JPH0932253A - 二重床構造体および二重床式空調装置 - Google Patents
二重床構造体および二重床式空調装置Info
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- JPH0932253A JPH0932253A JP17781295A JP17781295A JPH0932253A JP H0932253 A JPH0932253 A JP H0932253A JP 17781295 A JP17781295 A JP 17781295A JP 17781295 A JP17781295 A JP 17781295A JP H0932253 A JPH0932253 A JP H0932253A
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Landscapes
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 床面に多少の凹凸があってもパネルをがたつ
き無く設置することができる二重床構造体および二重床
式空調装置を提供する。 【解決手段】 平板な床板部42、およびその各隅部か
ら下方へ突出する複数の脚部40を有し、床面上に多数
配置されるパネル1と、床面上に設置され、互いに隣接
するパネル1の脚部40をまとめて支持する連結用脚座
2とを具備する。連結用脚座2は、脚部40の下端が嵌
合される脚受穴20が複数形成された脚受体8と、この
脚受体8の外周に形成された雄ねじ部18に螺合する雌
ねじ部10を有する支持筒体6とから構成され、支持筒
体6を回転することにより、脚受体8の高さを調整でき
る。
き無く設置することができる二重床構造体および二重床
式空調装置を提供する。 【解決手段】 平板な床板部42、およびその各隅部か
ら下方へ突出する複数の脚部40を有し、床面上に多数
配置されるパネル1と、床面上に設置され、互いに隣接
するパネル1の脚部40をまとめて支持する連結用脚座
2とを具備する。連結用脚座2は、脚部40の下端が嵌
合される脚受穴20が複数形成された脚受体8と、この
脚受体8の外周に形成された雄ねじ部18に螺合する雌
ねじ部10を有する支持筒体6とから構成され、支持筒
体6を回転することにより、脚受体8の高さを調整でき
る。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床下配線または床
下空調を行うための二重床構造体、およびそれを用いた
二重床式空調装置に関するものである。
下空調を行うための二重床構造体、およびそれを用いた
二重床式空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスビルなどの床面に、四隅
に脚部を有する正方形のパネルを並べて二重床構造と
し、これらパネルと床面との間の空間を通して電気配線
や配管等を行うことにより、配線等の自由度を高めるこ
とが広く行われている。
に脚部を有する正方形のパネルを並べて二重床構造と
し、これらパネルと床面との間の空間を通して電気配線
や配管等を行うことにより、配線等の自由度を高めるこ
とが広く行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種のパネ
ルが設置される床面は完全な水平面であるとは限らず、
多少の凹凸が生じていることが普通である。このような
場合、従来の二重床構造では、パネルのいずれかの脚部
が床面から浮いてしまい、パネル間に段差が生じたり、
パネルががたついて不快感や騒音を発生するなどの問題
があった。本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、
床面に多少の凹凸があってもパネルをがたつき無く設置
することができる二重床構造体および二重床式空調装置
を提供することを課題としている。
ルが設置される床面は完全な水平面であるとは限らず、
多少の凹凸が生じていることが普通である。このような
場合、従来の二重床構造では、パネルのいずれかの脚部
が床面から浮いてしまい、パネル間に段差が生じたり、
パネルががたついて不快感や騒音を発生するなどの問題
があった。本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、
床面に多少の凹凸があってもパネルをがたつき無く設置
することができる二重床構造体および二重床式空調装置
を提供することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る二重床構造
体は、平板な床板部およびこの床板部の各隅部から下方
へ突出する複数の脚部を有し、床面上に多数配置される
パネルと、前記床面上に設置され、互いに隣接するパネ
ルの前記脚部をまとめて支持する連結用脚座とを具備す
る二重床構造体であって、前記連結用脚座は、前記脚部
の下端が嵌合される嵌合部が複数形成された脚受体と、
この脚受体を床面から可変の高さに支持する支持体と、
前記脚受体と前記支持体との間に設けられ、前記支持体
に対する前記脚受体の位置を変更するための高さ調整機
構とを具備することを特徴としている。
体は、平板な床板部およびこの床板部の各隅部から下方
へ突出する複数の脚部を有し、床面上に多数配置される
パネルと、前記床面上に設置され、互いに隣接するパネ
ルの前記脚部をまとめて支持する連結用脚座とを具備す
る二重床構造体であって、前記連結用脚座は、前記脚部
の下端が嵌合される嵌合部が複数形成された脚受体と、
この脚受体を床面から可変の高さに支持する支持体と、
前記脚受体と前記支持体との間に設けられ、前記支持体
に対する前記脚受体の位置を変更するための高さ調整機
構とを具備することを特徴としている。
【0005】一方、本発明に係る二重床式空調装置は、
前記二重床構造体を具備し、前記パネルのうち少なくと
も一部の前記床板部の下方には熱媒循環用のパイプが設
置され、さらに、これらパイプを通じて加熱または冷却
した熱媒を循環させるための熱媒循環機構が設けられて
いることを特徴としている。
前記二重床構造体を具備し、前記パネルのうち少なくと
も一部の前記床板部の下方には熱媒循環用のパイプが設
置され、さらに、これらパイプを通じて加熱または冷却
した熱媒を循環させるための熱媒循環機構が設けられて
いることを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図8は、本発明に係る二重
床式空調装置(本発明に係る二重床構造体を含む)の一
実施形態を示している。この二重床式空調装置は、図1
に示すように、建物の床面に一定間隔毎に設置された多
数の連結用脚座2と、これら連結用脚座2で相互に脚部
40が固定された状態で、床面の全面または一部に配列
されたパネル1と、各パネル1の境目に沿ってパネル1
と床面との間に配管された熱媒循環用のパイプ4と、こ
れらパイプ4を通じて加熱または冷却した熱媒を循環さ
せる熱媒循環機構(図9参照)とを具備するものであ
る。なお、この二重床式空調装置からパイプ4および熱
媒循環機構を除外した部分が、本発明に係る二重床構造
体に相当する。
床式空調装置(本発明に係る二重床構造体を含む)の一
実施形態を示している。この二重床式空調装置は、図1
に示すように、建物の床面に一定間隔毎に設置された多
数の連結用脚座2と、これら連結用脚座2で相互に脚部
40が固定された状態で、床面の全面または一部に配列
されたパネル1と、各パネル1の境目に沿ってパネル1
と床面との間に配管された熱媒循環用のパイプ4と、こ
れらパイプ4を通じて加熱または冷却した熱媒を循環さ
せる熱媒循環機構(図9参照)とを具備するものであ
る。なお、この二重床式空調装置からパイプ4および熱
媒循環機構を除外した部分が、本発明に係る二重床構造
体に相当する。
【0007】連結用脚座2は、図2に示すように、円筒
形の支持筒体6内に円板状をなすプラスチック製の脚受
体8を同軸に収容したものである。支持筒体6は、内周
面に雌ねじ部10が同軸に形成され、下端には円環状の
フランジ部12が形成されている。フランジ部12に
は、図3に示すように周方向一定間隔毎に多数の接着用
孔14が形成されており、フランジ部12の下面に接着
剤を塗布し、接着用孔14を通じてフランジ部12の上
面にまでリベット状に接着剤を盛り上げることにより、
床面への接着強度が高められるようになっている。但
し、連結用脚座2は必ずしも床面へ接着しなくてもよ
い。フランジ部12の上面には複数の回転用リブ16が
形成され、これら回転用リブ16は、フランジ部12の
補強と、支持筒体6を把持して回転する際の滑りどめと
を兼ねている。
形の支持筒体6内に円板状をなすプラスチック製の脚受
体8を同軸に収容したものである。支持筒体6は、内周
面に雌ねじ部10が同軸に形成され、下端には円環状の
フランジ部12が形成されている。フランジ部12に
は、図3に示すように周方向一定間隔毎に多数の接着用
孔14が形成されており、フランジ部12の下面に接着
剤を塗布し、接着用孔14を通じてフランジ部12の上
面にまでリベット状に接着剤を盛り上げることにより、
床面への接着強度が高められるようになっている。但
し、連結用脚座2は必ずしも床面へ接着しなくてもよ
い。フランジ部12の上面には複数の回転用リブ16が
形成され、これら回転用リブ16は、フランジ部12の
補強と、支持筒体6を把持して回転する際の滑りどめと
を兼ねている。
【0008】支持筒体6の材質は限定されるものではな
いが、一般的にはアルミニウム等の金属の鋳造製品が好
適である。その場合には、支持筒体6の成形が容易であ
るとともに、火災の際にも燃焼するおそれがない。一
方、脚受体8は支持筒体6により包囲されているため、
成形コストの安いプラスチックで脚受体8を成形した場
合にも、支持筒体6が不燃材料で形成されていれば燃焼
を防ぐことができる。
いが、一般的にはアルミニウム等の金属の鋳造製品が好
適である。その場合には、支持筒体6の成形が容易であ
るとともに、火災の際にも燃焼するおそれがない。一
方、脚受体8は支持筒体6により包囲されているため、
成形コストの安いプラスチックで脚受体8を成形した場
合にも、支持筒体6が不燃材料で形成されていれば燃焼
を防ぐことができる。
【0009】脚受体8の外周には雄ねじ部18が同軸に
形成されており、この雄ねじ部18が支持筒体6の雌ね
じ部10と螺合されている。脚受体8の上面には、図3
に示すように4つの矩形状をなす浅い脚受穴20が中心
回りに90゜回転対称となるように形成され、これら脚
受穴20の底面の中央には、図4に示すようにそれぞれ
1個以上の消音用突起22が一体形成されている。消音
用突起22は、パネル1の脚部40の下端面の中央に当
接して弾性変形し、これにより連結用脚座2とパネル1
との間でのがたつきによる騒音を低減する作用を奏す
る。
形成されており、この雄ねじ部18が支持筒体6の雌ね
じ部10と螺合されている。脚受体8の上面には、図3
に示すように4つの矩形状をなす浅い脚受穴20が中心
回りに90゜回転対称となるように形成され、これら脚
受穴20の底面の中央には、図4に示すようにそれぞれ
1個以上の消音用突起22が一体形成されている。消音
用突起22は、パネル1の脚部40の下端面の中央に当
接して弾性変形し、これにより連結用脚座2とパネル1
との間でのがたつきによる騒音を低減する作用を奏す
る。
【0010】各脚受穴20の周囲には、それぞれ全体と
して角筒状をなす周壁部24,26が形成されている。
これら周壁部24,26の内壁面は上方へ向けて僅かに
広がる形状をなし、脚部40の脚受穴20への挿入が容
易化されている。また、4つの周壁部24で囲まれる部
分には、図3に示すように、円形のパイプ支持治具30
の下端を挿入固定できるようになっている。このパイプ
支持治具30の上端には半円状のパイプ支持凹部30A
が形成されており、このパイプ支持凹部30Aにパイプ
4をはめ込むことにより、パイプ4が各パネル1の境に
沿って水平に支持されている。このように、パイプ4が
脚受体8を基準として支持されているから、脚部40の
高さ調整と連動してパイプ4の高さ調整も行われる利点
が得られる。
して角筒状をなす周壁部24,26が形成されている。
これら周壁部24,26の内壁面は上方へ向けて僅かに
広がる形状をなし、脚部40の脚受穴20への挿入が容
易化されている。また、4つの周壁部24で囲まれる部
分には、図3に示すように、円形のパイプ支持治具30
の下端を挿入固定できるようになっている。このパイプ
支持治具30の上端には半円状のパイプ支持凹部30A
が形成されており、このパイプ支持凹部30Aにパイプ
4をはめ込むことにより、パイプ4が各パネル1の境に
沿って水平に支持されている。このように、パイプ4が
脚受体8を基準として支持されているから、脚部40の
高さ調整と連動してパイプ4の高さ調整も行われる利点
が得られる。
【0011】周壁部24と周壁部26の間には一対のス
リット28がそれぞれ形成され、これらスリット28を
通して、図8に示すように、角筒状をなすパネル支持パ
イプ48ががたつきなく垂直に、脚受体8上に同軸に取
り付け可能とされている。パネル支持パイプ48の使用
方法については後述する。一方、脚受体8の下面には複
数の凹部32,34が形成され、脚受体8の軽量化およ
び樹脂量の低減が図られている。
リット28がそれぞれ形成され、これらスリット28を
通して、図8に示すように、角筒状をなすパネル支持パ
イプ48ががたつきなく垂直に、脚受体8上に同軸に取
り付け可能とされている。パネル支持パイプ48の使用
方法については後述する。一方、脚受体8の下面には複
数の凹部32,34が形成され、脚受体8の軽量化およ
び樹脂量の低減が図られている。
【0012】図6および図7は、この実施形態に使用さ
れるパネル1を示す平面図および縦断面図である。図6
の右半分はパネル1の上面、左半分はパネル1の下面を
示している。パネル1は、アルミニウム等の金属を鋳造
して形成、あるいはセラミックスを焼結して形成された
ものであり、正方形をなす床板部42と、この床板部4
2の四隅下面から下方へ延びる4本の断面正方形状の脚
部40とを有し、床板部42の下面には格子状をなす多
数の補強用リブ44が形成されている。パネル1の寸法
は限定されるものではないが、例えば、一辺249mm
とされる。この大きさのパネル1を250mm間隔で配
置すれば、パネル1間には1mmの間隙Cが均一に形成
される。このような間隙Cを形成しておくことにより、
後述するような重要な効果が得られる。
れるパネル1を示す平面図および縦断面図である。図6
の右半分はパネル1の上面、左半分はパネル1の下面を
示している。パネル1は、アルミニウム等の金属を鋳造
して形成、あるいはセラミックスを焼結して形成された
ものであり、正方形をなす床板部42と、この床板部4
2の四隅下面から下方へ延びる4本の断面正方形状の脚
部40とを有し、床板部42の下面には格子状をなす多
数の補強用リブ44が形成されている。パネル1の寸法
は限定されるものではないが、例えば、一辺249mm
とされる。この大きさのパネル1を250mm間隔で配
置すれば、パネル1間には1mmの間隙Cが均一に形成
される。このような間隙Cを形成しておくことにより、
後述するような重要な効果が得られる。
【0013】脚部40の長さは全て共通であり、その下
端は脚受体8の脚受穴20にちょうどはまる寸法・形状
とされている。脚部40は床板部42の各頂点から一定
距離だけ中心寄りの位置に形成されている。脚部40間
をつなぐリブ44の周壁の平行な一対の側面には、図2
に示すように、パイプ4の外周面に沿う曲面状のパイプ
対向面44Aが形成され、配管されたパイプ4とパネル
1との干渉が防止されている。
端は脚受体8の脚受穴20にちょうどはまる寸法・形状
とされている。脚部40は床板部42の各頂点から一定
距離だけ中心寄りの位置に形成されている。脚部40間
をつなぐリブ44の周壁の平行な一対の側面には、図2
に示すように、パイプ4の外周面に沿う曲面状のパイプ
対向面44Aが形成され、配管されたパイプ4とパネル
1との干渉が防止されている。
【0014】床板部42にはまた、パイプ対向面44A
と直交する1辺に沿って、1以上の切欠部46が形成さ
れている(図では6個)。これら切欠部46は、床板部
42の両面に形成された半円形の溝に囲まれた部分であ
り、切欠部46をペンチなどで挟んで、溝に沿って折り
取ると、半円形の切欠が形成できる。隣接する一対のパ
ネル1の対向箇所にこのような切欠を形成すれば、円形
の開口部となり、この開口部を通して配線や配管の引き
出しが可能となる。
と直交する1辺に沿って、1以上の切欠部46が形成さ
れている(図では6個)。これら切欠部46は、床板部
42の両面に形成された半円形の溝に囲まれた部分であ
り、切欠部46をペンチなどで挟んで、溝に沿って折り
取ると、半円形の切欠が形成できる。隣接する一対のパ
ネル1の対向箇所にこのような切欠を形成すれば、円形
の開口部となり、この開口部を通して配線や配管の引き
出しが可能となる。
【0015】全てのパネル1は、図2に示すように、連
結用脚座2で脚部40を固定された状態で、隣接し合う
床板部42の間に一定の間隙C(例えば1〜5mm)が
空くように寸法設定されている。間隙Cは、パイプ4か
ら発生する暖気または冷気をパネル1上に逃すための通
気路となるだけでなく、連結用脚座2を床面に接着して
いない場合には、地震により二重床構造体に水平方向の
圧縮力がかかった際に、圧縮力を吸収してパネル1の変
形や破損を防ぐ作用を果たす。なお、連結用脚座2を床
面に接着していない場合には、地震により圧縮力がかか
ると、各パネル1の脚部40同士は脚受体8により間隔
が固定されているため、二重床構造体は全体として下方
へ凸をなす曲面状に湾曲しようとする。このため、パネ
ル1は床面に向けて強く押し付けられることになり、パ
ネル1が浮き上がってバラバラになるおそれがない。ま
た、間隙Cはパネル1が熱膨張した場合の逃げにもな
り、施工を容易化できる利点も有する。
結用脚座2で脚部40を固定された状態で、隣接し合う
床板部42の間に一定の間隙C(例えば1〜5mm)が
空くように寸法設定されている。間隙Cは、パイプ4か
ら発生する暖気または冷気をパネル1上に逃すための通
気路となるだけでなく、連結用脚座2を床面に接着して
いない場合には、地震により二重床構造体に水平方向の
圧縮力がかかった際に、圧縮力を吸収してパネル1の変
形や破損を防ぐ作用を果たす。なお、連結用脚座2を床
面に接着していない場合には、地震により圧縮力がかか
ると、各パネル1の脚部40同士は脚受体8により間隔
が固定されているため、二重床構造体は全体として下方
へ凸をなす曲面状に湾曲しようとする。このため、パネ
ル1は床面に向けて強く押し付けられることになり、パ
ネル1が浮き上がってバラバラになるおそれがない。ま
た、間隙Cはパネル1が熱膨張した場合の逃げにもな
り、施工を容易化できる利点も有する。
【0016】図9は、熱媒循環機構の一例を示す概略図
であり、この図では二重床構造体を省略している。パイ
プ4は全体として蛇行形状をなし、熱媒温度調整装置6
0と循環ポンプ62とを通じて加熱または冷却された熱
媒がパイプ4内を循環するようになっている。
であり、この図では二重床構造体を省略している。パイ
プ4は全体として蛇行形状をなし、熱媒温度調整装置6
0と循環ポンプ62とを通じて加熱または冷却された熱
媒がパイプ4内を循環するようになっている。
【0017】熱媒温度調整装置60は従来周知の如何な
る形式のものを用いてもよいが、本発明者は特に好適な
熱媒温度調整装置60として、図11に示すような装置
を発明した。この装置は、互いに独立した直方体状の第
1タンク70および第2タンク72を有し、これらタン
ク70,72の外周面は厚い断熱材74で被覆されてい
る。タンク70,72の材質は限定されないが、軽量化
及び住宅への搬入・組立のしやすさを考慮すると、繊維
強化プラスチック(FRP)等の材質で形成された組立
式のものが好ましい。
る形式のものを用いてもよいが、本発明者は特に好適な
熱媒温度調整装置60として、図11に示すような装置
を発明した。この装置は、互いに独立した直方体状の第
1タンク70および第2タンク72を有し、これらタン
ク70,72の外周面は厚い断熱材74で被覆されてい
る。タンク70,72の材質は限定されないが、軽量化
及び住宅への搬入・組立のしやすさを考慮すると、繊維
強化プラスチック(FRP)等の材質で形成された組立
式のものが好ましい。
【0018】タンク70,72の下方には、断熱材74
で被覆された状態で、多数のペルチェ素子を集積させた
ペルチェ素子ユニット76が配置されている。このペル
チェ素子ユニット76は、通電により一面が吸熱、反対
面が発熱するものであり、吸熱面にはヒートパイプ等の
伝熱体78の一端が固定され、この伝熱体78の他端は
第1タンク70内に突き出されている一方、発熱面には
ヒートパイプ等の伝熱体80の一端が固定され、この伝
熱体80の他端は第2タンク72内に突き出されてい
る。これにより、ペルチェ素子ユニット76は、通電さ
れると第1タンク70内に満たされた水を冷却する一
方、第2タンク72内に満たされた水を加熱するように
なっている。
で被覆された状態で、多数のペルチェ素子を集積させた
ペルチェ素子ユニット76が配置されている。このペル
チェ素子ユニット76は、通電により一面が吸熱、反対
面が発熱するものであり、吸熱面にはヒートパイプ等の
伝熱体78の一端が固定され、この伝熱体78の他端は
第1タンク70内に突き出されている一方、発熱面には
ヒートパイプ等の伝熱体80の一端が固定され、この伝
熱体80の他端は第2タンク72内に突き出されてい
る。これにより、ペルチェ素子ユニット76は、通電さ
れると第1タンク70内に満たされた水を冷却する一
方、第2タンク72内に満たされた水を加熱するように
なっている。
【0019】第1タンク70および第2タンク72の内
底面には、電熱器82,84がそれぞれ固定されてお
り、通電により各タンク70,72内の水を加熱するよ
うになっている。第1タンク70内の下部には、水平な
隔壁93,97が間隔を開けて配置され、これらの間を
塞ぐように直方体状の攪拌体90が水平方向へ摺動可能
に配置されている。攪拌体90は、モータ86により回
転されるスクリュウ軸88により往復移動可能とされて
いる。さらに、下方の隔壁97の一端には隔壁95が直
立状態で固定され、タンク70の上部まで延ばされてい
る。隔壁95は第1タンク70の側壁面に近接して配置
されており、攪拌体90を水平に移動させると、隔壁9
3,97間の水が動き、さらに隔壁95と側壁面との間
の水が上下に流れて、第1タンク70内の水が全体的に
攪拌されるようになっている。これにより、水が氷点以
下に冷却された場合も、これをシャーベット状に保つこ
とが可能である。
底面には、電熱器82,84がそれぞれ固定されてお
り、通電により各タンク70,72内の水を加熱するよ
うになっている。第1タンク70内の下部には、水平な
隔壁93,97が間隔を開けて配置され、これらの間を
塞ぐように直方体状の攪拌体90が水平方向へ摺動可能
に配置されている。攪拌体90は、モータ86により回
転されるスクリュウ軸88により往復移動可能とされて
いる。さらに、下方の隔壁97の一端には隔壁95が直
立状態で固定され、タンク70の上部まで延ばされてい
る。隔壁95は第1タンク70の側壁面に近接して配置
されており、攪拌体90を水平に移動させると、隔壁9
3,97間の水が動き、さらに隔壁95と側壁面との間
の水が上下に流れて、第1タンク70内の水が全体的に
攪拌されるようになっている。これにより、水が氷点以
下に冷却された場合も、これをシャーベット状に保つこ
とが可能である。
【0020】第1タンク70の内部には、攪拌体90の
上方に配置された支持枠92を介して、多数の蓄熱体9
4が互いに間隔をあけて水平に収容されている。これら
蓄熱体94は、図12に示すように、耐食性に優れたス
テンレス等の薄肉チューブ114内に蓄熱材116を充
填したものである。図示の例では、チューブ114の両
端部は平らに潰され、かつ一定長さに亙って折り曲げら
れることにより封止されている。このような封止構造を
採用すれば、溶接等によりチューブ114を封止する方
法に比して生産コストを低下することが可能である。蓄
熱材116は第1タンク70内の水を加熱する場合に蓄
熱作用を発揮するものであり、50℃前後で凝固する物
質が好適である。具体的な物質としては、酢酸ナトリウ
ム3水塩(CH3COONa・3H2O、融点58℃)な
どが例示できる。
上方に配置された支持枠92を介して、多数の蓄熱体9
4が互いに間隔をあけて水平に収容されている。これら
蓄熱体94は、図12に示すように、耐食性に優れたス
テンレス等の薄肉チューブ114内に蓄熱材116を充
填したものである。図示の例では、チューブ114の両
端部は平らに潰され、かつ一定長さに亙って折り曲げら
れることにより封止されている。このような封止構造を
採用すれば、溶接等によりチューブ114を封止する方
法に比して生産コストを低下することが可能である。蓄
熱材116は第1タンク70内の水を加熱する場合に蓄
熱作用を発揮するものであり、50℃前後で凝固する物
質が好適である。具体的な物質としては、酢酸ナトリウ
ム3水塩(CH3COONa・3H2O、融点58℃)な
どが例示できる。
【0021】第1タンク70の下端部には、出口パイプ
96および入口パイプ98が接続されており、第1タン
ク70内の冷却または加熱された水が出口パイプ96を
通じて排出されるとともに、二重床内のパイプ4からの
水が入口パイプ98を介して第1タンク70へ戻る。排
水パイプ96は放熱器100に接続され、第1タンク7
0内の水が設定温度よりも冷たすぎる、または熱すぎる
場合には、放熱器100により適温に調整されたのち、
二重床内のパイプ4へ送られるようになっている。放熱
器100は、水が通される熱交換器(図示略)と、熱交
換器に空気を吹き付ける送風ファン101とを具備し、
好ましくは図示のように、建物の窓(またはドア)10
6の下部に向けて、熱交換器を通過した空気を排出する
ように配置される。このように建物の窓(またはドア)
106の下部へ向けて冷却または加熱された空気を吹き
出すことにより、外気温の影響を受けやすい窓(ドア)
周辺の冷房または暖房効果を補うことが可能となる。な
お、パイプ4内を循環される水の設定温度は限定される
わけではないが、一般的に、冷房時には10〜18℃、
暖房時には45〜50℃程度とされる。
96および入口パイプ98が接続されており、第1タン
ク70内の冷却または加熱された水が出口パイプ96を
通じて排出されるとともに、二重床内のパイプ4からの
水が入口パイプ98を介して第1タンク70へ戻る。排
水パイプ96は放熱器100に接続され、第1タンク7
0内の水が設定温度よりも冷たすぎる、または熱すぎる
場合には、放熱器100により適温に調整されたのち、
二重床内のパイプ4へ送られるようになっている。放熱
器100は、水が通される熱交換器(図示略)と、熱交
換器に空気を吹き付ける送風ファン101とを具備し、
好ましくは図示のように、建物の窓(またはドア)10
6の下部に向けて、熱交換器を通過した空気を排出する
ように配置される。このように建物の窓(またはドア)
106の下部へ向けて冷却または加熱された空気を吹き
出すことにより、外気温の影響を受けやすい窓(ドア)
周辺の冷房または暖房効果を補うことが可能となる。な
お、パイプ4内を循環される水の設定温度は限定される
わけではないが、一般的に、冷房時には10〜18℃、
暖房時には45〜50℃程度とされる。
【0022】放熱器100からの出口管102には温度
センサ104が固定され、この温度センサ104により
出口管102内の水温が測定され、放熱器100内の送
風ファン101の回転数が図示しない制御回路によりフ
ィードバック制御されるようになっている。
センサ104が固定され、この温度センサ104により
出口管102内の水温が測定され、放熱器100内の送
風ファン101の回転数が図示しない制御回路によりフ
ィードバック制御されるようになっている。
【0023】一方、第2タンク72の下部には、入口バ
ルブ110を備えた入口管108、および出口バルブ1
14を備えた出口管112がそれぞれ接続されている。
入口管108は上水道に接続され、出口管112は、建
物内の給湯設備に接続されている。
ルブ110を備えた入口管108、および出口バルブ1
14を備えた出口管112がそれぞれ接続されている。
入口管108は上水道に接続され、出口管112は、建
物内の給湯設備に接続されている。
【0024】以上の構成からなる熱媒温度調整装置60
によれば、以下のように季節に応じて容易に冷房と暖房
を切り替えることができる。夏期に冷房を行う場合に
は、予めペルチェ素子ユニット76を作動させて第1タ
ンク70内の水を冷却する一方、第2タンク72内の水
を加熱しておく。その際、攪拌体90を連続的に往復動
させ、第1タンク70内の水が氷点以下になっても凍ら
ずにシャーベット状になるようにする。ペルチェ素子ユ
ニット76は吸熱量の約3倍の熱量を排出するため、第
2タンク72内の水は十分高温の温水となり、出口管1
12を介して建物内の給湯設備に供給される。
によれば、以下のように季節に応じて容易に冷房と暖房
を切り替えることができる。夏期に冷房を行う場合に
は、予めペルチェ素子ユニット76を作動させて第1タ
ンク70内の水を冷却する一方、第2タンク72内の水
を加熱しておく。その際、攪拌体90を連続的に往復動
させ、第1タンク70内の水が氷点以下になっても凍ら
ずにシャーベット状になるようにする。ペルチェ素子ユ
ニット76は吸熱量の約3倍の熱量を排出するため、第
2タンク72内の水は十分高温の温水となり、出口管1
12を介して建物内の給湯設備に供給される。
【0025】第1タンク70内の水が十分冷却された
ら、循環ポンプ62(図9参照)を作動させて冷水を放
熱器100へ導き、温度センサ104からの信号に基づ
いて冷水が適温(一般には10〜18℃)になるように
送風ファン101を作動させる。適温にされた冷水は出
口管102を通じて床下のパイプ4へ供給される。パイ
プ4を循環した水は吸水パイプ98を通じて第1タンク
70へ戻り、再び冷却される。
ら、循環ポンプ62(図9参照)を作動させて冷水を放
熱器100へ導き、温度センサ104からの信号に基づ
いて冷水が適温(一般には10〜18℃)になるように
送風ファン101を作動させる。適温にされた冷水は出
口管102を通じて床下のパイプ4へ供給される。パイ
プ4を循環した水は吸水パイプ98を通じて第1タンク
70へ戻り、再び冷却される。
【0026】一方、冬期に暖房を行う場合には、ペルチ
ェ素子ユニット76を作動させるかわりに電熱器82,
84に通電し、タンク70,72内の水をいずれも加熱
する。第2タンク72内の温水は先と同じに給湯設備に
供給される。第1タンク70内の温水は、循環ポンプ6
2(図9参照)を介して放熱器100へ導入され、温度
センサ104からの信号に応じて、温水が適温(一般に
は45〜50℃)になるように送風ファン101が作動
される。適温にされた温水は出口管102を通じて床下
のパイプ4へ供給され、パイプ4を循環した水は吸水パ
イプ98を通じて第1タンク70へ戻り再び加熱され
る。
ェ素子ユニット76を作動させるかわりに電熱器82,
84に通電し、タンク70,72内の水をいずれも加熱
する。第2タンク72内の温水は先と同じに給湯設備に
供給される。第1タンク70内の温水は、循環ポンプ6
2(図9参照)を介して放熱器100へ導入され、温度
センサ104からの信号に応じて、温水が適温(一般に
は45〜50℃)になるように送風ファン101が作動
される。適温にされた温水は出口管102を通じて床下
のパイプ4へ供給され、パイプ4を循環した水は吸水パ
イプ98を通じて第1タンク70へ戻り再び加熱され
る。
【0027】このような構成からなる熱媒温度調整装置
60では、ペルチェ素子ユニット76により冷水を製造
する一方、排熱を利用して温水を製造し、給湯設備に供
給することができるので、無駄が無くしかも装置全体の
コンパクト化が図れるという利点を有する。
60では、ペルチェ素子ユニット76により冷水を製造
する一方、排熱を利用して温水を製造し、給湯設備に供
給することができるので、無駄が無くしかも装置全体の
コンパクト化が図れるという利点を有する。
【0028】上記構成からなる二重床構造体および二重
床式空調装置を設置するには、まず床面に一定ピッチで
基準線を格子状に書いた後、これら基準線に合わせて、
フランジ部12の下面に接着剤を塗布した連結用脚座2
を次々に床面に配置する。接着剤が固化しないうちに、
連結用脚座2の脚受穴20内にパネル1の脚部40を順
次差し込んでいき、全ての脚部40が連結用脚座2に固
定されたら、パネル1の水平度を水準器などを使用して
確認する。
床式空調装置を設置するには、まず床面に一定ピッチで
基準線を格子状に書いた後、これら基準線に合わせて、
フランジ部12の下面に接着剤を塗布した連結用脚座2
を次々に床面に配置する。接着剤が固化しないうちに、
連結用脚座2の脚受穴20内にパネル1の脚部40を順
次差し込んでいき、全ての脚部40が連結用脚座2に固
定されたら、パネル1の水平度を水準器などを使用して
確認する。
【0029】パネル1に所望の配列面に対しての傾きや
がたつきが検出されたら、高さを変更すべき脚部40を
支持している支持筒体6を回転する。すると、支持筒体
6内部の脚受体8はパネル1により回転が阻止されてい
るので、支持筒体6と脚受体8との相対回転が生じ、脚
受体8を雌ねじ部10に沿って昇降させることができる
から、パネル1が所望の平面上に並んでかつ脚部40が
がたつかない高さに合わせる。こうして高さ調整が完了
した後は、支持筒体6を動かさずにそのまま放置してお
けば、接着剤が固化して支持筒体6が床面に固定され
る。なお、支持筒体6は必ずしも床面に接着しなくても
よく、連結用脚座2を単に床面に載置したままにしても
よい。
がたつきが検出されたら、高さを変更すべき脚部40を
支持している支持筒体6を回転する。すると、支持筒体
6内部の脚受体8はパネル1により回転が阻止されてい
るので、支持筒体6と脚受体8との相対回転が生じ、脚
受体8を雌ねじ部10に沿って昇降させることができる
から、パネル1が所望の平面上に並んでかつ脚部40が
がたつかない高さに合わせる。こうして高さ調整が完了
した後は、支持筒体6を動かさずにそのまま放置してお
けば、接着剤が固化して支持筒体6が床面に固定され
る。なお、支持筒体6は必ずしも床面に接着しなくても
よく、連結用脚座2を単に床面に載置したままにしても
よい。
【0030】こうして多数のパネル1を部屋の床面全域
に並べていき、最後にパネル幅未満の余白が生じた場合
には、パネル1をその余白に合う寸法に切断し、このパ
ネル1の切断端を、図8に示すようにパネル支持パイプ
48を取り付けた連結用脚座2により支える。パネル支
持パイプ48はリブ44の間にはまる大きさを有し、パ
ネル1の支持高さに合わせて大まかな寸法に切断された
ものである。この場合にも、パネル1の支持高さは、支
持筒体6を回転して微調整することができる。
に並べていき、最後にパネル幅未満の余白が生じた場合
には、パネル1をその余白に合う寸法に切断し、このパ
ネル1の切断端を、図8に示すようにパネル支持パイプ
48を取り付けた連結用脚座2により支える。パネル支
持パイプ48はリブ44の間にはまる大きさを有し、パ
ネル1の支持高さに合わせて大まかな寸法に切断された
ものである。この場合にも、パネル1の支持高さは、支
持筒体6を回転して微調整することができる。
【0031】以上のように、この二重床構造体および二
重床式空調装置によれば、支持筒体6を回転させるだけ
で、床面の傾斜や凹凸に合わせて各パネル1の脚部40
の支持高さを個別に調整することができ、隣接するパネ
ル1に段差が生じたり、パネル1ががたついたりする不
都合を防ぐことが容易である。
重床式空調装置によれば、支持筒体6を回転させるだけ
で、床面の傾斜や凹凸に合わせて各パネル1の脚部40
の支持高さを個別に調整することができ、隣接するパネ
ル1に段差が生じたり、パネル1ががたついたりする不
都合を防ぐことが容易である。
【0032】また、連結用脚座2は、互いに螺合する支
持筒体6と脚受体8とからなる単純な構造であるから、
低コストで大量生産することが可能であり、単位面積あ
たりの施工コストが安く済む。また、支持筒体6を金
属、脚受体8をプラスチックで形成した場合には、比較
的複雑な形状をなす脚受体8の成形コストを低減できる
とともに、支持筒体6でこのプラスチック製の脚受体8
を包んで、火災時にも脚受体8が延焼するおそれを低減
することが可能である。
持筒体6と脚受体8とからなる単純な構造であるから、
低コストで大量生産することが可能であり、単位面積あ
たりの施工コストが安く済む。また、支持筒体6を金
属、脚受体8をプラスチックで形成した場合には、比較
的複雑な形状をなす脚受体8の成形コストを低減できる
とともに、支持筒体6でこのプラスチック製の脚受体8
を包んで、火災時にも脚受体8が延焼するおそれを低減
することが可能である。
【0033】また、パネル1の間に僅かな隙間が形成さ
れているから、地震時に水平方向の圧縮力がかかった場
合にもパネル1の破損や離脱を防ぐことが可能で、地震
後の改修を容易にすることが可能である。さらに、連結
用脚座2にパネル支持パイプ48が垂直に固定できるよ
うになっているので、切断したパネル1の支持にも連結
用脚座2を使用することが可能となり、兼用によりコス
ト低減が図れる。
れているから、地震時に水平方向の圧縮力がかかった場
合にもパネル1の破損や離脱を防ぐことが可能で、地震
後の改修を容易にすることが可能である。さらに、連結
用脚座2にパネル支持パイプ48が垂直に固定できるよ
うになっているので、切断したパネル1の支持にも連結
用脚座2を使用することが可能となり、兼用によりコス
ト低減が図れる。
【0034】[第2実施形態]次に図10は、本発明に
係る二重床構造体の第2実施形態を示している。この例
は、先の二重床構造体に免震作用を付与したものであ
り、複数個毎に1個の割合で選択された連結用脚座2が
免震機構50上に固定されている点、および、他の連結
用脚座2は床面に接着されていない点を特徴としてい
る。他の構造は先の実施形態と同様でよい。
係る二重床構造体の第2実施形態を示している。この例
は、先の二重床構造体に免震作用を付与したものであ
り、複数個毎に1個の割合で選択された連結用脚座2が
免震機構50上に固定されている点、および、他の連結
用脚座2は床面に接着されていない点を特徴としてい
る。他の構造は先の実施形態と同様でよい。
【0035】免震機構50は、最大でパネル4枚分より
若干小さい寸法を有する矩形膜状の弾性材52と、この
弾性材52の四辺を床面に固定するための押さえ板54
とから構成されており、弾性材52の中央に連結用脚座
2が接着固定されている。弾性材52は例えばゴム膜等
で形成されたもので、周縁部分以外は床面に接着されて
おらず、かつ、複数の貫通孔56が形成されている。こ
れら貫通孔56は、弾性材52の下方への空気の出入り
を許容し、弾性材52が変形した際に床面に吸い付く現
象を防止する。一方、押さえ板54には多数の接着用孔
58が形成され、弾性材52の床面への固定が容易化さ
れている。
若干小さい寸法を有する矩形膜状の弾性材52と、この
弾性材52の四辺を床面に固定するための押さえ板54
とから構成されており、弾性材52の中央に連結用脚座
2が接着固定されている。弾性材52は例えばゴム膜等
で形成されたもので、周縁部分以外は床面に接着されて
おらず、かつ、複数の貫通孔56が形成されている。こ
れら貫通孔56は、弾性材52の下方への空気の出入り
を許容し、弾性材52が変形した際に床面に吸い付く現
象を防止する。一方、押さえ板54には多数の接着用孔
58が形成され、弾性材52の床面への固定が容易化さ
れている。
【0036】このような免震機構50を、複数個に1個
の割合で連結用脚座2に付設することにより、地震によ
ってパネル1が全体的にずれた場合にも、弾性材52の
弾性力により連結用脚座2が即座に元の位置に復帰する
ため、パネル1のずれを自動的に修復することができ
る。したがって、地震後にパネル1を敷き直すなどの手
間が不要となる。
の割合で連結用脚座2に付設することにより、地震によ
ってパネル1が全体的にずれた場合にも、弾性材52の
弾性力により連結用脚座2が即座に元の位置に復帰する
ため、パネル1のずれを自動的に修復することができ
る。したがって、地震後にパネル1を敷き直すなどの手
間が不要となる。
【0037】なお、上記各実施形態では、連結用脚座2
の高さ調整機構として、支持筒体6に雌ねじ部10、脚
受体8に雄ねじ部18を形成していたが、これらを逆に
して支持体側に雄ねじ部、脚受体に雌ねじ部を形成して
もよいことは勿論である。また、高さ調整機構はネジ機
構に限定されるものではなく、従来より周知の他の高さ
調整機構を用いてもよい。また、パネル1の形状は正方
形に限らず、均一な間隔を開けて敷き詰めることができ
る形状でありさえすれば、長方形であってもよいし、必
要に応じては三角形状等であってもよい。
の高さ調整機構として、支持筒体6に雌ねじ部10、脚
受体8に雄ねじ部18を形成していたが、これらを逆に
して支持体側に雄ねじ部、脚受体に雌ねじ部を形成して
もよいことは勿論である。また、高さ調整機構はネジ機
構に限定されるものではなく、従来より周知の他の高さ
調整機構を用いてもよい。また、パネル1の形状は正方
形に限らず、均一な間隔を開けて敷き詰めることができ
る形状でありさえすれば、長方形であってもよいし、必
要に応じては三角形状等であってもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る二重
床構造体および二重床式空調装置によれば、連結用脚座
の高さ調整機構を作動させることにより、床面の傾斜や
凹凸に合わせて各パネルの脚部の支持高さを個別に調整
することができ、隣接するパネルに段差が生じたり、パ
ネルががたついたりする不都合を防ぐことができる。
床構造体および二重床式空調装置によれば、連結用脚座
の高さ調整機構を作動させることにより、床面の傾斜や
凹凸に合わせて各パネルの脚部の支持高さを個別に調整
することができ、隣接するパネルに段差が生じたり、パ
ネルががたついたりする不都合を防ぐことができる。
【図1】本発明に係る二重床式空調装置の一実施形態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】同実施形態におけるパネルと連結用脚座との結
合部を示す縦断面図である。
合部を示す縦断面図である。
【図3】同実施形態における連結用脚座の平面図であ
る。
る。
【図4】同実施形態における脚受体の縦断面図である。
【図5】同実施形態における脚受体の底面図である。
【図6】同実施形態におけるパネルの平面図である。
【図7】同実施形態におけるパネルの縦断面図である。
【図8】同実施形態における連結用脚座にパネル支持パ
イプを固定した状態を示す平面図である。
イプを固定した状態を示す平面図である。
【図9】同実施形態における熱媒循環機構を示す概略図
である。
である。
【図10】本発明に係る二重床構造体の他の実施形態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図11】熱媒温度調整装置の好適な例を示す断面図で
ある。
ある。
【図12】同熱媒温度調整装置に使用される蓄熱体の一
部破断した正面図である。
部破断した正面図である。
1 パネル 2 連結用脚座 4 パイプ 6 支持筒体(支持体) 8 脚受体 10 雌ねじ部(高さ調整機構) 12 フランジ部 18 雄ねじ部(高さ調整機構) 20 脚受穴(嵌合部) 22 消音用突起 24,26 周壁部 28 スリット 30 パイプ支持治具 30A パイプ支持凹部 40 脚部 42 床板部 44 リブ 44A パイプ対向面 48 パネル支持パイプ 50 免震機構 52 弾性材 60 熱媒温度調整装置 76 ペルチェ素子ユニット 94 蓄熱体
Claims (9)
- 【請求項1】 平板な床板部およびこの床板部の各隅部
から下方へ突出する複数の脚部を有し、床面上に多数配
置されるパネルと、 前記床面上に設置され、互いに隣接するパネルの前記脚
部をまとめて支持する連結用脚座とを具備する二重床構
造体であって、 前記連結用脚座は、前記脚部の下端が嵌合される嵌合部
が複数形成された脚受体と、この脚受体を床面から可変
の高さに支持する支持体と、前記脚受体と前記支持体と
の間に設けられ、前記支持体に対する前記脚受体の位置
を変更するための高さ調整機構とを具備することを特徴
とする二重床構造体。 - 【請求項2】 前記高さ調整機構は、前記脚受体および
前記支持体のそれぞれに形成され螺合されたねじ部であ
り、前記支持体を回転することにより前記脚受体が床面
に対して昇降するように構成されていることを特徴とす
る請求項1記載の二重床構造体。 - 【請求項3】 前記脚受体は円筒状の外周面を有し、こ
の外周面に雄ねじ部が形成されている一方、前記支持体
は円筒状の内周面を有し、この内周面に雌ねじ部が形成
され、前記脚受体は、前記雄ねじ部を前記雌ねじ部に螺
合させた状態で前記支持体に収容されていることを特徴
とする請求項1記載の二重床構造体。 - 【請求項4】 前記連結用脚座の前記嵌合部は、前記脚
部の下端が入る嵌合穴と、この嵌合穴の周囲に起立する
周壁部とを有することを特徴とする請求項1〜3のいず
れかに記載の二重床構造体。 - 【請求項5】 前記連結用脚座は水平方向へ移動可能に
床面に載置されているとともに、少なくとも一部の連結
用脚座には、水平方向へのずれを矯正する方向へ付勢力
を生じる弾性体が付設されていることを特徴とする請求
項1〜4のいずれかに記載の二重床構造体。 - 【請求項6】 前記周壁部には、パネル支持パイプを垂
直に嵌合するためのスリットが形成されていることを特
徴とする請求項4記載の二重床構造体。 - 【請求項7】 互いに隣接する前記パネルの各辺間に
は、一定の間隙が形成されていることを特徴とする請求
項1〜6のいずれかに記載の二重床構造体。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の二重床
構造体を具備し、前記パネルのうち少なくとも一部の前
記床板部の下方には熱媒循環用のパイプが設置され、さ
らに、これらパイプを通じて加熱または冷却した熱媒を
循環させるための熱媒循環機構が設けられていることを
特徴とする二重床式空調装置。 - 【請求項9】 前記パイプは、前記脚受体に直立固定さ
れたパイプ支持治具により支持され、隣接するパネルの
脚部の間を水平に通して配管されていることを特徴とす
る請求項8記載の二重床式空調装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17781295A JPH0932253A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 二重床構造体および二重床式空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17781295A JPH0932253A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 二重床構造体および二重床式空調装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0932253A true JPH0932253A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16037525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17781295A Withdrawn JPH0932253A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 二重床構造体および二重床式空調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0932253A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8583972B2 (en) | 2008-02-29 | 2013-11-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method of controlling a semiconductor storage device |
| JP2019152023A (ja) * | 2018-03-02 | 2019-09-12 | センクシア株式会社 | 床吹出空調用フリーアクセスフロアの表面部材 |
| JP2021059940A (ja) * | 2019-10-09 | 2021-04-15 | 株式会社リビエラ | 熱交換パネルユニット及びその設置方法 |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP17781295A patent/JPH0932253A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8583972B2 (en) | 2008-02-29 | 2013-11-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method of controlling a semiconductor storage device |
| JP2019152023A (ja) * | 2018-03-02 | 2019-09-12 | センクシア株式会社 | 床吹出空調用フリーアクセスフロアの表面部材 |
| JP2021059940A (ja) * | 2019-10-09 | 2021-04-15 | 株式会社リビエラ | 熱交換パネルユニット及びその設置方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |