形成) 19b:開口部 19c,19c’:摺接面 19’:マイナスブラシ(スイッチ兼用ブラシ) 20,20”:マイナスブラシ 20’:プラスブラ
シ 21:リターンスプリング(ピニオン用) 22,22’:押しボタン(外力受容手段) 22a:
貫通孔 23:押圧スプリング 25:リターンスプリング
(23より強い) 24,26:ワッシャ 27:棒状部材(絶縁性のブ
ラシ連動部材) 27a:嵌合凸部 27b:ピストン部 27c:
連結棒部 28:ブラシ保持部材(プラスブラシの保持とオン・オ
フ) 28a:ブラシ収容部(スライドレール) 28b:
円筒部 28c:段付き部 28d:底部 28e:被ガイ
ド部 28f:貫通矩形孔(断面が長方形の貫通孔) 28
g:ボタン孔 280:有底矩形孔(プラスブラシの収容) 30:絶縁ワッシャ 31:絶縁部材 32:ナット 33:端子ボルト 34,34’:
コード 40:ブラシ保持部材(マイナス側) 40a:ブラシ収容部 40b:段付き部 40
c:被ガイド部 41:蓋部材 42:スプリング 43,43’:
コード 51,52:取り付け孔 53:貫通孔 54:マ
ウント部 55:円盤部 56:マイナスブラシ保持部 5
7:プラスブラシ保持部 58:円筒部 59:端子保持部 70:変位手段 71:アクチュエータ 72:中
間変位手段 81:押しボタン 82:接合部材 83:板バネ
84:ネジ 85:カバーシート 86:封止部 201:可動鉄心 201a:先端部 202:フ
レーム 203:電磁コイル 204:巻き枠 205:カ
バー 206:スリーブ 207:プレート 300:補助用電磁スイッチ 301:キースイッチ 302:大容量スイッチ B:バッテリ E:アー
ス L1:ブラシと整流子との乖離距離 L2:棒状部材
の突出寸法 L3:ブラシの開口部長さ L4:ブラシ収容部の深
さ S:従来のスタータ S1:サブアッシ S2:サブアッシ(変位手段7+
プラスブラシ19)
出力軸(電機子軸) 2b:ヘリカルスプライン 2c:整流子 2d:
電機子部分 3:継鉄(ヨーク) 4:ハウジング 4a:先端部 4b:マウント部 5,5’,5”:エンドフレーム(金属からなり導電
性) 5b,5c:嵌合溝 5d:円盤部 6:一方向性
クラッチ 7,7’,8,8’:変位手段 10:雄ねじ 12:バッテリ端子 13:接地リベット 15,
16:軸受け 17:界磁磁石 18:ピニオン移動体 18a:
ピニオンギヤ 19,19”:プラスブラシ(スイッチ兼用ブラシ) 19a:嵌合凹部(空間を形成) 19b:開口部 19c,19c’:摺接面 19’:マイナスブラシ(スイッチ兼用ブラシ) 20,20”:マイナスブラシ 20’:プラスブラ
シ 21:リターンスプリング(ピニオン用) 22,22’:押しボタン(外力受容手段) 22a:
貫通孔 23:押圧スプリング 25:リターンスプリング
(23より強い) 24,26:ワッシャ 27:棒状部材(絶縁性のブ
ラシ連動部材) 27a:嵌合凸部 27b:ピストン部 27c:
連結棒部 28:ブラシ保持部材(プラスブラシの保持とオン・オ
フ) 28a:ブラシ収容部(スライドレール) 28b:
円筒部 28c:段付き部 28d:底部 28e:被ガイ
ド部 28f:貫通矩形孔(断面が長方形の貫通孔) 28
g:ボタン孔 280:有底矩形孔(プラスブラシの収容) 30:絶縁ワッシャ 31:絶縁部材 32:ナット 33:端子ボルト 34,34’:
コード 40:ブラシ保持部材(マイナス側) 40a:ブラシ収容部 40b:段付き部 40
c:被ガイド部 41:蓋部材 42:スプリング 43,43’:
コード 51,52:取り付け孔 53:貫通孔 54:マ
ウント部 55:円盤部 56:マイナスブラシ保持部 5
7:プラスブラシ保持部 58:円筒部 59:端子保持部 70:変位手段 71:アクチュエータ 72:中
間変位手段 81:押しボタン 82:接合部材 83:板バネ
84:ネジ 85:カバーシート 86:封止部 201:可動鉄心 201a:先端部 202:フ
レーム 203:電磁コイル 204:巻き枠 205:カ
バー 206:スリーブ 207:プレート 300:補助用電磁スイッチ 301:キースイッチ 302:大容量スイッチ B:バッテリ E:アー
ス L1:ブラシと整流子との乖離距離 L2:棒状部材
の突出寸法 L3:ブラシの開口部長さ L4:ブラシ収容部の深
さ S:従来のスタータ S1:サブアッシ S2:サブアッシ(変位手段7+
プラスブラシ19)
Claims (6)
- 【請求項1】モータフレームと、 該モータフレーム内に電機子軸の両端で回動可能に軸支
されており、軸長方向の一方に整流子を有するモータ回
転子と、 該整流子の摺接面に当接し、電源およびアースにそれぞ
れ電気的に接続される複数のブラシと、を備えているス
タータにおいて、 前記ブラシのうち少なくとも一つを、前記整流子に当接
している状態と、該整流子面から所定の間隙をとってい
る状態とに変位させる変位手段をもつことを特徴とする
スタータ。 - 【請求項2】前記変位手段は、 前記ブラシを前記整流子に対して所定の範囲で移動可能
に保持しているスライドレールと、 該スライドレールに沿って前記ブラシを前記整流子から
引き離す方向に付勢するリターンスプリングと、 所定の外力を受けると該ブラシを該整流子に押しつける
方向に付勢する外力受容手段と、を有する請求項1記載
のスタータ。 - 【請求項3】前記変位手段は、 前記ブラシに接合されているブラシ連動部材と、 前記外力受容手段に一端を当接し、他端で該ブラシ連動
部材を介して該ブラシを前記整流子に押圧付勢する押圧
スプリングとを有し、 該外力受容手段に外力が作用していない状態では、該押
圧スプリングの押圧力は、前記リターンスプリングの押
圧力よりも弱い請求項2記載のスタータ。 - 【請求項4】前記変位手段は、 前記ブラシを所定の範囲で移動可能に保持するととも
に、バネ弾性力をもって該ブラシを前記整流子から引き
離す方向に付勢している板バネと、 所定の外力を受けると該ブラシを前記整流子に押しつけ
る方向に付勢する外力受容手段と、を有し、 前記スイッチ兼用ブラシは、前記整流子の前記スイッチ
兼用ブラシとの摺接面に対して略鉛直方向に移動可能に
前記板バネに保持されている請求項1記載のスタータ。 - 【請求項5】前記外力受容手段は、押しボタン、プッシ
ュプル・ノブ、レバー、スティック、回しノブおよびダ
イヤルのうちいずれかであって、人力により操作可能で
ある請求項2〜4のうちいずれかに記載のスタータ。 - 【請求項6】前記変位手段は、 前記ブラシに接続されて連動している可動鉄心と、 通電時に磁気吸引力により該可動鉄心を吸引し、もって
該ブラシを前記整流子に当接させる電磁コイルと、 該モータフレームに対して固定されており、該可動鉄心
を該ブラシに背向する方向へ押圧付勢していて、該電磁
コイルへの通電遮断時には該動鉄心および該ブラシを元
の位置に復帰せしめ、もって該ブラシを前記整流子から
引き離すリターンスプリングと、を有する請求項1記載
のスタータ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8124786A JPH09310666A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | スタータ |
| US08/859,111 US6054777A (en) | 1996-05-20 | 1997-05-20 | Starter having brush displaceable to and from commutator |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8124786A JPH09310666A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | スタータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09310666A true JPH09310666A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14894096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8124786A Pending JPH09310666A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | スタータ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6054777A (ja) |
| JP (1) | JPH09310666A (ja) |
Cited By (2)
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|---|---|---|---|---|
| WO2001080377A1 (de) * | 2000-04-14 | 2001-10-25 | Robert Bosch Gmbh | Elektrische maschine |
| JP2021032182A (ja) * | 2019-08-27 | 2021-03-01 | 株式会社デンソーダイシン | 絞り弁装置 |
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| JP2003293913A (ja) * | 2002-04-03 | 2003-10-15 | Denso Corp | マグネットスイッチ |
| JP2004060458A (ja) * | 2002-07-25 | 2004-02-26 | Denso Corp | 内燃機関用スタータ |
| TW587872U (en) * | 2003-06-30 | 2004-05-11 | Taiwan Long Hawn Entpr Co | Back lid of motor with a carbon brush holder |
| JP2008163818A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Hitachi Ltd | スタータ |
| US7886706B2 (en) * | 2007-09-08 | 2011-02-15 | Certified Parts Corporation | Engine starting system |
| DE102007057033A1 (de) * | 2007-11-27 | 2009-05-28 | Robert Bosch Gmbh | Elektrisch antreibbare Handwerkzeugmaschine |
| JP2018152924A (ja) | 2015-08-03 | 2018-09-27 | ヤマハ発動機株式会社 | 鞍乗型車両用スタータモータ、エンジン始動装置、及び鞍乗型車両 |
| US10695060B2 (en) | 2017-09-01 | 2020-06-30 | RevMedica, Inc. | Loadable power pack for surgical instruments |
| US11331099B2 (en) | 2017-09-01 | 2022-05-17 | Rev Medica, Inc. | Surgical stapler with removable power pack and interchangeable battery pack |
| US10966720B2 (en) | 2017-09-01 | 2021-04-06 | RevMedica, Inc. | Surgical stapler with removable power pack |
| US10391609B1 (en) * | 2017-09-05 | 2019-08-27 | Optipro Systems, LLC | Modular contact assembly for rotating machine tool |
| FR3071975A1 (fr) * | 2017-10-02 | 2019-04-05 | Psa Automobiles Sa | Demarreur de moteur thermique avec un carter arriere facilitant le remplacement des balais |
| US12279770B2 (en) | 2019-07-19 | 2025-04-22 | RevMedica, Inc. | Power pack for activating surgical instruments and providing user feedback |
| US11564685B2 (en) | 2019-07-19 | 2023-01-31 | RevMedica, Inc. | Surgical stapler with removable power pack |
| US12290257B2 (en) | 2019-07-19 | 2025-05-06 | RevMedica, Inc. | Surgical clip applier with removable power pack |
| US12357307B2 (en) | 2022-05-13 | 2025-07-15 | RevMedica, Inc. | Power pack for activating surgical instruments and providing user feedback |
| US12279771B2 (en) | 2019-07-19 | 2025-04-22 | RevMedica, Inc. | Power pack for activating surgical instruments and providing user feedback |
| WO2022186994A1 (en) | 2021-03-01 | 2022-09-09 | RevMedica, Inc. | Power pack for activating surgical instruments |
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| Publication number | Publication date |
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| US6054777A (en) | 2000-04-25 |
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