JPH09312894A - Fm受信機 - Google Patents
Fm受信機Info
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- JPH09312894A JPH09312894A JP15021296A JP15021296A JPH09312894A JP H09312894 A JPH09312894 A JP H09312894A JP 15021296 A JP15021296 A JP 15021296A JP 15021296 A JP15021296 A JP 15021296A JP H09312894 A JPH09312894 A JP H09312894A
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- cord
- cords
- circuit
- signal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヘッドホンコードを受信アンテナとして使用
する場合の特性を改善する。 【解決手段】 右および左チャンネルのヘッドホンコー
ド71が、第1〜第4のコード71R+、71R-、71
L+、71L-を有する並行4芯コードとされる。コード
71R+、71L+の一方の端部が、高周波チョークコイ
ル69R、69Lを通じてアンプ68R、68Lの出力
端に接続される。コード71R-が高周波チョークコイ
ル69Gを通じて接地に接続され、コード71L-が高
周波的に接地に接続される。コード71L-が受信回路
60のアンテナ入力端に接続される。コード71L-に
よりFM信号が受信され、この受信されたFM信号が受
信回路60に供給されて左および右チャンネルのオーデ
ィオ信号L、Rがアンプ68L、68Rから出力され
る。
する場合の特性を改善する。 【解決手段】 右および左チャンネルのヘッドホンコー
ド71が、第1〜第4のコード71R+、71R-、71
L+、71L-を有する並行4芯コードとされる。コード
71R+、71L+の一方の端部が、高周波チョークコイ
ル69R、69Lを通じてアンプ68R、68Lの出力
端に接続される。コード71R-が高周波チョークコイ
ル69Gを通じて接地に接続され、コード71L-が高
周波的に接地に接続される。コード71L-が受信回路
60のアンテナ入力端に接続される。コード71L-に
よりFM信号が受信され、この受信されたFM信号が受
信回路60に供給されて左および右チャンネルのオーデ
ィオ信号L、Rがアンプ68L、68Rから出力され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はFM受信機に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】ヘッドホン式のステレオカセットプレー
ヤ、すなわち、いわゆるヘッドホンステレオとして、そ
のカセットプレーヤとヘッドホンとの間をワイヤレス方
式にしたものが考えられている。
ヤ、すなわち、いわゆるヘッドホンステレオとして、そ
のカセットプレーヤとヘッドホンとの間をワイヤレス方
式にしたものが考えられている。
【0003】図8は、そのようなワイヤレス方式のカセ
ットプレーヤの一例の外観を示す斜視図で、符号1はカ
セットプレーヤ、符号6はそのヘッドホン用の専用受信
機である。
ットプレーヤの一例の外観を示す斜視図で、符号1はカ
セットプレーヤ、符号6はそのヘッドホン用の専用受信
機である。
【0004】そして、カセットプレーヤ1において、再
生時、テープカセット(図示せず)から左および右チャ
ンネルのステレオオーディオ信号L、Rが再生され、こ
の信号L、Rが所定のキャリア周波数のFM信号SL、
SRに変換され、この信号SL、SRが受信機6へと送信
される。
生時、テープカセット(図示せず)から左および右チャ
ンネルのステレオオーディオ信号L、Rが再生され、こ
の信号L、Rが所定のキャリア周波数のFM信号SL、
SRに変換され、この信号SL、SRが受信機6へと送信
される。
【0005】そして、受信機6においては、カセットプ
レーヤ1からのFM信号SL、SRが受信されると、この
信号SL、SRから音声信号L、Rが復調され、この信号
L、Rが、ヘッドホンコード71を通じてヘッドホン7
の左右の音響ユニット7L、7Rにそれぞれ供給され
る。
レーヤ1からのFM信号SL、SRが受信されると、この
信号SL、SRから音声信号L、Rが復調され、この信号
L、Rが、ヘッドホンコード71を通じてヘッドホン7
の左右の音響ユニット7L、7Rにそれぞれ供給され
る。
【0006】なお、この場合、受信機6をカセットプレ
ーヤ1から離して使用できる距離は、電波法などを考慮
して、1.5m程度とされている。
ーヤ1から離して使用できる距離は、電波法などを考慮
して、1.5m程度とされている。
【0007】図9および図10は、上述したワイヤレス
式のカセットプレーヤ1および受信機6の信号系の一例
を示す。そして、プレーヤ1において、符号2はテープ
カセットの磁気テープ、符号10は再生回路、符号20
は送信回路である。
式のカセットプレーヤ1および受信機6の信号系の一例
を示す。そして、プレーヤ1において、符号2はテープ
カセットの磁気テープ、符号10は再生回路、符号20
は送信回路である。
【0008】すなわち、再生時には、再生ヘッド11
L、11Rによりテープ2から左および右チャンネルの
オーディオ信号L、Rが再生される。そして、この再生
信号L、Rが、再生イコライザアンプ12L、12Rお
よびプリエンファシス回路13L、13Rを通じてFM
変調回路21L、21Rに供給され、FM信号SLT、S
RTに変換される。
L、11Rによりテープ2から左および右チャンネルの
オーディオ信号L、Rが再生される。そして、この再生
信号L、Rが、再生イコライザアンプ12L、12Rお
よびプリエンファシス回路13L、13Rを通じてFM
変調回路21L、21Rに供給され、FM信号SLT、S
RTに変換される。
【0009】なお、この場合、FM信号SLT、SRTのキ
ャリア周波数fLT、fRTは、例えば、 fLT=11.29MHz fRT=11.75MHz とされる。
ャリア周波数fLT、fRTは、例えば、 fLT=11.29MHz fRT=11.75MHz とされる。
【0010】そして、このFM信号SLT、SRTが、ミキ
サ回路22L、22Rに供給されるとともに、発振回路
26において、安定な所定の周波数f26、例えば249.75
MHzの発振信号S26が形成され、この信号S26がミキサ
回路22L、22Rに供給される。
サ回路22L、22Rに供給されるとともに、発振回路
26において、安定な所定の周波数f26、例えば249.75
MHzの発振信号S26が形成され、この信号S26がミキサ
回路22L、22Rに供給される。
【0011】こうして、ミキサ回路22L、22Rに供
給されたFM信号SLT、SRTは、信号S26により、キャ
リア周波数fL、fRが、 fL=f26−fLT =238.46MHz fR=f26−fRT =238.0MHz のFM信号SL、SRに周波数変換される。
給されたFM信号SLT、SRTは、信号S26により、キャ
リア周波数fL、fRが、 fL=f26−fLT =238.46MHz fR=f26−fRT =238.0MHz のFM信号SL、SRに周波数変換される。
【0012】そして、このFM信号SL、SRが、バンド
パスフィルタ23L、23Rおよびパワーアンプ24
L、24Rを通じてアンテナ25に供給され、受信機6
へと送信される。
パスフィルタ23L、23Rおよびパワーアンプ24
L、24Rを通じてアンテナ25に供給され、受信機6
へと送信される。
【0013】一方、受信機6においては、ヘッドホン7
の音響ユニット7L、7Rが電磁式に構成される。ま
た、ヘッドホンコード7は、左チャンネルのホット側お
よびコールド側のコード71L+、71L-と、右チャン
ネルのホット側およびコールド側のコード71R+、7
1R-とを有する。
の音響ユニット7L、7Rが電磁式に構成される。ま
た、ヘッドホンコード7は、左チャンネルのホット側お
よびコールド側のコード71L+、71L-と、右チャン
ネルのホット側およびコールド側のコード71R+、7
1R-とを有する。
【0014】そして、符号60はFM受信回路を示し、
プレーヤ1から送信されてきたFM信号SL、SRが、コ
ード71L-、71R-により受信され、この受信された
信号SL、SRが、アンテナ同調回路(バンドパスフィル
タ)61および高周波アンプ62を通じてミキサ回路6
3に供給されるとともに、局部発振回路64からミキサ
回路63に局部発振信号S64が供給される。
プレーヤ1から送信されてきたFM信号SL、SRが、コ
ード71L-、71R-により受信され、この受信された
信号SL、SRが、アンテナ同調回路(バンドパスフィル
タ)61および高周波アンプ62を通じてミキサ回路6
3に供給されるとともに、局部発振回路64からミキサ
回路63に局部発振信号S64が供給される。
【0015】なお、この場合、信号S64の周波数f64
は、例えば、 f64=248.7MHz とされる。
は、例えば、 f64=248.7MHz とされる。
【0016】こうして、FM信号SL、SRは、ミキサ回
路64において、信号S65により、周波数fLI、fRI
が、例えば、 fLI=fL−f65 =10.24MHz fRI=fR−f65 =10.7MHz の中間周波信号SLI、SRIに周波数変換される。
路64において、信号S65により、周波数fLI、fRI
が、例えば、 fLI=fL−f65 =10.24MHz fRI=fR−f65 =10.7MHz の中間周波信号SLI、SRIに周波数変換される。
【0017】そして、この信号SLI、SRIが、セラミッ
クフィルタおよびリミッタアンプを有する中間周波回路
65L、65Rを通じてFM復調回路66L、66Rに
供給されてオーディオ信号L、Rが復調され、この信号
L、Rが、ディエンファシス回路67L、67Rを通じ
て出力アンプ68L、68Rから取り出される。
クフィルタおよびリミッタアンプを有する中間周波回路
65L、65Rを通じてFM復調回路66L、66Rに
供給されてオーディオ信号L、Rが復調され、この信号
L、Rが、ディエンファシス回路67L、67Rを通じ
て出力アンプ68L、68Rから取り出される。
【0018】さらに、アンプ68L、68Rからの信号
L、Rが、高周波チョークコイル69L、69Rおよび
ホット側のヘッドホンコード71L+、71R+を通じて
ヘッドホン7の音響ユニット7L、7Rにそれぞれ供給
される。なお、コールド側のヘッドホンコード71L
-、71R-は、高周波チョークコイル69Gを通じて接
地に接続される。
L、Rが、高周波チョークコイル69L、69Rおよび
ホット側のヘッドホンコード71L+、71R+を通じて
ヘッドホン7の音響ユニット7L、7Rにそれぞれ供給
される。なお、コールド側のヘッドホンコード71L
-、71R-は、高周波チョークコイル69Gを通じて接
地に接続される。
【0019】したがって、プレーヤ1で再生されたオー
ディオ信号L、Rを、ヘッドホン7で聴くことができ
る。そして、その場合、受信機6を、名刺の半分以下の
大きさとすることができる。また、カセットを聴くと
き、カセットプレーヤ1はカバンやバッグなどに入れて
おき、例えば図11Aに示すように、受信機6を上着の
胸ポケットなどに入れて使用することができる。したが
って、例えば通勤途中の電車の中で、あるいは歩きなが
らカセットを聴くような場合、ヘッドホン7のコード7
1(71L+〜71R-)がじゃまになることがない。
ディオ信号L、Rを、ヘッドホン7で聴くことができ
る。そして、その場合、受信機6を、名刺の半分以下の
大きさとすることができる。また、カセットを聴くと
き、カセットプレーヤ1はカバンやバッグなどに入れて
おき、例えば図11Aに示すように、受信機6を上着の
胸ポケットなどに入れて使用することができる。したが
って、例えば通勤途中の電車の中で、あるいは歩きなが
らカセットを聴くような場合、ヘッドホン7のコード7
1(71L+〜71R-)がじゃまになることがない。
【0020】また、カセットプレーヤ1から受信機6に
送信されるFM信号SL、SRのキャリア周波数fL、fR
が、例えばfL=238.46MHz、fR=238.0MHzと一般の
FM放送やテレビ放送で使用している周波数帯76MHz〜
222MHzよりも高いので、放送電波や都市での電波障害
からの影響を受けにくい。
送信されるFM信号SL、SRのキャリア周波数fL、fR
が、例えばfL=238.46MHz、fR=238.0MHzと一般の
FM放送やテレビ放送で使用している周波数帯76MHz〜
222MHzよりも高いので、放送電波や都市での電波障害
からの影響を受けにくい。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の受信
機6においては、ヘッドホンコード71をFM信号S
L、SRの受信アンテナと使用しているが、ヘッドホンコ
ード71が受信アンテナとして十分な特性を提供できな
い場合がある。
機6においては、ヘッドホンコード71をFM信号S
L、SRの受信アンテナと使用しているが、ヘッドホンコ
ード71が受信アンテナとして十分な特性を提供できな
い場合がある。
【0022】すなわち、ヘッドホン7として、図12A
にも示すように、コード71が、受信機6から途中の点
71Pまではコード71Cに1本化されているが、この
点71Pから音響ユニット7L、7Rまでが、コード7
1L(71L+、71L-)と、コード71R(71R
+、71R-)とに分割されるとともに、コード71Rが
コード71Lよりも長くされたものがある。なお、この
ようにコード71Lとコード71Rとで長さが違えら
れ、図に示すような長さとされているのは、使い勝手を
考慮したためである。
にも示すように、コード71が、受信機6から途中の点
71Pまではコード71Cに1本化されているが、この
点71Pから音響ユニット7L、7Rまでが、コード7
1L(71L+、71L-)と、コード71R(71R
+、71R-)とに分割されるとともに、コード71Rが
コード71Lよりも長くされたものがある。なお、この
ようにコード71Lとコード71Rとで長さが違えら
れ、図に示すような長さとされているのは、使い勝手を
考慮したためである。
【0023】そして、このようにコード71Lとコード
71Rとで長さが違う場合、主として、長い方のコード
71Rが、FM信号SL、SRの受信アンテナとして作用
し、コード71Cが受信したFM信号SL、SRの電送路
(フィーダー)として作用する傾向がある。
71Rとで長さが違う場合、主として、長い方のコード
71Rが、FM信号SL、SRの受信アンテナとして作用
し、コード71Cが受信したFM信号SL、SRの電送路
(フィーダー)として作用する傾向がある。
【0024】一方、ヘッドホン7を使用する場合、図1
1Aに示すように、一般にコード71Cはユーザの体UB
DYに近接してしまう。したがって、このとき、図11B
に示すように、コード71Cとユーザの体UBDYとの間
が、浮遊容量CS1〜CSnを通じて結合されることにな
る。また、ヘッドホンコード71は、FM信号SL、SR
の周波数域では純粋な導体として作用せず、インダクタ
ンス成分LSおよび抵抗成分RSを有する。
1Aに示すように、一般にコード71Cはユーザの体UB
DYに近接してしまう。したがって、このとき、図11B
に示すように、コード71Cとユーザの体UBDYとの間
が、浮遊容量CS1〜CSnを通じて結合されることにな
る。また、ヘッドホンコード71は、FM信号SL、SR
の周波数域では純粋な導体として作用せず、インダクタ
ンス成分LSおよび抵抗成分RSを有する。
【0025】この結果、図11Cに示すように、FM信
号SL、SRから見て、コード71Cには、浮遊容量CS
と、インダクタンスLSと、抵抗RSとにより、等価的に
共振回路73が構成されることになる。
号SL、SRから見て、コード71Cには、浮遊容量CS
と、インダクタンスLSと、抵抗RSとにより、等価的に
共振回路73が構成されることになる。
【0026】そして、コード71RがFM信号SL、SR
などの信号を受信すると、その受信信号は、この共振回
路73を通じて受信機6に供給されることになり、この
とき、共振回路73は、受信機6に供給される受信信号
に対してトラップ回路として作用する。
などの信号を受信すると、その受信信号は、この共振回
路73を通じて受信機6に供給されることになり、この
とき、共振回路73は、受信機6に供給される受信信号
に対してトラップ回路として作用する。
【0027】ところが、コード71Cが図12Aに示す
ような長さとされていると、共振回路73の共振周波数
f73が240MHz付近となってしまう。しかも、実際に
は、ユーザの体UBDYの動きにつれて浮遊容量CSは変動
するので、共振回路73の共振周波数f73はユーザの体
UBDYの動きにしたがって変動する。
ような長さとされていると、共振回路73の共振周波数
f73が240MHz付近となってしまう。しかも、実際に
は、ユーザの体UBDYの動きにつれて浮遊容量CSは変動
するので、共振回路73の共振周波数f73はユーザの体
UBDYの動きにしたがって変動する。
【0028】したがって、ユーザの体UBDYの動きにより
ヘッドホンコード71の受信したFM信号SL、SRは、
共振回路73によりトラップされたり、トラップされな
かったりすることになり、受信機6に供給されるFM信
号SL、SRのレベルは、ユーザの体UBDYの動きにつれて
大幅に変動してしまう。つまり、受信機6から見れば、
FM信号SL、SRに対するアンテナ感度が、ユーザの体
UBDYの動きにつれて大幅に変動してしまう。
ヘッドホンコード71の受信したFM信号SL、SRは、
共振回路73によりトラップされたり、トラップされな
かったりすることになり、受信機6に供給されるFM信
号SL、SRのレベルは、ユーザの体UBDYの動きにつれて
大幅に変動してしまう。つまり、受信機6から見れば、
FM信号SL、SRに対するアンテナ感度が、ユーザの体
UBDYの動きにつれて大幅に変動してしまう。
【0029】図7は、ヘッドホンコード71をアンテナ
として使用した場合の周波数感度特性の測定結果の一例
を示すもので、破線の曲線はヘッドホンコード71が自
由空間にある場合のアンテナ感度、実線の曲線はヘッド
ホンコード71に手で触れた場合のアンテナ感度であ
る。
として使用した場合の周波数感度特性の測定結果の一例
を示すもので、破線の曲線はヘッドホンコード71が自
由空間にある場合のアンテナ感度、実線の曲線はヘッド
ホンコード71に手で触れた場合のアンテナ感度であ
る。
【0030】そして、この測定結果からも明らかなよう
に、ヘッドホンコード71に手を触れると、すなわち、
人体UBDYが近づくと、ほぼ180MHz〜250MHzの帯域にお
いて感度が低下し、共振周波数f73である240MHzに極
端に大きなディップを生じる。しかも、この測定結果に
は現れていないが、手の触れ具合が変化すると、それに
つれて上記のように浮遊容量CSが変化するので、ディ
ップ点の周波数(共振周波数f73)が変動する。
に、ヘッドホンコード71に手を触れると、すなわち、
人体UBDYが近づくと、ほぼ180MHz〜250MHzの帯域にお
いて感度が低下し、共振周波数f73である240MHzに極
端に大きなディップを生じる。しかも、この測定結果に
は現れていないが、手の触れ具合が変化すると、それに
つれて上記のように浮遊容量CSが変化するので、ディ
ップ点の周波数(共振周波数f73)が変動する。
【0031】したがって、ヘッドホンコード71をFM
信号SL、SRの受信アンテナとして使用すると、そのF
M信号SL、SRに対する感度が、ユーザの体UBDYの動き
につれて大幅に変動してしまう。
信号SL、SRの受信アンテナとして使用すると、そのF
M信号SL、SRに対する感度が、ユーザの体UBDYの動き
につれて大幅に変動してしまう。
【0032】そして、このようにアンテナ感度が大幅に
変動すると、特にアンテナ感度が大幅に低下すると、復
調回路66L、66Rから得られるオーディオ信号L、
Rが途切れたり、リミッタノイズとなったりするので、
音響ユニット7L、7Rから出力される再生音の品位を
低めてしまう。
変動すると、特にアンテナ感度が大幅に低下すると、復
調回路66L、66Rから得られるオーディオ信号L、
Rが途切れたり、リミッタノイズとなったりするので、
音響ユニット7L、7Rから出力される再生音の品位を
低めてしまう。
【0033】ちなみに、例えば図12Bに示すように、
ヘッドホンコード71が受信機6の引き出し点からコー
ド71L(71L+、71L-)と、コード71R(71
R+、71R-)とに分割されている場合には、コード7
1L、71Rがそれぞれアンテナとして作用するととも
に、これら2本のコード71L、71Rがユーザの体UB
DYにまったく同じ条件で近接することは、ほとんどな
く、多少のアンバランスを生じる。
ヘッドホンコード71が受信機6の引き出し点からコー
ド71L(71L+、71L-)と、コード71R(71
R+、71R-)とに分割されている場合には、コード7
1L、71Rがそれぞれアンテナとして作用するととも
に、これら2本のコード71L、71Rがユーザの体UB
DYにまったく同じ条件で近接することは、ほとんどな
く、多少のアンバランスを生じる。
【0034】したがって、2本のコード71L、71R
が、いわばアンテナダイバーシティーにおける2つのア
ンテナのように作用し、一方のコードのアンテナ感度が
低下しても、他方のコードのアンテナ感度はあまり低下
しないので、総合のアンテナ感度はあまり変動しない。
が、いわばアンテナダイバーシティーにおける2つのア
ンテナのように作用し、一方のコードのアンテナ感度が
低下しても、他方のコードのアンテナ感度はあまり低下
しないので、総合のアンテナ感度はあまり変動しない。
【0035】また、ヘッドホンコード71のコード71
Cの長さを変更すれば、浮遊容量CSの大きさが変更さ
れ、共振周波数f73を変更できるので、FM信号SL、
SRに対するアンテナ感度があまり変動しないようにで
きるが、コード71Cの長さを、共振周波数f73(これ
は、上記のように変動する)がFM信号SL、SRをトラ
ップしないような長さに設定すると、使い勝手が悪くな
ってしまう。
Cの長さを変更すれば、浮遊容量CSの大きさが変更さ
れ、共振周波数f73を変更できるので、FM信号SL、
SRに対するアンテナ感度があまり変動しないようにで
きるが、コード71Cの長さを、共振周波数f73(これ
は、上記のように変動する)がFM信号SL、SRをトラ
ップしないような長さに設定すると、使い勝手が悪くな
ってしまう。
【0036】この発明は、以上のような点にかんがみ、
ヘッドホンコードをFM信号の受信アンテナとして使用
する場合のアンテナ感度の変動を防止し、安定な受信が
できるようにするものである。
ヘッドホンコードをFM信号の受信アンテナとして使用
する場合のアンテナ感度の変動を防止し、安定な受信が
できるようにするものである。
【0037】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、右および左チャンネルのヘッドホンコードが、
第1〜第4のコードを有する並行4芯コードとされ、上
記第1および第2のコードが隣り合うとともに、上記第
3および第4のコードが隣り合い、上記第1のコードと
上記第3のコードとの間に、上記第2あるいは第4のコ
ードが位置するように配列され、上記第1〜第4のコー
ドは、その所定の部分から、上記第1および第2のコー
ドと、上記第3および第4のコードとに分割され、上記
第1および第2のコードの両端部のうち、上記第1およ
び第2のコードと、上記第3および第4のコードとに分
割された側の端部に、右チャンネルの音響ユニットが接
続され、上記第3および第4のコードの両端部のうち、
上記第1および第2のコードと、上記第3および第4の
コードとの分割された側の端部に、左チャンネルの音響
ユニットが接続され、上記第1のコードの両端部のう
ち、上記右チャンネルの音響ユニットが接続されていな
い側の端部が、第1の高周波チョークコイルを通じて右
チャンネルのオーディオ信号を出力する第1の回路の一
方の出力端に接続され、上記第3のコードの両端部のう
ち、上記左チャンネルの音響ユニットが接続されていな
い側の端部が、第2の高周波チョークコイルを通じて左
チャンネルのオーディオ信号を出力する第2の回路の一
方の出力端に接続され、上記第2のコードの両端部のう
ち、上記右チャンネルの音響ユニットが接続されていな
い側の端部が、第3の高周波チョークコイルを通じて上
記第2の回路の他方の出力端に接続され、上記第4のコ
ードの両端部のうち、上記左チャンネルの音響ユニット
が接続されていない側の端部が、上記第2の回路の他方
の出力端に接続され、上記第4のコードの両端部のう
ち、上記第2の回路に接続された側の端部が、高周波的
に接地に接続され、上記第1あるいは第2のコードの両
端部のうち、上記第1の回路に接続された側の端部が、
受信回路のアンテナ入力端に接続され、上記第1あるい
は第2のコードによりFM信号が受信され、この受信さ
れたFM信号が上記受信回路に供給されて上記右および
左チャンネルのオーディオ信号が上記第1および第2の
回路から出力されるようにしたFM受信機とするもので
ある。
いては、右および左チャンネルのヘッドホンコードが、
第1〜第4のコードを有する並行4芯コードとされ、上
記第1および第2のコードが隣り合うとともに、上記第
3および第4のコードが隣り合い、上記第1のコードと
上記第3のコードとの間に、上記第2あるいは第4のコ
ードが位置するように配列され、上記第1〜第4のコー
ドは、その所定の部分から、上記第1および第2のコー
ドと、上記第3および第4のコードとに分割され、上記
第1および第2のコードの両端部のうち、上記第1およ
び第2のコードと、上記第3および第4のコードとに分
割された側の端部に、右チャンネルの音響ユニットが接
続され、上記第3および第4のコードの両端部のうち、
上記第1および第2のコードと、上記第3および第4の
コードとの分割された側の端部に、左チャンネルの音響
ユニットが接続され、上記第1のコードの両端部のう
ち、上記右チャンネルの音響ユニットが接続されていな
い側の端部が、第1の高周波チョークコイルを通じて右
チャンネルのオーディオ信号を出力する第1の回路の一
方の出力端に接続され、上記第3のコードの両端部のう
ち、上記左チャンネルの音響ユニットが接続されていな
い側の端部が、第2の高周波チョークコイルを通じて左
チャンネルのオーディオ信号を出力する第2の回路の一
方の出力端に接続され、上記第2のコードの両端部のう
ち、上記右チャンネルの音響ユニットが接続されていな
い側の端部が、第3の高周波チョークコイルを通じて上
記第2の回路の他方の出力端に接続され、上記第4のコ
ードの両端部のうち、上記左チャンネルの音響ユニット
が接続されていない側の端部が、上記第2の回路の他方
の出力端に接続され、上記第4のコードの両端部のう
ち、上記第2の回路に接続された側の端部が、高周波的
に接地に接続され、上記第1あるいは第2のコードの両
端部のうち、上記第1の回路に接続された側の端部が、
受信回路のアンテナ入力端に接続され、上記第1あるい
は第2のコードによりFM信号が受信され、この受信さ
れたFM信号が上記受信回路に供給されて上記右および
左チャンネルのオーディオ信号が上記第1および第2の
回路から出力されるようにしたFM受信機とするもので
ある。
【0038】したがって、ヘッドホンコードに共振回路
を生じても、その共振周波数は使用する周波帯域外とな
り、実質的なアンテナ感度はほとんど変動しない。
を生じても、その共振周波数は使用する周波帯域外とな
り、実質的なアンテナ感度はほとんど変動しない。
【0039】
【発明の実施の形態】図1において、ヘッドホンコード
71のうち、右チャンネルのコールド側のコード71R
-が、アンテナ同調回路61に接続され、プレーヤ1か
ら送信されてきたFM信号SL、SRがコード71R-に
より受信され、この受信されたFM信号SL、SRが、ア
ンテナ同調回路61に供給される。
71のうち、右チャンネルのコールド側のコード71R
-が、アンテナ同調回路61に接続され、プレーヤ1か
ら送信されてきたFM信号SL、SRがコード71R-に
より受信され、この受信されたFM信号SL、SRが、ア
ンテナ同調回路61に供給される。
【0040】そして、この同調回路61からのFM信号
SL、SRが、高周波アンプ62を通じてミキサ回路63
に供給されるとともに、局部発振回路64からミキサ回
路63に局部発振信号S64が供給される。この場合、信
号S64の周波数f64は、例えば、 f64=248.7MHz とされる。
SL、SRが、高周波アンプ62を通じてミキサ回路63
に供給されるとともに、局部発振回路64からミキサ回
路63に局部発振信号S64が供給される。この場合、信
号S64の周波数f64は、例えば、 f64=248.7MHz とされる。
【0041】こうして、FM信号SL、SRは、ミキサ回
路64において、信号S65により、周波数fLI、fRI
が、例えば、 fLI=fL−f65 =10.24MHz fRI=fR−f65 =10.7MHz の中間周波信号SLI、SRIに周波数変換される。
路64において、信号S65により、周波数fLI、fRI
が、例えば、 fLI=fL−f65 =10.24MHz fRI=fR−f65 =10.7MHz の中間周波信号SLI、SRIに周波数変換される。
【0042】そして、この信号SLI、SRIが、セラミッ
クフィルタおよびリミッタアンプを有する中間周波回路
65L、65Rを通じてFM復調回路66L、66Rに
供給されてオーディオ信号L、Rが復調され、この信号
L、Rが、ディエンファシス回路67L、67Rを通じ
て出力アンプ68L、68Rから取り出される。
クフィルタおよびリミッタアンプを有する中間周波回路
65L、65Rを通じてFM復調回路66L、66Rに
供給されてオーディオ信号L、Rが復調され、この信号
L、Rが、ディエンファシス回路67L、67Rを通じ
て出力アンプ68L、68Rから取り出される。
【0043】さらに、アンプ68L、68Rのホット側
の出力端が、高周波チョークコイル69L、69Rを通
じてヘッドホンコード71のうちの左および右チャンネ
ルのホット側のコード71L+、71R+に接続され、図
示はしないが、アンプ68L、68Rのコールド側の出
力端が接地に接続される。
の出力端が、高周波チョークコイル69L、69Rを通
じてヘッドホンコード71のうちの左および右チャンネ
ルのホット側のコード71L+、71R+に接続され、図
示はしないが、アンプ68L、68Rのコールド側の出
力端が接地に接続される。
【0044】また、ヘッドホンコード71のうち、左チ
ャンネルのコールド側のコード71L-はそのまま接地
に接続され、右チャンネルのコールド側のコード71R
-と、接地との間に、高周波チョークコイル69Gが接
続される。
ャンネルのコールド側のコード71L-はそのまま接地
に接続され、右チャンネルのコールド側のコード71R
-と、接地との間に、高周波チョークコイル69Gが接
続される。
【0045】そして、この場合、ヘッドホンコード71
は、並行4芯コード、例えば図2に断面を示すようなコ
ードとされる。すなわち、図2に示すヘッドホンコード
71においては、コード71L+〜71R-は、それぞれ
リッツ線と同様に構成されているもので、表面が絶縁材
によりコーティングされた細線の複数がより合わされて
構成されている。
は、並行4芯コード、例えば図2に断面を示すようなコ
ードとされる。すなわち、図2に示すヘッドホンコード
71においては、コード71L+〜71R-は、それぞれ
リッツ線と同様に構成されているもので、表面が絶縁材
によりコーティングされた細線の複数がより合わされて
構成されている。
【0046】そして、コード71L+、71R-が、柔軟
性を有する絶縁材、例えばビニール材72により例えば
モールドされ、コード71R+、71R-が、コード71
L+、71L-とは離れて、かつ、一体に同じビニール材
72により例えばモールドされている。また、コード7
1L+、71L-、71R+、71R-は、この順序で平行
になるように、かつ、等しい平面内に位置するように、
モールドされている。
性を有する絶縁材、例えばビニール材72により例えば
モールドされ、コード71R+、71R-が、コード71
L+、71L-とは離れて、かつ、一体に同じビニール材
72により例えばモールドされている。また、コード7
1L+、71L-、71R+、71R-は、この順序で平行
になるように、かつ、等しい平面内に位置するように、
モールドされている。
【0047】なお、コード71L-とコード71R+との
間隔(中心間隔)は、コード71の幅(図2における横
幅)のほぼ1/2であり、2±0.5mm程度である。また、ヘ
ッドホンコード71の長さは、使い勝手を考慮して図1
2Aにより説明したとおりとされている。
間隔(中心間隔)は、コード71の幅(図2における横
幅)のほぼ1/2であり、2±0.5mm程度である。また、ヘ
ッドホンコード71の長さは、使い勝手を考慮して図1
2Aにより説明したとおりとされている。
【0048】このような構成によれば、ヘッドホンコー
ド71と、同調回路61との接続関係は、高周波的に
は、図3Aに示すようになる。そして、このとき、コー
ド71R+、71L+は無接続の状態であるから、図3A
は図3Bに示すように変形でき、コード71R-、71
L-が、それぞれ同調回路61および接地に接続されて
いることになる。
ド71と、同調回路61との接続関係は、高周波的に
は、図3Aに示すようになる。そして、このとき、コー
ド71R+、71L+は無接続の状態であるから、図3A
は図3Bに示すように変形でき、コード71R-、71
L-が、それぞれ同調回路61および接地に接続されて
いることになる。
【0049】したがって、プレーヤ1からのFM信号S
L、SRは、ヘッドホンコード71のうち、主として音響
ユニット7Rと、分割点71Pとの間のコード71R-
により受信され、この受信されたFM信号SL、SRが、
コード71Cのうちのコード71R-を通じて同調回路
61に供給される。
L、SRは、ヘッドホンコード71のうち、主として音響
ユニット7Rと、分割点71Pとの間のコード71R-
により受信され、この受信されたFM信号SL、SRが、
コード71Cのうちのコード71R-を通じて同調回路
61に供給される。
【0050】したがって、アンプ68L、68Rからオ
ーディオ信号L、Rが得られ、このオーディオ信号L、
Rが、高周波チョークコイル69L、69Rを通じて、
さらに、コード71を通じて音響ユニット7L、7Rに
供給され、その再生音が音響ユニット7L、7Rから出
力される。
ーディオ信号L、Rが得られ、このオーディオ信号L、
Rが、高周波チョークコイル69L、69Rを通じて、
さらに、コード71を通じて音響ユニット7L、7Rに
供給され、その再生音が音響ユニット7L、7Rから出
力される。
【0051】そして、この場合、図3Bに示すように、
コード71R-とコード71L-との間に、浮遊容量C71
を生じるとともに、この浮遊容量C71は、ユーザの体UB
DYとの間の浮遊容量CSに比べると、十分に大きい。し
たがって、コード71R-のインダクタンス成分L71
と、浮遊容量CSとにより形成される共振回路73(図
11C)の共振周波数f73は、浮遊容量C71により大幅
に低くなり、FM信号SL、SRのキャリア周波数fL、
fRから大きく外れる。しかも、浮遊容量C71はほぼ一
定なので、その共振周波数f73もほぼ一定となる。
コード71R-とコード71L-との間に、浮遊容量C71
を生じるとともに、この浮遊容量C71は、ユーザの体UB
DYとの間の浮遊容量CSに比べると、十分に大きい。し
たがって、コード71R-のインダクタンス成分L71
と、浮遊容量CSとにより形成される共振回路73(図
11C)の共振周波数f73は、浮遊容量C71により大幅
に低くなり、FM信号SL、SRのキャリア周波数fL、
fRから大きく外れる。しかも、浮遊容量C71はほぼ一
定なので、その共振周波数f73もほぼ一定となる。
【0052】したがって、コード71R-がFM信号S
L、SRの受信アンテナとして作用するとき、そのアンテ
ナ感度はあまり変動しなくなる。
L、SRの受信アンテナとして作用するとき、そのアンテ
ナ感度はあまり変動しなくなる。
【0053】図6は、図1のヘッドホンコード71のア
ンテナとしての周波数感度特性の測定結果の一例を示す
もので、破線の曲線はヘッドホンコード71が自由空間
にある場合のアンテナ感度、実線の曲線はヘッドホンコ
ード71に手で触れた場合のアンテナ感度である。
ンテナとしての周波数感度特性の測定結果の一例を示す
もので、破線の曲線はヘッドホンコード71が自由空間
にある場合のアンテナ感度、実線の曲線はヘッドホンコ
ード71に手で触れた場合のアンテナ感度である。
【0054】そして、この測定結果からも明らかなよう
に、ヘッドホンコード71に手を触れると、ほぼ120MH
z〜270MHzの帯域において感度が低下するが、図7の場
合のように極端に大きなディップは生じていない。
に、ヘッドホンコード71に手を触れると、ほぼ120MH
z〜270MHzの帯域において感度が低下するが、図7の場
合のように極端に大きなディップは生じていない。
【0055】したがって、ヘッドホンコード71をFM
信号SL、SRの受信アンテナとして使用しても、FM信
号SL、SRを安定に受信することができ、音響ユニット
7L、7Rから出力される再生音の品位を低めることが
ない。なお、FM信号SL、SRの周波数帯域において、
アンテナ感度の低下があるが、性能は、最悪時の感度で
評価されるので、問題はない。
信号SL、SRの受信アンテナとして使用しても、FM信
号SL、SRを安定に受信することができ、音響ユニット
7L、7Rから出力される再生音の品位を低めることが
ない。なお、FM信号SL、SRの周波数帯域において、
アンテナ感度の低下があるが、性能は、最悪時の感度で
評価されるので、問題はない。
【0056】こうして、図1の受信機6によれば、ヘッ
ドホンコード71をアンテナとして使用する場合の感度
特性を改善することができ、FM信号SL、SRを安定に
受信することができる。しかも、ヘッドホンコード71
は一般に使用されているものをそのまま使用することが
でき、全体の構成も簡単なので、コストの上昇がほとん
どない。
ドホンコード71をアンテナとして使用する場合の感度
特性を改善することができ、FM信号SL、SRを安定に
受信することができる。しかも、ヘッドホンコード71
は一般に使用されているものをそのまま使用することが
でき、全体の構成も簡単なので、コストの上昇がほとん
どない。
【0057】ところで、実際の受信機6のアンプ68
L、68RはIC化され、例えばオペアンプにより構成
されている。このため、アンプ68L、68Rの出力端
には直流電圧を生じるので、この出力端と、ヘッドホン
コード71L+、71R+との間に、直流カット用のコン
デンサを接続する必要がある。そして、そのとき、音響
ユニット7L、7Rのインピーダンスは一般に低いの
で、音響ユニット7L、7Rに低域のオーディオ信号ま
で十分に供給するには、その直流カット用のコンデンサ
の容量を大きくする必要がある。しかし、このように大
きな容量のコンデンサを接続することは、受信機6の小
型化やコストの低減などにとって好ましくない。
L、68RはIC化され、例えばオペアンプにより構成
されている。このため、アンプ68L、68Rの出力端
には直流電圧を生じるので、この出力端と、ヘッドホン
コード71L+、71R+との間に、直流カット用のコン
デンサを接続する必要がある。そして、そのとき、音響
ユニット7L、7Rのインピーダンスは一般に低いの
で、音響ユニット7L、7Rに低域のオーディオ信号ま
で十分に供給するには、その直流カット用のコンデンサ
の容量を大きくする必要がある。しかし、このように大
きな容量のコンデンサを接続することは、受信機6の小
型化やコストの低減などにとって好ましくない。
【0058】そこで、図4に示す受信機6においては、
そのような点を考慮した場合である。すなわち、図4に
おけるアンプ68は、例えば図5に示すように、オペア
ンプにより構成されたアンプ68L、68Rと、これら
と同様に構成されたオペアンプ68Gとを有する。
そのような点を考慮した場合である。すなわち、図4に
おけるアンプ68は、例えば図5に示すように、オペア
ンプにより構成されたアンプ68L、68Rと、これら
と同様に構成されたオペアンプ68Gとを有する。
【0059】そして、アンプ68L、68Rには、ディ
エンファシス回路67L、67Rからのオーディオ信号
L、Rが供給されるとともに、アンプ68Gは、コンデ
ンサ68Cにより無入力とされる。また、所定のバイア
ス電圧VBIASがアンプ68L、68R、68Cに供給さ
れる。
エンファシス回路67L、67Rからのオーディオ信号
L、Rが供給されるとともに、アンプ68Gは、コンデ
ンサ68Cにより無入力とされる。また、所定のバイア
ス電圧VBIASがアンプ68L、68R、68Cに供給さ
れる。
【0060】さらに、アンプ68L、68Rの出力端
が、高周波チョークコイル69L、69Rを通じてホッ
ト側のヘッドホンコード71L+、71R+に接続され、
アンプ68Gの出力端が、コールド側のヘッドホンコー
ド71L-に接続されるとともに、高周波チョークコイ
ル69Gを通じてヘッドホンコード71R-に接続され
る。
が、高周波チョークコイル69L、69Rを通じてホッ
ト側のヘッドホンコード71L+、71R+に接続され、
アンプ68Gの出力端が、コールド側のヘッドホンコー
ド71L-に接続されるとともに、高周波チョークコイ
ル69Gを通じてヘッドホンコード71R-に接続され
る。
【0061】また、高周波チョーク69Gと、コード7
1R-との接続点が、アンテナ入力回路61に接続さ
れ、アンプ68Gの出力端と接地との間に、バイパスコ
ンデンサ69Cが接続される。なお、他の部分は図1の
受信機6と同様とされる。
1R-との接続点が、アンテナ入力回路61に接続さ
れ、アンプ68Gの出力端と接地との間に、バイパスコ
ンデンサ69Cが接続される。なお、他の部分は図1の
受信機6と同様とされる。
【0062】このような構成によれば、FM信号SL、
SRがコード71R-により受信されて同調回路61に供
給され、アンプ68L、68Rからオーディオ信号L、
Rが得られる。また、アンプ68L、68R、68Gの
出力端は、直流的に同電位になる。したがって、音響ユ
ニット7L、7Rには、直流分の含まれないオーディオ
信号L、Rが供給され、その再生音が音響ユニット7
L、7Rから出力される。
SRがコード71R-により受信されて同調回路61に供
給され、アンプ68L、68Rからオーディオ信号L、
Rが得られる。また、アンプ68L、68R、68Gの
出力端は、直流的に同電位になる。したがって、音響ユ
ニット7L、7Rには、直流分の含まれないオーディオ
信号L、Rが供給され、その再生音が音響ユニット7
L、7Rから出力される。
【0063】そして、この場合、コード71L-がコン
デンサ69Cを通じて接地されているので、図1の受信
機6の場合と同様の理由により、コード71R-が受信
アンテナとして作用するとき、その周波数特性に極端に
大きなディップを生じることがなく、FM信号SL、SR
に対するアンテナ感度の変動が抑えられる。
デンサ69Cを通じて接地されているので、図1の受信
機6の場合と同様の理由により、コード71R-が受信
アンテナとして作用するとき、その周波数特性に極端に
大きなディップを生じることがなく、FM信号SL、SR
に対するアンテナ感度の変動が抑えられる。
【0064】また、コンデンサ68Cはアンプ68Gの
入力端に接続されているので、アンプ68L、68R
と、ヘッドホン7との間に、直流カット用のコンデンサ
を接続する場合に比べ、容量を小さくすることができる
とともに、1つでよい。したがって、受信機6の小型化
やコストの低減などに効果的である。
入力端に接続されているので、アンプ68L、68R
と、ヘッドホン7との間に、直流カット用のコンデンサ
を接続する場合に比べ、容量を小さくすることができる
とともに、1つでよい。したがって、受信機6の小型化
やコストの低減などに効果的である。
【0065】なお、図1および図4において、コード7
1R+を同調回路61に接続することもできる。また、
図1あるいは図4の接続のままで、コード71L+〜7
1R-の配列の順序を、コード71L+、71L-、71
R+、71R-とすることもできる。すなわち、コード7
1R(71R+、71-)のうち、アンテナとして使用す
るコードと、コード71L(71L+、71L-)のう
ち、接地に接続されたコードとの間に、高周波的に無接
続とされたコードが位置すればよい。
1R+を同調回路61に接続することもできる。また、
図1あるいは図4の接続のままで、コード71L+〜7
1R-の配列の順序を、コード71L+、71L-、71
R+、71R-とすることもできる。すなわち、コード7
1R(71R+、71-)のうち、アンテナとして使用す
るコードと、コード71L(71L+、71L-)のう
ち、接地に接続されたコードとの間に、高周波的に無接
続とされたコードが位置すればよい。
【0066】また、上述においては、この発明をヘッド
ホン式のステレオカセットプレーヤに適用した場合であ
るが、記録媒体としてCD、MD、DAT、DCCなど
を使用しているワイヤレス式オーディオ機器の受信機に
も、この発明を適用することができる。
ホン式のステレオカセットプレーヤに適用した場合であ
るが、記録媒体としてCD、MD、DAT、DCCなど
を使用しているワイヤレス式オーディオ機器の受信機に
も、この発明を適用することができる。
【0067】
【発明の効果】この発明によれば、ヘッドホンコードを
アンテナとして使用する場合の感度特性を改善すること
ができ、信号を安定に受信することができる。しかも、
全体の構成が簡単であり、コストの上昇がほとんどな
い。
アンテナとして使用する場合の感度特性を改善すること
ができ、信号を安定に受信することができる。しかも、
全体の構成が簡単であり、コストの上昇がほとんどな
い。
【図1】この発明の一形態を示す接続図である。
【図2】ヘッドホンコードの一例を示す断面図である。
【図3】この発明を説明するための等価回路図である。
【図4】この発明の他の形態を示す接続図である。
【図5】図4の回路の一部の一例を示す接続図である。
【図6】この発明を適用した場合の周波数特性の一例を
示す図である。
示す図である。
【図7】この発明を適用しない場合の周波数特性の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図8】この発明を説明するための斜視図である。
【図9】この発明を説明するための系統図である。
【図10】この発明を説明するための系統図である。
【図11】この発明を説明するための図である。
【図12】この発明を説明するための図である。
6…受信機、7…ヘッドホン、7Lおよび7R…音響ユ
ニット、60…FM受信回路、61…アンテナ同調回
路、62…高周波アンプ、63…ミキサ回路、64…局
部発振回路、65Lおよび65R…中間周波回路、66
Lおよび66R…FM復調回路、67Lおよび67R…
ディエンファシス回路、68Lおよび68R…出力アン
プ、69G、69L、69R…高周波チョークコイル、
71(71L+、71L-、71R+、71R-)…ヘッド
ホンコード
ニット、60…FM受信回路、61…アンテナ同調回
路、62…高周波アンプ、63…ミキサ回路、64…局
部発振回路、65Lおよび65R…中間周波回路、66
Lおよび66R…FM復調回路、67Lおよび67R…
ディエンファシス回路、68Lおよび68R…出力アン
プ、69G、69L、69R…高周波チョークコイル、
71(71L+、71L-、71R+、71R-)…ヘッド
ホンコード
Claims (4)
- 【請求項1】右および左チャンネルのヘッドホンコード
が、第1〜第4のコードを有する並行4芯コードとさ
れ、 上記第1および第2のコードが隣り合うとともに、 上記第3および第4のコードが隣り合い、 上記第1のコードと上記第3のコードとの間に、上記第
2あるいは第4のコードが位置するように配列され、 上記第1〜第4のコードは、その所定の部分から、上記
第1および第2のコードと、上記第3および第4のコー
ドとに分割され、 上記第1および第2のコードの両端部のうち、上記第1
および第2のコードと、上記第3および第4のコードと
に分割された側の端部に、右チャンネルの音響ユニット
が接続され、 上記第3および第4のコードの両端部のうち、上記第1
および第2のコードと、上記第3および第4のコードと
の分割された側の端部に、左チャンネルの音響ユニット
が接続され、 上記第1のコードの両端部のうち、上記右チャンネルの
音響ユニットが接続されていない側の端部が、第1の高
周波チョークコイルを通じて右チャンネルのオーディオ
信号を出力する第1の回路の一方の出力端に接続され、 上記第3のコードの両端部のうち、上記左チャンネルの
音響ユニットが接続されていない側の端部が、第2の高
周波チョークコイルを通じて左チャンネルのオーディオ
信号を出力する第2の回路の一方の出力端に接続され、 上記第2のコードの両端部のうち、上記右チャンネルの
音響ユニットが接続されていない側の端部が、第3の高
周波チョークコイルを通じて上記第2の回路の他方の出
力端に接続され、 上記第4のコードの両端部のうち、上記左チャンネルの
音響ユニットが接続されていない側の端部が、上記第2
の回路の他方の出力端に接続され、 上記第4のコードの両端部のうち、上記第2の回路に接
続された側の端部が、高周波的に接地に接続され、 上記第1あるいは第2のコードの両端部のうち、上記第
1の回路に接続された側の端部が、受信回路のアンテナ
入力端に接続され、 上記第1あるいは第2のコードによりFM信号が受信さ
れ、 この受信されたFM信号が上記受信回路に供給されて上
記右および左チャンネルのオーディオ信号が上記第1お
よび第2の回路から出力されるようにしたFM受信機。 - 【請求項2】請求項1に記載のFM受信機において、 上記第1および第2のコードが、上記第3および第4の
コードよりも、所定の長さだけ長くされ、 上記第1あるいは第2のコードのうち、主として上記第
1および第2のコードと、上記第3および第4のコード
との分割点から上記右チャンネルの音響ユニットまでの
部分により、上記FM信号が受信されるようにしたFM
受信機。 - 【請求項3】請求項2に記載のFM受信機において、 上記第1〜第4のコードが、この順に配列され、 上記第2のコードにより受信されたFM信号が上記受信
回路に供給されるようにしたFM受信機。 - 【請求項4】請求項3に記載のFM受信機において、 上記第1および第2の回路は、上記第1〜第3の高周波
チョークコイルの接続された出力端が、等しい直流電位
であり、 上記第4のコードがコンデンサを通じて上記接地に接続
されるようにしたFM受信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15021296A JPH09312894A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | Fm受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15021296A JPH09312894A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | Fm受信機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09312894A true JPH09312894A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=15491990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15021296A Pending JPH09312894A (ja) | 1996-05-22 | 1996-05-22 | Fm受信機 |
Country Status (1)
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| JP (1) | JPH09312894A (ja) |
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-
1996
- 1996-05-22 JP JP15021296A patent/JPH09312894A/ja active Pending
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