JPH09329484A - 組合せ計量装置 - Google Patents

組合せ計量装置

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JPH09329484A
JPH09329484A JP17065796A JP17065796A JPH09329484A JP H09329484 A JPH09329484 A JP H09329484A JP 17065796 A JP17065796 A JP 17065796A JP 17065796 A JP17065796 A JP 17065796A JP H09329484 A JPH09329484 A JP H09329484A
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weighed
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JP17065796A
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English (en)
Inventor
Yoshimitsu Takada
良光 高田
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Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各フィーダに対する被計量物の供給量に偏り
がある場合でも、各計量部へ安定に被計量物を供給する
ことができるようにする。 【解決手段】 層厚計測手段50は、フィーダ毎に設け
た距離センサ23からの信号を受けて各フィーダ上の被
計量物の層厚を計測し、排出量制御手段51は、計測し
た各フィーダの層厚値に応じて各フィーダの送力を可変
して、各計量部から所定期間中に排出される被計量物の
排出量をそれぞれ制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の計量部で計
量した被計量物の重量に基づいて目標範囲内に入る被計
量物の組合せを選定し、選定した被計量物を集合排出す
る組合せ計量装置において、各計量部に対する被計量物
の供給量を制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】組合せ計量装置は、被計量物を受けるた
めの計量ホッパと計量ホッパで受けた被計量物の重量を
検出するための計量器とで構成された計量部を複数組有
しており、自動供給式のものでは、これら各計量部に対
して、振動式のフィーダから被計量物をそれぞれ適量ず
つ供給するようにし、各フィーダには、分散供給装置に
よってほぼ均一に分散された被計量物を供給するように
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、漬物や調理
済みの肉製品のように水分や油分を多く含んでいる物品
を計量する場合、その物品の粘着性によって分散供給装
置から各フィーダへ安定に供給することができない。こ
のために、上記のような粘着性のある物品を計量する場
合には手作業で各フィーダに被計量物を投入する必要が
ある。
【0004】しかし、手作業で各フィーダに被計量物を
投入する場合、その作業者の投入作業位置、利き腕や姿
勢の違い、あるいは作業者の疲労度合い等によって、各
フィーダに対する被計量物の投入頻度に偏りが生じてし
まう。
【0005】例えば、図9に示すように、複数のフィー
ダ1および計量部2が横一列に並んでいて、その中央後
方から作業者から被計量物を投入するような場合には、
作業者に近い中央部分のフィーダに対する被計量物の投
入頻度よりも作業者から遠い両端のフィーダに対する被
計量物の投入頻度の方がどうしても低くなってしまい、
各フィーダを介して計量部へ供給される被計量物の量も
その投入頻度に応じて偏る。しかし、作業者自身はこの
偏りに気付かずに、そのままの投入傾向で作業を続けて
しまうため、全フィーダの送力がほぼ同一で、各計量部
で計量された被計量物が組合せに選定される確率がほぼ
同一であるとすると、中央側のフィーダ上の被計量物の
厚さは図10の(a)のように除々に増加し、また、両
端側のフィーダ上の被計量物の厚さは図10の(b)の
ように除々に減少して、計量部2に対して大量の被計量
物が供給されたり、全く被計量物が供給されなかったり
する等の問題が生じる。
【0006】本発明はこの課題を解決し、各フィーダに
対する被計量物の供給量に偏りがある場合でも、各計量
部へ安定に被計量物を供給することができる組合せ計量
装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の組合せ計量装置は、複数のフィ
ーダから排出された被計量物をそれぞれの計量部で受け
て計量し、該各計量値に基づいて所定の目標範囲に入る
被計量物の組合せを選択し、該選択した被計量物を集合
排出する組合せ計量装置において、前記フィーダ上の被
計量物の層厚を各フィーダ毎にそれぞれ計測する層厚計
測手段と、前記層厚計測手段によって計測された各フィ
ーダの層厚値に応じて、該各フィーダに対応する計量部
から所定期間中に排出される被計量物の排出量をそれぞ
れ制御する排出量制御手段とを設けたことを特徴として
いる。
【0008】また、本発明の請求項2の組合せ計量装置
は、複数のフィーダから排出された被計量物をそれぞれ
の計量部で受けて計量し、該各計量値に基づいて所定の
目標範囲に入る被計量物の組合せを選択し、該選択した
被計量物を集合排出する組合せ計量装置において、前記
計量部で計量された被計量物の計量値の平均値を各計量
部毎にそれぞれ算出する平均値算出手段と、前記平均値
算出手段によって算出された各計量部の平均値と該各計
量部に対応するフィーダの送力とに基づいてフィーダ上
の被計量物の層厚指数をそれぞれ算出する層厚指数算出
手段と、前記層厚指数算出手段によって算出された各フ
ィーダの層厚指数に応じて、該各フィーダに対応する計
量部から所定期間中に排出される被計量物の排出量を制
御する排出量制御手段とを設けたことを特徴としてい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。図1は粘着性を有する被計量物を
計量するための一実施形態の組合せ計量装置の機構部の
構成を示す図であり、図2は、その制御部の構成を示し
ている。
【0010】この組合せ計量装置は、図1に示している
ように横一列に並んだ複数(この例では10個)のフィ
ーダ21の後方から作業者が被計量物を手作業で投入す
るように構成されている。
【0011】各フィーダ21は、作業者によって投入さ
れた被計量物を振動搬送してそれぞれ中間ホッパ24へ
排出する。
【0012】また、各フィーダ21には、距離センサ2
3がそれぞれ設けられている。距離センサ23は光をフ
ィーダ上に照射し、その反射光を受光することにより、
フィーダ上の被計量物の層厚に対応した層厚信号を出力
する。
【0013】フィーダ21の下方にそれぞれ配置された
中間ホッパ24は、上下が開口した筒状に形成され、シ
ャッタ板25によってその下側開口面を開閉するように
構成されている。シャッタ駆動装置26は、エアシリン
ダ等の力によって、シャッタ板25をスライド移動して
中間ホッパ24を開閉し、中間ホッパ24内の被計量物
を計量ホッパ27へそれぞれ排出する。なお、シャッタ
板25は、中間ホッパ24の下側開口面の縁に接触しな
がらスライド移動するので、シャッタ板25上の被計量
物は、ホッパの下側開口面の縁によってかき落とされて
シャッタ板25上に残留することなく下方へ排出され
る。
【0014】各計量ホッパ27は、後述する計量器30
とともにこの実施形態の計量部を構成するものであり、
中間ホッパ24と同様に、上下が開口した筒状に形成さ
れ、シャッタ板28によってその下側開口面を開閉する
ように構成されている。シャッタ駆動装置29はエアシ
リンダ等によって構成され、シャッタ板28をスライド
移動して計量ホッパ27を開閉し、計量ホッパ28内の
被計量物をタイミングホッパ32へそれぞれ排出する。
【0015】各計量器30は、計量ホッパ27およびシ
ャッタ駆動装置29を支持し、これらの重量および計量
ホッパ27に供給される被計量物の重量の合計重量に対
応した計量信号をそれぞれ出力する。
【0016】各タイミングホッパ32は、中間ホッパ2
4および計量ホッパ27と同様に、上下が開口した筒状
に形成され、シャッタ板33によってその下側開口面を
開閉するように構成されている。シャッタ駆動装置34
は、エアシリンダ等によって構成され、シャッタ板33
をスライド移動してタイミングホッパ32を開閉し、タ
イミングホッパ内の被計量物を排出する。
【0017】各タイミングホッパ32の下方には、コン
ベア35、36が配置されている。コンベア35は左側
5個のタイミングホッパ32から排出される被計量物を
受けて右方へ搬送し、コンベア36は右側5個のタイミ
ングホッパ32から排出される被計量物を受けて左方へ
搬送して、両コンベア35、36の間に配置された集合
シュート37へ搬出する。集合シュート37は、粘着性
のある被計量物が残留しないように、内壁の傾斜が急に
なっている。
【0018】また、各コンベア35、36と集合シュー
ト37の間には、コンベア35、36の搬送面に付着し
て下面側に回り込んだ被計量物を集合シュート内へかき
落とすための機構(図示せず)が設けられている。
【0019】一方、図2に示すように、各計量器30の
計量信号は重量検出手段40に入力される。重量検出手
段40は、入力された計量信号からその計量器30によ
って支持されている計量ホッパ27および計量ホッパ駆
動装置29の重量を減じて、計量ホッパ内に収容された
被計量物の重量をそれぞれ検出し、組合せ選定手段41
へ出力する。
【0020】組合せ選定手段41は、包装ライン等から
の排出要求信号Aを受ける毎に、重量検出手段40から
出力されている重量値の組合せ演算を行い、組合せ重量
が目標重量範囲内となる組合せを選定し、その組合せに
選定された被計量物を収容している計量ホッパ27を指
定する選定信号を計量ホッパ開閉手段42に出力する。
【0021】計量ホッパ開閉手段42は、組合せ選定手
段41によって組合せに選定された被計量物を収容して
いる計量ホッパのシャッタ駆動装置29を駆動させて、
組合せに選定された被計量物をそれぞれ対応するタイミ
ングホッパ32へ排出させる。
【0022】タイミングホッパ開閉手段43は、組合せ
に選定された被計量物が計量ホッパ27からタイミング
ホッパ32へ排出されると、10個のタイミングホッパ
32について、集合シュート37から最も遠い両端の2
つのタイミングホッパ32から近い方へ順番に2つずつ
指定してゆき、指定したタイミングホッパ32に被計量
物が収容されている場合には、そのタイミングホッパ3
2のシャッタ駆動装置34を駆動して、そのタイミング
ホッパ32内の被計量物をコンベア35、36上へ排出
する。
【0023】なお、このタイミングホッパの指定間隔
は、コンベア35、36が2つの隣合うタイミングホッ
パの間隔分移送するのに必要な時間とほぼ等しく設定さ
れているので、タイミングホッパ32に収容された被計
量物は、コンベア35、36上のほぼ同一位置に集合し
ながら集合シュート37側へ搬送されることになる。
【0024】中間ホッパ開閉手段44は、被計量物が排
出された計量ホッパに対応する中間ホッパ24のシャッ
タ駆動装置26を駆動させて、新たな被計量物を空の計
量ホッパに供給する。
【0025】層厚計測手段50は、各距離センサ23か
ら出力されている層厚信号を、一定期間(例えば排出要
求信号Aが所定回数入力されるまでの間)の間、適当な
時間間隔でサンプリングし、層厚信号の平均値を各フィ
ーダ毎に求め、この層厚信号の平均値を各フィーダ21
上の被計量物の層厚値として内部のメモリに記憶し、記
憶した層厚値を平均排出量制御手段51へ出力する。
【0026】排出量制御手段51は、層厚計測手段50
から出力される各フィーダ21の層厚値S1〜S10の
大小に応じて、送力係数記憶手段52に予め記憶されて
いる送力係数Kをフィーダ駆動手段53に設定する。
【0027】ここで、送力係数記憶手段52には、例え
ば基準となる送力係数を1.0として、図3のように、
1.1、1.05、1.0、0.95、0.9の値の異
なる5種類の送力係数K1〜K5が予め記憶されてお
り、層厚値S1〜S10のうち、1番目および2番目に
大きい層厚値に対応する2つのフィーダには最大の送力
係数K1=1.1を割当て、3番目と4番目に大きい層
厚値に対応する2つのフィーダには2番目に大きい送力
係数K2=1.05を割当て、以下同様に、層厚値の大
きい順に大きな送力係数をK5まで割り当てる。
【0028】フィーダ駆動手段53は、排出量制御手段
51によって決定された送力係数に基づいて、被計量物
が排出された中間ホッパに対応するフィーダ21を駆動
して、空の中間ホッパに被計量物を供給する。
【0029】このフィーダ駆動手段53は、図4に示す
ように、各フィーダ毎の駆動回路54a〜54jと、フ
ィーダ21上に標準的な厚さの被計量物があるときに組
合せの目標重量Wを組合せホッパ数Mで除算した重量W
/M分の被計量物をそのフィーダから中間ホッパへ供給
するのに必要な基準送力値を予め記憶している基準送力
記憶手段55とを有している。なお、各駆動回路54a
〜54jは、例えば基準送力値に各計量部毎の送力係数
を乗算した値に比例する時間だけフィーダを一定の振動
強度で駆動したり、基準送力値に送力係数を乗算した値
に比例する振動強度でフィーダを一定時間駆動したり、
あるいは、基準送力値に応じた振動強度(または振動時
間)と、送力係数に比例した振動時間(または振動強
度)でフィーダを駆動するもののいずれであってもよ
い。
【0030】以上のように構成された組合せ計量装置で
は、各計量ホッパ27、中間ホッパ24、フィーダ21
に被計量物がある状態で排出要求信号Aが入力される
と、重量検出手段40によって検出されている重量値の
中で、組合せ重量が目標範囲内となる被計量物の組合せ
が選定され、選定された被計量物が計量ホッパ27から
タイミングホッパ32へ排出される。
【0031】例えば、左から1番目、3番目、6番目お
よび9番目の計量ホッパ27の被計量物が組合せに選定
され、これらの被計量物が図5の(a)に示すように、
タイミングホッパ32にそれぞれ排出されると、図5の
(b)のように、集合シュート37から最も遠い両端の
タイミングホッパ32が最初に指定され、その2つのタ
イミングホッパのうち被計量物を収容している左端のタ
イミングホッパ32からコンベア35に被計量物が排出
される。そして、この左端のタイミングホッパから排出
された被計量物が左から2番目のタイミングホッパの下
方にきたとき、図5の(c)のように左から9番目のタ
イミングホッパ32からコンベア36に被計量物が排出
され、続いて図5の(d)のように左から3番目のタイ
ミングホッパ32からコンベア35に被計量物が排出さ
れ、最後に図5の(e)のように左から6番目のタイミ
ングホッパ32からコンベア36に被計量物が排出され
る。このようにして、両コンベア上のほぼ同一位置に集
中するように排出された被計量物は、集合シュート37
へ同一タイミングに搬出され、集合シュート37からひ
とまとめにされて排出される。
【0032】この間に、空になった計量ホッパには、対
応する中間ホッパから新たな被計量物が排出され、空に
なった中間ホッパには対応するフィーダ21から新たな
被計量物が排出される。なお、フィーダ駆動手段53
は、運転初期には同一の送力係数(例えばK3=1.
0)を各フィーダ21に割当てており、全フィーダ21
の送力はほぼ等しい。
【0033】以下、同様にして排出要求信号Aが入力さ
れる毎に、目標重量分の被計量物が集合シュート37か
ら集合排出されることになるが、この間作業者は、各フ
ィーダ21に適量ずつ被計量物を補給していく。
【0034】そして、排出要求信号Aが所定回数入力さ
れると、層厚計測手段50によって測定された各フィー
ダ21上の被計量物の層厚値S1〜S10に基づいて、
送力係数の更新設定がなされる。
【0035】例えば、各フィーダ21の被計量物の層厚
S1〜S10が、図6の(a)のように測定されたとす
ると、1番目と2番目に大きな層厚値S5、S6に対応
する駆動回路54e、54fに対して送力係数K1=
1.1を出力し、3番目と4番目に大きな層厚値S4、
S3に対応する駆動回路54d、54cに対して送力係
数K2=1.05を出力し、5番目と6番目に大きな層
厚値S8、S7に対応する駆動回路54h、54gに対
して送力係数K3=1を出力し、7番目と8番目に大き
な層厚値S2、S9に対応する駆動回路54b、54i
に対して送力係数K4=0.95を出力し、9番目と1
0番目に大きな平均値S10、S1に対応する駆動回路
54j、54aに対して送力係数K5=0.9を出力す
る。
【0036】このため、それまでの層厚が大きかったフ
ィーダの次回からの送力は大きく変更され、層厚が小さ
かったフィーダの次回からの送力は小さく変更される。
【0037】このようにすると、一時的には次回からの
各計量部への被計量物の供給量のばらつきが大きくなる
が、各計量部が組合せに選定される確率が一様であれ
ば、送力が大きくなるように変更されたフィーダから被
計量物を受けた計量部が、以後一定時間内に排出する被
計量物の総排出量(即ち単位時間当りの平均排出量)は
作業者の投入傾向が変わらないかぎり増加することにな
る。また、逆に、送力が小さくなるように変更されたフ
ィーダから被計量物を受けた計量部が、以後一定時間内
に排出する被計量物の総排出量(即ち単位時間当りの平
均排出量)は減少することになる。
【0038】したがって、送力が大きくなるように変更
されたフィーダ上の被計量物の層厚は図7の(a)に示
すように除々に減少してゆき、送力が大きくなるように
変更されたフィーダ上の被計量物の層厚は、図7の
(b)のように除々に増加してゆくことになるので、次
に各フィーダの被計量物の層厚が測定されたときには、
例えば、図6の(b)に示すように各フィーダ上の被計
量物の層厚がほぼ等しくなったり、あるいは図6の
(c)のように、図6の(a)の状態とほぼ逆の状態に
変わる。
【0039】このように、作業者の投入傾向が大きく変
わらなければ、各計量部に供給される被計量物の供給量
は、図6の(a)と(c)の状態の間で緩やかに変化す
ることになり、適度にばらつきのある状態で計量部に対
する被計量物の供給が安定に行なわれる。
【0040】以上のように、各フィーダ21上の被計量
物の層厚を計測し、その層厚値が大きい場合には、以後
にその計量部から排出される被計量物の排出量が増加す
るようにフィーダの送力係数を変更し、層厚値が小さい
場合には、以後にその計量部から排出される被計量物の
排出量が減少するように各フィーダの送力係数を変更し
ているので、作業者の被計量物の投入頻度に偏りがある
場合でも、各計量部に適度な範囲内で供給される。ま
た、この実施形態のように、たとえ、全てのフィーダの
層厚が等しくなった場合でも異なる送力係数を割当てる
ことによって次回からの供給量が適度な範囲内で分散す
るようにしているので、M個のホッパの組合せ重量の分
布が適度に拡がり目標重量範囲から大きくずれてしまう
ことがなく、常に目標重量範囲内の組合せを得ることが
できる。
【0041】なお、この実施形態では、フィーダ上の被
計量物の層厚を距離センサ23を用いて計測していた
が、各フィーダ21を秤によって支持し、この秤によっ
てフィーダ上の被計量物の重量を求め、この重量値から
被計量物の層厚を計測するようにしてもよい。
【0042】
【他の実施の形態】前記実施形態では、フィーダ上の被
計量物の層厚を距離センサ23を用いて直に計測してい
たが、この層厚を計量部の計量値とそのフィーダの送力
とから演算によって間接的に求めることもできる。図8
は、各フィーダの被計量物の層厚を計量部の計量結果に
基づいて検出するように構成した組合せ計量装置の制御
部の構成を示している。
【0043】図8において、重量検出手段40によって
検出された重量は、組合せ選定手段41および平均値算
出手段60へ出力される。
【0044】平均値算出手段60は、例えば排出要求信
号Aが所定回数入力されるまでの期間中に重量検出手段
40によって検出された重量値の各計量部毎の平均値W
A1〜WA10を算出する。
【0045】層厚指数算出手段61は、平均値演算手段
60によって算出された各計量部の平均値WA1〜WA
10を、それぞれ対応するフィーダ21の現段階の送力
値(振動時間または振動強度)で除算し、この除算結
果、即ち送力当りの供給重量を各フィーダの層厚指数U
1〜U10として内部のメモリ記憶するとともに、排出
量制御手段50へ出力する。なお、層厚指数算出手段6
1は、排出制御手段50から出力される送力係数に基づ
いて、各フィーダの現段階の送力を予め算出している。
【0046】排出量制御手段50は、前記実施形態と同
様に、層厚指数U1〜U10と送力係数記憶手段52に
予め記憶されている送力係数Kとに基づいて各フィーダ
毎の送力係数を決定する。
【0047】即ち、層厚指数U1〜U10のうち、1番
目および2番目に大きい指数に対応する2つのフィーダ
には最大の送力係数K1=1.1を割当て、3番目と4
番目に大きい指数に対応する2つのフィーダには2番目
に大きい送力係数K2=1.05を割当て、以下同様
に、層厚指数の大きい順に大きな送力係数をK5まで割
り当てる。
【0048】このように構成した場合でも、前記実施形
態と同様に、それまで供給された被計量物の重量の平均
値が大きい計量部に対応するフィーダの次回からの送力
はより大きくなり、平均値が小さい計量部に対応するフ
ィーダの次回からの送力はより小さくなり、作業者の投
入傾向が大きく変わらなければ、各計量部に供給される
被計量物の供給量は、適度にばらつきのある状態で計量
部に対する被計量物の供給が安定に行なわれる。
【0049】なお、前記各実施形態では、計量部の排出
量制御をフィーダの送力の可変によって行なっていた
が、これは本発明を限定するものでなく、例えば、組合
せ選定手段41において、測定された層厚が大きいフィ
ーダに対応する計量部の被計量物の計量値を、層厚が小
さいフィーダに対応する計量部の被計量物の計量値より
も優先的に組合せ演算に参加させたり、測定された層厚
が大きいフィーダに対応する計量部の被計量物を強制的
に組合せに選定させることにより、この計量部によって
計量された被計量物の排出回数を他の計量部より増加さ
せ、その計量部から一定期間に排出される被計量物の排
出量を増加させるようにしてもよい。
【0050】また、前記各実施形態では、排出要求信号
が所定回数入力される間に測定されたフィーダ上の被計
量物の層厚値や、各計量部毎の平均値に基づいて、各フ
ィーダの送力係数を更新設定するようにしていたが、こ
の更新設定は排出要求信号の入力とは無関係に所定時間
が経過したときや、一つの計量ホッパの被計量物の排出
回数が所定回数に達したとき、あるいは、全ての計量ホ
ッパがそれぞれ所定回数以上被計量物の排出を行なった
ときに行なうようにしてもよい。
【0051】また、前記各実施形態では、フィーダおよ
び各計量部とが横一列に配置されている組合せ計量装置
に本発明を適用していたが、フィーダを放射状に配置し
た組合せ計量装置にも本発明を同様に適用できる。ま
た、前記実施形態では、各計量部で計量された被計量物
をタイミングホッパを介してコンベア上に排出させてい
たが、計量部から直接コンベア上に被計量物を排出した
り、あるいは計量部から集合シュートに被計量物を排出
する構造の組合せ計量装置についても本発明を同様に適
用できる。
【0052】また、前記実施形態では、計量部に対する
被計量物の供給を中間ホッパを介して行なうようにして
いたが、フィーダから直接計量部へ被計量物を供給する
ようにしてもよく、また、計量部の構造は、前記実施形
態のように筒状のホッパの下側開口面をスライド式のシ
ャッタで開閉する構造のほかに、シャッタを回動してホ
ッパの開閉を行なう構造や、被計量物受け自体を傾動し
て被計量物を排出する構造を採用してもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の組合せ計量装置では、各フィーダ上の被計量物の層厚
を計測し、この計測された各層厚値に応じて、各計量部
から所定期間中に排出される被計量物の排出量を制御す
るようにしている。また、請求項2の組合せ計量装置
は、計量部で計量された被計量物の計量値の平均値を計
量部毎に算出し、算出された各平均値と対応するフィー
ダの送力に基づいてフィーダ上の被計量物の層厚指数を
それぞれ算出し、算出した各層厚指数に応じて、各計量
部から所定期間中に排出される被計量物の排出量を制御
するようにしている。
【0054】このため、各フィーダに対して手作業で被
計量物を投入する際に、その投入頻度等に偏りがある場
合でも、フィーダ上の被計量物の厚さを安定させること
ができ、計量部に被計量物が供給されなかったり、大量
の被計量物が供給されたりすることがなくなり、安定な
供給状態を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の機構部の概略構成図
【図2】一実施形態の制御部の構成図
【図3】一実施形態の要部の記憶情報を示す図
【図4】一実施形態の要部のブロック図
【図5】一実施形態のタイミングホッパの動作を説明す
るための図
【図6】一実施形態の動作を説明するための図
【図7】一実施形態のフィーダ上の被計量物の厚さの変
化を示す図
【図8】他の実施形態の制御部の構成図
【図9】被計量物を手作業で供給する場合の各計量部へ
の供給量の偏りを示す図
【図10】フィーダ上の被計量物の厚さの変化を示す図
【符号の説明】
21 フィーダ 23 距離センサ 24 中間ホッパ 27 計量ホッパ 30 計量器 41 組合せ選定手段 42 計量ホッパ開閉手段 44 中間ホッパ開閉手段 50 層厚計測手段 51 排出量制御手段 52 送力係数記憶手段 53 フィーダ駆動手段 60 平均値算出手段 61 層厚指数算出手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のフィーダから排出された被計量物を
    それぞれの計量部で受けて計量し、該各計量値に基づい
    て所定の目標範囲に入る被計量物の組合せを選択し、該
    選択した被計量物を集合排出する組合せ計量装置におい
    て、 前記フィーダ上の被計量物の層厚を各フィーダ毎にそれ
    ぞれ計測する層厚計測手段と、 前記層厚計測手段によって計測された各フィーダの層厚
    値に応じて、該各フィーダに対応する計量部から所定期
    間中に排出される被計量物の排出量をそれぞれ制御する
    排出量制御手段とを設けたことを特徴とする組合せ計量
    装置。
  2. 【請求項2】複数のフィーダから排出された被計量物を
    それぞれの計量部で受けて計量し、該各計量値に基づい
    て所定の目標範囲に入る被計量物の組合せを選択し、該
    選択した被計量物を集合排出する組合せ計量装置におい
    て、 前記計量部で計量された被計量物の計量値の平均値を各
    計量部毎にそれぞれ算出する平均値算出手段と、 前記平均値算出手段によって算出された各計量部の平均
    値と該各計量部に対応するフィーダの送力とに基づいて
    フィーダ上の被計量物の層厚指数をそれぞれ算出する層
    厚指数算出手段と、 前記層厚指数算出手段によって算出された各フィーダの
    層厚指数に応じて、該各フィーダに対応する計量部から
    所定期間中に排出される被計量物の排出量を制御する排
    出量制御手段とを設けたことを特徴とする組合せ計量装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6545230B2 (en) 2000-03-13 2003-04-08 Ishida Co., Ltd. Combinational weighing or counting apparatus
JP2016148557A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 株式会社イシダ 組合せ計量装置
JP2018048836A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 株式会社イシダ 組合せ計量装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6545230B2 (en) 2000-03-13 2003-04-08 Ishida Co., Ltd. Combinational weighing or counting apparatus
JP2016148557A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 株式会社イシダ 組合せ計量装置
JP2018048836A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 株式会社イシダ 組合せ計量装置

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