JPH09328862A - 建築用複合パネル材 - Google Patents
建築用複合パネル材Info
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- JPH09328862A JPH09328862A JP8147512A JP14751296A JPH09328862A JP H09328862 A JPH09328862 A JP H09328862A JP 8147512 A JP8147512 A JP 8147512A JP 14751296 A JP14751296 A JP 14751296A JP H09328862 A JPH09328862 A JP H09328862A
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- Japan
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- composite panel
- resin foam
- inorganic
- panel material
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Landscapes
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
- Building Environments (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 断熱性及び壁倍率強度、曲げ強度などの構造
強度に優れるとともに、白アリによってパネル材が蝕ま
れることがなく、構造強度、断熱性、ならびに外観など
を損なうことのない建築構造用複合パネル材を提供す
る。 【解決手段】 無機質硬化性材料からなる無機質板1
4、14’と木質板16、16’とを、樹脂発泡体板1
1の少なくとも片面の同一表面に、無機質硬化性材料か
らなる無機質板14、14’を下部に、木質板16、1
6’をその上部に位置するように固着したことを特徴と
する建築構造用複合パネル材10である。
強度に優れるとともに、白アリによってパネル材が蝕ま
れることがなく、構造強度、断熱性、ならびに外観など
を損なうことのない建築構造用複合パネル材を提供す
る。 【解決手段】 無機質硬化性材料からなる無機質板1
4、14’と木質板16、16’とを、樹脂発泡体板1
1の少なくとも片面の同一表面に、無機質硬化性材料か
らなる無機質板14、14’を下部に、木質板16、1
6’をその上部に位置するように固着したことを特徴と
する建築構造用複合パネル材10である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パネル工法によっ
て構築される住宅、農業用畜舎などの建築物の内外壁、
床及び天井などを構成する建築構造用の建築構造用複合
パネル材に関する。
て構築される住宅、農業用畜舎などの建築物の内外壁、
床及び天井などを構成する建築構造用の建築構造用複合
パネル材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、軸組工法などの在来工法にお
いて、住宅施工の際には、発泡ポリスチレン、発泡ポリ
ウレタン、発泡ポリプロピレンなどの樹脂発泡材料から
なる断熱材、石膏ボードなどの断熱材を内装材に用いた
り、サイジングボードなどの外装材の内側に断熱材を配
設して、住宅内部の気密性、断熱性を高めることが行わ
れている。
いて、住宅施工の際には、発泡ポリスチレン、発泡ポリ
ウレタン、発泡ポリプロピレンなどの樹脂発泡材料から
なる断熱材、石膏ボードなどの断熱材を内装材に用いた
り、サイジングボードなどの外装材の内側に断熱材を配
設して、住宅内部の気密性、断熱性を高めることが行わ
れている。
【0003】しかしながら、昨今では、住宅施工作業の
工程簡略化、コストの低減を図るために、図11に示し
たように、樹脂発泡材料からなる芯材である断熱材20
2の両面に合板などの圧縮構造木質材からなる板材20
4を接合した複合パネル材200が実用化されている。
すなわち、パネル材の両面の板材に所定の強度をもたせ
て、従来必要であった柱、根太、筋交いなどの構造部材
を使用せずに、壁面、床面などを構築することが可能な
いわゆるパネル工法が採用され始めている。
工程簡略化、コストの低減を図るために、図11に示し
たように、樹脂発泡材料からなる芯材である断熱材20
2の両面に合板などの圧縮構造木質材からなる板材20
4を接合した複合パネル材200が実用化されている。
すなわち、パネル材の両面の板材に所定の強度をもたせ
て、従来必要であった柱、根太、筋交いなどの構造部材
を使用せずに、壁面、床面などを構築することが可能な
いわゆるパネル工法が採用され始めている。
【0004】このような工法の一例として、図12に示
したような工法が用いられている。すなわち、この工法
では、基礎100の上に複合パネル材からなる床材10
1を配置し、床材101の上に下枠102を固定し、複
数枚用意した複合パネル材103を、相互に図示しない
接合部を介して結合しながら、複合パネル材103の下
端に形成した結合凹部(図示せず)を介して下枠102
上に固定して配置し、複合パネル材103の上部に形成
した上枠用凹部105に上枠104を差し渡して構築す
る方法である。
したような工法が用いられている。すなわち、この工法
では、基礎100の上に複合パネル材からなる床材10
1を配置し、床材101の上に下枠102を固定し、複
数枚用意した複合パネル材103を、相互に図示しない
接合部を介して結合しながら、複合パネル材103の下
端に形成した結合凹部(図示せず)を介して下枠102
上に固定して配置し、複合パネル材103の上部に形成
した上枠用凹部105に上枠104を差し渡して構築す
る方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このよう
な、樹脂発泡材料からなる断熱材の両面に合板などの圧
縮構造木質材からなる板材を接合した複合パネル材で
は、板材を白アリが喰い荒らし、時には芯材である樹脂
発泡材料までも喰い荒らすことがあり、構造強度、断熱
性、ならびに外観などを損なうことがあり問題があっ
た。
な、樹脂発泡材料からなる断熱材の両面に合板などの圧
縮構造木質材からなる板材を接合した複合パネル材で
は、板材を白アリが喰い荒らし、時には芯材である樹脂
発泡材料までも喰い荒らすことがあり、構造強度、断熱
性、ならびに外観などを損なうことがあり問題があっ
た。
【0006】すなわち、図13に示したように、白アリ
は、基礎300の上方約1〜1.5mまでの高さSま
で、複合パネル材302の両面の板材304を喰い荒ら
すといわれている。特に、外壁側においては、雨水、結
露などによって膨潤した板材304を白アリが好んで喰
い荒らすため、複合パネル材302の荷重を支える部分
の強度が弱くなってしまい、全体的に建築物の構造強度
が低下してしまうことになり、好ましくなかった。
は、基礎300の上方約1〜1.5mまでの高さSま
で、複合パネル材302の両面の板材304を喰い荒ら
すといわれている。特に、外壁側においては、雨水、結
露などによって膨潤した板材304を白アリが好んで喰
い荒らすため、複合パネル材302の荷重を支える部分
の強度が弱くなってしまい、全体的に建築物の構造強度
が低下してしまうことになり、好ましくなかった。
【0007】また、このような複合パネル材では、芯材
として樹脂発泡材料を用いているので、断熱性には優れ
るものの、パネル工法に用いるには、構造強度の目安と
される壁倍率強度、曲げ強度において、構造強度的に
は、まだまだ満足できるものではなかった。従って、従
来の複合パネル材では、その壁倍率強度、曲げ強度を向
上しようとすれば、両面の板材の厚さを厚くしなければ
ならず、その結果、複合パネル材が、嵩張り、重量も重
くなるので、パネル工法に用いる際に、取り扱いに不便
であった。また、建築物の設計上も制約されることにな
るので、居住空間などが狭くなってしまい好ましくなか
った。
として樹脂発泡材料を用いているので、断熱性には優れ
るものの、パネル工法に用いるには、構造強度の目安と
される壁倍率強度、曲げ強度において、構造強度的に
は、まだまだ満足できるものではなかった。従って、従
来の複合パネル材では、その壁倍率強度、曲げ強度を向
上しようとすれば、両面の板材の厚さを厚くしなければ
ならず、その結果、複合パネル材が、嵩張り、重量も重
くなるので、パネル工法に用いる際に、取り扱いに不便
であった。また、建築物の設計上も制約されることにな
るので、居住空間などが狭くなってしまい好ましくなか
った。
【0008】本発明は、このような現状に鑑みて、白ア
リによってパネル材が蝕まれることがなく、構造強度、
断熱性、ならびに外観などを損なうことのない建築構造
用複合パネル材を提供することを目的とする。
リによってパネル材が蝕まれることがなく、構造強度、
断熱性、ならびに外観などを損なうことのない建築構造
用複合パネル材を提供することを目的とする。
【0009】また、断熱性及び壁倍率強度、曲げ強度な
どの構造強度に優れるとともに、その厚さ、重量が低減
して、パネル工法における取り扱いなどに便利で、建築
設計上も何ら制約されることのない建築構造用複合パネ
ル材を提供することをも目的とする。
どの構造強度に優れるとともに、その厚さ、重量が低減
して、パネル工法における取り扱いなどに便利で、建築
設計上も何ら制約されることのない建築構造用複合パネ
ル材を提供することをも目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述したよう
な従来技術における課題及び目的を達成するために発明
なされたものであって、本発明の建築構造用複合パネル
材は、無機質硬化性材料からなる無機質板と木質板と
を、樹脂発泡体板の少なくとも片面の同一表面に、無機
質硬化性材料からなる無機質板を下部に、木質板をその
上部に位置するように固着したことを特徴とする。
な従来技術における課題及び目的を達成するために発明
なされたものであって、本発明の建築構造用複合パネル
材は、無機質硬化性材料からなる無機質板と木質板と
を、樹脂発泡体板の少なくとも片面の同一表面に、無機
質硬化性材料からなる無機質板を下部に、木質板をその
上部に位置するように固着したことを特徴とする。
【0011】また、本発明の建築構造用複合パネル材
は、前記無機質板が、樹脂発泡体板の下端から1m以上
の幅となるように固着されていることを特徴とする。こ
のように、本発明の建築構造用複合パネル材では、無機
質板を樹脂発泡体板の表面の下方、樹脂発泡体板の下端
から1m以上の幅となるように固着してあるので、無機
質板固着側を基礎側になるようにパネル工法に用いるこ
とによって、雨水、結露などによって膨潤して反りが発
生したり、腐蝕することがなく、しかも、白アリによっ
て蝕まれることがないので、その構造強度、断熱性、な
らびに外観などを損なうことがない。特に、樹脂発泡体
板の両面に無機質板を固着している構成の建築構造用複
合パネル材では、このような膨潤防止効果、白アリ防止
効果がよりいっそう増大する。
は、前記無機質板が、樹脂発泡体板の下端から1m以上
の幅となるように固着されていることを特徴とする。こ
のように、本発明の建築構造用複合パネル材では、無機
質板を樹脂発泡体板の表面の下方、樹脂発泡体板の下端
から1m以上の幅となるように固着してあるので、無機
質板固着側を基礎側になるようにパネル工法に用いるこ
とによって、雨水、結露などによって膨潤して反りが発
生したり、腐蝕することがなく、しかも、白アリによっ
て蝕まれることがないので、その構造強度、断熱性、な
らびに外観などを損なうことがない。特に、樹脂発泡体
板の両面に無機質板を固着している構成の建築構造用複
合パネル材では、このような膨潤防止効果、白アリ防止
効果がよりいっそう増大する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の建築構造用複合パネル材
は、前記樹脂発泡体が、その少なくとも片面にラスが埋
設一体化された樹脂発泡体であることを特徴とする。
は、前記樹脂発泡体が、その少なくとも片面にラスが埋
設一体化された樹脂発泡体であることを特徴とする。
【0013】すなわち、本発明の建築構造用複合パネル
材は、芯材を構成する樹脂発泡体板の少なくとも片面に
ラスを接合一体化し、該ラス接合面である樹脂発泡体板
の少なくとも片面に、無機質板を下方に、木質板を上方
になるように固着した構成である。
材は、芯材を構成する樹脂発泡体板の少なくとも片面に
ラスを接合一体化し、該ラス接合面である樹脂発泡体板
の少なくとも片面に、無機質板を下方に、木質板を上方
になるように固着した構成である。
【0014】このように、樹脂発泡体板を芯材として用
いており、これら無機質板は白アリによって蝕まれるこ
とがなく、しかも、樹脂発泡体板の表面にラスが接合一
体化した状態としているので、白アリがラスを嫌う性質
があり、それによって、樹脂発泡体板までも喰い荒らす
ことが防止されるようになっている。
いており、これら無機質板は白アリによって蝕まれるこ
とがなく、しかも、樹脂発泡体板の表面にラスが接合一
体化した状態としているので、白アリがラスを嫌う性質
があり、それによって、樹脂発泡体板までも喰い荒らす
ことが防止されるようになっている。
【0015】また、樹脂発泡体の有する断熱性、軽量性
を利用するとともに、ラスが補強材として機能すること
によって、無機質硬化性材料からなる無機質板もしくは
木質板の有する機械的強度と相俟って、複合パネル材全
体の壁倍率強度、引張り強度、曲げ強度などの機械的強
度が増大し、それ自体で過重負担が可能な自立性を有
し、強度的にも極めて優れた壁、床材などのパネル工法
に用いる建築用複合パネル材を提供することができる。
を利用するとともに、ラスが補強材として機能すること
によって、無機質硬化性材料からなる無機質板もしくは
木質板の有する機械的強度と相俟って、複合パネル材全
体の壁倍率強度、引張り強度、曲げ強度などの機械的強
度が増大し、それ自体で過重負担が可能な自立性を有
し、強度的にも極めて優れた壁、床材などのパネル工法
に用いる建築用複合パネル材を提供することができる。
【0016】特に、樹脂発泡体板の両面にラスを接合一
体化するとともに、該ラス接合面に無機質板を下方に、
木質板を上方になるように固着した構成の建築用複合パ
ネル材では、両方向の曲げに強く、壁倍率強度、引張り
強度、曲げ強度などの機械的強度がより一層増大すると
ともに、外壁及び内壁側双方で、膨潤防止効果、白アリ
防止効果が増大する。
体化するとともに、該ラス接合面に無機質板を下方に、
木質板を上方になるように固着した構成の建築用複合パ
ネル材では、両方向の曲げに強く、壁倍率強度、引張り
強度、曲げ強度などの機械的強度がより一層増大すると
ともに、外壁及び内壁側双方で、膨潤防止効果、白アリ
防止効果が増大する。
【0017】本発明の複合パネル材において、樹脂発泡
体板は、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレンなどの
発泡ポリオレフィン、発泡スチロール、発泡ウレタン、
発泡塩化ビニールなどが使用可能であり、これら以外で
も発泡樹脂であれば何れも使用可能である。
体板は、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレンなどの
発泡ポリオレフィン、発泡スチロール、発泡ウレタン、
発泡塩化ビニールなどが使用可能であり、これら以外で
も発泡樹脂であれば何れも使用可能である。
【0018】また、樹脂発泡体板にラスを接合一体化す
る状態としては、ラスが樹脂発泡体板の表面位置よりも
全体的に突設した状態若しくは部分的に突設した状態で
接合一体化すれば、引張り強度、曲げ強度などの機械的
強度が増大する。さらに、ラスの外端位置と樹脂発泡体
板の表面位置とが一致(すなわち、面一となるように)
するように、ラスが樹脂発泡体板の表面近傍に埋設され
て接合一体化しても良く、この場合には、さらに機械的
強度が増大するとともに、その表面に直接無機質板を接
着剤によって固着(貼着)することが可能である。
る状態としては、ラスが樹脂発泡体板の表面位置よりも
全体的に突設した状態若しくは部分的に突設した状態で
接合一体化すれば、引張り強度、曲げ強度などの機械的
強度が増大する。さらに、ラスの外端位置と樹脂発泡体
板の表面位置とが一致(すなわち、面一となるように)
するように、ラスが樹脂発泡体板の表面近傍に埋設され
て接合一体化しても良く、この場合には、さらに機械的
強度が増大するとともに、その表面に直接無機質板を接
着剤によって固着(貼着)することが可能である。
【0019】なお、樹脂発泡体板にラスを接合一体化す
る方法としては、予め用意した樹脂発泡体の表面に、加
熱したラスを押しつけて溶着する方法、樹脂を金型内で
発泡させる際に、ラスを金型内に配置する方法などが採
用可能である。
る方法としては、予め用意した樹脂発泡体の表面に、加
熱したラスを押しつけて溶着する方法、樹脂を金型内で
発泡させる際に、ラスを金型内に配置する方法などが採
用可能である。
【0020】また、無機質板としては、石膏、スレー
ト、モルタル、軽量コンクリート、気泡石膏、気泡モル
タル、気泡軽量コンクリートなどの無機質硬化性材料を
用いればよい。この場合、接着剤を用いて、樹脂発泡体
板の表面又はそのラス接合面に無機質板を固着する場合
には、これらの無機質硬化性材料からなる無機質成形板
を用いればよく、樹脂発泡体板の表面又はそのラス接合
面に無機質板を固着するには、接着剤を用いないで、こ
れらの無機質硬化性材料を、吹付け、塗着、又は流延し
た後硬化することによって接合一体化してもよい。
ト、モルタル、軽量コンクリート、気泡石膏、気泡モル
タル、気泡軽量コンクリートなどの無機質硬化性材料を
用いればよい。この場合、接着剤を用いて、樹脂発泡体
板の表面又はそのラス接合面に無機質板を固着する場合
には、これらの無機質硬化性材料からなる無機質成形板
を用いればよく、樹脂発泡体板の表面又はそのラス接合
面に無機質板を固着するには、接着剤を用いないで、こ
れらの無機質硬化性材料を、吹付け、塗着、又は流延し
た後硬化することによって接合一体化してもよい。
【0021】さらに、木質板としては、配向性ボード
(OSB)、パーティクルボードなどの構造用圧縮合
板、合板などが使用可能である。また、樹脂発泡体板の
表面又はそのラス接合面に無機質板又は木質板を固着
(貼着)するのに用いる接着剤としては、ポリアミド系
接着剤、ポリイミド系接着剤、α−オレフィン系接着
剤、ポリエステル系接着剤などのホットメルト樹脂接着
剤、エポキシ樹脂系接着剤、ウレタン系接着剤、シアノ
アクリレート系接着剤などの反応硬化性樹脂接着剤、酢
酸ビニル系接着剤、ゴム系接着剤などの溶剤系接着剤、
エチレン−酢酸ビニル系共重合体エマルジョン系接着
剤、アクリルエマルジョン系接着剤などの水系接着剤を
用いればよく、その接着状態としては、全面接着の他、
また点状の接着など適宜変更可能である。さらに、この
接着剤を、ホットメルト樹脂フィルム、不織布状のホッ
トメルト樹脂から構成することも可能である。
(OSB)、パーティクルボードなどの構造用圧縮合
板、合板などが使用可能である。また、樹脂発泡体板の
表面又はそのラス接合面に無機質板又は木質板を固着
(貼着)するのに用いる接着剤としては、ポリアミド系
接着剤、ポリイミド系接着剤、α−オレフィン系接着
剤、ポリエステル系接着剤などのホットメルト樹脂接着
剤、エポキシ樹脂系接着剤、ウレタン系接着剤、シアノ
アクリレート系接着剤などの反応硬化性樹脂接着剤、酢
酸ビニル系接着剤、ゴム系接着剤などの溶剤系接着剤、
エチレン−酢酸ビニル系共重合体エマルジョン系接着
剤、アクリルエマルジョン系接着剤などの水系接着剤を
用いればよく、その接着状態としては、全面接着の他、
また点状の接着など適宜変更可能である。さらに、この
接着剤を、ホットメルト樹脂フィルム、不織布状のホッ
トメルト樹脂から構成することも可能である。
【0022】さらに、このような接着剤又は樹脂発泡体
板の原材料の中に、ホウ酸亜鉛などの防蟻剤、塩化ベン
ザルコニウム、安息香酸およびこのナトリウム塩などの
防菌剤、亜硝酸ナトリウム、ベンゾトリアゾールなどの
防錆剤を予め混入しておけば、これら防蟻効果などが発
揮されることになり好ましい。
板の原材料の中に、ホウ酸亜鉛などの防蟻剤、塩化ベン
ザルコニウム、安息香酸およびこのナトリウム塩などの
防菌剤、亜硝酸ナトリウム、ベンゾトリアゾールなどの
防錆剤を予め混入しておけば、これら防蟻効果などが発
揮されることになり好ましい。
【0023】なお、樹脂発泡体板の両面に、無機質板及
び木質板を固着した構成の建築用複合パネル材では、こ
れら無機質板及び木質板を同一種類のものから選択する
ことも、両面で無機質板及び木質板の種類を相違させる
ように種々選択することも可能である。
び木質板を固着した構成の建築用複合パネル材では、こ
れら無機質板及び木質板を同一種類のものから選択する
ことも、両面で無機質板及び木質板の種類を相違させる
ように種々選択することも可能である。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいてより
詳細に説明する。なお、以下の各実施例では同様の構成
部材には、基本的には同一の参照番号を付している。
詳細に説明する。なお、以下の各実施例では同様の構成
部材には、基本的には同一の参照番号を付している。
【0025】図1は、本発明の建築構造用複合パネル材
の第1の実施例の構成を示す部分拡大断面図、図2は、
図1のA−A方向の平面図である。図において、10は
全体で本発明の建築構造用複合パネル材(以下、「複合
パネル材」と略す)を示しており、基本的には、芯材を
構成する樹脂発泡体板11と、その両面11a、11b
に熱溶着によって接合一体化したラス12、12’と、
ラス12、12’の接合面に、無機質硬化性材料からな
る無機質板14、14’を下部に、木質板16、16’
をその上部に位置するように固着して構成されている。
の第1の実施例の構成を示す部分拡大断面図、図2は、
図1のA−A方向の平面図である。図において、10は
全体で本発明の建築構造用複合パネル材(以下、「複合
パネル材」と略す)を示しており、基本的には、芯材を
構成する樹脂発泡体板11と、その両面11a、11b
に熱溶着によって接合一体化したラス12、12’と、
ラス12、12’の接合面に、無機質硬化性材料からな
る無機質板14、14’を下部に、木質板16、16’
をその上部に位置するように固着して構成されている。
【0026】なお、無機質板14、14’は、樹脂発泡
体板11の下端から1m以上の幅、好ましくは1〜1.
5mの幅となるように固着されているのが白アリ防止効
果から好ましい。これは、白アリが、基礎土台の上方約
1〜1.5mまでの高さまで、木材を喰い荒らす性質が
あるためである。
体板11の下端から1m以上の幅、好ましくは1〜1.
5mの幅となるように固着されているのが白アリ防止効
果から好ましい。これは、白アリが、基礎土台の上方約
1〜1.5mまでの高さまで、木材を喰い荒らす性質が
あるためである。
【0027】この場合、樹脂発泡体板11は、発泡ポリ
プロピレン、発泡ポリエチレンなどの発泡ポリオレフィ
ン、発泡スチロール、発泡ウレタン、発泡塩化ビニール
などが使用可能であり、これら以外でも発泡樹脂であれ
ば何れも使用可能である。
プロピレン、発泡ポリエチレンなどの発泡ポリオレフィ
ン、発泡スチロール、発泡ウレタン、発泡塩化ビニール
などが使用可能であり、これら以外でも発泡樹脂であれ
ば何れも使用可能である。
【0028】さらに、木質板としては、配向性ボード
(OSB)、パーティクルボードなどの構造用圧縮合
板、合板などが使用可能である。一方、無機質板14、
14’としては、石膏、スレート、モルタル、軽量コン
クリート、気泡石膏、気泡モルタル、気泡軽量コンクリ
ートなどの無機質硬化性材料を用いればよい。なお、無
機質板14、15は、同一種類のものから選択すること
も、両面で無機質板の無機質硬化材料の種類を相違させ
るように種々選択することも可能である。
(OSB)、パーティクルボードなどの構造用圧縮合
板、合板などが使用可能である。一方、無機質板14、
14’としては、石膏、スレート、モルタル、軽量コン
クリート、気泡石膏、気泡モルタル、気泡軽量コンクリ
ートなどの無機質硬化性材料を用いればよい。なお、無
機質板14、15は、同一種類のものから選択すること
も、両面で無機質板の無機質硬化材料の種類を相違させ
るように種々選択することも可能である。
【0029】また、ラス接合面11a、11bに無機質
板14、14’ならびに木質板16、16’を固着する
には、これらの無機質硬化性材料を、吹付け、塗着、又
は流延した後硬化することによって接合一体化すればよ
い。また、このような接合一体化の他、接着剤として、
ポリアミド系接着剤、ポリイミド系接着剤、α−オレフ
ィン系接着剤、ポリエステル系接着剤などのホットメル
ト樹脂接着剤、エポキシ樹脂系接着剤、ウレタン系接着
剤、シアノアクリレート系接着剤などの反応硬化性樹脂
接着剤、酢酸ビニル系接着剤、ゴム系接着剤などの溶剤
系接着剤、エチレン−酢酸ビニル系共重合体エマルジョ
ン系接着剤、アクリルエマルジョン系接着剤などの水系
接着剤を用いて固着してもよく、その接着状態として
は、全面接着の他、また点状の接着など適宜変更可能で
ある。さらに、この接着剤を、ホットメルト樹脂フィル
ム、不織布状のホットメルト樹脂から構成することも可
能である。ホットメルト樹脂フィルム、不織布状のホッ
トメルト樹脂から構成する場合、無機質板15と樹脂発
泡体板11との間に、このようなフィルム状又は不織布
状の接着剤を挟んで加熱するだけで、両部材が貼着され
るのでその製造工程が簡単となる。
板14、14’ならびに木質板16、16’を固着する
には、これらの無機質硬化性材料を、吹付け、塗着、又
は流延した後硬化することによって接合一体化すればよ
い。また、このような接合一体化の他、接着剤として、
ポリアミド系接着剤、ポリイミド系接着剤、α−オレフ
ィン系接着剤、ポリエステル系接着剤などのホットメル
ト樹脂接着剤、エポキシ樹脂系接着剤、ウレタン系接着
剤、シアノアクリレート系接着剤などの反応硬化性樹脂
接着剤、酢酸ビニル系接着剤、ゴム系接着剤などの溶剤
系接着剤、エチレン−酢酸ビニル系共重合体エマルジョ
ン系接着剤、アクリルエマルジョン系接着剤などの水系
接着剤を用いて固着してもよく、その接着状態として
は、全面接着の他、また点状の接着など適宜変更可能で
ある。さらに、この接着剤を、ホットメルト樹脂フィル
ム、不織布状のホットメルト樹脂から構成することも可
能である。ホットメルト樹脂フィルム、不織布状のホッ
トメルト樹脂から構成する場合、無機質板15と樹脂発
泡体板11との間に、このようなフィルム状又は不織布
状の接着剤を挟んで加熱するだけで、両部材が貼着され
るのでその製造工程が簡単となる。
【0030】さらに、このような接着剤又は樹脂発泡体
板の原材料の中に、ホウ酸亜鉛などの防蟻剤、塩化ベン
ザルコニウム、安息香酸およびこのナトリウム塩などの
防菌剤、亜硝酸ナトリウム、ベンゾトリアゾールなどの
防錆剤を予め混入しておけば、これら防蟻効果などが発
揮されることになり好ましい。
板の原材料の中に、ホウ酸亜鉛などの防蟻剤、塩化ベン
ザルコニウム、安息香酸およびこのナトリウム塩などの
防菌剤、亜硝酸ナトリウム、ベンゾトリアゾールなどの
防錆剤を予め混入しておけば、これら防蟻効果などが発
揮されることになり好ましい。
【0031】また、樹脂発泡体板11にラス12、1
2’を接合一体化する状態としては、本実施例のよう
に、ラスの外端位置と樹脂発泡体板の表面位置とが一致
(すなわち、面一となるように)するように、ラス1
2、12’が樹脂発泡体板11の表面近傍に埋設されて
接合一体化すれば、機械的強度が増大する。また、樹脂
発泡体板11にラス12、12’を接合一体化する状態
としては、図3に示したように、ラス12、12’が樹
脂発泡体板11の表面位置よりも全体的に突設した状態
12aとしても良く、また、図4に示したように、部分
的に突設した部分12bと埋設した部分12cとを有す
る状態で接合一体化すれば、引張り強度、曲げ強度など
の機械的強度が増大する。なお、図3、4では、説明の
便宜上片面(11a)側だけを示しておいた。
2’を接合一体化する状態としては、本実施例のよう
に、ラスの外端位置と樹脂発泡体板の表面位置とが一致
(すなわち、面一となるように)するように、ラス1
2、12’が樹脂発泡体板11の表面近傍に埋設されて
接合一体化すれば、機械的強度が増大する。また、樹脂
発泡体板11にラス12、12’を接合一体化する状態
としては、図3に示したように、ラス12、12’が樹
脂発泡体板11の表面位置よりも全体的に突設した状態
12aとしても良く、また、図4に示したように、部分
的に突設した部分12bと埋設した部分12cとを有す
る状態で接合一体化すれば、引張り強度、曲げ強度など
の機械的強度が増大する。なお、図3、4では、説明の
便宜上片面(11a)側だけを示しておいた。
【0032】なお、樹脂発泡体板11にラス12、1
2’を接合一体化する方法としては、予め用意した樹脂
発泡体の表面に、加熱したラスを押しつけて溶着する方
法、樹脂を金型内で発泡させる際に、ラスを金型内に配
置する方法などが採用可能である。
2’を接合一体化する方法としては、予め用意した樹脂
発泡体の表面に、加熱したラスを押しつけて溶着する方
法、樹脂を金型内で発泡させる際に、ラスを金型内に配
置する方法などが採用可能である。
【0033】また、ラス12、12’としては、平ラ
ス、こぶラス、波形ラス及びリブラスからなるメタルラ
ス、溶接ラス、網ラス、金網、パンチングメタル、ガラ
ス繊維から構成したラスなど、複合パネル材10の機械
的強度を向上させるものであれば何れのラスも使用可能
である。
ス、こぶラス、波形ラス及びリブラスからなるメタルラ
ス、溶接ラス、網ラス、金網、パンチングメタル、ガラ
ス繊維から構成したラスなど、複合パネル材10の機械
的強度を向上させるものであれば何れのラスも使用可能
である。
【0034】また、樹脂発泡体板11、無機質板14、
14’ならびに木質板16、16’の厚さの割合、寸法
については、適宜選択できるものであり、例えば、建築
用材料として用いる場合には、複合パネル全体の寸法
が、縦1800mm×横900mm×厚さ50mm程度
になるように、目的とする壁倍率強度、曲げ強度などの
構造強度を考慮して両層の厚さ割合を適宜選択すればよ
い。
14’ならびに木質板16、16’の厚さの割合、寸法
については、適宜選択できるものであり、例えば、建築
用材料として用いる場合には、複合パネル全体の寸法
が、縦1800mm×横900mm×厚さ50mm程度
になるように、目的とする壁倍率強度、曲げ強度などの
構造強度を考慮して両層の厚さ割合を適宜選択すればよ
い。
【0035】また、複合パネル材10の両面、すなわち
無機質板14、14’ならびに木質板16、16’の表
面には、耐火性、耐熱性、断熱性を有する延焼防止塗
料、例えば「ファイヤスパイクシステム(商品名)」
(株)ハイウッドシステム社製を塗布することも可能で
ある。
無機質板14、14’ならびに木質板16、16’の表
面には、耐火性、耐熱性、断熱性を有する延焼防止塗
料、例えば「ファイヤスパイクシステム(商品名)」
(株)ハイウッドシステム社製を塗布することも可能で
ある。
【0036】なお、本発明の複合パネル材は、連続的な
製造方法、バッチ式の製造方法、半連続式など種々の方
法で製造することができ、何ら限定されるべきものでは
ないことは勿論である。
製造方法、バッチ式の製造方法、半連続式など種々の方
法で製造することができ、何ら限定されるべきものでは
ないことは勿論である。
【0037】このように構成される本発明の第1の実施
例の複合パネル材では、複合パネル材の両表面の下方
に、無機質硬化材料からなる無機質板14、14’が存
在するので、無機質板固着(接合)側を基礎土台側とな
るように用いることによって、雨水、結露などによって
膨潤して腐蝕することがない。また、これら無機質板は
白アリによって蝕まれることがなく、しかも、樹脂発泡
体板の表面にラスが接合一体化した状態としているの
で、白アリがラスを嫌う性質があり、それによって、樹
脂発泡体板まで白アリに蝕まれることがなく、その構造
強度、断熱性、ならびに外観などを損なうことがない。
例の複合パネル材では、複合パネル材の両表面の下方
に、無機質硬化材料からなる無機質板14、14’が存
在するので、無機質板固着(接合)側を基礎土台側とな
るように用いることによって、雨水、結露などによって
膨潤して腐蝕することがない。また、これら無機質板は
白アリによって蝕まれることがなく、しかも、樹脂発泡
体板の表面にラスが接合一体化した状態としているの
で、白アリがラスを嫌う性質があり、それによって、樹
脂発泡体板まで白アリに蝕まれることがなく、その構造
強度、断熱性、ならびに外観などを損なうことがない。
【0038】また、断熱性を有し軽量である発泡樹脂を
芯材として樹脂発泡体板11として用いており、しか
も、樹脂発泡体板11の両表面に補強材として機能する
ラス12、12’を接合一体化し、その上面に機械的強
度に優れた無機質板14、14’、ならびに木質板1
6、16’を固着している。従って、これらの部材の有
する諸特性が相俟って発揮されることになるとともに、
樹脂発泡体板11と無機質板14、14’、ならびに木
質板16、16’とにラス12が接合一体化した状態と
なるので、ラスが補強材として機能することによって、
複合パネル材全体の壁倍率強度、曲げ強度などの機械的
強度が増大する。
芯材として樹脂発泡体板11として用いており、しか
も、樹脂発泡体板11の両表面に補強材として機能する
ラス12、12’を接合一体化し、その上面に機械的強
度に優れた無機質板14、14’、ならびに木質板1
6、16’を固着している。従って、これらの部材の有
する諸特性が相俟って発揮されることになるとともに、
樹脂発泡体板11と無機質板14、14’、ならびに木
質板16、16’とにラス12が接合一体化した状態と
なるので、ラスが補強材として機能することによって、
複合パネル材全体の壁倍率強度、曲げ強度などの機械的
強度が増大する。
【0039】図5は、本発明の複合パネル材の第2の実
施例の構成を示す部分拡大断面図である。この実施例で
は、樹脂発泡体板11の片面11b側のラス12’を省
略した点が、図1に示した第1の実施例と相違してお
り、その他の構成は同様の構成となっている。
施例の構成を示す部分拡大断面図である。この実施例で
は、樹脂発泡体板11の片面11b側のラス12’を省
略した点が、図1に示した第1の実施例と相違してお
り、その他の構成は同様の構成となっている。
【0040】このように構成される本発明の第2の実施
例の複合パネル材では、図1に示した第1の実施例の複
合パネル材と比較すれば、片側にラス12’が存在しな
いので、機械的強度的には劣るが、第1の実施例の複合
パネル材と同様に、複合パネル材の両面において、膨潤
防止、白アリ防止効果がある。
例の複合パネル材では、図1に示した第1の実施例の複
合パネル材と比較すれば、片側にラス12’が存在しな
いので、機械的強度的には劣るが、第1の実施例の複合
パネル材と同様に、複合パネル材の両面において、膨潤
防止、白アリ防止効果がある。
【0041】図6は、本発明の複合パネル材の第3の実
施例の構成を示す部分拡大断面図である。この実施例で
は、樹脂発泡体板11の片面11b側の無機質板14’
及び木質板16’を省略した点が、図1に示した第1の
実施例と相違しており、その他の構成は同様の構成とな
っている。
施例の構成を示す部分拡大断面図である。この実施例で
は、樹脂発泡体板11の片面11b側の無機質板14’
及び木質板16’を省略した点が、図1に示した第1の
実施例と相違しており、その他の構成は同様の構成とな
っている。
【0042】このように構成される本発明の第3の実施
例の複合パネル材では、図1に示した第1の実施例の複
合パネル材と比較すれば、片側に無機質板14’及び木
質板16’が存在しないので、機械的強度的には劣り、
樹脂発泡体板11の片面11b側において、膨潤防止、
白アリ防止効果においても劣る。しかしながら、第1の
実施例の複合パネル材と同様に、複合パネル材の片面側
(11a側)において、膨潤防止、白アリ防止効果があ
り、片側への曲げ応力に対しては強い。また、この場
合、樹脂発泡体板11の片面11b側のラス12’の接
合面に、別途、現場においてモルタルなどを塗工して、
膨潤防止、白アリ防止効果を向上することは可能であ
る。
例の複合パネル材では、図1に示した第1の実施例の複
合パネル材と比較すれば、片側に無機質板14’及び木
質板16’が存在しないので、機械的強度的には劣り、
樹脂発泡体板11の片面11b側において、膨潤防止、
白アリ防止効果においても劣る。しかしながら、第1の
実施例の複合パネル材と同様に、複合パネル材の片面側
(11a側)において、膨潤防止、白アリ防止効果があ
り、片側への曲げ応力に対しては強い。また、この場
合、樹脂発泡体板11の片面11b側のラス12’の接
合面に、別途、現場においてモルタルなどを塗工して、
膨潤防止、白アリ防止効果を向上することは可能であ
る。
【0043】図7は、本発明の複合パネル材の第4の実
施例の構成を示す部分拡大断面図である。この実施例で
は、樹脂発泡体板11の片面11b側の無機質板14’
及び木質板16’、ならびにラス12’を省略した点
が、図1に示した第1の実施例と相違しており、その他
の構成は同様の構成となっている。
施例の構成を示す部分拡大断面図である。この実施例で
は、樹脂発泡体板11の片面11b側の無機質板14’
及び木質板16’、ならびにラス12’を省略した点
が、図1に示した第1の実施例と相違しており、その他
の構成は同様の構成となっている。
【0044】このように構成される本発明の第4の実施
例の複合パネル材では、図1に示した第1の実施例の複
合パネル材と比較すれば、片側に無機質板14’及び木
質板16’ならびにラス12’が存在しないので、機械
的強度的には劣り、樹脂発泡体板11の片面11b側に
おいて、膨潤防止、白アリ防止効果においても劣る。し
かしながら、第1の実施例の複合パネル材と同様に、複
合パネル材の片面側(11a側)において、膨潤防止、
白アリ防止効果があり、片側への曲げ応力に対しては強
い。また、この場合、樹脂発泡体板11の片面11b側
に、別途、現場において、無機質板、木質板などを接着
剤などを用いて、膨潤防止、白アリ防止効果を向上する
ことは可能である。
例の複合パネル材では、図1に示した第1の実施例の複
合パネル材と比較すれば、片側に無機質板14’及び木
質板16’ならびにラス12’が存在しないので、機械
的強度的には劣り、樹脂発泡体板11の片面11b側に
おいて、膨潤防止、白アリ防止効果においても劣る。し
かしながら、第1の実施例の複合パネル材と同様に、複
合パネル材の片面側(11a側)において、膨潤防止、
白アリ防止効果があり、片側への曲げ応力に対しては強
い。また、この場合、樹脂発泡体板11の片面11b側
に、別途、現場において、無機質板、木質板などを接着
剤などを用いて、膨潤防止、白アリ防止効果を向上する
ことは可能である。
【0045】図8は、本発明の複合パネル材の第5の実
施例の構成を示す部分拡大断面図である。この実施例で
は、樹脂発泡体板11の片面11a側のラス12’を省
略するとともに、樹脂発泡体板11の片面11b側の無
機質板14’及び木質板16’を省略した点が、図1に
示した第1の実施例と相違しており、その他の構成は同
様の構成となっている。
施例の構成を示す部分拡大断面図である。この実施例で
は、樹脂発泡体板11の片面11a側のラス12’を省
略するとともに、樹脂発泡体板11の片面11b側の無
機質板14’及び木質板16’を省略した点が、図1に
示した第1の実施例と相違しており、その他の構成は同
様の構成となっている。
【0046】このように構成される本発明の第5の実施
例の複合パネル材では、図1に示した第1の実施例の複
合パネル材と比較すれば、片側(11a側)にラス12
が存在せず、もう一方側(11b側)に、無機質板1
4’及び木質板16’が存在しないので、機械的強度的
には劣り、樹脂発泡体板11の片面11b側において、
膨潤防止、白アリ防止効果においても劣る。しかしなが
ら、第1の実施例の複合パネル材と同様に、複合パネル
材の片面側(11a側)において、膨潤防止、白アリ防
止効果があるとともに、片側への曲げ応力に対しては強
い。また、この場合、樹脂発泡体板11の片面11b側
のラス12’の接合面に、別途、現場においてモルタル
などを塗工して、膨潤防止、白アリ防止効果を向上する
ことは可能である。
例の複合パネル材では、図1に示した第1の実施例の複
合パネル材と比較すれば、片側(11a側)にラス12
が存在せず、もう一方側(11b側)に、無機質板1
4’及び木質板16’が存在しないので、機械的強度的
には劣り、樹脂発泡体板11の片面11b側において、
膨潤防止、白アリ防止効果においても劣る。しかしなが
ら、第1の実施例の複合パネル材と同様に、複合パネル
材の片面側(11a側)において、膨潤防止、白アリ防
止効果があるとともに、片側への曲げ応力に対しては強
い。また、この場合、樹脂発泡体板11の片面11b側
のラス12’の接合面に、別途、現場においてモルタル
などを塗工して、膨潤防止、白アリ防止効果を向上する
ことは可能である。
【0047】図9は、本発明の複合パネル材の第6の実
施例の構成を示す部分拡大断面図である。この実施例で
は、樹脂発泡体板11の両面側のラス12、ラス12’
を省略した点が、図1に示した第1の実施例と相違して
おり、その他の構成は同様の構成となっている。
施例の構成を示す部分拡大断面図である。この実施例で
は、樹脂発泡体板11の両面側のラス12、ラス12’
を省略した点が、図1に示した第1の実施例と相違して
おり、その他の構成は同様の構成となっている。
【0048】このように構成される本発明の第6の実施
例の複合パネル材では、図1に示した第1の実施例の複
合パネル材と比較すれば、樹脂発泡体板11の両面側に
ラス12、12’が存在しないので、機械的強度的には
劣る。しかしながら、第1の実施例の複合パネル材と同
様に、複合パネル材の両面側において、膨潤防止、白ア
リ防止効果がある。
例の複合パネル材では、図1に示した第1の実施例の複
合パネル材と比較すれば、樹脂発泡体板11の両面側に
ラス12、12’が存在しないので、機械的強度的には
劣る。しかしながら、第1の実施例の複合パネル材と同
様に、複合パネル材の両面側において、膨潤防止、白ア
リ防止効果がある。
【0049】図10は、本発明の複合パネル材の第7の
実施例の構成を示す部分拡大断面図である。この実施例
では、樹脂発泡体板11の両面側のラス12、ラス1
2’を省略するとともに、樹脂発泡体板11の片面11
b側の無機質板14’及び木質板16’を省略した点
が、図1に示した第1の実施例と相違しており、その他
の構成は同様の構成となっている。
実施例の構成を示す部分拡大断面図である。この実施例
では、樹脂発泡体板11の両面側のラス12、ラス1
2’を省略するとともに、樹脂発泡体板11の片面11
b側の無機質板14’及び木質板16’を省略した点
が、図1に示した第1の実施例と相違しており、その他
の構成は同様の構成となっている。
【0050】このように構成される本発明の第7の実施
例の複合パネル材では、図1に示した第1の実施例の複
合パネル材と比較すれば、樹脂発泡体板11の両面側に
ラス12、12’が存在せず、しかも、11b側に、無
機質板14’及び木質板16’が存在しないので、機械
的強度的には劣り、樹脂発泡体板11の片面11b側に
おいて、膨潤防止、白アリ防止効果においても劣る。し
かしながら、第1の実施例の複合パネル材と同様に、複
合パネル材の片面側(11a側)において、膨潤防止、
白アリ防止効果がある。
例の複合パネル材では、図1に示した第1の実施例の複
合パネル材と比較すれば、樹脂発泡体板11の両面側に
ラス12、12’が存在せず、しかも、11b側に、無
機質板14’及び木質板16’が存在しないので、機械
的強度的には劣り、樹脂発泡体板11の片面11b側に
おいて、膨潤防止、白アリ防止効果においても劣る。し
かしながら、第1の実施例の複合パネル材と同様に、複
合パネル材の片面側(11a側)において、膨潤防止、
白アリ防止効果がある。
【0051】
【発明の効果】本発明の複合パネル材は、本発明の建築
構造用複合パネル材は、無機質硬化性材料からなる無機
質板と木質板とを、樹脂発泡体板の少なくとも片面の同
一表面に、無機質硬化性材料からなる無機質板を下部
に、木質板をその上部に位置するように固着したので、
下記のような極めて顕著で特有な作用効果を奏する優れ
た発明である。 (1)無機質板固着側を基礎側になるようにパネル工法
に用いることによって、雨水、結露などによって膨潤し
て反りが発生したり、腐蝕することがなく、しかも、白
アリによって蝕まれることがないので、その構造強度、
断熱性、ならびに外観などを損なうことがない。特に、
樹脂発泡体板の両面に無機質板を固着している構成の建
築構造用複合パネル材では、このような膨潤防止効果、
白アリ防止効果がよりいっそう増大する。 (2)芯材を構成する樹脂発泡体板の少なくとも片面に
ラスを接合一体化し、該ラス接合面である樹脂発泡体板
の少なくとも片面に、無機質板を下方に、木質板を上方
になるように固着した構成では、樹脂発泡体板を芯材と
して用いており、これら無機質板は白アリによって蝕ま
れることがなく、しかも、樹脂発泡体板の表面にラスが
接合一体化した状態としているので、白アリがラスを嫌
う性質があり、それによって、樹脂発泡体板までも喰い
荒らすのを防止できる。 (3)また、樹脂発泡体の有する断熱性、軽量性を利用
するとともに、ラスが補強材として機能することによっ
て、無機質硬化性材料からなる無機質板および木質板の
有する機械的強度と相俟って、複合パネル材全体の壁倍
率強度、引張り強度、曲げ強度などの機械的強度が増大
し、それ自体で過重負担が可能な自立性を有し、強度的
にも極めて優れた壁、床材などのパネル工法に用いる建
築用複合パネル材を提供することができる。 (4)特に、樹脂発泡体板の両面にラスを接合一体化す
るとともに、該ラス接合面に無機質板を下方に、木質板
を上方になるように固着した構成の建築用複合パネル材
では、両方向の曲げに強く、壁倍率強度、引張り強度、
曲げ強度などの機械的強度がより一層増大するととも
に、外壁及び内壁側双方で、膨潤防止効果、白アリ防止
効果が増大する。 (5)また、ラスを接合することによって、壁倍率など
の構造強度が向上するので、同じ壁倍率であっても、従
来に比較して壁厚を薄くすることが可能であるので、そ
の厚さ、重量が低減して、パネル工法における取り扱い
などに便利で、居住空間などが狭くなってしまうなどの
建築設計上も何ら制約されることがない。
構造用複合パネル材は、無機質硬化性材料からなる無機
質板と木質板とを、樹脂発泡体板の少なくとも片面の同
一表面に、無機質硬化性材料からなる無機質板を下部
に、木質板をその上部に位置するように固着したので、
下記のような極めて顕著で特有な作用効果を奏する優れ
た発明である。 (1)無機質板固着側を基礎側になるようにパネル工法
に用いることによって、雨水、結露などによって膨潤し
て反りが発生したり、腐蝕することがなく、しかも、白
アリによって蝕まれることがないので、その構造強度、
断熱性、ならびに外観などを損なうことがない。特に、
樹脂発泡体板の両面に無機質板を固着している構成の建
築構造用複合パネル材では、このような膨潤防止効果、
白アリ防止効果がよりいっそう増大する。 (2)芯材を構成する樹脂発泡体板の少なくとも片面に
ラスを接合一体化し、該ラス接合面である樹脂発泡体板
の少なくとも片面に、無機質板を下方に、木質板を上方
になるように固着した構成では、樹脂発泡体板を芯材と
して用いており、これら無機質板は白アリによって蝕ま
れることがなく、しかも、樹脂発泡体板の表面にラスが
接合一体化した状態としているので、白アリがラスを嫌
う性質があり、それによって、樹脂発泡体板までも喰い
荒らすのを防止できる。 (3)また、樹脂発泡体の有する断熱性、軽量性を利用
するとともに、ラスが補強材として機能することによっ
て、無機質硬化性材料からなる無機質板および木質板の
有する機械的強度と相俟って、複合パネル材全体の壁倍
率強度、引張り強度、曲げ強度などの機械的強度が増大
し、それ自体で過重負担が可能な自立性を有し、強度的
にも極めて優れた壁、床材などのパネル工法に用いる建
築用複合パネル材を提供することができる。 (4)特に、樹脂発泡体板の両面にラスを接合一体化す
るとともに、該ラス接合面に無機質板を下方に、木質板
を上方になるように固着した構成の建築用複合パネル材
では、両方向の曲げに強く、壁倍率強度、引張り強度、
曲げ強度などの機械的強度がより一層増大するととも
に、外壁及び内壁側双方で、膨潤防止効果、白アリ防止
効果が増大する。 (5)また、ラスを接合することによって、壁倍率など
の構造強度が向上するので、同じ壁倍率であっても、従
来に比較して壁厚を薄くすることが可能であるので、そ
の厚さ、重量が低減して、パネル工法における取り扱い
などに便利で、居住空間などが狭くなってしまうなどの
建築設計上も何ら制約されることがない。
【図1】本発明の複合パネル材の第1の実施例の構成を
示す部分拡大断面図である。
示す部分拡大断面図である。
【図2】図1のA−A方向の平面図である。
【図3】本発明の複合パネル材の第1の実施例のラスの
接合一体化状態の別の状態を示す部分拡大断面図であ
る。
接合一体化状態の別の状態を示す部分拡大断面図であ
る。
【図4】本発明の複合パネル材の第1の実施例のラスの
接合一体化状態のさらに別の状態を示す部分拡大断面図
である。
接合一体化状態のさらに別の状態を示す部分拡大断面図
である。
【図5】本発明の複合パネル材の第2の実施例の構成を
示す部分拡大断面図である。
示す部分拡大断面図である。
【図6】本発明の複合パネル材の第3の実施例の構成を
示す部分拡大断面図である。
示す部分拡大断面図である。
【図7】本発明の複合パネル材の第4の実施例の構成を
示す部分拡大断面図である。
示す部分拡大断面図である。
【図8】本発明の複合パネル材の第5の実施例の構成を
示す部分拡大断面図である。
示す部分拡大断面図である。
【図9】本発明の複合パネル材の第6の実施例の構成を
示す部分拡大断面図である。
示す部分拡大断面図である。
【図10】本発明の複合パネル材の第7の実施例の構成
を示す部分拡大断面図である。
を示す部分拡大断面図である。
【図11】従来の複合パネル材の構成を示す部分拡大断
面図である。
面図である。
【図12】従来の複合パネル材を用いたパネル工法の概
略を説明する斜視図である。
略を説明する斜視図である。
【図13】従来の複合パネル材を用いたパネル工法の住
宅の構成を示す部分拡大断面図である。
宅の構成を示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】 10…複合パネル材 11…樹脂発泡体板 12、12’…ラス 14、14’…無機質板 16、16’・・・木質板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 1/80 E04B 1/80 V E04C 2/26 E04C 2/26 R B27D 1/04 F
Claims (6)
- 【請求項1】 無機質硬化性材料からなる無機質板と木
質板とを、樹脂発泡体板の片面の同一表面に、無機質硬
化性材料からなる無機質板を下部に、木質板をその上部
に位置するように固着したことを特徴とする建築用複合
パネル材。 - 【請求項2】 無機質硬化性材料からなる無機質板と木
質板とを、樹脂発泡体板の両面の同一表面に、無機質硬
化性材料からなる無機質板を下部に、木質板をその上部
に位置するように固着したことを特徴とする建築用複合
パネル材。 - 【請求項3】 前記樹脂発泡体が、その片面にラスが埋
設一体化された樹脂発泡体であることを特徴とする請求
項1又は2に記載の建築用複合パネル材。 - 【請求項4】 前記樹脂発泡体が、その両面にラスが埋
設一体化された樹脂発泡体であることを特徴とする請求
項1又は2に記載の建築用複合パネル材。 - 【請求項5】 前記無機質板が、樹脂発泡体板の下端か
ら1m以上の幅となるように固着されていることを特徴
とする請求項1から4のいずれかに記載の建築用複合パ
ネル材。 - 【請求項6】 前記無機質板と木質板とが、接着剤を介
して樹脂発泡体板の両面に固着されていることを特徴と
する請求項1から5のいずれかに記載の建築用複合パネ
ル材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8147512A JPH09328862A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 建築用複合パネル材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8147512A JPH09328862A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 建築用複合パネル材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09328862A true JPH09328862A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15432029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8147512A Pending JPH09328862A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 建築用複合パネル材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09328862A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018112007A (ja) * | 2017-01-12 | 2018-07-19 | 積水ハウス株式会社 | 面材 |
| JP2020020203A (ja) * | 2018-08-02 | 2020-02-06 | 積水化学工業株式会社 | 建物の基礎構造 |
| CN111730932A (zh) * | 2020-07-02 | 2020-10-02 | 安徽可尔海思塑业有限公司 | 一种可驱虫防霉变的防水地板及其生产工艺 |
-
1996
- 1996-06-10 JP JP8147512A patent/JPH09328862A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018112007A (ja) * | 2017-01-12 | 2018-07-19 | 積水ハウス株式会社 | 面材 |
| JP2020020203A (ja) * | 2018-08-02 | 2020-02-06 | 積水化学工業株式会社 | 建物の基礎構造 |
| CN111730932A (zh) * | 2020-07-02 | 2020-10-02 | 安徽可尔海思塑业有限公司 | 一种可驱虫防霉变的防水地板及其生产工艺 |
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