JPH09311904A - 文字認識装置 - Google Patents

文字認識装置

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JPH09311904A
JPH09311904A JP8126016A JP12601696A JPH09311904A JP H09311904 A JPH09311904 A JP H09311904A JP 8126016 A JP8126016 A JP 8126016A JP 12601696 A JP12601696 A JP 12601696A JP H09311904 A JPH09311904 A JP H09311904A
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image
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JP8126016A
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English (en)
Inventor
Mayumi Takasugi
真由美 高杉
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種形状の認識対象領域が簡単に指定でき、
傾いて読み取られた原稿でも文字認識方向を検出して文
字認識をする。 【解決手段】 原稿に記載されて文字列をイメージとし
て読み取るイメージ読取手段と、読み取られたイメージ
を画面上に表示する表示手段と、表示されたイメージに
含まれる文字列の認識対象領域の形状とその各頂点の座
標を行頭から行末方向または行末から行頭方向の順に少
なくとも3頂点を指定する領域指定手段と、指定された
形状と各頂点の座標に基づいて認識対象領域の切り出し
範囲を算出してイメージから認識対象領域を切り出す領
域切出手段と、前記領域指定手段により指定された行頭
と行末間の2頂点で結ぶ線分方向を文字認識方向として
切り出された認識対象領域の文字を認識する文字認識手
段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、OCR
(光学式文字読み取り装置)等に用いられ、印刷した原
稿から光学的にイメージを読み取り文字認識を行う文字
認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、印刷された原稿をイメージデータ
として光学式的に読み取るOCR(光学式文字読み取り
装置)やOCRソフトが開発されている。これらの技術
では、読み取ったイメージデータから、文字の部分を正
確に切り出すことが重要な課題となっている。例えば、
特開平7−28933号公報の文字認識装置には、文字
を含むイメージデータから、画素集合の外接矩形ブロッ
クを抽出してその個数からヒストグラムを作成して行ブ
ロックを抽出し、行ブロックに含まれる文字行を切り出
し認識する技術が開示されている。
【0003】また、特公昭63‐48219号公報の文
書画像の文字行検出方式、特開昭63−187381号
公報の文字列領域検出方式、特開昭63−292382
号公報の文字列傾き検出装置、及び特開平5−5407
4号公報のデジタル複写装置には、イメージデータ(文
字画像)が多少傾いた状態で読み取り走査がなされて
も、傾斜角度を自動検出して傾いた原稿を処理する技術
が開示されている。さらに、特開平5−216931号
公報の文書記憶装置には、特殊な範囲指示シートを用い
ることで文書シートに記録された内容のうち、任意の形
状をした領域に含まれる文書の切り出しを可能にする技
術が開示されている。
【0004】図19は従来の文字認識装置の構成を示す
ブロック図である。図19に示すように、この文字認識
装置は、イメージスキャナなどのイメージ読取部11、
キーボード、マウスなどからなる領域指定部12、マイ
クロコンピュータのCPU等からなる文字認識部13、
マイクロコンピュータのRAMからなるイメージ記憶部
14、マイクロコンピュータのROMからなる認識デー
タ記憶部15、CRTディスプレイやLCD(液晶ディ
スプレイ)などからなる表示部16、サーマルプリンタ
やレーザプリンタからなる印刷部17、ハードディスク
やフロッピーディスクからなる外部記録装置18を備え
ている。
【0005】イメージスキャナ(光学式文字読み取り装
置)などのイメージ読取部11から原稿のイメージを読
み取る。そして、読み込んだイメージをイメージ記憶部
13に記憶するととともに表示部16で表示する。次
に、領域指定部12で認識対象とする領域の指定を行
う。領域指定部12で指定した領域部分について、順
次、文字認識部13において認識領域の文字の切り出
し、認識データ記憶部15より文字認識データ(文字認
識用パターン、文字コードなど)を呼び出して文字認識
などの処理を行う。認識した結果は、表示部16や印刷
部16から出力される。そして必要に応じて、外部記録
装置18においてハードディスクやフロッピーディスク
などにデータの保存が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】イメージ読取部11で
読み込んだイメージの中から認識すべき文字の領域を指
定する方法として、例えば、マウスなどを用いた領域指
定部12で対象とする部分を囲む方式が一般的である。
図20は従来技術の領域指定画面上で認識領域の指定が
できない傾いた矩形状のイメージの一例を示す説明図で
ある。図20の[20−1]に示すように、読み込んだ
イメージの中に傾きを持つ図形があり、その図形中に認
識対象とする文字列が含まれることがある。
【0007】しかしながら、傾きを持つ文字列を図形同
様の傾きを持つ矩形で認識領域を指定することはできな
いので、現状では、図20の[20−2]に示すよう
に、画面に平行/垂直な罫線からなる矩形に限って認識
領域を2点[20−3]、[20−4]を指定して文字
認識を実行させている。
【0008】図21は従来技術の領域指定画面上で認識
領域の指定ができない傾いた平行四辺形状のイメージの
一例を示す説明図である。図21の[21−1]に示す
ように、認識対象のイメージの形状(塊)が傾いた平行
四辺形であった場合、例えば、図21の[21−2]に
示すように、認識領域を傾きを持った矩形で囲んで指定
することができなかった。
【0009】図22は従来技術の領域指定画面上で認識
領域の指定ができない複数矩形に含まれるイメージの一
例を示す説明図である。図22に示すように、読み込ん
だイメージの中には、文字列の空いた所に図形が挿入さ
れていることがある。現状では、このようなイメージの
場合に、一回の操作で認識領域の指定を行うことができ
ないため、図22の[22−1]、[22−2]、[2
2−3]のように幾つかのブロックに分けて認識領域を
指定を行う必要があった。また、特開平5−21693
1号公報の文書記憶装置では、範囲指示シートを用いて
切出範囲の領域指定ができるが、傾むきを持つ文字列の
切り出しについては何も記載されていない。
【0010】図23は従来技術の領域指定画面上で文字
列の傾きの指定ができないイメージの一例を示す説明図
である。図23の[23−1]に示すように、文字列の
認識領域の指定が簡単に行えても、認識領域に含まれる
文字列の傾斜を指定できないと認識を行うことは不可能
である。また、前記各公報には、自動的に文字行の傾斜
を検出する技術も開示されているが、垂直(90度)を
越えるような傾きの文字行についての検出は不可能であ
る。また、自動的に文字行の傾斜を検出するために複雑
なデータ処理構成が必要になる。
【0011】図24は従来技術の領域指定画面上で指定
した認識領域の中に不必要な実線が含まれるイメージの
一例を示す説明図である。図24の[24−1]に示す
ように、対象とするイメージの中の文字の近郊に実線が
存在する場合や、図24の[24−2]に示すように、
1塊の文字領域に不必要な実線が含まれる場合、[24
−1]や[24−2]のように矩形で領域指定をする
と、どうしても不必要な実線が含まれる問題が発生す
る。図24の[24−1]に示すように、不必要な実線
で囲まれている認識領域を指定する場合には、領域指定
と不必要な部分の削除指定という2つの指定を行う必要
がある。
【0012】図25は従来技術の領域指定画面上で表に
含まれるイメージの認識領域を指定する一例を示す説明
図である。図25に示すように、表を含むイメージで認
識領域を指定する場合には、図25の[25−1]、
[25−2]に示すように、表のそれぞれの部分単位に
領域指定を行う必要がある。もし、罫線消去機能のある
文字認識装置で[25−3]のように指定して罫線消去
をしても、文字列の区切りが分からなくなり、例えば、
1ブロック目の2行目の文字列と2ブロック目の1行目
の文字列がつながって処理されることがあり、後で行編
集などの作業が必要になる。
【0013】本発明は以上の事情を考慮してなされたも
のであり、各種形状の認識対象領域が簡単に指定でき、
傾いて読み取られた原稿でも文字認識方向を検出して文
字認識ができる文字認識装置を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿に記載さ
れて文字列をイメージとして読み取るイメージ読取手段
と、読み取られたイメージを画面上に表示する表示手段
と、表示されたイメージに含まれる文字列の認識対象領
域の形状とその各頂点の座標を行頭から行末方向または
行末から行頭方向の順に少なくとも3頂点を指定する領
域指定手段と、指定された形状と各頂点の座標に基づい
て認識対象領域の切り出し範囲を算出してイメージから
認識対象領域を切り出す領域切出手段と、前記領域指定
手段により指定された行頭と行末間の2頂点で結ぶ線分
方向を文字認識方向として切り出された認識対象領域の
文字を認識する文字認識手段とを備えてなる文字認識装
置である。
【0015】なお、本発明において、イメージ読取手段
はCCD(電荷結合素子)などからなるイメージスキャ
ナで構成される。表示手段はCRTディスプレイ、LC
D(液晶ディスプレイ)、プラズマディスプレイなどか
らなる表示装置で構成される。領域指定手段は、キーボ
ード、マウス、ペン・タブレットなどからなる入力装置
で構成される。また、領域指定手段としては、例えば、
表示装置の画面上で各種機能を指定できるアイコン(絵
記号)を表示する構成にすることが分かり易い。
【0016】領域切出手段、文字認識手段は、CPU、
ROM、RAM、I/Oポートからなるマイクロコンピ
ュータで構成される。特に、ROMにはCPUが本発明
の領域切出手段、文字認識手段として機能を有する制御
プログラムが記憶されている。また、RAMはイメージ
読取手段で読み取ったイメージを座標と対応したドット
データとして記憶するイメージ記憶手段として機能す
る。サーマルプリンタやレーザプリンタからなる印刷装
置、ハードディスクやフロッピーディスクからなる外部
記録装置をさらに備えた構成にしてもよい。
【0017】前記構成によれば、傾いて読み取られた原
稿のイメージでも指定した認識対象領域の文字を切り出
し文字認識方向を判定して文字を認識することができ
る。また、傾いた原稿に対する文字認識率を大幅に改善
できる。
【0018】前記領域指定手段は矩形または平行四辺形
である認識対象領域の形状とその3頂点の座標を指定し
た際、前記領域切出手段は、前記3頂点の座標から矩形
または平行四辺形の他の1頂点の座標を算出してイメー
ジから認識対象領域を切り出すよう構成されることが好
ましい。
【0019】前記構成によれば、認識対象領域が平行四
辺形状でも簡単に指定して切り出し文字を認識すること
ができる。また、文字認識は最初に指定した行頭と行末
間の2頂点で結ぶ平行四辺形の1辺に平行に文字が記載
されているものとして実行される。当然、真っすぐに記
載された文字列の認識対象領域にも使用できる。
【0020】前記領域指定手段は複数の矩形からなる認
識対象領域の形状とその各頂点の座標を行頭から行末方
向または行末から行頭方向の順に4頂点以上を指定した
際、前記領域切出手段は、指定された全頂点の座標を結
んでできる領域を一つの認識対象領域としてイメージか
ら切り出すよう構成されることが好ましい。文字認識は
最初に指定した1辺に平行に文字が記されているものと
して実行されるので、斜めに書かれている文字列の文字
を認識することができる。
【0021】前記構成によれば、認識対象領域が複数の
矩形で構成されていても一つの認識領域として指定する
ことができる。すなわち、指定した全頂点の座標を直線
でつなぎ、始点と4番目以降で指定した頂点が一致した
ときに囲まれた領域を認識対象領域とする。従って、数
回に分けて指定していた複数の矩形領域を1回で指定す
ることができ、操作が簡単になる。また、他の領域の図
形や文字列に跨がって、指定できなかった認識対象領域
を指定することができる。
【0022】前記領域指定手段により指定された認識対
象領域に含まれる文字列が最初に指定した認識対象領域
の辺に対して傾いている際、文字列の行頭と行末間を結
ぶ線分方向と平行になる2点の座標を指定する認識方向
指定手段をさらに備え、前記文字認識手段は前記認識方
向指定部により指定された2点を結ぶ線分方向を文字認
識方向として文字を認識するよう構成されることが好ま
しい。前記認識方向指定手段としては、前記入力装置と
アイコンで構成される。
【0023】前記構成によれば、最初に指定した認識対
象領域の辺が文字認識方向に一致させられなかった場合
に、始点と終点の2点を入力して文字認識方向を直接指
定することができる。すなわち、認識対象領域を指定し
た後から、文字の傾きを指定して認識することができる
ので、今まで指定できなかった90度を越えて傾いてい
るような原稿の認識も可能になる。
【0024】前記イメージに認識対象外の実線が含まれ
る際、実線の一部を1点の座標で指定する実線削除指定
手段をさらに備え、前記文字認識部は、前記実線削除指
定手段により指定された座標から連続する実線を削除し
て文字を認識するよう構成されることが好ましい。前記
実線削除指定手段としては、前記入力装置とアイコンで
構成される。
【0025】前記構成によれば、認識対象領域のイメー
ジに含まれる不必要な実線の一部を指定するだけで簡単
に削除することができる。従って、不必要な図形などを
認識領域に含まないようにするために、幾つものブロッ
クに分けて領域指定を行う必要がなくなる。領域指定が
簡単になり、文字認識の精度を高めることができる。
【0026】前記イメージに実線で閉じた領域が含まれ
る際、実線の一部を1点の座標で指定する実線削除指定
手段をさらに備え、前記文字認識手段は、前記実線削除
指定手段により指定された座標から連続する実線を削除
して実線で閉じた領域に含まれる文字を認識するよう構
成されることが好ましい。前記構成によれば、不必要な
実線の削除と認識対象領域を指定を一度にすることがで
きる。
【0027】前記イメージに実線で閉じた複数領域から
なる表が含まれる際、表の一部を1点の座標で指定する
表削除指定手段をさらに備え、前記文字認識手段は、前
記表削除指定手段により指定された座標から表を削除し
て実線で閉じた領域ごとに含まれる文字を認識するよう
構成されることが好ましい。前記表削除指定手段として
は、前記入力装置とアイコンで構成される。
【0028】前記構成によれば、文字認識から除く実線
で閉じた複数領域からなる表が存在する場合、表の一部
を指定することで、指定した表を削除して、閉じた領域
を1つの単位として文字認識を行うことができる。従っ
て、表の実線を飛び越えて文字認識が行われるため文字
列の区切りが分からなくなり、後編集が必要であったが
これらの編集を軽減することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施例に基づいて
本発明を詳述する。なお、これによって本発明は限定さ
れるものではない。本発明は、OCR(光学式文字読み
取り装置)を備えた文書処理装置に用いられる。
【0030】図1は本発明の文字認識装置の構成を示す
ブロック図である。図1において、CCD(電荷結合素
子)などからなるイメージスキャナで構成されるイメー
ジ読取部(イメージ読取手段)1と、キーボード、マウ
ス、ペン・タブレットなどからなる入力装置で構成され
る領域指定部(領域指定手段)2a、認識方向指定部
(認識方向指定手段)2b、実線削除指定部(実線削除
指定手段)2c、表削除指定部(表削除指定手段)2d
と、CPU、ROM、RAM、I/Oポートからなるマ
イクロコンピュータで構成されるイメージ記憶部3、領
域切出部(領域切出手段)4、及び文字認識部(文字認
識手段)5、認識データ記憶部6と、CRTディスプレ
イ、LCD(液晶ディスプレイ)、プラズマディスプレ
イなどからなる表示装置(表示手段)7と、サーマルプ
リンタやレーザプリンタからなる印刷装置(印刷手段)
8と、ハードディスクやフロッピーディスクからなる外
部記録装置9から構成される。
【0031】例えば、領域指定部2a、認識方向指定部
2b、実線削除指定部2c、表削除指定部2dは表示装
置6の画面上で各種機能を指定できるアイコン(絵記
号)を表示する構成にすることが好ましい。特に、RO
MにはCPUが本発明の領域切出部4、文字認識部5、
認識データ記憶部6として機能を有する制御プログラム
や、文字認識するための文字認識用パターン、文字コー
ドなどの各種データが記憶されている。また、RAMは
イメージ読取部1で読み取ったイメージを座標と対応し
たドットデータとして記憶するイメージ記憶部3として
機能する。また、切り出した認識対象領域の文字データ
を記憶し、文字認識処理のワークエリアとして機能す
る。
【0032】イメージ読取部1から原稿のイメージを読
み取る。そして、表示装置7で読み込んだイメージを表
示する。次に、領域指定部2aで認識対象とする文書の
認識領域を指定する。領域指定部2aで指定した領域部
分について領域切出部4において、領域の切り分け、領
域の回転などの編集を行う。そして、各部分について順
次、文字認識部5において行の切り出し、文字の切り出
し、認識データ記憶部6から認識用文字パターンを呼び
出して文字認識処理を行う。認識した結果は、表示装置
7や印刷装置8に出力される。そして必要に応じて、外
部記録装置9において、ハードディスクやフレキシブル
ディスクなどにデータの保存が行われる。以下、領域指
定部による領域指定の実施例について述べる。
【0033】図8は本発明における認識領域指定機能と
各処理のルーチンを示すフローチャートである。図8に
おいて、 ステップS010:どのような形状の認識領域(認識対象
領域)を指定するか選択する(例えば、図2参照)。 ステップS011:矩形状の認識領域を指定する場合は、
ルーチン(1)のフローチャートに進む(領域指定部2
aのアイコンで指定)。 ステップS012:回転矩形状の認識領域を指定する場合
は、ルーチン(2)のフローチャートに進む(領域指定
部2aのアイコンで指定)。 ステップS013:平行四辺形状の認識領域を指定する場
合は、ルーチン(3)のフローチャートに進む(領域指
定部2aのアイコンで指定)。
【0034】ステップS014:多角形状の認識領域を指
定する場合は、ルーチン(4)のフローチャートに進む
(領域指定部2aのアイコンで指定)。 ステップS015:実線削除を指定する場合は、ルーチン
(5)のフローチャートに進む(実線削除指定部2cの
アイコンで指定)。 ステップS016:表削除を指定する場合は、ルーチン
(6)のフローチャートに進む(表削除指定部2dのア
イコンで指定)。 ステップS017:認識文字の方向を指定する場合は、処
理ルーチン(7)のフローチャートに進む(認識方向指
定部2bのアイコンで指定)。
【0035】図2は本発明の領域指定画面上で傾いた矩
形状のイメージの認識領域を指定する例を示す説明図で
ある。図2の[2−5]に示すように、選択されている
アイコン(ボックス)は太枠で表示され、例えば、傾い
た矩形(回転矩形)状の文書画像の領域指定が選択され
ている。
【0036】図9は本発明における矩形状のイメージの
領域指定の処理手順を示すフローチャートである。図2
に基づいて図9のフローチャートを説明する。図2にお
いて、例えば、アイコン[2−6]が選択されると、傾
斜していない矩形領域[2−10]に含まれるイメージ
の認識領域の処理として機能する。ここでは、矩形の対
角線を示す第1座標(X1,Y1)と第2座標(X2,Y
2)の2ポイントを指定するだけで認識領域と文字認識
方向が確定できる。また、座標(X0,Y0)は、マウス
ポインタ(カーソル)が現在指している座標である。第
1座標(X1,Y1)は、矩形[2−10]の右上隅、も
しくは左上隅を指定したx座標、y座標が代入される。
第2座標(X2,Y2)は、上記第1座標(X1,Y1)が
矩形の右上隅のときには左下隅、上記第1座標(X1,
Y1)が左上隅の時には右下隅を指定したx座標、y座
標が代入される。
【0037】ステップS101:最初に指定したポイント
を第1座標として決定する。例えば、図2の[2−7]
のポイントを指定する。 ステップS102:(X1,Y1)に第1座標として[2−
7]のポイントの座標値を代入する。 ステップS103:(X0,Y0)に現在のマウスポインタ
の座標値を代入する。 ステップS104:(X1,Y1)と(X0,Y1)を点線で
結ぶ。(X0,Y1)と(X0,Y0)を点線で結ぶ。(X
0,Y0)と(X1,Y0)を点線で結ぶ。(X1,Y0)と
(X1,Y1)を点線で結ぶ。
【0038】図2の[2−9]にマウスポインタがある
場合には(X0,Y0)に[2−9]の指す座標値が代入
され、図2に示すような点線で結ばれる。マウスポイン
タを認識対象としている領域まで移動させる。点線で結
ばれた領域は確定していない。 ステップS105:次に指定したポイントを第2座標とし
て確定する。例えば、図2の[2−8]のポイントが指
定される。 ステップS106:(X2,Y2)に第2座標として[2−
8]のポイントの座標値を代入する。
【0039】ステップS107:(X1,Y1)と(X2,Y
1)を実線で結ぶ。(X2,Y1)と(X2,Y2)を実線
で結ぶ。(X2,Y2)と(X1,Y2)を実線で結ぶ。
(X1,Y2)と(X1,Y1)を実線で結ぶ。図2の[2
−10]に示すような範囲が確定する。 ステップS108:前記各座標で囲まれた領域を認識領域
とする。 ステップS109:x座標に平行、もしくはy座標に平行
な文字認識方向であるとする。本実施例では(X1,Y
1)と(X1,Y2)を結ぶ実線がx座標に平行である。
以上で、図2の領域[2−10]が認識領域として確定
され、且つ(X1,Y1)と(X1,Y2)を結ぶ実線が文
字認識方向として確定される。
【0040】図10は本発明における傾いた矩形状のイ
メージの領域指定の処理手順を示すフローチャートであ
る。図2に基づいて図10のフローチャートを説明す
る。図2において、例えば、アイコン[2−5]が選択
されると、傾いた矩形領域[2−4]に含まれるイメー
ジの認識領域の処理として機能する。ここでは、傾いた
矩形(回転矩形)の一辺と対角線を示す第1座標(X
1,Y1)、第2座標(X2,Y2)、第3座標(X3,Y
3)の3ポイントを指定するだけで、認識領域と文字認
識方向が確定できる。
【0041】また、第1座標(X1,Y1)は、回転矩形
の右上隅、もしくは左上隅を指定したx座標、y座標が
代入される。第2座標(X2,Y2)は、上記第1座標が
回転矩形の右上隅の時には左上隅、左上隅の時には右上
隅を指定したx座標、y座標が代入される。また、第3
座標(X3,Y3)は、第2座標が矩形の右上隅の時には
右下隅、左下隅の時には左下隅を指定したx座標、y座
標が代入される。
【0042】ステップS201:最初に指定したマウスポ
イント(図2の[2−1])を第1座標として決定す
る。 ステップS202:(X1,Y1)に第1座標として[2−
1]のポイントの座標値を代入する。 ステップS203:(X1,Y1)と現在のマウスポインタ
が示す座標(X0,Y0)を点線で結ぶ。マウスポインタ
を認識対象としている領域まで移動させる。 ステップS204:次に指定したポイント(図2の[2−
2])を第2座標として決定する。 ステップS205:(X2,Y2)に第2座標として[2−
2]のポイントの座標値を代入する。
【0043】ステップS206:(X1,Y1)と(X2,Y
2)を実線で結ぶ。 ステップS207:(X1,Y1)と(X2、X2)と現在の
マウスポインタの(X0,Y0)で矩形を形成するように
点線で2 ぶ。 ステップS208:次に指定したポイント(図2の[2−
3])を第3座標として決定する。 ステップS209:(X3,Y3)に第3座標として[2−
3]のポイントの座標値を代入する。 ステップS210:(X2,X2)と(X3,Y3)を実線で
結ぶ。 ステップS211:(X1,Y1)、(X2,Y2)、(X3,
Y3)から、矩形を形成するように第4座標(X4,Y
4)の座標値を計算し、代入する。
【0044】ステップS212:(X3,Y3)と(X4,Y
4)を実線で結ぶ。(X4,Y4)と(X1,Y1)を実線
で結ぶ。 ステップS213:前記各座標で囲まれた領域を認識領域
とする。 ステップS214:(X1,Y1)と(X2,Y2)を文字認
識方向として記憶する。以上で、図2の傾いた矩形領域
[2−4]が認識領域として確定され、且つ(X1,Y
1)と(X2,Y2)を結ぶ方向が文字認識方向として確
定される。次のステップでは文字列が正確に切り出さ
れ、文字認識テーブルを参照して1文字ごとに認識され
該当する文字コードに変換される。
【0045】前記構成によれば、傾いて読み取られた原
稿でも文字認識領域が指定できるので文字認識ができ
る。従って、原稿のイメージの読み取りの段階で、原稿
を斜めに置いても、置き直して読み取る必要がなくなり
手間を省くことができる。また、傾いた原稿に対する文
字認識率を大幅に改善できる。
【0046】図3は本発明の領域指定画面上で平行四辺
形状のイメージの認識領域を指定する例を示す説明図で
ある。図11は本発明における平行四辺形状のイメージ
の領域指定の処理手順を示すフローチャートである。図
3に基づいて図11のフローチャートを説明する。図3
において、例えば、アイコン[3−6]が選択される
と、平行四辺形状の領域[3−5]に含まれるイメージ
の認識領域の処理として機能する。
【0047】ここでは、平行四辺形の一辺と対角線を示
す第1座標(X1,Y1)、第2座標(X2,Y2)、第3
座標(X3,Y3)の3ポイントを指定するだけで、認識
領域と文字認識方向が確定できる。また、第1座標(X
1,Y1)、第2座標(X2,Y2)、第3座標(X3,Y
3)、第4座標(X4,Y4)にはそれぞれ平行四辺形の
頂点のx座標、y座標が順に代入される(順序は時計方
向でも反時計方向でもよい)。
【0048】ステップS301:最初に指定したポイント
を第1座標として決定する。本実施例では、図3の[3
−2]を第1座標とするのが望ましい。 ステップS302:(X1,Y1)に第1座標として[3−
2]のポイントの座標値を代入する。 ステップS303:(X1,X1)と現在のマウスポインタ
の(X0,Y0)を点線で結ぶ。
【0049】ステップS304:次に指定したポイントを
第2座標として決定する。ここでは、図3の[3−1]
を指定している。 ステップS305:(X2,Y2)に第2座標として[3−
1]のポイントの座標値を代入する。 ステップS306:(X1,Y1)と(X2,Y2)を実線で
結ぶ。
【0050】ステップS307:(X1,Y1)と(X2,X
2)と現在のマウスポインタの(X0,Y0)で平行四辺
形を形成するように点線で結ぶ。 ステップS308:次に指定したポイントを第3座標とし
て決定する。ここでは、図3の[3−3]を指定してい
る。 ステップS309:(X3,Y3)に第3座標として[3−
3]のポントの座標値を代入する。
【0051】ステップS310:(X2,X2)と(X3,Y
3)を実線で結ぶ。 ステップS311:(X1,Y1)、(X2,Y2)、(X3,
Y3)から第4座標(X4,Y4)の座標値を計算し、代
入する。本実施例では、図3の[3−4]のポイントが
(X4,Y4)に割り当てられる。 ステップS312:(X3,Y3)と(X4,Y4)を実線で
結ぶ。(X4,Y4)と(X1,Y1)を実線で結ぶ。本実
施例では、図3のような平行四辺形が作られる。 ステップS313:前記各座標で囲まれた領域を認識領域
とする。
【0052】ステップS314:(X1,Y1)と(X2,Y
2)で結ばれる実線を文字認識方向として記憶する。以
上で、図3の領域[3−5]が認識領域として確定さ
れ、且つ(X1,Y1)と(X2,Y2)を結ぶ方向が文字
認識方向として確定される。次のステップでは文字列が
正確に切り出され、文字認識テーブルを参照して1文字
ごとに認識され該当する文字コードに変換される。従っ
て、文字認識対象のイメージが平行四辺形状でも認識領
域を簡単に指定することができる。文字認識方向を検出
して平行四辺形状の認識領域にある文字を認識すること
ができる。
【0053】図4は本発明の領域指定画面上で多角形状
のイメージの認識領域を指定する例を示す説明図であ
る。図12は本発明における多角形状のイメージの領域
指定の処理手順を示すフローチャートである。図4に基
づいて図12のフローチャートを説明する。図4におい
て、例えば、アイコン[4−12]が選択されると、多
角形状の領域[4−11]に含まれるイメージの認識領
域の処理として機能する。
【0054】ここでは、第1座標(X1,Y1)から第n
座標(Xn,Yn)はそれぞれ多角形の頂点のx座標、y
座標が順に代入される。順序は時計方向でも、反時計方
向でもよい。また、第1座標(X1,Y1)から第n座標
(Xn,Yn)で囲まれる領域を認識領域として確定し、
第1座標(X1,Y1)と第2座標(X2,Y2)を結ぶ方
向を文字認識方向が確定する。
【0055】ステップS401:最初に指定したポイント
を第1座標として決定する。図4では[4−1]を第1
座標としている。 ステップS402:(X1,Y1)に第1座標として[4−
1]のポイントの座標値を代入する。 ステップS403:nに1を代入する。 ステップS404:nにn+1を代入する。 ステップS405:(Xn‐1,Yn‐1)と現在のマウスポ
インタの(X0,Y0)を点線で結ぶ。
【0056】ステップS406:次に指定したポイントを
第n座標として決定する。本実施例では、[4−2]を
第2座標、[4−3]を第3座標、……[4−10]を
第10座標としている。 ステップS407:(Xn,Yn)に第n座標として指定し
たポイントの座標値を代入する。 ステップS408:(Xn‐1,Yn‐1)と(Xn,Yn)を
実線で結ぶ。 ステップS409:(X1,Y1)と(Xn,Yn)が一致す
れば、ステップS410に進む。本実施例では、[4−
1]が第11座標と一致するので、終了条件に一致す
る。一致しない場合は、ステップS404に進む。
【0057】ステップS410:(X1,Y1)と(X2,Y
2)を文字認識方向として記憶する。以上で図4の領域
[4−11]が認識領域として確定され、且つ(X1,
Y1)と(X2,Y2)を結ぶ方向が文字認識方向として
確定される。次のステップでは文字列が正確に切り出さ
れ、文字認識テーブルを参照して1文字ごとに認識され
該当する文字コードに変換される。前記構成によれば、
文字認識対象のイメージが複数の矩形で構成されていて
も一つの認識領域として指定することができる。従っ
て、数回に分けて指定していた複数の矩形領域を1回で
指定することができ、操作が簡単になる。また、他の領
域の図形や文字列に跨がって、指定できなかった認識領
域を指定することができる。
【0058】図5は本発明の領域指定画面上で実線削除
を指定する例を示す説明図である。図13は本発明にお
ける実線削除の処理手順を示すフローチャートである。
図5に基づいて図13のフローチャートを説明する。図
5において、例えば、アイコン[5−4]が選択される
と、イメージ中に含まれる実線を削除する指定として機
能する。ここでは、座標(X1,Y1)に削除したい実線
上のある1点のx座標、y座標を代入することにより特
殊な線削除の指定を実施する。
【0059】ステップS501:削除したい実線の一部を
マウスで指定。本実施例では、図5の[5−1]のポイ
ントで文字認識には関連のない実線を指定する。 ステップS502:(X1,Y1)に指定した座標値を代入
する。ここでは、(X1,Y1)に[5−1]が指すポイ
ントの座標値が代入される。 以上で図5の[5‐1]は削除する実線のポイントとし
て指定された。[5−2]、[5−3]についても同様
に指定することができる。次のステップで、指定した座
標とつながった実線部分は全て文字認識には必要のない
ドット集合であるとして削除される。前記構成によれ
ば、文字認識対象のイメージに含まれる不必要な実線を
簡単に除くことができる。従って、不必要な図形などを
認識領域に含まないようにするために、幾つものブロッ
クに分けて領域指定を行う必要がなくなる。
【0060】図6は本発明の領域指定画面上で表削除を
指定する例を示す説明図である。図14は本発明におけ
る表削除の処理手順を示すフローチャートである。図6
に基づいて図14のフローチャートを説明する。図6に
おいて、例えば、アイコン[6−11]が選択される
と、イメージ中に含まれる表を削除する指定として機能
する。ここでは、座標(X1,Y1)に削除したい表のあ
る1点のx座標、y座標を代入することにより表削除の
指定を実施する。また、指定する表の罫線は必ず閉じて
いるものとする。
【0061】ステップS601:削除したい表の一部をマ
ウスで指定する。本実施例では、図6の[6−1]のポ
イントで囲まれた図形の一部を指定する。 ステップS602:(X1,Y1)に指定した座標値を代入
する。ここでは、(X1,Y1)に[6−1]が指すポイ
ントの座標値が代入される。 以上で、図6の[6−1]で指定された領域が表削除の
領域として確定したことになる。また、図6の[6−
1]を指定した際に、[6−2]〜[6−10]のそれ
ぞれの領域が指定されたように構成することもできる。
前記構成によれば、罫線で囲まれている枠に含まれる文
字列の認識領域を指定する際、囲んでいる枠の一部を指
定するだけで、簡単に枠が削除できる。従って、表など
の枠で囲まれた領域単位の文書の文字認識を行うことが
できる。
【0062】図7は本発明の領域指定画面上で文字認識
方向を指定する例を示す説明図である。図15は本発明
における文字認識方向指定の処理手順を示すフローチャ
ートである。図7に基づいて図15のフローチャートを
説明する。図7において、例えば、アイコン[7−3]
が選択されると、文字認識方向の指定として機能する。
ここでは、文字列が並んでいる方向と平行になる第1座
標(X1,Y1)、第2座標(X2,Y2)を指定すること
により文字認識方向を更新記憶する。各領域指定中で確
定され記憶している文字認識方向とちがう向きに文字列
が並んでいる場合、第1座標(X1,Y1)、第2座標
(X2,Y2)を指定し、二つの座標と結んだ方向を新た
な文字認識方向とする。
【0063】ステップS701:第1座標を決定する。図
7で指定された領域の中にポイントを置く必要がある。
本実施例では、[7−1]のポイントを第1座標として
いる。 ステップS702:(X1,Y1)に第1座標として[7−
1]のポイントの座標値を代入する。 ステップS703:(X1,Y1)と現在のマウスポインタ
の(X0,Y0)を点線で結ぶ。 ステップS704:第2座標を決定する。本実施例では、
[7−2]を指定している。 ステップS705:(X2,Y2)に第2座標として[7−
2]のポイントの座標値を代入する。
【0064】ステップS706:(X1,Y1)と(X2,Y
2)を実線で結ぶ。 ステップS707:(X1,Y1)と(X2,Y2)を文字認
識方向として記憶する。ここで、指定した文字認識方向
の方が、他の領域指定中で指定した文字認識方向より優
先される。以上で図7の[7−1]、[7−1]で矢印
を付けた方向が文字認識方向となる。前記構成によれ
ば、文字列の傾きの角度によらず文字認識方向を直接指
定することができる。
【0065】図16は本発明における認識領域指定と各
編集処理のルーチンを示すフローチャートである。図1
6において、 ステップS020:認識実行アイコンが選択される。図2
では、領域指定アイコンの下の認識実行アイコンがマウ
スでクリックされた場合である。 ステップS021:矩形状の認識領域が指定された場合
は、ルーチン(8)のフローチャートに進む。 ステップS022:回転矩形状の認識領域が指定された場
合も、ルーチン(8)のフローチャートに進む。
【0066】ステップS023:平行四辺形状の認識領域
が指定された場合も、ルーチン(8)のフローチャート
に進む。 ステップS024:多角形状の認識領域が指定された場合
も、ルーチン(8)のフローチャートに進む。 ステップS025:表削除が指定された場合は、ルーチン
(9)のフローチャートに進む。
【0067】図17は本発明における各形状の認識領域
編集の処理手順を示すフローチャートである。図17の
フローチャートは、矩形、回転矩形、平行四辺形、多角
形の形状で指定された場合の編集処理を示す。 ステップS801:認識領域の中に実線削除機能で指定し
た座標が含まれているかを調べる。含まれている場合
は、ステップS802へ進む、含まれていない場合は、ス
テップS803へ進む。 ステップS802:実線削除機能で指定した座標から連続
する実線部分のドットを反転させ削除する。 ステップS803:認識領域の中に文字認識方向指定機能
で指定した座標が含まれているかを調べる。含まれてい
る場合は、ステップS804に進む。含まれていない場合
は、ステップS805へ進む。
【0068】ステップS804:文字認識方向指定機能で
決定した文字認識方向を文字例の傾き角度とする。 ステップS805:各領域指定時に決められた文字認識方
向を文字列の傾き角度とする。 ステップS806:指定領域内のすべての文字/文字間隔
について、傾きの角度分逆回転して水平または垂直にす
る。 ステップS807:文字認識領域を切り出す。 ステップS808:文字認識テーブルを参照して文字認識
を行う。 ステップS809:認識した文字を画面表示したり、記憶
装置に保存したりする。
【0069】図18に本発明における表削除の処理手順
を示すフローチャートである。 ステップS901:表削除機能で指定した座標から連続す
るポイントで囲まれた範囲を文字認識範囲として切り出
す。図6において、[6−1]〜[6−10]により1
0個の文字認識範囲に分けられる。横書きの場合は、左
上優先、縦書きの場合は、右上優先に文字認識の順序を
決める。 ステップS902:各々認識領域に含まれる文字の認識処
理は、ルーチン(8)のステップS807〜ステップS809
の処理を実行する。
【0070】従って、前記構成によれば、 (1)傾いて読み取られた原稿のイメージでも指定した
認識対象領域の文字を切り出し文字認識方向を判定して
文字を認識することができる。従って、原稿のイメージ
の読み取りの段階で、原稿を斜めに置いても、置き直し
て読み取る必要がなくなり手間を省くことができる。ま
た、傾いた原稿に対する文字認識率を大幅に改善でき
る。 (2)認識対象領域が平行四辺形状でも簡単に指定して
切り出し文字を認識することができる。 (3)認識対象領域が複数の矩形で構成されていても一
つの認識領域として指定することができる。従って、数
回に分けて指定していた複数の矩形領域を1回で指定す
ることができ、操作が簡単になる。また、他の領域の図
形や文字列に跨がって、指定できなかった認識対象領域
を指定することができる。
【0071】(4)最初に指定した認識対象領域の辺が
文字認識方向に一致させられなかった場合に、始点と終
点の2点を入力して文字認識方向を直接指定することが
できる。文字列の傾きの角度によらず文字認識方向を直
接指定することができる。 (5)認識対象領域のイメージに含まれる不必要な実線
の一部を指定するだけで簡単に削除することができる。
従って、不必要な図形などを認識領域に含まないように
するために、幾つものブロックに分けて領域指定を行う
必要がなくなる。領域指定が簡単になり、文字認識の精
度を高めることができる。 (6)不必要な実線の削除と認識対象領域を指定を一度
にすることができる。 (7)文字認識から除く実線で閉じた複数領域からなる
表が存在する場合、表の一部を指定することで、指定し
た表を削除して、閉じた領域を1つの単位として文字認
識を行うことができる。従って、表の実線を飛び越えて
文字認識が行われるため文字列の区切りが分からなくな
り、後編集が必要であったがこれらの編集を軽減するこ
とができる。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、傾いて読み取られた原
稿のイメージでも指定した認識対象領域の文字を切り出
し文字認識方向を判定して文字を認識することができ
る。従って、原稿のイメージの読み取りの段階で、原稿
を斜めに置いても、置き直して読み取る必要がなくなり
手間を省くことができる。また、傾いた原稿に対する文
字認識率を大幅に改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文字認識装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の領域指定画面上で傾いた矩形状のイメ
ージの認識領域を指定する例を示す説明図である。
【図3】本発明の領域指定画面上で平行四辺形状のイメ
ージの認識領域を指定する例を示す説明図である。
【図4】本発明の領域指定画面上で多角形状のイメージ
の認識領域を指定する例を示す説明図である。
【図5】本発明の領域指定画面上で実線削除を指定する
例を示す説明図である。
【図6】本発明の領域指定画面上で表削除を指定する例
を示す説明図である。
【図7】本発明の領域指定画面上で文字認識方向を指定
する例を示す説明図である。
【図8】本発明における認識対象領域指定機能と各処理
のルーチンを示すフローチャートである。
【図9】本発明における矩形状のイメージの領域指定の
処理手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明における傾いた矩形状のイメージの領
域指定の処理手順を示すフローチャートである。
【図11】本発明における平行四辺形状のイメージの領
域指定の処理手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明における多角形状のイメージの領域指
定の処理手順を示すフローチャートである。
【図13】本発明における実線削除の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図14】本発明における表削除の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図15】本発明における文字認識方向指定の処理手順
を示すフローチャートである。
【図16】本発明における認識領域指定と各編集処理の
ルーチンを示すフローチャートである。
【図17】本発明における各形状の認識領域編集の処理
手順を示すフローチャートである。
【図18】本発明における表削除の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図19】従来の文字認識装置の構成を示すブロック図
である。
【図20】従来技術の領域指定画面上で認識領域の指定
ができない傾いた矩形状のイメージの一例を示す説明図
である。
【図21】従来技術の領域指定画面上で認識領域の指定
ができない傾いた平行四辺形状のイメージの一例を示す
説明図である。
【図22】従来技術の領域指定画面上で認識領域の指定
ができない複数矩形に含まれるイメージの一例を示す説
明図である。
【図23】従来技術の領域指定画面上で文字列の傾きの
指定ができないイメージの一例を示す説明図である。
【図24】従来技術の領域指定画面上で指定した認識領
域の中に不必要な実線が含まれるイメージの一例を示す
説明図である。
【図25】従来技術の領域指定画面上で表に含まれるイ
メージの認識領域を指定する一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 イメージ読取部 2a 領域指定部 2b 認識方向指定部 2c 実線削除指定部 2d 表削除指定部 3 イメージ記憶部 4 領域切出部 5 文字認識部 6 認識データ記憶部 7 表示装置 8 印刷装置 9 外部記録装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿に記載された文字列をイメージとし
    て読み取るイメージ読取手段と、 読み取られたイメージを画面上に表示する表示手段と、 表示されたイメージに含まれる文字列の認識対象領域の
    形状とその各頂点の座標を行頭から行末方向または行末
    から行頭方向の順に少なくとも3頂点を指定する領域指
    定手段と、 指定された形状と各頂点の座標に基づいて認識対象領域
    の切り出し範囲を算出してイメージから認識対象領域を
    切り出す領域切出手段と、 前記領域指定手段により指定された行頭と行末間の2頂
    点で結ぶ線分方向を文字認識方向として切り出された認
    識対象領域の文字を認識する文字認識手段とを備えてな
    る文字認識装置。
  2. 【請求項2】 前記領域指定手段により矩形または平行
    四辺形である認識対象領域の形状とその3頂点の座標を
    指定した際、前記領域切出手段は、前記3頂点の座標か
    ら矩形または平行四辺形の他の1頂点の座標を算出して
    イメージから認識対象領域を切り出すことを特徴とする
    請求項1記載の文字認識装置。
  3. 【請求項3】 前記領域指定手段により複数の矩形から
    なる認識対象領域の形状とその各頂点の座標を行頭から
    行末方向または行末から行頭方向の順に4頂点以上を指
    定した際、前記領域切出部は、指定された全頂点の座標
    を結んでできる領域を一つの認識対象領域としてイメー
    ジから切り出すことを特徴とした請求項1記載の文字認
    識装置。
  4. 【請求項4】 前記領域指定手段により指定された認識
    対象領域に含まれる文字列が最初に指定した認識対象領
    域の辺に対して傾いている際、文字列の行頭と行末間を
    結ぶ線分方向と平行になる2点の座標を指定する認識方
    向指定手段をさらに備え、前記文字認識手段は前記認識
    方向指定手段により指定された2点を結ぶ線分方向を文
    字認識方向として文字を認識することを特徴とする請求
    項1記載の文字認識装置。
  5. 【請求項5】 前記イメージに認識対象外の実線が含ま
    れる際、実線の一部を1点の座標で指定する実線削除指
    定手段をさらに備え、前記文字認識手段は、前記実線削
    除指定手段により指定された座標から連続する実線を削
    除して文字を認識することを特徴とする請求項1記載の
    文字認識装置。
  6. 【請求項6】 前記イメージに実線で閉じた領域が含ま
    れる際、実線の一部を1点の座標で指定する実線削除指
    定手段をさらに備え、前記文字認識手段は、前記実線削
    除指定手段により指定された座標から連続する実線を削
    除して実線で閉じた領域に含まれる文字を認識すること
    を特徴とする請求項1記載の文字認識装置。
  7. 【請求項7】 前記イメージに実線で閉じた複数領域か
    らなる表が含まれる際、表の一部を1点の座標で指定す
    る表削除指定手段をさらに備え、前記文字認識手段は、
    前記表削除指定手段により指定された座標から表を削除
    して実線で閉じた領域ごとに含まれる文字を認識するこ
    とを特徴とする請求項1記載の文字認識装置。
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Cited By (4)

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