JPH09317520A - 過給機付内燃機関の吸気弁制御装置および制御方法 - Google Patents
過給機付内燃機関の吸気弁制御装置および制御方法Info
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- JPH09317520A JPH09317520A JP8137325A JP13732596A JPH09317520A JP H09317520 A JPH09317520 A JP H09317520A JP 8137325 A JP8137325 A JP 8137325A JP 13732596 A JP13732596 A JP 13732596A JP H09317520 A JPH09317520 A JP H09317520A
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Abstract
機関の圧縮比の向上、触媒活性化のための点火時期リタ
ードを可能とする。 【解決手段】 吸気通路10にスクリュー型コンプレッ
サからなる過給機11が設けられており、その上流側お
よび下流側に、第1絞弁14および第2絞弁15を備え
ている。吸気弁3は、可変動弁機構を介して開閉時期が
可変制御される。高負荷時には、バルブオーバーラップ
が大となるように制御され、過給圧を利用した掃気作用
がなされ、残留ガスに起因するノッキングが抑制され
る。
Description
代表される4サイクル火花点火式内燃機関に関し、特
に、過給機と可変動弁機構とを具備した過給機付内燃機
関の吸気弁制御装置および制御方法に関する。
式過給機(いわゆるスーパーチャージャ)を備えた内燃
機関は、排気ガスによって駆動されるターボチャージャ
とは異なり、低速時から十分な過給圧が得られる利点が
あるため、良好なレスポンスが得られる。また、近年の
排気浄化性能の要求に伴って排気系に効率の良い触媒シ
ステムを装着する場合にも、触媒入口の排気温度の低下
がターボチャージャに比較して少なくなることから、冷
機時におけるHC抑制の上でも有利である。
めに、排気系の触媒コンバータ上流側に二次空気を導入
することは従来から知られているが、この二次空気導入
のための圧力源としても機械式過給機の利用が考えられ
ている。
制御する可変動弁機構は従来から種々の形式のものが提
案されており、一部で既に実用に供されている。例え
ば、カムシャフトと該カムシャフトを駆動するクランク
シャフトとの間の位相関係を相対的にずらすことによっ
て、吸気弁の開閉時期を同方向へ変化させるものや、異
なるカムプロフィールを有する2つのカムに従動する2
つのロッカアームを設け、吸気弁が実際に連動するロッ
カアームを選択的に切り換えることによって、バルブリ
フト特性を2種類に切り換えるようにした装置などが実
用されている。また、特開平6−185321号公報に
は、不等速軸継手の原理を応用して、円筒状カムシャフ
トを不等速回転させることでバルブリフト特性を連続的
に可変制御し得るようにした可変動弁機構が開示されて
いる。
荷域はノッキングが発生し易い条件であり、この領域で
さらに高圧の過給を行う場合には、過給機を具備しない
自然給気機関に比べて、圧縮比を低く設定することが必
要となり、燃費の悪化を招く。
上昇を図るために、機関から排出される排気ガスの温度
をなるべく高くするための工夫が必要となる。その代表
的な手段が点火時期を限界まで遅らせる方法であり、こ
れによって燃焼が遅れ、膨張行程の末期ぐらいまで燃焼
が長引くために、排気弁が開く時期の筒内温度は高くな
り、触媒コンバータ入口の排気温度を上昇させるには大
きな効果がある。しかし、このように点火時期を大幅に
遅らせるためには、燃焼の素質を改良することが必須で
あり、燃焼素質が良くないと、点火時期のリタード時に
失火が起きやすく、十分な排気温度上昇効果が得られな
い。
は、主として低速時のノッキングを回避するために、圧
縮比を自然給気機関にくらべて1〜1.5程度低めに設
定することが一般的である。これによる燃費の悪化傾向
は、内燃機関の排気量を自然給気機関よりも小さく設定
できることによる摩擦損失の低減などによって相殺され
るため、機関全体としての燃費の悪化は回避することが
できる。しかしながら、圧縮比が低下すると、燃焼速度
が遅くなるため、上述したように点火時期を大幅に遅ら
せた場合に失火が発生し易くなり、大幅なリタードが不
可能となる。そのため、排気温度の上昇によるHC低減
を図る上で不利となる。
能、とりわけ低速域における耐ノック性能を向上させ、
その圧縮比を高く設定することは、燃費性能の観点だけ
でなく、冷機時におけるHC低減の上でも非常に重要と
なっている。
域での耐ノック性能を向上させ、圧縮比を高く設定でき
るようにすることにある。さらに、機関冷機時に過給機
を利用して燃焼の改善を図り、HCの低減を図ることを
目的とする。
めに、本発明の請求項1に係る吸気弁制御装置および請
求項9に係る制御方法は、吸気系に過給機を有し、かつ
吸気弁の開閉時期を制御信号により連続的に制御可能な
可変動弁機構を備えた内燃機関において、アイドル時に
バルブオーバラップが小となり、高負荷時に大となるよ
うに、吸気弁開時期を可変制御するとともに、吸気弁の
閉時期を、アイドル時には下死点近傍に保ち、かつ高負
荷時にはこれよりも遅れるように可変制御することを特
徴としている。
バラップが小さくなるため、残留ガスの吹き返しによる
燃焼の悪化が防止され、また吸気弁閉時期が下死点に近
付くことによって、実圧縮比が上昇し、燃焼が安定化す
る。
は、バルブオーバラップが比較的大きくなるため、燃焼
室内の掃気効果が得られる。つまり、吸気弁が開く前に
は、過給により吸気ポート内に排圧よりもはるかに高い
圧力レベルの新気が蓄えられている。これに対し燃焼室
内の圧力は排気行程の末期であり、かつ排気弁が開いて
いるため、排圧に近い圧力レベルとなる。この排圧は過
給機を機械式過給機とした場合には低いものであり、特
に低速域では大気圧に近いものとなる。従って、排気弁
が開いている状態で吸気弁が開き始めると、吸気ポート
から音速に近い流速で新気が燃焼室内に流入し、燃焼室
内の残留ガスはこの新気の流れに押されて排気ポートか
ら押し出される。排気弁が閉じたところで、この掃気作
用は終了し、吸入行程に入ることになる。
が、800℃以上の温度であり、これが吸気と混合する
ことによって圧縮時の吸気温度を上昇させ、ノッキング
を発生させる大きな要因になっていることが知られてい
る。従って、上記のように低速高負荷時に燃焼室内の残
留ガス濃度を大幅に低下させることにより、その耐ノッ
ク性能が大幅に向上するのである。
と、掃気効果も過大となり、大量の新気が排気系へ吹き
抜けてしまうため、オーバーラップには適当な値があ
る。また内燃機関の回転数が高くなると、バルブオーバ
ーラップの時間は短くなるため、同じ掃気効果を得るた
めには、回転数の上昇とともにバルブオーバーラップ
(角度)を拡大することが好ましい。
りも遅れるため、ストロークが実質的に短くなり、ポン
プ損失の低減に寄与する。そして、それだけ高圧で過給
することによって、良く知られたミラーサイクル効果が
得られる。
ためには高圧で過給する必要があるので、請求項3のよ
うに、過給機として、内部圧縮を行うスクリュー型コン
プレッサを用いることが好ましい。
ラッチによる断続には機構上の困難があるため、通常、
部分負荷時にも駆動することになるが、本発明のような
吸気弁の作動特性においては、過給機による圧縮の分だ
け内燃機関側で実圧縮比を落とすことによって、そのバ
ランスを保つようにすれば、部分負荷時にも過給機の圧
縮仕事を有効に利用することができる。
給機の上流に第1絞弁を有するとともに、過給機の下流
に第2絞弁を有し、かつこの第2絞弁と過給機との間か
ら機関排気系に至る二次空気通路を備え、機関冷機時に
は上記第2絞弁の開度が第1絞弁の開度よりも小さく制
御されることを特徴としている。
を利用して機関排気系に二次空気を積極的に導入するこ
とができ、触媒の活性化を促進することができる。そし
て、機関冷機時には、過給機下流の第2絞弁によって内
燃機関の吸入空気量が調整される。このとき、吸気は過
給機によって加圧されることにより温度上昇し、その後
第2絞弁において絞り膨張により減圧し(温度は低下し
ない)、燃焼室に導入される。つまり、機関冷機時に燃
焼室に導入される吸気の温度が上昇し、これによって燃
焼が改善される。
実現するために、請求項4に係る吸気弁制御装置は、上
記可変動弁機構として、機関の回転に同期して回転する
駆動軸と、この駆動軸と同軸上に配設され、かつ吸気弁
を駆動するカムを外周に有するカムシャフトと、このカ
ムシャフトの端部に設けられ、かつ半径方向に沿って係
合溝が形成された一方のフランジ部と、この一方のフラ
ンジ部に対向するように上記駆動軸側に設けられ、かつ
半径方向に沿って係合溝が形成された他方のフランジ部
と、上記両フランジ部の間に揺動自在に配設された環状
ディスクと、この環状ディスクの両側部に互いに反対方
向に突設されて、上記両フランジ部の各係合溝内に夫々
係合するピンと、上記環状ディスクを機関運転状態に応
じて揺動させる駆動機構と、を備えている。
中心が駆動軸およびカムシャフトの中心と同心状態にあ
る場合には、駆動軸とカムシャフトとが等速回転し、ま
た環状ディスクが偏心位置にある場合には、両者が不等
速回転する。従って、上記環状ディスクの位置に応じ
て、吸気弁のバルブリフト特性が連続的に変化し、その
開閉時期および作動角が変化する。
給機付内燃機関の吸気弁制御装置および方法は、電磁ク
ラッチを介して機関運転条件に応じてON・OFFされ
る機械式過給機を吸気系に備え、かつ吸気弁を開閉する
カムシャフトのクランクシャフトに対する位相を制御信
号により可変制御可能な可変動弁機構を備えた内燃機関
において、アイドル時にバルブオーバラップが小とな
り、高負荷時にはバルブオーバラップが大となるよう
に、上記可変動弁機構を制御することを特徴としてい
る。
うに、内部圧縮を伴わない容積型のルーツブロワが用い
られる。
同様に、アイドル時には、バルブオーバーラップが小さ
くなることにより、残留ガスの吹き返しによる燃焼の悪
化が防止される。また過給圧が高くなる高負荷時には、
バルブオーバーラップを大きくすることにより、前述し
た燃焼室内の掃気効果が同様に得られ、低速時の燃焼室
内残留ガス濃度が低減する。これによりノッキングが抑
制される。
は、過給機の下流に絞弁が位置しており、この絞弁と過
給機との間から機関排気系に至る二次空気通路を備え、
機関冷機時には上記過給機のON領域が機関の部分負荷
領域まで拡大補正されることを特徴としている。
を利用して機関排気系に二次空気が積極的に導入され、
触媒の活性化が促進される。また機関冷機時において
は、絞弁が絞られた状態で過給機が作動するため、燃焼
室内に導入される吸気が温度上昇し、機関冷機時におけ
る燃焼が改善される。
燃機関としては、請求項8のように、燃料を筒内に直接
噴射する筒内直噴型機関であることが望ましい。この場
合、その燃料噴射開始時期が、吸入行程でかつ排気弁が
閉じた後に設定される。
ブオーバーラップが大となって上述した掃気作用がなさ
れる際に、燃料を含まない新気のみが燃焼室に流入し
て、残留排気ガスを排気ポートへ押し出す。そのため、
仮にオーバーラップが過大であっても燃料を含まない空
気のみが排気系へ吹き抜けることになり、触媒コンバー
タでの燃焼を生じることがない。従って、掃気効率を高
めるために、バルブオーバーラップを十分に大きく設定
することが可能となる。
に係る過給機付内燃機関の吸気弁制御装置および制御方
法によれば、低速高負荷時に過給圧を利用して燃焼室内
を掃気することができ、高温残留ガスによるノッキング
を抑制できる。従って、従来の過給機付内燃機関に比べ
て圧縮比を高めることが可能となり、例えば機関冷機時
における触媒の早期活性化のための点火時期の大幅なリ
タードが可能となる。
れば、二次空気の積極的な導入による触媒の早期活性化
が可能になるとともに、機関冷機時において燃焼室内に
導入される吸気を温度上昇させることができ、機関冷機
時における燃焼改善が図れる。これにより、燃焼によっ
て発生する未燃HCそのものを低減できるとともに、点
火時期の大幅なリタードが可能となり、触媒の早期活性
化が図れる。
とによりミラーサイクルとして構成することができ、部
分負荷域での燃費向上が図れる。
機関と組み合わせることにより、高負荷時における掃気
効果を一層確実なものとすることが可能となり、低速高
負荷域における耐ノック性をさらに向上させることが可
能となる。
形態を図面に基づいて詳細に説明する。
の吸排気系の構成を示すものであり、各シリンダ1の上
部の燃焼室2に対し、一対の吸気弁3と一対の排気弁5
とが配置されており、吸気弁3によって吸気ポート4が
開閉されるとともに、排気弁5によって排気ポート6が
開閉されるようになっている。ここで、上記排気弁5
は、図示せぬ排気側カムシャフトによって固定的なバル
ブタイミングでもって開閉されるようになっている。こ
れに対し、吸気弁3は後述する可変動弁機構によって、
その開閉時期を可変制御できる構成となっている。
れており、この排気通路8には、触媒コンバータ7が介
装されている。
路10は、コレクタ9を有し、かつこのコレクタ9の上
流側に過給機11を備えている。この過給機11は、機
関出力によって駆動される機械式のものであり、例え
ば、図18に示すように、一対のスクリュー12,13
を噛み合わせてなるスクリュー型コンプレッサが用いら
れる。このスクリュー型過給機11は、周知のように、
内部圧縮を伴うものであり、高圧過給が可能である。ま
た、このスクリュー型過給機11の場合は、電磁クラッ
チによる断続が困難であるため、通常、機関出力によっ
て常時駆動されている。
第1絞弁14が介装されており、さらに、過給機11下
流側、つまりコレクタ9との間には、第2絞弁15が介
装されている。これらの第1,第2絞弁14,15は、
いずれもパルスモータ等のアクチュエータを介して図示
せぬコントロールユニットにより開度制御されている。
すなわち、図示せぬアクセルペダルの踏み込み量がポテ
ンショメータ等からなるアクセル開度センサにて検出さ
れ、このアクセル開度に基づいて、後述するように、第
1絞弁14あるいは第2絞弁15のいずれか一方が絞ら
れることになる。
給機11をバイパスするように設けられたバイパス通路
16によって互いに接続されている。このバイパス通路
16の一端は、第1絞弁14と過給機11との間に、他
端は過給機11と第2絞弁15との間にそれぞれ接続さ
れている。このバイパス通路16には、図示せぬコント
ロールユニットにより開閉制御されるバタフライバルブ
等からなるバイパス制御弁17が介装されている。
次空気を導入するように、二次空気通路18が設けられ
ている。この二次空気通路18は、吸気通路10の過給
機11と第2絞弁15との間に一端が接続されており、
かつ排気通路8の触媒コンバータ7上流側に他端が接続
されている。そして、この二次空気通路18は、後述す
るように機関運転条件によって開閉される電磁弁19を
備えている。
て直接燃料を噴射するように燃料噴射弁20が設けられ
た筒内直噴型内燃機関が用いられている。ここで、燃料
噴射開始時期は、機関の吸入行程でかつ排気弁5が閉じ
た後のタイミングに設定されている。これにより、バル
ブオーバーラップにおける燃料の排気系への吹き抜けが
防止できる。
分負荷領域における運転状態を示している。この運転条
件においては、図示するように、過給機11下流側の第
2絞弁15が全開に保たれており、過給機11上流側の
第1絞弁14がアクセル開度に応じて開閉制御され、吸
入空気量を調整している。尚、過給機11は、内燃機関
の回転に同期して駆動されている。
おける制御状態を示している。この状態においては、第
1絞弁14がアクセル開度に連動して全開状態となって
いる。この状態では、過給機11による十分な過給が行
われる。また、後述するように、バルブオーバーラップ
を大とすることによる掃気作用が得られる。
における制御状態を示している。特に、内燃機関の始動
直後のように、触媒コンバータ7の温度が非常に低いと
きの制御状態を示している。このような機関冷機時にお
いては、過給機11上流側の第1絞弁14が全開状態に
保たれ、過給機11下流側の第2絞弁15がアクセル開
度に応じて開度制御される。従って、第2絞弁15の開
度が小さなものとなっているため、吸気は過給機11に
よって加圧されることにより温度上昇し、その後、第2
絞弁15を通過し、コレクタ9を経て燃焼室2に導入さ
れる。ここで、第2絞弁15においては、絞り膨張によ
り減圧されるが、温度は降下しない。そして、余剰の吸
気はバイパス通路16を介して過給機11下流側から過
給機11上流側へ循環し、繰り返し圧縮作用を受けて温
度上昇する。そのため、燃焼室2に導入される吸気の温
度が大幅に上昇し、機関冷機時における燃焼が改善され
る。これにより、燃焼によって発生する未燃HCそのも
のが低減するとともに、触媒活性化促進のための点火時
期の大幅なリタードが可能となる。尚、この状態では触
媒コンバータ7の温度が低すぎるため、二次空気の導入
は行われない。これは、この段階で二次空気を導入する
と、逆に触媒コンバータ7を冷却してしまうためであ
る。
温度がある程度上昇した段階では、図4に示すように、
電磁弁19が開き、二次空気通路18を介して排気系に
二次空気の導入が行われる。このとき、第2絞弁15の
開度は第1絞弁14の開度よりも小さくなっているた
め、過給機11の作用により十分に二次空気が供給され
る。この二次空気の供給により触媒コンバータ7の温度
は速やかに上昇する。
4,15および電磁弁19に関する制御の内容を示すフ
ローチャートである。すなわち、ステップ1において機
関回転数、機関負荷および触媒温度等の運転条件を読み
込む。次に、ステップ2で機関の暖機が完了しているか
否か、つまり触媒温度tcが十分に高い温度t0に達し
ているか否かを判断する。ここで、暖機完了状態であれ
ば、ステップ8へ進み、前述したように、第2絞弁15
を全開とし、第1絞弁14の開度をアクセル開度に応じ
て制御する。また、ステップ2で暖機が完了していない
と判断した場合には、ステップ3へ進み、第1絞弁14
を全開状態に保つとともに、第2絞弁15をアクセル開
度に応じて制御する。
導入が可能な温度t1まで達しているか否かを判断す
る。触媒温度t1より低い場合には、二次空気導入によ
って逆に触媒コンバータ7が温度低下してしまうため、
二次空気を導入せずに、そのまま待機する。t1に達し
た段階で、ステップ5へ進み、電磁弁19を開いて、二
次空気の導入を開始する。また同時に、空燃比を理論空
燃比よりもリッチ側へ補正し、触媒コンバータ7の温度
上昇を促進する。次に、ステップ6で触媒温度が所定の
活性化温度t2まで上昇したか否かを判断し、このt2
に達した段階で、ステップ7へ進み、電磁弁19を閉じ
て二次空気導入を停止する。また同時に、空燃比を理論
空燃比に復帰させる。
変動弁機構ならびにその制御の内容について説明する。
21号公報や米国特許第5,365,896号明細書等
において開示されているように、不等速軸継手の原理を
応用して各気筒の円筒状カムシャフト22を不等速回転
させることでバルブリフト特性を連続的に可変制御し得
るようにしたものである。
び図7を参照して簡単に説明すると、図において、21
は図外の機関クランク軸からタイミングチェーン23
(図7参照)を介して回転力が伝達される駆動軸、22
は該駆動軸21の外周に回転自在に嵌合した中空円筒状
のカムシャフトである。このカムシャフト22は、各気
筒毎に分割して構成されている。
24上端部のカム軸受に回転自在に支持されていると共
に、外周に、各気筒一対の吸気弁3を開作動させる一対
のカム26が形成されている。また、カムシャフト22
は、上述したように複数個に分割形成されているが、そ
の一方の分割端部に、第1フランジ部27が設けられて
いる。また、この複数に分割されたカムシャフト22の
端部間に、それぞれスリーブ28と環状ディスク29が
配置されている。上記第1フランジ部27には、半径方
向に沿った細長い係合溝が形成されている。
れているものであって、該スリーブ28に、上記第1フ
ランジ部27に対向する第2フランジ部32が形成され
ている。この第2フランジ部32には、やはり半径方向
に沿った細長い係合溝が形成されている。
記環状ディスク29は、略ドーナツ板状を呈し、駆動軸
21の外周面との間に環状の間隙を有するとともに、デ
ィスクハウジング34の内周面に回転自在に保持されて
いる。また、互いに180°異なる直径線上の対向位置
にそれぞれ反対側へ突出する一対のピン36,37を有
し、各ピン36,37が各係合溝に係合している。
し、その円形の開口部内に環状ディスク29が保持され
ているとともに、三角形の頂部となる2カ所に、それぞ
れ第1カム嵌合孔38および第2カム嵌合孔39が貫通
形成されている。
2カム嵌合孔39内には、それぞれ第1偏心カム41お
よび第2偏心カム43の円形カム部41a,43aが回
動自在に嵌合している。
に、互いに所定量偏心している円柱状の軸部43bと円
形カム部43aとからなり、両者が回転可能に嵌合され
て一体化されている。なお、円形カム部43aは、スナ
ップリング30により抜け止めされている。上記軸部4
3bは、図6に示すように、フレーム33の隔壁部に圧
入固定されている。
向に沿って複数気筒に亙って連続した制御カム軸42
と、該カム軸42に各気筒に対応して固設された複数個
の円形カム部41aとからなり、両者が所定量偏心して
いる。なお、各気筒の円形カム部41aは、それぞれカ
ム軸42の所定の角度位置において偏心している。上記
制御カム軸42は、上記フレーム33にカムブラケット
35を介して回転自在に保持されている。内燃機関の一
端部に位置する上記制御カム軸42の一端には、駆動機
構として回転型の油圧アクチュエータ46が取り付けら
れている。また、内燃機関の前部に位置する制御カム軸
42の他端には、該制御カム軸42の回転位置つまり円
形カム部41aの位相を検出する回転型のポテンショメ
ータ47が取り付けられている。
カム41を介して環状ディスク29の偏心位置を可変制
御することにより、カムシャフト22が不等速回転し、
駆動軸21との間で、その偏心量に応じた位相差が生じ
る。例えば、環状ディスク29の中心と駆動軸21の中
心とが一致している状態では、カムシャフト22が駆動
軸21と等速で同期回転するため、図8の(A)の実線
に示すようなバルブリフト特性が得られる。これに対
し、環状ディスク29の中心が一方へ偏心した状態で
は、図8(B)の一点鎖線に示すように偏心量に応じた
位相差が生じ、これに伴って図8(A)に一点鎖線で示
すようなバルブリフト特性が得られる。すなわち、偏心
量を制御することにより、吸気弁3の開時期と閉時期と
の双方を連続的に可変制御することができる。
機構の制御特性の一例を示したものであり、図10は吸
気弁開時期つまりバルブオーバーラップの制御特性を示
し、図11は吸気弁閉時期の制御特性を示している。
ドル時には、バルブオーバーラップが非常に小さく制御
される。また同時に、吸気弁3の閉時期が下死点に近付
く。従って、残留ガスの吹き返しによる燃焼の悪化が防
止され、かつ実圧縮比が上昇して、燃焼が安定化する。
バーラップが大きく制御される。これにより、内部排気
還流が積極的に行われ、NOxが低減されるとともに、
ポンプ損失が低減し、燃費が向上する。また吸気弁3の
閉時期は、圧縮行程の半ばに近くなり、ストロークが実
質的に短くなる。これもポンプ損失の低減に寄与する。
ップの拡大とともに、吸気弁閉時期が圧縮行程の半ばに
近付くような特性であるので、スクリュー型の過給機1
1を用いて高圧で過給することによって、周知のミラー
サイクル効果を得ることができ、部分負荷域における燃
費の向上が図れる。
ルブオーバーラップが比較的大きく保たれ、過給圧を利
用した掃気作用が得られる。
を説明する特性図であって、吸気弁3が開く前の時点で
は、吸気ポート4内には過給作用により排圧よりもはる
かに高い圧力レベルの新気が蓄えられている。これに対
し、燃焼室2内の圧力は、排気行程末期であり、かつ排
気弁5が開いているため、排圧(触媒コンバータ7や消
音器などの流動抵抗で定まる圧力損失であり、機械式過
給機の場合は低く、特に低速域では大気圧に近いものと
なる)に近い圧力レベルとなっている。このように排気
弁5が開いている状態で吸気弁3が開き始めると、図1
3に矢印で示すように、吸気ポート4から音速に近い流
速で新気が燃焼室2内に流入し、燃焼室2内の残留ガス
がこの新気の流れに押されて排気ポート6へと追い出さ
れる。その後、排気弁5が閉じた段階でこの掃気作用は
終了し、実質的な吸入行程に入ることになる。このよう
な掃気作用により、高負荷域、特に低速高負荷域におい
て燃焼室2内の残留ガス濃度が大幅に低くなり、吸気温
度に起因するノッキングが抑制される。
ップが小さい場合の掃気作用を示したものであり、この
ようにバルブオーバーラップが短い場合にも、過給圧に
よる掃気流は発生するが、その流量が少なく、かつ期間
も短いので、掃気による残留ガスの低減効果が殆ど期待
できない。
が排気系へ吹き抜けることになるが、この実施例のよう
に燃焼室2内に直接燃料を噴射する筒内直噴型内燃機関
とすれば、排気系へ燃料が流出することはない。
ク性能が向上することから、その圧縮比を比較的高く設
定することが可能となり、燃費向上が図れる。
た状態のものであり、機関冷機時には、図16および図
17に示す制御特性となる。図16と上述した図10と
の対比から明らかなように、機関冷機時には、部分負荷
域においてバルブオーバーラップが小さく制御される。
これにより、内部排気還流が少なくなり燃焼が安定化す
る。また、これに伴って吸気弁3の閉時期が下死点に近
付くことになり(図17参照)、実圧縮比が高くなる。
これも、バルブオーバーラップの縮小による残留ガスの
低減と同様に、燃焼の安定化に寄与する。従って、前述
したような点火時期の大幅なリタードが可能となり、排
気温度の上昇による触媒コンバータ7の早期活性化が図
れる。
ローチャートを示しており、ステップ11において、機
関回転数、機関負荷および冷却水温度を読み込む。そし
て、ステップ12において、冷却水温度twを暖機完了
とみなせる所定の温度t0と比較し、これよりも低い場
合には、ステップ13へ進んで冷機時の制御マップを選
択し、また所定温度t0以上の場合はステップ14へ進
んで暖機時の制御マップを選択する。そして、ステップ
15において、いずれかの制御マップに基づき、機関運
転条件に応じてアクチュエータ46が制御される。
の実施例を示している。
および排気系の構成を示すもので、前述した実施例と特
に変わりがない部分については同一符号を付してある。
この実施例においては、吸気通路10のコレクタ9上流
側に過給機51が設けられているが、この過給機51
は、図23に示すように、一対のまゆ型のロータ53を
ケーシング54内に収納してなるルーツブロワが用いら
れている。この形式の過給機51は、よく知られている
ように、内部圧縮を伴わない容積型のものであり、高圧
化には適していない。またこの過給機51は、電磁クラ
ッチ52を介して機関クランク軸に連動しており、所定
の低負荷時には停止する構成となっている。
下流側のみに絞弁55が設けられている。この絞弁55
は、常時アクセルペダル開度に応じて開閉するものであ
り、従って、通常のアクセルリンケージを介して機械的
に連結した構成でよい。二次空気通路18の一端つまり
上流側端部は、過給機51と絞弁55との間に接続され
ている。また、上記実施例と同様に、過給機51の下流
側と上流側とを連通するバイパス通路16が設けられて
おり、その通路中に、コントロールユニットにより開閉
制御されるバタフライバルブ等からなるバイパス制御弁
17が介装されている。
御状態を示しており、この状態では、電磁クラッチ52
がOFFとなり、過給機51は停止している。この状態
では、バイパス通路16を介して吸気が導入される。ま
た、二次空気通路18と電磁弁19は閉じており、二次
空気は導入されない。
のときの制御状態を示している。この場合には、電磁ク
ラッチ52がONとなっており、過給機51による過給
がなされる。また、この状態では後述するようにバルブ
オーバーラップが大きく与えられており、過給圧を利用
した掃気作用がなされる。
域における制御状態を示している。特に、この図は、始
動直後のような触媒コンバータ7の温度が非常に低い段
階の状態を示している。この機関冷機時の場合は、暖機
完了後(図19参照)と異なり、部分負荷領域であって
も、電磁クラッチ52がONとなり、過給がなされる。
そのため、吸気は過給機51を通過することにより温度
上昇し、絞弁55を経て燃焼室2内へ流入する。また、
絞弁55上流側で余剰となった吸気は、バイパス通路1
6を介して過給機51上流側に戻るため、繰り返し加圧
作用を受けて温度上昇する。従って、燃焼室2に導入さ
れる吸気の温度が上昇し、冷機時における燃焼が改善さ
れる。尚、この段階では、二次空気による触媒コンバー
タ7の冷却を回避するために、電磁弁19は閉じてお
り、二次空気は導入されない。
度上昇した段階で、図22に示すように電磁弁19が開
き、二次空気の導入が開始される。これによって触媒コ
ンバータ7の温度上昇が促進される。
未燃HCの発生そのものを抑制できるとともに、点火時
期の大幅なリタードが可能となる。
ならびに電磁弁19の制御の内容を示すフローチャート
である。
荷および触媒温度等の機関運転条件を読み込み、ステッ
プ2で絞弁55の開度θTを所定開度θ0と比較する。
ここでθ0以上の高負荷領域であれば、ステップ4へ進
み、電磁クラッチ52をONとして、過給機51を作動
させる。
荷領域であれば、ステップ3へ進み触媒温度tcに基づ
き機関の暖機が完了しているか否かを判断する。ここで
暖機が完了している場合には、そのままこのルーチンを
終了する。触媒温度がt0よりも低い冷機状態の場合に
は、ステップ4へ進み、負荷に無関係に過給機51を作
動させる。
空気の導入可能な所定温度t1に達するまで待機し、t
1に達した時点でステップ6へ進み、二次空気通路18
の電磁弁19を開く。また同時に、空燃比をリッチ側へ
補正する。これにより、触媒コンバータ7が速やかに温
度上昇する。
性化温度t2に達したことを確認し、ステップ8で電磁
弁19をOFFとする。同時に、空燃比を理論空燃比に
復帰させる。
弁3の可変動弁機構ならびにその制御について説明す
る。
して示す断面図であって、この可変動弁機構61は、内
筒62,外筒63,ピストン64等を主体として構成さ
れている。
筒62が取付ボルト66を介して固着され、この内筒6
2の外周側に、カップ状の外筒63が一定角度相対回転
可能に嵌合されている。上記外筒63には、タイミング
ベルトとかみ合うスプロケット部63aが設けられてい
る。
グ状のピストン64が設けられ、このピストン64はヘ
リカル状の螺条を介して内筒62の外周面と外筒63の
外周面とにそれぞれ噛合している。
ング67により前方に向けて常時付勢されており、この
ばね力に対抗すべく、ピストン64の前面と外筒63の
蓋部裏面との間に油圧室68が環状に画成されている。
そして、この油圧室68は、取付ボルト66内の油通路
69とカムシャフト65内部を通る油通路70を介し
て、その制御用油圧回路に接続されている。
内に油圧が供給されると、ピストン64が軸方向に移動
し、この軸方向の運動が内筒62と外筒63との相対回
転運動に変換される。このため、カムシャフト65とク
ランクシャフトとの位相が所定量だけ変化する。従っ
て、図26に示すように、所定の角度範囲以内で、バル
ブリフト特性の位相を連続的に変化させることができ
る。
内燃機関の暖機状態に応じて、二通りに切り換えられる
ようになっている。図27は、この切換のためのフロー
チャートを示しており、ステップ11において、機関回
転数、機関負荷および冷却水温度を読み込む。そして、
ステップ12において、冷却水温度twを暖機完了とみ
なせる所定の温度t0と比較し、これよりも低い場合に
は、ステップ13へ進んで冷機時の制御マップを選択
し、また所定温度t0以上の場合はステップ14へ進ん
で暖機時の制御マップを選択する。そして、ステップ1
5において、いずれかの制御マップに基づき、機関運転
条件に応じてカムシャフト65の位相が制御される。
の一例を示しており、図28がバルブオーバーラップの
特性を、図29が吸気弁閉時期の特性をそれぞれ示して
いる。尚、この実施例では、図26に明らかなように、
吸気弁3の開時期と閉時期とが同時に同一量だけ変化す
るので、図28と図29とは互いに一対一に対応した特
性となる。これらの特性図に示すように、内燃機関のア
イドル時には、前述した実施例と同様にバルブオーバー
ラップが非常に小さくなり、残留ガスの吹き返しによる
燃焼の悪化が回避される。また、この実施例では、アイ
ドル時の吸気弁閉時期は下死点から遅れたものとなり、
実効ストロークの減少によるポンプ損失の低減が図れ
る。
ップが大となり、内部排気還流によるNOxの低減が可
能となる。またポンプ損失が低減し、燃費が向上する。
同時に、吸気弁閉時期は下死点に近付き、実圧縮比が向
上して燃焼が安定する。
バルブオーバーラップが比較的大きく保たれ、前述した
実施例と同様に過給圧を利用した掃気作用がなされる。
尚、この掃気作用は、前述した図12および図13に示
したものと全く同様の作用によるものであり、その説明
は重複するため省略する。
して筒内直噴型内燃機関が用いられており、バルブオー
バーラップに起因する燃料の吹き抜けが確実に防止され
る。
ける吸気弁制御特性を示している。図30と図28との
対比から明らかなように、機関冷機時においては、特に
部分負荷域において、バルブオーバーラップが非常に小
さく制御される。これにより内部排気還流が抑制され、
機関冷機時における燃焼が安定化する。これにより前述
したような点火時期の大幅なリタードが可能となり、触
媒コンバータ7を早期に活性化できる。
気系の構成を示し、暖機完了後の部分負荷域における制
御状態を示す構成説明図。
す構成説明図。
い場合の制御状態を示す構成説明図。
態での冷機時の部分負荷領域の制御状態を示す構成説明
図。
ーチャート。
トとの回転位相差の特性およびバルブリフト特性を対比
して示す特性図。
ーチャート。
特性を示す特性図。
す特性図。
性と圧力等の関係を示す特性図。
を示す説明図。
化等を示す特性図。
用を示す説明図。
特性を示す特性図。
す特性図。
図。
部分負荷領域での制御状態を示す構成説明図。
示す構成説明図。
時の制御状態を示す構成説明図。
空気導入可能な温度に達した時の制御状態を示す構成説
明図。
御の内容を示すフローチャート。
す断面図。
特性図。
すフローチャート。
特性を示す特性図。
す特性図。
特性を示す特性図。
性を示す特性図。
Claims (10)
- 【請求項1】 吸気系に過給機を有し、かつ吸気弁の開
閉時期を制御信号により連続的に制御可能な可変動弁機
構を備えた内燃機関において、アイドル時にバルブオー
バラップが小となり、高負荷時に大となるように、吸気
弁開時期を可変制御するとともに、吸気弁の閉時期を、
アイドル時には下死点近傍に保ち、かつ高負荷時にはこ
れよりも遅れるように可変制御することを特徴とする過
給機付内燃機関の吸気弁制御装置。 - 【請求項2】 過給機の上流に第1絞弁を有するととも
に、過給機の下流に第2絞弁を有し、かつこの第2絞弁
と過給機との間から機関排気系に至る二次空気通路を備
え、機関冷機時には上記第2絞弁の開度が第1絞弁の開
度よりも小さく制御されることを特徴とする請求項1記
載の過給機付内燃機関の吸気弁制御装置。 - 【請求項3】 過給機としてスクリュー型コンプレッサ
が用いられていることを特徴とする請求項1または請求
項2に記載の過給機付内燃機関の吸気弁制御装置。 - 【請求項4】 上記可変動弁機構は、機関の回転に同期
して回転する駆動軸と、この駆動軸と同軸上に配設さ
れ、かつ吸気弁を駆動するカムを外周に有するカムシャ
フトと、このカムシャフトの端部に設けられ、かつ半径
方向に沿って係合溝が形成された一方のフランジ部と、
この一方のフランジ部に対向するように上記駆動軸側に
設けられ、かつ半径方向に沿って係合溝が形成された他
方のフランジ部と、上記両フランジ部の間に揺動自在に
配設された環状ディスクと、この環状ディスクの両側部
に互いに反対方向に突設されて、上記両フランジ部の各
係合溝内に夫々係合するピンと、上記環状ディスクを機
関運転状態に応じて揺動させる駆動機構とを備え、上記
環状ディスクの位置に応じて吸気弁の開閉時期と作動角
とが変化するものであることを特徴とする請求項1〜3
のいずれかに記載の過給機付内燃機関の吸気弁制御装
置。 - 【請求項5】 電磁クラッチを介して機関運転条件に応
じてON・OFFされる機械式過給機を吸気系に備え、
かつ吸気弁を開閉するカムシャフトのクランクシャフト
に対する位相を制御信号により可変制御可能な可変動弁
機構を備えた内燃機関において、アイドル時にバルブオ
ーバラップが小となり、高負荷時にはバルブオーバラッ
プが大となるように、上記可変動弁機構を制御すること
を特徴とする過給機付内燃機関の吸気弁制御装置。 - 【請求項6】 過給機の下流に絞弁が位置しており、こ
の絞弁と過給機との間から機関排気系に至る二次空気通
路を備え、機関冷機時には上記過給機のON領域が機関
の部分負荷領域まで拡大補正されることを特徴とする請
求項5記載の過給機付内燃機関の吸気弁制御装置。 - 【請求項7】 上記過給機としてルーツブロワが用いら
れていることを特徴とする請求項5または請求項6に記
載の過給機付内燃機関の吸気弁制御装置。 - 【請求項8】 内燃機関として、燃料を筒内に直接噴射
する筒内直噴型機関が用いられており、その燃料噴射開
始時期が、吸入行程でかつ排気弁が閉じた後に設定され
ていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載
の過給機付内燃機関の吸気弁制御装置。 - 【請求項9】 吸気系に過給機を有し、かつ吸気弁の開
閉時期を制御信号により連続的に制御可能な可変動弁機
構を備えた内燃機関において、アイドル時にバルブオー
バラップが小となり、高負荷時に大となるように、吸気
弁開時期を可変制御するとともに、吸気弁の閉時期を、
アイドル時には下死点近傍に保ち、かつ高負荷時にはこ
れよりも遅れるように可変制御することを特徴とする過
給機付内燃機関の吸気弁制御方法。 - 【請求項10】 電磁クラッチを介して機関運転条件に
応じてON・OFFされる機械式過給機を吸気系に備
え、かつ吸気弁を開閉するカムシャフトのクランクシャ
フトに対する位相を制御信号により可変制御可能な可変
動弁機構を備えた内燃機関において、アイドル時にバル
ブオーバラップが小となり、高負荷時にはバルブオーバ
ラップが大となるように、上記可変動弁機構を制御する
ことを特徴とする過給機付内燃機関の吸気弁制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8137325A JPH09317520A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 過給機付内燃機関の吸気弁制御装置および制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8137325A JPH09317520A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 過給機付内燃機関の吸気弁制御装置および制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09317520A true JPH09317520A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15196043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8137325A Pending JPH09317520A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 過給機付内燃機関の吸気弁制御装置および制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09317520A (ja) |
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