JPH09329013A - 排気管騒音低減装置 - Google Patents
排気管騒音低減装置Info
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- JPH09329013A JPH09329013A JP14957796A JP14957796A JPH09329013A JP H09329013 A JPH09329013 A JP H09329013A JP 14957796 A JP14957796 A JP 14957796A JP 14957796 A JP14957796 A JP 14957796A JP H09329013 A JPH09329013 A JP H09329013A
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Abstract
騒音低減装置を提供する。 【解決手段】エキゾーストマニホールド1の曲がり部に
排気管騒音低減装置が取り付けられている。排気管騒音
低減装置の拘束バンド体10は、金属塊11と、直線的
に延びる帯板12と締付部材13とからなる。金属塊1
1に形成した貫通孔14に帯板12を通すことにより各
金属塊11が連結され、パイプに巻回されている。締付
部材13は第1の板材15と第2の板材16とボルト1
7とナット18よりなり、ナット18の螺入により拘束
バンド体10がパイプに締付力を付与した状態で締め付
けられている。
Description
される騒音を低減する排気管騒音低減装置に関し、例え
ば、内燃機関の排気管等に装着されるものである。
トマニホールドにおいてステンレス鋼を用いた際には、
例えば4気筒エンジンの場合、第1気筒から第4気筒の
爆発に同期した排気脈動により6k〜20kHzの高周
波音がエキゾーストマニホールド全体から発生しエンジ
ン騒音における高周波異音の発生原因となっている。
生を低減することができる排気管騒音低減装置を提供す
ることにある。
見出した。高周波の異音は排気管の全体から発生してい
るが、異音の発生原因である排気管の表面振動(6kH
z以上の表面の膜振動)は排気時に発生する衝撃的圧力
波によって管内壁が加振されその振動が排気管のエンジ
ン側(上流)やマフラ側(下流側)に伝達し、排気管全
体にいきわたってから放射していることを見出した。つ
まり、加振源付近での対策を実施すれば排気管全体への
振動伝播を防止して騒音対策を講じることができること
が分かった。
を連結して帯状とした拘束バンド体を排気管に締付力を
付与した状態で巻回する。このようにすれば、排気管の
曲げ部や合流部において排気ガスがパイプに衝突し、そ
の箇所での排気管の内壁が排気脈動(排気圧力、排気高
速流)により振動する。この振動は締付力を付与した状
態で巻回された拘束バンド体において拘束バンド体(金
属塊)と排気管との間が摩擦し、この摩擦エネルギ(接
触摩擦減衰作用)および拘束バンド体のマス効果により
制振、即ち、減衰される。このように振動が減衰し、排
気脈動による振動は弱いものとなり、振動が排気管全体
に伝達することが抑制されて高周波異音の発生が抑制さ
れる。
塊の貫通孔に帯板を通すことにより複数の金属塊を連結
して拘束バンド体を構成することができる。この場合に
おいて、請求項3に記載の発明のように、各金属塊を接
触した状態で連結すると、金属塊同志の摩擦が許容さ
れ、排気脈動が加わった際に、拘束バンド体と排気管と
の間で摩擦エネルギに変換されるとともに金属塊と金属
塊との間でも摩擦エネルギに変換されて騒音低減に寄与
する。
の金属塊での係合凹部と他方の金属塊での係合突起とを
凹凸関係により係合して複数の金属塊を連結して拘束バ
ンド体を構成することができる。
のように、各金属塊を変形可能な状態で連結すると、金
属塊同志の摩擦が許容され、排気脈動が加わった際に、
拘束バンド体と排気管との間で摩擦エネルギに変換され
るとともに金属塊と金属塊との間でも摩擦エネルギに変
換されて騒音低減に寄与する。
態を図面に従って説明する。
トマニホールドの平面図を、図2には、エキゾーストマ
ニホールドの正面図を示す。4気筒ガソリンエンジンE
nには、エキゾーストマニホールド1が取り付けられて
いる。ステンレス製エキゾーストマニホールド1は4つ
の分岐管2,3,4,5と1本の集合管6とを有してい
る。即ち、第1気筒の排気ガスを排出するための第1気
筒用分岐管2と、第2気筒の排気ガスを排出するための
第2気筒用分岐管3と、第3気筒の排気ガスを排出する
ための第3気筒用分岐管4と、第4気筒の排気ガスを排
出するための第4気筒用分岐管5とを備え、各分岐管が
集合して集合管6と連通している。集合管6にはフロン
トパイプ7が接続されている。エキゾーストマニホール
ド1は取付けフランジ8,9によりエンジンEnおよび
フロントパイプ7に取り付けられる。
筒までの排気ガスは各気筒に対応した分岐管2〜5へ排
出され、集合管6において全気筒の排気ガスが集合して
フロントパイプ7に流れ、図示しないマフラーを通して
大気に放出される。
おいては、図3,4,5に示すように、排気管騒音低減
装置が装着されている。即ち、防振のための拘束バンド
体10が締付力を付与した状態で巻回されている。この
拘束バンド体10について詳細に説明すると、拘束バン
ド体10は、複数の金属塊11と、直線的に延びる帯板
12と締付部材13とからなる。金属塊11は、図6に
示すように、直方体をなし、縦が8mm、横が16m
m、高さが7mmである。金属塊11には四角形状の貫
通孔14が形成されている。各金属塊11の貫通孔14
に帯板12が通され、各金属塊11が互いに接触した状
態で連結され帯状となっている。締付部材13は、図4
に示すように、第1の板材15と第2の板材16とボル
ト17とナット18よりなる。第1の板材15は帯板1
2の一端を外方に曲げ形成したものであり、第2の板材
16は帯板12の他端を外方に曲げ形成したものであ
り、両者は所定の間隔をおいて対向している。ボルト1
7は第1の板材15と第2の板材16とを貫通して配置
され、ナット18が螺合している。そして、ナット18
の螺入に伴い両板材15,16の間隔を狭くして連結し
た金属塊11をパイプに締め付けることができるように
なっている。
鋼材や圧延鋼材)が用いられるとともに、帯板12とし
ては鉄材(例えば、ステンレス鋼板や圧延鋼板)が用い
られる。金属塊11および帯板12としては、その密度
が排気管の密度に近く、耐熱性(ガス温度;400℃)
が高く、かつ、錆びにくい材料が適している。
気圧力、排気高速流)の衝突により振動する部位(加振
源)となるとともに、当該領域が拘束バンド体10の設
置に伴う摩擦効果およびマス効果による制振部となる。
ゾーストマニホールド1の全ての曲がり部に採用されて
いる。次に、作用について述べる。
げることにより集合部に各分岐パイプを集合させた構造
を採った場合には、図7に示すように、パイプの曲がり
部において排気により発生する圧力波や高速流が曲がり
箇所においてパイプの内壁に衝突して高周波数の膜振動
(面内振動、つまり、厚み方向の振動)が発生しその振
動が上流方向F1および下流方向F2に伝播しパイプ全
体に伝わりエキゾーストマニホールド全体から同時にエ
ンジン排気に同期した高周波異音が発生する。これに対
し、本実施の形態においては以下の動作により高周波異
音が低減する。
ニホールド1に入り、さらに、パイプの曲がり部である
拘束バンド体10の設置部を経由してエキゾーストマニ
ホールド1を通過していく。この排気ガスの排出過程に
おいて、図7に示すように、排気ガスがエキゾーストマ
ニホールド1の曲がり部においてパイプの内壁に衝突
し、その衝突により振動が発生する。この曲がり部(排
気管加振源)の振動がパイプの上流および下流側に伝達
する。この際、拘束バンド体10の設置部(拘束バンド
体10による拘束部)において金属塊11同志、排気管
2と金属塊11との間、および、金属塊11と帯板12
との間が摩擦(接触摩擦)し、この摩擦エネルギによっ
て振動そのものが減衰される。また同時に、拘束バンド
体10の設置による質量の増加によるマス効果により制
振、即ち、減衰される。その結果、振動の伝達が低減で
き放射音が低減する。
測定結果(実験結果)を示す。この実験には、エンジン
には2000cc直列4気筒ガソリン噴射エンジンを用
い、実験時のエンジン条件は1500rpm、負荷トル
クは15kgfmである。これは特に高周波音の異音感
を感じる条件である。さらに、マイクは管中心から20
cmの位置に設置した。
(拘束バンド体による締め付け構造)を採用した場合を
示し、一点鎖線にて拘束バンド体が無いステンレスパイ
プ(単なる曲げパイプ)を用いた場合を示す。
のの方が騒音低減効果があることが分かる。このよう
に、加振源となる箇所において加振力が同じであっても
拘束バンド体締め付けによってマス効果と摩擦エネルギ
にて振動を減衰させることができ、これにより、聴感で
差ができる程度に放射音低減効果がある。
音低減効果についての騒音測定結果(実験結果)を示
す。図9において、実線にて図4における構造(拘束バ
ンド体による締め付け構造)を採用した場合を示し、二
点鎖線にて拘束ハンド体を排気管に溶接し剛体バンドと
した場合を示す。尚、実験条件は図8の場合と同じであ
る。
性線(二点鎖線)よりも拘束バンドを用いた特性線(実
線)の方が下にあり、2本の特性線の差が摩擦エネルギ
による放射音低減効果として表れている。
装置は、下記の特徴を有する。 (イ)エキゾーストマニホールド1の曲がり部に、金属
塊11を連結して帯状とした拘束バンド体10を締付力
を付与した状態で巻回した。よって、排気脈動による振
動は締付力を付与した状態で巻回された拘束バンド体1
0において拘束バンド体10とパイプとの間が摩擦し、
この摩擦エネルギおよび拘束バンド体10のマス効果に
より制振、即ち、減衰される。このように振動が減衰
し、排気脈動による振動は弱いものとなり、振動が排気
管全体に伝達することが抑制されて高周波異音の発生を
抑制することができることとなる。 (ロ)金属塊11の貫通孔14に帯板12を通すことに
より複数の金属塊11を連結して拘束バンド体10を構
成し、さらに、各金属塊11を接触した状態で連結して
いるので、金属塊11同志の摩擦が許容され、排気脈動
が加わった際に、拘束バンド体10と排気管2との間で
摩擦エネルギに変換されるとともに金属塊11と金属塊
11との間および金属塊11と帯板12との間でも摩擦
エネルギに変換されて騒音低減に寄与する。 (第2の実施の形態)次に、この発明の第2の実施の形
態を、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
およびエキゾーストマニホールドの平面図を示す。V型
エンジンEの排気管においては、配管が集合するT字部
分(合流部)を有する。このT字部分(合流部)の上流
側近傍には拘束バンド体10が設けられるとともに、T
字部分(合流部)の下流側近傍には拘束バンド体10が
設けられている。つまり、T字部分(合流部)における
排気ガス衝突部には拘束バンド体10が配置できないの
で、排気ガス衝突部から離れたパイプ部に巻き付けてい
る。
字部のうちのT字部30のみに拘束バンド体10を設け
た状態を示すが、他のT字部にも拘束バンド体10が設
けられている。
脈動(排気圧力波や高速流)がT字部(合流部)におい
てF4にて示すように管表面振動が発生し排気管全体へ
伝達しようとする。この振動は拘束バンド体設置部にお
いて摩擦効果およびマス効果により制振、即ち、減衰さ
れる。このように振動が減衰し、T字部の上流側および
下流側のパイプ部においては排気脈動による振動は弱い
ものとなり、振動伝達が防止されるとともに高周波異音
の発生が抑制される。
部分(合流部)における上流側と下流側のそれぞれに拘
束バンド体10を設けたが、上流側と下流側のいずれか
一方のみに拘束バンド体を設けてもよい。 (第3の実施の形態)次に、この発明の第3の実施の形
態を、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
塊を帯板で連結せずに、図11に示すように、金属塊2
0に設けた凹部21と突起22による凹凸関係にて連結
している。つまり、金属塊20は、一端面に係合凹部2
1が形成されるとともに他端面に係合突起22が形成さ
れている。係合突起22は、突条部22aと、その先端
部に形成された円柱部22bとからなる。又、係合凹部
21は、係合突起22の突条部22aに対応する溝部2
1aと、円柱部22bに対応する溝部21bとからな
る。そして、一方の金属塊20での係合凹部21内に他
方の金属塊20の係合突起22が嵌入されており、凹凸
関係により金属塊20が係合してバンド状になってい
る。このとき、係合凹部21の内周面と係合突起22の
外周面との間には僅かの隙間が存在し、関節のごとく各
係合部において径方向F5に金属塊20が自在に動く
(回動する)。この金属塊20が複数連結されて拘束バ
ンド体が構成され、この拘束バンド体が排気管に巻かれ
る。
態で連結され、金属塊同志の摩擦が許容された状態とな
る。そして、排気脈動が加わった際に、拘束バンド体と
排気管との間に摩擦エネルギが発生するとともに金属塊
と金属塊との間に摩擦エネルギが発生して騒音低減に寄
与する。
次のように実施してもよい。拘束バンド体の両終端は必
ずしも結合させる必要はなく、例えば拘束バンド体を排
気管に螺旋状に巻回し、両端を共に排気管に溶接やボル
ト締め等により固定してもよい。
トマニホールドに適用したが、これに限ることなく、エ
キゾーストマニホールド以外の排気管(排気系)に適用
して放射音を低減させてもよい。
ボイラの排気管に設けてもよい。
ホールドの平面図。
図。
ド(排気管)、10…拘束バンド体、11…金属塊、1
2…帯板、14…貫通孔、20…金属塊、21…凹部、
22…突部。
Claims (5)
- 【請求項1】 金属塊を連結して帯状とした拘束バンド
体を、排気管に締付力を付与した状態で巻回してなる排
気管騒音低減装置。 - 【請求項2】 前記拘束バンド体は、金属塊に形成した
貫通孔に帯板を通すことにより構成したものである請求
項1に記載の排気管騒音低減装置。 - 【請求項3】 各金属塊は接触した状態で連結されてい
るものである請求項2に記載の排気管騒音低減装置。 - 【請求項4】 前記拘束バンド体は、係合凹部と係合突
起を有する金属塊における一方の金属塊での係合凹部と
他方の金属塊での係合突起とを凹凸関係により係合する
ことにより構成したものである請求項1に記載の排気管
騒音低減装置。 - 【請求項5】 各金属塊は変形可能な状態で連結されて
いるものである請求項4に記載の排気管騒音低減装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14957796A JPH09329013A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | 排気管騒音低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14957796A JPH09329013A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | 排気管騒音低減装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09329013A true JPH09329013A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15478245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14957796A Pending JPH09329013A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | 排気管騒音低減装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09329013A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2798424A1 (fr) * | 1999-09-14 | 2001-03-16 | Renault | Masse acoustique pour ligne d'echappement de vehicule automobile |
| DE102005058163A1 (de) * | 2005-12-05 | 2007-06-06 | Man Turbo Ag | Abgaskamin |
-
1996
- 1996-06-11 JP JP14957796A patent/JPH09329013A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2798424A1 (fr) * | 1999-09-14 | 2001-03-16 | Renault | Masse acoustique pour ligne d'echappement de vehicule automobile |
| DE102005058163A1 (de) * | 2005-12-05 | 2007-06-06 | Man Turbo Ag | Abgaskamin |
| DE102005058163B4 (de) * | 2005-12-05 | 2011-04-14 | Man Diesel & Turbo Se | Abgaskamin |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040330 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040406 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041207 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20050204 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050412 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |