JPH09323070A - 脱脂洗浄方法 - Google Patents
脱脂洗浄方法Info
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- JPH09323070A JPH09323070A JP14276196A JP14276196A JPH09323070A JP H09323070 A JPH09323070 A JP H09323070A JP 14276196 A JP14276196 A JP 14276196A JP 14276196 A JP14276196 A JP 14276196A JP H09323070 A JPH09323070 A JP H09323070A
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Landscapes
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】水系洗浄液で被洗浄物を脱脂する脱脂工程の後
に、被洗浄物をリンス液ですすぐリンス工程を備えた脱
脂洗浄方法において、当該リンス工程にかかる設備コス
トやランニングコストを低減する。 【解決手段】前洗浄室1内の下部に液槽12を形成し、
その中に水系洗浄液Wを入れる。被洗浄物を収納したバ
スケット4に、液槽12から汲み上げた水系洗浄液Wを
シャワーノズル53から吹き付けたり、バスケット4を
水系洗浄液Wに浸漬すること等により被洗浄物を脱脂す
る。この脱脂工程の後に、バスケット4を液槽12の上
方に配置し、このバスケット4内の被洗浄物に対して、
噴霧ノズル54から純水を噴霧する。
に、被洗浄物をリンス液ですすぐリンス工程を備えた脱
脂洗浄方法において、当該リンス工程にかかる設備コス
トやランニングコストを低減する。 【解決手段】前洗浄室1内の下部に液槽12を形成し、
その中に水系洗浄液Wを入れる。被洗浄物を収納したバ
スケット4に、液槽12から汲み上げた水系洗浄液Wを
シャワーノズル53から吹き付けたり、バスケット4を
水系洗浄液Wに浸漬すること等により被洗浄物を脱脂す
る。この脱脂工程の後に、バスケット4を液槽12の上
方に配置し、このバスケット4内の被洗浄物に対して、
噴霧ノズル54から純水を噴霧する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油の付着した被洗
浄物の脱脂洗浄方法に関し、特に、水系洗浄液を用いた
場合に被洗浄物の表面にシミが生じないように行うリン
ス工程の改良に関する。
浄物の脱脂洗浄方法に関し、特に、水系洗浄液を用いた
場合に被洗浄物の表面にシミが生じないように行うリン
ス工程の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、油が付着した金属材料等の脱脂洗
浄方法としては、1,1,1−トリクロロエタン等の塩
素系有機溶剤による蒸気洗浄が採用されてきた。しかし
ながら、このような溶剤は、オゾン層破壊などの環境破
壊をもたらすことが明らかになり、その使用が禁止され
るか厳しく制限されるようになったため、これに代わる
方法が開発されつつある。
浄方法としては、1,1,1−トリクロロエタン等の塩
素系有機溶剤による蒸気洗浄が採用されてきた。しかし
ながら、このような溶剤は、オゾン層破壊などの環境破
壊をもたらすことが明らかになり、その使用が禁止され
るか厳しく制限されるようになったため、これに代わる
方法が開発されつつある。
【0003】これに代わる方法としては、水系洗浄液
(アルカリ剤や界面活性剤の水溶液)を用いた方法や炭
化水素系溶剤を洗浄液として用いた方法があるが、炭化
水素系溶剤は引火性があるため、これを用いた方法は安
全性の点で問題がある。
(アルカリ剤や界面活性剤の水溶液)を用いた方法や炭
化水素系溶剤を洗浄液として用いた方法があるが、炭化
水素系溶剤は引火性があるため、これを用いた方法は安
全性の点で問題がある。
【0004】水系洗浄液を用いた方法としては、例えば
特開平3−140485号公報に開示されたような、真
空容器内に被洗浄物を入れて加熱・減圧し、水系洗浄液
を噴射することにより、被洗浄物に付着している油分を
低温で蒸発させて除去する方法(真空洗浄法)がある。
また、特開平6−146038号公報には、この真空洗
浄工程の前に水系洗浄液による予備洗浄工程を行うこと
が開示されている。
特開平3−140485号公報に開示されたような、真
空容器内に被洗浄物を入れて加熱・減圧し、水系洗浄液
を噴射することにより、被洗浄物に付着している油分を
低温で蒸発させて除去する方法(真空洗浄法)がある。
また、特開平6−146038号公報には、この真空洗
浄工程の前に水系洗浄液による予備洗浄工程を行うこと
が開示されている。
【0005】このような水系洗浄液を用いた方法では、
洗浄後にシミが生じないように、被洗浄物表面を純水な
どですすぐリンス工程が必要となるが、特開平6−14
6038号公報には、このリンス工程を、特別のリンス
槽を設けずに、予備洗浄室内の洗浄液槽の上側で、スチ
ームを被洗浄物に噴射することにより行うことが開示さ
れている。
洗浄後にシミが生じないように、被洗浄物表面を純水な
どですすぐリンス工程が必要となるが、特開平6−14
6038号公報には、このリンス工程を、特別のリンス
槽を設けずに、予備洗浄室内の洗浄液槽の上側で、スチ
ームを被洗浄物に噴射することにより行うことが開示さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ようにスチーム噴射でリンス工程を行う場合には、スチ
ーム生成のためのボイラーが必要となり、設備コストや
ランニングコストが高くなるという問題点がある。
ようにスチーム噴射でリンス工程を行う場合には、スチ
ーム生成のためのボイラーが必要となり、設備コストや
ランニングコストが高くなるという問題点がある。
【0007】本発明は、このような従来技術の問題点に
着目してなされたものであり、水系洗浄液で被洗浄物を
脱脂する脱脂工程の後に、被洗浄物をリンス液ですすぐ
リンス工程を備えた脱脂洗浄方法において、当該リンス
工程にかかる設備コストやランニングコストを低減する
ことを課題とする。
着目してなされたものであり、水系洗浄液で被洗浄物を
脱脂する脱脂工程の後に、被洗浄物をリンス液ですすぐ
リンス工程を備えた脱脂洗浄方法において、当該リンス
工程にかかる設備コストやランニングコストを低減する
ことを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、液槽内の水系洗浄液で被洗浄物を脱脂す
る脱脂工程の後に、被洗浄物を前記液槽の上方に配置
し、当該被洗浄物に対してリンス液を噴霧するリンス工
程を備えたことを特徴とする脱脂洗浄方法を提供する。
に、本発明は、液槽内の水系洗浄液で被洗浄物を脱脂す
る脱脂工程の後に、被洗浄物を前記液槽の上方に配置
し、当該被洗浄物に対してリンス液を噴霧するリンス工
程を備えたことを特徴とする脱脂洗浄方法を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態が実
施可能な脱脂洗浄装置を示す概略構成図である。
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態が実
施可能な脱脂洗浄装置を示す概略構成図である。
【0010】この脱脂洗浄装置は、前洗浄室1と、これ
に隣接する真空洗浄室2と、真空洗浄室2をなす真空容
器内の気体を排出する排気手段3とで構成されている。
前洗浄室1の正面上部には扉11が設けてあり、この扉
11より下側となる前洗浄室1の内部に、水系洗浄液を
入れる液槽12が形成されている。前洗浄室1内には、
被洗浄物を収納したバスケット4を乗せて昇降するエレ
ベータフレーム13が設置してあり、このエレベータフ
レーム13は、前洗浄室1の天板に取り付けた駆動シリ
ンダ5により昇降されるようになっている。
に隣接する真空洗浄室2と、真空洗浄室2をなす真空容
器内の気体を排出する排気手段3とで構成されている。
前洗浄室1の正面上部には扉11が設けてあり、この扉
11より下側となる前洗浄室1の内部に、水系洗浄液を
入れる液槽12が形成されている。前洗浄室1内には、
被洗浄物を収納したバスケット4を乗せて昇降するエレ
ベータフレーム13が設置してあり、このエレベータフ
レーム13は、前洗浄室1の天板に取り付けた駆動シリ
ンダ5により昇降されるようになっている。
【0011】この図はエレベータフレーム13が最も下
側(最下位)に配置された状態を示しており、この状態
でエレベータフレーム13の側面全体を囲むように多数
の噴流ノズル51が配設されている。この噴流ノズル5
1は、ポンプP1 の作動により液槽12の下側から取り
出した洗浄液Wを液槽12内に噴流として戻すものであ
り、洗浄液Wに浸漬されているバスケット4内の被洗浄
物に、洗浄液Wの噴流が吹き付けられるようになってい
る。
側(最下位)に配置された状態を示しており、この状態
でエレベータフレーム13の側面全体を囲むように多数
の噴流ノズル51が配設されている。この噴流ノズル5
1は、ポンプP1 の作動により液槽12の下側から取り
出した洗浄液Wを液槽12内に噴流として戻すものであ
り、洗浄液Wに浸漬されているバスケット4内の被洗浄
物に、洗浄液Wの噴流が吹き付けられるようになってい
る。
【0012】液槽12の下部には、最下位に配置された
エレベータフレーム13より下側となる位置に、バスケ
ット4の下面全体に渡るように多数のエアーノズル52
が配設され、ブロワBLの作動によりこのエアーノズル
52から液槽12内に空気が導入されて、洗浄液W中に
細かい気泡が生じるようになっている。
エレベータフレーム13より下側となる位置に、バスケ
ット4の下面全体に渡るように多数のエアーノズル52
が配設され、ブロワBLの作動によりこのエアーノズル
52から液槽12内に空気が導入されて、洗浄液W中に
細かい気泡が生じるようになっている。
【0013】前洗浄室1の上部には、最も上側(最上
位)に配置されたエレベータフレーム13の側面全体を
囲む位置と、天井側でバスケット4の上面全体に渡る位
置に、多数のシャワーノズル53が配設されている。こ
のシャワーノズル53は、ポンプP1 の作動により液槽
12の下側から取り出した洗浄液Wを、最上位に配置さ
れたバスケット4内の被洗浄物に向けて吹き付けるもの
である。なお、シャワーノズル53へ向かう配管53a
と噴流ノズル51へ向かう配管51aとは、切換弁5a
を介して液槽12下部の洗浄液取り出し用配管5aに接
続してある。
位)に配置されたエレベータフレーム13の側面全体を
囲む位置と、天井側でバスケット4の上面全体に渡る位
置に、多数のシャワーノズル53が配設されている。こ
のシャワーノズル53は、ポンプP1 の作動により液槽
12の下側から取り出した洗浄液Wを、最上位に配置さ
れたバスケット4内の被洗浄物に向けて吹き付けるもの
である。なお、シャワーノズル53へ向かう配管53a
と噴流ノズル51へ向かう配管51aとは、切換弁5a
を介して液槽12下部の洗浄液取り出し用配管5aに接
続してある。
【0014】このシャワーノズル53よりさらに上側
に、複数の二流体ノズル54が配設されている。この二
流体ノズル54は、気体と液体の導入によってミストを
噴出するノズルであって、純水製造装置6の純水供給配
管61から分岐された配管62と図示されない空気導入
配管とに接続してある。なお、この二流体ノズル54
は、最上位に配置されたバスケット4の上面からバスケ
ット全体にミストが噴霧されるように、例えば、バスケ
ット4の上面を四等分する各長方形の中心点の真上とな
る四箇所に設けてある。
に、複数の二流体ノズル54が配設されている。この二
流体ノズル54は、気体と液体の導入によってミストを
噴出するノズルであって、純水製造装置6の純水供給配
管61から分岐された配管62と図示されない空気導入
配管とに接続してある。なお、この二流体ノズル54
は、最上位に配置されたバスケット4の上面からバスケ
ット全体にミストが噴霧されるように、例えば、バスケ
ット4の上面を四等分する各長方形の中心点の真上とな
る四箇所に設けてある。
【0015】また、純水供給配管61の先端は液槽12
の下部に接続され、液槽12内の水位が低下した場合
に、開閉弁61aを開けることで液槽12内に純水を導
入することができるようになっている。
の下部に接続され、液槽12内の水位が低下した場合
に、開閉弁61aを開けることで液槽12内に純水を導
入することができるようになっている。
【0016】真空洗浄室2は、特開平6−146038
号公報に記載されたものもと同じ構造であり、被洗浄物
を収納したバスケット4を入れて加熱・減圧し、純水供
給配管61から分岐された配管63により内部に純水を
噴霧することにより、被洗浄物に付着している油分を低
温で蒸発させて除去することができるように構成されて
いる。
号公報に記載されたものもと同じ構造であり、被洗浄物
を収納したバスケット4を入れて加熱・減圧し、純水供
給配管61から分岐された配管63により内部に純水を
噴霧することにより、被洗浄物に付着している油分を低
温で蒸発させて除去することができるように構成されて
いる。
【0017】排気手段3は、真空ポンプ31と、その前
段に配置された熱交換器32と、ポンプ後段に配置され
たオイルミストフィルタ33とで構成され、熱交換器3
2のドレン配管32aおよび真空洗浄室2のドレン配管
2aは、オイルスキマ7の油水分離タンク71に接続さ
れている。また、油水分離タンク71の下部には排水用
の配管72が接続してあり、この配管72の先端はポン
プP2 を介して前洗浄室1の液槽12の下部に接続して
ある。これにより、油水分離タンク71内の水位が所定
位置を越えたときに、ポンプP2 を作動してタンク71
内の水が前洗浄室1の液槽12に導入されるようになっ
ている。
段に配置された熱交換器32と、ポンプ後段に配置され
たオイルミストフィルタ33とで構成され、熱交換器3
2のドレン配管32aおよび真空洗浄室2のドレン配管
2aは、オイルスキマ7の油水分離タンク71に接続さ
れている。また、油水分離タンク71の下部には排水用
の配管72が接続してあり、この配管72の先端はポン
プP2 を介して前洗浄室1の液槽12の下部に接続して
ある。これにより、油水分離タンク71内の水位が所定
位置を越えたときに、ポンプP2 を作動してタンク71
内の水が前洗浄室1の液槽12に導入されるようになっ
ている。
【0018】この脱脂洗浄装置による前洗浄工程を、本
実施形態においては以下のようにして行う。扉11を開
けて、被洗浄物が収納されたバスケット4を、最上位ま
で上昇させたエレベータフレーム13内に入れて扉11
を閉めた後に、先ず、切換弁5aで配管5bと配管53
aを連通した状態でポンプP1 を作動して、液槽12内
の水系洗浄液Wを、シャワーノズル53からバスケット
4内の被洗浄物に向けて吹き付ける。このシャワー洗浄
工程により被洗浄物を粗洗浄する。
実施形態においては以下のようにして行う。扉11を開
けて、被洗浄物が収納されたバスケット4を、最上位ま
で上昇させたエレベータフレーム13内に入れて扉11
を閉めた後に、先ず、切換弁5aで配管5bと配管53
aを連通した状態でポンプP1 を作動して、液槽12内
の水系洗浄液Wを、シャワーノズル53からバスケット
4内の被洗浄物に向けて吹き付ける。このシャワー洗浄
工程により被洗浄物を粗洗浄する。
【0019】次に、エレベータフレーム13を最下位ま
で降下させてバスケット4を液槽12内の水系洗浄液W
に浸漬し、この状態で切換弁5aを切り換えて配管5b
と配管51aを連通してからポンプP1 を作動する。こ
れにより、液槽12内の水系洗浄液Wが、噴射ノズル5
1からバスケット4内の被洗浄物に向けて噴射される。
これに加えて、ブロワBLを作動することにより、エア
ーノズル52から液槽12内に空気を導入し、洗浄液W
中に細かい気泡を生じさせる。所定時間この状態に保持
することにより、バスケット4内の被洗浄物は、水系洗
浄液Wへの単なる浸漬ではなく、水系洗浄液Wの噴射、
水系洗浄液W中の気泡の作用によって効果的に脱脂され
る。
で降下させてバスケット4を液槽12内の水系洗浄液W
に浸漬し、この状態で切換弁5aを切り換えて配管5b
と配管51aを連通してからポンプP1 を作動する。こ
れにより、液槽12内の水系洗浄液Wが、噴射ノズル5
1からバスケット4内の被洗浄物に向けて噴射される。
これに加えて、ブロワBLを作動することにより、エア
ーノズル52から液槽12内に空気を導入し、洗浄液W
中に細かい気泡を生じさせる。所定時間この状態に保持
することにより、バスケット4内の被洗浄物は、水系洗
浄液Wへの単なる浸漬ではなく、水系洗浄液Wの噴射、
水系洗浄液W中の気泡の作用によって効果的に脱脂され
る。
【0020】次に、この状態で、エレベータフレーム1
3を、バスケット4が水系洗浄液Wから出ない範囲で上
下動させることにより、液槽12内の水系洗浄液Wに振
動を加え、被洗浄物の脱脂をさらに促進させる。その
後、エレベータフレーム13を最上位まで上昇させ、再
び前述のシャワー洗浄工程を行う。
3を、バスケット4が水系洗浄液Wから出ない範囲で上
下動させることにより、液槽12内の水系洗浄液Wに振
動を加え、被洗浄物の脱脂をさらに促進させる。その
後、エレベータフレーム13を最上位まで上昇させ、再
び前述のシャワー洗浄工程を行う。
【0021】このようにして前洗浄室1での脱脂工程が
終了した後に、バスケット4を最上位に配置した状態
で、純水製造装置6を作動して配管62に純水(リンス
液)を導入して、二流体ノズル54からバスケット4の
上面全体に向けて純水のミストを噴霧し、このミストに
よりバスケット4に収納された被洗浄物の表面を洗い流
す。このリンス工程によって、乾燥後の被洗浄物表面に
シミが生じることが防止される。なお、ミストの噴霧条
件としては、空気圧力0.1〜0.3MPa、液体圧力
0.1〜0.3MPa、噴霧量10〜100リットル、ミス
トの平均粒子径50〜200μmとすることが好まし
い。
終了した後に、バスケット4を最上位に配置した状態
で、純水製造装置6を作動して配管62に純水(リンス
液)を導入して、二流体ノズル54からバスケット4の
上面全体に向けて純水のミストを噴霧し、このミストに
よりバスケット4に収納された被洗浄物の表面を洗い流
す。このリンス工程によって、乾燥後の被洗浄物表面に
シミが生じることが防止される。なお、ミストの噴霧条
件としては、空気圧力0.1〜0.3MPa、液体圧力
0.1〜0.3MPa、噴霧量10〜100リットル、ミス
トの平均粒子径50〜200μmとすることが好まし
い。
【0022】ここで、二流体ノズル54から噴霧される
ミストは、被洗浄物の表面を洗い流した後、液槽12内
に落ちるが、液槽12内の水系洗浄液Wは、前洗浄室1
内の温度が所定温度(例えば80℃)に保持されること
から脱脂工程を一回行う毎に所定量の水が蒸発し(従来
はこの蒸発分を液槽12に補給することが行われる)、
この蒸発量はミスト量と比べると遙かに多いため、液槽
12の水位が上がり過ぎることはない。したがって、前
洗浄室1内の液体を外部に排出する必要がないため、排
水処理装置を設置する必要がない。また、油水分離タン
ク71のオーバーフローも外部に排出しない構成となっ
ているため、この脱脂洗浄装置全体としても排水処理装
置を設置する必要がない。
ミストは、被洗浄物の表面を洗い流した後、液槽12内
に落ちるが、液槽12内の水系洗浄液Wは、前洗浄室1
内の温度が所定温度(例えば80℃)に保持されること
から脱脂工程を一回行う毎に所定量の水が蒸発し(従来
はこの蒸発分を液槽12に補給することが行われる)、
この蒸発量はミスト量と比べると遙かに多いため、液槽
12の水位が上がり過ぎることはない。したがって、前
洗浄室1内の液体を外部に排出する必要がないため、排
水処理装置を設置する必要がない。また、油水分離タン
ク71のオーバーフローも外部に排出しない構成となっ
ているため、この脱脂洗浄装置全体としても排水処理装
置を設置する必要がない。
【0023】大量の純水をシャワーノズルから被洗浄物
に吹き付ける方法では、特別なリンス槽を必要とし、使
用済の純水を再生使用するための処理装置などを必要と
したが、このような方法と比較して、本実施形態のリン
ス工程では、著しく少ない水量(例えば1/50〜1/
100)で同様のリンス効果を得ることができる。ま
た、本実施形態のリンス工程は、純水のスチームを被洗
浄物に噴射する方法と比較して、設備コストやランニン
グコストが小さいものとなる。
に吹き付ける方法では、特別なリンス槽を必要とし、使
用済の純水を再生使用するための処理装置などを必要と
したが、このような方法と比較して、本実施形態のリン
ス工程では、著しく少ない水量(例えば1/50〜1/
100)で同様のリンス効果を得ることができる。ま
た、本実施形態のリンス工程は、純水のスチームを被洗
浄物に噴射する方法と比較して、設備コストやランニン
グコストが小さいものとなる。
【0024】ドレン水が多くなると、油水分離タンク7
1内の水が配管72を通って前洗浄室1の液槽12に導
入されるが、液槽12内の蒸発水量はこのようにして導
入される水の量よりも遙かに多いため、これによるオー
バーフローの心配もない。また、液槽12内の水系洗浄
液Wの水位が下がり過ぎた場合には、開閉弁61aを開
いて純水製造装置6から純水を補給すればよい。
1内の水が配管72を通って前洗浄室1の液槽12に導
入されるが、液槽12内の蒸発水量はこのようにして導
入される水の量よりも遙かに多いため、これによるオー
バーフローの心配もない。また、液槽12内の水系洗浄
液Wの水位が下がり過ぎた場合には、開閉弁61aを開
いて純水製造装置6から純水を補給すればよい。
【0025】ここで、本実施形態の純水噴霧によるリン
ス工程を行ったか否かの点以外は全く同じようにして、
図1の装置により前洗浄室1での脱脂工程および真空洗
浄室2での真空脱脂工程を行い、各被洗浄物を表面分析
した結果、純水噴霧によるリンス工程を行った場合に
は、図2に示すように、被洗浄物の材質である鉄(F
e)を示すピークのみが見られ、純水噴霧によっても十
分なリンス効果が得られていることが分かる。リンス工
程を行わなかった場合には、図3に示すように、被洗浄
物の材質である鉄(Fe)を示すピーク以外に、表面に
シミとして存在するCa、Na、Si、Clなどのピー
クが見られている。
ス工程を行ったか否かの点以外は全く同じようにして、
図1の装置により前洗浄室1での脱脂工程および真空洗
浄室2での真空脱脂工程を行い、各被洗浄物を表面分析
した結果、純水噴霧によるリンス工程を行った場合に
は、図2に示すように、被洗浄物の材質である鉄(F
e)を示すピークのみが見られ、純水噴霧によっても十
分なリンス効果が得られていることが分かる。リンス工
程を行わなかった場合には、図3に示すように、被洗浄
物の材質である鉄(Fe)を示すピーク以外に、表面に
シミとして存在するCa、Na、Si、Clなどのピー
クが見られている。
【0026】なお、前記実施形態では、液槽12内の水
系洗浄液Wで被洗浄物を脱脂する脱脂工程として、シャ
ワー洗浄工程、水系洗浄液への浸漬工程(水系洗浄液の
噴射、水系洗浄液内への気泡発生、水系洗浄液中での上
下動を含む)、シャワー洗浄工程をこの順に行っている
が、本発明の方法は、これ以外の手順による脱脂工程の
後に行われるリンス工程として、液槽12の上方に配置
した被洗浄物に対してリンス液を噴霧する工程を採用す
るものであってもよい。本発明の方法は、また、リンス
工程の後に前述のような真空洗浄を行わないで、熱風乾
燥や真空乾燥を行う場合にも当然に適用される。
系洗浄液Wで被洗浄物を脱脂する脱脂工程として、シャ
ワー洗浄工程、水系洗浄液への浸漬工程(水系洗浄液の
噴射、水系洗浄液内への気泡発生、水系洗浄液中での上
下動を含む)、シャワー洗浄工程をこの順に行っている
が、本発明の方法は、これ以外の手順による脱脂工程の
後に行われるリンス工程として、液槽12の上方に配置
した被洗浄物に対してリンス液を噴霧する工程を採用す
るものであってもよい。本発明の方法は、また、リンス
工程の後に前述のような真空洗浄を行わないで、熱風乾
燥や真空乾燥を行う場合にも当然に適用される。
【0027】また、リンス液噴霧用のノズルは、被洗浄
物の収納容器の真上にではなく、斜め上方や側面周囲に
設置してあってもよい。また、使用できるリンス液は純
水に限定されず、純水に界面活性剤や水溶性防錆剤を添
加したものであってもい。
物の収納容器の真上にではなく、斜め上方や側面周囲に
設置してあってもよい。また、使用できるリンス液は純
水に限定されず、純水に界面活性剤や水溶性防錆剤を添
加したものであってもい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の方法によ
れば、水系洗浄液で被洗浄物を脱脂する脱脂工程の後
に、被洗浄物をリンス液ですすぐリンス工程を備えた脱
脂洗浄方法において、当該リンス工程にかかる設備コス
トやランニングコストを低減することができる。
れば、水系洗浄液で被洗浄物を脱脂する脱脂工程の後
に、被洗浄物をリンス液ですすぐリンス工程を備えた脱
脂洗浄方法において、当該リンス工程にかかる設備コス
トやランニングコストを低減することができる。
【図1】本発明の一実施形態が実施可能な脱脂洗浄装置
を示す概略構成図である。
を示す概略構成図である。
【図2】実施形態において、純水噴霧によるリンス工程
を行った場合の、被洗浄物の表面分析の結果を示すグラ
フである。
を行った場合の、被洗浄物の表面分析の結果を示すグラ
フである。
【図3】実施形態において、リンス工程を行わなかった
場合の、被洗浄物の表面分析の結果を示すグラフであ
る。
場合の、被洗浄物の表面分析の結果を示すグラフであ
る。
1 前洗浄室(脱脂工程) 4 バスケット(被洗浄物を収納した容器) 6 純水(リンス液)製造装置 12 液槽 54 噴霧ノズル W 水系洗浄液
Claims (1)
- 【請求項1】 液槽内の水系洗浄液で被洗浄物を脱脂す
る脱脂工程の後に、被洗浄物を前記液槽の上方に配置
し、当該被洗浄物に対してリンス液を噴霧するリンス工
程を備えたことを特徴とする脱脂洗浄方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14276196A JPH09323070A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 脱脂洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14276196A JPH09323070A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 脱脂洗浄方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09323070A true JPH09323070A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15322973
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14276196A Pending JPH09323070A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 脱脂洗浄方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09323070A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002212769A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-07-31 | Nippon Mining & Metals Co Ltd | 連続湿式表面処理における処理液排出量の低減方法 |
| JP2006286948A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Toshiba Corp | 電子デバイス洗浄方法及び電子デバイス洗浄装置 |
| CN105521960A (zh) * | 2016-01-06 | 2016-04-27 | 广东世创金属科技股份有限公司 | 一种底装料式真空清洗机 |
| CN106733816A (zh) * | 2016-11-15 | 2017-05-31 | 南宁市钜丰塑业有限公司 | 一种废旧塑料冲洗装置 |
-
1996
- 1996-06-05 JP JP14276196A patent/JPH09323070A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002212769A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-07-31 | Nippon Mining & Metals Co Ltd | 連続湿式表面処理における処理液排出量の低減方法 |
| JP2006286948A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Toshiba Corp | 電子デバイス洗浄方法及び電子デバイス洗浄装置 |
| CN105521960A (zh) * | 2016-01-06 | 2016-04-27 | 广东世创金属科技股份有限公司 | 一种底装料式真空清洗机 |
| CN106733816A (zh) * | 2016-11-15 | 2017-05-31 | 南宁市钜丰塑业有限公司 | 一种废旧塑料冲洗装置 |
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