JPH09320407A - 遮断器引外し装置 - Google Patents

遮断器引外し装置

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Publication number
JPH09320407A
JPH09320407A JP13225796A JP13225796A JPH09320407A JP H09320407 A JPH09320407 A JP H09320407A JP 13225796 A JP13225796 A JP 13225796A JP 13225796 A JP13225796 A JP 13225796A JP H09320407 A JPH09320407 A JP H09320407A
Authority
JP
Japan
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latch
trip
hook
plunger
circuit breaker
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP13225796A
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English (en)
Inventor
Shunichi Sunakawa
俊一 砂川
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】フックを投入位置に保持する掛金を駆動するた
めの電磁石を安全のために2つ設ける場合に、それぞれ
の電磁石にかかる負担を同じにして、遮断器引外し装置
の信頼性を向上させる。 【解決手段】2つの電磁石405A及び405Bを横方
向に並べて配置し、電磁石405A及び405Bのそれ
ぞれのプランジャ406A及び406Bの上端を突上げ
棒410A及び410Bの下端に当接させる。回転自在
に支持された掛金403の両端の偏心位置に取り付けた
駆動ピン412A及び412Bを、突上げ棒410A及
び410Bに設けた長孔411A及び411Bに嵌合さ
せる。いずれかの電磁石が励磁されて突上げ棒410A
または410Bが押し上げられたときに掛金403を回
転させてフック401から外す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遮断器が投入状態
にあるときに遮断器用操作器の操作機構を遮断器投入時
の釣り合い状態に保持し、遮断指令が与えられたときに
該操作機構の釣り合いをくずして遮断器への操作力の伝
達を行わせる遮断器引外し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遮断器を操作する操作器は、多くの場
合、遮断器を開く際の操作力を発生する遮断用の駆動源
と、遮断器を投入する際の操作力を発生する投入用の駆
動源と、遮断器が投入状態にあるときに遮断用の駆動源
が発生する力を受け止めて該駆動源を蓄勢状態に保持
し、遮断器を開く際に遮断用駆動源が発生する操作力を
遮断器の可動接触子に伝達する操作機構と、遮断器が投
入状態にあるときに操作機構を投入時の釣り合い状態に
保持し、遮断指令が与えられたときに操作機構の釣り合
い状態をくずす遮断器引外し装置とを備えている。操作
機構は、釣り合い状態がくずされたときに遮断用駆動源
に蓄勢されたエネルギを一気に開放して、該駆動源が発
生する操作力を遮断器の可動接触子に伝達する。
【0003】遮断用の駆動源としては、多くの場合、バ
ネ(以下遮断バネという。)が用いられ、投入用の駆動
源としては、電動機などにより蓄勢されるバネ(投入バ
ネ)や、エアシリンダなどが用いられる。
【0004】この種の操作器の要部の構成例を図9ない
し図11に示した。図9は遮断器が遮断状態にあるとき
の操作器の状態を示し、図10及び図11はそれぞれ遮
断器が投入状態及び引外し自由状態にあるときの操作器
の状態を示している。
【0005】これらの図において、1は操作器のフレー
ム2に取り付けられた投入用駆動源としてのエアシリン
ダ、3はフレーム2に取り付けられた操作機構、4は同
じくフレーム2に取り付けられた引外し装置である。エ
アシリンダ1は、シリンダ1a内に摺動自在に嵌合され
たピストン1b(図11参照)と該ピストンに結合され
たピストンロッド1cとを備え、ピストンロッド1cの
先端は操作機構3側に突出させられて、図9及び図10
に示した後退位置と、図11に示した前進位置との間を
変位させられる。
【0006】操作機構3は、フレーム2に設けられた長
孔4(図11参照)に遊嵌されたピン5に中央部が固定
されたレバー6と、中央部がフレーム2にピン7を介し
て回動自在に支持されたレバー8と、レバー6に対して
回動し得るように一端がピン5により支持され、他端が
ピン9を介してレバー8の一端に連結されたリンク10
と、中央部がピン11を介してフレーム2に回動自在に
支持されたレバー12と、レバー12に当接してその回
動を規制するローラ13と、一端がピン14を介してフ
レーム2に回動自在に支持されたレバー15と、ほぼL
字形に形成されて角部がピン16によりフレーム2に回
動自在に支持された掛金レバー17と、レバー15の中
央部付近にピン18を介して一端が連結されたリンク1
9と、一端がレバー6の一端にピン20を介して連結さ
れたレバー21と、同じく一端がピン20を介してレバ
ー6の一端に連結されたリンク22とを備えている。
【0007】掛金レバー17はバネ23により図面上時
計方向に付勢され、レバー8は復帰バネ24により時計
方向に付勢されている。またレバー15はバネ25によ
り反時計方向に付勢されている。レバー6の他端にはロ
ーラ26が取り付けられ、掛金レバー17の先端にはロ
ーラ26を係合させる切り欠き部17aが形成されてい
る。またレバー8の他端にローラ27が取り付けられ、
レバー15の中間部にはローラ27を係合させるための
溝15a(図11参照)が形成されている。またフレー
ム2にストッパ28が形成され、該ストッパによりレバ
ー8の図面上時計方向への回動範囲が制限されている。
リンク19の他端は引外し装置4に設けられた引外しフ
ック401にピンを介して連結されている。
【0008】図9ないし図11に示した操作器におい
て、レバー21は図示しない遮断バネに連結されてい
て、レバー21が図面上左方向に変位したときに該遮断
バネに蓄勢され、遮断バネが開放されたときにレバー2
1がリンク22とともに図面上右方向に駆動されるよう
になっている。リンク22は図示しない遮断部の可動接
触子に絶縁操作棒を介して連結され、リンク22が図面
上右方向に移動したときに遮断器が開かれるようになっ
ている。
【0009】フック401は、操作機構3を遮断器投入
時の釣り合い状態に保持する位置である投入位置と、操
作機構3の投入時の釣り合い状態をくずして遮断器に遮
断用の操作力が伝達されるのを許容する位置である引外
し位置との間を回動し得るように設けられたレバーであ
る。フック401は、常時はバネにより引外し位置側に
付勢されて、引外し装置4内の掛金により投入位置に保
持されている。
【0010】フック401を投入位置に保持している引
外し装置4の掛金は遮断器を開く際に外される。引外し
装置4内の掛金が外されると、フック401が引外し位
置に向けて(図9ないし図11において時計方向に)回
動させられ、このフック401の回動により、リンク1
9が図面上時計方向に変位させられてレバー15が時計
方向に回動させられるようになっている。
【0011】遮断器が遮断状態にあるときには、図9に
示すように、レバー8がストッパ28に当接した位置に
あり、ローラ27がレバー15の溝15aに係合した状
態にある。また遮断バネが放勢しているため、レバー6
は時計方向に回動した位置にあって、該レバー6に取り
付けられたローラ26は掛金レバー17の先端の切り欠
き部17aから離れた位置にある。このとき引外し装置
4のフック401は投入位置に復帰しており、ローラ2
7がレバー15に設けられた溝15a内に係合した状態
にある。更にピン5はリンク10、レバー8、レバー1
5、リンク19及びフック401の働きにより、長孔4
の図面上の左端に当接した状態に拘束されている。
【0012】遮断器を投入する際には、図示しない電磁
弁が開いてシリンダ1内に圧縮空気を供給する。これに
より、図9においてピストンロッド1cが右方向に前進
する。ピストンロッド1cは、前進しながらローラ26
を押してレバー6を反時計方向に回動させる。レバー6
の回動に伴ってレバー21が左方向に移動するため、遮
断バネが蓄勢される。またリンク22が左方向に移動し
て遮断器の投入動作が行われる。遮断部の可動接触子が
投入位置に達し、かつ遮断バネの蓄勢が完了する位置で
図10に示すようにローラ26が掛金レバー17の先端
の切り欠き17aに係合してレバー6を係止する。この
状態になると、図示しない電磁弁が閉じてシリンダ1内
への圧縮空気の供給を停止するため、ピストンロッド1
cが図示しない復帰バネの力により図面上左方向に後退
して図10に示した位置に戻り、投入動作が完了する。
【0013】図9に示した投入状態では、ローラ26と
掛金レバー17との係合によりレバー6の回動が阻止さ
れ、かつリンク10、レバー8、レバー15、リンク1
9及びフック401の働きによりピン5が長孔4の左端
に当接した状態に拘束されて図示しない遮断バネから与
えられる操作力を受け止めており、操作機構3は、遮断
バネの付勢力と該付勢力を受け止める力とが釣り合った
状態に保持されている。
【0014】図10に示した状態から遮断器を開く際に
は、引外し装置4内の掛金が外されてフック401が引
外し位置に回動させられる。このフック401の回動に
より、リンク19を介してレバー15が図面上時計方向
に回動させられるため、ローラ27がレバー15の溝1
5aから外れる。そのため操作機構3の釣り合いがくず
れて遮断バネの付勢力によりレバー8が図面上反時計方
向に回動する。このときピン5が長孔4内を右端に向け
て移動するため、レバー6が支点を失って遮断バネの付
勢力により右方向に移動し、同時にリンク22が右方向
に移動して遮断部の可動接触子を遮断位置に変位させ
る。このときの操作機構の状態は図11に示した引外し
自由状態と同じである。操作機構が図11に示した状態
までくずれると、復帰バネ24の付勢力によりレバー8
が時計方向に回動させられて、図9に示す位置に復帰
し、引外し装置4のフック401が投入位置にリセット
されて該引外し装置内の掛金により投入位置に保持され
る。
【0015】遮断器の投入動作が行われている途中で遮
断指令が与えられたときには、一旦遮断部の可動接触子
が投入位置に達した後、遮断動作時と同様にフック40
1が引外し位置に回動する。これによりレバー15が時
計方向に回動してレバー8の拘束を解くため、直ちに遮
断動作が行われる。この状態が図11に示した引外し自
由状態である。この状態では、反復動作防止継電器が動
作して、エアシリンダ1内に圧縮空気を供給する電磁弁
を閉状態に保持するため、投入指令が継続して与えられ
ていても投入動作は行われない。
【0016】従来、上記のような遮断器用操作器に用い
られていた引外し装置4は図6ないし図8に示すように
構成されていた。これらの図において401は引外しフ
ック、402は引外し装置のフレーム、403はフレー
ム402に回転自在に支持されてフック401を投入位
置に拘束する鎖錠位置とフック401の拘束を解除する
解錠位置との間を回動させられる掛金、404は第1及
び第2の電磁石405A及び405Bを駆動源として掛
金403を駆動する掛金駆動機構である。
【0017】引外しフック401は、図8に示したよう
に、その先端部に掛金当接部401aを有し、後端部に
ストッパ突起401bを有するレバーからなっていて、
その後端部寄りの部分がピン407によりフレーム40
2に支持され、ピン408により前述のリンク19に連
結されている。
【0018】図6及び図7に示した状態では、フック4
01が投入位置にあり、図示の位置から僅かに時計方向
に回動した位置が該フックの引外し位置となる。フック
401はねじりバネ409により、常時引外し位置側に
(図面上時計方向に)付勢されている。
【0019】掛金403は、フック401に相応する位
置に、フック401の先端部を受け入れることができる
幅寸法の溝403aを有していて、図8に示したよう
に、その外周の溝403a寄りの部分にフックの先端の
掛金当接部401aを当接させることにより該フック4
01を投入位置に拘束し、図8に示した位置から時計方
向に僅かに(解錠位置まで)回転したときにフック40
1の先端を溝403a内に受け入れてフックの拘束を解
除する。
【0020】第1の電磁石405Aは、上下方向に延び
る第1のプランジャ406Aと励磁された際に第1のプ
ランジャ406Aを駆動して上方に変位させる第1の引
外しコイル407Aとを有し、第1のプランジャ406
Aの上端に突上げ棒410が取り付けられている。突上
げ棒410には長孔411が設けられていて、掛金40
3の一端側の端面の偏心した位置に固定された駆動ピン
412が該長孔411に遊嵌され、突上げ棒410が上
方に駆動されたときに掛金403が解錠位置まで回転さ
せられるようになっている。
【0021】第2の電磁石405Bは、上下方向に延び
る第2のプランジャ406Bと励磁された際に第2のプ
ランジャ406Bを駆動して上方に変位させる第2の引
外しコイル407Bとを有していて、第1の電磁石40
5Aの下方に該第1の電磁石と軸線を共有した状態で配
置されている。第2のプランジャ406Bの上端は第1
のプランジャ406Aの下端に当接され、第2の引外し
コイル407Bが励磁されたときに第2のプランジャ4
05Bが第1のプランジャ406Aを介して突上げ棒4
10を押し上げて掛金403を解錠位置まで回転させる
ようになっている。突上げ棒410は復帰バネ413に
より下方に付勢され、第1の電磁石及び第2の電磁石が
励磁されていないときに突上げ棒410が下方の限界位
置に位置させられて、掛金403が鎖錠位置に保持され
るようになっている。また第2の電磁石405Bのプラ
ンジャ406Bを下方の限界位置に復帰させるために、
該プランジャ406Bを下方に付勢する復帰バネ414
が設けられている。この例では、第1及び第2の電磁石
405A及び405Bと突上げ棒410と駆動ピン41
2と復帰バネ413及び414とにより掛金駆動機構4
04が構成されている。
【0022】上記の引外し装置4においては、信頼性を
確保するために、第1の電磁石405Aと第2の電磁石
405Bとを上下に直列に設けて、一方の電磁石が破損
した場合でも、他方の電磁石を励磁することにより、フ
ック401を引外して、遮断器を開くことができるよう
にしている。
【0023】通常は、第1の電磁石405Aにより掛金
403を駆動してフック401を引き外す。第1の電磁
石405Aの引外しコイル407Aが励磁されると、第
1のプランジャ406Aが上方に変位して突上げ棒41
0を押し上げ、駆動ピン412を介して掛金403を解
錠位置まで回転させる。これにより引外しフック401
が掛金403から外れて引外し位置まで回動させられ
る。フック401が引外し位置に回動すると、リンク1
9が時計方向に変位して操作機構3の釣り合い状態をく
ずし、遮断動作を行なわせる。
【0024】第1の電磁石405Aが破損したときに
は、第2の電磁石405Bにより掛金403を駆動して
フック401を引き外す。第2の電磁石405Bの引外
しコイル407Bが励磁されたときには、第2のプラン
ジャ406Bが第1のプランジャ406Aを介して突上
げ棒410を押し上げることにより掛金403を解錠位
置に回転させて、フック401を引外し位置まで回動さ
せる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】図6ないし図8に示し
た従来の引外し装置4においては、第1の電磁石405
Aと第2の電磁石405Bとが直列に配置されていたた
め、第2の電磁石405Bにより掛金403を駆動して
フック401を引き外す際には、第2の電磁石のプラン
ジャ406Bが第1の電磁石のプランジャ406Aを介
して突上げ棒410を駆動する必要があった。そのた
め、第1の電磁石405Aにかかる負担に比べて第2の
電磁石405Bにかかる負担が大きくなり、第1の電磁
石405A及び第の2の電磁石405Bとして定格が同
じものを用いた場合には、第2の電磁石405Bを用い
てフックを引き外す際の遮断器の開極時間(遮断指令が
与えられてから遮断部が開くまでに要する時間)が第1
の電磁石405Aを用いてフックを引き外す場合の開極
時間よりも長くかかり、信頼性が低下するという問題が
あった。
【0026】また第1の電磁石405Aを用いてフック
を引き外す場合と第2の電磁石405Bを用いてフック
を引き外す場合とで遮断器の開極時間を等しくしようと
すると、第2の電磁石405Bとして第1の電磁石40
5Aよりもかなり出力が大きいものを用いることが必要
になり、コストが高くなるのを避けられなかった。
【0027】本発明の目的は、第1及び第2の電磁石と
して同一定格のものを用いて、いずれの電磁石によりフ
ックを引外す場合でも遮断器の開極時間を等しくするこ
とができるようにした遮断器引外し装置を提供すること
にある。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明は、遮断器に操作
力を伝達する操作機構を遮断器投入時の釣り合い状態に
保持する位置である投入位置と操作機構の投入時の釣り
合い状態をくずして遮断器に遮断用の操作力が伝達され
るのを許容する位置である引外し位置との間を回動し得
るように設けられて常時引外し位置側に付勢された引外
しフックと、鎖錠位置と解錠位置との間を往復回転し得
るように支持されていて鎖錠位置にあるときにフックを
投入位置に拘束し、解錠位置に向けて回転させられた際
にフックの拘束を解除して該フックが引外し位置に向け
て回動するのを許容するように設けられた掛金と、掛金
を解錠位置に向けて回転させる掛金駆動機構とを備えた
遮断器引外し装置に係わるものである。
【0029】本発明においては、上記掛金駆動機構を、
第1の引外しコイルと該第1の引外しコイルが励磁され
たときに駆動されて変位を生じる第1のプランジャとを
備えた第1の電磁石と、第2の引外しコイルと該第2の
引外しコイルが励磁されたときに駆動されて変位を生じ
る第2のプランジャとを備えた第2の電磁石と、掛金を
解錠位置に向けて回転させるべく第1のプランジャ及び
第2のプランジャの変位をそれぞれ掛金に伝達する変位
伝達機構とにより構成し、第1及び第2のプランジャの
それぞれの変位を他のプランジャを介することなく掛金
に伝達させるように、掛金駆動機構の少なくとも第1及
び第2の電磁石を互いに並列に配置した。
【0030】上記のように、第1及び第2の電磁石を並
列に配置するとともに、第1及び第2のプランジャのそ
れぞれの変位を他のプランジャを介することなく掛金に
伝達させるように構成しておくと、各電磁石により掛金
を同じ操作力で駆動することができるため、第1の電磁
石及び第2の電磁石として同一定格のものを用いて、し
かも、それぞれの電磁石が駆動されてからフックが引き
外されるまでの時間を等しくすることができる。従っ
て、いずれの電磁石によりフックを引き外す場合も、遮
断器の開極時間を同じにすることができ、遮断器引外し
装置の信頼性を高めることができる。
【0031】上記掛金は、中心軸線を水平方向に向けた
状態で配置されて、その中心軸線を回転中心として鎖錠
位置と解錠位置との間を往復回転し得るように支持され
るのが普通である。
【0032】この場合、掛金駆動機構は、掛金の軸線方
向の一端側及び他端側にそれぞれ上下動自在に設けられ
て、上方に変位したときに掛金を鎖錠位置から解錠位置
に向けて回転させるように掛金の中心軸線から偏心した
位置で上端が該掛金の一端及び他端にそれぞれ第1の駆
動ピン及び第2の駆動ピンを介して連結された第1及び
第2の突上げ棒と、第1の突上げ棒の下端に上端が当接
された第1のプランジャと励磁された際に該第1のプラ
ンジャを駆動して上方に変位させる第1の引外しコイル
とを備えた第1の電磁石と、第2の突上げ棒の下端に上
端が当接された第2のプランジャと励磁された際に該第
2のプランジャを駆動して上方に変位させる第2の引外
しコイルとを備えた第2の電磁石とにより構成すること
ができる。
【0033】上記のように構成すると、第1及び第2の
電磁石が横方向に並べて配置されるため、引外し装置の
縦方向寸法を縮小することができ、操作器を配置するス
ペースの縦方向寸法が制限されている場合に、操作器の
構成部品を配置する上でのスペース効率を高めて、操作
器をコンパクトに構成することができる。
【0034】また上記掛金駆動機構は、掛金の軸線方向
の一端側に上下動自在に設けられて、上方に変位したと
きに前記掛金を鎖錠位置から解錠位置に向けて回転させ
るように前記掛金の中心軸線から偏心した位置で上端が
該掛金の一端に駆動ピンを介して連結された突上げ棒
と、上下動自在に支持されて突上げ棒の下端に上面が当
接された押上板と、押上板の下面に上端が当接された第
1のプランジャと励磁された際に該第1のプランジャを
駆動して上方に変位させる第1の引外しコイルとを備え
た第1の電磁石と、押上板の下面に上端が当接された第
2のプランジャと励磁された際に該第2のプランジャを
駆動して上方に変位させる第2の引外しコイルとを備え
た第2の電磁石とにより構成することができる。
【0035】上記のように押上板を介して突上げ棒を駆
動する構成をとる場合、第1及び第2の電磁石は、掛金
の軸線方向に対して直角な方向に並べて配置するのが好
ましい。第1及び第2の電磁石をこのように配置する
と、掛金の軸線方向と直角な方向から引外し装置を見た
場合の同装置の幅寸法を縮小することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】図1ないし図2は本発明に係わる
引外し装置4の構成例を示したもので、図1は一部を断
面して示した側面図、図2は一部を断面して示した正面
図、図3はフックと掛金との位置関係を示した説明図で
ある。、図1及び図2において、401は図6及び図7
に示した従来例で用いられていたものと同様のフック
で、このフックは、図3に示したように、その先端部に
掛金当接部401aを有し、後端部にストッパ突起40
1bを有するレバーからなっている。
【0037】402は引外し装置のフレームで、このフ
レームは、板面が水平方向に沿うように配置された基板
部402aと、該基板部402aのほぼ中央から垂直に
起立した1対の垂直板部402b,402cと、垂直板
部402b,402cの上端から水平方向の外側に突出
した状態で設けられた張出し部402d,402eと、
基板部402aの下面に重ね合わされて四隅がボルト4
02fにより基板部402aに締結された平板部402
gと、平板部402gの下方に配置された下部支持枠4
02hとからなっている。下部支持枠402hは、平板
部402gと平行に配置された水平板部402h1と、該
水平板部402h1の一端から下側に直角に折れ曲った折
り曲げ部402h2とからなっていて、水平板部402h1
の四隅がボルト402iを介して基板部402aに連結
されている。このフレーム402は、図9ないし図11
に示したような操作機構のフレーム2に適宜の手段によ
り固定される。
【0038】基板部402aと下部支持枠402hとを
連結するボルト402iの上端は平板部402gの四隅
にそれぞれ設けられた孔を貫通して基板部402に設け
られたネジ孔に螺合され、該ボルト402iに螺合され
たロックナット402jが平板部402gに対して締付
けられている。ボルト402iの下端は水平板部402
h1の四隅にそれぞれ設けられた孔に挿入され、該ボルト
402iに螺合されたナット402k及び402mによ
りボルト402iと水平板部402h1とが結合されてい
る。
【0039】フック401は、フレームの垂直板部40
2b,402cの間に配置されて、その後端部寄りの部
分がピン407により垂直板部402b,402cに回
動自在に支持され、ピン408を介して図9ないし図1
1に示された操作機構3のリンク19に連結されてい
る。フック401と垂直板部402bとの間及びフック
401と垂直板部402cとの間にはそれぞれ板状のス
ペーサ420及び421が挿入され、これらのスペーサ
はそれぞれ垂直板部402b及び402cに固定されて
いる。フック401は、スペーサ420,421の間
で、操作機構の投入時の釣り合いを保持する投入位置
と、該操作機構の釣り合いをくずして遮断動作を行なわ
せる引外し位置との間を回動する。図1及び図2はフッ
ク401が投入位置にある状態を示している。
【0040】ピン407にはねじりバネ409が取り付
けられ、該ねじりバネ409の一端はピン408に、ま
た他端はフック401に固定されている。このねじりバ
ネ409により、フック401が常時引外し位置側(図
1及び図3において時計方向)に付勢されている。
【0041】フレーム402の垂直板部402b,40
2cにそれぞれ設けられた孔にスリーブ状の軸受422
及び423が取り付けられ、これらの軸受の内側に円柱
状をなす掛金403が回転自在に支持されている。図示
の例では、組み立てを容易にするために掛金403がそ
の中央部で半割りにされて対象な形状の第1の半部40
3Aと第2の半部403Bとに分割されている。これら
の半部403A及び403Bはそれぞれ個別に軸受42
2及び423の内側に挿入された後に、ピン424によ
り結合されて一体化されている。
【0042】掛金403の第1の半部403A及び第2
の半部403Bの外端部には軸受422及び423の外
端面に摺動接触するフランジ403A1及び403B1が設
けられ、これらのフランジにより掛金403の抜け止め
が図られている。
【0043】図3に示したように、掛金403は、その
中央部のフック401に臨む位置にフック401を受け
入れることができる大きさの溝403aを有している。
この掛金403は、図3に示したようにその外周部の溝
403a寄りの部分にフック401の先端の掛金当接部
401aを当接させることにより、フック401を投入
位置に拘束し、図3に示した位置から時計方向に僅かに
(解錠位置まで)回転したときにフック401の先端を
溝403a内に受け入れてフックの拘束を解除する。
【0044】掛金403の軸線方向の一端の端面及び他
端の端面にはそれぞれ、該掛金の中心軸線から偏心した
位置に位置させた状態で該掛金の軸線方向に延びる第1
の駆動ピン412A及び第2の駆動ピン412Bが取り
付けられている。これら第1の駆動ピン412A及び第
2の駆動ピン412Bはそれぞれの軸線を共有した状態
で設けられている。
【0045】フレーム402の張出し部402d,40
2eは掛金403の一端及び他端にそれぞれ固定された
駆動ピン412A及び412Bに相応する位置を上下方
向に延びる貫通孔を有していて、該貫通孔に、スリーブ
状に形成された第1及び第2のガイド金具430A及び
430Bが嵌合されている。これらのガイド金具はそれ
ぞれの上端にフランジを有していて、フレームの張出し
部402d及び402eにボルト431及びナット43
2により固定された押え板433A及び433Bによ
り、両ガイド金具430A及び430Bのそれぞれのフ
ランジが張出し部402d及び402eに対して押え付
けられた状態で固定されている。
【0046】またフレームの基板部402a及び平板部
402gには、第1及び第2のガイド金具430A及び
430Bとそれぞれ軸線を共有する貫通孔が設けられて
いて、これらの貫通孔にそれぞれ第1及び第2のスラス
ト軸受434A及び434Bが取り付けられている。第
1及び第2のガイド金具430A及び430Bの内側の
孔と第1及び第2のスラスト軸受434A及び434B
にそれぞれ第1及び第2の突上げ棒410A及び410
Bの上端と下端とがスライド自在に嵌合されている。第
1の突上げ棒410A及び第2の突上げ棒410Bのそ
れぞれの中間部には拡大径部410A1及び410B1が設
けられ、これらの拡大径部にそれぞれ設けられた長孔4
11A及び411Bにそれぞれ第1の駆動ピン412A
及び第2の駆動ピン412Bが遊嵌されている。第1の
駆動ピン412A及び第2の駆動ピン412Bは掛金4
03の端面の偏心した位置に設けられているため、突上
げ棒410A及び410Bが上下に変位すると掛金40
3が回転する。図示の例では、突上げ棒410A及び4
10Bがそれぞれ上方に変移したときに図1及び図3に
おいて掛金403が時計方向に回転するように駆動ピン
412A及び412Bの取付け位置が設定されている。
第1及び第2の突上げ棒410A及び410Bはそれぞ
れ復帰バネ413A及び413Bにより下方に付勢さ
れ、これらの復帰バネ413A及び413Bの付勢力に
より、掛金403が常時鎖錠位置(図3に示した位置)
側に付勢されている。
【0047】フレームの下部支持枠402hの水平板部
402h1には、第1の電磁石405Aと第2の電磁石4
05Bとが横方向に並べられて並列に配置されている。
第1の電磁石405Aは、第1のプランジャ406Aと
第1の引外しコイル407Aとを有していて、引外しコ
イル407Aが励磁されたときに第1のプランジャ40
6Aを駆動して上方に変位させるように構成されてい
る。また第2の電磁石405Bは、第2のプランジャ4
06Bと第2の引外しコイル407Bとを有していて、
引外しコイル407Bが励磁されたときに第2のプラン
ジャ406Bを駆動して上方に変位させるように構成さ
れている。
【0048】第1の電磁石405Aは、第1のプランジ
ャ406Aを第1の突上げ棒410A側に向けた状態
で、かつ該第1のプランジャ406Aの中心軸線を第1
の突上げ棒410Aの中心軸線と一致させた状態で水平
板部402h1に取り付けられ、第1のプランジャ406
Aの上端が第1の突上げ棒410Aの下端に当接されて
いる。
【0049】また第2の電磁石405Bは、第2のプラ
ンジャ406Bを第2の突上げ棒410B側に向け、か
つ第2のプランジャ406Bの中心軸線を第2の突上げ
棒410Bの中心軸線と一致させた状態で水平板部40
2h1に取り付けられていて、第2のプランジャ406B
の上端が第2の突上げ棒410Bの下端に当接されてい
る。
【0050】第1のプランジャ406A及び第2のプラ
ンジャ406Bはそれぞれ復帰バネ414A及び414
Bにより下方に(突上げ棒410A及び410Bと反対
側に)付勢されている。
【0051】フレーム402の垂直板部402b及び4
02cに跨がって、フック401の後端部のストッパ突
起401bを当接させるストッパピン435が取り付け
られ、ストッパ突起401bとストッパピン435との
当接により、フック401の投入位置側への回動範囲が
制限されるようになっている。
【0052】また垂直板部402bの外側面及び402
cの外側面にそれぞれ駆動ピン412A及び412Bを
当接させるストッパ436A及び436Bがボルト止め
され、駆動ピン412A及び412Bがストッパ436
A及び436Bの上面に当接することにより、掛金40
3が鎖錠位置(図3に示した位置)に位置決めされるよ
うになっている。
【0053】図1ないし図3に示した例では、第1及び
第2の突上げ棒410A及び410Bと、第1及び第2
の駆動ピン412A及び412Bと、復帰バネ413A
及び413Bとにより、掛金403を解錠位置に向けて
回転させるべく第1のプランジャ406A及び第2のプ
ランジャ406Bの変位をそれぞれ掛金に伝達する変位
伝達機構が構成され、この変位伝達機構と第1及び第2
の電磁石405A及び405Bとにより掛金駆動機構4
04が構成されている。
【0054】図1ないし図3に示した引外し装置4にお
いて、第1の電磁石405Aの引外しコイル407Aが
励磁されたときには、第1のプランジャ406Aが上方
に変位して第1の突上げ棒410Aを押し上げ、掛金4
03を解錠位置側に回転させる。これによりフック40
1が引外し位置に向けて回動するため、操作機構の釣り
合いがくずされて遮断動作が行われる。第2の突上げ棒
410Bと第2の電磁石のプランジャ407Bとは当接
しているだけで、連結されてはいないため、第1の電磁
石405Aにより第1の突上げ棒410Aを押し上げて
掛金403を駆動する際に第2の電磁石405Bが負荷
になることはない。
【0055】また第2の電磁石405Bの引外しコイル
407Bが励磁されたときには、第2のプランジャ40
6Bが第2の突上げ棒410Bを押し上げて掛金403
を解錠位置側に回転させる。これによりフック401が
引外し位置に向けて回動して操作機構の釣り合いをくず
し、遮断動作を行わせる。第1の突上げ棒410Aと第
1の電磁石のプランジャ407Aとは連結されてはいな
いため、第2の電磁石405Bにより第2の突上げ棒4
10Bを押し上げて掛金403を駆動する際に第1の電
磁石405Aが負荷になることはない。
【0056】上記のように構成すると、第1の電磁石4
05A及び第2の電磁石405Bのいずれが駆動された
ときにも掛金403を同じ動きで駆動することができる
ため、両電磁石として同一定格のものを用いても、それ
ぞれの電磁石により掛金を駆動してフックを引外した場
合の遮断器の開極時間を同じにすることができ、引外し
装置の信頼性を高めることができる。
【0057】また上記のように第1及び第2の電磁石を
横方向に並べて配置すると、引外し装置の高さ寸法を縮
小することができるため、高さが制限された箇所に操作
器を配置する場合に、部品を配置する上でのスペース効
率を良好にして操作器をコンパクトにまとめることがで
きる。
【0058】図1及び図2に示した例では、掛金403
の両側にそれぞれ第1及び第2の突上げ棒410A及び
410Bを配置して、これらの突上げ棒を掛金の軸線方
向に並べて配置した第1及び第2の電磁石405A及び
405Bにより駆動するようにしたが、本発明において
は、掛金駆動機構の少なくとも第1及び第2の電磁石を
互いに並列に設けて、第1及び第2の電磁石にそれぞれ
設けられた第1及び第2のプランジャのそれぞれの変位
を他のプランジャを介することなく掛金に伝達するよう
に構成すればよく、掛金駆動機構の構成は上記の例に限
らない。
【0059】図4及び図5は、本発明に係わる引外し装
置の他の構成例を示したもので、この例では、掛金40
3が一端にフランジ403A1を有する単一の円柱状の部
材からなっていて、該掛金403が一方の軸受422側
から軸受422及び423内に挿入され、軸受423側
から外部に突出した掛金403の他端に設けられた孔に
割りピン441が挿入されて、該割りピンにより掛金4
03の抜け止めが図られている。図4及び図5には図示
されていないが、掛金403の中央部のスペーサ42
0,421間の間隙に臨む位置には、図3に示した溝4
03aと同様の溝が形成されていて、フック401の先
端を該溝403a内に受け入れることによりフックを引
外すようになっている。掛金403の一端の端面の偏心
した位置に駆動ピン412Aが取り付けられている。
【0060】図1に示し例では、フレーム402の上端
に張出し部402dと402eとが設けられていたが、
図4及び図5に示した例では、片側の張出し部402d
のみが設けられ、該張出し部402dには、ボルト43
1及びナット432と押え板433Aとによりガイド金
具430Aが取り付けられている。ガイド金具430A
の内側の孔に突上げ棒410Aの上端がスライド自在に
嵌合され、突上げ棒410Aの下端は、フレーム402
の基板部402aを貫通した孔に取り付けられた軸受4
34Aにスライド自在に嵌合されている。突上げ棒41
0Aの中間部に設けられた拡大径部410A1に形成され
た長孔に駆動ピン412Aが遊嵌され、突上げ棒410
Aが上方に変位した際に掛金403が鎖錠位置(フック
401を投入位置に拘束する位置)から解錠位置(フッ
ク401が引外し位置に回動するのを許容する位置)に
向けて回動するようになっている。
【0061】フレーム402の下部支持枠402hは、
その水平板部402h1の長手方向を掛金403の軸線方
向に対して直角な方向に向けた状態で配置されて、複数
のボルト443と、各ボルト443に螺合されたナット
444とにより、フレームの基板部402aに連結され
ている。またフレームの水平板部402h1及び基板部4
02aにそれぞれ下端及び上端が固定されて上下方向に
互いに平行に伸びる2本のガイドロッド445A及び4
45Bが設けられ、これらのガイドロッドにより、押上
板446が上下動自在に支持されている。押上板446
の上下動を円滑に行わせるため、押上板446には、ガ
イドロッド445A及び445Bをそれぞれスライド自
在に嵌合させるスラスト軸受が取り付けられている。
【0062】図示の例では、押上板446が掛金403
の軸線方向と直角な方向に長く伸びる帯板からなってい
て、該押上板446の上面の中心部に突上げ棒410A
の下端が当接されている。
【0063】下部支持枠402hの水平板部402h1に
は、第1の電磁石405A及び第2の電磁石405B
が、第1及び第2のプランジャ406A及び406Bを
それぞれ上方に突出させた状態で取り付けられ、これら
のプランジャ406A及び406Bの上端が押上板44
6の下面に当接されている。
【0064】図示の例では、第1のプランジャ406A
と突上げ棒410Aと第2のプランジャ406Bとのそ
れぞれの中心軸線が同一の垂直平面上に位置し、かつ第
1のプランジャ406A及び第2のプランジャ406B
が突上げ棒410Aの中心軸線の両側の対称位置に配置
されるように第1及び第2の電磁石405A及び405
Bと突上げ棒410Aとの位置が設定されている。
【0065】第1のプランジャ406A及び第2のプラ
ンジャ406Bはそれぞれ復帰バネ414A及び414
Bにより下方に(押上板446と反対側に)付勢され、
突上げ棒410Aは復帰バネ413Aにより下方に(押
上板446側に)付勢されている。その他の点は図1及
び図2に示した例と同様である。
【0066】図4及び図5に示した例では、第1の電磁
石405Aまたは第2の電磁石405Bのいずれかが励
磁されたときに、励磁された電磁石のプランジャにより
押上板446が押し上げられ、これにより突上げ棒41
0Aが押し上げられて掛金403が駆動される。その他
の点は図1及び図2に示した例と同様である。
【0067】図4及び図5に示すように、掛金403の
一端側にのみ駆動ピン412Aを設けて、該駆動ピン4
12Aを突上げ棒410Aに設けた長孔に遊嵌させるこ
とにより掛金403を駆動するようにすると、掛金40
3を2つ割りに構成する必要がないため、掛金の構造を
簡単にすることができる。また突上げ棒も1つだけ設け
ればよいため、掛金駆動機構の全体的な構成を簡単にす
ることができる。
【0068】更に、図4及び図5に示した例のように、
2つの電磁石405A及び405Bを掛金403の軸線
方向に対して直角な方向に並べて配置した場合には、掛
金の軸線方向に対して直角な方向から引外し装置を見た
場合の、該装置の幅寸法を小さくすることができる。
【0069】上記の例では、本発明に係わる引外し装置
を、図9ないし図11に示したように構成された操作機
構を有する操作器に適用するとしたが、本発明に係わる
引外し装置を適用し得る操作器は、図9ないし図11に
示したものに限られるものではなく、遮断器の投入時に
遮断用の駆動源が発生する駆動力と該駆動力を受け止め
る力とを釣り合わせておいて、フックが引外されたとき
に該釣り合い状態をくずすことにより遮断用駆動源に蓄
積されていた力を一気に解放して遮断器に遮断用の操作
力を与えるようにしたものであればいかなる構成を有す
るものでもよい。
【0070】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、第1及
び第2の電磁石を並列に配置するとともに、第1及び第
2のプランジャのそれぞれの変位を他のプランジャを介
することなく掛金に伝達させるように構成したので、各
電磁石により掛金を同じ操作力で駆動することができ
る。従って、第1の電磁石及び第2の電磁石として同一
定格のものを用いて、しかも、それぞれの電磁石が駆動
されてからフックが引き外されるまでの時間を等しくす
ることができ、いずれの電磁石によりフックを引き外す
場合も、遮断器の開極時間を同じにして、信頼性を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる引外し装置の構成例を一部断面
して示した側面図である。
【図2】図1に示した引外し装置の一部を断面して示し
た正面図である。
【図3】図1の引外し装置で用いるフックと掛金との関
係を示した説明図である。
【図4】本発明に係わる引外し装置の他の構成例を一部
断面して示した側面図である。
【図5】図4に示した引外し装置の一部を断面して示し
た正面図である。
【図6】従来の引外し装置の側面図である。
【図7】図6の引外し装置の一部を断面して示した正面
図である。
【図8】図6の引外し装置で用いられているフックと掛
金との関係を示した説明図である。
【図9】本発明に係わる引外し装置を適用する遮断器用
操作器の要部の構成例を示したもので、遮断器が遮断状
態にあるときの同操作器の状態を示した構成図である。
【図10】遮断器が投入状態にあるときの図9の操作器
の状態を示した構成図である。
【図11】図9の操作器の引外し自由状態を示した構成
図である。
【符号の説明】
401 フック 402 フレーム 403 掛金 405A 第1の電磁石 405B 第2の電磁石 406A 第1のプランジャ 406B 第2のプランジャ 407A 第1の引外しコイル 407B 第2の引外しコイル 410A 第1の突上げ棒 410B 第2の突上げ棒 411A 第1の長孔 411B 第2の長孔 412A 第1の駆動ピン 412B 第2の駆動ピン 446 押上板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮断器に操作力を伝達する操作機構を遮
    断器投入時の釣り合い状態に保持する位置である投入位
    置と前記操作機構の投入時の釣り合い状態をくずして遮
    断器に遮断用の操作力が伝達されるのを許容する位置で
    ある引外し位置との間を回動し得るように設けられて常
    時引外し位置側に付勢された引外しフックと、鎖錠位置
    と解錠位置との間を往復回転し得るように支持されてい
    て鎖錠位置にあるときに前記フックを投入位置に拘束
    し、解錠位置に向けて回転させられた際に前記フックの
    拘束を解除して該フックが引外し位置に向けて回動する
    のを許容するように設けられた掛金と、前記掛金を解錠
    位置に向けて回転させる掛金駆動機構とを備えた遮断器
    引外し装置において、 前記掛金駆動機構は、第1の引外しコイルと該第1の引
    外しコイルが励磁されたときに駆動されて変位を生じる
    第1のプランジャとを備えた第1の電磁石と、第2の引
    外しコイルと該第2の引外しコイルが励磁されたときに
    駆動されて変位を生じる第2のプランジャとを備えた第
    2の電磁石と、前記掛金を解錠位置に向けて回転させる
    べく前記第1のプランジャ及び第2のプランジャの変位
    をそれぞれ前記掛金に伝達する変位伝達機構とを備え、 第1及び第2のプランジャのそれぞれの変位が他のプラ
    ンジャを介することなく前記掛金に伝達されるように、
    前記掛金駆動機構の少なくとも第1及び第2の電磁石が
    互いに並列に配置されていることを特徴とする遮断器引
    外し装置。
  2. 【請求項2】 遮断器に操作力を伝達する操作機構を遮
    断器投入時の釣り合い状態に保持する位置である投入位
    置と前記操作機構の投入時の釣り合い状態をくずして遮
    断器に遮断用の操作力が伝達されるのを許容する位置で
    ある引外し位置との間を回動し得るように設けられて常
    時引外し位置側に付勢されたフックと、中心軸線を水平
    方向に向けた状態で配置されて中心軸線を回転中心とし
    て鎖錠位置と解錠位置との間を往復回転し得るように支
    持されていて鎖錠位置にあるときに前記フックを投入位
    置に拘束し、解錠位置に向けて回転した際に前記フック
    の拘束を解除して該フックが引外し位置に向けて回動す
    るのを許容するように設けられた掛金と、前記掛金を解
    錠位置に回転させる掛金駆動機構とを備えた遮断器引外
    し装置において、 前記掛金駆動機構は、 前記掛金の軸線方向の一端側及び他端側にそれぞれ上下
    動自在に設けられて、上方に変位したときに前記掛金を
    鎖錠位置から解錠位置に向けて回転させるように前記掛
    金の中心軸線から偏心した位置で上端が該掛金の一端及
    び他端にそれぞれ第1の駆動ピン及び第2の駆動ピンを
    介して連結された第1及び第2の突上げ棒と、 前記第1の突上げ棒の下端に上端が当接された第1のプ
    ランジャと、励磁された際に該第1のプランジャを駆動
    して上方に変位させる第1の引外しコイルとを備えた第
    1の電磁石と、 前記第2の突上げ棒の下端に上端が当接された第2のプ
    ランジャと、励磁された際に該第2のプランジャを駆動
    して上方に変位させる第2の引外しコイルとを備えた第
    2の電磁石とを具備したことを特徴とする遮断器引外し
    装置。
  3. 【請求項3】 遮断器に操作力を伝達する操作機構を遮
    断器投入時の釣り合い状態に保持する位置である投入位
    置と前記操作機構の投入時の釣り合い状態をくずして遮
    断器に遮断用の操作力が伝達されるのを許容する位置で
    ある引外し位置との間を回動し得るように設けられて常
    時引外し位置側に付勢されたフックと、中心軸線を水平
    方向に向けた状態で配置されて中心軸線を回転中心とし
    て鎖錠位置と解錠位置との間を往復回転し得るように支
    持されていて鎖錠位置にあるときに前記フックを投入位
    置に拘束し、解錠位置に向けて回転した際に前記フック
    の拘束を解除して該フックが引外し位置に向けて回動す
    るのを許容するように設けられた掛金と、前記掛金を解
    錠位置に回転させる掛金駆動機構とを備えた遮断器引外
    し装置において、 前記掛金駆動機構は、 前記掛金の軸線方向の一端側に上下動自在に設けられ
    て、上方に変位したときに前記掛金を鎖錠位置から解錠
    位置に向けて回転させるように前記掛金の中心軸線から
    偏心した位置で上端が該掛金の一端に駆動ピンを介して
    連結された突上げ棒と、 上下動自在に支持されて前記突上げ棒の下端に上面が当
    接された押上板と、 前記押上板の下面に上端が当接された第1のプランジャ
    と、励磁された際に該第1のプランジャを駆動して上方
    に変位させる第1の引外しコイルとを備えた第1の電磁
    石と、 前記押上板の下面に上端が当接された第2のプランジャ
    と、励磁された際に該第2のプランジャを駆動して上方
    に変位させる第2の引外しコイルとを備えた第2の電磁
    石とを具備したことを特徴とする遮断器引外し装置。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の電磁石は、前記掛金
    の軸線方向に対して直角な方向に並べて配置されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の遮断器引外し装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8207804B2 (en) 2008-12-26 2012-06-26 Mitsubishi Electric Corporation Operating device that performs opening and closing operations of a switch
WO2013079329A1 (de) * 2011-12-02 2013-06-06 Siemens Aktiengesellschaft Schaltgeräteauslöseeinrichtung

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