JPH09324775A - 流体機械 - Google Patents

流体機械

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JPH09324775A
JPH09324775A JP14294096A JP14294096A JPH09324775A JP H09324775 A JPH09324775 A JP H09324775A JP 14294096 A JP14294096 A JP 14294096A JP 14294096 A JP14294096 A JP 14294096A JP H09324775 A JPH09324775 A JP H09324775A
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JP
Japan
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press
fitting
timing gear
fluid machine
fitting portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP14294096A
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English (en)
Inventor
Masao Teraoka
正夫 寺岡
Ryusuke Harada
隆介 原田
Hideo Hamada
▲ひで▼夫 浜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
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Publication date
Application filed by Tochigi Fuji Sangyo KK filed Critical Tochigi Fuji Sangyo KK
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Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C21/00Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
    • F01C21/10Outer members for co-operation with rotary pistons; Casings
    • F01C21/102Adjustment of the interstices between moving and fixed parts of the machine by means other than fluid pressure

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイミングギヤの回転方向の精密な位置決め
を容易に行う。 【解決手段】 ロータ13、15と、ケーシング11
と、タイミングギヤ55、57からなるタイミングギヤ
組17と、ロータ13のロータ軸7とタイミングギヤ5
5とを固定する回転方向位置決め機構59とを備え、こ
の位置決め機構59は、ロータ軸7の端面からタイミン
グギヤ55の装着箇所に対応する軸方向深さの圧入部6
9まで形成された凹部61と、圧入部材63と、圧入部
材63を圧入部69に圧入しロータ軸7をタイミングギ
ヤ55に押し付けてタイミングギヤ55を回転方向に位
置決めする圧入手段65とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、車両の
スーパーチャージャに用いられる流体機械に関する。
【0002】
【従来の技術】スクリュー式あるいはルーツ式のように
ロータが互いに噛み合う流体機械でロータを互いに接触
させたくないものは、タイミングギヤを用いて各ロータ
を同期回転させる。
【0003】このタイミングギヤは、ロータを互いに接
触しないように噛み合わせた状態で回転方向に位置決め
しながらそれぞれのロータ軸に固定される。このとき、
ロータ間の隙間は回転方向側とその反対側とで均一にす
る必要があり、そのためには、各タイミングギヤ間のバ
ックラッシも所定値に調整しなければならない。従っ
て、ロータ軸に対するタイミングギヤの回転方向の位置
決めは極めて精密に行う必要がある。
【0004】従来、タイミングギヤとロータ軸の固定
を、焼嵌め、あるいは、スプラインやキーを用いて行う
方法があるが、これらの方法は位置決めの微調整機能が
ないから、タイミングギヤの位置決めを精密に行うこと
は困難である。
【0005】又、タイミングギヤをボス部とギヤ部とに
分割し、ギヤ部の位置を合わせた後ボス部とギヤ部とを
ボルト止めする方法もあるが、この場合はボス部とギヤ
部との偏心によってロータの接触が生じ易い上に、この
ような分割構造にはコスト高であり大きなトルクを伝達
できないなどの欠点がある。
【0006】又、実公平7ー46783号公報に、図4
のようなタイミングギヤ201の固定構造が記載されて
いる。
【0007】これは、タイミングギヤ201とロータ軸
203との間にテーパ状のブッシュ205をナット20
7で押し込み、タイミングギヤ201をロータ軸203
に固定するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図4の従来
例では、ナット207をねじ込む際にタイミングギヤ2
01が共廻りし易く、事前にタイミングギヤ201の位
相(回転方向位置)を精密に調整した意味がない。タイ
ミングギヤ201の位相がずれると、タイミングギヤ組
で噛み合い音が発生すると共に、ロータ同士の接触や焼
き付き、性能低下、騒音、振動などが発生する。
【0009】これを防ぐには、ナット207をねじ込む
際に、タイミングギヤ201を回転しないように固定し
なければならず、そのためにはタイミングギヤ201を
固定する治具が必要であると共に、作業が煩雑になる。
【0010】そこで、この発明は、ロータ軸に対するタ
イミングギヤの回転方向の位置決めを容易な作業で精密
に行うことができる流体機械の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の流体機械
は、互いに噛み合う一対のロータと、各ロータを回転可
能に内包し、流体の流入口及び流体の流出口とを有する
ケーシングと、各ロータを互いに接触しないように噛み
合わせる一対のタイミングギヤからなるタイミングギヤ
組と、タイミングギヤをそのロータの軸に対して回転方
向に位置決めする回転方向位置決め機構とを備え、この
回転方向位置決め機構が、前記ロータ軸の端面に開口
し、タイミングギヤの装着箇所に対応する部位を圧入部
とする凹部と、外側寸法がこの圧入部の内側寸法より大
きい圧入部材と、この圧入部材を圧入部に圧入しロータ
軸をタイミングギヤに押し付けてタイミングギヤを回転
方向に位置決めする圧入手段とからなることを特徴とす
る。
【0012】このように、請求項1の流体機械は、ロー
タ軸の端部に凹部を設け、この凹部のタイミングギヤの
径方向内側位置に設けられた圧入部に圧入部材を圧入す
ることにより、ロータ軸をタイミングギヤに押し付けて
タイミングギヤを回転方向に位置決めする。なお、この
位置決めに先立ってタイミングギヤは精密に回転方向の
位置合わせをしておく。
【0013】このように、ロータ軸の凹部に圧入部材を
圧入するこの回転方向位置決め機構では位置決めに当た
ってタイミングギヤに力が掛からないから、ブッシュ2
05(圧入部材)をタイミングギヤ201とロータ軸2
03との間に圧入する従来例と異なって、位置決めの際
にタイミングギヤの位相が狂わない。
【0014】こうして、タイミングギヤの回転方向位置
決めを精密に行うことができるから、タイミングギヤ組
の噛み合い音や、ロータ同士の接触と焼き付き、性能低
下、騒音、振動などが防止される。
【0015】又、位置決め作業は容易である。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の流
体機械であって、圧入部の軸方向断面形状が、開口側か
ら奥部側に向かって狭くなるテーパ状であることを特徴
とし、請求項1の構成と同等の効果を得る。
【0017】これに加えて、圧入部をテーパ状にしたこ
とによって、圧入部材を小さな圧入力で容易に圧入する
ことができると共に、小さな圧入力で大きな固定力が得
られるから、タイミングギヤをしっかりと固定し位置決
めすることができる。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項2記載の流
体機械であって、圧入部材が、圧入部と同一のテーパ角
度を有するテーパ部材であることを特徴とし、請求項2
の構成と同等の効果を得る。
【0019】これに加えて、圧入部材であるテーパ部材
のテーパ角度を圧入部と同一にしたから、より小さな圧
入力で大きな固定力が得られる。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項1記載の流
体機械であって、圧入部が、円筒状であることを特徴と
し、請求項1の構成と同等の効果を得る。
【0021】これに加えて、円筒状の圧入部は加工が容
易であり、それだけ低コストである。
【0022】請求項5記載の発明は、請求項1又は請求
項2又は請求項4のいずれか一項に記載の流体機械であ
って、圧入部材が、ボールであることを特徴とし、請求
項1又は請求項2又は請求項4の構成と同等の効果を得
る。
【0023】これに加えて、ボールは安価であると共
に、圧入の際に圧入部に対する方向性を配慮する必要が
なく、それだけ圧入作業が楽である。
【0024】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項5のいずれか一項に記載の発明であって、圧入手段
が、一部を切り欠いたリング状であり、凹部の内周を押
圧して凹部に装着されるばね部材であることを特徴と
し、請求項1乃至請求項5の構成と同等の効果を得る。
【0025】圧入部材の圧入は、凹部に入れた圧入部材
をリング状のばね部材で押し込むようにして圧入部材を
圧入部に圧入すると共に、ばね部材はばね力で凹部の開
口側に装着され、圧入部材の脱落を防止する。
【0026】このように、圧入手段をリング状のばね部
材にしたことによって、ロータ軸に回転力を掛けずに圧
入部材の圧入を行えるから、タイミングギヤの回転方向
位置ずれを防止する効果が特に大きい。。
【0027】請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求
項5のいずれか一項に記載の流体機械であって、圧入手
段が、凹部に螺着されるねじ部材であることを特徴と
し、請求項1乃至請求項5の構成と同等の効果を得る。
【0028】これに加えて、圧入手段をねじ部材にした
ことにより、圧入部材を僅かな回転力で圧入部に圧入す
ることができるから、圧入作業が容易である。
【0029】なお、ねじ部材のねじ込みの際は、ロータ
軸の、例えば反対側の端部を回転しないように抑えれ
ば、調整済のタイミングギヤの回転方向位置を損なわず
にねじ部材をねじ込むことができる。
【0030】請求項8記載の発明は、請求項7記載の流
体機械であって、圧入手段のねじ部材が圧入部材と一体
であることを特徴とし、請求項7の構成と同等の効果を
得る。
【0031】これに加えて、圧入手段のねじ部材を圧入
部材と一体にしたことにより、圧入部材の取り外しが容
易になり、関連部材を破壊せずに、タイミングギヤ組の
分解やタイミングギヤの交換などが可能になって有利で
ある。
【0032】
【発明の実施の形態】図1により本発明の第1実施形態
を説明する。この実施形態は請求項1、2、5、6の特
徴を備えている。図1はこの実施形態のスーパーチャー
ジャ1(流体機械)を示しており、左右の方向は図1で
の左右の方向である。なお、符号を与えていない部材等
は図示されていない。
【0033】スーパーチャージャ1は、入力プーリ3、
ルーツ式コンプレッサ5などから構成されている。
【0034】入力プーリ3は入力側のロータ軸7にスプ
ライン連結され、ナット9で固定されている。入力プー
リ3はベルトを介してクランクシャフト側のプーリに連
結されている。このクランクシャフト側プーリには電磁
クラッチが組み込まれており、エンジンとスーパーチャ
ージャ1との断続を行う。
【0035】こうして、入力プーリ3はエンジンの駆動
力によりこの電磁クラッチを介して回転駆動される。
【0036】コンプレッサ5はコンプレッサケーシング
11(ケーシング)と、その中に配置された繭型断面の
ロータ13、15と、タイミングギヤ組17などを備え
ている。
【0037】コンプレッサケーシング11は、ケーシン
グ本体19にカバー21をボルト23で固定して構成さ
れており、タイミングギヤ組17はケーシング本体19
とカバー21との間に収納されている。
【0038】一方のロータ13はロータ本体25の軸孔
27に前記の入力側ロータ軸7をスプライン連結して構
成され、他方のロータ15はロータ本体29の軸孔31
にロータ軸33をスプライン連結して構成されている。
各ロータ本体25、29には互いに噛み合う凸部35、
37があり、これらの凸部35、37には軸方向の空洞
部39、41が形成され、慣性モーメントを低減してい
る。
【0039】各ロータ軸7、33は、ロータ本体25、
29の左側でシール型のボールベアリング43、45に
よりコンプレッサケーシング11に支承され、ロータ本
体25、29の右側でボールベアリング47、49によ
りコンプレッサケーシング11に支承されている。ま
た、ロータ軸7、33の右端側ではケーシング11との
間にシール51、53が配置されている。
【0040】シール型ボールベアリング43、45とシ
ール51、53とによってケーシング11外部へのエア
洩れとオイル洩れとが防止されている。
【0041】タイミングギヤ組17は、互いに噛み合っ
た一対のタイミングギヤ55、57からなり、タイミン
グギヤ55は回転方向位置決め機構59によってロータ
軸7の右端側に固定され、タイミングギヤ57はロータ
軸33の右端部に圧入されている。
【0042】回転方向位置決め機構59は、ロータ軸7
の右端に設けられた凹部61、ボール63(圧入部
材)、リング状のばね部材65(圧入手段)などから構
成されている。
【0043】凹部61は開口から奥部に向かって狭くな
るテーパ状に形成されており、タイミングギヤ55のボ
ス部67に対応する軸方向位置が圧入部69になってい
る。又、ボール63の直径はこの圧入部69の直径より
大きい。
【0044】ばね部材65には切り欠き71が設けられ
ており、ボール63を凹部61に入れた状態で、ばね部
材65を凹部61に押し込むと、ボール63が圧入部6
9に圧入されると共に、ばね部材65はばね力によって
凹部61の開口側に固定され、ボール63の脱落を防止
する。
【0045】ボール63が圧入部69に圧入されると、
ロータ軸7がタイミングギヤ55のボス部67に押し付
けられてタイミングギヤ55が回転方向に位置決めされ
る。
【0046】このタイミングギヤ55の回転方向位置決
めは、先ず、各ロータ13、15を噛み合わせ、互いの
間に形成される回転方向側とその反対側の隙間が均一に
なるようにし、次いで、タイミングギヤ55をタイミン
グギヤ57と噛み合わせた状態で行う。
【0047】プーリ3から入力したエンジンの駆動力は
コンプレッサ5を回転駆動し、ロータ13、15はケー
シング11の吸入口から吸入した吸気を吐出口へ送り、
吐出口73から吐き出してエンジンに供給する。
【0048】こうして、スーパーチャージャ1が構成さ
れている。
【0049】スーパーチャージャ1では、上記のよう
に、軸方向の力を掛けてボール63を圧入することによ
ってタイミングギヤ55を位置決めするから、位置決め
に当たってタイミングギヤ55に力、特に、回転力が掛
からない。
【0050】従って、従来例のようにタイミングギヤと
ロータ軸との間にブッシュを圧入するものと異なり、事
前に精密な回転方向の位置合わせを行ったタイミングギ
ヤ55の位相を位置決めに際して狂わせることがない。
【0051】こうして、タイミングギヤ組17の噛み合
い音や、ロータ13、15の接触と焼き付き、コンプレ
ッサ5の性能低下、騒音、振動などが防止される。
【0052】又、位置決め作業は容易である。
【0053】又、圧入部69をテーパ状にしたことによ
って、小さな圧入力でボール63を圧入できると共に、
小さな圧入力で大きな固定力が得られタイミングギヤ5
5をしっかりと固定し位置決めすることができる。
【0054】又、ボール63は安価であると共に、圧入
時に圧入部69に対する方向性を配慮する必要がなく、
それだけ圧入作業が楽である。
【0055】更に、圧入手段をリング状のばね部材65
にしたことによって、ロータ軸7に回転力を掛けずにボ
ール63を圧入することができるから、タイミングギヤ
55の位相ずれを防止する効果が特に大きい。
【0056】次に、図2によって本発明の第2実施形態
を説明する。この実施形態は請求項1、2、3、7の特
徴を備えている。図2はこの実施形態のスーパーチャー
ジャ75(流体機械)のタイミングギヤ組17が配置さ
れた部分を示す。なお、左右の方向は図2での左右の方
向であり、符号を与えていない部材等は図示されていな
い。
【0057】このスーパーチャージャ75は、第1実施
形態のスーパーチャージャ1において回転方向位置決め
機構59で位置決めされたタイミングギヤ55を回転方
向位置決め機構77で位置決めしたものである。従っ
て、スーパーチャージャ1と同一機能の部材には同一の
符号を与えると共に、これら同一機能部材の重複説明は
省く。
【0058】回転方向位置決め機構77は、ロータ軸7
の右端に設けられた凹部79、テーパ部材81(圧入部
材)、ボルト83(圧入手段)などから構成されてい
る。
【0059】凹部79にはタイミングギヤ55のボス部
67に対応する軸方向位置に開口側から奥部に向かって
狭くなるテーパ状の圧入部85が形成されており、テー
パ部材81はこの圧入部85と同一のテーパ角度をもっ
ている。又、ボルト83はレンチ用の角孔87をもった
ものであり、凹部81の開口側に設けられたねじ部89
に螺着される。
【0060】タイミングギヤ55の回転方向位置決め
は、先ず、各ロータ13、15を互いの間に形成される
回転方向とその反対側の隙間が均一になるように噛み合
わせ、次に、タイミングギヤ55をタイミングギヤ57
と噛み合わせて精密な位置合わせをした状態で、凹部7
9に入れたテーパ部材81をボルト83を締めて圧入部
85に圧入する。
【0061】ボルト83のねじ込みに際しては、ロータ
軸7の左端側に入力プーリ3を連結するスプラインを利
用してロータ軸7を回転しないように抑えれば、調整済
のタイミングギヤ55の回転方向位置を損なわずにボル
ト83をねじ込むことができる。
【0062】テーパ部材81が圧入部85に圧入される
と、ロータ軸7がタイミングギヤ55のボス部67に押
し付けられてタイミングギヤ55が回転方向に位置決め
される。
【0063】こうして、スーパーチャージャ75が構成
されている。
【0064】スーパーチャージャ75では、上記のよう
に、ロータ軸7の圧入部85にテーパ部材81を圧入す
ることによってタイミングギヤ55を位置決めしている
から、位置決めに当たってタイミングギヤ55に力が掛
からず、位相を狂わせることがない。
【0065】従って、タイミングギヤ組17の噛み合い
音や、ロータ13、15の接触と焼き付き、コンプレッ
サ5の性能低下、騒音、振動などが防止される。
【0066】又、位置決め作業は容易である。
【0067】又、圧入部85をテーパ状にしたことによ
って、テーパ部材81を小さな圧入力で容易に圧入する
ことができると共に、小さな圧入力で大きな固定力が得
られタイミングギヤ55をしっかりと固定し位置決めす
ることができる。
【0068】又、テーパ部材81のテーパ角度を圧入部
85と同一にしたから、更に小さな圧入力で大きな固定
力が得られる。
【0069】これに加えて、圧入手段をボルト83にし
たことにより、テーパ部材81を僅かな回転力で圧入部
85に圧入できる。
【0070】次に、図3によって本発明の第3実施形態
を説明する。この実施形態は請求項1、4、5、7の特
徴を備えている。図3はこの実施形態のスーパーチャー
ジャ91(流体機械)のタイミングギヤ組17が配置さ
れた部分を示す。なお、左右の方向は図3での左右の方
向であり、符号を与えていない部材等は図示されていな
い。
【0071】このスーパーチャージャ91は、上記の各
実施形態のスーパーチャージャ1、75において回転方
向位置決め機構59、77で位置決めされたタイミング
ギヤ55を回転方向位置決め機構93で位置決めしたも
のである。従って、スーパーチャージャ1、75と同一
機能の部材には同一の符号を与えると共に、これら同一
機能部材の重複説明は省く。
【0072】回転方向位置決め機構93は、ロータ軸7
の右端に設けられた凹部95、ボール63(圧入部
材)、ボルト83(圧入手段)などから構成されてい
る。
【0073】凹部95にはタイミングギヤ55のボス部
67に対応する軸方向位置に円筒状の圧入部97が形成
されている。ボール63の外径aは圧入部97の内径b
より大きい。又、凹部95の開口側にはボルト83を螺
着するねじ部99が設けられている。又、圧入部97の
内径bはねじ部99の内径より小さく、ねじ部99と圧
入部97とで段付き形状になっている。
【0074】タイミングギヤ55の回転方向位置決め
は、先ず、各ロータ13、15を互いの間に形成される
回転方向とその反対側の隙間が均一になるように噛み合
わせ、次に、タイミングギヤ55をタイミングギヤ57
と噛み合わせて精密な位置合わせをした状態で、凹部9
5に入れたボール63をボルト83を締めて圧入部97
に圧入する。
【0075】ボール63が圧入部97に圧入されると、
ロータ軸7がタイミングギヤ55のボス部67に押し付
けられてタイミングギヤ55が回転方向に位置決めされ
る。
【0076】こうして、スーパーチャージャ91が構成
されている。
【0077】スーパーチャージャ91では、上記のよう
に、ロータ軸7の圧入部97にボール63を圧入するこ
とによってタイミングギヤ55を位置決めしているか
ら、位置決めに当たってタイミングギヤ55に力が掛か
らず、その位相を狂わせることがない。
【0078】従って、タイミングギヤ組17の噛み合い
音や、ロータ13、15の接触と焼き付き、コンプレッ
サ5の性能低下、騒音、振動などが防止される。
【0079】又、位置決め作業は容易である。
【0080】又、ボール63は圧入時に圧入部97に対
する方向性を配慮する必要がなく、圧入作業が楽であ
る。
【0081】又、円筒状の圧入部97は加工が容易であ
り、それだけ低コストである。
【0082】更に、圧入手段をボルト83にしたことに
より、ボール63を僅かな回転力で圧入部97に圧入で
きる。
【0083】なお、本発明の流体機械は、スクリューロ
ータを用いたものでもよく、又、コンプレッサあるいは
ブロワのように回転を流体圧に変換するものだけでな
く、流体圧を与えて回転を取り出すモータとして用いて
もよい。
【0084】
【発明の効果】請求項1記載の流体機械は、ロータ軸の
圧入部に圧入部材を圧入することによって、タイミング
ギヤを位置決めするから、従来例と異なって、位置決め
の際にタイミングギヤに力が掛らずその位相が狂わな
い。
【0085】従って、タイミングギヤ組の噛み合い音
や、ロータ同士の接触と焼き付き、性能低下、騒音、振
動などが防止される。
【0086】又、位置決め作業は容易である。
【0087】請求項2記載の発明は、請求項1の構成と
同等の効果を得ると共に、圧入部をテーパ状にしたこと
によって、小さな圧入力で圧入部材を容易に圧入するこ
とができると共に、小さな圧入力で大きな固定力が得ら
れるから、タイミングギヤをしっかりと固定し位置決め
することができる。
【0088】請求項3記載の発明は、請求項2の構成と
同等の効果を得ると共に、圧入部材のテーパ角度を圧入
部と同一にしたから、より小さな圧入力で大きな固定力
が得られる。
【0089】請求項4記載の発明は、請求項1の構成と
同等の効果を得ると共に、円筒状の圧入部は加工が容易
であり、それだけ低コストである。
【0090】請求項5記載の発明は、請求項1又は2又
は4の構成と同等の効果を得ると共に、ボールは圧入の
際に圧入部に対する方向性を配慮する必要がなく、それ
だけ圧入作業が楽である。
【0091】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項5の構成と同等の効果を得ると共に、圧入手段をリン
グ状のばね部材にしたことによって、ロータ軸に回転力
を掛けずに圧入部材を圧入することができるから、タイ
ミングギヤの回転位置ずれを防止する効果が特に大き
い。。
【0092】請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求
項5の構成と同等の効果を得ると共に、圧入手段をねじ
部材にしたことにより、僅かな回転力で圧入部材を圧入
部に圧入できる。
【0093】請求項8記載の発明は、請求項7の構成と
同等の効果を得ると共に、圧入手段のねじ部材を圧入部
材と一体にしたことにより、圧入部材の取り外しが容易
になり、関連部材を破壊せずに、タイミングギヤ組の分
解やタイミングギヤの交換などが可能になって有利であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す断面図である。
【図2】本発明の第2実施形態を示す断面図である。
【図3】本発明の第3実施形態を示す断面図である。
【図4】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1、75、91 スーパーチャージャ(流体機械) 7、33 ロータ軸 11 コンプレッサケーシング(ケーシング) 13、15 ロータ 17 タイミングギヤ組 55、57 タイミングギヤ 59、77、93 タイミングギヤの回転方向位置決め
機構 61、79、95 凹部 63 ボール(圧入部材) 65 リング状のばね部材(圧入手段) 69、85、97 圧入部 81 テーパ部材(圧入部材) 83 ボルト(圧入手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに噛み合う一対のロータと、各ロー
    タを回転可能に内包し、流体の流入口及び流体の流出口
    とを有するケーシングと、各ロータを互いに接触しない
    ように噛み合わせる一対のタイミングギヤからなるタイ
    ミングギヤ組と、タイミングギヤをそのロータの軸に対
    して回転方向に位置決めする回転方向位置決め機構とを
    備え、この回転方向位置決め機構が、前記ロータ軸の端
    面に開口し、タイミングギヤの装着箇所に対応する部位
    を圧入部とする凹部と、外側寸法がこの圧入部の内側寸
    法より大きい圧入部材と、この圧入部材を圧入部に圧入
    しロータ軸をタイミングギヤに押し付けてタイミングギ
    ヤを回転方向に位置決めする圧入手段とからなることを
    特徴とする流体機械。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、圧入部の
    軸方向断面形状が、開口側から奥部側に向かって狭くな
    るテーパ状であることを特徴とする流体機械。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の発明であって、圧入部材
    が、圧入部と同一のテーパ角度を有するテーパ部材であ
    ることを特徴とする流体機械。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の発明であって、圧入部
    が、円筒状であることを特徴とする流体機械。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2又は請求項4のい
    ずれか一項に記載の発明であって、圧入部材が、ボール
    であることを特徴とする流体機械。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に
    記載の発明であって、圧入手段が、一部を切り欠いたリ
    ング状であり、凹部の内周を押圧して凹部に装着される
    ばね部材であることを特徴とする流体機械。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に
    記載の発明であって、圧入手段が、凹部に螺着されるね
    じ部材であることを特徴とする流体機械。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の発明であって、圧入手段
    のねじ部材が圧入部材と一体であることを特徴とする流
    体機械。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013189911A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Nabtesco Automotive Corp 真空ポンプ

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JP2013189911A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Nabtesco Automotive Corp 真空ポンプ

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