JPH09314160A - 浴水の浄化装置用フィルター及びその製造方法 - Google Patents
浴水の浄化装置用フィルター及びその製造方法Info
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- JPH09314160A JPH09314160A JP8133522A JP13352296A JPH09314160A JP H09314160 A JPH09314160 A JP H09314160A JP 8133522 A JP8133522 A JP 8133522A JP 13352296 A JP13352296 A JP 13352296A JP H09314160 A JPH09314160 A JP H09314160A
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- bath water
- filter
- microorganism
- purifying apparatus
- water purifying
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
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- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 浴水に含まれるゴミまたは懸濁粒子などの汚
れ成分を除去して、浴水の白濁を防止する浴水の浄化装
置用フィルターを得る。 【解決手段】 培地材料40と被浄化成分41とを混合
して得られる物質に、共生系微生物群、低栄養微生物
群、複合共生系微生物群、活性汚泥のいずれかの微生物
30を入れてシード材料42、つまり増殖微生物43を
調整する。次に、増殖微生物43に培地材料40と担体
27とを入れて、増殖微生物43を培養しながら担体2
7に固定化させる。
れ成分を除去して、浴水の白濁を防止する浴水の浄化装
置用フィルターを得る。 【解決手段】 培地材料40と被浄化成分41とを混合
して得られる物質に、共生系微生物群、低栄養微生物
群、複合共生系微生物群、活性汚泥のいずれかの微生物
30を入れてシード材料42、つまり増殖微生物43を
調整する。次に、増殖微生物43に培地材料40と担体
27とを入れて、増殖微生物43を培養しながら担体2
7に固定化させる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴槽に貯えた浴
水を通過させ、浴水に含まれるゴミまたは懸濁粒子など
の汚れ成分を除去する浴水の浄化装置用フィルター及び
その製造方法に関するものである。
水を通過させ、浴水に含まれるゴミまたは懸濁粒子など
の汚れ成分を除去する浴水の浄化装置用フィルター及び
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の浴水の循環浄化装置において、浴
水中のゴミ、懸濁粒子、溶解性懸濁物質等の汚れ成分を
除去するために各種フィルターが用いられている。例え
ば、1)毛髪や垢などの比較的大きなゴミを除去するプ
レフィルター、2)粒径が約10μm以上の懸濁粒子を
除去するメインフィルター、3)溶解性懸濁物質を微生
物の分解作用により除去し、懸濁粒子を微生物の分泌物
である微生物膜に粘着させて除去する微生物フィルター
の、3つのフィルターが用いられている。
水中のゴミ、懸濁粒子、溶解性懸濁物質等の汚れ成分を
除去するために各種フィルターが用いられている。例え
ば、1)毛髪や垢などの比較的大きなゴミを除去するプ
レフィルター、2)粒径が約10μm以上の懸濁粒子を
除去するメインフィルター、3)溶解性懸濁物質を微生
物の分解作用により除去し、懸濁粒子を微生物の分泌物
である微生物膜に粘着させて除去する微生物フィルター
の、3つのフィルターが用いられている。
【0003】微生物フィルターには、天然石、セラミッ
クボール、活性炭の多孔質担体が用いられ、多孔質担体
に予め微生物及び微生物膜を固定化する方法と、浴水循
環浄化装置の初期使用時に多孔質担体によって浴水中の
微生物を捕捉し増殖させ、微生物及び微生物膜を固定化
させる2つの方法がある。
クボール、活性炭の多孔質担体が用いられ、多孔質担体
に予め微生物及び微生物膜を固定化する方法と、浴水循
環浄化装置の初期使用時に多孔質担体によって浴水中の
微生物を捕捉し増殖させ、微生物及び微生物膜を固定化
させる2つの方法がある。
【0004】とくに、多孔質担体に活性炭を用いた際
は、天然石やセラミックボールを用いたときと比較し
て、固定化される微生物数が多く、かつ微生物膜の形成
が良好である。さらに、活性炭の表面に形成される孔に
より、粒径が0.1μm以下の懸濁粒子を物理的な吸着
によって除去し、高い浄化能力を有する。
は、天然石やセラミックボールを用いたときと比較し
て、固定化される微生物数が多く、かつ微生物膜の形成
が良好である。さらに、活性炭の表面に形成される孔に
より、粒径が0.1μm以下の懸濁粒子を物理的な吸着
によって除去し、高い浄化能力を有する。
【0005】しかし、微生物を捕捉しながら増殖させる
固定化方法は、使用される水質の環境因子によって、微
生物の増殖が良好に行われず、微生物の固定化及び微生
物膜の形成に数週間以上かかる場合がある。このため、
微生物の分解作用による溶解性懸濁物質の除去と微生物
膜の粘着による懸濁粒子の除去とが十分に行われず、プ
レフィルター、メインフィルター、活性炭の物理的な吸
着によって十分に除去できない粒径0.1〜10μmの
懸濁粒子が浴水中へ拡散していく。このため、浴水が白
濁化してしまうという現象を生じる場合があった。、こ
の白濁物質は、石鹸の脂肪酸、人体からの油成分、無機
イオン(Ca2+、Mg2-、Al3-など)が結合し、コロ
イド状に分散したものと考えられている。
固定化方法は、使用される水質の環境因子によって、微
生物の増殖が良好に行われず、微生物の固定化及び微生
物膜の形成に数週間以上かかる場合がある。このため、
微生物の分解作用による溶解性懸濁物質の除去と微生物
膜の粘着による懸濁粒子の除去とが十分に行われず、プ
レフィルター、メインフィルター、活性炭の物理的な吸
着によって十分に除去できない粒径0.1〜10μmの
懸濁粒子が浴水中へ拡散していく。このため、浴水が白
濁化してしまうという現象を生じる場合があった。、こ
の白濁物質は、石鹸の脂肪酸、人体からの油成分、無機
イオン(Ca2+、Mg2-、Al3-など)が結合し、コロ
イド状に分散したものと考えられている。
【0006】次に、従来の浴水の循環浄化装置の具体例
について説明する。なお、詳細については該公報に譲
り、以下にその要点を記載する。図8は、例えば特開平
4−277082号公報に開示された従来の浴水の循環
浄化方法及び装置の構成を示す図である。
について説明する。なお、詳細については該公報に譲
り、以下にその要点を記載する。図8は、例えば特開平
4−277082号公報に開示された従来の浴水の循環
浄化方法及び装置の構成を示す図である。
【0007】図8において、浄化部1は循環ポンプ2、
ヒータ3、予め微生物を固定化した担体が充填される充
填槽a4及び充填槽b5とを収納する。そして、第1の
導管7を浴槽6と循環ポンプ2との間に配置し、第2の
導管8を浴槽6と充填槽a4及び充填槽b5との間に配
置し、第1の導管7を通じて汲み上げた浴水12を浴槽
6へ戻す。充填槽a4及び充填槽b5に充填される担体
は、セラミックス、麦飯石、活性炭などに低栄養細菌、
亜硝酸細菌、硝酸菌などが固定されたものである。
ヒータ3、予め微生物を固定化した担体が充填される充
填槽a4及び充填槽b5とを収納する。そして、第1の
導管7を浴槽6と循環ポンプ2との間に配置し、第2の
導管8を浴槽6と充填槽a4及び充填槽b5との間に配
置し、第1の導管7を通じて汲み上げた浴水12を浴槽
6へ戻す。充填槽a4及び充填槽b5に充填される担体
は、セラミックス、麦飯石、活性炭などに低栄養細菌、
亜硝酸細菌、硝酸菌などが固定されたものである。
【0008】次に、浴水の循環浄化装置の動作について
説明する。浴水12を循環ポンプ2によって汲み上げ、
第1の導管7を通じて充填槽a4及び充填槽b5へ流入
させ、充填された担体によって浄化される。浄化された
浴水12は、第2の導管8を通じて浴槽6へ戻される。
このときに、循環ポンプ2の下部に配置するヒータ3に
より、浴水12が加熱される。
説明する。浴水12を循環ポンプ2によって汲み上げ、
第1の導管7を通じて充填槽a4及び充填槽b5へ流入
させ、充填された担体によって浄化される。浄化された
浴水12は、第2の導管8を通じて浴槽6へ戻される。
このときに、循環ポンプ2の下部に配置するヒータ3に
より、浴水12が加熱される。
【0009】また、特開平4−277083号公報に開
示された従来の浴水の循環浄化装置は、図示を省略する
が、構成及び動作は前述の特開平4−277082号公
報と同一である。充填槽に充填される担体は、活性汚泥
にポリビニルアルコールなどの光架橋樹脂またはウレタ
ンプレポリマーが固定されたものである。
示された従来の浴水の循環浄化装置は、図示を省略する
が、構成及び動作は前述の特開平4−277082号公
報と同一である。充填槽に充填される担体は、活性汚泥
にポリビニルアルコールなどの光架橋樹脂またはウレタ
ンプレポリマーが固定されたものである。
【0010】また、図9は例えば特開平7−29949
6号公報から想定される従来の浴水の循環浄化装置の構
成を示す図である。図9において、図8と同一の符号は
同一または相当部分を示す。浄化部1は、糸巻フィルタ
ー9、循環ポンプ2、多孔質の鉱物と予め微生物を固定
した担体とが充填される浄化モジュール10、殺菌装置
11とを収納する。第1の導管7を浴槽6と糸巻フィル
ター9との間に配置し、第2の導管8を浴槽6と殺菌装
置11との間に配置する。そして、第1の導管7を通じ
て汲み上げた浴水12を、第2の導管8を通じて浴槽6
へ戻す。浄化モジュール10に充填される担体は、ピリ
ジニウム型樹脂被膜に硝化活性を有する細菌を固定化し
たものである。
6号公報から想定される従来の浴水の循環浄化装置の構
成を示す図である。図9において、図8と同一の符号は
同一または相当部分を示す。浄化部1は、糸巻フィルタ
ー9、循環ポンプ2、多孔質の鉱物と予め微生物を固定
した担体とが充填される浄化モジュール10、殺菌装置
11とを収納する。第1の導管7を浴槽6と糸巻フィル
ター9との間に配置し、第2の導管8を浴槽6と殺菌装
置11との間に配置する。そして、第1の導管7を通じ
て汲み上げた浴水12を、第2の導管8を通じて浴槽6
へ戻す。浄化モジュール10に充填される担体は、ピリ
ジニウム型樹脂被膜に硝化活性を有する細菌を固定化し
たものである。
【0011】次に、浴水の循環浄化装置の動作について
説明する。浴水12を循環ポンプ2によって汲み上げ、
第1の導管7を通じて糸巻フィルター9から浄化モジュ
ール10へ流入させる。そして、浴水12が糸巻フィル
ター9で濾過され、さらに浄化モジュール10に充填さ
れた鉱物と担体とで浄化される。そして、浴水12が殺
菌装置11で殺菌された後に、第2の導管8を通じて浴
槽6へ戻される。
説明する。浴水12を循環ポンプ2によって汲み上げ、
第1の導管7を通じて糸巻フィルター9から浄化モジュ
ール10へ流入させる。そして、浴水12が糸巻フィル
ター9で濾過され、さらに浄化モジュール10に充填さ
れた鉱物と担体とで浄化される。そして、浴水12が殺
菌装置11で殺菌された後に、第2の導管8を通じて浴
槽6へ戻される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の浴水の循環浄化
装置は、前述のように微生物を予め固定化した担体を用
いて浴水を浄化させ、かつ浴水の白濁を防止させるよう
に工夫していた。しかし、浴水の浄化評価を繰り返した
ところ数少ないケースではあるが、白濁を生じることも
あるという結果に至った。これは、担体に十分な個体数
の微生物が固定化されていたが、懸濁粒子を粘着する微
生物膜は十分に形成されていないためである。したがっ
て、懸濁粒子が浴水中へ徐々に拡散し、浴水が白濁化し
てしまうという問題点があった。
装置は、前述のように微生物を予め固定化した担体を用
いて浴水を浄化させ、かつ浴水の白濁を防止させるよう
に工夫していた。しかし、浴水の浄化評価を繰り返した
ところ数少ないケースではあるが、白濁を生じることも
あるという結果に至った。これは、担体に十分な個体数
の微生物が固定化されていたが、懸濁粒子を粘着する微
生物膜は十分に形成されていないためである。したがっ
て、懸濁粒子が浴水中へ徐々に拡散し、浴水が白濁化し
てしまうという問題点があった。
【0013】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、浴水の白濁を防止して、使用開
始初期から十分な浄化能力を保証できる浴水の浄化装置
用フィルター及びその製造方法を提供することを目的と
している。
ためになされたもので、浴水の白濁を防止して、使用開
始初期から十分な浄化能力を保証できる浴水の浄化装置
用フィルター及びその製造方法を提供することを目的と
している。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる浴水の
浄化装置用フィルターは、浴槽に貯えた浴水を通過さ
せ、浴水に含まれる汚れ成分を除去する浴水の浄化装置
用フィルターにおいて、多孔質担体と、多孔質担体に固
定化する酵母エキス、ポリぺプトン、グルコースなどか
ら成る培地材料及びプロテオゼペプトン、塩化ナトリウ
ム、リン酸二水素カリウムなどから成る被浄化成分で培
養される微生物とを備えたものである。
浄化装置用フィルターは、浴槽に貯えた浴水を通過さ
せ、浴水に含まれる汚れ成分を除去する浴水の浄化装置
用フィルターにおいて、多孔質担体と、多孔質担体に固
定化する酵母エキス、ポリぺプトン、グルコースなどか
ら成る培地材料及びプロテオゼペプトン、塩化ナトリウ
ム、リン酸二水素カリウムなどから成る被浄化成分で培
養される微生物とを備えたものである。
【0015】また、微生物を培地材料と被浄化成分とで
継代培養したものである。
継代培養したものである。
【0016】また、多孔質担体を活性炭、セラミックボ
ール、天然石のいずれかに選定したものである。
ール、天然石のいずれかに選定したものである。
【0017】また、微生物を共生系微生物群、低栄養微
生物群、複合共生系微生物群、活性汚泥のいずれかに選
定したものである。
生物群、複合共生系微生物群、活性汚泥のいずれかに選
定したものである。
【0018】また、微生物を培養する培養温度と微生物
を多孔質担体に固定化させる固定化温度とを、それぞれ
35℃〜45℃の範囲に設定したものである。
を多孔質担体に固定化させる固定化温度とを、それぞれ
35℃〜45℃の範囲に設定したものである。
【0019】また、この発明に係わる浴水の浄化装置用
フィルターの製造方法は、多孔質担体に酵母エキス、ポ
リぺプトン、グルコースなどから成る培地材料及びプロ
テオゼペプトン、塩化ナトリウム、リン酸二水素カリウ
ムなどから成る被浄化成分で培養される微生物を固定化
させる工程としたものである。
フィルターの製造方法は、多孔質担体に酵母エキス、ポ
リぺプトン、グルコースなどから成る培地材料及びプロ
テオゼペプトン、塩化ナトリウム、リン酸二水素カリウ
ムなどから成る被浄化成分で培養される微生物を固定化
させる工程としたものである。
【0020】また、微生物を培地材料と被浄化成分とで
継代培養させる工程としたものである。
継代培養させる工程としたものである。
【0021】また、多孔質担体を活性炭、セラミックボ
ール、天然石のいずれかに選定する工程としたものであ
る。
ール、天然石のいずれかに選定する工程としたものであ
る。
【0022】また、微生物を共生系微生物群、低栄養微
生物群、複合共生系微生物群、活性汚泥のいずれかに選
定する工程としたものである。
生物群、複合共生系微生物群、活性汚泥のいずれかに選
定する工程としたものである。
【0023】また、微生物を培養する培養温度と微生物
を多孔質担体に固定化させる固定化温度とを、それぞれ
35℃〜45℃の範囲に設定する工程としたものであ
る。
を多孔質担体に固定化させる固定化温度とを、それぞれ
35℃〜45℃の範囲に設定する工程としたものであ
る。
【0024】
実施の形態1.図1は、この発明による浴水の浄化装置
用フィルターが取り付けられる循環浄化装置の構成図で
ある。図1において、浄化ユニット13は微生物フィル
ター16とメインフィルター17とを収納する浄化槽1
5、浴水12を汲み上げる循環ポンプ2、浴水12を加
熱するヒータ3、浴水12を殺菌する殺菌装置11、浴
水12の循環量を検出するフローセンサ18、浴水12
の温度を検出するサーミスタ19、浄化と洗浄との循環
流路を切り替える三方弁a20及び三方弁b21から構
成され、14はプレフィルター、22は第3の導管であ
る。従来と同一の符号は、同一または相当部分を示す。
用フィルターが取り付けられる循環浄化装置の構成図で
ある。図1において、浄化ユニット13は微生物フィル
ター16とメインフィルター17とを収納する浄化槽1
5、浴水12を汲み上げる循環ポンプ2、浴水12を加
熱するヒータ3、浴水12を殺菌する殺菌装置11、浴
水12の循環量を検出するフローセンサ18、浴水12
の温度を検出するサーミスタ19、浄化と洗浄との循環
流路を切り替える三方弁a20及び三方弁b21から構
成され、14はプレフィルター、22は第3の導管であ
る。従来と同一の符号は、同一または相当部分を示す。
【0025】前記のように構成された循環浄化装置にお
いて、循環ポンプ2が動作を開始すると、浴槽6に貯ま
っている浴水12はプレフィルター14を通過すること
により、毛髪または垢などの比較的大きなゴミが除去さ
れる。そして、プレフィルター14を通過した浴水12
は第1の導管7を介して浄化槽15へ送り込まれる。浄
化槽15では、浴水12の中に含まれる溶解性懸濁物質
と懸濁粒子とを除去する。次に、浄化槽15を通過する
ことによって完全に浄化された浴水12は、ヒータ3で
加熱保温された後に、殺菌装置11により殺菌処理され
て、浴槽6へ戻される。
いて、循環ポンプ2が動作を開始すると、浴槽6に貯ま
っている浴水12はプレフィルター14を通過すること
により、毛髪または垢などの比較的大きなゴミが除去さ
れる。そして、プレフィルター14を通過した浴水12
は第1の導管7を介して浄化槽15へ送り込まれる。浄
化槽15では、浴水12の中に含まれる溶解性懸濁物質
と懸濁粒子とを除去する。次に、浄化槽15を通過する
ことによって完全に浄化された浴水12は、ヒータ3で
加熱保温された後に、殺菌装置11により殺菌処理され
て、浴槽6へ戻される。
【0026】また、浄化槽15の概略断面図を図2に示
す。図2において、浴水12は第1の槽23と第2の槽
24との間に形成された流路25を通じて、微生物30
を固定化した担体27が集合化された微生物フィルター
16を通過する。そして、浴水12は穴が設けられた支
持板26を介してメインフィルター17を通過してい
く。
す。図2において、浴水12は第1の槽23と第2の槽
24との間に形成された流路25を通じて、微生物30
を固定化した担体27が集合化された微生物フィルター
16を通過する。そして、浴水12は穴が設けられた支
持板26を介してメインフィルター17を通過してい
く。
【0027】また、実施の形態1の微生物フィルター1
6によって浴水12が浄化される過程を、図3に示す微
生物フィルター16の概略断面図を参照しながら説明す
る。微生物フィルター16は、担体27である活性炭2
8に微生物30が固定化され、さらに活性炭28の表面
に微生物膜31が形成されている。浴水12の中に含ま
れた汚れ成分である粒径10μm以上の懸濁粒子33、
粒径0.1〜10μmの懸濁粒子34、粒径0.1μm
以下の懸濁粒子35、溶解性懸濁物質36は、微生物フ
ィルター16へ進行していく。そして、粒径0.1μm
以下の懸濁粒子35は、活性炭28の表面に形成された
孔29によって物理的に吸着され、かつ溶解性懸濁物質
36が微生物30で分解される。さらに、粒径0.1〜
10μmの懸濁粒子34は、微生物膜31の粘着作用に
よって除去される。ここで、微生物30は溶解性懸濁物
質36を栄養源として自己増殖し、微生物30の数が定
量的に維持される。微生物フィルター16によって除去
できない粒径10μm以上の懸濁粒子33は、メインフ
ィルター17へ進行して除去される。なお、活性炭28
の孔29に堆積した粒径0.1μm以下の懸濁粒子35
と微生物膜31に粘着した粒径0.1〜10μmの懸濁
粒子34とを、図1に示す循環浄化装置に組み込まれた
洗浄機構により、定期的に自動洗浄して浄化槽15の外
部へ排出する。
6によって浴水12が浄化される過程を、図3に示す微
生物フィルター16の概略断面図を参照しながら説明す
る。微生物フィルター16は、担体27である活性炭2
8に微生物30が固定化され、さらに活性炭28の表面
に微生物膜31が形成されている。浴水12の中に含ま
れた汚れ成分である粒径10μm以上の懸濁粒子33、
粒径0.1〜10μmの懸濁粒子34、粒径0.1μm
以下の懸濁粒子35、溶解性懸濁物質36は、微生物フ
ィルター16へ進行していく。そして、粒径0.1μm
以下の懸濁粒子35は、活性炭28の表面に形成された
孔29によって物理的に吸着され、かつ溶解性懸濁物質
36が微生物30で分解される。さらに、粒径0.1〜
10μmの懸濁粒子34は、微生物膜31の粘着作用に
よって除去される。ここで、微生物30は溶解性懸濁物
質36を栄養源として自己増殖し、微生物30の数が定
量的に維持される。微生物フィルター16によって除去
できない粒径10μm以上の懸濁粒子33は、メインフ
ィルター17へ進行して除去される。なお、活性炭28
の孔29に堆積した粒径0.1μm以下の懸濁粒子35
と微生物膜31に粘着した粒径0.1〜10μmの懸濁
粒子34とを、図1に示す循環浄化装置に組み込まれた
洗浄機構により、定期的に自動洗浄して浄化槽15の外
部へ排出する。
【0028】また、活性炭28に固定化される微生物と
して、共生系微生物群、低栄養微生物群、複合共生系微
生物群、活性汚泥が挙げられる。活性炭28には、全容
量に微生物30を予め固定化する必要がなく、例えば全
容量の一部分(1/4〜1/2)に予め微生物30を固
定化しておくと、微生物30の増殖効果によって活性炭
28の全容量が固定化され、浄化能力を発揮していく。
図4は、例えば活性炭28の全容量または全容量の1/
2、1/4を、浴水12の中に含まれる共生系微生物群
で予め固定化したときの、浴水12の浄化性能を経時的
に表したものである。浄化性能が十分に高くて安定した
ときのレベル値を1とした。図4において、活性炭28
の全容量を予め微生物で固定化(図4中のA)したとき
は使用開始から2日後に、全容量の1/2固定化(図4
中のB)したときは6日後に、それぞれ浄化性能のレベ
ル値が高くて安定している。さらに、全容量の1/4固
定化(図4中のC)したときは、9日後にレベル値が高
くて安定している。
して、共生系微生物群、低栄養微生物群、複合共生系微
生物群、活性汚泥が挙げられる。活性炭28には、全容
量に微生物30を予め固定化する必要がなく、例えば全
容量の一部分(1/4〜1/2)に予め微生物30を固
定化しておくと、微生物30の増殖効果によって活性炭
28の全容量が固定化され、浄化能力を発揮していく。
図4は、例えば活性炭28の全容量または全容量の1/
2、1/4を、浴水12の中に含まれる共生系微生物群
で予め固定化したときの、浴水12の浄化性能を経時的
に表したものである。浄化性能が十分に高くて安定した
ときのレベル値を1とした。図4において、活性炭28
の全容量を予め微生物で固定化(図4中のA)したとき
は使用開始から2日後に、全容量の1/2固定化(図4
中のB)したときは6日後に、それぞれ浄化性能のレベ
ル値が高くて安定している。さらに、全容量の1/4固
定化(図4中のC)したときは、9日後にレベル値が高
くて安定している。
【0029】また、微生物を培養する際の培地材料とし
て、ペプトン、肉エキス、酵母エキスなどが挙げられ
る。酵母エキスは、ビールの酵母または他の酵母を低温
で浸出させて低温乾燥したものであり、アミノ酸、ビタ
ミン類、無機塩類を豊富に含んでいる。
て、ペプトン、肉エキス、酵母エキスなどが挙げられ
る。酵母エキスは、ビールの酵母または他の酵母を低温
で浸出させて低温乾燥したものであり、アミノ酸、ビタ
ミン類、無機塩類を豊富に含んでいる。
【0030】また、微生物フィルター16の作製方法
を、図5に示す工程図に基づいて説明する。図5におい
て、培地材料40と被浄化成分41とを混合して得られ
る物質に、共生系微生物群、低栄養微生物群、複合共生
系微生物群、活性汚泥のいずれかの微生物30を入れて
シード材料42、つまり増殖微生物43を調整する。こ
れにより、シードの前培養工程が完了する。次に、シー
ドの前培養工程で調整された増殖微生物43に培地材料
40と担体27とを入れて、増殖微生物43を培養しな
がら担体27に固定化させる。これにより、固定化担体
44が作製されて固定化培養工程が完了する。こうした
工程により、微生物フィルター16が作製される。な
お、シードの前培養工程と固定化培養工程との工程温度
を、35℃〜45℃の範囲に設定する。
を、図5に示す工程図に基づいて説明する。図5におい
て、培地材料40と被浄化成分41とを混合して得られ
る物質に、共生系微生物群、低栄養微生物群、複合共生
系微生物群、活性汚泥のいずれかの微生物30を入れて
シード材料42、つまり増殖微生物43を調整する。こ
れにより、シードの前培養工程が完了する。次に、シー
ドの前培養工程で調整された増殖微生物43に培地材料
40と担体27とを入れて、増殖微生物43を培養しな
がら担体27に固定化させる。これにより、固定化担体
44が作製されて固定化培養工程が完了する。こうした
工程により、微生物フィルター16が作製される。な
お、シードの前培養工程と固定化培養工程との工程温度
を、35℃〜45℃の範囲に設定する。
【0031】また、シードの前培養工程と固定化培養工
程とで使用される培地材料40及び被浄化成分41の具
体例について、以下に述べる。 ・培地材料:精製水1000ccに対して、酵母エキス
0〜2g、ポリペプトン0〜10g、グルコース0〜5
g、塩化カルシウム0.05g、塩化マグネシウム0.
1g、微量元素溶液10cc、ビタミン溶液10ccを
混入する。 ・被浄化成分(人工下水):BOD(生物的酸素要求
量)濃度5〜10ppm COD(化学的酸素要求量)濃度5〜10ppm、 精製水1000ccに対して、ポリペプトン0.75
g、酵母エキス0.75g、プロテオゼペプトン0.7
5g、グルコース0.5g、塩化ナトリウム0.05
g、塩化カルシウム0.01g、塩化マグネシウム0.
01g、リン酸水素二カリウム0.075g、リン酸二
水素カリウム0.075gを混入する。上記のような作
製工程で得られた微生物フィルター16は、循環浄化装
置へ取り付けられたときに浴水12の中に含まれる汚れ
成分を除去するので、浴水12は浄化される。したがっ
て、浴水12の白濁を防止することができる。
程とで使用される培地材料40及び被浄化成分41の具
体例について、以下に述べる。 ・培地材料:精製水1000ccに対して、酵母エキス
0〜2g、ポリペプトン0〜10g、グルコース0〜5
g、塩化カルシウム0.05g、塩化マグネシウム0.
1g、微量元素溶液10cc、ビタミン溶液10ccを
混入する。 ・被浄化成分(人工下水):BOD(生物的酸素要求
量)濃度5〜10ppm COD(化学的酸素要求量)濃度5〜10ppm、 精製水1000ccに対して、ポリペプトン0.75
g、酵母エキス0.75g、プロテオゼペプトン0.7
5g、グルコース0.5g、塩化ナトリウム0.05
g、塩化カルシウム0.01g、塩化マグネシウム0.
01g、リン酸水素二カリウム0.075g、リン酸二
水素カリウム0.075gを混入する。上記のような作
製工程で得られた微生物フィルター16は、循環浄化装
置へ取り付けられたときに浴水12の中に含まれる汚れ
成分を除去するので、浴水12は浄化される。したがっ
て、浴水12の白濁を防止することができる。
【0032】実施の形態2.図6は、この発明による浴
水の浄化装置用フィルターの他の実施の形態を説明する
作製工程図である。図6において、培地材料40と被浄
化成分41とを混合して得られる物質に、共生系微生物
群、低栄養微生物群、複合共生系微生物群、活性汚泥の
いずれかの微生物を入れて第1のシード材料45、つま
り第1の増殖微生物46を調整する。これにより、シー
ドの前培養(N=1)工程が完了する。次に、第1の増
殖微生物46に培地材料40と被浄化成分41とを入れ
て第2のシード材料47を調整する。これにより、シー
ドの前培養(N=2)工程が完了する。そして、このよ
うな前培養工程を例えば10回繰り返す(これを、10
回の継代培養と称する)。これにより、第10のシード
材料49、つまり第10の増殖微生物50が調整され
る。第10の増殖微生物50に培地材料40と担体27
とを入れて、第10の増殖微生物50を培養しながら担
体27に固定化させる。そして、固定化担体44が作製
されて、固定化培養工程が完了する。こうした工程によ
り、微生物フィルター16が作製される。なお、シード
の前培養工程と固定化培養工程との工程温度を、35℃
〜45℃の範囲に設定する。培地材料40と被浄化成分
41は、実施の形態1と同様であるため、ここでは説明
を省略する。
水の浄化装置用フィルターの他の実施の形態を説明する
作製工程図である。図6において、培地材料40と被浄
化成分41とを混合して得られる物質に、共生系微生物
群、低栄養微生物群、複合共生系微生物群、活性汚泥の
いずれかの微生物を入れて第1のシード材料45、つま
り第1の増殖微生物46を調整する。これにより、シー
ドの前培養(N=1)工程が完了する。次に、第1の増
殖微生物46に培地材料40と被浄化成分41とを入れ
て第2のシード材料47を調整する。これにより、シー
ドの前培養(N=2)工程が完了する。そして、このよ
うな前培養工程を例えば10回繰り返す(これを、10
回の継代培養と称する)。これにより、第10のシード
材料49、つまり第10の増殖微生物50が調整され
る。第10の増殖微生物50に培地材料40と担体27
とを入れて、第10の増殖微生物50を培養しながら担
体27に固定化させる。そして、固定化担体44が作製
されて、固定化培養工程が完了する。こうした工程によ
り、微生物フィルター16が作製される。なお、シード
の前培養工程と固定化培養工程との工程温度を、35℃
〜45℃の範囲に設定する。培地材料40と被浄化成分
41は、実施の形態1と同様であるため、ここでは説明
を省略する。
【0033】図7は、共生系微生物を用いて10回の継
代培養を行ったときの第10の増殖微生物50及び継代
培養を全く行っていないときの微生物30の、培地材料
40と被浄化成分41による培養過程での増殖特性を示
す。図7において、10回の継代培養を行った微生物5
0(図7中のA)は、2日程度で微生物50の数が急激
に増大し、それ以降安定している。これは、活性度が高
い、つまり栄養源を効率良く吸収するためである。一
方、継代培養を全く行っていない微生物30(図7中の
B)は、4日程度で微生物30の数が徐々に増大し始め
ているが、数量は比較的小さく安定している。これは、
活性度が低い、つまり栄養源を効率悪く吸収しているた
めである。以上のように、継代培養の作製工程で得られ
た微生物フィルター16は、浴水12の浄化能力を有す
る第10の増殖微生物50の数が急激に増大していくた
め、循環浄化装置へ取り付けられたときに浴水12の中
に含まれる汚れ成分を完全に除去するので、浴水は十分
に浄化される。したがって、浴水12の白濁を完全に防
止することができる。
代培養を行ったときの第10の増殖微生物50及び継代
培養を全く行っていないときの微生物30の、培地材料
40と被浄化成分41による培養過程での増殖特性を示
す。図7において、10回の継代培養を行った微生物5
0(図7中のA)は、2日程度で微生物50の数が急激
に増大し、それ以降安定している。これは、活性度が高
い、つまり栄養源を効率良く吸収するためである。一
方、継代培養を全く行っていない微生物30(図7中の
B)は、4日程度で微生物30の数が徐々に増大し始め
ているが、数量は比較的小さく安定している。これは、
活性度が低い、つまり栄養源を効率悪く吸収しているた
めである。以上のように、継代培養の作製工程で得られ
た微生物フィルター16は、浴水12の浄化能力を有す
る第10の増殖微生物50の数が急激に増大していくた
め、循環浄化装置へ取り付けられたときに浴水12の中
に含まれる汚れ成分を完全に除去するので、浴水は十分
に浄化される。したがって、浴水12の白濁を完全に防
止することができる。
【0034】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0035】この発明に係わる浴水の浄化装置用フィル
ターは、浴槽に貯えた浴水を通過させ、浴水に含まれる
汚れ成分を除去する浴水の浄化装置用フィルターにおい
て、多孔質担体と、多孔質担体に固定化する酵母エキ
ス、ポリぺプトン、グルコースなどから成る培地材料及
びプロテオゼペプトン、塩化ナトリウム、リン酸二水素
カリウムなどから成る被浄化成分で培養される微生物と
を備えるようにしたので、浄化装置用フィルターを浄化
装置へ取り付けられたときに浴水の中に含まれる汚れ成
分を除去して、浴水は浄化される。したがって、浴水の
白濁を防止することを期待できる浴水の浄化装置用フィ
ルターが得られる。
ターは、浴槽に貯えた浴水を通過させ、浴水に含まれる
汚れ成分を除去する浴水の浄化装置用フィルターにおい
て、多孔質担体と、多孔質担体に固定化する酵母エキ
ス、ポリぺプトン、グルコースなどから成る培地材料及
びプロテオゼペプトン、塩化ナトリウム、リン酸二水素
カリウムなどから成る被浄化成分で培養される微生物と
を備えるようにしたので、浄化装置用フィルターを浄化
装置へ取り付けられたときに浴水の中に含まれる汚れ成
分を除去して、浴水は浄化される。したがって、浴水の
白濁を防止することを期待できる浴水の浄化装置用フィ
ルターが得られる。
【0036】また、微生物を培地材料と被浄化成分とで
継代培養したので、浄化装置用フィルターを浄化装置へ
取り付けられたときに浴水の中に含まれる汚れ成分を完
全に除去して、浴水は十分に浄化される。したがって、
浴水の白濁を完全に防止することを期待できる浴水の浄
化装置用フィルターが得られる。
継代培養したので、浄化装置用フィルターを浄化装置へ
取り付けられたときに浴水の中に含まれる汚れ成分を完
全に除去して、浴水は十分に浄化される。したがって、
浴水の白濁を完全に防止することを期待できる浴水の浄
化装置用フィルターが得られる。
【0037】また、多孔質担体を活性炭、セラミックボ
ール、天然石のいずれかに選定するようにしたので、浴
水の中に含まれる汚れ成分を除去して、浴水は浄化され
る。したがって、浴水の白濁を防止することが期待でき
る浴水の浄化装置用フィルターが得られる。
ール、天然石のいずれかに選定するようにしたので、浴
水の中に含まれる汚れ成分を除去して、浴水は浄化され
る。したがって、浴水の白濁を防止することが期待でき
る浴水の浄化装置用フィルターが得られる。
【0038】また、微生物を共生系微生物群、低栄養微
生物群、複合共生系微生物群、活性汚泥のいずれかに選
定するようにしたので、浴水の中に含まれる汚れ成分を
除去して、浴水は浄化される。したがって、浴水の白濁
を防止することが期待できる浴水の浄化装置用フィルタ
ーが得られる。
生物群、複合共生系微生物群、活性汚泥のいずれかに選
定するようにしたので、浴水の中に含まれる汚れ成分を
除去して、浴水は浄化される。したがって、浴水の白濁
を防止することが期待できる浴水の浄化装置用フィルタ
ーが得られる。
【0039】また、微生物を培養する培養温度と微生物
を多孔質担体に固定化させる固定化温度とを、それぞれ
35℃〜45℃の範囲に設定するようにしたので、浴水
の中に含まれる汚れ成分を除去して、浴水は浄化され
る。したがって、浴水の白濁を防止することが期待でき
る浴水の浄化装置用フィルターが得られる。
を多孔質担体に固定化させる固定化温度とを、それぞれ
35℃〜45℃の範囲に設定するようにしたので、浴水
の中に含まれる汚れ成分を除去して、浴水は浄化され
る。したがって、浴水の白濁を防止することが期待でき
る浴水の浄化装置用フィルターが得られる。
【0040】この発明に係わる浴水の浄化装置用フィル
ターの製造方法は、多孔質担体に酵母エキス、ポリぺプ
トン、グルコースなどから成る培地材料及びプロテオゼ
ペプトン、塩化ナトリウム、リン酸二水素カリウムなど
から成る被浄化成分で培養される微生物を固定化させる
工程としたので、浄化装置用フィルターを浄化装置へ取
り付けられたときに浴水の中に含まれる汚れ成分を除去
して、浴水は浄化される。したがって、浴水の白濁を防
止することを期待できる浴水の浄化装置用フィルターが
得られる。
ターの製造方法は、多孔質担体に酵母エキス、ポリぺプ
トン、グルコースなどから成る培地材料及びプロテオゼ
ペプトン、塩化ナトリウム、リン酸二水素カリウムなど
から成る被浄化成分で培養される微生物を固定化させる
工程としたので、浄化装置用フィルターを浄化装置へ取
り付けられたときに浴水の中に含まれる汚れ成分を除去
して、浴水は浄化される。したがって、浴水の白濁を防
止することを期待できる浴水の浄化装置用フィルターが
得られる。
【0041】また、微生物を培地材料と被浄化成分とで
継代培養させる工程としたので、浄化装置用フィルター
を浄化装置へ取り付けられたときに浴水の中に含まれる
汚れ成分を完全に除去して、浴水は十分に浄化される。
したがって、浴水の白濁を完全に防止することを期待で
きる浴水の浄化装置用フィルターが得られる。
継代培養させる工程としたので、浄化装置用フィルター
を浄化装置へ取り付けられたときに浴水の中に含まれる
汚れ成分を完全に除去して、浴水は十分に浄化される。
したがって、浴水の白濁を完全に防止することを期待で
きる浴水の浄化装置用フィルターが得られる。
【0042】また、多孔質担体を活性炭、セラミックボ
ール、天然石のいずれかに選定する工程としたので、浴
水の中に含まれる汚れ成分を除去して、浴水は浄化され
る。したがって、浴水の白濁を防止することが期待でき
る浴水の浄化装置用フィルターが得られる。
ール、天然石のいずれかに選定する工程としたので、浴
水の中に含まれる汚れ成分を除去して、浴水は浄化され
る。したがって、浴水の白濁を防止することが期待でき
る浴水の浄化装置用フィルターが得られる。
【0043】また、微生物を共生系微生物群、低栄養微
生物群、複合共生系微生物群、活性汚泥のいずれかに選
定する工程としたので、浴水の中に含まれる汚れ成分を
除去して、浴水は浄化される。したがって、浴水の白濁
を防止することが期待できる浴水の浄化装置用フィルタ
ーが得られる。
生物群、複合共生系微生物群、活性汚泥のいずれかに選
定する工程としたので、浴水の中に含まれる汚れ成分を
除去して、浴水は浄化される。したがって、浴水の白濁
を防止することが期待できる浴水の浄化装置用フィルタ
ーが得られる。
【0044】また、微生物を培養する培養温度と微生物
を多孔質担体に固定化させる固定化温度とを、それぞれ
35℃〜45℃の範囲に設定する工程としたので、浴水
の中に含まれる汚れ成分を除去して、浴水は浄化され
る。したがって、浴水の白濁を防止することが期待でき
る浴水の浄化装置用フィルターが得られる。
を多孔質担体に固定化させる固定化温度とを、それぞれ
35℃〜45℃の範囲に設定する工程としたので、浴水
の中に含まれる汚れ成分を除去して、浴水は浄化され
る。したがって、浴水の白濁を防止することが期待でき
る浴水の浄化装置用フィルターが得られる。
【図1】 この発明による浴水の浄化装置用フィルター
が取り付けられる循環浄化装置を示す構成図である。
が取り付けられる循環浄化装置を示す構成図である。
【図2】 この発明による浴水の浄化装置用フィルター
が収納される浄化槽の概略断面図である。
が収納される浄化槽の概略断面図である。
【図3】 実施の形態1の微生物フィルターの部分拡大
図である。
図である。
【図4】 実施の形態1の浄化特性の一例である。
【図5】 実施の形態1の微生物フィルターの作製工程
の一例である。
の一例である。
【図6】 実施の形態2の微生物フィルターの作製工程
の一例である。
の一例である。
【図7】 実施の形態2の微生物フィルターの増殖特性
の一例である。
の一例である。
【図8】 従来の浴水の循環浄化装置を示す構成図であ
る。
る。
【図9】 従来の浴水の循環浄化装置を示す構成図であ
る。
る。
1 浄化部、2 循環ポンプ、3 ヒータ、4 充填槽
a、5 充填槽b、6浴槽、7 第1の導管、8 第2
の導管、9 糸巻フィルター、10 浄化モジュール、
11 殺菌装置、12 浴水、13 浄化ユニット、1
4 プレフィルター、15 浄化槽、16 微生物フィ
ルター、17 メインフィルター、18 フローセン
サ、19 サーミスタ、20 三方弁a、21 三方弁
b 22第3の導管、23 第1の槽、24 第2の
槽、25 流路、26 支持板、27 担体、28 活
性炭、29 孔、30 微生物、31 微生物膜、33
10μm以上の懸濁粒子、34 0.1〜10μmの懸
濁粒子、35 0.1μm以下の懸濁粒子、36 溶解
性懸濁物質、40 培地材料、41 被浄化成分、42
シード材料、43 増殖微生物、44 固定化担体、
45 第1のシード材料、46 第1の増殖微生物、4
7 第2のシード材料、48 第9の増殖微生物、49
第10のシード材料、50 第10の増殖微生物。
a、5 充填槽b、6浴槽、7 第1の導管、8 第2
の導管、9 糸巻フィルター、10 浄化モジュール、
11 殺菌装置、12 浴水、13 浄化ユニット、1
4 プレフィルター、15 浄化槽、16 微生物フィ
ルター、17 メインフィルター、18 フローセン
サ、19 サーミスタ、20 三方弁a、21 三方弁
b 22第3の導管、23 第1の槽、24 第2の
槽、25 流路、26 支持板、27 担体、28 活
性炭、29 孔、30 微生物、31 微生物膜、33
10μm以上の懸濁粒子、34 0.1〜10μmの懸
濁粒子、35 0.1μm以下の懸濁粒子、36 溶解
性懸濁物質、40 培地材料、41 被浄化成分、42
シード材料、43 増殖微生物、44 固定化担体、
45 第1のシード材料、46 第1の増殖微生物、4
7 第2のシード材料、48 第9の増殖微生物、49
第10のシード材料、50 第10の増殖微生物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 健次 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内
Claims (10)
- 【請求項1】 浴槽に貯えた浴水を通過させ、この浴水
に含まれる汚れ成分を除去する浴水の浄化装置用フィル
ターにおいて、多孔質担体と、この多孔質担体に固定化
する酵母エキス、ポリぺプトン、グルコースなどから成
る培地材料及びプロテオゼペプトン、塩化ナトリウム、
リン酸二水素カリウムなどから成る被浄化成分で培養さ
れる微生物とを備えたことを特徴とする浴水の浄化装置
用フィルター。 - 【請求項2】 前記微生物を前記培地材料と前記被浄化
成分とで継代培養したことを特徴とする請求項1記載の
浴水の浄化装置用フィルター。 - 【請求項3】 前記多孔質担体を活性炭、セラミックボ
ール、天然石のいずれかに選定したことを特徴とする請
求項1又は請求項2記載の浴水の浄化装置用フィルタ
ー。 - 【請求項4】 前記微生物を共生系微生物群、低栄養微
生物群、複合共生系微生物群、活性汚泥のいずれかに選
定したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の浴
水の浄化装置用フィルター。 - 【請求項5】 前記微生物を培養する培養温度と前記微
生物を前記多孔質担体に固定化させる固定化温度とを、
それぞれ35℃〜45℃の範囲に設定したことを特徴と
する請求項1又は請求項2記載の浴水の浄化装置用フィ
ルター。 - 【請求項6】 浴槽に貯えた浴水を通過させ、この浴水
に含まれる汚れ成分を除去する浴水の浄化装置用フィル
ターの製造方法において、多孔質担体に酵母エキス、ポ
リぺプトン、グルコースなどから成る培地材料及びプロ
テオゼペプトン、塩化ナトリウム、リン酸二水素カリウ
ムなどから成る被浄化成分で培養される微生物を固定化
したことを特徴とする浴水の浄化装置用フィルターの製
造方法。 - 【請求項7】 前記微生物を前記培地材料と前記被浄化
成分とで継代培養したことを特徴とする請求項6記載の
浴水の浄化装置用フィルターの製造方法。 - 【請求項8】 前記多孔質担体を活性炭、セラミックボ
ール、天然石のいずれかに選定したことを特徴とする請
求項6又は請求項7記載の浴水の浄化装置用フィルター
の製造方法。 - 【請求項9】 前記微生物を共生系微生物群、低栄養微
生物群、複合共生系微生物群、活性汚泥のいずれかに選
定したことを特徴とする請求項6又は請求項7記載の浴
水の浄化装置用フィルターの製造方法。 - 【請求項10】 前記微生物を培養する培養温度と前記
微生物を前記多孔質担体に固定化させる固定化温度と
を、それぞれ35℃〜45℃の範囲に設定したことを特
徴とする請求項6又は請求項7記載の浴水の浄化装置用
フィルターの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8133522A JPH09314160A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 浴水の浄化装置用フィルター及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8133522A JPH09314160A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 浴水の浄化装置用フィルター及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09314160A true JPH09314160A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15106764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8133522A Pending JPH09314160A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 浴水の浄化装置用フィルター及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09314160A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030046535A (ko) * | 2001-11-13 | 2003-06-18 | (주)이씨테크 | 폐어망에 효율적인 생물막 형성을 위한 영양분 코팅 방법및 생물막 오수정화장치 |
-
1996
- 1996-05-28 JP JP8133522A patent/JPH09314160A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030046535A (ko) * | 2001-11-13 | 2003-06-18 | (주)이씨테크 | 폐어망에 효율적인 생물막 형성을 위한 영양분 코팅 방법및 생물막 오수정화장치 |
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