JPH0932981A - パイプの接合方法及びそのためのジョイント - Google Patents
パイプの接合方法及びそのためのジョイントInfo
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- JPH0932981A JPH0932981A JP18014295A JP18014295A JPH0932981A JP H0932981 A JPH0932981 A JP H0932981A JP 18014295 A JP18014295 A JP 18014295A JP 18014295 A JP18014295 A JP 18014295A JP H0932981 A JPH0932981 A JP H0932981A
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- pipe
- high frequency
- pipes
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- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 接合部が均等に接着ができ、且つパイプの損
傷がし難いパイプの接合方法、及びそのためジョイント
を提供する。 【解決手段】 筒状のジョイント3に接合すべきパイプ
1、2をセットし、それに対して高周波を発して高周波
加熱によりジョイント3を介してパイプ1、2を接合す
る方法において、ジョイント3とパイプ1、2の接合面
間に、高周波磁場中で発熱する物質の繊維又は粒子を樹
脂に混練したテープ4を配するか、また、そのジョイン
トとして、そのパイプ接合面側に、高周波磁場中で発熱
する物質の繊維又は粒子が混練された樹脂層を有するジ
ョイントを用いる。
傷がし難いパイプの接合方法、及びそのためジョイント
を提供する。 【解決手段】 筒状のジョイント3に接合すべきパイプ
1、2をセットし、それに対して高周波を発して高周波
加熱によりジョイント3を介してパイプ1、2を接合す
る方法において、ジョイント3とパイプ1、2の接合面
間に、高周波磁場中で発熱する物質の繊維又は粒子を樹
脂に混練したテープ4を配するか、また、そのジョイン
トとして、そのパイプ接合面側に、高周波磁場中で発熱
する物質の繊維又は粒子が混練された樹脂層を有するジ
ョイントを用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイプの接合方法
及びそのためのジョイントに関する。
及びそのためのジョイントに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水道管やガス管等のために、塩化
ビニルパイプが般用されていた。しかし、今後、例え
ば、地震への対処から、塩化ビニルよりも可撓性があっ
て、折れたり破損したりし難いポリエチレン、ポリプロ
ピレン等のパイプの使用が急増すると考えられている。
ビニルパイプが般用されていた。しかし、今後、例え
ば、地震への対処から、塩化ビニルよりも可撓性があっ
て、折れたり破損したりし難いポリエチレン、ポリプロ
ピレン等のパイプの使用が急増すると考えられている。
【0003】しかし、ポリエチレン等は、接着剤による
接着がしにくいという性質を有している。そのため、こ
のような材質によるパイプを接合する方法として、高周
波誘導加熱を利用して接着する方法が知られている。即
ち、筒状のジョイントを用い、そのジョイントにパイプ
が挿入され且つそれらの対向面間に、高周波により誘導
加熱されやすいヒータ物質が配された接合状態とし、そ
れに対して、高周波を発して熱溶着によりジョイントを
介してパイプを接合する方法である。
接着がしにくいという性質を有している。そのため、こ
のような材質によるパイプを接合する方法として、高周
波誘導加熱を利用して接着する方法が知られている。即
ち、筒状のジョイントを用い、そのジョイントにパイプ
が挿入され且つそれらの対向面間に、高周波により誘導
加熱されやすいヒータ物質が配された接合状態とし、そ
れに対して、高周波を発して熱溶着によりジョイントを
介してパイプを接合する方法である。
【0004】その代表的な方法として、網目状にしたヒ
ータ物質を用いる方法が特開平6−278211号公報
で知られている。
ータ物質を用いる方法が特開平6−278211号公報
で知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の方法で
は、網目部分に接していないパイプの接合部は、十分に
接着しない場合があった。また、網目部分に接したパイ
プ部分だけが過度に加熱され炭化する等、パイプが損傷
するおそれがあった。
は、網目部分に接していないパイプの接合部は、十分に
接着しない場合があった。また、網目部分に接したパイ
プ部分だけが過度に加熱され炭化する等、パイプが損傷
するおそれがあった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、接合部が均等に接着がで
き、且つパイプの損傷がし難いパイプの接合方法、及び
そのためジョイントを提供することにある。
れたものであり、その目的は、接合部が均等に接着がで
き、且つパイプの損傷がし難いパイプの接合方法、及び
そのためジョイントを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、筒状の
ジョイントに接合すべきパイプをセットし、それに対し
高周波を発して高周波誘導加熱によりジョイントを介し
てパイプを接合する方法において、ジョイントとパイプ
の接合面間に、高周波磁場中で発熱する物質(代表的に
は金属)の繊維又は粒子を樹脂に混練した樹脂層を配す
ることを特徴とする。この樹脂層は、どのような態様で
設けてもよい。例えば、樹脂層を予めシート状等の形態
とし、それをジョイントとパイプの接合面間に配する。
つまり、樹脂層の形態形成後、その配置を実施する。あ
るいは、スプレー塗布等によるように、樹脂層の配置
と、その形態形成とが同時であってもよい。
ジョイントに接合すべきパイプをセットし、それに対し
高周波を発して高周波誘導加熱によりジョイントを介し
てパイプを接合する方法において、ジョイントとパイプ
の接合面間に、高周波磁場中で発熱する物質(代表的に
は金属)の繊維又は粒子を樹脂に混練した樹脂層を配す
ることを特徴とする。この樹脂層は、どのような態様で
設けてもよい。例えば、樹脂層を予めシート状等の形態
とし、それをジョイントとパイプの接合面間に配する。
つまり、樹脂層の形態形成後、その配置を実施する。あ
るいは、スプレー塗布等によるように、樹脂層の配置
と、その形態形成とが同時であってもよい。
【0008】第1の発明は、代表的には、筒状のジョイ
ントに接合すべきパイプをセットし、それに対し高周波
を発して高周波誘導加熱によりジョイントを介してパイ
プを接合する方法において、ジョイントとパイプの接合
面間に、高周波磁場中で発熱する物質繊維又は粒子を樹
脂に混練したシートを配することを特徴とする。
ントに接合すべきパイプをセットし、それに対し高周波
を発して高周波誘導加熱によりジョイントを介してパイ
プを接合する方法において、ジョイントとパイプの接合
面間に、高周波磁場中で発熱する物質繊維又は粒子を樹
脂に混練したシートを配することを特徴とする。
【0009】この本発明では、テープ等の樹脂層を、ジ
ョイントとパイプの接合面の全体に、一様に設けること
ができるので、ジョイントとパイプとの接合部で均質な
接着が完成する。
ョイントとパイプの接合面の全体に、一様に設けること
ができるので、ジョイントとパイプとの接合部で均質な
接着が完成する。
【0010】第2の本発明は、筒状のジョイントに、接
合すべきパイプをセットし、それに対し高周波を発して
高周波誘導加熱によりジョイントを介してパイプを接合
する方法において、ジョイントとして、そのパイプ接合
面側に、高周波磁場中で発熱する物質の繊維又は粒子が
混練された樹脂層を有するジョイントを用いることを特
徴とする。
合すべきパイプをセットし、それに対し高周波を発して
高周波誘導加熱によりジョイントを介してパイプを接合
する方法において、ジョイントとして、そのパイプ接合
面側に、高周波磁場中で発熱する物質の繊維又は粒子が
混練された樹脂層を有するジョイントを用いることを特
徴とする。
【0011】この方法では、高周波磁場中で発熱する物
質の繊維又は粒子が発熱し、それに伴って、それを含む
樹脂層が熱溶融し、ジョイントとパイプとの接合部で均
質な接着が完成する。
質の繊維又は粒子が発熱し、それに伴って、それを含む
樹脂層が熱溶融し、ジョイントとパイプとの接合部で均
質な接着が完成する。
【0012】なお、本発明は、パイプ接合面側に、高周
波磁場中で発熱する物質の繊維又は粒子が混練された樹
脂層を有する筒状ジョイントも提供する。
波磁場中で発熱する物質の繊維又は粒子が混練された樹
脂層を有する筒状ジョイントも提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
をその実施の形態により詳細に説明する。
をその実施の形態により詳細に説明する。
【0014】図1は、本第1発明のパイプの接合方法の
一実施形態を示す断面図である。図示するように、接合
体すべきパイプ1、2が、筒状のジョイント3の各開口
から挿入されている。そのジョイント3の内面は、中央
部分に向け径が小さくなるように、ごくゆるやかなテー
パ状とされている。これによって、パイプ1、2が、ジ
ョイント3に挿入し易くなる。また、ジョイント3の内
部中央には、内周にわたるリング状の突起部3Aが設け
られている。これに、パイプ1、2が、突き当たりジョ
イント3との接合に最も効率的なように位置決めされ得
る。
一実施形態を示す断面図である。図示するように、接合
体すべきパイプ1、2が、筒状のジョイント3の各開口
から挿入されている。そのジョイント3の内面は、中央
部分に向け径が小さくなるように、ごくゆるやかなテー
パ状とされている。これによって、パイプ1、2が、ジ
ョイント3に挿入し易くなる。また、ジョイント3の内
部中央には、内周にわたるリング状の突起部3Aが設け
られている。これに、パイプ1、2が、突き当たりジョ
イント3との接合に最も効率的なように位置決めされ得
る。
【0015】ジョイント3の内面、つまり、パイプ1、
2の接合面間に、高周波磁場中で発熱する金属繊維を樹
脂に混練したテープ4が配されている。つまり、幅がジ
ョイント3の長さのほぼ半分で、長さがパイプ1、2の
外周長に実質等しい2本のテープ4が、各々円筒状に巻
かれ、ジョイント3の各開口から挿入され、その内面
(突起部3Aの部分を除く)を覆うように配されてい
る。
2の接合面間に、高周波磁場中で発熱する金属繊維を樹
脂に混練したテープ4が配されている。つまり、幅がジ
ョイント3の長さのほぼ半分で、長さがパイプ1、2の
外周長に実質等しい2本のテープ4が、各々円筒状に巻
かれ、ジョイント3の各開口から挿入され、その内面
(突起部3Aの部分を除く)を覆うように配されてい
る。
【0016】なお、テープの長さ、幅、ジョイント3内
面での配置の形態は自由に選択でき、テープの1本以上
によって、ジョイント3内面の、パイプ1、2との接合
面(好ましくはその全体)を覆うことができれば十分で
ある。
面での配置の形態は自由に選択でき、テープの1本以上
によって、ジョイント3内面の、パイプ1、2との接合
面(好ましくはその全体)を覆うことができれば十分で
ある。
【0017】このテープ4の材料の1つである樹脂は、
熱が加えられることにより、パイプ1、2とジュイント
3との接着に寄与するもの、又は、その接着を妨害しな
い種類であれば任意のものを使用してよいが、パイプ
1、2又はジョイント3と同じ材質が好ましい。
熱が加えられることにより、パイプ1、2とジュイント
3との接着に寄与するもの、又は、その接着を妨害しな
い種類であれば任意のものを使用してよいが、パイプ
1、2又はジョイント3と同じ材質が好ましい。
【0018】テープ4に混練してある金属繊維は、高周
波磁場中で発熱する各種の強磁性金属(例えば、Fe、
Fe−Ni、Ni及びその合金)から選択できる。
波磁場中で発熱する各種の強磁性金属(例えば、Fe、
Fe−Ni、Ni及びその合金)から選択できる。
【0019】テープ4の厚みは、通常0.2〜1.0m
m、好ましくは、0.3〜0.5mmである。
m、好ましくは、0.3〜0.5mmである。
【0020】金属繊維は、テープ全体の、通常、30〜
80重量%、好ましくは、40〜60重量%とする。金
属繊維は、樹脂にできるだけ均質に分散するように混練
するのが好ましい。
80重量%、好ましくは、40〜60重量%とする。金
属繊維は、樹脂にできるだけ均質に分散するように混練
するのが好ましい。
【0021】金属繊維は、針状で、太いほど熱効率が良
いが、テープの加工性の観点(カッティングの困難さの
回避、繊維が目立って表出することを避けるため等)か
ら、通常、100μm以下、好ましくは30〜90μm
である。金属繊維の長さも、テープの加工性の観点、成
形機への原料供給性等から、通常3mm以下、好ましく
は、2mm以下である。
いが、テープの加工性の観点(カッティングの困難さの
回避、繊維が目立って表出することを避けるため等)か
ら、通常、100μm以下、好ましくは30〜90μm
である。金属繊維の長さも、テープの加工性の観点、成
形機への原料供給性等から、通常3mm以下、好ましく
は、2mm以下である。
【0022】上記のようなパイプ1、2と、筒状のジョ
イント3との接合体は、ワークコイル5Aと高周波発振
器5Bを備える高周波発生装置5内にセットされてい
る。
イント3との接合体は、ワークコイル5Aと高周波発振
器5Bを備える高周波発生装置5内にセットされてい
る。
【0023】この状態で、高周波発振器5Bにより、ワ
ークコイル5Aを介して高周波磁場を発生させると、電
磁誘導により金属繊維に渦電流が発生し、加熱が始ま
る。加熱直後に、パイプ1、2を、その端部が突起部3
Aに当たるように奥まで挿入する。この操作は、テープ
4が溶融した直後にパイプ1、2を押し込むことによ
り、溶融したテープ4をパイプ1、2及びジョイント3
の被着部になじませることができ、強固な接合を得るた
めであるが、最初からパイプ1、2を奥まで挿入してお
いてもよい。
ークコイル5Aを介して高周波磁場を発生させると、電
磁誘導により金属繊維に渦電流が発生し、加熱が始ま
る。加熱直後に、パイプ1、2を、その端部が突起部3
Aに当たるように奥まで挿入する。この操作は、テープ
4が溶融した直後にパイプ1、2を押し込むことによ
り、溶融したテープ4をパイプ1、2及びジョイント3
の被着部になじませることができ、強固な接合を得るた
めであるが、最初からパイプ1、2を奥まで挿入してお
いてもよい。
【0024】加熱を続けると、パイプ1、2とジョイン
ト3とが、熱により溶着したテープを介して接合する。
ト3とが、熱により溶着したテープを介して接合する。
【0025】本実施の形態では、パイプ1、2とジョイ
ント3との接合部全体に加熱する金属繊維が分散してい
るので、加熱が均等に実施できる。そのため、接合部全
体で接着が均等に実施できる。また、パイプ1、2の一
部が損傷することもない。
ント3との接合部全体に加熱する金属繊維が分散してい
るので、加熱が均等に実施できる。そのため、接合部全
体で接着が均等に実施できる。また、パイプ1、2の一
部が損傷することもない。
【0026】なお、テープ4は、パイプ1、2上に予め
セットしておいて、パイプ1、2をジョイント4に挿入
してもよい。
セットしておいて、パイプ1、2をジョイント4に挿入
してもよい。
【0027】本第2発明のパイプの接合方法の一実施形
態を説明する。その形態では、図2に示すようなジョイ
ント6を使用する。つまり、内表面側のコア層6Aと、
外表面側の外側層6Bとの二層構造体であるジョイント
6を使用する。そのコア層6Aは、樹脂に金属繊維を混
練した材料からなっている。一方、外側層6Bは、樹脂
で構成されている。なお、本発明にとって必ずしも必須
でないが、図1で示したのと同様に、ジョイント6の内
部側がテーパ状にされたり、内部中央に突起部が設けら
れてもよい。
態を説明する。その形態では、図2に示すようなジョイ
ント6を使用する。つまり、内表面側のコア層6Aと、
外表面側の外側層6Bとの二層構造体であるジョイント
6を使用する。そのコア層6Aは、樹脂に金属繊維を混
練した材料からなっている。一方、外側層6Bは、樹脂
で構成されている。なお、本発明にとって必ずしも必須
でないが、図1で示したのと同様に、ジョイント6の内
部側がテーパ状にされたり、内部中央に突起部が設けら
れてもよい。
【0028】コア層6Aの樹脂及び混練される金属は、
上記テープ4で使用したのと同様なものが使用できる。
上記テープ4で使用したのと同様なものが使用できる。
【0029】コア層6Aは、高周波誘導加熱による接着
用であるので、その機能を果たすかぎりその厚みは任意
の範囲から選択できる。また、その厚みのジョイント厚
に占める割合も同様である。コア層6Aの厚みは、例え
ば、0.5〜1.0mmである。
用であるので、その機能を果たすかぎりその厚みは任意
の範囲から選択できる。また、その厚みのジョイント厚
に占める割合も同様である。コア層6Aの厚みは、例え
ば、0.5〜1.0mmである。
【0030】ジョイント6は、任意の方法によって作製
してよいが、例えば、二層の同時押し出し成形、射出に
よる二層成形が好ましく利用できる。
してよいが、例えば、二層の同時押し出し成形、射出に
よる二層成形が好ましく利用できる。
【0031】図1で説明したのと同様にして、このジョ
イント6でパイプを高周波誘導加熱を利用して接合でき
る。
イント6でパイプを高周波誘導加熱を利用して接合でき
る。
【0032】本実施の形態では、パイプとジョイント6
との対向部分に相当するコア層6A全体に、金属繊維が
分散しているので、加熱が均等に実施できる。
との対向部分に相当するコア層6A全体に、金属繊維が
分散しているので、加熱が均等に実施できる。
【0033】本実施の形態も、上記形態と同様に接着剤
により接着し難いポリエチレン、ポリプロピレン等のパ
イプの接合に特に有効である。ただし、パイプとジョイ
ント6の間に、熱により接着性を示す接着剤を塗布する
こともできる。これは、接着剤により接着しやすい樹脂
製のパイプの接合に特に有効である。この場合、コア層
の樹脂材料は、パイプとの接着性を余り考慮しなくても
良いので、広い範囲から材料を選択できるという利点が
ある。
により接着し難いポリエチレン、ポリプロピレン等のパ
イプの接合に特に有効である。ただし、パイプとジョイ
ント6の間に、熱により接着性を示す接着剤を塗布する
こともできる。これは、接着剤により接着しやすい樹脂
製のパイプの接合に特に有効である。この場合、コア層
の樹脂材料は、パイプとの接着性を余り考慮しなくても
良いので、広い範囲から材料を選択できるという利点が
ある。
【0034】また、ジョイントとして、図3に示すよう
な円筒を2分割した半円筒形の成形品7を利用し、図4
に示すように2つ併せて使用してもよい。この成形品7
も、コア層7Aと、外側層7Bとを有し、更に、成形品
7同士が合わさる面に、コア層7Aと同様な層が設けら
れている。この層によって、ジョイントとパイプの接合
と同時に成形品7A同士も高周波で加熱溶着可能であ
る。この態様は、接合操作が実施しやすいという利点が
ある。
な円筒を2分割した半円筒形の成形品7を利用し、図4
に示すように2つ併せて使用してもよい。この成形品7
も、コア層7Aと、外側層7Bとを有し、更に、成形品
7同士が合わさる面に、コア層7Aと同様な層が設けら
れている。この層によって、ジョイントとパイプの接合
と同時に成形品7A同士も高周波で加熱溶着可能であ
る。この態様は、接合操作が実施しやすいという利点が
ある。
【0035】第1及び第2の本発明は、上記の各形態に
限らず、種々の形態を採ることができる。
限らず、種々の形態を採ることができる。
【0036】例えば、金属繊維の代わりに、金属粒子が
利用できる。この場合、粒径は、通常、50〜300μ
m、好ましくは、100〜200μmとする。
利用できる。この場合、粒径は、通常、50〜300μ
m、好ましくは、100〜200μmとする。
【0037】また、ジョイントを三つ又等にすることも
できる。更に、ジョイントの外周面にパイプの内周面が
嵌合するようにしてもよい。その場合、ジョイントを多
層構造にする形態では、その最も外側の層を、金属繊維
等を混練した樹脂の層とすればよい。
できる。更に、ジョイントの外周面にパイプの内周面が
嵌合するようにしてもよい。その場合、ジョイントを多
層構造にする形態では、その最も外側の層を、金属繊維
等を混練した樹脂の層とすればよい。
【0038】
実施例1 直鎖状低密度ポリエチレン40重量%に平均直径50μ
mの鉄針状フィラー60重量%を、タンブラにて予備混
合を行い、押し出し造粒した後、単軸押出機にてTダイ
成形により、厚み0.5mmのシートを作成し、このシー
トを幅24mmに切断し、高周波誘導加熱接着用のテープ
を得た。図1で示したパイプとジョイント、高周波誘導
装置を用意し、また、上記テープを切断して、パイプ外
周長に実質等しい長さのテープ2本を得た。それらを円
筒状にして、ジョイントの各開口から挿入して、ジョイ
ント内面にセットした。
mの鉄針状フィラー60重量%を、タンブラにて予備混
合を行い、押し出し造粒した後、単軸押出機にてTダイ
成形により、厚み0.5mmのシートを作成し、このシー
トを幅24mmに切断し、高周波誘導加熱接着用のテープ
を得た。図1で示したパイプとジョイント、高周波誘導
装置を用意し、また、上記テープを切断して、パイプ外
周長に実質等しい長さのテープ2本を得た。それらを円
筒状にして、ジョイントの各開口から挿入して、ジョイ
ント内面にセットした。
【0039】パイプ外径は33mm、ジョイント両端部の
内径は34.4mm、突起部横の中央部内径は34mmであ
る。
内径は34.4mm、突起部横の中央部内径は34mmであ
る。
【0040】ジョイント両端部よりパイプを挿入し、ワ
ークコイル内にセットし、発振周波数400KHz、出
力1KWの高周波発振器にて15秒間加熱した。加熱直
後パイプをジョイント内部に、中央の突起部に突き当た
るように押し込んだ。冷却時間約30秒で接合が完了し
た。 実施例2 高密度ポリエチレン40重量%、平均直径60μmの鉄
ニッケル合金針状フィラー60重量%を、実施例1と同
様な方法にてペレットにし、これと、高密度ポリエチレ
ンとを原料として、単軸押出機によって、ペレットを原
料とする高周波誘導加熱接着用の内側コア層と、上記ポ
リエチレンを原料とする外側層とが同時押し出しされて
成形された図2に示したジョイントを作製した。ジョイ
ント内径は、33.5mmであった。2本の外形33mmの
パイプをこのジョイントに両端より挿入し、実施例1で
使用したのと同じワークコイルにセットし、発振周波数
400KHz、出力1KWの高周波発振器によって、加
熱時間15秒、冷却時間30秒で接合を行った。 実施例3 実施例2で作製したペレットを用い、図3に示した通
り、円筒を2分割した半円筒形状であって、内側に厚み
1mmの高周波誘導加熱接着用のコア層、外側に高密度ポ
リエチレン層を有する2層構造の成形品2つを、二層射
出成形で得た。これらを図4に示したように重ね、ジョ
イントとし、内部にパイプを挿入して、ワークコイルに
セットし、発振周波数400KHz、出力1KWの高周
波発振器によって、加熱時間20秒、冷却時間40秒で
接合を行った。
ークコイル内にセットし、発振周波数400KHz、出
力1KWの高周波発振器にて15秒間加熱した。加熱直
後パイプをジョイント内部に、中央の突起部に突き当た
るように押し込んだ。冷却時間約30秒で接合が完了し
た。 実施例2 高密度ポリエチレン40重量%、平均直径60μmの鉄
ニッケル合金針状フィラー60重量%を、実施例1と同
様な方法にてペレットにし、これと、高密度ポリエチレ
ンとを原料として、単軸押出機によって、ペレットを原
料とする高周波誘導加熱接着用の内側コア層と、上記ポ
リエチレンを原料とする外側層とが同時押し出しされて
成形された図2に示したジョイントを作製した。ジョイ
ント内径は、33.5mmであった。2本の外形33mmの
パイプをこのジョイントに両端より挿入し、実施例1で
使用したのと同じワークコイルにセットし、発振周波数
400KHz、出力1KWの高周波発振器によって、加
熱時間15秒、冷却時間30秒で接合を行った。 実施例3 実施例2で作製したペレットを用い、図3に示した通
り、円筒を2分割した半円筒形状であって、内側に厚み
1mmの高周波誘導加熱接着用のコア層、外側に高密度ポ
リエチレン層を有する2層構造の成形品2つを、二層射
出成形で得た。これらを図4に示したように重ね、ジョ
イントとし、内部にパイプを挿入して、ワークコイルに
セットし、発振周波数400KHz、出力1KWの高周
波発振器によって、加熱時間20秒、冷却時間40秒で
接合を行った。
【0041】実施例1〜3いずれにおいても、強固で実
用的なパイプの接合が達成された。
用的なパイプの接合が達成された。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、パイプの接合面が均等
に接着ができ、信頼性の高いパイプの接合が可能であ
る。また、接合によってパイプの接合面が損傷すること
もない。本発明は、今後使用が急増すると考えられるポ
リエチレン、ポリプロピレン等のパイプの使用に特に好
適である。
に接着ができ、信頼性の高いパイプの接合が可能であ
る。また、接合によってパイプの接合面が損傷すること
もない。本発明は、今後使用が急増すると考えられるポ
リエチレン、ポリプロピレン等のパイプの使用に特に好
適である。
【図1】本発明のパイプの接合方法の一実施形態を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明の方法に利用できるジョイントの一例を
示す外観図である。
示す外観図である。
【図3】本発明の方法に利用できるジョイントを構成す
る半円筒状成形品を示す外観図である。
る半円筒状成形品を示す外観図である。
【図4】上記半円筒状成形品を2つ組み合わせてジョイ
ントを構成した端面図である。
ントを構成した端面図である。
1、2 パイプ 6、7 ジョイント 3 ジョイント 6A、7A コア層 4 テープ 6B、7B 外側層 5 高周波発生装置
Claims (4)
- 【請求項1】 筒状のジョイントに接合すべきパイプを
セットし、それに対し高周波を発して高周波誘導加熱に
よりジョイントを介してパイプを接合する方法におい
て、ジョイントとパイプの接合面間に、高周波磁場中で
発熱する物質の繊維又は粒子を樹脂に混練した樹脂層を
配することを特徴とするパイプの接合方法。 - 【請求項2】 筒状のジョイントに接合すべきパイプを
セットし、それに対し高周波を発して高周波誘導加熱に
よりジョイントを介してパイプを接合する方法におい
て、ジョイントとパイプの接合面間に、高周波磁場中で
発熱する物質の繊維又は粒子を樹脂に混練したテープを
配することを特徴とするパイプの接合方法。 - 【請求項3】 筒状のジョイントに接合すべきパイプを
セットし、それに対し高周波を発して高周波誘導加熱に
よりジョイントを介してパイプを接合する方法におい
て、そのジョイントとして、そのパイプ接合面側に、高
周波磁場中で発熱する物質の繊維又は粒子が混練された
樹脂層を有するジョイントを用いることを特徴とするパ
イプの接合方法。 - 【請求項4】 パイプ接合面側に、高周波磁場中で発熱
する物質の繊維又は粒子が混練された樹脂層を有する筒
状のジョイント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18014295A JPH0932981A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | パイプの接合方法及びそのためのジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18014295A JPH0932981A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | パイプの接合方法及びそのためのジョイント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0932981A true JPH0932981A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16078147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18014295A Pending JPH0932981A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | パイプの接合方法及びそのためのジョイント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0932981A (ja) |
-
1995
- 1995-07-17 JP JP18014295A patent/JPH0932981A/ja active Pending
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