JPH09314763A - 積層体 - Google Patents

積層体

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JPH09314763A
JPH09314763A JP16110196A JP16110196A JPH09314763A JP H09314763 A JPH09314763 A JP H09314763A JP 16110196 A JP16110196 A JP 16110196A JP 16110196 A JP16110196 A JP 16110196A JP H09314763 A JPH09314763 A JP H09314763A
Authority
JP
Japan
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layer
thermoplastic elastomer
laminate
gas barrier
elastic modulus
Prior art date
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Pending
Application number
JP16110196A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Senda
和久 仙田
Minoru Yoshida
実 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エチレン-ビニルアルコール共重合体をガス
バリア層とする積層体であって、低温伸長耐久性にもす
ぐれているものを提供する。 【解決手段】 引張弾性率3×1010〜7×1010ダイン/cm
2(-40℃)のエチレン-ビニルアルコール共重合体よりな
るガスバリア層の両面に、引張弾性率7×109〜3×1010
ダイン/cm2(-40℃)の接合材料層および引張弾性率3×1
09〜7×109ダイン/cm2(-40℃)の熱可塑性エラストマー
層を順次積層した積層体。この積層体の熱可塑性エラス
トマー層上には更にブチルゴムまたはニトリルゴムを加
硫接着させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層体に関する。
更に詳しくは、ガスバリア性および低温伸長耐久性にす
ぐれた積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイアフラム、ブラダ等は、気体などの
流体圧力を伝達するアキュムレータ等に用いられてお
り、流体を透過させることなく、流体の圧力に応じて変
形するような性質が求められているので、水素ガス、酸
素ガス、窒素ガス等に対してガスバリア性を有するばか
りではなく、その用途に応じて低温伸長耐久性にもすぐ
れていることが要求されている。
【0003】ガスバリア性と低温伸長耐久性とを両立さ
せるためには、それぞれの妥協点で利用する必要があ
り、ガスバリア性を重視した場合には低温伸長耐久性が
大きく劣ってしまうため、ガスバリア性樹脂の選択が必
要となる。例えば、ガスバリア性樹脂として周知のエチ
レン-ビニルアルコール共重合体(エチレン-酢酸ビニル
共重合体けん化物)を用いる場合には、弾性率が高く、
伸長作動時には亀裂や破損を生ずるため、可塑剤を添加
して弾性率を低下せしめて使用した例はあるものの、ガ
スバリア性および低温伸長耐久性を高レベルでバランス
させることは一般には困難であるとされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、エチ
レン-ビニルアルコール共重合体をガスバリア層とする
積層体であって、低温伸長耐久性にもすぐれているもの
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的は、
引張弾性率3×1010〜7×1010ダイン/cm2(-40℃)のエチ
レン-ビニルアルコール共重合体よりなるガスバリア層
の両面に、引張弾性率7×109〜3×1010ダイン/cm2(-40
℃)の接合材料層および引張弾性率3×109〜7×109ダイ
ン/cm2(-40℃)の熱可塑性エラストマー層を順次積層し
た積層体によって達成される。この積層体の熱可塑性エ
ラストマー層上には更にブチルゴムまたはニトリルゴム
を加硫接着させることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】ガスバリア層に用いられるエチレ
ン-ビニルアルコール共重合体としては、エチレンの共
重合割合が高くなると、ガスバリア性、引張弾性率が共
に高くなる性質があり、その共重合割合が40モル%以上
になると、フィルム換算10cc・10μ/m2・24hr・atm(70
℃)以下というガスバリア性を満足させることができ、
引張弾性率(-40℃)も3×1010ダイン/cm2以上となる。
このような引張弾性率はガスバリア性との関係から規定
されるものであり、ただしその値が7×1010ダイン/cm2
以上になると、変形に耐えられなくなる。かかる共重合
体よりなるガスバリア層は、一般に約20〜200μm、好ま
しくは約50〜100μmの厚さで形成される。
【0007】ガスバリア層の両面には、柔軟層としての
熱可塑性エラストマー層を接合させるための接合材料層
が、一般に約10〜200μm、好ましくは約20〜100μmの厚
さで設けられる。かかる接合材料としては、無水マレイ
ン酸変性ポリプロピレンなどが用いられ、この材料層は
ガスバリア層と柔軟層との間の接合効果を図るばかりで
はなく、これら両者の中間の引張弾性率を保持せしめる
ことにより、低温伸長耐久性の向上をも図っている。
【0008】熱可塑性エラストマーとしては、好ましく
はオレフィン系熱可塑性エラストマーが用いられる。オ
レフィン系熱可塑性エラストマーとしては、エチレン-
プロピレンゴムとポリプロピレンとのブレンド体、高粘
度エチレン-プロピレンゴムとポリプロピレンとのブレ
ンド体、結晶性を有するエチレン-プロピレン共重合体
とポリエチレンとのブレンド体などであって、引張弾性
率が3×109〜7×109ダイン/cm2のものが用いられる。
オレフィン系熱可塑性エラストマー以外にはポリアミド
系熱可塑性エラストマーなども用いられ、これらの熱可
塑性エラストマー層上には、好ましくは更に低弾性率の
ブチルゴムまたはニトリルゴムが加硫接着されるので、
それの下層としてこのような引張弾性率を有するものが
選択されて用いられ、これ以上の引張弾性率のものを用
いると、低温伸長耐久性が低下するようになる。かかる
熱可塑性エラストマー層は、一般に約100〜1000μm、好
ましくは約300〜500μmの厚さで形成される。
【0009】最外層としてブチルゴムまたはニトリルゴ
ムが加硫接着される場合には、熱可塑性エラストマーと
の接合性のよいゴム配合物、例えば次のようなゴム配合
物が用いられる。 (ブチルゴム配合物) ブチルゴム(日本合成ゴム製品ブチル365) 100重量部 酸化亜鉛 10 〃 ステアリン酸 1 〃 FEFカーボンブラック 60 〃 イオウ 2 〃 加硫促進剤 2 〃 (ニトリルゴム配合物) ニトリルゴム(日本合成ゴム製品JSR240S) 100重量部 酸化亜鉛 5 〃 ステアリン酸 1 〃 HAFカーボンブラック 65 〃 ジオクチルセバケート 20 〃 老化防止剤(RD) 2 〃 〃 (810NA) 3 〃 〃 (NBC) 2 〃 加硫促進剤(CZ) 2 〃 〃 (TT) 2 〃 イオウ 0.5 〃
【0010】ガスバリア層、接合材料層および熱可塑性
エラストマー層の積層は、これら各層の単層フィルムを
貼り合わせ、ラミネートする方法によっても行うことが
できるが、これら各層成分がいずれも熱可塑性であるの
で共押出法によって行われることが好ましい。これらの
積層体上に更にブチルゴムまたはニトリルゴムを加硫接
着させる場合には、これらゴム配合物の未加硫シートを
積層体上に接合させた上で、加熱加圧条件下での加硫接
着が行われる。
【0011】
【発明の効果】引張弾性率が極めて大きく、従って高ガ
スバリア性の樹脂層上に、順次引張弾性率の小さい接合
材料層および熱可塑性エラストマー層を積層させ、好ま
しくは更にブチルゴム、ニトリルゴムのような低弾性率
の材料を積層させることにより、各層相互間の接合力が
大きくしかも低温伸長耐久性の良好な積層体を得ること
ができる。このような良好な性質を有する積層体は、ダ
イアフラム、ブラダ等として有効に使用される。
【0012】
【実施例】次に、実施例について本発明を説明する。
【0013】実施例1 共押出法によって、次の各層よりなる積層体を製造し
た。 エチレン-ビニルアルコール共重合体層 100μm (クラレ製品エバール、引張弾性率5×1010ダイン/cm2) 無水マレイン酸変性ポリプロピレン層 50μm (三井石化製品アドマー、引張弾性率2×1010ダイン/cm2) オレフィン系熱可塑性エラストマー層 300μm (AES JAPAN製品サントプレン、引張弾性率5×109ダイン/cm2)
【0014】実施例2 実施例1で得られた積層体のオレフィン系熱可塑性エラ
ストマー層上に前記ブチルゴム配合物の加硫接着物層
(厚さ600μm、引張弾性率3×109ダイン/cm2)を更に形
成させた。
【0015】実施例3 実施例1で得られた積層体のオレフィン系熱可塑性エラ
ストマー層上に前記ニトリルゴム配合物の加硫接着物層
(厚さ600μm、引張弾性率3.5×109ダイン/cm2)を更に
形成させた。
【0016】実施例4 実施例1において、オレフィン系熱可塑性エラストマー
の代わりに、ポリアミド系熱可塑性エラストマー(大日
本インキ製品グリラックスA250、引張弾性率7×109ダイ
ン/cm2)の層が同じ厚さ(300μm)で形成された。
【0017】実施例5 実施例4で得られた積層体のポリアミド系熱可塑性エラ
ストマー層上に前記ブチルゴム配合物の加硫接着物層
(厚さ600μm、引張弾性率3×109ダイン/cm2)を更に形
成させた。
【0018】比較例1 実施例4において、他のポリアミド系熱可塑性エラスト
マー(大日本インキ製品グリラックスA100、引張弾性率2
×1010ダイン/cm2)が用いられ、その層が同じ厚さ(300
μm)で形成された。
【0019】比較例2 実施例5において、他のポリアミド系熱可塑性エラスト
マー(グリラックスA100、引張弾性率2×1010ダイン/cm
2)が用いられ、その層が同じ厚さ(300μm)で形成され
た。
【0020】以上の各実施例および比較例で得られた積
層体について、次の各項目の測定が行われた。 -40℃条件下での伸長耐久試験:ダンベル状に打ち抜い
た測定サンプルを、-40℃の環境条件下で50%伸長(5Hz)
をくり返し、破断する迄の回数を測定 製品耐久試験後のガスバリア性:製品ダイアフラムを-4
0℃の環境条件下に、0.01Hzの速度で、最上点〜最下点
間を100回上下作動させた後、N2ガスについてのガス透
過係数(単位:cc・10μ/m2・24hr・atm)を70℃で測定
【0021】得られた結果は、次の表に示される。 -40℃条件下での伸長耐久試験(回) 製品耐久試験後のガスバリア性 実施例1 >1000 7 〃 2 >1000 〃 〃 3 >1000 〃 〃 4 800 〃 〃 5 800 〃 比較例1 <500 >20 〃 2 <500 〃

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引張弾性率3×1010〜7×1010ダイン/cm
    2(-40℃)のエチレン-ビニルアルコール共重合体よりな
    るガスバリア層の両面に、引張弾性率7×109〜3×1010
    ダイン/cm2(-40℃)の接合材料層および引張弾性率3×1
    09〜7×109ダイン/cm2(-40℃)の熱可塑性エラストマー
    層を順次積層してなる積層体。
  2. 【請求項2】 熱可塑性エラストマー層上に更にブチル
    ゴムまたはニトリルゴムを加硫接着してなる請求項1記
    載の積層体。
JP16110196A 1996-05-31 1996-05-31 積層体 Pending JPH09314763A (ja)

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JP16110196A JPH09314763A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 積層体

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004052868A (ja) * 2002-07-18 2004-02-19 Nok Corp ガスケット材料および二部材間の密封構造
JP2006315492A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Yokohama Rubber Co Ltd:The 熱可塑性エラストマー積層体

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