JPH0931575A - 水素吸蔵合金およびその製造方法 - Google Patents
水素吸蔵合金およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH0931575A JPH0931575A JP7202771A JP20277195A JPH0931575A JP H0931575 A JPH0931575 A JP H0931575A JP 7202771 A JP7202771 A JP 7202771A JP 20277195 A JP20277195 A JP 20277195A JP H0931575 A JPH0931575 A JP H0931575A
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- JP
- Japan
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- hydrogen storage
- storage alloy
- producing
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- powder
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高温環境下でなくても水素吸蔵量が多い水素
吸蔵合金およびその製造方法を提供すること。 【解決手段】 AB2 型ラーベス相水素吸蔵合金粉末8
0〜95重量%とマグネシウム粉末5〜20重量%を複
合化した水素吸蔵合金。
吸蔵合金およびその製造方法を提供すること。 【解決手段】 AB2 型ラーベス相水素吸蔵合金粉末8
0〜95重量%とマグネシウム粉末5〜20重量%を複
合化した水素吸蔵合金。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、AB2 型ラーベス
相水素吸蔵合金の水素吸蔵量を増加した水素吸蔵合金お
よびその製造方法に関する。
相水素吸蔵合金の水素吸蔵量を増加した水素吸蔵合金お
よびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、水素を貯蔵・輸送するため
に、金属水素化物として固形化する技術が開発されてき
た。金属水素化物は金属結晶の格子中に水素が侵入して
結合するのでその水素密度は高く、液体水素のそれ以上
のもので、重量的にもボンベにつめた水素ガスよりも有
利なことが知られている。
に、金属水素化物として固形化する技術が開発されてき
た。金属水素化物は金属結晶の格子中に水素が侵入して
結合するのでその水素密度は高く、液体水素のそれ以上
のもので、重量的にもボンベにつめた水素ガスよりも有
利なことが知られている。
【0003】水素吸蔵合金としてはチタン系合金、ニッ
ケル系合金、マンガン系合金、マグネシウム系合金など
色々と提案されている。中でもマグネシウム系合金は密
度が小さく、安価である点で開発が進められている(特
開平4−187503号公報、特開平4−262501
号公報)。
ケル系合金、マンガン系合金、マグネシウム系合金など
色々と提案されている。中でもマグネシウム系合金は密
度が小さく、安価である点で開発が進められている(特
開平4−187503号公報、特開平4−262501
号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の水素吸
蔵合金は、水素吸蔵量が十分でなく、またMg2 Ni合
金は水素吸蔵量が2.0wt%以上であるが、200℃
以上の高温環境下でないと吸蔵しなという欠点があっ
た。本発明は、高温環境下でなくても水素吸蔵量が多い
水素吸蔵合金およびその製造方法を提供することを目的
としている。
蔵合金は、水素吸蔵量が十分でなく、またMg2 Ni合
金は水素吸蔵量が2.0wt%以上であるが、200℃
以上の高温環境下でないと吸蔵しなという欠点があっ
た。本発明は、高温環境下でなくても水素吸蔵量が多い
水素吸蔵合金およびその製造方法を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の水素吸蔵合金においては、AB2 型ラーベ
ス相水素吸蔵合金粉末80〜95重量%とマグネシウム
粉末5〜20重量%とを複合化、すなわちAB2 型ラー
ベス相水素吸蔵合金粉末の表面にマグネシウムを被覆
し、一部を合金化することである。
め、本発明の水素吸蔵合金においては、AB2 型ラーベ
ス相水素吸蔵合金粉末80〜95重量%とマグネシウム
粉末5〜20重量%とを複合化、すなわちAB2 型ラー
ベス相水素吸蔵合金粉末の表面にマグネシウムを被覆
し、一部を合金化することである。
【0006】また、本発明の水素吸蔵合金においては、
AB2 型ラーベス相水素吸蔵合金として、次式で示され
る組成からなるものを用いることである。 TiX Zr1-X MY 但しM:Ni,Fe,Mn,V,Co,Sm,Cr,A
l,Cu,Mo,Wの一種以上 x=0〜0.3 atm% y=1.6〜2.4 atm% また、本発明の水素吸蔵合金の製造方法においては、A
B2 型ラーベス相水素吸蔵合金粉末80〜95重量%
と、マグネシウム粉末5〜20重量%とをボールミル内
において不活性雰囲気中で混合−粉砕−複合化すること
である。さらに、本発明の水素吸蔵合金の製造方法にお
いては、ボールミルとして横型ボールミルを使用するこ
とである。
AB2 型ラーベス相水素吸蔵合金として、次式で示され
る組成からなるものを用いることである。 TiX Zr1-X MY 但しM:Ni,Fe,Mn,V,Co,Sm,Cr,A
l,Cu,Mo,Wの一種以上 x=0〜0.3 atm% y=1.6〜2.4 atm% また、本発明の水素吸蔵合金の製造方法においては、A
B2 型ラーベス相水素吸蔵合金粉末80〜95重量%
と、マグネシウム粉末5〜20重量%とをボールミル内
において不活性雰囲気中で混合−粉砕−複合化すること
である。さらに、本発明の水素吸蔵合金の製造方法にお
いては、ボールミルとして横型ボールミルを使用するこ
とである。
【0007】
【作用】本発明の水素吸蔵合金は、通常のラーベス相合
金粉末とマグネシウム粉末を不活性雰囲気のボールミル
中で混合−粉砕処理を行なうことにより、ラーベス相合
金とマグネシウムとがその表面で機械的に接触し、複合
化、すなわちメカニカルアロイイングしたもので、複合
化することによってきわめて活性な表面状態となったも
のと推測される。その結果、室温以下の穏和な環境にお
ける原料合金単体の場合、水素吸蔵量が1.4wt%程
度であったものが、2.3wt%程度にまで増大した。
次に、原料粉末の混合物中のマグネシウム粉末含有割合
を5〜20重量%に限定した理由を説明すると、マグネ
シウム粉末が5%未満の添加では水素吸蔵量が増加せ
ず、また20%を超えるとボールミルの内壁にマグネシ
ウムが付着して複合化できないからである。
金粉末とマグネシウム粉末を不活性雰囲気のボールミル
中で混合−粉砕処理を行なうことにより、ラーベス相合
金とマグネシウムとがその表面で機械的に接触し、複合
化、すなわちメカニカルアロイイングしたもので、複合
化することによってきわめて活性な表面状態となったも
のと推測される。その結果、室温以下の穏和な環境にお
ける原料合金単体の場合、水素吸蔵量が1.4wt%程
度であったものが、2.3wt%程度にまで増大した。
次に、原料粉末の混合物中のマグネシウム粉末含有割合
を5〜20重量%に限定した理由を説明すると、マグネ
シウム粉末が5%未満の添加では水素吸蔵量が増加せ
ず、また20%を超えるとボールミルの内壁にマグネシ
ウムが付着して複合化できないからである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を説明するが、こ
れらによって本発明が限定されるものではない。原料と
して、通常のラーベス相合金粉末とマグネシウム粉末を
準備する。ラーベス相合金粉末として化学式Ti0.24Z
r0.76(Ni0.55Fe0.085 Mn0.3 V0.065 )2.1 で
表されるラーベス相合金を用いた。この合金は、成分均
一化の為、真空中で1080℃×10hr熱処理されて
おり、粒径は100μm以下である。マグネシウムは試
薬級で、粒径150μm以下である。
れらによって本発明が限定されるものではない。原料と
して、通常のラーベス相合金粉末とマグネシウム粉末を
準備する。ラーベス相合金粉末として化学式Ti0.24Z
r0.76(Ni0.55Fe0.085 Mn0.3 V0.065 )2.1 で
表されるラーベス相合金を用いた。この合金は、成分均
一化の為、真空中で1080℃×10hr熱処理されて
おり、粒径は100μm以下である。マグネシウムは試
薬級で、粒径150μm以下である。
【0009】前記合金粉末90gとマグネシウム粉末1
0gとをステンレス鋼製ボールと一緒に内径188mm
のボールミル容器に入れ、容器内部を不活性ガスのアル
ゴンで置換する。次に前記ボールミル容器を横型ボール
ミル装置にセットし、70rpmで20時間と110時
間処理して混合−粉砕−複合化した。その結果マグネシ
ウムが被覆された75μm以下の混合粉末が得られた。
これらの混合粉末を次のようにしてその特性を測定し
た。
0gとをステンレス鋼製ボールと一緒に内径188mm
のボールミル容器に入れ、容器内部を不活性ガスのアル
ゴンで置換する。次に前記ボールミル容器を横型ボール
ミル装置にセットし、70rpmで20時間と110時
間処理して混合−粉砕−複合化した。その結果マグネシ
ウムが被覆された75μm以下の混合粉末が得られた。
これらの混合粉末を次のようにしてその特性を測定し
た。
【0010】測定にはジーベルツ式PCT測定装置を使
用し、試料を250℃で活性化させた後、測定試料容器
を真空に排気し、真空原点法により水素吸蔵量を測定し
た。測定結果を図1に示す。室温以下の0℃という穏和
な環境における原料合金単体の場合、水素吸蔵量が1.
45wt%であったものが、20時間処理したものでは
1.6wt%、110時間処理したものでは2.3wt
%になり、110時間処理したものでは約1.6倍の吸
蔵量になった。
用し、試料を250℃で活性化させた後、測定試料容器
を真空に排気し、真空原点法により水素吸蔵量を測定し
た。測定結果を図1に示す。室温以下の0℃という穏和
な環境における原料合金単体の場合、水素吸蔵量が1.
45wt%であったものが、20時間処理したものでは
1.6wt%、110時間処理したものでは2.3wt
%になり、110時間処理したものでは約1.6倍の吸
蔵量になった。
【0011】本例では、図1の特性曲線からみて、絶対
的な水素吸蔵量は大きくなったものの有効水素量が少な
く、プラトー領域の平坦性が良くないため、急速な水素
の吸収・放出には適しているといえないが、気体状化学
反応原料から不要な水素を除去する場合などのゲッター
材として有効であり、またヒートポンプ、水素貯蔵容器
等にも使用できる。
的な水素吸蔵量は大きくなったものの有効水素量が少な
く、プラトー領域の平坦性が良くないため、急速な水素
の吸収・放出には適しているといえないが、気体状化学
反応原料から不要な水素を除去する場合などのゲッター
材として有効であり、またヒートポンプ、水素貯蔵容器
等にも使用できる。
【0012】
【発明の効果】本発明の水素吸蔵合金は、室温以下の0
℃という穏和な環境における水素吸蔵量が従来の水素吸
蔵合金に比べ大幅に増加するという優れた効果を奏す
る。
℃という穏和な環境における水素吸蔵量が従来の水素吸
蔵合金に比べ大幅に増加するという優れた効果を奏す
る。
【図1】本発明による水素吸蔵合金の特性を示す説明図
である。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 AB2 型ラーベス相水素吸蔵合金粉末8
0〜95重量%とマグネシウム粉末5〜20重量%とを
複合化した水素吸蔵合金。 - 【請求項2】 AB2 型ラーベス相水素吸蔵合金が、次
式で示される組成からなることを特徴とする請求項1記
載の水素吸蔵合金。 TiX Zr1-X MY 但しM:Ni,Fe,Mn,V,Co,Sm,Cr,A
l,Cu,Mo,Wの一種以上 x=0〜0.3 atm% y=1.6〜2.4 atm% - 【請求項3】 AB2 型ラーベス相水素吸蔵合金粉末8
0〜95重量%と、マグネシウム粉末5〜20重量%と
をボールミル内において不活性雰囲気中で混合−粉砕−
複合化することを特徴とする請求項1または請求項2記
載の水素吸蔵合金の製造方法。 - 【請求項4】 ボールミルが横型ボールミルであること
を特徴とする請求項3記載の水素吸蔵合金の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7202771A JPH0931575A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 水素吸蔵合金およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7202771A JPH0931575A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 水素吸蔵合金およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0931575A true JPH0931575A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16462910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7202771A Pending JPH0931575A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 水素吸蔵合金およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0931575A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6902845B2 (en) * | 2001-03-09 | 2005-06-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Alkaline rechargeable battery and process for the production thereof |
| CN111621673A (zh) * | 2020-07-22 | 2020-09-04 | 江苏美特林科特殊合金股份有限公司 | 一种中间合金及其制备方法 |
| CN119568990A (zh) * | 2024-11-12 | 2025-03-07 | 中晶(泰州)氢能源科技有限公司 | 一种储氢纳米复合材料及粉末制备设备、制备方法 |
-
1995
- 1995-07-18 JP JP7202771A patent/JPH0931575A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6902845B2 (en) * | 2001-03-09 | 2005-06-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Alkaline rechargeable battery and process for the production thereof |
| CN111621673A (zh) * | 2020-07-22 | 2020-09-04 | 江苏美特林科特殊合金股份有限公司 | 一种中间合金及其制备方法 |
| CN119568990A (zh) * | 2024-11-12 | 2025-03-07 | 中晶(泰州)氢能源科技有限公司 | 一种储氢纳米复合材料及粉末制备设备、制备方法 |
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