JPH09330234A - 割り込み処理方法およびマイクロプロセッサ - Google Patents
割り込み処理方法およびマイクロプロセッサInfo
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- JPH09330234A JPH09330234A JP8147099A JP14709996A JPH09330234A JP H09330234 A JPH09330234 A JP H09330234A JP 8147099 A JP8147099 A JP 8147099A JP 14709996 A JP14709996 A JP 14709996A JP H09330234 A JPH09330234 A JP H09330234A
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- data
- transfer instruction
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 割り込みの有無によってレジスタから読み出
されるデータが異なるという不都合を割り込み禁止を行
わずに解消し、割り込み禁止によるデバッグ作業への悪
影響を無くす。 【解決手段】 レジスタA0へのデータ転送命令の実行
の直後に割り込み処理が発生したときに、テンポラリレ
ジスタ37にレジスタA0へのデータ転送命令で転送さ
れたデータを保存し、フラグレジスタ40に割り込み処
理の直前にレジスタA0へのデータ転送命令が実行され
たことを格納し、かつレジスタ番号レジスタ41にレジ
スタA0のレジスタ番号を格納する。そして、割り込み
処理が終了して元のプログラムへ復帰するときに、フラ
グレジスタ40が上記の情報を格納しているおれば、元
のプログラムへの復帰の直前にテンポラリレジスタ37
のデータをレジスタ番号レジスタ41に格納したレジス
タ番号に対応するレジスタA0へ転送するデータ転送命
令を実行させる。
されるデータが異なるという不都合を割り込み禁止を行
わずに解消し、割り込み禁止によるデバッグ作業への悪
影響を無くす。 【解決手段】 レジスタA0へのデータ転送命令の実行
の直後に割り込み処理が発生したときに、テンポラリレ
ジスタ37にレジスタA0へのデータ転送命令で転送さ
れたデータを保存し、フラグレジスタ40に割り込み処
理の直前にレジスタA0へのデータ転送命令が実行され
たことを格納し、かつレジスタ番号レジスタ41にレジ
スタA0のレジスタ番号を格納する。そして、割り込み
処理が終了して元のプログラムへ復帰するときに、フラ
グレジスタ40が上記の情報を格納しているおれば、元
のプログラムへの復帰の直前にテンポラリレジスタ37
のデータをレジスタ番号レジスタ41に格納したレジス
タ番号に対応するレジスタA0へ転送するデータ転送命
令を実行させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、割り込み処理方法
およびマイクロプロセッサに関するもので、特にマルチ
プレクサの割り込み処理に係るものである。
およびマイクロプロセッサに関するもので、特にマルチ
プレクサの割り込み処理に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を表1のアセンブラに基づい
て説明する。
て説明する。
【0003】
【表1】
【0004】表1において、movはデータ転送命令で
あり、第2オペランドから第1オペランドへデータを転
送する。A0,B0,B1はそれぞれレジスタA0 ,B
0 ,B1 に対応している。ここで、マイクロプロセッサ
がパイプライン処理を行う構造となっているため、1行
目の命令でレジスタA0 の更新を行い、直後の2行目の
命令でレジスタA0 を読み出した時、更新前の値が読み
出され、1行あけた3行目の命令でレジスタA0 を読み
出した時、初めて更新後の値が読み出されるような処理
の形態となり、そのための回路がマイクロプロセッサ内
に存在している。
あり、第2オペランドから第1オペランドへデータを転
送する。A0,B0,B1はそれぞれレジスタA0 ,B
0 ,B1 に対応している。ここで、マイクロプロセッサ
がパイプライン処理を行う構造となっているため、1行
目の命令でレジスタA0 の更新を行い、直後の2行目の
命令でレジスタA0 を読み出した時、更新前の値が読み
出され、1行あけた3行目の命令でレジスタA0 を読み
出した時、初めて更新後の値が読み出されるような処理
の形態となり、そのための回路がマイクロプロセッサ内
に存在している。
【0005】このようなレジスタの更新に関わるマイク
ロプロセッサの内部の回路構成を図4に従って説明す
る。図4は、レジスタA0 の周辺回路を示している。同
図において、21は4個のレジスタA0 〜A3 を備える
レジスタ群であり、22,23,24はそれぞれラッ
チ、25はマルチプレクサ、26はデータバスである。
T 0 ,T1 はそれぞれ命令実行サイクルの前半のクロッ
ク,後半のクロックの意味で、ラッチ22,23,24
またはレジスタ群21のクロックを示している。なお、
レジスタB0 ,B1 等を備えるレジスタ群についても、
図4と同様の構成となっている。
ロプロセッサの内部の回路構成を図4に従って説明す
る。図4は、レジスタA0 の周辺回路を示している。同
図において、21は4個のレジスタA0 〜A3 を備える
レジスタ群であり、22,23,24はそれぞれラッ
チ、25はマルチプレクサ、26はデータバスである。
T 0 ,T1 はそれぞれ命令実行サイクルの前半のクロッ
ク,後半のクロックの意味で、ラッチ22,23,24
またはレジスタ群21のクロックを示している。なお、
レジスタB0 ,B1 等を備えるレジスタ群についても、
図4と同様の構成となっている。
【0006】つぎに、図4の回路の動作について説明す
る。レジスタA0 にデータを書き込む場合は、データバ
ス26のデータがラッチ22にクロックT0 のタイミン
グで取り込まれる。クロックT1 のタイミングでラッチ
23に取り込まれ、つぎのクロックT0 のタイミングで
レジスタA0 を選択して書き込みが行われる。レジスタ
A0 からデータを読み出す場合は、マルチプレクサ25
でレジスタA0 を選択してクロックT1 のタイミングで
レジスタA0 のデータがラッチ24に取り込まれる。つ
ぎのクロックT0 のタイミングでデータバス26にデー
タが読み出される。
る。レジスタA0 にデータを書き込む場合は、データバ
ス26のデータがラッチ22にクロックT0 のタイミン
グで取り込まれる。クロックT1 のタイミングでラッチ
23に取り込まれ、つぎのクロックT0 のタイミングで
レジスタA0 を選択して書き込みが行われる。レジスタ
A0 からデータを読み出す場合は、マルチプレクサ25
でレジスタA0 を選択してクロックT1 のタイミングで
レジスタA0 のデータがラッチ24に取り込まれる。つ
ぎのクロックT0 のタイミングでデータバス26にデー
タが読み出される。
【0007】ここで、表1の2行目で更新前のデータが
読み出される理由を説明すると、1行目の「レジスタA
0 の書き込み命令」を実行し、クロックT0 のタイミン
グでデータバス26からデータを取り込んだ場合、つぎ
のサイクルのクロックT0 はまだレジスタ群21にデー
タを書き込んでいるタイミングで、2行目の「レジスタ
A0 の読み出し命令」でデータバス26にデータを乗せ
ることができないためである。レジスタA1 ,A2 ,A
3 も同様の動作であり、以降レジスタA0 〜A 3 の何れ
か一つを意味するときは、代表してレジスタAという。
読み出される理由を説明すると、1行目の「レジスタA
0 の書き込み命令」を実行し、クロックT0 のタイミン
グでデータバス26からデータを取り込んだ場合、つぎ
のサイクルのクロックT0 はまだレジスタ群21にデー
タを書き込んでいるタイミングで、2行目の「レジスタ
A0 の読み出し命令」でデータバス26にデータを乗せ
ることができないためである。レジスタA1 ,A2 ,A
3 も同様の動作であり、以降レジスタA0 〜A 3 の何れ
か一つを意味するときは、代表してレジスタAという。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ここで、図4の1行目
の命令と2行目の命令の間、レジスタAへの書き込みを
行うデータ転送命令とその直後につづくレジスタAから
の読み出しを行うデータ転送命令との間に、割り込み処
理が行われる場合について考える。この時、割り込み処
理から復帰して2行目の命令が実行される時はレジスタ
Aが既に更新されており、更新後のデータを読み出すこ
とになる。つまり、割り込み処理が行われる場合と通常
の逐次命令実行を行っている場合で読み出されるデータ
が異なることになり、割り込みの有無によって演算結果
が異なるという不都合が生じる。
の命令と2行目の命令の間、レジスタAへの書き込みを
行うデータ転送命令とその直後につづくレジスタAから
の読み出しを行うデータ転送命令との間に、割り込み処
理が行われる場合について考える。この時、割り込み処
理から復帰して2行目の命令が実行される時はレジスタ
Aが既に更新されており、更新後のデータを読み出すこ
とになる。つまり、割り込み処理が行われる場合と通常
の逐次命令実行を行っている場合で読み出されるデータ
が異なることになり、割り込みの有無によって演算結果
が異なるという不都合が生じる。
【0009】このような不都合な点を解消するための一
つの方法は、「レジスタAの書き込み命令」直後は割り
込みを禁止にすることである。ところが、マイクロプロ
セッサのデバッグ機能におけるプログラムの中断、デバ
ッグ命令は、通常割り込み機能を利用して行われる。こ
のように割り込み機能を用いているため、普通のプログ
ラムと同様に割り込み禁止の制限を受けることになり、
「レジスタAの書き込み命令」が頻繁に現れるならデバ
ッグ機能に著しい制限を受けることになる。
つの方法は、「レジスタAの書き込み命令」直後は割り
込みを禁止にすることである。ところが、マイクロプロ
セッサのデバッグ機能におけるプログラムの中断、デバ
ッグ命令は、通常割り込み機能を利用して行われる。こ
のように割り込み機能を用いているため、普通のプログ
ラムと同様に割り込み禁止の制限を受けることになり、
「レジスタAの書き込み命令」が頻繁に現れるならデバ
ッグ機能に著しい制限を受けることになる。
【0010】したがって、この発明の目的は、割り込み
の有無によってレジスタから読み出されるデータが異な
るという不都合を割り込み禁止をせずに解消し、割り込
み禁止に伴うデバッグ作業への影響を無くすことができ
るマイクロプロセッサを提供することである。
の有無によってレジスタから読み出されるデータが異な
るという不都合を割り込み禁止をせずに解消し、割り込
み禁止に伴うデバッグ作業への影響を無くすことができ
るマイクロプロセッサを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
に、本発明の割り込み処理方法は、特定レジスタへのデ
ータ転送命令の実行の直後に割り込み処理が発生したと
きに特定レジスタへのデータの書き込みを禁止するとと
もに、特定レジスタへのデータ転送命令の実行に伴って
転送されたデータをテンポラリレジスタに一時的に保存
し、割り込み処理から元のプログラムに復帰して特定レ
ジスタへのデータ転送命令のつぎの命令の実行を始める
直前にテンポラリレジスタから特定レジスタへのデータ
転送命令を実行させることを特徴とする。
に、本発明の割り込み処理方法は、特定レジスタへのデ
ータ転送命令の実行の直後に割り込み処理が発生したと
きに特定レジスタへのデータの書き込みを禁止するとと
もに、特定レジスタへのデータ転送命令の実行に伴って
転送されたデータをテンポラリレジスタに一時的に保存
し、割り込み処理から元のプログラムに復帰して特定レ
ジスタへのデータ転送命令のつぎの命令の実行を始める
直前にテンポラリレジスタから特定レジスタへのデータ
転送命令を実行させることを特徴とする。
【0012】この方法によると、特定レジスタへのデー
タ転送命令の実行の直後に割り込み処理が発生すると、
特定レジスタへのデータ転送命令に伴う特定レジスタへ
のデータの書き込みが禁止され、特定レジスタへのデー
タ転送命令の実行に伴って転送されたデータがテンポラ
リレジスタに一時的に保存される。そして、割り込み処
理から元のプログラムに復帰して特定レジスタへのデー
タ転送命令のつぎの命令の実行を始める直前に、テンポ
ラリレジスタから特定レジスタへのデータ転送命令を実
行させて、テンポラリレジスタに保存したデータを特定
レジスタへ書き込む。
タ転送命令の実行の直後に割り込み処理が発生すると、
特定レジスタへのデータ転送命令に伴う特定レジスタへ
のデータの書き込みが禁止され、特定レジスタへのデー
タ転送命令の実行に伴って転送されたデータがテンポラ
リレジスタに一時的に保存される。そして、割り込み処
理から元のプログラムに復帰して特定レジスタへのデー
タ転送命令のつぎの命令の実行を始める直前に、テンポ
ラリレジスタから特定レジスタへのデータ転送命令を実
行させて、テンポラリレジスタに保存したデータを特定
レジスタへ書き込む。
【0013】このように、特定レジスタへのデータ転送
命令の実行の直後に割り込み処理が発生したときに、特
定レジスタへのデータの書き込みがつぎの命令の実行を
始める直前に書き込まれることになる。これは、特定レ
ジスタへのデータ転送命令の実行の直後に割り込み処理
がなくつぎの命令が実行される場合と同じタイミングで
特定レジスタへのデータの書き込みが行われることにな
り、特定レジスタへのデータの書き込みに続いて同じ特
定レジスタからのデータの読み出しを伴うデータ転送命
令が実行された場合において、特定レジスタから読み出
されるデータが割り込み処理の有無によって異なるとい
った不都合は生じない。しかも、特定レジスタへの書き
込みを伴う転送命令の直後における割り込みの禁止を行
っていないので、デバッグ作業等に支障が生じることは
ない。
命令の実行の直後に割り込み処理が発生したときに、特
定レジスタへのデータの書き込みがつぎの命令の実行を
始める直前に書き込まれることになる。これは、特定レ
ジスタへのデータ転送命令の実行の直後に割り込み処理
がなくつぎの命令が実行される場合と同じタイミングで
特定レジスタへのデータの書き込みが行われることにな
り、特定レジスタへのデータの書き込みに続いて同じ特
定レジスタからのデータの読み出しを伴うデータ転送命
令が実行された場合において、特定レジスタから読み出
されるデータが割り込み処理の有無によって異なるとい
った不都合は生じない。しかも、特定レジスタへの書き
込みを伴う転送命令の直後における割り込みの禁止を行
っていないので、デバッグ作業等に支障が生じることは
ない。
【0014】つぎに、本発明のマイクロプロセッサは、
割り込み処理の直前に特定レジスタへのデータ転送命令
が実行されたことを情報として格納するフラグレジスタ
と、割り込み処理の直前の特定レジスタへのデータ転送
命令中に含まれるレジスタ番号を格納するレジスタ番号
レジスタと、割り込み処理の直前の特定レジスタへのデ
ータ転送命令で転送されたデータを一時的に保存するテ
ンポラリレジスタと、データ転送命令発生機能と、レジ
スタ制御機能と、データ転送制御機能とを備えている。
割り込み処理の直前に特定レジスタへのデータ転送命令
が実行されたことを情報として格納するフラグレジスタ
と、割り込み処理の直前の特定レジスタへのデータ転送
命令中に含まれるレジスタ番号を格納するレジスタ番号
レジスタと、割り込み処理の直前の特定レジスタへのデ
ータ転送命令で転送されたデータを一時的に保存するテ
ンポラリレジスタと、データ転送命令発生機能と、レジ
スタ制御機能と、データ転送制御機能とを備えている。
【0015】データ転送命令発生機能は、テンポラリレ
ジスタのデータをレジスタ番号レジスタに格納したレジ
スタ番号に対応する特定レジスタへ転送するデータ転送
命令を発生する。レジスタ制御機能は、特定レジスタへ
のデータ転送命令が実行された直後に割り込み処理が発
生したときに、特定レジスタへの書き込みを禁止し、テ
ンポラリレジスタに特定レジスタへのデータ転送命令で
転送されたデータを一時的に保存し、フラグレジスタに
割り込み処理の直前に特定レジスタへのデータ転送命令
が実行されたことを情報として格納し、レジスタ番号レ
ジスタに割り込み処理の直前に実行された特定レジスタ
へのデータ転送命令中に含まれるレジスタ番号を格納す
る。データ転送制御機能は、割り込み処理を終了して元
のプログラムへ復帰するときに、フラグレジスタの内容
を検査し、フラグレジスタが割り込み処理の直前に特定
レジスタへのデータ転送命令が実行されたことを情報と
して格納してあると、元のプログラムへの復帰の直前に
データ転送命令発生機能を能動化してテンポラリレジス
タのデータをレジスタ番号レジスタに格納したレジスタ
番号に対応する特定レジスタへ転送する。
ジスタのデータをレジスタ番号レジスタに格納したレジ
スタ番号に対応する特定レジスタへ転送するデータ転送
命令を発生する。レジスタ制御機能は、特定レジスタへ
のデータ転送命令が実行された直後に割り込み処理が発
生したときに、特定レジスタへの書き込みを禁止し、テ
ンポラリレジスタに特定レジスタへのデータ転送命令で
転送されたデータを一時的に保存し、フラグレジスタに
割り込み処理の直前に特定レジスタへのデータ転送命令
が実行されたことを情報として格納し、レジスタ番号レ
ジスタに割り込み処理の直前に実行された特定レジスタ
へのデータ転送命令中に含まれるレジスタ番号を格納す
る。データ転送制御機能は、割り込み処理を終了して元
のプログラムへ復帰するときに、フラグレジスタの内容
を検査し、フラグレジスタが割り込み処理の直前に特定
レジスタへのデータ転送命令が実行されたことを情報と
して格納してあると、元のプログラムへの復帰の直前に
データ転送命令発生機能を能動化してテンポラリレジス
タのデータをレジスタ番号レジスタに格納したレジスタ
番号に対応する特定レジスタへ転送する。
【0016】この構成によると、マイクロプロセッサ
は、特定レジスタへのデータ転送命令の実行の直後に割
り込み処理が発生したときに、レジスタ制御機能により
テンポラリレジスタに割り込み処理の直前の特定レジス
タへのデータ転送命令で転送されたデータを一時的に保
存し、フラグレジスタに割り込み処理の直前に特定レジ
スタへのデータ転送命令が実行されたことを情報として
格納し、かつレジスタ番号レジスタに割り込み処理の直
前の特定レジスタへのデータ転送命令中に含まれるレジ
スタ番号を格納する。そして、割り込み処理が終了して
元のプログラムへ復帰するときに、フラグレジスタの内
容を検査し、データ転送制御機能によりフラグレジスタ
が割り込み処理の直前に特定レジスタへのデータ転送命
令が実行されたことを情報として格納してあると、元の
プログラムへの復帰の直前にデータ転送命令発生機能を
能動化してテンポラリレジスタのデータをレジスタ番号
レジスタに格納したレジスタ番号に対応する特定レジス
タへ転送する。
は、特定レジスタへのデータ転送命令の実行の直後に割
り込み処理が発生したときに、レジスタ制御機能により
テンポラリレジスタに割り込み処理の直前の特定レジス
タへのデータ転送命令で転送されたデータを一時的に保
存し、フラグレジスタに割り込み処理の直前に特定レジ
スタへのデータ転送命令が実行されたことを情報として
格納し、かつレジスタ番号レジスタに割り込み処理の直
前の特定レジスタへのデータ転送命令中に含まれるレジ
スタ番号を格納する。そして、割り込み処理が終了して
元のプログラムへ復帰するときに、フラグレジスタの内
容を検査し、データ転送制御機能によりフラグレジスタ
が割り込み処理の直前に特定レジスタへのデータ転送命
令が実行されたことを情報として格納してあると、元の
プログラムへの復帰の直前にデータ転送命令発生機能を
能動化してテンポラリレジスタのデータをレジスタ番号
レジスタに格納したレジスタ番号に対応する特定レジス
タへ転送する。
【0017】このように、特定レジスタへのデータ転送
命令の実行の直後に割り込み処理が発生したときに、特
定レジスタへのデータの書き込みがつぎの命令の実行を
始める直前に書き込まれることになる。これは、特定レ
ジスタへのデータ転送命令の実行の直後に割り込み処理
がなくつぎの命令が実行される場合と同じタイミングで
特定レジスタへのデータの書き込みが行われることにな
り、特定レジスタへのデータの書き込みに続いて同じ特
定レジスタからのデータの読み出しを伴うデータ転送命
令が実行された場合において、特定レジスタから読み出
されるデータが割り込み処理の有無によって異なるとい
った不都合は生じない。しかも、特定レジスタへの書き
込みを伴う転送命令の直後における割り込みの禁止を行
っていないので、デバッグ作業等に支障が生じることは
ない。
命令の実行の直後に割り込み処理が発生したときに、特
定レジスタへのデータの書き込みがつぎの命令の実行を
始める直前に書き込まれることになる。これは、特定レ
ジスタへのデータ転送命令の実行の直後に割り込み処理
がなくつぎの命令が実行される場合と同じタイミングで
特定レジスタへのデータの書き込みが行われることにな
り、特定レジスタへのデータの書き込みに続いて同じ特
定レジスタからのデータの読み出しを伴うデータ転送命
令が実行された場合において、特定レジスタから読み出
されるデータが割り込み処理の有無によって異なるとい
った不都合は生じない。しかも、特定レジスタへの書き
込みを伴う転送命令の直後における割り込みの禁止を行
っていないので、デバッグ作業等に支障が生じることは
ない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1、図2および図3に従って説明する。図1は本
発明の実施の形態におけるレジスタの更新に関わるマイ
クロプロセッサの内部の回路構成を示し、同図(a)に
はレジスタA0 の周辺回路を示し、同図(b)には命令
レジスタの周辺回路を示している。
て、図1、図2および図3に従って説明する。図1は本
発明の実施の形態におけるレジスタの更新に関わるマイ
クロプロセッサの内部の回路構成を示し、同図(a)に
はレジスタA0 の周辺回路を示し、同図(b)には命令
レジスタの周辺回路を示している。
【0019】図1(a)において、31は特定レジスタ
である4個のアドレスポインタ用レジスタA0 〜A3 か
らなるレジスタ群である。32,33,34はそれぞれ
ラッチ、35はマルチプレクサである。36はデータバ
ス、37は割り込み処理の直前のレジスタAへのデータ
転送命令で転送されたデータを一時的に保存するテンポ
ラリレジスタである。なお、テンポラリレジスタ37へ
のデータの書き込みは、例えば割り込み処理の最初のT
0 期間に行われる。
である4個のアドレスポインタ用レジスタA0 〜A3 か
らなるレジスタ群である。32,33,34はそれぞれ
ラッチ、35はマルチプレクサである。36はデータバ
ス、37は割り込み処理の直前のレジスタAへのデータ
転送命令で転送されたデータを一時的に保存するテンポ
ラリレジスタである。なお、テンポラリレジスタ37へ
のデータの書き込みは、例えば割り込み処理の最初のT
0 期間に行われる。
【0020】図1(b)において、38は実行する命令
を格納する命令レジスタであり、39は命令を解読し各
ブロックに制御信号を出力するデコーダである。40は
割り込み処理の直前にレジスタAへのデータ転送命令が
実行されたことを情報として格納する1ビットのフラグ
レジスタで、リセット状態で“0”が設定される。41
は割り込み処理の直前のレジスタAへのデータ転送命令
中に含まれるレジスタ番号を格納する2ビットのレジス
タ番号レジスタである。また、クロックT0 ,T1 はそ
れぞれ命令実行サイクルの前半、後半のクロックを示
す。
を格納する命令レジスタであり、39は命令を解読し各
ブロックに制御信号を出力するデコーダである。40は
割り込み処理の直前にレジスタAへのデータ転送命令が
実行されたことを情報として格納する1ビットのフラグ
レジスタで、リセット状態で“0”が設定される。41
は割り込み処理の直前のレジスタAへのデータ転送命令
中に含まれるレジスタ番号を格納する2ビットのレジス
タ番号レジスタである。また、クロックT0 ,T1 はそ
れぞれ命令実行サイクルの前半、後半のクロックを示
す。
【0021】ここで、フラグレジスタ40のセット・リ
セットのタイミングについて説明する。通常のプログラ
ム実行中は「レジスタ群31への書き込み命令」のクロ
ックT1 でセットされ、その他の命令のクロックT1 で
リセットされる。割り込み処理中は値が保持される。そ
の結果、図3に示すタイミングでセット、リセットが行
われる。ここで、割り込み復帰後のデータ転送命令では
レジスタ群31へ書き込みを行っているので、フラグレ
ジスタ40はセット状態になっている。また、レジスタ
番号レジスタ41へのレジスタ番号の書き込みは、「レ
ジスタ群31への書き込み命令」のクロックT1 で行わ
れ、割り込み処理中は値が保持される。
セットのタイミングについて説明する。通常のプログラ
ム実行中は「レジスタ群31への書き込み命令」のクロ
ックT1 でセットされ、その他の命令のクロックT1 で
リセットされる。割り込み処理中は値が保持される。そ
の結果、図3に示すタイミングでセット、リセットが行
われる。ここで、割り込み復帰後のデータ転送命令では
レジスタ群31へ書き込みを行っているので、フラグレ
ジスタ40はセット状態になっている。また、レジスタ
番号レジスタ41へのレジスタ番号の書き込みは、「レ
ジスタ群31への書き込み命令」のクロックT1 で行わ
れ、割り込み処理中は値が保持される。
【0022】また、マイクロプロセッサは、上記の構成
の他に、データ転送命令発生機能とレジスタ制御機能と
データ転送制御機能(いずれも図示せず)とを備えてい
る。データ転送命令発生機能は、テンポラリレジスタ3
7のデータをレジスタ番号レジスタ41に格納したレジ
スタ番号に対応するレジスタAへ転送するデータ転送命
令を発生する。
の他に、データ転送命令発生機能とレジスタ制御機能と
データ転送制御機能(いずれも図示せず)とを備えてい
る。データ転送命令発生機能は、テンポラリレジスタ3
7のデータをレジスタ番号レジスタ41に格納したレジ
スタ番号に対応するレジスタAへ転送するデータ転送命
令を発生する。
【0023】ここで、データ転送命令を作成する部分の
構成について説明する。命令レジスタ38は、セット・
リセット機能付レジスタで構成されており、通常の命令
フェッチの経路より優先して命令を設定することができ
る。データ転送命令は、図1(b)に示す命令生成部4
2で作成される。レジスタ制御機能は、レジスタAへの
データ転送命令が実行された直後に割り込み処理が発生
したときに、レジスタAへの書き込みを禁止し、テンポ
ラリレジスタ37にレジスタAへのデータ転送命令で転
送されたデータを一時的に保存し、フラグレジスタ40
に割り込み処理の直前にレジスタAへのデータ転送命令
が実行されたことを情報として格納し、レジスタ番号レ
ジスタ41に割り込み処理の直前に実行されたレジスタ
Aへのデータ転送命令中に含まれるレジスタ番号を格納
する。
構成について説明する。命令レジスタ38は、セット・
リセット機能付レジスタで構成されており、通常の命令
フェッチの経路より優先して命令を設定することができ
る。データ転送命令は、図1(b)に示す命令生成部4
2で作成される。レジスタ制御機能は、レジスタAへの
データ転送命令が実行された直後に割り込み処理が発生
したときに、レジスタAへの書き込みを禁止し、テンポ
ラリレジスタ37にレジスタAへのデータ転送命令で転
送されたデータを一時的に保存し、フラグレジスタ40
に割り込み処理の直前にレジスタAへのデータ転送命令
が実行されたことを情報として格納し、レジスタ番号レ
ジスタ41に割り込み処理の直前に実行されたレジスタ
Aへのデータ転送命令中に含まれるレジスタ番号を格納
する。
【0024】上記のレジスタ制御機能では、具体的に
は、デコーダ39からの割り込み命令のデコード信号と
フラグレジスタ40の出力信号とのAND回路43によ
る論理積信号をクロックT1 のラッチ44で遅延させた
信号により、レジスタAすなわちレジスタ群31への書
き込みを禁止する。データ転送制御機能は、割り込み処
理が終了して元のプログラムへ復帰するときにフラグレ
ジスタ40が割り込み処理の直前にレジスタAへのデー
タ転送命令が実行されたことを情報として格納してある
と、元のプログラムへの復帰の直前にデータ転送命令発
生機能を能動化してテンポラリレジスタ37のデータを
レジスタ番号レジスタ41に格納したレジスタ番号に対
応するレジスタAへ転送する。
は、デコーダ39からの割り込み命令のデコード信号と
フラグレジスタ40の出力信号とのAND回路43によ
る論理積信号をクロックT1 のラッチ44で遅延させた
信号により、レジスタAすなわちレジスタ群31への書
き込みを禁止する。データ転送制御機能は、割り込み処
理が終了して元のプログラムへ復帰するときにフラグレ
ジスタ40が割り込み処理の直前にレジスタAへのデー
タ転送命令が実行されたことを情報として格納してある
と、元のプログラムへの復帰の直前にデータ転送命令発
生機能を能動化してテンポラリレジスタ37のデータを
レジスタ番号レジスタ41に格納したレジスタ番号に対
応するレジスタAへ転送する。
【0025】上記のデータ転送制御機能では、具体的
に、図1(b)と図3に示したように、デコーダ39で
作られた割り込み復帰命令の信号とフラグレジスタ40
の出力信号とのAND回路45による論理積信号によ
り、命令生成部42でデータ転送命令が発生する。この
マイクロプロセッサでは、レジスタAへのデータ転送命
令の実行の直後に割り込み処理が発生したときに、レジ
スタ制御機能によりテンポラリレジスタ37に割り込み
処理の直前のレジスタAへのデータ転送命令で転送され
たデータを一時的に保存し、フラグレジスタ40に割り
込み処理の直前にレジスタAへのデータ転送命令が実行
されたことを情報として格納し、かつレジスタ番号レジ
スタ41に割り込み処理の直前のレジスタAへのデータ
転送命令中に含まれるレジスタ番号を格納する。
に、図1(b)と図3に示したように、デコーダ39で
作られた割り込み復帰命令の信号とフラグレジスタ40
の出力信号とのAND回路45による論理積信号によ
り、命令生成部42でデータ転送命令が発生する。この
マイクロプロセッサでは、レジスタAへのデータ転送命
令の実行の直後に割り込み処理が発生したときに、レジ
スタ制御機能によりテンポラリレジスタ37に割り込み
処理の直前のレジスタAへのデータ転送命令で転送され
たデータを一時的に保存し、フラグレジスタ40に割り
込み処理の直前にレジスタAへのデータ転送命令が実行
されたことを情報として格納し、かつレジスタ番号レジ
スタ41に割り込み処理の直前のレジスタAへのデータ
転送命令中に含まれるレジスタ番号を格納する。
【0026】そして、割り込み処理が終了して元のプロ
グラムへ復帰するときに、データ転送制御機能によりフ
ラグレジスタ40が割り込み処理の直前にレジスタAへ
のデータ転送命令が実行されたことを情報として格納し
てあると、元のプログラムへの復帰の直前にデータ転送
命令発生機能を能動化してテンポラリレジスタ37のデ
ータをレジスタ番号レジスタ41に格納したレジスタ番
号に対応するレジスタAへ転送する。
グラムへ復帰するときに、データ転送制御機能によりフ
ラグレジスタ40が割り込み処理の直前にレジスタAへ
のデータ転送命令が実行されたことを情報として格納し
てあると、元のプログラムへの復帰の直前にデータ転送
命令発生機能を能動化してテンポラリレジスタ37のデ
ータをレジスタ番号レジスタ41に格納したレジスタ番
号に対応するレジスタAへ転送する。
【0027】また、このマイクロプロセッサによる割り
込み処理方法としては、図1(a)に示すように、レジ
スタAへのデータ転送命令の実行の直後に割り込み処理
が発生したときにレジスタAへのデータの書き込みを禁
止するとともに、レジスタAへのデータ転送命令の実行
に伴ってデータバス36を通して転送されたデータをテ
ンポラリレジスタ37に一時的に保存し、割り込み処理
から元のプログラムに復帰してレジスタAへのデータ転
送命令のつぎの命令の実行を始める直前にテンポラリレ
ジスタ37からレジスタAへのデータ転送命令を実行さ
せるということになる。
込み処理方法としては、図1(a)に示すように、レジ
スタAへのデータ転送命令の実行の直後に割り込み処理
が発生したときにレジスタAへのデータの書き込みを禁
止するとともに、レジスタAへのデータ転送命令の実行
に伴ってデータバス36を通して転送されたデータをテ
ンポラリレジスタ37に一時的に保存し、割り込み処理
から元のプログラムに復帰してレジスタAへのデータ転
送命令のつぎの命令の実行を始める直前にテンポラリレ
ジスタ37からレジスタAへのデータ転送命令を実行さ
せるということになる。
【0028】この割り込み処理方法によれば、レジスタ
Aへのデータ転送命令の実行の直後に割り込み処理が発
生すると、レジスタAへのデータ転送命令に伴うレジス
タAへのデータの書き込みが禁止され、レジスタAへの
データ転送命令の実行に伴ってデータバス36を通して
転送されたデータがテンポラリレジスタ37に一時的に
保存される。そして、割り込み処理から元のプログラム
に復帰してレジスタAへのデータ転送命令のつぎの命令
の実行を始める直前に、テンポラリレジスタ37からレ
ジスタAへのデータ転送命令を実行させて、テンポラリ
レジスタ37に保存したデータをレジスタAへ書き込
む。このレジスタAへの書き込みは、テンポラリレジス
タ37のデータをデータバス36に読み出してラッチ3
2へ格納し、つぎにラッチ32からラッチ33へ移し、
つぎにレジスタAに書き込むという手順をとる。
Aへのデータ転送命令の実行の直後に割り込み処理が発
生すると、レジスタAへのデータ転送命令に伴うレジス
タAへのデータの書き込みが禁止され、レジスタAへの
データ転送命令の実行に伴ってデータバス36を通して
転送されたデータがテンポラリレジスタ37に一時的に
保存される。そして、割り込み処理から元のプログラム
に復帰してレジスタAへのデータ転送命令のつぎの命令
の実行を始める直前に、テンポラリレジスタ37からレ
ジスタAへのデータ転送命令を実行させて、テンポラリ
レジスタ37に保存したデータをレジスタAへ書き込
む。このレジスタAへの書き込みは、テンポラリレジス
タ37のデータをデータバス36に読み出してラッチ3
2へ格納し、つぎにラッチ32からラッチ33へ移し、
つぎにレジスタAに書き込むという手順をとる。
【0029】このように、レジスタAへのデータ転送命
令の実行の直後に割り込み処理が発生したときに、レジ
スタAへのデータの書き込みがつぎの命令の実行を始め
る直前に書き込まれることになる。これは、レジスタA
へのデータ転送命令の実行の直後に割り込み処理がなく
つぎの命令が実行される場合と同じタイミングでレジス
タAへのデータの書き込みが行われることになり、レジ
スタAへのデータの書き込みに続いて同じレジスタAか
らのデータの読み出しを伴うデータ転送命令が実行され
た場合において、レジスタAから読み出されるデータが
割り込み処理の有無によって異なるといった不都合は生
じない。しかも、レジスタAへの書き込みを伴う転送命
令の直後における割り込みの禁止を行っていないので、
デバッグ作業等に支障が生じることはない。
令の実行の直後に割り込み処理が発生したときに、レジ
スタAへのデータの書き込みがつぎの命令の実行を始め
る直前に書き込まれることになる。これは、レジスタA
へのデータ転送命令の実行の直後に割り込み処理がなく
つぎの命令が実行される場合と同じタイミングでレジス
タAへのデータの書き込みが行われることになり、レジ
スタAへのデータの書き込みに続いて同じレジスタAか
らのデータの読み出しを伴うデータ転送命令が実行され
た場合において、レジスタAから読み出されるデータが
割り込み処理の有無によって異なるといった不都合は生
じない。しかも、レジスタAへの書き込みを伴う転送命
令の直後における割り込みの禁止を行っていないので、
デバッグ作業等に支障が生じることはない。
【0030】ここで、図1の回路の動作を図2のタイミ
ング図とともに説明する。図2は表1のアセンブラの1
行目、2行目を割り込みなくそのまま実行した場合のタ
イミング図である。図2の最上段は命令のデコードのタ
イミングを表し、命令の「A0 書き込み」と「A0 読み
出し」はそれぞれ表1のアセンブラの1行目と2行目の
命令を表す。2段目以下は実線がラッチ32〜34また
はレジスタ31の書き込みのタイミング、つまりデータ
を保持していることを表す。
ング図とともに説明する。図2は表1のアセンブラの1
行目、2行目を割り込みなくそのまま実行した場合のタ
イミング図である。図2の最上段は命令のデコードのタ
イミングを表し、命令の「A0 書き込み」と「A0 読み
出し」はそれぞれ表1のアセンブラの1行目と2行目の
命令を表す。2段目以下は実線がラッチ32〜34また
はレジスタ31の書き込みのタイミング、つまりデータ
を保持していることを表す。
【0031】まず、アセンブラの1行目の命令によりレ
ジスタB0 のデータがデコードサイクルのつぎのクロッ
クT0 のタイミングでデータバス36に出力される。同
じクロックT0 のタイミングでラッチ32に入る。デー
タはつぎのクロックT1 のタイミングでラッチ33に入
り、つぎのクロックT0 のタイミングでレジスタ群31
のレジスタA0 に入る。レジスタA0 への書き込みはこ
のようにして行われる。
ジスタB0 のデータがデコードサイクルのつぎのクロッ
クT0 のタイミングでデータバス36に出力される。同
じクロックT0 のタイミングでラッチ32に入る。デー
タはつぎのクロックT1 のタイミングでラッチ33に入
り、つぎのクロックT0 のタイミングでレジスタ群31
のレジスタA0 に入る。レジスタA0 への書き込みはこ
のようにして行われる。
【0032】アセンブラ2行目の命令では、デコードの
クロックT1 のタイミングでレジスタ群31のレジスタ
A0 に格納されていたデータがラッチ34に入る。それ
に続くクロックT0 のタイミングでデータがラッチ34
からデータバス36に出力され、レジスタB1 に送られ
る。図1の回路はこのような動作を行うため、アセンブ
ラの2行目の命令で読み出されるレジスタA0 の値は1
行目の命令でレジスタA0 に書き込まれる以前の値であ
る。
クロックT1 のタイミングでレジスタ群31のレジスタ
A0 に格納されていたデータがラッチ34に入る。それ
に続くクロックT0 のタイミングでデータがラッチ34
からデータバス36に出力され、レジスタB1 に送られ
る。図1の回路はこのような動作を行うため、アセンブ
ラの2行目の命令で読み出されるレジスタA0 の値は1
行目の命令でレジスタA0 に書き込まれる以前の値であ
る。
【0033】ところが、従来例では、前述したように、
アセンブラの1行目の命令と2行目の命令の間に割り込
み処理の命令が挿入された場合は、1行目の命令でレジ
スタA0 に書き込まれた値が2行目(割り込み処理の命
令)で読み出されるので、割り込みが行われない場合と
動作が異なってくる。つまり、1行目の命令でレジスタ
A0 に書き込まれた後の値が読み出されることになる。
アセンブラの1行目の命令と2行目の命令の間に割り込
み処理の命令が挿入された場合は、1行目の命令でレジ
スタA0 に書き込まれた値が2行目(割り込み処理の命
令)で読み出されるので、割り込みが行われない場合と
動作が異なってくる。つまり、1行目の命令でレジスタ
A0 に書き込まれた後の値が読み出されることになる。
【0034】この問題を解決するためのこの実施の形態
の動作を図3のタイミング図に従って説明する。命令の
「A0 書き込み」と「A0 読み出し」はそれぞれ表1の
アセンブラの1行目と2行目の命令を表す。このアセン
ブラの1行目と2行目の命令の間に割り込み処理の命令
が複数個実行されると想定する。まず、最初の命令の
「A0 書き込み」によりデータバス36のデータがラッ
チ32とラッチ33に順番に入る。このつぎに、割り込
み処理がない場合にはデータがレジスタ31のレジスタ
A0 に入るが、割り込みがあるため、図1の回路では、
レジスタA0 への書き込みを禁止し、その代わりにデー
タバス36のデータをテンポラリレジスタ37に格納す
る。それと同時に、フラグレジスタ40に“1”の値を
セットし、レジスタ番号レジスタ41には命令レジスタ
の「A0 書き込み」命令のコードからレジスタA0 を表
す2ビットのデータを格納する。
の動作を図3のタイミング図に従って説明する。命令の
「A0 書き込み」と「A0 読み出し」はそれぞれ表1の
アセンブラの1行目と2行目の命令を表す。このアセン
ブラの1行目と2行目の命令の間に割り込み処理の命令
が複数個実行されると想定する。まず、最初の命令の
「A0 書き込み」によりデータバス36のデータがラッ
チ32とラッチ33に順番に入る。このつぎに、割り込
み処理がない場合にはデータがレジスタ31のレジスタ
A0 に入るが、割り込みがあるため、図1の回路では、
レジスタA0 への書き込みを禁止し、その代わりにデー
タバス36のデータをテンポラリレジスタ37に格納す
る。それと同時に、フラグレジスタ40に“1”の値を
セットし、レジスタ番号レジスタ41には命令レジスタ
の「A0 書き込み」命令のコードからレジスタA0 を表
す2ビットのデータを格納する。
【0035】この後、割り込み処理の命令を実行し、割
り込み処理から元のプログラムに復帰する時にフラグレ
ジスタ40が“1”であることにより、命令レジスタに
強制的に「データ転送」命令を生成する。この「データ
転送」命令の転送元にはテンポラリレジスタ37を設定
し、転送先にはレジスタ番号レジスタ41に格納されて
いるレジスタ番号(この場合はレジスタA0 )を設定す
る。その後フラグレジスタ40の値は“0”に戻す。
り込み処理から元のプログラムに復帰する時にフラグレ
ジスタ40が“1”であることにより、命令レジスタに
強制的に「データ転送」命令を生成する。この「データ
転送」命令の転送元にはテンポラリレジスタ37を設定
し、転送先にはレジスタ番号レジスタ41に格納されて
いるレジスタ番号(この場合はレジスタA0 )を設定す
る。その後フラグレジスタ40の値は“0”に戻す。
【0036】「データ転送」命令のつぎに元のプログラ
ムに復帰して、表1のアセンブラの2行目の「A0 読み
出し」命令を実行する。図3に示すように、この時、レ
ジスタA0 から読み出されるデータはアセンブラ1行目
でレジスタA0 が更新される以前の値である。また、レ
ジスタA0 からデータを読み出した後にレジスタA0の
更新が行われる。このようにして本発明の実施の形態で
は、割り込み処理が行われる場合と行われない場合で同
じ動作が実現される。
ムに復帰して、表1のアセンブラの2行目の「A0 読み
出し」命令を実行する。図3に示すように、この時、レ
ジスタA0 から読み出されるデータはアセンブラ1行目
でレジスタA0 が更新される以前の値である。また、レ
ジスタA0 からデータを読み出した後にレジスタA0の
更新が行われる。このようにして本発明の実施の形態で
は、割り込み処理が行われる場合と行われない場合で同
じ動作が実現される。
【0037】以上のように、この実施例の形態によれ
ば、レジスタAから読み出されるデータがその前の割り
込み処理の有無によって異なるといった不都合は生じ
ず、しかも特定レジスタへの書き込みを伴う転送命令の
直後における割り込みの禁止を行っていないので、デバ
ッグ作業等に支障が生じることはなく、プログラムのデ
バッグを容易に行うことができる。また、そのために、
テンポラリレジスタとフラグレジスタとレジスタ番号レ
ジスタだけの最小限のハードウェアの追加だけでよく、
コストもほとんど上昇しない。
ば、レジスタAから読み出されるデータがその前の割り
込み処理の有無によって異なるといった不都合は生じ
ず、しかも特定レジスタへの書き込みを伴う転送命令の
直後における割り込みの禁止を行っていないので、デバ
ッグ作業等に支障が生じることはなく、プログラムのデ
バッグを容易に行うことができる。また、そのために、
テンポラリレジスタとフラグレジスタとレジスタ番号レ
ジスタだけの最小限のハードウェアの追加だけでよく、
コストもほとんど上昇しない。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、特定レジスタから読み
出されるデータがその前の割り込み処理の有無によって
異なるといった不都合は生じず、しかも特定レジスタへ
の書き込みを伴う転送命令の直後における割り込みの禁
止を行っていないので、デバッグ作業等に支障が生じる
ことはなく、プログラムのデバッグを容易に行うことが
できる。また、そのために、テンポラリレジスタとフラ
グレジスタとレジスタ番号レジスタだけの最小限のハー
ドウェアの追加だけでよく、コストもほとんど上昇しな
い。
出されるデータがその前の割り込み処理の有無によって
異なるといった不都合は生じず、しかも特定レジスタへ
の書き込みを伴う転送命令の直後における割り込みの禁
止を行っていないので、デバッグ作業等に支障が生じる
ことはなく、プログラムのデバッグを容易に行うことが
できる。また、そのために、テンポラリレジスタとフラ
グレジスタとレジスタ番号レジスタだけの最小限のハー
ドウェアの追加だけでよく、コストもほとんど上昇しな
い。
【図1】この発明の実施の形態におけるマイクロプロセ
ッサの内部の回路構成を示す回路図である。
ッサの内部の回路構成を示す回路図である。
【図2】図1のマイクロプロセッサの動作を示すタイミ
ング図である。
ング図である。
【図3】同じく図1のマイクロプロセッサの動作を示す
タイミング図である。
タイミング図である。
【図4】従来例のマイクロプロセッサの内部の回路構成
を示す回路図である。
を示す回路図である。
21 レジスタ群 22 ラッチ 23 ラッチ 24 ラッチ 25 マルチプレクサ 26 データバス 31 レジスタ群 32 ラッチ 33 ラッチ 34 ラッチ 35 マルチプレクサ 36 データバス 37 テンポラリレジスタ 38 命令レジスタ 39 デコーダ 40 フラグレジスタ 41 レジスタ番号レジスタ
Claims (2)
- 【請求項1】 特定レジスタへのデータ転送命令の実行
の直後に割り込み処理が発生したときに前記特定レジス
タへのデータの書き込みを禁止するとともに、前記特定
レジスタへのデータ転送命令の実行に伴って転送された
データをテンポラリレジスタに一時的に保存し、前記割
り込み処理から元のプログラムに復帰して前記特定レジ
スタへのデータ転送命令のつぎの命令の実行を始める直
前に前記テンポラリレジスタから前記特定レジスタへの
データ転送命令を実行させることを特徴とする割り込み
処理方法。 - 【請求項2】 割り込み処理の直前に特定レジスタへの
データ転送命令が実行されたことを情報として格納する
フラグレジスタと、 前記割り込み処理の直前の前記特定レジスタへのデータ
転送命令中に含まれるレジスタ番号を格納するレジスタ
番号レジスタと、 前記割り込み処理の直前の前記特定レジスタへのデータ
転送命令で転送されたデータを一時的に保存するテンポ
ラリレジスタと、 前記テンポラリレジスタのデータを前記レジスタ番号レ
ジスタに格納したレジスタ番号に対応する前記特定レジ
スタへ転送するデータ転送命令を発生するデータ転送命
令発生機能と、 前記特定レジスタへのデータ転送命令が実行された直後
に前記割り込み処理が発生したときに、前記特定レジス
タへの書き込みを禁止し、前記テンポラリレジスタに前
記特定レジスタへのデータ転送命令で転送されたデータ
を一時的に保存し、前記フラグレジスタに割り込み処理
の直前に特定レジスタへのデータ転送命令が実行された
ことを情報として格納し、前記レジスタ番号レジスタに
前記割り込み処理の直前に実行された前記特定レジスタ
へのデータ転送命令中に含まれるレジスタ番号を格納す
るレジスタ制御機能と、 前記割り込み処理を終了して元のプログラムへ復帰する
ときに、前記フラグレジスタが割り込み処理の直前に特
定レジスタへのデータ転送命令が実行されたことを情報
として格納してあると、前記元のプログラムへの復帰の
直前に前記データ転送命令発生機能を能動化して前記テ
ンポラリレジスタのデータを前記レジスタ番号レジスタ
に格納したレジスタ番号に対応する前記特定レジスタへ
転送する前記転送命令を実行させるデータ転送制御機能
とを備えたマイクロプロセッサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8147099A JPH09330234A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 割り込み処理方法およびマイクロプロセッサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8147099A JPH09330234A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 割り込み処理方法およびマイクロプロセッサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09330234A true JPH09330234A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15422482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8147099A Pending JPH09330234A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 割り込み処理方法およびマイクロプロセッサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09330234A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007188527A (ja) * | 2007-03-19 | 2007-07-26 | Ricoh Co Ltd | 情報処理装置における割り込み処理方法 |
-
1996
- 1996-06-10 JP JP8147099A patent/JPH09330234A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007188527A (ja) * | 2007-03-19 | 2007-07-26 | Ricoh Co Ltd | 情報処理装置における割り込み処理方法 |
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