JPH09326132A - 光学ピックアップ装置 - Google Patents
光学ピックアップ装置Info
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- JPH09326132A JPH09326132A JP8144353A JP14435396A JPH09326132A JP H09326132 A JPH09326132 A JP H09326132A JP 8144353 A JP8144353 A JP 8144353A JP 14435396 A JP14435396 A JP 14435396A JP H09326132 A JPH09326132 A JP H09326132A
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- optical
- aperture
- optical element
- pickup device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 透明基板の厚さが異なる複数種類の光ディス
クに対して、情報信号の記録再生が行える光学ピックア
ップ装置を提供する。 【解決手段】 光源2より発せられた光束を、一方の面
が周縁部分がテーパ面12となされた開口絞り面となさ
れ他方の面が収差補正面(非球面)となされた開口光学
素子11を介して、対物レンズ4に入射させる。光ディ
スク6a,6bの透明基板の厚さ(D2,D1)に応じて
開口光学素子11を光軸方向に移動操作することによ
り、対物レンズ4の開口数(NA)を変化させることが
できる。
クに対して、情報信号の記録再生が行える光学ピックア
ップ装置を提供する。 【解決手段】 光源2より発せられた光束を、一方の面
が周縁部分がテーパ面12となされた開口絞り面となさ
れ他方の面が収差補正面(非球面)となされた開口光学
素子11を介して、対物レンズ4に入射させる。光ディ
スク6a,6bの透明基板の厚さ(D2,D1)に応じて
開口光学素子11を光軸方向に移動操作することによ
り、対物レンズ4の開口数(NA)を変化させることが
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクの如き
光学記録媒体に対して情報信号の書き込み及び読み出し
を行う光学ピックアップ装置に関する技術分野に属す
る。
光学記録媒体に対して情報信号の書き込み及び読み出し
を行う光学ピックアップ装置に関する技術分野に属す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、情報信号の記録媒体として光ディ
スクや光カードの如き光学記録媒体が提案され、また、
このような光学記録媒体に対して情報信号の書き込み及
び読み出しを行う光学ピックアップ装置が提案されてい
る。
スクや光カードの如き光学記録媒体が提案され、また、
このような光学記録媒体に対して情報信号の書き込み及
び読み出しを行う光学ピックアップ装置が提案されてい
る。
【0003】このような光学記録媒体は、ポリカーボネ
イトの如き透明材料からなる透明基板と、この透明基板
の一主面部上に被着形成された信号記録層とを有して構
成されている。
イトの如き透明材料からなる透明基板と、この透明基板
の一主面部上に被着形成された信号記録層とを有して構
成されている。
【0004】上記光学ピックアップ装置は、光源となる
半導体レーザと、この半導体レーザより発せられた光束
が入射されるビームスプリッタ、このビームスプリッタ
を経た光束が入射される対物レンズ、及び、光検出器を
有している。上記ビームスプリッタは、反射面を、上記
半導体レーザよりの光束の光軸に対して45°の傾きと
なるように配設されている。
半導体レーザと、この半導体レーザより発せられた光束
が入射されるビームスプリッタ、このビームスプリッタ
を経た光束が入射される対物レンズ、及び、光検出器を
有している。上記ビームスプリッタは、反射面を、上記
半導体レーザよりの光束の光軸に対して45°の傾きと
なるように配設されている。
【0005】そして、上記対物レンズに入射された光束
は、この対物レンズにより、上記光学記録媒体の信号記
録面上に集光して照射される。このとき、この光束は、
上記光学記録媒体の透明基板側よりこの光学記録媒体に
対して照射され、該透明基板を透過して上記信号記録層
の表面部である上記信号記録面上に集光される。この対
物レンズは、2軸アクチュエータに支持されて移動操作
されることにより、常に、上記信号記録面上の情報信号
が記録される箇所(記録トラック)に上記光束を集光さ
せる。
は、この対物レンズにより、上記光学記録媒体の信号記
録面上に集光して照射される。このとき、この光束は、
上記光学記録媒体の透明基板側よりこの光学記録媒体に
対して照射され、該透明基板を透過して上記信号記録層
の表面部である上記信号記録面上に集光される。この対
物レンズは、2軸アクチュエータに支持されて移動操作
されることにより、常に、上記信号記録面上の情報信号
が記録される箇所(記録トラック)に上記光束を集光さ
せる。
【0006】上記光学記録媒体においては、上記対物レ
ンズを経た光束が集光されて照射されることにより、こ
の光束が照射された箇所に情報信号の記録が行われる。
ンズを経た光束が集光されて照射されることにより、こ
の光束が照射された箇所に情報信号の記録が行われる。
【0007】上記信号記録面上に照射された光束は、こ
の信号記録面上に記録された情報信号に応じて、光量、
または、偏光方向を変調されて該信号記録面により反射
され、上記対物レンズに戻る。
の信号記録面上に記録された情報信号に応じて、光量、
または、偏光方向を変調されて該信号記録面により反射
され、上記対物レンズに戻る。
【0008】上記信号記録面により反射された反射光束
は、上記対物レンズを経て、上記ビームスプリッタに至
る。この反射光束は、上記ビームスプリッタにより、上
記半導体レーザに戻る経路に対して分岐され、上記光検
出器に向かう。
は、上記対物レンズを経て、上記ビームスプリッタに至
る。この反射光束は、上記ビームスプリッタにより、上
記半導体レーザに戻る経路に対して分岐され、上記光検
出器に向かう。
【0009】上記光検出器は、フォトダイオードの如き
受光素子であって、上記ビームスプリッタを経た光束を
受光し、電気信号に変換する。この光検出器より出力さ
れる電気信号に基づいて、上記光学記録媒体に記録され
た情報信号の再生が行われる。
受光素子であって、上記ビームスプリッタを経た光束を
受光し、電気信号に変換する。この光検出器より出力さ
れる電気信号に基づいて、上記光学記録媒体に記録され
た情報信号の再生が行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な光ディスクの如き光学記録媒体においては、コンピュ
ータ用の補助記憶装置として、また、音声及び画像信号
の記録媒体として用いるために、情報信号の記録密度の
高密度化が進められている。
な光ディスクの如き光学記録媒体においては、コンピュ
ータ用の補助記憶装置として、また、音声及び画像信号
の記録媒体として用いるために、情報信号の記録密度の
高密度化が進められている。
【0011】このように記録密度が高密度化された光学
記録媒体に対して情報信号の記録及び再生を行うには、
上記対物レンズをより開口数(NA)の大きなものとし
て、この光学記録媒体上に上記光束が集光されることに
より形成されるビームスポットを小さくする必要があ
る。
記録媒体に対して情報信号の記録及び再生を行うには、
上記対物レンズをより開口数(NA)の大きなものとし
て、この光学記録媒体上に上記光束が集光されることに
より形成されるビームスポットを小さくする必要があ
る。
【0012】しかしながら、上記対物レンズの開口数が
大きくなると、上記光学記録媒体の傾き、この光学記録
媒体の透明基板の厚みムラ、及び、この光学記録媒体上
における上記光束のデフォーカス(焦点ずれ)に対する
許容度が減少することとなり、この光学記録媒体に対す
る情報信号の記録及び再生が困難となってしまう。
大きくなると、上記光学記録媒体の傾き、この光学記録
媒体の透明基板の厚みムラ、及び、この光学記録媒体上
における上記光束のデフォーカス(焦点ずれ)に対する
許容度が減少することとなり、この光学記録媒体に対す
る情報信号の記録及び再生が困難となってしまう。
【0013】例えば、上記光学記録媒体の上記対物レン
ズの光軸に対する傾き(スキュー)が生ずると、上記信
号記録面上に集光される光束において波面収差が生じ、
上記光検出器より出力される電気信号(RF出力)に影
響が出る。
ズの光軸に対する傾き(スキュー)が生ずると、上記信
号記録面上に集光される光束において波面収差が生じ、
上記光検出器より出力される電気信号(RF出力)に影
響が出る。
【0014】この波面収差は、上記対物レンズの開口数
の3乗と上記光学記録媒体の傾き角(スキュー角)の約
1乗に比例して発生する3次のコマ収差が支配的であ
る。したがって、上記光学記録媒体の傾きに対する許容
値は、上記対物レンズの開口数の3乗に反比例すること
となり、すなわち、この開口数が大きくなれば小さくな
る。
の3乗と上記光学記録媒体の傾き角(スキュー角)の約
1乗に比例して発生する3次のコマ収差が支配的であ
る。したがって、上記光学記録媒体の傾きに対する許容
値は、上記対物レンズの開口数の3乗に反比例すること
となり、すなわち、この開口数が大きくなれば小さくな
る。
【0015】厚さ1.2mm、直径80mmまたは12
0mmの円盤状のポリカーボネイトにより形成された透
明基板を有して構成され、現在、一般に広く用いられて
いる光ディスク(いわゆる「コンパクトディスク」の如
きもの)においては、傾き角が±0.5°乃至±1°の
傾きが生ずることがある。
0mmの円盤状のポリカーボネイトにより形成された透
明基板を有して構成され、現在、一般に広く用いられて
いる光ディスク(いわゆる「コンパクトディスク」の如
きもの)においては、傾き角が±0.5°乃至±1°の
傾きが生ずることがある。
【0016】このような光ディスクにおいては、この光
ディスクに照射される光束において上述のような波面収
差が生じ、この光ディスク上におけるビームスポットが
非対称形状となり、符号間干渉が著しく生じて、正確な
信号再生が困難となる。
ディスクに照射される光束において上述のような波面収
差が生じ、この光ディスク上におけるビームスポットが
非対称形状となり、符号間干渉が著しく生じて、正確な
信号再生が困難となる。
【0017】このような3次のコマ収差の量は、光ディ
スクの透明基板の厚さに比例する。そのため、上記透明
基板の厚さを薄くする(例えば0.6mmとする)こと
により、3次のコマ収差を半減させることができる。こ
のようにしてコマ収差を減少させることとした場合、上
記光ディスクとして、透明基板の厚さが1.2mmのも
のと、該透明基板の厚さが0.6mmのものとが混在し
て使用されることとなる。
スクの透明基板の厚さに比例する。そのため、上記透明
基板の厚さを薄くする(例えば0.6mmとする)こと
により、3次のコマ収差を半減させることができる。こ
のようにしてコマ収差を減少させることとした場合、上
記光ディスクとして、透明基板の厚さが1.2mmのも
のと、該透明基板の厚さが0.6mmのものとが混在し
て使用されることとなる。
【0018】ところで、上記対物レンズによって集光さ
れる収束光束の光路中に厚さtの平行平面板が挿入され
ると、この厚さtと該対物レンズの開口数NAに関連し
て、t×(NA)4に比例する球面収差が発生する。
れる収束光束の光路中に厚さtの平行平面板が挿入され
ると、この厚さtと該対物レンズの開口数NAに関連し
て、t×(NA)4に比例する球面収差が発生する。
【0019】上記対物レンズは、この球面収差が補正さ
れるように設計される。すなわち、上記透明基板の厚さ
が異なると発生する球面収差の量も異なるので、上記対
物レンズは、所定の透明基板の厚さに適合されたものと
して設計される。
れるように設計される。すなわち、上記透明基板の厚さ
が異なると発生する球面収差の量も異なるので、上記対
物レンズは、所定の透明基板の厚さに適合されたものと
して設計される。
【0020】そして、例えば0.6mmの厚さの透明基
板を有する光ディスクに適合されて設計された対物レン
ズを用いて、1.2mmの厚さの透明基板を有する光デ
ィスク(例えば、「コンパクトディスク」、追記型光デ
ィスク、光磁気ディスク)に対して情報信号の記録及び
再生を行おうとした場合には、これらの透明基板の厚さ
の違い(0.6mm)が上記光学ピックアップ装置が対
応し得る透明基板の厚さの誤差の許容範囲を大幅に越え
ていることとなる。この場合には、上記対物レンズが上
記透明基板の厚さの違いにより発生する球面収差を補正
することができず、良好な情報信号の記録及び再生が行
えない。
板を有する光ディスクに適合されて設計された対物レン
ズを用いて、1.2mmの厚さの透明基板を有する光デ
ィスク(例えば、「コンパクトディスク」、追記型光デ
ィスク、光磁気ディスク)に対して情報信号の記録及び
再生を行おうとした場合には、これらの透明基板の厚さ
の違い(0.6mm)が上記光学ピックアップ装置が対
応し得る透明基板の厚さの誤差の許容範囲を大幅に越え
ていることとなる。この場合には、上記対物レンズが上
記透明基板の厚さの違いにより発生する球面収差を補正
することができず、良好な情報信号の記録及び再生が行
えない。
【0021】ここで、機械的な絞りを用いて、上記対物
レンズの開口数を上記光学記録媒体の透明基板の厚さに
応じて変化させることが考えられる。しかしながら、機
械的な絞りを設けることは、光学ピックアップ装置の構
成の複雑化、大型化を招来することとなる。
レンズの開口数を上記光学記録媒体の透明基板の厚さに
応じて変化させることが考えられる。しかしながら、機
械的な絞りを設けることは、光学ピックアップ装置の構
成の複雑化、大型化を招来することとなる。
【0022】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、装置構成の複雑化、大型化を招
来することなく、透明基板の厚さが異なる光学記録媒体
に対しても、情報信号の記録及び再生が良好に行えるよ
うになされた光学ピックアップ装置の提供という課題を
解決しようとするものである。
案されるものであって、装置構成の複雑化、大型化を招
来することなく、透明基板の厚さが異なる光学記録媒体
に対しても、情報信号の記録及び再生が良好に行えるよ
うになされた光学ピックアップ装置の提供という課題を
解決しようとするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係る光学ピックアップ装置は、光源と、こ
の光源より射出された光束を光学記録媒体の信号記録面
上に集光させる対物レンズと、該信号記録面よりの上記
光束の反射光を検出する光検出手段と、該光源と該対物
レンズとの間の発散光路上に配設され一方の面が開口絞
り面となされ他方の面が全面に亘って光透過面となされ
た開口光学素子と、この開口光学素子を該光束の光軸方
向に移動操作する移動操作手段とを備えたものである。
め、本発明に係る光学ピックアップ装置は、光源と、こ
の光源より射出された光束を光学記録媒体の信号記録面
上に集光させる対物レンズと、該信号記録面よりの上記
光束の反射光を検出する光検出手段と、該光源と該対物
レンズとの間の発散光路上に配設され一方の面が開口絞
り面となされ他方の面が全面に亘って光透過面となされ
た開口光学素子と、この開口光学素子を該光束の光軸方
向に移動操作する移動操作手段とを備えたものである。
【0024】また、本発明は、上記光学ピックアップ装
置において、上記開口光学素子の開口絞り面は、周縁側
部分が円錐状のテーパ面部となされ、このテーパ面部に
囲まれた内方側部分が開口部に相当していることとした
ものである。
置において、上記開口光学素子の開口絞り面は、周縁側
部分が円錐状のテーパ面部となされ、このテーパ面部に
囲まれた内方側部分が開口部に相当していることとした
ものである。
【0025】さらに、本発明は、上記光学ピックアップ
装置において、上記開口光学素子は、周囲側より上記テ
ーパ面部を支持されることにより、調芯されて位置決め
されていることとしたものである。
装置において、上記開口光学素子は、周囲側より上記テ
ーパ面部を支持されることにより、調芯されて位置決め
されていることとしたものである。
【0026】そして、本発明は、上記光学ピックアップ
装置において、上記開口光学素子の開口絞り面は、周縁
側部分が遮光処理部となされ、この遮光処理部に囲まれ
た内方側部分が開口部に相当していることとしたもので
ある。
装置において、上記開口光学素子の開口絞り面は、周縁
側部分が遮光処理部となされ、この遮光処理部に囲まれ
た内方側部分が開口部に相当していることとしたもので
ある。
【0027】また、本発明は、上記光学ピックアップ装
置において、上記開口光学素子の開口絞り面は、周縁側
部分が曲面部となされ、この曲面部に囲まれた内方側部
分が開口部に相当していることとしたものである。
置において、上記開口光学素子の開口絞り面は、周縁側
部分が曲面部となされ、この曲面部に囲まれた内方側部
分が開口部に相当していることとしたものである。
【0028】さらに、本発明は、上記光学ピックアップ
装置において、上記開口光学素子の他方の面である光透
過面は、上記光学記録媒体の透明基板において生ずる収
差を補正するための非球面となされていることとしたも
のである。
装置において、上記開口光学素子の他方の面である光透
過面は、上記光学記録媒体の透明基板において生ずる収
差を補正するための非球面となされていることとしたも
のである。
【0029】そして、本発明は、上記光学ピックアップ
装置において、上記開口光学素子を上記光束の光軸に対
する垂直方向に移動操作する横移動操作手段を設けたも
のである。
装置において、上記開口光学素子を上記光束の光軸に対
する垂直方向に移動操作する横移動操作手段を設けたも
のである。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0031】この実施の形態は、本発明に係る光学ピッ
クアップ装置を、透明基板の厚さが0.6mmの光学記
録媒体である第1の光ディスク及び透明基板の厚さが
1.2mmの光学記録媒体である第2の光ディスクとの
双方に対して、情報信号の記録及び再生が行える光学ピ
ックアップ装置として構成したものである。
クアップ装置を、透明基板の厚さが0.6mmの光学記
録媒体である第1の光ディスク及び透明基板の厚さが
1.2mmの光学記録媒体である第2の光ディスクとの
双方に対して、情報信号の記録及び再生が行える光学ピ
ックアップ装置として構成したものである。
【0032】〔1〕第1及び第2の光ディスクについて 上記第1の光ディスクは、図1乃至図3に示すように、
厚さD1(0.6mm)、直径120mmの円盤状のポ
リカーボネイトにより形成された透明基板と、この透明
基板の一主面部上に形成された信号記録層とを有して構
成されている。この第1の光ディスク6aは、2枚の第
1の光ディスク6aが上記信号記録層側同士を貼り合わ
されて、厚さ1.2mmの円盤体(いわゆる両面ディス
ク、または、多層ディスク)を構成している。
厚さD1(0.6mm)、直径120mmの円盤状のポ
リカーボネイトにより形成された透明基板と、この透明
基板の一主面部上に形成された信号記録層とを有して構
成されている。この第1の光ディスク6aは、2枚の第
1の光ディスク6aが上記信号記録層側同士を貼り合わ
されて、厚さ1.2mmの円盤体(いわゆる両面ディス
ク、または、多層ディスク)を構成している。
【0033】この第1の光ディスク6aは、波長が63
5nmのレーザ光束により、開口数(NA)が0.6の
対物レンズを介して、情報信号の記録及び再生をなされ
るように構成されている。
5nmのレーザ光束により、開口数(NA)が0.6の
対物レンズを介して、情報信号の記録及び再生をなされ
るように構成されている。
【0034】このような第1の光ディスク6aに該当す
るものとして、例えば、いわゆる「SD」、または、
「デジタル・ビデオ・ディスク(DVD)」が提案され
ている。
るものとして、例えば、いわゆる「SD」、または、
「デジタル・ビデオ・ディスク(DVD)」が提案され
ている。
【0035】上記第2の光ディスク6bは、図1、図2
及び図4に示すように、厚さD2(1.2mm)、直径
80mmまたは120mmの円盤状のポリカーボネイト
により形成された透明基板と、この透明基板の一主面部
上に形成された信号記録層とを有して構成されている。
及び図4に示すように、厚さD2(1.2mm)、直径
80mmまたは120mmの円盤状のポリカーボネイト
により形成された透明基板と、この透明基板の一主面部
上に形成された信号記録層とを有して構成されている。
【0036】この第2の光ディスク6bは、波長が78
0nmのレーザ光束により、開口数が0.45の対物レ
ンズを介して、情報信号の記録及び再生をなされるよう
に構成されている。
0nmのレーザ光束により、開口数が0.45の対物レ
ンズを介して、情報信号の記録及び再生をなされるよう
に構成されている。
【0037】このような第2の光ディスク6bに該当す
るものとしては、例えば、いわゆる「コンパクト・ディ
スク(CD)」が提案されている。
るものとしては、例えば、いわゆる「コンパクト・ディ
スク(CD)」が提案されている。
【0038】〔2〕光学ピックアップ装置の構成につい
て そして、本発明に係る光学ピックアップ装置は、図1に
示すように、光源となる半導体レーザ2を有している。
この半導体レーザ2は、直線偏光のコヒーレント光であ
るレーザ光束を発する。このレーザ光束は、発散光束で
ある。また、このレーザ光束の波長は、635nmであ
る。
て そして、本発明に係る光学ピックアップ装置は、図1に
示すように、光源となる半導体レーザ2を有している。
この半導体レーザ2は、直線偏光のコヒーレント光であ
るレーザ光束を発する。このレーザ光束は、発散光束で
ある。また、このレーザ光束の波長は、635nmであ
る。
【0039】上記レーザ光束は、開口光学素子11を透
過して、ビームスプリッタ3に至る。上記開口光学素子
11は、図5及び図6に示すように、一方の面が開口絞
り面となされ他方の面が全面に亘って光透過面7となさ
れて、合成樹脂材料を用いた射出成型手段やガラスモー
ルドにより形成されている。この開口光学素子11の開
口絞り面は、周縁側部分が円錐状のテーパ面部12とな
され、このテーパ面部12に囲まれた内方側部分が円形
の開口部8に相当している。上記テーパ面部12と上記
開口部8との円形の境界線9は、絞りに相当する。上記
テーパ面部12は、上記開口光学素子11の外周縁側を
厚くするように形成されている。上記光透過面7は、平
面となされている。この光透過面7は、上記開口光学素
子11に対する上記半導体レーザ2よりのレーザ光の入
射面となっており、このレーザ光の光軸に対して垂直と
なされている。
過して、ビームスプリッタ3に至る。上記開口光学素子
11は、図5及び図6に示すように、一方の面が開口絞
り面となされ他方の面が全面に亘って光透過面7となさ
れて、合成樹脂材料を用いた射出成型手段やガラスモー
ルドにより形成されている。この開口光学素子11の開
口絞り面は、周縁側部分が円錐状のテーパ面部12とな
され、このテーパ面部12に囲まれた内方側部分が円形
の開口部8に相当している。上記テーパ面部12と上記
開口部8との円形の境界線9は、絞りに相当する。上記
テーパ面部12は、上記開口光学素子11の外周縁側を
厚くするように形成されている。上記光透過面7は、平
面となされている。この光透過面7は、上記開口光学素
子11に対する上記半導体レーザ2よりのレーザ光の入
射面となっており、このレーザ光の光軸に対して垂直と
なされている。
【0040】上記開口光学素子11は、後述する移動操
作機構によって、図1中矢印Mで示すように、上記半導
体レーザ2よりのレーザ光の光軸に沿って、該半導体レ
ーザ2及び上記ビームスプリッタ3の間において、移動
操作されるようになされている。
作機構によって、図1中矢印Mで示すように、上記半導
体レーザ2よりのレーザ光の光軸に沿って、該半導体レ
ーザ2及び上記ビームスプリッタ3の間において、移動
操作されるようになされている。
【0041】上記ビームスプリッタ3は、平板状に形成
され、主面部を上記半導体レーザ2よりのレーザ光束の
光軸に対して45°の傾斜角として配設されている。こ
のビームスプリッタ3は、上記半導体レーザ2よりのレ
ーザ光束を該半導体レーザ2側の主面部により反射し
て、90°偏向させる。
され、主面部を上記半導体レーザ2よりのレーザ光束の
光軸に対して45°の傾斜角として配設されている。こ
のビームスプリッタ3は、上記半導体レーザ2よりのレ
ーザ光束を該半導体レーザ2側の主面部により反射し
て、90°偏向させる。
【0042】上記ビームスプリッタ3において反射され
たレーザ光束は、対物レンズ4に入射される。
たレーザ光束は、対物レンズ4に入射される。
【0043】上記開口光学素子11は、上記半導体レー
ザ2及び上記ビームスプリッタ3の間における位置に応
じて、透過させる光束の断面積の該半導体レーザ2より
のレーザ光束の断面積に対する比率を変化させる。
ザ2及び上記ビームスプリッタ3の間における位置に応
じて、透過させる光束の断面積の該半導体レーザ2より
のレーザ光束の断面積に対する比率を変化させる。
【0044】すなわち、上記開口光学素子11は、図3
に示すように、上記半導体レーザ2(または、後述する
集積素子27)に近接された第1の位置にあるときに
は、該半導体レーザ2が発するレーザ光束の略々全てを
上記開口部8においてレーザ光束Raとして透過させ
る。また、上記開口光学素子11は、図4に示すよう
に、上記半導体レーザ2(または、後述する集積素子2
7)より離間された第2の位置にあるときには、該半導
体レーザ2が発するレーザ光束のうちの中央部分のみを
レーザ光束Rbとして上記開口部8において透過させ
る。この開口光学素子11において、上記テーパ面部1
2を透過する光束は、図4及び図7に示すように、上記
レーザ光束の光軸より離間する方向に屈折され、レーザ
光束Rcとして、上記レーザ光束Rbより離間する方向
に偏向される。
に示すように、上記半導体レーザ2(または、後述する
集積素子27)に近接された第1の位置にあるときに
は、該半導体レーザ2が発するレーザ光束の略々全てを
上記開口部8においてレーザ光束Raとして透過させ
る。また、上記開口光学素子11は、図4に示すよう
に、上記半導体レーザ2(または、後述する集積素子2
7)より離間された第2の位置にあるときには、該半導
体レーザ2が発するレーザ光束のうちの中央部分のみを
レーザ光束Rbとして上記開口部8において透過させ
る。この開口光学素子11において、上記テーパ面部1
2を透過する光束は、図4及び図7に示すように、上記
レーザ光束の光軸より離間する方向に屈折され、レーザ
光束Rcとして、上記レーザ光束Rbより離間する方向
に偏向される。
【0045】なお、上記開口光学素子11の位置は、上
記第1の位置及び上記第2の位置の間において、任意の
位置とすることができる。
記第1の位置及び上記第2の位置の間において、任意の
位置とすることができる。
【0046】上記開口光学素子11の開口部8を透過し
たレーザ光束(レーザ光束Ra、または、レーザ光束R
b)は、対物レンズ4に入射される。この対物レンズ4
は、図示しないレンズ枠により支持されている。この対
物レンズ4は、上記半導体レーザ2より射出されたレー
ザ光束を、上記各光ディスク6a,6bの信号記録面上
に集光させる。すなわち、上記対物レンズ4に入射され
たレーザ光束は、この対物レンズ4により、上記各光デ
ィスク6a,6bの信号記録面上に集光して照射され
る。
たレーザ光束(レーザ光束Ra、または、レーザ光束R
b)は、対物レンズ4に入射される。この対物レンズ4
は、図示しないレンズ枠により支持されている。この対
物レンズ4は、上記半導体レーザ2より射出されたレー
ザ光束を、上記各光ディスク6a,6bの信号記録面上
に集光させる。すなわち、上記対物レンズ4に入射され
たレーザ光束は、この対物レンズ4により、上記各光デ
ィスク6a,6bの信号記録面上に集光して照射され
る。
【0047】このとき、このレーザ光束は、上記各光デ
ィスク6a,6bの透明基板側よりこれら光ディスク6
a,6bに対して照射され、該透明基板を透過して上記
信号記録層の表面部である上記信号記録面上に集光され
る。この対物レンズ4は、上記レンズ枠を介して、図上
しない2軸アクチュエータにより支持され、図1中矢印
F及び矢印Tで示すように、光軸方向及び光軸に直交す
る方向に移動操作されることにより、常に、上記信号記
録面上の情報信号が記録される箇所(記録トラック)に
上記レーザ光束を集光させる。
ィスク6a,6bの透明基板側よりこれら光ディスク6
a,6bに対して照射され、該透明基板を透過して上記
信号記録層の表面部である上記信号記録面上に集光され
る。この対物レンズ4は、上記レンズ枠を介して、図上
しない2軸アクチュエータにより支持され、図1中矢印
F及び矢印Tで示すように、光軸方向及び光軸に直交す
る方向に移動操作されることにより、常に、上記信号記
録面上の情報信号が記録される箇所(記録トラック)に
上記レーザ光束を集光させる。
【0048】上記対物レンズ4は、開口数(NA)が
0.6となっている。上記対物レンズ4は、この対物レ
ンズ4によって集光される収束光束の光路中に厚さtの
平行平面板が挿入されたときに、t×(NA)4に比例
して発生する球面収差が補正されるように設計されてい
る。すなわち、上記対物レンズ4は、透明基板の厚さが
0.6mmの光学記録媒体に適合されたものとして設計
されている。
0.6となっている。上記対物レンズ4は、この対物レ
ンズ4によって集光される収束光束の光路中に厚さtの
平行平面板が挿入されたときに、t×(NA)4に比例
して発生する球面収差が補正されるように設計されてい
る。すなわち、上記対物レンズ4は、透明基板の厚さが
0.6mmの光学記録媒体に適合されたものとして設計
されている。
【0049】上記各光ディスク6a,6bにおいては、
上記対物レンズ4を経たレーザ光束が集光されて照射さ
れることにより、このレーザ光束が照射された箇所に情
報信号の記録が行われる。
上記対物レンズ4を経たレーザ光束が集光されて照射さ
れることにより、このレーザ光束が照射された箇所に情
報信号の記録が行われる。
【0050】また、上記信号記録面上に照射されたレー
ザ光束は、この信号記録面上に記録された情報信号に応
じて、光量、または、偏光方向を変調されて該信号記録
面により反射され、上記対物レンズ4に戻る。
ザ光束は、この信号記録面上に記録された情報信号に応
じて、光量、または、偏光方向を変調されて該信号記録
面により反射され、上記対物レンズ4に戻る。
【0051】上記開口光学素子11が、図3に示すよう
に、上記第1の位置にあるときには、該半導体レーザ2
が発するレーザ光束の略々全てが上記開口部8において
レーザ光束Raとして透過され、このとき、上記対物レ
ンズ4の開口数(NA)は、0.6となっている。
に、上記第1の位置にあるときには、該半導体レーザ2
が発するレーザ光束の略々全てが上記開口部8において
レーザ光束Raとして透過され、このとき、上記対物レ
ンズ4の開口数(NA)は、0.6となっている。
【0052】また、上記開口光学素子11が、図4に示
すように、上記第2の位置にあるときには、該半導体レ
ーザ2が発するレーザ光束のうちの中央部分のみがレー
ザ光束Rbとして上記開口部8において透過され、この
とき、上記対物レンズ4の開口数は、0.37となる。
すように、上記第2の位置にあるときには、該半導体レ
ーザ2が発するレーザ光束のうちの中央部分のみがレー
ザ光束Rbとして上記開口部8において透過され、この
とき、上記対物レンズ4の開口数は、0.37となる。
【0053】上記開口光学素子11の位置は、上記第1
の位置及び上記第2の位置の間で、任意の位置とするこ
とができるので、上記対物レンズ4の開口数は、該開口
光学素子11が該第1の位置にある状態(NA=0.
6)より該開口光学素子11が該第2の位置にある状態
(NA=0.37)に亘って、無段階的に変化させるこ
とができる。
の位置及び上記第2の位置の間で、任意の位置とするこ
とができるので、上記対物レンズ4の開口数は、該開口
光学素子11が該第1の位置にある状態(NA=0.
6)より該開口光学素子11が該第2の位置にある状態
(NA=0.37)に亘って、無段階的に変化させるこ
とができる。
【0054】そして、この光学ピックアップ装置は、上
記信号記録面よりの上記レーザ光束Ra,Rbの反射光
束を検出する光検出手段となる光検出器5を有してい
る。
記信号記録面よりの上記レーザ光束Ra,Rbの反射光
束を検出する光検出手段となる光検出器5を有してい
る。
【0055】すなわち、上記信号記録面により反射され
た反射光束は、上記対物レンズ4を経て、上記ビームス
プリッタ3に至る。この反射光束は、上記ビームスプリ
ッタ3を透過することにより、上記半導体レーザ2に戻
る経路に対して分岐され、上記光検出器5に向かう。
た反射光束は、上記対物レンズ4を経て、上記ビームス
プリッタ3に至る。この反射光束は、上記ビームスプリ
ッタ3を透過することにより、上記半導体レーザ2に戻
る経路に対して分岐され、上記光検出器5に向かう。
【0056】上記光検出器5は、フォトダイオードの如
き受光素子であって、上記ビームスプリッタ3を経た反
射光束を受光し、電気信号に変換する。この光検出器5
より出力される電気信号に基づいて、上記各光ディスク
6a,6bに記録された情報信号の再生が行われる。
き受光素子であって、上記ビームスプリッタ3を経た反
射光束を受光し、電気信号に変換する。この光検出器5
より出力される電気信号に基づいて、上記各光ディスク
6a,6bに記録された情報信号の再生が行われる。
【0057】この光学ピックアップ装置において、上記
第1の光ディスク6aに対して情報信号の記録及び再生
を行うときには、図3に示すように、上記開口光学素子
11が上記第1の位置となされ、上記半導体レーザ2よ
りのレーザ光束の略々全てが該開口光学素子11の開口
部8を透過して、上記対物レンズ4の開口数は、0.6
となる。
第1の光ディスク6aに対して情報信号の記録及び再生
を行うときには、図3に示すように、上記開口光学素子
11が上記第1の位置となされ、上記半導体レーザ2よ
りのレーザ光束の略々全てが該開口光学素子11の開口
部8を透過して、上記対物レンズ4の開口数は、0.6
となる。
【0058】この場合には、上記第1の光ディスク6a
に対する情報信号の記録及び再生の本来の条件、すなわ
ち、対物レンズ4の開口数が0.6でレーザ光束の波長
が635nmという条件が満足されており、この第1の
光ディスク6aに記録されている全ての信号(3T乃至
11T(Tはチャンネルビット))について、十分な空
間周波数特性(Modulation transfer function;MT
F)が得られ、良好な記録及び再生が可能である。
に対する情報信号の記録及び再生の本来の条件、すなわ
ち、対物レンズ4の開口数が0.6でレーザ光束の波長
が635nmという条件が満足されており、この第1の
光ディスク6aに記録されている全ての信号(3T乃至
11T(Tはチャンネルビット))について、十分な空
間周波数特性(Modulation transfer function;MT
F)が得られ、良好な記録及び再生が可能である。
【0059】また、この光学ピックアップ装置におい
て、上記第2の光ディスク6bに対して情報信号の記録
及び再生を行うときには、図4に示すように、上記開口
光学素子11が上記第2の位置となされ、上記半導体レ
ーザ2よりのレーザ光束の中央部分のみが該開口光学素
子11の開口部8を透過して、上記対物レンズ4の実質
的な開口数は、0.37となる。
て、上記第2の光ディスク6bに対して情報信号の記録
及び再生を行うときには、図4に示すように、上記開口
光学素子11が上記第2の位置となされ、上記半導体レ
ーザ2よりのレーザ光束の中央部分のみが該開口光学素
子11の開口部8を透過して、上記対物レンズ4の実質
的な開口数は、0.37となる。
【0060】なお、このときの上記対物レンズ4の開口
数は、上記第2の光ディスク6bに対する情報信号の記
録及び再生の本来の条件、すなわち、対物レンズ4の開
口数が0.45でレーザ光束の波長が780nmという
条件における該レーザ光束の上記信号記録面上における
ビームスポット径と略々同一の径のビームスポットが形
成されるように、0.45×(635/780)という
関係により、0.37程度としたものである。
数は、上記第2の光ディスク6bに対する情報信号の記
録及び再生の本来の条件、すなわち、対物レンズ4の開
口数が0.45でレーザ光束の波長が780nmという
条件における該レーザ光束の上記信号記録面上における
ビームスポット径と略々同一の径のビームスポットが形
成されるように、0.45×(635/780)という
関係により、0.37程度としたものである。
【0061】そして、このときには、上記透明基板の厚
さtと上記対物レンズ4の開口数(NA)とに関連し
て、すなわち、t×(NA)4に比例して発生する球面
収差が、該開口数が小さいために抑えられ、上記第2の
光ディスク6bに対する良好な記録及び再生が実現され
る。すなわち、この場合には、この第2の光ディスク6
bに記録されている全ての信号(3T乃至11T(Tは
チャンネルビット))について、十分な空間周波数特性
(Modulation transfer function;MTF)が得られ、
良好な記録及び再生が可能である。
さtと上記対物レンズ4の開口数(NA)とに関連し
て、すなわち、t×(NA)4に比例して発生する球面
収差が、該開口数が小さいために抑えられ、上記第2の
光ディスク6bに対する良好な記録及び再生が実現され
る。すなわち、この場合には、この第2の光ディスク6
bに記録されている全ての信号(3T乃至11T(Tは
チャンネルビット))について、十分な空間周波数特性
(Modulation transfer function;MTF)が得られ、
良好な記録及び再生が可能である。
【0062】この光学ピックアップ装置において、上記
対物レンズ4の開口数の選択は、装着された光ディスク
が上記第1及び第2の光ディスク6a,6bのいずれで
あるのかがわかる場合には、装着された光ディスクの種
類に応じて上記開口光学素子11を移動操作することに
より行うことができる。
対物レンズ4の開口数の選択は、装着された光ディスク
が上記第1及び第2の光ディスク6a,6bのいずれで
あるのかがわかる場合には、装着された光ディスクの種
類に応じて上記開口光学素子11を移動操作することに
より行うことができる。
【0063】また、上記第1及び第2の光ディスク6
a,6bのいずれが装着された場合においても、上記対
物レンズ4の開口数を0.3としておき、この状態で装
着された光ディスクの信号を読み取り、この信号の内容
から、装着された光ディスクが該第1及び第2の光ディ
スク6a,6bのいずれであるのかを判別することとし
てもよい。すなわち、上記対物レンズ4の開口数が0.
3である状態においても、上記第1の光ディスク6aに
記録された信号のうちの一部は読み取ることができるの
で、読み取った信号に基づいて、装着された光ディスク
が該第1の光ディスク6aであることを判別することが
できる。
a,6bのいずれが装着された場合においても、上記対
物レンズ4の開口数を0.3としておき、この状態で装
着された光ディスクの信号を読み取り、この信号の内容
から、装着された光ディスクが該第1及び第2の光ディ
スク6a,6bのいずれであるのかを判別することとし
てもよい。すなわち、上記対物レンズ4の開口数が0.
3である状態においても、上記第1の光ディスク6aに
記録された信号のうちの一部は読み取ることができるの
で、読み取った信号に基づいて、装着された光ディスク
が該第1の光ディスク6aであることを判別することが
できる。
【0064】そして、この光学ピックアップ装置は、こ
の光学ピックアップ装置を用いて構成された記録再生装
置において、図14に示すように、スピンドルモータ1
8により回転操作される光ディスク6a,6bの信号記
録面に上記対物レンズ4を対向させて配設され、この光
ディスク6a,6bの内外周に亘って移動操作される。
そして、この光学ピックアップ装置は、上記光ディスク
6a,6bの信号記録面の全面に亘って、情報信号の書
き込み及び読み出しを行うことができる。
の光学ピックアップ装置を用いて構成された記録再生装
置において、図14に示すように、スピンドルモータ1
8により回転操作される光ディスク6a,6bの信号記
録面に上記対物レンズ4を対向させて配設され、この光
ディスク6a,6bの内外周に亘って移動操作される。
そして、この光学ピックアップ装置は、上記光ディスク
6a,6bの信号記録面の全面に亘って、情報信号の書
き込み及び読み出しを行うことができる。
【0065】なお、上記スピンドルモータ18の駆動軸
には、略々円盤状のディスクテーブル19が取付けられ
ている。上記光ディスク6a,6bは、上記ディスクテ
ーブル19により、中心部分を保持されて、上記スピン
ドルモータ18により回転操作される。
には、略々円盤状のディスクテーブル19が取付けられ
ている。上記光ディスク6a,6bは、上記ディスクテ
ーブル19により、中心部分を保持されて、上記スピン
ドルモータ18により回転操作される。
【0066】〔3〕集積素子を用いた光学ピックアップ
装置の構成について そして、本発明に係る光学ピックアップ装置は、図2に
示すように、集積素子(いわゆるレーザカプラ)27を
用いて構成してもよい。この集積素子27は、シリコン
透明基板21上に、光源となる半導体レーザ(レーザチ
ップ)22及び複数の光検出部25,26が形成されて
構成されている。そして、上記複数の光検出部25,2
6上には、ビームスプリッタプリズム23が配設されて
いる。
装置の構成について そして、本発明に係る光学ピックアップ装置は、図2に
示すように、集積素子(いわゆるレーザカプラ)27を
用いて構成してもよい。この集積素子27は、シリコン
透明基板21上に、光源となる半導体レーザ(レーザチ
ップ)22及び複数の光検出部25,26が形成されて
構成されている。そして、上記複数の光検出部25,2
6上には、ビームスプリッタプリズム23が配設されて
いる。
【0067】この集積素子27において、上記半導体レ
ーザ22が発したレーザ光束は、上記ビームスプリッタ
プリズム23の一端部である45°の傾斜を有する斜面
部24により反射されて、上記シリコン透明基板21に
対する垂直方向に射出される。このようにして集積素子
27より射出されたレーザ光束は、上記開口光学素子1
1を透過して、上記対物レンズ4に入射される。
ーザ22が発したレーザ光束は、上記ビームスプリッタ
プリズム23の一端部である45°の傾斜を有する斜面
部24により反射されて、上記シリコン透明基板21に
対する垂直方向に射出される。このようにして集積素子
27より射出されたレーザ光束は、上記開口光学素子1
1を透過して、上記対物レンズ4に入射される。
【0068】上記対物レンズ4により上記各光ディスク
6a,6bの上記信号記録面上に集光されたレーザ光束
は、この信号記録面により反射され、該対物レンズ4及
び上記開口光学素子11を経て、上記斜面部24に戻
る。この斜面部24に戻った反射光束は、この斜面部2
4において屈折されつつ、上記ビームスプリッタプリズ
ム23内に入射する。このビームスプリッタプリズム2
3内に入射した光束は、上記各光検出部25,26に照
射される。上記各光検出部25,26は、照射された光
束に応じた電気信号を出力する。
6a,6bの上記信号記録面上に集光されたレーザ光束
は、この信号記録面により反射され、該対物レンズ4及
び上記開口光学素子11を経て、上記斜面部24に戻
る。この斜面部24に戻った反射光束は、この斜面部2
4において屈折されつつ、上記ビームスプリッタプリズ
ム23内に入射する。このビームスプリッタプリズム2
3内に入射した光束は、上記各光検出部25,26に照
射される。上記各光検出部25,26は、照射された光
束に応じた電気信号を出力する。
【0069】〔4〕コリメータレンズを用いた光学ピッ
クアップ装置の構成について 上述した本発明に係る光学ピックアップ装置の実施の形
態は、上記半導体レーザ2,22よりの発散光束(拡散
光束)であるレーザ光束が上記対物レンズ4に入射され
るいわゆる有限系の光学系を採用している。しかし、本
発明に係る光学ピックアップ装置は、このような有限系
の光学系を採用したものに限定されず、図14及び図1
9に示すように、上記半導体レーザ2,22よりの発散
光束であるレーザ光束をコリメータレンズ10により平
行光束として上記対物レンズ4に入射させるいわゆる無
限系の光学系を採用したものとしてもよい。
クアップ装置の構成について 上述した本発明に係る光学ピックアップ装置の実施の形
態は、上記半導体レーザ2,22よりの発散光束(拡散
光束)であるレーザ光束が上記対物レンズ4に入射され
るいわゆる有限系の光学系を採用している。しかし、本
発明に係る光学ピックアップ装置は、このような有限系
の光学系を採用したものに限定されず、図14及び図1
9に示すように、上記半導体レーザ2,22よりの発散
光束であるレーザ光束をコリメータレンズ10により平
行光束として上記対物レンズ4に入射させるいわゆる無
限系の光学系を採用したものとしてもよい。
【0070】この光学ピックアップ装置において、無限
系の光学系を採用した場合には、上記半導体レーザ2,
22の発光点2aより発した発散光束であるレーザ光束
Ra,Rbは、上記開口光学素子11を透過した後、コ
リメータレンズ10に入射される。上記レーザ光束R
a,Rbは、上記コリメータレンズ10を透過すること
により、平行光束となされる。このように平行光束とな
されたレーザ光束Ra,Rbは、上記ビームスプリッタ
3を介して、または、偏向ミラー13を介して、あるい
は、そのまま直接に、上記対物レンズ4に入射される。
この場合の対物レンズ4は、入射された平行光束を上記
光ディスク6a,6bの信号記録層上に集光させるよう
に設計されている。
系の光学系を採用した場合には、上記半導体レーザ2,
22の発光点2aより発した発散光束であるレーザ光束
Ra,Rbは、上記開口光学素子11を透過した後、コ
リメータレンズ10に入射される。上記レーザ光束R
a,Rbは、上記コリメータレンズ10を透過すること
により、平行光束となされる。このように平行光束とな
されたレーザ光束Ra,Rbは、上記ビームスプリッタ
3を介して、または、偏向ミラー13を介して、あるい
は、そのまま直接に、上記対物レンズ4に入射される。
この場合の対物レンズ4は、入射された平行光束を上記
光ディスク6a,6bの信号記録層上に集光させるよう
に設計されている。
【0071】〔5〕開口光学素子の形状の他の例につい
て この光学ピックアップ装置において、上記開口光学素子
11は、図8に示すように、上記テーパ面部12が、こ
の開口光学素子11をこの開口光学素子11の外周縁側
ほど薄くするようなテーパ面として形成されたものとし
てもよい。この場合には、上記テーパ面部12を透過し
たレーザ光束Rcは、上記開口部8を透過したレーザ光
束Rbの光軸に対して接近する方向に偏向されて、上記
対物レンズ4入射されることになり得るが、上記光ディ
スク6a,6bの信号記録面上に集光されることがな
い。したがって、この場合にも、この開口光学素子11
を上記半導体レーザ2よりのレーザ光束の光軸に沿って
移動操作することにより、上記対物レンズ4の実効的な
開口数を可変することができる。
て この光学ピックアップ装置において、上記開口光学素子
11は、図8に示すように、上記テーパ面部12が、こ
の開口光学素子11をこの開口光学素子11の外周縁側
ほど薄くするようなテーパ面として形成されたものとし
てもよい。この場合には、上記テーパ面部12を透過し
たレーザ光束Rcは、上記開口部8を透過したレーザ光
束Rbの光軸に対して接近する方向に偏向されて、上記
対物レンズ4入射されることになり得るが、上記光ディ
スク6a,6bの信号記録面上に集光されることがな
い。したがって、この場合にも、この開口光学素子11
を上記半導体レーザ2よりのレーザ光束の光軸に沿って
移動操作することにより、上記対物レンズ4の実効的な
開口数を可変することができる。
【0072】このように、上記テーパ面部12を上記開
口光学素子11の外周縁側ほど該開口光学素子11を薄
くするようなテーパ面とした場合には、この開口光学素
子11は、周囲側より該テーパ面部12を支持されるこ
とにより、調芯されて位置決めされることができる。
口光学素子11の外周縁側ほど該開口光学素子11を薄
くするようなテーパ面とした場合には、この開口光学素
子11は、周囲側より該テーパ面部12を支持されるこ
とにより、調芯されて位置決めされることができる。
【0073】また、この光学ピックアップ装置におい
て、上記開口光学素子11は、この光学ピックアップ装
置の光学系が収差補正を必要とする場合においては、図
9に示すように、上記光透過面7の全面が収差補正を行
うための非球面である収差補正面7aとして形成された
ものとしてもよい。
て、上記開口光学素子11は、この光学ピックアップ装
置の光学系が収差補正を必要とする場合においては、図
9に示すように、上記光透過面7の全面が収差補正を行
うための非球面である収差補正面7aとして形成された
ものとしてもよい。
【0074】このように、上記光透過面7を収差補正面
7aとして形成した場合において、上記開口光学素子1
1を上記半導体レーザ2,22に近接させた場合には、
この半導体レーザ2,22よりのレーザ光束が該収差補
正面7aの中心部分の狭い部分のみを透過するようにす
ることができる。この場合には、上記レーザ光束にとっ
て上記収差補正面7aが平面に近似することとなり、該
レーザ光束は、該収差補正面7aを透過することにより
波面が受ける影響が少ない。そして、上記光透過面7が
上記収差補正面7aである場合において、上記開口光学
素子11を上記半導体レーザ2,22より離間させた場
合には、この半導体レーザ2,22よりのレーザ光束が
該収差補正面7aの全面を透過することとなる。この場
合には、上記レーザ光束は、該収差補正面7aを透過す
ることにより波面に大きく影響を受け、収差が補正され
ることとなる。
7aとして形成した場合において、上記開口光学素子1
1を上記半導体レーザ2,22に近接させた場合には、
この半導体レーザ2,22よりのレーザ光束が該収差補
正面7aの中心部分の狭い部分のみを透過するようにす
ることができる。この場合には、上記レーザ光束にとっ
て上記収差補正面7aが平面に近似することとなり、該
レーザ光束は、該収差補正面7aを透過することにより
波面が受ける影響が少ない。そして、上記光透過面7が
上記収差補正面7aである場合において、上記開口光学
素子11を上記半導体レーザ2,22より離間させた場
合には、この半導体レーザ2,22よりのレーザ光束が
該収差補正面7aの全面を透過することとなる。この場
合には、上記レーザ光束は、該収差補正面7aを透過す
ることにより波面に大きく影響を受け、収差が補正され
ることとなる。
【0075】すなわち、この光学ピックアップ装置にお
いては、上記開口光学素子11が上記第1の位置にある
とき(すなわち、上記対物レンズ4の開口数が0.6で
あるとき)に収差の発生が少なくなるように、上記対物
レンズ4等の光学素子を設計しておけば、該開口光学素
子11が上記第2の位置となったとき(すなわち、上記
対物レンズ4の開口数が0.37となったとき)に発生
する収差を上記収差補正面7aにより補正することがで
きる。
いては、上記開口光学素子11が上記第1の位置にある
とき(すなわち、上記対物レンズ4の開口数が0.6で
あるとき)に収差の発生が少なくなるように、上記対物
レンズ4等の光学素子を設計しておけば、該開口光学素
子11が上記第2の位置となったとき(すなわち、上記
対物レンズ4の開口数が0.37となったとき)に発生
する収差を上記収差補正面7aにより補正することがで
きる。
【0076】また、上記光透過面7を収差補正面7aと
した場合において、上記対物レンズ4の光軸に対する上
記光ディスク6a,6bの信号記録面の傾きの変化に追
従させて、図1及び図2中に矢印Nで示すように、図示
しない横移動操作手段により、上記開口光学素子11を
上記半導体レーザ2よりのレーザ光束の光軸に直交する
方向に移動操作することにより、いわゆるディスクスキ
ューにより発生するコマ収差を補正するサーボ機構を構
成することができる。上記横移動操作手段は、スキュー
センサによって検出される上記対物レンズ4の光軸に対
する上記光ディスク6a,6bの信号記録面の傾きに応
じて、モータの如き駆動源よりの駆動力により、上記開
口光学素子11を移動操作するように構成されている。
した場合において、上記対物レンズ4の光軸に対する上
記光ディスク6a,6bの信号記録面の傾きの変化に追
従させて、図1及び図2中に矢印Nで示すように、図示
しない横移動操作手段により、上記開口光学素子11を
上記半導体レーザ2よりのレーザ光束の光軸に直交する
方向に移動操作することにより、いわゆるディスクスキ
ューにより発生するコマ収差を補正するサーボ機構を構
成することができる。上記横移動操作手段は、スキュー
センサによって検出される上記対物レンズ4の光軸に対
する上記光ディスク6a,6bの信号記録面の傾きに応
じて、モータの如き駆動源よりの駆動力により、上記開
口光学素子11を移動操作するように構成されている。
【0077】さらに、この光学ピックアップ装置におい
て、上記開口光学素子11は、この光学ピックアップ装
置が収差補正及び焦点位置補正を必要とする場合におい
ては、図10に示すように、上記光透過面7を、該収差
補正を行う非球面であるとともにパワー(度)を有する
収差補正面7bとして形成することとしてもよい。
て、上記開口光学素子11は、この光学ピックアップ装
置が収差補正及び焦点位置補正を必要とする場合におい
ては、図10に示すように、上記光透過面7を、該収差
補正を行う非球面であるとともにパワー(度)を有する
収差補正面7bとして形成することとしてもよい。
【0078】この場合にも、この光学ピックアップ装置
においては、上記開口光学素子11が上記第1の位置に
あるとき(すなわち、上記対物レンズ4の開口数が0.
6であるとき)に収差及び焦点移動の発生が少なくなる
ように、上記対物レンズ4等の光学素子を設計しておけ
ば、該開口光学素子11が上記第2の位置となったとき
(すなわち、上記対物レンズ4の開口数が0.37とな
ったとき)に発生する収差及び焦点移動を上記収差補正
面7bにより補正することができる。
においては、上記開口光学素子11が上記第1の位置に
あるとき(すなわち、上記対物レンズ4の開口数が0.
6であるとき)に収差及び焦点移動の発生が少なくなる
ように、上記対物レンズ4等の光学素子を設計しておけ
ば、該開口光学素子11が上記第2の位置となったとき
(すなわち、上記対物レンズ4の開口数が0.37とな
ったとき)に発生する収差及び焦点移動を上記収差補正
面7bにより補正することができる。
【0079】また、この光学ピックアップ装置におい
て、上記開口光学素子11は、図11に示すように、上
記開口絞り面の周縁側部分が遮光処理部12aとなさ
れ、この遮光処理部12aに囲まれた内方側部分が開口
部8となされて形成されたものとしてもよい。上記遮光
処理部12aに施される遮光処理としては、いわゆる梨
地処理(砂かけ処理)を用いることができる。この場合
においては、上記遮光処理部12aに入射されたレーザ
光束は、乱反射及び拡散をすることとなされ、上記対物
レンズ4に入射することは殆どないようになされる。
て、上記開口光学素子11は、図11に示すように、上
記開口絞り面の周縁側部分が遮光処理部12aとなさ
れ、この遮光処理部12aに囲まれた内方側部分が開口
部8となされて形成されたものとしてもよい。上記遮光
処理部12aに施される遮光処理としては、いわゆる梨
地処理(砂かけ処理)を用いることができる。この場合
においては、上記遮光処理部12aに入射されたレーザ
光束は、乱反射及び拡散をすることとなされ、上記対物
レンズ4に入射することは殆どないようになされる。
【0080】また、この光学ピックアップ装置におい
て、上記開口光学素子11は、図12に示すように、上
記テーパ面部12に囲まれた内方側部分が楕円形(長円
形)の開口部8となされて形成されたものとしてもよ
い。
て、上記開口光学素子11は、図12に示すように、上
記テーパ面部12に囲まれた内方側部分が楕円形(長円
形)の開口部8となされて形成されたものとしてもよ
い。
【0081】この場合には、上記開口光学素子11を上
記半導体レーザ2より離間する方向に移動操作すること
により、楕円形の開口が形成され、上記信号記録面上に
おいて、この信号記録面上における上記光ディスク6
a,6bのラジアル(Radial)方向(記録トラックに沿
う方向)とタンジェンシャル(Tangential)方向(記録
トラックに直交する方向)とで径の異なるビームスポッ
トを形成することができる。例えば、この場合には、ラ
ジアル方向のビームスポット径を開口数が0.37の対
物レンズにより形成されたものとし、タンジェンシャル
方向のビームスポット径を開口数が0.2程度乃至0.
5程度の対物レンズにより形成されたものとすることが
できる。
記半導体レーザ2より離間する方向に移動操作すること
により、楕円形の開口が形成され、上記信号記録面上に
おいて、この信号記録面上における上記光ディスク6
a,6bのラジアル(Radial)方向(記録トラックに沿
う方向)とタンジェンシャル(Tangential)方向(記録
トラックに直交する方向)とで径の異なるビームスポッ
トを形成することができる。例えば、この場合には、ラ
ジアル方向のビームスポット径を開口数が0.37の対
物レンズにより形成されたものとし、タンジェンシャル
方向のビームスポット径を開口数が0.2程度乃至0.
5程度の対物レンズにより形成されたものとすることが
できる。
【0082】また、この光学ピックアップ装置におい
て、上記開口光学素子11は、図13に示すように、上
記開口絞り面の周縁側部分が曲面部(トーリック面部)
12bとなされ、この曲面部12bに囲まれた内方側部
分が開口部8となされて形成されたものとしてもよい。
この場合においては、上記曲面部12bに入射されたレ
ーザ光束は、この開口光学素子11の近傍における収
束、または、拡散をすることとなされ、上記対物レンズ
4に入射することは殆どないようになされる。
て、上記開口光学素子11は、図13に示すように、上
記開口絞り面の周縁側部分が曲面部(トーリック面部)
12bとなされ、この曲面部12bに囲まれた内方側部
分が開口部8となされて形成されたものとしてもよい。
この場合においては、上記曲面部12bに入射されたレ
ーザ光束は、この開口光学素子11の近傍における収
束、または、拡散をすることとなされ、上記対物レンズ
4に入射することは殆どないようになされる。
【0083】そして、この光学ピックアップ装置におい
ては、上記開口光学素子11を上記対物レンズ4の光軸
に対して傾けることにより、非点収差やコマ収差を補正
する光学素子を兼用することとしてもよい。
ては、上記開口光学素子11を上記対物レンズ4の光軸
に対して傾けることにより、非点収差やコマ収差を補正
する光学素子を兼用することとしてもよい。
【0084】さらに、上述の実施の形態においては、上
記開口光学素子11は、上記光透過面7側より上記半導
体レーザ2よりのレーザ光束が入射され上記開口絞り面
より該レーザ光束が射出されるものとしているが、本発
明に係る光学ピックアップ装置において該開口光学素子
11は、逆に、該開口絞り面側より該半導体レーザ2よ
りのレーザ光束が入射され該光透過面7より該レーザ光
束が射出されるものとしてもよい。
記開口光学素子11は、上記光透過面7側より上記半導
体レーザ2よりのレーザ光束が入射され上記開口絞り面
より該レーザ光束が射出されるものとしているが、本発
明に係る光学ピックアップ装置において該開口光学素子
11は、逆に、該開口絞り面側より該半導体レーザ2よ
りのレーザ光束が入射され該光透過面7より該レーザ光
束が射出されるものとしてもよい。
【0085】また、この光学ピックアップ装置において
は、上記対物レンズ4より射出されて上記光ディスク6
a,6bに照射された光束の該光ディスク6a,6bよ
りの戻り光を、上記開口光学素子11のテーパ面部12
を介して検出することとしてもよい。
は、上記対物レンズ4より射出されて上記光ディスク6
a,6bに照射された光束の該光ディスク6a,6bよ
りの戻り光を、上記開口光学素子11のテーパ面部12
を介して検出することとしてもよい。
【0086】また、この光学ピックアップ装置において
は、上記テーパ部12を透過したレーザ光束Rcを利用
して、上記半導体レーザ2のオートパワーコントロール
(APC)を実行することができる。すなわち、上記テ
ーパ部12を透過して上記対物レンズ4に向かう光路よ
り外れたレーザ光束Rcの光量を受光素子により検出
し、この検出結果に基づいて、上記半導体レーザ2の発
光出力を制御すれば、この半導体レーザ2の発光出力を
一定に維持するオートパワーコントロール(APC)が
実現できる。
は、上記テーパ部12を透過したレーザ光束Rcを利用
して、上記半導体レーザ2のオートパワーコントロール
(APC)を実行することができる。すなわち、上記テ
ーパ部12を透過して上記対物レンズ4に向かう光路よ
り外れたレーザ光束Rcの光量を受光素子により検出
し、この検出結果に基づいて、上記半導体レーザ2の発
光出力を制御すれば、この半導体レーザ2の発光出力を
一定に維持するオートパワーコントロール(APC)が
実現できる。
【0087】〔6〕移動操作機構の構成について 本発明に係る光学ピックアップ装置において、上記開口
光学素子11を上記第1の位置と上記第2の位置とに亘
って移動操作するための移動操作機構としては、図14
に示すように、該開口光学素子11を支持する支持枠に
略々棒状の当接杆15を取付け、この当接杆15を該光
学ピックアップ装置の外方側にまで延長させたものが考
えられる。
光学素子11を上記第1の位置と上記第2の位置とに亘
って移動操作するための移動操作機構としては、図14
に示すように、該開口光学素子11を支持する支持枠に
略々棒状の当接杆15を取付け、この当接杆15を該光
学ピックアップ装置の外方側にまで延長させたものが考
えられる。
【0088】すなわち、この移動操作機構においては、
上記当接杆15は、中央部分において上記開口光学素子
11に連結されており、両端側を上記光ディスク6a,
6bの外周側及び内方側に向けている。この光学ピック
アップ装置においては、上記半導体レーザ2より上記コ
リメータレンズ10(または、対物レンズ4)に向かう
光路が、上記光ディスク6a,6bの径方向(外周側よ
り内周側に向かう方向)となされている。そして、上記
光ディスク6a,6bの内周側、すなわち、上記スピン
ドルモータ18の近傍には、上記当接杆15の一端部に
対向して、内周側当接ブロック17が固定されて設けら
れている。また、上記光ディスク6a,6bの外周側に
は、上記当接杆15の他端部に対向して、外周側当接ブ
ロック16が固定されて設けられている。
上記当接杆15は、中央部分において上記開口光学素子
11に連結されており、両端側を上記光ディスク6a,
6bの外周側及び内方側に向けている。この光学ピック
アップ装置においては、上記半導体レーザ2より上記コ
リメータレンズ10(または、対物レンズ4)に向かう
光路が、上記光ディスク6a,6bの径方向(外周側よ
り内周側に向かう方向)となされている。そして、上記
光ディスク6a,6bの内周側、すなわち、上記スピン
ドルモータ18の近傍には、上記当接杆15の一端部に
対向して、内周側当接ブロック17が固定されて設けら
れている。また、上記光ディスク6a,6bの外周側に
は、上記当接杆15の他端部に対向して、外周側当接ブ
ロック16が固定されて設けられている。
【0089】上記光学ピックアップ装置が上記光ディス
ク6a,6bの最内周位置に相当する位置よりもさらに
該光ディスク6a,6bの内周側方向に移動操作される
と、上記当接杆15の一端部が上記内周側当接ブロック
17に当接し、この当接杆15は、この光学ピックアッ
プ装置に対して移動操作され、上記開口光学素子11を
上記第1の位置とする。そして、この光学ピックアップ
装置が上記光ディスク6a,6bの最外周位置に相当す
る位置よりもさらに該光ディスク6a,6bの外周側方
向に移動操作されると、上記当接杆15の他端部が上記
外周側当接ブロック16に当接し、この当接杆15は、
この光学ピックアップ装置に対して移動操作され、上記
開口光学素子11を上記第2の位置とする。
ク6a,6bの最内周位置に相当する位置よりもさらに
該光ディスク6a,6bの内周側方向に移動操作される
と、上記当接杆15の一端部が上記内周側当接ブロック
17に当接し、この当接杆15は、この光学ピックアッ
プ装置に対して移動操作され、上記開口光学素子11を
上記第1の位置とする。そして、この光学ピックアップ
装置が上記光ディスク6a,6bの最外周位置に相当す
る位置よりもさらに該光ディスク6a,6bの外周側方
向に移動操作されると、上記当接杆15の他端部が上記
外周側当接ブロック16に当接し、この当接杆15は、
この光学ピックアップ装置に対して移動操作され、上記
開口光学素子11を上記第2の位置とする。
【0090】この場合において、上記光学ピックアップ
装置の上記各当接ブロック16,17に対する位置を制
御することにより、上記開口光学素子11の位置を、上
記第1の位置と上記第2の位置との間の任意の位置とす
ることができる。
装置の上記各当接ブロック16,17に対する位置を制
御することにより、上記開口光学素子11の位置を、上
記第1の位置と上記第2の位置との間の任意の位置とす
ることができる。
【0091】また、上記当接杆15の略々中央部分に相
当する位置の固定部に対して、支軸33を介して回動可
能に支持された回動レバー34を設け、この回動レバー
34を該当接杆15に連係させるとともに、この回動レ
バー34に引っ張りコイルバネ32を取付けることによ
り、該当接杆15が、上記第1の位置と上記第2の位置
との途中の位置で停止しないようにすることができる。
当する位置の固定部に対して、支軸33を介して回動可
能に支持された回動レバー34を設け、この回動レバー
34を該当接杆15に連係させるとともに、この回動レ
バー34に引っ張りコイルバネ32を取付けることによ
り、該当接杆15が、上記第1の位置と上記第2の位置
との途中の位置で停止しないようにすることができる。
【0092】すなわち、上記回動レバー34の先端側に
は、連係ピン35が設けられており、この連係ピン35
は、上記当接杆15に設けられた連係爪36に連係して
いる。上記当接杆15が上記第1の位置と上記第2の位
置とに亘って移動操作されるとき、上記回動レバー34
は、略々180°に亘って回動操作される。上記引っ張
りコイルバネ32は、上記連係ピン35と、この連係ピ
ン35の上記回動レバー34の回動に伴う移動軌跡が描
く略々半円形の円弧の中心よりもさらにこの円弧から離
間された位置に設けられた掛止ピン31との間に張架さ
れており、該回動レバー34が回動範囲の中央に至った
ときに最も伸ばされるようになされている。
は、連係ピン35が設けられており、この連係ピン35
は、上記当接杆15に設けられた連係爪36に連係して
いる。上記当接杆15が上記第1の位置と上記第2の位
置とに亘って移動操作されるとき、上記回動レバー34
は、略々180°に亘って回動操作される。上記引っ張
りコイルバネ32は、上記連係ピン35と、この連係ピ
ン35の上記回動レバー34の回動に伴う移動軌跡が描
く略々半円形の円弧の中心よりもさらにこの円弧から離
間された位置に設けられた掛止ピン31との間に張架さ
れており、該回動レバー34が回動範囲の中央に至った
ときに最も伸ばされるようになされている。
【0093】すなわち、上記引っ張りコイルバネ32
は、図14中矢印Cで示すように、上記連係ピン35を
上記掛止ピン31側に引っ張ることにより、上記回動レ
バー34がこの回動レバー34の回動範囲の中央よりも
一方側にあるときには該一方側に回動付勢し、該回動レ
バー34がこの回動レバー34の回動範囲の中央よりも
他方側にあるときには該他方側に回動付勢する。
は、図14中矢印Cで示すように、上記連係ピン35を
上記掛止ピン31側に引っ張ることにより、上記回動レ
バー34がこの回動レバー34の回動範囲の中央よりも
一方側にあるときには該一方側に回動付勢し、該回動レ
バー34がこの回動レバー34の回動範囲の中央よりも
他方側にあるときには該他方側に回動付勢する。
【0094】したがって、上記開口光学素子11は、上
記第1の位置と上記第2の位置との中央位置よりも該第
1の位置側に位置しているときには、該第1の位置側に
移動付勢され、該第1の位置と該第2の位置との中央位
置よりも該第2の位置側に位置しているときには、該第
2の位置側に移動付勢される。
記第1の位置と上記第2の位置との中央位置よりも該第
1の位置側に位置しているときには、該第1の位置側に
移動付勢され、該第1の位置と該第2の位置との中央位
置よりも該第2の位置側に位置しているときには、該第
2の位置側に移動付勢される。
【0095】そして、上記移動操作機構は、図15に示
すように、いわゆるプランジャの如き電磁駆動機構と付
勢バネ29とを組み合わせて構成したものとしてもよ
い。上記プランジャは、コイル30と鉄芯31とを有し
て構成されている。このプランジャにおいては、上記コ
イル30に駆動電流が供給されると、上記鉄芯31は、
図15中矢印Bで示すように、一方方向に付勢されて移
動される。そして、上記鉄芯31は、上記開口光学素子
11を支持する支持枠に取付けられている。そして、上
記付勢バネ29は、図15中矢印Aで示すように、上記
鉄芯31を、上記コイル30に駆動電流が供給されたと
きに付勢される方向の逆方向に付勢している。そして、
上記鉄芯31が上記コイル30に駆動電流が供給された
ときに付勢される方向及び上記付勢バネ29による付勢
方向は、上記光学ピックアップ装置における上記半導体
レーザ2よりのレーザ光束の光軸方向となされている。
すように、いわゆるプランジャの如き電磁駆動機構と付
勢バネ29とを組み合わせて構成したものとしてもよ
い。上記プランジャは、コイル30と鉄芯31とを有し
て構成されている。このプランジャにおいては、上記コ
イル30に駆動電流が供給されると、上記鉄芯31は、
図15中矢印Bで示すように、一方方向に付勢されて移
動される。そして、上記鉄芯31は、上記開口光学素子
11を支持する支持枠に取付けられている。そして、上
記付勢バネ29は、図15中矢印Aで示すように、上記
鉄芯31を、上記コイル30に駆動電流が供給されたと
きに付勢される方向の逆方向に付勢している。そして、
上記鉄芯31が上記コイル30に駆動電流が供給された
ときに付勢される方向及び上記付勢バネ29による付勢
方向は、上記光学ピックアップ装置における上記半導体
レーザ2よりのレーザ光束の光軸方向となされている。
【0096】この移動操作機構を有する光学ピックアッ
プ装置においては、上記コイル30に駆動電流が供給さ
れていないときには、上記開口光学素子11は、上記付
勢バネ29の付勢力によって、上記第1の位置(また
は、上記第2の位置)に位置決めされる。そして、この
光学ピックアップ装置においては、上記コイル30に駆
動電流が供給されると、上記開口光学素子11は、上記
プランジャの付勢力によって、上記第2の位置(また
は、上記第1の位置)に位置決めされる。
プ装置においては、上記コイル30に駆動電流が供給さ
れていないときには、上記開口光学素子11は、上記付
勢バネ29の付勢力によって、上記第1の位置(また
は、上記第2の位置)に位置決めされる。そして、この
光学ピックアップ装置においては、上記コイル30に駆
動電流が供給されると、上記開口光学素子11は、上記
プランジャの付勢力によって、上記第2の位置(また
は、上記第1の位置)に位置決めされる。
【0097】さらに、上記移動操作機構は、図16に示
すように、上記光学ピックアップ装置上に円環状のカム
溝37を設けるとともに、上記開口光学素子11に連結
された移動ブロック39上に倣いピン41を設け、この
倣いピン41を該カム溝37に倣わせて移動させること
により、該開口光学素子11を上記第1の位置または上
記第2の位置に位置決めする機構としてもよい。
すように、上記光学ピックアップ装置上に円環状のカム
溝37を設けるとともに、上記開口光学素子11に連結
された移動ブロック39上に倣いピン41を設け、この
倣いピン41を該カム溝37に倣わせて移動させること
により、該開口光学素子11を上記第1の位置または上
記第2の位置に位置決めする機構としてもよい。
【0098】すてわち、上記カム溝37は、図16及び
図17に示すように、略々長円形に形成されたカム溝で
あって、該長円形の長径方向の一端側が上記開口光学素
子11の上記第1の位置に相当し、他端側が該開口光学
素子11の上記第2の位置に相当している。このカム溝
37の他端側には、図17及び図18に示すように、こ
のカム溝37がなす長円形の内方側に向けて屈曲された
トラップ部44が設けられている。また、このカム溝3
7の底面部には、このカム溝37に沿う一方方向の回転
方向に対して同一の方向性を有する一対の段差部42,
43が設けられている。これら段差部42,43は、上
記カム溝37に沿う一方方向の回転方向について、この
カム溝37の一端部分の手前、及び、上記トラップ部4
4の手前に設けられている。
図17に示すように、略々長円形に形成されたカム溝で
あって、該長円形の長径方向の一端側が上記開口光学素
子11の上記第1の位置に相当し、他端側が該開口光学
素子11の上記第2の位置に相当している。このカム溝
37の他端側には、図17及び図18に示すように、こ
のカム溝37がなす長円形の内方側に向けて屈曲された
トラップ部44が設けられている。また、このカム溝3
7の底面部には、このカム溝37に沿う一方方向の回転
方向に対して同一の方向性を有する一対の段差部42,
43が設けられている。これら段差部42,43は、上
記カム溝37に沿う一方方向の回転方向について、この
カム溝37の一端部分の手前、及び、上記トラップ部4
4の手前に設けられている。
【0099】そして、上記移動ブロック39に設けられ
た上記倣いピン41は、この移動ブロック39に設けら
れた支持溝40内において移動可能に支持され、この移
動ブロック39に対して、上記カム溝37のなす長円形
の短径に相当する距離だけ移動可能となされている。す
なわち、上記移動ブロック39が上記開口光学素子11
を上記第1の位置とする位置と該開口光学素子11を上
記第2の位置とする位置とに亘って移動操作されると
き、上記倣いピン41は、上記支持溝40内を該移動ブ
ロック39に対して移動されることにより、上記カム溝
37内をこのカム溝37に倣って移動することができ
る。そして、この倣いピン41は、図17中矢印Pで示
すように、付勢バネ45により、上記カム溝37の底面
部に対して圧接されている。したがって、上記倣いピン
41は、図16中Fで示すように、上記カム溝37の一
端側部分に位置するとき(上記開口光学素子11が上記
第1の位置にあるとき)に、上記移動ブロック39がこ
のカム溝37の他端側方向に向けて移動されると、上記
段差部42に阻止されることにより、図16及び図17
中矢印Jで示すように、このカム溝37に対する一方向
のみに移動可能となっている。
た上記倣いピン41は、この移動ブロック39に設けら
れた支持溝40内において移動可能に支持され、この移
動ブロック39に対して、上記カム溝37のなす長円形
の短径に相当する距離だけ移動可能となされている。す
なわち、上記移動ブロック39が上記開口光学素子11
を上記第1の位置とする位置と該開口光学素子11を上
記第2の位置とする位置とに亘って移動操作されると
き、上記倣いピン41は、上記支持溝40内を該移動ブ
ロック39に対して移動されることにより、上記カム溝
37内をこのカム溝37に倣って移動することができ
る。そして、この倣いピン41は、図17中矢印Pで示
すように、付勢バネ45により、上記カム溝37の底面
部に対して圧接されている。したがって、上記倣いピン
41は、図16中Fで示すように、上記カム溝37の一
端側部分に位置するとき(上記開口光学素子11が上記
第1の位置にあるとき)に、上記移動ブロック39がこ
のカム溝37の他端側方向に向けて移動されると、上記
段差部42に阻止されることにより、図16及び図17
中矢印Jで示すように、このカム溝37に対する一方向
のみに移動可能となっている。
【0100】そして、上記移動ブロック39が上記カム
溝37の他端側部分に至るときには、上記倣いピン41
は、図16及び図17中矢印Jで示すように、上記カム
溝37に沿って移動する。そして、上記移動ブロック3
9が上記カム溝37の最も他端側に至ったときには、図
16中Hで示すように、上記倣いピン41も該カム溝3
7の他端部に至り、次いで、該移動ブロック39が該カ
ム溝37の一端側方向に若干戻ったところで、図16中
Gで示すように、該倣いピン41は、図18中矢印Qで
示すように、上記段差部43を経て上記トラップ部44
内に至る。このとき、上記開口光学素子11は、上記第
2の位置となされている。
溝37の他端側部分に至るときには、上記倣いピン41
は、図16及び図17中矢印Jで示すように、上記カム
溝37に沿って移動する。そして、上記移動ブロック3
9が上記カム溝37の最も他端側に至ったときには、図
16中Hで示すように、上記倣いピン41も該カム溝3
7の他端部に至り、次いで、該移動ブロック39が該カ
ム溝37の一端側方向に若干戻ったところで、図16中
Gで示すように、該倣いピン41は、図18中矢印Qで
示すように、上記段差部43を経て上記トラップ部44
内に至る。このとき、上記開口光学素子11は、上記第
2の位置となされている。
【0101】次に、上記移動ブロック39が再び上記カ
ム溝37の他端側方向に移動すると、上記倣いピン41
は、上記段差部43によって移動方向を規制され、図1
8中矢印Kで示すように、上記カム溝37に沿って、該
段差部43より離間する方向に移動する。そして、上記
移動ブロック39が上記カム溝37の最も他端側に至っ
たときには、図16中Hで示すように、上記倣いピン4
1も該カム溝37の他端部に至り、次いで、該移動ブロ
ック39が該カム溝37の一端側方向に戻るときには、
図16及び図17中矢印Kで示すように、該倣いピン4
1は、該カム溝37に沿って、このカム溝37の一端側
方向に移動する。そして、上記移動ブロック39が上記
カム溝37の一端側部分に至ると、上記倣いピン41
は、図16中Fで示すように、該カム溝37の一端側部
分に至る。
ム溝37の他端側方向に移動すると、上記倣いピン41
は、上記段差部43によって移動方向を規制され、図1
8中矢印Kで示すように、上記カム溝37に沿って、該
段差部43より離間する方向に移動する。そして、上記
移動ブロック39が上記カム溝37の最も他端側に至っ
たときには、図16中Hで示すように、上記倣いピン4
1も該カム溝37の他端部に至り、次いで、該移動ブロ
ック39が該カム溝37の一端側方向に戻るときには、
図16及び図17中矢印Kで示すように、該倣いピン4
1は、該カム溝37に沿って、このカム溝37の一端側
方向に移動する。そして、上記移動ブロック39が上記
カム溝37の一端側部分に至ると、上記倣いピン41
は、図16中Fで示すように、該カム溝37の一端側部
分に至る。
【0102】そして、上記移動ブロック39は、引っ張
りコイルバネ38により、図16中矢印Eで示すよう
に、上記カム溝37の一端側方向に移動付勢されてい
る。したがって、上記開口光学素子11が上記第1の位
置にあるとき、上記移動ブロック39を、上記引っ張り
コイルバネ38の付勢力に抗して、上記倣いピン41を
図16中Hで示す上記カム溝37の最も他端側部分に至
らせるまで移動させ、次いで、この移動ブロック39に
対する移動操作を解除すると、該倣いピン41は、上記
トラップ部44において停止し、該開口光学素子11を
上記第2の位置において停止させる。そして、上記開口
光学素子11が上記第2の位置にあるとき、上記移動ブ
ロック39を、上記引っ張りコイルバネ38の付勢力に
抗して、上記倣いピン41を図16中Hで示す上記カム
溝37の最も他端側部分に至らせるまで移動させ、次い
で、この移動ブロック39に対する移動操作を解除する
と、該倣いピン41は、該カム溝37の一端側部分にま
で移動して停止し、該開口光学素子11を上記第1の位
置において停止させる。
りコイルバネ38により、図16中矢印Eで示すよう
に、上記カム溝37の一端側方向に移動付勢されてい
る。したがって、上記開口光学素子11が上記第1の位
置にあるとき、上記移動ブロック39を、上記引っ張り
コイルバネ38の付勢力に抗して、上記倣いピン41を
図16中Hで示す上記カム溝37の最も他端側部分に至
らせるまで移動させ、次いで、この移動ブロック39に
対する移動操作を解除すると、該倣いピン41は、上記
トラップ部44において停止し、該開口光学素子11を
上記第2の位置において停止させる。そして、上記開口
光学素子11が上記第2の位置にあるとき、上記移動ブ
ロック39を、上記引っ張りコイルバネ38の付勢力に
抗して、上記倣いピン41を図16中Hで示す上記カム
溝37の最も他端側部分に至らせるまで移動させ、次い
で、この移動ブロック39に対する移動操作を解除する
と、該倣いピン41は、該カム溝37の一端側部分にま
で移動して停止し、該開口光学素子11を上記第1の位
置において停止させる。
【0103】すなわち、この移動操作機構においては、
上記開口光学素子11が上記第1及び第2の位置のいず
れにある場合においても、上記倣いピン41が図16中
Hで示す上記カム溝37の最も他端側部分に至るまで上
記移動ブロック39を上記引っ張りコイルバネ38の付
勢力に抗して移動させることにより、該開口光学素子1
1を、該第1の位置、または、該第2の位置に移動させ
ることができる。
上記開口光学素子11が上記第1及び第2の位置のいず
れにある場合においても、上記倣いピン41が図16中
Hで示す上記カム溝37の最も他端側部分に至るまで上
記移動ブロック39を上記引っ張りコイルバネ38の付
勢力に抗して移動させることにより、該開口光学素子1
1を、該第1の位置、または、該第2の位置に移動させ
ることができる。
【0104】上記移動ブロック39を上記引っ張りコイ
ルバネ38の付勢力に抗して移動させて上記倣いピン4
1を上記カム溝37の最も他端側部分に至らせる動作
は、上記光学ピックアップ装置の上記光ディスク6a,
6bの内外周に亘る移動に連動して行われるようにする
ことができる。例えば、上記光学ピックアップ装置が上
記光ディスク6a,6bの最外周位置に相当する位置よ
りもさらに該光ディスク6a,6bの外周側方向に移動
操作されたときに、上記移動ブロック39の一部が固定
して配設されたブロックに当接して、この移動ブロック
39がこの光学ピックアップ装置に対して所定位置まで
移動操作されるように構成することができる。
ルバネ38の付勢力に抗して移動させて上記倣いピン4
1を上記カム溝37の最も他端側部分に至らせる動作
は、上記光学ピックアップ装置の上記光ディスク6a,
6bの内外周に亘る移動に連動して行われるようにする
ことができる。例えば、上記光学ピックアップ装置が上
記光ディスク6a,6bの最外周位置に相当する位置よ
りもさらに該光ディスク6a,6bの外周側方向に移動
操作されたときに、上記移動ブロック39の一部が固定
して配設されたブロックに当接して、この移動ブロック
39がこの光学ピックアップ装置に対して所定位置まで
移動操作されるように構成することができる。
【0105】
【実施例】本発明に係る光学ピックアップ装置の要部を
なす半導体レーザ2の発光点2aより上記対物レンズ4
に至る光学系について、具体的な設計を行った。すなわ
ち、図19に示すように、上記コリメータレンズ10の
焦点距離fcを25.5504mmとし、上記発光点2
aより上記第1の位置(Position1)にある開口光学素
子11の入射面(光透過面7)までの距離をL1とし
て、このときの上記対物レンズ4の開口数(NA)を
0.6とする。また、上記発光点2aより上記第2の位
置(Position2)にある開口光学素子11の入射面(光
透過面7)までの距離をL2として、このときの上記対
物レンズ4の開口数(NA)を0.37とする。この条
件下において、以下の6通りについての設計及び収差の
計算を行った。
なす半導体レーザ2の発光点2aより上記対物レンズ4
に至る光学系について、具体的な設計を行った。すなわ
ち、図19に示すように、上記コリメータレンズ10の
焦点距離fcを25.5504mmとし、上記発光点2
aより上記第1の位置(Position1)にある開口光学素
子11の入射面(光透過面7)までの距離をL1とし
て、このときの上記対物レンズ4の開口数(NA)を
0.6とする。また、上記発光点2aより上記第2の位
置(Position2)にある開口光学素子11の入射面(光
透過面7)までの距離をL2として、このときの上記対
物レンズ4の開口数(NA)を0.37とする。この条
件下において、以下の6通りについての設計及び収差の
計算を行った。
【0106】(1)L1=5mm、L2=10mmとした
場合(ただし開口数は0.37のみ) (2)L1=5mm、L2=10mmとした場合 (3)L1=4mm、L2=10mmとした場合 (4)L1=3mm、L2=10mmとした場合 (5)L1=1mm、L2=10mmとした場合 (6)L1=1mm、L2=3mmとした場合 これらについての軸上波面収差(λRMS値)は、以下の
〔表1〕に示すように、それぞれ、(1)で0.002
乃至0.070、(2)で0.012乃至0.010、
(3)で0.006乃至0.007、(4)で0.00
2乃至0.004、(5)で0.002乃至0.00
0、(6)で0.003乃至0.005であった。
場合(ただし開口数は0.37のみ) (2)L1=5mm、L2=10mmとした場合 (3)L1=4mm、L2=10mmとした場合 (4)L1=3mm、L2=10mmとした場合 (5)L1=1mm、L2=10mmとした場合 (6)L1=1mm、L2=3mmとした場合 これらについての軸上波面収差(λRMS値)は、以下の
〔表1〕に示すように、それぞれ、(1)で0.002
乃至0.070、(2)で0.012乃至0.010、
(3)で0.006乃至0.007、(4)で0.00
2乃至0.004、(5)で0.002乃至0.00
0、(6)で0.003乃至0.005であった。
【0107】
【表1】
【0108】以下に、上記の(1)乃至(6)の具体的
な実施例(設計例)を示す。なお、この実施例において
用いた硝材の屈折率は、以下の〔表2〕に示す通りであ
る。
な実施例(設計例)を示す。なお、この実施例において
用いた硝材の屈折率は、以下の〔表2〕に示す通りであ
る。
【0109】
【表2】
【0110】(1)L1=5mm、L2=10mmとした
場合(ただし開口数は0.37のみ) この場合には、上記開口光学素子11が上記第1の位置
(Position1)にあるときには、図20、図21及び図
25に示すように、L1が5mmとなっており、上記対
物レンズ4の開口数(NA)は0.37とする。また、
上記開口光学素子11が上記第2の位置(Position2)
にあるときには、図26、図27及び図29に示すよう
に、L2が10mmとなっており、上記対物レンズ4の
開口数(NA)は0.37である。この場合のレンズデ
ータは、以下の〔表3〕乃至〔表5〕に示す通りであ
る。
場合(ただし開口数は0.37のみ) この場合には、上記開口光学素子11が上記第1の位置
(Position1)にあるときには、図20、図21及び図
25に示すように、L1が5mmとなっており、上記対
物レンズ4の開口数(NA)は0.37とする。また、
上記開口光学素子11が上記第2の位置(Position2)
にあるときには、図26、図27及び図29に示すよう
に、L2が10mmとなっており、上記対物レンズ4の
開口数(NA)は0.37である。この場合のレンズデ
ータは、以下の〔表3〕乃至〔表5〕に示す通りであ
る。
【0111】
【表3】
【0112】
【表4】
【0113】
【表5】
【0114】(2)L1=5mm、L2=10mmとした
場合 この場合には、上記開口光学素子11が上記第1の位置
(Position1)にあるときには、図21に示すように、
L1が5mmとなっており、上記対物レンズ4の開口数
(NA)は0.6である。また、上記開口光学素子11
が上記第2の位置(Position2)にあるときには、図2
7に示すように、L2が10mmとなっており、上記対
物レンズ4の開口数(NA)は0.37である。この場
合のレンズデータは、以下の〔表6〕乃至〔表8〕に示
す通りである。
場合 この場合には、上記開口光学素子11が上記第1の位置
(Position1)にあるときには、図21に示すように、
L1が5mmとなっており、上記対物レンズ4の開口数
(NA)は0.6である。また、上記開口光学素子11
が上記第2の位置(Position2)にあるときには、図2
7に示すように、L2が10mmとなっており、上記対
物レンズ4の開口数(NA)は0.37である。この場
合のレンズデータは、以下の〔表6〕乃至〔表8〕に示
す通りである。
【0115】
【表6】
【0116】
【表7】
【0117】
【表8】
【0118】(3)L1=4mm、L2=10mmとした
場合 この場合には、上記開口光学素子11が上記第1の位置
(Position1)にあるときには、図22に示すように、
L1が4mmとなっており、上記対物レンズ4の開口数
(NA)は0.6である。また、上記開口光学素子11
が上記第2の位置(Position2)にあるときには、図2
7に示すように、L2が10mmとなっており、上記対
物レンズ4の開口数(NA)は0.37である。この場
合のレンズデータは、以下の〔表9〕乃至〔表11〕に
示す通りである。
場合 この場合には、上記開口光学素子11が上記第1の位置
(Position1)にあるときには、図22に示すように、
L1が4mmとなっており、上記対物レンズ4の開口数
(NA)は0.6である。また、上記開口光学素子11
が上記第2の位置(Position2)にあるときには、図2
7に示すように、L2が10mmとなっており、上記対
物レンズ4の開口数(NA)は0.37である。この場
合のレンズデータは、以下の〔表9〕乃至〔表11〕に
示す通りである。
【0119】
【表9】
【0120】
【表10】
【0121】
【表11】
【0122】(4)L1=3mm、L2=10mmとした
場合 この場合には、上記開口光学素子11が上記第1の位置
(Position1)にあるときには、図23に示すように、
L1が3mmとなっており、上記対物レンズ4の開口数
(NA)は0.6である。また、上記開口光学素子11
が上記第2の位置(Position2)にあるときには、図2
7に示すように、L2が10mmとなっており、上記対
物レンズ4の開口数(NA)は0.37である。この場
合のレンズデータは、以下の〔表12〕乃至〔表14〕
に示す通りである。
場合 この場合には、上記開口光学素子11が上記第1の位置
(Position1)にあるときには、図23に示すように、
L1が3mmとなっており、上記対物レンズ4の開口数
(NA)は0.6である。また、上記開口光学素子11
が上記第2の位置(Position2)にあるときには、図2
7に示すように、L2が10mmとなっており、上記対
物レンズ4の開口数(NA)は0.37である。この場
合のレンズデータは、以下の〔表12〕乃至〔表14〕
に示す通りである。
【0123】
【表12】
【0124】
【表13】
【0125】
【表14】
【0126】(5)L1=1mm、L2=10mmとした
場合 この場合には、上記開口光学素子11が上記第1の位置
(Position1)にあるときには、図24に示すように、
L1が1mmとなっており、上記対物レンズ4の開口数
(NA)は0.6である。また、上記開口光学素子11
が上記第2の位置(Position2)にあるときには、図2
7に示すように、L2が10mmとなっており、上記対
物レンズ4の開口数(NA)は0.37である。この場
合のレンズデータは、以下の〔表15〕乃至〔表17〕
に示す通りである。
場合 この場合には、上記開口光学素子11が上記第1の位置
(Position1)にあるときには、図24に示すように、
L1が1mmとなっており、上記対物レンズ4の開口数
(NA)は0.6である。また、上記開口光学素子11
が上記第2の位置(Position2)にあるときには、図2
7に示すように、L2が10mmとなっており、上記対
物レンズ4の開口数(NA)は0.37である。この場
合のレンズデータは、以下の〔表15〕乃至〔表17〕
に示す通りである。
【0127】
【表15】
【0128】
【表16】
【0129】
【表17】
【0130】(6)L1=1mm、L2=3mmとした場
合 この場合には、上記開口光学素子11が上記第1の位置
(Position1)にあるときには、図24に示すように、
L1が1mmとなっており、上記対物レンズ4の開口数
(NA)は0.6である。また、上記開口光学素子11
が上記第2の位置(Position2)にあるときには、図2
8に示すように、L2が3mmとなっており、上記対物
レンズ4の開口数(NA)は0.37である。この場合
のレンズデータは、以下の〔表18〕乃至〔表20〕に
示す通りである。
合 この場合には、上記開口光学素子11が上記第1の位置
(Position1)にあるときには、図24に示すように、
L1が1mmとなっており、上記対物レンズ4の開口数
(NA)は0.6である。また、上記開口光学素子11
が上記第2の位置(Position2)にあるときには、図2
8に示すように、L2が3mmとなっており、上記対物
レンズ4の開口数(NA)は0.37である。この場合
のレンズデータは、以下の〔表18〕乃至〔表20〕に
示す通りである。
【0131】
【表18】
【0132】
【表19】
【0133】
【表20】
【0134】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る光学ピック
アップ装置においては、光源と対物レンズとの間の発散
光路上に配設され一方の面が開口絞り面となされ他方の
面が全面に亘って光透過面となされた開口光学素子を該
対物レンズに入射する光束の光軸方向に移動操作するこ
とにより、該対物レンズの開口数を変化させることがで
きる。
アップ装置においては、光源と対物レンズとの間の発散
光路上に配設され一方の面が開口絞り面となされ他方の
面が全面に亘って光透過面となされた開口光学素子を該
対物レンズに入射する光束の光軸方向に移動操作するこ
とにより、該対物レンズの開口数を変化させることがで
きる。
【0135】したがって、この光学ピックアップ装置に
おいては、対物レンズの開口数を、透明基板の厚みが異
なる複数種類の光学記録媒体のそれぞれの透明基板の厚
みに応じた値に変化させることができる。
おいては、対物レンズの開口数を、透明基板の厚みが異
なる複数種類の光学記録媒体のそれぞれの透明基板の厚
みに応じた値に変化させることができる。
【0136】また、上記開口光学素子の他方の面である
光透過面は、上記光学記録媒体の透明基板において生ず
る収差を補正するための非球面とすることができる。
光透過面は、上記光学記録媒体の透明基板において生ず
る収差を補正するための非球面とすることができる。
【0137】すなわち、本発明は、装置構成の複雑化、
大型化を招来することなく、透明基板の厚さが異なる光
学記録媒体に対しても情報信号の記録及び再生が良好に
行えるようになされた光学ピックアップ装置を提供する
ことができるものである。
大型化を招来することなく、透明基板の厚さが異なる光
学記録媒体に対しても情報信号の記録及び再生が良好に
行えるようになされた光学ピックアップ装置を提供する
ことができるものである。
【図1】本発明に係る光学ピックアップ装置の要部を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】レーザカプラを用いて構成された本発明に係る
光学ピックアップ装置の要部の構成を示す側面図であ
る。
光学ピックアップ装置の要部の構成を示す側面図であ
る。
【図3】上記光学ピックアップ装置において対物レンズ
の開口数を大きくした場合の動作原理を模式的に示す側
面図である。
の開口数を大きくした場合の動作原理を模式的に示す側
面図である。
【図4】上記光学ピックアップ装置において対物レンズ
の開口数を小さくした場合の動作原理を模式的に示す側
面図である。
の開口数を小さくした場合の動作原理を模式的に示す側
面図である。
【図5】上記光学ピックアップ装置を構成する開口光学
素子であって開口絞り面の周縁側部分が円錐状のテーパ
面部となされたものの形状を示す三面図である。
素子であって開口絞り面の周縁側部分が円錐状のテーパ
面部となされたものの形状を示す三面図である。
【図6】上記開口光学素子の形状を示す縦断面図であ
る。
る。
【図7】上記開口光学素子の作用を説明する縦断面図で
ある。
ある。
【図8】上記開口光学素子の形状の他の例を示す縦断面
図である。
図である。
【図9】上記開口光学素子において収差補正面を設けた
場合の形状を示す縦断面図である。
場合の形状を示す縦断面図である。
【図10】上記開口光学素子において収差補正面にパワ
ーを与えた場合の形状を示す縦断面図である。
ーを与えた場合の形状を示す縦断面図である。
【図11】上記光学ピックアップ装置を構成する開口光
学素子であって開口絞り面の周縁側部分が遮光処理部と
なされたものの形状を示す縦断面図である。
学素子であって開口絞り面の周縁側部分が遮光処理部と
なされたものの形状を示す縦断面図である。
【図12】上記光学ピックアップ装置を構成する開口光
学素子であって開口絞り面の開口部が楕円形となされた
ものの形状を示す三面図である。
学素子であって開口絞り面の開口部が楕円形となされた
ものの形状を示す三面図である。
【図13】上記光学ピックアップ装置を構成する開口光
学素子であって開口絞り面の周縁側部分がトーリック面
部となされたものの形状を示す三面図である。
学素子であって開口絞り面の周縁側部分がトーリック面
部となされたものの形状を示す三面図である。
【図14】上記光学ピックアップ装置における上記開口
光学素子を移動操作する機構の第1の例を示す側面図で
ある。
光学素子を移動操作する機構の第1の例を示す側面図で
ある。
【図15】上記光学ピックアップ装置における上記開口
光学素子を移動操作する機構の第2の例を示す側面図で
ある。
光学素子を移動操作する機構の第2の例を示す側面図で
ある。
【図16】上記光学ピックアップ装置における上記開口
光学素子を移動操作する機構の第3の例を示す側面図で
ある。
光学素子を移動操作する機構の第3の例を示す側面図で
ある。
【図17】上記光学ピックアップ装置における上記開口
光学素子を移動操作する機構の第3の例の要部となるカ
ム溝の形状を示す斜視図である。
光学素子を移動操作する機構の第3の例の要部となるカ
ム溝の形状を示す斜視図である。
【図18】上記カム溝の要部の形状を示す要部拡大斜視
図である。
図である。
【図19】上記光学ピックアップ装置であって光源及び
コリメータレンズの間に上記開口光学素子を配設した場
合の該光源よりコリメータレンズに至る部分の構成を示
す側面図である。
コリメータレンズの間に上記開口光学素子を配設した場
合の該光源よりコリメータレンズに至る部分の構成を示
す側面図である。
【図20】上記光学ピックアップ装置であって光源及び
コリメータレンズの間であって光源より5mmの位置
(L1、NA大)に上記開口光学素子を配設した場合の
該光源より対物レンズに至る部分の構成を示す側面図で
ある。
コリメータレンズの間であって光源より5mmの位置
(L1、NA大)に上記開口光学素子を配設した場合の
該光源より対物レンズに至る部分の構成を示す側面図で
ある。
【図21】上記光学ピックアップ装置であって光源及び
コリメータレンズの間であって光源より5mmの位置
(L1、NA大)に上記開口光学素子を配設した場合の
該光源よりコリメータレンズに至る部分の構成を示す側
面図である。
コリメータレンズの間であって光源より5mmの位置
(L1、NA大)に上記開口光学素子を配設した場合の
該光源よりコリメータレンズに至る部分の構成を示す側
面図である。
【図22】上記光学ピックアップ装置であって光源及び
コリメータレンズの間であって光源より4mmの位置
(L1、NA大)に上記開口光学素子を配設した場合の
該光源よりコリメータレンズに至る部分の構成を示す側
面図である。
コリメータレンズの間であって光源より4mmの位置
(L1、NA大)に上記開口光学素子を配設した場合の
該光源よりコリメータレンズに至る部分の構成を示す側
面図である。
【図23】上記光学ピックアップ装置であって光源及び
コリメータレンズの間であって光源より3mmの位置
(L1、NA大)に上記開口光学素子を配設した場合の
該光源よりコリメータレンズに至る部分の構成を示す側
面図である。
コリメータレンズの間であって光源より3mmの位置
(L1、NA大)に上記開口光学素子を配設した場合の
該光源よりコリメータレンズに至る部分の構成を示す側
面図である。
【図24】上記光学ピックアップ装置であって光源及び
コリメータレンズの間であって光源より1mmの位置
(L1、NA大)に上記開口光学素子を配設した場合の
該光源よりコリメータレンズに至る部分の構成を示す側
面図である。
コリメータレンズの間であって光源より1mmの位置
(L1、NA大)に上記開口光学素子を配設した場合の
該光源よりコリメータレンズに至る部分の構成を示す側
面図である。
【図25】上記光学ピックアップ装置であって光源及び
コリメータレンズの間の位置に上記開口光学素子を配設
した場合の対物レンズ近傍の構成(NA大)を示す側面
図である。
コリメータレンズの間の位置に上記開口光学素子を配設
した場合の対物レンズ近傍の構成(NA大)を示す側面
図である。
【図26】上記光学ピックアップ装置であって光源及び
コリメータレンズの間であって光源より10mmの位置
(L2、NA小)に上記開口光学素子を配設した場合の
該光源より対物レンズに至る部分の構成を示す側面図で
ある。
コリメータレンズの間であって光源より10mmの位置
(L2、NA小)に上記開口光学素子を配設した場合の
該光源より対物レンズに至る部分の構成を示す側面図で
ある。
【図27】上記光学ピックアップ装置であって光源及び
コリメータレンズの間であって光源より10mmの位置
(L2、NA小)に上記開口光学素子を配設した場合の
該光源よりコリメータレンズに至る部分の構成を示す側
面図である。
コリメータレンズの間であって光源より10mmの位置
(L2、NA小)に上記開口光学素子を配設した場合の
該光源よりコリメータレンズに至る部分の構成を示す側
面図である。
【図28】上記光学ピックアップ装置であって光源及び
コリメータレンズの間であって光源より3mmの位置
(L2、NA小)に上記開口光学素子を配設した場合の
該光源よりコリメータレンズに至る部分の構成を示す側
面図である。
コリメータレンズの間であって光源より3mmの位置
(L2、NA小)に上記開口光学素子を配設した場合の
該光源よりコリメータレンズに至る部分の構成を示す側
面図である。
【図29】上記光学ピックアップ装置であって光源及び
コリメータレンズの間の位置に上記開口光学素子を配設
した場合の対物レンズ近傍の構成(NA小)を示す側面
図である。
コリメータレンズの間の位置に上記開口光学素子を配設
した場合の対物レンズ近傍の構成(NA小)を示す側面
図である。
2 半導体レーザ、2a,22 レーザチップ(光
源)、3 ビームスプリッタ、4 対物レンズ、5 光
検出器、6a 第1の光ディスク、6b 第2の光ディ
スク、7 光透過面、7a 収差補正面、7b パワー
付き収差補正面、8開口部、11 開口光学素子、12
テーパ面部、12a 遮光処理部、23ビームスプリ
ッタプリズム、25 光検出部、27 集積素子(レー
ザカプラ)
源)、3 ビームスプリッタ、4 対物レンズ、5 光
検出器、6a 第1の光ディスク、6b 第2の光ディ
スク、7 光透過面、7a 収差補正面、7b パワー
付き収差補正面、8開口部、11 開口光学素子、12
テーパ面部、12a 遮光処理部、23ビームスプリ
ッタプリズム、25 光検出部、27 集積素子(レー
ザカプラ)
Claims (7)
- 【請求項1】 光源と、 上記光源より射出された光束を光学記録媒体の信号記録
面上に集光させる対物レンズと、 上記信号記録面よりの上記光束の反射光を検出する光検
出手段と、 上記光源と上記対物レンズとの間の発散光路上に配設さ
れ、一方の面が開口絞り面となされ他方の面が全面に亘
って光透過面となされた開口光学素子と、 上記開口光学素子を上記光束の光軸方向に移動操作する
移動操作手段とを備えた光学ピックアップ装置。 - 【請求項2】 開口光学素子の開口絞り面は、周縁側部
分が円錐状のテーパ面部となされ、このテーパ面部に囲
まれた内方側部分が開口部に相当していることとなされ
た請求項1記載の光学ピックアップ装置。 - 【請求項3】 開口光学素子は、周囲側よりテーパ面部
を支持されることにより、調芯されて位置決めされてい
る請求項2記載の光学ピックアップ装置。 - 【請求項4】 開口光学素子の開口絞り面は、周縁側部
分が遮光処理部となされ、この遮光処理部に囲まれた内
方側部分が開口部に相当していることとなされた請求項
1記載の光学ピックアップ装置。 - 【請求項5】 開口光学素子の開口絞り面は、周縁側部
分が曲面部となされ、この曲面部に囲まれた内方側部分
が開口部に相当していることとなされた請求項1記載の
光学ピックアップ装置。 - 【請求項6】 開口光学素子の他方の面である光透過面
は、光学記録媒体の透明基板において生ずる収差を補正
するための非球面となされている請求項1記載の光学ピ
ックアップ装置。 - 【請求項7】 開口光学素子を光束の光軸に対する垂直
方向に移動操作する横移動操作手段を備えた請求項6記
載の光学ピックアップ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8144353A JPH09326132A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 光学ピックアップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8144353A JPH09326132A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 光学ピックアップ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09326132A true JPH09326132A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15360140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8144353A Pending JPH09326132A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 光学ピックアップ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09326132A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6115349A (en) * | 1998-10-23 | 2000-09-05 | Fujitsu Limited | Two laser source optical pickup with a plano-convex lens to compensate for aberration caused by discs of different thicknesses |
-
1996
- 1996-06-06 JP JP8144353A patent/JPH09326132A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6115349A (en) * | 1998-10-23 | 2000-09-05 | Fujitsu Limited | Two laser source optical pickup with a plano-convex lens to compensate for aberration caused by discs of different thicknesses |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040302 |