JPH09317806A - 筒型防振ゴム - Google Patents
筒型防振ゴムInfo
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- JPH09317806A JPH09317806A JP15318096A JP15318096A JPH09317806A JP H09317806 A JPH09317806 A JP H09317806A JP 15318096 A JP15318096 A JP 15318096A JP 15318096 A JP15318096 A JP 15318096A JP H09317806 A JPH09317806 A JP H09317806A
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- Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 筒型防振ゴム全体として軸線に直角方
向の圧縮剛性を大きくし、しかも軸線回りの捩じり剛性
を小さくして捩じり歪みを大きくする。 【解決手段】 同心状に重ねられた径の異なる複数個
のゴム円筒12、16と、各ゴム円筒12、16の内面
および外面にそれぞれ加硫接着により固定された金属製
の内筒13、17および外筒14、18とからなり、外
側に位置するゴム円筒16の内筒17に対し内側に位置
するゴム円筒12の外筒14が圧入により固定される。
向の圧縮剛性を大きくし、しかも軸線回りの捩じり剛性
を小さくして捩じり歪みを大きくする。 【解決手段】 同心状に重ねられた径の異なる複数個
のゴム円筒12、16と、各ゴム円筒12、16の内面
および外面にそれぞれ加硫接着により固定された金属製
の内筒13、17および外筒14、18とからなり、外
側に位置するゴム円筒16の内筒17に対し内側に位置
するゴム円筒12の外筒14が圧入により固定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、筒型防振ゴムに
関するものであり、鉄道車両の台車と車体との間に介在
させる牽引用のアンカーロッド等に利用される。
関するものであり、鉄道車両の台車と車体との間に介在
させる牽引用のアンカーロッド等に利用される。
【0002】
【従来の技術】鉄道車両の台車と車体との間に介在させ
て台車の牽引力を車体に伝えるための連結装置として、
アンカーロッドが知られている。このアンカーロッド
は、鉄製ロッドの両端に円筒部を平行に設け、この両端
の円筒部の各内側に、ゴム円筒の内面および外面にそれ
ぞれ金属製の内筒および外筒を接着してなる筒型防振ゴ
ムの外筒を嵌合により固着したものであり、両端の筒型
防振ゴムの内筒にそれぞれ連結軸を嵌合により固着し、
アンカーロッドを前後方向に向けて一方の軸を台車に、
他方の軸を車体にそれぞれ接続して使用され、台車の前
後方向の牽引力がゴム円筒を厚み方向に圧縮して車体に
伝えられ、車体の上下振動がゴム円筒の内層を外層に対
し回転させ、ゴム円筒の周方向剪断力が振動を緩衝す
る。
て台車の牽引力を車体に伝えるための連結装置として、
アンカーロッドが知られている。このアンカーロッド
は、鉄製ロッドの両端に円筒部を平行に設け、この両端
の円筒部の各内側に、ゴム円筒の内面および外面にそれ
ぞれ金属製の内筒および外筒を接着してなる筒型防振ゴ
ムの外筒を嵌合により固着したものであり、両端の筒型
防振ゴムの内筒にそれぞれ連結軸を嵌合により固着し、
アンカーロッドを前後方向に向けて一方の軸を台車に、
他方の軸を車体にそれぞれ接続して使用され、台車の前
後方向の牽引力がゴム円筒を厚み方向に圧縮して車体に
伝えられ、車体の上下振動がゴム円筒の内層を外層に対
し回転させ、ゴム円筒の周方向剪断力が振動を緩衝す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ア
ンカーロッドの筒型防振ゴムでは、その軸線に直角方向
の圧縮変位を小さくして大きな荷重(牽引力)に耐えら
れるようにするためには、ゴム円筒の厚みを小さくする
必要があり、これに対して軸線回りの剪断剛性を低下さ
せて周方向歪み(捩じり歪み)を増大させ、大きな緩衝
作用を得るためには、上記ゴム円筒の厚みを大きくする
必要があり、その両立が困難であった。
ンカーロッドの筒型防振ゴムでは、その軸線に直角方向
の圧縮変位を小さくして大きな荷重(牽引力)に耐えら
れるようにするためには、ゴム円筒の厚みを小さくする
必要があり、これに対して軸線回りの剪断剛性を低下さ
せて周方向歪み(捩じり歪み)を増大させ、大きな緩衝
作用を得るためには、上記ゴム円筒の厚みを大きくする
必要があり、その両立が困難であった。
【0004】この発明は、筒型防振ゴム全体として軸線
に直角方向の圧縮剛性が大きくて大荷重に耐えられ、し
かも軸線回りの捩じり剛性が小さくて捩じり歪みを大き
くすることができる筒型防振ゴムを提供するものであ
る。
に直角方向の圧縮剛性が大きくて大荷重に耐えられ、し
かも軸線回りの捩じり剛性が小さくて捩じり歪みを大き
くすることができる筒型防振ゴムを提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の筒型防振ゴム
は、同心状に重ねられた径の異なる複数個のゴム円筒
と、各ゴム円筒の内面および外面にそれぞれ加硫接着に
より固定された金属製の内筒および外筒とからなり、外
側に位置するゴム円筒の内筒に対し内側に位置するゴム
円筒の外筒が圧入により固定されていることを特徴とす
る。
は、同心状に重ねられた径の異なる複数個のゴム円筒
と、各ゴム円筒の内面および外面にそれぞれ加硫接着に
より固定された金属製の内筒および外筒とからなり、外
側に位置するゴム円筒の内筒に対し内側に位置するゴム
円筒の外筒が圧入により固定されていることを特徴とす
る。
【0006】すなわち、この発明の筒型防振ゴムは、従
来の筒型防振ゴムの径の異なるものを複数個同心状に重
ねた構造のものであり、換言すれば、従来のゴム円筒が
同心状の複数層に分割され、その分割面に金属円筒が介
在し、ゴム層と接着された形となる。一般に、ゴム円筒
の内面に対し外面を周方向に回転させる捩じりが加わっ
た場合、捩じり歪みはゴム円筒の厚みにほぼ比例して増
大するので、各ゴム円筒の厚みを従来の単層のものに比
べて薄くしても、本発明のように多重構造とすることに
より、上記の捩じり歪みを大きくし、剛性を小さくでき
る。
来の筒型防振ゴムの径の異なるものを複数個同心状に重
ねた構造のものであり、換言すれば、従来のゴム円筒が
同心状の複数層に分割され、その分割面に金属円筒が介
在し、ゴム層と接着された形となる。一般に、ゴム円筒
の内面に対し外面を周方向に回転させる捩じりが加わっ
た場合、捩じり歪みはゴム円筒の厚みにほぼ比例して増
大するので、各ゴム円筒の厚みを従来の単層のものに比
べて薄くしても、本発明のように多重構造とすることに
より、上記の捩じり歪みを大きくし、剛性を小さくでき
る。
【0007】一方、ゴム円筒が厚み方向に圧縮力を受け
ると、厚みにほぼ比例して軸線方向に膨張しようとする
が、ゴム円筒が内筒または外筒と接着している場合は、
この接着部のゴムが内筒または外筒に対して滑りを拘束
されるため、ゴム円筒が薄い複数層に分割されている場
合には、これら複数のゴム層の剛性が直列に作用してゴ
ム円筒全体としての圧縮剛性が増大し、圧縮歪みは減少
する。そして、個々のゴム層の厚みが薄くても、軸回り
には剛性が並列に作用するため、ゴム円筒全体としての
捩じり歪みは大きくなる。
ると、厚みにほぼ比例して軸線方向に膨張しようとする
が、ゴム円筒が内筒または外筒と接着している場合は、
この接着部のゴムが内筒または外筒に対して滑りを拘束
されるため、ゴム円筒が薄い複数層に分割されている場
合には、これら複数のゴム層の剛性が直列に作用してゴ
ム円筒全体としての圧縮剛性が増大し、圧縮歪みは減少
する。そして、個々のゴム層の厚みが薄くても、軸回り
には剛性が並列に作用するため、ゴム円筒全体としての
捩じり歪みは大きくなる。
【0008】上記の筒型防振ゴムは、最外側の外筒をア
ンカーロッドの両端の筒状部に、また最内側の内筒に支
軸をそれぞれ圧入し、一方の支軸を台車に、他方の支軸
を車体にそれぞれ接続して使用されるが、圧入部の外筒
および内筒が圧入に伴って絞られるため、これらの外筒
や内筒に接するゴム円筒の接着部における剥離強度が増
大し、耐久性が向上する。
ンカーロッドの両端の筒状部に、また最内側の内筒に支
軸をそれぞれ圧入し、一方の支軸を台車に、他方の支軸
を車体にそれぞれ接続して使用されるが、圧入部の外筒
および内筒が圧入に伴って絞られるため、これらの外筒
や内筒に接するゴム円筒の接着部における剥離強度が増
大し、耐久性が向上する。
【0009】上記のとおり、この発明では、従来の筒型
防振ゴムの径の異なるものを複数個同心状に重ねた形態
となるが、重ねる個数は2個または3個が好ましく、4
個以上では外径が過大になって好ましくない。そして、
この発明では、外側に位置するゴム円筒の内筒とその内
側に位置するゴム円筒の外筒とは、圧入により互いに接
続されて一体化されるため、上記のようにゴム円筒の剥
離強度が増大するが、外側に位置するゴム円筒の内筒お
よび内側に位置するゴム円筒の外筒のいずれか一方を省
略し、後記する比較例2(図5参照)のように内外2個
のゴム円筒間に1個の中間筒を介在させ、加硫接着で全
体を一体化した場合は、中間筒の絞り効果が得られな
い。
防振ゴムの径の異なるものを複数個同心状に重ねた形態
となるが、重ねる個数は2個または3個が好ましく、4
個以上では外径が過大になって好ましくない。そして、
この発明では、外側に位置するゴム円筒の内筒とその内
側に位置するゴム円筒の外筒とは、圧入により互いに接
続されて一体化されるため、上記のようにゴム円筒の剥
離強度が増大するが、外側に位置するゴム円筒の内筒お
よび内側に位置するゴム円筒の外筒のいずれか一方を省
略し、後記する比較例2(図5参照)のように内外2個
のゴム円筒間に1個の中間筒を介在させ、加硫接着で全
体を一体化した場合は、中間筒の絞り効果が得られな
い。
【0010】また、この発明の筒型防振ゴムにおいて、
その最も内側に位置するゴム円筒の内筒は、該内筒より
も長い支軸で置換し、上記の内筒と同様にゴム円筒の内
面に加硫接着により固定することができ、支軸の取付け
工数が減少する。そして、この支軸は、中央部を太鼓形
に太く形成することが好ましく、この場合はゴム円筒と
の接触面積が広くなり、またこじり方向(ゴム円筒の軸
線に対して支軸を傾斜させる方向)に変形し易くなり、
耐久性が向上する。
その最も内側に位置するゴム円筒の内筒は、該内筒より
も長い支軸で置換し、上記の内筒と同様にゴム円筒の内
面に加硫接着により固定することができ、支軸の取付け
工数が減少する。そして、この支軸は、中央部を太鼓形
に太く形成することが好ましく、この場合はゴム円筒と
の接触面積が広くなり、またこじり方向(ゴム円筒の軸
線に対して支軸を傾斜させる方向)に変形し易くなり、
耐久性が向上する。
【0011】
実施形態1 図1において、10は筒型防振ゴムであり、内側の第1
防振ゴム11と外側の第2防振ゴム15とからなり、内
側の第1防振ゴム11は、図2に示すように、比較的小
径の第1ゴム円筒12の内面および外面にそれぞれ鉄製
の第1内筒13および第1外筒14を嵌合し、加硫接着
で一体化して作られる。また、外側の第2防振ゴム15
は、比較的大径の第2ゴム円筒16の内面および外面に
それぞれ鉄製の第2内筒17および第2外筒18を嵌合
し、加硫接着で一体化して作られる。そして、第1防振
ゴム11および第2防振ゴム15を個別に加硫接着した
後、第2防振ゴム15の内筒(第2内筒)17に第1防
振ゴム11の外筒(第1外筒)14を圧入して第2内筒
17および第1外筒14にそれぞれ絞り加工を施すこと
により、内外二重構造の筒型防振ゴム10が製造され
る。
防振ゴム11と外側の第2防振ゴム15とからなり、内
側の第1防振ゴム11は、図2に示すように、比較的小
径の第1ゴム円筒12の内面および外面にそれぞれ鉄製
の第1内筒13および第1外筒14を嵌合し、加硫接着
で一体化して作られる。また、外側の第2防振ゴム15
は、比較的大径の第2ゴム円筒16の内面および外面に
それぞれ鉄製の第2内筒17および第2外筒18を嵌合
し、加硫接着で一体化して作られる。そして、第1防振
ゴム11および第2防振ゴム15を個別に加硫接着した
後、第2防振ゴム15の内筒(第2内筒)17に第1防
振ゴム11の外筒(第1外筒)14を圧入して第2内筒
17および第1外筒14にそれぞれ絞り加工を施すこと
により、内外二重構造の筒型防振ゴム10が製造され
る。
【0012】上記の筒型防振ゴム10は、同じものが2
個用意され、それぞれの第1内筒13に、図1に示すよ
うに支軸19が圧入により回転不能に取付けられる。そ
して、2個の筒型防振ゴム10が、その第2外筒18
を、図3に示すように、アンカーロッド20の両端の円
筒部21に圧入にすることによって回転不能に取付けら
れ、左側の支軸19が車両の台車(図示されていない)
に、右側の支軸19が車体(図示されていない)にそれ
ぞれ回転不能に接続される。
個用意され、それぞれの第1内筒13に、図1に示すよ
うに支軸19が圧入により回転不能に取付けられる。そ
して、2個の筒型防振ゴム10が、その第2外筒18
を、図3に示すように、アンカーロッド20の両端の円
筒部21に圧入にすることによって回転不能に取付けら
れ、左側の支軸19が車両の台車(図示されていない)
に、右側の支軸19が車体(図示されていない)にそれ
ぞれ回転不能に接続される。
【0013】図3の装置では、左側の台車用支軸19の
牽引力が左右の筒型防振ゴム10のそれぞれにおける第
1ゴム円筒12、第2ゴム円筒16の合計4層のゴム層
と鉄製の第1内筒13、第1外筒14、第2内筒17、
第2外筒18およびアンカーロッド20等の金属部分を
介して右側の車体用支軸19に伝えられ、第1ゴム円筒
12および第2ゴム円筒16に大きな圧縮力が厚み方向
に加わるが、ゴム円筒12、16の内外面が内筒13、
17、外筒14、18に接着されており、接着部分の面
積がゴム円筒1個の場合に比べてほぼ2倍になっている
ため、圧縮歪みが大幅に減少し、大きな牽引力が伝えら
れる。
牽引力が左右の筒型防振ゴム10のそれぞれにおける第
1ゴム円筒12、第2ゴム円筒16の合計4層のゴム層
と鉄製の第1内筒13、第1外筒14、第2内筒17、
第2外筒18およびアンカーロッド20等の金属部分を
介して右側の車体用支軸19に伝えられ、第1ゴム円筒
12および第2ゴム円筒16に大きな圧縮力が厚み方向
に加わるが、ゴム円筒12、16の内外面が内筒13、
17、外筒14、18に接着されており、接着部分の面
積がゴム円筒1個の場合に比べてほぼ2倍になっている
ため、圧縮歪みが大幅に減少し、大きな牽引力が伝えら
れる。
【0014】また、左側の台車用支軸19および右側の
車体用支軸19間に上下振動が加わった場合は、左右の
筒型防振ゴム10の第1内筒13に対し第2外筒18を
周方向に回転させる捩じりが作用し、この捩じりが第
1、第2のゴム円筒12、16の捩じり剛性によって緩
衝されるため、前記のとおり個々の剛性が並列に作用し
て歪みが増大し、柔らかなクッションが得られる。
車体用支軸19間に上下振動が加わった場合は、左右の
筒型防振ゴム10の第1内筒13に対し第2外筒18を
周方向に回転させる捩じりが作用し、この捩じりが第
1、第2のゴム円筒12、16の捩じり剛性によって緩
衝されるため、前記のとおり個々の剛性が並列に作用し
て歪みが増大し、柔らかなクッションが得られる。
【0015】実施形態2 図1に示す実施形態1において、第1内筒13を省略
し、代わりに外径が第1内筒13と等しい支軸19を第
1外筒14と共に第1ゴム円筒12に加硫接着により固
定して第1防振ゴム11とし、上記の第1外筒14を第
2防振ゴム15の内筒(第2内筒)17に圧入して2段
構造の筒型防振ゴムとする。
し、代わりに外径が第1内筒13と等しい支軸19を第
1外筒14と共に第1ゴム円筒12に加硫接着により固
定して第1防振ゴム11とし、上記の第1外筒14を第
2防振ゴム15の内筒(第2内筒)17に圧入して2段
構造の筒型防振ゴムとする。
【0016】実施形態3 実施形態2の支軸19の中央部を太鼓形に太く形成する
以外は実施形態2と同様にして2段構造の筒型防振ゴム
とする。図4は、その断面図を示し、支軸19Aの中央
部は太鼓形に太く形成されている。
以外は実施形態2と同様にして2段構造の筒型防振ゴム
とする。図4は、その断面図を示し、支軸19Aの中央
部は太鼓形に太く形成されている。
【0017】
【実施例】図1の実施形態1に示す2段構造の筒型防振
ゴム(実施例)、ゴム円筒が単層の筒型防振ゴム(比較
例1)および図5に示す2段構造の筒型防振ゴム(比較
例2)を下記の表1に示す寸法で試作した。図5の比較
例2は、第1ゴム円筒12と第2ゴム円筒16との間に
1個の中間円筒22を介在させ、第1内筒13、第1ゴ
ム円筒12、中間円筒22、第2ゴム円筒16および第
2外筒18の全体を1回の加硫接着によって一体化した
ものである。
ゴム(実施例)、ゴム円筒が単層の筒型防振ゴム(比較
例1)および図5に示す2段構造の筒型防振ゴム(比較
例2)を下記の表1に示す寸法で試作した。図5の比較
例2は、第1ゴム円筒12と第2ゴム円筒16との間に
1個の中間円筒22を介在させ、第1内筒13、第1ゴ
ム円筒12、中間円筒22、第2ゴム円筒16および第
2外筒18の全体を1回の加硫接着によって一体化した
ものである。
【0018】 表 1 実施例 比較例1 比較例2 第1内筒 内径(mm) 48 54 48 厚み(mm) 3 3 3 幅 (mm) 60 60 60 第1ゴム円筒 厚み(mm) 11 20 11 幅 (mm) 60 60 60 第1外筒 厚み(mm) 2 − 3 幅 (mm) 60 − 60 第2内筒 厚み(mm) 2 − − 幅 (mm) 60 − 60 第2ゴム円筒 厚み(mm) 11 − 11 幅 (mm) 60 − 60 第2外筒 厚み(mm) 3 3 3 外径(mm) 112 106 110 幅 (mm) 60 60 60 ゴムの合計厚み(mm) 22 20 22
【0019】上記の実施例、比較例1および比較例2の
筒型防振ゴムについて、ゴム円筒の厚み方向および周方
向の剛性(弾性率)、歪みおよび耐久性を比較し、その
結果を表2に比較例1を100とする指数で示した。た
だし、測定は以下のように行った。 厚み方向の圧縮剛性および歪み 支軸19を両端で支持し、外筒18に荷重を加えて外筒
18の変位を測定し、荷重と変位から歪みを算出する。
また、上記の変位をゴム層の全厚みで割って圧縮歪みを
算出する。 周方向の捩じり剛性および歪み 外筒18を全周で固定し、支軸19にトルクを加えて支
軸の角変位を測定し、トルクと角変位から捩じり剛性を
算出する。また、上記の角変位をゴム層の全厚みで割っ
て捩じり歪みを算出する。 耐久性 上記の歪みを繰返し加えて破損するまでの回数を計数し
た。
筒型防振ゴムについて、ゴム円筒の厚み方向および周方
向の剛性(弾性率)、歪みおよび耐久性を比較し、その
結果を表2に比較例1を100とする指数で示した。た
だし、測定は以下のように行った。 厚み方向の圧縮剛性および歪み 支軸19を両端で支持し、外筒18に荷重を加えて外筒
18の変位を測定し、荷重と変位から歪みを算出する。
また、上記の変位をゴム層の全厚みで割って圧縮歪みを
算出する。 周方向の捩じり剛性および歪み 外筒18を全周で固定し、支軸19にトルクを加えて支
軸の角変位を測定し、トルクと角変位から捩じり剛性を
算出する。また、上記の角変位をゴム層の全厚みで割っ
て捩じり歪みを算出する。 耐久性 上記の歪みを繰返し加えて破損するまでの回数を計数し
た。
【0020】 表 2 実施例 比較例1 比較例2 厚み方向(圧縮) 剛性 200 100 200 歪み 50 100 70 耐久性 800 100 300 周方向(捩じり) 剛性 90 100 90 歪み 90 100 100 耐久性 150 100 100
【0021】
【発明の効果】請求項1に記載した筒型防振ゴムは、同
心状に重ねられた径の異なる複数個のゴム円筒と、各ゴ
ム円筒の内面および外面にそれぞれ加硫接着により固定
された金属製の内筒および外筒とからなり、外側に位置
するゴム円筒の内筒に対し内側に位置するゴム円筒の外
筒が圧入により固定されたものであるから、鉄道車両の
車台と車体とを接続する牽引用アンカーロッドの両端に
取付けて使用することができ、その際にゴム円筒の厚み
方向の歪みを小さく抑えて大きな牽引力を伝えることが
でき、しかも上下振動に対してはゴム円筒の周方向の剛
性を小さくし、歪みを大きくすることができ、かつ耐久
性に優れている。
心状に重ねられた径の異なる複数個のゴム円筒と、各ゴ
ム円筒の内面および外面にそれぞれ加硫接着により固定
された金属製の内筒および外筒とからなり、外側に位置
するゴム円筒の内筒に対し内側に位置するゴム円筒の外
筒が圧入により固定されたものであるから、鉄道車両の
車台と車体とを接続する牽引用アンカーロッドの両端に
取付けて使用することができ、その際にゴム円筒の厚み
方向の歪みを小さく抑えて大きな牽引力を伝えることが
でき、しかも上下振動に対してはゴム円筒の周方向の剛
性を小さくし、歪みを大きくすることができ、かつ耐久
性に優れている。
【0022】請求項2に記載された発明は、上記の筒型
防振ゴムにおいて、その最も内側に位置するゴム円筒の
内筒を該内筒よりも長い支軸で置換し、上記の内筒に加
硫接着したものであるから、上記のアンカーロッド等に
取付けて使用する際に支軸を取付ける手間が不要にな
る。また、請求項3に記載された発明は、上記支軸の中
央部を太鼓形に太く形成したものであるから、ゴム円筒
に対する接着強度が上昇し、耐久性が更に向上する。
防振ゴムにおいて、その最も内側に位置するゴム円筒の
内筒を該内筒よりも長い支軸で置換し、上記の内筒に加
硫接着したものであるから、上記のアンカーロッド等に
取付けて使用する際に支軸を取付ける手間が不要にな
る。また、請求項3に記載された発明は、上記支軸の中
央部を太鼓形に太く形成したものであるから、ゴム円筒
に対する接着強度が上昇し、耐久性が更に向上する。
【図1】この発明の実施例の縦断面図である。
【図2】図1の組立て方を示す縦断面図である。
【図3】牽引用アンカーロッドを示す横断面図である。
【図4】他の実施例を示す縦断面図である。
【図5】比較例を示す経断面図である。
10:筒型防振ゴム 11:第1防振ゴム 12、16:ゴム円筒 13、17:内筒 14、18:外筒 15:第2防振ゴム 19:19A:支軸 20:アンカーロッド 21:円筒部 22:中間円筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 達名 愛知県名古屋市熱田区三本松町1番1号 日本車輌製造株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 同心状に重ねられた径の異なる複数個の
ゴム円筒と、各ゴム円筒の内面および外面にそれぞれ加
硫接着により固定された金属製の内筒および外筒とから
なり、外側に位置するゴム円筒の内筒に対し内側に位置
するゴム円筒の外筒が圧入により固定されていることを
特徴とする筒型防振ゴム。 - 【請求項2】 請求項1に記載された筒型防振ゴムにお
いて、その最も内側に位置するゴム円筒の内筒が該内筒
よりも長い支軸で置換され、上記の内筒に加硫接着され
た筒型防振ゴム。 - 【請求項3】 請求項2に記載された筒型防振ゴムにお
いて、支軸の中央部が太鼓形に太く形成された筒型防振
ゴム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15318096A JPH09317806A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 筒型防振ゴム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15318096A JPH09317806A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 筒型防振ゴム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09317806A true JPH09317806A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15556804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15318096A Withdrawn JPH09317806A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 筒型防振ゴム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09317806A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10301756A1 (de) * | 2003-01-18 | 2004-07-29 | Carl Freudenberg Kg | Schichtfeder und Verfahren zu seiner Herstellung |
| WO2004097245A1 (fr) * | 2003-04-25 | 2004-11-11 | C.F. Gomma S.P.A. | Dispositif d'articulation a masse bipartite |
| JP2006509976A (ja) * | 2002-12-16 | 2006-03-23 | ツェットエフ レムフェルダー メタルヴァーレン アクチエンゲゼルシャフト | 商用車用の弾性的なシャーシ支承体 |
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| CN102808880A (zh) * | 2012-08-06 | 2012-12-05 | 福建田中机械科技股份有限公司 | 一种双层减震扭力杆胶芯 |
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-
1996
- 1996-05-24 JP JP15318096A patent/JPH09317806A/ja not_active Withdrawn
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|---|---|---|---|
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