JPH09313588A - 光触媒体、光源および照明装置 - Google Patents
光触媒体、光源および照明装置Info
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- JPH09313588A JPH09313588A JP8138101A JP13810196A JPH09313588A JP H09313588 A JPH09313588 A JP H09313588A JP 8138101 A JP8138101 A JP 8138101A JP 13810196 A JP13810196 A JP 13810196A JP H09313588 A JPH09313588 A JP H09313588A
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Abstract
に紫外線を照射したときの光触媒作用の活性を向上させ
る。 【解決手段】 二酸化鉄(Fe2 O3 )の含有量が0.
03wt%以下のソーダライムガラスからなる透光性基体
9に、チタニア(TiO2 )を主成分とする光触媒膜13
a ,13b を形成する。二酸化鉄(Fe2 O3 )の含有量
が0.03wt%以下では、透光性基体9を透過するとき
紫外線のカットが少なく、紫外線の透過率が向上する。
Description
る光触媒体、この光触媒体を用いた光源および照明装置
に関する。
して、例えば特開平1−169866号公報に記載され
た蛍光ランプが知られている。この公報に記載の蛍光ラ
ンプは、透光性を有するバルブ内の負グロー放電によっ
て紫外線を放射する水銀が封入され、このバルブの表面
に光触媒作用を有する物質であるチタニア(TiO2 )
の光触媒膜を形成したものである。
および励起させて185nmおよび245nmの紫外線
を発生し、この水銀から放出される紫外線を受けると、
周囲の雰囲気中の脱臭もしくは消臭、雰囲気中の有機成
分の分解などを行なうものである。
帯域)よりも大きなエネルギーを有する波長域の光が照
射されると半導体に電子および電子のホールが生じ、電
子移動反応を起こす。たとえばチタニア(TiO2 )は
約3.0eVのバンドギャップを有する半導体であり、
このバンドギャップよりも大きなエネルギーを有する波
長400nm以下のいわゆる紫外線が照射されると、チ
タニア(TiO2 )に電子および電子のホール(抜け
穴)が生じ、このホールの移動で表面において電子移動
反応を起こす。そして、この電子移動反応では、ホール
はバンドギャップ分のエネルギーに相当する電子を引き
抜く力、すなわち酸化力を持っているため、このホール
の酸化力によってチタニア(TiO2 )の表面に付着あ
るいは接触した物質を変化させている。
線を受けると強い酸化力を生ずるため、チタニア(Ti
O2 )表面に付着した物質、たとえばアセトアルデヒ
ド、メチルメルカブタン、硫化水素あるいはアンモニア
などの物質の酸化、分解を促進するので、大気汚染など
による埃またはごみのクリーニングを容易にすることが
できる。なお、チタニア(TiO2 )は不純物の濃度に
よってバンドギャップが多少変化するので、400nm
以上の可視光線で光触媒作用を生ずる場合もある。
機能付の照明装置として、たとえば特開平7−1111
04号公報に記載された構成がある。この公報に記載の
構成では、ランプに対向して設けられた透光性カバーの
内面に光触媒膜を形成し、ランプから照射される紫外線
により光触媒作用を生じさせて、透光性カバー内に通気
される空気の消臭を行なうようにしている。
ルブや照明装置の透光性カバーの材料として、ソーダラ
イムガラスが比較的多く用いられる。ソーダライムガラ
スには、紫外線カットの目的および製造上の理由から、
二酸化鉄(Fe2 O3 )が含有されている。ランプのバ
ルブや照明装置の透光性カバーに用いられる場合、二酸
化鉄(Fe2 O3)の含有量は0.07wt%程度となっ
ている。
二酸化鉄(Fe2 O3 )は紫外線をカットする作用があ
るため、ソーダライムガラスを透過させた紫外線を光触
媒膜に照射して光触媒作用の活性を得ようとした場合、
ソーダライムガラスを透過する紫外線量の透過率が低下
してしまう。光触媒膜の活性は光触媒膜に照射される紫
外線量にほぼ比例して促進されることが知られている
が、ソーダライムガラスでの紫外線の透過率の低下によ
り、光触媒膜に照射される紫外線量が低下し、光触媒作
用の活性を十分に促進させることができない。
54nmの波長の紫外線が照射された場合、二酸化鉄
(Fe2 O3 )が分解されて有色イオンのFe3+が発生
し、いわゆるソーラリゼーション現象により、ガラスの
透過率が低下する問題がある。
に紫外線を照射したときの光触媒作用の活性を向上させ
ることができる照明装置を提供することを目的とする。
は、二酸化鉄(Fe2 O3 )の含有量が0.03wt%以
下のソーダライムガラスからなる透光性基体と;透光性
基体に形成されたチタニア(TiO2 )を主成分とする
光触媒膜と;を具備しているものである。
により、光触媒膜に付着する物質の酸化、分解を促進
し、透光性基体の汚れを防いで、メンテナンスを容易に
できる。しかも、ソーダライムガラス製の透光性基体の
二酸化鉄(Fe2 O3 )の含有量を0.03wt%以下と
することにより、透光性基体を透過するとき紫外線のカ
ットが少なく、紫外線の透過率が向上し、透光性基体を
透過して光触媒膜に紫外線を照射したときの光触媒作用
を向上させるとともに、二酸化鉄(Fe2 O3 )の分解
によって生じる光透過率の低下を低減する。
法、蒸着法などによって形成できるが、これら以外の方
法によっても形成可能である。
0.03wt%より多いと、ソーダライムガラスを透過さ
せた紫外線を光触媒膜に照射して光触媒作用の活性を得
ようとした場合、ソーダライムガラスを透過する紫外線
量の透過率が低下することにより、光触媒膜に照射され
る紫外線量が低下し、光触媒作用の活性を十分に促進さ
せることができない。さらに、二酸化鉄(Fe2 O3 )
が分解されて有色イオンのFe3+が発生するソーラリゼ
ーション現象が多く発生し、光透過率が低下する。
の光触媒体において、光触媒膜はアナターゼ結晶形のチ
タニア(TiO2 )を主成分として形成されているもの
である。これにより、光触媒作用を向上させることがで
きる。
は2記載の光触媒体において、光触媒膜はシリカ(Si
O2 )を主成分とする中間層を介して形成されているも
のである。これにより、ソーダライムガラスから抽出さ
れる不純物質によって光触媒膜が劣化するのを防止でき
る。
し3いずれか一記載の光触媒体において、光触媒膜の膜
厚は0.01μm〜1.0μmである。これにより、十
分な光触媒作用が得られた上で、光透過率の低下を抑制
できる。
し4いずれか一記載の光触媒体において、透光性基体は
300nm〜400nmの波長領域内の紫外線を含む光
線の透過率が80%以上である。これにより、光触媒作
用と光透過率の向上を図れる。
いずれか一記載の光触媒体によって形成されるとともに
光触媒体の光触媒膜が少なくとも外表面に形成されたバ
ルブと;バルブ内に封入され、放電によって300nm
〜400nmの波長領域内の紫外線を含む光線を放出す
る希ガスと;バルブ内に放電を生起させる電極手段と;
を具備しているものである。そして、バルブの内側から
300nm〜400nmの波長領域内の紫外線を含む光
線を放出するため、バルブに付着する物質の酸化、分解
を促進し、バルブの汚れを防いで、メンテナンスを容易
にできる。
わゆる蛍光ランプであってもよい。また、光源は放電ラ
ンプ以外にも白熱フィラメントが封装された白熱電球で
あってもよい。
器具本体に配設された請求項6記載の光源と;を具備し
ているものである。そして、請求項6記載の光源を用い
たため、メンテナンスを容易にできる。
器具本体に配設され、300nm〜400nmの波長領
域内の紫外線を含む光線を照射する光源と;光源を覆う
請求項1ないし5いずれか一記載の光触媒体によって形
成されるとともに光触媒体の光触媒膜が少なくとも外表
面に形成された透光性カバーと;を具備しているもので
ある。そして、透光性カバーの内側の光源から300n
m〜400nmの波長領域内の紫外線を含む光線を照射
するため、透光性カバーに付着する物質の酸化、分解を
促進し、透光性カバーの汚れを防いで、メンテナンスを
容易にできる。
面を参照して説明する。
し、図1はトンネル用の照明装置に用いられる透光性カ
バーの一部の拡大断面図、図2はトンネル用の照明装置
の正面図、図3はトンネル用の照明装置の側面図、図4
は二酸化鉄(Fe2 O3 )の含有量と分解率との関係を
示すグラフ、図5は時間経過に伴う光透過率の変化を示
すグラフである。
ンネル内に取り付けられるトンネル用の照明装置で、こ
の照明装置1aは耐腐食性を有しており、前面が開口され
たステンレス製の箱状の器具本体2を有し、この器具本
体2の背面には壁面などの接地面に対して固定するため
の直付金具3が取り付けられている。また、器具本体2
の前面開口には器具本体2と同様にステンレス製の蓋体
4が上部に設けられたヒンジ5により開閉可能に取り付
けられており、器具本体2の下部に設けられたラッチ体
6により蓋体4が器具本体2に液密に閉塞されるように
なっている。
この照射開口7には耐腐食性を有するシリコンゴムパッ
キン8にて透光性基体としての透光性カバー9が液密に
取り付けられている。この透光性カバー9は、二酸化鉄
(Fe2 O3 )の含有量を0.03wt%以下とするソー
ダライムガラス製で、可視光線および300nm〜40
0nmの波長領域内の少なくとも一部の紫外線の80%
以上を透過可能とする。
取り付けられており、このランプソケット10には、光源
としての片口金形の高圧ナトリウムランプ11が着脱自在
に取り付けられ、蓋体4の透光性カバー9に対向されて
いる。この高圧ナトリウムランプ11は、バルブ11a 内に
放電によって可視光線および300nm〜400nmの
波長領域内の紫外線を含む光線を放出する希ガスが封入
され、バルブ内に放電を生起させる電極手段としての電
極を備えている。
ンプ11を始動点灯させる安定器が収納されたが安定器ボ
ックス12が取り付けられている。なお、器具本体2内に
は、高圧ナトリウムランプ11に光学的に対向して、高圧
ナトリウムランプ11から照射される光線を照射開口7へ
反射させる反射体2aが配設されている。
および外面には光触媒膜13a ,13bが形成されている。
この光触媒膜13a ,13b は、透光性カバー9の内面およ
び外面にシリカ(SiO2 )を主成分とする中間層14a
,14b を形成した後、この中間層14a ,14b の表面上
に、アナターゼ結晶形のチタニア(TiO2 )を主成分
として形成されている。
00nmのシリカ微粒子が0.5μm〜2μm厚さに形
成されるもので、出発素材をMe3 SiNHSiMe3
(ヘキサメチルジシラザン)、[Me2 SiNH]
3 (ヘキサメチルシクロトリシラザン)とするたとえば
東燃株式会社製の溶液に浸漬して引き上げ乾燥させ、8
0℃の温度で焼成して形成される。そして、この中間層
14a ,14b は、可視光線および300nm〜400nm
の波長領域内の少なくとも一部の紫外線の80%以上を
透過する。
を主成分としてアルコールなどの溶剤に溶解してチタン
アルコレート溶液を調整した後、ゾルゲル法にて塗布
し、約550℃で焼成し、約2000オングストローム
の膜厚に形成する。光触媒膜13a ,13b は、少なくとも
380nm〜760nmの波長領域内のうちの一部の可
視光線の80%以上を透過するように0.01μm〜
1.0μmの範囲内の膜厚に形成される。
a の膜厚x1 および外面の光触媒膜13b の膜厚x2 は、
0.01μm〜1.0μmの膜厚の範囲内で、内面の光
触媒膜13a の膜厚x1 が薄く、外面の光触媒膜13b の膜
厚x2 が厚く、x1 <x2 の関係に形成されている。な
お、中間層14a ,14b の膜厚はほぼ同じに形成される。
13a ,13b に照射される光線が一定の場合、膜厚が厚い
ほど光触媒作用の活性は高くなるが、可視光線も吸収さ
れて照明効率が低下し、また、光触媒膜13a ,13b の膜
厚が一定の場合には、光線が強いほど光触媒作用の活性
が高く、光線が弱いほど光触媒作用の活性が低くなる特
性を有している。したがって、透光性カバー9の内面の
光触媒膜13a の膜厚が薄くても、十分な光触媒作用が得
られるとともに、高圧ナトリウムランプ11からの光線の
吸収が少なくて光透過性がよく、また、透光性カバー9
の外面の光触媒膜13b の膜厚が厚いことにより、高圧ナ
トリウムランプ11からの光線の一部が透光性カバー9や
内面の光触媒膜13a で吸収されても、十分な光触媒作用
が得られる。
明する。
ナトリウムランプ11を点灯させることにより、高圧ナト
リウムランプ11から可視光線および300nm〜400
nmの波長領域内の紫外線を含む光線が照射される。
は、反射体2aで反射されて、あるいは、直接的に透光性
カバー9に達し、透光性カバー9や光触媒膜13a ,13b
などを透過してトンネル内に照射される。このとき、透
光性カバー9および光触媒膜13a ,13b および中間層14
a ,14b などは、いずれも可視光線を80%以上透過す
るので、十分な明るさで照射される。
1aは、埃や自動車の排気ガスなどの影響を受け、透光性
カバー9の外面に埃やたとえばカーボン、オイルミス
ト、アセトアルデヒド、メチルメルカルプタン、硫化水
素あるいはアンモニアなどの物質が付着する。さらに、
排気ガスが器具内に進入したり、器具内のプラスチック
やゴムから発生するガスや水カビなどにより透光性カバ
ー9の内面にも前記のような物質が付着する。しかし、
透光性カバー9の内面および外面には光触媒膜13a ,13
b が形成されているため、これら光触媒膜13a ,13b の
光触媒作用により透光性カバー9の内面および外面が汚
れるのを低減できる。
射される300nm〜400nmの波長領域内の紫外線
が光触媒膜13a ,13b に照射されると、チタニア微粒子
の内部にホールを生じさせ、このホールが約3.0eV
のバンドギャップ分のエネルギーだけ電子を引き抜く
力、つまり酸化力を持ち、このホールの酸化力によって
光触媒膜13a ,13b に付着あるい接触した物質を変化さ
せる。
て、汚れを付き難くしたり、一度付いた汚れを落としや
すくなる効果が得られ、透光性カバー9の汚れによる光
透過率の低下を抑制できる。
外面に前記のような物質が堆積しても、それらの物質の
付着を効果的に防止して、透光性カバー9を介して照射
される光束の低下を防止でき、省エネルギー効果を有
し、透光性カバー9を拭くなどの掃除を頻繁に行なわず
に済み、メンテナンスを容易にできる。
バー9の二酸化鉄(Fe2 O3 )の含有量を0.03wt
%以下とすることにより、紫外線の透過率が向上し、透
光性カバー9を透過して外面の光触媒膜13b に紫外線を
照射したときの光触媒作用を向上させることができると
ともに、二酸化鉄(Fe2 O3 )の分解によって生じる
透光性カバー9の光透過率の低下を低減することができ
る。
2 O3 )の含有量を変えたソーダライムガラスの各光触
媒膜形成面にサラダオイルを0.5mg/cm2 塗布
し、紫外線を48時間照射したときのサラダオイルの分
解率の結果を示す。二酸化鉄(Fe2O3 )の含有量が
0.03wt%以下ではサラダオイルの分解率が高く、
0.04wt%以上ではサラダオイルの分解率が低い。し
たがって、二酸化鉄(Fe2 O3)の含有量を0.03w
t%以下とすることにより、紫外線の透過率が向上し、
ソーダライムガラスを透過して光触媒膜に紫外線を照射
したときの光触媒作用を向上させることができる。
の含有量が0.03wt%のソーダライムガラスと0.0
5wt%のソーダライムガラスとに、紫外線を照射したと
きの時間経過に伴う光透過率の変化を示す。ソーダライ
ムガラスに対して特に254nmの波長の紫外線が照射
された場合、二酸化鉄(Fe2 O3 )が分解されて有色
イオンのFe3+が発生するソーラリゼーション現象が発
生するが、二酸化鉄(Fe2 O3 )の含有量が0.03
wt%下ではソーラリゼーション現象の発生が少ないため
に光透過率の低下が小さく、0.05wt%ではソーラリ
ゼーション現象の発生が多いために光透過率の低下が大
きい。したがって、二酸化鉄(Fe2 O3 )の含有量を
0.03wt%以下とすることにより、二酸化鉄(Fe2
O3 )の分解によって生じる透光性カバー9の光透過率
の低下を低減することができる。
線が一定の場合、膜厚が厚いほど光触媒作用の活性は高
くなるが、可視光線も吸収されて照明効率が低下し、ま
た、光触媒膜13a ,13b の膜厚が一定の場合には、光線
が強いほど光触媒作用の活性が高く、光線が弱いほど光
触媒作用の活性が低くなるという光触媒膜13a ,13bの
特性を利用して、透光性カバー9の内面の光触媒膜13a
の膜厚を薄くするとともに外面の光触媒膜13b の膜厚を
厚く形成している。これにより、透光性カバー9の内面
の光触媒膜13a の膜厚が薄くても、十分な光触媒作用が
得られるとともに、高圧ナトリウムランプ11からの光線
の吸収が少なくて光透過性がよく、また、透光性カバー
9の外面の光触媒膜13b の膜厚が厚いことにより、高圧
ナトリウムランプ11からの光線の一部が透光性カバー9
や内面の光触媒膜13a で吸収されても、十分な光触媒作
用が得られる。そのため、汚れやすい透光性カバー9の
外面の光触媒膜13b の光触媒作用を向上させることもで
きる。
口部の近くの太陽光線が到達する場所に配置された場合
や太陽光線が当たる屋外に配置された場合、太陽光線に
含まれる紫外線により光触媒膜13a ,13b の光触媒作用
をより向上させることができる。
法、CVD法、蒸着法などによって形成できるが、これ
ら以外の方法によっても形成可能である。
射体2aなどにも光触媒膜を形成すれば、透光性カバー9
と同様に掃除を頻繁に行なわずに済み、メンテナンスを
容易にできる。
を参照して説明する。
の一部を切り欠いた側面図である。
たとえばトンネル内の非常駐車帯に配設されるものであ
り、中空の細長直方体の器具本体21を有し、この器具本
体21の下面に開口22が形成され、器具本体21の背面には
取付用の板状の取付脚23が形成されている。
て照射された光線を開口22方向に向けて反射する板状の
反射板24が取り付けられるとともに、この反射板24の長
手方向の両端にはそれぞれ対向して対をなすランプソケ
ット25が2つずつ取り付けられており、これらランプソ
ケット25間には、光源としての直管形の蛍光ランプ26が
着脱自在に取り付けられる。この蛍光ランプ26は、可視
光線および300nm〜400nmの波長領域内の紫外
線を含む光線を照射する。
ンなどの不活性ガスの希ガスが封入されるとともに、図
示しない内部に形成された蛍光体層を、水銀から放出さ
れた紫外線により励起されて可視光線に変換する3波長
形蛍光体で形成されている。
610nm付近にピーク波長を有する赤系蛍光体として
Y2 O3 :Eu3+、540nm付近にピーク波長を有す
る緑色蛍光体として(La,Ce,Tb)PO4 、45
0nm付近にピーク波長を有する青色蛍光体としてBa
Mg2 Al16O27:Eu2+が用いられている。
らず、ハロりん酸カルシウム蛍光体あるいはその他に用
いられている蛍光体を用いても同様の効果を得ることが
できる。
性カバー27が枠体28に保持されて開口22の一側に設けら
れた蝶番29により開閉可能に取り付けられ、開口22の他
側に設けられたラッチ30にて、透光性カバー27および枠
体28が開口22を閉塞した状態で、枠体28が器具本体21に
保持される。透光性カバー27は、二酸化鉄(Fe
2 O3 )の含有量を0.03wt%以下とするソーダライ
ムガラス製で、可視光線および300nm〜400nm
の波長領域内の少なくとも一部の紫外線の80%以上を
透過する。
には、第1の実施の形態の図1に示す場合と同様に、中
間層および光触媒膜がそれぞれ積層形成されている。
ンプ26を点灯させることにより、あるいは太陽光線によ
り、第1の実施の形態と同様の作用および効果を奏す
る。なお、この第2の実施の形態では、3波長の可視光
線および紫外線を発光する蛍光ランプ26を用いているた
め、高演色性も得られる。
形あるいはコンパクト形の蛍光ランプを用いても同様の
効果を得ることができる。また、器具本体21の周囲にも
第1の実施の形態で記載したように、光触媒膜を形成し
メンテナンスを容易にしても良い。
説明する。
この照明装置1cは、ポール41の先端に取り付けられ、た
とえば高速道路あるいは一般道路に沿って配設される。
体42を有し、この器具本体42の基端にはポール41に取り
付けるためのポール支持部43が形成されている。また、
器具本体42の先端側には下面に向けた開口44が形成さ
れ、器具本体42の内面にはこの開口44に対向して照射さ
れた光線を開口44方向に向けて反射する複数の反射板4
5,46が取り付けられるとともに、これら反射板45,46
の基端側にはランプソケット47がランプソケット取付板
48を介して取り付けられており、このランプソケット取
付板48にも基端側へ照射された光線を反射する反射板49
が取り付けられている。
Dランプである高圧水銀ランプ50が着脱自在に取り付け
られる。この高圧水銀ランプ50は、可視光線および30
0nm〜400nmの波長領域内の紫外線を含む光線を
照射する。
性カバー51が枠体52に保持されて開口44の先端側の器具
本体42に設けられた蝶番53により開閉可能に取り付けら
れ、開口44の基端側の器具本体42に設けられたラッチ54
にて、透光性カバー51および枠体52が開口44を閉塞した
状態で、枠体52が器具本体42に保持される。さらに、器
具本体42には、枠体52を器具本体42に閉塞した状態で液
密にシールするパッキン55が取り付けられている。透光
性カバー51は、二酸化鉄(Fe2 O3 )の含有量を0.
03wt%以下とするソーダライムガラス製で、ほぼ半球
状のグローブ形状に形成され、可視光線および300n
m〜400nmの波長領域内の少なくとも一部の紫外線
の80%以上を透過する。
には、第1の実施の形態の図1に示す場合と同様に、中
間層および光触媒膜がそれぞれ積膜形成されている。
銀ランプ50を点灯させることにより、あるいは太陽光線
により、第1の実施の形態と同様の作用および効果を奏
する。
面の塗装面および金属面に光触媒膜を形成しても良い。
の内面の光触媒膜の膜厚を薄くするとともに外面の光触
媒膜の膜厚を厚くしたが、たとえば太陽光線が透光性カ
バーの外面側から照射されるような構造や設置状態にあ
る場合には、透光性カバーの内面の光触媒膜の膜厚を厚
くするとともに外面の光触媒膜の膜厚を薄くするように
してもよい。これにより、透光性カバーの外面の光触媒
膜の膜厚が薄くても、十分な光触媒作用が得られるとと
もに、太陽光線の吸収が少なくて光透過性がよく、ま
た、透光性カバーの内面の光触媒膜の膜厚が厚いことに
より、太陽光線の一部が透光性カバーや外面の光触媒膜
で吸収されても、十分な光触媒作用が得られる。したが
って、透光性カバーの内面の光触媒膜の膜厚と外面の光
触媒膜の膜厚とを異ならせることにより、透光性カバー
の内外面の光触媒作用と照明効率の最適化を図れる。
0.03wt%以下とするソーダライムガラス製の透光性
基体と光触媒膜とを組み合わせた光触媒体は、各実施の
形態の照明装置の透光性カバーのみならず、各実施の形
態の照明装置で用いられた高圧ナトリウムランプ、蛍光
ランプおよび高圧水銀ランプなどのランプのバルブ自体
に適用してもよく、あるいは、その他の機器などにも適
用でき、各実施の形態と同様の作用効果を得ることがで
きる。
ダライムガラス製の透光性基体の二酸化鉄(Fe
2 O3 )の含有量を0.03wt%以下とすることによ
り、透光性基体を透過するとき紫外線のカットが少な
く、紫外線の透過率が向上し、透光性基体を透過して光
触媒膜に紫外線を照射したときの光触媒作用を向上させ
ることができるとともに、二酸化鉄(Fe2 O3 )の分
解によって生じる光透過率の低下を低減することができ
る。
1記載の光触媒体の効果に加えて、光触媒膜を、アナタ
ーゼ結晶形のチタニア(TiO2 )を主成分として形成
することにより、光触媒作用を向上させることができ
る。
1または2記載の光触媒体の効果に加えて、光触媒膜
を、シリカ(SiO2 )を主成分とする中間層を介して
形成することにより、ソーダライムガラスから抽出され
る不純物質によって光触媒膜が劣化するのを防止でき
る。
1ないし3いずれか一記載の光触媒体の効果に加えて、
光触媒膜の膜厚を0.01μm〜1.0μmとすること
により、十分な光触媒作用が得られた上で、光透過率の
低下を抑制できる。
1ないし4いずれか一記載の光触媒体の効果に加えて、
透光性基体は300nm〜400nmの波長領域内の紫
外線を含む光線の透過率を80%以上とすることによ
り、光触媒作用と光透過率の向上を図れる。
いし5いずれか一記載の光触媒体によって形成されるバ
ルブを備え、バルブの内側から300nm〜400nm
の波長領域内の紫外線を含む光線を放出するため、バル
ブに付着する物質の酸化、分解を促進し、バルブの汚れ
を防いで、メンテナンスを容易にできる。
6記載の光源を用いたため、メンテナンスを容易にでき
る。
1ないし5いずれか一記載の光触媒体によって形成され
る透光性カバーを備え、透光性カバーの内側の光源から
300nm〜400nmの波長領域内の紫外線を含む光
線を照射するため、透光性カバーに付着する物質の酸
化、分解を促進し、透光性カバーの汚れを防いで、メン
テナンスを容易にできる。
照明装置に用いられる透光性カバーの一部の拡大断面図
である。
図である。
図である。
有量と分解率との関係を示すグラフである。
化を示すグラフである。
である。
側面図である。
の断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 二酸化鉄(Fe2 O3 )の含有量が0.
03wt%以下のソーダライムガラスからなる透光性基体
と;透光性基体に形成されたチタニア(TiO2 )を主
成分とする光触媒膜と;を具備していることを特徴とす
る光触媒体。 - 【請求項2】 光触媒膜はアナターゼ結晶形のチタニア
(TiO2 )を主成分として形成されていることを特徴
とする請求項1記載の光触媒体。 - 【請求項3】 光触媒膜はシリカ(SiO2 )を主成分
とする中間層を介して形成されていることを特徴とする
請求項1または2記載の光触媒体。 - 【請求項4】 光触媒膜の膜厚は0.01μm〜1.0
μmであることを特徴とする請求項1ないし3いずれか
一記載の光触媒体。 - 【請求項5】 透光性基体は300nm〜400nmの
波長領域内の紫外線を含む光線の透過率が80%以上で
あることを特徴とする請求項1ないし4いずれか一記載
の光触媒体。 - 【請求項6】 請求項1ないし5いずれか一記載の光触
媒体によって形成されるとともに光触媒体の光触媒膜が
少なくとも外表面に形成されたバルブと;バルブ内に封
入され、放電によって300nm〜400nmの波長領
域内の紫外線を含む光線を放出する希ガスと;バルブ内
に放電を生起させる電極手段と;を具備していることを
特徴とする光源。 - 【請求項7】 器具本体と;器具本体に配設された請求
項6記載の光源と;を具備していることを特徴とする照
明装置。 - 【請求項8】 器具本体と;器具本体に配設され、30
0nm〜400nmの波長領域内の紫外線を含む光線を
照射する光源と;光源を覆う請求項1ないし5いずれか
一記載の光触媒体によって形成されるとともに光触媒体
の光触媒膜が少なくとも外表面に形成された透光性カバ
ーと;を具備していることを特徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8138101A JPH09313588A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 光触媒体、光源および照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8138101A JPH09313588A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 光触媒体、光源および照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09313588A true JPH09313588A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15213981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8138101A Pending JPH09313588A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 光触媒体、光源および照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09313588A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11343006A (ja) * | 1998-06-03 | 1999-12-14 | Gifu Plast Ind Co Ltd | ゴミ容器用の蓋 |
| CN112334161A (zh) * | 2018-11-30 | 2021-02-05 | 首尔伟傲世有限公司 | 流体处理模块以及包括流体处理模块的保管装置 |
-
1996
- 1996-05-31 JP JP8138101A patent/JPH09313588A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11343006A (ja) * | 1998-06-03 | 1999-12-14 | Gifu Plast Ind Co Ltd | ゴミ容器用の蓋 |
| CN112334161A (zh) * | 2018-11-30 | 2021-02-05 | 首尔伟傲世有限公司 | 流体处理模块以及包括流体处理模块的保管装置 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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