JPH09314475A - インパクト回転工具 - Google Patents
インパクト回転工具Info
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- JPH09314475A JPH09314475A JP13304996A JP13304996A JPH09314475A JP H09314475 A JPH09314475 A JP H09314475A JP 13304996 A JP13304996 A JP 13304996A JP 13304996 A JP13304996 A JP 13304996A JP H09314475 A JPH09314475 A JP H09314475A
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- JP
- Japan
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- hammer
- cam groove
- drive shaft
- lid
- cam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 鋼球の飛び出しを防止する。グリースの飛散
を防止する。 【解決手段】 駆動軸1をハンマー2の駆動軸挿通孔3
に挿通する。駆動軸1の外面部に設けられた第1のカム
溝4と、駆動軸挿通孔3の内面部に設けられて一端部が
ハンマー2の前面部に開口した第2のカム溝5と、第1
のカム溝4と第2のカム溝5との両方に嵌まりこんだ鋼
球6とでハンマー2の回転運動を軸方向の後退運動に変
換するカム機構を構成する。一定の締め付けトルクに達
するとハンマー2が後退し、アンビルとハンマー2との
噛み合いが外れ、ハンマー2の後退と共に蓄えられる回
転エネルギーがスプリング8の復元力によってアンビル
を打撃し、ねじ、ボルト等の締め付け若しくは緩めを行
う。ハンマー2の前面部に第2のカム溝5のハンマー2
前面側の開口部を蓋するための蓋体10を装着する。
を防止する。 【解決手段】 駆動軸1をハンマー2の駆動軸挿通孔3
に挿通する。駆動軸1の外面部に設けられた第1のカム
溝4と、駆動軸挿通孔3の内面部に設けられて一端部が
ハンマー2の前面部に開口した第2のカム溝5と、第1
のカム溝4と第2のカム溝5との両方に嵌まりこんだ鋼
球6とでハンマー2の回転運動を軸方向の後退運動に変
換するカム機構を構成する。一定の締め付けトルクに達
するとハンマー2が後退し、アンビルとハンマー2との
噛み合いが外れ、ハンマー2の後退と共に蓄えられる回
転エネルギーがスプリング8の復元力によってアンビル
を打撃し、ねじ、ボルト等の締め付け若しくは緩めを行
う。ハンマー2の前面部に第2のカム溝5のハンマー2
前面側の開口部を蓋するための蓋体10を装着する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インパクト回転工
具に関するものである。
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、特開平5ー228849号公
報などによりインパクト回転工具9が知られている。こ
のインパクト回転工具9は、図9に示すように、駆動軸
1をハンマー2の駆動軸挿通孔3に挿通し、駆動軸1の
外面部に設けられたへ字状をした第1のカム溝4と、駆
動軸挿通孔3の内面部に設けられて一端部がハンマー2
の前面部に開口した略V字状をした第2のカム溝5と、
第1のカム溝4と第2のカム溝5との両方に嵌まりこん
だ鋼球6とでハンマー2の回転運動を軸方向の後退運動
に変換するカム機構を構成し、一定の締め付けトルクに
達するとハンマー2が後退し、アンビル7とハンマー2
との噛み合いが外れ、ハンマー2の後退と共に蓄えられ
る回転エネルギーがスプリング8の復元力によってアン
ビル7を打撃し、ねじ、ボルト等の締め付け若しくは緩
めを行うようになっている。
報などによりインパクト回転工具9が知られている。こ
のインパクト回転工具9は、図9に示すように、駆動軸
1をハンマー2の駆動軸挿通孔3に挿通し、駆動軸1の
外面部に設けられたへ字状をした第1のカム溝4と、駆
動軸挿通孔3の内面部に設けられて一端部がハンマー2
の前面部に開口した略V字状をした第2のカム溝5と、
第1のカム溝4と第2のカム溝5との両方に嵌まりこん
だ鋼球6とでハンマー2の回転運動を軸方向の後退運動
に変換するカム機構を構成し、一定の締め付けトルクに
達するとハンマー2が後退し、アンビル7とハンマー2
との噛み合いが外れ、ハンマー2の後退と共に蓄えられ
る回転エネルギーがスプリング8の復元力によってアン
ビル7を打撃し、ねじ、ボルト等の締め付け若しくは緩
めを行うようになっている。
【0003】そして、インパクト回転工具9の駆動部の
カム機構を組み立てる際に鋼球6を組み込むに当たって
は、図10に示すように、スプリング8のばね力に抗し
てハンマー2を後退させて第1のカム溝4をハンマー2
の前面側に位置させて第2のカム溝5のハンマー2の前
面側の開口部と対向させ、この状態で連通する第1のカ
ム溝4と第2のカム溝5との両方に嵌まりこむように鋼
球6を嵌め込んでいた。
カム機構を組み立てる際に鋼球6を組み込むに当たって
は、図10に示すように、スプリング8のばね力に抗し
てハンマー2を後退させて第1のカム溝4をハンマー2
の前面側に位置させて第2のカム溝5のハンマー2の前
面側の開口部と対向させ、この状態で連通する第1のカ
ム溝4と第2のカム溝5との両方に嵌まりこむように鋼
球6を嵌め込んでいた。
【0004】インパクト回転工具9は、モータ25の回
転を減速部26で減速し、駆動軸1を回転させ、駆動軸
1に、スプリング8で付勢したハンマー2からアンビル
7へ回転力を伝達して回転するものであり、アンビル7
に負荷がかかると、第1のカム溝4に沿ってハンマー2
が後退し、ハンマー2に設けたハンマー爪2aとアンビ
ル7との係合が外れ、再度スプリング8の押し付け力で
係合して衝撃回転力を発生するようになっている。この
ため、ハンマー2がアンビル7との係合の衝撃力で組み
立て時の位置まで後退した時鋼球6が飛び出すという問
題があった。
転を減速部26で減速し、駆動軸1を回転させ、駆動軸
1に、スプリング8で付勢したハンマー2からアンビル
7へ回転力を伝達して回転するものであり、アンビル7
に負荷がかかると、第1のカム溝4に沿ってハンマー2
が後退し、ハンマー2に設けたハンマー爪2aとアンビ
ル7との係合が外れ、再度スプリング8の押し付け力で
係合して衝撃回転力を発生するようになっている。この
ため、ハンマー2がアンビル7との係合の衝撃力で組み
立て時の位置まで後退した時鋼球6が飛び出すという問
題があった。
【0005】このため、特開平5ー228849号公報
にあっては、鋼球6を組み込んだ後にスプリング8の受
け座であるスラスト板17の位置をスプリング8の圧縮
方向に変えて、動作中にハンマー2が後退した場合に鋼
球6が外れないようにしている。
にあっては、鋼球6を組み込んだ後にスプリング8の受
け座であるスラスト板17の位置をスプリング8の圧縮
方向に変えて、動作中にハンマー2が後退した場合に鋼
球6が外れないようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来例に
あっては、受け座の位置を変えるに当たっては、スプリ
ング8を圧縮して行う必要があるので、作業が面倒で、
構造も複雑となるという問題がある。しかも、カム機構
の焼き付けを防止するために、グリースを入れて組み立
てを行うが、第2のカム溝5はハンマー2の前面側に開
口しているため、ハンマー2が前後後退を繰り返しなが
ら高速回転を行うので、グリスが第2のカム溝5のハン
マー2の前面側開口部から飛び散り、カム機構が発熱
し、焼き付くという問題があった。
あっては、受け座の位置を変えるに当たっては、スプリ
ング8を圧縮して行う必要があるので、作業が面倒で、
構造も複雑となるという問題がある。しかも、カム機構
の焼き付けを防止するために、グリースを入れて組み立
てを行うが、第2のカム溝5はハンマー2の前面側に開
口しているため、ハンマー2が前後後退を繰り返しなが
ら高速回転を行うので、グリスが第2のカム溝5のハン
マー2の前面側開口部から飛び散り、カム機構が発熱
し、焼き付くという問題があった。
【0007】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、簡単な構成で鋼球の飛び出しを防
止し、更にグリースの飛散を防止してカム機構の焼き付
けを防止できるインパクト回転工具を提供することを課
題とするものである。
明したものであって、簡単な構成で鋼球の飛び出しを防
止し、更にグリースの飛散を防止してカム機構の焼き付
けを防止できるインパクト回転工具を提供することを課
題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記本発明の課題を解決
するために、本発明のインパクト回転工具9は、駆動軸
1をハンマー2の駆動軸挿通孔3に挿通し、駆動軸1の
外面部に設けられた第1のカム溝4と、駆動軸挿通孔3
の内面部に設けられて一端部がハンマー2の前面部に開
口した第2のカム溝5と、第1のカム溝4と第2のカム
溝5との両方に嵌まりこんだ鋼球6とでハンマー2の回
転運動を軸方向の後退運動に変換するカム機構を構成
し、一定の締め付けトルクに達するとハンマー2が後退
し、アンビル7とハンマー2との噛み合いが外れ、ハン
マー2の後退と共に蓄えられる回転エネルギーがスプリ
ング8の復元力によってアンビル7を打撃し、ねじ、ボ
ルト等の締め付け若しくは緩めを行うインパクト回転工
具9において、ハンマー2の前面部に第2のカム溝5の
ハンマー2前面側の開口部を蓋するための蓋体10を装
着して成ることを特徴とするものである。このような構
成を採用することで、ハンマー2の前面に蓋体10を取
付けるので、スプリング8を圧縮することなく蓋体10
の取付け作業ができる。そして、蓋体10により鋼球6
の飛び出しを防止できると共に蓋体10によりカム機構
のグリース14が飛散するのが防止できる。
するために、本発明のインパクト回転工具9は、駆動軸
1をハンマー2の駆動軸挿通孔3に挿通し、駆動軸1の
外面部に設けられた第1のカム溝4と、駆動軸挿通孔3
の内面部に設けられて一端部がハンマー2の前面部に開
口した第2のカム溝5と、第1のカム溝4と第2のカム
溝5との両方に嵌まりこんだ鋼球6とでハンマー2の回
転運動を軸方向の後退運動に変換するカム機構を構成
し、一定の締め付けトルクに達するとハンマー2が後退
し、アンビル7とハンマー2との噛み合いが外れ、ハン
マー2の後退と共に蓄えられる回転エネルギーがスプリ
ング8の復元力によってアンビル7を打撃し、ねじ、ボ
ルト等の締め付け若しくは緩めを行うインパクト回転工
具9において、ハンマー2の前面部に第2のカム溝5の
ハンマー2前面側の開口部を蓋するための蓋体10を装
着して成ることを特徴とするものである。このような構
成を採用することで、ハンマー2の前面に蓋体10を取
付けるので、スプリング8を圧縮することなく蓋体10
の取付け作業ができる。そして、蓋体10により鋼球6
の飛び出しを防止できると共に蓋体10によりカム機構
のグリース14が飛散するのが防止できる。
【0009】また、ハンマー2に形成した駆動軸挿通孔
3の開口部縁部に止め輪取付け用溝部11を形成し、該
止め輪取付け用溝部11に蓋体10となる止め輪10a
をはめ込んで取付けて第2のカム溝5のハンマー2前面
側の開口部を蓋することも好ましい。このような構成と
することで、簡単な構成で蓋体10の取付けができるこ
とになる。
3の開口部縁部に止め輪取付け用溝部11を形成し、該
止め輪取付け用溝部11に蓋体10となる止め輪10a
をはめ込んで取付けて第2のカム溝5のハンマー2前面
側の開口部を蓋することも好ましい。このような構成と
することで、簡単な構成で蓋体10の取付けができるこ
とになる。
【0010】また、ハンマー2の前面に係止フック12
を形成し、ハンマー2の前面に配置した蓋体10を構成
する弾性体10bを係止することも好ましい。このよう
な構成とすることで、蓋体10を構成する弾性体10b
の弾性を利用して簡単に係止という手段で蓋体10を取
付けることができると共に弾性体10bであるからハン
マー2の衝撃により外れることがない。また、弾性体1
0bであるからより気密的に蓋ができてグリース14の
飛散をより防止することができる。
を形成し、ハンマー2の前面に配置した蓋体10を構成
する弾性体10bを係止することも好ましい。このよう
な構成とすることで、蓋体10を構成する弾性体10b
の弾性を利用して簡単に係止という手段で蓋体10を取
付けることができると共に弾性体10bであるからハン
マー2の衝撃により外れることがない。また、弾性体1
0bであるからより気密的に蓋ができてグリース14の
飛散をより防止することができる。
【0011】また、ハンマー2の前面にねじ孔12を形
成し、ハンマー2の前面に配置した剛体の蓋体10をね
じ孔に螺合するねじ13により固着することも好まし
い。このような構成とすることで、蓋体10を簡単且つ
確実に取付けることができ、更に剛体の蓋体10をねじ
13止めするので、ハンマー2がカム機構の摩擦や打撃
によって発熱しても影響がないものである。
成し、ハンマー2の前面に配置した剛体の蓋体10をね
じ孔に螺合するねじ13により固着することも好まし
い。このような構成とすることで、蓋体10を簡単且つ
確実に取付けることができ、更に剛体の蓋体10をねじ
13止めするので、ハンマー2がカム機構の摩擦や打撃
によって発熱しても影響がないものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明を添付図面に示す実施
形態につき説明する。本発明のインパクト回転工具9は
鋼球6の抜け止めの構造以外の構造は図9に示す従来の
インパクト回転工具9と同じ構造なので、以下従来と異
なる抜け止めの構造につき説明する。図1乃至図4には
本発明の一実施形態が示してある。ハンマー2には駆動
軸挿通孔3が設けてあり、この駆動軸挿通孔3に駆動軸
1が挿通してある。駆動軸1の外面部には正面視へ字状
をした第1のカム溝4が設けてあり、また、ハンマー2
の駆動軸挿通孔3の内面部にはV字状をした第2のカム
溝5が設けてあり、この第2のカム溝5の一端部がハン
マー2の前面部に開口している。第1のカム溝4と第2
のカム溝5との両方に嵌まり込むように鋼球6が入れて
あり、上記第1のカム溝4と、第2のカム溝5と、鋼球
6とでハンマー2の回転運動を軸方向の後退運動に変換
するカム機構が構成してある。このカム機構部分にはグ
リース14が入れてあって、カム機構の焼き付けを防止
している。ハンマー2の背面にはコイル状のスプリング
8がボールベアリング15、スラスト板16を介して接
しており、スプリング8の他端はスラスト板17を介し
て駆動軸1に設けた鍔部18に接している。
形態につき説明する。本発明のインパクト回転工具9は
鋼球6の抜け止めの構造以外の構造は図9に示す従来の
インパクト回転工具9と同じ構造なので、以下従来と異
なる抜け止めの構造につき説明する。図1乃至図4には
本発明の一実施形態が示してある。ハンマー2には駆動
軸挿通孔3が設けてあり、この駆動軸挿通孔3に駆動軸
1が挿通してある。駆動軸1の外面部には正面視へ字状
をした第1のカム溝4が設けてあり、また、ハンマー2
の駆動軸挿通孔3の内面部にはV字状をした第2のカム
溝5が設けてあり、この第2のカム溝5の一端部がハン
マー2の前面部に開口している。第1のカム溝4と第2
のカム溝5との両方に嵌まり込むように鋼球6が入れて
あり、上記第1のカム溝4と、第2のカム溝5と、鋼球
6とでハンマー2の回転運動を軸方向の後退運動に変換
するカム機構が構成してある。このカム機構部分にはグ
リース14が入れてあって、カム機構の焼き付けを防止
している。ハンマー2の背面にはコイル状のスプリング
8がボールベアリング15、スラスト板16を介して接
しており、スプリング8の他端はスラスト板17を介し
て駆動軸1に設けた鍔部18に接している。
【0013】鋼球6を第1のカム溝4と第2のカム溝5
との両方に嵌まり込むように組み込むには、図10に示
す従来例と同様に、スプリング8のばね力に抗してハン
マー2を後退させて第1のカム溝4をハンマー2の前面
側に位置させて第2のカム溝5のハンマー2の前面側の
開口部と対向させ、この状態で連通する第1のカム溝4
と第2のカム溝5との両方に嵌まりこむように鋼球6を
嵌め込むものである。
との両方に嵌まり込むように組み込むには、図10に示
す従来例と同様に、スプリング8のばね力に抗してハン
マー2を後退させて第1のカム溝4をハンマー2の前面
側に位置させて第2のカム溝5のハンマー2の前面側の
開口部と対向させ、この状態で連通する第1のカム溝4
と第2のカム溝5との両方に嵌まりこむように鋼球6を
嵌め込むものである。
【0014】ここで、本発明においては、ハンマー2の
前面部に第2のカム溝5のハンマー2の前面側の開口部
を蓋するための蓋体10を取付けて鋼球6が飛び出さな
いようにしてある。図1乃至図4に示す実施形態におい
ては、ハンマー2に形成した駆動軸挿通孔3の開口部縁
部に止め輪取付け用溝部11を周設し、この止め輪取付
け用溝部11に蓋体10となる略C字状をした止め輪1
0aをはめ込んで取付けて第2のカム溝5のハンマー2
前面側の開口を蓋してある。
前面部に第2のカム溝5のハンマー2の前面側の開口部
を蓋するための蓋体10を取付けて鋼球6が飛び出さな
いようにしてある。図1乃至図4に示す実施形態におい
ては、ハンマー2に形成した駆動軸挿通孔3の開口部縁
部に止め輪取付け用溝部11を周設し、この止め輪取付
け用溝部11に蓋体10となる略C字状をした止め輪1
0aをはめ込んで取付けて第2のカム溝5のハンマー2
前面側の開口を蓋してある。
【0015】しかして、使用に当たっては、モータの回
転を減速部で減速し、駆動軸1を回転させ、駆動軸1
に、スプリング8で付勢したハンマー2からアンビル7
へ回転力を伝達して回転するものであり、アンビル7に
負荷がかかって一定の締め付けトルクに達すると第1の
カム溝4に沿ってハンマー2が後退し、ハンマー2に設
けたハンマー爪2aとアンビル7との係合が外れ、ハン
マー2の後退と共に蓄えられる回転エネルギーがスプリ
ング8の復元力によってアンビル7を打撃し、ねじ、ボ
ルト等の締め付け若しくは緩めを行うものである。
転を減速部で減速し、駆動軸1を回転させ、駆動軸1
に、スプリング8で付勢したハンマー2からアンビル7
へ回転力を伝達して回転するものであり、アンビル7に
負荷がかかって一定の締め付けトルクに達すると第1の
カム溝4に沿ってハンマー2が後退し、ハンマー2に設
けたハンマー爪2aとアンビル7との係合が外れ、ハン
マー2の後退と共に蓄えられる回転エネルギーがスプリ
ング8の復元力によってアンビル7を打撃し、ねじ、ボ
ルト等の締め付け若しくは緩めを行うものである。
【0016】上記のようにして動作するのであるが、蓋
体10はハンマー2の前面部に取付けてあるので、通常
ハンマー2の前後方向の動きでは止め輪10aが鋼球6
に接することがなくハンマー2はスムーズに動作する。
そして、突発的にハンマー2とアンビル7との衝撃力が
大きくハンマー2が第1のカム溝5以上に後退しようと
すると蓋体10である止め輪10aに鋼球6が接触し、
鋼球6の飛び出しを防止することにある。また、蓋体1
0によりカム機構部に設けたグリース14がハンマー2
に設けた第2のカム溝5の前端部の開口から飛散して飛
び散るのが防止されることになる。
体10はハンマー2の前面部に取付けてあるので、通常
ハンマー2の前後方向の動きでは止め輪10aが鋼球6
に接することがなくハンマー2はスムーズに動作する。
そして、突発的にハンマー2とアンビル7との衝撃力が
大きくハンマー2が第1のカム溝5以上に後退しようと
すると蓋体10である止め輪10aに鋼球6が接触し、
鋼球6の飛び出しを防止することにある。また、蓋体1
0によりカム機構部に設けたグリース14がハンマー2
に設けた第2のカム溝5の前端部の開口から飛散して飛
び散るのが防止されることになる。
【0017】次に、図5、図6に基づいて本発明の他の
実施形態につき説明する。本実施形態においては、ハン
マー2の前面部に係止フック12を形成し、弾性体10
bよりなる円環状をした蓋体10に係止孔19を形成
し、蓋体10の係止孔19を係止フック12を係止する
ことで蓋体10をハンマー2の前面部に取付けるもので
ある。ここで弾性体10bにより蓋体10を構成してあ
るので、第2のカム溝5の開口端部を含む駆動軸挿通孔
3の開口縁部の殆ど全部を覆うことができて、気密性が
向上し、いっそう組み立て時に封入したグリース14が
動作中に飛び散ったりしないようにできて、カム機構部
の潤滑が滑らかになって焼き付いたりしないものであ
る。また、突発的なハンマー2の後退に対しても弾性体
10bよりなる蓋体10が変形して鋼球6が飛び出さな
いものであり、また、蓋体10が弾性体10bなので、
ハンマー2の衝撃によって外れることがなく取付けも弾
性を利用して簡単に取付けることができるものである。
実施形態につき説明する。本実施形態においては、ハン
マー2の前面部に係止フック12を形成し、弾性体10
bよりなる円環状をした蓋体10に係止孔19を形成
し、蓋体10の係止孔19を係止フック12を係止する
ことで蓋体10をハンマー2の前面部に取付けるもので
ある。ここで弾性体10bにより蓋体10を構成してあ
るので、第2のカム溝5の開口端部を含む駆動軸挿通孔
3の開口縁部の殆ど全部を覆うことができて、気密性が
向上し、いっそう組み立て時に封入したグリース14が
動作中に飛び散ったりしないようにできて、カム機構部
の潤滑が滑らかになって焼き付いたりしないものであ
る。また、突発的なハンマー2の後退に対しても弾性体
10bよりなる蓋体10が変形して鋼球6が飛び出さな
いものであり、また、蓋体10が弾性体10bなので、
ハンマー2の衝撃によって外れることがなく取付けも弾
性を利用して簡単に取付けることができるものである。
【0018】次に、図7、図8に基づいて本発明の更に
他の実施形態につき説明する。本実施形態においては、
ハンマー2の前面部にねじ孔13aを設け、円環状をし
た剛性の板10cよりなる蓋体10にねじ挿入孔を設
け、円環状をした剛性の板10cをハンマー2の前面に
配置して第2のカム溝5の開口端部を含む駆動軸挿通孔
3の開口縁部を覆い、この状態で板10cに設けたねじ
挿入孔から挿入したねじ13をねじ孔13aに螺合する
ことで蓋体10をハンマー2の前面部に取付けるもので
ある。本実施形態においても、前記各実施形態と同様
に、蓋体10により鋼球6の飛び出しを防止でき、ま
た、グリース13の飛散を防止できるものである。ま
た、剛体の板10cよりなる蓋体10をねじ13止めに
より取付けてあるので、ハンマー2がカム機構の摩擦や
打撃によって発熱したとしても影響がないものである。
他の実施形態につき説明する。本実施形態においては、
ハンマー2の前面部にねじ孔13aを設け、円環状をし
た剛性の板10cよりなる蓋体10にねじ挿入孔を設
け、円環状をした剛性の板10cをハンマー2の前面に
配置して第2のカム溝5の開口端部を含む駆動軸挿通孔
3の開口縁部を覆い、この状態で板10cに設けたねじ
挿入孔から挿入したねじ13をねじ孔13aに螺合する
ことで蓋体10をハンマー2の前面部に取付けるもので
ある。本実施形態においても、前記各実施形態と同様
に、蓋体10により鋼球6の飛び出しを防止でき、ま
た、グリース13の飛散を防止できるものである。ま
た、剛体の板10cよりなる蓋体10をねじ13止めに
より取付けてあるので、ハンマー2がカム機構の摩擦や
打撃によって発熱したとしても影響がないものである。
【0019】そして、上記したいずれの実施形態におい
ても、蓋体10をハンマー2の前面部に取付けるので、
蓋体10の取付けに当たっては、スプリング8は非圧縮
状態で取付けができるので、蓋体10の取付けが容易に
行えることになる。なお、いずれの実施形態でも蓋体1
0の孔に駆動軸1を回転自在に挿通させるものである。
ても、蓋体10をハンマー2の前面部に取付けるので、
蓋体10の取付けに当たっては、スプリング8は非圧縮
状態で取付けができるので、蓋体10の取付けが容易に
行えることになる。なお、いずれの実施形態でも蓋体1
0の孔に駆動軸1を回転自在に挿通させるものである。
【0020】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上記のように、インパクト回転工具において、ハン
マーの前面に第2のカム溝のハンマー前面部側の開口部
を蓋するための蓋体を装着してあるので、スプリングを
圧縮することなく蓋体の取付け作業ができて、蓋体の取
付け作業が容易となるものであり、また、蓋体により鋼
球の飛び出しを防止できると共に蓋体によりカム機構の
グリースが飛散するのが防止できて、カム機構部分の焼
き付けが防止できるものである。
は、上記のように、インパクト回転工具において、ハン
マーの前面に第2のカム溝のハンマー前面部側の開口部
を蓋するための蓋体を装着してあるので、スプリングを
圧縮することなく蓋体の取付け作業ができて、蓋体の取
付け作業が容易となるものであり、また、蓋体により鋼
球の飛び出しを防止できると共に蓋体によりカム機構の
グリースが飛散するのが防止できて、カム機構部分の焼
き付けが防止できるものである。
【0021】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、ハンマーに形成
した駆動軸挿通孔の開口部縁部に止め輪取付け用溝部を
形成し、該止め輪取付け用溝部に蓋体となる止め輪をは
め込んで取付けて第2のカム溝のハンマー前面側の開口
部を蓋してあるので、簡単な構成で蓋体の取付けができ
るものである。
記請求項1記載の発明の効果に加えて、ハンマーに形成
した駆動軸挿通孔の開口部縁部に止め輪取付け用溝部を
形成し、該止め輪取付け用溝部に蓋体となる止め輪をは
め込んで取付けて第2のカム溝のハンマー前面側の開口
部を蓋してあるので、簡単な構成で蓋体の取付けができ
るものである。
【0022】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、ハンマーの前面
に係止フックを形成し、ハンマーの前面に配置した蓋体
を構成する弾性体を係止してあるので、蓋体を構成する
弾性体の弾性を利用して簡単に係止という手段で蓋体を
取付けることができ、また弾性体であるからハンマーの
衝撃により外れることがないものである。また、弾性体
であるからより気密的に蓋ができてグリースの飛散をよ
り確実に防止して、カム機構部の焼き付けをより確実に
防止できるものである。
記請求項1記載の発明の効果に加えて、ハンマーの前面
に係止フックを形成し、ハンマーの前面に配置した蓋体
を構成する弾性体を係止してあるので、蓋体を構成する
弾性体の弾性を利用して簡単に係止という手段で蓋体を
取付けることができ、また弾性体であるからハンマーの
衝撃により外れることがないものである。また、弾性体
であるからより気密的に蓋ができてグリースの飛散をよ
り確実に防止して、カム機構部の焼き付けをより確実に
防止できるものである。
【0023】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、ハンマーの前面
にねじ孔を形成し、ハンマーの前面に配置した剛体の蓋
体をねじ孔に螺合するねじにより固着してあるので、蓋
体をねじ止めという簡単な手段で簡単且つ確実に取付け
ることができるものであり、、更に剛体の蓋体をねじ止
めするので、ハンマーがカム機構の摩擦や打撃によって
発熱しても影響がないものである。
記請求項1記載の発明の効果に加えて、ハンマーの前面
にねじ孔を形成し、ハンマーの前面に配置した剛体の蓋
体をねじ孔に螺合するねじにより固着してあるので、蓋
体をねじ止めという簡単な手段で簡単且つ確実に取付け
ることができるものであり、、更に剛体の蓋体をねじ止
めするので、ハンマーがカム機構の摩擦や打撃によって
発熱しても影響がないものである。
【図1】本発明のカム機構部分を示す正面断面図であ
る。
る。
【図2】同上の側面断面図である。
【図3】同上の分解斜視図である。
【図4】同上の蓋体を取付ける前のハンマーの前面図で
ある。
ある。
【図5】本発明の他の実施形態の断面図である。
【図6】同上の分解斜視図である。
【図7】本発明の更に他の実施形態の断面図である。
【図8】同上の分解斜視図である。
【図9】従来例を示す全体断面図である。
【図10】鋼球を組み込んでいる状態の説明図である。
1 駆動軸 2 ハンマー 3 駆動軸挿通孔 4 第1のカム溝 5 第2のカム溝 6 鋼球 7 アンビル 8 スプリング 9 インパクト回転工具 10 蓋体 10a 止め輪 10b 弾性体 11 止め輪取付け用溝部 12 係止フック 13 ねじ
Claims (4)
- 【請求項1】 駆動軸をハンマーの駆動軸挿通孔に挿通
し、駆動軸の外面部に設けられた第1のカム溝と、駆動
軸挿通孔の内面部に設けられて一端部がハンマーの前面
部に開口した第2のカム溝と、第1のカム溝と第2のカ
ム溝との両方に嵌まりこんだ鋼球とでハンマーの回転運
動を軸方向の後退運動に変換するカム機構を構成し、一
定の締め付けトルクに達するとハンマーが後退し、アン
ビルとハンマーとの噛み合いが外れ、ハンマーの後退と
共に蓄えられる回転エネルギーがスプリングの復元力に
よってアンビルを打撃し、ねじ、ボルト等の締め付け若
しくは緩めを行うインパクト回転工具において、ハンマ
ーの前面部に第2のカム溝のハンマー前面側の開口部を
蓋するための蓋体を装着して成ることを特徴とするイン
パクト回転工具。 - 【請求項2】 ハンマーに形成した駆動軸挿通孔の開口
部縁部に止め輪取付け用溝部を形成し、該止め輪取付け
用溝部に蓋体となる止め輪をはめ込んで取付けて第2の
カム溝のハンマー前面側の開口部を蓋してなることを特
徴とする請求項1記載のインパクト回転工具。 - 【請求項3】 ハンマーの前面に係止フックを形成し、
ハンマーの前面に配置した蓋体を構成する弾性体を係止
して成ることを特徴とする請求項1記載のインパクト回
転工具。 - 【請求項4】 ハンマーの前面にねじ孔を形成し、ハン
マーの前面に配置した剛体の蓋体をねじ孔に螺合するね
じにより固着して成ることを特徴とする請求項1記載の
インパクト回転工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13304996A JPH09314475A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | インパクト回転工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13304996A JPH09314475A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | インパクト回転工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09314475A true JPH09314475A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15095629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13304996A Withdrawn JPH09314475A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | インパクト回転工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09314475A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116734662A (zh) * | 2023-05-17 | 2023-09-12 | 中国人民解放军69245部队 | 一种用于火炮的冲击式退弹机构 |
-
1996
- 1996-05-28 JP JP13304996A patent/JPH09314475A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116734662A (zh) * | 2023-05-17 | 2023-09-12 | 中国人民解放军69245部队 | 一种用于火炮的冲击式退弹机构 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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