JPH09325031A - 振動型角速度センサ - Google Patents

振動型角速度センサ

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JPH09325031A
JPH09325031A JP8142937A JP14293796A JPH09325031A JP H09325031 A JPH09325031 A JP H09325031A JP 8142937 A JP8142937 A JP 8142937A JP 14293796 A JP14293796 A JP 14293796A JP H09325031 A JPH09325031 A JP H09325031A
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JP
Japan
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vibrating body
angular velocity
electrode
substrate
velocity sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP8142937A
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English (en)
Inventor
Tomishige Tai
富茂 田井
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出感度及び検出感度の安定性を向上させ
る。 【解決手段】 基板11上に配設された振動体12を基
板11と平行方向に振動させ、角速度入力によって発生
する振動体12の、基板11と垂直方向の変位を検出し
て入力角速度を検知する振動型角速度センサにおいて、
振動体12を上記垂直方向に変位させることができる復
元手段を設ける。復元手段は振動体12と復元用電極3
1とで構成され、それら間の静電気力を用いる。加速度
入力による振動体12の変位を静電気力により防止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は振動型角速度セン
サの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の振動型角速度センサの構造を図3
及び図4に示す。なお、図4は各部を分解して示したも
のである。基板11上に、基板11と対向して振動体1
2が配設される。振動体12は方形状の質量部13と、
その質量部13の4隅からそれぞれ延長されて質量部1
3を支持するヒンジ状支持部14と、その各支持部14
の先端に設けられたワイヤ(リード線)接続用のパッド
を兼ねる固定部15とよりなり、各固定部15は絶縁層
16を介して基板11に固定されている。従って、この
絶縁層16の厚さ分、質量部13及び支持部14は基板
11から離間されており、支持部14が弾性変形するこ
とによって質量部13は変位可能とされている。なお、
質量部13の互いに対向する二辺にはそれぞれ後述する
駆動電極及びモニタ電極と対向するくし歯状の電極17
及び18が形成されている。
【0003】質量部13に形成された電極17と対向す
るくし歯状の駆動電極19は絶縁層21を介して基板1
1上に設けられ、一方電極18と対向するくし歯状のモ
ニタ電極22が同様に絶縁層23を介して基板11上に
設けられる。駆動電極19及びモニタ電極22にはそれ
ぞれワイヤ接続用のパッド24及び25が形成されてい
る。
【0004】基板11の、振動体12の質量部13と対
向する板面には検出電極26が配設され、質量部13と
検出電極26とは平行対向されて、それら間に静電容量
を有する構成とされる。検出電極26はこの例では基板
11の板面に埋め込まれており、その一端が質量部13
の外側に位置するように導出されて、その導出部分にパ
ッド27が設けられている。
【0005】この振動型角速度センサ28は固定部15
及びパッド24、25、27にそれぞれ所要の配線が施
されて使用される。以下、その動作を説明する。駆動電
極19と振動体12との間に、電圧を印加し、振動体1
2を基板11に対して平行に振動させる。この振動状態
をモニタ電極22及び振動体12間の静電容量を検出す
ることによってモニタし、静電容量の変化量が一定にな
るように、即ち振動振幅が一定になるように、駆動電極
19及び振動体12間の印加電圧を制御する。図5A,
Bはこの印加電圧及びモニタ静電容量を示したものであ
る。
【0006】振動体12が基板11と平行方向に振動し
ている状態で、角速度Ωが入った場合、振動体12は基
板11と垂直方向に、駆動電極19による駆動周波数に
同期したコリオリ力を受けて変位し、検出電極26及び
振動体12間のギャップが変動する。従って、検出電極
26及び振動体12間の静電容量の変化を検出すること
によって、入力角速度に比例した出力を得ることがで
き、この出力から入力角速度を検知することができる。
図5Cはこの検出静電容量の一例を示したものであり、
図中ΔCが角速度入力によるコリオリ出力となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構造の
振動型角速度センサ28では、加速度入力によっても振
動体12の変位が発生するため、検出静電容量は角速度
入力によるコリオリ出力ΔCと加速度入力によるバイア
ス成分を含んだものとなり、検出感度がこのバイアス成
分の変動の影響を受け、つまり入力加速度の変動の影響
を受けるため、検出感度の安定性に欠けるものとなって
いた。
【0008】また、加速度入力によって振動体12が変
位した場合に、最悪、振動体12と検出電極26とが接
触することがないように、検出電極26及び振動体12
間のギャップ量を、想定される加速度入力に応じて所要
量確保しておく必要があり、その分ギャップを小さくす
ることができないものとなっているため、静電容量検出
において十分な検出感度を得るのが困難となっていた。
【0009】この発明の目的は上述した従来の問題点に
鑑み、十分で、かつ安定した検出感度を得ることができ
る振動型角速度センサを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、基板上に、その基板と対向して配設された振動体を
基板と平行方向に振動させ、角速度入力によって発生す
るコリオリ力による振動体の、基板と垂直方向の変位を
検出して入力角速度を検知する振動型角速度センサにお
いて、振動体を上記垂直方向に変位させることができる
復元手段が設けられる。
【0011】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、復元手段が振動体と、振動体に対向する復元用電
極とで構成され、それら振動体及び復元用電極間の静電
気力を用いるものとされる。請求項3の発明では、請求
項2の発明において、振動体の変位の検出が静電容量に
よるものであって、その検出手段が振動体と、振動体に
対向する検出電極とで構成され、その検出電極と復元用
電極とが同一平面上に位置される。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して実施例により説明する。図1はこの発明の一実施
例を示したものであり、図2は各部を分解して示したも
のである。なお、図3及び4と対応する部分には同一符
号を付し、その説明を省略する。
【0013】この例では図2に示すように、振動体12
の質量部13と対向する基板11の板面に、検出電極2
6と共に復元用電極31が設けられる。検出電極26と
復元用電極31とは基板11の板面に埋め込まれて同一
平面上に位置され、共に質量部13と平行対向される。
復元用電極31はこの例では検出電極26を囲むように
コ字状に配されており、その一端が質量部13の外側に
位置するように、検出電極26とは反対方向に導出され
て、その導出部分にパッド32が設けられている。
【0014】この復元用電極31はパッド32に配線が
施され、振動体12との間に電位を有するように電圧が
印加されるもので、これにより振動体12及び復元用電
極31間に静電気力が発生する構成とされており、即ち
図3に示した従来の振動型角速度センサ28に対して、
この例では振動体12と復元用電極31とよりなる復元
手段が設けられ、静電気力によって振動体12を基板1
1と垂直方向に変位させることができるものとなってい
る。
【0015】上記のような構成を有する振動型角速度セ
ンサ33は例えば以下のようにして作製される。基板1
1にはシリコンウェハが用いられる。検出電極26及び
復元用電極31はこのシリコンウェハ上に拡散層を形成
することによって作製でき、絶縁層16、21及び23
は酸化膜によって形成される。また、振動体12、駆動
電極19及びモニタ電極22は、ポリシリコン膜からフ
ォトリソグラフィによって形成される。なお、パッド2
7及び32にはアルミニウムや金などの金属が用いられ
る。
【0016】次に、この振動型角速度センサ33による
角速度の検出について説明する。振動体12と復元用電
極31との間に予め電位を与え、振動体12を基板11
に近接する方向に所定量変位させておく。この状態で駆
動電極19と振動体12との間に電圧を印加して振動体
12を基板11と平行方向に振動させ、角速度Ωの入力
による振動体12の基板11と垂直方向の変位を、検出
電極26及び振動体12間の静電容量の変位として検出
する。
【0017】この時、検出静電容量が駆動周波数以外に
おいて一定となるように、つまり図5Cにおけるバイア
ス成分CB が一定となるように、復元用電極31及び振
動体12間の印加電圧を制御する。これにより、検出感
度はバイアス成分CB の変動の影響を受けないものとな
り、よって安定した検出感度を得ることができる。つま
り、この振動型角速度センサ33によれば復元手段によ
って検出電極26及び振動体12間のギャップの加速度
入力による変動を防止することができるため、入力加速
度の影響を受けない安定したコリオリ出力を得ることが
でき、また加速度入力によってギャップが変動しないた
め、その分ギャップを小さく設定でき、よって検出感度
の向上を図ることができる。
【0018】なお、上述した例では構成の簡易化を図る
べく、検出電極26と復元用電極31とを基板11の同
一平面上に設けているが、この構成に限らず、例えば検
出電極26と復元用電極31とを振動体12の質量部1
3を挟んで質量部13の両側に設ける構成としてもよ
い。この場合は検出電極26及び復元用電極31の振動
体12との対向面積をそれぞれ大きくすることができ
る。
【0019】また、振動体12を変位させる復元手段は
この例では静電気力を用いる構成としているが、例えば
ローレンツ力を利用する構成とすることも可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では振動
体12を基板11と垂直方向、つまりコリオリ力の検出
方向に変位可能な復元手段を設けたことにより、加速度
入力による振動体12の変位を防止することができるた
め、検出感度は入力加速度の変動の影響を受けないもの
となり、よって安定した検出感度を得ることができる。
【0021】また、加速度入力による振動体12の変位
を考慮しなくてもよいため、振動体12のコリオリ力に
よる変位を例えば静電容量により検出する場合に、その
ギャップを小さく設定することができ、よって検出感度
の向上を図ることができる。従って、この発明によれば
入力加速度の影響を受けることなく、入力角速度を精度
良く検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す斜視図。
【図2】図1を各部に分解して示した斜視図。
【図3】従来の振動型角速度センサを示す斜視図。
【図4】図3を各部に分解して示した斜視図。
【図5】Aは振動体駆動印加電圧を示す図、Bはモニタ
静電容量を示す図、Cは検出静電容量を示す図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に、その基板と対向して配設され
    た振動体を上記基板と平行方向に振動させ、角速度入力
    によって発生するコリオリ力による上記振動体の、上記
    基板と垂直方向の変位を検出して入力角速度を検知する
    振動型角速度センサにおいて、 上記振動体を上記垂直方向に変位させることができる復
    元手段を設けたことを特徴とする振動型角速度センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の振動型角速度センサにお
    いて、上記復元手段が上記振動体と、上記振動体に対向
    する復元用電極とで構成され、それら振動体及び復元用
    電極間の静電気力を用いるものであることを特徴とする
    振動型角速度センサ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の振動型角速度センサにお
    いて、上記振動体の変位の検出が静電容量によるもので
    あって、その検出手段が上記振動体と、上記振動体に対
    向する検出電極とで構成され、その検出電極と上記復元
    用電極とが同一平面上に位置されていることを特徴とす
    る振動型角速度センサ。
JP8142937A 1996-06-05 1996-06-05 振動型角速度センサ Pending JPH09325031A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100493149B1 (ko) * 1999-01-15 2005-06-02 삼성전자주식회사 대칭형 z축 마이크로자이로스코프 및 그 제조방법
KR100506071B1 (ko) * 1998-03-11 2005-09-26 삼성전자주식회사 수직 가진형 2축 마이크로자이로스코프 및 그 제조방법
JP2007304099A (ja) * 2006-05-10 2007-11-22 Honeywell Internatl Inc 慣性センサのリフト効果を打ち消すための電極の使用
KR100839870B1 (ko) * 2006-09-18 2008-06-19 한국과학기술원 관성 센서

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JP2007304099A (ja) * 2006-05-10 2007-11-22 Honeywell Internatl Inc 慣性センサのリフト効果を打ち消すための電極の使用
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