JPH09323462A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH09323462A
JPH09323462A JP8143345A JP14334596A JPH09323462A JP H09323462 A JPH09323462 A JP H09323462A JP 8143345 A JP8143345 A JP 8143345A JP 14334596 A JP14334596 A JP 14334596A JP H09323462 A JPH09323462 A JP H09323462A
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motor
bent
heat dissipation
carriage motor
raising
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Hideki Kawakami
秀樹 川上
Naoki Asai
直樹 浅井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】加工費用が安く、放熱効率の高い放熱手段を備
えたプリンタを提供する。 【解決手段】印字機構等を駆動するためのキャリッジモ
ータ21に放熱部材22を取り付ける。放熱部材22
は、金属製の板状部材からなり、平板状の基部23に9
つの三角形状の曲げ起こし部24が形成される。曲げ起
こし部24は、円を描くように配置され、各曲げ起こし
部24によって囲まれる部分にキャリッジモータ21が
入り込むように構成される。各曲げ起こし部24は、基
部23に対して垂直方向よりもやや内側に向かうように
形成され、曲げ起こし部24の弾性により、キャリッジ
モータ21の外側面に対して各曲げ起こし部24の内側
面24aが圧接する。曲げ起こし部24は絞り加工によ
って形成され、各曲げ起こし部24の内側面24aは、
内側に湾曲する円弧面が形成される。キャリッジモータ
21の外側面21aと各曲げ起こし部24の内側面21
aとが面接触する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばPOS(P
oint−Of−Sale)システムに用いられるレシ
ート発行機、ジャーナルプリンタ等のプリンタに関し、
特に、印字機構等を駆動するためのキャリッジモータの
放熱機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のプリンタとして、例
えばカセット状のインクリボンを用いて記録紙に印刷を
行うプリンタが知られているが、このようなプリンタに
おいては、印字機構部及びリボン送り機構部を駆動する
ためのキャリッジモータが設けられている。
【0003】このキャリッジモータは、その発熱により
駆動効率が低下するため、一般に、この種のプリンタに
おいては、モータから生ずる熱を逃がすための放熱手段
が設けられている。
【0004】図5は、従来のキャリッジモータの放熱手
段を示すものである。図5に示すように、図示しない装
置本体の内部に配置されるベースフレーム30の裏側
に、例えば、ステッピングモータからなるキャリッジモ
ータ31が取り付けられる。このベースフレーム30
は、例えばABS等の樹脂からなり、熱伝導率が低いこ
とから、例えばアルミニウム等の金属からなる放熱部材
32をキャリッジモータ31に取り付け、キャリッジモ
ータ31において発生した熱を逃がすように構成してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術においては、次のような問題があった。
【0006】すなわち、従来の放熱部材32は、アルミ
ニウム等の金属を鋳造又はフライス等の機械加工によっ
て成型していたので、加工費及び精度管理の点から製造
コストが高いものになってしまうという問題があった。
【0007】また、従来の放熱部材32の場合、キャリ
ッジモータ31の形状に合わせて放熱部分を円筒形状に
形成し、その内面をキャリッジモータ31に密着するよ
うにしているが、放熱部材32の内側面32aを完全に
キャリッジモータ31の外側面31aに密着させること
は困難で、実際には3点で接触しているにすぎず、その
ため、放熱効率が悪いという問題もあった。
【0008】この場合、放熱効率を向上させるため、キ
ャリッジモータ31と放熱部材32との間に熱伝導率の
良いシリコーン樹脂等を注入する方法も案出されている
が、その場合、組立作業時に樹脂が流れ出るため、作業
性が悪化してコストアップにつながるという欠点があっ
た。
【0009】さらに、従来の放熱部材32の場合、肉厚
の形状となるため、体積及び重量が大きくなるという欠
点があった。
【0010】本発明は、このような従来の技術の課題を
解決するためになされたもので、加工費用が安く、放熱
効率の高い放熱手段を備えたプリンタを提供することを
目的とする。
【0011】また、本発明は、組立性に優れ、小型かつ
軽量の放熱手段を備えたプリンタを提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、記録紙に印字を行うための
機構部と、この機構部を駆動するモータと、このモータ
にて生じた熱を放熱する放熱手段とを備えたプリンタで
あって、上述の放熱手段が板状の部材からなり、この放
熱手段に上述のモータの外周を取り囲むように圧接する
複数の曲げ起こし部を設けたことを特徴とする。
【0013】この場合、請求項2記載の発明のように、
請求項1記載の発明において、曲げ起こし部のモータに
接する部分を、モータの外面に沿う形状に形成すること
も効果的である。
【0014】また、請求項3記載の発明のように、請求
項2記載の発明において、曲げ起こし部のモータに接す
る部分を、円弧状に形成することも効果的である。
【0015】さらに、請求項4記載の発明のように、請
求項1乃至3のいずれか1項記載の発明において、放熱
手段を、装置本体内に配置された他の放熱手段に接触可
能に設けることも効果的である。
【0016】かかる構成を有する請求項1記載の発明の
場合、放熱手段が板状の部材に曲げ起こし部を設けたも
のであって、絞り及び曲げ加工によって放熱手段を形成
することができるので、コストのかさむ鋳造やフライス
加工等の機械加工を行う必要がない。また、板状の部材
であるので、小型、軽量化が図られる。
【0017】さらに、曲げ起こし部はモータを取り囲み
これを圧接するように複数設けられていることから、放
熱部材とモータとの接触する点が多く、高い放熱効果が
得られる。
【0018】しかも、密着用のシリコーン樹脂等を用い
る必要がなくなるので、従来のもののように作業時に樹
脂が流れ出すことはない。
【0019】この場合、請求項2記載の発明のように、
請求項1記載の発明において、曲げ起こし部のモータに
接する部分を、モータの外面に沿う形状に形成すれば、
曲げ起こし部とモータとが面接触するようになり、さら
に放熱効率が高まる。
【0020】また、請求項3記載の発明のように、請求
項2記載の発明において、曲げ起こし部のモータに接す
る部分を円弧状に形成することによって、例えば、円筒
形状のモータに対する放熱効率を高めることができる。
【0021】さらに、請求項4記載の発明のように、請
求項1乃至3のいずれか1項記載の発明において、放熱
手段を装置本体内に配置された他の放熱手段に接触可能
に設けることによって、さらに放熱効率を高めることが
できるが、本発明の場合、従来のものに比べてモータと
の接触面積が大きいことから、放熱部材の位置を多少移
動しても、放熱部材における放熱効果はほとんど損なわ
れない。このため、各部材の寸法精度が多少悪い場合で
あっても、放熱部材を他の放熱手段に密着させることが
できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るの実施の形態
を図1〜図4を参照して詳細に説明する。
【0023】図4は、本実施の形態のプリンタの概略全
体構成を示すものであり、本体カバーを外した状態を示
すものである。
【0024】図4に示すように、このプリンタ1は、上
ケース2と下ケース3から装置本体が構成され、下ケー
ス3の後部に設けられた収容部4にロール状の記録紙
(以下「ロール紙」という。)Sが収容される。また、
下ケース3の前部のリボンフレーム6に装着されたカセ
ット状のインクリボン5に対し、後述する印字機構部に
よってロール紙Sに印字を行うように構成される。
【0025】また、下ケース3の前部には、上述の印字
機構部ほか、紙送り機構部、リボン送り機構部及び検出
機構部から構成されるプリンタ本体部13が設けられ
る。
【0026】さらに、装置本体の前面には、紙送りを行
うためのフィードスイッチ7やエラーメッセージ等を表
示するためのコントロールパネル8、及び電源スイッチ
9が設けられ、また、リボンフレーム6の後方側には、
記録紙Sを切断するためのカッター12が設けられる。
【0027】図1〜図3は、本実施の形態の要部を示す
ものである。図2は、プリンタ本体部13を裏側から見
たものである。このプリンタ本体部13は、例えばAB
S等の樹脂からなるベースフレーム20に、印字機構
部、紙送り機構部、リボン送り機構部及び検出機構部が
設けられる。
【0028】図2に示すように、ベースフレーム20の
下部には、印字機構部及びリボン機構部を駆動するため
のキャリッジモータ21が取り付けられている。このキ
ャリッジモータ21としては、例えば円筒形状のステッ
ピングモータが用いられる。このキャリッジモータ21
には、以下に説明するような放熱手段としての放熱部材
22が取り付けられる。
【0029】図1は、本実施の形態の放熱部材を示すも
のである。
【0030】図1に示すように、この放熱部材22は、
例えばアルミニウム、銅等の熱伝導率の高い金属製の板
状の部材からなる。そして、この放熱部材22は、平板
状の基部23と複数の三角形状の曲げ起こし部24とか
ら構成される。
【0031】これらの曲げ起こし部24は、金属板を絞
り加工することによって形成される。本実施の形態にお
いては、9つの曲げ起こし部24が設けられている。な
お、この放熱部材22の厚みは2mm程度であるが、厚
い方が放熱効果はよくなる。
【0032】図1に示すように、曲げ起こし部24は、
円を描くように配置され、各曲げ起こし部24によって
囲まれる部分に円筒形状のキャリッジモータ21が入り
込むように構成される。この場合、各曲げ起こし部24
の折曲部分によって形成される円の内径は、キャリッジ
モータ21の外径とほぼ同じ寸法になるように構成され
る。そして、各曲げ起こし部24は、基部23に対して
垂直方向よりもやや内側(1°程度)に向かうように形
成されている。したがって、各曲げ起こし部24によっ
て囲まれる部分にキャリッジモータ21を挿入すると、
曲げ起こし部24の弾性により、キャリッジモータ21
の外側面21aに対して各曲げ起こし部24の内側面が
必ず圧接するようになる。
【0033】さらに、上述したように、曲げ起こし部2
4は絞り加工によって形成されるため、各曲げ起こし部
24の内側面24aは、内側方向に湾曲する円弧面が形
成される。したがって、本実施の形態の場合、キャリッ
ジモータ21の外側面21aと各曲げ起こし部24の内
側面24aとが面で接触する。そして、キャリッジモー
タ21において発生した熱は、効率良く放熱部材22に
伝達され、放熱部材22から空気中に放出される。
【0034】なお、図1及び図2に示すように、曲げ起
こし部24の間には、位置決め用の突部22bが設けら
れている。
【0035】図3は、装置本体の下部に設けられる放熱
板25との関係を示すものである。
【0036】この放熱板25は、例えば軟鋼板からな
り、放熱部材22より大きい面積を有している。そし
て、図3に示すように、放熱部材22は、ねじ26によ
って互いの面が密着するように放熱板25に固定され
る。詳述すると、放熱部材22と放熱板25との間に隙
間があったとしても、放熱部材22はキャリッジモータ
21の外側面21aを各曲げ起こし部24が圧接してい
るので、ねじ26を締めていくと放熱部材22は、キャ
リッジモータ21の外側面21aを摺動して移動し、互
いの面が密着する。その結果、キャリッジモータ21に
おいて発生した熱は、放熱部材22を介して放熱板25
に伝達され、放熱板25から空気中に放出される。
【0037】一般に、熱は、放射、対流、伝導によって
伝えられるが、伝導による効果が最も大きいことから、
本実施の形態はその効果が大きいものである。
【0038】以上述べたように本実施の形態によれば、
一枚の金属板に対する絞り及び曲げ加工によって放熱部
材22を得ることができるので、鋳造等による従来のも
のに比べ、コストダウンを図ることができる。
【0039】また、本実施の形態の場合、放熱部材22
に設けた複数の曲げ起こし部24の内側面24aとキャ
リッジモータ21の外側面21aとが密着するように構
成されているため、接触面積が従来のものに比べて大き
くなり、放熱効率を向上させることができる。例えば、
本実施の形態によれば、キャリッジモータ21の表面温
度が80°である場合に、従来例に比べて約2°温度を
低下させることができる。
【0040】さらに、本実施の形態によれば、密着用の
シリコーン樹脂等を用いる必要がなくなるので、従来例
のように樹脂が流れ出すことがなく、組立における作業
性を向上させることができる。
【0041】加えて、本実施の形態の場合、従来のもの
に比べてキャリッジモータ21との接触面積が大きいこ
とから、放熱部材22の位置を多少移動しても、放熱部
材22における放熱効果はほとんど損なわれない。この
ため、各部材の寸法精度が多少悪い場合であっても、放
熱部材22を放熱板25に密着させることができ、これ
により、プリンタを構成する各部材の寸法精度のばらつ
きに強く、かつ、キャリッジモータ21の放熱効率の高
いプリンタを得ることができる。
【0042】なお、本発明は上述の実施の形態に限られ
ることなく、種々の変更を行うことができる。
【0043】例えば、放熱部材に設けられる曲げ起こし
部の形状及び数は任意のものとすることができる。ただ
し、キャリッジモータを取り囲むように少なくとも3つ
の曲げ起こし部を設けることが好ましい。
【0044】また、放熱部材の材料は種々のものを用い
ることができるが、熱伝導率の高い金属材料を用いるこ
とが望ましく、特に、上述の実施の形態のように、アル
ミニウムを用いれば、加工性、小型化及び錆の点から最
も好適である。
【0045】さらに、本発明は上述したキャリッジモー
タのみならず、種々のモータに適用することができ、ま
た、種々のプリンタにも適用しうるものである。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように請求項1記載の発明に
よれば、絞り及び曲げ加工によって放熱手段を形成する
ことができるので、鋳造やフライス加工等の機械加工を
行う必要がなく、コストダウンを図ることができる。ま
た、放熱手段が板状の部材であるので、プリンタの小
型、軽量化を図ることができる。
【0047】さらに、曲げ起こし部をモータを取り囲み
これを圧接するように複数設けたことにより、放熱部材
とモータとの接触点を多くして、放熱効率を向上させる
ことができる。
【0048】しかも、密着用のシリコーン樹脂等を用い
る必要がなくなるので、従来のもののように作業時に樹
脂が流れ出すことはなく、その結果、組立作業における
作業効率を向上させることができる。
【0049】この場合、請求項2記載の発明のように、
請求項1記載の発明において、曲げ起こし部のモータに
接する部分をモータの外面に沿う形状に形成することに
より、曲げ起こし部とモータとを面接触させて、さらに
放熱効率を高めることができる。
【0050】また、請求項3記載の発明のように、請求
項2記載の発明において、曲げ起こし部のモータに接す
る部分を円弧状に形成することによって、例えば、円筒
形状のモータに対する放熱効率を高めることができる。
【0051】さらに、請求項4記載の発明のように、請
求項1乃至3のいずれか1項記載の発明において、放熱
手段を装置本体内に配置された他の放熱手段に接触可能
に設けることにより、プリンタを構成する各部材の寸法
精度のばらつきに強く、かつ、モータの放熱効率の高い
プリンタを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタの実施の形態における放
熱部材を示す斜視図である。
【図2】同実施の形態における放熱部材のモータへの取
り付けを示す斜視図である。
【図3】同実施の形態における放熱部材の放熱板への取
り付けを示す斜視図である。
【図4】同実施の形態のプリンタの本体カバーを外した
状態の概略全体構成を示す斜視図である。
【図5】従来の放熱部材のキャリッジモータへの取り付
けを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 上ケース 3 下ケース 5 リボンカセット 6 リボンフレーム 13 プリンタ本体部 20 ベースフレーム 21 キャリッジモータ 21a 外側面 22 放熱部材 23 基部 24 曲げ起こし部 24a 内側面 25 放熱板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録紙に印字を行うための機構部と、該機
    構部を駆動するモータと、該モータにて生じた熱を放熱
    する放熱手段とを備えたプリンタであって、上記放熱手
    段が板状の部材からなり、該放熱手段に上記モータの外
    周を取り囲むように圧接する複数の曲げ起こし部を設け
    たことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】曲げ起こし部のモータに接する部分が、モ
    ータの外面に沿う形状に形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】曲げ起こし部のモータに接する部分が、円
    弧状に形成されていることを特徴とする請求項2記載の
    プリンタ。
  4. 【請求項4】放熱手段が、装置本体内に配置された他の
    放熱手段に接触可能に設けられていることを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれか1項記載のプリンタ。
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