JPH0931221A - 表面処理ポリプロピレンフィルム及び金属蒸着ポリプロピレンフィルム - Google Patents

表面処理ポリプロピレンフィルム及び金属蒸着ポリプロピレンフィルム

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JPH0931221A
JPH0931221A JP20782595A JP20782595A JPH0931221A JP H0931221 A JPH0931221 A JP H0931221A JP 20782595 A JP20782595 A JP 20782595A JP 20782595 A JP20782595 A JP 20782595A JP H0931221 A JPH0931221 A JP H0931221A
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JP
Japan
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film
polypropylene film
treated
petroleum resin
metal
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Yuji Ando
勇二 安藤
Yasuhiro Shiraishi
安弘 白石
Hiroyuki Maehara
浩之 前原
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Chisso Corp
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    • B29C59/00Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor
    • B29C59/08Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor by flame treatment ; using hot gases
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2023/00Use of polyalkenes or derivatives thereof as moulding material
    • B29K2023/10Polymers of propylene
    • B29K2023/12PP, i.e. polypropylene
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2995/00Properties of moulding materials, reinforcements, fillers, preformed parts or moulds
    • B29K2995/0018Properties of moulding materials, reinforcements, fillers, preformed parts or moulds having particular optical properties, e.g. fluorescent or phosphorescent
    • B29K2995/0026Transparent

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  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】表面処理後のぬれ性、印刷インキに対する印刷
性、耐ブロッキング性、耐熱性、透明性、金属蒸着性に
優れ、更にぬれ性の経時的な低下が非常に小さい表面処
理ポリプロピレンフィルム及び蒸着強度に優れる金属蒸
着フィルムを提供する。 【解決手段】アイソタクチック度が96%以上の結晶性
プロピレン重合体97〜80重量%及び軟化点90〜1
40℃、臭素価14以下の水素化石油樹脂が3〜20重
量%からなる重合体組成物を用いて得られるポリプロピ
レンフィルムの少なくとも片面にフレーム処理を施され
てなることを特徴とする表面処理ポリプロピレンフィル
ム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面処理後のぬれ性、
印刷インキ(特に水性インキ)に対する印刷性、耐ブロ
ッキング性(フィルム同志のブロッキングが少い)、耐
熱性、透明性、金属蒸着性に優れ、更にぬれ性の経時的
な低下が非常に小さい表面処理ポリプロピレンフィルム
及び蒸着強度(金属蒸着膜と表面処理ポリプロピレンフ
ィルムの接着力)に優れる金属蒸着フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】ポリプロピレンフィルム、とりわけ延伸
ポリプロピレンフィルムは、その優れた機械的強度、透
明性、光沢性、保護的性質を有することから、包装材と
して多方面に使用されている。更に印刷や金属蒸着など
の二次加工に供される際に、印刷性、金属との接着性の
ラミネート及びコーティング等における他物質との接着
性の向上を図るために、コロナ放電処理を代表とする各
種表面処理を施しフィルム表面を酸化させてぬれ性を向
上させるさせる方法が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしポリプロピレン
フィルムの表面にコロナ放電処理を施しても、長期に渡
って高いぬれ性を保持することが困難であり、また仮り
に一時的に高いぬれ性(50dyne/cm以上)を付
与できたとしても、該ポリプロピレンフィルムの表面の
肌荒れやピンホール、裏抜け等が生じ、フィルム外観に
著しく悪影響を生じさせるという問題点があった。更
に、近年の環境問題への対応からグラビア印刷インキの
脱溶剤化、水性化が急速に進んでいるが、ポリプロピレ
ンフィルムはグラビア印刷用水性インキに対して親和性
が劣る為、インキとフィルムの接着強度が落ち、フィル
ム同志のブロッキング等によりインキの剥離、抜け等が
生じるという問題点あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記諸問題
を解消せんとするものであり、詳しくは、表面処理後の
ぬれ性、印刷インキ(特に水性インキ)に対する印刷
性、耐ブロッキング性(フィルム同志のブロッキングが
少い)、耐熱性、透明性、金属蒸着性に優れ、更にぬれ
性の経時的な低下が非常に小さい表面処理ポリプロピレ
ンフィルム及び蒸着強度(金属蒸着膜と表面処理ポリプ
ロピレンフィルムの接着力)に優れる金属蒸着フィルム
を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を有
する。 (1)アイソタクチック度が96%以上の結晶性プロピ
レン重合体〔A〕97〜80重量%及び軟化点90〜1
40℃、臭素価14以下の水素化石油樹脂〔B〕が3〜
20重量%からなる重合体組成物〔C〕を用いて得られ
るポリプロピレンフィルム〔D〕の少なくとも片面にフ
レーム処理を施されてなることを特徴とする表面処理ポ
リプロピレンフィルム〔E〕。
【0006】(2)前記1項記載の表面処理ポリプロピ
レンフィルム〔E〕のフィルム表面のぬれ指数が50d
yne/cm以上である表面処理ポリプロピレンフィル
ム〔F〕。
【0007】(3)前記1項記載のポリプロピレンフィ
ルム〔D〕が延伸されてなる延伸ポリプロピレンフィル
ム〔G〕である少なくとも片面にフレーム処理を施され
てなることを特徴とする表面処理ポリプロピレンフィル
ム〔H〕。
【0008】(4)前記1項記載の表面処理ポリプロピ
レンフィルム〔E〕、前記2項記載の表面処理ポリプロ
ピレンフィルム〔F〕、又は前記3項記載の表面処理ポ
リプロピレンフィルム〔H〕に金属蒸着してなる金属蒸
着ポリプロピレンフィルム〔I〕。
【0009】以下具体的に説明する。本発明に用いる結
晶性プロピレン重合体〔A〕は、アイソタクチック度が
96%以上、好ましくは97%以上の結晶性を有するプ
ロピレン重合体であり、該プロピレン重合体とは、プロ
ピレンの単独重合、プロピレンとα−オレフィン(ブテ
ン−1、4−メチルペンテン−1、ヘキセン−1等)の
1種又は2種との共重合体であり、具体的にはは、結晶
性プロピレン単独重合体、結晶性プロピレン−エチレン
共重合体、結晶性プロピレン−エチレン−ブテン−1共
重合体、並びにこれらの単独重合体及び/又は共重合体
を用いた重合体が例示できる。
【0010】IIが96%を大きく下回るプロピレン重
合体を用いたフィルムは、耐熱性低下をきたし、例えば
印刷工程、金属蒸着工程等の二次加工工程においてフィ
ルムが熱収縮してしまうという問題が発生するため好ま
しくない。
【0011】該結晶性プロピレン重合体〔A〕の製造方
法は、例えば特開昭58−104907号公報に記載の
方法、すなわち、有機アルミニウム化合物として、例え
ば、トリエチルアルミニウム、ジエチルアルミニウムモ
ノクロリド等、又は有機アルミニウム化合物及び電子供
与体、例えば、ジイソアミルエーテル、エチレングリコ
ールモノメチルエーテル等との反応生成物を四塩化チタ
ンと反応させて得られる固体生成物を有機アルミニウム
化合物、例えば、トリエチルアルミニウムもしくはジエ
チルアルミニウムモノクロリド等および芳香族カルボン
酸エステル、例えば、安息香酸アルキルエステル、p−
トルイル酸メチル、p−トルイル酸エチルもしくはp−
トルイル酸−2−エチルヘキシル等と組み合わせ、該芳
香族カルボン酸エステルと該固体生成物とのモル比率
(V/III)を0.1〜10.0に設定した触媒の存在下
にプロピレンを一段階以上で重合させることによって得
る方法が例示できる。この場合の一段階とは、これらの
単量体の連続的または一時的な供給の一区分を意味す
る。
【0012】本発明に用いるアイソタクチック度(以下
IIと略記することがある)とは、沸騰n−ヘプタンに
て12時間抽出後の残渣の重量百分率である。本発明に
用いる水素化石油樹脂〔B〕は、軟化点(環球法)90
〜140℃、好ましくは100〜135℃、臭素価14
以下、好ましくは10以下の水素化石油樹脂である。軟
化点が90℃を大きく下回る水素化石油樹脂を用いたフ
ィルムは、耐ブロッキング性が著しく低下し、逆に14
0℃を大きく超える水素化石油樹脂を用いたフィルム
は、透明性が著しく低下する。更に臭素価が14を大き
く超える水素化石油樹脂、結晶性ポリプロピレン〔A〕
との相溶性が悪く、得られるフィルムの透明性を低下す
る。
【0013】該水素化石油樹脂〔B〕の製造方法は、石
油系不飽和炭化水素、すなわち二重結合を側鎖中に有す
る芳香族炭化水素、シクロペンタジエン系炭化水素、又
は高級オレフィン系炭化水素を主原料として、硫酸、無
水塩化アルミニウム、フッ化ホウ素、フリーデル−クラ
フト触媒等を触媒として重合し、該重合生成物中の不飽
和結合に、水素を付加させる方法が例示できる。本発明
に用いる水素化石油樹脂〔B〕の代表的な市販品として
は、荒川化学工業(株)製の商品名“アルコンP”シリ
ーズ、丸善石油化学(株)製の商品名“マルカレッツ”
シリーズ、トーネックス(株)製の商品名“エスコレッ
ツ”シリーズ等が例示できる。
【0014】本発明に用いる重合体組成物〔C〕は、結
晶性プロピレン重合体〔A〕が97〜80重量%及び水
素化石油樹脂〔B〕が3〜20重量%からなる組成物で
ある。該水素化石油樹脂〔B〕が3重量%を大きく下回
る組成物を用いたフィルムは、フレーム処理後のフィル
ム表面の経時的なぬれ指数低下が生じ、印刷性の悪化及
び金属蒸着膜とフィルムとの接着強度の低下をきたし、
該水素化石油樹脂〔B〕が20重量%を大きく超える組
成物を用いたフィルムは、フィルムの耐熱性が低下し、
かつ耐ブロッキング性が著しく低下する。すなわち該水
素化石油樹脂〔B〕3〜20重量%の重合体組成物
〔C〕を用いたフィルムは、フレーム(火炎)処理後の
経時的なぬれ落ちが非常に小さく、印刷インク、とりわ
け水性インクに対する印刷性に優れ、耐ブロッキング性
にも優れ、また金属蒸着膜との接着力が強固であるいう
特性が得られる。
【0015】更に該重合体組成物〔C〕には、必要に応
じて酸化防止剤、滑剤、帯電防止剤、ブロッキング防止
剤等の結晶性オレフィン重合体に通常添加される各種添
加剤を本発明の目的を損なわない範囲内で適宜配合する
ことができる。該重合体組成物〔C〕の製造方法は、結
晶性プロピレン重合体〔A〕及び水素化石油樹脂〔B〕
をヘンシェルミキサー又はタンブラーミキサー等の混合
機を使用して均一に混合し組成物を得る方法が例示で
き、必要に応じて、得られた該重合体組成物を押出機を
用い180〜300℃の温度で溶融混練し、ペレット状
の重合体組成物〔C〕とする方法も例示できる。
【0016】本発明に用いるポリプロピレンフィルム
〔D〕としては、無延伸フィルム、延伸フィルム(一軸
延伸及び二軸延伸)等が例示でき、得られる表面処理ポ
リプロピレンフィルムの機械的強度(剛性、耐熱性
等)、透明性、光沢、水蒸気バリア性、ガスバリア性に
優れ、かつ、剛性、耐熱性に優れるため表面処理時、金
属蒸着時にしわ等の発生が少なく作業性が優れる点で延
伸フィルムが好ましく、該ポリプロピレンフィルム
〔D〕の厚みは5〜100μmが好ましく、10〜60
μmが更に好ましい。該ポリプロピレンフィルム〔D〕
の製造方法は、Tダイ法、同時二軸延伸であるチューブ
ラー法及び逐次二軸延伸であるテンター法等が例示で
き、必要に応じて多段延伸することも例示できる。
【0017】本発明の表面処理ポリプロピレンフィルム
〔E〕は、ポリプロピレンフィルム〔D〕の少なくとも
片面にフレーム処理を施し、該表面処理ポリプロピレン
フィルム〔E〕及び印刷インキとの親和性並びに該表面
処理ポリプロピレンフィルム〔E〕及び金属蒸着膜との
接着強度の点で処理面のぬれ指数が50dyne/cm
以上が好ましく、更に好ましくは54dyne/cm以
上のフィルムである。該フレーム処理方法としては、米
国のフリンバーナー社製のフレーム(火炎)処理装置、
イタリアのesseCI社製のフレーム(火炎)処理装
置等を用いてフレーム処理する方法が例示できる。
【0018】フィルムの表面処理方法としては、コロナ
放電処理法が一般に広く知られているが、コロナ放電処
理法にてフィルム表面のぬれ指数を50dyne/cm
以上にすることは困難であり、仮に50dyne/cm
以上の処理度が得られたとしても、フィルム表面の肌荒
れやピンホール、裏抜け等が生じ、フィルム外観に著し
く悪影響を生じさせる他、フィルム同志のブロッキング
が著しくなるという欠点がある。
【0019】本発明の金属蒸着ポリプロピレンフィルム
〔I〕は、本発明の表面処理ポリプロピレンフィルム
〔E〕〔F〕又は〔H〕に金属蒸着してなる金属蒸着フ
ィルムである。金属蒸着層の厚みは通常50〜800オ
ングストロームの範囲が例示でき、全面(両面)、片面
は勿論、部分金属蒸着されたフィルムも例示できる。該
金属蒸着ポリプロピレンフィルム〔I〕の製造方法は、
ロール巻フィルムの繰り出し部、蒸着部、及び巻取り部
を備えた装置内の真空度を10-4Torr以下にし、こ
の装置内でアルミニウム等の所望の金属を容器中または
フィラメント上で加熱して該金属を溶解蒸発させ、蒸発
金属分子を繰り出されたフィルム表面に連続的に蒸着さ
せて巻取るような一般的公知の真空蒸着法や、真空中で
放電させたときに陰極を構成する金属が飛散する現象を
応用したスパッタリング蒸着法、イオンプレーティング
等が例示できる。なお蒸発させる金属としてはアルミニ
ウムが最も一般的であるが、金、銀、銅、ニッケル、ク
ロム、ゲルマニウム、セレン、チタン、スズ、亜鉛等が
例示できる。
【0020】
【実施例】以下、実施例、比較例により本発明を更に具
体的に説明するが、本発明はこれによって限定されるも
のではない。なお、以下の実施例、比較例中に示す物性
の測定方法及び評価の基準を以下に示す。 (1)ぬれ張力(単位:dyne/cm) JIS K−6768−1977に準拠。フレーム処理
又はコロナ処理直後のフィルム及び温度25℃,湿度5
0%RH,7日間エージング後のフィルムの処理面につい
て測定した。 (2)透明性(単位:%) ASTM D−1003に準拠し、ヘーズを測定し、透
明性の指標とした。
【0021】(3)加熱収縮率(単位:%) フィルムより縦方向(MD)に長さ(L0)20cm、
幅1cmの試験片を切り取り、試験片を140℃のオー
ブン中で15分間加熱した後、長さ(L1)を測定し、
次式により縦方向の加熱収縮率(S)を求め、耐熱性の
指標とした。 S=100×(L0−L1)/L0 (4)ブロッキング度(単位:N/4cm2) フィルム[表面処理後24時間エージング(40℃,5
0%RH)]から試験片(長さ7cm×幅2cm)を切り
取り、フィルムの処理面同志が接するように2枚の試験
片の端部を2cmだけ重ね合わせ、重ね合わせた部分
(重ね合わせ面積4cm2)に重量1kgの重りを載せ
て放置する(温度40℃;湿度50%RH;24h)。こ
の両試料フィルムの密着面をせん断剥離するに要する最
大力を引張試験機にて測定した。
【0022】(5)インキ接着強度 試料フィルム[表面処理後24時間エージング(40
℃,50%RH)]の処理面に水性インキ(アクワカラー
R63F:東洋インキ製造(株)製をコーティング塗布
し、常温常湿下で24時間乾燥放置後、市販のセロハン
粘着テープをコーティング面に粘着させて90°剥離
し、このセロハン粘着テープに剥離付着したインキの面
積から、下記に示したインキ接着強度のランクに従い評
価を実施した。 ○:インキ剥離付着物面積が5%未満 △:インキ剥離付着物面積が5%以上20%未満 ×:インキ剥離付着物面積が20%以上
【0023】(4)蒸着強度(単位:N/15mm) 片面に金属(アルミニウム)蒸着したフィルムの蒸着面
とポリエステルフィルム(#20)とをドライラミネー
トし、接着界面での剥離強度を引張試験機にて測定し
た。
【0024】以下に実施例及び比較例で用いた結晶性プ
ロピレン重合体及び水素化石油樹脂の詳細を記した。 PP−1:メルトフローレート(230℃、21.18
N)が3.7g/10min、アイソタクチック度(I
I)が98.4%の結晶性プロピレン単独重合体。 PP−2:メルトフローレート(230℃、21.18
N)が3.8g/10min、エチレン含有量が0.4
重量%、アイソタクチック度(II)が97.6%の結
晶性プロピレン−エチレンランダム共重合体。 PP−3:メルトフローレート(230℃、21.18
N)が3.5g/10min、アイソタクチック度(I
I)が94.3%の結晶性プロピレン単独重合体。
【0025】HPR−1:軟化点125℃、臭素価7の
脂環族飽和炭化水素系石油樹脂(アルコンP−125;
荒川化学工業(株)製)。 HPR−2:軟化点125℃、臭素価6の水素化ジシク
ロペンタジエン系石油樹脂。(マルカレッツH−925
C;丸善石油化学(株)製) HPR−3:軟化点115℃、臭素価7の脂環族飽和炭
化水素系石油樹脂(アルコンP−115;荒川化学工業
(株)製)
【0026】HPR−4:軟化点80℃、臭素価7の脂
環族飽和炭化水素系石油樹脂(アルコンP−80;荒川
化学工業(株)製) HPR−5:軟化点175℃、臭素価20の水素化ジシ
クロペンタジエン系石油樹脂。(マルカレッツH−97
0;丸善石油化学(株)製)
【0027】実施例1〜7、比較例1〜8 上述の結晶性プロピレン重合体(PP−1,PP−2,
PP−3)及び水素化石油樹脂(HPR−1,HPR−
2,HPR−3,HPR−4,HPR−5)を後述の表
1に示す配合率、並びに酸化防止剤としてテトラキス−
〔メチレン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’
−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕メタンを0.
4%の配合率で配合し、ヘンシェルミキサーによって均
一に混合し、得られた混合物を押出機に装入して溶融混
練した後にペレット状の組成物とした。次に得られた組
成物を口径65mmφの押出機に供給し、240℃で溶
融した後、Tダイより押出し、40℃の冷却ロールで冷
却して、厚み1mmのシートを得た。
【0028】次に得られたシートをパンタグラフ式二軸
延伸試験機を用いて、まず158℃で120秒間予熱し
た後、10m/minの延伸速度で縦方向に5.0倍、
横方向に8.0倍逐次延伸して、厚み25μmの二軸延
伸フィルムを得た。更に該各二軸延伸フィルムの片面に
フレーム(火炎)処理又はコロナ放電処理を施した。得
られたフィルムを用いて所定の各試験片を調製し、該所
定の試験片を用いて、ヘイズ、加熱収縮率、ぬれ張力、
ブロッキング度、インキ接着強度を測定した。その特性
を表1に示した。該各表面処理二軸延伸フィルムを連続
したポリエステルフィルム(#20)に、フレーム(火
炎)処理面、コロナ放電処理面が外面になるように張り
付け、連続真空蒸着装置にセットし、フィルムを連続的
に繰り出しながらフィルムのフレーム(火炎)処理面及
びコロナ放電処理面に5×10-5Torrの真空下でア
ルミニウムを蒸着して巻取り、蒸着膜の厚みが400オ
ングストローム(±20オングストローム)のフィルム
片面がアルミニウム蒸着された金属蒸着フィルムを得
た。該各金属蒸着フィルムを用いて蒸着強度を測定し
た。その特性を表1に示した。
【0029】実施例1,2,3,4,5,6及び7は、
ヘーズ,加熱収縮率,ぬれ張力,耐ブロッキング性(ブ
ロッキング度が小さい),インキ接着性及び蒸着強度が
同時に優れるのに対し、比較例1はIIが94.3%の
結晶性プロピレン単独重合体を用いているため、加熱収
縮率が優れない。比較例2は軟化点80℃の水素化石油
樹脂を用いているため、ブロッキング度が大きく耐ブロ
ッキング性及びインキ接着強度がすぐれない。比較例3
は臭素価20の水素化石油樹脂を用いているためヘーズ
及びインキ接着強度がすぐれない。比較例4は水素化石
油樹脂が2重量%からなる組成物を用いているためイン
キ接着性及び蒸着強度が優れず、比較例5は水素化石油
樹脂が25重量%からなる組成物を用いているため加熱
収縮率が優れない。比較例6,7及び8は、表面処理方
法としてコロナ放電処理を用いたフィルムであるため、
ぬれ張力が優れない。
【0030】
【表1】
【0031】
【発明の効果】本発明の表面処理ポリピロピレンフィル
ムは、表面処理後のぬれ性、印刷インキ(特に水性イン
キ)に対する印刷性、耐ブロッキング性(フィルム同志
のブロッキングが少い)、耐熱性、透明性、金属蒸着性
に優れ、更にぬれ性の経時的な低下が非常に小さいとい
う特性を持つため、印刷用フィルム及び金属蒸着用フィ
ルムに好適である。更に本発明の金属蒸着ポリプロピレ
ンフィルムは、蒸着強度(金属蒸着膜と表面処理ポリプ
ロピレンフィルムの接着力)に優れるといる特性を持つ
ため、金属膜の剥がれ、割れが発生しないため、高速自
動包装機への使用に好適である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アイソタクチック度が96%以上の結晶性
    プロピレン重合体〔A〕97〜80重量%及び軟化点9
    0〜140℃、臭素価14以下の水素化石油樹脂〔B〕
    が3〜20重量%からなる重合体組成物〔C〕を用いて
    得られるポリプロピレンフィルム〔D〕の少なくとも片
    面にフレーム(火炎)処理を施されてなることを特徴と
    する表面処理ポリプロピレンフィルム〔E〕。
  2. 【請求項2】請求項1記載の表面処理ポリプロピレンフ
    ィルム〔E〕のフィルム表面のぬれ指数が50dyne
    /cm以上である請求項1記載の表面処理ポリプロピレ
    ンフィルム〔F〕。
  3. 【請求項3】請求項1記載のポリプロピレンフィルム
    〔D〕が延伸されてなる延伸ポリプロピレンフィルム
    〔G〕である少なくとも片面にフレーム処理を施されて
    なることを特徴とする表面処理ポリプロピレンフィルム
    〔H〕。
  4. 【請求項4】請求項1記載の表面処理ポリプロピレンフ
    ィルム〔E〕、請求項2記載の表面処理ポリプロピレン
    フィルム〔F〕、又は請求項3記載の表面処理ポリプロ
    ピレンフィルム〔H〕に金属蒸着してなる金属蒸着ポリ
    プロピレンフィルム〔I〕。
JP20782595A 1995-07-21 1995-07-21 表面処理ポリプロピレンフィルム及び金属蒸着ポリプロピレンフィルム Pending JPH0931221A (ja)

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JP20782595A Pending JPH0931221A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 表面処理ポリプロピレンフィルム及び金属蒸着ポリプロピレンフィルム

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JP (1) JPH0931221A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001152119A (ja) * 1999-11-30 2001-06-05 Nitto Denko Corp エマルシヨン型粘着剤組成物と段ボ―ル封緘用粘着テ―プ
JP2021192094A (ja) * 2020-06-02 2021-12-16 住友化学株式会社 硬化性組成物および偏光板

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