JPH1130121A - エキゾーストマニホールド - Google Patents
エキゾーストマニホールドInfo
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- JPH1130121A JPH1130121A JP18409197A JP18409197A JPH1130121A JP H1130121 A JPH1130121 A JP H1130121A JP 18409197 A JP18409197 A JP 18409197A JP 18409197 A JP18409197 A JP 18409197A JP H1130121 A JPH1130121 A JP H1130121A
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- Japan
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- pipe
- exhaust manifold
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- portions
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Abstract
(57)【要約】
【課題】高周波の振動による高周波音の発生を抑制する
ことができるエキゾーストマニホールドを提供する。 【解決手段】SUS製エキゾーストマニホールド1は、
4気筒エンジンにおける各気筒の排気ガスが導入される
気筒毎の各パイプ部2a,2b,2c,2d、および各
パイプ部2a,2b,2c,2dを1本に集合させる集
合部3を備えている。集合部3の手前(上流側)には各
パイプ部2a〜2dが接触する接触部9が長さLにわた
り形成され、接触部9において平坦部10が形成され、
各パイプ部2a,2b,2c,2dにおける平坦部同士
が接触している。パイプ部2a,2b,2c,2dにお
ける平坦部同士を接触させた状態で各パイプ部2a〜2
dが拘束バンド12,13で締め付けられている。
ことができるエキゾーストマニホールドを提供する。 【解決手段】SUS製エキゾーストマニホールド1は、
4気筒エンジンにおける各気筒の排気ガスが導入される
気筒毎の各パイプ部2a,2b,2c,2d、および各
パイプ部2a,2b,2c,2dを1本に集合させる集
合部3を備えている。集合部3の手前(上流側)には各
パイプ部2a〜2dが接触する接触部9が長さLにわた
り形成され、接触部9において平坦部10が形成され、
各パイプ部2a,2b,2c,2dにおける平坦部同士
が接触している。パイプ部2a,2b,2c,2dにお
ける平坦部同士を接触させた状態で各パイプ部2a〜2
dが拘束バンド12,13で締め付けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多気筒エンジン
の排気系の構成部品であるエキゾーストマニホールドに
関するものである。
の排気系の構成部品であるエキゾーストマニホールドに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今、ステンレス(SUS)パイプタイ
プのエキゾーストマニホールドが使用されている。この
SUS製エキゾーストマニホールドは、主に鋳鉄製のエ
キゾーストマニホールドが主流であった頃、排気ガス規
制、高耐熱性、軽量化等の要求からエキゾーストマニホ
ールドの材質をSUS製(ステンレス製)に変更するこ
とが余儀なくされ、その結果、SUS製パイプで構成さ
れたSUS製エキゾーストマニホールドを使用するに至
ったものである。
プのエキゾーストマニホールドが使用されている。この
SUS製エキゾーストマニホールドは、主に鋳鉄製のエ
キゾーストマニホールドが主流であった頃、排気ガス規
制、高耐熱性、軽量化等の要求からエキゾーストマニホ
ールドの材質をSUS製(ステンレス製)に変更するこ
とが余儀なくされ、その結果、SUS製パイプで構成さ
れたSUS製エキゾーストマニホールドを使用するに至
ったものである。
【0003】このSUS製エキゾーストマニホールドの
構成例を図6に示す。SUS製エキゾーストマニホール
ド30は、エンジン4気筒に相当する4本のパイプ部3
1と、その各パイプ部31が全て集合する集合部32と
で構成され、4気筒エンジンのシリンダヘッドにフラン
ジ33にて直接ボルト締めしている。また、このSUS
製エキゾーストマニホールド30は、フランジ34にて
フロントパイプ35とボルト・ナット36,37で固定
されマフラー側に接続される。
構成例を図6に示す。SUS製エキゾーストマニホール
ド30は、エンジン4気筒に相当する4本のパイプ部3
1と、その各パイプ部31が全て集合する集合部32と
で構成され、4気筒エンジンのシリンダヘッドにフラン
ジ33にて直接ボルト締めしている。また、このSUS
製エキゾーストマニホールド30は、フランジ34にて
フロントパイプ35とボルト・ナット36,37で固定
されマフラー側に接続される。
【0004】この構造により、4気筒エンジンの各気筒
から排出された排気ガスは、排気ポートからSUS製エ
キゾーストマニホールドのパイプ部31を通り、集合部
32で排気ガスが集合し、その後、フロントパイプ3
5、マフラーへと排出される。
から排出された排気ガスは、排気ポートからSUS製エ
キゾーストマニホールドのパイプ部31を通り、集合部
32で排気ガスが集合し、その後、フロントパイプ3
5、マフラーへと排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このSUS
製エキゾーストマニホールド30は、図6の形状で肉厚
2mm程度のSUS製パイプで構成されているため、鋳
鉄製エキゾーストマニホールドに比べ、高周波の振動減
衰が遅く、高周波の振動が発生しやすいというSUS特
有の性質から、曲がり部P10や集合部32で発生した
振動が、マニホールド全体に振動伝達し、マニホールド
全体から同時に同レベルの高周波音(放射音)が発生す
ることが問題となっている。
製エキゾーストマニホールド30は、図6の形状で肉厚
2mm程度のSUS製パイプで構成されているため、鋳
鉄製エキゾーストマニホールドに比べ、高周波の振動減
衰が遅く、高周波の振動が発生しやすいというSUS特
有の性質から、曲がり部P10や集合部32で発生した
振動が、マニホールド全体に振動伝達し、マニホールド
全体から同時に同レベルの高周波音(放射音)が発生す
ることが問題となっている。
【0006】そこで、この発明の目的は、高周波の振動
による高周波音の発生を抑制することができるエキゾー
ストマニホールドを提供することにある。
による高周波音の発生を抑制することができるエキゾー
ストマニホールドを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のエキゾ
ーストマニホールドは、気筒毎の各パイプ部に平坦部を
形成し、各パイプ部における前記平坦部同士を接触させ
たことを特徴としている。
ーストマニホールドは、気筒毎の各パイプ部に平坦部を
形成し、各パイプ部における前記平坦部同士を接触させ
たことを特徴としている。
【0008】このような構成を採用すると、多気筒エン
ジンの各気筒から排出された排気ガスの脈動がエキゾー
ストマニホールドのパイプ部の曲がり部や集合部に当た
り振動が発生し、その振動が平坦部に伝達する。この
際、平坦部で互いのパイプ部が接触しているので、前述
の振動が減衰し、マニホールド全体に伝達する高周波振
動が抑制される。その結果、マニホールド全体から発生
する高周波音(放射音)を低減できることになる。
ジンの各気筒から排出された排気ガスの脈動がエキゾー
ストマニホールドのパイプ部の曲がり部や集合部に当た
り振動が発生し、その振動が平坦部に伝達する。この
際、平坦部で互いのパイプ部が接触しているので、前述
の振動が減衰し、マニホールド全体に伝達する高周波振
動が抑制される。その結果、マニホールド全体から発生
する高周波音(放射音)を低減できることになる。
【0009】ここで、請求項2に記載のように、気筒毎
の各パイプ部における前記平坦部同士を接触させた状態
で各パイプ部を拘束バンドで締め付けると、接触による
制振効果が最大限に引き出される。
の各パイプ部における前記平坦部同士を接触させた状態
で各パイプ部を拘束バンドで締め付けると、接触による
制振効果が最大限に引き出される。
【0010】
(第1の実施の形態)以下、この発明を具体化した実施
の形態を図面に従って説明する。
の形態を図面に従って説明する。
【0011】図1には、本実施形態におけるSUS製エ
キゾーストマニホールド1を示す。このSUS製エキゾ
ーストマニホールド1は、4気筒エンジンに装着される
ものである。同エキゾーストマニホールド1は、図6に
示したSUS製エキゾーストマニホールド30と基本構
造は同じであるが、各気筒毎のパイプ部2a,2b,2
c,2dが集合する部位に特徴がある。
キゾーストマニホールド1を示す。このSUS製エキゾ
ーストマニホールド1は、4気筒エンジンに装着される
ものである。同エキゾーストマニホールド1は、図6に
示したSUS製エキゾーストマニホールド30と基本構
造は同じであるが、各気筒毎のパイプ部2a,2b,2
c,2dが集合する部位に特徴がある。
【0012】以下、詳細に説明する。このSUS製エキ
ゾーストマニホールド1の構成は、図6のSUS製エキ
ゾーストマニホールド30と同様に、エンジン4気筒に
相当する4本のSUS製パイプ部2a,2b,2c,2
dと、そのSUS製パイプ部2a,2b,2c,2dが
全て1本に集合するSUS製集合部3とで構成されてい
る。パイプ部2a,2b,2c,2dは4気筒エンジン
における各気筒(図1において左からそれぞれ♯1,♯
2,♯3,♯4気筒)の排気ガスが導入されるものであ
る。4本のパイプ部2a,2b,2c,2dの端部には
フランジ4が設けられ、フランジ4によりエンジンのシ
リンダヘッドに直接ボルトにて固定できるようになって
いる。また、集合部3の端部にはフランジ5が設けら
れ、このフランジ5によりフロントパイプ6とボルト・
ナット7,8にて固定され、SUS製エキゾーストマニ
ホールド1がマフラー側に接続される。
ゾーストマニホールド1の構成は、図6のSUS製エキ
ゾーストマニホールド30と同様に、エンジン4気筒に
相当する4本のSUS製パイプ部2a,2b,2c,2
dと、そのSUS製パイプ部2a,2b,2c,2dが
全て1本に集合するSUS製集合部3とで構成されてい
る。パイプ部2a,2b,2c,2dは4気筒エンジン
における各気筒(図1において左からそれぞれ♯1,♯
2,♯3,♯4気筒)の排気ガスが導入されるものであ
る。4本のパイプ部2a,2b,2c,2dの端部には
フランジ4が設けられ、フランジ4によりエンジンのシ
リンダヘッドに直接ボルトにて固定できるようになって
いる。また、集合部3の端部にはフランジ5が設けら
れ、このフランジ5によりフロントパイプ6とボルト・
ナット7,8にて固定され、SUS製エキゾーストマニ
ホールド1がマフラー側に接続される。
【0013】そして、4気筒エンジンの駆動により各気
筒から排気ガスが排気ポートを通して排出され、この排
気ガスがSUS製エキゾーストマニホールドのパイプ部
2a,2b,2c,2dに導入され、パイプ部2a,2
b,2c,2dを通り、集合部3で排気ガスが集合し、
その後、フロントパイプ6、マフラーへと排出される。
筒から排気ガスが排気ポートを通して排出され、この排
気ガスがSUS製エキゾーストマニホールドのパイプ部
2a,2b,2c,2dに導入され、パイプ部2a,2
b,2c,2dを通り、集合部3で排気ガスが集合し、
その後、フロントパイプ6、マフラーへと排出される。
【0014】また、このSUS製エキゾーストマニホー
ルド1においては、集合部3の手前(上流側)には各パ
イプ部2a〜2dが接触する接触部9が長さLにわたり
形成されている。つまり、集合部3の上流部を、接触部
9として長く形成している。この接触部9において、4
本のパイプ部2a,2b,2c,2dが束ねられ、か
つ、互いに接触する構造となっている。
ルド1においては、集合部3の手前(上流側)には各パ
イプ部2a〜2dが接触する接触部9が長さLにわたり
形成されている。つまり、集合部3の上流部を、接触部
9として長く形成している。この接触部9において、4
本のパイプ部2a,2b,2c,2dが束ねられ、か
つ、互いに接触する構造となっている。
【0015】この接触部9の断面、即ち、図1のA−A
断面を図2に示す。各気筒のパイプ部2a,2b,2
c,2dは隣り合うパイプ部側に平坦部10が設けられ
ている。即ち、各パイプ部2a,2b,2c,2dには
二箇所にわたり平坦部10がそれぞれ形成されている。
また、この平坦部10は図1の接触部9の全領域(長さ
L)にわたり形成されており、その平坦部10で互いの
パイプ部が面接触している。図2においては、1本のパ
イプ部2a,2b,2c,2dでの平坦部10の間は円
弧部11となっている。
断面を図2に示す。各気筒のパイプ部2a,2b,2
c,2dは隣り合うパイプ部側に平坦部10が設けられ
ている。即ち、各パイプ部2a,2b,2c,2dには
二箇所にわたり平坦部10がそれぞれ形成されている。
また、この平坦部10は図1の接触部9の全領域(長さ
L)にわたり形成されており、その平坦部10で互いの
パイプ部が面接触している。図2においては、1本のパ
イプ部2a,2b,2c,2dでの平坦部10の間は円
弧部11となっている。
【0016】なお、パイプ部2a,2b,2c,2d
は、4気筒エンジンの排気ポートの直後から接触部9の
手前までは断面形状が円形となっている。また、図1に
示すように、この接触部9において、4本のパイプ部2
a,2b,2c,2dを束ねた状態でその外周面には二
箇所にわたり拘束バンド12,13が設けられている。
この拘束バンド12,13により4本のパイプ部2a,
2b,2c,2dが締め付けられ、前述の平坦部10同
士の接触を積極的に促している。つまり、拘束バンド1
2,13を接触部9に二箇所にわたり設けてパイプ部同
士の接触を援助している。
は、4気筒エンジンの排気ポートの直後から接触部9の
手前までは断面形状が円形となっている。また、図1に
示すように、この接触部9において、4本のパイプ部2
a,2b,2c,2dを束ねた状態でその外周面には二
箇所にわたり拘束バンド12,13が設けられている。
この拘束バンド12,13により4本のパイプ部2a,
2b,2c,2dが締め付けられ、前述の平坦部10同
士の接触を積極的に促している。つまり、拘束バンド1
2,13を接触部9に二箇所にわたり設けてパイプ部同
士の接触を援助している。
【0017】拘束バンド12,13を設置した部位での
接触部9の断面、即ち、図1のB−B断面を図3に示
す。拘束バンド12,13は、半円状の帯板14,15
にて構成されている。この帯板14,15は1枚の板材
を半円状に曲げ加工して製作したものである。装着の際
には、束ねたパイプ部2a,2b,2c,2dの外周側
から、2つの帯板14,15を押しつけるように配置
し、帯板14,15の先端部を接触させた状態で当該帯
板14,15の先端部を溶接する。図3において溶接部
を16a,16bにて示す。このようにして、拘束バン
ド12,13にて4本のパイプ部2a,2b,2c,2
dが締め付けられている。
接触部9の断面、即ち、図1のB−B断面を図3に示
す。拘束バンド12,13は、半円状の帯板14,15
にて構成されている。この帯板14,15は1枚の板材
を半円状に曲げ加工して製作したものである。装着の際
には、束ねたパイプ部2a,2b,2c,2dの外周側
から、2つの帯板14,15を押しつけるように配置
し、帯板14,15の先端部を接触させた状態で当該帯
板14,15の先端部を溶接する。図3において溶接部
を16a,16bにて示す。このようにして、拘束バン
ド12,13にて4本のパイプ部2a,2b,2c,2
dが締め付けられている。
【0018】次に、このように構成したエキゾーストマ
ニホールド1の作用について説明する。前述したように
4気筒エンジンの各気筒から排出された排気ガスは、S
US製エキゾーストマニホールドのパイプ部2a,2
b,2c,2dを通り、接触部9を経由して集合部3に
至り排気ガスが集合し、その後、フロントパイプ6、マ
フラーへと排出される。
ニホールド1の作用について説明する。前述したように
4気筒エンジンの各気筒から排出された排気ガスは、S
US製エキゾーストマニホールドのパイプ部2a,2
b,2c,2dを通り、接触部9を経由して集合部3に
至り排気ガスが集合し、その後、フロントパイプ6、マ
フラーへと排出される。
【0019】このようにして排気ガスがエキゾーストマ
ニホールド1を通過していくが、排気ガスがパイプ部2
a,2b,2c,2dにおける曲がり部(図1でP1で
示す部位)や集合部3に当たり、当該部位において排気
脈動により高周波の振動が発生する。即ち、曲がり部P
1や集合部3が加振源となる。このように発生した振動
が平坦部10に伝達する。この際、高周波の振動は互い
のパイプ接触による摩擦にて減衰し、マニホールド全体
に伝達する高周波振動が低減される。その結果、マニホ
ールド全体から発生する高周波音が低減される。
ニホールド1を通過していくが、排気ガスがパイプ部2
a,2b,2c,2dにおける曲がり部(図1でP1で
示す部位)や集合部3に当たり、当該部位において排気
脈動により高周波の振動が発生する。即ち、曲がり部P
1や集合部3が加振源となる。このように発生した振動
が平坦部10に伝達する。この際、高周波の振動は互い
のパイプ接触による摩擦にて減衰し、マニホールド全体
に伝達する高周波振動が低減される。その結果、マニホ
ールド全体から発生する高周波音が低減される。
【0020】このように本例のSUS製エキゾーストマ
ニホールド1は、加振源である曲がり部P1や集合部3
における高周波振動の発生そのものを抑制するのではな
く、高周波振動の伝達系、即ち、高周波音(6kHz〜
20kHz)の伝達系に工夫をこらして、加振源で発生
した振動がSUS製エキゾーストマニホールド全体に振
動伝達するのを抑制している。よって、図6のSUS製
エキゾーストマニホールド30に対しパイプ部2a,2
b,2c,2dの集合方法を変えることで高周波音の発
生を低減することができるため、低コストでかつ付加重
量を最小限に抑えて高周波音低減効果を得ることができ
る。つまり、高周波の異音レベルを下げるべくエキゾー
ストマニホールドの肉厚を上げて対処しようとするとマ
ニホールド全体の重量が増えてしまうが、本例のエキゾ
ーストマニホールド1では肉厚は上げておらず軽量で、
かつ低コストである。
ニホールド1は、加振源である曲がり部P1や集合部3
における高周波振動の発生そのものを抑制するのではな
く、高周波振動の伝達系、即ち、高周波音(6kHz〜
20kHz)の伝達系に工夫をこらして、加振源で発生
した振動がSUS製エキゾーストマニホールド全体に振
動伝達するのを抑制している。よって、図6のSUS製
エキゾーストマニホールド30に対しパイプ部2a,2
b,2c,2dの集合方法を変えることで高周波音の発
生を低減することができるため、低コストでかつ付加重
量を最小限に抑えて高周波音低減効果を得ることができ
る。つまり、高周波の異音レベルを下げるべくエキゾー
ストマニホールドの肉厚を上げて対処しようとするとマ
ニホールド全体の重量が増えてしまうが、本例のエキゾ
ーストマニホールド1では肉厚は上げておらず軽量で、
かつ低コストである。
【0021】また、エンジン出力向上を図っているエン
ジンにおいては、エキゾーストマニホールドの気筒毎の
パイプ部をより長くし、等長にすることが望ましいと考
えられている。そのため、図1のエキゾーストマニホー
ルド1においては、パイプ部2a,2b,2c,2dは
長く、かつ等長であるので、出力向上効果と高周波音の
低減効果とを兼ね備えた構造となっている。
ジンにおいては、エキゾーストマニホールドの気筒毎の
パイプ部をより長くし、等長にすることが望ましいと考
えられている。そのため、図1のエキゾーストマニホー
ルド1においては、パイプ部2a,2b,2c,2dは
長く、かつ等長であるので、出力向上効果と高周波音の
低減効果とを兼ね備えた構造となっている。
【0022】このように本実施の形態は、下記の特徴を
有する。 (イ)気筒毎の各パイプ部2a,2b,2c,2dに平
坦部10を形成し、各パイプ部2a,2b,2c,2d
における平坦部10同士を接触させたので、SUS製エ
キゾーストマニホールド1において排気ガスが図1の曲
がり部P1や集合部3に当たり排気脈動により振動が発
生するが平坦部10で互いのパイプ部2a,2b,2
c,2dが接触しているので、この接触部9において高
周波振動が減衰し、マニホールド全体に伝達する高周波
振動が抑制される。その結果、マニホールド全体から発
生する高周波音(放射音)を低減できる。 (ロ)気筒毎の各パイプ部2a,2b,2c,2dにお
ける平坦部10同士を接触させた状態で各パイプ部2
a,2b,2c,2dを拘束バンド12,13で締め付
けているので、接触による制振効果を最大限に引き出す
ことができる。 (第2の実施の形態)次に、第2の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
有する。 (イ)気筒毎の各パイプ部2a,2b,2c,2dに平
坦部10を形成し、各パイプ部2a,2b,2c,2d
における平坦部10同士を接触させたので、SUS製エ
キゾーストマニホールド1において排気ガスが図1の曲
がり部P1や集合部3に当たり排気脈動により振動が発
生するが平坦部10で互いのパイプ部2a,2b,2
c,2dが接触しているので、この接触部9において高
周波振動が減衰し、マニホールド全体に伝達する高周波
振動が抑制される。その結果、マニホールド全体から発
生する高周波音(放射音)を低減できる。 (ロ)気筒毎の各パイプ部2a,2b,2c,2dにお
ける平坦部10同士を接触させた状態で各パイプ部2
a,2b,2c,2dを拘束バンド12,13で締め付
けているので、接触による制振効果を最大限に引き出す
ことができる。 (第2の実施の形態)次に、第2の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0023】本実施形態でのエキゾーストマニホールド
を、図4に示す。図4は図2に対応するものであり、図
1の接触部9の断面、即ち、図1のA−A断面に対応す
るものである。
を、図4に示す。図4は図2に対応するものであり、図
1の接触部9の断面、即ち、図1のA−A断面に対応す
るものである。
【0024】エキゾーストマニホールドの接触部9にお
いて、パイプ部同士が接触する平坦部の形状として、本
例では直角に延びる平坦部17としている。この平坦部
17にて4本のパイプ部2a,2b,2c,2dが隙間
なく接触している。つまり、図2においては1本のパイ
プ部2a,2b,2c,2dでの平坦部10の間に円弧
部11が形成され、4本のパイプ部2a,2b,2c,
2dを束ねた状態においてはその中心部に空間18が形
成されていたが、図4の本例においては4本のパイプ部
2a,2b,2c,2dを束ねた状態でその中心部に空
間が形成されることなく4本のパイプ部2a,2b,2
c,2dが隙間なく接触している。
いて、パイプ部同士が接触する平坦部の形状として、本
例では直角に延びる平坦部17としている。この平坦部
17にて4本のパイプ部2a,2b,2c,2dが隙間
なく接触している。つまり、図2においては1本のパイ
プ部2a,2b,2c,2dでの平坦部10の間に円弧
部11が形成され、4本のパイプ部2a,2b,2c,
2dを束ねた状態においてはその中心部に空間18が形
成されていたが、図4の本例においては4本のパイプ部
2a,2b,2c,2dを束ねた状態でその中心部に空
間が形成されることなく4本のパイプ部2a,2b,2
c,2dが隙間なく接触している。
【0025】このように本実施形態では、平坦部17の
面積を増やし、互いのパイプ接触面積を更に増やしてい
る。これにより、高周波振動を接触摩擦にてより減衰さ
せることができる。
面積を増やし、互いのパイプ接触面積を更に増やしてい
る。これにより、高周波振動を接触摩擦にてより減衰さ
せることができる。
【0026】その他の構造は、図1と同様の構造となっ
ている。 (第3の実施の形態)次に、第3の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
ている。 (第3の実施の形態)次に、第3の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0027】本実施形態でのエキゾーストマニホールド
を、図5に示す。図5は図3に対応するものであり、図
1の拘束バンド12,13を設置した部位での接触部9
の断面、即ち、図1のB−B断面に対応するものであ
る。
を、図5に示す。図5は図3に対応するものであり、図
1の拘束バンド12,13を設置した部位での接触部9
の断面、即ち、図1のB−B断面に対応するものであ
る。
【0028】拘束バンド12,13として、気筒毎のパ
イプ部2a,2b,2c,2dの外周面に全周にわたり
接触するような形状の帯板19,20を用い、帯板1
9,20の端部には締付用プレート部21a,21bを
有している。そして、締付用プレート部21a,21b
をボルト・ナット22,23にて締め付け固定してい
る。
イプ部2a,2b,2c,2dの外周面に全周にわたり
接触するような形状の帯板19,20を用い、帯板1
9,20の端部には締付用プレート部21a,21bを
有している。そして、締付用プレート部21a,21b
をボルト・ナット22,23にて締め付け固定してい
る。
【0029】このように構成した拘束バンド12,13
を用いることにより、より確実にパイプ部2a〜2dの
平坦部10同士を接触させた状態で締め付けて高周波振
動を更に減衰させることができる。
を用いることにより、より確実にパイプ部2a〜2dの
平坦部10同士を接触させた状態で締め付けて高周波振
動を更に減衰させることができる。
【0030】これまでの説明においては4気筒エンジン
に装着されるエキゾーストマニホールドについて述べた
が、2気筒エンジンや3気筒エンジンあるいは5気筒以
上の気筒数のエンジンに適合するエキゾーストマニホー
ルドに具体化してもよい。つまり、パイプ部の数は4本
以外にも2本や3本や5本以上であってもよい。
に装着されるエキゾーストマニホールドについて述べた
が、2気筒エンジンや3気筒エンジンあるいは5気筒以
上の気筒数のエンジンに適合するエキゾーストマニホー
ルドに具体化してもよい。つまり、パイプ部の数は4本
以外にも2本や3本や5本以上であってもよい。
【図1】 第1の実施の形態におけるエキゾーストマニ
ホールドの全体構成図。
ホールドの全体構成図。
【図2】 図1のA−A断面図。
【図3】 図1のB−B断面図。
【図4】 第2の実施の形態におけるエキゾーストマニ
ホールドの断面図。
ホールドの断面図。
【図5】 第3の実施の形態におけるエキゾーストマニ
ホールドの断面図。
ホールドの断面図。
【図6】 従来のエキゾーストマニホールドの構成図。
1…エキゾーストマニホールド、2a,2b,2c,2
d…パイプ部、3…集合部、10…平坦部、12,13
…拘束バンド
d…パイプ部、3…集合部、10…平坦部、12,13
…拘束バンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 憲一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 多気筒エンジンにおける各気筒の排気ガ
スが導入される気筒毎の各パイプ部と、 前記各パイプ部を1本に集合させる集合部とを備えたエ
キゾーストマニホールドであって、 前記各パイプ部に平坦部を形成し、各パイプ部における
前記平坦部同士を接触させたことを特徴とするエキゾー
ストマニホールド。 - 【請求項2】 各パイプ部における前記平坦部同士を接
触させた状態で各パイプ部を拘束バンドで締め付けたこ
とを特徴とする請求項1に記載のエキゾーストマニホー
ルド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18409197A JPH1130121A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | エキゾーストマニホールド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18409197A JPH1130121A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | エキゾーストマニホールド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1130121A true JPH1130121A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16147247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18409197A Withdrawn JPH1130121A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | エキゾーストマニホールド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1130121A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100713897B1 (ko) * | 2004-03-30 | 2007-05-04 | 가부시키가이샤 덴소 | 압력센서 |
| GB2488321A (en) * | 2011-02-22 | 2012-08-29 | Gm Global Tech Operations Inc | Exhaust Manifold for a Two-Stage Turbocharged Engine |
-
1997
- 1997-07-09 JP JP18409197A patent/JPH1130121A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100713897B1 (ko) * | 2004-03-30 | 2007-05-04 | 가부시키가이샤 덴소 | 압력센서 |
| GB2488321A (en) * | 2011-02-22 | 2012-08-29 | Gm Global Tech Operations Inc | Exhaust Manifold for a Two-Stage Turbocharged Engine |
| GB2488321B (en) * | 2011-02-22 | 2017-01-18 | Gm Global Tech Operations Llc | Two-stage turbocharged engine system |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041005 |