JPH0932878A - 防振装置 - Google Patents
防振装置Info
- Publication number
- JPH0932878A JPH0932878A JP7183059A JP18305995A JPH0932878A JP H0932878 A JPH0932878 A JP H0932878A JP 7183059 A JP7183059 A JP 7183059A JP 18305995 A JP18305995 A JP 18305995A JP H0932878 A JPH0932878 A JP H0932878A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid chamber
- vibration
- elastic film
- main liquid
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F13/00—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
- F16F13/04—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
- F16F13/26—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper characterised by adjusting or regulating devices responsive to exterior conditions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 幅広い周波数帯全域で振動を吸収する。
【解決手段】 主液室32と第1副液室34との間を仕
切部材30で仕切り、これらの間を第1の制限通路52
で連通する。主液室32と第2副液室70との間を第2
の制限通路46で連通する。仕切部材30に凹部100
が形成され、凹部100に弾性膜固定パイプ102が挿
入固定される。弾性膜固定パイプ102の内周面に弾性
膜104の外周が加硫接着され、弾性膜104と凹部1
00の底部との間の空間が気体室106となる。高周波
数の振動が発生した場合、弾性膜104及び気体室10
6が空気ばねとして働き、主液室32の内圧アップによ
る動ばね定数の上昇を防ぐことができる。
切部材30で仕切り、これらの間を第1の制限通路52
で連通する。主液室32と第2副液室70との間を第2
の制限通路46で連通する。仕切部材30に凹部100
が形成され、凹部100に弾性膜固定パイプ102が挿
入固定される。弾性膜固定パイプ102の内周面に弾性
膜104の外周が加硫接着され、弾性膜104と凹部1
00の底部との間の空間が気体室106となる。高周波
数の振動が発生した場合、弾性膜104及び気体室10
6が空気ばねとして働き、主液室32の内圧アップによ
る動ばね定数の上昇を防ぐことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両及び一般産業
用機械等に用いられ、振動発生部からの振動を吸収減衰
する防振装置に関する。
用機械等に用いられ、振動発生部からの振動を吸収減衰
する防振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジンと車体との間には、エ
ンジンマウントとしての防振装置が配設され、エンジン
の振動が車体に伝達されることを阻止するようになって
いる。
ンジンマウントとしての防振装置が配設され、エンジン
の振動が車体に伝達されることを阻止するようになって
いる。
【0003】エンジンで発生する振動には、車両が高速
で走行している場合等に発生する所謂シェイク振動や、
アイドル時及び車両が時速5キロ程度で走行している場
合に発生する所謂アイドル振動等がある。一般的に、前
記シェイク振動の周波数が15Hz未満であるのに対
し、アイドル振動の周波数が20〜50Hzであり、シ
ェイク振動とアイドル振動とでは周波数が相違する。
で走行している場合等に発生する所謂シェイク振動や、
アイドル時及び車両が時速5キロ程度で走行している場
合に発生する所謂アイドル振動等がある。一般的に、前
記シェイク振動の周波数が15Hz未満であるのに対
し、アイドル振動の周波数が20〜50Hzであり、シ
ェイク振動とアイドル振動とでは周波数が相違する。
【0004】そして、シェイク振動及びアイドル振動を
吸収する防振装置として、主液室と副液室とをオリフィ
スで繋ぎ、このオリフィス内の液体の流動に伴う減衰作
用で振動を低減する液体封入式の防振装置が知られてい
る。そして、このような防振装置における主液室の内圧
の上昇を防ぐ構造として、従来、可動片やメンブランが
用いられている。
吸収する防振装置として、主液室と副液室とをオリフィ
スで繋ぎ、このオリフィス内の液体の流動に伴う減衰作
用で振動を低減する液体封入式の防振装置が知られてい
る。そして、このような防振装置における主液室の内圧
の上昇を防ぐ構造として、従来、可動片やメンブランが
用いられている。
【0005】この一例として、図5に示すような防振装
置が知られている。この防振装置は、ゴム214とダイ
ヤフラム222との間に液室224が位置し、この液室
224を主液室224Aと副液室224Bとに区画する
隔壁筒230が液室224内に設置され、さらにこの隔
壁筒230の表面に、通路であるオリフィス空間240
を設ける円板232が設置されたものである。そして、
この装置は、オリフィス空間240の両端側それぞれに
形成されて両液室224A、224Bを連通する貫通孔
236、238を介して、両液室224A、224B内
の液体を流通して振動を吸収することにより、振動を低
減している。
置が知られている。この防振装置は、ゴム214とダイ
ヤフラム222との間に液室224が位置し、この液室
224を主液室224Aと副液室224Bとに区画する
隔壁筒230が液室224内に設置され、さらにこの隔
壁筒230の表面に、通路であるオリフィス空間240
を設ける円板232が設置されたものである。そして、
この装置は、オリフィス空間240の両端側それぞれに
形成されて両液室224A、224Bを連通する貫通孔
236、238を介して、両液室224A、224B内
の液体を流通して振動を吸収することにより、振動を低
減している。
【0006】さらに、この防振装置の隔壁筒230と円
板232との間には可動片250が取り付けられてい
て、前述のオリフィス空間240による振動の低減だけ
でなく、可動片250の微小振動で、より高周波数の振
動を吸収出来るようになっている。
板232との間には可動片250が取り付けられてい
て、前述のオリフィス空間240による振動の低減だけ
でなく、可動片250の微小振動で、より高周波数の振
動を吸収出来るようになっている。
【0007】一方、他の防振装置の例として、図6に示
すようなものが知られている。この防振装置は図5の防
振装置とほぼ同様の構造となっているが、可動片250
の替わりにゴム製のメンブラン252が配置される構造
となっている。
すようなものが知られている。この防振装置は図5の防
振装置とほぼ同様の構造となっているが、可動片250
の替わりにゴム製のメンブラン252が配置される構造
となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、可動片250
やメンブラン252等の可動部がオリフィスと同様に作
用し、これら可動部の面積S上に位置する液体によっ
て、一旦動ばね定数が下がるものの、さらに高い周波数
では上昇してしまう。
やメンブラン252等の可動部がオリフィスと同様に作
用し、これら可動部の面積S上に位置する液体によっ
て、一旦動ばね定数が下がるものの、さらに高い周波数
では上昇してしまう。
【0009】従ってこの場合、一般的に知られている液
柱共振を用いるのではなく、主液室224Aの内圧アッ
プに伴って主液室224Aを拡張する力の増大を押さえ
ることが必要となる。
柱共振を用いるのではなく、主液室224Aの内圧アッ
プに伴って主液室224Aを拡張する力の増大を押さえ
ることが必要となる。
【0010】つまり、従来の可動片やメンブランでは、
部分的に特定の周波数帯で動ばね定数を下げても、さら
に高周波数側では、目詰まりを生じさせて動ばね定数が
上昇してしまい、広い周波数帯全域で動ばね定数を下げ
ることはできない。この為、全周波数帯域で均一に動ば
ね定数を下げようとする場合、可動片やメンブランでは
不十分であった。
部分的に特定の周波数帯で動ばね定数を下げても、さら
に高周波数側では、目詰まりを生じさせて動ばね定数が
上昇してしまい、広い周波数帯全域で動ばね定数を下げ
ることはできない。この為、全周波数帯域で均一に動ば
ね定数を下げようとする場合、可動片やメンブランでは
不十分であった。
【0011】特に、主液室の内圧を高める拡張ばねが大
きい場合、液柱共振が発生した際には良く共振する反
面、さらに高周波数側では反共振も大きくなり、その反
共振によって動ばね定数が一層上昇する虞がある。
きい場合、液柱共振が発生した際には良く共振する反
面、さらに高周波数側では反共振も大きくなり、その反
共振によって動ばね定数が一層上昇する虞がある。
【0012】本発明は上記事実を考慮して上記欠点を解
決するべく、幅広い周波数帯全域で振動を吸収できる防
振装置を提供することが目的である。
決するべく、幅広い周波数帯全域で振動を吸収できる防
振装置を提供することが目的である。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の防振装
置は、振動発生部及び振動受部の一方へ連結される第1
の取付部材と、振動発生部及び振動受部の他方へ連結さ
れる第2の取付部材と、前記第1の取付部材と前記第2
の取付部材との間に設けられ振動発生時に変形する弾性
体と、前記弾性体を隔壁の一部として拡縮可能とされ且
つ液体が封入された主液室と、前記主液室と制限通路を
介して連通され且つ拡縮可能な副液室と、前記主液室の
隔壁の一部を構成する変形可能な弾性膜と、前記主液室
と前記弾性膜を挟んで対向して配置され且つ気体が封入
された気体室と、を備えたことを特徴とする。
置は、振動発生部及び振動受部の一方へ連結される第1
の取付部材と、振動発生部及び振動受部の他方へ連結さ
れる第2の取付部材と、前記第1の取付部材と前記第2
の取付部材との間に設けられ振動発生時に変形する弾性
体と、前記弾性体を隔壁の一部として拡縮可能とされ且
つ液体が封入された主液室と、前記主液室と制限通路を
介して連通され且つ拡縮可能な副液室と、前記主液室の
隔壁の一部を構成する変形可能な弾性膜と、前記主液室
と前記弾性膜を挟んで対向して配置され且つ気体が封入
された気体室と、を備えたことを特徴とする。
【0014】請求項1に記載の防振装置の作用を以下に
説明する。振動発生部よりの振動は、第1の取付部材或
いは第2の取付部材を介して、弾性体に伝達される。こ
のとき、振動は弾性体の内部摩擦に基づく抵抗により吸
収される他、弾性体を隔壁の一部とする主液室を拡縮
し、制限通路を流れる液体の通過抵抗または液柱共振に
より吸収される。
説明する。振動発生部よりの振動は、第1の取付部材或
いは第2の取付部材を介して、弾性体に伝達される。こ
のとき、振動は弾性体の内部摩擦に基づく抵抗により吸
収される他、弾性体を隔壁の一部とする主液室を拡縮
し、制限通路を流れる液体の通過抵抗または液柱共振に
より吸収される。
【0015】この制限通路では吸収することのできない
高周波数の振動が発生した場合、主液室の隔壁の一部を
構成する弾性膜及び、この弾性膜を挟んで主液室と対向
して配置されて気体が封入される気体室が、空気ばねと
して働き、主液室内の液圧の上昇を意味する内圧アップ
による動ばね定数の上昇を防ぐことが可能となる。
高周波数の振動が発生した場合、主液室の隔壁の一部を
構成する弾性膜及び、この弾性膜を挟んで主液室と対向
して配置されて気体が封入される気体室が、空気ばねと
して働き、主液室内の液圧の上昇を意味する内圧アップ
による動ばね定数の上昇を防ぐことが可能となる。
【0016】例えば、主液室の隔壁とされる弾性体の一
部、或いは主液室と副液室との間を仕切る部材に弾性膜
及び気体室を設けることで、弾性膜が変形して、主液室
の内圧アップを吸収して、高周波数帯域での動ばね定数
を下げることができる。しかも、弾性膜及び気体室によ
り構成されるものが空気ばねなので、液柱共振が発生し
難くなり、反共振によって動ばね定数が上昇することも
なくなる。
部、或いは主液室と副液室との間を仕切る部材に弾性膜
及び気体室を設けることで、弾性膜が変形して、主液室
の内圧アップを吸収して、高周波数帯域での動ばね定数
を下げることができる。しかも、弾性膜及び気体室によ
り構成されるものが空気ばねなので、液柱共振が発生し
難くなり、反共振によって動ばね定数が上昇することも
なくなる。
【0017】この結果、高周波数帯域でも動ばね定数が
上昇することなく、動ばね定数が使用範囲全域にわたっ
て均一化され、幅広い周波数範囲に渡って振動を吸収す
ることができることになる。
上昇することなく、動ばね定数が使用範囲全域にわたっ
て均一化され、幅広い周波数範囲に渡って振動を吸収す
ることができることになる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係る防振装置の第1の実
施の形態を図1から図4に示し、これらの図に基づき本
実施例を説明する。
施の形態を図1から図4に示し、これらの図に基づき本
実施例を説明する。
【0019】図1に示すように、本実施例の防振装置1
0には第1の取付部材としての底板12が備えられてい
る。この底板12の中央下部には取付ボルト14が突出
され、一例として図示しない自動車の車体へこの取付ボ
ルト14を用いて防振装置10が固定される。底板12
の周囲は直角に屈曲された筒状の立壁部12Aとされて
おり、この立壁部12Aの上端部には直角に屈曲された
フランジ部12Bが連続して形成されている。
0には第1の取付部材としての底板12が備えられてい
る。この底板12の中央下部には取付ボルト14が突出
され、一例として図示しない自動車の車体へこの取付ボ
ルト14を用いて防振装置10が固定される。底板12
の周囲は直角に屈曲された筒状の立壁部12Aとされて
おり、この立壁部12Aの上端部には直角に屈曲された
フランジ部12Bが連続して形成されている。
【0020】この底板12の上部には、厚肉の円筒状と
されつつ下部の一部が薄肉状とされた外筒16が配置さ
れている。さらに、底板12のフランジ部12Bと外筒
16の厚肉部分の下端部との間に、第1ダイヤフラム1
8の周縁部が挟持され、外筒16の薄肉部分でかしめ固
定されている。
されつつ下部の一部が薄肉状とされた外筒16が配置さ
れている。さらに、底板12のフランジ部12Bと外筒
16の厚肉部分の下端部との間に、第1ダイヤフラム1
8の周縁部が挟持され、外筒16の薄肉部分でかしめ固
定されている。
【0021】この第1ダイヤフラム18と前記底板12
との間の空間は第1空気室20とされ、立壁部12Aに
形成された空気孔21を介して第1空気室20と外部と
が連通される。
との間の空間は第1空気室20とされ、立壁部12Aに
形成された空気孔21を介して第1空気室20と外部と
が連通される。
【0022】外筒16の内周面上端部は内径がテーパ状
に拡大された拡開部16Aとされており、この拡開部1
6Aには、外筒16の開口部分を閉塞する弾性体22の
外周が加硫接着されている。また、弾性体22の一部は
外筒16の内周下端部まで延設されており、弾性体22
の外周側が外筒16に加硫接着されている。
に拡大された拡開部16Aとされており、この拡開部1
6Aには、外筒16の開口部分を閉塞する弾性体22の
外周が加硫接着されている。また、弾性体22の一部は
外筒16の内周下端部まで延設されており、弾性体22
の外周側が外筒16に加硫接着されている。
【0023】この弾性体22の中央には第2の取付部材
としての支持台24が加硫接着されている。この支持台
24は図示しないエンジンの搭載部であり、エンジンを
固定する取付ボルト26が立設されている。
としての支持台24が加硫接着されている。この支持台
24は図示しないエンジンの搭載部であり、エンジンを
固定する取付ボルト26が立設されている。
【0024】ここに外筒16の内周部、弾性体22の下
端部及び第1ダイヤフラム18等によって液室28が形
成されており、この液室28内にはエチレングリコール
等の液体が充填されている。
端部及び第1ダイヤフラム18等によって液室28が形
成されており、この液室28内にはエチレングリコール
等の液体が充填されている。
【0025】液室28内には合成樹脂等で形成された円
柱状の仕切部材30が配置され、仕切部材30の下部に
外周側に突出したフランジ30Aが設けられている。そ
して、第1ダイヤフラム18の周縁部と外筒16の厚肉
部分の下端部との間に、このフランジ30Aが挟持され
ている。
柱状の仕切部材30が配置され、仕切部材30の下部に
外周側に突出したフランジ30Aが設けられている。そ
して、第1ダイヤフラム18の周縁部と外筒16の厚肉
部分の下端部との間に、このフランジ30Aが挟持され
ている。
【0026】この為、仕切部材30が、液室28を主液
室32と第1副液室34とに区画している。なお、この
仕切部材30の第1副液室34側には、凹部30Bが形
成されている。
室32と第1副液室34とに区画している。なお、この
仕切部材30の第1副液室34側には、凹部30Bが形
成されている。
【0027】また、主液室32内には、先端側をテーパ
状に形成された抵抗片120が配置されており、この抵
抗片120の基端側が支持台24に支持されて主液室3
2内で固定されている。そして、弾性体22の変形に伴
って、この抵抗片120の先端側の外周面と弾性体22
との間の隙間Sを液体が流動し得るようになっている。
状に形成された抵抗片120が配置されており、この抵
抗片120の基端側が支持台24に支持されて主液室3
2内で固定されている。そして、弾性体22の変形に伴
って、この抵抗片120の先端側の外周面と弾性体22
との間の隙間Sを液体が流動し得るようになっている。
【0028】仕切部材30の外周には、周方向に沿って
断面矩形状の細溝44Aが形成されている。細溝44A
の一端には、仕切部材30の上面まで延びる細溝44B
が連結しており、細溝44Aの他端に凹部30Bへ貫通
する開口部44Cが連結されている。細溝44A、44
Bの外筒16側は前記弾性体22の延長部によって閉塞
され、主液室32と第1副液室34との間を連通する第
1の制限通路52とされている。
断面矩形状の細溝44Aが形成されている。細溝44A
の一端には、仕切部材30の上面まで延びる細溝44B
が連結しており、細溝44Aの他端に凹部30Bへ貫通
する開口部44Cが連結されている。細溝44A、44
Bの外筒16側は前記弾性体22の延長部によって閉塞
され、主液室32と第1副液室34との間を連通する第
1の制限通路52とされている。
【0029】さらに、仕切部材30には、外周から仕切
部材30の中心へ向けて矩形孔42が形成されており、
図1に示すように、この矩形孔42の先端は上方へ屈曲
し、開口部42Aを介して主液室32へ連通して第2の
制限通路46を構成している。
部材30の中心へ向けて矩形孔42が形成されており、
図1に示すように、この矩形孔42の先端は上方へ屈曲
し、開口部42Aを介して主液室32へ連通して第2の
制限通路46を構成している。
【0030】仕切部材30の矩形孔42に対応する外筒
16の外周側の位置には、凹部62が形成されており、
この凹部62はブロック64によって閉塞されている。
凹部62の底部には貫通孔72が形成されており、この
貫通孔72は矩形孔42に連通している。
16の外周側の位置には、凹部62が形成されており、
この凹部62はブロック64によって閉塞されている。
凹部62の底部には貫通孔72が形成されており、この
貫通孔72は矩形孔42に連通している。
【0031】また、凹部62の底部であって貫通孔72
の外周側には、環状凹部66が形成されており、この環
状凹部66とブロック64との間に第2ダイヤフラム6
8の周縁部が挟持されている。第2ダイヤフラム68
は、自由状態では貫通孔72側へ向けて略半球状に突出
されており、貫通孔72が第2ダイヤフラム68によっ
て閉塞されて第2副液室70を構成している。また、ブ
ロック64の第2ダイヤフラム68に向かい合う側には
凹部64Aが形成されている。この凹部64Aと第2ダ
イヤフラム68との間は第2空気室74とされており、
この第2空気室74と連結管80とがブロック64に形
成された孔64Bにより連通されている。
の外周側には、環状凹部66が形成されており、この環
状凹部66とブロック64との間に第2ダイヤフラム6
8の周縁部が挟持されている。第2ダイヤフラム68
は、自由状態では貫通孔72側へ向けて略半球状に突出
されており、貫通孔72が第2ダイヤフラム68によっ
て閉塞されて第2副液室70を構成している。また、ブ
ロック64の第2ダイヤフラム68に向かい合う側には
凹部64Aが形成されている。この凹部64Aと第2ダ
イヤフラム68との間は第2空気室74とされており、
この第2空気室74と連結管80とがブロック64に形
成された孔64Bにより連通されている。
【0032】ブロック64の第2ダイヤフラム68と反
対側には、連結管80を介して、図1から図3に示すよ
うな切換弁82の本体82Aが取り付けられており、本
体82Aには、コイル84を収納したコイル収納体90
がチューブ88を介して連結されている。このチューブ
88内には、プランジャ86が移動可能に配置されてお
り、プランジャ86の基端側とコイル収納体90内に設
置された吸引子96との間には、スプリング92が配置
されている。そして、プランジャ86の先端側には、パ
ッキン86Aが取り付けられており、ブロック64、連
結管80及び切換弁82の本体82Aを貫通して第2空
気室74と大気とを連通するL形の通路94をこのパッ
キン86Aで遮断可能となっている。
対側には、連結管80を介して、図1から図3に示すよ
うな切換弁82の本体82Aが取り付けられており、本
体82Aには、コイル84を収納したコイル収納体90
がチューブ88を介して連結されている。このチューブ
88内には、プランジャ86が移動可能に配置されてお
り、プランジャ86の基端側とコイル収納体90内に設
置された吸引子96との間には、スプリング92が配置
されている。そして、プランジャ86の先端側には、パ
ッキン86Aが取り付けられており、ブロック64、連
結管80及び切換弁82の本体82Aを貫通して第2空
気室74と大気とを連通するL形の通路94をこのパッ
キン86Aで遮断可能となっている。
【0033】従って、コイル84へ電圧を印加していな
い場合には、図2に示すように、プランジャ86がスプ
リング92に付勢されてパッキン86Aが通路94を閉
塞する。一方、コイル84へ所定の電圧を印加すると、
図3に示すように、プランジャ86がコイル84の発生
する電磁力によって吸引子96側に吸引され、プランジ
ャ86の先端のパッキン86Aが逃げて通路94が開放
される。
い場合には、図2に示すように、プランジャ86がスプ
リング92に付勢されてパッキン86Aが通路94を閉
塞する。一方、コイル84へ所定の電圧を印加すると、
図3に示すように、プランジャ86がコイル84の発生
する電磁力によって吸引子96側に吸引され、プランジ
ャ86の先端のパッキン86Aが逃げて通路94が開放
される。
【0034】コイル84は、印加電圧をオン・オフする
制御手段である制御回路60に連結されている。制御回
路60は車両電源によって駆動され、少なくとも車速セ
ンサ98及びエンジン回転数センサ99からの検出信号
を受け、車速及びエンジン回転数を検出できる。これに
より制御回路60は車両がアイドル時かシェイク時か、
或いは高周波振動時か等を判断できる。
制御手段である制御回路60に連結されている。制御回
路60は車両電源によって駆動され、少なくとも車速セ
ンサ98及びエンジン回転数センサ99からの検出信号
を受け、車速及びエンジン回転数を検出できる。これに
より制御回路60は車両がアイドル時かシェイク時か、
或いは高周波振動時か等を判断できる。
【0035】なお、第2の制限通路46の通路長さより
第1の制限通路52の通路長さの方が長く、第1の制限
通路52の通路断面積の方が、第2の制限通路46の通
路断面積より小さくなっている。
第1の制限通路52の通路長さの方が長く、第1の制限
通路52の通路断面積の方が、第2の制限通路46の通
路断面積より小さくなっている。
【0036】また、第1ダイヤフラム18及び第2ダイ
ヤフラム68の剛性は相互に異なり、第1ダイヤフラム
18より第2ダイヤフラム68の方が剛性が高くなって
いる。
ヤフラム68の剛性は相互に異なり、第1ダイヤフラム
18より第2ダイヤフラム68の方が剛性が高くなって
いる。
【0037】ここで、制限通路の大きさとダイヤフラム
の剛性とで、制限通路での液柱共振周波数が決定される
こととなり、第2の制限通路46での液柱共振周波数を
第2ダイヤフラム68の剛性の値を変更することによっ
て、変更可能とされる。
の剛性とで、制限通路での液柱共振周波数が決定される
こととなり、第2の制限通路46での液柱共振周波数を
第2ダイヤフラム68の剛性の値を変更することによっ
て、変更可能とされる。
【0038】一方、仕切部材30には、主液室32側の
中央に凹部100が形成されており、凹部100には弾
性膜固定パイプ102が挿入固定されている。
中央に凹部100が形成されており、凹部100には弾
性膜固定パイプ102が挿入固定されている。
【0039】弾性膜固定パイプ102の内周面には軸方
向中間部に円板状でゴム製の弾性膜104の外周が加硫
接着されており、弾性膜104と凹部100の底部との
間の空間が空気等の気体が封入された気体室106とな
っている。つまり、気体室106は主液室32と弾性膜
104を挟んで対向して配置されることになる。なお、
この気体室106は、大気と連通していない。
向中間部に円板状でゴム製の弾性膜104の外周が加硫
接着されており、弾性膜104と凹部100の底部との
間の空間が空気等の気体が封入された気体室106とな
っている。つまり、気体室106は主液室32と弾性膜
104を挟んで対向して配置されることになる。なお、
この気体室106は、大気と連通していない。
【0040】また、本実施例では、第1ダイヤフラム1
8及び第2ダイヤフラム68より弾性膜104の剛性が
高くなっている。
8及び第2ダイヤフラム68より弾性膜104の剛性が
高くなっている。
【0041】次に実施例の作用を説明する。この防振装
置10の底板12を一例として自動車等の車両の車体へ
固定し、支持台24にエンジンを搭載して固定すると、
エンジンの振動は支持台24を介して弾性体22に伝達
され、弾性体22の内部摩擦に基づく抵抗によって振動
が吸収される。
置10の底板12を一例として自動車等の車両の車体へ
固定し、支持台24にエンジンを搭載して固定すると、
エンジンの振動は支持台24を介して弾性体22に伝達
され、弾性体22の内部摩擦に基づく抵抗によって振動
が吸収される。
【0042】また、車両が例えば70〜80km/hで
走行するとシェイク振動(例えば、周波数15Hz未
満)が生じ得る。このとき、弾性膜104が非線形に変
形すると共に、液体は第1の制限通路52を通って主液
室32と第1副液室34とを行き来することになり、液
体が第1の制限通路52を通過する際の抵抗で減衰力が
生じ、シェイク振動が効果的に吸収される。なお、シェ
イク振動では、剛性の高い第2ダイヤフラム68は殆ど
変形せず、第2の制限通路46には、液体の流れは殆ど
生じない。
走行するとシェイク振動(例えば、周波数15Hz未
満)が生じ得る。このとき、弾性膜104が非線形に変
形すると共に、液体は第1の制限通路52を通って主液
室32と第1副液室34とを行き来することになり、液
体が第1の制限通路52を通過する際の抵抗で減衰力が
生じ、シェイク振動が効果的に吸収される。なお、シェ
イク振動では、剛性の高い第2ダイヤフラム68は殆ど
変形せず、第2の制限通路46には、液体の流れは殆ど
生じない。
【0043】また、エンジンがアイドリング運転の場合
や車速が5km/h以下の場合にはアイドル振動(例え
ば、周波数20〜50Hz)が生じる。
や車速が5km/h以下の場合にはアイドル振動(例え
ば、周波数20〜50Hz)が生じる。
【0044】このアイドル振動時には、第1の制限通路
52が目詰まり状態となる。このため、液体は、第2の
制限通路46を通って主液室32と第2副液室70とを
行き来することになり、第2の制限通路46内で液柱共
振をする。なお、アイドル振動では、第2の制限通路4
6に液体が流れるので、弾性膜104は変形し難くなっ
ている。
52が目詰まり状態となる。このため、液体は、第2の
制限通路46を通って主液室32と第2副液室70とを
行き来することになり、第2の制限通路46内で液柱共
振をする。なお、アイドル振動では、第2の制限通路4
6に液体が流れるので、弾性膜104は変形し難くなっ
ている。
【0045】ここで、制御回路60は車速センサ98、
エンジン回転数センサ99により振動の周波数がアイド
ル振動の内でも低い方であるか高い方であるかを判断す
る。振動の周波数が低い方であると判断すると、制御回
路60は切換弁82のコイル84に電圧を印加してプラ
ンジャ86を吸引する。これによって、プランジャ86
が本体82Aの内壁面から離間して、通路94を介し
て、第2空気室74と大気とを連通させる開放状態とな
る。この結果、第2ダイヤフラム68の剛性は、第2空
気室74を閉鎖した閉鎖状態と比較して低い状態とな
り、周波数の低いアイドル振動の周波数領域での防振装
置10の動ばね定数が低下し、周波数の低いアイドル振
動が確実に吸収される。
エンジン回転数センサ99により振動の周波数がアイド
ル振動の内でも低い方であるか高い方であるかを判断す
る。振動の周波数が低い方であると判断すると、制御回
路60は切換弁82のコイル84に電圧を印加してプラ
ンジャ86を吸引する。これによって、プランジャ86
が本体82Aの内壁面から離間して、通路94を介し
て、第2空気室74と大気とを連通させる開放状態とな
る。この結果、第2ダイヤフラム68の剛性は、第2空
気室74を閉鎖した閉鎖状態と比較して低い状態とな
り、周波数の低いアイドル振動の周波数領域での防振装
置10の動ばね定数が低下し、周波数の低いアイドル振
動が確実に吸収される。
【0046】一方、振動の周波数がアイドル振動の内で
も高い方であると判断すると、制御回路60はコイル8
4に電圧を印加するのを停止する。これによって、プラ
ンジャ86がスプリング92に付勢され、プランジャ8
6が本体82Aの内壁面に当接して通路94を閉塞し、
第2空気室74が大気側に対して閉鎖される閉鎖状態と
される。この為、第2ダイヤフラム68の剛性が高ま
り、これによって第2の制限通路46での液柱共振周波
数が高周波数側へ移動し、周波数の高いアイドル振動の
周波数領域での防振装置10の動ばね定数が低下し、周
波数の高いアイドル振動が確実に吸収される。
も高い方であると判断すると、制御回路60はコイル8
4に電圧を印加するのを停止する。これによって、プラ
ンジャ86がスプリング92に付勢され、プランジャ8
6が本体82Aの内壁面に当接して通路94を閉塞し、
第2空気室74が大気側に対して閉鎖される閉鎖状態と
される。この為、第2ダイヤフラム68の剛性が高ま
り、これによって第2の制限通路46での液柱共振周波
数が高周波数側へ移動し、周波数の高いアイドル振動の
周波数領域での防振装置10の動ばね定数が低下し、周
波数の高いアイドル振動が確実に吸収される。
【0047】以上のように、本実施例の防振装置10で
は、切換弁82により第2空気室74を大気に開放する
か否かで、低い周波数のアイドル振動と高い周波数のア
イドル振動との両方に対応できる。
は、切換弁82により第2空気室74を大気に開放する
か否かで、低い周波数のアイドル振動と高い周波数のア
イドル振動との両方に対応できる。
【0048】また、車速が100km/h以上、エンジン回
転数が3000rpm以上の場合等には、こもり音の発
生原因となる高周波振動(例えば、周波数50〜300
Hz付近)が生じる。
転数が3000rpm以上の場合等には、こもり音の発
生原因となる高周波振動(例えば、周波数50〜300
Hz付近)が生じる。
【0049】この場合には、第2の制限通路46が目詰
まり状態となるが、弾性膜104が変形して主液室32
内の液体の圧力上昇を抑えるので、動ばね定数の上昇が
抑えられ、エンジンの高回転時における振動の周波数領
域の動ばね定数が低下して、高周波振動が確実に吸収さ
れる。
まり状態となるが、弾性膜104が変形して主液室32
内の液体の圧力上昇を抑えるので、動ばね定数の上昇が
抑えられ、エンジンの高回転時における振動の周波数領
域の動ばね定数が低下して、高周波振動が確実に吸収さ
れる。
【0050】以上より、50〜300Hz 程度の高周波
数の振動が発生した場合、主液室32の隔壁の一部を構
成する弾性膜104及び、この弾性膜104を挟んで主
液室32と対向して配置されて気体が封入される気体室
106が、空気ばねとして働き、主液室32の内圧アッ
プによる動ばね定数の上昇を防ぐことが可能となる。
数の振動が発生した場合、主液室32の隔壁の一部を構
成する弾性膜104及び、この弾性膜104を挟んで主
液室32と対向して配置されて気体が封入される気体室
106が、空気ばねとして働き、主液室32の内圧アッ
プによる動ばね定数の上昇を防ぐことが可能となる。
【0051】そして、主液室32内に配置された抵抗片
120の先端側の外周面と弾性体22との間の隙間Sを
液体が流動する際の抵抗により、さらに高周波数の振動
である300〜500Hz 付近の振動が低減される。
120の先端側の外周面と弾性体22との間の隙間Sを
液体が流動する際の抵抗により、さらに高周波数の振動
である300〜500Hz 付近の振動が低減される。
【0052】この結果、高周波数帯域で動ばね定数が上
昇することなく、動ばね定数が使用範囲全域にわたって
均一化され、幅広い周波数範囲に渡って振動を吸収する
ことができることになる。
昇することなく、動ばね定数が使用範囲全域にわたって
均一化され、幅広い周波数範囲に渡って振動を吸収する
ことができることになる。
【0053】つまり、一般に大振幅となる低周波数帯域
の振動の際の主液室32の液圧の上昇に対しては、弾性
膜104の非線形な変形と気体室106内の空気のばね
により、弾性膜104の大きな変形を防ぐことができ
る。そのため、低周波数帯域での大振幅な振動に対して
は、主液室32の内圧を吸収せず、減衰を低下させな
い。
の振動の際の主液室32の液圧の上昇に対しては、弾性
膜104の非線形な変形と気体室106内の空気のばね
により、弾性膜104の大きな変形を防ぐことができ
る。そのため、低周波数帯域での大振幅な振動に対して
は、主液室32の内圧を吸収せず、減衰を低下させな
い。
【0054】また、高周波数帯域の振動の際には、主液
室32の内圧アップを気体室106で吸収すると共に弾
性膜104が線形に変形して、内圧アップによる動ばね
定数の上昇を防ぐことができる。
室32の内圧アップを気体室106で吸収すると共に弾
性膜104が線形に変形して、内圧アップによる動ばね
定数の上昇を防ぐことができる。
【0055】すなわち、防振装置10の拡張ばねは、そ
の防振装置10の弾性体22の変形が有効に主液室32
に作用し得る径(有効径)及び、弾性体22が主液室3
2内の液体を押し流す力により決定される。この拡張ば
ねを大きくすることで、シェイク振動の減衰を大きくし
たり、アイドル振動での液柱共振をより明確に生じさせ
て動ばね定数を下げるとができるが、その反面、さらに
高周波帯域での動ばね定数が上昇してしまう。従って一
般に、シェイク振動、アイドル振動等の低周波数帯域の
特性と高周波数帯域の特性は両立しない関係にある。
の防振装置10の弾性体22の変形が有効に主液室32
に作用し得る径(有効径)及び、弾性体22が主液室3
2内の液体を押し流す力により決定される。この拡張ば
ねを大きくすることで、シェイク振動の減衰を大きくし
たり、アイドル振動での液柱共振をより明確に生じさせ
て動ばね定数を下げるとができるが、その反面、さらに
高周波帯域での動ばね定数が上昇してしまう。従って一
般に、シェイク振動、アイドル振動等の低周波数帯域の
特性と高周波数帯域の特性は両立しない関係にある。
【0056】しかし、本実施の形態では、拡張ばねを大
きく設定すると共に、弾性膜104及び気体室106を
配置して高周波数帯域での動ばね定数を下げることで、
低周波数帯域での特性の維持と高周波数帯域での動ばね
定数の低減とを両立することが可能となった。
きく設定すると共に、弾性膜104及び気体室106を
配置して高周波数帯域での動ばね定数を下げることで、
低周波数帯域での特性の維持と高周波数帯域での動ばね
定数の低減とを両立することが可能となった。
【0057】本発明の第2の実施の形態を図4にしたが
って説明する。なお、第1の実施の形態と同一構成に関
しては同一符号を付し、その説明は省略する。
って説明する。なお、第1の実施の形態と同一構成に関
しては同一符号を付し、その説明は省略する。
【0058】図4に示すように、本実施例に係る防振装
置10の仕切部材30には、弾性膜104及び気体室1
06が配置されていないが、この替わりに、弾性体22
の中央部に穴部110が形成されている。この穴部11
0には弾性膜固定パイプ112が挿入固定されており、
弾性膜固定パイプ112の上端側が、支持台24に固着
された連結板118に溶接等で連結されている。
置10の仕切部材30には、弾性膜104及び気体室1
06が配置されていないが、この替わりに、弾性体22
の中央部に穴部110が形成されている。この穴部11
0には弾性膜固定パイプ112が挿入固定されており、
弾性膜固定パイプ112の上端側が、支持台24に固着
された連結板118に溶接等で連結されている。
【0059】弾性膜固定パイプ112の内周面には軸方
向中間部に円板状でゴム製の弾性膜114の外周が加硫
接着されており、弾性膜114と穴部110の底部との
間の空間が空気等の気体が封入された気体室116とな
っている。なお、この気体室116は、第1の実施の形
態と同様に大気と連通していない。
向中間部に円板状でゴム製の弾性膜114の外周が加硫
接着されており、弾性膜114と穴部110の底部との
間の空間が空気等の気体が封入された気体室116とな
っている。なお、この気体室116は、第1の実施の形
態と同様に大気と連通していない。
【0060】以上より、本実施例は第1の実施の形態と
同様な作用を弾性膜114及び気体室116により奏す
ることになる。
同様な作用を弾性膜114及び気体室116により奏す
ることになる。
【0061】また、前記実施例では防振装置10をエン
ジンマウントとして用いる構成を示したが、本発明はこ
れに限らず、防振装置10をキャブマウント、ボデイマ
ウント、一般産業用機械の支持等に用いてもよいことは
勿論である。
ジンマウントとして用いる構成を示したが、本発明はこ
れに限らず、防振装置10をキャブマウント、ボデイマ
ウント、一般産業用機械の支持等に用いてもよいことは
勿論である。
【0062】
【発明の効果】以上説明した如く本発明の防振装置で
は、幅広い周波数帯全域で振動を吸収できるという効果
を有する。
は、幅広い周波数帯全域で振動を吸収できるという効果
を有する。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る防振装置の断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る防振装置に採
用される切換弁の拡大断面図であって、閉鎖状態を示
す。
用される切換弁の拡大断面図であって、閉鎖状態を示
す。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る防振装置に採
用される切換弁の拡大断面図であって、開放状態を示
す。
用される切換弁の拡大断面図であって、開放状態を示
す。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る防振装置の断
面図である。
面図である。
【図5】従来の防振装置の一例を示す断面図である。
【図6】従来の防振装置の他の例を示す断面図である。
10 防振装置 12 底板(第1の取付部材) 22 弾性体 24 支持台(第2の取付部材) 32 主液室 34 第1副液室 46 第2の制限通路 52 第1の制限通路 70 第2副液室 74 第2空気室 104 弾性膜 106 気体室 114 弾性膜 116 気体室
Claims (1)
- 【請求項1】 振動発生部及び振動受部の一方へ連結さ
れる第1の取付部材と、 振動発生部及び振動受部の他方へ連結される第2の取付
部材と、 前記第1の取付部材と前記第2の取付部材との間に設け
られ振動発生時に変形する弾性体と、 前記弾性体を隔壁の一部として拡縮可能とされ且つ液体
が封入された主液室と、 前記主液室と制限通路を介して連通され且つ拡縮可能な
副液室と、 前記主液室の隔壁の一部を構成する変形可能な弾性膜
と、 前記主液室と前記弾性膜を挟んで対向して配置され且つ
気体が封入された気体室と、 を備えたことを特徴とする防振装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7183059A JPH0932878A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 防振装置 |
| US08/680,848 US5839720A (en) | 1995-07-19 | 1996-07-16 | Vibration isolating apparatus |
| EP96111554A EP0754878B1 (en) | 1995-07-19 | 1996-07-18 | Vibration isolating apparatus |
| DE69618097T DE69618097T2 (de) | 1995-07-19 | 1996-07-18 | Gerät zur Schwingungsisolierung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7183059A JPH0932878A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 防振装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0932878A true JPH0932878A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16129028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7183059A Pending JPH0932878A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 防振装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5839720A (ja) |
| EP (1) | EP0754878B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0932878A (ja) |
| DE (1) | DE69618097T2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006300163A (ja) * | 2005-04-19 | 2006-11-02 | Bridgestone Corp | 防振装置 |
| US7464918B2 (en) | 2003-04-04 | 2008-12-16 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Liquid sealing type vibration control device |
Families Citing this family (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3051950B2 (ja) * | 1996-07-26 | 2000-06-12 | 東洋ゴム工業株式会社 | 液封入式防振装置およびその組立て方法 |
| US6082718A (en) * | 1997-03-03 | 2000-07-04 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Liquid-sealing type vibration isolating apparatus |
| DE19902493C2 (de) * | 1999-01-22 | 2001-02-01 | Freudenberg Carl Fa | Umschaltbares Zweikammer-Stützlager mit hydraulischer Dämpfung |
| US20040070125A1 (en) * | 1999-03-18 | 2004-04-15 | Osamu Nakagaki | Liquid-sealed vibration-proof device |
| JP3509639B2 (ja) * | 1999-06-16 | 2004-03-22 | 東海ゴム工業株式会社 | 空気圧式能動型防振装置 |
| US6485005B1 (en) * | 2000-11-03 | 2002-11-26 | Delphi Technologies, Inc. | Hydraulic mount with gas spring supported decoupler |
| JP4075054B2 (ja) * | 2003-03-27 | 2008-04-16 | 東海ゴム工業株式会社 | 車両用流体封入式エンジンマウント |
| JP4330437B2 (ja) * | 2003-12-12 | 2009-09-16 | 東海ゴム工業株式会社 | 流体封入式防振装置 |
| FR2872878B1 (fr) * | 2004-07-07 | 2008-07-04 | Hutchinson Sa | Support antivibratoire hydraulique pilotable |
| DE102005035912B4 (de) * | 2005-07-28 | 2014-07-03 | Zf Friedrichshafen Ag | Hydraulische Motorlager |
| JP5121197B2 (ja) * | 2006-09-22 | 2013-01-16 | 株式会社ブリヂストン | 防振装置 |
| DE102007048784B3 (de) * | 2007-10-10 | 2009-04-23 | Zf Friedrichshafen Ag | Federbeinlager |
| KR101354263B1 (ko) * | 2012-10-24 | 2014-01-23 | 현대자동차주식회사 | 병렬형 엔진 마운트 구조 |
| JP6063249B2 (ja) * | 2012-12-26 | 2017-01-18 | 東洋ゴム工業株式会社 | 防振装置 |
| JP6794158B2 (ja) * | 2015-08-21 | 2020-12-02 | 株式会社ブリヂストン | 防振装置 |
| KR101849651B1 (ko) * | 2016-08-26 | 2018-04-23 | (주)디티알 | 유체봉입식 2채널 엔진 마운트 |
| DE102017007999B4 (de) * | 2017-08-24 | 2026-01-29 | Sumitomo Riko Company Limited | Schaltbares Hydrolager |
| US11841059B2 (en) * | 2021-11-04 | 2023-12-12 | Fca Us Llc | Hydraulic powertrain component mount with variable stiffness |
Family Cites Families (23)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0115417B1 (en) * | 1983-01-25 | 1989-04-19 | Avon Industrial Polymers Limited | Hydraulically damped mounting device |
| GB8313111D0 (en) * | 1983-05-12 | 1983-06-15 | Avon Ind Polymers | Hydraulically damped mounting |
| US4651980A (en) * | 1984-02-21 | 1987-03-24 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Vibration isolator |
| DE3421137A1 (de) * | 1984-06-07 | 1985-12-12 | Audi AG, 8070 Ingolstadt | Lager, insbesondere zur lagerung einer brennkraftmaschine in einem kraftfahrzeug |
| DE3805761A1 (de) * | 1988-02-24 | 1989-09-07 | Daimler Benz Ag | Hydraulisch daempfendes gummilager |
| DE3805763A1 (de) * | 1988-02-24 | 1989-09-07 | Daimler Benz Ag | Hydraulisch daempfendes gummilager |
| US4925162A (en) * | 1988-06-17 | 1990-05-15 | Bridgestone Corporation | Vibration isolating devices |
| US4828234A (en) * | 1988-09-26 | 1989-05-09 | General Motors Corporation | Hydraulic engine mount with self-pumping air bladder |
| JPH0362243U (ja) * | 1989-10-21 | 1991-06-18 | ||
| JP2843088B2 (ja) * | 1990-02-02 | 1999-01-06 | 東海ゴム工業株式会社 | 流体封入式マウント装置 |
| JPH0689803B2 (ja) * | 1990-06-26 | 1994-11-14 | 東海ゴム工業株式会社 | 流体封入式マウント装置 |
| JPH04101834U (ja) * | 1991-02-14 | 1992-09-02 | 東海ゴム工業株式会社 | 負圧制御式の流体封入型マウント装置 |
| JPH04262138A (ja) * | 1991-02-14 | 1992-09-17 | Tokai Rubber Ind Ltd | 流体封入式マウント装置 |
| JPH04110244U (ja) * | 1991-03-14 | 1992-09-24 | 東海ゴム工業株式会社 | 流体封入式マウント装置 |
| JPH04302728A (ja) * | 1991-03-29 | 1992-10-26 | Toyoda Gosei Co Ltd | 液封入防振装置 |
| JP2861464B2 (ja) * | 1991-04-16 | 1999-02-24 | 豊田合成株式会社 | 液封入防振装置 |
| JP2924317B2 (ja) * | 1991-06-18 | 1999-07-26 | 東海ゴム工業株式会社 | 流体封入式マウント装置 |
| JP2831172B2 (ja) * | 1991-09-03 | 1998-12-02 | 株式会社ブリヂストン | 防振装置 |
| JPH05223139A (ja) * | 1991-12-20 | 1993-08-31 | Bridgestone Corp | 防振装置 |
| US5205546A (en) * | 1992-02-10 | 1993-04-27 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Hydro-Elastic engine mount |
| JPH06129472A (ja) * | 1992-10-14 | 1994-05-10 | Toyoda Gosei Co Ltd | 液封入防振装置 |
| DE4238752C1 (de) * | 1992-11-17 | 1994-05-11 | Boge Gmbh | Hydraulisch dämpfendes Motorlager |
| DE69516459T2 (de) * | 1994-07-01 | 2000-09-21 | Bridgestone Corp., Tokio/Tokyo | Vorrichtung zur Schwingungsisolierung |
-
1995
- 1995-07-19 JP JP7183059A patent/JPH0932878A/ja active Pending
-
1996
- 1996-07-16 US US08/680,848 patent/US5839720A/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-07-18 DE DE69618097T patent/DE69618097T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-07-18 EP EP96111554A patent/EP0754878B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7464918B2 (en) | 2003-04-04 | 2008-12-16 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Liquid sealing type vibration control device |
| JP2006300163A (ja) * | 2005-04-19 | 2006-11-02 | Bridgestone Corp | 防振装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5839720A (en) | 1998-11-24 |
| DE69618097T2 (de) | 2002-07-04 |
| DE69618097D1 (de) | 2002-01-31 |
| EP0754878B1 (en) | 2001-12-19 |
| EP0754878A1 (en) | 1997-01-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7210674B2 (en) | Fluid-filled vibration damping device | |
| JP3461913B2 (ja) | 防振装置 | |
| US5839720A (en) | Vibration isolating apparatus | |
| JPH05312232A (ja) | 液体封入式防振装置 | |
| JP2002181117A (ja) | 流体封入式防振装置およびその製造方法 | |
| JP2005113954A (ja) | 防振装置 | |
| JP2787010B2 (ja) | 防振装置 | |
| JPH05272574A (ja) | 液体封入式防振装置 | |
| JP2672270B2 (ja) | 防振装置 | |
| JP3574206B2 (ja) | 防振装置 | |
| JP3051514B2 (ja) | 防振装置 | |
| JP3469350B2 (ja) | 防振装置 | |
| JPH0329630Y2 (ja) | ||
| JP2004251431A (ja) | 液封入式防振装置 | |
| JP3051503B2 (ja) | 防振装置 | |
| JP3533243B2 (ja) | 防振装置 | |
| JPH11101297A (ja) | 流体封入式防振装置 | |
| JP3050243B2 (ja) | 防振装置 | |
| JPH0939585A (ja) | 防振装置 | |
| JPH0674286A (ja) | 防振装置 | |
| JPH05312233A (ja) | 液体封入式防振装置 | |
| JPH0842629A (ja) | 防振装置 | |
| JP2001124132A (ja) | 液体封入式マウント | |
| JPH0560171A (ja) | 防振装置 | |
| JP2005114082A (ja) | 液封入式防振装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040122 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040203 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040405 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041116 |