JPH09330593A - 半導体集積回路及びデータ処理装置 - Google Patents

半導体集積回路及びデータ処理装置

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JPH09330593A
JPH09330593A JP8145500A JP14550096A JPH09330593A JP H09330593 A JPH09330593 A JP H09330593A JP 8145500 A JP8145500 A JP 8145500A JP 14550096 A JP14550096 A JP 14550096A JP H09330593 A JPH09330593 A JP H09330593A
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JP
Japan
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power supply
voltage
circuit
current
semiconductor integrated
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JP8145500A
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English (en)
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Tomoyuki Tomatsuri
智之 戸祭
Nobuo Tanba
展雄 丹場
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体集積回路に内蔵された電源回路の出力
電圧の定電圧化と低消費電力化の双方を満足させる。 【解決手段】 第1電源電圧(GND)と第2電源電圧
(VEE)との間に配置された回路素子の電流供給能力
に従って定電圧(VEM)を形成する電源回路(30)
と、該電源回路からの定電圧を一方の動作電源として動
作される回路ブロック(1,2)とを備える半導体集積
回路において、前記電源回路で形成される定電圧と参照
電圧(VREF)との差に応じた制御電圧(VCNT)
を形成する差動増幅回路(32)と、前記制御電圧に従
って前記電源回路の出力端子(33)と前記第2の電源
電圧との間に出力端子の電圧を負帰還制御する電流を流
す電流回路(31)とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部から供給され
る電源電圧に基づいて回路ブロックの一方の動作電源を
発生する電源回路を備えた半導体集積回路に係り、例え
ばSRAM(Static Radom Access Memory)に適用して
有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】SRAM等のメモリセルの動作電源の電
圧が変動すると、メモリセルの記憶情報が不所望に反転
若しくは破壊されることがある。このため、そのような
動作電源は一定の電圧にされなければならない。このた
め、SRAM等のメモリセルに動作電源を供給する電源
回路は、比較的大きな電流供給能力を持つようにされ
る。これは、エージングのような加速試験を行うとき、
許容上限の比較的大きな電流を電源回路に流しても、メ
モリセルの動作電源の電圧が変動しないようにするとい
う点も考慮したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、デバイ
ステストの一貫として行われるエージング時の動作マー
ジンを優先して、電流供給能力の大きな電源回路を採用
すると、ユーザによる使用時の電力消費量が無駄に多く
なってしまう。
【0004】このように、半導体集積回路に内蔵された
電源回路には、それが供給すべき動作電源電圧をデバイ
ステストにおけるエージング時にも定電圧化するために
は電流供給能力を大きくする必要があり、それは完成後
におけるユーザ使用時に電力消費量を無駄に増大させる
という、二律背反の性質がある。
【0005】本発明の目的は、半導体集積回路に内蔵さ
れた電源回路に対して出力電圧の定電圧化と低消費電力
化の双方を満足させることができる制御技術を提供する
ことにある。
【0006】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0008】すなわち、第1の電源電圧(GND)と第
2の電源電圧(VEE)との間に配置された回路素子の
電流供給能力に従って出力端子に定電圧(VEM)を形
成しようとする電源回路(30)と、この電源回路で形
成された定電圧を一方の動作電源として動作される回路
ブロック(1,2)とを1個の半導体基板に備えて成る
半導体集積回路において、前記電源回路で形成される定
電圧(VEM)と参照電圧(VREF)との差に応じた
制御電圧(VCNT)を形成する差動増幅回路(32)
と、前記制御電圧に従って前記電源回路の出力端子(3
3)と前記第2の電源電圧(VEE)との間に前記出力
端子の電圧を負帰還制御する電流を流す電流回路(3
1)とを設けるものである。
【0009】前記電源回路は、第1の電源電圧と第2の
電源電圧との分圧電圧を形成する分圧回路(30A)
と、前記分圧電圧を初段のベースが受け縦続接続された
複数のエミッタフォロア回路(30B,30C)とを有
し、終段のエミッタフォロア回路のエミッタを前記出力
端子として構成することができる。
【0010】前記電流回路は、前記出力端子と第2の電
源電圧との間に第1トランジスタ(Q16)を配置し、
この第1トランジスタにミラー電流を流す第2トランジ
スタ(Q17)を設けた電流ミラー回路(31A)と、
前記第2トランジスタに直列配置され前記制御電圧によ
ってスイッチ制御される第3トランジスタ(Q18)と
によって構成することができる。
【0011】上記した手段によれば、定電圧(VEM)
が規定の電圧にされているとき、電流回路(31)は前
記制御電圧(VCNT)に従って負帰還制御による電流
を流さない。前記定電圧(VEM)のレベルが規定の電
圧以上にされると、そのレベル上昇に応じて、制御電圧
(VCNT)のレベルが変化され、電流回路における負
帰還制御による電流経路のコンダクタンスを大きくす
る。これによって、電流回路(31)に電流が流れ、電
源回路(30)の出力端子(33)から電源電圧(VE
E)に電流を引く。若しくは、その電流経路によって前
記回路ブロックのメモリセル電流(Imc)のような電
流を電源電圧(VEE)に引く。この作用により、電源
回路(30)の電流供給能力を越えるような大きな電流
が電源電圧(GND,VEE)の供給端子に供給された
とき、電源回路の出力端子(33)の定電圧(VEM)
が不所望にレベル上昇しようとすると、前記差動増幅回
路と電流回路による負帰還制御によって当該定電圧(V
EM)は一定に保たれようとする。
【0012】エージングのような加速試験に際しては、
許容上限の比較的大きな電流が半導体集積回路に供給さ
れる。この状態でファンクションテストなどのデバイス
テストを行うことを考慮すると、前記回路ブロックに供
給される動作電源としての定電圧(VEM)が変動され
るのは好ましくない。上述のように、電源回路の電流供
給能力を越えるような大きな電流が電源電圧の供給端子
に供給されたとき、前記差動増幅回路と電流回路による
負帰還制御によって定電圧(VEM)は一定に保たれよ
うとするから、そのような不都合を生ずる虞はない。デ
バイステストの一貫として行われるエージング時の動作
マージンを優先して、電流供給能力の大きな電源回路を
採用すると、ユーザによる使用時の電力消費量が無駄に
多くなってしまうが、前述のように、電源回路に対する
負帰還制御による定電圧化の構成を採用すれば、電源回
路は、通常動作時に必要な電流供給能力を満足できる程
度にその回路の電流供給能力を決定しても、前記負帰還
制御による電流経路形成作用により、エージング時には
大きな電源電流が供給されてもメモリセル電圧を一定に
する事ができるので、デバイステストの一貫として行わ
れるエージング時の動作マージンを優先して電源回路を
構成する事を要しない。したがって、ユーザによる使用
時の電力消費量が無駄に多くなるとい事態の発生も抑制
することができる。
【0013】前記回路ブロックは、例えば複数個のスタ
ティックメモリセル(MC)がマトリクス配置されたメ
モリアレイ(1,2)とされる。この場合に、半導体集
積回路に占めるメモリアレイの面積は極めて大きく、そ
のメモリアレイにおけるメモリセルの動作電源として、
前記負帰還制御される電源回路を利用する応用において
は、低消費電力に大きな効果を持つ。
【0014】この半導体集積回路は、当該半導体集積回
路をアクセスするデータプロセッサと共に、パーソナル
コンピュータのようなデータ処理装置に適用すると、デ
ータ処理装置の低消費電力化に寄与する。
【0015】
【発明の実施の形態】図3には本発明の一例に係るSR
AMのブロック図が示される。このSRAMは、特に制
限されないが、公知のCMOS(相補型MOS)半導体
集積回路製造技術によって、単結晶シリコンのような1
個の半導体基板に形成されている。
【0016】1は正規メモリアレイ、2は冗長メモリア
レイである。夫々のメモリアレイ1,2はスタティック
メモリセルがマトリクス配置され、夫々のメモリセルの
選択端子は双方のメモリアレイに共通のワード線5に行
毎に接続されている。特に制限されないが、ワード線5
は正規メモリアレイ1のメモリセルと冗長メモリアレイ
2のメモリセルとに共通化されている。ワード線の選択
はロウアドレス信号15をデコードするロウアドレスデ
コーダ3からのデコード信号によって行われ、そのデコ
ード信号に基づいてワードドライバ4が、選択されるべ
きワード線を選択レベルに駆動する。
【0017】正規メモリアレイ1に含まれるメモリセル
のデータ入出力端子は相補ビット線6に列毎に結合さ
れ、冗長メモリアレイ2に含まれる冗長メモリセルのデ
ータ入出力端子は冗長用の相補ビット線7に列毎に結合
されている。正規の相補ビット線6はカラムスイッチ回
路8を介して相補共通データ線10に、また、前記冗長
用の相補ビット線7はカラムスイッチ回路9を介して前
記相補共通データ線10に接続される。前記正規用のカ
ラムスイッチ回路8はカラムアドレス信号16をデコー
ドするカラムアドレスデコーダ11のデコード結果に従
ってスイッチ制御される。冗長用のカラムスイッチ回路
9は冗長プログラム回路12から出力される選択信号に
よってスイッチ制御される。
【0018】冗長プログラム回路12は、救済されるべ
きカラムアドレスをヒューズの切断によってプログラム
可能にするプログラム回路を有し、このプログラム回路
に設定されたカラムアドレスを指定するカラムアドレス
信号16が供給されると、カラムアドレスデコーダ11
による選択動作をインヒビット信号13にて禁止し、そ
れに代えて、所定の冗長用の相補ビット線7を冗長カラ
ムスイッチ回路9を介して相補共通データ線10に導通
させる。
【0019】17は、外部から供給されるアドレス信号
を内部相補アドレス信号としての前記ロウアドレス信号
15とカラムアドレス信号16に変換し、これを出力す
るアドレスバッファである。18は、相補共通データ線
10に接続されたデータ入出力回路であり、それぞれ図
示しないセンスアンプ、データ出力バッファ及びデータ
入力バッファを有する。
【0020】19は、タイミングコントローラであり、
外部アクセス制御信号として、例えば、チップセレクト
信号20、アウトプットイネーブル信号21及びライト
イネーブル信号22が供給され、それら信号レベルの組
み合わせ若しくはそれら信号状態の遷移の態様によって
内部の動作モードを決定し、内部制御信号を生成する。
特に制限されないが、タイミングコントローラ19は、
アドレス変化検出回路23を有する。アドレス変化検出
回路23は、ロウアドレス信号15の変化を検出する
と、それに応じて一定期間アドレス変化検出パルス24
を生成する。タイミングコントローラ19は、そのアド
レス変化検出パルス24に同期する制御信号25によっ
て、ビット線のイコライズを行い、その間、ワードドラ
イバ4によるワード線の駆動を抑止する。
【0021】図3において26は、正規メモリアレイ1
及び冗長メモリアレイ2に含まれるメモリセルの為の動
作電源としてメモリセル電源電圧VEMを生成する電源
部である。特に制限されないが、このSRAMは、外部
電源端子としてVEE,GNDを有し、電源端子GND
には接地電圧(例えば0V)が供給され、電源端子VE
Eには負電圧(例えば−4V)が供給される。電源端子
GNDの電圧を単に接地電圧GND、電源端子VEEの
電圧を電源電圧VEEとも称する。
【0022】図2には正規メモリアレイ1及び冗長メモ
リアレイ2に含まれるメモリセルの一例が示される。同
図は、前記相補ビット線6,7に含まれる相補ビット線
BLt,BLbが代表的に示されている。MCはスタテ
ィック型のメモリセル、WLは代表的に示された1本の
ワード線、Q1〜Q4は相補ビット線BLt,BLbの
負荷トランジスタである。負荷トランジスタQ1〜Q4
はpチャンネル型MOSトランジスタによって構成さ
れ、そのソースは、接地電圧GNDに結合される。負荷
トランジスタQ1,Q2は制御信号φ1にてスイッチ制
御され、負荷トランジスタQ3,Q4は制御信号φ1に
よってスイッチ制御される。制御信号φ2は、特に制限
されないが、メモリセルのリード/ライト時にローレベ
ルにされ、制御信号φ2はリード時だけローレベルにさ
れる。
【0023】メモリセルMCは、特に制限されないが、
pチャンネル型MOSトランジスタQ5及びnチャンネ
ル型MOSトランジスタQ6から成るCMOSインバー
タと、pチャンネル型MOSトランジスタQ7及びnチ
ャンネル型MOSトランジスタQ8から成るCMOSイ
ンバータとを有し、相互に一方の入力端子が他方の出力
端子に交差結合されたCMOSスタティックラッチを主
体に、MOSトランジスタQ5,Q6のコモンドレイン
が選択MOSトランジスタQ9を介して一方のビット線
BLtに、MOSトランジスタQ7,Q8のコモンドレ
インが選択MOSトランジスタQ10を介して他方のビ
ット線BLbに結合される。選択MOSトランジスタQ
9,Q10はnチャンネル型とされ、夫々のゲートはワ
ード線WLに結合され、ワード線の選択レベルによって
オン状態に制御される。
【0024】前記メモリセルMCにおいてMOSトラン
ジスタQ5,Q7のコモンソースは接地電圧GNDに、
MOSトランジスタQ6,Q8のコモンソースは前記メ
モリセル電源電圧VEMに結合される。図2では代表的
に1個のメモリセルを示しているが、前記メモリアレイ
1,2に含まれる全てのメモリセルのためのメモリセル
電源電圧VEMは共通化されている。したがって、電源
部27の電流供給能力は比較的大きくなければならな
い。図2においてImcはメモリセルに流れる電流(メ
モリセル電流と称する)である。
【0025】前記電源電圧VEEが−4Vのとき、メモ
リセル電源電圧VEMは例えば−3.1Vとされる。メ
モリセルMCは、0Vのような接地電圧GNDと−3.
1Vのようなメモリセル電源電圧VEMを動作電源とし
て動作される。このメモリセル電源電圧VEMは一定に
されることが必要とされ、それが変化されると、相補ビ
ット線BLt,BLbに読出される微小な相補信号レベ
ルが変化し、後段のセンスアンプによる読出し信号の検
出動作に誤りを生ずる虞がある。この点においても、前
記電源部27が生成するメモリセル電源電圧VEMは一
定であることが要求される。
【0026】図1には前記電源部27の一例回路が示さ
れる。この電源部27は、接地電圧GNDと電源電圧V
EEとの間に配置された回路素子の電流供給能力に従っ
て出力端子33にメモリセル電源電圧VEMを形成しよ
うとする電源回路30と、前記電源回路30で形成され
るメモリセル電源電圧VEMと参照電圧VREFとの差
に応じた制御電圧VCNTを形成する差動増幅回路32
と、前記制御電圧VCNTに従って前記電源回路30の
出力端子33と前記電源電圧VEEとの間に前記出力端
子33の電圧VEMを負帰還制御する電流を流す電流回
路31とを備えて成る。
【0027】前記電源回路30は、−2.4Vのような
ゲートバイアス電圧ViEを受けるnチャンネル型MO
SトランジスタQ11,Q12,Q13が電源電圧VE
E側に並列配置され、MOSトランジスタQ11には抵
抗R1が直列接続されて電源電圧VEEと電源電圧GN
Dとの分圧電圧を形成する分圧回路30Aを構成する。
前記夫々のMOSトランジスタQ12,Q13にはnp
n型バイポーラトランジスタQ14,Q15が直列配置
され縦続接続されたエミッタフォロア回路30B,30
Cを構成する。すなわち、前記バイポーラトランジスタ
Q14のベースには前記分圧電圧が、バイポーラトラン
ジスタQ15のベースにはトランジスタQ14のエミッ
タが結合され、前記バイポーラトランジスタQ15のエ
ミッタが前記出力端子33とされる。
【0028】前記差動増幅回路32は、それぞれnpn
バイポーラトランジスタQ19,Q20から成る差動入
トランジスタを備え、当該トランジスタQ19,Q20
のコモンエミッタはゲートバイアス電圧ViEを受ける
nチャンネル型MOSトランジスタQ23を介して電源
電圧VEEに接続されている。
【0029】前記バイポーラトランジスタ20のベース
には参照電圧VREFが供給される。この参照電圧VR
EFは、ゲートバイアス電圧ViEを受けるnチャンネ
ル型MOSトランジスタQ24、ダイオード接続された
npn型バイポーラトランジスタQ21,Q22及び抵
抗R5の直列回路を介して生成される分圧電圧とされ
る。
【0030】前記バイポーラトランジスタQ19のベー
スには、前記電源電圧VEMと接地電圧GNDとの間に
直列配置された抵抗R2,R3にて分圧された電圧が供
給される。制御電圧VCNTはバイポーラトランジスタ
Q19のコレクタと抵抗R4との結合ノードの電圧とさ
れる。
【0031】前記電流回路31は、前記出力端子33と
メモリセル電源電圧VEEとの間に配置されたnチャン
ネル型MOSトランジスタQ16と、このMOSランジ
スタQ16にミラー電流を流すnチャンネル型MOSト
ランジスタQ17を備えた電流ミラー回路31Aと、前
記MOSトランジスタQ17と接地電圧GNDとの間に
配置され前記制御電圧VCNTによってスイッチ制御さ
れるpチャンネル型MOSトランジスタQ18とを備え
て構成される。
【0032】ここで、前記参照電圧VREFは、メモリ
セル電源電圧VEMが規定の電圧にされているとき、ト
ランジスタQ19のベースに印加される電圧とほぼ同じ
レベルにされる。この状態において、制御電圧VCNT
はハイレベルにされ、MOSトランジスタQ18をカッ
トオフ状態に制御する。電源電圧VEMのレベルが規定
の電圧以上にされると、そのレベル上昇に応じて、制御
電圧VCNTのレベルが下がり、MOSトランジスタQ
18のコンダクタンスを大きくする。これによって、M
OSトランジスタQ18,Q17の直列経路に電流が流
れ、その電流がMOSトランジスタQ16のドレイン・
ソース電流に鏡映され、前記電源回路30の出力端子3
3から電源電圧VEEに電流を引く。若しくは、トラン
ジスタQ16を介する電流経路によってもメモリセル電
流Imcを電源電圧VEEに引く。この作用により、電
源回路30の電流供給能力を越えるような大きな電流が
電源端子GND,VEEに供給されたとき、出力端子3
3の電位VEMが不所望にレベル上昇しようとすると、
前記差動増幅回路32と電流回路31による負帰還制御
によってメモリセル電源電圧VEMは一定に保たれよう
とする。
【0033】エージングのような加速試験に際しては、
許容上限の比較的大きな電流をSRAMに供給する。こ
の状態でファンクションテストなどのデバイステストを
行うことを考慮すると、メモリセルMCの動作電源電圧
GND,VEMが変動されるのは好ましくない。上述の
ように、電源回路30の電流供給能力を越えるような大
きな電流が電源端子GND,VEEに供給されたとき、
前記差動増幅回路32と電流回路31による負帰還制御
によってメモリセル電源電圧VEMは一定に保たれよう
とするから、そのような不都合を生ずる虞はない。デバ
イステストの一貫として行われるエージング時の動作マ
ージンを優先して、電流供給能力の大きな電源回路を採
用すると、ユーザによる使用時の電力消費量が無駄に多
くなってしまうが、前述のように、電源回路30に対す
る負帰還制御による定電圧化の構成を採用すれば、電源
回路30は、通常動作時に必要な電流供給能力を満足で
きる程度にその回路の電流供給能力を決定しても、前記
負帰還制御によるMOSトランジスタQ16を介する電
流経路形成作用により、エージング時には大きな電源電
流が供給されてもメモリセル電圧を一定にする事ができ
るので、デバイステストの一貫として行われるエージン
グ時の動作マージンを優先して電源回路を構成する事を
要しない。したがって、ユーザによる使用時の電力消費
量が無駄に多くなるとい事態の発生も抑制することがで
きる。
【0034】これにより、SRAMのような半導体集積
回路に内蔵された電源回路には、それが供給すべき動作
電源電圧をデバイステストにおけるエージング時にも定
電圧化するために電流供給能力を大きくする必要があ
り、それは完成後におけるユーザ使用時には電力消費量
を無駄に増大させるという、二律背反の問題点を解消す
ることができる。
【0035】図4は前記SRAMを適用したパーソナル
コンピュータ等のデータ処理装置の一例を示すブロック
図である。
【0036】同図において40はデータプロセッサの一
例であるマイクロコンピュータ、41はダイナミック・
ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)、42はDR
AM41に対するアドレスマルチプレクス制御やリフレ
ッシュ制御を行うDRAM制御部、43は図4に示され
るSRAMである。SRAM43はマイクロコンピュー
タ40の作業領域やデータの一時記憶領域などに利用さ
れる。44はマイクロコンピュータ40の動作プログラ
ムなどを保有するROMである。45は周辺装置制御部
であり、代表的に示された外部記憶装置46及びキーボ
ード47が接続されている。48はフレームバッファ4
9や図示しない描画及び表示制御論理回路を備えた表示
コントローラであり、ディスプレイ50に対する描画制
御と表示制御を行う。51は電源回路、52は代表的に
示されたバスである。前記SRAM43を適用したデー
タ処理装置においては、SRAM43の低消費電力化に
より、システムの低消費電力に寄与することができる。
【0037】以上本発明者によってなされた発明を具体
的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは言うまでもない。
【0038】例えば、メモリセルは高抵抗負荷型であっ
てもよい。また、負荷トランジスタの構成は図2に限定
されず適宜変更可能である。各種電源の電圧は上記の例
にげんていされない。また、回路の電源は負電源に制限
されず、正電源であっても全く同じである。電源回路で
生成される電圧を一方の動作電源とする回路ブロック
は、SRAMのメモリセルに限定されず、動作電源の定
電圧化を要するその他種々の回路に適用することができ
る。
【0039】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるSRA
Mに適用した場合について説明したが、本発明はそれに
限定されるものではなく、シンクロナスSRAM、SR
AM等を搭載したマイクロコンピュータのような論理L
SI等にも広くて適用することができる。
【0040】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0041】すなわち、半導体集積回路に内蔵された電
源回路に対して出力電圧の定電圧化と低消費電力化の双
方を満足させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電源部の一例回路図である。
【図2】正規メモリアレイ及び冗長メモリアレイに含ま
れるメモリセルの一例を示す回路図である。
【図3】図1に示される電源部と図2に示されるメモリ
セルを有するSRAMの一例ブロック図である。
【図4】図3のSRAMを適用したパーソナルコンピュ
ータ等のデータ処理装置の一例ブロック図である。
【符号の説明】
1 正規メモリアレイ 2 冗長メモリアレイ 27 電源部 MC メモリセル BLt,BLb 相補ビット線 GND 接地電圧(第1の電源電圧) VEE 電源電圧(第2の電源電圧) 30 電源回路 30A 分圧回路 30B,30C エミッタフォロア回路 33 出力端子 VEM メモリセル電源電圧(定電圧) Q14,Q15 バイポーラトランジスタ 31 電流回路 31A 電流ミラー回路 Q16,Q17,Q18 MOSトランジスタ 32 差動増幅回路 VREF 参照電圧 VCNT 制御電圧 Q19,Q20 差動入力トランジスタ 33 出力端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電源電圧と第2の電源電圧との間
    に配置された回路素子の電流供給能力に従って出力端子
    に定電圧を形成しようとする電源回路と、この電源回路
    で形成された定電圧を一方の動作電源として動作される
    回路ブロックとを1個の半導体基板に備えて成る半導体
    集積回路において、前記電源回路で形成される定電圧と
    参照電圧との差に応じた制御電圧を形成する差動増幅回
    路と、前記制御電圧に従って前記電源回路の出力端子と
    前記第2の電源電圧との間に前記出力端子の電圧を負帰
    還制御する電流を流す電流回路とを設けて成るものであ
    ることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記電源回路は、第1の電源電圧と第2
    の電源電圧との分圧電圧を形成する分圧回路と、前記分
    圧電圧を初段のベースが受け縦続接続された複数のエミ
    ッタフォロア回路とからなり、終段のエミッタフォロア
    回路のエミッタが前記出力端子とされて成るものである
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記電流回路は、前記出力端子と第2の
    電源電圧との間に第1トランジスタが配置され、この第
    1トランジスタにミラー電流を流す第2トランジスタを
    備えた電流ミラー回路と、前記第2トランジスタと第1
    電源電圧との間に配置され前記制御電圧によってスイッ
    チ制御される第3トランジスタとを備えて成るものであ
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体集積回
    路。
  4. 【請求項4】 前記回路ブロックは、複数個のスタティ
    ックメモリセルがマトリクス配置されたメモリアレイで
    あり、各メモリセルの一方の動作電源が前記電源回路の
    出力電圧として共通化されて成るものであることを特徴
    とする請求項1乃至3の何れか1項記載の半導体集積回
    路。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の半導体集積回路と、この
    半導体集積回路をアクセスするデータプロセッサとを含
    んで成るものであることを特徴とするデータ処理装置。
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