JPH09330573A - 浮上型磁気ヘッド組立体及びその作製方法 - Google Patents
浮上型磁気ヘッド組立体及びその作製方法Info
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- JPH09330573A JPH09330573A JP17171196A JP17171196A JPH09330573A JP H09330573 A JPH09330573 A JP H09330573A JP 17171196 A JP17171196 A JP 17171196A JP 17171196 A JP17171196 A JP 17171196A JP H09330573 A JPH09330573 A JP H09330573A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 空気流出端ずれ量を所望の値に設定し、所定
の再生出力、その他所要の磁気ヘッド性能を得ることの
できる上下一対の浮上型磁気ヘッドを備えた浮上型磁気
ヘッド組立体を作業効率良く組立てることのできる浮上
型磁気ヘッド組立体の作製方法を提供する。 【解決手段】 ヘッドコア1が一体に設けられたスライ
ダ2を備えた浮上型磁気ヘッドを上下に対向配置して有
する浮上型磁気ヘッド組立体の作製方法であって、この
作製方法は、上側浮上型磁気ヘッド10Aと下側浮上型
磁気ヘッド10Bの標準化再生出力(dB)が所望の値
以下となるように、前記両浮上型磁気ヘッドの取付け位
置を相対的に調整することにより両浮上型磁気ヘッドを
所定の空気流出端ずれ量(△)にて取付ける。
の再生出力、その他所要の磁気ヘッド性能を得ることの
できる上下一対の浮上型磁気ヘッドを備えた浮上型磁気
ヘッド組立体を作業効率良く組立てることのできる浮上
型磁気ヘッド組立体の作製方法を提供する。 【解決手段】 ヘッドコア1が一体に設けられたスライ
ダ2を備えた浮上型磁気ヘッドを上下に対向配置して有
する浮上型磁気ヘッド組立体の作製方法であって、この
作製方法は、上側浮上型磁気ヘッド10Aと下側浮上型
磁気ヘッド10Bの標準化再生出力(dB)が所望の値
以下となるように、前記両浮上型磁気ヘッドの取付け位
置を相対的に調整することにより両浮上型磁気ヘッドを
所定の空気流出端ずれ量(△)にて取付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
などに使用される上下一対の磁気ヘッドからなる磁気ヘ
ッド組立体及びその作製方法に関するものである。
などに使用される上下一対の磁気ヘッドからなる磁気ヘ
ッド組立体及びその作製方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7及び図8には、一般に磁気ディスク
装置に使用される、ヘッドコア1として、Fe−Si−
Al合金(センダスト)、アモルファス磁性体、窒化鉄
などからなる磁性薄膜を基板上に積層することによって
作製された薄膜積層コアを使用したモノリシックタイプ
の浮上型磁気ヘッドが示される。斯る浮上型磁気ヘッド
では、ヘッドコア1がスライダ2の空気軸受け面(Air
Bearing Surface 「ABS面」)4部分に形成され、ス
ライダ2は、ジンバル200に接着剤などにて固着され
ている。又、ジンバル200はその舌状部200aを介
して板バネ支持機構(サスペンション)201に取付け
られており、この板バネ支持機構201は装置本体のア
クチュエータ202(図9)に接続されている。
装置に使用される、ヘッドコア1として、Fe−Si−
Al合金(センダスト)、アモルファス磁性体、窒化鉄
などからなる磁性薄膜を基板上に積層することによって
作製された薄膜積層コアを使用したモノリシックタイプ
の浮上型磁気ヘッドが示される。斯る浮上型磁気ヘッド
では、ヘッドコア1がスライダ2の空気軸受け面(Air
Bearing Surface 「ABS面」)4部分に形成され、ス
ライダ2は、ジンバル200に接着剤などにて固着され
ている。又、ジンバル200はその舌状部200aを介
して板バネ支持機構(サスペンション)201に取付け
られており、この板バネ支持機構201は装置本体のア
クチュエータ202(図9)に接続されている。
【0003】このような浮上型磁気ヘッドは、スライダ
2のABS面4が磁気記録媒体に対面して配置され、磁
気記録媒体の走行によって生じる動圧を利用して磁気記
録媒体上に〜0.05μmといった微小な空隙を持って
浮上する構造とされる。
2のABS面4が磁気記録媒体に対面して配置され、磁
気記録媒体の走行によって生じる動圧を利用して磁気記
録媒体上に〜0.05μmといった微小な空隙を持って
浮上する構造とされる。
【0004】最近、例えば、データストレージ用磁気記
録媒体として例えば100Mbyteといった高容量の
フレキシブルディスク、例えばアイオメガ社製「ZIP
100」などが使用されつつある。このような高容量フ
レキシブルディスクを使用した磁気ディスク装置では、
図9に図示するように、同じ形状寸法をした一対の浮上
型磁気ヘッド10A、10Bが例えば約3000rpm
で回転するフレキシブルディスク100を挟んで互に対
向して、フレキシブルディスク100の上面側及び下面
側にそれぞれ配置されている。図10に示すように、一
対の浮上型磁気ヘッド10A、10Bを上下に正確に対
向配置することにより、各浮上型磁気ヘッド10A、1
0Bのギャップ部21は、フレキシブルディスク100
に対して所定の間隔(g)にて、例えば、上述したよう
に、g=0.05μmといった微小な空隙を持って浮上
することができる。
録媒体として例えば100Mbyteといった高容量の
フレキシブルディスク、例えばアイオメガ社製「ZIP
100」などが使用されつつある。このような高容量フ
レキシブルディスクを使用した磁気ディスク装置では、
図9に図示するように、同じ形状寸法をした一対の浮上
型磁気ヘッド10A、10Bが例えば約3000rpm
で回転するフレキシブルディスク100を挟んで互に対
向して、フレキシブルディスク100の上面側及び下面
側にそれぞれ配置されている。図10に示すように、一
対の浮上型磁気ヘッド10A、10Bを上下に正確に対
向配置することにより、各浮上型磁気ヘッド10A、1
0Bのギャップ部21は、フレキシブルディスク100
に対して所定の間隔(g)にて、例えば、上述したよう
に、g=0.05μmといった微小な空隙を持って浮上
することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者の研究実験の結果によると、浮上型磁気ヘッドを磁気
ディスク装置に組み付ける際に、上下一対の磁気ヘッド
を図10に示すように上下対称に正確に対向配置するこ
とは極めて困難で、通常、図1に示すように、各磁気ヘ
ッド10A、10Bにてスライダ2の空気流入端2aと
は反対側の空気流出端2b、即ち、フレキシブルディス
ク100の移動方向下流側に位置し、ヘッドコア1が配
置されている側の端部2bが△だけずれて配置される。
本明細書では、この△を磁気ヘッドの「空気流出端ずれ
量」という。
者の研究実験の結果によると、浮上型磁気ヘッドを磁気
ディスク装置に組み付ける際に、上下一対の磁気ヘッド
を図10に示すように上下対称に正確に対向配置するこ
とは極めて困難で、通常、図1に示すように、各磁気ヘ
ッド10A、10Bにてスライダ2の空気流入端2aと
は反対側の空気流出端2b、即ち、フレキシブルディス
ク100の移動方向下流側に位置し、ヘッドコア1が配
置されている側の端部2bが△だけずれて配置される。
本明細書では、この△を磁気ヘッドの「空気流出端ずれ
量」という。
【0006】従来、当業者間においては、この空気流出
端ずれ量が上記構成の浮上型磁気ヘッド組立体の性能に
大きく影響するとの問題認識は、本発明者らの知る限り
においてはなされてはいなかった。そのために、従来の
上記構成の浮上型磁気ヘッド組立体においては、空気流
出端ずれ量(△)は、±100μm程度とされていた。
端ずれ量が上記構成の浮上型磁気ヘッド組立体の性能に
大きく影響するとの問題認識は、本発明者らの知る限り
においてはなされてはいなかった。そのために、従来の
上記構成の浮上型磁気ヘッド組立体においては、空気流
出端ずれ量(△)は、±100μm程度とされていた。
【0007】そこで、本発明者は、空気流出端ずれ量が
浮上型磁気ヘッド組立体の性能に大きく影響すると考
え、空気流出端ずれ量と浮上型磁気ヘッド組立体の性能
との関係について研究実験を行ない、以下のことが分か
った。
浮上型磁気ヘッド組立体の性能に大きく影響すると考
え、空気流出端ずれ量と浮上型磁気ヘッド組立体の性能
との関係について研究実験を行ない、以下のことが分か
った。
【0008】つまり、上述した上下一対の浮上型磁気ヘ
ッド10A、10Bの空気流出端2bのずれは、図1及
び図2(A)に示すように、下側の磁気ヘッド10Bに
対して上側の磁気ヘッド10Aがフレキシブルディスク
100の移動方向上流側へとずれる場合(正方向ずれ)
と、図2(B)に示すように、下側の磁気ヘッド10B
に対して上側の磁気ヘッド10Aがフレキシブルディス
ク100の移動方向下流側へとずれる場合(負方向ず
れ)とがある。
ッド10A、10Bの空気流出端2bのずれは、図1及
び図2(A)に示すように、下側の磁気ヘッド10Bに
対して上側の磁気ヘッド10Aがフレキシブルディスク
100の移動方向上流側へとずれる場合(正方向ずれ)
と、図2(B)に示すように、下側の磁気ヘッド10B
に対して上側の磁気ヘッド10Aがフレキシブルディス
ク100の移動方向下流側へとずれる場合(負方向ず
れ)とがある。
【0009】本発明者は、多くの研究実験を行なった結
果、一対の磁気ヘッド10A、10Bが正方向ずれを起
こした場合には、図2(A)に示すように、上側磁気ヘ
ッド10Aの正方向ずれが大となるに伴って、上側磁気
ヘッド10Aの空気流出端10b側へとフレキシブルデ
ィスク100が上方に反る現象があり、その結果、下側
磁気ヘッド10Bのギャップ部21におけるフレキシブ
ルディスク100との間隙が増大し、図3に示すよう
に、上側磁気ヘッド10Aの再生出力は変わらないが、
下側磁気ヘッド10Bの再生出力が上側磁気ヘッド10
Aの正方向ずれが大となるに伴って次第に減少すること
が分かった。同じく、一対の磁気ヘッド10A、10B
が負方向ずれを起こした場合には、図2(B)に示すよ
うに、上側磁気ヘッド10Aの負方向ずれが大となるに
伴って、下側磁気ヘッド10Bの空気流出端10b側へ
とフレキシブルディスク100が下方に反る現象があ
り、その結果、上側磁気ヘッド10Aのギャップ部21
におけるフレキシブルディスク100との間隙が増大
し、図3に示すように、下側磁気ヘッド10Bの再生出
力は変わらないが、上側磁気ヘッド10Aの再生出力が
上側磁気ヘッド10Aの負方向ずれが大となるに伴って
次第に減少することを見出した。本発明は、本発明者の
このような新規な知見に基づきなされたものである。
果、一対の磁気ヘッド10A、10Bが正方向ずれを起
こした場合には、図2(A)に示すように、上側磁気ヘ
ッド10Aの正方向ずれが大となるに伴って、上側磁気
ヘッド10Aの空気流出端10b側へとフレキシブルデ
ィスク100が上方に反る現象があり、その結果、下側
磁気ヘッド10Bのギャップ部21におけるフレキシブ
ルディスク100との間隙が増大し、図3に示すよう
に、上側磁気ヘッド10Aの再生出力は変わらないが、
下側磁気ヘッド10Bの再生出力が上側磁気ヘッド10
Aの正方向ずれが大となるに伴って次第に減少すること
が分かった。同じく、一対の磁気ヘッド10A、10B
が負方向ずれを起こした場合には、図2(B)に示すよ
うに、上側磁気ヘッド10Aの負方向ずれが大となるに
伴って、下側磁気ヘッド10Bの空気流出端10b側へ
とフレキシブルディスク100が下方に反る現象があ
り、その結果、上側磁気ヘッド10Aのギャップ部21
におけるフレキシブルディスク100との間隙が増大
し、図3に示すように、下側磁気ヘッド10Bの再生出
力は変わらないが、上側磁気ヘッド10Aの再生出力が
上側磁気ヘッド10Aの負方向ずれが大となるに伴って
次第に減少することを見出した。本発明は、本発明者の
このような新規な知見に基づきなされたものである。
【0010】又、上述のように、浮上型磁気ヘッド組立
体にて対をなす上下対向配置された磁気ヘッドにずれが
生じると、上側磁気ヘッドと下側磁気ヘッドとの間にお
いて再生出力の不一致が生じ磁気ディスク装置にとって
は大きな問題となる。このような問題は磁気ディスク装
置の再生時のみならず記録時においても発生する問題で
ある。
体にて対をなす上下対向配置された磁気ヘッドにずれが
生じると、上側磁気ヘッドと下側磁気ヘッドとの間にお
いて再生出力の不一致が生じ磁気ディスク装置にとって
は大きな問題となる。このような問題は磁気ディスク装
置の再生時のみならず記録時においても発生する問題で
ある。
【0011】斯かる問題をなくすには、浮上型磁気ヘッ
ド組立体の組立時に空気流出端ずれ量を所望の値に調整
することにより解決することができるが、空気流出端ず
れ量を正確に測定し、このずれ量を所望の値に調整する
ことは極めて困難であり、作業効率が極めて悪い。
ド組立体の組立時に空気流出端ずれ量を所望の値に調整
することにより解決することができるが、空気流出端ず
れ量を正確に測定し、このずれ量を所望の値に調整する
ことは極めて困難であり、作業効率が極めて悪い。
【0012】従って、本発明の目的は、空気流出端ずれ
量を所望の値に設定し、所定の再生出力、その他所要の
磁気ヘッド性能を得ることのできる上下一対の浮上型磁
気ヘッドを備えた浮上型磁気ヘッド組立体を作業効率良
く組立てることのできる浮上型磁気ヘッド組立体の作製
方法を提供することである。
量を所望の値に設定し、所定の再生出力、その他所要の
磁気ヘッド性能を得ることのできる上下一対の浮上型磁
気ヘッドを備えた浮上型磁気ヘッド組立体を作業効率良
く組立てることのできる浮上型磁気ヘッド組立体の作製
方法を提供することである。
【0013】本発明の他の目的は、空気流出端ずれ量を
50μm以下、更には20μm以下の値に設定し、例え
ば100Mbyte、200Mbyteといった高容量
フレキシブルディスク用記録再生磁気ヘッドとして有効
に使用することのできる上下一対の浮上型磁気ヘッドを
備えた高容量フレキシブルディスク用浮上型磁気ヘッド
組立体を提供することである。
50μm以下、更には20μm以下の値に設定し、例え
ば100Mbyte、200Mbyteといった高容量
フレキシブルディスク用記録再生磁気ヘッドとして有効
に使用することのできる上下一対の浮上型磁気ヘッドを
備えた高容量フレキシブルディスク用浮上型磁気ヘッド
組立体を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
浮上型磁気ヘッド組立体及びその作製方法にて達成され
る。要約すれば、本発明は、ヘッドコアが一体に設けら
れたスライダを備えた浮上型磁気ヘッドを上下に対向配
置して有する浮上型磁気ヘッド組立体の作製方法であっ
て、上側浮上型磁気ヘッドと下側浮上型磁気ヘッドの標
準化再生出力(dB)が所望の値以下となるように、前
記両浮上型磁気ヘッドの取付け位置を相対的に調整する
ことにより両浮上型磁気ヘッドを所定の空気流出端ずれ
量にて取付けることを特徴とする浮上型磁気ヘッド組立
体の作製方法である。
浮上型磁気ヘッド組立体及びその作製方法にて達成され
る。要約すれば、本発明は、ヘッドコアが一体に設けら
れたスライダを備えた浮上型磁気ヘッドを上下に対向配
置して有する浮上型磁気ヘッド組立体の作製方法であっ
て、上側浮上型磁気ヘッドと下側浮上型磁気ヘッドの標
準化再生出力(dB)が所望の値以下となるように、前
記両浮上型磁気ヘッドの取付け位置を相対的に調整する
ことにより両浮上型磁気ヘッドを所定の空気流出端ずれ
量にて取付けることを特徴とする浮上型磁気ヘッド組立
体の作製方法である。
【0015】好ましくは、本発明の上記作製方法は、
(a)前記上側浮上型磁気ヘッド及び下側浮上型磁気ヘ
ッドを相対移動させることにより、正方向或は負方向ず
れによる前記両浮上型磁気ヘッドの再生出力を求め、
(b)前記(a)で求めた再生出力を基に、前記両浮上
型磁気ヘッドの空気流出端ずれ量が零とされる再生出力
を0dBとして各磁気ヘッドの標準化再生出力(dB)
を求め、この各磁気ヘッドの標準化再生出力(dB)と
空気流出端ずれ(μm)との関係を得、次いで、(c)
上記(b)で得られた関係にて所定の空気流出端ずれ量
に対応する各磁気ヘッドの標準化再生出力(dB)を求
め、前記上側浮上型磁気ヘッド及び下側浮上型磁気ヘッ
ドの標準化再生出力を所定の値以下に設定することによ
り、所定の空気流出端ずれとする、ことにより実施され
る。
(a)前記上側浮上型磁気ヘッド及び下側浮上型磁気ヘ
ッドを相対移動させることにより、正方向或は負方向ず
れによる前記両浮上型磁気ヘッドの再生出力を求め、
(b)前記(a)で求めた再生出力を基に、前記両浮上
型磁気ヘッドの空気流出端ずれ量が零とされる再生出力
を0dBとして各磁気ヘッドの標準化再生出力(dB)
を求め、この各磁気ヘッドの標準化再生出力(dB)と
空気流出端ずれ(μm)との関係を得、次いで、(c)
上記(b)で得られた関係にて所定の空気流出端ずれ量
に対応する各磁気ヘッドの標準化再生出力(dB)を求
め、前記上側浮上型磁気ヘッド及び下側浮上型磁気ヘッ
ドの標準化再生出力を所定の値以下に設定することによ
り、所定の空気流出端ずれとする、ことにより実施され
る。
【0016】本発明の上記作製方法によれば、ヘッドコ
アが一体に設けられたスライダを有する浮上型磁気ヘッ
ドを上下に対向配置した浮上型磁気ヘッド組立体であっ
て、上側浮上型磁気ヘッド及び下側浮上型磁気ヘッドの
標準化再生出力が0.5dB以内であり、前記各浮上型
磁気ヘッドの空気流出端ずれが50μm以下であること
を特徴とする高容量フレキシブルディスク用浮上型磁気
ヘッド組立体を好適に作製することができる。
アが一体に設けられたスライダを有する浮上型磁気ヘッ
ドを上下に対向配置した浮上型磁気ヘッド組立体であっ
て、上側浮上型磁気ヘッド及び下側浮上型磁気ヘッドの
標準化再生出力が0.5dB以内であり、前記各浮上型
磁気ヘッドの空気流出端ずれが50μm以下であること
を特徴とする高容量フレキシブルディスク用浮上型磁気
ヘッド組立体を好適に作製することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る浮上型磁気ヘ
ッド組立体及びその作製方法を図面に則して更に詳しく
説明する。
ッド組立体及びその作製方法を図面に則して更に詳しく
説明する。
【0018】本発明の高容量フレキシブルディスク用浮
上型磁気ヘッド組立体は、図9に図示するように、一対
の浮上型磁気ヘッド10A、10Bがフレキシブルディ
スク100を挟んで互に対向して、このフレキシブルデ
ィスク100の上面側及び下面側にそれぞれ配置されて
構成される。上側浮上型磁気ヘッド10A及び下側浮上
型磁気ヘッド10Bは、同じ形状寸法をした同じ構成の
ものであり、例えば、図4に示す構成の浮上型磁気ヘッ
ドを使用することができる。
上型磁気ヘッド組立体は、図9に図示するように、一対
の浮上型磁気ヘッド10A、10Bがフレキシブルディ
スク100を挟んで互に対向して、このフレキシブルデ
ィスク100の上面側及び下面側にそれぞれ配置されて
構成される。上側浮上型磁気ヘッド10A及び下側浮上
型磁気ヘッド10Bは、同じ形状寸法をした同じ構成の
ものであり、例えば、図4に示す構成の浮上型磁気ヘッ
ドを使用することができる。
【0019】図4には、浮上型磁気ヘッド組立体の上側
及び下側の浮上型磁気ヘッド10A、10Bとして使用
される浮上型磁気ヘッド10を示すが、この例示する磁
気ヘッド10は、一般に磁気ディスク装置に使用され
る、ヘッドコアとして、Fe−Si−Al合金(センダ
スト)、Fe−C系合金、アモルファス磁性体、窒化鉄
系合金などからなる磁性薄膜を基板上に積層することに
よって作製された薄膜積層コアを使用したモノリシック
タイプの浮上型磁気ヘッドである。
及び下側の浮上型磁気ヘッド10A、10Bとして使用
される浮上型磁気ヘッド10を示すが、この例示する磁
気ヘッド10は、一般に磁気ディスク装置に使用され
る、ヘッドコアとして、Fe−Si−Al合金(センダ
スト)、Fe−C系合金、アモルファス磁性体、窒化鉄
系合金などからなる磁性薄膜を基板上に積層することに
よって作製された薄膜積層コアを使用したモノリシック
タイプの浮上型磁気ヘッドである。
【0020】本実施例にて、浮上型磁気ヘッド10は、
ヘッドコア1とスライダ2からなるヘッドコア付きスラ
イダとされる。スライダ2は、ダミープレート2Aとハ
ウジング2Bとから成る。
ヘッドコア1とスライダ2からなるヘッドコア付きスラ
イダとされる。スライダ2は、ダミープレート2Aとハ
ウジング2Bとから成る。
【0021】更に説明すると、ヘッドコア1は、一対の
各々磁性膜14を有するコア半体1A、1Bを、ギャッ
プ材或いは接合ガラス層mなどとされるギャップ部21
を介して接合して形成される。このとき、コア半体1
A、1Bの磁性膜14は整列した状態とされる。このヘ
ッドコア1の、磁性膜14に平行な一方の側面にダミー
プレート2Aが接合される。本実施例にて、コア半体1
Aは、所謂Cコアであり、コア半体1BはIコアであっ
て非対称形状とされるが、これに限定されるものではな
く対称形状とすることも可能である。
各々磁性膜14を有するコア半体1A、1Bを、ギャッ
プ材或いは接合ガラス層mなどとされるギャップ部21
を介して接合して形成される。このとき、コア半体1
A、1Bの磁性膜14は整列した状態とされる。このヘ
ッドコア1の、磁性膜14に平行な一方の側面にダミー
プレート2Aが接合される。本実施例にて、コア半体1
Aは、所謂Cコアであり、コア半体1BはIコアであっ
て非対称形状とされるが、これに限定されるものではな
く対称形状とすることも可能である。
【0022】更に、前記ヘッドコア1とダミープレート
2Aとの接合体の、磁性膜14に直交する一端部には、
概略直方体とされるハウジング2Bの一側面が接合ガラ
ス層mを介して一体に接合され、ヘッドコア付きスライ
ダ10を構成する。スライダ2を構成するダミープレー
ト2A及びハウジング2Bは、本実施例では、例えばC
oO−NiOを主成分とする非磁性セラミックスにて作
製される。
2Aとの接合体の、磁性膜14に直交する一端部には、
概略直方体とされるハウジング2Bの一側面が接合ガラ
ス層mを介して一体に接合され、ヘッドコア付きスライ
ダ10を構成する。スライダ2を構成するダミープレー
ト2A及びハウジング2Bは、本実施例では、例えばC
oO−NiOを主成分とする非磁性セラミックスにて作
製される。
【0023】このヘッドコア付きスライダ10は、空気
軸受け面(Air Bearing Surface 「ABS面」)4、4
が加工されるが、少なくとも一方のABS面には磁性膜
14及びギャップ部21が位置するようにされる。その
後、ヘッドコア1に巻線を施し、図7及び図8に図示す
るように、ジンバル200に接着剤などにて固着され
る。このジンバル200はその舌状部200aを介して
板バネ支持機構(サスペンション)201に取付けられ
ており、この板バネ支持機構201は装置本体のアクチ
ュエータ202(図9)に接続されている。
軸受け面(Air Bearing Surface 「ABS面」)4、4
が加工されるが、少なくとも一方のABS面には磁性膜
14及びギャップ部21が位置するようにされる。その
後、ヘッドコア1に巻線を施し、図7及び図8に図示す
るように、ジンバル200に接着剤などにて固着され
る。このジンバル200はその舌状部200aを介して
板バネ支持機構(サスペンション)201に取付けられ
ており、この板バネ支持機構201は装置本体のアクチ
ュエータ202(図9)に接続されている。
【0024】本実施例ではヘッドコア1に巻線を施すた
めに、磁性膜14の両側に磁性膜14に対して平行に形
成された巻線溝15、52と、磁性膜14に対して直交
する態様でヘッドコア1を貫通して形成された巻線溝4
2とにて巻線窓が構成され、この巻線窓を利用して巻線
30が施される。
めに、磁性膜14の両側に磁性膜14に対して平行に形
成された巻線溝15、52と、磁性膜14に対して直交
する態様でヘッドコア1を貫通して形成された巻線溝4
2とにて巻線窓が構成され、この巻線窓を利用して巻線
30が施される。
【0025】本実施例にて、ヘッドコア付きスライダ1
0は概略直方体とされ、その具体的寸法は、これに限定
されるものではないが、その一例を挙げれば、高さ
(H)が0.43mm、幅(W)が1.60mm、長さ
(L)が2.03mmとされる。
0は概略直方体とされ、その具体的寸法は、これに限定
されるものではないが、その一例を挙げれば、高さ
(H)が0.43mm、幅(W)が1.60mm、長さ
(L)が2.03mmとされる。
【0026】本発明の浮上型磁気ヘッド組立体において
は、上述の浮上型磁気ヘッド10とされる同じ寸法形状
及び構成の上側及び下側浮上型磁気ヘッド10A、10
Bがフレキシブルディスクを挟んで対称的に対向配置さ
れる。そして、この両浮上型磁気ヘッド10A、10B
は一体的に組み付けられることにより、浮上型磁気ヘッ
ド組立体を構成する。即ち、上側及び下側の対をなす浮
上型磁気ヘッド10A、10Bは、それぞれのギャップ
部21がフレキシブルディスク100の面に対面してお
り、通常、3000rpmにて回転するフレキシブルデ
ィスクの走行によって生じる動圧を利用して、ギャップ
部21にてフレキシブルディスク100から〜0.05
μmといった微小な空隙を持って浮上する構造とされ
る。
は、上述の浮上型磁気ヘッド10とされる同じ寸法形状
及び構成の上側及び下側浮上型磁気ヘッド10A、10
Bがフレキシブルディスクを挟んで対称的に対向配置さ
れる。そして、この両浮上型磁気ヘッド10A、10B
は一体的に組み付けられることにより、浮上型磁気ヘッ
ド組立体を構成する。即ち、上側及び下側の対をなす浮
上型磁気ヘッド10A、10Bは、それぞれのギャップ
部21がフレキシブルディスク100の面に対面してお
り、通常、3000rpmにて回転するフレキシブルデ
ィスクの走行によって生じる動圧を利用して、ギャップ
部21にてフレキシブルディスク100から〜0.05
μmといった微小な空隙を持って浮上する構造とされ
る。
【0027】本発明に従えば、上述の構成とされる浮上
型磁気ヘッド組立体において、上側浮上型磁気ヘッド1
0A及び下側浮上型磁気ヘッド10Bの標準化再生出力
(dB)が0.5dB以内で上側浮上型磁気ヘッド10
Aと下側浮上型磁気ヘッド10Bの間の正方向ずれ及び
負方向ずれは、50μm以下、好ましくは20μm以下
とされる。標準化再生出力(dB)については後で詳し
く説明する。
型磁気ヘッド組立体において、上側浮上型磁気ヘッド1
0A及び下側浮上型磁気ヘッド10Bの標準化再生出力
(dB)が0.5dB以内で上側浮上型磁気ヘッド10
Aと下側浮上型磁気ヘッド10Bの間の正方向ずれ及び
負方向ずれは、50μm以下、好ましくは20μm以下
とされる。標準化再生出力(dB)については後で詳し
く説明する。
【0028】更に説明すると、図5は、上記構成の浮上
型磁気ヘッド組立体を4組作製し、各浮上型磁気ヘッド
組立体において上側浮上型磁気ヘッド10Aと下側浮上
型磁気ヘッド10Bとの間に強制的に正方向ずれ及び負
方向ずれを生ぜしめ、その時の上側浮上型磁気ヘッド1
0Aと下側浮上型磁気ヘッド10Bの再生出力を測定し
た結果を示すグラフである。
型磁気ヘッド組立体を4組作製し、各浮上型磁気ヘッド
組立体において上側浮上型磁気ヘッド10Aと下側浮上
型磁気ヘッド10Bとの間に強制的に正方向ずれ及び負
方向ずれを生ぜしめ、その時の上側浮上型磁気ヘッド1
0Aと下側浮上型磁気ヘッド10Bの再生出力を測定し
た結果を示すグラフである。
【0029】いずれの組立体においても、対をなす浮上
型磁気ヘッド10A、10Bが正方向ずれを起こした場
合には、上側浮上型磁気ヘッド10Aの再生出力は実質
的に変わらないが、下側磁気ヘッド10Bの再生出力は
正方向ずれが大となるに伴って次第に減少する。一方、
磁気ヘッドが負方向ずれを起こした場合には、下側浮上
型磁気ヘッド10Bの再生出力は実質的に変わらない
が、上側浮上型磁気ヘッド10Aの再生出力は負方向ず
れが大となるに伴って次第に減少していることが分か
る。即ち、正方向或は負方向ずれにより両浮上型磁気ヘ
ッド10A、10Bにおいて再生出力が変化し始める位
置が、空気流出端ずれ量零の位置である。
型磁気ヘッド10A、10Bが正方向ずれを起こした場
合には、上側浮上型磁気ヘッド10Aの再生出力は実質
的に変わらないが、下側磁気ヘッド10Bの再生出力は
正方向ずれが大となるに伴って次第に減少する。一方、
磁気ヘッドが負方向ずれを起こした場合には、下側浮上
型磁気ヘッド10Bの再生出力は実質的に変わらない
が、上側浮上型磁気ヘッド10Aの再生出力は負方向ず
れが大となるに伴って次第に減少していることが分か
る。即ち、正方向或は負方向ずれにより両浮上型磁気ヘ
ッド10A、10Bにおいて再生出力が変化し始める位
置が、空気流出端ずれ量零の位置である。
【0030】図6は、上記図5に示すデータを基に、空
気流出端ずれ量が零とされる再生出力を0dBとして求
めた各浮上型磁気ヘッド10A、10Bの標準化再生出
力(dB)を空気流出端ずれ量(μm)に対してプロッ
トしたグラフである。このグラフから、上側浮上型磁気
ヘッド10A及び下側浮上型磁気ヘッド10Bの標準化
再生出力(dB)を求めることにより両浮上型磁気ヘッ
ド10A、10Bの空気流出端ずれ量の大きさが求めら
れる。
気流出端ずれ量が零とされる再生出力を0dBとして求
めた各浮上型磁気ヘッド10A、10Bの標準化再生出
力(dB)を空気流出端ずれ量(μm)に対してプロッ
トしたグラフである。このグラフから、上側浮上型磁気
ヘッド10A及び下側浮上型磁気ヘッド10Bの標準化
再生出力(dB)を求めることにより両浮上型磁気ヘッ
ド10A、10Bの空気流出端ずれ量の大きさが求めら
れる。
【0031】つまり、本発明によれば、空気流出端ずれ
量を正確に測定しそしてこのずれ量を調整する代わり
に、上側浮上型磁気ヘッド10A及び下側浮上型磁気ヘ
ッド10Bの標準化再生出力(dB)を所定の値以下に
設定することにより、所定の空気流出端ずれ量、或はそ
れ以下のずれ量とされる浮上型磁気ヘッド組立体を得る
ことができる。
量を正確に測定しそしてこのずれ量を調整する代わり
に、上側浮上型磁気ヘッド10A及び下側浮上型磁気ヘ
ッド10Bの標準化再生出力(dB)を所定の値以下に
設定することにより、所定の空気流出端ずれ量、或はそ
れ以下のずれ量とされる浮上型磁気ヘッド組立体を得る
ことができる。
【0032】更に説明すると、本発明では、上側浮上型
磁気ヘッド10A及び下側浮上型磁気ヘッド10Bを磁
気ディスク装置に仮に組み付けた状態にて、(a)例え
ば下側浮上型磁気ヘッド10Bを固定し、上側浮上型磁
気ヘッド10Aを移動することにより、図5に示すよう
な、正方向或は負方向ずれによる両浮上型磁気ヘッドの
再生出力を求め、(b)前記(a)で求めた再生出力の
データを利用することにより、両浮上型磁気ヘッド10
A、10Bの空気流出端ずれ量が零とされる再生出力を
0dBとして各磁気ヘッドの標準化再生出力(dB)を
求め、図6に示すような、この各磁気ヘッドの標準化再
生出力(dB)と空気流出端ずれ(μm)との関係を
得、次いで、(c)上記(b)で得られた図6に示すグ
ラフを使用して、所定の空気流出端ずれ量に対応する各
磁気ヘッドの標準化再生出力(dB)を求め、(d)上
記(c)で求められた所定の標準化再生出力(dB)と
なるように、上側浮上型磁気ヘッド10Aを移動させて
スライダ2をジンバル200に固着するか、或は、舌状
部200aをサスペンション201に固着するか、或
は、その他の方法によって、両浮上型磁気ヘッド10
A、10Bの相対位置関係を固定する、ことによって、
上側及び下側浮上型磁気ヘッド10A、10Bの空気流
出端ずれ量が所定値以下とされた浮上型磁気ヘッド組立
体が得られる。勿論、上記工程(a)では、上側浮上型
磁気ヘッド10Aを固定し、下側浮上型磁気ヘッド10
Bを移動しても良く、両方の磁気ヘッド10A、10B
を移動させても良く、従って、この場合には、上記工程
(d)では、上側浮上型磁気ヘッド10Aの代わりに下
側浮上型磁気ヘッド10Bが、或は両方の磁気ヘッド1
0A、10Bが固定されることとなる。
磁気ヘッド10A及び下側浮上型磁気ヘッド10Bを磁
気ディスク装置に仮に組み付けた状態にて、(a)例え
ば下側浮上型磁気ヘッド10Bを固定し、上側浮上型磁
気ヘッド10Aを移動することにより、図5に示すよう
な、正方向或は負方向ずれによる両浮上型磁気ヘッドの
再生出力を求め、(b)前記(a)で求めた再生出力の
データを利用することにより、両浮上型磁気ヘッド10
A、10Bの空気流出端ずれ量が零とされる再生出力を
0dBとして各磁気ヘッドの標準化再生出力(dB)を
求め、図6に示すような、この各磁気ヘッドの標準化再
生出力(dB)と空気流出端ずれ(μm)との関係を
得、次いで、(c)上記(b)で得られた図6に示すグ
ラフを使用して、所定の空気流出端ずれ量に対応する各
磁気ヘッドの標準化再生出力(dB)を求め、(d)上
記(c)で求められた所定の標準化再生出力(dB)と
なるように、上側浮上型磁気ヘッド10Aを移動させて
スライダ2をジンバル200に固着するか、或は、舌状
部200aをサスペンション201に固着するか、或
は、その他の方法によって、両浮上型磁気ヘッド10
A、10Bの相対位置関係を固定する、ことによって、
上側及び下側浮上型磁気ヘッド10A、10Bの空気流
出端ずれ量が所定値以下とされた浮上型磁気ヘッド組立
体が得られる。勿論、上記工程(a)では、上側浮上型
磁気ヘッド10Aを固定し、下側浮上型磁気ヘッド10
Bを移動しても良く、両方の磁気ヘッド10A、10B
を移動させても良く、従って、この場合には、上記工程
(d)では、上側浮上型磁気ヘッド10Aの代わりに下
側浮上型磁気ヘッド10Bが、或は両方の磁気ヘッド1
0A、10Bが固定されることとなる。
【0033】例えば、上側浮上型磁気ヘッド10A及び
下側浮上型磁気ヘッド10Bの標準化再生出力を0.5
dB以下に設定することにより、空気流出端ずれ量が1
00μm以下とされる浮上型磁気ヘッド組立体を得るこ
とができ、標準化再生出力を0.2dBの範囲内に設定
することにより、空気流出端ずれが20μm以内とされ
る浮上型磁気ヘッド組立体を得ることができる。前者の
浮上型磁気ヘッド組立体は、100〜120Mbyte
の高容量フレキシブルディスクを使用した磁気ディスク
装置に採用され、又、後者の浮上型磁気ヘッド組立体
は、更に高容量とされる200Mbyteの高容量フレ
キシブルディスクを使用した磁気ディスク装置に採用す
ることができる。
下側浮上型磁気ヘッド10Bの標準化再生出力を0.5
dB以下に設定することにより、空気流出端ずれ量が1
00μm以下とされる浮上型磁気ヘッド組立体を得るこ
とができ、標準化再生出力を0.2dBの範囲内に設定
することにより、空気流出端ずれが20μm以内とされ
る浮上型磁気ヘッド組立体を得ることができる。前者の
浮上型磁気ヘッド組立体は、100〜120Mbyte
の高容量フレキシブルディスクを使用した磁気ディスク
装置に採用され、又、後者の浮上型磁気ヘッド組立体
は、更に高容量とされる200Mbyteの高容量フレ
キシブルディスクを使用した磁気ディスク装置に採用す
ることができる。
【0034】上記各実施例では、本発明にて作製される
浮上型磁気ヘッドはコンポジットタイプの浮上型磁気ヘ
ッドであるとしたが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、MIGタイプの浮上型磁気ヘッド、その他のタ
イプの磁気ヘッドとすることができる。
浮上型磁気ヘッドはコンポジットタイプの浮上型磁気ヘ
ッドであるとしたが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、MIGタイプの浮上型磁気ヘッド、その他のタ
イプの磁気ヘッドとすることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に従った、
ヘッドコアが一体に設けられたスライダを備えた浮上型
磁気ヘッドを上下に対向配置して有する浮上型磁気ヘッ
ド組立体の作製方法は、上側浮上型磁気ヘッドと下側浮
上型磁気ヘッドの標準化再生出力(dB)を所望の値以
下となるように、少なくとも一方の浮上型磁気ヘッドの
取付け位置を調整することにより両浮上型磁気ヘッドを
所定の空気流出端ずれ量にて取付ける構成とされるの
で、空気流出端ずれ量を所望の値に設定し、所定の再生
出力、その他所要の磁気ヘッド性能を得ることのできる
上下一対の浮上型磁気ヘッドを備えた浮上型磁気ヘッド
組立体を作業効率良く組立てることができる。又、この
ようにして作製することのできる本発明の浮上型磁気ヘ
ッド組立体は、空気流出端ずれ量を50μm以下、更に
は20μm以下の値に設定し、100Mbyte、20
0Mbyteといった高容量フレキシブルディスク用磁
気ヘッドとして有効に使用することができる。
ヘッドコアが一体に設けられたスライダを備えた浮上型
磁気ヘッドを上下に対向配置して有する浮上型磁気ヘッ
ド組立体の作製方法は、上側浮上型磁気ヘッドと下側浮
上型磁気ヘッドの標準化再生出力(dB)を所望の値以
下となるように、少なくとも一方の浮上型磁気ヘッドの
取付け位置を調整することにより両浮上型磁気ヘッドを
所定の空気流出端ずれ量にて取付ける構成とされるの
で、空気流出端ずれ量を所望の値に設定し、所定の再生
出力、その他所要の磁気ヘッド性能を得ることのできる
上下一対の浮上型磁気ヘッドを備えた浮上型磁気ヘッド
組立体を作業効率良く組立てることができる。又、この
ようにして作製することのできる本発明の浮上型磁気ヘ
ッド組立体は、空気流出端ずれ量を50μm以下、更に
は20μm以下の値に設定し、100Mbyte、20
0Mbyteといった高容量フレキシブルディスク用磁
気ヘッドとして有効に使用することができる。
【図1】浮上型磁気ヘッド組立体の一実施例を示す正面
図である。
図である。
【図2】浮上型磁気ヘッド組立体の空気流出端ずれを説
明するための浮上型磁気ヘッド組立体の一部を示す正面
図である。
明するための浮上型磁気ヘッド組立体の一部を示す正面
図である。
【図3】浮上型磁気ヘッド組立体における空気流出端ず
れと標準化再生出力との関係を示すグラフである。
れと標準化再生出力との関係を示すグラフである。
【図4】本発明に使用することのできる浮上型磁気ヘッ
ドの一実施例を示す斜視図である。
ドの一実施例を示す斜視図である。
【図5】浮上型磁気ヘッド組立体における空気流出端ず
れ量と再生出力との関係を示すグラフである。
れ量と再生出力との関係を示すグラフである。
【図6】浮上型磁気ヘッド組立体における空気流出端ず
れ量と標準化再生出力との関係を示すグラフである。
れ量と標準化再生出力との関係を示すグラフである。
【図7】浮上型磁気ヘッドの一例を示す斜視図である。
【図8】図7の浮上型磁気ヘッドを下方より見た斜視図
である。
である。
【図9】本発明の浮上型磁気ヘッド組立体の全体構成を
説明するための概略図である。
説明するための概略図である。
【図10】浮上型磁気ヘッド組立体の空気流出端ずれを
説明するための正面図である。
説明するための正面図である。
1 ヘッドコア 2 スライダ 4 ABS面 10(10A、10B) 浮上型磁気ヘッド 21 ギャップ部 30 巻線 100 フレキシブルディスク 200 ジンバル 201 サスペンション
Claims (3)
- 【請求項1】 ヘッドコアが一体に設けられたスライダ
を備えた浮上型磁気ヘッドを上下に対向配置して有する
浮上型磁気ヘッド組立体の作製方法であって、上側浮上
型磁気ヘッドと下側浮上型磁気ヘッドの標準化再生出力
(dB)が所望の値以下となるように、前記両浮上型磁
気ヘッドの取付け位置を相対的に調整することにより両
浮上型磁気ヘッドを所定の空気流出端ずれ量にて取付け
ることを特徴とする浮上型磁気ヘッド組立体の作製方
法。 - 【請求項2】 (a)前記上側浮上型磁気ヘッド及び下
側浮上型磁気ヘッドを相対移動させることにより、正方
向或は負方向ずれによる前記両浮上型磁気ヘッドの再生
出力を求め、(b)前記(a)で求めた再生出力を基
に、前記両浮上型磁気ヘッドの空気流出端ずれ量が零と
される再生出力を0dBとして各磁気ヘッドの標準化再
生出力(dB)を求め、この各磁気ヘッドの標準化再生
出力(dB)と空気流出端ずれ(μm)との関係を得、
次いで、(c)上記(b)で得られた関係にて所定の空
気流出端ずれ量に対応する各磁気ヘッドの標準化再生出
力(dB)を求め、前記上側浮上型磁気ヘッド及び下側
浮上型磁気ヘッドの標準化再生出力を所定の値以下に設
定することにより、所定の空気流出端ずれ量とする、こ
とを特徴とする請求項1の浮上型磁気ヘッド組立体の作
製方法。 - 【請求項3】 ヘッドコアが一体に設けられたスライダ
を有する浮上型磁気ヘッドを上下に対向配置した浮上型
磁気ヘッド組立体であって、上側浮上型磁気ヘッド及び
下側浮上型磁気ヘッドの標準化再生出力が0.5dB以
内であり、前記各浮上型磁気ヘッドの空気流出端ずれが
50μm以下であることを特徴とする高容量フレキシブ
ルディスク用浮上型磁気ヘッド組立体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17171196A JPH09330573A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 浮上型磁気ヘッド組立体及びその作製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17171196A JPH09330573A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 浮上型磁気ヘッド組立体及びその作製方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09330573A true JPH09330573A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15928268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17171196A Pending JPH09330573A (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | 浮上型磁気ヘッド組立体及びその作製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09330573A (ja) |
-
1996
- 1996-06-10 JP JP17171196A patent/JPH09330573A/ja active Pending
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