JPH09328580A - 感熱化性ラテックス - Google Patents

感熱化性ラテックス

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JPH09328580A
JPH09328580A JP9055948A JP5594897A JPH09328580A JP H09328580 A JPH09328580 A JP H09328580A JP 9055948 A JP9055948 A JP 9055948A JP 5594897 A JP5594897 A JP 5594897A JP H09328580 A JPH09328580 A JP H09328580A
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JP
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latex
heat
water
monomaleate
monomer
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JP9055948A
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Fabienne Rouviere
ファビエンヌ・ルーヴィエル
Pascale Francine Jeanne Muller
パスカル・フランシーヌ・ジャンヌ・ミュラー
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Goodyear Tire and Rubber Co
Original Assignee
Goodyear Tire and Rubber Co
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Publication date
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    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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    • C08L23/02Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
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    • C08L23/0846Copolymers of ethene with unsaturated hydrocarbons containing atoms other than carbon or hydrogen
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08C1/00Treatment of rubber latex
    • C08C1/14Coagulation
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単量体装入組成物にカルボキシル基含有単量
体を含めることなく、感熱化性ラテックスを製造する方
法を提供する。 【解決手段】 本発明は、(1)脂肪エトキシル化アル
コール・モノマレイン酸エステルおよび任意にモノマレ
イン酸アルキルを含む乳化剤系の存在下、少なくとも1
種の共役ジオレフィン単量体を水性重合媒質中で遊離基
重合によって重合して第1ラテックス組成物を生成する
工程;並びに(2)水溶性有機変性ポリシロキサンを第
1ラテックス組成物に加えて感熱化性ラテックスを生成
する工程を含む、感熱化性ラテックスの製造方法を開示
する。本発明はさらに、(1)少なくとも1種のゴム重
合体、(2)水および(3)脂肪エトキシル化アルコー
ル・モノマレイン酸エステルおよび任意にモノマレイン
酸アルキルを含む乳化剤系、および(4)少なくとも1
種の水溶性有機変性ポリシロキサンを含有する、感熱化
性ラテックス組成物を開示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱化性(heat s
ensitizable)ラテックスおよび感熱化性ラテックスの
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ラテックスは、望ましい物理的特性、例
えばより高い強度を得るための不織布用化学結合剤とし
て一般に用いられる。不織布を、通常、ラテックス中に
浸漬して、それをラテックスで満たす。不織布の厚さが
約3mm(ミリメートル)未満であると、乾燥させてラ
テックスから水を除去するだけでよい;これによってラ
テックスからの重合体は不織布全体にわたって分散され
る。しかしながら、不織布の厚さが約3mmを越える場
合、ラテックスからの水は不織布内に取り込まれる傾向
がある。この問題を解決するために、厚さ約3mmを越
える不織布用の化学結合剤として感熱化性ラテックスが
一般に用いられる。
【0003】感熱化性ラテックスで満たした後、不織布
をラテックスの凝固温度以上に加熱すると凝固が引き起
こされる。凝固が生じた後、水を不織布から絞り出すこ
とができ、これによって水が不織布内に取り込まれる問
題は解消する。もちろん、不織布全体に分散されている
ゴム重合体をその後硬化すると、所望の物理的特性を得
ることができる。
【0004】感熱化性ラテックスを不織布用の化学結合
剤として用いることは周知である。例えば、米国特許第
4,001,162号および第4,535,111号に
は、浸漬法によって感熱化性ラテックス混合物を不織材
料の含浸および手袋のような中空体の製造に用いうるこ
とが記載されている。米国特許第4,535,11号に
は、オキサルキル化ポリシロキサンのような水溶性有機
変性ポリシロキサンが感熱剤として作用しうることも示
されている。さらに、多数の出版物には、別の感熱剤、
例えばポリビニルアルキルエーテル、ポリアセタール、
陽イオン活性物質、ポリエーテルアミンおよびポリエチ
レンオキシドが記載されている。米国特許第4,25
0,071号には、アンモニアとアルコキシル化ポリシ
ロキサンとの混合物がゴムラテックス用感熱剤として使
用しうること、およびこのようにして得られた感熱化性
ラテックスが長期の貯蔵または機械的応力下でも凝固を
生じないほど安定性であることが記載されている。
【0005】感熱化性ラテックスは、1種以上の共役ジ
オレフィン単量体、少なくとも1種のカルボキシル基含
有単量体、および任意に、これらと共重合しうる追加単
量体を、陰イオン乳化剤および非イオン乳化剤を含有す
るエマルジョン中で重合することによって通常合成され
る。従って、そのような感熱化性ラテックスは陰イオン
乳化剤および非イオン乳化剤並びにカルボキシル基含有
単量体を含むゴム重合体を一般に含有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の技術を用いる
ことにより、感熱化性ラテックスを、その単量体装入組
成物中にカルボキシル基含有単量体を含めることなく合
成することができる。従って、カルボキシル基含有単量
体をラテックスのゴム重合体に組み込む必要はなくな
る。陰イオン乳化剤および非イオン乳化剤を重合媒質中
に含有させる必要もなくなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はさらに詳しく
は、(1)脂肪エトキシル化アルコール・モノマレイン
酸エステル(または脂肪アルコールエトキシレート・モ
ノマレイン酸エステル)および任意にモノマレイン酸ア
ルキルを含む乳化剤系の存在下、少なくとも1種の共役
ジオレフィン単量体を水性重合媒質中で遊離基重合によ
って重合して第1ラテックス組成物を生成する工程;並
びに(2)水溶性有機変性ポリシロキサンを第1ラテッ
クス組成物に加えて感熱化性ラテックスを生成する工程
を含む、感熱化性ラテックスの製造方法を開示する。
【0008】本発明はまた、(1)少なくとも1種のゴ
ム重合体、(2)水および(3)脂肪エトキシル化アル
コール・モノマレイン酸エステルおよび任意にモノマレ
イン酸アルキルを含む乳化剤系を含む、感熱化性にする
ことができるラテックスを開示する。
【0009】本発明はさらに、(1)少なくとも1種の
ゴム重合体、(2)水、(3)脂肪エトキシル化アルコ
ール・モノマレイン酸エステルおよび任意にモノマレイ
ン酸アルキルを含む乳化剤系および(4)少なくとも1
種の水溶性有機変性ポリシロキサンを含む、感熱化性ラ
テックス組成物を開示する。
【0010】本発明のラテックスは遊離基乳化重合法に
よって製造することができる。使用手順において、少な
くとも1種の共役ジオレフィン単量体を水性重合媒質中
で重合する。共役ジオレフィン単量体を、これと共重合
しうる追加単量体、例えばビニル芳香族単量体、アクリ
ロニトリルまたはアルキルプロペン酸エステル単量体と
共重合することも可能である。共役ジオレフィン単量体
は4〜8個の炭素原子を通常含み、一般的な例は1,3
−ブタジエンおよびイソプレンである。
【0011】遊離基系で重合することが知られている実
質的にどのようなビニル芳香族単量体も、共役ジオレフ
ィン単量体と共重合することができる。そのようなビニ
ル芳香族単量体は8〜20個の炭素原子を一般に含む。
通常、ビニル芳香族単量体は8〜14個の炭素原子を含
む。用いうるビニル芳香族単量体のいくつかの代表例
は、スチレン、1−ビニルナフタレン、2−ビニルナフ
タレン、3−メチルスチレン、4−プロピルスチレン、
t−ブチルスチレン、4−シクロヘキシルスチレン、4
−ドデシルスチレン、2−エチル−4−ベンジルスチレ
ン、4−(フェニルブチル)スチレン等である。スチレ
ンが一般に最も好ましいビニル芳香族単量体である。
【0012】アルキルプロペン酸エステル単量体はま
た、共役ジオレフィン単量体と共重合するとラテックス
を生成することができる。用いうるアルキルプロペン酸
エステル単量体は構造式:
【化1】 [式中、Rは1〜10個の炭素原子を含有するアルキル
基であり(R=Cn2n+ 1、nは1〜8の整数であ
る)、R′は水素原子またはメチル基である(R'=Cn
2n+1、nは0または1である)]を一般に有する。
R′がメチル基である場合、アルキルプロペン酸エステ
ル単量体はさらに詳しく説明すると、アルキルメタクリ
レート単量体である。メチルメタクリレート、エチルメ
タクリレート、プロピルメタクリレートおよびn−ブチ
ルメタクリレートは、用いうるアルキルメタクリレート
単量体の代表例である。アルキルプロペン酸エステル単
量体のアルキル基は1〜4個の炭素原子を含むのが好ま
しく、4個の炭素原子を含むアルキル基が最も好まし
い。従って、メチルアクリレート、エチルアクリレー
ト、プロピルアクリレートおよびブチルアクリレートが
好ましいアルキルプロペン酸エステル単量体であり、最
も好ましいのはブチルアクリレートである。そのような
アルキルプロペン酸エステル単量体のアルキル基は、直
鎖アルキル基でも分枝鎖アルキル基でもよい。従って、
n−プロピルアクリレート、イソプロピルアクリレー
ト、n−ブチルアクリレートまたはt−ブチルアクリレ
ートを用いることができる。特に好ましい単量体はn−
ブチルアクリレートである。
【0013】重合プロセスの第1工程は、水性重合媒質
を形成するために、適当な単量体および非常に特定され
た乳化剤系を水に加えることによって行われる。次に、
単量体の重合を遊離基発生剤で開始する。
【0014】装入組成物中に存在する単量体の全量と水
との比率は約0.2:1〜約1.2:1である。装入組
成物中のモノマレイン酸アルキルを含む単量体対水の比
率は約0.8:1〜約1.1:1であるのが一般に好ま
しい。例えば、装入組成物中のモノマレイン酸アルキル
を含む単量体対水の比率を0.8:1〜約1:1にする
と通常、非常に満足である。
【0015】水性重合媒質には、脂肪エトキシル化アル
コール・モノマレイン酸エステルおよび任意にモノマレ
イン酸アルキルを含む乳化剤系も含まれる。用いうる脂
肪エトキシル化アルコール・モノマレイン酸エステルは
通常、構造式:
【化2】 (式中、xは1〜約30の整数であり、yは5〜約20
の整数である)のものである。xが2〜20の整数、y
が8〜16の整数であるのが通常好ましい。xが3〜8
の整数、yが10〜12の整数であるのが一般に最も好
ましい。
【0016】用いうるモノマレイン酸アルキルは通常、
構造式:
【化3】 (式中、nは0〜7の整数である)のものである。nが
1〜4の整数であるのが通常好ましく、1または2であ
るのがより好ましい。nが1であるのが最も好ましい。
【0017】脂肪エトキシル化アルコール・モノマレイ
ン酸エステルは、水性重合媒質へ、約0.5〜約6ph
m(モノマレイン酸アルキル含有単量体100重量部当
たりの重量部)の量で通常加える。従って、これはラテ
ックス中に、約0.5〜約6phdl(乾燥ラテックス
100重量部当たりの重量部)の量で一般に存在する。
脂肪エトキシル化アルコール・モノマレイン酸エステル
が約1〜約4phmの量で存在するのが通常好ましい。
脂肪エトキシル化アルコール・モノマレイン酸エステル
が約2〜約3phmの量で存在すると、一般により好ま
しい。
【0018】モノマレイン酸アルキルは水性重合媒質へ
約0〜約8phmの量で通常加える。モノマレイン酸ア
ルキルが約1〜約5phmの量で存在するのが通常好ま
しい。モノマレイン酸アルキルが約3〜約4phmの量
で存在すると一般により好ましい。
【0019】最適な結果を得るために必要な乳化剤系の
正確な量は、もちろん、合成される重合体、重合条件、
および用いられる特定の乳化剤によって変わる。例え
ば、重合反応速度は、脂肪エトキシル化アルコール・モ
ノマレイン酸エステルの量が増すほど速くなる。従っ
て、脂肪エトキシル化アルコール・モノマレイン酸エス
テルの量を増すほど、より低い反応温度が用いられる。
いずれの場合でも、当業者であれば、最適な結果を得る
ために必要な乳化剤の特定量を容易に突き止めることが
できる。
【0020】本質的にどのような種類の遊離基発生剤
も、遊離基乳化重合を開始するのに用いることができ
る。例えば、遊離基発生化学化合物、紫外光または輻射
線を用いることができる。重合速度、均一性および制御
可能な重合を確実に満足のいくものにするためには、遊
離基発生化学剤が一般に用いられ、良好な結果が得られ
る。
【0021】一般に用いられる遊離基開始剤のいくつか
の代表例は、各種過酸素化合物、例えば過硫酸カリウ
ム、過硫酸アンモニウム、過酸化ベンゾイル、過酸化水
素、過酸化ジ−t−ブチル、過酸化ジクミル、過酸化
2,4−ジクロロベンゾイル、過酸化デカノイル、過酸
化ラウリル、クメンハイドロペルオキシド、p−メンタ
ンハイドロペルオキシド、t−ブチルハイドロペルオキ
シド、過酸化アセチルアセトン、ジセチルペルオキシジ
カーボネート、t−ブチルペルオキシアセテート、t−
ブチルペルオキシマレイン酸、t−ブチルペルオキシベ
ンゾエート、過酸化アセチルシクロヘキシルスルホニル
等;各種アゾ化合物、例えば2−t−ブチルアゾ−2−
シアノプロパン、ジメチルアゾジイソブチレーチ、アゾ
ジイソブチロニトリル、2−t−ブチルアゾ−1−シア
ノシクロヘキサン、1−t−アミルアゾ−1−シアノシ
クロヘキサン等;各種アルキルペルケタール、例えば
2,2−ビス(t−ブチルペルオキシ)ブタン、エチル
3,3−ビス(t−ブチルペルオキシ)ブチレート、
1,1−ジ−(t−ブチルペルオキシ)シクロヘキサン
等である。過硫酸塩開始剤、例えば過硫酸カリウムおよ
び過硫酸アンモニウムは、そのような水性乳化重合に特
に有用である。
【0022】開始剤の使用量は、重合される単量体およ
び合成される重合体の所望の分子量によって変わる。よ
り少量の開始剤を用いると、より高分子量となり、より
多量の開始剤を用いると、より低分子量となる。しかし
ながら、一般に0.005〜1phm(単量体100重
量部当たりの重量部)の開始剤を反応混合物に含有させ
る。金属過硫酸塩の場合、0.1〜0.5phmの開始
剤を重合媒質中に用いるのが最も一般的である。
【0023】遊離基乳化重合は約5〜約70℃の温度で
一般に行われる。より一般的には、この重合は約15〜
約55℃で行われる。
【0024】重合工程は、単量体の重合体への変換率が
非常に高くなるまで続ける。一般的には、達成変換率は
約96%を越える。より一般的には、約98%を越える
単量体変換率を達成させる。99%を越える本質的に定
量的な変換率が認められるのが好ましい。
【0025】得られる固形分は通常約35〜約55%で
ある。ラテックスの固形分は約40〜約50%であるの
が通常好ましい。しかしながら、ラテックスは重合の
後、感熱化性ラテックスとして用いられる前に、追加の
水で通常希釈される。感熱化性ラテックスは固形分が約
5〜約40%となるように通常希釈される。
【0026】ラテックスは、少なくとも1種の水溶性有
機変性ポリシロキサンをラテックスに加えると感熱化性
になる。そのような水溶性有機変性ポリシロキサンは様
々な供給元から商業的に入手しうる。例えば、Hans
a Textilchemie社は水溶性有機変性ポリ
シロキサンをHansa(登録商標) Coagula
nt 4710として販売している。
【0027】水溶性有機変性ポリシロキサンは約0.1
〜1phdl(乾燥ラテックス100重量部当たりの重
量部)の量で一般に加える。水溶性有機変性ポリシロキ
サンはラテックスに約0.2〜0.5phdlの量で一
般に加える。通例、感熱化性ラテックスの凝固温度は、
ポリシロキサンの量の増加につれて低下する。ラテック
スの凝固温度はまた、固形分レベルの増加につれて低下
する。
【0028】別の様々な配合成分が感熱化性ラテックス
に一般に加えられ、処理される不織布に所望の物理的特
性がもたらされる。例えば、充填材、増粘剤、顔料、硬
化剤、および促進剤が感熱化性ラテックスに一般に加え
られる。これは実質的にどのような天然または合成不織
布にも化学結合剤として用いることができる。例えば、
これはポリプロピレン、ポリエチレン、綿、ウールまた
はポリエステル等を含む不織布の処理に用いることがで
きる。
【0029】本発明を次の実施例によって説明する。こ
れらの実施例は説明のためのものであり、本発明の範囲
または本発明の実施方法を限定するものではない。特に
断りがなければ、部および%はいずれも重量による。
【0030】
【実施例】実施例1 脂肪エトキシル化アルコール・モノマレイン酸エステル
(Brij30モノマレエート)は、39.4gの構造
式:
【化4】 を有する脂肪エトキシル化アルコールと、10.7gの
無水マレイン酸とを、ガラスフラスコ中でやさしく撹拌
しながら混合し、そしてフラスコを一晩50℃に維持す
ることによって合成した。
【0031】モノマレイン酸アルキル(エチルモノマレ
エート)も、21.1gのエタノールと45gの無水マ
レイン酸とを、ガラスフラスコ中でやさしく撹拌しなが
ら混合し、そしてフラスコを一晩50℃に維持すること
によって合成した。
【0032】次に、ラテックスを、本発明の技術を用い
て合成した。使用手順において、水性相は、1677g
の水を60℃に加熱し、その後、48gのBrij30
モノマレエート、64gのエチルモノマレエート、およ
び4.8gのナフタレンスルホネート(分散剤)を加え
ることによって製造した。混合物を撹拌し、水酸化カリ
ウムの添加によりそのpHを10〜11に調整した。撹
拌は溶液が透明になり、そして非常に低い粘性になるま
で続けた。次に、これを5リットルステンレス鋼反応器
へ装入し、35℃に冷却した。
【0033】その後、576gのアクリロニトリルおよ
び4.8gのトリドデシルメルカプタンを反応器へ装入
した。この後に、96gのトリエタノールアミンの5%
溶液を反応器へ装入した。トリエタノールアミンを反応
器へ装入した後、真空にし、そして960gの1,3−
ブタジエンを反応器へ装入した。
【0034】反応器にはその内容物を撹拌するための4
00rpmの速度で働く3つの櫂を備えた。35℃で約
15分間混合した後、重合を160gの5%過硫酸カリ
ウム溶液を反応器へ注入することによって開始した。重
合は約8時間続け、その後、製造されたラテックスを反
応器から取り出した。残留1,3−ブタジエン単量体
は、数時間吸引しながらフラスコ内で撹拌することによ
ってラテックスから除去した。
【0035】製造されたラテックスを調べたところ、固
形分46%、pH7.4、表面張力46mN/m、ブル
ックフィールド粘度(60rpmでスピンドル#1)2
5mPa・秒、および粒子サイズ140nmであった。
ラテックス中のニトリルゴムは測定したところ、−22
℃のガラス転移温度を有していた。
【0036】次に感熱化性ラテックスを、434gのラ
テックスと、1.5gのスルホン酸ナトリウムパラフィ
ン、1.5gの脂肪エトキシル化アルコール、25gの
40%酸化亜鉛(ZnO)分散液、および0.2gのH
ansa(登録商標) Coagulant 4710
ポリシロキサンとを混合することによって製造した。
次に、水を加えて、ラテックスの最終固形分を30%に
調整し、ラテックスを磁気撹拌機を備えた1リットルビ
ーカーで1時間混合した。
【0037】次に、15gの感熱化性ラテックスを25
mlビーカーに加え、これを60℃に維持した浴中に置
いた。感熱化性ラテックスが凝固した温度を観察したと
ころ、43℃と記録された。
【0038】別の実験では、Hansa(登録商標)
Coagulant 4710 ポリシロキサンの添加
量を0.3gに増加した。この実験では、製造された感
熱化性ラテックスは36℃で凝固した。
【0039】比較実施例2 乳化剤系に3phmのオクチルモノマレエートのみを用
い、Brij30モノマレエートを用いなかった以外
は、実施例1で用いた重合手順をこの実験で繰り返し
た。しかしながら、この実験では、約52%の非常に低
い転換率が得られただけであった。実施例1では、乳化
剤系は3phmのBrij30モノマレエートおよび4
phmのエチルモノマレエートを含有していたことに注
目すべきである。
【0040】比較実施例3 4phmのオクチルモノマレエートおよび5phmのア
セトアセトキシモノマレエートを乳化剤系として用いた
以外は、実施例1で用いた重合手順をこの実験で繰り返
した。この実験では、過熱が生じ、ラテックスは評価さ
れなかった。
【0041】比較実施例4 オクチルモノマレエートのレベルを3phmに減少させ
た以外は、実施例3で用いた重合手順をこの実験で繰り
返した。オクチルモノマレエートのレベルを減少させた
ことが、重合速度を低下させ、これが重合を過熱から守
った。しかしながら、製造されたラテックスは、多量の
非イオンおよび陰イオン乳化剤を後添加しないと感熱性
にならなかった。
【0042】特定の代表的な具体例および詳細を本発明
の説明のために示したが、本発明の範囲を逸脱すること
なく様々な変更を行うことができることは当業者にとっ
て明らかなことである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 590002976 1144 East Market Stre et,Akron,Ohio 44316− 0001,U.S.A. (72)発明者 パスカル・フランシーヌ・ジャンヌ・ミュ ラー フランス共和国92170 ヴァンヴ,リュ ー・レイモン・マルシエロン 14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)脂肪エトキシル化アルコール・モ
    ノマレイン酸エステルおよび任意にモノマレイン酸アル
    キルを含む乳化剤系の存在下、少なくとも1種の共役ジ
    オレフィン単量体を水性重合媒質中で遊離基重合によっ
    て重合して第1ラテックス組成物を生成する工程;並び
    に(2)水溶性有機変性ポリシロキサンを第1ラテック
    ス組成物に加えて感熱化性ラテックスを生成する工程を
    含む、感熱化性ラテックスの製造方法。
  2. 【請求項2】 (1)少なくとも1種のゴム重合体、
    (2)水および(3)脂肪エトキシル化アルコール・モ
    ノマレイン酸エステルおよび任意にモノマレイン酸アル
    キルを含む乳化剤系を含む、感熱化性にすることができ
    るラテックス。
  3. 【請求項3】 (1)少なくとも1種のゴム重合体、
    (2)水、(3)脂肪エトキシル化アルコール・モノマ
    レイン酸エステルおよび任意にモノマレイン酸アルキル
    を含む乳化剤系、並びに(4)少なくとも1種の水溶性
    有機変性ポリシロキサンを含む、感熱化性ラテックス組
    成物。
JP9055948A 1996-03-11 1997-03-11 感熱化性ラテックス Pending JPH09328580A (ja)

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