JPH09316268A - 難燃耐熱性樹脂組成物 - Google Patents

難燃耐熱性樹脂組成物

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JPH09316268A
JPH09316268A JP15321096A JP15321096A JPH09316268A JP H09316268 A JPH09316268 A JP H09316268A JP 15321096 A JP15321096 A JP 15321096A JP 15321096 A JP15321096 A JP 15321096A JP H09316268 A JPH09316268 A JP H09316268A
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JP
Japan
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weight
hollow microspheres
cpvc
specific gravity
parts
Prior art date
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Application number
JP15321096A
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English (en)
Inventor
Seiji Tokawa
清司 東川
Teruo Fujimoto
照雄 藤本
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Tokuyama Sekisui Co Ltd
Original Assignee
Tokuyama Sekisui Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 難燃耐熱性の樹脂組成物であって、成形が容
易であり、成形の際の形状保持性がよくて、しかも密度
が比較的小さくて軽量な成形体を与えるような、樹脂組
成物を提供しようとする。 【解決手段】 塩素化塩化ビニル系樹脂100重量部
に、珪酸アルミニウムからなる中空微小球を3〜50重
量部配合した組成物であって、上記の中空微小球とし
て、平均粒径が100μm以下、嵩比重が0.1〜0.
5であって、25重量%以上のAl2 3 を含んだもの
を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、難燃耐熱性樹脂
組成物に関するものである。とくに、この発明は形状保
持性のよい成形体を与える難燃耐熱性樹脂組成物に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】難燃性であって且つ耐熱性にすぐれてい
る樹脂は、住宅、及び乗物に付設される商品を作る分野
で要望されている。そのうち、耐熱性という視点から云
えば、一般に熱可塑性樹脂よりも熱硬化性樹脂の方がす
ぐれている。ところが、熱硬化性樹脂は、押出成形法と
いうような能率のよい成形方法によって成形体とするに
適していない。また、熱可塑性樹脂の中では、耐熱性の
すぐれたものとして色々なものが提案されているが、工
業的に量産されていない樹脂は、大量に安価に入手する
ことが困難であるから、工業的な利用に適さない。従っ
て、熱可塑性樹脂としては、工業的に大量にしかも安価
に供給できるものの中から選ばなければならない。
【0003】他方、熱可塑性樹脂の多くは、本来易燃性
であって難燃性のものは数少ない。本来易燃性のものを
難燃性にする方法も色々と知られているが、その多くは
樹脂に難燃剤を混合するという方法である。しかし、樹
脂に難燃剤を加えると、耐熱性や強度などが低下した
り、他の添加剤に悪影響を与えたりして、満足なものに
なり得ない。従って、熱可塑性樹脂としては、本来難燃
性の樹脂の中から選んで用いることが望ましい。
【0004】この発明者は、このような観点から樹脂を
選択した結果、樹脂としては塩素化塩化ビニル樹脂(以
下、これをCPVCという)が適していることに着目し
た。CPVCは塩化ビニル樹脂(以下、これをPVCと
いう)を塩素化して得られたものであって、PVCの持
つ難燃性を保持し、耐熱性に乏しいと云うPVCの欠点
を改良したものとなっている。すなわち、PVCは熱変
形温度が低くて60〜70℃に加熱されると軟化するた
めに、例えば熱水を通すパイプを作るのに使用できない
が、CPVCは熱変形温度がPVCよりも20〜40℃
も高いので、熱水を通すパイプを作るのに使用できるも
のとなっている。従って、CPVCは難燃性と耐熱性と
を併せ持ったものとなっている。
【0005】ところが、CPVCは、これを加熱して成
形体とすることが容易でない。それは、例えばCPVC
を押出機に入れて押出加工をしようとすると、CPVC
は押出機内で加熱されたとき分解し易く、また加熱し溶
融したときの溶融粘度が高くて、押し出し作業そのもの
が容易でないからである。しかし、これらの困難は、C
PVCの分解を防ぐために安定剤を加えたり、CPVC
の溶融粘度を下げるために性質改良剤を加えたり、押し
出しを円滑にするための滑剤を加えたりして、或る程度
克服されている。
【0006】安定剤としては、例えばジオクチル錫マレ
ートのような錫系安定剤、三塩基硫酸鉛のような無機鉛
安定剤、ステアリン酸鉛、ステアリン酸カルシウムのよ
うな金属石鹸類などが用いられた。また性質改良剤とし
ては、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレンの三元
共重合体(ABS)、メタクリル酸・ブタジエン・スチ
レンの三元共重合体(MBS)、アクリロニトリル・ブ
タジエンゴム(NBR)などが用いられた。また、滑剤
としては、エステル系ワックス、パラフィンワックス、
などのワックス類が用いられた。
【0007】しかし、性質改良剤や滑剤などを加える
と、CPVCの難燃性や耐熱性が低下する。とくに、性
質改良剤は、比較的大量に加えないとその効果が発揮さ
れないから、必然的に多く加えられることになり、CP
VCの長所を損なう傾向を生じる。その上に、こうして
得られたCPVC組成物の成形体は形状保持性が悪く、
成形操作中又は成形直後に変形し易いので、希望する通
りの形に成形することが困難である。
【0008】形状保持性が悪いというCPVCの欠点
は、これに無機質充填剤を加えると解決できる。そのた
めに、CPVCに炭酸カルシウム、タルク、クレー等を
添加することが行われた。しかし、このような充填剤
は、これを大量に添加しないと形状保持性を改良する効
果がなく、これを大量に添加したのでは、得られた組成
物を成形することが困難となり、また組成物の密度が大
きくなって、成形体が重いものとなり、使用に不便とな
る。そこで、この点の改良が望まれた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上述のよ
うな欠点を改良しようとするものである。すなわち、こ
の発明は、成形が容易な樹脂組成物であって、成形によ
って得られた成形体の形状保持性がよく、密度が比較的
小さくて軽量であり、しかも難燃性であって耐熱性も充
分な成形体が得られるような樹脂組成物を提供しようと
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明者は、CPVC
に色々なものを配合し、得られた配合物を押し出し成形
して、その成形の容易さと得られた成形体の物性とを測
定した。その際、この発明者は、シラスバルーンのよう
な無機物からなる中空微小球をCPVCに配合すると、
得られた配合物が上記の課題を解決したものとなるよう
に考えた。ところが、シラスバルーンを加えた配合物を
押し出し成形したのでは、得られた成形体が期待したほ
ど密度の小さいものとならないことに気付いた。その原
因は、押し出し成形の過程でシラスバルーンが破壊さ
れ、成形体中では中空の形になっていないことによるこ
とが判った。
【0011】さらに、この発明者は、人工の中空微小球
をCPVCに配合することを試みた。シラスバルーン
は、上述のように天然に生成されたものであって、ガス
を含んだ火山噴出物が空気中でガスを放出して中空とな
った微小球である。その組成は珪酸アルミニウムを主成
分としたものであるが、これと同じく珪酸アルミニウム
を主成分とした人工のものが色々知られている。例えば
イヂチ化成社からウインライトの商品名で珪酸アルミニ
ウムを主成分とする中空微小球が販売されており、また
秩父小野田社からマイクロセルズの名称で珪酸アルミニ
ウムを主成分とする中空微小球が販売されている。
【0012】このうち、ウインライトについては、その
中から中空微小球として平均粒径が100μm以下で嵩
比重が0.1〜0.5の中空微小球を選び、これをCP
VCに配合して配合物を押し出し成形したところ、前述
のシラスバルーンと同様に、得られた成形体が予期する
ほど低密度のものとならないことが判った。ところが、
マイクロセルズについては、その中から平均粒径が10
0μm以下で嵩比重が0.1〜0.5の中空微小球を選
び、これをCPVCに配合して配合物を押し出し成形す
ると、得られた成形体が密度の小さいものとなって、上
述の課題を解決したものとなることが判明した。
【0013】そこで、ウインライトとマイクロセルズと
の相違を検討した結果、その相違は珪酸アルミニウム中
のAl2 3 の含有量の多寡にあることが見出された。
すなわち、ウインライトはAl2 3 が12〜17重量
%であって少ないが、マイクロセルズはAl2 3 が3
5重量%を占めて、大量のAl2 3 を含むという相違
のあることが見出された。また、珪酸アルミニウムは一
般式xAl2 3 ・ySiO2 で表されるものである
が、得られた成形体に上述のような密度の大小を生じる
のは、珪酸アルミニウムが約25重量%のAl2 3
含むところに境界のあることが見出された。この発明は
このような知見に基づいて完成されたものである。
【0014】この発明は、CPVC100重量部に、主
として一般式xAl2 3 ・ySiO2 で表される珪酸
アルミニウムからなる中空微小球を3〜50重量部配合
した樹脂組成物であって、上記中空微小球は平均粒径が
100μm以下で嵩比重が0.1〜0.5であり、25
重量%以上のAl2 3 を含んでいることを特徴とす
る、難燃耐熱性樹脂組成物を提供するものである。
【0015】この発明は、xAl2 3 ・ySiO2
表される珪酸アルミニウムを主成分とした中空微小球の
中から、とくにAl2 3 が多く含まれているものを選
んで用いることを骨子としている。中空微小球として
は、平均粒径が100μm以下で、嵩比重が0.1〜
0.5のものであることを必要としている。中空微小球
は、一般式xAl2 3 ・ySiO2 で表される珪酸ア
ルミニウムを主成分とする無機物で作られているとこ
ろ、Al2 3 すなわちアルミナの含有量が25重量%
以上を占める程大量に含まれていることが必要とされ
る。
【0016】上述のような中空微小球に該当する代表的
なものは秩父小野田社からマイクロセルズの名称で販売
されているものである。マイクロセルズと呼ばれている
商品は、例えばAl2 3 が38重量%を占め、SiO
2 が60重量%を占めている。従って、マイクロセルズ
はxAl2 3 ・ySiO2 で表される珪酸アルミニウ
ムを主成分とするものに該当している。
【0017】マイクロセルズはそのカタログによると、
真比重が0.68〜0.70g/cm3 であり、嵩比重
が0.4g/cm3 、圧縮強度が700kgf/c
2 、融点が1600℃で、吸水性が零であるとされて
いる。その粒径は20〜300μmの範囲にわたるとさ
れているから、この発明で使用するにはこの中から平均
粒径が100μm以下のものを選択して用いなければな
らない。また、マイクロセルズはその形状が完全に球形
で、これを切断すると内部に同心の球状空洞唯1つを含
んだものであるとされている。従って、マイクロセルズ
はこれをCPVCと混合して押出機に投入し、押し出し
成形しても粒子の破壊されることは殆どない。
【0018】この発明が100μm以下の微小球を用い
ることとした理由は、これをCPVCと混合して組成物
とすることの容易さと、組成物を成形体としたときの成
形体の外観の美麗さとから来ている。平均粒径が100
μmを越えるような小球を用いたのでは、これをCPV
Cと混合し混練して均一の組成物とすることが困難であ
り、またこれを成形体としたとき成形体が外観の悪いも
のとなる。また、この発明が0.1〜0.5の嵩比重を
持った中空微小球を用いることとした理由は、これをC
PVCに配合したあとで樹脂組成物の密度を小さくしよ
うとしたからにほかならない。嵩比重が0.1未満の中
空微小球はこれをCPVCに配合し混練して一様な組成
物とすることが困難だからである。逆に、嵩比重が0.
5を越えると、これをCPVCに配合して組成物とした
ときに組成物の密度が大きくなって軽量であるという特
性が失われるからである。
【0019】この発明が25重量%以上のAl2 3
含んだ珪酸アルミニウムからなる中空微小球を用いるこ
ととした理由は、前述のようにこれをCPVCと混合し
て混練するときの微小球の安定性に由来している。すな
わち、一般に珪酸アルミニウムはxAl2 3 ・ySi
2 の化学式で表されるものであるところ、そのうちA
2 3 が25重量%以上含まれている中空微小球は、
相当大きな圧力が加えられても、球が破壊されない。と
ころが、Al2 3 が25重量%未満の珪酸アルミニウ
ムから成る中空微小球は、これをCPVCに配合してこ
れを押出機に入れて押し出し加工をすると、中空球が破
壊されてしまう。このことはこの発明者が確認した事実
である。このために、この発明では25重量%以上のA
2 3が含まれている珪酸アルミニウムを主成分とす
る中空微小球を選んで用いることとする。
【0020】この発明では樹脂としてCPVCを用い
る。CPVCは前述のようにPVCを塩素化して作られ
たもので、PVCは塩素含有量が56.8重量%である
から、CPVCは塩素含有量が56.8重量%以上の色
々なグレードのものを生じる。そのうちでは、塩素含有
量が60重量%以上のものを用いることが好ましい。そ
れは塩素含有量が60重量%以上のものが耐熱性に富む
からである。原料のPVCは塩化ビニルの単独重合体に
限らず、他の単量体との共重合体であってもよい。例え
ば塩化ビニルと酢酸ビニルとの共重合体であってもよい
が、共重合体は塩化ビニルを80重量%以上含むもので
なければならない。また、PVCの製造方法は格別限定
されないが、PVCの重合度はこれから誘導されたCP
VCを押し出し成形するのに適したものとするために
は、500〜1400の範囲内とすることが好ましい。
【0021】PVCを塩素化してCPVCとするには色
々な方法を採ることができる。すなわち、気相法、懸濁
法、溶液法などの方法を採ることができるが、そのうち
のどの方法によって塩素化したCPVCでもこれを用い
ることができる。
【0022】この発明では、中空微小球の配合割合を1
00重量部のCPVCに対し3〜50重量部とする。そ
の理由は、中空微小球の配合割合が3重量部未満では中
空微小球を配合した効果が顕著に現れないからであり、
逆に50重量部を越えて配合したのでは、却って得られ
た組成物が成形困難となるからである。そのうちでは配
合割合を5〜30重量部とすることが好ましい。
【0023】この発明では、CPVCに対して、これま
で用いられて来た種々の添加物を配合することができ
る。添加物としては安定剤、性質改良剤、滑剤、着色
剤、加工助剤、強化剤、充填剤などである。しかしその
配合量は100重量部のCPVCに対して40重量部以
下でなければならない。
【0024】安定剤としては、錫系安定剤、鉛系安定
剤、金属石鹸類、エポキシ系安定剤、燐酸エステル系安
定剤などを用いることができる。例えば、錫系安定剤と
してジブチル錫マレートを用いることができ、鉛系安定
剤として三塩基性硫酸鉛、ステアリン酸鉛を使用するこ
とができ、金属石鹸類としてステアリン酸カルシウムを
用いることができる。性質改良剤としてはABS樹脂
(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合
体)、MBS樹脂(メタクリル酸メチル・ブタジエン・
スチレン共重合体)、EVA(エチレン・酢酸ビニル共
重合体)などを用いることができる。滑剤としては、ス
テアリン酸、エステル系ワックスを用いることができ
る。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、CPVC100重量
部に、平均粒径が100μm以下で嵩比重が0.1〜
0.5の珪酸アルミニウムを主成分とした中空微小球を
3〜50重量部配合して、これを組成物としたので、組
成物を作ることが容易であり、且つこうして得られた組
成物は押し出し成形の際の形状保持性が良好であり、難
燃性であるとともに耐熱性を持ったものとなる。その上
に、中空微小球として、それを構成している珪酸アルミ
ニウムが25重量%以上のAl2 3 を含んでいるもの
を選択して用いることとしたから、押し出し成形の際に
中空微小球が破壊されないでその形を保つこととなり、
従って成形して得られた成形体は密度が比較的小さくて
軽量なものとなる。このため、この組成物は住宅用及び
自動車用の成形体を作るのに適している。
【0026】以下に実施例と比較例とを挙げて、この発
明に係る組成物のすぐれている所以を具体的に明らかに
する。以下で単に部又は%というのは重量部又は重量%
の意味である。
【0027】
【実施例1】この実施例では、重合度が560のポリ塩
化ビニルを塩素化して塩素含有量が65%のCPVCを
用いた。また、中空微小球としてAl2 3 が35%、
SiO2 が60%の微小球で、嵩比重が0.33、平均
粒径が45μmのもの(秩父小野田社製、商品名マイク
ロセルズSL−75)を用いた。
【0028】上記のCPVC100部に上記中空微小球
5部を加え、これに安定剤として三塩基性硫酸鉛4部、
ステアリン酸鉛2部、ステアリン酸カルシウム1部、滑
剤としてワックス(ヘキストジャパン社製、ワックスO
P)1部、性質改良剤としてMBS10部を配合し、こ
の配合物をよく混合した。この混合物を押出機に入れて
押し出し成形した。そのとき、押出機の先端には2.5
mm×21mmのスリットをあけて、このスリットから
組成物を平板として押し出した。
【0029】得られた平板はJISK−7112に準拠
して比重を測定し、形状保持性は押し出し成形の際に金
型から出た溶融樹脂のダレ具合を目で見て判定し、外観
は押出成形体表面の平滑性を目で見て判定した。
【0030】成形体は比重が1.37、形状保持性が良
好、外観が良好であった。
【0031】
【実施例2】この実施例では、実施例1において中空微
小球の添加量を増して10部とした以外は、実施例1と
全く同様に実施して平板を得た。
【0032】得られた平板の比重は1.30であり、形
状保持性は良好、外観も良好であった。
【0033】
【実施例3】この実施例では、実施例1において中空微
小球の添加量を増して30部とした以外は、実施例1と
全く同様に実施して平板を得た。
【0034】得られた平板の比重は1.15であり、形
状保持性は良好、外観も良好であった。
【0035】
【実施例4】この実施例では、実施例1において中空微
小球を変えて、Al2 3 が38%、SiO2 が60%
の微小球で嵩比重が0.34、平均粒径が80μmのも
の(秩父小野田社製、商品名マイクロセルズSL−12
5)を10部用いることとした以外は、実施例1と全く
同様に実施して平板を得た。
【0036】得られた平板の比重は1.30であり、形
状保持性も外観も良好であった。
【0037】
【比較例1】この比較例では中空微小球を使用しない
で、代わりにABS樹脂(アクリロニトリル含有量が2
5%、ブタジエン含有量が50%、スチレン含有量が2
5%)を60部使用することとした以外は、実施例1と
全く同様に実施して平板を得た。
【0038】得られた平板の比重は1.28であったが
形状保持性が悪く、外観も良好でなかった。
【0039】
【比較例2】この比較例では、実施例1において中空微
小球としてAl2 3 が15%、SiO2 が75%、平
均粒径が150μmで嵩比重が0.31のもの(イヂチ
化成社製、商品名ウインライトSB−9011)を10
部用いることとした以外は、実施例1と全く同様に実施
して平板を得た。
【0040】得られた平板の比重は1.48で大きいた
めに不適当であり、形状保持性は良好であったが、外観
が悪かった。
【0041】
【比較例3】この比較例では、実施例1において中空微
小球を全く用いないこととした以外は、実施例1と全く
同様に実施して平板を得た。
【0042】得られた平板の比重は1.48で大きいた
めに不適当であり、形状保持性は良好であり、また外観
も良好であった。
【0043】
【比較例4】この比較例では、実施例1において中空微
小球としてAl2 3 の含有量が13%でSiO2 の含
有量が76%のシラスバルーン(商品名MSB−501
1)を10部用いることとした以外は、実施例1と全く
同様に実施して平板を得た。
【0044】得られた平板は形状保持性が良好であった
が比重が1.43で大きく、また外観も悪かった。
【0045】
【比較例5】この比較例では、実施例1において中空微
小球としてAl2 3 が38%でSiO2 が60%含ま
れ、平均粒径が大きくて130μmであって嵩比重が
0.41のもの(秩父小野田社製、商品名マイクロセル
ズSLG)を10部用いることとした以外は、実施例1
と全く同様に実施して平板を得た。
【0046】得られた平板は形状保持性が良好であり、
比重が1.31で良好であったが外観が悪かった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩素化塩化ビニル系樹脂100重量部
    に、主として一般式xAl2 3 ・ySiO2 で表され
    る珪酸アルミニウムからなる中空微小球を3〜50重量
    部配合した樹脂組成物であって、上記中空微小球は平均
    粒径が100μm以下で嵩比重が0.1〜0.5であ
    り、25重量%以上のAl2 3 を含んでいることを特
    徴とする、難燃耐熱性樹脂組成物。
JP15321096A 1996-05-24 1996-05-24 難燃耐熱性樹脂組成物 Pending JPH09316268A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002536385A (ja) 1999-02-11 2002-10-29 アメリカン・シアナミド・カンパニー 軽量で押出可能なセラミック担体を含有する軽量な押出組成物、その使用方法およびその製造方法
JP2005335121A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Matsushita Electric Works Ltd 樹脂成形品製造方法およびその方法により製造された樹脂成形品

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