JPH09327588A - ネクタイ洗濯用補助具 - Google Patents

ネクタイ洗濯用補助具

Info

Publication number
JPH09327588A
JPH09327588A JP8147510A JP14751096A JPH09327588A JP H09327588 A JPH09327588 A JP H09327588A JP 8147510 A JP8147510 A JP 8147510A JP 14751096 A JP14751096 A JP 14751096A JP H09327588 A JPH09327588 A JP H09327588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tie
holding sheet
washing
locking portion
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8147510A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Ueda
良堂 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UEDA SHOTEN KK
Original Assignee
UEDA SHOTEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UEDA SHOTEN KK filed Critical UEDA SHOTEN KK
Priority to JP8147510A priority Critical patent/JPH09327588A/ja
Publication of JPH09327588A publication Critical patent/JPH09327588A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のネクタイ洗濯用補助具によれば、洗浄
効果を低下させることなく、洗濯によるネクタイのシ
ワ、撚れの発生や型崩れを十分に防止し、しかも作業性
を良好とすることが困難であった。 【解決手段】 軟質で多孔性のネクタイ保持シート1
と、ネクタイ保持シート1の中央部近傍に形成されるネ
クタイ20を通すための孔2と、ネクタイ保持シート1
上にネクタイ20を重ねて巻き込んだ状態を保持する係
止部とを含んで構成されたネクタイ洗濯用補助具10で
あって、係止部が、ネクタイ保持シート1上に取り付け
られネクタイ保持シート1の巻き終わり端部を係止する
第一の係止部を含んで構成されているネクタイ洗濯用補
助具を提供すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネクタイ洗濯用補助
具に関し、より詳細には水を使用する洗濯(以下、ラン
ドリーと記す)や水以外の溶剤を使用する洗濯(以下、
ドライクリーニングと記す)の双方に用いることがで
き、洗濯によるシワや撚れの発生や型崩れ等を防止する
ことが可能なネクタイ洗濯用補助具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネクタイを洗濯するのに家庭で電
気洗濯機により洗濯すると他の洗濯物に絡みついたりネ
クタイ中の芯が傷んだりするため、比較的シワを作りに
くい洗濯方法であるドライクリーニングが採用される場
合が多い。業者が前記ドライクリーニングによりネクタ
イを洗濯する場合には、ネットに入れた状態のネクタイ
を例えばドラム回転式の洗濯機内に入れ、該洗濯機内に
有機溶剤を投入して汚れの成分である脂肪質を溶かし出
して洗浄を行う。
【0003】しかしながら上記したネットを用いたドラ
イクリーニングによっても前記ネット内でネクタイ同士
が絡み合ったりして緊張力が発生し、また、ネクタイは
通常バイアス生地(斜め取りの生地)から作成されるも
のであり、該バイアス生地は斜め方向には伸縮しにくい
ものの縦方向や横方向には伸縮し易いものであるため、
前記緊張力の影響により容易にネクタイのシワや撚れ、
型崩れ等が発生するといった課題があった。
【0004】上記課題に対処するため、例えば実公昭6
0ー21029号公報では、長尺状のネクタイ保持板
と、該ネクタイ保持板にネクタイを巻き込んで収容する
網袋とからなるネクタイ洗い保護具が提案されている。
前記ネクタイ洗い保護具を用いることにより、電気洗濯
機による洗濯であっても、ネクタイが撚れることなく芯
を痛めないで洗濯できるとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記ネク
タイ洗い保護具は前記ネクタイ保持板にネクタイを巻き
込んだ後、前記網袋に収容しなければならず、作業性が
劣るため、対象物が大量である業者によるドライクリー
ニングト等に用いるには不向きであるといった課題があ
った。また、前記網袋に収容することによってはじめて
ネクタイを巻き込んだ状態が保持されるため、ネクタイ
と前記ネクタイ保持板との間は必ずしも密接せず、前記
ネクタイ洗い保護具内でネクタイの撚れが発生する虞が
あるといった課題があった。さらに、前記ネクタイ保持
板の液透過性、通気性が十分でなく、前記ネクタイ洗い
保護具の使用により洗浄効果が低下し易いといった課題
があった。本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、洗浄効果を低下させることなく、洗濯によるネクタ
イのシワ、撚れの発生や型崩れを十分に防止することが
できる、作業性の良いネクタイ洗濯用補助具を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明の請求項1に係るネクタイ洗濯用
補助具(1)は、軟質で多孔性のネクタイ保持シート
と、該ネクタイ保持シートの中央部近傍に形成されるネ
クタイを通すための孔と、前記ネクタイ保持シート上に
ネクタイを重ねて巻き込んだ状態を保持する係止部とを
含んで構成されたネクタイ洗濯用補助具であって、前記
係止部が、前記ネクタイ保持シート上に取り付けられ前
記ネクタイ保持シートの巻き終わり端部を係止する第一
の係止部を含んで構成されていることを特徴としてい
る。
【0007】上記ネクタイ洗濯用補助具(1)によれ
ば、例えば前記孔にネクタイを所定寸法通し、前記孔近
傍からネクタイが重ねられた前記ネクタイ保持シートを
二つ折りし、そのワの部分を軸にして巻回することによ
り、ネクタイ表面を延ばした状態で前記ネクタイ保持シ
ートの巻回体内にネクタイを収容することができる。ま
た、前記ネクタイ保持シートが軟質であることから前記
巻回作業をスムーズに行うことができ、しかも巻回状態
の緩みを自由に調整することができる。また、ネクタイ
保持シートが多孔性であることから、通気性を確保する
ことができ、湿気がこもりにくいことから衛生的に保管
することができる。さらに、前記第一の係止部により前
記ネクタイ保持シートの巻き終わり端部を係止すること
ができ、前記ネクタイの巻き込み状態を容易に保持する
ことができる。また上記巻回体を例えばドラム回転式の
洗濯機内に入れ、該洗濯機内に有機溶剤を投入してドラ
イクリーニングを行う場合、前記ネクタイ保持シートが
多孔性であることから、前記有機溶剤が前記巻回体内方
に透過し易く、ネクタイ全体に略均一に行き渡るため、
ネクタイの巻き込み位置による洗浄効果の差や前記巻回
体の巻回状態の緩みの程度による洗浄効果の差が生じる
のを防止することができる。さらに、前記孔にネクタイ
を所定寸法通した状態で前記孔近傍から二つ折りにする
ため、二つ折りのネクタイ間には多孔性の前記ネクタイ
保持シートが略常時介在することとなり、汚れの分散作
用を促進させることができる。
【0008】また、本発明の請求項2に係るネクタイ洗
濯用補助具(2)は、上記ネクタイ洗濯用補助具(1)
において、前記係止部が、前記第一の係止部と第二の係
止部とから構成されており、前記第二の係止部が、前記
第一の係止部で前記ネクタイ保持シートの巻き終わり端
部が係止されてなる巻回体の側部となるネクタイ保持シ
ート面に取り付けられ、前記巻回体を巻回方向と略垂直
方向に取り巻き、締着し得るよう、前記巻回方向と略垂
直方向に延びた帯形状を呈していることを特徴としてい
る。上記ネクタイ洗濯用補助具(2)によれば、前記第
一の係止部により前記ネクタイ保持シートの巻き終わり
端部が係止されると共に前記第二の係止部により前記巻
回体が巻回方向と略垂直方向に締着されるため、例えば
前記巻回体の緩みの程度が大きかったり、前記ネクタイ
保持シートの表面が滑らかであっても、洗浄時の機械的
応力等により前記巻回体の巻き始め軸が外方へ突出する
のを防止することができる。また、前記巻回体からネク
タイが滑り出すのを防止することができる。
【0009】また、本発明の請求項3に係るネクタイ洗
濯用補助具(3)は、上記ネクタイ洗濯用補助具(1)
又は(2)において、前記ネクタイ保持シートの中央部
近傍に形成された前記孔と略同一形状の孔を有する硬質
部材が該硬質部材側の孔と前記ネクタイ保持シート側の
孔とが重なる状態で前記ネクタイ保持シートの所定部に
取り付けられていることを特徴としている。上記ネクタ
イ洗濯用補助具(3)によれば、前記ネクタイ保持シー
トが軟質であるのに対して前記ネクタイ保持シートの中
央部近傍には前記孔を有する前記硬質部材が取り付けら
れているため、前記硬質部材を巻回時の芯とすることに
よって、芯が安定した状態で巻回を行うことができ、ネ
クタイ巻き込み時の作業性を向上させることができる。
【0010】また、本発明の請求項4に係るネクタイ洗
濯用補助具(4)は、上記ネクタイ洗濯用補助具(1)
〜(3)のいずれかにおいて前記ネクタイ保持シート
が、耐薬品性及びフィルター性能に優れた軟質ポリウレ
タンフォームにより作製されていることを特徴としてい
る。上記ネクタイ洗濯用補助具(4)によれば、主構成
物である前記ネクタイ保持シートの耐薬品性が良好であ
ることから、例えばドライクリーニングにおいて所望の
有機溶剤が用いられた場合においても前記有機溶剤によ
る前記ネクタイ保持シートの変質及び変形を避けること
ができ、高い耐久性を有することができる。また、フィ
ルター性能に優れていることから、洗剤液や有機溶剤の
透過を阻むことがなく、洗浄効果を低下させることがな
い。
【0011】また、本発明の請求項5に係るネクタイ洗
濯用補助具(5)は、上記ネクタイ洗濯用補助具(1)
〜(4)のいずれかにおいて前記係止部が前記ネクタイ
保持シートの表面及び/又は裏面に取り付けられ、互い
に接着する一対の支持体からなる固定用面ファスナーか
ら構成されており、前記固定用面ファスナーの一方の支
持体と他方の支持体とが、前記ネクタイ保持シート上に
ネクタイを重ねて巻き込んだ時、あるいは前記ネクタイ
が巻き込まれた巻回体の締着時に互いに接着し得る位置
に形成されていることを特徴としている。上記ネクタイ
洗濯用補助具(5)によれば、前記ネクタイ保持シート
によりネクタイを巻き込んだ巻回状態を前記固定用面フ
ァスナーの一方の支持体と他方の支持体との接着により
容易に保持することができるため、その作業としては特
別な技術を要せず、作業に対する個人差を低減すること
ができる。
【0012】また、本発明の請求項6に係るネクタイ洗
濯用補助具(6)は、上記ネクタイ洗濯用補助具(1)
〜(5)のいずれかにおいて、前記ネクタイが巻き込ま
れた巻回体の径が可変であるよう、前記第一の係止部で
ある固定用面ファスナーの少なくとも一方の支持体の巻
回方向長さが長く形成されていることを特徴としてい
る。上記ネクタイ洗濯用補助具(6)によれば、ネクタ
イ保持シートの巻きかげんを、巻回方向に沿って長く形
成された少なくとも一方の前記支持体の長さの範囲で拡
縮することができる。換言すれば、所定寸法の前記ネク
タイ保持シートを、多様な生地厚及び生地質を有する複
数のネクタイに適用することができる。よって、ネクタ
イの生地厚及び/又は生地質毎に長さ寸法の違う前記ネ
クタイ保持シートを別個に用意する必要がない。また、
巻きかげんの個人差にも巻回方向に沿って長く形成され
た少なくとも一方の前記支持体の長さの範囲で対応する
ことができる。よって、製造コスト及び作業コストを削
減することができる。
【0013】また、本発明の請求項7に係るネクタイ洗
濯用補助具(7)は、上記ネクタイ洗濯用補助具(1)
〜(6)のいずれかにおいて、径が最大値をとる巻回体
を締着し得るよう、前記第二の係止部である固定用面フ
ァスナーの少なくとも一方の支持体における巻回方向と
垂直方向の長さが長く形成されていることを特徴として
いる。上記ネクタイ洗濯用補助具(7)によれば、前記
巻回体の径が最大値をとる場合であっても、前記巻回体
を前記第二の係止部によって巻回方向と垂直方向に十分
取り巻くことができ、上記ネクタイ洗濯用補助具(2)
における効果を十分発揮させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態に係
るネクタイ洗濯用補助具のネクタイ保持シート上にネク
タイが重ねられた状態を示した模式的平面図である。
【0015】図中1はネクタイ保持シートを示してお
り、ネクタイ保持シートの幅Wはネクタイの幅wの例え
ば2倍程度であり、ネクタイ保持シート1の長さLはネ
クタイの長さlの例えば1.2倍程度である。ネクタイ
保持シート1の材質は例えば耐薬品性が高く、フィルタ
ー性能に優れた軟質ポリウレタンンフォームである。ネ
クタイ保持シート1の中央部近傍にはネクタイ20を通
すための孔2が形成されている。ネクタイ保持シート1
には孔2と略同一形状の孔3aを有する硬質部材3が孔
3aと孔2とが重なる状態で取り付けられている。
【0016】また、ネクタイ保持シート1の図中上面1
Aであってネクタイ保持シート1の片方の端部1aには
第一の係止部である固定用面ファスナー4の一方の支持
体4aが接着面を露出して取り付けられており、ネクタ
イ保持シート1の図中下面1Bであってネクタイ20が
重ねられたネクタイ保持シート1を巻回した時に支持体
4aと対向する箇所には巻回方向に長く形成された他方
の支持体4bが接着面を露出して取り付けられている。
さらに、ネクタイ保持シート1の図中下面1Bであって
片方の端部1aにはネクタイ保持シート1の幅中心から
巻回方向と略垂直方向に延びる、第二の係止部である固
定用面ファスナー5が取り付けられている。固定用面フ
ァスナー5は一方の支持体5aと、支持体5aと同一直
線上であって反対方向に延びる他方の支持体5bとから
なっており、例えば支持体5aが図1に示すように接着
面が手前に露出するよう取り付けられる場合は支持体5
bは図1に示すように接着面が向こうに露出するよう取
り付けられる。
【0017】図2は硬質部材3の一例を示した模式的分
解斜視図である。硬質部材3は同一孔3aを有する二つ
の部位3A及び部位3Bからなっており、部位3Aの例
えば四隅には、部位3Bの例えば四隅に形成された凸部
3bを嵌入するための孔3cが形成されている。このよ
うに構成された硬質部材3をネクタイ保持シート1に取
り付けるには、まず一方の部位3A(3B)の孔3aと
ネクタイ保持シート1の孔2とを位置合わせした後、他
方の部位3B(3A)を重ね、双方の部位3A、3Bに
よりネクタイ保持シート1を挟み込んだ状態で凸部3b
を孔3cに嵌入する。この時、接着剤を用いて部位3
A、3Bの嵌合状態を補強してもよい。
【0018】硬質部材3は例えば樹脂製であり、前記樹
脂の種類については特に限定はなく、フラン樹脂、塩化
ビニル樹脂、ポリスチレン、ポリエチレンもしくはポリ
プロピレンなどのポリオレフィン、ABS、フッ素樹
脂、ポリスルホンなど、各種のものが使用できるが、こ
のなかでも、酸、アルカリ、溶剤等の耐薬品性が良好な
ポリオレフィンが好ましい。硬質部材3は、前記のよう
な樹脂を原料として射出成形により所定の形状、大きさ
に成形される。
【0019】第二の係止部である固定用面ファスナー5
は一対に限られるのものではなく、巻回体30を複数方
面から取り巻き得るよう、巻回体30の側部となるネク
タイ保持シート1面の複数箇所に何対か形成されていて
もよい。固定用面ファスナー4、5の材質としては特に
限定されるものではないが、耐薬品性に優れたものが好
ましい。液透過性の低い材質からなる場合は巻回体30
の液透過性、通気性が損なわれることのないよう、ネク
タイ保持シート1面上で固定用面ファスナー4、5が占
有する面積を巻回状態保持に必要最小限な範囲に留める
のが好ましい。
【0020】上記した孔2を有するネクタイ保持シート
1、孔2の部分に取り付けられる硬質部材3、第一の係
止部である固定用面ファスナー4、及び第二の係止部で
ある固定用面ファスナー5からネクタイ洗濯用補助具1
0は構成されている。上記のように構成されたネクタイ
洗濯用補助具10によりネクタイ20を巻き込むには、
まずネクタイ20を孔2(3a)に通した状態でネクタ
イ保持シート1を硬質部材3の近傍から二つ折りにす
る。二つ折りにする方向は図3に示すようにネクタイ保
持シート1の上面1A同士を重ねる方向であってもよい
し、また、図示しないがネクタイ保持シート1の下面1
B同士を重ねる方向であってもよい。この時上面1A上
のネクタイ部位と下面1B上のネクタイ生地とはネクタ
イ保持シート1を介することとなり、重なることはな
い。
【0021】次に硬質部材3を芯にしてネクタイ20が
はみ出さないよう巻回し、第一の係止部である固定用面
ファスナー4の一方の支持体4aと他方の支持体4bと
を接着して図4に示すように巻き終わり端部が固定され
た巻回体30とする。固定用面ファスナー4、5の露出
面が例えば図1に示す状態である場合は前記巻回はネク
タイ保持シート1の下面1Bが外面となる方向に行う必
要がある。
【0022】次に第二の係止部である固定用面ファスナ
ー5の一方の支持体5aと他方の支持体5bとにより、
巻回体30を巻回方向と垂直方向に取り巻き、やや締着
させた状態で支持体5aと、支持体5bとを接着する。
【0023】上記したネクタイ洗濯用補助具10によれ
ば、ネクタイ20を、ネクタイ表面を延ばした状態で巻
回体30内に収容することができる。また、ネクタイ保
持シート1が軟質であることから前記巻回作業をスムー
ズに行うことができ、しかも巻回状態の緩みを自由に調
整することができる。また、ネクタイ保持シート1が多
孔性であることから、通気性を確保することができ、湿
気がこもりにくいことから衛生的に保管することができ
る。さらに、第一の係止部4によりネクタイ保持シート
1の巻き終わり端部1aを係止することができ、ネクタ
イ20の巻き込み状態を保持することができる。
【0024】また巻回体30を例えばドラム回転式の洗
濯機内に入れ、該洗濯機内に有機溶剤を投入してドライ
クリーニングを行う場合、ネクタイ保持シート1が多孔
性であることから、前記有機溶剤が巻回体30内方に透
過し易く、ネクタイ20全体に略均一に行き渡るため、
ネクタイ20の巻き込み位置の違いによる洗浄効果の差
やネクタイ保持シート1の巻きの緩み程度の違いによる
洗浄効果の差が生じるのを防止することができる。ま
た、主構成物であるネクタイ保持シート1が耐薬品性に
優れていることからドライクリーニングにおいて所望の
有機溶剤が用いられた場合においても前記有機溶剤によ
るネクタイ保持シート1の変質、変形を避けることがで
き、良好な耐久性を有することができる。
【0025】さらに、孔2(3a)にネクタイ20を所
定寸法通した状態で孔2(3a)近傍から二つ折りにす
るため、ネクタイ部位間にネクタイ保持シート1が略常
時介在することとなり、汚れの分散作用を促進させるこ
とができると共に前記ネクタイ部位間に滑りが生じてネ
クタイ20が擦れ出すといったことを防止することがで
きる。
【0026】また、第一の係止部である固定用面ファス
ナー4によりネクタイ保持シート1の巻き終わり端部1
aが係止されると共に第二の係止部である固定用面ファ
スナー5により巻回体30が巻回方向と垂直方向に締着
されるため、ネクタイ保持シート1上にネクタイ20を
重ねて巻き込んだ状態を確実に保持することができる。
よって、例えばネクタイ保持シート1の緩みの程度が大
きかったり、ネクタイ保持シート1の表面が滑り易い場
合であっても、洗浄時の機械的応力等により巻回体30
の巻き始め軸が外方へ突出するのを防止することができ
る。
【0027】また、ネクタイ保持シート1が軟質である
のに対してネクタイ保持シート1の中央部近傍には孔3
aを有する硬質部材3が取り付けられているため、硬質
部材3を巻回時の芯とすることにより、芯が安定した状
態で巻回を行うことができ、ネクタイ20の巻き込み時
の作業性を向上させることができる。
【0028】またネクタイ保持シート1によりネクタイ
20を巻き込んだ巻回状態を固定用面ファスナー5の一
方の支持体5aと他方の支持体5bとの接着により容易
に保持することができるため、その作業としては特別な
技術を要せず、作業に対する個人差を低減することがで
きる。
【0029】また、ネクタイ保持シート1の巻きかげん
を、巻回方向に沿って長く形成された少なくとも一方の
支持体4bの長さpの範囲で拡縮することができる。換
言すれば、所定寸法のネクタイ保持シート1を、多様な
生地厚及び生地質を有する複数のネクタイ20に適用す
ることができる。よって、ネクタイ20の生地厚及び/
又は生地質毎に長さ寸法の違うネクタイ保持シート1を
別個に用意する必要がない。また、巻きかげんの個人差
にも巻回方向に沿って長く形成された少なくとも一方の
支持体4bの長さの範囲で対応することができる。よっ
て、製造コスト及び作業コストを削減することができ
る。
【0030】本実施の形態においてはネクタイ保持シー
ト1の幅Wがネクタイの幅wの2倍程度であり、ネクタ
イ保持シート1の長さLがネクタイの長さlの1.2倍
程度である場合について説明したが、何らこれに限定さ
れるものではなく、別の実施の形態においてはネクタイ
保持シート1の幅Wがネクタイの幅wの1.5〜3倍の
いずれかの値、ネクタイ保持シート1の長さLがネクタ
イの長さlの1.1〜1.5倍のいずれかの値であって
もよい。
【0031】ネクタイ保持シート1の材質としては本実
施の形態に示すように、耐薬品性が高く、フィルター性
能に優れた軟質のポリウレタンフォームが適しており、
例えばスコットフィルター(ブリジストン社製)がより
適している。前記スコットフィルターは例えばエステル
フォームを熱処理してセル(気泡)膜を取り除いたもの
であり、三次元骨格構造を有しており、空隙率を97%
以上にすることも可能であることから通気性、透水性に
非常に優れている。また、セル(気泡)数の制御はウレ
タンフォーム発泡時の工程変更により可能であり、現在
は6〜80個/25mmの範囲で前記セル数の制御が可
能である。さらに、耐薬品性に優れており、ドライクリ
ーニングに用いられる有機溶剤によっても変質しにく
い。また、ハロゲン系難燃剤、リン系難燃剤、無機系難
燃剤等の難燃剤を含有させることもでき、これにより保
管時等の安全性を向上させることができる。
【0032】ネクタイ保持シート1として不織布などの
布状物を用いることも考えられるが、前記布状物を用い
た場合は洗浄中に発生する応力によって巻回体30自体
が極端に変形したりするため、ネクタイ20表面を延ば
した状態を保持しつつ洗浄を行うことが困難となる。よ
ってネクタイ保持シート1としてはある程度のハリを有
し、洗浄中に発生する応力に対してある程度の復元力を
有しているものが好ましく、それと同時に耐薬品性が良
好であり、フィルター性能に優れた軟質のポリウレタン
フォームがより好ましい。
【0033】
【実施例】本発明の実施例に係るネクタイ洗濯用補助具
10を以下の条件により作製した。 ネクタイ保持シート1の幅W:120mm 長手方向(巻回方向)長さL:1740mm 材質:スコットフィルター(ブリジストン社製)(硬度
7 〜13、伸び200%以上、セル数8 〜10/25mm 、密度0.02
8 ±0.002g/cm3) 硬質部材3の材質 :ポリプロピレン 固定用面ファスナー4の一方の支持体4bの巻回方向長
さp:100mm 固定用面ファスナー5の巻回方向と垂直方向の長さ:支
持体5a、5b共に250mm
【0034】次に、上記条件により作製されたネクタイ
洗濯用補助具10を用いて実際にネクタイ20の洗濯を
行い、ネクタイ20が受けた損傷、変形等の程度及び洗
浄効果等を調べた結果について説明する。前記洗濯は以
下の条件により行った。 <ドライクリーニングによる洗濯> ドライ機 :内胴径約100cmの縦型ドラム回転式ドライ機 有機溶剤 :テトラクロロエチレン(パークロルエチレン) ネクタイ20の材質:シルク セッティング :ネクタイ20をネクタイ洗濯用補助具10の巻回体30 内に収容し、他の衣類と共に前記ドライ機中に入れる。 洗浄時の有機溶剤温度:60℃ 洗浄時間 :6分 乾燥時の雰囲気温度:70℃ 乾燥時間 :20分 上記条件による洗浄及び乾燥を10回×7日=70回繰
り返した。
【0035】<結果>ネクタイ20の縦方向及び横方向
の伸縮が観察されず、全体の形状も変化がなかった。ま
た、シワや撚れが発生することもなかった。また、ネク
タイ保持シート1及び硬質部材3の変質及び変形は観察
されず、損傷も観察されなかった。また、洗濯時に巻回
体30からネクタイ20が滑り出すといったことがな
く、有機溶剤の巻回体30内への浸透性も良好で、洗浄
効果も良好であった。
【0036】 <ランドリーによる洗濯> ランドリー機 :内胴径約900cmの縦型ドラム回転式ランドリー機 洗剤 :中性洗剤 ネクタイ20の材質:シルク セッティング :ネクタイ20をネクタイ洗濯用補助具10の巻回体30 内に収容し、他の衣類と共に前記ランドリー機中に入れ る。 洗浄時の水温 :60℃ 洗浄時間 :15分 乾燥時の雰囲気温度:70℃ 乾燥時間 :30分 上記条件による洗浄及び乾燥を10回×7日=70回繰
り返した。
【0037】<結果>上記ドライクリーニングによる場
合と略同様の結果が得られた。また、ドライクリーニン
グによる場合よりも一層高い洗浄効果が得られた。
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るネクタイ洗濯用補
助具のネクタイ保持シート上にネクタイが重ねられた状
態を示した模式的部分断面図。
【図2】 硬質部材の一例を示した模式的分解斜視図。
【図3】 ネクタイが重ねられたネクタイ保持シートが
二つ折りされた状態を示した模式的平面図。
【図4】 ネクタイが重ねられたネクタイ保持シートが
巻回され巻回体となった状態を示した模式的斜視図。
【符号の説明】
1 ネクタイ保持シート 2、3a、3c 孔 3 硬質部材 3b 凸部 3A、3B 部位 4、5 固定用面ファスナー 4a、5a 一方の支持体 4b、5b 他方の支持体 10 ネクタイ洗濯用補具 20 ネクタイ 30 巻回体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟質で多孔性のネクタイ保持シートと、
    該ネクタイ保持シートの中央部近傍に形成されるネクタ
    イを通すための孔と、前記ネクタイ保持シート上にネク
    タイを重ねて巻き込んだ状態を保持する係止部とを含ん
    で構成されたネクタイ洗濯用補助具であって、前記係止
    部が、前記ネクタイ保持シート上に取り付けられ前記ネ
    クタイ保持シートの巻き終わり端部を係止する第一の係
    止部を含んで構成されていることを特徴とするネクタイ
    洗濯用補助具。
  2. 【請求項2】 前記係止部が、前記第一の係止部と第二
    の係止部とから構成されており、前記第二の係止部が、
    前記第一の係止部で前記ネクタイ保持シートの巻き終わ
    り端部が係止されてなる巻回体の側部となるネクタイ保
    持シート面に取り付けられ、前記巻回体を巻回方向と略
    垂直方向に取り巻き、締着し得るよう、前記巻回方向と
    略垂直方向に延びた帯形状を呈していることを特徴とす
    る請求項1記載のネクタイ洗濯用補助具。
  3. 【請求項3】 前記ネクタイ保持シートの中央部近傍に
    形成された前記孔と略同一形状の孔を有する硬質部材が
    該硬質部材側の孔と前記ネクタイ保持シート側の孔とが
    重なる状態で前記ネクタイ保持シートの所定部に取り付
    けられていることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載のネクタイ洗濯用補助具。
  4. 【請求項4】 前記ネクタイ保持シートが、耐薬品性及
    びフィルター性能に優れた軟質ポリウレタンフォームに
    より作製されていることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかの項に記載のネクタイ洗濯用補助具。
  5. 【請求項5】 前記係止部が前記ネクタイ保持シートの
    表面及び/又は裏面に取り付けられ、互いに接着する一
    対の支持体からなる固定用面ファスナーから構成されて
    おり、前記固定用面ファスナーの一方の支持体と他方の
    支持体とが、前記ネクタイ保持シート上にネクタイを重
    ねて巻き込んだ時、あるいは前記ネクタイが巻き込まれ
    た巻回体の締着時に互いに接着し得る位置に形成されて
    いることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記
    載のネクタイ洗濯用補助具。
  6. 【請求項6】 前記ネクタイが巻き込まれた巻回体の径
    が可変であるよう、前記第一の係止部である固定用面フ
    ァスナーの少なくとも一方の支持体の巻回方向長さが長
    く形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいず
    れかの項に記載のネクタイ洗濯用補助具。
  7. 【請求項7】 径が最大値をとる巻回体を締着し得るよ
    う、前記第二の係止部である固定用面ファスナーの少な
    くとも一方の支持体における巻回方向と垂直方向の長さ
    が長く形成されていることを特徴とする請求項1〜6の
    いずれかの項に記載のネクタイ洗濯用補助具。
JP8147510A 1996-06-10 1996-06-10 ネクタイ洗濯用補助具 Pending JPH09327588A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8147510A JPH09327588A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 ネクタイ洗濯用補助具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8147510A JPH09327588A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 ネクタイ洗濯用補助具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09327588A true JPH09327588A (ja) 1997-12-22

Family

ID=15431992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8147510A Pending JPH09327588A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 ネクタイ洗濯用補助具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09327588A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1388606A1 (en) * 2002-08-05 2004-02-11 Rayen S.L. Device for washing elongated delicate garments
JP2017104218A (ja) * 2015-12-08 2017-06-15 株式会社エコプラッツ 洗濯ネット
JP2018015194A (ja) * 2016-07-27 2018-02-01 和田 雅善 衣類しわ防止具

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1388606A1 (en) * 2002-08-05 2004-02-11 Rayen S.L. Device for washing elongated delicate garments
ES2207397A1 (es) * 2002-08-05 2004-05-16 Rayen, S.L. Dispositivo para el lavado de prendas delicadas, de forma longuilinea.
JP2017104218A (ja) * 2015-12-08 2017-06-15 株式会社エコプラッツ 洗濯ネット
JP2018015194A (ja) * 2016-07-27 2018-02-01 和田 雅善 衣類しわ防止具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7789093B2 (en) Hair holder
US5315734A (en) Mop head comprising a holder insertion aid
JP3225048B2 (ja) 洗濯方法および洗濯用補助具
JPH1015283A (ja) 洗濯用ネット
JP4066063B2 (ja) 多重布帛よりの布製品形成方法
US6223382B1 (en) Back and body washer
JPH04288113A (ja) 掃除用シート及びその製造方法
JP2001310098A (ja) 洗濯補助具
JP2014150923A (ja) マットレス用シーツ
CN222888806U (zh) 一种便于收纳的毛巾被
JP3007826B2 (ja) 洗濯ネット
JP3025875U (ja) 洗濯物収納用袋
JP3560829B2 (ja) マットレス用シーツ
JP6850461B2 (ja) デリケート衣類用洗濯ネット
JP3137854U (ja) 道具収納具
JP2000107486A (ja) 洗濯用補助具
JPH0730959U (ja) モップ
JPH0450863Y2 (ja)
JP3033619U (ja) 洗濯可能な収納袋
JPS6111347B2 (ja)
JP2006063472A (ja) 防寒用マフラー
JP2000303349A (ja) 布製品のためのプリーツ加工方法
JP4711270B1 (ja) 洗濯用保護ネット
JP4549431B1 (ja) 洗濯用保護ネット
JP2015150201A (ja) 洗浄用スポンジ