JPH09329643A - Icデバイスの試験装置 - Google Patents

Icデバイスの試験装置

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JPH09329643A
JPH09329643A JP8165108A JP16510896A JPH09329643A JP H09329643 A JPH09329643 A JP H09329643A JP 8165108 A JP8165108 A JP 8165108A JP 16510896 A JP16510896 A JP 16510896A JP H09329643 A JPH09329643 A JP H09329643A
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JP
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carrier
contact
heat
board
temperature
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JP8165108A
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English (en)
Inventor
Akira Fujii
嘩 藤井
Hikari Okitsu
光 興津
Shinichi Kasai
信一 笠井
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Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通電時に生じる自己発熱等によるICデバイ
スの温度上昇を抑制して、ICデバイスの温度を正確に
管理した状態で試験を行えるようにする。 【構成】 中間部分が平面部30aとなり、両端が上方
に曲折した突出部30b,30bとなった、熱伝導率の
高い金属薄板からなる放熱板30を用い、この放熱板3
0は搬送ボード1に装着したキャリア2に、デバイスD
1 のパッケージ部P1 が当接する部位に固着して設けら
れ、また突出部30bはデバイスD1 の両端部の位置か
ら上方に突出するように配置される。ダクト28からの
送風経路にこの突出部30bを曝されて、デバイスD1
の自己発熱による熱は、そのパッケージ部P1 から放熱
板30に伝達され、突出部30bからその熱が放出され
ることになり、デバイスD1 の温度上昇を有効に抑制で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICデバイス(集
積回路素子)の製造後に、ICテスタのコンタクト部に
ICデバイスのリードを接続させて通電することにより
行う電気的特性の試験に当って、通電時の自己発熱等に
よるICデバイスの温度変化を抑制し得るようにしたI
Cデバイスの試験装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ICデバイス(以下、単にデバイスとい
う)は、その製造後、出荷前に、電気的特性の試験が行
われる。この試験は、デバイスのリードをICテスタの
コンタクト部に接続して、実際に通電することにより行
われる。
【0003】デバイスは、その実装方式により、大きく
はピン挿入方式と面実装方式とに分かれる。ピン挿入方
式は、所定の回路パターンを設けた回路基板にスルーホ
ールを設けて、このスルーホールにデバイスのリードピ
ンを挿入することにより実装される方式である。また、
面実装方式は、回路基板に半田やバンプ等からなる電極
を設けて、デバイスのリードをこの電極に当接するよう
にして固定することにより実装される方式である。
【0004】ピン挿入方式のデバイスは、リードピンが
パッケージ部の両側から下方に向けられているので、通
常は、ICテスタへのデバイスの供給及び排出は、シュ
ートを用いて自重滑走方式で行うことができる。これに
対して、面実装方式のデバイスにあっては、リードはパ
ッケージ部の下面から僅かに下方において、外向きに延
在される関係から、リードをガイドとして自重滑走する
のには適しない場合が多い。しかも、パッケージ部の薄
肉化が図られる等により、益々自重滑走が困難になる。
従って、面実装方式のデバイスは、通常、キャリアに搭
載させて、水平搬送によりICテスタに供給し、また通
電試験を行った後ICテスタから搬出するように構成す
る。しかも、試験効率を向上させるために、1個のデバ
イスではなく、多数のデバイスを同時に搬送するように
したものがある。この場合には、多数のキャリアを搬送
用治具としての搬送ボードに装着して、この搬送ボード
を所定の搬送経路に沿って移動させるようにしている。
【0005】デバイスの電気的特性の試験は、デバイス
を常温状態で行われるだけでなく、デバイスの温度条件
を設定した試験も行われる。低温試験及び高温試験がそ
れである。低温試験及び高温試験では、デバイスを設定
された温度に保持する。そして、設定温度条件で、基準
となる所定の電気的特性が発揮するかどうかを確認する
が、この設定温度範囲から外れないようにしなければな
らない。例えば、デバイスを−55℃の低温状態にして
試験を行う場合において、デバイスがそれより低い温
度、例えば−60℃になっていると、−55℃の温度条
件下では良品であると判定されていたであろうデバイス
がそれより低い温度で測定されたために、不良品と判定
される場合がある。また、100℃にまでデバイスを加
熱して行う試験の場合に、実際にはデバイスが105℃
になっていると、不良品と判定される場合も生じる。こ
れとは逆に、設定温度より緩和された条件、即ち低温試
験で設定温度より高い場合及び高温試験で設定温度より
低い場合には、本来なら不良品として判定されなければ
ならないのが、良品と判定されることもある。
【0006】以上のように、低温試験及び高温試験を行
う際には、厳格な温度管理が必要なことから、恒温槽を
用い、この恒温槽内でデバイスを設定温度に冷却乃至加
熱した状態で試験が行われる。従って、恒温槽内では、
デバイスを所定の温度状態にした上で、試験の終了まで
その温度状態に維持しなければならない。このために、
雰囲気温度は厳格に一定になるように保持され、かつ恒
温槽内に空気の循環を行わせ、温度偏在が生じないよう
になされる。従って、デバイスは恒温槽内では設定温度
状態に保持される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、デバイスを
ICテスタと接続して試験を行う際には、通電による自
己発熱が生じる。通電時間が極短いものであれば、自己
発熱は格別問題とはならないが、種々の電気特性を確認
するためには、多様な試験を行う必要がある。このため
に、かなりの長さの通電時間が必要となり、自己発熱量
は無視しえないものとなる。しかも、近年におけるパッ
ケージの薄型化が図られる傾向にあり、パッケージ部に
おける熱容量が小さくなるから、自己発熱による影響が
益々大きくなる。勿論、デバイスを試験している状態で
も、できるだけ温度条件を一定化するために、雰囲気温
度を一定にし、かつ空気の循環を行わせることによっ
て、デバイスの温度変化を防止するようにしている。
【0008】ところで、ピン挿入型のデバイスのよう
に、シュートに沿って自重滑走するものにあっては、デ
バイスが露出した状態になっているから、試験を行って
いる間でも恒温槽内を循環する空気と接触させて、この
送風により温度上昇を防止するのは比較的容易である。
しかしながら、キャリアに搭載されたデバイスを搬送ボ
ードに装着したものについては、デバイス、特にそのパ
ッケージ部に向けて直接送風するのは困難である。その
理由としては、キャリアを正確に位置決めした状態に配
置し、かつキャリアにはデバイスを厳格に位置決めしな
ければならず、従って搬送ボード及びキャリアには、そ
れぞれ位置決め手段が設けられ、しかもデバイスのリー
ドをICテスタのコンタクト部に接続する際には、ある
程度弾性的に接続しなければならないことから、デバイ
スは少なくとも搬送ボードに対して弾性的に支持されて
いなければならない。以上の要請や、さらにデバイスの
保護等他の要請から、デバイスは搬送ボードにおけるあ
る深さ位置に保持され、周囲の大部分は壁等で囲われる
ことになる。このために、恒温槽内で循環する空気がデ
バイスと接触して熱交換させることができなくなり、デ
バイスの通電時に発生する熱を放出させるのは困難にな
る。
【0009】デバイスは通電時間の長さに応じて熱が蓄
積して、予め設定した温度より高い温度状態になる。こ
の結果、通電試験の精度が低下し、特に高温試験を行う
際には、デバイスは設定温度よりかなり高い温度になる
おそれがあり、設定温度であれば良品と判定されていた
はずのデバイスが、不良品に分類されてしまうという事
態が発生する。
【0010】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、通電時に生じる自己
発熱等によるデバイスの温度上昇を抑制して、正確な通
電試験を行えるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、ICデバイスが位置決めした状態に
搭載されるキャリアに、それに搭載させたICデバイス
のパッケージ部と当接する放熱部材を設け、ICデバイ
スの通電時に、この放熱部材に向けて送風することによ
って、ICデバイスの自己発熱による熱を放出する構成
としたことをその特徴とするものである。
【0012】ここで、放熱部材は、パッケージ部に当接
する部位と、送風経路に臨む部位とを持っていなければ
ならない。真空吸着等の手段でデバイスのキャリアへの
着脱を行うことから、デバイスにおけるパッケージ部の
上部はできるだけ開放しておくのが好ましい。従って、
放熱部材はパッケージ部の下面に当接させるようにす
る。勿論、真空吸着以外でデバイスの移載を行ったり、
放熱部材を変位可能な構成とする場合には、パッケージ
部の上部に放熱部材を当接させるようにしても良い。放
熱部材における送風経路に臨ませる部位としては、パッ
ケージ部への当接部から上方に延在させるか、下方に延
在させるかする。放熱部材を上方に延在させる場合に
は、この放熱部材を金属等のように、熱伝熱性の良好な
部材の両端を上方に曲成すれば良い。また、下方への延
在は、例えば、放熱フィンを垂設することにより達成さ
れる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について説明する。キャリアにより搬送され
て、電気的特性の試験が行われるデバイスを例示する
と、図11や図12に示したようなものがある。図11
に示したものはSOJ型のデバイスD1 である。このデ
バイスD1 は、パッケージ部P1 の左右の両側から多数
のリードL1 を延在させたものである。ここで、リード
1 はパッケージ部P1 の側部から下方に向けて湾曲形
状に曲成してなるものであり、このリードL1 の最下部
は、パッケージ部P1 の下面より僅かに低い位置となっ
ている。また、図12にはQFP型のデバイスD2 が示
されている。このデバイスD2 は、パッケージ部P2
4周からリードL2 を延在させたものであり、このリー
ドL2 はパッケージ部P2 の側部から水平方向に延在さ
せた後に、下方に曲成し、パッケージ部P2 の下面より
僅かに低い位置で再び曲成されて、パッケージ部P2
外方に向けて水平方向に延在させている。また、以上の
他にも、QFP型のデバイスD2 のうちの前後のリード
がないSOP型のデバイスその他のデバイスもキャリア
に搭載されて試験が行われる。
【0014】そこで、まず図1乃至図5にSOJ型のデ
バイスD1 について、その電気的特性の試験を行うため
の装置構成について説明する。
【0015】図1乃至図3において、1は搬送ボードを
示し、この搬送ボード1には、図2に示したように、デ
バイスD1 を搭載するキャリア2が多数設けられてい
る。図1から明らかなように、各キャリア2には、デバ
イスD1 を搭載させた時に、このデバイスD1 における
リードL1 に対応するように、多数の電極3が設けられ
ている。この電極3は弾性片3aにピン3bを連設して
なるものであり、ピン3bはキャリア2を貫通して下方
に延在されており、搬送ボード1に設けた接点部4に挿
入される。搬送ボード1は、回路基板としての機能を有
するものであり、この搬送ボード1の表面には、接点部
4と、その下面側に垂設した接点ピン5との間に所定の
回路パターンが形成されている。
【0016】キャリア2には、左右に側壁2a,2aが
設けられており、これら側壁2aには、多数のスリット
が上下方向に設けられており、これらのスリットにはリ
ード押え6が装着されている。このリード押え6は、ば
ね性を有するものであって、その押圧部6aは、キャリ
ア2内にデバイスD1 を搭載させた時に、そのリードL
1 を下方に押圧して、このリードL1 を電極3に圧接し
て、確実に接続できるようにしている。また、押圧部6
aの下方の部位は湾曲形状に曲成した弾性変形部6bで
あって、この弾性変形部6bは、作動指片7を上方から
押圧すると、圧縮変形されて、押圧部6aをリードL1
から離間させる。従って、リード押え6は、作動指片7
を押圧した時に、キャリア2におけるデバイス搭載部が
開放されて、デバイスD1 を供給できるようになってお
り、またデバイスD1 を供給した後に、作動指片7に対
する押圧力を解除すると、デバイスD1 のリードL1
電極3と電気的に接続された状態になり、電極3は接点
部4を介して接点ピン5と電気的に接続されているか
ら、リードL1 は接点ピン5と確実に電気的な接続状態
になる。
【0017】図3から明らかなように、搬送ボード1
は、ICテスタのテストヘッドを構成するコンタクトボ
ード10に接離される。コンタクトボード10には、コ
ンタクトブロック11が、搬送ボード1の各キャリア2
に対応するように設けられている。コンタクトブロック
11は、図4にも示したように、ばね状接点12が設け
られており、搬送ボード1から垂設した接点ピン5はこ
のばね状接点12に接離されるようになっている。ま
た、コンタクトボード10には位置決めロッド13が突
設されており、この位置決めロッド13は搬送ボード1
に設けた位置決め孔8に挿通されるようになっている。
これによって、搬送ボード1はコンタクトボード10に
対して位置合わせが行われるようになる。
【0018】搬送ボード1をコンタクトボード10に接
離させるために、搬送ボード1を昇降駆動する手段を備
えている。この昇降駆動手段は、図3から明らかなよう
に、昇降ロッド20を有し、この昇降ロッド20の下端
部には、搬送ボード1を挿通させるボード保持部21が
連結されている。このボード保持部21は、搬送ボード
1の左右の両側部を所定の長さにわたって挿通させた状
態に保持するものであり、従って昇降ロッド20は、少
なくとも左右に一対設けられるが、必要に応じて左右に
それぞれ前後2箇所設ける。昇降ロッド20は、軸受部
材22に挿通されて、上下動可能となっている。各昇降
ロッド20の上端部は昇降板23に連結され、この昇降
板23にはラック24が立設されており、このラック2
4にはピニオン25が噛合している。このピニオン25
には回動レバー26が連結されており、この回動レバー
26はシリンダ27により駆動されるものである。
【0019】以上のように構成することによって、搬送
ボード1における各キャリア2にデバイスD1 を搭載さ
せた状態で、この搬送ボード1をICテスタのコンタク
トボード10に接続することにより、各デバイスD1
同時に電気的特性の試験を行うことができる。即ち、昇
降ブロック20を上昇位置させた状態で、この昇降ロッ
ド20の下端部に連結したボード保持部21に、各キャ
リア2にデバイスD1を搭載させた搬送ボード1を挿通
することにより保持させる。この状態で、昇降ロッド2
0を下降させると、搬送ボード1が下降して、コンタク
トボード10に近接する。搬送ボード1には多数の接点
ピン5が垂設されているから、搬送ボード1の下降によ
りこれら各接点ピン5はコンタクトボード10のコンタ
クトブロック11に設けたばね状接点12に接続される
ことになる。搬送ボード1をこの状態に保持して、接点
ピン5に通電させることにより、電気的特性の試験を行
うことができる。
【0020】ここで、デバイスD1 は所定の温度状態に
して試験されるようになっており、このために前述した
各部材は恒温槽内に設けられ、この恒温槽内は一定の温
度状態に保たれている。そして、恒温槽内の空気を循環
させることにより温度のばらつきが生じないようにして
いる。特に、コンタクトボード10への接続時の温度管
理をより厳格にするために、空気の循環を行わせるダク
ト28をこのコンタクトボード10の近傍部位に開口さ
せるようにしている。この温度管理された空気の流れに
デバイスD1 を接触させることにより、試験を行ってい
る間にデバイスD1 の温度が変化しないように、雰囲気
温度を厳格に管理している。
【0021】ところで、デバイスD1 に通電すると、デ
バイスD1 自体が発熱することになる。従って、雰囲気
温度を厳格に管理したとしても、通電時に生じる自己発
熱を有効に抑制しなければ、デバイスD1 の温度が変化
してしまう。搬送ボード1のコンタクトボード10への
接続部近傍にはダクト28が開口しており、このダクト
28からの送風によりデバイスD1 の熱を放出できれ
ば、デバイスD1 の温度上昇を抑制できる。
【0022】しかしながら、図1に示したように、デバ
イスD1 の搭載部の左右の位置にはキャリア2の側壁2
aが突出しており、矢印方向に、あるいはこの矢印と直
交する方向に送風したとしても、デバイスD1 、特にそ
のパッケージ部P1 から有効に熱を奪えない状態とな
る。
【0023】以上の点から、キャリア2に放熱部材を設
けて、この放熱部材によりデバイスD1 の熱を放出する
ようにしている。即ち、図5にも示したように、熱伝達
率の高い金属薄板からなる放熱板30を用いる。放熱板
30は、両端が上方に曲折させたものであって、中間の
平面部30aは、キャリア2の上面に接着剤等を用いて
固着されており、この平面部30a上にデバイスD1
パッケージ部P1 が当接するようにして搭載される。デ
バイスD1 には、左右にリードL1 が延設されている
が、前後の部位にはリードは設けられていない。従っ
て、放熱板30の平面部30aの両端部分は、このパッ
ケージ部P1 におけるリードが延設されていない側の端
部に沿って上方に曲折されて、キャリア2の上部方向に
突出した突出部30b,30bとなっている。また、放
熱板30はデバイスD1 のリードL1及び電極3とは非
接触状態に保持される。なお、図5において、29はデ
バイスD1 をキャリア2内で位置決めするための位置決
めピンである。
【0024】これにより、デバイスD1 の自己発熱によ
る熱は、そのパッケージ部P1 から放熱板30に伝達さ
れる。そして、放熱板30はキャリア2内では、デバイ
スD1 の上方に突出した突出部30b,30bとなって
おり、ダクト28からの送風経路に曝されているから、
この突出部30bに伝わった熱はこの送風によって、外
部に放出されることになり、デバイスD1 の温度上昇を
有効に抑制できる。
【0025】デバイスD1 を高温状態にして試験する場
合にあっては、自己発熱によりデバイスD1 の温度が設
定温度より高くなると、設定温度では良品として判定さ
れるはずのものが不良品として判定されてしまうおそれ
がある。また、低温状態にして試験される場合に、デバ
イスD1 の実際の温度が設定温度より高くなると、本来
ならば不良品として分類しなければならないものが良品
と判定されるおそれがある。しかしながら、放熱板30
で放熱させることによりデバイスD1 の発熱を抑制し
て、設定温度乃至その誤差範囲内に保持できることか
ら、前述したような不都合が発生するおそれがなく、試
験精度を著しく向上させることになる。
【0026】デバイスにおけるパッケージ部の2方向に
リードが延在されている場合には、両端を上方に曲折さ
せた放熱板30を用いることができるが、図12のQF
P型のデバイスD2 のように、パッケージ部P2 の4方
向にリードL2 が延在されている場合には、その電気的
特性の試験を行うための装置構成は、図6乃至図10に
示したものとすることができる。
【0027】而して、図6に搬送ボードの外観を、また
図7にデバイスD2 が搭載されるキャリアの外観を、さ
らに図8及び図9に搬送ボードにキャリアを組み込み、
キャリアにデバイスD2 を搭載した状態の要部断面、さ
らに図10に作動状態の要部断面をそれぞれ示す。
【0028】40は搬送ボードを示し、この搬送ボード
40は上板41及び下板42と、これら上板41,下板
42間を所定の間隔となるように保持するスペーサロッ
ド43とからなり、スペーサロッド43は適宜の箇所に
複数本立設されている。上板41には、各キャリア44
が装着される部位に開口41aが形成されている。この
開口41aは、キャリア44の外径より小さく、デバイ
スD2 の外径より十分大きい開口面積を有するものであ
る。従って、デバイスD2 はこの開口41aを介してキ
ャリア44に着脱される。
【0029】キャリア44は、図7に示したように、ベ
ース44aの周囲に一部を切り欠いた周壁44bを一体
に立設してなるものであり、ベース44aの中央部にデ
バイスD2 のパッケージ部P2 が載置されるようになっ
ており、かつこのパッケージ部P2 の一方の対角線上の
位置にはデバイス位置決め壁45,45が設けられてお
り、もう一方の対角線上の部位には、デバイスクランプ
部材46,46が装着されている。デバイスクランプ部
材46は、軸47を中心として上下方向に回動できるク
ランプ板48を有し、このクランプ板48は常時におい
ては、ばねによりデバイスD2 のパッケージ部P2 の対
角位置における角隅部近傍を押圧できる状態となってお
り、クランプ板48における軸47からの延在部48a
を上方から押圧して回動させると、デバイスD2 に対す
る押圧力を解除し、さらにクランプ板48を回動する
と、デバイスD2 をキャリア44に着脱できるようにな
っている。そして、このクランプ板48の回動ストロー
クを確保するために、キャリア44のベース44aには
クランプ板48の延在部48aの下方位置に開口50が
形成されている。
【0030】キャリア44は、図8及び図9に示したよ
うに、搬送ボード40の上板41と下板42との間に介
装される。そして、このキャリア44の周壁44aに
は、複数本、例えばデバイスクランプ部材46が設けら
れている対角線の位置に2本の連結ピン51が突設され
ており、これら連結ピン51は上板41に設けたピン挿
入孔41bに遊嵌状態で挿入されて、ほぼ所定の位置に
配置させるようにしている。さらに、キャリア44のベ
ース44aには、デバイスD2 が装着される部位を避け
た位置に4箇所押動部52が突設されており、これら各
押動部52の位置の下面部には、凹状のばね座53が設
けられている。また、下板42には、キャリア44のば
ね座53に対応する位置にばね座54が設けられ、これ
らばね座53,54間には圧縮ばね55が弾装されて、
この圧縮ばね55によりキャリア44は常時上板41に
当接する状態に付勢されている。
【0031】この搬送ボード40は、ICテスタ60を
設けた部位の下方位置にまで搬送されて、この位置で搬
送ボード40を持ち上げることによって、ICテスタ6
0におけるコンタクトボード61に垂設したばね状の接
点62にキャリア44に搭載したデバイスD2 の各リー
ドL2 と接続させるようにしている。そして、このコン
タクトボード61とデバイスD2 とを接続する際に、そ
の間の位置合わせを行うために、キャリア44をコンタ
クトボード61に倣わせるようにしている。このため
に、キャリア44に設けた4箇所設けた押動部52のう
ち、対角位置にある一対の押動部52には位置決め孔5
2aが穿設されている。また、コンタクトボード51に
は、これら各押動部52を押動するための押動ロッド6
3が4箇所垂設されているが、これらのうち、位置決め
孔52aを設けた押動ロッド63の先端には位置決め突
起63aが突出する状態に設けられる。
【0032】そこで、所要数のキャリア44を設けた搬
送ボード40を所定の位置に配置して、デバイスクラン
プ部材46を作動させることにより、キャリア44の所
定の位置にデバイスD2 を搭載しする。そして、搬送ボ
ード40をICテスタ60に対面する位置にまで搬送さ
せて、当該の位置で搬送ボード40を持ち上げる。この
搬送ボード40の持ち上げは、適宜の方法により行うこ
とができ、例えばエレベータ方式等であっても良いが、
デバイスD1 をコンタクトボードに接続するための機構
と同様のものを用いることができる。
【0033】搬送ボード40が持ち上げられると、まず
コンタクトボード61に垂設した4本の押動ロッド63
のうちの2本の押動ロッド63に設けた位置決め突起6
3aがキャリア44の押動部52に設けた位置決め孔5
2aに挿嵌されることによりキャリア44の位置決めが
なされる。この状態で、さらに搬送ボード40が上昇す
ると、図10に示したように、コンタクトボード61の
押動ロッド63がキャリア44の押動部52と当接し
て、キャリア44を圧縮ばね55に抗して押動し、キャ
リア44は下板42に近接する方向に変位すると共に、
キャリア44に搭載したデバイスD2 のリードL2 がコ
ンタクトボード61の接点62と当接して、その間の電
気的接続が確保される。そして、キャリア44は圧縮ば
ね55の作用によりコンタクトボード61側に付勢さ
れ、かつ接点62はばね性を有するから、接点62とリ
ードL2 との間は圧接された状態になるから、その間の
電気的接続が良好になる。
【0034】以上のようにしてデバイスD2 の電気的特
性の試験が行われるが、通電時におけるデバイスD2
自己発熱による温度上昇を防止する機構を備えている。
図10から明らかなように、コンタクト時においては、
デバイスD2 はキャリア44や搬送ボード40を構成す
る上板41及び下板42、さらにはコンタクトボード6
1により囲まれて、恒温槽内を流れる空気流から実質的
に隔絶された状態にあり、従ってこの空気流によりパッ
ケージ部P2 から直接放熱はできない。
【0035】即ち、図8乃至図10から明らかなよう
に、キャリア44におけるデバイスD2 が搭載される部
位で、このデバイスD2 のパッケージ部P2 が直接当接
し、かつリードL2 は接触することがない部位に開口部
70を形成し、この開口部70に、例えば金属等の熱伝
達率の高い放熱台板71を固定して設けている。そし
て、この放熱台板71の下面には、複数の放熱フィン7
2が垂設されており、この放熱フィン72は放熱台板7
1と同じ材質か、または異なる材質でも熱伝達率の高い
ものが用いられる。さらに、下板42には、この放熱フ
ィン72が垂設されている部位に開口42aを設け、キ
ャリア44が圧縮ばね55の作用により上板41の下面
と当接している状態では、図8及び図9に示したよう
に、放熱フィン72は下板42の開口42aから非突出
状態に保持され、キャリア44が圧縮ばね55に抗して
下方に押圧されると、図10にあるように、放熱フィン
72は開口42aから下板42の下方に導出されるよう
になっている。
【0036】以上のように構成することによって、常時
においては、放熱フィン72は下板42から非突出状態
に保持されているから、搬送ボード40を、その下板4
2をコンベア上に設置したり、搬送用治具に載置したり
しても、放熱フィン72が他の部材と干渉したりするこ
とはない。ただし、この時には、自己発熱が発生しない
ので、放熱フィン72による放熱は必要がないので、放
熱フィン72を機能させる必要はない。
【0037】デバイスD2 に自己発熱が生じるのは、図
10にあるように、デバイスD2 のリードL2 がコンタ
クトボード60の接点62と接続した時である。そし
て、この時には、キャリア44は下板42側に変位する
から、放熱フィン72は下板42に設けた開口42aか
ら下方に突出する状態となる。この下板42の下部側に
は格別の部材が配置されておらず、恒温槽内を循環する
空気の流れが存在する場所である。従って、デバイスD
2 のパッケージ部P2 が通電により発熱すると、その熱
は放熱台板71に伝達され、さらにこの放熱台板71か
ら循環空気流にさらされている放熱フィン72に伝達さ
れて放熱される。この結果、デバイスD2の温度上昇が
抑制され、設定温度に近い状態に保持される。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ICデ
バイスに通電を行う時に、このICデバイスのパッケー
ジ部に放熱部材を当接させるように構成しているから、
通電時に生じる自己発熱等によるデバイスの温度上昇を
抑制して、正確な通電試験を行える等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すICデバイスの試
験装置の要部構成図である。
【図2】搬送ボードの外観図である。
【図3】搬送ボードによるICデバイスをICテスタへ
の接離機構を示す全体構成図である。
【図4】搬送ボードによるICテスタへのコンタクト機
構の構成を示す構成説明図である。
【図5】ソケットに放熱板を装着した状態を示す構成説
明図である。
【図6】図1とは異なるICデバイスの試験を行うため
に用いられる搬送ボードの外観図である。
【図7】ICデバイスが搭載されるキャリアの外観図で
ある。
【図8】搬送ボードにキャリアを組み込み、キャリアに
デバイスを搭載した状態を、ICテスタのコンタクトボ
ードと共に示す要部断面図である。
【図9】図8のX−X断面図である。
【図10】図8とは異なる作動状態、即ち通電状態を示
す作用説明図である。
【図11】SOJ型のICデバイスを示す外観図であ
る。
【図12】QFP型のICデバイスを示す外観図であ
る。
【符号の説明】
1,40 搬送ボード 2,44 キャリア 3 電極 10,61 コンタクトボード 11 コンタクトブロック 12 ばね状接点 30 放熱板 30a 平面部 30b 突出部 41 上板 42 下板 42a 開口 62 接点 70 開口 71 放熱台板 72 放熱フィン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリアに位置決めした状態に搭載され
    たICデバイスのリードを、ICテスタのコンタクト部
    に接続させて通電することによって、電気的特性の試験
    を行うためのものにおいて、前記キャリアには、それに
    搭載させたICデバイスのパッケージ部と当接する放熱
    部材を設け、ICデバイスの通電時に、この放熱部材に
    向けて送風することによって、ICデバイスの自己発熱
    による熱を放出する構成としたことを特徴とするICデ
    バイスの試験装置。
  2. 【請求項2】 前記放熱部材は熱伝達率の高い金属薄板
    で構成し、この金属薄板に前記ICデバイスのパッケー
    ジ部を当接させると共に、両端を送風経路に臨むように
    曲成する構成としたことを特徴とする請求項1記載のI
    Cデバイスの試験装置。
  3. 【請求項3】 前記放熱部材は、前記キャリアに設けら
    れ、前記ICデバイスのパッケージ部が当接する熱伝達
    率の高い台板と、この台板の下部に垂設した放熱フィン
    とから構成し、この放熱フィンに向けて送風するように
    構成したことを特徴とする請求項1記載のICデバイス
    の試験装置。
  4. 【請求項4】 前記ICデバイスの電気的特性は、恒温
    槽内でICデバイスを所定の温度状態にして行うもので
    あることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
    に記載のICデバイスの試験装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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